以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
添付の図面を参照した下記の説明は、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるような本発明の実施形態の包括的な理解を助けるために提供するものであり、この理解を助けるための様々な特定の詳細を含むが、唯一つの実施形態に過ぎない。従って、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、ここに説明する実施形態の様々な変更及び修正が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を有する者には明らかである。なお、公知の機能又は構成に関する具体的な説明は、明瞭性と簡潔性のために省略する。
次の説明及び請求項に使用する用語及び単語は、辞典的意味に限定されるものではなく、発明者により本発明の理解を明確且つ一貫性があるようにするために使用する。従って、特許請求の範囲とこれと均等なものに基づいて定義されるものであり、本発明の実施形態の説明が単に実例を提供するためのものであって、本発明の目的を限定するものでないことは、本発明の技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
本願明細書に記載の各要素は、文脈中に特に明示しない限り、複数形を含むことは、当業者には理解できるものである。したがって、例えば、“コンポーネント表面(a component surface)”との記載は、1つ又は複数の表面を含む。
‘第1’、‘第2’のように序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために使用されるが、構成要素は、上記用語により限定されない。これらの用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで使われる。例えば、本発明の権利範囲を外れることなく、第1の構成要素は第2の構成要素と称され、同様に第2の構成要素も第1の構成要素と称され得る。‘及び/又は’という用語は、複数の関連した記載項目の組み合せ又は複数の関連した記載項目のうち何れかの項目を含む。
単数形が、コンテキスト中に特記して明示されない限り、複数形を含むことは、当業者には容易に分ることであろう。また、‘含む’又は‘有する’などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組み合せが存在することを指定しようとするものであって、一つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品、若しくはこれらの組み合せが、存在する或いは付加される可能性を予め排除しないことが理解されなければならない。
別に定義されない限り、ここで使用される技術的及び科学的な用語を含むすべての用語は、本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者には一般的に理解される意味と同一の意味を有する。一般的に使用される辞典で定義されるような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有すると解析されなければならなく、ここで明白に定義されない限り、理想的又は過度に形式的な意味で解析されない。
本発明の多様な実施形態によると、電子デバイスは、スマートフォン、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話、テレビ電話、電子書籍リーダ、デスクトップPC、ラップトップPC、ネットブックPC、PDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Multimedia Player)、mp3プレーヤー、モバイル医療デバイス、カメラ、ウェアラブルデバイス(例えば、HMD(Head-Mounted Device)、電気衣類、電子ブレース(electronic brace)、電子ネックレス、電子アクセサリ、電子タトゥー、又はスマート時計)であってもよい。
本発明の実施形態によると、電子デバイスは、通信機能を有するスマート家電であってもよい。スマート家電は、例えばテレビジョン、DVD(Digital Video Disk)プレーヤー、オーディオ、冷蔵庫、エアコン、電気掃除機、オーブン、電子レンジ、洗濯機、ドライヤー、空気清浄器、セットトップボックス、TVボックス(例えば、Samsung HomeSync(登録商標)、Apple TV(登録商標)、又はGoogle TV(登録商標))、ゲーム機、電子辞書、電子キー、カムコーダ、電子ピクチャーフレームであってもよい。
本発明の実施形態によると、電子デバイスは、医療機器(例えば、MRA(Magnetic Resonance Angiography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、CT(Computed Tomography)機器、映像機器、又は超音波装置)、ナビゲーション機器、GPS(Global Positioning System)受信器、イベントデータレコーダ(Event Data Recorder:EDR)、フライトデータレコーダ(Flight Data Recorder:FDR)、自動車用インフォテインメント装置、海軍電子装置(例えば、海軍ナビゲーション装置、ジャイロスコープ、又はコンパス)、航空電子機器、セキュリティ機器、産業又は個人用ロボットであってもよい。
本発明の実施形態によると、電子デバイスは、通信機能を有する家具、ビル/構造の一部、電子ボード、電子署名受信器、プロジェクタ、多様な測定装置(例えば、水、電気、ガス、又は電磁波測定装置)であってもよい。
本発明の実施形態によると、電子デバイスは、上記した装置の組み合せであってもよい。また、本発明の実施形態による電子デバイスは、上記装置に制限されるものではないことは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
本発明の実施形態によると、例えば、ユーザー端末(UE)は電子デバイスであってもよい。
本発明の一実施形態は、デバイスツーデバイス(D2D)方式をサポートする通信システムにおけるリソース割り当て装置及び方法を提案する。
本発明の一実施形態は、D2D方式をサポートする通信システムにおいて、送信(TX) D2D UEの状態に基づいてリソースを割り当てる装置及び方法を提案する。
本発明の一実施形態は、D2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEのD2D識別子(ID)に基づいてリソース割り当て情報を管理する装置及び方法を提案する。
本発明の一実施形態は、D2D方式をサポートする通信システムにおいてリソース割り当て情報を送受信する装置及び方法を提案する。
本発明の一実施形態は、D2D方式をサポートする通信システムにおいて、TXD2D UEに割り当てられるディスカバリリソースに関するリソース割り当て情報を送受信する装置及び方法を提案する。
本発明の一実施形態は、D2D方式をサポートする通信システムにおいて、受信(RX) D2D UEがディスカバリリソースに対するモニタリングオーバーヘッドを減少させるリソース割り当て情報の送受信装置及び方法を提案する。
本発明の一実施形態は、D2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに割り当てられるディスカバリリソースを通じてディスカバリ情報を受信するRX D2D UEに関する情報を提供するリソース割り当て情報を送受信する装置及び方法を提案する。
本発明の一実施形態で提案する方法及び装置は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11ac通信システム、IEEE802.16通信システム、デジタルマルチメディアブロードキャスティング(DMB)サービス、携帯用デジタルビデオブロードキャスティング(Digital Video Broadcasting-Handheld:DVP-H)サービス、モバイル/携帯用進化したテレビシステム協会(Advanced Television Systems committee-mobile/handheld:ATSC-M/H)サービスのようなモバイルブロードキャスティングサービスとインターネットプロトコルテレビ(IPTV)サービスのようなデジタルビデオブロードキャスティングシステム、MPEG(Moving Picture Experts Group)メディアトランスポート(MMT)システム、進化したパケットシステム(EPS)、LTE(Long Term Evolution)移動通信システム、LTE-A(Advanced)移動通信システム、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)移動通信システム、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)移動通信システム、3GPP2(3rd Generation Project Partnership 2)で提案された高レートパケットデータ(HRPD)移動通信システム、3GPP2で提案される広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA(登録商標))移動通信システム、3GPP2で提案される符号分割多重アクセス(CDMA)移動通信システム、IEEE移動通信システム、モバイルインターネットプロトコル(Mobile IP)システムのような多様な通信システムに適用され得る。
本発明の多様な実施形態によると、ネットワークエンティティは、基地局、nodeB、eNB、アクセスポイントのうち少なくとも一つを含む。
本発明は、4つの実現方式、すなわち第1の実現方式、第2の実現方式、第3の実現方式、及び第4の実現方式を含む。上記第1の実現方式、第2の実現方式、第3の実現方式、及び第4の実現方式の各々では、特定状況が考慮され、これについては後述する。
第1に、第1の実現方式で考慮される状況について簡略に説明する。
第1の実現方式において、ディスカバリ情報を送信しようとするTX D2D UEは、移動しない固定D2D UE、例えば商業施設、レストラン、商店などであると仮定する。ディスカバリ情報は、少なくとも一つのディスカバリ情報エレメントを含むことができる。ディスカバリ情報のモニタリングを希望するRX D2D UEは移動D2D UEであると仮定する。TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースは変更されないと仮定する。
第2に、第2の実現方式及び第3実現方式の各々で考慮される状況について簡単に説明する。
第2の実現方式において、ディスカバリ情報の送信を希望するTX D2D UEは固定D2D UEであると仮定する。ディスカバリ情報をモニタリングしようとするRX D2D UEは、移動D2D UEである。TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースは、所定時間で有効である。
第3に、第3の実現方式で考慮される状況について簡単に説明する。
第3の実現方式において、ディスカバリ情報を送信しようとするTX D2D UEは、移動D2D UE又は固定D2D UEであり得る。TX D2D UEの移動状態は、ネットワークにより専用ディスカバリリソース割り当ての方式で使用されない。ディスカバリ情報をモニタリングしようとするRX D2D UEは、移動D2D UE又は固定D2D UEであり得る。
まず、図1乃至図10を参照して本発明の第1の実現方式について説明する。
本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの一例を、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおけるTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの一例を概略的に示す。
図1を参照すると、通信システムは、TX D2D UE111と向上した(evolved)nodeB(eNB)113を含む。
TX D2D UE111は、ステップ115において、無線リソース制御(RRC)接続状態に存在せず、TX D2D UE111がディスカバリ情報を送信しようとする場合、eNB113とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。本発明の一実施形態において、RRC接続状態に存在せず、ディスカバリ情報送信に関心のあるTX D2D UE111は、ディスカバリ情報送信が、TX D2D UE111がとどまっているセルによりサポートされ、ディスカバリ情報送信のための共通リソースがブロードキャスティングされない場合にRRC接続を開始する。ディスカバリ情報送信は、システム情報ブロックタイプ(SystemInformationBlockType19)がセルによりブロードキャスティングされる場合にサポートされる。あるいは、ディスカバリ情報送信は、このセルによりブロードキャスティングされるSystemInformationBlockType19に含まれている指示により決定される。TX D2D UE111は、ステップ117で、ディスカバリリソースリクエストメッセージをeNB113に送信する。例えば、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ProSe(Proximity-based Service) UE情報メッセージであり得る。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、TX D2D UE111のD2D識別子(ID)を含む。D2D IDは、UEID、アプリケーションユーザーID、表現(expression)コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。図1の説明とは異なり、ステップ117において、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、TX D2D UE111のD2D IDを含まない場合が存在する。例えば、TX D2D UE111に割り当てられている専用ディスカバリリソースに関する情報をRX D2D UEに指示する必要がない場合、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、RX D2D UE1111のD2D IDを含まない。
TX D2D UE111は、ディスカバリリソースリクエストメッセージを通じてTX D2D UE111がディスカバリ情報を送信するためのディスカバリリソースを要求することをeNB113に指示できる。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリ情報を送信するためのディスカバリリソースが要求されることを表す情報を含む。
TX D2D UE111は、ディスカバリリソースリクエストメッセージを通じてTX D2D UE111がどれくらいのディスカバリリソースを必要とするか、あるいはTX D2D UE111が送信するディスカバリ情報エレメント又はディスカバリメッセージの個数をeNB113に指示できる。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースの個数を示す情報あるいはディスカバリ情報エレメント又はディスカバリメッセージの個数を示す情報を含むことができる。
TX D2D UE111は、eNB113にディスカバリリソースリクエストメッセージを通じてTX D2D UE111がディスカバリ情報を送信する周期を指示できる。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリ情報送信周期を示す情報を含むことができる。
TX D2D UE111は、eNB113にディスカバリリソースリクエストメッセージを通じてTX D2D UE111が各ディスカバリ情報に対して該当ディスカバリリソースをどれくらい長く必要とするかを指示できる。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージはディスカバリリソース維持時間を示す情報を含むことができる。
ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースリクエストインデックスを含むことができる。TX D2D UE111がディスカバリリソースリクエストメッセージで複数のディスカバリ情報送信のためのリソースを要求する場合、各要求されたリソースに対してディスカバリリソースリクエストインデックスが割り当てられる。
ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースリクエストで各要求されるリソースに対する優先順位レベルを含むことができる。
ディスカバリリソースリクエストメッセージは、送信されるディスカバリ情報に関連した範囲クラス(range class)を含む。一実施形態において、ディスカバリサービスインジケータが定義される。ディスカバリサービスインジケータは、ディスカバリ期間、優先順位、範囲クラス、区間のようなパラメータの値に対する集合を指示する。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースが要求されるディスカバリ情報送信に対応するディスカバリサービスインジケータを含むことができる。このディスカバリサービスインジケータは、別のパラメータの代わりにディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれ得る。
TX D2D UE111からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、eNB113は、ステップ119で、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するTX D2D UE111が固定D2D UEであるか否かを判定する。eNB113は、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するTX D2D UE111がこのTX D2D UE111とネットワークとの間で変換されるUE能力(capability)に基づいて固定D2D UEであるか否かを判定する。UE能力は、TX D2D UE111がネットワークに登録する場合、又はネットワークにより要求される場合にTX D2D UE111とネットワークを変更する。eNB113は、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するTX D2D UE111がネットワークでUE加入プロファイルに基づいて固定D2D UEであるか否かを判定する。
あるいは、eNB113は、TX D2D UE111がディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれているTX D2D UE111からの指示に従って固定D2D UEであるか否かを判定できる。
又は、固定D2D UEのみが、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するように構成される。この場合、ディスカバリリソースリクエストメッセージがTX D2D UE111から送信されることは、TX D2D UE111が固定的であることを意味する。
あるいは、eNB113は、D2D IDに基づいてTX D2D UE111が固定であるか否かを判定する。D2D IDは、TX D2D UE111が固定であるか否かを示すビットを含むことができる。すなわち、固定D2D UEに割り当てられるD2D IDは、移動D2D UEに割り当てられるD2D IDと異なる。eNB113は、D2D IDのタイプを確認するか、あるいはD2Dサーバに問い合わせることによってD2D IDを用いてTX D2D UE111が固定D2D UEであるか否かを判定する。図1では、ディスカバリリソースリクエストメッセージがTX D2D UE111のD2D IDを含むと仮定する。
eNB113は、TX D2D UE111が固定D2D UEであると判定される場合、ステップ119で、TX D2D UE111に一つ以上の専用ディスカバリリソースを割り当てる。専用ディスカバリリソースは、専用ディスカバリリソースプールであり得る。UEは、ディスカバリ情報送信のためのリソースをランダムに選択する。専用ディスカバリリソースは、ディスカバリリソースプール内にTX D2D UE111に割り当てられるリソースを示す一つ以上のリソースインデックスを有する専用ディスカバリリソースプールであり得る。eNB113は、ステップ123で、ディスカバリリソーステーブルを管理し、割り当てられた専用ディスカバリリソースと、専用ディスカバリリソースが割り当てられるTX D2D UE111のD2D IDとの間のマッピング関係を格納する。複数のディスカバリリソースD2D IDにマッピングされ、それによってディスカバリリソーステーブルに同一のD2D IDに対する複数のマッピング関係が存在可能であることに注意すべきである。
図1に示していないが、eNB113は、TX D2D UE111がディスカバリリソースに要請することが許可されるD2D UEであるか否かを確認する動作を実行する。eNB113は、移動管理エンティティ(MME)から受信されるUEコンテキストに基づいてTX D2D UE111がディスカバリリソース(又はタイプ2ディスカバリリソース)を要求することが許可されるD2D UEであるか否かを確認する動作を実行する。TX D2D UE111がディスカバリリソースを要求することが許可される場合、eNB113は、TX D2D UE111に一つ以上のディスカバリリソースを割り当てる。
例えば、UEコンテキストは、1)D2D UEがディスカバリリソースを要求することが許可されるか否かを示す情報、2)ディスカバリリソースがどれくらいD2D UEに割り当てられるかを示す情報、3)D2D UEを使用するディスカバリリソースメカニズムを示す情報、及び4)D2DUEが固定D2D UEであるか否かを示す情報のうち少なくとも一つを含む。ディスカバリリソースメカニズムは、タイプ1ディスカバリリソースメカニズムと、タイプ2ディスカバリリソースメカニズムのうちいずれか一つを含む。タイプ1(又はUE自律リソース選択)ディスカバリリソースメカニズムにおいて、UEは、リソースプールからリソースをランダムに選択する。複数のTX UEにより選択されたリソースは、同一であり、そのため、タイプ1ディスカバリリソースメカニズムで衝突することができる。タイプ2(又は、スケジュールされたリソース割り当て)ディスカバリリソースメカニズムにおいて、ディスカバリリソースは、ネットワークによりUEに割り当てられる。タイプ2ディスカバリリソースメカニズムで衝突はない。
eNB113は、TX D2D UE111がProSeダイレクトディスカバリ告知に対して許可しないと判定される場合、eNB113は、ディスカバリリソースリクエストメッセージを拒否し、ディスカバリリソース応答に同一のTX D2D UE111を示す。この拒否は、ディスカバリリソース応答で明示的に示され得る。あるいは、ディスカバリリソースを有しないディスカバリリソース応答は、ディスカバリリソースリクエストの拒否を示すことができる。
eNB113は、ステップ121において、TX D2D UE111にディスカバリリソースリクエストメッセージに対する応答メッセージとしてディスカバリリソース応答メッセージを送信する。ディスカバリリソース応答メッセージは、TX D2D UE111に割り当てられる一つ以上の専用ディスカバリリソースに関する情報を含む。例えば、ディスカバリリソース応答メッセージは、RRC接続再構成メッセージであり得る。
専用ディスカバリリソース情報は、専用ディスカバリリソースプールであり得る。ここで、UEは、ディスカバリ情報送信のためのリソースをランダムに選択する。専用ディスカバリリ ソース情報は、TX D2D UE111に割り当てられるディスカバリリソースプール内のリソースを示す一つ以上のリソースインデックスを有する専用ディスカバリリソースであり得る。リソースインデックスは、時間インデックスと周波数インデックスで構成される。時間インデックスは、割り当てられたディスカバリリソースを有する無線フレーム及び/又はサブフレームを示すことができる。周波数インデックスは、割り当てられたディスカバリリソースのディスカバリ物理チャンネルインデックス又は物理無線ブロックインデックスを示す。専用ディスカバリリソースに関する情報は、関連した専用ディスカバリリソース周期(cycle)を含む。あるいは、ディスカバリリソース周期は、ネットワークによりブロードキャスティングされ、微細にシグナリングされない。ディスカバリリソース周期は、関連したディスカバリリソースが使用可能な周期を示す。
ディスカバリリソース周期は、n*ディスカバリリソース周期に設定できる。ここで、nは、ディスカバリリソース応答メッセージを通じてシグナリングされ、あるいは予め定義され得る。eNB113は、ディスカバリリソース応答メッセージに割り当てられた専用ディスカバリリソースに対するディスカバリリソース割り当てインデックスを含む。ディスカバリリソース割り当てインデックスは、関連した専用ディスカバリリソースを要求するためにTX D2D UE111又はeNB113のために使用され得る。すなわち、eNB113は、ディスカバリリソースリクエストメッセージがディスカバリリソースリクエストインデックスを含む場合、ディスカバリリソース割り当てインデックスをディスカバリリソースリクエストインデックスと同一に設定する。
あるいは、ディスカバリリソースリクエストメッセージがディスカバリリソースリクエストインデックスを含まない場合、eNB113は、UE別にディスカバリリソース割り当てインデックスを管理し、ディスカバリリソース応答メッセージにディスカバリリソース割り当てインデックスを含む。
あるいは、ディスカバリリソースリクエストインデックスがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれるか否かに関係なく、eNB113は、UE別にディスカバリリソース割り当てインデックスを管理し、ディスカバリリソース応答メッセージにディスカバリリソース割り当てインデックスを含む。
上記と異なり、eNB113は、TX D2D UE111に専用ディスカバリリソースを割り当てることでなく、競争ベースのリソースプール(又はタイプ1TXリソースプール)を提供でき、あるいはTX D2D UE111に専用ディスカバリリソースを提供されないこともある。
一方、範囲クラスがディスカバリリソースリクエストメッセージで受信される場合、eNB113は、範囲クラスに従って割り当てられたディスカバリリソース(競合ベースのプール又は専用ディスカバリリソース)に対する電力パラメータを設定する。TX D2D UE111が異なるディスカバリ情報送信に対して異なる範囲クラスを通知する場合、eNB113は、割り当てられたディスカバリリソース(競合ベースのプール又は専用ディスカバリリソース)の各々に対して異なる電力パラメータを設定する。範囲クラスがディスカバリリソース応答でタイプ1TXリソースプールを割り当てる場合及びeNBがディスカバリリソース応答でタイプ1TXリソースプールを割り当てる場合、eNBは、要求される範囲クラスに対応するTXリソースプールを割り当て、各範囲クラスに対して個別TXリソースプールを保持する。
あるいは、TX D2D UE111と関連した範囲クラスは、MMEから受信されるUEコンテキストからeNB113により決定され、それによってeNB113は、範囲クラスによりTX D2D UE111に割り当てられるディスカバリリソース(競合ベースのプール又は専用ディスカバリリソース)に対する電力パラメータを設定する。eNBがディスカバリリソース応答でタイプ1TXリソースプールを割り当てる場合、eNBは、要求される範囲クラスに対応するTXリソースプールを割り当てる。eNBは、各範囲クラスに対する個別TXリソースプールを保持する。
又は、範囲クラスがディスカバリリソースリクエストメッセージで受信されず、あるいは範囲クラスがUEのコンテキストから受信されない場合、及びeNBがディスカバリリソース応答でタイプ1TXリソースプールを割り当てる場合、eNBは、複数のTXリソースプールを割り当てることができる。eNBは、各範囲クラスに対して個別TXリソースプールを維持する。TX D2D UE111は、範囲クラスに従ってTXリソースを選択する。あるいは、eNBは、ネットワークによりサポートされる各範囲クラスに対して、範囲クラスと電力パラメータとの間でディスカバリリソース応答マッピングをブロードキャスティング又は送信することができる。TX D2D UEは、送信しようとするディスカバリ情報に関連した許可される範囲クラス又は範囲クラスに対応する電力パラメータを選択する。図2は、本発明の一実施形態によるディスカバリ情報送信のために、ディスカバリリソース応答メッセージの受信されたディスカバリリソース構成が図1のTX D2D UE111により適用及び使用される時間を概略的に示す。
