JP2020113998A - 無線通信方法およびシステム、ネットワーク装置、ならびにユーザ機器 - Google Patents

無線通信方法およびシステム、ネットワーク装置、ならびにユーザ機器 Download PDF

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【課題】無線通信方法およびシステム、ネットワーク装置、ならびにユーザ機器を提供する。【解決手段】本方法は、ネットワーク装置によって、ユーザ機器にリソース構成情報を送信するステップであって、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、ステップと、ネットワーク装置によって、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するステップと、を含む。このようにして、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを大幅に改善し、無線ネットワークの性能を大幅に向上させることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、通信分野に関し、より具体的には、無線通信方法およびシステム、ネットワーク装置、ならびにユーザ機器に関する。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称LTE)プロトコルでは、図1および図2に示すように、フレーム構造は、周波数分割複信(Frequency Division Dual、略称「FDD」)フレーム構造と、時分割複信(Time Division Duplexing、略称「TDD」)フレーム構造と、に分類される。この2つのタイプのフレーム構造の基本単位は以下のとおりである。1つの1msのサブフレームは、2つのタイムスロット(slot)を含み、各タイムスロットは0.5msを占有する。1つの無線フレームは10msを占有する。伝送中、データを送信するために使用される最小時間単位は、1msのサブフレームである。つまり、伝送プロセスでは、特定のユーザ機器(User Equipment、略称「UE」)が送受信するデータに対して、1msの時間単位でリソースマッピングを行う必要があり、マッピング後に生成されたデータが、1msのサブフレームで伝送される。さらに、LTEシステム全体の設計において、UE側では、1msの最大データパケットの受信遅延および処理遅延の限界を考慮して、サブフレームnのデータを受信した後、UEは、サブフレームn+k(k≧4)においてのみ、対応する送信を行うことができる。従って、基地局が上りリンクデータをスケジューリングして下りリンクデータを送信し、次いで、基地局がそれに対応するフィードバックを行う、1回の上りリンク伝送では、8ms以上のラウンドトリップ遅延(Round Trip Time、略称「RTT」)が必要となる。
TDDシステムでは、上りリンク伝送と下りリンク伝送とが異なるサブフレームを占有することから、RTTは8msよりも通常長い。例えば、RTTは、TDD構成では13msまたは16msであり得る。この8msは、単一の伝送のためにRTTで必要とされる無線インターフェースによって必要とされる最小遅延である。M回の相互作用などの、サービス伝送プロセスにおけるシグナリング相互作用プロセスが考慮される場合、サービス開始からサービス伝送の始まりまでの遅延は少なくとも8M(ms)である。M=10の場合、80msの遅延が避けられない。これは、無線ネットワークのユーザエクスペリエンスおよび性能に大きく影響する。
本発明は、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させるために、無線通信方法およびシステム、ネットワーク装置、ならびにユーザ機器を提供する。
第1の実施態様によれば、無線通信方法であって、ネットワーク装置によって、ユーザ機器にリソース構成情報を送信するステップであって、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、ステップと、ネットワーク装置によって、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するステップと、を含む、無線通信方法が提供される。
第2の実施態様によれば、無線通信方法であって、ユーザ機器によって、ネットワーク装置が送信したリソース構成情報を受信するステップであって、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、ステップと、ユーザ機器によって、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するステップと、を含む、無線通信方法が提供される。
第3の実施態様によれば、無線通信方法であって、ネットワーク装置によって、ユーザ機器に構成情報を送信するステップと、ネットワーク装置によって、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号DMRSを受信するステップであって、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、ステップと、を含む、無線通信方法が提供される。
第4の実施態様によれば、無線通信方法であって、ユーザ機器によって、ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するステップと、ユーザ機器によって、構成情報に従って、復調参照信号DMRSを生成するステップであって、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、ステップと、ユーザ機器によって、ネットワーク装置にDMRSを送信するステップと、を含む、無線通信方法が提供される。
第5の実施態様によれば、無線通信方法であって、ネットワーク装置によって、ユーザ機器にリソース指示情報を送信するステップであって、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である、ステップと、ネットワーク装置によって、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上でユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信するステップと、を含む、無線通信方法が提供される。
第6の実施態様によれば、無線通信方法であって、ユーザ機器によって、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得するステップであって、第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である、ステップと、ユーザ機器によって、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信するステップと、を含む、無線通信方法が提供される。
第7の実施態様によれば、ネットワーク装置であって、ユーザ機器にリソース構成情報を送信するように構成された送受信機モジュールであって、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、送受信機モジュールと、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように、送受信機モジュールを制御するように構成された、処理モジュールと、を備える、ネットワーク装置が提供される。
第8の実施態様によれば、ユーザ機器であって、ネットワーク装置が送信したリソース構成情報を受信するように構成された送受信機モジュールであって、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、送受信機モジュールと、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように、送受信機モジュールを制御するように構成された、処理モジュールと、を備える、ユーザ機器が提供される。
第9の実施態様によれば、ネットワーク装置であって、ユーザ機器に構成情報を送信するように構成された送信モジュールと、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号DMRSを受信するように構成された受信モジュールであって、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、受信モジュールと、を備える、ネットワーク装置が提供される。
第10の実施態様によれば、ユーザ機器であって、ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するように構成された送受信機モジュールと、構成情報に従って、復調参照信号DMRSを生成するように構成された信号生成モジュールであって、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、信号生成モジュールと、を備える、ユーザ機器が提供される。送受信機モジュールは、ネットワーク装置にDMRSを送信するようにさらに構成される。
第11の実施態様によれば、ネットワーク装置であって、ユーザ機器にリソース指示情報を送信するように構成された送信モジュールであって、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である、送信モジュール、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上でユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信するように構成された受信モジュールと、を備える、ネットワーク装置が提供される。
第12の実施態様によれば、ユーザ機器であって、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得するように構成された取得モジュールであって、第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である、取得モジュールと、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信するように構成された送受信機モジュールと、を備える、ユーザ機器が提供される。
第13の実施態様によれば、第7の実施態様におけるネットワーク装置と、第8の実施態様におけるユーザ機器と、を備える、無線通信システムが提供される。
第14の実施態様によれば、第9の実施態様におけるネットワーク装置と、第10の実施態様におけるユーザ機器と、を備える、無線通信システムが提供される。
第15の実施態様によれば、第11の実施態様におけるネットワーク装置と、第12の実施態様におけるユーザ機器と、を備える、無線通信システムが提供される。
上記の技術的特徴に基づき、本発明の実施形態において提供される無線通信方法およびシステム、ネットワーク装置、ならびにユーザ機器によれば、ネットワーク装置は、ユーザ機器にリソース構成情報を送信する。リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である。ネットワーク装置は、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信する。このようにして、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを大幅に改善し、無線ネットワークの性能を大幅に向上させることができる。
本発明の実施形態における技術的な解決策をより明確に説明するために、以下、実施形態または従来技術を説明するために必要な添付の図面を簡単に説明する。当然のことながら、以下の説明における添付の図面は、本発明の一部の実施形態を単に示すものであり、当業者は、創造的努力がなくても、これらの添付の図面から他の図面をさらに導出することができる。
従来技術における無線フレームの周波数分割複信フレーム構造の概略図である。 従来技術における無線フレームの時分割複信フレーム構造の概略図である。 本発明の一実施形態が適用される通信システムの概略的なアーキテクチャ図である。 本発明の一実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。 本発明の一実施形態による無線通信方法の別の概略的な流れ図である。 本発明の一実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明の一実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明の別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。 本発明の別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。 本発明の別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。 本発明の一実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明の一実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明の一実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。 本発明の一実施形態による時間−周波数リソース上のDMRSの位置の概略図である。 本発明の一実施形態による時間−周波数リソース上のDMRSの位置の概略図である。 本発明の一実施形態による時間−周波数リソース上のDMRSの位置の概略図である。 本発明の別の実施形態による時間−周波数リソース上のDMRSの位置の概略図である。 本発明の別の実施形態による時間−周波数リソース上のDMRSの位置の概略図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。 本発明の一実施形態による、システム帯域幅における上りリンク制御チャネルの位置の概略図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の別の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法のさらに別の概略的な流れ図である。 本発明の一実施形態によるネットワーク装置の概略的なブロック図である。 本発明の一実施形態によるユーザ機器の概略的なブロック図である。 本発明の別の実施形態によるネットワーク装置の概略的なブロック図である。 本発明の別の実施形態によるユーザ機器の概略的なブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態によるネットワーク装置の概略的なブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態によるユーザ機器の概略的なブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態によるネットワーク装置の概略的なブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態によるユーザ機器の概略的なブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態によるネットワーク装置の概略的なブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態によるユーザ機器の概略的なブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態によるネットワーク装置の概略的なブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態によるユーザ機器の概略的なブロック図である。
以下、本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態における技術的な解決策を明確かつ完全に説明する。当然のことながら、説明される実施形態は、本発明の実施形態の一部に過ぎず、すべてではない。本発明の実施形態に基づいて、当業者によって創造的努力なしに得られるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
本発明の実施形態の技術的解決策は、汎欧州デジタル移動電話方式(Global System of Mobile Communication、略称「GSM」(登録商標))システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、略称「CDMA」)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、略称「WCDMA」(登録商標))システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称「LTE」)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略称「FDD」)システム、LTE時間分割複信(Time Division Duplex、略称「TDD」)システム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(Universal Mobile Telecommunication System、略称「UMTS」)、および将来の5G通信システムなどの、様々な通信システムに適用できることを理解されたい。
本発明の実施形態では、ユーザ機器は、端末装置(Terminal Equipment)、移動局(Mobile Station、略称「MS」)、移動端末(Mobile Terminal)などと呼ばれる場合もあることを理解されたい。ユーザ機器は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、略称「RAN」)を用いて1つ以上のコアネットワークと通信できる。例えば、ユーザ機器は、携帯電話(「セルラー」電話とも呼ばれる)またはモバイル端末を内蔵したコンピュータであってよい。例えば、ユーザ機器は、携帯型、ポケットサイズ、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、または車載移動体装置、将来の5Gネットワークにおける端末装置、または将来の発展形PLMNネットワークにおける端末装置であってもよい。
本発明の実施形態では、ネットワーク装置は、ユーザ機器と通信するための装置であってもよいことをさらに理解されたい。ネットワーク装置は、GSM(登録商標)システムまたはCDMAシステムにおけるベーストランシーバ基地局(Base Transceiver Station、略称「BTS」)であってもよいし、WCDMA(登録商標)におけるNodeB(NodeB、略称「NB」)であってもよいし、LTEシステムにおける発展形NodeB(Evolutional NodeB、略称「eNB」または「eNodeB」)であってもよい。あるいは、ネットワーク装置は、中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークのネットワーク側装置、将来の発展形PLMNネットワークのネットワーク装置などであってもよい。
図3は、本発明の一実施形態の適用シナリオの概略図である。図1に示すように、複数のユーザ機器UEは、eNodeB eNBのカバレッジ内に位置する。eNodeBは、複数のUEと無線通信を行う。eNBは、サービス要件、リソース状況、およびスケジューリング状況に応じて、UE1およびUE2に異なる伝送モードを柔軟にスケジューリングして、伝送性能および伝送効率を向上させることができる。
図3のシナリオでは、1つの基地局(孤立した基地局)が存在する場合のみを示していることに留意されたい。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。この基地局と同じ時間−周波数リソース上でサービスを伝送する隣接する基地局およびユーザ機器が存在してもよい。
時間−周波数リソースは、一般に、通信リソースであり得ることに留意されたい。例えば、時間−周波数リソースは、時間次元および周波数次元の通信リソースであり得る。本発明の本実施形態では、時間−周波数リソースの最小単位は限定されない。例えば、時間−周波数リソースは、時間に関して、最小単位をサブフレーム、フレーム、またはタイムスロットとしてもよく、周波数に関して、最小単位をサブバンド、動作帯域全体、またはサブキャリアとしてもよい。時間−周波数次元は、リソースブロック(Resource Block、略称「RB」)、リソースエレメント(Resource Element、略称「RE」)などであってもよい。
説明を容易にするために、本発明の本実施形態では、既存のLTEシステムにおいて、1回の送信で伝送リソースを占有する時間が1msである伝送を非短縮遅延伝送(本発明の本実施形態における第2の伝送に対応)と呼び、サブフレーム内のすべてのリソースが非短縮遅延伝送に使用される場合、1msのサブフレームを非短縮遅延サブフレームと呼ぶことに留意されたい。本発明の本実施形態における第1の伝送は、LTEシステムにおける非短縮遅延伝送に関連する。第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は、本発明の本実施形態では1ms未満である。本発明の本実施形態における第1の伝送は、短縮遅延伝送(Shorten Time Delay Transmission)と呼ばれる場合もある。1回の伝送(または「単一伝送」と呼ばれる)は、ネットワーク装置またはユーザ機器が、1msのサブフレーム内で第1の伝送によって実際に占有されたリソース上で1回の送信または受信を行うことを意味する。1msのサブフレームは、サブフレーム全体のすべてのリソースが短縮遅延伝送に使用される場合、または物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、略称「PDSCH」)のすべてのリソースが短縮遅延伝送に使用される場合には、短縮遅延伝送と呼ばれる場合もある。しかしながら、本発明の保護範囲はこの名称に限定されない。
本発明の本実施形態における短縮遅延サブフレームは、実際に使用する際に2つのケースを含む。ケース1:サブフレームにおいて、物理下りリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、略称「PDCCH」)が位置する制御チャネルのシンボルを除いて、周波数領域の別のシンボル上のすべてのリソースが、短縮遅延伝送に使用される。ケース2:サブフレームにおいて、PDCCHが位置する制御チャネルのシンボルを除いて、周波数領域の別のシンボル上の一部のサブバンドまたは帯域幅が、短縮遅延伝送に使用される。ケース1のサブフレームは、短縮遅延専用サブフレームと呼ばれ、ケース2のサブフレームは、短縮遅延のためにいくつかのサブバンドが使用されるサブフレームと呼ばれる場合がある。本発明の本実施形態における伝送の間、あるタイプの短縮遅延サブフレームは、前述のサブフレームのいずれか1つ、または2つのタイプのサブフレームの組み合わせであってもよい(つまり、構成されたサブフレームにおいて、一部のサブフレームは、短縮遅延専用であり、一部のサブフレームは、いくつかのサブバンドが短縮遅延のために使用されるサブフレームである)。
図4は、本発明の一実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。本方法は、ネットワーク装置によって行われ得る。図4に示すように、本方法1000は、以下のステップを含む。
S1100.ネットワーク装置は、ユーザ機器にリソース構成情報を送信し、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である。
S1200.ネットワーク装置は、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信する。
具体的には、ネットワーク装置は、ユーザ機器に第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用されるリソース構成情報を送信し、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信する。第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は、1ms未満であることに留意されたい。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、ネットワーク装置は、ユーザ機器に第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すリソース構成情報を送信し、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、ネットワーク装置が第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信することは、以下のケースを含むことができることを理解されたい。(1)ネットワーク装置は、ユーザ機器と非短縮遅延伝送を行う。(2)ネットワーク装置は、ユーザ機器と短縮遅延伝送(第1の伝送)を行う。加えて、ネットワーク装置がユーザ機器と短縮遅延伝送を行うときに占有される伝送リソースは、第1の伝送リソース内の一部のリソースである。
本発明の本実施形態では、ネットワーク装置は、ユーザ機器に、使用中または使用することになる短縮遅延サブフレームの構成情報を明示的または黙示的に示すことができる。例えば、ネットワーク装置は、短縮遅延サブフレームとして構成された特定のサブフレームを直接示すことができる、または事前定義された方式で、短縮遅延サブフレームを構成するための複数の方法を提供し、シグナリングを使用して実際に使用された構成方法を示すことができる、またはユーザ機器に、使用中または使用することになる短縮遅延サブフレームの構成情報を黙示的に示すことができる。このことは、本発明において限定されるものではない。
場合により、S1100において、第1の伝送に対応し、かつリソース構成情報によって示される第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワーク(Multicast/Broadcast over Single Frequency Network、略称「MBSFN」)サブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。周波数分割複信FDDモードでは、MBSFNはサブフレーム1、2、3、6、7、および8を含む。時分割複信TDDモードでは、MBSFNは、サブフレーム3、4、7、8、および9を含む。従って、短縮遅延伝送を行う必要のないユーザ機器は、短縮遅延サブフレームでデータを送信しないことを保証することができる。
場合により、図5に示すように、S1200は、以下のステップを特に含む。
S1201.ユーザ機器に第1のリソース指示情報を送信する。
S1202.第1のリソース指示情報に従って判定された無線フレームの第1のサブフレームでユーザ機器が送信した上りリンクデータを受信し、無線フレームの第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである。
つまり、S1201では、第1のリソース指示情報は、現在の通信プロセスで上りリンク伝送を行うためにユーザ機器が使用できるリソースを示す。ユーザ機器は、第1のリソース指示情報に従って、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームから上りリンク伝送に使用される短縮遅延サブフレームを判定し、ネットワーク装置に上りリンクデータを送信する。
場合により、S1202では、無線フレームは、第2の伝送のために使用されるサブフレームをさらに含み、第2の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1msである。換言すると、短縮遅延伝送に使用されるサブフレームと非短縮遅延伝送に使用されるサブフレームとは、同一の無線フレーム内にある。無線フレームは、FDD無線フレームであってもTDD無線フレームであってもよい。従って、短縮遅延伝送の効率を効果的に向上させることができる。
場合により、図6(a)に示すように、S1200は、以下のステップをさらに含む。
S1203.ユーザ機器にフィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信し、無線フレームの第2のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第2のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第1の時間以上である。
図6(b)に示すように、S1200は、以下のステップをさらに含む。
S1204.ユーザ機器にフィードバック情報を第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信し、第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第2の時間以上である。
具体的には、ユーザ機器によって短縮遅延サブフレームで送信された上りリンクデータを受信すると、ネットワーク装置は、ユーザ機器にフィードバック情報を遅延要件を満たす短縮遅延サブフレームで送信することができる。第1の時間は、実際の要件に従って指定された任意の値であり得る。例えば、第1の時間は、0.5ms、1ms、または2msとすることができる。このことは、本発明において限定されるものではない。
ユーザ機器によって短縮遅延サブフレームで送信された上りリンクデータを受信すると、ネットワーク装置は、ユーザ機器にフィードバック情報を、第2の伝送のために使用され、かつ遅延要件を満たすサブフレームの第1のサブフレームで送信することができる。第2の時間は、実際の要件に従って指定された任意の値であり得る。例えば、第2の時間は、0.5ms、1ms、または2msとすることができる。このことは、本発明において限定されるものではない。
つまり、ネットワーク装置がユーザ機器によって短縮遅延サブフレームで送信された上りリンクデータを受信すると、ネットワーク装置は、ユーザ機器にフィードバック情報を、遅延要件を満たす短縮遅延サブフレームで送信してもよいし、ユーザ機器にフィードバック情報を、遅延要件を満たす非短縮遅延サブフレームで送信してもよいし、ユーザ機器にフィードバック情報を送信するために、遅延長を判定することによって、短縮遅延サブフレームを使用するか非短縮遅延サブフレームを使用するかを選択してもよい。このことは、本発明において限定されるものではない。
具体的には、ネットワーク装置は、フィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信するための伝送遅延が、フィードバック情報を第2の伝送ために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信するための伝送遅延以下であると判定した場合に、ユーザ機器にフィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信する、または
フィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信するための伝送遅延が、フィードバック情報を第2の伝送ために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信するための伝送遅延よりも大きいと判定した場合に、ユーザ機器にフィードバック情報を第2の伝送ために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信する。
本発明の本実施形態では、場合により、ユーザ機器に上りリンクデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報を送信する場合、ネットワーク装置は、フィードバック情報が送信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ユーザ機器が送信した再送信データを受信し得る。第3の時間は、実際の要件に従って指定された任意の値であり得る。例えば、既存のLTEプロトコルでは、第3の時間はFDDでは4msであり、TDDでは4ms以上である。このことは、本発明において限定されるものではない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態による無線通信方法によれば、ネットワーク装置が、上りリンクデータに固有であり、かつユーザ機器が送信したデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報をユーザ機器に送信した場合、ユーザ機器は、再送信データを送信するために、伝送遅延要件を満たすサブフレームを選択し得る。このようにして、通信プロセスの遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを向上させることができる。
