JP2020118861A - フィルム確認器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗り物の窓にフィルムを貼付した際の乗り物内からの外部の見え方を容易かつ的確に把握ことができるフィルム確認器具を提供すること。【解決手段】色濃度の異なる複数のフィルムカード12と、フィルムカード12で遮断可能な開口24を有する第1の面26、及び第1の面26に対向し、覗き部28を有する第2の面30を具備する遮光性ボックス状器具本体14と、を備えるフィルム確認器具10である。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の乗り物の窓にフィルムを貼付した際の乗り物内からの外部の見え方を容易に把握し、乗り物の窓に貼付するフィルムを決定するためのフィルム確認器具に関する。
従来より、自動車等の乗り物の窓に、装飾、目隠し、断熱、紫外線カット、ガラス破損時の飛散防止等の目的で、様々な濃淡のフィルムを貼付することが行われている。
自動車に用いるカーフィルム等を取り扱う販売店においては、フィルムをロール状にパッケージした商品が、濃淡の異なるフィルムごとに並べて陳列されている。そして、購入者は、店舗に設置された複数のフィルムサンプルが配列された販促用パンフレット等を参考にフィルムを決定している。
フィルムの決定においては、フィルムを通した見え方が1つの重要な要素になるが、このようなフィルムを通した見え方を確認するための器具が提案されている。例えば、自動車のウインドウガラスに貼付されるウインドウフィルムの店頭陳列品を対象とするウインドウフィルム販促媒体であって、自己保形性を有する板状のシート体に開口が形成されてなるフィルム保持体と、店頭陳列品としての上記ウインドウフィルムと同一の光学特性を備えて、上記フィルム保持体の上記開口の全体に亘って配備されたサンプルフィルムと、そのサンプルフィルムに対応する上記店頭陳列品を示す情報表示と、上記フィルム保持体を、自動車のウインドウガラスに離脱可能に重なり状に装着するための固定具とを有する器具が提案されている(特許文献1参照)。
実登3197844号公報
上記販促用パンフレットでフィルムを通した見え方を確認する場合、その確認を明るい店舗内で行うため、比較的暗い乗り物内からの実際の見え方と異なり、実際に乗り物の窓に貼付した際にイメージと異なるといった問題が生じていた。また、上記特許文献1のフィルムを通した見え方を確認するための器具においては、器具を店舗から持ち出して、購入者の自動車のウインドウガラスに重ねて確認する必要があり、煩雑な作業となっていた。
本発明の課題は、乗り物の窓にフィルムを貼付した際の乗り物内からの外部の見え方を容易かつ的確に把握ことができるフィルム確認器具を提供することにある。
本発明者らは、乗り物の窓にフィルムを貼付した際の乗り物内からの外部の見え方を容易かつ的確に把握する手段を検討する中で、遮光性を有するボックスの第1の面側に色濃度の異なるフィルムを装着する共に、第1の面と対向する第2の面側から覗いてフィルムを通した外部の見え方を確認することにより、擬似的な乗り物内からの見え方を体感でき、乗り物内からの見え方を容易かつ的確に把握することができることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下の通りのものである。
[1] 乗り物の窓にフィルムを貼付した際の乗り物内からの外部の見え方を把握し、乗り物の窓に貼付するフィルムを決定するためのフィルム確認器具であって、
色濃度の異なる複数のフィルムカードと、
前記フィルムカードで遮断可能な開口を有する第1の面、及び該第1の面に対向し、覗き部を有する第2の面を具備する遮光性ボックス状器具本体と、
を備えることを特徴とするフィルム確認器具。
[2] 覗き部が、使用者の少なくとも目を含む顔面により遮断可能な開口であることを特徴とする上記[1]記載のフィルム確認器具。
[3] 覗き部が、第2の面の全面に形成された開口であることを特徴とする上記[1]又は[2]記載のフィルム確認器具。
[4] 覗き部が、第2の面の一部に形成された開口であることを特徴とする上記[1]又は[2]記載のフィルム確認器具。
[5] フィルムカードが、フィルムの周りに遮光性枠体を備えた枠体付フィルムカードであることを特徴とする上記[1]〜[4]のいずれか記載のフィルム確認器具。
[6] 遮光性ボックス状器具本体が、第1の面側の内周に内枠を有していることを特徴とする上記[1]〜[5]のいずれか記載のフィルム確認器具。
[7] 内枠が、第1の面側に設けられた折り曲げ可能な複数のフラップを内側に折り曲げて形成されることを特徴とする上記[6]記載のフィルム確認器具。
