JP2020103494A - 時差ぼけ低減システム及び時差ぼけ低減方法 - Google Patents

時差ぼけ低減システム及び時差ぼけ低減方法 Download PDF

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Jumpei Yabuki
順平 薮亀
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健太郎 山内
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ゆり 藤原
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Abstract

【課題】ユーザを効果的に覚醒させることができる時差ぼけ低減システムを提供する。
【解決手段】時差ぼけ低減システム10は、ユーザのスケジュール情報を含む入力情報を取得する第1取得部110と、制御内容決定ルールに従って、入力情報から、ユーザの時差ぼけを低減するための制御内容であって、光を出力する機器を含む環境制御機器400の制御内容を決定する決定部120と、決定された制御内容に基づいて環境制御機器400の制御を実行する制御部130と、実行された制御に対するユーザの評価を示す評価情報を取得する第2取得部150と、評価情報に基づく値を報酬として用いる機械学習によって制御内容決定ルールを更新する更新部180とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、時差ぼけ低減システム及び時差ぼけ低減方法に関する。
数時間以上の時差がある地域へ飛行機などの移動体で移動すると、人は、生体リズムと環境との間に生じたずれにより心身不調状態に陥ることがある。このような心身不調状態は、時差ぼけと呼ばれる。時差ぼけを解消するための技術として、特許文献1には、使用者による時差の入力が不要であって使い勝手がよい上に常に適切な処置を行うことができる時差ぼけ解消装置が開示されている。
特開平10−68787号公報
本発明は、ユーザの時差ぼけを効果的に低減することができる時差ぼけ低減システム及び時差ぼけ低減方法を提供する。
本発明の一態様に係る時差ぼけ低減システムは、ユーザのスケジュール情報を含む入力情報を取得する第1取得部と、制御内容決定ルールに従って、前記入力情報から、前記ユーザの時差ぼけを低減するための制御内容であって、光を出力する機器を含む環境制御機器の制御内容を決定する決定部と、決定された前記制御内容に基づいて前記環境制御機器の制御を実行する制御部と、実行された前記制御に対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得する第2取得部と、前記評価情報に基づく値を報酬として用いる機械学習によって前記制御内容決定ルールを更新する更新部とを備える。
本発明の一態様に係る時差ぼけ低減方法は、ユーザのスケジュール情報を含む入力情報を取得する第1取得ステップと、制御内容決定ルールに従って、前記入力情報から、前記ユーザの時差ぼけを低減するための制御内容であって、光を出力する機器を含む環境制御機器の制御内容を決定する決定ステップと、決定された前記制御内容に基づいて前記環境制御機器の制御を実行する制御ステップと、実行された前記制御に対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得する第2取得ステップと、前記評価情報に基づく値を報酬として用いる機械学習によって前記制御内容決定ルールを更新する更新ステップとを含む。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明の一態様に係る時差ぼけ低減システム及び時差ぼけ低減方法は、ユーザの時差ぼけを効果的に低減することができる。
図1は、実施の形態1に係る時差ぼけ低減システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、睡眠制御及び覚醒制御の概要を説明するための図である。 図3は、移動体内で使用される環境制御機器の一例を示す図である。 図4は、実施の形態1に係る制御装置の睡眠制御時の動作のフローチャートである。 図5は、入力情報として使用することができるスケジュール情報を示す図である。 図6は、睡眠制御の制御パラメータを説明するための第一の図である。 図7は、睡眠制御の制御パラメータを説明するための第二の図である。 図8は、睡眠制御における発光色の変更を説明するための色度図である。 図9は、報酬の算出動作のフローチャートである。 図10は、報酬の算出に用いることが可能な項目を示す図である。 図11は、覚醒制御の制御パラメータを説明するための図である。 図12は、入力情報として使用することができるその他の情報を示す図である。 図13は、実施の形態2に係る時差ぼけ低減システムの機能構成を示すブロック図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置、接続形態、ステップ、及び、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化される場合がある。
また、本明細書において、数値、および、数値範囲は、厳格な意味のみを表す表現ではなく、実質的に同等な範囲、例えば数%程度の差異をも含むことを意味する表現である。
(実施の形態1)
[概要]
以下、実施の形態1に係る時差ぼけ低減システムについて説明する。図1は、実施の形態1に係る時差ぼけ低減システムの機能構成を示すブロック図である。実施の形態1に係る時差ぼけ低減システム10は、ユーザの時差ぼけを低減するためのシステムである。時差ぼけ低減システム10は、例えば、飛行機などの移動体の内部において使用される。時差ぼけ低減システム10は、照明機器などの光を出力する機器を用いて、移動体内でユーザを眠らせる睡眠制御を行う。また、時差ぼけ低減システム10は、照明機器などの光を出力する機器を用いて、移動体内でユーザを覚醒させる覚醒制御を行う。図2は、睡眠制御及び覚醒制御の概要を説明するための図である。
