JP2020117063A - Emergency reporting device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、緊急通報装置に関する。 The present invention relates to an emergency call device.
自動車事故の発生時に、最寄りの緊急通報センタに自動で通報を行うシステムとして、自動緊急通報システム(eCall)が導入され始めている。自動緊急通報システムにおいては、車両の乗員が意識を喪失して救助を依頼できない場合でも、緊急通報センタを介して当該車両の位置情報や車両情報を警察署や消防署などの緊急通報受理機関に自動で送信することで、事故の対応を迅速化することが可能になる。非特許文献1には、車両の事故において車両に搭載されたバッテリから通信機器への電力の供給が途絶えて、緊急通報センタへの情報の送信が不通になることを想定して、バックアップ電源を備える必要性が開示されている。 An automatic emergency call system (eCall) has begun to be introduced as a system for automatically calling the nearest emergency call center when a car accident occurs. In the automatic emergency call system, even if the vehicle occupant loses consciousness and cannot request rescue, the location information and vehicle information of the vehicle are automatically sent to the emergency call receiving organization such as police station or fire station through the emergency call center. By sending in, it becomes possible to speed up the response to the accident. In Non-Patent Document 1, a backup power supply is provided on the assumption that power supply from a battery mounted on a vehicle to a communication device is interrupted in the event of a vehicle accident, and information transmission to an emergency call center is cut off. The need to be prepared is disclosed.
しかしながら、バックアップ電源は定常的に用いられるバッテリではないことから、いわゆるメモリ効果によって早期劣化する可能性がある。メモリ効果を低減させるためにはリフレッシュが有効であるが、バッテリのリフレッシュを任意のタイミングで実行すると、緊急通報が必要な時に緊急通報ができなくなる可能性があった。 However, since the backup power supply is not a battery that is constantly used, it may be deteriorated early due to the so-called memory effect. Refresh is effective in reducing the memory effect, but if the battery is refreshed at an arbitrary timing, there is a possibility that the emergency call cannot be made when the emergency call is necessary.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、緊急通報が必要な時に緊急通報ができなくなる可能性を低減できる緊急通報装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above, and an object thereof is to provide an emergency notification device capable of reducing the possibility that an emergency call cannot be made when an emergency call is necessary.
上述した課題を解決し、上記目的を達成するために、本発明に係る緊急通報装置は、車両に搭載され、かつバックアップバッテリを備えるとともに、前記車両の緊急イベント発生時に緊急通報センタに緊急通報を送信する緊急通報装置であって、前記車両が使用される可能性の高い時間を推定する推定部と、前記推定部の推定結果に基づいて、前記バックアップバッテリのリフレッシュに関する設定を行う設定部と、を備えることを特徴とする。 In order to solve the above problems and achieve the above object, an emergency call device according to the present invention is mounted on a vehicle and includes a backup battery, and when an emergency event occurs in the vehicle, an emergency call is made to an emergency call center. An emergency notification device that transmits, an estimation unit that estimates a time when the vehicle is likely to be used, and a setting unit that performs settings related to refreshing the backup battery based on an estimation result of the estimation unit, It is characterized by including.
本発明に係る緊急通報装置によれば、車両が使用される可能性の高い時間を推定し、推定結果に基づいてリフレッシュに関する設定を行うことによって、緊急通報の必要時に緊急通報ができなくなる可能性を低減することが可能となる。 According to the emergency notification device of the present invention, by estimating the time when the vehicle is likely to be used and setting the refresh based on the estimation result, there is a possibility that the emergency call cannot be made when the emergency call is necessary. Can be reduced.
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。また、本発明は以下に説明する実施形態によって限定されるものではない。 An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. In all the drawings of the following embodiments, the same or corresponding parts are designated by the same reference numerals. Further, the present invention is not limited to the embodiments described below.