[8] 遮光性ボックス状器具本体が、フィルムカードを差し込んで固定する差込凹部を有していることを特徴とする上記[1]〜[7]のいずれか記載のフィルム確認器具。
[9] 差込凹部が第1の面の近傍に設けられていることを特徴とする上記[8]記載のフィルム確認器具。
[10] 遮光性ボックス状器具本体が段ボールからなることを特徴とする上記[1]〜[9]のいずれか記載のフィルム確認器具。
[11] 上記[1]〜[10]のいずれか記載のフィルム確認器具と、
複数のフィルムカードを陳列するための陳列パネルと、
を備えることを特徴とするフィルム確認セット。
[12] フィルムカード及び/又は陳列パネルが、着脱可能な固定部材を具備していることを特徴とする上記[11]記載のフィルム確認セット。
[13] 固定部材が磁石であることを特徴とする上記[12]記載のフィルム確認セット。
本発明のフィルム確認器具は、乗り物の窓にフィルムを貼付した際の乗り物内からの外部の見え方を容易かつ的確に把握することができる。
本発明の一実施形態に係るフィルム確認器具を説明する斜視図であり、(A)は、枠体付フィルムカードを遮光性ボックス状器具本体に装着する前の状態を示し、(B)は、枠体付フィルムカードを遮光性ボックス状器具本体に装着した状態を示す。 本発明の一実施形態に係る遮光性ボックス状器具本体の後方斜視図である。 本発明の一実施形態に係る遮光性ボックス状器具本体の組み立て前の状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るフィルム確認器具の使用状態の説明図である。 本発明の一実施形態に係る陳列パネルの説明図である。
本発明のフィルム確認器具は、乗り物の窓にフィルムを貼付した際の乗り物内からの外部の見え方を把握し、貼付するフィルムを決定するためのフィルム確認器具であって、色濃度の異なる複数のフィルムカードと、フィルムカードで遮断可能な開口を有する第1の面、及び第1の面に対向し、覗き部を有する第2の面を具備する遮光性ボックス状器具本体とを備えている。なお、色濃度とは、フィルムの色、材質、厚さ等の違いによって生じるフィルムの色味や濃淡をいう。
本発明のフィルム確認器具を用いることにより、擬似的な乗り物内からの見え方を体感できる。したがって、店舗内などの明るい場所においても、比較的暗い乗り物内からのフィルムを通した外部の見え方を容易かつ的確に把握することができる。また、本発明のフィルム確認器具は、構成が単純であるため、使用時の複雑な調整が不要であり、使用者が容易に使用することができる。
ここで、本明細書においては、使用者が遮光性ボックス状器具本体を覗いた際に頭部側に位置する面を上面といい、上面と対向する足元側の面を底面といい、上面及び底面に対して垂直な面を側面という。側面のうち、フィルムカードで遮断する開口を有する面を第1の面(前方面)といい、第1の面と対向する面を第2の面(後方面)という(図1及び図2参照)。また、フィルムカードの各寸法を幅a、高さbで表し、遮光性ボックス状器具本体の各寸法を幅A、高さB、長さCで表す。
(フィルムカード)
本発明のフィルム確認器具におけるフィルムカードは、遮光性ボックス状器具本体(以下、単に器具本体ということがある)に装着して使用するものであり、器具本体に装着した際、器具本体第1の面の開口を遮断する。フィルムカードの形状としては、例えば、正方形、長方形、円形等の各種形状を挙げることができるが、長方形であることが好ましい。フィルムカードの大きさ(後述する枠体を備えている場合は枠体を含む)としては、用途によって適宜設定することができ、例えば、幅(a)10〜30cm、高さ(b)5〜20cmであることが好ましく、幅(a)10〜20cm、高さ(b)5〜15cmであることがより好ましい。
本発明のフィルムカードとしては、その全体がフィルムからなるフィルムカードであってもよいが、フィルムの周りに遮光性枠体を備えた枠体付フィルムカードであることが好ましい。これにより、フィルムカードの形態保持性や耐久性が向上すると共に、器具本体に装着した際、器具本体内への不要な光の侵入を防止することができる。枠体の材料としては、例えば、プラスチック、紙材等を挙げることができ、安価で耐久性を有する点から、紙材が好ましく、段ボールが特に好ましい。また、枠体には、製品名、製品型番号、透過率や紫外線カット率などの光学特性、色合い等のフィルム情報を記載することができ、これにより、使用者や販売員がフィルム情報を容易に確認することができる。
本発明の各フィルムカードにおけるフィルムは、色濃度の異なるフィルムであり、乗り物の窓に貼付することができるものであれば特に制限されるものではなく、通常、目隠し、断熱、紫外線カット、ガラス破損時の飛散防止等の機能性を有するフィルムである。フィルムの材料は、例えば光透過性を有する合成樹脂であり、具体的に、PETフィルムを挙げることができる。また、本発明のフィルムは、フィルム単体であってもよいが、1又は2以上の他の光透過性材料を層状に組み合わせたものであってもよい。光透過性材料としては、例えば、光透過性粘着剤、剥離フィルム、ガラス等を挙げることができる。