図2に示されるように、睡眠制御は、例えば、睡眠導入期間において照明機器が発する光の明るさをゆらがせながら徐々に低下させる制御(以下、光ゆらぎ制御とも記載される)である。一方、覚醒制御は、例えば、覚醒制御期間の開始時刻から対象期間の終了時刻にかけて照明機器が発する光の明るさを徐々に増加させる制御である。なお、本明細書中において、「睡眠」の用語には、仮眠の意味が含まれる。仮眠とは、短時間の睡眠であり、例えば、作業の途中で当該作業を中断して行われる睡眠であり、日中に活動している人が夜にとる長時間の睡眠(以下、本睡眠とも記載される)より浅い睡眠である。
時差ぼけ低減システム10は、ユーザのスケジュールを示すスケジュール情報に基づいて、睡眠制御及び覚醒制御の少なくとも一方の制御内容を決定する。例えば、移動体が目的地に着いた直後のユーザの予定が仕事であるような場合、移動体の到着時刻においてユーザの頭をすっきりさせ、ユーザを完全に覚醒させたほうがよいと考えられる。また、移動体が目的地に着いた直後のユーザの予定が休息(仮眠など)であるような場合、移動体の到着時刻においてユーザはある程度眠気を感じているほうがよいと考えられる。つまり、睡眠制御及び覚醒制御の適切な制御内容は、ユーザのスケジュールに応じて異なる。
そこで、時差ぼけ低減システム10は、あらかじめ機械学習によって構築された学習器100aを有する。学習器100aにスケジュール情報が入力情報として与えられると、学習器100aは、最適と考えられる制御内容を出力する。これにより、時差ぼけ低減システム10は、ユーザが目的地に着いた後に快適に行動できるように、睡眠制御及び覚醒制御の少なくとも一方の制御内容を決定することができる。つまり、時差ぼけ低減システム10は、ユーザの時差ぼけを効果的に低減することができる。
図1に示されるように、時差ぼけ低減システム10は、具体的には、制御装置100と、センサ200と、入力装置300と、環境制御機器400とを備える。以下、これらの各装置について詳細に説明する。
[センサ]
センサ200は、入力情報または評価情報を出力するための対象物の検出を行う装置である。センサ200は、例えば、ユーザの心身の状態を検出し、検出したユーザの心身の状態を直接的または間接的に示す生理指標情報を制御装置100に出力する。このようなセンサ200は、例えば、心拍計、カメラ、体温計、脳波計、唾液センサ、発汗センサ、呼吸センサ、体動センサ、血流センサなどである。このようなセンサ200のそれぞれは、ユーザに接触する接触型のセンサであってもよいし、非接触型のセンサであってもよい。
また、センサ200は、例えば、ユーザの行動を検出し、検出したユーザの行動を直接的または間接的に示す行動指標情報を制御装置100に出力するセンサであってもよい。このようなセンサ200は、例えば、ユーザの離席頻度及び作業状態などを検出するためにユーザが座る椅子に設けられた圧力センサである。センサ200は、ユーザの会話数または状態を検出する音声認識システム、ユーザの睡眠時間、睡眠の質、または眠気の出やすい時間帯を検出するバイタルセンサ(具体的には、睡眠計または脳波計など)であってもよい。ユーザの睡眠時間、睡眠の質、または眠気の出やすい時間帯は、スマートフォンなどの携帯端末のアプリケーションが実行されることで検出されてもよいし、専用のウェアラブル端末によって検出されてもよい。
また、センサ200は、ユーザの周囲の環境情報を検出し、検出した環境情報を制御装置100に出力するセンサであってもよい。このようなセンサ200は、例えば、日射量センサ、受光量センサ、温度センサ、湿度センサ、においセンサ、マイクロフォン、CO濃度センサなどである。なお、時差ぼけ低減システム10が備えるセンサ200の数は特に限定されない。
[入力装置]
入力装置300は、ユーザが情報を制御装置100へ入力するための操作を受け付けるユーザインターフェース装置である。入力装置300は、例えば、ユーザの操作に基づいて、ユーザのスケジュール情報を制御装置100に出力する。
また、入力装置300は、ユーザの操作に基づいて、睡眠制御または覚醒制御に対するユーザの評価情報を制御装置100に出力する。評価情報は、機械学習における報酬の算出に用いられる。入力装置300は、ユーザの操作に基づいて、主観指標情報、及び、ユーザ情報を制御装置100に出力することもできる。
入力装置300は、例えば、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯端末であるが、スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスであってもよい。また、入力装置300は、マイクロフォン、機械式のプッシュボタン、キーボード、またはマウスなどであってもよい。なお、時差ぼけ低減システム10が備える入力装置300の数は特に限定されない。
[環境制御機器]
環境制御機器400は、ユーザの周囲の環境(光環境、空気環境、または温度環境など)を制御するための機器であり、睡眠制御または覚醒制御において制御装置100によって制御される機器である。環境制御機器400は、具体的には、照明機器などの光を出力する機器(つまり、光によりユーザに刺激を与える機器)である。
時差ぼけ低減システム10が飛行機などの移動体で使用される場合、環境制御機器400は、座席ごとに設けられる照明機器として実現されてもよい。図3は、移動体内で使用される環境制御機器400(座席ごとに設けられる照明機器)の一例を示す図である。