図2を参照すると、eNBがディスカバリリソース応答メッセージをディスカバリリソース周期xで送信し、あるいはディスカバリリソース周期xでTX D2D UEがディスカバリリソース応答メッセージを受信する場合、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースの最初のインスタンスは、ディスカバリリソース周期x以後のp番目のディスカバリリソース周期、すなわちディスカバリリソース周期x+pに存在する。pは、通信システムで固定的であり、例えば、pは1に設定される(p=1)。これは、ディスカバリリソースがディスカバリリソース応答に含まれる場合、次のディスカバリリソース周期からのTX D2D UE111は、ディスカバリ情報送信に対してディスカバリリソース応答で示したリソースを使用することを示す。あるいは、pは、ディスカバリリソース応答メッセージでシグナリングされ得る。
図3は、本発明の他の実施形態によるディスカバリ情報送信のためにTX D2D UE111によりディスカバリリソース応答メッセージの受信されたディスカバリリソース構成が適用及び使用される時間を概略的に示す。
図3を参照すると、ディスカバリリソース応答メッセージが受信されるサブフレーム/フレームと、ディスカバリリソース応答メッセージが受信されるディスカバリリソース周期x以後の、最初のディスカバリリソース周期、すなわちディスカバリリソース周期x+1で割り当てられた専用ディスカバリリソースに対応するサブフレーム/フレームとの間の差が予め設定されたオフセットより小さい場合、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースの最初のインスタンスは、ディスカバリリソース周期x+2で存在する。この場合、オフセットは、このディスカバリリソース応答メッセージに含まれる。
図4は、本発明の他の実施形態によるディスカバリ情報送信のためにTX D2D UE111によりディスカバリリソース応答メッセージの受信されたディスカバリリソース構成が適用及び使用される時間を概略的に示す。
図4を参照すると、ディスカバリリソース応答メッセージが受信されるサブフレーム/フレームと、ディスカバリリソース応答メッセージが受信されるディスカバリリソース周期x以後の最初のディスカバリリソース周期、すなわちディスカバリリソース周期x+1でTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに対応するサブフレーム/フレームとの間の差が予め設定されたオフセット以上である場合、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースの最初のインスタンスは、上記ディスカバリリソース周期x+1で存在する。この場合、上記オフセットは、ディスカバリリソース応答メッセージに含まれる。
図1を参照すると、eNB113は、TX D2D UE111に割り当てられる専用ディスカバリリソースがRRCアイドル状態で使用可能である。例えば、eNB113は、割り当てられた専用ディスカバリリソースがRRCアイドル状態で使用可能であるか否かがを示す情報をディスカバリリソース応答メッセージに含むことができる。
専用ディスカバリリソースをTX D2D UE111に割り当てた後に、eNB113は、ステップ125において、割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいてディスカバリリソース情報をアップデートする。ディスカバリリソース情報をアップデートする動作は、TX D2D UE111に割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいて選択的に実行できる。eNB113は、ステップ125で、アップデートされたディスカバリリソース情報を、システム情報を通じてブロードキャスティングする。
eNB113からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後に、TX D2D UE111は、ステップ127において、eNB113とRRC接続を解除し、RRC接続状態からRRCアイドル状態へ遷移する。TX D2D UE111は、ステップ129において、RRCアイドル状態で専用ディスカバリリソースを用いてディスカバリ情報を送信する。eNB113は、TX D2D UE111がRRC接続を解除しても、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報を管理することに留意すべきである。
TX D2D UE111に専用ディスカバリリソースが割り当てられた後、eNB113は、TX D2D UE111がRRC接続状態又はRRCアイドル状態に存在しなければならないか否かを判定できる。eNB113は、TX D2D UE111の移動状態に基づいてTX D2D UE111がRRC接続状態あるいはRRCアイドル状態に存在しなければならないか否かを判定できる。eNB113は、RRC接続が解除される場合、TX D2D UE111に割り当てられる専用ディスカバリリソースがRRCアイドル状態で使用可能であることを示すことができる。
TX D2D UE111に割り当てられる専用ディスカバリリソースは、次のような場合のうちいずれか一つで解除され得る。
a)TX D2D UE111がパワーダウンされる。
b)TX D2D UE111がTX D2D UE111がこれ以上割り当てられた専用ディスカバリリソースを必要としないことをeNB113に通知する。
例えば、TX D2D UE111は、ディスカバリ情報をこれ以上送信しないと判定される場合、eNB113にTX D2D UE111がこれ以上割り当てられた専用ディスカバリリソースを必要としないことを通知できる。TX D2D UE111は、eNB113にディスカバリリソース解除メッセージを送信し、あるいはディスカバリリソースリクエストメッセージにリソースの個数を0で示すことができる。
TX D2D UE111に複数の専用ディスカバリリソースが割り当てられ、TX D2D UE111が複数の専用ディスカバリリソースの一部を解除しようとする場合、TX D2D UE111は、eNB113で解除しようとするディスカバリリソースの個数を通知し、あるいは解除しようとするディスカバリリソースに対するディスカバリリソース割り当てインデックスを通知する。
eNB113がTX D2D UE111に割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除すると判定する場合、すなわちeNB開始解除の場合、あるいはeNB113がTX D2D UE111hからのディスカバリリソース解除メッセージを受信する場合、eNB113は、TX D2D UE111にディスカバリリソース解除メッセージ又はRRC接続再構成メッセージを送信し、TX D2D UE111に割り当てられるディスカバリリソースを解除した後、TX D2D UE111に割り当てられる既存の専用ディスカバリリソースに関する情報を送信するか、あるいは解除した専用ディスカバリリソースに関する情報を送信する。ここで、eNB113は、TX D2D UE111に割り当てられる専用ディスカバリリソースの一部のみが解除される場合、TX D2D UE111に割り当てられる既存の専用ディスカバリリソースに関する情報を送信する。
eNB113は、TX D2D UE111からリソース解除メッセージ又はRRC再構成メッセージを受信すると、TX D2D UE111に割り当てられるすべての専用ディスカバリリソースを解除する。TX D2D UE111に割り当てられる専用ディスカバリリソースRRC接続状態にのみ有効である場合、すべての専用ディスカバリリソースが解除されなければならない場合、eNB113は、RRC接続解除メッセージを送信してTX D2D UE111に割り当てられるすべての専用ディスカバリリソースを解除できる。
専用ディスカバリリソース解除は、ディスカバリリソースリクエストメッセージを用いてTX D2D UE111により指示され得る。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、専用ディスカバリリソースの要求、あるいは割り当てられる専用ディスカバリリソースの解除に使用できる。
さらに、専用ディスカバリリソース解除は、ディスカバリリソース応答メッセージを用いてeNB113により指示され得る。ディスカバリリソース応答メッセージは、専用ディスカバリリソースの割り当て、又は割り当てられる専用ディスカバリリソースの解除に使用できる。
割り当てられた専用ディスカバリリソースがRRC接続状のみに有効である場合、あるいはすべての専用ディスカバリリソースの解除に必要である場合、TX D2D UE111は、RRC接続解除メッセージを送信してすべての専用ディスカバリリソースを解除できる。
あるいは、TX D2D UE111に割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除した後、eNB113は、解除された専用ディスカバリリソースに関する情報をディスカバリリソース情報にアップデートし、解除された専用ディスカバリリソースに関する情報を除去する。eNB113は、アップデートしたディスカバリリソース情報を、システム情報を通じてブロードキャスティングする。
図1が本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムでTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの一例を示すが、図1に対して多様な変形が可能である。例えば、一連のオペレーションを示すが、図1の多様なオペレーションは、オーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
図1では、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの一例を示し、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムでTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を図5に示す。
図5は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおけるTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を概略的に示す。
図5の説明に先立って、eNBは、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを独立的に割り当てる代わりに、リソースコーディネータの制御下でTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てることができる。専用ディスカバリリソースがリソースコーディネータの制御下で割り当てられる場合、一つのセルで特定TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースが他のセルで他のTX D2D UEに割り当てられないことを保証する。ここで、一つのセルで特定TX D2D UEによりディスカバリ情報送信と他のセルで他のTX D2D UEによりディスカバリ情報送信との間の衝突は、一つのセルで特定TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースが他のセルで他のTX D2D UEに割り当てられないことを保証することにより防止することができる。このリソースコーディネータは、共通専用ディスカバリリソースプールを管理してeNBの専用ディスカバリリソース割り当て状態を管理できる。
図5を参照すると、通信システムは、TX D2D UE511、eNB513、及びリソースコーディネータ515を含む。
ディスカバリ情報の送信を所望するTX D2D UE511は、ステップ517において、eNB513とRRC接続を確立し、RRC接続状態に送信する。TX D2D UE511は、ステップ519において、ディスカバリリソースリクエストメッセージをeNB513に送信する。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、TX D2D UE511のD2D IDを含む。D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、図1を参照して説明した方式で実現され、ここでは、その説明を省略する。
TX D2D UE511からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、eNB513は、ステップ521で、ディスカバリリソースリクエストメッセージをリソースコーディネータ515に送信する。eNB513は、ステップ523において、TX D2D UE511が固定D2D UEであるか否かを判定する。ここで、TX D2D UE511が固定D2D UEであるか否かを判定する動作は、図1を参照して説明したような方式で実現され、ここではその詳細な説明を省略する。
eNB513からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、リソースコーディネータ515は、ステップ525において、共通専用ディスカバリリソースプールに基づいてTX D2D UE511に割り当てられる専用ディスカバリリソースを判定し、判定した専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース応答メッセージを送信する。リソースコーディネータ515からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後に、eNB513は、ステップ527において、ディスカバリリソース応答メッセージに含まれる専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいてTX D2D UE511に専用ディスカバリリソースを割り当て、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをTX D2D UE511に送信する。ディスカバリリソース応答メッセージは、図1を参照して説明した方式で実現され、ここではその詳細な説明を省略する。
eNB513は、ステップ529において、ディスカバリリソーステーブルを管理し、割り当てられた専用ディスカバリリソースと専用ディスカバリリソースが割り当てられるTX D2D UE511のD2D IDとの間のマッピング関係をディスカバリリソーステーブルに格納する。複数のディスカバリリソースが同一のD2D IDにマッピングされ、それによってディスカバリリソーステーブルに同一のD2D IDに対する複数のマッピング関係が存在することに留意すべきである。
専用ディスカバリリソースをTX D2D UE511に割り当てる後に、eNB513は、ステップ531において、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいてディスカバリリソース情報をアップデートする。専用ディスカバリリソースをアップデートする動作は、TX D2D UE511に割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいて選択的に遂行できる。eNB513は、ステップ531において、アップデートされたディスカバリリソース情報を、システム情報を通じてブロードキャスティングする。
eNB513からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後、TX D2D UE511は、ステップ533において、eNB513とRRC接続を解除し、RRC接続状態からRRCアイドル状態へ遷移する。TX D2D UE511は、ステップ535において、RRCアイドル状態で専用ディスカバリリソースを用いてディスカバリ情報を送信する。eNB513は、TX D2D UE511がRRC接続を解除しても、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報を管理することに注意すべきである。
TX D2D UE511に専用ディスカバリリソースが割り当てられた後に、TX D2D UE511がeNB513でRRC接続状態又はRRCアイドル状態に存在するか否かを判定する動作は、図1を参照して説明した方式で実行され、ここではその詳細な説明を省略する。
TX D2D UE511に割り当てられた専用ディスカバリリソースが解除されるケースが図1に示されており、ここではその詳細な説明を省略する。
図5が本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムでTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を示すが、多様な変形が図5に対してなされることはもちろんである。例えば、図5には一連のオペレーションを示したが、図5の多様なオペレーションはオーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の一例について図5を参照して説明する。次に、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例について、図6を参照して説明する。
図6は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を概略的に示す。
図6を参照すると、通信システムは、TX D2D UE611、eNB613、及びリソースコーディネータ615を含む。
ディスカバリ情報の送信を所望するTX D2D UE611は、ステップ617において、eNB613とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。TX D2D UE611は、ステップ619において、ディスカバリリソースリクエストメッセージをeNB613に送信する。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、TX D2D UE611のD2D IDを含む。D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、図1を参照して説明した方式で実現することができ、ここではその詳細な説明を省略する。
TX D2D UE611からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、eNB613は、ステップ621において、ディスカバリリソースリクエストメッセージをリソースコーディネータ615に送信する。eNB613は、ステップ623において、TX D2D UE611が固定D2D UEであるか否かを判定する。ここで、TX D2D UE611が固定D2D UEであるか否かを判定する動作は、図1を参照して説明した方式で実現され、ここではその詳細な説明を省略する。
eNB613からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、リソースコーディネータ615は、ステップ625において、共通専用ディスカバリリソースプールに基づいてTX D2D UE611に割り当てる専用ディスカバリリソースを判定し、判定した専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをeNB613に送信する。リソースコーディネータ615からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後に、eNB613は、ステップ627において、ディスカバリリソース応答メッセージに含まれている専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいてTX D2D UE611に専用ディスカバリリソースを割り当て、割り当てた専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをTX D2D UE611に送信する。ディスカバリリソース応答メッセージは、図1を参照して説明した方式で実現され、ここではその詳細な説明を省略する。
リソースコーディネータ615は、ステップ629において、ディスカバリリソーステーブルを管理し、割り当てられた専用ディスカバリリソースと専用ディスカバリリソースが割り当てられるTX D2D UE611のD2D IDとの間のマッピング関係を格納する。複数のディスカバリリソースが同一のD2D IDにマッピングされ、それによってディスカバリリソーステーブルに同一のD2D IDに対する複数のマッピング関係が存在できることに留意すべきである。
専用ディスカバリリソースをTX D2D UE611に割り当てた後に、eNB613は、ステップ631において、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいてディスカバリリソース情報をアップデートする。ディスカバリリソース情報をアップデートする動作は、TX D2D UE611に割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいて選択的に実行できる。eNB613は、ステップ631において、アップデートされたディスカバリリソース情報を、システム情報を通じてブロードキャスティングされる。
eNB613からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後、TX D2D UE611は、ステップ633で、eNB613とRRC接続を解除し、RRC接続状態からRRCアイドルへ遷移する。TX D2D UE611は、ステップ635で、RRCアイドル状態で専用ディスカバリリソースを用いてディスカバリ情報を送信する。リソースコーディネータ615は、TX D2D UE611がRRC接続を解除しても、判定した専用ディスカバリリソースに関する情報を管理することに留意すべきである。
TX D2D UE611に専用ディスカバリリソースが割り当てられた後、TX D2D UE611がeNB613でRRC接続状態又はRRCアイドル状態に存在しなければならないか否かを判定する動作について、図1に示したので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
TX D2D UE611に割り当てられる専用ディスカバリリソースが解除されるケースは図1で説明したので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
図6が本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の一例を示しても、多様な変形が図6に対してなされ得る。例えば、一連のオペレーションを示すが、図6での多様なオペレーションは、オーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
図5及び図6において、eNBは、リソースコーディネータと連動してディスカバリ情報送信の中に衝突を防止するためにTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるが、eNBは、ディスカバリ情報送信の中に衝突を防止するために、隣接eNBと連動してTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てることができることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。すなわち、eNBと隣接eNBが共通専用ディスカバリリソースプールを管理しなくても、eNBは、隣接eNBと相互に直接に割り当てる専用ディスカバリリソースに関する情報を共有することにより、ディスカバリ情報送信の中の衝突を防止するために、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てることができる。
図1、図5、及び図6において、TX D2D UEがeNBにディスカバリリソースリクエストメッセージを送信し、eNBから専用ディスカバリリソースの割り当てを場合に対して説明したが、TX D2D UEは、eNBの代わりにサーバにディスカバリリソースリクエストメッセージを送信し、サーバから専用ディスカバリリソースを割り当てられる。これは、図7を参照して説明する。
図7は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムでTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の一例を概略的に示す。
図7を参照すると、通信システムは、TX D2D UE711とサーバ713を含む。
TX D2D UE711は、ステップ715で、サーバ713とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。TX D2D UE711は、ステップ717において、ディスカバリリソースリクエストメッセージをサーバ713に送信する。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、TX D2D UE711のD2D IDを含む。D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、図を産商して説明した方式で実現され、ここではその詳細な説明を省略する。
TX D2D UE711からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、サーバ713は、ステップ719において、TX D2D UE711が固定D2D UEであるか否かを判定する。TX D2D UE711が固定D2D UEであるか否かを判定する動作は、図1を参照して説明した方式で実現されるので、ここではその詳細な説明を省略する。TX D2D UE711が固定D2D UEであると判定される場合、サーバ713は、ステップ721において、TX D2D UE711に専用ディスカバリリソースを割り当て、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをTX D2D UE711に送信する。ディスカバリリソース応答メッセージは、図1を参照して説明した方式で実現され、ここではその詳細な説明を省略する。
サーバ713は、ステップ723において、ディスカバリリソーステーブルを管理し、割り当てられた専用ディスカバリリソースと専用ディスカバリリソースが割り当てられるTX D2D UE711のD2D IDとの間のマッピング関係をディスカバリリソーステーブルに格納する。同一のD2D IDに対して複数のディスカバリリソースがマッピングされ、それによってディスカバリリソーステーブルに同一のD2D IDに対する複数のマッピング関係が存在できることに留意すべきである。
専用ディスカバリリソースをTX D2D UE711に割り当てた後、サーバ713は、ステップ725において、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいてディスカバリリソース情報をアップデートする。ディスカバリリソース情報をアップデートする動作は、TX D2D UE711に割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいて選択的に実行できる。サーバ713は、ステップ725において、アップデートされたディスカバリリソース情報を、システム情報を通じてブロードキャスティングする。
サーバ713からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後、TX D2D UE711は、ステップ727において、サーバ713とRRC接続を解除し、RRC接続状態からRRCアイドル状態へ遷移する。TX D2D UE711は、ステップ729において、RRCアイドル状態で専用ディスカバリリソースを用いてディスカバリ情報を送信する。サーバ713は、TX D2D UE711がRRC接続を解除しても、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報を管理することに留意すべきである。