本発明の本実施形態では、場合により、ネットワーク装置が、上りリンクデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報をユーザ機器に送信した場合、ネットワーク装置は、ユーザ機器が送信した再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで受信できる。無線フレームの第3のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されるサブフレームのうちの1つである。無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を送信するためにネットワーク装置によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である。第4の時間は、実際の要件に従って指定された任意の値であり得る。例えば、第4の時間は、1msまたは2msとすることができる。好ましくは、ネットワーク装置は、ユーザ機器にフィードバック情報を短縮遅延伝送のために使用されるサブフレームで送信し、このサブフレームは、フィードバック情報を送信するためにネットワーク装置によって使用されるサブフレームとの最小時間間隔にあり、時間間隔は、第4の時間以上である。
本発明の本実施形態では、フィードバック情報は、ネットワーク装置がユーザ機器によって送信されたデータの受信に成功したか否かを示すためにネットワーク装置によって使用される情報であることを理解されたい。例えば、ネットワーク装置がユーザ機器によって送信されたデータの受信に成功した場合、フィードバック情報は、既存のLTEシステムにおけるACK情報であってもよい。ネットワーク装置がユーザ機器によって送信されたデータの受信に成功しなかった場合、フィードバック情報は、既存のLTEシステムにおけるNACK情報であってもよい。
以下、本発明の実施形態における無線通信方法について具体的な実施形態を参照して詳細に説明する。これらの実施例は、当業者が本発明の実施形態をよりよく理解するのを助けることを意図しているに過ぎず、本発明の実施形態の範囲を限定することを意図するものではないことに留意されたい。
図7(a)は、本発明の別の実施形態による無線通信方法を示す。図7(a)に示すように、暗い色のサブフレームは短縮遅延サブフレームとして構成されたサブフレームを表し、明るい色のサブフレームはLTEの非短縮遅延サブフレームである。本方法2000は、以下のステップを含む。
S2001.基地局は、ユーザ機器に下りリンク制御情報DCIを短縮遅延サブフレーム2で送信する。
S2002.基地局は、短縮遅延サブフレーム3で、ユーザ機器によって送信された上りリンクデータを受信する。
S2003.基地局は、短縮遅延サブフレーム6において、上りリンクデータに固有のフィードバック情報をユーザ機器に送信する。
S2004.基地局は、短縮遅延サブフレーム7で、ユーザ機器によって送信された再送信データを受信する。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態の無線通信方法によれば、短縮遅延伝送(上りリンク伝送および下りリンク伝送)は、基地局が構成する短縮遅延サブフレームにおいてのみ行われる。このようにして、短縮遅延サブフレームと非短縮遅延サブフレームとが明確に区別され、ユーザ機器は、ユーザ機器が短縮遅延伝送を行う場合に、複雑な判断を行わずに適切な伝送リソースを選択し、それにより、ユーザエクスペリエンスを向上させることができる。
場合により、短縮遅延伝送では、情報の受信と情報の送信との間の最小時間間隔を1msに設定することができる。図7(b)に示すように、時間制約の下で、S2003は、基地局が、ユーザ機器にフィードバック情報を非短縮遅延サブフレーム4で送信することであってもよい。
対応して、S2004は、基地局が、短縮遅延サブフレーム8において、ユーザ機器によって送信された再送信データを受信することである。
あるいは、図7(c)に示すように、S2004は、基地局が、短縮遅延サブフレーム6において、ユーザ機器によって送信された再送信データを受信することである。
場合により、基地局は、異なる伝送モードに対応する伝送遅延に従って、フィードバック情報を送信するためのサブフレームをさらに選択することができる。例えば、フィードバック情報が図7(a)に示す方式でユーザ機器に送信された場合、伝送プロセス全体の伝送遅延は5msであり、フィードバック情報が図7(b)に示す方式でユーザ機器に送信された場合、伝送プロセス全体の伝送遅延は6msとなる。このケースでは、基地局は、フィードバック情報を図7(a)に示す方式でユーザ機器に送信することを選択することができる。
要約すると、図7(b)に示すように、ユーザ機器が短縮遅延サブフレームnで上りリンクサービスチャネルデータを送信する場合、基地局は、短縮遅延サブフレームnに隣接する非短縮遅延サブフレームn+1で、再送信のためのフィードバック情報またはスケジューリング情報を送信し、これは、上りリンクサービスチャネルデータに対応する。次いで、ユーザ機器は、サブフレームn+1+k0において上りリンクサービスチャネル再送パケットを送信し、サブフレームは短縮遅延サブフレームに限定されない。k0に対応する時間はFDDでは4msであり、TDDでは4ms以上である。つまり、サブフレーム境界において、基地局からのフィードバックが非短縮遅延サブフレームで送信された場合、ユーザ機器は、非短縮遅延サブフレームに続くサブフレームで上りリンクデータを送信する。
あるいは、図7(c)に示すように、ユーザ機器が短縮遅延サブフレームnで上りリンクサービスチャネルデータを送信する場合、基地局は、短縮遅延サブフレームnに隣接する非短縮遅延サブフレームn+1で、再送信のためのフィードバック情報またはスケジューリング情報を送信し、これは、上りリンクサービスチャネルデータに対応する。ユーザ機器は、上りリンクデータを送信するために短縮遅延サブフレームセットから短縮遅延サブフレームを選択し、サブフレームn+1と短縮遅延サブフレームのそれぞれとの間隔はk1以上である。k1の値は、実際の要件や受信機の処理能力に応じて設定できる。例えば、k1は1msまたは2msに設定することができる。つまり、サブフレーム境界において、基地局からのフィードバックが非短縮遅延サブフレームで送信された場合、ユーザ機器は、短縮遅延サブフレームで上りリンクデータを送信し、短縮遅延サブフレームと非短縮遅延サブフレームとの間の時間間隔は、処理時間要件を満たす。
場合により、基地局が非短縮遅延サブフレームでフィードバックおよび再送された構成情報を送信する場合、ユーザ機器は、異なる伝送方法に対応する遅延を比較し、上りリンクデータを送信するために遅延が最小である方法を選択することができる。あるいは、基地局は、シグナリングを使用して、上りリンクデータを伝送するためにユーザ機器によって使用される特定の方法またはサブフレームを直接示す。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、ネットワーク装置は、ユーザ機器に第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すリソース構成情報を送信し、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
場合により、図8に示すように、S1200は、以下のステップを特に含む。
S1205.ユーザ機器に第2のリソース指示情報を送信して、ユーザ機器が第2のリソース指示情報に従って判定された第1のサブフレームで下りリンクデータを受信するようにし、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである。
S1206.ユーザ機器に下りリンクデータを第1のサブフレームで送信する。
具体的には、ネットワーク装置が下りリンクデータをユーザ機器に送信する必要がある場合、ネットワーク装置は、第2のリソース指示情報をユーザ機器に送信する。ユーザ機器は、第2のリソース指示情報に従って、下りリンクデータを送信するためにネットワーク装置によって使用される短縮遅延サブフレームを判定し、ネットワーク装置が送信した下りリンクデータを短縮遅延サブフレームで受信する。
下りリンク伝送プロセスでは、再送信パケットを受信して組み合わせるために、ユーザ機器が、2つの異なるタイプのサブフレームから、同じデータパケットの異なる再送信パケットを識別するように、ネットワーク装置は、非短縮遅延サブフレームに対応する、再送信リダンダンシバージョン(Redundancy Version、略称「RV」)と、非短縮遅延ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat ReQuest、略称「HARQ」)のプロセス番号と、を、非短縮遅延サブフレームでユーザ機器に示す必要があることに留意されたい。
場合により、図9に示すように、S1200は、以下のステップを特に含む。
S1207.ユーザ機器に構成情報を送信する。
S1208.ユーザ機器が構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで送信した復調参照信号DMRSを受信する。
場合により、S1207では、構成情報は、以下の情報、すなわち、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルの位置を示すために使用される指示情報、ユーザ機器がDMRSを生成する周波数領域位置を示すために使用される指示情報、またはユーザ機器によってDMRSを送信するための送信電力を示すために使用される指示情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の本実施形態では、場合により、異なるユーザ機器は、時分割多重方式で異なる時間領域シンボル上のDMRSを使用して、ネットワーク装置がDMRS信号を受信できるようにし得る。
本発明の本実施形態では、場合により、時間領域の観点から隣接するユーザ機器は、DMRSを使用するために、同じ時間−周波数リソースを共有し得る。このケースでは、異なるユーザ機器のDMRSを区別するために、ネットワーク装置は、ユーザ機器がDMRSを送信するための送信電力を示すように、ユーザ機器にシグナリングを送信する必要がある。
本発明の本実施形態では、場合により、時間領域リソースの観点から隣接するユーザ機器は、DMRSを生成するために、同じ時間領域シンボルを使用でき、同じ時間領域シンボル上の異なるユーザ機器のDMRSは、周波数領域の異なるサブキャリア上にマッピングされる。
場合により、図10に示すように、S1200は、以下のステップを特に含む。
S1209.ネットワーク装置が送信した上りリンク制御チャネルリソース指示情報を受信し、上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルのものである、第1のサブフレームにおける時間領域シンボル位置および周波数領域位置を示し、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである。
S1210.第1のサブフレームにおいて、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルリソース指示情報に従ってユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信する。
場合により、S1209では、上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、1msのサブフレームにおいて、短縮遅延伝送に関連する上りリンク制御チャネルは、非短縮遅延PUCCH帯域幅を除く、一部を分割することによって取得された2つの別々のサブバンドを占有し、異なるユーザ機器の上りリンク制御チャネルは、一部のシンボルの一部のサブキャリアを占有することを示す。加えて、異なるユーザ機器の上りリンク制御チャネルのためのリソースは、同じまたは対称的な順番で2つのサブバンド上のREに配置される。
さらに、好ましくは、短縮遅延サブフレームの上りリンク制御チャネル(例えば、PUCCH)は、周波数領域でまず占有し、時間領域で次いで占有することにより、サブバンド上のリソースを占有する。
さらに、好ましくは、すべてのユーザ機器の上りリンク制御チャネル(例えば、PUCCH)のリソースは、2つのサブバンド上で同じシンボルを占有する。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、短縮遅延伝送に関連する上りリンク制御チャネルと非短縮遅延伝送に関連する上りリンク制御チャネルとは、同じ無線フレームに存在することができ、短縮遅延伝送に関連する上りリンク制御チャネルは、周波数領域でまず占有し、時間領域で次いで占有することにより、サブバンド上のリソースを占有し、その結果、上りリンク制御チャネルによって占有される時間領域リソースを削減することができる。
ここまで、図4から図10を参照して、本発明の一実施形態における無線通信方法について、ネットワーク装置側で詳細に説明したが、以下、図11から図17を参照して、本発明のさらに別の実施形態における無線通信方法について、ユーザ機器側で詳細に説明する。ネットワーク装置側で説明したユーザ機器とネットワーク装置との相互作用、関連する機能などは、ユーザ機器側で説明されるものに対応することを理解されたい。簡潔にするために、繰り返しの説明は適宜省略する。
図11は、本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。本方法は、ユーザ機器によって行われ得る。図11に示すように、本方法3000は、以下のステップを含む。
S3100.ユーザ機器は、ネットワーク装置が送信したリソース構成情報を受信し、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である。
S3200.ユーザ機器は、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信する。
具体的には、ユーザ機器は、ネットワーク装置によって送信され、かつ第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用されるリソース構成情報を受信し、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信する。第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は、1ms未満であることに留意されたい。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、ユーザ機器は、ネットワーク装置によって送信され、かつ第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用されるリソース構成情報を受信し、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
場合により、S3100では、第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。
場合により、図12に示すように、S3200は、以下のステップを特に含む。
S3201.ネットワーク装置が送信した第1のリソース指示情報を受信する。
S3202.第1のリソース指示情報に従って判定された無線フレームの第1のサブフレームでネットワーク装置に上りリンクデータを送信し、無線フレームの第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである。
場合により、S3202では、無線フレームは、第2の伝送のために使用されるサブフレームをさらに含む。第2の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は、1msである。
場合により、図13(a)に示すように、方法3000は、以下のステップをさらに含む。
S3300.無線フレームの第2のサブフレームにおいて、ネットワーク装置が送信したフィードバック情報を受信し、無線フレームの第2のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第2のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第1の時間以上である。
場合により、図13(b)に示すように、方法3000は、以下のステップをさらに含む。
S3400.第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームにおいて、ネットワーク装置が送信したフィードバック情報を受信し、第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第2の時間以上である。
場合により、図14(a)に示すように、ユーザ機器が、ネットワーク装置によって送信され、かつネットワーク装置が上りリンクデータの受信に成功しなかったことを示すフィードバック情報を受信した場合、方法3000は、以下のステップをさらに含む。
S3500.フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ネットワーク装置に再送信データを送信する。
あるいは、図14(b)に示すように、方法3000は、以下のステップをさらに含む。
S3600.ネットワーク装置に再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで送信し、無線フレームの第3のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するためにユーザ機器によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である。
場合により、S3500は、第3の時間が、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するためにユーザ機器によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔未満であると判定された場合、フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ネットワーク装置に再送信データを送信するステップを特に含む。
場合により、S3600は、第3の時間が、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するためにユーザ機器によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔以上であると判定された場合、ネットワーク装置に再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで送信するステップを特に含む。
場合により、図15に示すように、S3200は、以下のステップを特に含む。
S3203.ネットワーク装置が送信した第2のリソース指示情報を受信する。
S3204.ネットワーク装置が送信した下りリンクデータを、第2のリソース指示情報に従って判定された第1のサブフレームで受信し、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである。
場合により、図16に示すように、S3200は、以下のステップを特に含む。
S3205.ネットワーク装置が送信した構成情報を受信する。
S3206.構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで復調参照信号DMRSをネットワーク装置に送信する。
場合により、S3205では、構成情報は、以下の情報、すなわち、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルの位置を示すために使用される指示情報、ユーザ機器がDMRSを生成する周波数領域位置を示すために使用される指示情報、またはユーザ機器によってDMRSを送信するための送信電力を示すために使用される指示情報のうちの少なくとも1つを含む。
場合により、図17に示すように、S3200は、以下のステップを特に含む。
S3207.ネットワーク装置が送信した上りリンク制御チャネルリソース指示情報を受信し、上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルのものである、第1のサブフレームにおける時間領域シンボル位置および周波数領域位置を示し、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである。
S3208.ネットワーク装置に、第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を、上りリンク制御チャネルリソース指示情報に従って第1のサブフレームで送信する。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、ユーザ機器は、ネットワーク装置によって送信され、かつ第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用されるリソース構成情報を受信し、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
以下、図18を参照して、本発明のさらに別の実施形態における無線通信方法について詳細に説明する。本方法は、ネットワーク装置によって行われ得る。図18に示すように、本方法4000は、以下のステップを含む。
S4100.ネットワーク装置は、構成情報をユーザ機器に送信する。
S4200.ネットワーク装置は、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号DMRSを受信し、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である。
具体的には、復調参照信号DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される構成情報をユーザ機器に送信した後、ネットワーク装置は、構成情報に従ってユーザ機器によって生成されたDMRSを受信し、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられる。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
本発明の本実施形態では、サブフレームのすべての時間領域シンボルが、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられることを理解されたい。つまり、各ユーザ機器は、このサブフレームで短縮遅延伝送を行う。
本発明の本実施形態では、場合により、DMRSは、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルに対応する周波数領域リソース上のサブキャリア上に、Nのサブキャリアの間隔をおいてマッピングされ、Nは正の整数である。つまり、DMRSは、PUCCHが位置する帯域幅のすべての周波数領域サブキャリアを連続的に占有する必要はない。
好ましくは、Nは、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームのすべてのDMRSによって占有された時間領域シンボルの総数である。
本発明の本実施形態では、場合により、Mのユーザ機器のうちの少なくとも2つが、異なる時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。しかしながら、Mのユーザ機器のすべてによって占有される周波数領域におけるサブキャリアの位置は、同じであってもよいし、異なってもよい。
例えば、図19(a)に示すように、0.5msタイムスロットは7つの上りリンクシンボルを含む。シンボルは、左から右に0から6の順番で番号が付けられているものと仮定する。シンボルは、上りリンク短縮遅延送信を行う際に2つのユーザ機器UEをサポートし、2つのDMRSシンボルが存在する。各UEが位置する時間領域リソースは、1つのDMRSシンボルを含む。UE1はシンボル0、1、および2を占有し、UE2はシンボル3、4、5、および6を占有する。UE1のDMRSはシンボル1にあり、UE2のDMRSシンボルはシンボル4にある。UE1とUE2が使用するDMRSは、短縮遅延においてDMRSオーバーヘッドを減らすために、2つのサブキャリアの間隔をおいて1つのサブキャリアを占有する。このようにして、DMRSオーバーヘッドは、非短縮遅延においてDMRSオーバーヘッドと同じである。さらに、各物理リソースブロック(Physical Resource Block、略称「PRB」)に含まれるDMRSのリソースエレメント(Resource Element、略称「RE」)の数を半減させる。従って、DMRSシーケンスの性能に影響を与えないためには、好ましくは、周波数領域において、短縮遅延のために割り当てられるリソースは、少なくとも2つのPRBである。
さらに、図19(b)に示すように、2つのUEの位置が周波数領域でずらされてもよい。周波数領域におけるUE1のDMRSの位置は、周波数領域におけるUE2のDMRSの位置とは異なる。
またさらに、図19(c)に示すように、0.5msのタイムスロットは3つのDMRSを含み、周波数領域における3つのDMRSの位置は同じであっても異なっていてもよい。3つのDMRSは、短縮遅延伝送を行うために3つ以下のUE(1つのUE、2つのUE、および3つのUEなどの様々なケースを含む)に割り当てられてもよい。加えて、各DMRSが位置する時間領域シンボルにおいて、3つのサブキャリアの間隔をおいて1つのDMRSが存在する。好ましくは、周波数領域に割り当てられる帯域幅は、3つのPRBの倍数である必要がある。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、異なるユーザ機器が時分割多重(Time‐Division Multiplexing、略称「TDM」)方式でDMRSを異なるシンボルで使用する。このようにして、短縮遅延伝送プロセスにおいて追加のオーバーヘッドを回避することができ、ネットワーク装置によって行われる送受信を容易にするように、DMRSが上りリンク送信において使用され、明確に区別される。
本発明の本実施形態では、場合により、Mのユーザ機器は、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器を含み、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器のすべてが、同じ時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。加えて、すべてのユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の同じサブキャリアにマッピングされても異なるサブキャリア上にマッピングされてもよい。
例えば、図20(a)に示すように、UE1およびUE2は、同一の時間領域シンボル上でDMRSを生成し、DMRSを同一のサブキャリア上にマッピングする。ネットワーク装置については、UE1のDMRSとUE2のDMRSとを区別する2つの方法があり得る。具体的な方法は以下のとおりである。
方法1:DMRSは区別されない、つまり、UE1とUE2とはまったく同じDMRSを使用し、DMRSは同じ時間−周波数リソースと同じシーケンスとを含む。この方法は、UE1とUE2がQCLであることを前提として実装されている。QCLとは、eNodeB eNB側において、UE1およびUE2からeNB側への無線伝送チャネルパラメータ(マルチパス遅延分布、ドップラオフセット値、伝送遅延などを含む)が同じであるか、ほぼ同じであることを意味する。従って、UE1とUE2とは、区別を行わずに同一のDMRSを共有してもよい。さらに、2つのUEがまったく同じDMRSリソースを共有していることから、2つのUEによって送信されたDMRSをeNB側に重畳した後に過大な電力重畳値が発生しないことを確保するために、2つのUEがDMRSを送信する際に使用される送信電力の値をシグナリングを用いて示す必要がある。DMRSの送信電力値は、絶対値を用いて示してもよいし、DMRSの送信電力と、特定の参照信号の送信電力またはDMRS上で送信する上りリンクデータの送信電力と、の間の電力偏移値を用いて示してもよい。
方法2:DMRSは互いに区別される、つまり、UE1とUE2とは異なるDMRSを使用する。DMRSは、同じ時間−周波数リソースおよび異なるDMRSシーケンスを含み、場合により、異なる送信電力値を含むことができる。UE1とUE2とは、異なるDMRSシーケンスを使用する、つまり、UE1とUE2とは、それぞれのDMRSを符号分割方式で送信する。さらに、UE1とUE2とのDMRSに異なる送信電力を割り当てることができ、eNB側では、UE1のDMRSの送信電力とUE2のDMRSの送信電力との偏移値を比較的大きくする必要がある。従って、2つのUEによって送信されたDMRSは、干渉メッセージ技術を用いて解析することによって別個に取得される。DMRSの送信電力値は、絶対値を用いて示してもよいし、DMRSの送信電力と、特定の参照信号の送信電力またはDMRS上で送信する上りリンクデータの送信電力と、の間の電力偏移値を用いて示してもよい。
図20(b)に示すように、UE1とUE2とは同じ時間領域シンボル上でDMRSを生成し、DMRSは異なるサブキャリア上にマッピングされる。換言すると、周波数分割多重(Frequency Division Multiplexing、略称「FDM」)が、1つのシンボル上のDMRSに対して行われる。さらに、異なるUE側では、好ましくは、DMRSシンボル内の非DMRSサブキャリア上でデータが送信されない。例えば、UE1は、シンボル0および1を使用し、シンボル1のDMRSシンボル上では、偶数(0、2、4など)のサブキャリアにDMRSシーケンスを配置し、奇数のサブキャリアは、データまたは参照信号が配置されずに空にされる。同様に、UE2についても同様である。UE2は、シンボル1および2を使用し、シンボル1のDMRSシンボル上では、奇数(1、3、5など)のサブキャリアにDMRSシーケンスを配置し、偶数のサブキャリアは、データまたは参照信号が配置されずに空にされる。
この方法では、UE1とUE2とがDMRSの時間領域シンボルを共有しているにもかかわらず、UE1とUE2とはこのシンボル内で異なるサブキャリアを使用し、非DMRSサブキャリアは空になる。従って、DMRSは、周波数領域直交方式で生成される。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、時間領域の観点から隣接する異なるユーザ機器のDMRSは、完全に時間−周波数直交であり、その結果、より良い通信性能が確保され得る。
本発明の本実施形態では、場合により、時間領域の観点から隣接するユーザ機器は、DMRSを生成するために、同じシンボルを使用した場合、このシンボル上の異なるユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の同じサブキャリア上にマッピングされる。図21に示すように、方法4000は、以下のステップをさらに含む。
S4300.ネットワーク装置は、ユーザ機器にDMRS送信電力指示情報を送信する。
対応して、S4200は特に、ネットワーク装置が、DMRS送信電力指示情報に従ってユーザ機器によって送信されたDMRSを受信することである。
具体的には、ネットワーク装置がユーザ機器にDMRS送信電力指示情報を送信した後、ユーザ機器は、標準において規定された時間−周波数リソースまたはユーザ機器とネットワーク装置とによって事前に合意された時間−周波数リソース上でDMRSを生成し、DMRS送信電力指示情報によって示される送信電力に従って生成したDMRSを送信し得る。
場合により、S4300では、DMRS送信電力指示情報は、ユーザ機器がDMRSを送信する場合に使用される送信電力を示すために使用される。場合により、DMRS送信電力指示情報は、DMRSを送信するために使用される送信電力の値を直接示してもよいし、DMRSを送信するために使用される送信電力と特定の参照信号の送信電力との間の電力偏移値を示してもよいし、DMRSを送信するために使用される送信電力とDMRSに対応するデータの送信電力との間の電力偏移値を示してもよい。このことは、本発明において限定されるものではない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
ここまで、図18から図21を参照して、本発明のさらに別の実施形態における無線通信方法について、ネットワーク装置側で詳細に説明したが、以下、図22および図23を参照して、本発明のさらに別の実施形態における無線通信方法について、ユーザ機器側で詳細に説明する。ネットワーク装置側で説明したユーザ機器とネットワーク装置との相互作用、関連する機能、関連する機能などは、ユーザ機器側で説明されるものに対応することを理解されたい。簡潔にするために、繰り返しの説明は適宜省略する。