なお、環境制御機器400は、照明機器以外の他の機器を含んでもよい。環境制御機器400は、光以外に、映像、音、香り、振動、温湿度、気流、及び、触感などによりユーザに刺激を与える機器を含んでもよい。具体的には、環境制御機器400は、さらに、空調機器、空気清浄機、換気扇、扇風機または床暖房などを含んでいてもよい。また、環境制御機器400は、窓を開閉可能に覆う遮光設備(例えばブラインド及びカーテンなど)の開閉機器を含んでもよい。また、環境制御機器400は、映像機器、音響機器または映像音響機器を含んでもよい。また、環境制御機器400は、芳香器を含んでもよい。また、環境制御機器400は、マッサージ器を含んでもよい。
[制御装置]
次に、制御装置100について説明する。制御装置100は、行動指標情報を入力情報として取得し、取得した入力情報に基づいて、睡眠制御または覚醒制御における環境制御機器400の制御内容を決定する。また、制御装置100は、決定した制御内容にしたがって環境制御機器400を制御するための制御信号を環境制御機器400に出力する。制御装置100は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサなどによって実現されてもよい。
制御装置100は、具体的には、第1取得部110と、決定部120と、制御部130と、第2取得部150と、報酬算出部160と、報酬条件設定部170と、更新部180と、記憶部190とを備える。これらの構成要素のうち制御部130以外の構成要素は、学習器100aを構成する。報酬算出部160、報酬条件設定部170、更新部180、及び、記憶部190は、学習部100bを構成する。
第1取得部110は、ユーザのスケジュール情報を含む入力情報を取得する。
決定部120は、制御内容決定ルールに従って、入力情報からユーザの時差ぼけを低減するための制御内容を決定する。決定部120は、具体的には、睡眠制御において制御される環境制御機器400の制御内容、及び、覚醒制御において制御される環境制御機器400の制御内容の少なくとも一方を決定する。制御内容決定ルールは、記憶部190に記憶されている。
制御部130は、決定部120によって決定された制御内容に基づいて環境制御機器400を制御する。具体的には、制御部130は、制御内容に対応する制御信号を環境制御機器400に出力する。
第2取得部150は、睡眠制御または覚醒制御に対するユーザの評価を示す評価情報を取得する。評価情報は、制御部130によって実行された制御に対する評価を示す情報を含み、例えば、覚醒制御後に入力装置300を介してユーザから入力された情報を含む。第2取得部150は、入力装置300によって出力される情報を評価情報として取得するが、センサ200によって出力される情報を評価情報として取得してもよい。
報酬算出部160は、第2取得部150が取得した評価情報に基づいて報酬を算出する。報酬を算出する処理の詳細については後述される。
報酬条件設定部170は、報酬算出部160における報酬の算出における条件を設定する。後述のように、条件は、例えば、重み係数である。条件は、予め記憶部190に記憶されていてもよいし、条件が固定される場合、報酬条件設定部170は、設けられなくてもよい。
更新部180は、第2取得部150が取得した評価情報に基づく値を報酬として用いる機械学習によって制御内容決定ルールを更新する。
記憶部190は、制御内容決定ルール、時差ぼけ低減システム10の利用履歴情報、入力装置300によって出力されたユーザのスケジュール情報などが記憶される記憶装置である。記憶部190は、例えば、半導体メモリによって実現される。
[睡眠制御時の動作]
次に、制御装置100の睡眠制御時の動作について説明する。図4は、制御装置100の睡眠制御時の動作のフローチャートである。
まず、第1取得部110は、ユーザのスケジュール情報を含む入力情報を取得する(S110)。図5は、入力情報として使用することができるスケジュール情報を示す図である。図5に示されるように、スケジュール情報には、ユーザの出発日の作業スケジュール、ユーザの目的地における作業スケジュール、ユーザが搭乗する移動体の離陸・着陸予定時刻、ユーザが搭乗する移動体のフライト時間、ユーザが搭乗する移動体のトランジット情報、フライトの季節、フライトする時間帯、ユーザの1日の平均起床時間、ユーザの1日の平均睡眠時間などが含まれる。
第1取得部110は、これらのスケジュール情報のうちの少なくとも1つを入力情報として取得する。第1取得部110は、例えば、センサ200からスケジュール情報を取得するが、入力装置300からスケジュール情報を取得してもよいし、記憶部190に記憶されたスケジュール情報を取得してもよい。
次に、決定部120は、記憶部190に記憶された制御内容決定ルールに従って、入力情報から、ユーザの時差ぼけを低減するための、睡眠制御の制御内容であって、光を出力する機器を含む環境制御機器400の制御内容を決定する(S120)。
制御内容決定ルールは、例えば、制御内容の価値を決定する行動価値関数で表される。行動価値関数は、価値関数の一例である。決定部120は、例えば、行動価値関数を用いて、入力情報から報酬が最も高くなると推定される制御内容(例えば、時差ぼけの低減効果に対する最大限の報酬が得られる制御内容)を当該入力情報に対する制御内容であると決定する。
時差ぼけ低減システム10が移動体に用いられる場合、制御内容決定ルールは、複数のユーザによって共用される。しかしながら、決定部120は、ユーザごとに異なる制御内容決定ルールに従って、制御内容に対する当該ユーザの報酬を算出してもよい。
睡眠制御の制御内容には、図6及び図7に示されるような制御パラメータが含まれる。図6及び図7は、睡眠制御の制御パラメータを説明するための図である。図6及び図7の縦軸は、照明機器が発する光の明るさを示し、図6及び図7の横軸は、時間を示す。