TX D2D UE711に専用ディスカバリリソースが割り当てられた後、TX D2D UE711がサーバ713でRRC接続状態又はRRCアイドル状態に存在しなければならないか否かを判定する動作は、図1を参照して説明した方式で遂行され、ここではその詳細な説明を省略する。
TX D2D UE711に割り当てられる専用ディスカバリリソースが解除されるケースについて図1で説明するので、ここではその詳細な説明を省略する。
図7が本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を示すが、多様な変形が図7に対してなされ得る。例えば、一連のオペレーションとして示すが、図7の多様なオペレーションは、オーバーラップ、並列に発生し、異なる順序で発生し、又は複数回発生してもよい。
図1乃至図7を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスについて説明する。図8乃至図10を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてRX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスについて説明する。
まず、図8を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてRX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの一例について説明する。
図8は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてRX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの一例を概略的に示す。
図8を参照すると、通信システムは、RX D2D UE811とeNB813を含む。
eNB813は、ステップ815において、TX D2D UE(図8に図示せず)に専用ディスカバリリソースを割り当て、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報をブロードキャスティングする。例えば、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報は、システム情報を通じてブロードキャスティングされる。ステップ815は、eNB813により選択的に遂行され得る。
TX D2D UE811により送信されるディスカバリ情報をモニタリングすることに関心のあるRX D2D UE811は、ステップ819において、eNB813とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。RX D2D UE811は、ステップ821において、eNB813にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。RX D2D UE811は、RX D2D UE811がモニタリングを所望するTX D2D UEのD2D IDを上記ディスカバリリソースリクエストメッセージに含める。D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。RX D2D UE811は、RX D2D UE811がTX D2D UEが送信するディスカバリ情報を受信する専用ディスカバリリソースを要求することを通知できる。RX D2D UE811は、ディスカバリリソースリクエストメッセージにD2D IDの一部、例えばアプリケーションID、又はD2Dカテゴリを含むことができる。
以上、RX D2D UE811は、eNB813が専用ディスカバリリソースを任意のTX D2D UEに割り当てられることを検出せずにRRC接続を確立し、eNB813にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するケースについて説明した。
あるいは、RX D2D UE811は、ステップ817において、eNB813が任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てられたことを検出する場合、ステップ819においてディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。RX D2D UE811は、eNB813によりブロードキャスティングされるリソース割り当て情報からeNB813が任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるか否かを検出できる。ブロードキャスティングされるリソース割り当て情報は、任意の専用ディスカバリリソースが任意のTX D2D UEに割り当てられるか否かを示す情報を含む。
RX D2D UE811からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信する場合、eNB813は、ステップ823において、ディスカバリリソーステーブルを確認し、ディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれるD2D ID、すなわちTX D2D UEのD2D IDに対する専用ディスカバリリソースが割り当てられるか否かを判定する。専用ディスカバリリソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれるD2D IDに対応するTX D2D UEに割り当てられる場合、eNB813は、ステップ825において、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに関するリソース割り当て情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをRX D2D UE811に送信する。
eNB813からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後、RX D2D UE811は、ステップ827において、eNB813とRRC接続を解除し、RRCアイドルア様態へ遷移する。RX D2D UE811は、ステップ829において、RRCアイドル状態でディスカバリリソース応答メッセージに含まれるリソース割り当て情報に対応する専用ディスカバリリソースを通じてTX D2D UEが送信するディスカバリ情報を受信する。
RX D2D UE811は、RX D2D UE811によりリソース割り当て情報を既に獲得したTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに関するリソース割り当て情報を検出するために、同一のeNB、すなわちeNB813にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する必要がない。
RX D2D UE811は、新たなeNBに移動する場合、eNB813と異なる新たなeNBにディスカバリリソースリクエストメッセージを送信し、あるいはディスカバリリソース情報がアップデートされる場合にディスカバリリソースリクエストメッセージをeNB813に送信することができる。
図8に示していないが、専用ディスカバリリソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれるD2D IDに対応するTX D2D UEに割り当てられない場合、eNB813は、専用ディスカバリリソースがTX D2D UEに割り当てられないことを示す情報をRX D2D UE811に送信できる。RX D2D UE811は、eNB813とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態に遷移する。
図8が本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてRX D2D UEに専用ディスカバリソースに関する情報をRX D2D UEに送信するプロセスの一例を示すが、多様な変形が図8に対してなされ得る。例えば、一連のオペレーションとして示すが、図8の多様なオペレーションは、オーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
図8を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの一例について説明する。本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてRX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例について、図9を参照して説明する。
図9は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてRX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例を概略的に示す。
図9を参照すると、通信システムは、RX D2D UE911、eNB913、及びリソースコーディネータ915を含む。
eNB913は、ステップ917において、TX D2D UE(図9に図示せず)に専用ディスカバリリソースを割り当て、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報をブロードキャスティングする。例えば、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報は、システム情報を通してブロードキャスティングする。
TX D2D UEにより送信されるディスカバリ情報をモニタリングすることに関心のあるRX D2D UE911は、ステップ921において、eNB913とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。RX D2D UE911は、ステップ923において、eNB913にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。RX D2D UE911は、RX D2D UE911がモニタリングを希望するTX D2D UEのD2D IDをディスカバリリソースリクエストメッセージに含める。D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。RX D2D UE911は、RX D2D UE911がTX D2D UEが送信するディスカバリ情報を受信するための専用ディスカバリリソースを要求することを通知できる。RX D2D UE911は、ディスカバリリソースリクエストメッセージにD2D IDの一部、例えばアプリケーションID、又はD2Dカテゴリを含むことができる。
RX D2D UE911は専用ディスカバリリソースを割り当てられることを検出することなくRRC接続を確立し、TX D2D UEは、eNB913にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するケースについて以上に説明した。
あるいは、RX D2D UE911は、ステップ919で、eNB913が任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てることを検出する場合にのみ、ステップ921で、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信することができる。RX D2D UE911は、eNB913によりブロードキャスティングされるリソース割り当て情報からeNB913が任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるか否かを検出できる。この場合、ステップ917は、選択的でない。ブロードキャスティングされたリソース割り当て情報は、任意の専用ディスカバリリソースが任意のTX D2D UEに割り当てられるか否かを示す情報を含む。
RX D2D UE911からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信する場合、eNB913は、ステップ925において、ディスカバリリソースリクエストメッセージをリソースコーディネータ915に送信する。eNB913からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信すると、リソースコーディネータ915は、ステップ927において、ディスカバリリソーステーブルを検査し、専用ディスカバリリソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれているD2D ID、すなわちTX D2D UEのD2D IDに対して割り当てられるか否かを判定する。ディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれているD2D IDに対応するTX D2D UEに対して専用ディスカバリリソースが割り当てられる場合、リソースコーディネータ915は、ステップ929において、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに関するリソース割り当て情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをeNB913に送信する。
リソースコーディネータ915からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後に、eNB913は、ステップ931において、RX D2D UE911にディスカバリリソース応答メッセージを送信する。eNB913からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後、RX D2D UE911は、ステップ933において、eNB913とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態を遷移する。RX D2D UE911は、ステップ935において、RRCアイドル状態でディスカバリリソース応答メッセージに含まれるリソース割り当て情報に対応する専用ディスカバリリソースを通じてTX D2D UEが送信するディスカバリ情報を受信する。
RX D2D UE911は、リソース割り当て情報がRX D2D UE911により既に獲得されたTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに関するリソース割り当て情報を検出するために、同一のeNB、すなわちeNB913にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する必要はない。
RX D2D UE911は、新たなeNBに移動する場合にeNB913と異なる新たなeNBにディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するか、あるいはディスカバリリソース情報がアップデートされる場合、ディスカバリリソースリクエストメッセージをeNB913に送信できる。
図9に示していないが、専用ディスカバリリソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれているD2D IDに対応するTX D2D UEに割り当てられない場合、リソースコーディネータ915は、専用ディスカバリリソースがTX D2D UEに割り当てられないことを表す情報をRX D2D UE911に送信できる。RX D2D UE911は、eNB913とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態に遷移する。
図9が本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の実施形態を示すが、多様な変形が図9でなされる。例えば、一連のオペレーションとして示すが、図9で多様なオペレーションがオーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生できる。
図9を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、専用ディスカバリリソースに関する情報をRX D2D UEに提供するプロセスの他の例について説明する。図10を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、専用ディスカバリリソースに関する情報をRX D2D UEに提供するプロセスの他の例について説明する。
図10は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて専用ディスカバリリソースに関する情報をRX D2D UEに提供するプロセスの他の例を概略的に示す。
図10を参照すると、通信システムは、RX D2D UE1011とサーバ1013を含む。
サーバ1013は、ステップ1015において、TX D2D UE(図10に図示せず)に専用ディスカバリリソースを割り当て、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報をブロードキャスティングする。例えば、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報は、システム情報を通じてブロードキャスティングされる。この場合、ステップ1015は選択的である。
TX D2D UEにより送信されるディスカバリ情報をモニタリングすることに関心のあるRX D2D UE1011は、ステップ1019において、サーバ1013とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。RX D2D UE1011は、ステップ1021において、サーバ1013へディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。RX D2D UE1011は、モニタリングを希望するTX D2D UEのD2D IDをディスカバリリソースリクエストメッセージに含む。D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID,表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。RX D2D UE1011は、TX D2D UEが送信するディスカバリ情報を受信するための専用ディスカバリリソースを要求することを通知することができる。RX D2D UE1011は、ディスカバリリソースリクエストメッセージにD2D IDの一部、例えばアプリケーションID、又はD2Dカテゴリを含むことができる。
以上に、RX D2D UE1011は、サーバ1013が任意のTX D2D-UEに専用ディスカバリリソースを割り当てることを検出することなく、RRC接続を確立し、サーバ1013にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するケースについて説明する。
あるいは、RX D2D UE1011は、サーバ1013がステップ1017で任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースの割り当てを検出する場合のみに、ステップ1019において、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。RX D2D UE1011は、サーバ1013によりブロードキャスティングされるリソース割り当て情報から、サーバ1013が任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるか否かを検出できる。この場合、ステップ1015は、選択的でない。ブロードキャスティングされるリソース割り当て情報は、任意の専用ディスカバリリソースが任意のTX D2D UEに割り当てられるか否かを示す情報を含む。
RX D2D UE1011からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信する場合、サーバ1013は、ステップ1023において、ディスカバリリソーステーブルを確認し、専用ディスカバリリソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれているD2D ID、すなわちTX D2D UEのD2D IDに対して割り当てられるか否かを判定する。専用ディスカバリリソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれているD2D IDに対応するTX D2D UEに専用ディスカバリリソースが割り当てられる場合、サーバ1013は、ステップ1025において、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに対するリソース割り当て情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをRX D2D UE1011に送信する。
サーバ1013からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後、RX D2D UE1011は、ステップ1027において、サーバ1013とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態に遷移する。RX D2D UE1011は、ステップ1029において、RRCアイドル状態でディスカバリリソース応答メッセージに含まれるリソース割り当て情報に対応する専用ディスカバリリソースを通じてTX D2D UEが送信するディスカバリ情報を受信する。
RX D2D UE1011は、RX D2D UE1011により既にリソース割り当て情報を獲得したTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに関するリソース割り当て情報を検出するために、同一のサーバ、すなわちサーバ1013にディスカバリリソースリクエストメッセージを再送信する必要はない。
RX D2D UE1011は、RX D2D UE2011が新たなサーバに移動する場合にサーバ1013と異なる新たなサーバにディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するか、あるいはディスカバリリソース情報がアップデートされる場合にディスカバリリソースリクエストメッセージをサーバ1013に送信することができる。
図10に示していないが、専用ディスカバリリソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれるD2D IDに対応するTX D2D UEに対して割り当てられない場合、サーバ1013は、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースが割り当てられないことを示す情報をRX D2D UE1011に送信できる。RX D2D UE1011は、サーバ1013とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態に遷移する。
図10が本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて専用ディスカバリリソースに関する情報をRX D2D UEに提供するプロセスの他の例を示すが、多様なオペレーションが図10に対してなされ得る。例えば、一連のオペレーションを示すが、図10で多様なオペレーションがオーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
図1乃至図10を参照して本発明の第1の実現方式について説明し、図11乃至図17を参照して本発明の第2の実現方式について説明する。
図11を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例について説明する。
図11は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を概略的に示す。
図11を参照すると、通信システムは、TX D2D UE1111、eNB1113、及びRX D2D UE1115を含む。
TX D2D UE1111がRRC接続状態でなく、ディスカバリ情報の送信を所望する場合、TX D2D UE1111は、ステップ1117において、eNB1113とRRC接続を成立し、RRC接続状態へ遷移する。本発明の一実施形態において、TX D2D UE1111がRRC接続状態でなく、ディスカバリ情報送信に関心がある場合、TX D2D UE1111は、ディスカバリ情報送信がTX D2D UE1111がとどまるセルによりサポートされ、ディスカバリ情報送信用共通リソースがブロードキャスティングされない場合にRRC接続確立を開始する。このディスカバリ情報送信は、SystemInformationBlockType19がセルによりブロードキャスティングされる場合にサポートされる。あるいは、ディスカバリ情報送信がセルでサポートされるか否かは、セルによりブロードキャスティングされるSystemInformationBlockType19で指示により判定される。TX D2D UE1111は、ステップ1119において、eNB1113にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。例えば、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、TX D2D UE1111のD2D IDを含む。D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。図11の説明とは異なり、ディスカバリリソースリクエストメッセージがTX D2D UE1111のD2D IDを含まないケースもある。例えば、TX D2D UE1111に割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報をRX D2D UEに示す必要がない場合、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、TX D2D UE1111用D2D IDを含まない。
TX D2D UE1111は、ディスカバリリソースリクエストメッセージを通じてTX D2D UE1111がディスカバリ情報を送信するためのディスカバリリソースを要求することをeNB1113に指示できる。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリ情報送信用ディスカバリリソースが要求されることを示す情報を含むことができる。
TX D2D UE1111は、eNB1113にディスカバリリソースリクエストメッセージを通じてTX D2D UE1111がどれくらい多くディスカバリリソースを要求するか、あるいはTX D2D UE1111が送信するディスカバリ情報エレメント又はディスカバリメッセージの個数を示すことができる。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースの個数を表す情報、あるいはディスカバリ情報エレメントの個数を表す情報を含むことができる。
TX D2D UE1111は、eNB1113にディスカバリリソースリクエストメッセージを通じてTX D2D UE1111がディスカバリ情報を送信する期間を指示する。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソース送信期間を表す情報を含むことができる。
TX D2D UE1111は、eNB1113にディスカバリリソースリクエストメッセージを通じてTX D2D UE1111が各ディスカバリ情報に対して該当ディスカバリリソースをどれくらい長く必要とするかを指示できる。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソース保持時間を表す情報を含むことができる。
ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースリクエストインデックスを含むことができる。TX D2D UE1111がディスカバリリソースリクエストメッセージで複数のディスカバリ情報送信用リソースを要求する場合、ディスカバリリソースリクエストインデックスは、要求される各リソースに対して割り当てられる。
ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースリクエストで要求される各リソースに対する優先順位レベルを含むことができる。