図22は、本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。本方法は、ユーザ機器によって行われ得る。図22に示すように、本方法5000は、以下のステップを含む。
S5100.ユーザ機器は、ネットワーク装置が送信した構成情報を受信する。
S5200.ユーザ機器は、構成情報に従って復調参照信号DMRSを生成し、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である。
S5300.ユーザ機器は、DMRSをネットワーク装置に送信する。
具体的には、ネットワーク装置が送信した構成情報を受信した後、ユーザ機器は、構成情報に従ってDMRSを生成し、DMRSをネットワーク装置に送信する。DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられる。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
本発明の本実施形態では、場合により、DMRSは、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルに対応する周波数領域リソース上のサブキャリア上に、Nのサブキャリアの間隔をおいてマッピングされ、Nは正の整数である。
本発明の本実施形態では、場合により、Nは、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームのすべてのDMRSによって占有された時間領域シンボルの総数である。
本発明の本実施形態では、場合により、Mのユーザ機器のうちの少なくとも2つが、異なる時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。
本発明の本実施形態では、場合により、Mのユーザ機器は、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器を含み、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器のすべてが、同じ時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。
本発明の本実施形態では、場合により、すべてのユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の異なるサブキャリア上にマッピングされる。
本発明の本実施形態では、場合により、すべてのユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の同じサブキャリア上にマッピングされる。図23に示すように、本方法は、以下のステップをさらに含む。
S5400.ユーザ機器は、ネットワーク装置が送信したDMRS送信電力指示情報を受信する。
対応して、S5300は特に、ユーザ機器が、DMRS送信電力指示情報に従ってDMRSをネットワーク装置に送信することである。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
図24は、本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。本方法は、ネットワーク装置によって行われ得る。図24に示すように、本方法6000は、以下のステップを含む。
S6100.ネットワーク装置は、ユーザ機器にリソース指示情報を送信し、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である。
S6200.ネットワーク装置は、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上でユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信する。
具体的には、ネットワーク装置は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されるリソースを示すリソース指示情報をユーザ機器に送信し、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されるリソース上でユーザ機器によって送信された上りリンク制御情報を受信する。第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は、1ms未満である。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、ネットワーク装置は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されるリソースのリソース指示情報をユーザ機器に送信し、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されるリソース上でユーザ機器によって送信された上りリンク制御情報を受信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
場合により、S6100では、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが位置するサブフレームの数に関する情報、および/または第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースに対応するサブフレームの時間領域シンボル位置および周波数領域位置に関する情報を含む。
本発明の本実施形態では、場合により、リソース指示情報は、上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネルPUSCHによって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、短縮遅延伝送に関連する上りリンク制御チャネルと非短縮遅延伝送に関連する上りリンク制御チャネルとは、同じ無線フレームに存在することができ、短縮遅延伝送に関連する上りリンク制御チャネルは、周波数領域でまず占有し、時間領域で次いで占有することにより、サブバンド上のリソースを占有し、その結果、上りリンク制御チャネルによって占有される時間領域リソースを削減することができる。
本発明の本実施形態では、場合により、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、PUSCHによって占有された帯域幅の両端に位置する。
本発明の本実施形態では、場合により、FmがFnに等しく、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアの位置が、第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアの位置と同じまたは対称である。
例えば、図25に示すように、1msのサブフレームにおいて、短縮遅延伝送に関連する上りリンク制御チャネルは、非短縮遅延PUCCH帯域幅を除く、一部を分割することによって取得された2つの別々のサブバンドを占有し、異なるユーザ機器の上りリンク制御チャネルは、一部のシンボルの一部のサブキャリアを占有する。加えて、異なるユーザ機器の上りリンク制御チャネルのためのリソースは、同じまたは対称的な順番で2つのサブバンド上のREに配置される。対称的な配置は、以下のとおりである。図25において、UE1は、サブバンド1の高周波サブキャリア部分にあり、サブバンド2の低周波サブキャリア部分にある。あるいは、同じ順番の配置は、以下のとおりである。図25において、UE2は、サブバンド1の低周波サブキャリア部分にあり、サブバンド2の低周波サブキャリア部分にある。つまり、2つの短縮遅延PUCCHが、サブバンド1とサブバンド2との上で別々に送信される。
本発明の本実施形態では、場合により、Fmの第1のサブキャリアに対応する時間領域シンボルは、Fnの第2のサブキャリアに対応する時間領域シンボルと同じである。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、ネットワーク装置は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されるリソースのリソース指示情報をユーザ機器に送信し、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されるリソース上でユーザ機器によって送信された上りリンク制御情報を受信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
ここまで、図24および図25を参照して、本発明のさらに別の実施形態における無線通信方法について、ネットワーク装置側で詳細に説明したが、以下、図26から図28を参照して、本発明のさらに別の実施形態における無線通信方法について、ユーザ機器側で詳細に説明する。ネットワーク装置側で説明したユーザ機器とネットワーク装置との相互作用、関連する機能、関連する機能などは、ユーザ機器側で説明されるものに対応することを理解されたい。簡潔にするために、繰り返しの説明は適宜省略する。
図26は、本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。本方法は、ユーザ機器によって行われ得る。図26に示すように、本方法7000は、以下のステップを含む。
S7100.ユーザ機器は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得し、第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である。
S7200.ユーザ機器は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信する。
具体的には、ユーザ機器は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得し、このリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信する。第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は、1ms未満である。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、ユーザ機器は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得し、このリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、場合により、ユーザ機器は、予め設定されたプロトコルに従って、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得し得る、または、ネットワーク装置によって送信されたシグナリングを受信することによって、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されるリソースを取得し得る。
本発明の本実施形態では、場合により、図27に示すように、方法7000は、以下のステップを含む。
S7300.ユーザ機器は、ネットワーク装置が送信したリソース指示情報を受信する。
対応して、S7100は、リソース指示情報に従って、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得するステップを含む。
場合により、S7300では、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが位置するサブフレームの数に関する情報、および/または第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースに対応するサブフレームの時間領域シンボル位置および周波数領域位置に関する情報を含む。
場合により、S7300では、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネルPUSCHによって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、短縮遅延伝送に関連する上りリンク制御チャネルと非短縮遅延伝送に関連する上りリンク制御チャネルとは、同じ無線フレームに存在することができ、短縮遅延伝送に関連する上りリンク制御チャネルは、周波数領域でまず占有し、時間領域で次いで占有することにより、サブバンド上のリソースを占有し、その結果、上りリンク制御チャネルによって占有される時間領域リソースを削減することができる。
本発明の本実施形態では、場合により、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、PUSCHによって占有された帯域幅の両端に位置する。
本発明の本実施形態では、場合により、FmがFnに等しく、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアの位置が、第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアの位置と同じまたは対称である。
本発明の本実施形態では、場合により、Fmの第1のサブキャリアに対応する時間領域シンボルは、Fnの第2のサブキャリアに対応する時間領域シンボルと同じである。
場合により、図28に示すように、S7200は、以下のステップを特に含む。
S7201.周波数領域をまずマッピングし、時間領域を次いでマッピングして、第1のサブバンドおよび第2のサブバンド上に上りリンク制御情報をマッピングする。
S7202.第1のサブバンドおよび第2のサブバンド上で、ネットワーク装置に、第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信する。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、ユーザ機器は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得し、このリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
以下、図29を参照して、本発明の一実施形態におけるネットワーク装置について詳細に説明する。図29に示すように、ネットワーク装置10は、
ユーザ機器にリソース構成情報を送信するように構成された送受信機モジュール11であって、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、送受信機モジュール11と、
第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように構成された、処理モジュール12と、
を備える。
具体的には、ネットワーク装置は、ユーザ機器に第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用されるリソース構成情報を送信し、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信する。第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は、1ms未満であることに留意されたい。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信のためのネットワーク装置は、ユーザ機器に第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すリソース構成情報を送信し、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、送受信機モジュール11によって行われる受信動作は、受信機能を有する受信モジュールによって行われてもよく、送受信機モジュール11によって行われる送信動作は、送信機能を有する送信モジュールによって行われてもよいことを理解されたい。
本発明の本実施形態では、場合により、第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。
本発明の本実施形態では、場合により、処理モジュール12が、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように、送受信機モジュール11を制御することは、
ユーザ機器に第1のリソース指示情報を送信するように、送受信機モジュール11を制御するステップと、
第1のリソース指示情報に従って判定された無線フレームの第1のサブフレームでユーザ機器が送信した上りリンクデータを受信するように、送受信機モジュール12を制御するステップであって、無線フレームの第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
を含む。
本発明の本実施形態では、場合により、無線フレームは、第2の伝送のために使用されるサブフレームをさらに含む。第2の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は、1msである。
本発明の本実施形態では、場合により、送受信機モジュール11は、ユーザ機器にフィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信するようにさらに構成され、無線フレームの第2のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第2のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第1の時間以上である、または
ユーザ機器にフィードバック情報を第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信するようにさらに構成され、第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第2の時間以上である。
本発明の本実施形態では、場合により、送受信機モジュール11が、ユーザ機器にフィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信することは、フィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信するための伝送遅延が、フィードバック情報を第2の伝送ために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信するための伝送遅延以下であると処理モジュール12が判定した場合に、送受信機モジュール11によって、ユーザ機器にフィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信するステップを含む。
本発明の本実施形態では、場合により、送受信機モジュール11が、ユーザ機器にフィードバック情報を第2の伝送ために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信することは、フィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信するための伝送遅延が、フィードバック情報を第2の伝送ために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信するための伝送遅延よりも大きいと処理モジュール12が判定した場合に、送受信機モジュール11によって、ユーザ機器にフィードバック情報を第2の伝送ために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信するステップを含む。
本発明の本実施形態では、場合により、上りリンクデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報を、送受信機モジュール11がユーザ機器に送信した場合、送受信機モジュール11は、フィードバック情報が送信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ユーザ機器が送信した再送信データを受信するようにさらに構成される。
本発明の本実施形態では、場合により、上りリンクデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報を、送信モジュール11がユーザ機器に送信した場合、送受信機モジュール11は、ユーザ機器が送信した再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで受信するようにさらに構成され、無線フレームの第3のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を送信するために送受信機モジュール11によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である。
本発明の本実施形態では、場合により、処理モジュール12が、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように、送受信機モジュールを制御することは、ユーザ機器に第2のリソース指示情報を送信するように、送受信機モジュール11を制御して、ユーザ機器が第2のリソース指示情報に従って判定された第1のサブフレームで下りリンクデータを受信するようにする、ステップであって、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、ユーザ機器に下りリンクデータを第1のサブフレームで送信するように、送受信機モジュール11を制御するステップと、を含む。
本発明の本実施形態では、場合により、処理モジュール12が、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように、送受信機モジュール11を制御することは、ユーザ機器に構成情報を送信するように、送受信機モジュール11を制御するステップと、ユーザ機器が構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで送信した復調参照信号DMRSを受信するように、送受信機モジュール11を制御するステップと、を含む。
本発明の本実施形態では、場合により、構成情報は、以下の情報、すなわち、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルの位置を示すために使用される指示情報、ユーザ機器がDMRSを生成する周波数領域位置を示すために使用される指示情報、またはユーザ機器によってDMRSを送信するための送信電力を示すために使用される指示情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の本実施形態では、場合により、処理モジュール12が、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように、送受信機モジュール11を制御することは、ユーザ機器に上りリンク制御チャネルリソース指示情報を送信するように、送受信機モジュール11を制御するステップであって、上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルのものである、第1のサブフレームにおける時間領域シンボル位置および周波数領域位置を示し、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、第1のサブフレームにおいて、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルリソース指示情報に従ってユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信するように、送受信機モジュール11を制御するステップと、を含む。
本発明の本実施形態におけるネットワーク装置10は、本発明の実施形態における無線通信方法1000を対応して行うことができ、ネットワーク装置10におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図4から図10の対応する手順を実装するために別々に使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信のためのネットワーク装置は、ユーザ機器に第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すリソース構成情報を送信し、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
以下、図30を参照して、本発明の一実施形態におけるユーザ機器について詳細に説明する。図30に示すように、ユーザ機器20は、
ネットワーク装置が送信したリソース構成情報を受信するように構成された送受信機モジュール21であって、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、送受信機モジュール21と、
第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように、送受信機モジュール21を制御するように構成された、処理モジュール22と、
を備える。
具体的には、ユーザ機器は、ネットワーク装置によって送信され、かつ第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用されるリソース構成情報を受信し、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信する。第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は、1ms未満であることに留意されたい。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、ネットワーク装置によって送信され、かつ第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用されるリソース構成情報を受信し、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、送受信機モジュール21によって行われる受信動作は、受信機能を有する受信モジュールによって行われてもよく、送受信機モジュール21によって行われる送信動作は、送信機能を有する送信モジュールによって行われてもよいことを理解されたい。
本発明の本実施形態では、場合により、第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。
本発明の本実施形態では、場合により、処理モジュール22が、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように、送受信機モジュール21を制御することは、
ネットワーク装置が送信した第1のリソース指示情報を受信するように、送受信機モジュール21を制御するステップと、
第1のリソース指示情報に従って判定された無線フレームの第1のサブフレームでネットワーク装置に上りリンクデータを送信するように、送受信機モジュール21を制御するステップであって、無線フレームの第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
を含む。
本発明の本実施形態では、場合により、無線フレームは、第2の伝送のために使用されるサブフレームをさらに含む。第2の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は、1msである。
本発明の本実施形態では、場合により、送受信機モジュール21は、無線フレームの第2のサブフレームにおいて、ネットワーク装置が送信したフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、無線フレームの第2のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第2のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第1の時間以上である。
本発明の本実施形態では、場合により、送受信機モジュール21は、第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームにおいて、ネットワーク装置が送信したフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第2の時間以上である。
本発明の本実施形態では、場合により、ネットワーク装置によって送信され、かつネットワーク装置が上りリンクデータの受信に成功しなかったことを示すフィードバック情報を送受信機モジュール21が受信した場合、送受信機モジュール21は、
フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ネットワーク装置に再送信データを送信するようにさらに構成される、または
ネットワーク装置に再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで送信するようにさらに構成され、無線フレームの第3のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するために送受信機モジュール21によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である。
本発明の本実施形態では、場合により、フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、送受信機モジュール21がネットワーク装置に再送信データを送信することは、第3の時間が、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するために送受信機モジュール21によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔未満であると処理モジュール22が判定した場合、送受信機モジュール21によって、フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ネットワーク装置に再送信データを送信するステップを含む。
本発明の本実施形態では、場合により、送受信機モジュール21が、ネットワーク装置に再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで送信することは、第3の時間が、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するために送受信機モジュール21によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔以上であると処理モジュール22が判定した場合、送受信機モジュール21によって、ネットワーク装置に再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで送信するステップを含む。
本発明の本実施形態では、場合により、処理モジュール22が、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように、送受信機モジュール21を制御することは、
ネットワーク装置が送信した第2のリソース指示情報を受信するように、送受信機モジュール21を制御するステップと、
ネットワーク装置が送信した下りリンクデータを、第2のリソース指示情報に従って判定された第1のサブフレームで受信するように、送受信機モジュール21を制御するステップであって、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
を含む。
本発明の本実施形態では、場合により、処理モジュール22が、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように、送受信機モジュール21を制御することは、
ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するように、送受信機モジュール21を制御するステップと、
構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで復調参照信号DMRSをネットワーク装置に送信するように、送受信機モジュール21を制御するステップと、
を含む。