まず、本発明の一実施形態による緊急通報装置を適用可能な緊急通報システムについて説明する。図1は、本実施形態による緊急通報システム1を示す。図1に示すように、緊急通報システム1は、ネットワーク10を介して互いに通信可能な、緊急通報センタ2と、複数の車両3と、複数の端末4とを有する。
First, an emergency call system to which an emergency call device according to an embodiment of the present invention can be applied will be described. FIG. 1 shows an emergency call system 1 according to this embodiment. As shown in FIG. 1, the emergency call system 1 includes an emergency call center 2, a plurality of
本実施形態において、緊急通報サーバとしての緊急通報センタ2は、車両3からの緊急通報を受信し、受信した緊急通報に応じて所定の対応を実施可能に関係各所に連絡を行うセンタである。
In the present embodiment, the emergency call center 2 as an emergency call server is a center that receives an emergency call from the
ネットワーク10は、インターネット回線網や携帯電話回線網などから構成される。ネットワーク10は、例えば、インターネットなどの公衆通信網であって、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、携帯電話などの電話通信網や公衆回線、VPN(Virtual Private Network)、および専用線などの一または複数の組み合わせからなる。ネットワーク10は、有線通信および無線通信が適宜組み合わされている。
The
(緊急通報センタ)
緊急通報センタ2は、複数の車両3のそれぞれの通信部34から送信された種々の情報を、ネットワーク10を介して収集するデータ収集処理を実行する。緊急通報センタ2は、収集した種々の情報を分析可能である。緊急通報センタ2は、制御部21、記憶部22、および通信部23を備える。
(Emergency Call Center)
The emergency notification center 2 executes a data collection process of collecting various information transmitted from the
制御部21は、具体的に、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのプロセッサ、およびRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの主記憶部(いずれも図示せず)を備える。 The control unit 21 specifically includes a CPU (Central Processing Unit), a DSP (Digital Signal Processor), a processor such as an FPGA (Field-Programmable Gate Array), and a RAM (Random Access Memory) or a ROM (Read Only Memory). Of the main memory (not shown).
制御部21は、記憶部22に記憶されたプログラムを主記憶部の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部などを制御することで、所定の目的に合致した機能を実現できる。
The control unit 21 loads the program stored in the
記憶部22は、物理的には、RAM等の揮発性メモリ、ROM等の不揮発性メモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)、およびリムーバブルメディアなどから選ばれた記憶媒体から構成される。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、または、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、またはBD(Blu-ray(登録商標) Disc)のようなディスク記録媒体である。また、外部から装着可能なメモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いて記憶部22を構成してもよい。記憶部22には、緊急通報センタ2の動作を実行するための、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル、各種データベースなどが記憶可能である。各種プログラムには、本実施形態によるモデル更新処理プログラムも含まれる。これらの各種プログラムは、ハードディスク、フラッシュメモリ、CD−ROM、DVD−ROM、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して広く流通させることも可能である。
The