ディスカバリリソースリクエストメッセージは、案内されるディスカバリ情報に関連した範囲クラスを含む。本発明の一実施形態において、ディスカバリサービスインジケータは定義できる。ディスカバリサービスインジケータは、ディスカバリ期間、優先順位、範囲クラス、区間のようなパラメータの値に対する集合を示す。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースが要求されるディスカバリ情報送信に対応するディスカバリサービスインジケータを含むことができる。ディスカバリサービスインジケータは、別途のパラメータの代わりにディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれる。
TX D2D UE1111からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、eNB1113は、ステップ1121において、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するTX D2D UE1111がTX D2D UE1111とネットワークとの間で交換されるUEの能力に基づいて、固定D2D UEであるか否かを判定する。UE能力は、TX D2D UE1111がネットワークで登録する場合又はネットワークにより要求される場合にTX D2D UE1111とネットワークとの間で交換される。eNB1113は、ネットワークでUE加入プロファイルに基づいてディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するTX D2D UE1111が固定D2D UEであるか否かを判定できる。
あるいは、eNB1113は、ディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれるTX D2D UE1111からの指示に基づいてTX D2D UE1111が固定D2D UEであるか否かを判定する。
又は、固定D2D UEのみがディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するように構成される。この場合、ディスカバリリソースリクエストメッセージがTX D2D UE1111から送信されることは、TX D2D UE1111が固定的であることを意味する。
あるいは、eNB1113は、D2D IDに基づいてTX D2D UE1111が固定的であるか否かを判定する。このD2D IDは、TX D2D UE1111が固定的であるか否かを示すビットを含むことができる。固定D2D UEに割り当てられるD2D IDは、移動D2D UEに割り当てられるD2D IDと異なる。eNB1113は、D2D IDのタイプを確認し、又はD2Dサーバに問い合わせることにより、D2D IDを用いてTX D2D UE1111が固定D2D UEであるか否かを判定できる。
図11に示していないが、eNB1113は、TX D2D UE1111がディスカバリリソースを要求することが許可されるD2D UEであるか否かを確認する動作を実行する。eNB1113は、MMEから受信されるUEコンテキストに基づいて、TX D2D UE1111がディスカバリリソース(又はタイプ2ディスカバリリソース)を要求することが許可されるD2D UEであるか否かを確認する動作を実行する。TX D2D UE1111がディスカバリリソースを要求することを許可する場合、eNB1113は、TX D2D UE1111にディスカバリリソースを割り当てる。
例えば、UEコンテキストは、(1)D2DUEがディスカバリリソースを要求するように許可されるか否かを示す情報、(2)どれくらいのディスカバリリソースがD2D UEに割り当てられるかを示す情報、(3)D2D UEが使用するディスカバリリソースメカニズムを示す情報、(4)D2D UEが固定D2D UEであるか否かを示す情報のうち少なくとも一つを含む。ディスカバリリソースメカニズムは、タイプ1ディスカバリリソースメカニズムと、タイプ2ディスカバリリソースメカニズムのうちいずれか一つを含む。タイプ1(又はUE自律リソース選択)ディスカバリリソースメカニズムにおいて、D2D UEは、リソースプールからリソースをランダムに選択する。複数のTX UEにより選択されるリソースは同一であり、そのため、タイプ1ディスカバリリソースメカニズムで衝突され得る。タイプ2(又はスケジュールされたリソース割り当て)ディスカバリリソースメカニズムにおいて、ディスカバリリソースは、ネットワークによりD2D UEに割り当てられる。タイプ2ディスカバリリソースメカニズムで衝突はない。
eNB1113は、TX D2D UE1111がProSe直接ディスカバリ案内(announcement)を許可しないと判定する場合、ディスカバリリソースリクエストメッセージを拒否し、これをディスカバリリソース応答メッセージでTX D2D UE1111に指示する。この拒否は、ディスカバリリソース応答メッセージで明示的に示され得る。あるいは、ディスカバリリソースに関する情報を有しないディスカバリリソース応答メッセージは、ディスカバリリソースリクエストメッセージの拒否を示す。eNB113は、TX D2D UE1111が固定D2D UEであると判定すると、ステップ1121において、TX D2D UE1111に一つ以上の専用ディスカバリリソースを割り当てる。専用ディスカバリリソースは、専用ディスカバリリソースプールであり、TX D2D UE1111は、ディスカバリ情報送信用リソースをランダムに選択する。専用ディスカバリリソースプールは、ディスカバリリソースプール内のリソースを示すリソースインデックスを有する専用ディスカバリリソースプールであり得る。eNB1113は、ステップ1125において、ディスカバリリソーステーブルを管理し、割り当てられた専用ディスカバリリソースと、専用ディスカバリリソースが割り当てられるTX D2D UE1111のD2D IDとの間のマッピング関係を格納する。複数のディスカバリリソースが同一のD2D IDに対マッピングされ、それによってディスカバリリソーステーブルに同一のD2D IDに対する複数のマッピング関係が存在することに注意すべきである。
eNB1113は、ステップ1123において、TX D2D UE1111にディスカバリリソースリクエストメッセージに対する応答メッセージとしてディスカバリリソース応答メッセージを送信する。ディスカバリリソース応答メッセージは、TX D2D UE1111に割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報を含む。例えば、ディスカバリリソース応答メッセージは、RRC接続再構成メッセージであり得る。
専用ディスカバリリソース情報は、専用ディスカバリリソースプールであり、D2D UEは、ディスカバリ情報送信用リソースをランダムに選択する。専用ディスカバリリソース情報は、TX D2D UE1111に割り当てられるディスカバリリソースプール内のリソースを示す一つ以上のリソースインデックスを有する専用ディスカバリリソースプールであり得る。リソースインデックスは、時間インデックスと周波数インデックスを含む。時間インデックスは、割り当てられたディスカバリリソースを有する無線フレーム及び/又はサブフレームを示す。周波数インデックスは、ディスカバリ物理チャンネルインデックス又は割り当てられたディスカバリリソースの物理無線ブロックインデックスを示す。専用ディスカバリリソースに関する情報は、関連した専用ディスカバリリソース期間を含む。あるいは、ディスカバリリソース期間は、ネットワークによりブロードキャスティングされ、専用にシグナリングされない。ディスカバリリソース期間は、該当ディスカバリリソースを使用可能な期間であることを示す。 ディスカバリリソース期間は、n*ディスカバリリソース周期に設定できる。ここで、nは、ディスカバリリソース応答メッセージを通じてシグナリングされ、あるいは予め定義される。
eNB1113は、ディスカバリリソース応答メッセージに割り当てられた専用ディスカバリリソースに対するディスカバリリソース割り当てインデックスを含む。ディスカバリリソース割り当てインデックスは、eNB1113又はTX D2D UE1111を専用ディスカバリリソースの解除を要求するために使用され得る。すなわち、eNB1113は、ディスカバリリソースリクエストメッセージがディスカバリリソースリクエストインデックスを含む場合、ディスカバリリソース割り当てインデックスをディスカバリリソースリクエストインデックスと同一に設定する。
あるいは、ディスカバリリソースリクエストメッセージがディスカバリリソースリクエストインデックスを含まない場合、eNB1113は、ディスカバリリソース割り当てインデックスをD2D UE別に管理し、ディスカバリリソース応答メッセージにディスカバリリソース割り当てインデックスを含む。
あるいは、ディスカバリリソースリクエストインデックスがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれるか否かに関係なく、eNB1113は、D2D UE別にディスカバリリソース割り当てインデックスを管理し、ディスカバリリソース応答メッセージにディスカバリリソース割り当てインデックスを含む。
上記とは異なり、eNB1113は、TX D2D UE1111に専用ディスカバリリソースを割り当てることでなく、競争ベースのリソースプール(又はタイプ1TXリソースプール)をTX D2D UE1111に提供するか、あるいはTX D2D UE1111に専用ディスカバリリソースを提供しないことができる。
一方、範囲クラスがディスカバリリソースリクエストメッセージで受信される場合、eNB1113は、範囲クラスに従って割り当てられたディスカバリリソース(競争ベースのプール又は専用ディスカバリリソース)に対する電力パラメータを設定する。TX D2D UE1111が異なるディスカバリ情報送信に対して異なる範囲クラスを通知する場合、eNB1113は、割り当てられたディスカバリリソース(競争ベースのプール又は専用ディスカバリリソース)の各々に対して異なる電力パラメータを設定する。範囲クラスがディスカバリリソースリクエストメッセージで受信され、eNB113がディスカバリリソース応答メッセージでタイプ1TXリソースプールを割り当てる場合、eNB1113は、要求される範囲クラスに対応してTXリソースプールを割り当て、eNB113は、各範囲クラスに対して別のTXリソースプールを保持する。
あるいは、TX D2D UE1111に関連した範囲クラスは、eNB1113によりMMEから受信されるUEコンテキストから決定され、それによってeNB1113は、範囲クラスによりTX D2D UE1111に割り当てられるディスカバリリソース(競争ベースのプール又は専用ディスカバリリソース)に対する電力パラメータを設定する。eNB1113がディスカバリリソース応答でタイプ1TXリソースプールを割り当てる場合、eNB1113は、要求される範囲クラスに対応してTX応答プールを割り当て、各範囲クラスに対して別のTXリソースプールを保持する。
あるいは、範囲クラスがディスカバリリソースリクエストメッセージで受信されず、あるいは範囲クラスがUEのコンテキストでMMEから受信されず、eNB1113がディスカバリリソース応答メッセージでタイプ1TXリソースプールを割り当てる場合、eNB1113は、複数のTXリソースプールを割り当て、各範囲クラスに基づいて別のTXリソースプールを保持する。TX D2D UE1111は、範囲クラスに基づいてTXリソースプールを選択する。あるいは、eNB1113は、ネットワークによりサポートされる範囲クラスと各範囲クラスに対する電力パラメータ(例えば、最大電力)との間のディスカバリリソース応答マッピングでブロードキャスティングし、あるいは送信することができる。TX D2D UE1111は、TX D2D UE1111の範囲クラス又はTX D2D UE1111が送信しようとするディスカバリ情報に関連した範囲クラスの許可に対応して電力パラメータを選択する。
ディスカバリリソース応答メッセージは、ディスカバリリソースが割り当てられる時区間を含む。例えば、ディスカバリリソース応答メッセージは、x送信の間にディスカバリリソースが使用可能であることを示し、x送信の期間はn*ディスカバリリソース周期である。
専用ディスカバリリソースがRRC接続状態のみで使用される場合、割り当てられたディスカバリリソースがD2D UE又はeNBにより明示的なシグナリングにより解除され、あるいはRRC接続が解除されるまで、時区間は定義されず、割り当てられたリソースは有効である。
ディスカバリリソース応答で受信したディスカバリリソース構成がディスカバリ情報送信にTX D2D UE1111により使用される時間は、次のように決定される。
第1の方式で、eNBがディスカバリリソース応答メッセージをディスカバリリソース周期xで送信し、あるいはTX D2D UEがディスカバリリソース応答メッセージをディスカバリリソース周期xで受信する場合、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースの第1のインスタンスは、ディスカバリリソース周期x以後のp番目のディスカバリリソース周期、すなわちディスカバリリソース周期x+pで存在する。pは、D2D方式をサポートする通信システムで固定的であり、例えば、pは、1に設定され(p=1)、これは、ディスカバリリソースがディスカバリリソース応答メッセージに含まれる場合、TX D2D UE111が、次のディスカバリリソース周期からディスカバリ情報送信に対するディスカバリリソース応答で示すリソースを使用することを意味する。あるいは、pは、ディスカバリリソース応答メッセージでシグナリングされ得る。
第1の方式は、図2で説明したので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
第2の方式で、ディスカバリリソース応答メッセージが受信されるサブフレーム/フレームとディスカバリリソース応答メッセージが受信されるディスカバリリソース周期x以後の第1のディスカバリリソース周期、すなわちディスカバリリソース周期x+1で割り当てられる専用ディスカバリリソースに対応するサブフレーム/フレームとの間の差が予め設定されているオフセットより小さい場合、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースの第1のインスタンスは、ディスカバリリソース周期x+2で存在する。この場合、オフセットは、ディスカバリリソース応答メッセージに含まれる。
第2の方式は、図3で説明したので、ここではその詳細な説明を省略する。
第3の方式で、ディスカバリリソース応答メッセージが受信されるサブフレーム/フレームとディスカバリリソース応答メッセージが受信されるディスカバリリソース周期x以後の第1のディスカバリリソース周期、すなわちディスカバリリソース周期x+1でTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに対応するサブフレーム/フレームとの間の差が、予め設定されたオフセット以上である場合、割り当てられた専用ディスカバリリソースの第1のインスタンスは、ディスカバリリソース周期x+1で存在する。この場合、オフセットは、ディスカバリリソース応答メッセージに含まれる。
第3の方式は、図4で説明したので、ここではその詳細な説明を省略する。
一方、eNB1113は、TX D2D UE1111に割り当てられる専用ディスカバリリソースがRRCアイドル状態で使用可能であるか否かを示す。例えば、eNB1113は、割り当てられた専用ディスカバリリソースRRCアイドル状態でディスカバリリソース応答メッセージに使用可能であるか否かを示す情報を含むことができる。
専用ディスカバリリソースに関する情報がRX D2D UEに指示される場合、eNB1113は、ステップ1127において、TX D2D UE1111に専用ディスカバリリソースを割り当て、TX D2D UE1111の専用ディスカバリリソースに関心のあるRX D2D UEが存在するか否かを判定する。eNB1113は、ステップ1127で、RX D2D UE接続ID、例えばセル無線ネットワーク臨時識別子(C-RNTI)とRX D2D UEが、関心があるTX D2D UEのD2D IDとの間のマッピング関係を含むディスカバリリソーステーブルを維持する。ディスカバリリソーステーブルは、RX D2D UEからeNB1113へのディスカバリリソースリクエストに基づいて保持される。TX D2D UE1111の専用ディスカバリリソースに関心のあるRX D2D UEが存在する場合、eNB1113は、ステップ1133において、専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース情報メッセージをRX D2D UE、すなわちRX D2D UE1115に送信する。eNB1113は、ディスカバリリソース情報メッセージに含まれている専用ディスカバリリソースに対応するTX D2D UE1111のD2D IDをディスカバリリソース情報メッセージに含むことができる。
新たな専用ディスカバリリソースをTX D2D UE1111に割り当てた後に、eNB1113は、ステップ1135において、ディスカバリリソース情報に専用ディスカバリリソースに関する情報をアップデートする。eNB1113は、ステップ1135において、アップデートしたディスカバリリソース情報を、システム情報を通じてブロードキャスティングする。
eNB1113からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後、TX D2D UE1111は、ステップ129において、eNB1113とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態に遷移できる。TX D2D UEは、ステップ1131において、RRCアイドル状態で専用ディスカバリリソースを用いてディスカバリ情報を送信する。専用ディスカバリリソースが特定期間で使用可能である場合、TX D2D UE1111は、eNB1113とRRC接続を確立し、専用ディスカバリリソースをeNB1113に更に要求する。eNB1113は、TX D2D UE1111がRRC接続を解除しても、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報を維持することに注意すべきである。eNB1113は、有効期間以後に割り当てられた専用ディスカバリリソースを解除する。
TX D2D UE1111に専用ディスカバリリソースが割り当てられた後、eNB1113は、TX D2D UE1111がRRC接続状態又はRRCアイドル状態に存在しなければならないか否かを判定できる。eNB1113は、TX D2D UE1111の移動状態に基づいてTX D2D UE1111がRRC接続状態又はRRCアイドル状態に存在しなければならないか否かを判定することができる。eNB1113は、RRC接続が解除される場合、TX D2D UE1111に割り当てられる専用ディスカバリリソースがRRCアイドル状態で使用可能であることを示すことができる。
TX D2D UE1111に割り当てられた専用ディスカバリリソースは、次のようなケースのうちいずれか一つで解除できる。
a)TX D2D UE1111がパワーダウンされる。
b)TX D2D UE1111がTX D2D UE1111がこれ以上割り当てられた専用ディスカバリリソースを必要としないことをeNB1113に通知する。
c)割り当てられた専用ディスカバリリソースが使用可能な期間が終了する。
例えば、TX D2D UE1111は、TX D2D UE1111がディスカバリ情報をこれ以上送信しないように判定する場合、eNB1113にTX D2D UE1111がこれ以上割り当てられた専用ディスカバリリソースを必要としないことを通知できる。TX D2D UE1111は、eNB1113にディスカバリリソース解除メッセージを送信し、ディスカバリリソースリクエストメッセージで0にリソースの個数を示す。
TX D2D UE1111に複数の専用ディスカバリリソースが割り当てられ、TX D2D UE1111が複数の専用ディスカバリリソースのうち一部を解除しようとする場合、TX D2D UE1111は、eNB1113にTX D2D UE1111が解除しようとするディスカバリリソースの個数を通知するか、あるいはTX D2D UE1111が解除しようとするディスカバリリソースに対するディスカバリリソース割り当てインデックスを通知する。
eNB1113がTX D2D UE1111に割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除することに判定するケースで、すなわちeNB開始解除のケース、あるいはTX D2D UE1111からのディスカバリリソース解除メッセージを受信するケースで、eNB1113は、TX D2D UE1111にディスカバリリソース解除メッセージあるいはRRC接続再構成メッセージを送信し、TX D2D UE1111に割り当てられるディスカバリリソースを解除した後、TX D2D UE1111に割り当てられる既存の専用ディスカバリリソースに関する情報を送信し、あるいは解除された専用ディスカバリリソースに関する情報を送信する。ここで、eNB113は、TX D2D UE1111に割り当てられる専用ディスカバリリソースの一部のみが解除される場合、TX D2D UE1111に割り当てられる既存の専用ディスカバリリソースに関する情報を送信することができる。
TX D2D UE1111からリソース解除メッセージ又はRRC再構成メッセージを受信する場合、eNB1113は、TX D2D UE1111に割り当てられるすべての専用ディスカバリリソースを解除する。TX D2D UE1111に割り当てられる専用ディスカバリリソースがRRC接続状態でのみ使用可能であり、あるいはすべての専用ディスカバリリソースが解除される場合、eNB1113は、RRC接続解除メッセージを送信してTX D2D UE1111に割り当てられるすべての専用ディスカバリリソースを解除できる。
専用ディスカバリリソース解除は、ディスカバリリソースリクエストメッセージを用いてTX D2D UE1111により指示できる。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、専用ディスカバリリソースを要求し、あるいは割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除するために使用できる。
さらに、専用ディスカバリリソース解除は、ディスカバリリソース応答メッセージを用いてeNB1113により指示できる。ディスカバリリソース応答メッセージは、専用ディスカバリリソースを割り当て、あるいは割り当てられた専用ディスカバリリソースを解除するために使用できる。
割り当てられた専用ディスカバリリソースがRRC接続状態のみで使用可能であり、あるいはすべての専用ディスカバリリソースが解除するために必要である場合、TX D2D UE1111は、RRC接続解除メッセージを送信してすべての専用ディスカバリリソースを解除できる。
あるいは、TX D2D UE1111に割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除した後、eNB1113は、解除された専用ディスカバリリソースに関する情報をディスカバリリソース情報にアップデートして、解除された専用ディスカバリリソースに関する情報を除去する。eNB1113は、アップデートしたディスカバリリソース情報を、システム情報を通じてブロードキャスティングする。
図11が本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を示し、多様な変形が図11に対してなされ得る。例えば、一連のオペレーションとして示すが、図11の多様なオペレーションは、オーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回を発生してもよい。
図11を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスのもう一つの例について説明し、図12を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例について説明する。
図12は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を概略的に示す。
図12を説明するに先立ち、eNBは、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを独立的に割り当てる代わりに、リソースコーディネータの制御下で専用ディスカバリリソースを割り当てることができる。リソースコーディネータの制御下で専用ディスカバリリソースが割り当てられる場合、一つのセルで特定TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースが、他のセルで他のTX D2D UEに割り当てられないことを保証する。ここで、一つのセルで特定TX D2D UEによる専用ディスカバリリソースと他のセルで他のTX D2D UEによるディスカバリ情報送信との間の衝突は、一つのセルで特定TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースが、他のセルで他のTX D2D UEに割り当てられないことを保証することで避けることができる。リソースコーディネータは、共通専用ディスカバリリソースプールを管理し、eNBの専用ディスカバリリソース割り当て状態を管理できる。
図12を参照すると、通信システムは、TX D2D UE1211、eNB1213、リソースコーディネータ1215、及びRX D2D UE1217を含む。
ディスカバリ情報を送信することを所望するTX D2D UE1211は、ステップ1219において、eNB1213と接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。TX D2D UE1211は、ステップ1221において、eNB1213でディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、TX D2D UE1211のD2D IDを含む。D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、図11を参照して説明したので、ここではその詳細な説明を省略する。
TX D2D UE1211からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、eNB1213は、ステップ1223において、リソースコーディネータ1215にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。リソースコーディネータ1215にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信した後に、eNB1213は、ステップ1225において、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するTX D2D UE1211が固定D2D UEであるか否かを判定する。ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信したTX D2D UE1211が固定D2D UEであるか否かを決定する動作は、図11を参照して説明する方法で実現され、ここではその詳細な説明を省略する。
eNB1213からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、リソースコーディネータ1215は、ステップ1227において、共通専用ディスカバリリソースプールに基づいてTX D2D UE1211に割り当てられる専用ディスカバリリソースを決定し、決定した専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをeNB1213に送信する。TX D2D UE1211に専用ディスカバリリソースを割り当てる動作は、本発明の第1の実現方式、すなわち図5のリソースコーディネータ515の動作、図6のリソースコーディネータ615の動作、及び図9のリソースコーディネータ925の動作で説明したので、ここではその詳細な説明を省略する。
リソースコーディネータ1215からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後に、eNB1213は、ステップ1229において、ディスカバリリソース応答メッセージに含まれる専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいてTX D2D UE1211に専用ディスカバリリソースを割り当て、割り当てた専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをTX D2D UE1211に送信する。ディスカバリリソース応答メッセージは、図11を参照して上記方式で実現されるので、ここではその詳細な説明を省略する。