なお、以下では、リラックス期間、睡眠導入期間、及び、睡眠期間のうち、主に睡眠導入期間の制御内容(言い換えれば、光ゆらぎ制御の制御内容)について説明する。
図6に示されるように、睡眠制御の制御パラメータには、睡眠導入期間全体の長さ、最大明るさ及び最小明るさ、明るさを上げる上昇所要時間、最大明るさが維持される時間、明るさを下げる下降所要時間、最小明るさが維持される時間、周期、明るさを上げるときの変化の仕方(例えば、傾き)を示す上昇カーブ、及び、明るさを下げるときの変化の仕方(例えば、傾き)を示す下降カーブが含まれる。なお、最大明るさ及び最小明るさは、明るさを周期的に変化させるときの明るさの最大値及び最小値を意味する。
また、最大明るさ、最小明るさ、各種時間、及び、各種カーブの少なくとも1つは、時間の経過とともに変化してもよい。図7では、最大明るさが時間の経過とともに変化する例を示している。
図7に示されるように、睡眠制御の制御パラメータには、さらに、最大明るさの変化を開始する変化開始時間、最大明るさの変化を終了する変化終了期間、最大明るさの変化の仕方を示す変化カーブ、及び、変化後の最大明るさを示す変化目標値が含まれてもよい。
なお、睡眠制御においては、明るさに代えて、または、明るさに加えて発光色(照明機器が発する光の色度)が変更される場合がある。発光色が変更される場合、睡眠制御の制御パラメータには、上記明るさに関する制御パラメータに加えて、発光色に関する制御パラメータが含まれてもよい。図8は、睡眠制御における発光色の変更を説明するための色度図である。
例えば、図8に示される色度図上のb点からa点まで発光色を変化させる場合、睡眠制御の制御パラメータには、a点の色度及びb点の色度、a点の色度に到達するまでの時間、a点の色度が維持される時間、b点の色度に到達するまでの時間、b点の色度が維持される時間、周期、a点の色度に到達するまでカーブの形状、及び、b点の色度に到達するまでのカーブの形状が含まれる。
また、この場合も、a点の色度、b点の色度、各種期間、及び、各種カーブの少なくとも1つは、時間の経過とともに変化してもよい。例えば、a点の色度が時間の経過とともに変化する場合、睡眠制御の制御パラメータには、a点の色度が変化を開始する変化開始時間、a点の色度の変化を終了する変化終了期間、a点の色度の変化の仕方を示す変化カーブ、及び、変化後のa点の色度を示す変化目標値が含まれてもよい。
ステップS120の後、制御部130は、決定された制御内容に基づいて環境制御機器400の制御(つまり、睡眠制御)を実行する(S130)。制御部130は、具体的には、制御内容に対応する制御信号を環境制御機器400に出力する。
次に、第2取得部150は、ステップS130において実行された睡眠制御に対するユーザの評価を示す評価情報を取得する(S140)。第2取得部150は、入力装置300によって出力される情報を評価情報として取得するが、センサ200によって出力される情報を評価情報として取得してもよい。
次に、報酬算出部160は、ステップS140において取得された評価情報に基づいて報酬を算出する(S150)。報酬の算出動作の詳細については後述される。なお、ステップS150の評価情報の取得は、睡眠制御後に行われるが、睡眠制御中に行われてもよい。
次に、更新部180は、報酬算出部160によって算出された報酬を用いて機械学習によって制御内容決定ルールを更新する(S160)。更新部180は、報酬算出部160によって算出された報酬に基づく強化学習により、ユーザに適応した制御内容(すなわち、当該ユーザにおける報酬が最も多く得られる制御内容)の決定を学習する。上述のように、実施の形態1では、更新部180は、行動価値関数を更新することで、制御内容決定ルールを更新する。
以下、行動価値関数の更新方法について説明する。強化学習の代表的な手法としては、Q学習やTD学習が知られている。以下、Q学習を例に説明する。Q学習は、入力情報が示すユーザの状態sの下で、制御内容aを選択する価値Q(s、a)を学習する方法であって、ある状態sのとき、価値Q(s、a)の最も高い制御内容aを最適な制御内容として選択する。学習器100a(更新部180)は、ある状態sの下で様々な制御内容aを選択し、そのときの制御内容aに対して報酬が与えられる。それにより、学習器100aは、よりよい制御内容の選択、すなわち正しい価値Q(s、a)を学習していく。このような価値Q(s、a)の更新式は、例えば、式1により表すことができる。
Figure 2020103494
ここで、sは、時刻tにおける状態を表し、aは、時刻tにおける制御内容を表す。制御内容aにより、状態はst+1に変化する。rt+1は、その状態の変化により得られる報酬を表している。また、maxの付いた項は、状態st+1の下で、そのときに分かっている最もQ値の高い制御内容at+1を選択した場合のQ値にγを乗じたものになる。ここで、γは、0<γ≦1のパラメータで、割引率と呼ばれる。また、αは、学習係数で、0<α≦1の範囲とする。
なお、上記手法は、強化学習の手法の一例である。強化学習には、ニューラルネットワークを用いた手法、強化学習にディープラーニングを組み合わせた手法など、既存のどのような手法が用いられてもよい。
[報酬の算出動作]
次に、上記ステップS150の報酬の算出動作の詳細について説明する。図9は、報酬の算出動作のフローチャートである。
まず、報酬算出部160は、睡眠の質に対する個別報酬Faを決定する(S210)。報酬算出部160は、例えば、入力装置300によって出力されるユーザの主観評価結果を示す主観指標情報を評価情報として個別報酬Faを決定するが、センサ200として用いられる体動センサによって検出される睡眠中のユーザの体動(具体的には、体動数または体動の大きさ)を評価情報として個別報酬Faを決定してもよい。この場合、主観指標情報が示す睡眠の質が高いほど、個別報酬Faの値は大きくなり、体動数が少ないほど(または体動の大きさが小さいほど)、個別報酬Faの値は大きくなる。