本実施形態において制御部21は、記憶部22に記憶されたプログラムの実行により、データ収集部21aの機能を実行する。データ収集部21aは、緊急通報に関する情報(緊急通報情報)を収集する。緊急通報情報は、車両3の位置情報、および例えば自動車事故などの緊急イベントに関する情報(緊急イベント情報)を含む。データ収集部21aは、これらの位置情報および緊急イベント情報を、緊急イベントの発生時に通信部23を通じて、緊急イベントが発生した車両3から受信して、記憶部22に記憶させる。記憶部22には、緊急通報情報に対応した、緊急イベントごとの対応方法の情報(対応情報)がさらに記憶されている。制御部21は、受信した緊急通報情報に応じた対応情報を記憶部22から読み出して、対応情報に応じて処理を実行する。なお、緊急通報情報および、対応情報ならびに対応情報に応じた処理については、従来公知であるため、説明を省略する。
In the present embodiment, the control unit 21 executes the functions of the data collection unit 21a by executing the programs stored in the
(緊急通報装置)
次に、一実施形態による緊急通報装置が搭載された車両について説明する。図1に示すように、一実施形態による緊急通報装置は、それぞれの車両3に搭載され、車両3における緊急イベント発生時に緊急通報センタ2に緊急通報を送信する。車両3はさらに、エアバッグECU(Electronic Control Unit)32および走行系ECU33を含む車載ECUと、通信部34とを備える。
(Emergency reporting device)
Next, a vehicle equipped with the emergency notification device according to the embodiment will be described. As shown in FIG. 1, the emergency notification device according to one embodiment is installed in each
図2は、一実施形態による緊急通報装置が搭載された車両3の構成を示すブロック図である。図2に示すように、一実施形態による緊急通報装置31は、車両3に搭載されて、車両3の事故や衝突などの緊急イベントの発生を緊急通報センタ2へ通報するための装置である。緊急通報装置31は、緊急通報センタ2との間において無線通信により各種の情報を授受することが可能である。緊急通報装置31は、緊急通報センタ2の人間のオペレータや人工知能などによって実現されるオペレータとの間において、緊急通報により車両3の衝突の発生状況の報告や必要とされる情報を交換する。
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the
緊急通報装置31には、上述した緊急通報などの際に用いられるユーザインターフェースと接続されている。ユーザインターフェースは車両3の車室内などに搭載される。ユーザインターフェースは、マイク36、スピーカ37、通報用ボタン38、およびインジケータ39を備える。マイク36は、操作者からの音声通話に用いられる。スピーカ37は、緊急通報センタ2からの音声による応答が出力される。通報用ボタン38は、例えば押しボタンなどからなり、緊急通報の開始時に操作可能に構成される。インジケータ39は、緊急通報装置31の動作の正常および異常を示す発光体からなり、例えば赤色LEDからなる赤インジケータ39R、および緑色LEDからなる緑インジケータ39Gを含む。なお、インジケータ39は備えなくてもよい。
The
緊急通報装置31は、各種の車載装置の動作を制御するための車載ECUに対し、例えばCAN(Controller Area Network)などの車両ネットワークNWを介して接続される。緊急通報装置31は、車載ECUからの出力に基づいて、車両3の都度の状況を把握可能に構成されている。
The
緊急通報装置31は、上述した緊急通報を行う際に各種の演算処理を統括的に実行する制御部310を備える。制御部310は、緊急通報の際に、車両3の車両識別情報としての車両IDなどの各種情報を記憶部311から読み出す。制御部310は、上述した車載ECUから車両ネットワークNWを介して入力される情報に基づいて更新される各種パラメータなどを記憶部311に書き込む。制御部310は、緊急通報が実行対象の通報処理であるかを、例えば記憶部311から読み出すフラグ情報に基づいて識別する。制御部310は、識別した通報処理に応じた通信先の電話番号やパケット通信のアクセス先の情報を記憶部311から読み出す。
The
制御部310は、推定部315および設定部316を有する。推定部315は、車両3が使用される可能性の高い時間を推定して、推定結果を設定部316に出力する。設定部316は、推定部315から入力された推定結果に基づいて、後述する緊急通報装置31の緊急用バッテリであるバックアップバッテリ312のリフレッシュに関する設定を行う。
The
緊急通報装置31は、車載バッテリ330とバックアップバッテリ312との間において電源の管理を行う電源管理部313を備える。車載バッテリ330は、緊急通報装置31を含めた各種の車載装置に電力を供給する車両3のメインバッテリとして機能する。一方、バックアップバッテリ312は、車両3からの通報処理に必要となる電力を担保するための緊急用のバッテリとして機能する。
The
緊急通報装置31は、上述した車載ECUに対して車両ネットワークNWを介して接続された車両ネットワーク通信部314を備える。ここで、車載ECUは、エアバッグECU32および走行系ECU33を含む。エアバッグECU32は、車両3の衝突時におけるエアバッグの動作を制御する。エアバッグECU32には、車両3の衝突を検知する衝突検知センサ321が接続されている。衝突検知センサ321は、例えば車両3の加速度に基づいて車両3に加わる衝撃を検知する加速度センサなどから構成され、車両3の減速度が所定の閾値以上となった場合に車両3の衝突を検知する。エアバッグECU32は、衝突検知センサ321が車両3の衝突を検知した際に出力する検知信号を、車両ネットワーク通信部314に出力する。