eNB1213は、ステップ1231において、ディスカバリリソーステーブルを管理し、割り当てられた専用ディスカバリリソースと専用ディスカバリリソースが割り当てられたTX D2D UE1211のD2D IDとの間のマッピング関係をディスカバリリソーステーブルに格納する。同一のD2D IDに複数のディスカバリリソースがマッピングされ、それによってディスカバリリソーステーブルに同一のD2D IDに対する複数のマッピング関係が存在できることに留意すべきである。
eNB1213は、割り当てられた専用ディスカバリリソースがRRCアイドル状態で使用可能であるか否かを指示できる。例えば、eNB1213は、割り当てられる専用ディスカバリリソースがRRCアイドル状態で使用可能であるか否かを示す情報をディスカバリリソース応答メッセージに含める。
専用ディスカバリリソースに関する情報がRX D2D UEに指示される場合、eNB1213は、ステップ1233において、TX D2D UE1211に専用ディスカバリリソースを割り当てた後、TX D2D UE1211の専用ディスカバリリソースに関心のあるRX D2D UEが存在するか否かを判定する。eNB1213は、ステップ1233において、RX D2D UE接続識別子、例えばC-RNTIとRX D2D UEが関心のあるTX D2D UEのD2D IDとの間のマッピング関係を含むディスカバリリソーステーブルを維持する。ディスカバリリソーステーブルは、RX D2D UEからeNB1213へのディスカバリリソースリクエストに基づいて保持される。TX D2D UE1211の専用ディスカバリリソースに関心のあるRX D2D UEが存在する場合、eNB1213は、ステップ1239において、専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース情報メッセージをRX D2D UE、すなわちRX D2D UE1217に送信する。eNB1213は、ディスカバリリソース情報メッセージに含まれる専用ディスカバリリソースに対応するTX D2D UE1211のD2D IDを含むことができる。
新たな専用ディスカバリリソースをTX D2D UE1211に割り当てた後に、eNB1213は、ステップ1241において、ディスカバリリソース情報に専用ディスカバリリソース情報をアップデートする。eNB1213は、ステップ1241において、アップデートしたディスカバリリソース情報を、システム情報を通じてブロードキャスティングする。
eNB1213からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後に、TX D2D UE1211は、ステップ1235において、eNB1213とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態へ遷移する。TX D2D UE1211は、ステップ1237において、RRCアイドル状態で割り当てられた専用ディスカバリリソースを用いてディスカバリ情報を送信する。専用ディスカバリリソースが特定期間で使用可能である場合、TX D2D UE1211は、eNB1213とRRC接続を確立し、eNB1213に再び専用ディスカバリリソースを要求する。eNB1213は、TX D2D UE1211がRRC接続を解除しても割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報を維持することに留意すべきである。eNB1213は、有効期間後に割り当てられた専用ディスカバリリソースを解除する。
TX D2D UE1211に専用ディスカバリリソースが割り当てられた後、eNB1213は、TX D2D UE1211がRRC接続状態に、あるいはRRCアイドル状態に存在しなければならないかを判定する。専用ディスカバリソースがTX D2D UE1211に割り当てられた後に、TX D2D UE1211がeNB1213でRRC接続状態又はRRCアイドル状態に存在しなければならないかを判定する動作は、図11を参照して説明した方式で実現され、ここでは詳細な説明を省略する。
TX D2D UE1211に割り当てられる専用ディスカバリリソースが解除されるケースは、図11で説明したので、ここではその詳細な説明を省略する。
図12は本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を示すが、多様な変形が図12に対してなされ得る。例えば、図12には一連のオペレーションが示すが、図12での多様なオペレーションは、オーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
図12を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの一例について説明する。図13を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例について説明する。
図13は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を概略的に示す。
図13を参照すると、通信システムは、TX D2D UE1311、eNB1313、リソースコーディネータ1315、及びRX D2D UE1317を含む。
TX D2D UE1311は、ステップ1319において、eNB1313とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。TX D2D UE1311は、ステップ1321において、eNB1313にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、TX D2D UE1311のD2D IDを含む。ここで、D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、図11を参照して説明した方式で実現されるので、ここではその詳細な説明を省略する。
TX D2D UE1311からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、eNB1313は、ステップ1323において、リソースコーディネータ1315にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。リソースコーディネータ1315にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信した後に、eNB1313は、ステップ1325において、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するTX D2D UE1311が固定D2D UEであるか否かを判定する。ここで、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するTX D2D UE1311が固定D2D UEであるか否かを判定する動作は、図11を参照して説明した方式で実現され、ここではその詳細な説明を省略する。
eNB1313からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、リソースコーディネータ1315は、ステップ1327において、共通専用ディスカバリリソースプールに基づいてTX D2D UE1311に割り当てる専用ディスカバリリソースを判定し、判定した専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをeNB1313に送信する。TX D2D UE1311に専用ディスカバリリソースを割り当てる動作は、本発明の第1の実現方式、すなわち図5のリソースコーディネータ515の動作、図6のリソースコーディネータ615の動作、及び図9のリソースコーディネータ925の動作で説明したので、ここではその詳細な説明を省略する。
リソースコーディネータ1315からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後に、eNB1313は、ステップ1329において、ディスカバリリソース応答メッセージに含まれる専用ディスカバリリソースに関する情報に基づいてTX D2D UE1311に専用ディスカバリリソースを割り当て、割り当てた専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをTX D2D UE1311に送信する。ディスカバリリソース応答メッセージは、図11を参照して説明した方式で実現され、ここではその詳細な説明を省略する。
リソースコーディネータ1315は、ステップ1331において、ディスカバリリソーステーブルを管理し、割り当てられた専用ディスカバリリソースと専用ディスカバリリソースが割り当てられるTX D2D UE1311のD2D IDとの間のマッピング関係をディスカバリリソーステーブルに格納する。同一のD2D IDに対して複数のディスカバリリソースがマッピングされ、それによってディスカバリリソーステーブルには同一のD2D IDに対する複数のマッピング関係が存在することに留意すべきである。
eNB1313は、割り当てられた専用ディスカバリリソースがRRCアイドル状態で使用可能であるか否かを示す。例えば、eNB1313は、割り当てられた専用ディスカバリリソースがRRCアイドル状態で使用可能であるか否かを示す情報をディスカバリリソース応答メッセージに含める。
専用ディスカバリリソースに関する情報がRX D2D UEに指示される場合、eNB1313は、ステップ1333において、TX D2D UE1311に専用ディスカバリリソースを割り当て、TX D2D UE1311の専用ディスカバリリソースに関心のあるRX D2D UEが存在するか否かを判定する。eNB1313は、ステップ1333において、RX D2D UE接続ID、例えば、C-RNTIとRX D2D UEが関心のあるTX D2D UEのD2D IDとの間のマッピングを含むディスカバリリソーステーブルを保持する。ディスカバリリソーステーブルは、RX D2D UEからeNB1313へのディスカバリリソースリクエストに基づいて維持される。TX D2D UE1311の専用ディスカバリリソースに関心のあるRX D2D UEが存在する場合、eNB1313は、ステップ1339において、専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース情報メッセージをRX D2D UE、すなわちRX D2D UE1317に送信する。eNB1313は、ディスカバリリソース情報メッセージに含まれる専用ディスカバリリソースに対応するTX D2D UE1311のD2D IDをディスカバリリソース情報メッセージに含むことができる。
新たな専用ディスカバリリソースをTX D2D UE1311に割り当てた後、eNB1313は、ステップ1341において、ディスカバリリソース情報に専用ディスカバリリソースに関する情報をアップデートする。eNB1313は、ステップ1341において、アップデートしたディスカバリリソース情報はシステム情報を通じてブロードキャスティングする。
eNB1313からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後、TX D2D UE1311は、ステップ1335において、eNB1313とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態に遷移する。TX D2D UE1311は、ステップ1337において、RRCアイドル状態で割り当てられた専用ディスカバリリソースを用いてディスカバリ情報を送信する。専用ディスカバリリソースが特定期間で使用可能である場合、TX D2D UE1311は、eNB1313とRRC接続を確立し、専用ディスカバリリソースをeNB1213に再び要求する。eNB1313は、TX D2D UE1311がRRC接続を解除しても、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報を保持することに留意すべきである。eNB1313は、有効期間後に割り当てられた専用ディスカバリリソースを解除する。
TX D2D UE1311に専用ディスカバリリソースを割り当てた後に、eNB1313は、TX D2D UE1311がRRC接続状態に、あるいはRRCアイドル状態に存在しなければならないかを判定できる。専用ディスカバリリソースがTX D2D UE1311に割り当てられが以後に、TX D2D UE1311がeNB1313でRRC接続状態に、あるいはRRCアイドル状態に存在しなければならないかを判定する動作は、図11を参照して説明した方式で実現され、ここでは詳細な説明を省略する。
TX D2D UE1311に割り当てられる専用ディスカバリリソースが解除されるケースについて図11で示すので、ここではその詳細な説明を省略する。
図13は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を示すが、多様な変形が図13に対してなされ得る。例えば、一連のオペレーションとして示すが、図13の多様なオペレーションは、オーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、又は複数回発生してもよい。
図13を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例について説明し、図14を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例について説明する。
図14は、本発明の実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を概略的に示す。
図14を参照すると、通信システムは、TX D2D UE1411、サーバ1413、及びRX D2D UE1415を含む。
TX D2D UE1411は、ステップ1417において、サーバ1413とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。TX D2D UE1411は、ステップ1419において、サーバ1413にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、TX D2D UE1411のD2D IDを含む。D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、図11を参照して説明した方式で実現されるので、ここではその詳細な説明を省略する。
TX D2D UE1411からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、サーバ1413は、ステップ1421において、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するTX D2D UE1411が固定D2D UEであるか否かを判定する。ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するTX D2D UE1411が固定D2D UEであるか否かを判定する動作は、図11を参照して説明した方式で実現され、ここで詳細な説明を省略する。
TX D2D UE1411が固定D2D UEであると判定すると、サーバ1413は、ステップ1421において、専用ディスカバリリソースをTX D2D UE 1411に割り当てる。サーバ1413は、ステップ1425において、ディスカバリリソーステーブルを管理し、割り当てられた専用ディスカバリリソースと専用ディスカバリリソースが割り当てられるTX D2D UE1411のD2D IDとの間のマッピング関係を格納する。同一のD2D IDに複数のディスカバリリソースがマッピングされ、それによってディスカバリリソーステーブルには同一のD2D IDに対する複数のマッピング関係が存在することに留意すべきである。
サーバ1413は、ステップ1423において、TX D2D UE1411にディスカバリリソースリクエストメッセージに対する応答メッセージであるディスカバリリソース応答メッセージを送信する。ディスカバリリソース応答メッセージは、図11を参照して説明した方式で実現されるので、ここではその詳細な説明を省略する。
専用ディスカバリリソースに関する情報がRX D2D UEに指示される場合、サーバ1413は、ステップ1427において、TX D2‘D UE1411に専用ディスカバリリソースを割り当て、TX D2D UE1411の専用ディスカバリリソースに関心のあるRX D2D UEが存在するか否かを判定する。サーバ1413は、ステップ1427において、RX D2D UE接続ID、例えば、C-RNTIとRX D2D UEが関心のあるTX D2D UEのD2D IDとの間のマッピング関係を含むディスカバリリソーステーブルを保持する。ディスカバリリソーステーブルは、RX D2D UEからサーバ1413へディスカバリリソースリクエストに基づいて維持される。TX D2D UE1411の専用ディスカバリリソースに関心のあるRX D2D UEが存在する場合、サーバ1413は、ステップ1433において、専用ディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソース情報メッセージをRX D2D UE、すなわちRX D2D UE1415に送信する。サーバ1413は、ディスカバリリソース情報メッセージに含まれる専用ディスカバリリソースに対応するTX D2D UE1411のD2D IDをディスカバリリソース情報メッセージに含むことができる。
新たな専用ディスカバリリソースをTX D2D UE1411に割り当てた後、サーバ1413は、ステップ1435において、ディスカバリリソース情報に専用ディスカバリリソースに関する情報をアップデートする。サーバ1413は、ステップ1435において、アップデートしたディスカバリリソース情報はシステム情報を通じてブロードキャスティングする。
サーバ1413から専用ディスカバリリソースを割り当てた後に、TX D2D UE1411は、ステップ1429において、サーバ1413とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態へ遷移する。TX D2D UE1411は、ステップ4131において、RRCアイドル状態で専用ディスカバリリソースを用いてディスカバリ情報を送信する。専用ディスカバリリソースが特定期間で使用可能である場合、TX D2D UE1411は、サーバ1413とRRC接続を確立し、専用ディスカバリリソースをステップ1413に再び要求する。サーバ1413は、TX D2D UE1411がRRC接続を解除しても、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報を維持することに留意すべきである。サーバ1413は、有効期間以後に割り当てられた専用ディスカバリリソースを解除する。
TX D2D UE1411に専用ディスカバリリソースが割り当てられた後、サーバ1413は、TX D2D UE1411がRRC接続状態に、あるいはRRCアイドル状態に存在しなければならないかを判定できる。サーバ1413は、TX D2D UE1411の移動状態に基づいて、TX D2D UE1411がRRC接続状態に、あるいはRRCアイドル状態に存在しなければならないかを判定する。TX D2D UE1411が移動状態に従ってRRC接続状態に、あるいはRRCアイドル状態に存在しなければならないかを判定する動作は、図11を参照して説明した方式で実現され、ここでは詳細な説明を省略する。
TX D2D UE1411に割り当てられる専用ディスカバリリソースが解除されるケースは、図11に示したので、ここではその詳細な説明を省略する。
図14は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を示すが、多様な変形が図14に対してなされ得る。例えば、一連のオペレーションとして示すが、図14の多様なオペレーションは、オーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
図14を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例について説明し、図15を参照して本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてRX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例について説明する。
図15は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、RX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例を概略的に示す。
図15を参照すると、通信システムは、RX D2D UE1511とeNB1513を含む。
eNB1513は、ステップ1515において、TX D2D UE(図15に図示せず)に専用ディスカバリリソースを割り当て、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報をブロードキャスティングする。例えば、割り当てられた専用ディスカバリリソースに関する情報は、システム情報を通じてブロードキャスティングされる。ステップ1515は、eNB1513により選択的に遂行され得る。
TX D2D UEにより送信されるディスカバリ情報をモニタリングすることに関心のあるRX D2D UE1511は、ステップ1519において、eNB1513とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。RX D2D UE1511は、ステップ1521において、eNB1513にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。RX D2D UE1511は、RX D2D UE1511がモニタリングしようとするTX D2D UEのD2D IDをディスカバリリソースリクエストメッセージに含める。D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。RX D2D UE1511は、RX D2D UE1511がTX D2D UEが送信するディスカバリ情報を受信する専用ディスカバリリソースを要求することを通知できる。RX D2D UE1511は、ディスカバリリソースリクエストメッセージにD2D IDの一部、例えばアプリケーションID、又はD2Dカテゴリを含むことができる。
RX D2D UE1511がeNB1513と接続を確立し、eNB1513にディスカバリリソース割り当てリクエストメッセージを送信するケースについて、以上に説明した。
あるいは、eNB1513がステップ1517において任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てることを検出した場合にのみ、RX D2D UE1511は、ステップ1519において、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信することができる。RX D2D UE1511は、eNB1513によりブロードキャスティングされるリソース割り当て情報からeNB1513が任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるか否かを検出できる。この場合、ステップ1515は、選択的でない。ブロードキャスティングされるリソース割り当て情報は、任意の専用ディスカバリリソースが任意のTX D2D UEに割り当てられるか否かを示す情報を含む。
RX D2D UE1511からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信する場合、eNB1513は、ステップ1523において、ディスカバリリソーステーブルを確認し、ディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれているD2D ID、すなわちTX D2D UEのD2D IDに対して専用ディスカバリリソースが割り当てられるか否かを判定する。ディスカバリリソースリクメッセージに含まれているD2D IDに対応するTX D2D UEに専用ディスカバリリソースが割り当てられる場合、eNB1513は、ステップ1525において、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに対するリソース割り当て情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをRX D2D UE1511に送信する。
eNB1513からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後、RX D2D UE1511は、eNB1513とRRC接続を解除せず、RRC接続状態に存在する。RX D2D UE1511は、ステップ1529において、RRC接続状態でディスカバリリソース応答メッセージに含まれるリソース割り当て情報に対応する専用ディスカバリリソースを通じてTX D2D UEが送信するディスカバリ情報を受信する。
RX D2D UE1511は、RX D2D UE1511により既にリソース割り当て情報を獲得したTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに対するリソース割り当て情報を検出するために、同一のeNB、すなわちeNB1513にディスカバリリソースリクエストメッセージを再び送信する必要はない。
RX D2D UE1511は、RX D2D UE1511がeNB1513と異なる新たなeNBへ移動する場合、新たなeNBにディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するか、あるいはディスカバリリソース情報がアップデートされる場合に、ディスカバリリソースリクエストメッセージをeNB1513に送信することができる。
図15に示していないが、専用ディスカバリリソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれるD2D IDに対応するTX D2D UEに割り当てられない場合、eNB1513は、専用ディスカバリリソースがTX D2D UE1511に割り当てられないことを表す情報をRX D2D UE1511に送信できる。RX D2D UE1511は、eNB1513とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態へ遷移する。
eNB1513は、ステップ1527において、ディスカバリリソースリクエストテーブルを管理し、ディスカバリリソースリクエストテーブルは、RX D2D UEのD2D IDとRX D2D UEにより要求される専用ディスカバリリソース情報に対するTX D2D UEのD2D IDとの間のマッピング関係を保存する。eNB1513は、RX D2D UE1511からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信する場合にディスカバリリソースリクエストテーブルにエントリを追加する。ここで、ディスカバリリソースリクエストテーブルに含まれるエントリは、該当RX D2D UEとeNB1513との間のRRC接続が解除され、あるいは該当RX D2D UEがeNB1513と異なる他のeNBにハンドオーバーされ、あるいは該当RX D2D UEがパワーダウンされる場合に除去される。
図15は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、RX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例を示すが、多様な変形が図15に対してなされ得る。例えば、一連のオペレーションとして示すが、図15で多様なオペレーションがオーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
図15を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、RX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例について説明し、図16を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、RX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例について説明する。