次に、報酬算出部160は、入眠までの時間に対する個別報酬Fbを決定する(S220)。報酬算出部160は、例えば、センサ200として用いられる体動センサによって検出されるユーザの体動を評価情報として、睡眠導入期間の開始時刻から体動数が所定値よりも小さくなる時刻までを入眠までの時間であると特定する。また、報酬算出部160は、個別報酬Fbを決定するが、センサ200として用いられる脳波計によって検出されるユーザの脳波に基づいてユーザの入眠時刻(つまり、入眠までの時間)を特定してもよい。この場合、入眠までの時間が短いほど、個別報酬Fbの値は大きくなる。
次に、報酬算出部160は、ユーザの覚醒後の体調に対する個別報酬Fcを決定する(S230)。報酬算出部160は、例えば、入力装置300によって出力されるユーザの主観指標情報を評価情報として個別報酬Fcを決定する。この場合、主観指標情報が示す覚醒後の体調がよいほど、個別報酬Fcの値は大きくなる。
次に、報酬算出部160は、ユーザの体内リズムに対する個別報酬Fdを決定する(S240)。報酬算出部160は、例えば、センサ200として用いられる心拍計によって検出される心拍数(または心拍変動の周波数成分)によってユーザの自律神経の働き(交感神経及び副交感神経のいずれが優位か)を推定し、推定した自律神経の働きによって定まる生体リズムが目的地の時刻(時間周期)に合っているか否かを判定する。この場合、生体リズムが目的地の時刻に合っているほど(生体リズムと目的地の時刻のずれが小さいほど)、個別報酬Fdの値は大きくなる。
そして、報酬算出部160は、ステップS210〜S240で決定した個別報酬Fa〜Fdに基づいて、制御内容に対する報酬Fを決定する(S250)。このとき、報酬算出部160は、個別報酬Fa〜Fdを重み付け加算することで報酬Fを算出してもよい。例えば、報酬算出部160は、式2に基づいて報酬Fを算出してもよい。
F=w1×Fa+w2×Fb+w3×Fc+w4×Fd ・・(式2)
w1〜w4は、報酬条件設定部170が設定した項目それぞれの重みであり、報酬条件の一例である。つまり、報酬条件設定部170は、報酬算出部160が重み付け加算するときの重みw1〜w4を設定する。
以上、報酬の算出動作について説明したが、このような報酬の算出動作は一例である。例えば、個別報酬を決定するための項目(睡眠の質、入眠までの時間、覚醒後の体調、及び、体内リズム)は、一例であり、報酬は、少なくとも1つの項目について個別報酬が決定されることにより算出されればよい。また、報酬の算出において、その他の項目について個別報酬が決定されてもよい。図10は、報酬の算出に用いることが可能な項目を示す図である。
なお、個別報酬は、睡眠制御中または睡眠制御後のユーザの状態に基づいて絶対的に決定されてもよいし、入眠前及び覚醒後のユーザの状態の変化に基づいて相対的に決定されてもよい。
[覚醒制御時の動作]
次に、制御装置100の覚醒制御時の動作について説明する。覚醒制御時の動作のフローチャートについては、図4の睡眠制御時の動作のフローチャートとほぼ同様である。つまり、図4のフローチャートの説明において「睡眠制御」の用語は適宜「覚醒制御」に読み代えられてよい。覚醒制御の制御内容には、図11に示されるような制御パラメータが含まれる。図11は、覚醒制御の制御パラメータを説明するための図である。図11の縦軸は、照明機器が発する光の明るさを示し、図11の横軸は、時間を示す。
覚醒制御は、覚醒制御期間の開始時刻から覚醒制御期間の終了時刻にかけて照明機器が発する光の明るさを徐々に増加させた後、一定にする制御である。これにより、時差ぼけ低減システム10は、ユーザを快適に覚醒させることができる。決定部120によって決定される制御パラメータとしては、(a)覚醒制御期間の長さ、(b)最大明るさ、(c)最大明るさに到達するまでの所要時間、(d)最大明るさが維持される時間、及び、(e)最大明るさに到達するまでの明るさのカーブの形状、が例示される。カーブの形状には、直線状、上に凸状、下に凸状などの形状が含まれる。
なお、覚醒制御においては、明るさに代えて、または、明るさに加えて発光色(照明機器が発する光の色度)が変更されてもよい。発光色が変更される場合、図11の縦軸は、発光色と読み代えられる。
例えば、上記図6に示される色度図上のb点からa点まで色度を変化させる場合、決定部120によって決定される制御パラメータとしては、(a)覚醒制御期間の長さ、(b)a点の色度、(c)色度がb点からa点に到達するまでの所要時間、(d)a点の色度が維持される時間、及び、(e)a点の色度に到達するまでの色度のカーブの形状、が例示される。カーブの形状には、直線状、上に凸状、及び、下に凸状などの形状が含まれる。
また、覚醒制御においては、照明機器に加えて空調機器が制御されてもよい。空調機器を制御対象とした覚醒制御は、覚醒制御期間の開始時刻から覚醒制御期間の終了時刻にかけて空調機器が発する気流の強さを徐々に増加させた後一定にする制御である。つまり、図11の縦軸は、気流の強さと読み代えられる。
この場合、決定部120によって決定される制御パラメータとしては、(a)覚醒制御期間の長さ、(b)最大気流、(c)最大気流に到達するまでの所要時間、(d)最大気流が維持される時間、及び、(e)最大気流に到達するまでの気流の強さのカーブの形状、が例示される。カーブの形状には、直線状、上に凸状、下に凸状などの形状が含まれる。
覚醒制御が行われる場合も、第2取得部150は、覚醒制御に対するユーザの評価を示す評価情報を取得し、報酬算出部160は、取得された評価情報に基づいて報酬を算出する。この場合の報酬は、例えば、図10に示される複数の項目のうち少なくとも1つの項目について個別報酬が決定されることにより算出される。