The
走行系ECU33は、エンジンECUなどの車両3の走行を制御する。走行系ECU33は、例えば車両3に設けられた車速センサ(図示せず)が検出した車速を示す車速情報を、車両ネットワークNWを介して緊急通報装置31に逐次出力する。走行系ECU33は、例えば車両3のライトなどの動作を制御する。走行系ECU33には、車両3のイグニッションのオン/オフ動作を切り替えるイグニッションスイッチ332や、車両3のヘッドライトのオン/オフ動作を切り替えるライトスイッチ333が接続されている。走行系ECU33は、イグニッションスイッチ332やライトスイッチ333のオン/オフ動作の切り替え時に出力するパルス信号を、車両ネットワーク通信部314に出力する。
The traveling
車両ネットワーク通信部314は、ナビゲーション装置35に対して車両ネットワークNWを介して接続されている。ナビゲーション装置35は、車両3の経路案内を行う。ナビゲーション装置35には、車両3の走行位置を検出するGPS(Global Positioning System)351が搭載されている。GPS351は、GPS351が搭載される車両3の絶対位置を検知するためのGPS衛星信号を受信する。GPS351は、受信したGPS衛星信号に基づいて車両3の位置を特定する。そして、ナビゲーション装置35は、GPS351が特定した位置を示す緯度経度情報に基づいて車両3の経路案内を行う。また、GPS351は、特定した位置を示す緯度経度情報を、車両ネットワークNWを介して車両ネットワーク通信部314に出力する。
The vehicle network communication unit 314 is connected to the navigation device 35 via the vehicle network NW. The navigation device 35 provides route guidance for the
緊急通報装置31は、緊急通報センタ2との間において無線通信により各種の情報を授受する通信部34を備える。通信部34は例えばDCM(Data Communication Module)等からなる。通信部34には、衝突検知センサ321を通じて車両3の衝突が検知されて以降、操作者によって通報用ボタン38が操作されると、緊急通報を開始するための開始指令信号が制御部310から入力される。通信部34は、開始指令信号が入力されると、緊急通報に応じた通信を緊急通報センタ2との間において確立しようとする。一方、衝突検知センサ321を通じて車両3の衝突が検知されていない状態で操作者によって通報用ボタン38が操作されたときにも、その時点で実行対象となっている通報処理が緊急通報であれば、その緊急通報に応じた通信を緊急通報センタ2との間において確立しようとする。その後、通信部34は、緊急通報センタ2との間において緊急通報に応じた通信が確立されれば、操作者からマイク36を通じて入力された音声の情報を緊急通報センタ2に無線送信する。また、通信部34は、車両3への音声による応答があった場合には、スピーカ37を通じて音声の情報を操作者に出力する。これにより、操作者と緊急通報センタ2のオペレータとの間における音声通話が実現される。
The
また、図1に示すように、緊急通報システム1においては、ユーザから緊急通報がなされると、通報処理に関する情報が車両3からネットワーク10を介して緊急通報センタ2に送信される。緊急通報センタ2に送信された各種情報は、緊急通報センタ2に設けられた制御部21によって処理されて、記憶部22に格納される。反対に、緊急通報センタ2の制御部21から出力された情報は、通信部23およびネットワーク10を介して、車両3や端末4に送信される。
Further, as shown in FIG. 1, in the emergency call system 1, when an emergency call is made by the user, the information regarding the notification process is transmitted from the
次に、一実施形態による緊急通報装置のバックアップバッテリ312のリフレッシュ方法について説明する。すなわち、上述したように、緊急通報装置31においては、車両3において車載バッテリ330から断線された際に、予備のバッテリとしてバックアップバッテリ312(BUB:Back Up Battery)が用いられる。バックアップバッテリ312としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの2次電池が用いられる。この点、2次電池においては、メモリ効果などの原因によって早期劣化の可能性がある。2次電池の早期劣化を抑制するには、2次電池をほとんど放電させた後に改めて充電を実施する、いわゆるバッテリリフレッシュ(以下、リフレッシュ)が有効である。リフレッシュは、バックアップバッテリ312の短寿命化を抑制する効果を有するが、車両3の走行中に実施すると、実際に緊急通報が必要な場合に、バックアップバッテリ312の残量(SOC:State Of Charge)が減少して、緊急通報ができなくなる可能性がある。そこで、本発明においては、車両3のユーザが車両3を使用しない時間を推定し、ユーザが車両3を使用しないと推定された時間帯にバックアップバッテリ312のリフレッシュを実行する。これによって、緊急通報が必要な場合に、バックアップバッテリ312のSOCが緊急通報の実行において不足する可能性を低減させつつ、バックアップバッテリ312の寿命を延ばすことができる。
Next, a method of refreshing the