図16は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、RX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例を概略的に示す。
図16を参照すると、通信システムは、RX D2D UE1611、eNB1613、及びリソースコーディネータ1615を含む。
eNB1613は、ステップ1615において、TX D2D UE(図16に図示せず)に専用ディスカバリリソースを割り当て、割り当てた専用ディスカバリリソースに関する情報をブロードキャスティングする。例えば、割り当てた専用ディスカバリリソースに関する情報は、システム情報を通じてブロードキャスティングされる。ステップ1615は、eNB1513により選択的に実行され得る。
TX D2D UEにより送信されるディスカバリ情報をモニタリングすることに関心のあるRX D2D UE1611は、ステップ1621において、eNB1613とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。RX D2D UE1611は、ステップ1623において、eNB1613にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。RX D2D UE1611は、RX D2D UE1611がモニタリングしようとするTX D2D UEのD2D IDをディスカバリリソースリクエストメッセージに含める。D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。RX D2D UE1611は、RX D2D UE1611がD2D UEが送信するディスカバリ情報を受信するための専用ディスカバリリソースを要求することを通知できる。RX D2D UE1611は、ディスカバリリソースリクエストメッセージにD2D IDの一部、例えばアプリケーションID、又はD2Dカテゴリを含めることができる。
以上に、RX D2D UE1611がeNB1613とRRC接続を確立し、eNB1613にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するケースについて説明した。
あるいは、eNB1613が、ステップ1619において任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てることを検出した場合のみに、RX D2D UE1611は、ステップ1621において、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信することができる。RX D2D UE1611は、eNB1613によりブロードキャスティングされるリソース割り当て情報から任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるか否かを検出できる。この場合、ステップ1615は選択的でない。ブロードキャスティングされるリソース割り当て情報は、任意の専用ディスカバリリソースが任意のTX D2D UEに割り当てられるか否かを示す情報を含む。
RX D2D UE1611からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信する場合、eNB1613は、ステップ1625において、リソースコーディネータ1615にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。eNB1613からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、リソースコーディネータ1615は、ステップ1627において、ディスカバリリソーステーブルを確認し、専用ディスカバリリソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれているD2D ID、すなわちTX D2D UEのD2D IDに対して割り当てられるとか否かを判定する。専用ディスカバリリソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれるD2D IDに対応するTX D2D UEに対して専用ディスカバリリソースが割り当てられる場合、リソースコーディネータ1615は、ステップ1629において、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに対するリソース割り当て情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをeNB1613に送信する。
リソースコーディネータ1615からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後に、eNB1613は、ステップ1631において、RX D2D UE1611にディスカバリリソース応答メッセージを送信する。eNB1613からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後、RX D2D UE1611は、eNB1613とRRC接続を解除せずにRRC接続状態にそのまま残っている。RX D2D UE1611は、ステップ1635において、RRC接続状態でディスカバリリソース応答メッセージに含まれるリソース割り当て情報に対応するように該当する専用ディスカバリリソースを通じてTX D2D UEが送信するディスカバリ情報を受信する。
RX D2D UE1611は、RX D2D UE1611が既にリソース割り当て情報を獲得したTX D2D UEに割り当てられた専用ディスカバリリソースに対するリソース割り当て情報を検出するために、同一のeNB、すなわちeNB1613にディスカバリリソースリクエストメッセージを再び送信する必要はない。
RX D2D UE1611は、RX D2D UE1611がeNB1613と異なる新たなeNBに移動する場合、新たなeNBにディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するか、あるいはディスカバリリソース情報がアップデートされる場合、ディスカバリリソースリクエストメッセージをeNB1613に送信できる。
図16に別に図示されていないが、ディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれているD2D IDに対応するTX D2D UEに対して専用ディスカバリリソースが割り当てられない場合、リソースコーディネータ1615は、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースが割り当てられないことを示す情報を、eNB1613を通じてRX D2D UE1611に送信できる。RX D2D UE1611は、eNB1613とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態へ遷移する。
リソースコーディネータ1615は、ディスカバリリソースリクエストテーブルを管理し、ディスカバリリソースリクエストテーブルは、RX D2D UEのD2D IDとRX D2D UEにより要求される専用ディスカバリリソース情報に対するTX D2D UEのD2D IDとの間のマッピング関係を格納する。ここで、リソースコーディネータ1615は、リソースコーディネータ1615がeNB1613からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信する場合、ディスカバリリソースリクエストテーブルにエントリを追加する。ここで、ディスカバリリソースリクエストテーブルに含まれるエントリは、該当RX D2D UEとeNB1613との間のRRC接続が解除され、あるいは該当RX D2D UEがeNB1613でない他のeNBにハンドオーバーし、あるいは該当RX D2D UEがパワーダウンされる場合に除去される。
図16は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてRX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例を示すが、多様な変形が図16に対してなされ得る。例えば、一連のオペレーションを示すが、図16で多様なオペレーションがオーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
図16を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、RX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例について説明し、図17を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、RX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例について説明する。
図17は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてRX D2D UEに専用ディスカバリリソースに関する情報を提供するプロセスの他の例を概略的に示す。
図17を参照すると、通信システムは、RX D2D UE1711とサーバ1713を含む。
サーバ1713は、ステップ1715において、TX D2D UE(図17に図示せず)に専用ディスカバリリソースを割り当て、割り当てた専用ディスカバリリソースに関する情報をブロードキャスティングする。例えば、割り当てた専用ディスカバリリソースに関する情報は、システム情報を通じてブロードキャスティングする。ステップ1715は、サーバ1713により選択的に実行され得る。
TX D2D UEにより送信されるディスカバリ情報をモニタリングすることに関心のあるRX D2D UE1711は、ステップ1719において、リソース割り当て情報を受信する場合、サーバ1713とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。RX D2D UE1711は、ステップ1721において、サーバ1713にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。RX D2D UE1711は、RX D2D UE1711がモニタリングしようとするTX D2D UEのD2D IDをディスカバリリソースリクエストメッセージに含める。ここで、D2D IDは、UE ID、アプリケーションユーザーID、表現コード、又はアプリケーションID+ユーザーIDであり得る。RX D2D UE1711は、RX D2D UE1711がTX D2D UEが送信するディスカバリ情報を受信するための専用ディスカバリリソースを要求することを通知できる。RX D2D UE1711は、ディスカバリリソースリクエストメッセージがD2D IDの一部、例えばアプリケーションID、又はD2Dカテゴリを含むことができる。
以上に、RX D2D UE1711がサーバ1713とRRC接続を確立し、サーバ1713にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するケースについて説明した。
あるいは、サーバ1713がステップ1717において任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てることを検出した場合にのみ、RX D2D UE1711は、ステップ1719において、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信することができる。RX D2D UE1711は、サーバ1713によりブロードキャスティングされるリソース割り当て情報からサーバ1713が任意のTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるか否かを検出できる。この場合、ステップ1715は、選択的でない。ブロードキャスティングされるリソース割り当て情報は、任意の専用ディスカバリリソースが任意のTX D2D UEに割り当てられるか否かを示す情報を含む。
RX D2D UE1711からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信する場合、サーバ1713は、ステップ1723において、ディスカバリリソーステーブルを確認し、ディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれているD2D ID、すなわちTX D2D UEのD2D IDに対して専用ディスカバリリソースが割り当てられるか否かを判定する。ディスカバリリソースリクメッセージに含まれているD2D IDに対応するTX D2D UEに専用ディスカバリリソースが割り当てられる場合、サーバ1713は、ステップ1725において、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに対するリソース割り当て情報を含むディスカバリリソース応答メッセージをRX D2D UE1711に送信する。
サーバ1713からディスカバリリソース応答メッセージを受信した後、RX D2D UE1711は、サーバ1713とRRC接続を解除せず、RRC接続状態に存在する。RX D2D UE1711は、ステップ1729において、RRC接続状態でディスカバリリソース応答メッセージに含まれるリソース割り当て情報に対応する専用ディスカバリリソースを通じてTX D2D UEが送信するディスカバリ情報を受信する。
RX D2D UE1711は、RX D2D UE1711により既にリソース割り当て情報を獲得したTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに対するリソース割り当て情報を検出するために、同一のeNB、すなわちサーバ1713にディスカバリリソースリクエストメッセージを再び送信する必要はない。
RX D2D UE1711は、RX D2D UE1711がサーバ1713と異なる新たなeNBへ移動する場合、新たなeNBにディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するか、あるいはディスカバリリソース情報がアップデートされる場合に、ディスカバリリソースリクエストメッセージをサーバ1713に送信することができる。
図17に示していないが、専用ディスカバリリソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれるD2D IDに対応するTX D2D UEに割り当てられない場合、サーバ1713は、専用ディスカバリリソースがTX D2D UE1711に割り当てられないことを表す情報をRX D2D UE1711に送信できる。RX D2D UE1711は、サーバ1713とRRC接続を解除し、RRCアイドル状態へ遷移する。
サーバ1713は、ステップ1727において、ディスカバリリソースリクエストテーブルを管理し、ディスカバリリソースリクエストテーブルは、RX D2D UEのD2D IDとRX D2D UEにより要求される専用ディスカバリリソース情報に対するTX D2D UEのD2D IDとの間のマッピング関係を保存する。サーバ1713は、RX D2D UE1711からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信する場合にディスカバリリソースリクエストテーブルにエントリを追加する。ここで、ディスカバリリソースリクエストテーブルに含まれるエントリは、該当RX D2D UEとサーバ1713との間のRRC接続が解除され、あるいは該当RX D2D UEがサーバ1713と異なる他のeNBにハンドオーバーされ、あるいは該当RX D2D UEがパワーダウンされる場合に除去さされる。
図11乃至図17を参照して本発明の第2の実現方式について説明し、図18乃至図26を参照して本発明の第3の実現方式について説明する。
図18を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例について説明する。
図18は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てるプロセスの他の例を概略的に示す。
図18を参照すると、通信システムは、TX D2D UE1811、eNB1813、及びRX D2D UE1815を含む。図18に示していないが、図18の動作を実行する前に、TX D2D UE1811は、TX D2D UE1811がとどまっているセルがディスカバリサービスをサポートするか否かを判定する。例えば、これは、とどまるセルでeNB1813によりディスカバリ情報を搬送するSIBがブロードキャスティングされるか否かを判定することで決定できる。
ディスカバリ情報送信に関心のあるTX D2D UE1811は、ステップ1815で、TX D2D UE1811がeNB1813でディスカバリリソースリクエストメッセージを送信しなければならないか否かを決定する。TX D2D UE1811によるディスカバリリソースリクエストメッセージを送信することに対する判定は、次のような方式のうち一つ以上を用いて実行される。
第1の方式で、eNB1811は、UE自律リソース選択(すなわち、タイプ1)及び/又はスケジューリングされたディスカバリリソース割り当て(すなわち、タイプ2)をサポートできる。eNB1811は、システム情報、例えばD2Dシステム情報ブロック(SIB)を用いてネットワークによりタイプ1及び/又はタイプ2ディスカバリリソース割り当てがサポートされるか否かを示す。ここで、タイプ1リソースは共通ディスカバリリソースを意味し、タイプ2リソースは専用ディスカバリリソースを意味する。ネットワークがタイプ2ディスカバリリソース割り当てメカニズムをサポートする場合、ディスカバリ情報の送信を所望するTX D2D UE1811は、eNB1811にディスカバリリソースを要求する。
第2の方式で、ネットワークは、タイプ1ディスカバリリソース割り当てメカニズムとタイプ2ディスカバリリソース割り当てメカニズムを両方ともにサポートでき、ネットワークは、D2D UEの加入情報、例えば該当D2D UEが高品質を要求する高品質D2D UEであり、あるいは該当D2D UEが固定D2D UEであること示す情報に基づいて特定D2D UEがタイプ2ディスカバリリソースを使用するように事前構成できる。この方式で、ディスカバリ情報の送信を所望し、タイプ2ディスカバリリソースを使用するように事前構成された送信D2DUE1811は、eNB1813にディスカバリリソースを要求する。
第3の方式で、D2D UEがタイプ1ディスカバリリソース及びタイプ2ディスカバリリソースのうちいずれか一つでも使用するように事前構成される場合及びネットワークがタイプ1ディスカバリリソース割り当てメカニズム及びタイプ2ディスカバリリソース割り当てメカニズムをサポートする場合、タイプ1ディスカバリリソース又はタイプ2ディスカバリリソースを使用するか否かは、D2D UE実現で決定され得る。
例えば、TX D2D UE1811は、常にタイプ2ディスカバリリソースを使用できる。他の例で、TX D2D UE1811は、TX D2D UE1811の上位階層が特定ディスカバリ情報の送信のためにタイプ2ディスカバリリソースを使用することを示す場合にタイプ2ディスカバリリソースを要求できる。もう一つの例で、TX D2D UE1811は、TX D2D UE1811が、タイプ1ディスカバリリソースが他のD2D UEにより使用されることを検出する場合、タイプ2ディスカバリリソースを要求できる。
第4の方式で、eNB1813は、ユニキャスト又はブロードキャスト方式でDL受信信号電力しきい値をシグナリングする。TX D2D UE1811により測定されるDL受信信号電力がDL受信信号電力しきい値より大きい場合、TXD2D UEは、タイプ2ディスカバリリソースを使用する。
第5の方式で、TX D2D UE1811がRRC接続状態に存在し、TX D2D UE1811がRRC接続状態へ遷移するのでディスカバリリソースリクエストを送信しなかった場合、あるいはTX D2D UE1811がRRCアイドル状態に存在し、共通ディスカバリTXリソースがeNB1813によりブロードキャスティングされない場合、あるいはTX D2D UE1811により要求されるディスカバリリソースの個数がTX D2D UE1811がディスカバリリソースリクエストを送信した最後時間以後に変更される場合、あるいはTX D2D UE1811がディスカバリリソースリクエストメッセージを送信した最後時間以後に、ディスカバリサービスをサポートしないセルに接続しない場合、TXD2D UE1811は、eNB1813にディスカバリリソースに対する要求を送信する。
ステップ1815において、TX D2D UE1811がディスカバリリソースのためにeNB1911にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信しなければならないと判定し、TX D2D UE1811がRRC接続状態に存在しない場合、TX D2D UE1811は、ステップ1817において、eNB1813とRRC接続を確立し、RRC接続状態へ遷移する。本発明の一実施形態において、RRC接続状態に存在せず、ディスカバリ情報送信に関心のあるTX D2D UE1811は、ディスカバリ情報送信がTX D2D UE1811がとどまるセルによりサポートされ、ディスカバリ情報送信のための共通リソースがブロードキャスティングされない場合、RRC接続確立を開始する。ディスカバリ情報送信は、ディスカバリ情報を搬送するSIB(例えば、SystemInformationBlockType19)がセルによりブロードキャスティングされる場合にサポートされる。あるいは、ディスカバリ情報送信がセルでサポートされるか否かは、セルによりブロードキャスティングされるディスカバリ情報を搬送するSIB(例えば、SystemInformationBlockType19)に含まれている指示により決定される。TX D2D UE1811は、ステップ1819において、ディスカバリリソースリクエストメッセージをeNB1813に送信する。例えば、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ProSe UE情報メッセージであり得る。
TX D2D UE1811は、eNB1813にディスカバリリソースリクエストメッセージを通じてTX D2D UE1811がどれくらいの個数のディスカバリリソースを必要とするか、あるいはTX D2D UE1811が送信するディスカバリ情報エレメント又はディスカバリメッセージの個数を示す。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースの個数を示す情報又はディスカバリ情報エレメント又はディスカバリメッセージの個数を示す情報を含むことができる。TX D2D UE1811は、ディスカバリリソースリクエストメッセージを通じてTX D2D UE1811がディスカバリ情報を送信する期間をeNB1813に指示できる。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソース送信期間を示す情報を含むことができる。
TX D2D UE1811は、eNB1813にディスカバリリソースリクエストメッセージを通じてTX D2D UE1811が各ディスカバリ情報に対して該当ディスカバリリソースをどれくらい長く必要とするかを指示できる。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソース保持時間を表す情報を含むことができる。
ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースリクエストインデックスを含むことができる。TX D2D UE1811がディスカバリリソースリクエストメッセージで複数のディスカバリ情報送信に対するリソースを要求する場合、ディスカバリリソースリクエストインデックスは、要求される各リソースに対して割り当てられる。
ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースリクエストで要求される各リソースに対する優先順位レベルを含むことができる。
TX D2D UE1811は、ディスカバリリソースリクエストメッセージでTX D2D UE1811の所望リソースタイプ(競争ベースタイプ又は専用タイプ)を示すことができる。ディスカバリリソースリクエストメッセージに複数のディスカバリ情報送信に対するリソース要求が含まれる場合、各リソース要求に対して所望のリソースタイプが含まれる。
ディスカバリリソースリクエストメッセージは、案内されるディスカバリ情報と関連した範囲クラスを含むことができる。本発明の一実施形態において、ディスカバリサービス指示インジケータが定義される。ディスカバリサービスインジケータは、ディスカバリ期間、優先順位、範囲クラス、区間のようなパラメータの値に対する集合を示す。ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースが要求されるディスカバリ情報送信に対応するディスカバリサービスインジケータを含むことができる。ここで、ディスカバリサービスインジケータは、別途のパラメータの代わりにディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれる。
図18に示していないが、eNB1813は、TX D2D UE2511がディスカバリリソースを要求することを許可するD2D UEであるか否かを確認する動作を実行する。eNB1813は、MMEから受信されるUEコンテキストに基づいてTX D2D UE1811がディスカバリリソースを要求することが許可されるD2D UEであるか否かを確認する動作を実行する。TX D2D U1811がディスカバリリソースを要求することが許可される場合、eNB1813は、TX D2D UE1811にディスカバリリソースを割り当てる。
例えば、UEコンテキストは、(1)D2D UEがディスカバリリソースを要求することが許可されるか否かを示す情報、(2)どれくらいのディスカバリリソースがD2D UEに割り当てられるかを示す情報、(3)D2D UEが使用するディスカバリリソースメカニズムを示す情報、(4)D2D UEが固定D2D UEであるか否かを示す情報のうち少なくとも一つを含む。ディスカバリリソースメカニズムは、タイプ1ディスカバリリソースメカニズムとタイプ2ディスカバリリソースメカニズムのうちいずれか一つを含む。タイプ1(又はUE自律リソース選択)ディスカバリリソースメカニズムにおいて、TX D2D UEは、リソースプールからリソースをランダムに選択する。複数のTX D2D UEにより選択されるリソースは同一であり、それによってタイプ1ディスカバリリソースメカニズムで衝突できる。タイプ2(又はスケジュールされたリソース割り当て)ディスカバリリソースメカニズムで、ディスカバリリソースは、ネットワークによりTX D2D UEに割り当てられる。タイプ2ディスカバリリソースメカニズムでは衝突は存在しない。
eNB1813が、TX D2D UE1811がProSe直接ディスカバリ案内に対して許可されないと判定する場合、eNB1813は、ディスカバリリソースリクエストメッセージを拒否し、ディスカバリリソースリクエストメッセージが拒否されることをディスカバリリソース応答メッセージでTX D2D UE1811に示す。拒否は、ディスカバリリソース応答メッセージで明示的に指示できる。あるいは、ディスカバリリソースがないディスカバリリソース応答メッセージは、ディスカバリリソースリクエストメッセージの拒否を指示することができる。
TX D2D UE1811からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信し、TX D2D UE1811がディスカバリリソースを要求することが許可されることを確認した後、eNB1813は、ステップ1821において、TX D2D UE1811に一つ以上の専用ディスカバリリソースを割り当てる。専用ディスカバリリソースは、専用ディスカバリリソースプールであり、TX D2D UE1811は、ディスカバリ情報送信のためにリソースをランダムに選択する。専用ディスカバリリソースは、ディスカバリリソースプール内で割り当てられたリソースを表す一つ以上のリソースインデックスを有する専用ディスカバリリソースであり得る。
eNB1813は、ステップ1821において、TX D2D UE1811にディスカバリリソースリクエストメッセージに対する応答メッセージとしてディスカバリリソース応答メッセージを送信する。例えば、ディスカバリリソース応答メッセージは、RRC接続再構成メッセージであり得る。ディスカバリリソース応答メッセージは、TX D2D UE1811に割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報を含む。
