JP2020116219A5 - - Google Patents
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Description
従来、複数の設定値のうちのいずれかに設定可能であり、設定された設定値にもとづいて遊技者にとって有利な有利状態の制御を実行可能なパチンコ遊技機があった。このようなパチンコ遊技機において、設定値を確認するための設定確認処理では、実行中のメイン処理が全て終了したときにしか次の処理へ移行できなかった(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1にあっては、設定確認をすぐに行いたい状況のときに、実行中の全ての処理が終わるまで待たねばならず、好適に設定確認作業を実行することできないという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、好適に設定確認作業を実行することができる遊技機を提供することを目的とする。
(A)遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
前記有利状態に制御される確率に関する設定値(例えば、設定値1〜3)を設定可能な設定手段(例えば、CPU103が設定値変更処理を実行する部分)と、
前記設定手段により設定された設定値を確認可能な設定確認状態に制御可能な設定確認制御手段(例えば、CPU103が設定変値確認処理を実行する部分)と、
遊技媒体が所定領域(例えば、通過ゲート41)を通過したことに基づいて、普通識別情報(例えば、普通図柄)の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(例えば、CPU103)と、
普通識別情報の可変表示を行う普通可変表示期間を計時する普通可変計時手段(例えば、普図変動時間タイマにより計時するCPU103)と、
特別識別情報の可変表示を行い、可変表示結果を表示可能な特別可変表示手段と、
特定信号を遊技機の外部に出力可能な外部出力手段(例えば、遊技場の管理コンピュータ等の管理装置に対してセキュリティ信号を出力する)と、を備え、
前記普通可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記普通可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記普通可変表示期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、普通図柄の可変表示が実行されているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて普図変動時間タイマの期間の計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて普図変動時間タイマの期間の計時を再開させる)、
前記設定確認状態に制御されているときに前記特別可変表示手段の態様が可変表示結果とは異なる態様とされ(設定値確認処理において、第1特別図柄表示装置207SG004A及び第2特別図柄表示装置207SG004Bを構成する全セグメントの点灯を開始する)、
前記外部出力手段は、前記設定確認状態に制御されたときに前記特定信号を出力可能である(例えば、設定確認状態に制御されたときにセキュリティ信号が出力される)、ことを特徴とする。この特徴によれば、設定確認をすぐに行いたい状況のときに、好適に設定確認作業を実行することができる。
(1)また本願発明に係る他の遊技機は、
遊技を行うことが可能な遊技機(例えばパチンコ遊技機1)であって、
複数種類の演出要素群から演出要素(例えばST中のステージ)を選択し、選択された演出要素に応じた態様で特定演出(例えばステージに応じた演出)を実行可能な演出実行手段と、
前記複数種類の演出要素群は、第1演出要素群(例えばST序盤のステージ)と、第2演出要素群(例えばST中盤のステージ)と、第3演出要素群(例えばST終盤のステージ)と、を少なくとも含み、
前記演出実行手段は、前記第1演出要素群の演出要素と、前記第2演出要素群の演出要素と、前記第3演出要素群の演出要素と、の組合せが第1の組合せ(例えばステージA及びステージEやステージD及びステージF)であったときに、当該第1の組合せとは異なる第2の組合せであったときには実行されない特別演出(例えば特別予告演出である予告M、予告N)を、前記特定演出の実行中に実行可能であり、
さらに、
少なくとも有利状態に制御される確率が異なる有利設定値と不利設定値とを含む複数段階の設定値(例えば、最も遊技者にとって不利な設定値である1から最も遊技者にとって有利な設定値である6までの値)のうちのいずれかの設定値に設定可能な設定手段(例えば、CPU103が図10−32に示す設定値変更処理を実行する部分)と、