本発明の本実施形態では、場合により、構成情報は、以下の情報、すなわち、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルの位置を示すために使用される指示情報、ユーザ機器がDMRSを生成する周波数領域位置を示すために使用される指示情報、またはユーザ機器によってDMRSを送信するための送信電力を示すために使用される指示情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の本実施形態では、場合により、処理モジュール22が、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように、送受信機モジュール21を制御することは、ネットワーク装置が送信した上りリンク制御チャネルリソース指示情報を受信するように、送受信機モジュール21を制御するステップであって、上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルのものである、第1のサブフレームにおける時間領域シンボル位置および周波数領域位置を示し、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、ネットワーク装置に、第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を、上りリンク制御チャネルリソース指示情報に従って第1のサブフレームで送信するように、送受信機モジュール21を制御するステップと、を含む。
本発明の本実施形態におけるユーザ機器20は、本発明の実施形態における無線通信方法3000を対応して行うことができ、ユーザ機器20におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図11から図17の対応する手順を実装するために別々に使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、ネットワーク装置によって送信され、かつ第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用されるリソース構成情報を受信し、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
以下、図31を参照して、本発明の別の実施形態におけるネットワーク装置について詳細に説明する。図31に示すように、ネットワーク装置30は、
ユーザ機器に構成情報を送信するように構成された送信モジュール31と、
構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号DMRSを受信するように構成された受信モジュール32であって、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、受信モジュール32と、
を備える。
具体的には、復調参照信号DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される構成情報をユーザ機器に送信した後、ネットワーク装置は、構成情報に従ってユーザ機器によって生成されたDMRSを受信し、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられる。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるネットワーク装置は、構成情報をユーザ機器に送信する。時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
本発明の本実施形態では、送信モジュール31によって行われる送信動作および受信モジュール32によって行われる受信動作は、送受信機能を有する送受信機モジュールによって行われてもよいことを理解されたい。
本発明の本実施形態では、場合により、DMRSは、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルに対応する周波数領域リソース上のサブキャリア上に、Nのサブキャリアの間隔をおいてマッピングされ、Nは正の整数である。
本発明の本実施形態では、場合により、Nは、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームのすべてのDMRSによって占有された時間領域シンボルの総数である。
本発明の本実施形態では、場合により、Mのユーザ機器のうちの少なくとも2つが、異なる時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。
本発明の本実施形態では、場合により、Mのユーザ機器は、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器を含み、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器のすべてが、同じ時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。
本発明の本実施形態では、場合により、すべてのユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の異なるサブキャリア上にマッピングされる。
本発明の本実施形態では、場合により、すべてのユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の同じサブキャリア上にマッピングされる。送信モジュール31は、ユーザ機器にDMRS送信電力指示情報を送信するようにさらに構成される。
受信モジュール32が、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号DMRSを受信することは、DMRS送信電力指示情報に従ってユーザ機器によって送信されたDMRSを受信するステップを含む。
本発明の本実施形態におけるネットワーク装置30は、本発明の実施形態における無線通信方法4000を対応して行うことができ、ネットワーク装置30におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図18から図21の対応する手順を実装するために別々に使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるネットワーク装置は、構成情報をユーザ機器に送信する。時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
以下、図32を参照して、本発明の別の実施形態におけるユーザ機器について詳細に説明する。図32に示すように、ユーザ機器40は、
ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するように構成された送受信機モジュール41と、
構成情報に従って、復調参照信号DMRSを生成するように構成された信号生成モジュール42であって、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、信号生成モジュール42と、
を備える。
送受信機モジュール41は、ネットワーク装置にDMRSを送信するようにさらに構成される。
具体的には、ネットワーク装置が送信した構成情報を受信した後、ユーザ機器は、構成情報に従ってDMRSを生成し、DMRSをネットワーク装置に送信する。DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられる。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、ネットワーク装置から受信した構成情報に従ってDMRSを生成し、DMRSをネットワーク装置に送信する。時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
本発明の本実施形態では、送受信機モジュール41によって行われる受信動作は、受信機能を有する受信モジュールによって行われてもよく、送受信機モジュール41によって行われる送信動作は、送信機能を有する送信モジュールによって行われてもよいことを理解されたい。
本発明の本実施形態では、場合により、DMRSは、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルに対応する周波数領域リソース上のサブキャリア上に、Nのサブキャリアの間隔をおいてマッピングされ、Nは正の整数である。
本発明の本実施形態では、場合により、Nは、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームのすべてのDMRSによって占有された時間領域シンボルの総数である。
本発明の本実施形態では、場合により、Mのユーザ機器のうちの少なくとも2つが、異なる時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。
本発明の本実施形態では、場合により、Mのユーザ機器は、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器を含み、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器のすべてが、同じ時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。
本発明の本実施形態では、場合により、すべてのユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の異なるサブキャリア上にマッピングされる。
本発明の本実施形態では、場合により、すべてのユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の同じサブキャリア上にマッピングされる。送受信機モジュール41は、
ネットワーク装置に送信したDMRS送信電力指示情報を受信し、かつ
ネットワーク装置に、DMRS送信電力指示情報に従ってDMRSを送信する
ようにさらに構成される。
本発明の本実施形態におけるユーザ機器40は、本発明の実施形態における無線通信方法5000を対応して行うことができ、ユーザ機器40におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図22および図23の対応する手順を実装するために別々に使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、ネットワーク装置から受信した構成情報に従ってDMRSを生成し、DMRSをネットワーク装置に送信する。時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
以下、図33を参照して、本発明のさらに別の実施形態におけるネットワーク装置について詳細に説明する。図33に示すように、ネットワーク装置50は、
ユーザ機器にリソース指示情報を送信するように構成された送信モジュール51であって、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である、送信モジュール51と、
第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上でユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信するように構成された受信モジュール52と、
を備える。
具体的には、ネットワーク装置は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されるリソースを示すリソース指示情報をユーザ機器に送信し、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されるリソース上でユーザ機器によって送信された上りリンク制御情報を受信する。第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は、1ms未満である。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるネットワーク装置は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されるリソースのリソース指示情報をユーザ機器に送信し、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されるリソース上でユーザ機器によって送信された上りリンク制御情報を受信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、送信モジュール51によって行われる送信動作および受信モジュール52によって行われる受信動作は、送受信機能を有する送受信機モジュールによって行われてもよいことを理解されたい。
本発明の本実施形態では、場合により、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが位置するサブフレームの数に関する情報、および/または第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースに対応するサブフレームの時間領域シンボル位置および周波数領域位置に関する情報を含む。
本発明の本実施形態では、場合により、リソース指示情報は、上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネルPUSCHによって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。
本発明の本実施形態では、場合により、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、PUSCHによって占有された帯域幅の両端に位置する。
本発明の本実施形態では、場合により、FmがFnに等しく、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアの位置が、第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアの位置と同じまたは対称である。
本発明の本実施形態では、場合により、Fmの第1のサブキャリアに対応する時間領域シンボルは、Fnの第2のサブキャリアに対応する時間領域シンボルと同じである。
本発明の本実施形態におけるネットワーク装置50は、本発明の実施形態における無線通信方法6000を対応して行うことができ、ネットワーク装置50におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図24の対応する手順を実装するために別々に使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるネットワーク装置は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されるリソースのリソース指示情報をユーザ機器に送信し、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されるリソース上でユーザ機器によって送信された上りリンク制御情報を受信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
以下、図34を参照して、本発明のさらに別の実施形態におけるユーザ機器について詳細に説明する。図34に示すように、ユーザ機器60は、
第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得するように構成された取得モジュール61であって、第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である、取得モジュール61と、
第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信するように構成された送受信機モジュール62と、
を備える。
具体的には、ユーザ機器は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得し、このリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信する。第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は、1ms未満である。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得し、このリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、送受信機モジュール62によって行われる受信動作は、受信機能を有する受信モジュールによって行われてもよく、送受信機モジュール62によって行われる送信動作は、送信機能を有する送信モジュールによって行われてもよいことを理解されたい。
本発明の本実施形態では、場合により、送受信機モジュール62は、ネットワーク装置が送信したリソース指示情報を受信するようにさらに構成される。
取得モジュール61が、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得することは、
リソース指示情報に従って、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得するステップ
を含む。
本発明の本実施形態では、場合により、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが位置するサブフレームの数に関する情報、および/または第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースに対応するサブフレームの時間領域シンボル位置および周波数領域位置に関する情報を含む。
本発明の本実施形態では、場合により、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネルPUSCHによって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。
本発明の本実施形態では、場合により、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、PUSCHによって占有された帯域幅の両端に位置する。
本発明の本実施形態では、場合により、FmがFnに等しく、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアの位置が、第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアの位置と同じまたは対称である。
本発明の本実施形態では、場合により、Fmの第1のサブキャリアに対応する時間領域シンボルは、Fnの第2のサブキャリアに対応する時間領域シンボルと同じである。
本発明の本実施形態では、場合により、送受信機モジュール62が、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信することは、
周波数領域をまずマッピングし、時間領域を次いでマッピングして、第1のサブバンドおよび第2のサブバンド上に上りリンク制御情報をマッピングするステップと、
第1のサブバンドおよび第2のサブバンド上で、ネットワーク装置に、第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信するステップと、
を含む。
本発明の本実施形態におけるユーザ機器60は、本発明の実施形態における無線通信方法7000を対応して行うことができ、ユーザ機器60におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図26から図28の対応する手順を実装するために別々に使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得し、このリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
本発明の一実施形態は、図29に示すネットワーク装置10と、図30に示すユーザ機器20と、を含む、無線通信システムをさらに提供する。ネットワーク装置10は、本発明の実施形態における無線通信方法1000を対応して行うことができ、ネットワーク装置10におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図4から図10の対応する手順を実装するために別々に使用される。ユーザ機器20は、本発明の実施形態における無線通信方法3000を対応して行うことができ、ユーザ機器20におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図11から図17の対応する手順を実装するために別々に使用される。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
本発明の一実施形態は、図31に示すネットワーク装置30と、図32に示すユーザ機器40と、を含む、無線通信システムをさらに提供する。ネットワーク装置30は、本発明の実施形態における無線通信方法4000を対応して行うことができ、ネットワーク装置30におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図18から図21の対応する手順を実装するために別々に使用される。ユーザ機器40は、本発明の実施形態における無線通信方法5000を対応して行うことができ、ユーザ機器40におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図22および図23の対応する手順を実装するために別々に使用される。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
本発明は、図33に示すネットワーク装置50と、図34に示すユーザ機器60と、を含む、無線通信システムをさらに提供する。ネットワーク装置50は、本発明の実施形態における無線通信方法6000を対応して行うことができ、ネットワーク装置50におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図24の対応する手順を実装するために別々に使用される。ユーザ機器60は、本発明の実施形態における無線通信方法7000を対応して行うことができ、ユーザ機器60におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図26から図28の対応する手順を実装するために別々に使用される。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
図35に示すように、本発明の一実施形態は、ネットワーク装置100をさらに提供し、ネットワーク装置100は、プロセッサ101と、メモリ102と、受信機103と、送信機104と、バスシステム105と、を備える。バスシステム105は任意である。プロセッサ101、メモリ102、受信機103、および送信機104は、バスシステム105を使用して接続され得る。メモリ102は、命令を格納するように構成される。プロセッサ101は、受信機103を制御して信号を受信し、送信機104を制御して信号を送信するために、メモリ102に格納された命令を実行するように構成される。送信機104は、ユーザ機器にリソース構成情報を送信するように構成され、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である。プロセッサ101は、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように受信機103および送信機104を制御するように構成される。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信のためのネットワーク装置は、ユーザ機器に第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すリソース構成情報を送信し、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ101は、中央演算装置(Central Processing Unit、略称「CPU」)であってもよいし、プロセッサ101は、別の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、別個のゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、別個のハードウェアコンポーネントなどであってもよいことを理解されたい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ102は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ101に命令およびデータを提供し得る。メモリ102の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。例えば、メモリ102は、装置タイプに関する情報をさらに記憶し得る。
データバスに加えて、バスシステム105は、パワーバス、制御用バス、およびステータス信号用バスなどを含み得る。しかしながら、明確な説明のために、図中の様々なタイプのバスがバスシステム105としてマークされている。
実装プロセスにおいて、上述の方法のステップは、プロセッサ101のハードウェアの集積ロジック回路またはソフトウェアの形態の命令を使用して完了され得る。本発明の各実施形態に関連して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行されるのであってもよいし、プロセッサのハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用して実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、当技術分野において成熟した記憶媒体、例えば、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、エレクトリカリー・イレーサブル・プログラマブル・メモリ、またはレジスタに配置され得る。記憶媒体は、メモリ102に配置される。プロセッサ101は、メモリ102から情報を読み出し、プロセッサ101のハードウェアと併せて、上記の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるため、ここでは細部を繰り返し説明しない。
場合により、一実施形態では、第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。
場合により、一実施形態では、プロセッサ101が、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように受信機103および送信機104を制御することは、
ユーザ機器に第1のリソース指示情報を送信するように、送信機104を制御するステップと、
第1のリソース指示情報に従って判定された無線フレームの第1のサブフレームでユーザ機器が送信した上りリンクデータを受信するように、受信機103を制御するステップであって、無線フレームの第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
を含む。
場合により、一実施形態では、無線フレームは、第2の伝送のために使用されるサブフレームをさらに含む。第2の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は、1msである。
場合により、一実施形態では、送信機104は、
ユーザ機器にフィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信するようにさらに構成され、無線フレームの第2のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第2のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第1の時間以上である、または
ユーザ機器にフィードバック情報を第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信するようにさらに構成され、第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第2の時間以上である。
場合により、一実施形態では、送信機104が、ユーザ機器にフィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信することは、フィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信するための伝送遅延が、フィードバック情報を第2の伝送ために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信するための伝送遅延以下であるとプロセッサ101が判定した場合に、送信機104によって、ユーザ機器にフィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信するステップを含む。
場合により、一実施形態では、送信機104が、ユーザ機器にフィードバック情報を第2の伝送ために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信することは、フィードバック情報を無線フレームの第2のサブフレームで送信するための伝送遅延が、フィードバック情報を第2の伝送ために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信するための伝送遅延よりも大きいとプロセッサ101が判定した場合に、送信機104によって、ユーザ機器にフィードバック情報を第2の伝送ために使用されるサブフレームの第1のサブフレームで送信するステップを含む。
場合により、一実施形態では、上りリンクデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報を、送信機104がユーザ機器に送信した場合、受信機103は、フィードバック情報が送信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ユーザ機器が送信した再送信データを受信するようにさらに構成される。
場合により、一実施形態では、上りリンクデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報を、送信機104がユーザ機器に送信した場合、受信機103は、ユーザ機器が送信した再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで受信するようにさらに構成され、無線フレームの第3のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を送信するために送信機104によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である。
場合により、一実施形態では、プロセッサ101が、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように受信機103および送信機104を制御することは、
ユーザ機器に第2のリソース指示情報を送信して、ユーザ機器が第2のリソース指示情報に従って判定された第1のサブフレームで下りリンクデータを受信するように、送信機104を制御するステップであって、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
ユーザ機器に下りリンクデータを第1のサブフレームで送信するように、送信機104を制御するステップと、
を含む。
場合により、一実施形態では、プロセッサ101が、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように受信機103および送信機104を制御することは、
ユーザ機器に構成情報を送信するように、送信機104を制御するステップと、
ユーザ機器が構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで送信した復調参照信号DMRSを受信するように、送信機103を制御するステップと、
を含む。
場合により、一実施形態では、構成情報は、以下の情報、すなわち、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルの位置を示すために使用される指示情報、ユーザ機器がDMRSを生成する周波数領域位置を示すために使用される指示情報、またはユーザ機器によってDMRSを送信するための送信電力を示すために使用される指示情報のうちの少なくとも1つを含む。
場合により、一実施形態では、プロセッサ101が、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように受信機103および送信機104を制御することは、
ユーザ機器に上りリンク制御チャネルリソース指示情報を送信するように、送信機104を制御するステップであって、上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルのものである、第1のサブフレームにおける時間領域シンボル位置および周波数領域位置を示し、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