(遮光性ボックス状器具本体)
本発明のフィルム確認器具における遮光性ボックス状器具本体は、内部に暗い空間が形成され得る箱形状である。例えば、角筒状、円筒状が挙げられ、四角筒体が好ましい。その大きさは、用途によって適宜設定することができるが、使用者が手に取り、顔に当てて覗き部から確認可能な大きさであることが好ましい。器具本体が四角筒体の場合、例えば、幅(A)10〜30cm、高さ(B)5〜20cm、長さ(C)5〜30cmであることが好ましく、幅(A)10〜20cm、高さ(B)5〜15cm、長さ(C)10〜20cmであることがより好ましい。
器具本体の材料は、外部からの光を遮断する遮光性材料であり、例えば、プラスチック、発泡材、紙材等を挙げることができ、安価で耐久性を有する点から、紙材が好ましく、段ボールが特に好ましい。
器具本体の第1の面は、フィルムカードで遮断可能な開口を有している。開口は、第1の面の全面に形成された開口であってもよく、第1の面の一部に形成された開口であってもよい。
この第1の面の開口を遮断する態様(フィルムカードの器具本体への装着場所)は特に制限されるものではなく、例えば、器具本体の第1の面の端部にフィルムカードを取り付ける態様や、器具本体の第1の面の近傍内側に設けられた差込凹部にフィルムカードを差し込んで固定する態様を挙げることができ、より容易かつ確実に開口を遮断できることから、後者の態様が好ましい。
また、器具本体は、第1の面側の内周に内枠を有していることが好ましい。これにより、器具本体を補強してその形状(箱形状)を強固かつ長期にわたって保持することができると共に、器具本体の第1の面の開口をフィルムカードで遮断する際に、器具本体とフィルムカードとの隙間から器具本体内に外部の光が侵入することをより確実に防止できる。
内枠としては、器具本体となる筒体の第1の面側に設けられた複数のフラップを折り曲げて形成されるものが好ましい。これにより、別途内枠部材を取り付けることなく、器具本体を構成する筒体の一部を変形させることより、内枠を形成することが可能となる。
具体的に、この内枠を有する遮光性ボックス状器具本体としては、第1の面側に折り曲げ可能な4枚のフラップと、第1の面近傍に設けられ、上壁及び両側壁の途中までの切れ込みからなるフィルムカード差込凹部とを備えた角筒体の4枚のフラップを内側に折り曲げて内枠を形成するものを挙げることができる。本発明の内枠を備えた器具本体は、段ボール等を筒体とし、かかる筒体のフラップを折り込むことといった極めて簡単な方法で作製することができる。
器具本体の第2の面は、第1の面に対向する面であり、覗き部を有している。覗き部は、使用者が器具本体内を覗くことができる開口であり、使用者の少なくとも目を含む顔面により遮断可能な開口であることが好ましい。これにより、使用者が遮光性ボックス状器具本体内を覗き込んだ際に、外部の光が器具本体内へ侵入することを防止することができ、器具本体の内部に暗い空間を形成し、擬似的な乗り物内からの見え方を実現することができる。覗き部の形状としては、第2の面の全面に形成された開口であってもよく、第2の面の一部に形成された開口であってもよいが、加工が容易である点から、第2の面の全面に形成された開口であることが好ましい。
開口が第2の面の一部に形成された開口である場合、例えば、比較的大きな1つの開口であってもよく、使用者が両目で覗き込める間隔に設けられた2つの開口であってもよい。
また、第2の面の全面に形成された開口である場合は、額や頬が当接しやすいように、器具本体の上面及び下面が弧状凹部に形成されていることが好ましい。さらに、下面には、鼻が当接する鼻当接凹部が形成されていることが好ましい。
続いて、上述した本発明のフィルム確認器具と共に用いることが可能な本発明の陳列パネルについて説明する。
本発明の陳列パネルは、例えば、販売場所において、フィルムカードを陳列するためのパネルである。これにより、使用者がフィルムカードを容易に選択することができる。この陳列パネルの陳列態様としては、例えば、壁や陳列棚等に取り付ける態様や、自立させる態様を挙げることができる。
本発明の陳列パネルは、フィルム確認器具と共に、フィルム確認セットとして用いることができる。すなわち、本発明のフィルム確認セットは、上述したフィルム確認器具と、複数のフィルムカードを陳列するための陳列パネルとを備えている。