専用ディスカバリリソース情報は、専用ディスカバリリソースプールであり、TX D2D UE1811は、ディスカバリリソース送信のためにランダムにリソースを選択する。専用ディスカバリリソース情報は、TX D2D UE1811に割り当てられるディスカバリリソースプール内でのリソースを示す一つ以上のリソースインデックスを有する専用ディスカバリリソースプールであり得る。リソースインデックスは、時間インデックス及び周波数インデックスを含むことができる。時間インデックスは、割り当てられたディスカバリリソースを有する無線フレーム及び/又はサブフレームを指示できる。周波数インデックスは、割り当てられたディスカバリリソースのディスカバリ物理チャンネルインデックスあるいは物理無線ブロックインデックスを指示する。専用ディスカバリリソースに関する情報は、関連した専用ディスカバリリソース期間を含むことができる。あるいは、専用リソース期間は、ネットワークによりブロードキャスティングされ、専用にシグナリングされない。専用ディスカバリリソース期間は、該当専用ディスカバリリソースが使用可能な期間を表す。また、専用ディスカバリリソース期間は、n*ディスカバリリソース周期に設定できる。ここで、nは、ディスカバリリソース応答メッセージを通じてシグナリングされ、あるいは予め定義され得る。
eNB1813は、ディスカバリリソース応答メッセージに割り当てられた専用ディスカバリリソースに対するディスカバリリソース割り当てインデックスを含むことができる。ディスカバリリソース割り当てインデックスは、eNB1813又はTX D2D UE1811によりリソースの解除を要求するために使用できる。すなわち、eNB1813は、ディスカバリリソースリクエストメッセージがディスカバリリソースリクエストインデックスを含む場合、ディスカバリリソース割り当てインデックスは、ディスカバリリソースリクエストインデックスと同一に設定される。
あるいは、ディスカバリリソースリクエストメッセージがディスカバリリソースリクエストインデックスを含まない場合、eNB1813は、ディスカバリリソース割り当てインデックスをD2D UE別に管理し、ディスカバリリソース応答メッセージにディスカバリリソース割り当てインデックスを含む。
あるいは、ディスカバリリソースリクエストインデックスがディスカバリリソースリクエストメッセージに含まれるか否かに関係なく、ディスカバリリソース割り当てインデックスは、UE別にeNB1813により管理され、eNB1813は、ディスカバリリソース応答メッセージにディスカバリリソース割り当てインデックスを含める。
あるいは、範囲クラスがディスカバリリソースリクエストメッセージで受信される場合、eNB1813は、範囲クラスにより割り当てられるディスカバリリソース(競争ベースのプール又は専用ディスカバリリソース)に対する電力パラメータを設定する。TX D2D UE1811が異なるディスカバリ情報送信に対して異なる範囲クラスを通知する場合、eNB1813は、割り当てられたディスカバリリソース(競争ベースのプール又は専用ディスカバリリソース)各々に対して異なる電力パラメータを設定する。範囲クラスがディスカバリリソースリクエストメッセージで受信され、eNB1813がディスカバリリソース応答メッセージでタイプ1TXリソースプールを割り当てる場合、eNB1813は、要求される範囲クラスに対応するようにTXリソースプールを割り当て、eNB1813は、各範囲クラスに対して別途のTXリソースプールを維持する。
あるいは、TX D2D UE1811に関連した範囲クラスは、eNB1813によりMMEから受信されたUEコンテキストから決定され、それによって、eNB1813は、範囲クラスに従ってTX D2D UE1811に割り当てられたディスカバリリソース(競争ベースのプール又は専用ディスカバリリソース)に対する電力パラメータを設定する。eNB1813がディスカバリリソース応答メッセージでタイプ1TXリソースプールを割り当てる場合、eNB1813は、要求される範囲クラスに対応してTXリソースプールを割り当てる。ここで、eNB1813は、各範囲クラスに対して別途のTXリソースプールを維持する。
範囲クラスがディスカバリリソースリクエストメッセージで受信されず、又は範囲クラスがUEのコンテキストでMMEから受信されない場合、及びeNB1813がディスカバリリソース応答メッセージでタイプ1TXリソースプールを割り当てる場合、eNB1813は、複数のTXリソースプールを割り当てることができ、eNB1813は、は各範囲クラスに対して別途のTXリソースプールを維持する。TX D2D UE1811は、範囲クラスに基づいてTXリソースプールを選択する。あるいは、eNB1813は、ネットワークによりサポートされる各範囲クラスに対して範囲クラスと電力パラメータ(例えば、最大電力)との間のマッピングをディスカバリリソース応答メッセージでブロードキャスティングし、あるいは送信できる。TX D2D UE1811は、その許可された範囲クラス又はTX D2D UE1811が送信することを希望するディスカバリ情報に関連した範囲クラスに対応するように電力パラメータを選択すべきである。
eNB1813は、割り当てられたディスカバリリソースのタイプに関係なくTX D2D UE1811がディスカバリリソースリクエストメッセージを送信するように構成できる。したがって、タイプ1リソースがディスカバリリソースリクエストメッセージに対するディスカバリリソース応答メッセージを通じて割り当てられる場合、ディスカバリリソースの追加のために、TX D2D UE1811は、eNB1813でディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。また、eNB1813は、TX D2D UE1811が割り当てられるタイプ1TXリソースプールから使用できるディスカバリリソースの個数を指示できる。ここで、TX D2D UE1811がより多くの許可されたディスカバリリソースを必要とする場合、TX D2D UE1811は、ディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。
ディスカバリリソースリクエストメッセージは、以前のディスカバリリソースリクエストメッセージに対する情報を含むことができる。例えば、TX D2D UE1811は、1個のディスカバリリソースに対するディスカバリリソースリクエストメッセージを送信し、それによって1個のディスカバリリソースを獲得する。その後、TX D2D UE1811は、追加的なディスカバリリソースを必要とすることがある。この場合、次のような2個のオプションが存在できる。
まず、第1のオプションについて、次のように説明される。
TX D2D UE1811は、追加的なディスカバリリソースリクエストに関する情報のみを含むディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。すなわち、TX D2D UE1811は、該当時点で必要となる1個の追加的なディスカバリリソースリクエストに関する情報のみを含むディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。
次に、第2のオプションについて、次のように説明される。
TX D2D UE1811は、eNB1813に複数のディスカバリリソース、例えば2個のディスカバリリソース、すなわち1個の追加的なディスカバリリソース、1個の新たなディスカバリリソースに関する情報を含むディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。eNB1813は、受信されるディスカバリリソースリクエストメッセージを追跡する必要がないため、eNB1813を助け、TX D2D UE1811がターゲットeNB(図18に図示せず)にハンドオーバーする場合、ターゲットeNBにフォワードされる累積要求情報を形成する。
ディスカバリリソース応答メッセージは、割り当てられたディスカバリリソースが使用可能な時間を示すことができる。あるいは、ディスカバリリソース応答メッセージは、割り当てられたディスカバリリソースが終了した後の時間を示す。例えば、ディスカバリリソース応答メッセージは、ディスカバリリソースがx個の送信に対して有効であり、送信間の期間は、n*ディスカバリリソース周期である。
専用ディスカバリリソースがRRC接続状態でのみ使用される場合、専用ディスカバリリソースは、TX D2D UE1811又はeNB1813により明示的にシグナリングを通じて解除され、あるいはRRC接続が解除されるまで別途の時間期間は定義されず、割り当てられたディスカバリリソースは使用可能である。
ディスカバリリソース送信のためにディスカバリリソース応答メッセージで受信されたディスカバリリソース構成が提供可能であり、TX D2D UE1811により使用される時間は、次のように決定される。
第1の方式では、eNBがディスカバリリソース応答メッセージをディスカバリリソース周期xで送信し、あるいはディスカバリリソース周期xでTX D2D UEがディスカバリリソース応答メッセージを受信する場合、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースの第1のインスタンスはディスカバリリソース周期x以後のp番目のディスカバリリソース周期、すなわちディスカバリリソース周期x+pに存在する。ここで、pはD2D方式をサポートする通信システムで固定的であり、例えば、pはディスカバリリソースがディスカバリリソース応答メッセージに含まれる場合、TX D2D UE1811が次のディスカバリリソース周期からディスカバリ情報送信のためにディスカバリリソース応答メッセージで指示されるリソースを使用することを表す1に設定することができる(p=1)。あるいは、pは、ディスカバリリソース応答メッセージでシグナリングされる。
第1の方式は、図2を参照して説明した方法で実現され、ここではその詳細な説明を省略する。
第2の方式で、ディスカバリリソース応答メッセージが受信されるサブフレーム/フレームとディスカバリリソース応答メッセージが受信されるディスカバリリソース周期xの次の、最初のディスカバリリソース周期、すなわちディスカバリリソース周期x+1で割り当てられた専用ディスカバリリソースに対応するサブフレーム/フレームとの間の差が予め設定されているオフセットより小さい場合、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースの第1のインスタンスは、ディスカバリリソース周期x+2に存在する。この場合、オフセットは、ディスカバリリソース応答メッセージに含まれる。
第2の方式は、図3を参照して説明した方法で実行され、ここではその詳細な説明を省略する。
第3の方式で、ディスカバリリソース応答メッセージが受信されるサブフレーム/フレームとディスカバリリソース応答メッセージが受信されるディスカバリリソース周期x以後の、第1のディスカバリリソース周期、すなわちディスカバリリソース周期x+1でTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに対応するサブフレーム/フレームとの間の差が予め設定されているオフセット以上である場合、割り当てられた専用ディスカバリリソースの第1のインスタンスは、ディスカバリリソース周期x+1に存在する。この場合、オフセットは、ディスカバリリソース応答メッセージに含まれる。
第3の方式は、図4を参照して説明した方法で実行され、ここではその詳細な説明を省略する。
さらに、eNB1813は、TX D2D UE1811に割り当てられた専用ディスカバリリソースがRRCアイドル状態で使用可能であるか否かを指示できる。
TX D2D UE1811は、ステップ1825において、RRCアイドル状態で割り当てられる専用ディスカバリリソースを用いてディスカバリ情報を送信する。専用ディスカバリリソースが特定期間で使用可能である場合、TX D2D UE1811は、eNB1813とRRC接続を確立し、eNB1813に再び専用ディスカバリリソースを要求する。eNB1813は、TX D2D UE1811がRRC接続を解除した後にも割り当てられた専用ディスカバリリソースに対する情報を維持することに留意すべきである。eNB1813は、有効期間後に割り当てられた専用ディスカバリリソースを解除する。あるいは、eNBから割り当てられたディスカバリリソースに関する情報を有するディスカバリリソース応答メッセージを受信した後に、TX D2D UE1811は、ステップ1825において、RRC接続状態で割り当てられたディスカバリリソースを用いてディスカバリ情報を送信する。
TX D2D UEがRRCアイドル状態で新たなセルを選択し、新たなeNBとRRC接続を確立し、新たなeNBに専用ディスカバリリソースを要求する場合が発生できる。ここで、新たなeNBをターゲットeNBと称する。この場合、TX D2D UEは、TX D2D UEがRRCアイドル状態で使用する専用ディスカバリリソースを割り当てた以前eNBに関する情報をターゲットeNBに指示できる。ここで、以前eNBをソースeNBと称する。したがって、ターゲットeNBは、ソースeNBと通信してUEコンテキストを獲得でき、ソースeNBにTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除するように要請する。
あるいは、TX D2D UEは、他の状態に遷移することなく、RRC接続状態にあり、必要な場合に専用ディスカバリリソースを要求できる。また、eNBは、必要な場合にTX D2D UEに対するディスカバリリソースに関する情報をアップデートできる。
TX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBにハンドオーバーする場合に専用ディスカバリリソースをハンドリングする動作について、具体的に説明すれば、次のようである。
(1)専用ディスカバリリソース処理動作#1
ソースeNBは、ターゲットeNBにハンドオーバーするTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報を送信しない。ソースeNBは、ターゲットeNBからハンドオーバー成功指示を受信した後にTX D2D UEに対して割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除する。本発明の一実施形態において、ターゲットeNBからのハンドオーバー成功指示は、UEコンテキスト解除メッセージであり得る。したがって、TX D2D UEは、ターゲットeNBに成功的にハンドオーバーした後に、ターゲットeNBにディスカバリリソースリクエストを送信することでディスカバリリソースを要求する。これについて、具体的に説明すれば、次の通りである。
図19を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBへハンドオーバーする場合に専用リソース割り当てを処理するプロセスの例について説明する。
図19は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBへハンドオーバーする場合に専用リソース割り当てを処理するプロセスの一例を概略的に示す。
図19を参照すると、通信システムは、TX D2D UE1911、ソースeNB1913、及びターゲットeNB1915を含む。
ソースeNB1913は、ステップ1917において、ターゲットeNB1915にTX D2D UE1911に対するハンドオーバーリクエストメッセージを送信する。ソースeNB1913からハンドオーバーリクエストメッセージを受信した後に、ターゲットeNB1915は、ステップ1919において、ソースeNB1913からハンドオーバーリクエストメッセージに対する応答メッセージとしてハンドオーバー要求ACK(acknowledgement)メッセージを送信する。ターゲットeNB1915からハンドオーバー要求ACKメッセージを受信した後に、ソースeNB1913は、ステップ1921において、TX D2D UE1911にハンドオーバー命令メッセージを送信する。
ソースeNB1913からハンドオーバー命令メッセージを受信した後に、TX D2D UE1911は、ステップ1923において、ターゲットeNB1915にハンドオーバー確認メッセージを送信する。図19において、ハンドオーバー確認メッセージは、ディスカバリリソースに対するリクエストを含む。ハンドオーバー確認メッセージを受信した後に、ターゲットeNB1915は、ハンドオーバー確認メッセージがディスカバリリソースに対するリクエストを含むことをわかり、ステップ1925において、TX D2D UE1911にディスカバリリソース応答メッセージを送信する。ターゲットeNB1915は、ステップ1927において、ソースeNB1913にUEコンテキスト解除メッセージを送信する。ターゲットeNB1915からUEコンテキスト解除メッセージを受信した後に、ソースeNB1913は、TX D2D UE1911に割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除する。
図19が本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBへハンドオーバーする場合に専用リソース割り当てを処理するプロセスの一例を示すが、多様な変形が図19になされ得る。例えば、一連のオペレーションを示すが、図19の多様なオペレーションは、オーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
図19を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBにハンドオーバーする場合に専用リソース割り当てを処理するプロセスの一例について説明し、図20を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBにハンドオーバーする場合にソースeNBから割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除するプロセスの他の例について説明する。
図20は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBへハンドオーバーする場合に専用リソース割り当てを処理するプロセスの他の例を概略的に示す。
図20を参照すると、通信システムは、TX D2D UE2011、ソースeNB2013、及びターゲットeNB2015を含む。
ソースeNB2013は、ステップ2017において、ターゲットeNB2015にTX D2D UE2011に対するハンドオーバーリクエストメッセージを送信する。ソースeNB2013からハンドオーバーリクエストメッセージを受信した後に、ターゲットeNB2015は、ステップ2019において、ソースeNB2013にハンドオーバーリクエストメッセージに対する応答メッセージとしてハンドオーバーリクエストACKメッセージを送信する。ターゲットeNB2015からハンドオーバーリクエストACKメッセージを受信した後に、ソースeNB2013は、ステップ2021において、TX D2D UE2011にハンドオーバー命令メッセージを送信する。
ソースeNB2013からハンドオーバー命令メッセージを受信した後に、TX D2D UE2011は、ステップ2023において、ターゲットeNB2015にハンドオーバー確認メッセージを送信する。TX D2D UE2011は、ステップ2025において、ターゲットeNB2015にディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。TX D2D UE2011からディスカバリリソースリクエストメッセージを受信した後に、ターゲットeNB2015は、ステップ2027において、TX D2D UE2011にディスカバリリソース応答メッセージを送信する。ターゲットeNB2015は、ステップ2029において、ソースeNB2013にUEコンテキスト解除メッセージを送信する。ターゲットeNB2015からUEコンテキスト解除メッセージを受信した後に、ソースeNB2013は、TX D2D UE2011に割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除する。
(2)専用ディスカバリリソース処理動作#2
ソースeNBは、ターゲットeNBにハンドオーバーするTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報を送信する。例えば、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報は、ハンドオーバーリクエストメッセージを通じて送信される。ターゲットeNBがD2Dディスカバリサービスをサポートする場合、ターゲットeNBは、TX D2D UEに新たな専用ディスカバリリソースを割り当て、あるいは既に割り当てられる専用ディスカバリリソースの一部を修正することができる。例えば、ターゲットeNBは、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報を、ハンドオーバーリクエストACKメッセージを通じてソースeNBに送信できる。ソースeNBは、TX D2D UEに関する情報、すなわちTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報をRRC再構成メッセージ、ディスカバリリソース応答メッセージ、及びハンドオーバー命令メッセージのうちいずれか一つを通じてTX D2D UEに送信する。これについて後述する。
図21を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBにハンドオーバーする場合に、専用リソース割り当てを処理するプロセスの他の例について説明する。
図21は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBにハンドオーバーする場合に専用リソース割り当てを処理する他の例を概略的に示す。
図21を参照すると、通信システムは、TX D2D UE2111、ソースeNB2113、及びターゲットeNB2115を含む。
ソースeNB2113は、ステップ2117において、ターゲットeNB2115にTX D2D UE2111に対するハンドオーバーリクエストメッセージを送信する。ハンドオーバーリクエストメッセージは、ディスカバリリソースコンテキスト情報、すなわちTX D2D UE2111に割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報を含む。ソースeNB2113からハンドオーバーリクエストメッセージを受信した後に、ターゲットeNB2115は、ステップ2119において、ソースeNB2113にハンドオーバーリクエストメッセージに対する応答メッセージとしてハンドオーバーリクエストACKメッセージを送信する。ハンドオーバーリクエストACKメッセージは、ディスカバリリソース情報を含む。
ターゲットeNB2115からハンドオーバーリクエストACKメッセージを受信した後に、ソースeNB2113は、ステップ2121において、TX D2D UE2111にハンドオーバー命令メッセージを送信する。eNB2113からハンドオーバー命令メッセージを受信した後に、TX D2D UE2111は、ステップ2123において、ターゲットeNB2115にハンドオーバー確認メッセージを送信する。TX D2D UE2111からハンドオーバー確認メッセージを受信した後に、ターゲットeNB2115は、ステップ2125において、TX D2D UE2111にUEコンテキスト解除メッセージを送信する。ターゲットeNB2115からUEコンテキスト解除メッセージを受信した後に、ソースeNB2113は、TX D2D UE2111に割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除する。
図21は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBにハンドオーバーする場合に専用リソース割り当てを処理するプロセスの他の例を示すが、多様な変更が図21に対してなされる。例えば、一連のオペレーションを示すが、図21の多様なオペレーションは、オーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
図21を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBにハンドオーバーする場合に専用リソース割り当てを処理するプロセスの他の例を示し、図22を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBにハンドオーバーする場合にソースeNBから割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除するプロセスの他の例について説明する。
図22は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBにハンドオーバーする場合に専用リソース割り当てを処理するプロセスの他の例を概略的に示す。
図22を参照すると、通信システムは、TX D2D UE2211、ソースeNB2213、及びターゲットeNB2215を含む。
ソースeNB2213は、ステップ2217において、ターゲットeNB2215にTX D2D UE2211に対するハンドオーバーリクエストメッセージを送信する。ハンドオーバーリクエストメッセージは、ディスカバリリソースコンテキスト情報、すなわちTX D2D UE2211に割り当てられる専用ディスカバリリソースに関する情報を含む。ソースeNB2213からハンドオーバーリクエストメッセージを受信した後に、ステップ2219において、ソースeNB2213にハンドオーバーリクエストメッセージに対する応答メッセージとしてハンドオーバーリクエストACKメッセージを送信する。
ターゲットeNB2215からハンドオーバーリクエストACKメッセージを受信した後に、ソースeNB2213は、ステップ2221において、TX D2D UE2211にハンドオーバー命令メッセージを送信する。eNB2213からハンドオーバー命令メッセージを受信した後に、TX D2D UE2211は、ステップ2223において、ターゲットeNB2215にハンドオーバー確認メッセージを送信する。TX D2D UE2211からハンドオーバー確認メッセージを受信した後に、ターゲットeNB2215は、ステップ2225において、TX D2D UE2211にディスカバリリソース応答メッセージを送信する。ターゲットeNB2215は、ステップ2227において、ソースeNB2213にUEコンテキスト解除メッセージを送信する。ターゲットeNB2215からUEコンテキスト解除メッセージを受信した後に、ソースeNB2213は、TX D2D UE2211に割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除する。
図22は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEがソースeNBからターゲットeNBにハンドオーバーする場合にソースeNBから割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除するプロセスの他の例を示すが、多様な変更が図22になされる。例えば、一連のオペレーションは示すが、図22の多様なオペレーションは、オーバーラップされ、並列に発生し、異なる順序で発生し、あるいは複数回発生してもよい。
一方、TX D2D UEがターゲットeNBにハンドオーバーした後、すなわちターゲットeNBがTX D2D UEからハンドオーバー完了メッセージ又はRRC接続再構成メッセージを受信した後に、ターゲットeNBは、新たな専用ディスカバリリソースに関する情報を送信できる。ターゲットeNBは、TX D2D UEに既に割り当てられている専用ディスカバリリソースを連続して使用することを所望し、それによってターゲットeNBは、D2Dディスカバリサービスと専用ディスカバリリソースをサポートする場合、新たな専用ディスカバリリソースを割り当てることができない。ソースeNBは、ターゲットeNBからハンドオーバー成功指示を受信した後に、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除する。例えば、ターゲットeNBからのハンドオーバー成功指示は、UEコンテキスト解除メッセージであり得る。TX D2D UEは、ターゲットeNBにより割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除することを要請するまで、あるいはターゲットeNBが新たな専用ディスカバリリソースをTX D2D UEに割り当てられるまでソースeNBにより割り当てられる専用ディスカバリリソースを継続して使用する。