第1のサブフレームにおいて、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルリソース指示情報に従ってユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信するように、受信機103を制御するステップと、
を含む。
本発明の本実施形態におけるネットワーク装置100は、本発明の実施形態におけるネットワーク装置10に対応でき、本発明の一実施形態における方法を行うためのエンティティに対応できることを理解されたい。加えて、ネットワーク装置100におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図4から図10の対応する手順を実装するために別々に使用される。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信のためのネットワーク装置は、ユーザ機器に第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すリソース構成情報を送信し、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
図36に示すように、本発明の一実施形態は、ユーザ機器200をさらに提供し、ユーザ機器200は、プロセッサ201と、メモリ202と、受信機203と、送信機204と、バスシステム205と、を備える。バスシステム205は任意である。プロセッサ201、メモリ202、受信機203、および送信機204は、バスシステム205を使用して接続され得る。メモリ202は、命令を格納するように構成される。プロセッサ201は、受信機203を制御して信号を受信し、送信機204を制御して信号を送信するために、メモリ202に格納された命令を実行するように構成される。受信機203は、ネットワーク装置が送信したリソース構成情報を受信するように構成され、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である。プロセッサ201は、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように受信機203および送信機204を制御するように構成される。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、ネットワーク装置によって送信され、かつ第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用されるリソース構成情報を受信し、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ201は、中央演算装置(Central Processing Unit、略称「CPU」)であってもよいし、プロセッサ201は、別の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、別個のゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、別個のハードウェアコンポーネントなどであってもよいことを理解されたい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ202は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ201に命令およびデータを提供し得る。メモリ202の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。例えば、メモリ202は、装置タイプに関する情報をさらに記憶し得る。
データバスに加えて、バスシステム205は、パワーバス、制御用バス、およびステータス信号用バスなどを含み得る。しかしながら、明確な説明のために、図中の様々なタイプのバスがバスシステム205としてマークされている。
実装プロセスにおいて、上述の方法のステップは、プロセッサ201のハードウェアの集積ロジック回路またはソフトウェアの形態の命令を使用して完了され得る。本発明の各実施形態に関連して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行されるのであってもよいし、プロセッサのハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用して実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、当技術分野において成熟した記憶媒体、例えば、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、エレクトリカリー・イレーサブル・プログラマブル・メモリ、またはレジスタに配置され得る。記憶媒体は、メモリ202に配置される。プロセッサ201は、メモリ202から情報を読み出し、プロセッサ201のハードウェアと併せて、上記の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるため、ここでは細部を繰り返し説明しない。
場合により、一実施形態では、第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。
場合により、一実施形態では、プロセッサ201が、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように受信機203および送信機204を制御することは、
ネットワーク装置が送信した第1のリソース指示情報を受信するように、受信機203を制御するステップと、
第1のリソース指示情報に従って判定された無線フレームの第1のサブフレームでネットワーク装置に上りリンクデータを送信するように、送信機204を制御するステップであって、無線フレームの第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
を含む。
場合により、一実施形態では、無線フレームは、第2の伝送のために使用されるサブフレームをさらに含む。第2の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は、1msである。
場合により、一実施形態では、受信機203は、無線フレームの第2のサブフレームにおいて、ネットワーク装置が送信したフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、無線フレームの第2のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第2のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第1の時間以上である。
場合により、一実施形態では、受信機203は、第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームにおいて、ネットワーク装置が送信したフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、第2の伝送のために使用されるサブフレームの第1のサブフレームと、無線フレームの第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第2の時間以上である。
場合により、一実施形態では、受信機203が、ネットワーク装置によって送信され、かつネットワーク装置が上りリンクデータの受信に成功しなかったことを示すフィードバック情報を受信した場合、送信機304は、
フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ネットワーク装置に再送信データを送信するようにさらに構成される、または
ネットワーク装置に再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで送信するようにさらに構成され、無線フレームの第3のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するために受信機203によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である。
場合により、一実施形態では、フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、送信機204がネットワーク装置に再送信データを送信することは、第3の時間が、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を送信するために受信機203によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔未満であるとプロセッサ201が判定した場合、送信機204によって、フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ネットワーク装置に再送信データを送信するステップを含む。
場合により、一実施形態では、送信機204が、ネットワーク装置に再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで送信することは、第3の時間が、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するために受信機203によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔以上であるとプロセッサ201が判定した場合、送信機204によって、ネットワーク装置に再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで送信するステップを含む。
場合により、一実施形態では、プロセッサ201が、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように受信機203および送信機204を制御することは、
ネットワーク装置が送信した第2のリソース指示情報を受信するように、受信機203を制御するステップと、
ネットワーク装置が送信した下りリンクデータを、第2のリソース指示情報に従って判定された第1のサブフレームで受信するように、受信機203を制御するステップであって、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
を含む。
場合により、一実施形態では、プロセッサ201が、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように受信機203および送信機204を制御することは、
ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するように、受信機203を制御するステップと、
構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで復調参照信号DMRSをネットワーク装置に送信するように、送信機204を制御するステップと、
を含む。
場合により、一実施形態では、構成情報は、以下の情報、すなわち、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルの位置を示すために使用される指示情報、ユーザ機器がDMRSを生成する周波数領域位置を示すために使用される指示情報、またはユーザ機器によってDMRSを送信するための送信電力を示すために使用される指示情報のうちの少なくとも1つを含む。
場合により、一実施形態では、プロセッサ201が、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように受信機203および送信機204を制御することは、
ネットワーク装置が送信した上りリンク制御チャネルリソース指示情報を受信するように、受信機203を制御するステップであって、上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルのものである、第1のサブフレームにおける時間領域シンボル位置および周波数領域位置を示し、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
ネットワーク装置に、第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を、上りリンク制御チャネルリソース指示情報に従って第1のサブフレームで送信するように、送信機204を制御するステップと、
を含む。
本発明の本実施形態におけるユーザ機器200は、本発明の実施形態におけるユーザ機器20に対応でき、本発明の一実施形態における方法を行うためのエンティティに対応できることを理解されたい。加えて、ユーザ機器200におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図11から図17の対応する手順を実装するために別々に使用される。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、ネットワーク装置によって送信され、かつ第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用されるリソース構成情報を受信し、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信する。このようにして、ネットワーク装置とユーザ機器との間の通信遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、無線ネットワークの性能を向上させることができる。
図37に示すように、本発明の一実施形態は、ネットワーク装置300をさらに提供し、ネットワーク装置300は、プロセッサ301と、メモリ302と、受信機303と、送信機304と、バスシステム305と、を備える。バスシステム305は任意である。プロセッサ301、メモリ302、受信機303、および送信機304は、バスシステム305を使用して接続され得る。メモリ302は、命令を格納するように構成される。プロセッサ301は、受信機303を制御して信号を受信し、送信機304を制御して信号を送信するために、メモリ302に格納された命令を実行するように構成される。送信機304は、構成情報をユーザ機器に送信するように構成される。受信機303は、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号DMRSを受信するように構成され、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるネットワーク装置は、構成情報をユーザ機器に送信する。時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ301は、中央演算装置(Central Processing Unit、略称「CPU」)であってもよいし、プロセッサ301は、別の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、別個のゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、別個のハードウェアコンポーネントなどであってもよいことを理解されたい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ302は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ301に命令およびデータを提供し得る。メモリ302の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。例えば、メモリ302は、装置タイプに関する情報をさらに記憶し得る。
データバスに加えて、バスシステム305は、パワーバス、制御用バス、およびステータス信号用バスなどを含み得る。しかしながら、明確な説明のために、図中の様々なタイプのバスがバスシステム305としてマークされている。
実装プロセスにおいて、上述の方法のステップは、プロセッサ301のハードウェアの集積ロジック回路またはソフトウェアの形態の命令を使用して完了され得る。本発明の各実施形態に関連して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行されるのであってもよいし、プロセッサのハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用して実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、当技術分野において成熟した記憶媒体、例えば、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、エレクトリカリー・イレーサブル・プログラマブル・メモリ、またはレジスタに配置され得る。記憶媒体は、メモリ302に配置される。プロセッサ301は、メモリ302から情報を読み出し、プロセッサ301のハードウェアと併せて、上記の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるため、ここでは細部を繰り返し説明しない。
場合により、一実施形態では、DMRSは、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルに対応する周波数領域リソース上のサブキャリア上に、Nのサブキャリアの間隔をおいてマッピングされ、Nは正の整数である。
場合により、一実施形態では、Nは、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームのすべてのDMRSによって占有された時間領域シンボルの総数である。
場合により、一実施形態では、Mのユーザ機器のうちの少なくとも2つが、異なる時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。
場合により、一実施形態では、Mのユーザ機器は、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器を含み、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器のすべてが、同じ時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。
場合により、一実施形態では、すべてのユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の異なるサブキャリア上にマッピングされる。
場合により、一実施形態では、すべてのユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の同じサブキャリア上にマッピングされる。送信機304は、ユーザ機器にDMRS送信電力指示情報を送信するようにさらに構成される。
受信機303が、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号DMRSを受信することは、DMRS送信電力指示情報に従ってユーザ機器によって送信されたDMRSを受信するステップを含む。
本発明の本実施形態におけるネットワーク装置300は、本発明の実施形態におけるネットワーク装置30に対応でき、本発明の一実施形態における方法を行うためのエンティティに対応できることを理解されたい。加えて、ネットワーク装置300におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図18から図21の対応する手順を実装するために別々に使用される。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるネットワーク装置は、構成情報をユーザ機器に送信する。時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
図38に示すように、本発明の一実施形態は、ユーザ機器400をさらに提供し、ユーザ機器400は、プロセッサ401と、メモリ402と、受信機403と、送信機404と、バスシステム405と、を備える。バスシステム405は任意である。プロセッサ401、メモリ402、受信機403、および送信機404は、バスシステム405を使用して接続され得る。メモリ402は、命令を格納するように構成される。プロセッサ401は、受信機403を制御して信号を受信し、送信機404を制御して信号を送信するために、メモリ402に格納された命令を実行するように構成される。受信機403は、ネットワーク装置によって送信された構成情報を受信するように構成される。プロセッサ401は、構成情報に従って復調参照信号DMRSを生成するように構成され、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である。送信機404は、ネットワーク装置にDMRSを送信するようにさらに構成される。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、ネットワーク装置から受信した構成情報に従ってDMRSを生成し、DMRSをネットワーク装置に送信する。時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ401は、中央演算装置(Central Processing Unit、略称「CPU」)であってもよいし、プロセッサ401は、別の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、別個のゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、別個のハードウェアコンポーネントなどであってもよいことを理解されたい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ402は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ401に命令およびデータを提供し得る。メモリ402の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。例えば、メモリ402は、装置タイプに関する情報をさらに記憶し得る。
データバスに加えて、バスシステム405は、パワーバス、制御用バス、およびステータス信号用バスなどを含み得る。しかしながら、明確な説明のために、図中の様々なタイプのバスがバスシステム405としてマークされている。
実装プロセスにおいて、上述の方法のステップは、プロセッサ401のハードウェアの集積ロジック回路またはソフトウェアの形態の命令を使用して完了され得る。本発明の各実施形態に関連して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行されるのであってもよいし、プロセッサのハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用して実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、当技術分野において成熟した記憶媒体、例えば、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、エレクトリカリー・イレーサブル・プログラマブル・メモリ、またはレジスタに配置され得る。記憶媒体は、メモリ402に配置される。プロセッサ401は、メモリ402から情報を読み出し、プロセッサ401のハードウェアと併せて、上記の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるため、ここでは細部を繰り返し説明しない。
場合により、一実施形態では、DMRSは、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルに対応する周波数領域リソース上のサブキャリア上に、Nのサブキャリアの間隔をおいてマッピングされ、Nは正の整数である。
場合により、一実施形態では、Nは、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームのすべてのDMRSによって占有された時間領域シンボルの総数である。
場合により、一実施形態では、Mのユーザ機器のうちの少なくとも2つが、異なる時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。
場合により、一実施形態では、Mのユーザ機器は、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器を含み、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器のすべてが、同じ時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する。
場合により、一実施形態では、すべてのユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の異なるサブキャリア上にマッピングされる。
場合により、一実施形態では、すべてのユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の同じサブキャリア上にマッピングされる。受信機403は、
ネットワーク装置に送信したDMRS送信電力支持情報を受信するようにさらに構成される。
送信機404は、具体的には、DMRS送信電力指示情報に従ってDMRSをネットワーク装置に送信するように構成される。
本発明の本実施形態におけるユーザ機器400は、本発明の実施形態におけるユーザ機器40に対応でき、本発明の一実施形態における方法を行うためのエンティティに対応できることを理解されたい。加えて、ユーザ機器400におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図22および図23の対応する手順を実装するために別々に使用される。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、ネットワーク装置から受信した構成情報に従ってDMRSを生成し、DMRSをネットワーク装置に送信する。時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられ、時間領域シンボルは、ネットワーク装置が送信した構成情報に従ってDMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される。従って、短縮遅延伝送における不要遅延を避けることができ、異なるユーザ機器のDMRS間の干渉を減らすことができる。
図39に示すように、本発明の一実施形態は、ネットワーク装置500をさらに提供し、ネットワーク装置500は、プロセッサ501と、メモリ502と、受信機503と、送信機504と、バスシステム505と、を備える。バスシステム505は任意である。プロセッサ501、メモリ502、受信機503、および送信機504は、バスシステム505を使用して接続され得る。メモリ502は、命令を格納するように構成される。プロセッサ501は、受信機503を制御して信号を受信し、送信機504を制御して信号を送信するために、メモリ502に格納された命令を実行するように構成される。送信機504は、ユーザ機器にリソース指示情報を送信するように構成され、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である。受信機503は、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上でユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信するように構成される。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるネットワーク装置は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されるリソースのリソース指示情報をユーザ機器に送信し、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されるリソース上でユーザ機器によって送信された上りリンク制御情報を受信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ501は、中央演算装置(Central Processing Unit、略称「CPU」)であってもよいし、プロセッサ501は、別の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、別個のゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、別個のハードウェアコンポーネントなどであってもよいことを理解されたい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ502は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ501に命令およびデータを提供し得る。メモリ502の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。例えば、メモリ502は、装置タイプに関する情報をさらに記憶し得る。
データバスに加えて、バスシステム505は、パワーバス、制御用バス、およびステータス信号用バスなどを含み得る。しかしながら、明確な説明のために、図中の様々なタイプのバスがバスシステム505としてマークされている。
実装プロセスにおいて、上述の方法のステップは、プロセッサ501のハードウェアの集積ロジック回路またはソフトウェアの形態の命令を使用して完了され得る。本発明の各実施形態に関連して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行されるのであってもよいし、プロセッサのハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用して実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、当技術分野において成熟した記憶媒体、例えば、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、エレクトリカリー・イレーサブル・プログラマブル・メモリ、またはレジスタに配置され得る。記憶媒体は、メモリ502に配置される。プロセッサ501は、メモリ502から情報を読み出し、プロセッサ501のハードウェアと併せて、上記の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるため、ここでは細部を繰り返し説明しない。
場合により、一実施形態では、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが位置するサブフレームの数に関する情報、および/または第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースに対応するサブフレームの時間領域シンボル位置および周波数領域位置に関する情報を含む。
場合により、一実施形態では、リソース指示情報は、上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネルPUSCHによって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。
場合により、一実施形態では、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、PUSCHによって占有された帯域幅の両端に位置する。
場合により、一実施形態では、FmがFnに等しく、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアの位置が、第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアの位置と同じまたは対称である。
場合により、一実施形態では、Fmの第1のサブキャリアに対応する時間領域シンボルは、Fnの第2のサブキャリアに対応する時間領域シンボルと同じである。
本発明の本実施形態におけるネットワーク装置500は、本発明の実施形態におけるネットワーク装置50に対応でき、本発明の一実施形態における方法を行うためのエンティティに対応できることを理解されたい。加えて、ネットワーク装置500におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図24の対応する手順を実装するために別々に使用される。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるネットワーク装置は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されるリソースのリソース指示情報をユーザ機器に送信し、第1の伝送に関連し、かつ上りリンク制御チャネルによって占有されるリソース上でユーザ機器によって送信された上りリンク制御情報を受信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