図3は、緊急通報装置31における記憶部311およびバックアップバッテリ312と、車載バッテリ330とを模式的に示す図である。図3に示すように、緊急通報装置31の記憶部311には、車両3における使用情報が格納されている。使用情報は、車両3の利用時間履歴などのユーザが車両3の使用における情報を含む。この一実施形態による緊急通報装置31のバックアップバッテリ312のリフレッシュにおいては、記憶部311に格納された車両3の使用情報を用いて、リフレッシュの実行の有無を決定する。
FIG. 3 is a diagram schematically showing the
図4は、一実施形態によるバックアップバッテリ312のリフレッシュ方法を説明するためのフローチャートである。なお、図4に示すリフレッシュ処理は車両3の緊急通報装置31において所定時間間隔で繰り返し実行される。図4に示すように、まず、ステップST1において緊急通報装置31の制御部310は、ユーザが車両3を使用した際に、ユーザによる車両3の利用時間履歴や利用場所などの使用情報を記憶部311に記憶する。なお、ユーザが所有する端末4から車両3の使用情報をさらに読み出して、記憶部311に記憶させてもよい。
FIG. 4 is a flowchart illustrating a method of refreshing the
ステップST2に移行して制御部310の推定部315は、記憶部311から使用情報を読み出し、読み出した使用情報に基づいて車両3が使用される可能性が高い日付や曜日および時間帯(以下、使用時間帯)を推定する。推定部315は、車両3の使用時間帯を推定することによって、使用時間帯以外を、ユーザが車両3を使用する可能性が低い日付や曜日および時間帯(以下、未使用時間帯)と推定する。ここで、可能性が高いとする確率は、例えば20%以上としてもよい。すなわち、推定部315は、使用情報に基づいてユーザが車両3を使用する確率が20%以上である日付や曜日および時間帯を、ユーザによる車両3の使用時間帯と推定し、20%未満である日付や曜日および時間帯を、ユーザによる車両3の未使用時間帯と推定する。なお、推定部315は、使用情報に基づいて、ユーザが車両3を使用する確率が略0%である日付や曜日および時間帯を、ユーザによる車両3の未使用時間帯と推定してもよい。推定部315は、推定した使用時間帯または未使用時間帯の情報を設定部316に出力する。
In step ST2, the estimation unit 315 of the
推定部315による推定は、記憶部311に格納された所定のプログラムに従って行ってもよく、制御部310に格納された人工知能(AI)などによってもよい。さらに、推定部315によって、車両3の未使用時間帯を推定する方法としては、種々の方法を採用できる。具体的に例えば、推定部315は、端末4の記憶部(図示せず)に格納されたスケジュールアプリによるユーザのスケジュールを、通信部34を通じて受信して、受信したスケジュールの情報から未使用時間帯を推定してもよい。推定部315は、制御部310においてスケジュールアプリなどを実行することにより曜日を読み出し、平日や休日などの区分から未使用時間帯を推定してもよい。推定部315は、車両3の利用時間履歴以外にも、車両3の記憶部311に格納された車両情報における走行履歴から、未使用時間帯を推定してもよい。推定部315は、所定の天気予報サーバ(図示せず)から通信部34を介して受信した天気予報の情報から、未使用時間帯を推定してもよい。
The estimation by the estimation unit 315 may be performed according to a predetermined program stored in the
次に、ステップST3に移行して制御部310は、電源管理部313からバックアップバッテリ312の情報を入力して、バックアップバッテリ312が劣化しているか否かを判定する。制御部310がバックアップバッテリ312は劣化していないと判定した場合(ステップST3:No)、ステップST1に復帰する。なお、ステップST3において否定的な判定がされた場合、ステップST1に復帰せずにリフレッシュ処理を終了してもよく、ステップST3を繰り返し実行してもよい。
Next, in step ST3, the
制御部310がバックアップバッテリ312は劣化していると判定した場合(ステップST3:Yes)、ステップST4に移行する。ステップST4において制御部310は、走行系ECU33からイグニッションスイッチ332のオン/オフ動作の信号を入力する。制御部310は、イグニッションスイッチ332がオフであるか否かを判定する。制御部310がイグニッションスイッチ332はオンであると判定した場合(ステップST4:No)、イグニッションスイッチ332がオフになるまで、ステップST4を繰り返し実行する。一方、制御部310がイグニッションスイッチ332はオフであると判定した場合(ステップST4:Yes)、ステップST5に移行する。なお、ステップST4において否定的な判定がされた場合、ステップST1,ST2,ST3のいずれかに復帰するようにしてもよい。
When
ステップST5において制御部310の設定部316は、推定部315から入力された車両3の使用時間帯や未使用時間帯に基づいて、バックアップバッテリ312のリフレッシュを行う時間帯を設定する。具体的にステップST5において、設定部316は、推定部315から入力された未使用時間帯に、リフレッシュを行う時間帯(以下、リフレッシュ予定時間)を設定する。ここで、バックアップバッテリ312のリフレッシュに要する時間が未使用時間帯の時間よりも長い場合、設定部316は、リフレッシュを実行可能な時間が確保可能な未使用時間帯に、リフレッシュの実行を設定する。その後、ステップST6に移行する。
In step ST5, the setting unit 316 of the