なお、睡眠制御及び覚醒制御がセットで行われる場合、トータル制御時間(入眠導入期間、及び、覚醒制御期間を合わせた期間)が制御内容として決定されてもよい。また、睡眠制御及び覚醒制御がセットで行われる場合、報酬は、睡眠制御及び覚醒制御のセットに対して算出されてもよいし、睡眠制御及び覚醒制御のそれぞれについて個別に算出されてもよい。
[その他の入力情報1]
入力情報は、スケジュール情報に限定されない。図12は、入力情報として使用することができるその他の情報を示す図である。
第1取得部110は、ユーザの心身の状態を示す生理指標情報を入力情報として取得してもよい。生理指標情報には、心拍(脈波)、瞬目・視線、眼球運動、瞳孔変動、皮膚温度(末梢、鼻、額)、表情(感情)、脳波、唾液、頭部の動き、発汗(通常発汗・精神性発汗)、呼吸、体動、血流(脳・末梢)などが含まれる。なお、生理指標情報として使用される心拍には、心拍数だけでなく、心拍変動の周波数成分LF、HF、HF/LFなどが含まれる。生理指標情報は、例えば、センサ200から取得されるが、入力装置300から取得されてもよい。
また、第1取得部110は、ユーザの行動を示す行動指標情報を入力情報として取得してもよい。行動指標情報には、薬の摂取履歴、搭乗からの経過時間、出発日前日及び出発日当日の飲食履歴、過去(出発日前日を含む)の睡眠時間、睡眠の質、起床・就寝時刻、離席頻度、眠気の出やすい時間帯データ、作業状態、会話数、会話状態などが含まれる。行動指標情報は、例えば、センサ200から取得されるが、入力装置300から取得されてもよい。
また、第1取得部110は、主観指標情報を入力情報として取得してもよい。主観指標情報には、眠気、やる気、体調・身体疲労、集中力、パフォーマンス、緊張・リラックス度合、イライラ度合・怒り・悲しさ、ストレスなどが含まれる。主観指標情報には、これらの項目の経時変化を示す情報(時間情報)が含まれてもよい。主観指標情報は、例えば、入力装置300から取得される。
また、第1取得部110は、時差ぼけ低減システム10の利用履歴情報を入力情報として取得してもよい。利用履歴情報には、ユーザの過去の時差ぼけ低減システム10の利用時間、利用時刻、曜日、タイミング、入力情報、出力情報、報酬などが含まれる。利用履歴情報は、例えば、記憶部190から取得される。つまり、時差ぼけ低減システム10の利用履歴情報は、記憶部190に記憶される。
また、第1取得部110は、環境情報を入力情報として取得してもよい。環境情報には、天気(日射量)、受光量(つまり、光環境情報)、機内環境情報、出発地環境情報、目的地環境情報、機外の環境情報(気流情報)などが含まれる。環境情報は、例えば、センサ200から取得されるが、入力装置300から取得されてもよい。
また、第1取得部110は、ユーザ情報を入力情報として取得してもよい。ユーザ情報には、性別、年齢、人種、出身地、職種、体質(光過敏など)、病歴(不眠症等を含む)などが含まれる。ユーザ情報は、例えば、入力装置300から取得される。
[その他の入力情報2]
また、覚醒制御における環境制御機器400の制御内容を決定するために睡眠制御の制御パラメータ(つまり、制御内容)が入力情報として用いられてもよい。つまり、第1取得部110は、覚醒制御における制御内容を決定するために、睡眠制御における制御パラメータを入力情報として取得してもよい。第1取得部110は、具体的には、これから行う覚醒制御よりも前(例えば、直前)の睡眠導入期間(または睡眠期間)に行われていた睡眠制御における制御パラメータを入力情報として取得する。
これとは逆に、睡眠制御における環境制御機器の制御内容を決定するために覚醒制御の制御パラメータ(つまり、制御内容)が入力情報として用いられてもよい。つまり、第1取得部110は、睡眠制御における制御内容を決定するために、覚醒制御における制御パラメータを入力情報として取得してもよい。第1取得部110は、具体的には、これから行う睡眠制御よりも前(例えば、直前)の覚醒制御期間に行われていた覚醒制御における制御パラメータを入力情報として取得する。
[変形例1]
第2取得部150は、睡眠制御の実行中に評価情報を取得することができる。そうすると、報酬算出部160は、取得された評価情報に基づいて、睡眠制御の実行中に報酬を算出することができ、更新部180は、睡眠制御の実行中に、算出された報酬に基づいて制御内容決定ルール(行動価値関数)を更新することができる。この結果、決定部120は、睡眠制御の実行中に、制御内容を変更する(つまり、制御内容を決定しなおす)ことができる。
このように、睡眠制御の実行中に制御内容が決定しなおされれば、時差ぼけ低減システム10は、そのときのユーザの状態に対してより適切な制御内容を決定することができるので、ユーザを効果的に眠らせることができる。同様に、覚醒制御の実行中に制御内容を決定しなおすことも可能である。
[変形例2]
記憶部190は、決定部120によって過去に決定された制御内容を記憶してもよい。これにより、時差ぼけ低減システム10は、何らかの原因で入力情報を取得できず制御内容の決定が不可能な場合に、記憶部190に記憶された制御内容を代替え使用することができる。なお、記憶部190に記憶される制御内容は、上述の利用履歴情報の一部として記憶されてもよいし、単独で記憶されてもよい。記憶部190は、例えば、制御内容を、当該制御内容を決定するために使用された入力情報と対応付けて記憶してもよいし、制御内容を、当該制御内容を決定するために使用された入力情報と対応付けずに記憶してもよい。
[効果など]