例えば、TX D2D UEは、ターゲットeNBがソースeNBにより割り当てられる専用ディスカバリリソースを連続して使用することを要請するまで、あるいはTX D2D UEに新たな専用ディスカバリリソースを割り当てるまで、ソースeNBにより割り当てられる専用ディスカバリリソースを用いて停止する。ターゲットeNBは、TX D2D UEが既に割り当てられた専用ディスカバリリソースを継続して使用しなければならないか否かをTX D2D UEに指示できる。
(3)専用ディスカバリリソース処理動作#3
ソースeNBは、ソースeNBによりTX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソース(タイプ1リソースプール又は専用ディスカバリリソース)に対関する情報をターゲットeNBに送信する。また、ソースeNBは、ディスカバリリクエストメッセージでTX D2D UEから受信した情報をターゲットeNBに送信する。ソースeNBは、ハンドオーバーリクエストメッセージで又はMMEを介して直接にターゲットeNBにこの情報を送信できる。専用ディスカバリリソースがソースeNBによりTX D2D UEに既に割り当てられている場合、ターゲットeNBは、新たな専用ディスカバリリソースを割り当て、あるいは既に割り当てられた専用ディスカバリリソースのうち一部をアップデートすることができる。専用ディスカバリリソースがTX D2D UEにソースeNBにより既に割り当てられる場合、ターゲットeNBは、ソースeNBから専用ディスカバリリソースに関する情報を受信した後に、TX D2D UEにタイプ1リソースプールを割り当てることができる。
TX D2D UEがソースeNBでタイプ1リソースプールを使用する場合、ターゲットeNBは、TX D2D UEに専用ディスカバリリソースを割り当てる。TX D2D UEがソースeNBでタイプ2リソースプールを使用する場合、ターゲットeNBは、TX D2D UEにタイプ1リソースプールを解除することを要請できる。TX D2D UEは、ターゲットeNBにディスカバリリソースリクエストメッセージを送信する。
ターゲットeNBは、専用ディスカバリリソースに関する情報を、ハンドオーバーリクエストACKメッセージを用いてソースeNBに送信する。ソースeNBは、専用ディスカバリリソースに関する情報をRRC再構成メッセージ、ディスカバリリソース応答メッセージ、及びハンドオーバー命令メッセージのうちいずれか一つを通じてTX D2D UEに送信する。
(4)専用ディスカバリリソース処理動作#4
TX D2D UEがソースeNBでタイプ1リソースプールを使用する場合、専用ディスカバリリソース解除動作は、専用ディスカバリソース処理動作#1として実行される。TX D2D UEがソースeNBを割り当てる専用ディスカバリリソースを使用する場合、専用ディスカバリリソース処理動作は、専用ディスカバリリソース解除動作#2として実行される。
専用ディスカバリリソースが割り当てられた後、eNBは、TX D2D UEがRRC接続状態又はRRCアイドル状態に存在しなければならないと判定する。ここで、eNBは、TX D2D UEの移動状態に基づいて、TX D2D UEがRRC接続状態又はRRCアイドル状態に存在しなければならないと判定できる。RRC接続が解除される場合、eNBは、割り当てられた専用ディスカバリリソースがRRCアイドル状態で使用可能であるか否かを示すことができる。
TX D2D UEに割り当てられる専用リソースは、次のケースのうちいずれか一つで解除される。
a)TX D2D UEがパワーダウンされる。
b)TX D2D UEがこれ以上割り当てられた専用リソースを要求しないことをeNBに指示する。
TX D2D UEは、ディスカバリ情報をこれ以上送信しないと判定する場合、TX D2D UEがこれ以上割り当てられたディスカバリリソースを要求しないことを指示できる。
c)割り当てられた専用ディスカバリリソースが使用可能な期間が終了する。
d)TX D2D UEが他のeNBにハンドオーバーする。
e)eNBが割り当てられた専用ディスカバリリソースを取り消すことを所望する。
f)RRC接続が終了する。
これは、専用ディスカバリリソースらがRRC接続状態でのみ使用されるケースのためのものである。
一方、TX D2D UEは、eNBにディスカバリリソース解除メッセージを送信する。TX D2D UEに複数の専用ディスカバリリソースが割り当てられ、TX D2D UEが複数の専用ディスカバリリソースの一部を解除することを希望する場合、TX D2D UEは、解除又は保持される専用ディスカバリリソースの個数を指示するか、あるいは解除される専用ディスカバリリソースを指示する。
eNB開始解除の場合、又はTX D2D UEからのディスカバリリソース解除メッセージに対する応答として、eNBは、ディスカバリリソース解除メッセージ又はRRC接続再構成メッセージを送信し、専用ディスカバリリソースを解除し、既存の専用ディスカバリリソース(存在する場合)あるいは解除された専用ディスカバリリソースを示す。
例えば、すべての専用ディスカバリリソースは、ディスカバリリソース解除メッセージ又はRRC再構成メッセージが受信される場合に解除される。割り当てられた専用ディスカバリリソースがRRC接続状態でのみ使用可能であり、すべての専用ディスカバリリソースが解除される場合、eNBは、接続解除メッセージをすべてのディスカバリリソースを解除できる。
例えば、ディスカバリリソース解除メッセージは、ディスカバリリソースリクエストメッセージとなり、TX D2D UEによりディスカバリリソース解除を示す。すなわち、ディスカバリリソースリクエストメッセージは、ディスカバリリソースを要求し、あるいはディスカバリリソースを解除するために使用され得る。
例えば、ディスカバリリソース解除メッセージは、ディスカバリリソース応答メッセージとなり、eNBによりディスカバリリソース解除を示す。ディスカバリリソース応答メッセージは、ディスカバリリソースを割り当て、あるいはディスカバリリソースを解除するために使用することができる。
割り当てられた専用ディスカバリリソースがRRC接続状態でのみ使用可能であり、あるいはすべての専用ディスカバリリソースが解除される場合、TX D2D UEは、すべての専用ディスカバリリソースを解除するように接続解除メッセージを送信する。
TX D2D UEに割り当てられた専用ディスカバリリソースを解除した後に、eNBは、専用ディスカバリリソースに関する情報をディスカバリリソース情報にアップデートして、解除された専用ディスカバリリソースに関する情報を除去する。アップデートされたディスカバリリソース情報は、システム情報をブロードキャスティングする時間に送信される。
TX D2D UEに対する専用ディスカバリリソースに対してアップデートされる場合、アップデートされた専用ディスカバリリソースに関する情報は、ディスカバリリソースリクエストテーブルに基づいてTX D2D UEの専用ディスカバリリソースに対応するRX D2D UEに通知される。
eNBからRX D2D UEに割り当てられたタイプ2ディスカバリリソースを解除する動作について、以下に説明する。
(1)タイプ2ディスカバリリソース解除動作#1
UE開始解除のケースにおいて、TX D2D UEは、eNBにディスカバリリソース解除メッセージを送信する。TX D2D UEに複数の専用ディスカバリリソースが割り当てられ、TX D2D UEが複数の専用ディスカバリリソースの一部を解除することを所望する場合、TX D2D UEは、解除される専用ディスカバリリソースの個数を指示する。
(2)タイプ2ディスカバリリソース解除動作#2
eNB開始解除の場合、あるいはTX D2D UEからのディスカバリリソース解除メッセージに対する応答で、eNBは、ディスカバリリソース解除メッセージを送信し、TX D2D UEに割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除し、既存の専用ディスカバリリソース(存在する場合)を示す。ディスカバリリソース解除メッセージを受信した後に、TX D2D UEは、解除された専用ディスカバリリソースを使用しない。例えば、ディスカバリリソース解除メッセージがTX D2D UEによりディスカバリリソース周期xで受信される場合、専用ディスカバリリソースは、ディスカバリリソース周期x+pから解除され、pは0より大きい。pは、予め定義されるか、あるいはシグナリングできる。
TX D2D UEは、システム情報、例えばSIBを通じてシグナリングされるディスカバリリソース、例えばディスカバリリソースRXプールに関する情報に対応するディスカバリリソースから割り当てられた専用ディスカバリリソースを除去する。ここで、TX D2D UEは、割り当てられた専用ディスカバリリソースがSIBに対応するディスカバリリソースに含まられるか否かを確認する。割り当てられた専用ディスカバリリソースがSIBに対応するディスカバリリソースに含まれない場合、TX D2D UEは、専用ディスカバリリソースが解除されることを考慮する。
図23乃至図28を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除する動作について説明する。
図23を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスの一例について説明する。
図23は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスの一例を概略的に示す。
図23を参照すると、通信システムは、TX D2D UE2311とeNB2313を含む。
TX D2D UE2311は、ステップ2315において、eNB2313にディスカバリリソース解除メッセージを送信する。TX D2D UE2311からディスカバリリソース解除メッセージを受信した後に、eNB2313は、ステップ2317において、TX D2D UE2311に割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除し、ディスカバリリソース解除メッセージに対する応答メッセージとしてディスカバリリソース解除メッセージを送信する。
図23を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスの一例について説明する。図24を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスの他の例について説明する。
図24は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスの他の例を概略的に示す。
図24を参照すると、通信システムは、TX D2D UE2411とeNB2413を含む。
eNB2413は、TX D2D UE2411に割り当てられるディスカバリリソースを解除すると判定する場合、ステップ2415で、TX D2D UE2411にディスカバリリソース解除メッセージを送信する。eNB2413からディスカバリリソース解除メッセージを受信した後に、TX D2D UE2411は、ステップ2417において、ディスカバリリソース解除ACKメッセージをeNB2413に送信する。
図24を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスの他の例について説明する。図25を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスのもう一つの例について説明する。
図25は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスの他の例を概略的に示す。
図25を参照すると、通信システムは、TX D2D UE2511とeNB2513を含む。
TX D2D UE2511は、ステップ2515において、eNB2513にディスカバリリソース解除メッセージを送信する。TX D2D UE2511からディスカバリリソース解除メッセージを受信した後に、eNB2513は、ステップ2517において、TX D2D UE2511に割り当てられる専用ディスカバリリソースを解除し、ディスカバリリソース解除メッセージに対する応答メッセージとしてディスカバリリソース構成メッセージ又はRRC接続再構成メッセージを送信する。eNB2513からディスカバリリソース構成メッセージ又はRRC接続再構成メッセージを受信した後に、TX D2D UE2511は、ステップ2519において、ディスカバリリソース構成メッセージに対する応答メッセージとしてディスカバリリソース構成完了メッセージ又はRRC接続再構成メッセージに対する応答メッセージとしてRRC接続再構成完了メッセージをeNB2513に送信する。
図25を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスの他の例について説明する。図26を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスのもう一つの例について説明する。
図26は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、TX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスの他の例を概略的に示す。
図26を参照すると、通信システムは、TX D2D UE2611とeNB2613を含む。
eNB2613は、TX D2D UE2611に割り当てられるディスカバリリソースを解除すると判定する場合、ステップ2615において、ディスカバリリソース構成メッセージ又はRRC接続再構成メッセージをTX D2D UE2611に送信する。eNB2613からディスカバリリソース構成メッセージ又はRRC接続再構成メッセージを受信した後に、TX D2D UE2611は、ディスカバリリソース構成メッセージに対する応答メッセージとしてディスカバリリソース構成完了メッセージ又はRRC接続再構成メッセージに対する応答メッセージとしてRRC接続再構成完了メッセージをeNB2613に送信する。
図26を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEにeNBから割り当てられるタイプ2ディスカバリリソースを解除するプロセスの他の一つの例について説明する。図27を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEの内部構造について説明する。
図27は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEの内部構成を概略的に示す。
図27を参照すると、TX D2D UE2700は、送信器2711、制御器2713、受信器2715、及び格納部2717を含む。
制御器2713は、TX D2D UE2700の全般的な動作を制御する。特に、制御器2713は、本発明の一実施形態によるリソース割り当て情報の送受信動作に関連した動作を遂行するようにTX D2D UE2700を制御する。このリソース割り当て情報の送受信動作に関連した動作は、図1乃至図26を参照して説明した方法で実行され、ここではその詳細な説明を省略する。
送信器2711は、制御器2713の制御により、RX D2D UE、eNB、及びサーバに多様な信号及びメッセージを送信する。送信器2711で送信した多様な信号及びメッセージは、図1乃至図39で説明するので、ここではその詳細な説明を省略する。
受信器2715は、制御器2713の制御下でRX D2D UE、eNB、サーバから各種信号ら及び各種メッセージを受信する。受信器2715で受信した各種信号ら及び各種メッセージは、図1乃至図26で説明したので、ここではその詳細な説明を省略する。
格納部2717は、TX D2D UE2700の動作に必要な多様なデータと、リソース割り当て情報の送受信動作に関連した情報などを格納する。格納部2717は、受信器2715で受信した多様な信号及びメッセージを格納する。
送信器2711、制御器2713、受信器2715、及び格納部2717は、別途のプロセッサで示したが、これは、単に説明の便宜のためのものであることが理解される。言い換えれば、送信器2711、制御器2713、受信器2715、及び格納部2717のうちいずれか2個以上が1個のプロセッサに組み込まれ得る。
図27を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてTX D2D UEの内部構成について説明し、図28を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてRX D2D UEの内部構成について説明する。
図28は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおけるRX D2D UEの内部構成を概略的に示す。
図28を参照すると、RX D2D UE2800は、送信器2811、制御器2813、受信器2815、及び格納部2817を含む。
制御器2813は、RX D2D UE2800の全般的な動作を制御する。特に、制御器2813は、本発明の一実施形態によるリソース割り当て情報送受信動作に関連した全般的な動作を遂行するようにRX D2D UE2800を制御する。リソース割り当て情報の送受信動作に関連した動作は、図1乃至図26を参照して説明し、ここではその詳細な説明を省略する。
送信器2811は、制御器2813の制御下でTX D2D UE、eNB、及びサーバに様々な信号及びメッセージを送信する。送信器2811で送信した様々な信号及びメッセージは、図1乃至図26で説明するので、ここではその詳細な説明を省略する。
受信器2815は、制御器2813の制御によりTX D2D UE、eNB、サーバから多様な信号及びメッセージを受信する。受信器2815で受信した多様な信号及びメッセージは図1乃至図26で説明するので、ここではその詳細な説明を省略する。
格納部2817は、RX D2D UE2800の動作に必要な各種データ、リソース割り当て情報の送受信動作に関連した情報などを格納する。格納部2817は、受信器2815で受信した多様な信号及びメッセージを格納する。
送信器2811、制御器2813、受信器2815、及び格納部2817は別途のプロセッサとして示すが、単に説明の便宜のためのものであることが理解される。言い換えれば、送信器2811、制御器2813、受信器2815、及び格納部2817のうち2個以上が1個のプロセッサに組み込まれ得る。
図28を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてRX D2D UEの内部構造について説明し、図29を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてeNBの内部構成について説明する。
図29は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてeNBの内部構成を概略的に示す。
図29を参照すると、eNB2900は、送信器2911、制御器2913、受信器2915、及び格納部2917を含む。
制御器2913は、eNB2900の全般的な動作を制御する。特に、制御器2913は、本発明の一実施形態によるリソース割り当て情報の送受信動作に関連した全般的な動作を遂行するようにeNB2900を制御する。リソース割り当て情報の送受信動作に関連した動作は、図1乃至図26を参照して説明した方法で実行され、ここでは、その詳細な説明を省略する。
送信器2911は、制御器2913の制御下でTX D2D UE、RX D2D UE、サーバ、及びリソースコーディネータに多様な信号及びメッセージを送信する。送信器2911で送信した各種信号及びメッセージは、図1乃至図26で説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
受信器2915は、制御器2913の制御下でTX D2D UE、RX D2D UE、サーバ、リソースコーディネータから多様な信号及びメッセージを受信する。受信器2915で受信した各種信号及びメッセージは、図1乃至図26で説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
格納部2917は、eNB2900の動作に必要な多様なデータ、リソース割り当て情報の送受信動作に関連した情報などを格納する。格納部2917は、受信器2915で受信した多様な信号及びメッセージを格納する。
送信器2911、制御器2913、受信器2915、及び格納部2917が別途のプロセッサとして示すが、これは、単に説明の便宜のためのものであることが明らかである。言い換えれば、送信器2911、制御器2913、受信器2915、及び格納部2917のうち2個以上が1個のユニットに組み込まれ得る。
図29を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいて、eNBの内部構成について説明し、図30を参照して本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてリソースコーディネータの内部構成について説明する。
図30は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてリソースコーディネータの内部構成を概略的に示す。
図30を参照すると、リソースコーディネータ3000は、送信器3011、制御器3013、受信器3015、及び格納部3017を含む。
制御器3013は、リソースコーディネータ3000の全般的な動作を制御する。特に、制御器3013は、本発明一実施形態によるリソース割り当て情報の送受信動作に関連した全般的な動作を遂行するようにリソースコーディネータ3000を制御する。リソース割り当て情報の送受信動作に関連した動作は、図1乃至図26を参照して説明する方法で実行するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
送信器3011は、制御器3013の制御下でeNB、サーバに多様な信号、多様なメッセージを送信する。送信器3011で送信した各種信号及びメッセージは、図1乃至図26で説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
受信器3015は、制御器3013の制御下でeNB、サーバから各種信号及びメッセージを受信する。受信器3015で受信した各種信号及びメッセージは、図1乃至図26で説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
格納部3017は、リソースコーディネータ3000の動作に必要な多様なデータ、リソース割り当て情報の送受信動作に関連した情報などを格納する。格納部3017は、受信器3015で受信した多様な信号及びメッセージなどを格納する。
送信器3011、制御器3013、受信器3015、及び格納部3017は別途のプロセッサとして説明されるが、これは、単に説明の便宜のためのものであることが理解される。言い換えれば、送信器3011、制御器3013、受信器3015、及び格納部3017のうち2個以上が1個のプロセッサに組み込まれ得る。
図30を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてリソースコーディネータの内部構成について説明し、図31を参照して、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムにおいてサーバの内部構成について説明する。
図31は、本発明の一実施形態によるD2D方式をサポートする通信システムでサーバの内部構成を概略的に示す。
図31を参照すると、サーバ3100は、送信器3111、制御器3113、受信器3115、及び格納部3117を含む。
制御器3113は、サーバ3100の全般的な動作を制御する。特に、制御器3113は、本発明の一実施形態によるリソース割り当て情報の送受信動作に関連した動作を遂行するようにサーバ3100を制御する。リソース割り当て情報の送受信動作に関連した動作について図1ないし図26を参照して説明する方法で実行され、ここでは、その詳細な説明を省略する。
送信器3111は、制御器3113の制御下でeNB、リソースコーディネータに各種信号及び各種メッセージらを送信する。送信器3111で送信した各種信号及び各種メッセージは、図1乃至図26で説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
受信器3115は、制御器3113の制御下で、eNB、リソースコーディネータから多様な信号及びメッセージを受信する。受信器3115で受信した多様な信号及びメッセージは、図1乃至図26で説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
格納部3117は、サーバ3100の動作に必要な多様なデータと、リソース割り当て情報の送受信動作に関連した情報を格納する。格納部3117は、受信器3115で受信した各種信号及びメッセージを格納する。
送信器3111、制御器3113、受信器3115、及び格納部3117は別途のプロセッサとして説明するが、これは、単に説明の便宜のためのものであることが理解され得る。言い換えれば、送信器3111、制御器3113、受信器3115、及び格納部3117のうち2個以上が一つのプロセッサに組み込まれ得る。
上記した本発明による実施形態は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に対するコンピュータ読み取り可能なコードとして実施されることができる。このコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取り可能なデータを格納するデータストレージデバイスとなり得る。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ格納装置、及び搬送波(有無線伝送経路を介してインターネットを経由するデータ伝送のような)を含むが、これに限定されることではない。また、このコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ネットワーク接続されたコンピュータシステムにわたって分散されることによって、コンピュータ読み取り可能なコードは分散形態で格納及び遂行される。また、本発明を達成するための機能(function)プログラム、コード、及びコードセグメントは、当該技術分野における熟練されたプログラマにとっては容易に理解できることである。
本発明の実施形態によるトポロジ処理方法は、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合せの形態で実現可能であることがわかる。このようなソフトウェアは、例えば、揮発性又は非揮発性格納装置(例えば、削除可能/再書き込み可能なROM(Read Only Memory)、メモリ(例えば、RAM(Random Access Memory)、メモリチップ、及び集積回路(IC)チップ)、又は光的に又は磁気的に記録可能な機械(例えば、コンピュータ)-読み取り可能な格納媒体(例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、及び磁気テープ)に格納することができる。トポロジ処理方法は、制御部及びメモリを含むコンピュータ又は移動端末により実現され得る。このメモリは、本発明の実施形態を実現するための命令を含むプログラムを格納するのに適合した機械読み取り可能な格納媒体であり得る。
したがって、本発明は、本請求項により定められた装置及び方法を実現するための符号を含むプログラム、及びこのようなプログラムを格納する機械(例えば、コンピュータ)読み取り可能な格納媒体を含む。このプログラムは、有線/無線接続を通じて伝送される通信信号のような媒体を介して電気的に伝送でき、これに均等なものと共に本発明に含まれる。
本発明の一実施形態による装置は、有線又は無線で接続されるプログラム提供装置から上記プログラムを受信して保存することができる。このプログラム提供装置は、既に設定されたコンテンツ保護方法を実行するようにする指示、及びコンテンツ保護方法に必要な情報を格納するメモリと、グラフィック処理装置との有線又は無線通信を遂行するための通信部と、グラフィック処理装置の要請又は自動で該当プログラムを送受信装置に伝送する制御部とを含むことができる。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められる本発明の範囲及び精神を逸脱することなく、形式や細部の様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。