本発明のフィルム確認セットは、フィルムカード及び/又は陳列パネルが、着脱可能な固定部材を具備していることが好ましい。これにより、使用者が、容易にフィルムカードを手にとることができると共に、使用後は、陳列パネルに容易に戻すことができる。固定部材としては、例えば、磁石、面ファスナー、粘着テープ等を挙げることができ、耐久性等の点から磁石が好ましい。なお、固定部材を具備する部材(例えば、フィルムカード)に対応する部材(例えば、陳列パネル)には、被固定部材が設けられている。例えば、固定部材の磁石に対応して、被固定部材として、磁石が磁着する金属が用いられる。
以下、図面を用いて本発明のフィルム確認器具の実施形態を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態に制限されるものではない。
ここで、図1は、本発明の一実施形態に係るフィルム確認器具を説明する斜視図であり、(A)は、枠体付フィルムカードを遮光性ボックス状器具本体に装着する前の状態を示し、(B)は、枠体付フィルムカードを遮光性ボックス状器具本体に装着した状態を示す。図2は、本発明の一実施形態に係る遮光性ボックス状器具本体の後方斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係る遮光性ボックス状器具本体の組み立て前の状態を示す説明図である。図4は、本発明の一実施形態に係るフィルム確認器具の使用状態の説明図である。図5は、本発明の一実施形態に係る陳列パネルの説明図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るフィルム確認器具10は、枠体付フィルムカード12と、遮光性ボックス状器具本体14とを備えている。
図1に示すように、枠体付フィルムカード12は、例えば、幅(a)15cm程度、高さ(b)10cm程度の大きさであり、中央に長方形のフィルム16を具備している。フィルム16の周りの枠体18は、幅2cm程度の枠であって段ボールからなる。この枠体18は、上部が幅広となっており、その下方の幅狭部との段差20が、遮光性ボックス状器具本体14に装着する際に掛止部となる。また、枠体付フィルムカード12は、枠体18の上部に磁石22を具備している。
また、遮光性ボックス状器具本体14は、図1に示すように、例えば、幅(A)15cm程度、高さ(B)8cm程度、長さ(C)15cm程度の大きさであって、全面に開口24が形成された第1開口面26と、全面に覗き部(開口)28が形成された第2開口面30とを有する四角筒体である。
遮光性ボックス状器具本体14の第1開口面26の近傍には、遮光性ボックス状器具本体14の上壁及び両側壁の途中までの切れ込みを有する差込凹部32が設けられており、枠体付フィルムカード12の出し入れを可能とする。枠体付フィルムカード12を上方から差込凹部32に挿入することにより、枠体付フィルムカード12の段差20が、遮光性ボックス状器具本体14の差込凹部32の両端側壁に掛止されて、枠体付フィルムカード12が固定される。
また、図1及び図2に示すように、遮光性ボックス状器具本体14は、第1開口面26近傍の内周壁に内枠34が設けられている。具体的には、枠体付フィルムカード12が装着される箇所に近接した箇所に内枠34の端部が設けられている。この内枠34は、次のようにして形成される。すなわち、図3に示すように、遮光性ボックス状器具本体14の組み立て前の四角筒状段ボール36は、第1の面側に4枚のフラップ38a〜dを有している。このフラップ38a〜dを内側に折り曲げることにより内枠34を形成する。この内枠34を設けることにより、遮光性ボックス状器具本体14を補強して、その形状(箱形状)を強固かつ長期にわたって保持できると共に、枠体付フィルムカード12を遮光性ボックス状器具本体14の差込凹部32に差し込んだ際、遮光性ボックス状器具本体14内部へ不要な光が侵入することを防止できる。
一方、遮光性ボックス状器具本体14の第2開口面30側は、図2に示すように、上面及び下面にそれぞれ上側弧状凹部40及び下側弧状凹部42が形成されている。また、下面には、鼻が当接する鼻当接凹部44が形成されている。これにより、使用者が覗き部(開口)28から遮光性ボックス状器具本体14を覗く際に、使用者の顔面が上側弧状凹部40及び下側弧状凹部42と隙間なく当接し、第2開口面30側からの遮光性ボックス状器具本体14内への光の侵入を防止することができる。
図1及び図4に示すように、フィルム確認器具10を使用する際には、枠体付フィルムカード12を遮光性ボックス状器具本体14の差込凹部32に差し込んだ後、覗き部28から遮光性ボックス状器具本体14内を覗く。これにより、遮光性ボックス状器具本体14内の暗い空間を介して、フィルム16を通した明るい外部を見ることができる。すなわち、擬似的に乗り物内からの外部の見え方を体感することができる。また、第1開口面26側から遮光性ボックス状器具本体14を覗くことにより、乗り物外からの乗り物内の見え方や、自動車外からのフィルムが貼付されたリアガラスを通したフロントガラス越しの外部の見え方を把握することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る陳列パネル46について説明する。