以上説明したように、時差ぼけ低減システム10は、ユーザのスケジュール情報を含む入力情報を取得する第1取得部110と、制御内容決定ルールに従って、入力情報から、ユーザの時差ぼけを低減するための制御内容であって、光を出力する機器を含む環境制御機器400の制御内容を決定する決定部120と、決定された制御内容に基づいて環境制御機器400の制御を実行する制御部130と、実行された制御に対するユーザの評価を示す評価情報を取得する第2取得部150と、評価情報に基づく値を報酬として用いる機械学習によって制御内容決定ルールを更新する更新部180とを備える。
このような時差ぼけ低減システム10は、スケジュール情報及び評価情報に関連付けて学習した制御内容決定ルールに基づいて制御内容を決定することができる。したがって、時差ぼけ低減システム10は、ユーザの時差ぼけを効果的に低減することができる。
また、例えば、制御内容決定ルールは、制御内容の価値を定める価値関数を含み、更新部180は、価値関数を更新する。
このような時差ぼけ低減システム10は、行動指標情報及び評価情報に関連付けて学習した価値関数に基づいて制御内容を決定することができる。
また、例えば、時差ぼけ低減システム10は、さらに、評価情報に基づいて報酬を算出する報酬算出部160と、報酬算出部160における報酬の算出における条件を設定する報酬条件設定部170とを備える。
このような時差ぼけ低減システム10は、報酬条件設定部170によって設定された条件に応じて報酬を算出することができる。例えば、ユーザの好みに応じて条件が設定されれば、ユーザの好みに応じた制御内容が決定されやすくなる。
また、例えば、時差ぼけ低減システム10は、さらに、決定部120によって決定された制御内容を記憶する記憶部190を備える。
このような時差ぼけ低減システム10は、記憶部190に記憶されている制御内容(例えば、前回の制御内容)を読み出すことで、入力情報が取得できずに制御内容が決定できない場合であってもユーザの時差ぼけを低減するための制御を行うことができる。
また、例えば、更新部180は、上記制御内容で環境制御機器400を制御中に第2取得部150が取得した評価情報に基づいて、制御内容決定ルールを更新する。決定部120は、さらに、環境制御機器400を制御中に更新された制御内容決定ルールに従って入力情報に対する制御内容を制御中に決定しなおす。
このような時差ぼけ低減システム10は、制御中のユーザの状態に応じて制御内容決定ルールを更新し、制御内容を変更することができる。つまり、時差ぼけ低減システム10は、制御中に学習することで、そのときのユーザの状態に対してより適切な制御内容を決定することができるので、さらにユーザの時差ぼけを効果的に低減することができる。
また、例えば、入力情報には、さらに、ユーザの生理指標情報、ユーザの行動指標情報、時差ぼけ低減システム10の利用履歴情報、及び、環境情報の少なくとも1つが含まれる。
このような時差ぼけ低減システム10は、生理指標情報、行動指標情報、利用履歴情報、及び、環境情報の少なくとも1つを評価情報に関連付けて学習した制御内容決定ルールに基づいて制御内容を決定することができる。
また、例えば、環境制御機器400には、さらに、光を出力する機器以外の他の機器が含まれる。決定部120は、上記他の機器を含む環境制御機器400の制御内容を決定する。
このような時差ぼけ低減システム10は、光を出力する機器及びそれ以外の機器のそれぞれを用いて、ユーザを覚醒させるための制御を行うことができる。
また、例えば、制御部130は、環境制御機器400を用いてユーザを眠らせるための睡眠制御を実行することが可能である。決定部120は、制御内容として、睡眠制御における制御パラメータを決定する。
このような時差ぼけ低減システム10は、睡眠制御における制御パラメータを決定することにより、ユーザの時差ぼけを低減することができる。
また、例えば、制御部130は、環境制御機器400を用いてユーザを覚醒させるための覚醒制御を実行することが可能である。決定部120は、制御内容として、覚醒制御における制御パラメータを決定する。
このような時差ぼけ低減システム10は、覚醒制御における制御パラメータを決定することにより、ユーザの時差ぼけを低減することができる。
また、時差ぼけ低減システム10などのコンピュータが実行する時差ぼけ低減方法は、ユーザのスケジュール情報を含む入力情報を取得する第1取得ステップ(S110)と、制御内容決定ルールに従って、入力情報から、ユーザの時差ぼけを低減するための制御内容であって、光を出力する機器を含む環境制御機器400の制御内容を決定する決定ステップ(S120)と、決定された制御内容に基づいて環境制御機器400の制御を実行する制御ステップ(S130)と、実行された制御に対するユーザの評価を示す評価情報を取得する第2取得ステップ(S140)と、評価情報に基づく値を報酬として用いる機械学習によって制御内容決定ルールを更新する更新ステップ(S160)とを含む。
このような時差ぼけ低減システム10は、行動指標情報及び評価情報に関連付けて学習した制御内容決定ルールに基づいて制御内容を決定することができる。したがって、時差ぼけ低減システム10は、ユーザの時差ぼけを効果的に低減することができる。
(実施の形態2)
[構成]
実施の形態2では、時差ぼけ低減システムの他の構成について、図13を参照しながら説明する。図13は、実施の形態2に係る時差ぼけ低減システムの機能構成を示すブロック図である。
図13に示されるように、実施の形態2に係る時差ぼけ低減システム10bは、複数の個別時差ぼけ低減システム10cと、複数の個別時差ぼけ低減システム10cのそれぞれ通信可能に接続されたサーバ装置500とを備える。
複数の個別時差ぼけ低減システム10cのそれぞれは、例えば、実施の形態1の時差ぼけ低減システム10と同様の構成であるが、図13では第1取得部110及び記憶部190以外の構成の図示が省略されている。時差ぼけ低減システム10bが備える複数の個別時差ぼけ低減システム10cの数は、特に限定されない。