有利状態に制御するか否かを判定するための判定用乱数値を生成可能な判定用乱数値生成手段(例えば、乱数回路104や遊技制御カウンタ設定部207SG154)と、
前記判定用乱数値生成手段にて生成された判定用乱数値と、前記設定手段にて設定されている設定値に対応する有利状態判定値とにもとづいて、有利状態に制御するか否かを判定する有利状態判定手段(例えば、CPU103が図10−41に示す特別図柄通常処理を実行する部分)と、
前記有利状態判定手段によって有利状態に制御すると判定されたことにもとづいて前記有利状態に制御可能な遊技制御手段(例えば、CPU103が図5に示す特別図柄プロセス処理を実行する部分)と、
を備え、
前記有利状態判定値の数が設定値に応じて異なることにより、有利状態に制御される確率が異なり(例えば、図10−11〜図10−20に示すように、設定されている設定値に応じて大当り判定値の数が異なることにより、大当り遊技状態に制御される確率が異なる部分)、
前記有利状態判定値は、所定の数値範囲において、前記設定手段にて設定可能な前記複数段階の設定値で共通の共通数値範囲(例えば、1020〜1237の範囲である大当り判定値の共通数値範囲)が少なくとも設定されており、
前記有利設定値の前記有利状態判定値は、所定の数値範囲において、前記共通数値範囲と、前記不利設定値の前記有利状態判定値では設定されていない非共通数値範囲(例えば、1238〜各設定値に応じた値までの範囲である大当り判定値の非共通数値範囲)とを含んで設定されており、
前記共通数値範囲と前記非共通数値範囲とは、連続した数値範囲となるように設定されている(例えば、図10−17及び図10−18に示すように、大当りの数値範囲は、通常状態であるか確変状態であるかにかかわらず1020を大当り基準値とした連続した数値範囲として設定されている部分)
ことを特徴としている。
このような構成によれば、遊技の興趣が向上する。さらに、有利状態に制御するか否かの判定を行う処理負荷を低減することができる。
前記有利状態に制御される確率に関する設定値(例えば、設定値1〜3)を設定可能な設定手段(例えば、CPU103が設定値変更処理を実行する部分)と、
前記設定手段により設定された設定値を確認可能な設定確認状態に制御可能な設定確認制御手段(例えば、CPU103が設定変値確認処理を実行する部分)と、
遊技媒体が所定領域(例えば、通過ゲート41)を通過したことに基づいて、普通識別情報(例えば、普通図柄)の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(例えば、CPU103)と、
普通識別情報の可変表示を行う普通可変表示期間を計時する普通可変計時手段(例えば、普図変動時間タイマにより計時するCPU103)と、
特別識別情報の可変表示を行い、可変表示結果を表示可能な特別可変表示手段と、
特定信号を遊技機の外部に出力可能な外部出力手段(例えば、遊技場の管理コンピュータ等の管理装置に対してセキュリティ信号を出力する)と、を備え、
前記普通可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記普通可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記普通可変表示期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、普通図柄の可変表示が実行されているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて普図変動時間タイマの期間の計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて普図変動時間タイマの期間の計時を再開させる)、
前記設定確認状態に制御されているときに前記特別可変表示手段の態様が可変表示結果とは異なる態様とされ(設定値確認処理において、第1特別図柄表示装置207SG004A及び第2特別図柄表示装置207SG004Bを構成する全セグメントの点灯を開始する)、
前記外部出力手段は、前記設定確認状態に制御されたときに前記特定信号を出力可能である(例えば、設定確認状態に制御されたときにセキュリティ信号が出力される)、ことを特徴とする。この特徴によれば、設定確認をすぐに行いたい状況のときに、好適に設定確認作業を実行することができる。
(1)また本願発明に係る他の遊技機は、
遊技を行うことが可能な遊技機(例えばパチンコ遊技機1)であって、
複数種類の演出要素群から演出要素(例えばST中のステージ)を選択し、選択された演出要素に応じた態様で特定演出(例えばステージに応じた演出)を実行可能な演出実行手段と、
前記複数種類の演出要素群は、第1演出要素群(例えばST序盤のステージ)と、第2演出要素群(例えばST中盤のステージ)と、第3演出要素群(例えばST終盤のステージ)と、を少なくとも含み、