図5に示すように、陳列パネル46は、長方形のパネルであり、濃淡の異なるフィルム16を具備した複数の枠体付フィルムカード12が陳列されている。また、陳列パネル46は、磁石が磁着する金属板であることから、枠体付フィルムカード12の磁石22により、陳列パネル46に着脱可能に固定される。したがって、枠体付フィルムカード12の取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。
続いて、上述したフィルム確認器具10と陳列パネル46とを備える本発明のフィルム確認セットの使用方法を説明する。
まず、使用者は、店舗内に設置された陳列パネル46の中から、好みの枠体付フィルムカード12を選択する。続いて、選択した枠体付フィルムカード12を遮光性ボックス状器具本体14の差込凹部32に差し込む。続いて、遮光性ボックス状器具本体14を手で持ち、第2開口面30の覗き部(開口)28から覗き込む。これにより、使用者は、擬似的に乗り物内からの外部の見え方を体感することができる。したがって、使用者は、上記作業を繰り返し確認することで、店舗内で、好みの枠体付フィルムカードを見つけることができる。
このように、本発明のフィルム確認セットを用いることにより、店舗内などの明るい場所においても、乗り物内からの外部の見え方を容易かつ的確に確認することができる。また、構成が単純であり、使用の際に複雑な調整が不要であることから、使用者が容易に使用することができる。
本発明は、乗り物の窓にフィルムを貼付した際の乗り物内からの外部の見え方を容易に把握することができる新たな器具を提供するものであることから、産業上有用である。
10 フィルム確認器具
12 枠体付フィルムカード
14 遮光性ボックス状器具本体
16 フィルム
18 枠体
20 段差
22 磁石
24 開口
26 第1開口面
28 覗き部(開口)
30 第2開口面
32 差込凹部
34 内枠
36 四角筒状段ボール
38 フラップ
40 上側弧状凹部
42 下側弧状凹部
44 鼻当接凹部
46 陳列パネル

Claims (13)

  1. 乗り物の窓にフィルムを貼付した際の乗り物内からの外部の見え方を把握し、乗り物の窓に貼付するフィルムを決定するためのフィルム確認器具であって、
    色濃度の異なる複数のフィルムカードと、
    前記フィルムカードで遮断可能な開口を有する第1の面、及び該第1の面に対向し、覗き部を有する第2の面を具備する遮光性ボックス状器具本体と、
    を備えることを特徴とするフィルム確認器具。
  2. 覗き部が、使用者の少なくとも目を含む顔面により遮断可能な開口であることを特徴とする請求項1記載のフィルム確認器具。
  3. 覗き部が、第2の面の全面に形成された開口であることを特徴とする請求項1又は2記載のフィルム確認器具。
  4. 覗き部が、第2の面の一部に形成された開口であることを特徴とする請求項1又は2記載のフィルム確認器具。
  5. フィルムカードが、フィルムの周りに遮光性枠体を備えた枠体付フィルムカードであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のフィルム確認器具。
  6. 遮光性ボックス状器具本体が、第1の面側の内周に内枠を有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載のフィルム確認器具。
  7. 内枠が、第1の面側に設けられた折り曲げ可能な複数のフラップを内側に折り曲げて形成されることを特徴とする請求項6記載のフィルム確認器具。
  8. 遮光性ボックス状器具本体が、フィルムカードを差し込んで固定する差込凹部を有していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載のフィルム確認器具。
  9. 差込凹部が第1の面の近傍に設けられていることを特徴とする請求項8記載のフィルム確認器具。
  10. 遮光性ボックス状器具本体が段ボールからなることを特徴とする請求項1〜9のいずれか記載のフィルム確認器具。
  11. 請求項1〜10のいずれか記載のフィルム確認器具と、
    複数のフィルムカードを陳列するための陳列パネルと、
    を備えることを特徴とするフィルム確認セット。
  12. フィルムカード及び/又は陳列パネルが、着脱可能な固定部材を具備していることを特徴とする請求項11記載のフィルム確認セット。
  13. 固定部材が磁石であることを特徴とする請求項12記載のフィルム確認セット。
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