図40に示すように、本発明の一実施形態は、ユーザ機器600をさらに提供し、ユーザ機器600は、プロセッサ601と、メモリ602と、受信機603と、送信機604と、バスシステム605と、を備える。バスシステム605は任意である。プロセッサ601、メモリ602、受信機603、および送信機604は、バスシステム605を使用して接続され得る。メモリ602は、命令を格納するように構成される。プロセッサ601は、受信機603を制御して信号を受信し、送信機604を制御して信号を送信するために、メモリ602に格納された命令を実行するように構成される。プロセッサ601は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得するように構成され、第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である。送信機604は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信するように構成される。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得し、このリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ601は、中央演算装置(Central Processing Unit、略称「CPU」)であってもよいし、プロセッサ601は、別の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブルロジックデバイス、別個のゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、別個のハードウェアコンポーネントなどであってもよいことを理解されたい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ602は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ601に命令およびデータを提供し得る。メモリ602の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。例えば、メモリ602は、装置タイプに関する情報をさらに記憶し得る。
データバスに加えて、バスシステム605は、パワーバス、制御用バス、およびステータス信号用バスなどを含み得る。しかしながら、明確な説明のために、図中の様々なタイプのバスがバスシステム605としてマークされている。
実装プロセスにおいて、上述の方法のステップは、プロセッサ601のハードウェアの集積ロジック回路またはソフトウェアの形態の命令を使用して完了され得る。本発明の各実施形態に関連して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行されるのであってもよいし、プロセッサのハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用して実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、当技術分野において成熟した記憶媒体、例えば、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、エレクトリカリー・イレーサブル・プログラマブル・メモリ、またはレジスタに配置され得る。記憶媒体は、メモリ602に配置される。プロセッサ601は、メモリ602から情報を読み出し、プロセッサ601のハードウェアと併せて、上記の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるため、ここでは細部を繰り返し説明しない。
場合により、一実施形態では、受信機603は、ネットワーク装置が送信したリソース指示情報を受信するように構成される。
プロセッサ601が、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得することは、リソース指示情報に従って、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得するステップを含む。
場合により、一実施形態では、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが位置するサブフレームの数に関する情報、および/または第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースに対応するサブフレームの時間領域シンボル位置および周波数領域位置に関する情報を含む。
場合により、一実施形態では、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネルPUSCHによって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。
場合により、一実施形態では、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、PUSCHによって占有された帯域幅の両端に位置する。
場合により、一実施形態では、FmがFnに等しく、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアの位置が、第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアの位置と同じまたは対称である。
場合により、一実施形態では、Fmの第1のサブキャリアに対応する時間領域シンボルは、Fnの第2のサブキャリアに対応する時間領域シンボルと同じである。
場合により、一実施形態では、送信機604が、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信することは、
周波数領域をまずマッピングし、時間領域を次いでマッピングして、第1のサブバンドおよび第2のサブバンド上に上りリンク制御情報をマッピングするステップと、
第1のサブバンドおよび第2のサブバンド上で、ネットワーク装置に、第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信するステップと、
を含む。
本発明の本実施形態におけるユーザ機器600は、本発明の実施形態におけるユーザ機器60に対応でき、本発明の一実施形態における方法を行うためのエンティティに対応できることを理解されたい。加えて、ユーザ機器600におけるモジュールの前述および他の動作および/または機能は、図26から図28の対応する手順を実装するために別々に使用される。簡潔にするために、ここでは細部を繰り返し説明しない。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態におけるユーザ機器は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得し、このリソース上で、ネットワーク装置に第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信する。第1の伝送の1回の伝送でリソースを占有する時間は1ms未満であることから、伝送遅延を短縮し、ユーザエクスペリエンスを改善し、ネットワーク性能を向上させることができる。
「一実施形態」すなわち明細書全体に記載された「実施形態」は、この実施形態に関連する特定の特徴、構造、または特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味するものではないことを理解されたい。従って、「一実施形態において」すなわち明細書全体を通して現れる「実施形態において」は必ずしも同じ実施形態ではない場合もある。加えて、これらの特定の特徴、構造、または特性は、1つ以上の実施形態において、任意の適切な方式を使用して組み合わせることができる。
本発明の様々な実施形態において上記のプロセスのシーケンス番号は、実行する順番を意味するものではないことを理解されたい。プロセスを実行する順番は、プロセスの機能および内部ロジックに従って判定されるものとするが、本発明の各実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定とも解釈されるべきではない。
加えて、「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書では交換可能に使用される場合がある。本明細書における「および/または」という用語は、関連するオブジェクトを記述するための関連関係のみを記述し、3つの関係が存在し得ることを表していることを理解されたい。例えば、Aおよび/またはBは、以下の3つの場合、すなわち、Aのみが存在する場合、AとBとの両方が存在する場合、およびBのみが存在する場合を表すことができる。加えて、本明細書中の文字「/」は、関連するオブジェクト間の「論理和」関係を一般に示す。
本出願の実施形態では、「Aに対応するB」は、BがAに関連付けられ、かつBがAに従って判定され得ることを示すことを理解されたい。しかしながら、Bに従ってAを判定することは、BがAのみによって決定されることを意味しない、つまり、Bは、Aおよび/または他の情報に従って決定されてもよいことをさらに理解されたい。
当業者であれば、本明細書で開示した各実施形態において説明した例と組み合わせて、電子的ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれらの組み合わせによって、ユニットおよびアルゴリズムステップを実施してよいことを承知しているはずである。ハードウェアとソフトウェアとの交換可能性を明確に説明するために、上記は、機能に応じて各例の構成およびステップを一般的に説明した。機能をハードウェアで行うかソフトウェアで行うかは、技術的解決策の具体的なアプリケーションと設計制約条件とによって決まる。当業者は、異なる方法を使用して、それぞれの具体的なアプリケーションに対して、説明された機能を実施できるが、こうした実施が、本発明の範囲を超えるものであるとみなすべきではない。
当業者であれば、説明を簡便にする目的で、上記のシステム、装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、上記方法実施形態における対応するプロセスを参照できることを明確に理解するはずであり、ここでは細部を繰り返し説明しない。
本出願において提供されるいくつかの実施形態においては、開示のシステム、装置、および方法を他のやり方で実装することもできることを理解されたい。例えば、説明された装置実施形態は単なる例に過ぎない。例えば、ユニットの分割は単なる論理的機能分割に過ぎず、実際の実装に際しては他の分割も可能である。例えば、複数のユニットもしくはコンポーネントが組み合わされ、または統合されて別のシステムになる場合もあり、いくつかの特徴が無視されたり行われなかったりする場合もある。加えて、表示された、または論じられた相互結合または直接結合または通信接続を、いくつかのインターフェースを使用して実現することもできる。装置間またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的形態、機械的形態、または他の形態として実現することができる。
別々の部品として記述されたユニットは物理的に分離している場合もそうでない場合もあり、ユニットとして表示された部品は、物理的ユニットである場合もそうでない場合もあり、一箇所に位置する場合もあり、複数のネットワークユニット上に分散される場合もある。ユニットの一部または全部を、各実施形態の解決策の目的を達成するための実際の要件に従って選択することもできる。
加えて、本発明の実施形態における機能ユニットが1つの処理ユニットへ統合される場合もあり、ユニットのそれぞれが物理的に独立して存在する場合もあり、または2つ以上のユニットが1つのユニットへ統合される場合もある。
統合ユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売または使用される場合、統合ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。そうした理解に基づき、本発明の技術的解決策を本質的に、または従来技術に寄与する部分を、または技術的な解決策の一部を、ソフトウェア製品の形態で実現することができる。ソフトウェア製品は記憶媒体に記憶されており、(パーソナルコンピュータ、サーバ、もしくはネットワーク装置などとすることができる)コンピュータデバイスに、本発明の各実施形態で記述されている方法のステップの全部または一部を実行するよう命令するためのいくつかの命令を含む。上記記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み出し専用メモリ(Read‐Only Memory、略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略称RAM)、磁気ディスク、光ディスクといった、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
上記の説明は、単に本発明の具体的な実施に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明において開示された技術的範囲内にあり、当業者によって容易に想到される、あらゆる変形や置き換えは、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。従って、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に属する。
10 ネットワーク装置
11 送受信機モジュール
12 処理モジュール
20 ユーザ機器
21 送受信機モジュール
22 処理モジュール
30 ネットワーク装置
31 送信モジュール
32 受信モジュール
40 ユーザ機器
41 送受信機モジュール
42 信号生成モジュール
50 ネットワーク装置
51 送信モジュール
52 受信モジュール
60 ユーザ機器
61 取得モジュール
62 送受信機モジュール
100 ネットワーク装置
101 プロセッサ
102 メモリ
103 受信機
104 送信機
105 バスシステム
200 ユーザ機器
201 プロセッサ
202 メモリ
203 受信機
204 送信機
205 バスシステム
300 ネットワーク装置
301 プロセッサ
302 メモリ
303 受信機
304 送信機
305 バスシステム
400 ユーザ機器
401 プロセッサ
402 メモリ
403 受信機
404 送信機
405 バスシステム
500 ネットワーク装置
5000 無線通信方法
501 プロセッサ
502 メモリ
503 受信機
504 送信機
505 バスシステム
600 ユーザ機器
601 プロセッサ
602 メモリ
603 受信機
604 送信機
605 バスシステム
1000 無線通信方法
2000 方法
3000 無線通信方法
4000 無線通信方法
6000 無線通信方法
7000 無線通信方法
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称LTE)プロトコルでは、図1および図2に示すように、フレーム構造は、周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略称「FDD」)フレーム構造と、時分割複信(Time Division Duplex、略称「TDD」)フレーム構造と、に分類される。この2つのタイプのフレーム構造の基本単位は以下のとおりである。1つの1msのサブフレームは、2つのタイムスロット(slot)を含み、各タイムスロットは0.5msを占有する。1つの無線フレームは10msを占有する。伝送中、データを送信するために使用される最小時間単位は、1msのサブフレームである。つまり、伝送プロセスでは、特定のユーザ機器(User Equipment、略称「UE」)が送受信するデータに対して、1msの時間単位でリソースマッピングを行う必要があり、マッピング後に生成されたデータが、1msのサブフレームで伝送される。さらに、LTEシステム全体の設計において、UE側では、1msの最大データパケットの受信遅延および処理遅延の限界を考慮して、サブフレームnのデータを受信した後、UEは、サブフレームn+k(k≧4)においてのみ、対応する送信を行うことができる。従って、基地局が上りリンクデータをスケジューリングして下りリンクデータを送信し、次いで、基地局がそれに対応するフィードバックを行う、1回の上りリンク伝送では、8ms以上のラウンドトリップタイム(Round Trip Time、略称「RTT」)が必要となる。
第3の実施態様によれば、無線通信方法であって、ネットワーク装置によって、ユーザ機器に構成情報を送信するステップと、ネットワーク装置によって、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号(DMRS)を受信するステップであって、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、ステップと、を含む、無線通信方法が提供される。
第4の実施態様によれば、無線通信方法であって、ユーザ機器によって、ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するステップと、ユーザ機器によって、構成情報に従って、復調参照信号(DMRS)を生成するステップであって、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、ステップと、ユーザ機器によって、ネットワーク装置にDMRSを送信するステップと、を含む、無線通信方法が提供される。
第9の実施態様によれば、ネットワーク装置であって、ユーザ機器に構成情報を送信するように構成された送信モジュールと、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号(DMRS)を受信するように構成された受信モジュールであって、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、受信モジュールと、を備える、ネットワーク装置が提供される。
第10の実施態様によれば、ユーザ機器であって、ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するように構成された送受信機モジュールと、構成情報に従って、復調参照信号(DMRS)を生成するように構成された信号生成モジュールであって、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、信号生成モジュールと、を備える、ユーザ機器が提供される。送受信機モジュールは、ネットワーク装置にDMRSを送信するようにさらに構成される。
本発明の実施形態の技術的解決策は、汎欧州デジタル移動電話方式(Global System of Mobile Communications、略称「GSM」(登録商標))システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、略称「CDMA」)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、略称「WCDMA」(登録商標))システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称「LTE」)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略称「FDD」)システム、LTE時間分割複信(Time Division Duplex、略称「TDD」)システム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(Universal Mobile Telecommunication System、略称「UMTS」)、および将来の5G通信システムなどの、様々な通信システムに適用できることを理解されたい。
本発明の実施形態では、ネットワーク装置は、ユーザ機器と通信するための装置であってもよいことをさらに理解されたい。ネットワーク装置は、GSM(登録商標)システムまたはCDMAシステムにおけるベーストランシーバ基地局(Base Transceiver Station、略称「BTS」)であってもよいし、WCDMA(登録商標)におけるNodeB(NodeB、略称「NB」)であってもよいし、LTEシステムにおける発展形NodeB(Evolved NodeB、略称「eNB」または「eNodeB」)であってもよい。あるいは、ネットワーク装置は、中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークのネットワーク側装置、将来の発展形PLMNネットワークのネットワーク装置などであってもよい。
説明を容易にするために、本発明の本実施形態では、既存のLTEシステムにおいて、1回の送信で伝送リソースを占有する時間が1msである伝送を非短縮遅延伝送(本発明の本実施形態における第2の伝送に対応)と呼び、サブフレーム内のすべてのリソースが非短縮遅延伝送に使用される場合、1msのサブフレームを非短縮遅延サブフレームと呼ぶことに留意されたい。本発明の本実施形態における第1の伝送は、LTEシステムにおける非短縮遅延伝送に関連する。第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は、本発明の本実施形態では1ms未満である。本発明の本実施形態における第1の伝送は、短縮遅延伝送(Shortened Time Delay Transmission)と呼ばれる場合もある。1回の伝送(または「単一伝送」と呼ばれる)は、ネットワーク装置またはユーザ機器が、1msのサブフレーム内で第1の伝送によって実際に占有されたリソース上で1回の送信または受信を行うことを意味する。1msのサブフレームは、サブフレーム全体のすべてのリソースが短縮遅延伝送に使用される場合、または物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、略称「PDSCH」)のすべてのリソースが短縮遅延伝送に使用される場合には、短縮遅延伝送と呼ばれる場合もある。しかしながら、本発明の保護範囲はこの名称に限定されない。
図4は、本発明の一実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。本方法は、ネットワーク装置によって行われ得る。図4に示すように、方法1000は、以下のステップを含む。
場合により、S1100において、第1の伝送に対応し、かつリソース構成情報によって示される第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワーク(Multicast Broadcast Service Single Frequency Network、略称「MBSFN」)サブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。周波数分割複信(FDD)モードでは、MBSFNはサブフレーム1、2、3、6、7、および8を含む。時分割複信(TDD)モードでは、MBSFNは、サブフレーム3、4、7、8、および9を含む。従って、短縮遅延伝送を行う必要のないユーザ機器は、短縮遅延サブフレームでデータを送信しないことを保証することができる。
図7(a)は、本発明の別の実施形態による無線通信方法を示す。図7(a)に示すように、暗い色のサブフレームは短縮遅延サブフレームとして構成されたサブフレームを表し、明るい色のサブフレームはLTEの非短縮遅延サブフレームである。方法2000は、以下のステップを含む。
S2001.基地局は、ユーザ機器に下りリンク制御情報(DCI)を短縮遅延サブフレーム2で送信する。
下りリンク伝送プロセスでは、再送信パケットを受信して組み合わせるために、ユーザ機器が、2つの異なるタイプのサブフレームから、同じデータパケットの異なる再送信パケットを識別するように、ネットワーク装置は、非短縮遅延サブフレームに対応する、再送信リダンダンシバージョン(Redundancy Version、略称「RV」)と、非短縮遅延ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat Request、略称「HARQ」)のプロセス番号と、を、非短縮遅延サブフレームでユーザ機器に示す必要があることに留意されたい。
S1208.ユーザ機器が構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで送信した復調参照信号(DMRS)を受信する。
S1209.上りリンク制御チャネルリソース指示情報ユーザ機器へ送信し、上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルのものである、第1のサブフレームにおける時間領域シンボル位置および周波数領域位置を示し、第1のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである。
図11は、本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。本方法は、ユーザ機器によって行われ得る。図11に示すように、方法3000は、以下のステップを含む。
場合により、S3100では、第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。
場合により、S3500は、第3の時間が、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するためにユーザ機器によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔未満である場合、フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ネットワーク装置に再送信データを送信するステップを特に含む。
場合により、S3600は、第3の時間が、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するためにユーザ機器によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔以上である場合、ネットワーク装置に再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで送信するステップを特に含む。
S3206.構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで復調参照信号(DMRS)をネットワーク装置に送信する。
以下、図18を参照して、本発明のさらに別の実施形態における無線通信方法について詳細に説明する。本方法は、ネットワーク装置によって行われ得る。図18に示すように、方法4000は、以下のステップを含む。
S4200.ネットワーク装置は、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号(DMRS)を受信し、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である。
具体的には、復調参照信号(DMRS)を生成するためにユーザ機器によって使用される構成情報をユーザ機器に送信した後、ネットワーク装置は、構成情報に従ってユーザ機器によって生成されたDMRSを受信し、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられる。
例えば、図19(a)に示すように、0.5msタイムスロットは7つの上りリンクシンボルを含む。シンボルは、左から右に0から6の順番で番号が付けられているものと仮定する。シンボルは、上りリンク短縮遅延送信を行う際に2つのユーザ機器UEをサポートし、2つのDMRSシンボルが存在する。各UEが位置する時間領域リソースは、1つのDMRSシンボルを含む。UE1はシンボル0、1、および2を占有し、UE2はシンボル3、4、5、および6を占有する。UE1のDMRSはシンボル1にあり、UE2のDMRSシンボルはシンボル4にある。UE1とUE2が使用するDMRSは、短縮遅延送信においてDMRSオーバーヘッドを減らすために、2つのサブキャリアの間隔をおいて1つのサブキャリアを占有する。このようにして、DMRSオーバーヘッドは、非短縮遅延送信においてDMRSオーバーヘッドと同じである。さらに、各物理リソースブロック(Physical Resource Block、略称「PRB」)に含まれるDMRSのリソースエレメント(Resource Element、略称「RE」)の数を半減させる。従って、DMRSシーケンスの性能に影響を与えないためには、好ましくは、周波数領域において、短縮遅延送信のために割り当てられるリソースは、少なくとも2つのPRBである。
以上を踏まえて、本発明の本実施形態における無線通信方法によれば、異なるユーザ機器が時分割多重(Time Division Multiplexing、略称「TDM」)方式でDMRSを異なるシンボルで使用する。このようにして、短縮遅延伝送プロセスにおいて追加のオーバーヘッドを回避することができ、ネットワーク装置によって行われる送受信を容易にするように、DMRSが上りリンク送信において使用され、明確に区別される。
図22は、本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。本方法は、ユーザ機器によって行われ得る。図22に示すように、方法5000は、以下のステップを含む。
図24は、本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。本方法は、ネットワーク装置によって行われ得る。図24に示すように、方法6000は、以下のステップを含む。
本発明の本実施形態では、場合により、リソース指示情報は、上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)によって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。
図26は、本発明のさらに別の実施形態による無線通信方法の概略的な流れ図である。本方法は、ユーザ機器によって行われ得る。図26に示すように、方法7000は、以下のステップを含む。
場合により、S7300では、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)によって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。
以下、図29を参照して、本発明の一実施形態におけるネットワーク装置について詳細に説明する。図29に示すように、ネットワーク装置10は、
ユーザ機器にリソース構成情報を送信するように構成された送受信機モジュール11であって、リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、送受信機モジュール11と、
第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するために送受信機モジュール11を制御するように構成された、処理モジュール12と、
を備える。
本発明の本実施形態では、場合により、第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。
本発明の本実施形態では、場合により、上りリンクデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報を、送受信機モジュール11がユーザ機器に送信した場合、送受信機モジュール11は、ユーザ機器が送信した再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで受信するようにさらに構成され、無線フレームの第3のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を送信するために送受信機モジュール11によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である。
本発明の本実施形態では、場合により、処理モジュール12が、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように、送受信機モジュール11を制御することは、ユーザ機器に構成情報を送信するように、送受信機モジュール11を制御するステップと、ユーザ機器が構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで送信した復調参照信号(DMRS)を受信するように、送受信機モジュール11を制御するステップと、を含む。
本発明の本実施形態では、場合により、第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。