前記演出実行手段は、前記第1演出要素群の演出要素と、前記第2演出要素群の演出要素と、前記第3演出要素群の演出要素と、の組合せが第1の組合せ(例えばステージA及びステージEやステージD及びステージF)であったときに、当該第1の組合せとは異なる第2の組合せであったときには実行されない特別演出(例えば特別予告演出である予告M、予告N)を、前記特定演出の実行中に実行可能であり、
さらに、
少なくとも有利状態に制御される確率が異なる有利設定値と不利設定値とを含む複数段階の設定値(例えば、最も遊技者にとって不利な設定値である1から最も遊技者にとって有利な設定値である6までの値)のうちのいずれかの設定値に設定可能な設定手段(例えば、CPU103が図10−32に示す設定値変更処理を実行する部分)と、
有利状態に制御するか否かを判定するための判定用乱数値を生成可能な判定用乱数値生成手段(例えば、乱数回路104や遊技制御カウンタ設定部207SG154)と、
前記判定用乱数値生成手段にて生成された判定用乱数値と、前記設定手段にて設定されている設定値に対応する有利状態判定値とにもとづいて、有利状態に制御するか否かを判定する有利状態判定手段(例えば、CPU103が図10−41に示す特別図柄通常処理を実行する部分)と、
前記有利状態判定手段によって有利状態に制御すると判定されたことにもとづいて前記有利状態に制御可能な遊技制御手段(例えば、CPU103が図5に示す特別図柄プロセス処理を実行する部分)と、
を備え、
前記有利状態判定値の数が設定値に応じて異なることにより、有利状態に制御される確率が異なり(例えば、図10−11〜図10−20に示すように、設定されている設定値に応じて大当り判定値の数が異なることにより、大当り遊技状態に制御される確率が異なる部分)、
前記有利状態判定値は、所定の数値範囲において、前記設定手段にて設定可能な前記複数段階の設定値で共通の共通数値範囲(例えば、1020〜1237の範囲である大当り判定値の共通数値範囲)が少なくとも設定されており、
前記有利設定値の前記有利状態判定値は、所定の数値範囲において、前記共通数値範囲と、前記不利設定値の前記有利状態判定値では設定されていない非共通数値範囲(例えば、1238〜各設定値に応じた値までの範囲である大当り判定値の非共通数値範囲)とを含んで設定されており、
前記共通数値範囲と前記非共通数値範囲とは、連続した数値範囲となるように設定されている(例えば、図10−17及び図10−18に示すように、大当りの数値範囲は、通常状態であるか確変状態であるかにかかわらず1020を大当り基準値とした連続した数値範囲として設定されている部分)
ことを特徴としている。
このような構成によれば、遊技の興趣が向上する。さらに、有利状態に制御するか否かの判定を行う処理負荷を低減することができる。
Claims (1)
- 遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
前記有利状態に制御される確率に関する設定値を設定可能な設定手段と、
前記設定手段により設定された設定値を確認可能な設定確認状態に制御可能な設定確認制御手段と、
遊技媒体が所定領域を通過したことに基づいて、普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段と、
普通識別情報の可変表示を行う普通可変表示期間を計時する普通可変計時手段と、
特別識別情報の可変表示を行い、可変表示結果を表示可能な特別可変表示手段と、
特定信号を遊技機の外部に出力可能な外部出力手段と、を備え、
前記普通可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記普通可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記普通可変表示期間の計時が再開され、
前記設定確認状態に制御されているときに前記特別可変表示手段の態様が可変表示結果とは異なる態様とされ、
前記外部出力手段は、前記設定確認状態に制御されたときに前記特定信号を出力可能である、
ことを特徴とする遊技機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019010798A JP7094902B2 (ja) | 2019-01-25 | 2019-01-25 | 遊技機 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019010798A Active JP7094902B2 (ja) | 2019-01-25 | 2019-01-25 | 遊技機 |
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