ステップST6において設定部316は、電源管理部313から車載バッテリ330のSOCを入力して、車載バッテリ330のSOCがバックアップバッテリ312のリフレッシュに十分であるか否かを判定する。設定部316が車載バッテリ330のSOCはバックアップバッテリ312のリフレッシュに不十分であると判定した場合(ステップST6:No)、リフレッシュ処理を終了する。一方、設定部316が車載バッテリ330のSOCはバックアップバッテリ312のリフレッシュにおいて十分であると判定した場合(ステップST6:Yes)、ステップST7に移行する。ステップST7において制御部310は、バックアップバッテリ312のリフレッシュの実行を開始する。なお、バックアップバッテリ312のリフレッシュ中に、制御部310が走行系ECU33から、イグニッションスイッチ332がオンになった信号を受信した場合、リフレッシュの実行を中断して、車載バッテリ330に対する充電を開始する。なお、この際に、バックアップバッテリ312に対する充電を行ってもよい。以上により、一実施形態によるバックアップバッテリ312のリフレッシュ処理が終了する。
In step ST6, the setting unit 316 inputs the SOC of the vehicle-mounted
以上説明した本発明の一実施形態によれば、緊急通報装置31は、車両3に搭載され、かつバックアップバッテリ312を備えるとともに、車両3の緊急イベントの発生時に通信部34を介して緊急通報センタ2に緊急通報を送信する。その上で、制御部310の推定部315が車両3の使用時間帯および未使用時間帯を推定し、推定部315が推定した未使用時間帯に基づいて、設定部316がバックアップバッテリ312のリフレッシュに関する設定を行っている。これにより、車両3において緊急イベントが発生して緊急通報が必要な時にバックアップバッテリ312のリフレッシュが行われているなどの可能性を低減できるので、緊急通報が必要な時に緊急通報ができなくなる可能性を低減することが可能となる。
According to the embodiment of the present invention described above, the
以上、本発明の一実施形態について具体的に説明したが、本発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の一実施形態において挙げた数値や車両3および緊急通報装置31の構成はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値や車両3および緊急通報装置31の構成を用いてもよい。さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付のクレームおよびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
Although one embodiment of the present invention has been specifically described above, the present invention is not limited to the above-described one embodiment, and various modifications can be made based on the technical idea of the present invention. For example, the numerical values and the configurations of the
1 緊急通報システム
2 緊急通報センタ
3 車両
4 端末
10 ネットワーク
21,310 制御部
21a データ収集部
22,311 記憶部
23,34 通信部
31 緊急通報装置
32 エアバッグECU
33 走行系ECU
312 バックアップバッテリ
313 電源管理部
314 車両ネットワーク通信部
315 推定部
316 設定部
321 衝突検知センサ
330 車載バッテリ
332 イグニッションスイッチ
1 Emergency Call System 2
33 Traveling system ECU
312
Claims (1)
前記車両が使用される可能性の高い時間を推定する推定部と、
前記推定部の推定結果に基づいて、前記バックアップバッテリのリフレッシュに関する設定を行う設定部と、を備える
緊急通報装置。 An emergency call device mounted on a vehicle, equipped with a backup battery, and transmitting an emergency call to an emergency call center when an emergency event occurs in the vehicle,
An estimation unit that estimates a time when the vehicle is likely to be used,
An emergency notification device, comprising: a setting unit configured to perform settings related to refreshing of the backup battery based on an estimation result of the estimation unit.
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2019
- 2019-01-23 JP JP2019009629A patent/JP2020117063A/en active Pending
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