本発明の本実施形態では、場合により、処理モジュール22が、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように、送受信機モジュール21を制御することは、
ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するように、送受信機モジュール21を制御するステップと、
構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで復調参照信号(DMRS)をネットワーク装置に送信するように、送受信機モジュール21を制御するステップと、
を含む。
以下、図31を参照して、本発明の別の実施形態におけるネットワーク装置について詳細に説明する。図31に示すように、ネットワーク装置30は、
ユーザ機器に構成情報を送信するように構成された送信モジュール31と、
構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号(DMRS)を受信するように構成された受信モジュール32であって、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、受信モジュール32と、
を備える。
具体的には、復調参照信号(DMRS)を生成するためにユーザ機器によって使用される構成情報をユーザ機器に送信した後、ネットワーク装置は、構成情報に従ってユーザ機器によって生成されたDMRSを受信し、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれるすべての時間領域シンボルは、少なくとも2つのユーザ機器に割り当てられる。
受信モジュール32が、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号DMRSを受信することは、(DMRS)送信電力指示情報に従ってユーザ機器によって送信されたDMRSを受信するステップを含む。
以下、図32を参照して、本発明の別の実施形態におけるユーザ機器について詳細に説明する。図32に示すように、ユーザ機器40は、
ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するように構成された送受信機モジュール41と、
構成情報に従って、復調参照信号(DMRS)を生成するように構成された信号生成モジュール42であって、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、信号生成モジュール42と、
を備える。
本発明の本実施形態では、場合により、リソース指示情報は、上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)によって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。
本発明の本実施形態では、場合により、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)によって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。
場合により、一実施形態では、第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。
場合により、一実施形態では、プロセッサ101が、第1の伝送リソースに基づいてユーザ機器と通信するように受信機103および送信機104を制御することは、
ユーザ機器に構成情報を送信するように、送信機104を制御するステップと、
ユーザ機器が構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで送信した復調参照信号(DMRS)を受信するように、送信機103を制御するステップと、
を含む。
場合により、一実施形態では、第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する。
場合により、一実施形態では、受信機203が、ネットワーク装置によって送信され、かつネットワーク装置が上りリンクデータの受信に成功しなかったことを示すフィードバック情報を受信した場合、送信機204は、
フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ネットワーク装置に再送信データを送信するようにさらに構成される、または
ネットワーク装置に再送信データを無線フレームの第3のサブフレームで送信するようにさらに構成され、無線フレームの第3のサブフレームは、第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つであり、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するために受信機203によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である。
場合により、一実施形態では、フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、送信機204がネットワーク装置に再送信データを送信することは、第3の時間が、無線フレームの第3のサブフレームと、フィードバック情報を受信するために受信機203によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔未満であるとプロセッサ201が判定した場合、送信機204によって、フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、ネットワーク装置に再送信データを送信するステップを含む。
場合により、一実施形態では、プロセッサ201が、第1の伝送リソースに基づいてネットワーク装置と通信するように受信機203および送信機204を制御することは、
ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するように、受信機203を制御するステップと、
構成情報に従って第1の伝送リソースの伝送リソースで復調参照信号(DMRS)をネットワーク装置に送信するように、送信機204を制御するステップと、
を含む。
図37に示すように、本発明の一実施形態は、ネットワーク装置300をさらに提供し、ネットワーク装置300は、プロセッサ301と、メモリ302と、受信機303と、送信機304と、バスシステム305と、を備える。バスシステム305は任意である。プロセッサ301、メモリ302、受信機303、および送信機304は、バスシステム305を使用して接続され得る。メモリ302は、命令を格納するように構成される。プロセッサ301は、受信機303を制御して信号を受信し、送信機304を制御して信号を送信するために、メモリ302に格納された命令を実行するように構成される。送信機304は、構成情報をユーザ機器に送信するように構成される。受信機303は、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号(DMRS)を受信するように構成され、DMRSを生成するためにユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である。
受信機303が、構成情報に従って生成され、かつユーザ機器によって送信された復調参照信号(DMRS)を受信することは、DMRS送信電力指示情報に従ってユーザ機器によって送信されたDMRSを受信するステップを含む。
図38に示すように、本発明の一実施形態は、ユーザ機器400をさらに提供し、ユーザ機器400は、プロセッサ401と、メモリ402と、受信機403と、送信機404と、バスシステム405と、を備える。バスシステム405は任意である。プロセッサ401、メモリ402、受信機403、および送信機404は、バスシステム405を使用して接続され得る。メモリ402は、命令を格納するように構成される。プロセッサ401は、受信機403を制御して信号を受信し、送信機404を制御して信号を送信するために、メモリ402に格納された命令を実行するように構成される。受信機403は、ネットワーク装置によって送信された構成情報を受信するように構成される。プロセッサ401は、構成情報に従って復調参照信号(DMRS)を生成するように構成され、DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である。送信機404は、ネットワーク装置にDMRSを送信するようにさらに構成される。
場合により、一実施形態では、リソース指示情報は、上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)によって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。
場合により、一実施形態では、リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、第1のサブバンドおよび第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)によって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である。

Claims (111)

  1. 無線通信方法であって、
    ネットワーク装置によって、ユーザ機器にリソース構成情報を送信するステップであって、前記リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、前記第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、ステップと、
    前記ネットワーク装置によって、前記第1の伝送リソースに基づいて前記ユーザ機器と通信するステップと、
    を含む、無線通信方法。
  2. 前記第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の伝送リソースに基づいて前記ユーザ機器と通信する、前記ステップは、
    前記ユーザ機器に第1のリソース指示情報を送信するステップと、
    前記第1のリソース指示情報に従って判定された無線フレームの第1のサブフレームで前記ユーザ機器が送信した上りリンクデータを受信するステップであって、前記無線フレームの前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記無線フレームは、第2の伝送のために使用されるサブフレームをさらに含み、前記第2の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1msである、請求項3に記載の方法。
  5. 前記方法は、
    前記ユーザ機器にフィードバック情報を前記無線フレームの第2のサブフレームで送信するステップであって、前記無線フレームの前記第2のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有された前記サブフレームのうちの1つであり、前記無線フレームの前記第2のサブフレームと、前記無線フレームの前記第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第1の時間以上である、ステップ、または
    前記ユーザ機器にフィードバック情報を前記第2の伝送のために使用される前記サブフレームの第1のサブフレームで送信するステップであって、前記第2の伝送のために使用される前記サブフレームの前記第1のサブフレームと、前記無線フレームの前記第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第2の時間以上である、ステップ
    をさらに含む、請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記ユーザ機器にフィードバック情報を前記無線フレームの第2のサブフレームで送信する、前記ステップは、
    前記フィードバック情報を前記無線フレームの前記第2のサブフレームで送信するための伝送遅延が、前記フィードバック情報を前記第2の伝送ために使用される前記サブフレームの前記第1のサブフレームで送信するための伝送遅延以下であると判定された場合に、前記ユーザ機器に前記フィードバック情報を前記無線フレームの前記第2のサブフレームで送信するステップ
    を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ユーザ機器にフィードバック情報を前記第2の伝送ために使用される前記サブフレームの第1のサブフレームで送信する、前記ステップは、
    前記フィードバック情報を前記無線フレームの前記第2のサブフレームで送信するための伝送遅延が、前記フィードバック情報を前記第2の伝送ために使用される前記サブフレームの前記第1のサブフレームで送信するための伝送遅延よりも大きいと判定された場合に、前記ユーザ機器に前記フィードバック情報を前記第2の伝送ために使用される前記サブフレームの前記第1のサブフレームで送信するステップ
    を含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記上りリンクデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報が前記ユーザ機器に送信された場合、前記方法は、
    前記フィードバック情報が送信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、前記ユーザ機器が送信した再送信データを受信するステップ
    をさらに含む、請求項3または4に記載の方法。
  9. 前記上りリンクデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報が前記ユーザ機器に送信された場合、前記方法は、
    前記ユーザ機器が送信した再送信データを前記無線フレームの第3のサブフレームで受信するステップであって、前記無線フレームの前記第3のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有された前記サブフレームのうちの1つであり、前記無線フレームの前記第3のサブフレームと、前記フィードバック情報を送信するために前記ネットワーク装置によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である、ステップ
    をさらに含む、請求項3または4に記載の方法。
  10. 前記第1の伝送リソースに基づいて前記ユーザ機器と通信する、前記ステップは、
    前記ユーザ機器に第2のリソース指示情報を送信して、前記ユーザ機器が前記第2のリソース指示情報に従って判定された第1のサブフレームで下りリンクデータを受信するようにする、ステップであって、前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    前記ユーザ機器に前記下りリンクデータを前記第1のサブフレームで送信するステップと、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  11. 前記第1の伝送リソースに基づいて前記ユーザ機器と通信する、前記ステップは、
    前記ユーザ機器に構成情報を送信するステップと、
    前記ユーザ機器が前記構成情報に従って前記第1の伝送リソースの伝送リソースで送信した復調参照信号DMRSを受信するステップと、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  12. 前記構成情報は、以下の情報、すなわち、前記DMRSを生成するために前記ユーザ機器によって使用される時間領域シンボルの位置を示すために使用される指示情報、前記ユーザ機器が前記DMRSを生成する周波数領域位置を示すために使用される指示情報、または前記ユーザ機器によって前記DMRSを送信するための送信電力を示すために使用される指示情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の伝送リソースに基づいて前記ユーザ機器と通信する、前記ステップは、
    前記ユーザ機器に上りリンク制御チャネルリソース指示情報を送信するステップであって、前記上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、前記第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルのものである、第1のサブフレームにおける時間領域シンボル位置および周波数領域位置を示し、前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    前記第1のサブフレームにおいて、前記第1の伝送に関連し、かつ前記上りリンク制御チャネルリソース指示情報に従って前記ユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信するステップと、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  14. 無線通信方法であって、
    ユーザ機器によって、ネットワーク装置が送信したリソース構成情報を受信するステップであって、前記リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、前記第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、ステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記第1の伝送リソースに基づいて前記ネットワーク装置と通信するステップと、
    を含む、無線通信方法。
  15. 前記第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1の伝送リソースに基づいて前記ネットワーク装置と通信する、前記ステップは、
    前記ネットワーク装置が送信した第1のリソース指示情報を受信するステップと、
    前記第1のリソース指示情報に従って判定された無線フレームの第1のサブフレームで前記ネットワーク装置に上りリンクデータを送信するステップであって、前記無線フレームの前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    を含む、請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記無線フレームは、第2の伝送のために使用されるサブフレームをさらに含み、前記第2の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1msである、請求項16に記載の方法。
  18. 前記方法は、
    前記無線フレームの第2のサブフレームにおいて、前記ネットワーク装置が送信したフィードバック情報を受信するステップであって、前記無線フレームの前記第2のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有された前記サブフレームのうちの1つであり、前記無線フレームの前記第2のサブフレームと、前記無線フレームの前記第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第1の時間以上である、ステップ
    をさらに含む、請求項16または17に記載の方法。
  19. 前記方法は、
    前記第2の伝送のために使用される前記サブフレームの第1のサブフレームにおいて、前記ネットワーク装置が送信したフィードバック情報を受信するステップであって、前記第2の伝送のために使用される前記サブフレームの前記第1のサブフレームと、前記無線フレームの前記第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第2の時間以上である、ステップ
    をさらに含む、請求項16または17に記載の方法。
  20. 前記ネットワーク装置によって送信され、かつ前記ネットワーク装置が前記上りリンクデータの受信に成功しなかったことを示すフィードバック情報が受信された場合、前記方法は、
    前記フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、前記ネットワーク装置に再送信データを送信するステップ、または
    前記ネットワーク装置に再送信データを前記無線フレームの第3のサブフレームで送信するステップであって、前記無線フレームの前記第3のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有された前記サブフレームのうちの1つであり、前記無線フレームの前記第3のサブフレームと、前記フィードバック情報を受信するために前記ユーザ機器によって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である、ステップ
    をさらに含む、請求項16または17に記載の方法。
  21. 前記フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、前記ネットワーク装置に再送信データを送信する、前記ステップは、
    前記第3の時間が、前記無線フレームの前記第3のサブフレームと、前記フィードバック情報を受信するために前記ユーザ機器によって使用される前記サブフレームと、の間の前記時間間隔未満であると判定された場合、前記フィードバック情報が受信された前記瞬間から前記第3の時間だけ前記間隔をおいて、前記ネットワーク装置に前記再送信データを送信するステップ
    を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記ネットワーク装置に再送信データを前記無線フレームの第3のサブフレームで送信する、前記ステップは、
    前記第3の時間が、前記無線フレームの前記第3のサブフレームと、前記フィードバック情報を受信するために前記ユーザ機器によって使用される前記サブフレームと、の間の前記時間間隔以上であると判定された場合、前記ネットワーク装置に前記再送信データを前記無線フレームの前記第3のサブフレームで送信するステップ
    を含む、請求項20に記載の方法。
  23. 前記第1の伝送リソースに基づいて前記ネットワーク装置と通信する、前記ステップは、
    前記ネットワーク装置が送信した第2のリソース指示情報を受信するステップと、
    前記ネットワーク装置が送信した下りリンクデータを、前記第2のリソース指示情報に従って判定された第1のサブフレームで受信するステップであって、前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    を含む、請求項14または15に記載の方法。
  24. 前記第1の伝送リソースに基づいて前記ネットワーク装置と通信する、前記ステップは、
    前記ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するステップと、
    前記構成情報に従って前記第1の伝送リソースの伝送リソースで復調参照信号DMRSを前記ネットワーク装置に送信するステップと、
    を含む、請求項14または15に記載の方法。
  25. 前記構成情報は、以下の情報、すなわち、前記DMRSを生成するために前記ユーザ機器によって使用される時間領域シンボルの位置を示すために使用される指示情報、前記ユーザ機器が前記DMRSを生成する周波数領域位置を示すために使用される指示情報、または前記ユーザ機器によって前記DMRSを送信するための送信電力を示すために使用される指示情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記第1の伝送リソースに基づいて前記ネットワーク装置と通信する、前記ステップは、
    前記ネットワーク装置が送信した上りリンク制御チャネルリソース指示情報を受信するステップであって、前記上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、前記第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルのものである、第1のサブフレームにおける時間領域シンボル位置および周波数領域位置を示し、前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    前記ネットワーク装置に、前記第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を、前記上りリンク制御チャネルリソース指示情報に従って前記第1のサブフレームで送信するステップと、
    を含む、請求項14または15に記載の方法。
  27. 無線通信方法であって、
    ネットワーク装置によって、ユーザ機器に構成情報を送信するステップと、
    前記ネットワーク装置によって、前記構成情報に従って生成され、かつ前記ユーザ機器によって送信された復調参照信号DMRSを受信するステップであって、前記DMRSを生成するために前記ユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、ステップと、
    を含む、無線通信方法。
  28. 前記DMRSは、前記DMRSを生成するために前記ユーザ機器によって使用される前記時間領域シンボルに対応する周波数領域リソース上のサブキャリア上に、Nのサブキャリアの間隔をおいてマッピングされ、Nは正の整数である、請求項27に記載の方法。
  29. Nは、前記DMRSを生成するために前記ユーザ機器によって使用される前記時間領域シンボルが位置する前記サブフレームのすべてのDMRSによって占有された時間領域シンボルの総数である、請求項28に記載の方法。
  30. 前記Mのユーザ機器のうちの少なくとも2つが、異なる時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する、請求項27から29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記Mのユーザ機器は、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器を含み、時間領域リソースの観点から近隣の前記少なくとも2つのユーザ機器のすべてが、同じ時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する、請求項27から29のいずれか一項に記載の方法。
  32. すべての前記ユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の異なるサブキャリア上にマッピングされる、請求項31に記載の方法。
  33. すべての前記ユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の異なるサブキャリア上にマッピングされ、前記方法は、
    前記ネットワーク装置によって、前記ユーザ機器にDMRS送信電力指示情報を送信するステップ
    をさらに含み、
    前記構成情報に従って生成され、かつ前記ユーザ機器によって送信されたDMRSを受信する、前記ステップは、
    前記DMRS送信電力指示情報に従って前記ユーザ機器によって送信された前記DMRSを受信するステップ
    を含む、請求項31に記載の方法。
  34. 無線通信方法であって、
    ユーザ機器によって、ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記構成情報に従って、復調参照信号DMRSを生成するステップであって、前記DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、ステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記ネットワーク装置に前記DMRSを送信するステップと、
    を含む、無線通信方法。
  35. 前記DMRSは、前記DMRSを生成するために使用される前記時間領域シンボルに対応する周波数領域リソース上のサブキャリア上に、Nのサブキャリアの間隔をおいてマッピングされ、Nは正の整数である、請求項34に記載の方法。
  36. Nは、前記DMRSを生成するために使用される前記時間領域シンボルが位置する前記サブフレームのすべてのDMRSによって占有された時間領域シンボルの総数である、請求項35に記載の方法。
  37. 前記Mのユーザ機器のうちの少なくとも2つが、異なる時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する、請求項34から36のいずれか一項に記載の方法。
  38. 前記Mのユーザ機器は、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器を含み、時間領域リソースの観点から近隣の前記少なくとも2つのユーザ機器のすべてが、同じ時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する、請求項34から36のいずれか一項に記載の方法。
  39. すべての前記ユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の異なるサブキャリア上にマッピングされる、請求項38に記載の方法。
  40. すべての前記ユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の同じサブキャリア上にマッピングされ、前記方法は、
    前記ユーザ機器によって、前記ネットワーク装置に送信したDMRS送信電力指示情報を受信するステップ
    をさらに含み、
    前記ネットワーク装置に前記DMRSを送信する、前記ステップは、
    前記ネットワーク装置に、前記DMRS送信電力指示情報に従って前記DMRSを送信するステップ
    を含む、請求項38に記載の方法。
  41. 無線通信方法であって、
    ネットワーク装置によって、ユーザ機器にリソース指示情報を送信するステップであって、前記リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを示すために使用され、前記第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である、ステップと、
    前記ネットワーク装置によって、前記第1の伝送に関連し、かつ前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソース上で前記ユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信するステップと、
    を含む、無線通信方法。
  42. 前記リソース指示情報は、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースが位置するサブフレームの数に関する情報、および/または前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースに対応するサブフレームの時間領域シンボル位置および周波数領域位置に関する情報を含む、請求項41に記載の方法。
  43. 前記リソース指示情報は、前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネルPUSCHによって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である、請求項41に記載の方法。
  44. 前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンドは、前記PUSCHによって占有された前記帯域幅の両端に位置する、請求項43に記載の方法。
  45. FmがFnに等しく、前記第1のサブバンド上の前記Fmの第1のサブキャリアの位置が、前記第2のサブバンド上の前記Fnの第2のサブキャリアの位置と同じまたは対称である、請求項44に記載の方法。
  46. 前記Fmの第1のサブキャリアに対応する時間領域シンボルは、前記Fnの第2のサブキャリアに対応する時間領域シンボルと同じである、請求項43から45のいずれか一項に記載の方法。
  47. 無線通信方法であって、
    ユーザ機器によって、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得するステップであって、前記第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である、ステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソース上で、ネットワーク装置に前記第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信するステップと、
    を含む、無線通信方法。
  48. 前記方法は、
    前記ユーザ機器によって、前記ネットワーク装置が送信したリソース指示情報を受信するステップ
    をさらに含み、
    第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得する、前記ステップは、
    前記リソース指示情報に従って、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースを取得するステップ
    を含む、請求項47に記載の方法。
  49. 前記リソース指示情報は、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースが位置するサブフレームの数に関する情報、および/または前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースに対応するサブフレームの時間領域シンボル位置および周波数領域位置に関する情報を含む、請求項48に記載の方法。
  50. 前記リソース指示情報は、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネルPUSCHによって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である、請求項48に記載の方法。
  51. 前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンドは、前記PUSCHによって占有された前記帯域幅の両端に位置する、請求項50に記載の方法。
  52. FmがFnに等しく、前記第1のサブバンド上の前記Fmの第1のサブキャリアの位置が、前記第2のサブバンド上の前記Fnの第2のサブキャリアの位置と同じまたは対称である、請求項51に記載の方法。
  53. 前記Fmの第1のサブキャリアに対応する時間領域シンボルは、前記Fnの第2のサブキャリアに対応する時間領域シンボルと同じである、請求項50から52のいずれか一項に記載の方法。
  54. 前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソース上で、ネットワーク装置に前記第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信する、前記ステップは、
    周波数領域をまずマッピングし、時間領域を次いでマッピングして、前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンド上に前記上りリンク制御情報をマッピングするステップと、
    前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンド上で、前記ネットワーク装置に、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御情報を送信するステップと、
    を含む、請求項50から53のいずれか一項に記載の方法。
  55. ネットワーク装置であって、
    ユーザ機器にリソース構成情報を送信するように構成された送受信機モジュールであって、前記リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、前記第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、送受信機モジュールと、
    前記第1の伝送リソースに基づいて前記ユーザ機器と通信するように、前記送受信機モジュールを制御するように構成された、処理モジュールと、
    を備える、ネットワーク装置。
  56. 前記第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する、請求項55に記載のネットワーク装置。
  57. 前記処理モジュールが、前記第1の伝送リソースに基づいて前記ユーザ機器と通信するように、前記送受信機モジュールを制御することは、
    前記ユーザ機器に第1のリソース指示情報を送信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップと、
    前記第1のリソース指示情報に従って判定された無線フレームの第1のサブフレームで前記ユーザ機器が送信した上りリンクデータを受信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップであって、前記無線フレームの前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    を含む、請求項55または56に記載のネットワーク装置。
  58. 前記無線フレームは、第2の伝送のために使用されるサブフレームをさらに含み、前記第2の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1msである、請求項57に記載のネットワーク装置。
  59. 前記送受信機モジュールは、
    前記ユーザ機器にフィードバック情報を前記無線フレームの第2のサブフレームで送信するようにさらに構成され、前記無線フレームの前記第2のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有された前記サブフレームのうちの1つであり、前記無線フレームの前記第2のサブフレームと、前記無線フレームの前記第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第1の時間以上である、または
    前記ユーザ機器にフィードバック情報を前記第2の伝送のために使用される前記サブフレームの第1のサブフレームで送信するようにさらに構成され、前記第2の伝送のために使用される前記サブフレームの前記第1のサブフレームと、前記無線フレームの前記第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第2の時間以上である、
    請求項57または58に記載のネットワーク装置。
  60. 前記送受信機モジュールが、前記ユーザ機器にフィードバック情報を前記無線フレームの第2のサブフレームで送信することは、
    前記フィードバック情報を前記無線フレームの前記第2のサブフレームで送信するための伝送遅延が、前記フィードバック情報を前記第2の伝送ために使用される前記サブフレームの前記第1のサブフレームで送信するための伝送遅延以下であると前記処理モジュールが判定した場合に、前記送受信機モジュールによって、前記ユーザ機器に前記フィードバック情報を前記無線フレームの前記第2のサブフレームで送信するステップ
    を含む、請求項59に記載のネットワーク装置。
  61. 前記送受信機モジュールが、前記ユーザ機器にフィードバック情報を前記第2の伝送ために使用される前記サブフレームの第1のサブフレームで送信することは、
    前記フィードバック情報を前記無線フレームの前記第2のサブフレームで送信するための伝送遅延が、前記フィードバック情報を前記第2の伝送ために使用される前記サブフレームの前記第1のサブフレームで送信するための伝送遅延よりも大きいと前記処理モジュールが判定した場合に、前記送受信機モジュールによって、前記ユーザ機器に前記フィードバック情報を前記第2の伝送ために使用される前記サブフレームの前記第1のサブフレームで送信するステップ
    を含む、請求項59に記載のネットワーク装置。
  62. 前記上りリンクデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報を、前記送受信機モジュールが前記ユーザ機器に送信した場合、前記送受信機モジュールは、
    前記フィードバック情報が送信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、前記ユーザ機器が送信した再送信データを受信するようにさらに構成される、請求項57または58に記載のネットワーク装置。
  63. 前記上りリンクデータの受信が成功しなかったことを示すフィードバック情報を、前記送受信機モジュールが前記ユーザ機器に送信した場合、前記送受信機モジュールは、
    前記ユーザ機器が送信した再送信データを前記無線フレームの第3のサブフレームで受信するようにさらに構成され、前記無線フレームの前記第3のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有された前記サブフレームのうちの1つであり、前記無線フレームの前記第3のサブフレームと、前記フィードバック情報を送信するために前記送受信機モジュールによって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である、請求項57または58に記載のネットワーク装置。
  64. 前記処理モジュールが、前記第1の伝送リソースに基づいて前記ユーザ機器と通信するように、前記送受信機モジュールを制御することは、
    前記ユーザ機器に第2のリソース指示情報を送信するように、前記送受信機モジュールを制御して、前記ユーザ機器が前記第2のリソース指示情報に従って判定された第1のサブフレームで下りリンクデータを受信するようにする、ステップであって、前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    前記ユーザ機器に前記下りリンクデータを前記第1のサブフレームで送信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップと、
    を含む、請求項55または56に記載のネットワーク装置。
  65. 前記処理モジュールが、前記第1の伝送リソースに基づいて前記ユーザ機器と通信するように、前記送受信機モジュールを制御することは、
    前記ユーザ機器に構成情報を送信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップと、
    前記ユーザ機器が前記構成情報に従って前記第1の伝送リソースの伝送リソースで送信した復調参照信号DMRSを受信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップと、
    を含む、請求項55または56に記載のネットワーク装置。
  66. 前記構成情報は、以下の情報、すなわち、前記DMRSを生成するために前記ユーザ機器によって使用される時間領域シンボルの位置を示すために使用される指示情報、前記ユーザ機器が前記DMRSを生成する周波数領域位置を示すために使用される指示情報、または前記ユーザ機器によって前記DMRSを送信するための送信電力を示すために使用される指示情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項65に記載のネットワーク装置。
  67. 前記処理モジュールが、前記第1の伝送リソースに基づいて前記ユーザ機器と通信するように、前記送受信機モジュールを制御することは、
    前記ユーザ機器に上りリンク制御チャネルリソース指示情報を送信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップであって、前記上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、前記第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルのものである、第1のサブフレームにおける時間領域シンボル位置および周波数領域位置を示し、前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    前記第1のサブフレームにおいて、前記第1の伝送に関連し、かつ前記上りリンク制御チャネルリソース指示情報に従って前記ユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップと、
    を含む、請求項55または56に記載のネットワーク装置。
  68. ユーザ機器であって、
    ネットワーク装置が送信したリソース構成情報を受信するように構成された送受信機モジュールであって、前記リソース構成情報は、第1の伝送に対応する第1の伝送リソースを示すために使用され、前記第1の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1ms未満である、送受信機モジュールと、
    前記第1の伝送リソースに基づいて前記ネットワーク装置と通信するように、前記送受信機モジュールを制御するように構成された、処理モジュールと、
    を備える、ユーザ機器。
  69. 前記第1の伝送リソースは、時間領域において、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームセットの1つ以上のサブフレームを占有する、請求項68に記載のユーザ機器。
  70. 前記処理モジュールが、前記第1の伝送リソースに基づいて前記ネットワーク装置と通信するように、前記送受信機モジュールを制御することは、
    前記ネットワーク装置が送信した第1のリソース指示情報を受信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップと、
    前記第1のリソース指示情報に従って判定された無線フレームの第1のサブフレームで前記ネットワーク装置に上りリンクデータを送信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップであって、前記無線フレームの前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    を含む、請求項68または69に記載のユーザ機器。
  71. 前記無線フレームは、第2の伝送のために使用されるサブフレームをさらに含み、前記第2の伝送の1回の伝送によって伝送リソースを占有する時間は1msである、請求項70に記載のユーザ機器。
  72. 前記送受信機モジュールは、
    前記無線フレームの第2のサブフレームにおいて、前記ネットワーク装置が送信したフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、前記無線フレームの前記第2のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有された前記サブフレームのうちの1つであり、前記無線フレームの前記第2のサブフレームと、前記無線フレームの前記第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第1の時間以上である、請求項70または71に記載のユーザ機器。
  73. 前記送受信機モジュールは、
    前記第2の伝送のために使用される前記サブフレームの第1のサブフレームにおいて、前記ネットワーク装置が送信したフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、前記第2の伝送のために使用される前記サブフレームの前記第1のサブフレームと、前記無線フレームの前記第1のサブフレームと、の間の時間間隔は、第2の時間以上である、請求項70または71に記載のユーザ機器。
  74. 前記ネットワーク装置によって送信され、かつ前記ネットワーク装置が前記上りリンクデータの受信に成功しなかったことを示すフィードバック情報を前記送受信機モジュールが受信した場合、前記送受信機モジュールは、
    前記フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、前記ネットワーク装置に再送信データを送信するようにさらに構成される、または
    前記ネットワーク装置に再送信データを前記無線フレームの第3のサブフレームで送信するようにさらに構成され、前記無線フレームの前記第3のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有された前記サブフレームのうちの1つであり、前記無線フレームの前記第3のサブフレームと、前記フィードバック情報を受信するために前記送受信機モジュールによって使用されるサブフレームと、の間の時間間隔は、第4の時間以上である、
    請求項70または71に記載のユーザ機器。
  75. 前記フィードバック情報が受信された瞬間から第3の時間だけ間隔をおいて、前記送受信機モジュールが前記ネットワーク装置に再送信データを送信することは、
    前記第3の時間が、前記無線フレームの前記第3のサブフレームと、前記フィードバック情報を受信するために前記送受信機モジュールによって使用される前記サブフレームと、の間の前記時間間隔未満であると前記処理モジュールが判定した場合、前記送受信機モジュールによって、前記フィードバック情報が受信された前記瞬間から前記第3の時間だけ前記間隔をおいて、前記ネットワーク装置に前記再送信データを送信するステップ
    を含む、請求項74に記載のユーザ機器。
  76. 前記送受信機モジュールが、前記ネットワーク装置に再送信データを前記無線フレームの第3のサブフレームで送信することは、
    前記第3の時間が、前記無線フレームの前記第3のサブフレームと、前記フィードバック情報を受信するために前記送受信機モジュールによって使用される前記サブフレームと、の間の前記時間間隔以上であると前記処理モジュールが判定した場合、送受信機モジュールによって、前記ネットワーク装置に前記再送信データを前記無線フレームの前記第3のサブフレームで送信するステップ
    を含む、請求項74に記載のユーザ機器。
  77. 前記処理モジュールが、前記第1の伝送リソースに基づいて前記ネットワーク装置と通信するように、前記送受信機モジュールを制御することは、
    前記ネットワーク装置が送信した第2のリソース指示情報を受信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップと、
    前記ネットワーク装置が送信した下りリンクデータを、前記第2のリソース指示情報に従って判定された第1のサブフレームで受信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップであって、前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    を含む、請求項70または71に記載のユーザ機器。
  78. 前記処理モジュールが、前記第1の伝送リソースに基づいて前記ネットワーク装置と通信するように、前記送受信機モジュールを制御することは、
    前記ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップと、
    前記構成情報に従って前記第1の伝送リソースの伝送リソースで復調参照信号DMRSを前記ネットワーク装置に送信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップと、
    を含む、請求項70または71に記載のユーザ機器。
  79. 前記構成情報は、以下の情報、すなわち、前記DMRSを生成するために前記ユーザ機器によって使用される時間領域シンボルの位置を示すために使用される指示情報、前記ユーザ機器が前記DMRSを生成する周波数領域位置を示すために使用される指示情報、または前記ユーザ機器によって前記DMRSを送信するための送信電力を示すために使用される指示情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項78に記載のユーザ機器。
  80. 前記処理モジュールが、前記第1の伝送リソースに基づいて前記ネットワーク装置と通信するように、前記送受信機モジュールを制御することは、
    前記ネットワーク装置が送信した上りリンク制御チャネルリソース指示情報を受信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップであって、前記上りリンク制御チャネルリソース指示情報は、前記第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルのものである、第1のサブフレームにおける時間領域シンボル位置および周波数領域位置を示し、前記第1のサブフレームは、前記第1の伝送リソースによって占有されたサブフレームのうちの1つである、ステップと、
    前記ネットワーク装置に、前記第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を、前記上りリンク制御チャネルリソース指示情報に従って前記第1のサブフレームで送信するように、前記送受信機モジュールを制御するステップと、
    を含む、請求項70または71に記載のユーザ機器。
  81. ネットワーク装置であって、
    ユーザ機器に構成情報を送信するように構成された送信モジュールと、
    前記構成情報に従って生成され、かつ前記ユーザ機器によって送信された復調参照信号DMRSを受信するように構成された受信モジュールであって、前記DMRSを生成するために前記ユーザ機器によって使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、受信モジュールと、
    を備える、ネットワーク装置。
  82. 前記DMRSは、前記DMRSを生成するために前記ユーザ機器によって使用される前記時間領域シンボルに対応する周波数領域リソース上のサブキャリア上に、Nのサブキャリアの間隔をおいてマッピングされ、Nは正の整数である、請求項81に記載のネットワーク装置。
  83. Nは、前記DMRSを生成するために前記ユーザ機器によって使用される前記時間領域シンボルが位置する前記サブフレームのすべてのDMRSによって占有された時間領域シンボルの総数である、請求項82に記載のネットワーク装置。
  84. 前記Mのユーザ機器のうちの少なくとも2つが、異なる時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する、請求項81から83のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
  85. 前記Mのユーザ機器は、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器を含み、時間領域リソースの観点から近隣の前記少なくとも2つのユーザ機器のすべてが、同じ時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する、請求項81から83のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
  86. すべての前記ユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の異なるサブキャリア上にマッピングされる、請求項85に記載のネットワーク装置。
  87. すべての前記ユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の同じサブキャリア上にマッピングされ、前記送信モジュールは、
    前記ユーザ機器にDMRS送信電力指示情報を送信するようにさらに構成され、
    受信モジュールが、前記構成情報に従って生成され、かつ前記ユーザ機器によって送信された復調参照信号DMRSを受信することは、
    前記DMRS送信電力指示情報に従って前記ユーザ機器によって送信された前記DMRSを受信するステップ
    を含む、請求項85に記載のネットワーク装置。
  88. ユーザ機器であって、
    ネットワーク装置が送信した構成情報を受信するように構成された送受信機モジュールと、
    前記構成情報に従って、復調参照信号DMRSを生成するように構成された信号生成モジュールであって、前記DMRSを生成するために使用される時間領域シンボルが位置するサブフレームに含まれる、すべての時間領域シンボルは、Mのユーザ機器に割り当てられ、Mは2以上の整数である、信号生成モジュールと、
    を備え、
    前記送受信機モジュールは、前記ネットワーク装置に前記DMRSを送信するようにさらに構成される、ユーザ機器。
  89. 前記DMRSは、前記DMRSを生成するために使用される前記時間領域シンボルに対応する周波数領域リソース上のサブキャリア上に、Nのサブキャリアの間隔をおいてマッピングされ、Nは正の整数である、請求項88に記載のユーザ機器。
  90. Nは、前記DMRSを生成するために使用される前記時間領域シンボルが位置する前記サブフレームのすべてのDMRSによって占有された時間領域シンボルの総数である、請求項89に記載のユーザ機器。
  91. 前記Mのユーザ機器のうちの少なくとも2つが、異なる時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する、請求項88から90のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  92. 前記Mのユーザ機器は、時間領域リソースの観点から近隣の少なくとも2つのユーザ機器を含み、時間領域リソースの観点から近隣の前記少なくとも2つのユーザ機器のすべてが、同じ時間領域シンボルを使用してDMRSを生成する、請求項88から90のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  93. すべての前記ユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の異なるサブキャリア上にマッピングされる、請求項92に記載のユーザ機器。
  94. すべての前記ユーザ機器によって生成されたDMRSは、周波数領域の同じサブキャリア上にマッピングされ、前記送受信機モジュールは、
    前記ネットワーク装置に送信したDMRS送信電力指示情報を受信し、かつ
    前記ネットワーク装置に、前記DMRS送信電力指示情報に従って前記DMRSを送信する
    ようにさらに構成される、請求項92に記載のユーザ機器。
  95. ネットワーク装置であって、
    ユーザ機器にリソース指示情報を送信するように構成された送信モジュールであって、前記リソース指示情報は、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを示すために使用され、前記第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である、送信モジュール、
    前記第1の伝送に関連し、かつ前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソース上で前記ユーザ機器によって送信された、上りリンク制御情報を受信するように構成された受信モジュールと、
    を備える、ネットワーク装置。
  96. 前記リソース指示情報は、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースが位置するサブフレームの数に関する情報、および/または前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースに対応するサブフレームの時間領域シンボル位置および周波数領域位置に関する情報を含む、請求項95に記載のネットワーク装置。
  97. 前記リソース指示情報は、前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネルPUSCHによって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である、請求項95に記載のネットワーク装置。
  98. 前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンドは、前記PUSCHによって占有された前記帯域幅の両端に位置する、請求項97に記載のネットワーク装置。
  99. FmがFnに等しく、前記第1のサブバンド上の前記Fmの第1のサブキャリアの位置が、前記第2のサブバンド上の前記Fnの第2のサブキャリアの位置と同じまたは対称である、請求項98に記載のネットワーク装置。
  100. 前記Fmの第1のサブキャリアに対応する時間領域シンボルは、前記Fnの第2のサブキャリアに対応する時間領域シンボルと同じである、請求項97から99のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
  101. ユーザ機器であって、
    第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得するように構成された取得モジュールであって、前記第1の伝送の1回の伝送によってリソースを占有する時間は1ms未満である、取得モジュールと、
    前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソース上で、ネットワーク装置に前記第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信するように構成された送受信機モジュールと、
    を備える、ユーザ機器。
  102. 前記送受信機モジュールは、
    前記ネットワーク装置が送信したリソース指示情報を受信するようにさらに構成され、
    前記取得モジュールが、第1の伝送に関連する上りリンク制御チャネルによって占有されたリソースを取得することは、
    前記リソース指示情報に従って、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースを取得するステップ
    を含む、請求項101に記載のユーザ機器。
  103. 前記リソース指示情報は、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースが位置するサブフレームの数に関する情報、および/または前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースに対応するサブフレームの時間領域シンボル位置および周波数領域位置に関する情報を含む、請求項102に記載のユーザ機器。
  104. 前記リソース指示情報は、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソースが、第1のサブバンド上のFmの第1のサブキャリアおよび第2のサブバンド上のFnの第2のサブキャリアであることを示し、前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンドは、第1のサブフレームの物理上りリンク共有チャネルPUSCHによって占有された帯域幅にあり、かつ周波数領域において分離され、FmおよびFnは正の整数である、請求項102に記載のユーザ機器。
  105. 前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンドは、前記PUSCHによって占有された前記帯域幅の両端に位置する、請求項104に記載のユーザ機器。
  106. FmがFnに等しく、前記第1のサブバンド上の前記Fmの第1のサブキャリアの位置が、前記第2のサブバンド上の前記Fnの第2のサブキャリアの位置と同じまたは対称である、請求項105に記載のユーザ機器。
  107. 前記Fmの第1のサブキャリアに対応する時間領域シンボルは、前記Fnの第2のサブキャリアに対応する時間領域シンボルと同じである、請求項104から106のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  108. 前記送受信機モジュールが、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御チャネルによって占有された前記リソース上で、ネットワーク装置に前記第1の伝送に関連する上りリンク制御情報を送信することは、
    周波数領域をまずマッピングし、時間領域を次いでマッピングして、前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンド上に前記上りリンク制御情報をマッピングするステップと、
    前記第1のサブバンドおよび前記第2のサブバンド上で、前記ネットワーク装置に、前記第1の伝送に関連する前記上りリンク制御情報を送信するステップと、
    を含む、請求項104から107のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  109. 請求項55から67のいずれか一項に記載のネットワーク装置と、請求項68から80のいずれか一項に記載のユーザ機器と、を備える、無線通信システム。
  110. 請求項81から87のいずれか一項に記載のネットワーク装置と、請求項88から94のいずれか一項に記載のユーザ機器と、を備える、無線通信システム。
  111. 請求項95から100のいずれか一項に記載のネットワーク装置と、請求項101から108のいずれか一項に記載のユーザ機器と、を備える、無線通信システム。
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