サーバ装置500は、複数の個別時差ぼけ低減システム10cのそれぞれから、第1取得部110が取得した入力情報、及び、記憶部190に記憶された学習結果(例えば、制御内容、報酬、及び、更新された行動価値関数)の少なくとも1つを取得し、集中管理する。サーバ装置500は、取得した情報を記憶部510に格納する。これにより、複数の個別時差ぼけ低減システム10cのそれぞれの学習結果等を共有することができる。
なお、複数の個別時差ぼけ低減システム10cのそれぞれが備える複数の制御装置100のうちの少なくとも1つの制御装置100がサーバ装置として機能してもよい。つまり、時差ぼけ低減システム10bは、個別時差ぼけ低減システム10cとは別にサーバ装置500を備えていなくてもよい。この場合、複数の個別時差ぼけ低減システム10cのそれぞれは、互いに通信可能に接続されており、入力情報、評価情報及び学習結果の少なくとも一つを相互に通信する。そして、更新部180は、他の個別時差ぼけ低減システム10cから取得した入力情報、及び、学習結果の少なくとも一つに基づいて、行動価値関数を更新する。
[効果など]
以上説明したように、時差ぼけ低減システム10bは、第1取得部110、決定部120、制御部130、第2取得部150、及び、更新部180を有する個別時差ぼけ低減システム10cを複数備える。複数の個別時差ぼけ低減システム10cのそれぞれは、互いに通信可能に接続されており、入力情報及び学習結果の少なくとも一つを相互に通信する。そして、更新部180は、他の個別時差ぼけ低減システム10cから取得した入力情報及び学習結果の少なくとも一つに基づいて、制御内容決定ルールを更新する。
このような時差ぼけ低減システム10bにおいて、更新部180は、他の個別時差ぼけ低減システム10cが取得した入力情報等に基づいて、自装置の行動価値関数を更新することができる。よって、自装置における学習の精度が向上し、より適切な行動価値関数を得ることができる。
また、時差ぼけ低減システム10bは、複数の個別時差ぼけ低減システム10cと、複数の個別時差ぼけ低減システム10cのそれぞれと通信可能に接続されたサーバ装置500とを備える。
このような時差ぼけ低減システム10bは、入力情報、評価情報、及び、学習結果の少なくとも1つを集中管理することができる。また、サーバ装置500が学習部を備えている場合、複数の個別時差ぼけ低減システム10cのそれぞれから取得した入力情報及び評価情報等に基づいて、機械学習によって行動価値関数を更新することが可能となる。それゆえ、学習の精度が向上し、さらに適切な行動価値関数を得ることができる。なお、この場合、サーバ装置500は、制御装置100より高速で処理が行えるプロセッサ等を備えているとよい。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、時差ぼけ低減システムは複数パターンの制御内容をユーザへの推薦パターンとして決定し、ユーザは入力装置を用いて複数パターンの制御内容の中から1つを選択してもよい。この場合、時差ぼけ低減システムは、選択された制御内容の制御を実行する。
また、上記実施の形態では、睡眠制御または覚醒制御における制御パラメータが制御内容として決定される例について説明された。しかしながら、制御内容は、睡眠制御または覚醒制御における制御パラメータに限定されない。例えば、制御内容として通常時の照明機器の発光パラメータが制御パラメータとして決定されてもよい。
また、時差ぼけ低減システムが睡眠制御及び覚醒制御の両方を行うことは必須ではない。時差ぼけ低減システムは、睡眠制御及び覚醒制御の少なくとも一方を行えばよい。また、時差ぼけ低減システムは、ユーザの時差ぼけを低減するためのその他の制御を行ってもよい。
また、時差ぼけ低減システムは、飛行機以外の移動体において用いられてもよいし、空港など移動体内部以外の場所で用いられてもよい。
また、上記実施の形態では、時差ぼけ低減システムは複数の装置によって実現されたが、単一の装置として実現されてもよい。時差ぼけ低減システムが複数の装置によって実現される場合に、上記実施の形態で説明された構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。また、時差ぼけ低減システムは、クライアントサーバシステムとして実現されてもよい。
また、上記実施の形態において装置間の通信方法については特に限定されるものではない。装置間で行われる通信は、例えば、特定小電力無線、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、または、Wi−Fi(登録商標)などの通信規格を用いた無線通信であるが、有線通信であってもよい。また、装置間の通信においては、図示されない中継装置が介在してもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明は、上記実施の形態に係る制御装置として実現されてもよい。また、本発明は、上記実施の形態に係る時差ぼけ低減方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよいし、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10b 時差ぼけ低減システム
10c 個別時差ぼけ低減システム
110 第1取得部
120 決定部
130 制御部
150 第2取得部
160 報酬算出部
170 報酬条件設定部
180 更新部
190 記憶部
400 環境制御機器
500 サーバ装置

Claims (12)

  1. ユーザのスケジュール情報を含む入力情報を取得する第1取得部と、
    制御内容決定ルールに従って、前記入力情報から、前記ユーザの時差ぼけを低減するための制御内容であって、光を出力する機器を含む環境制御機器の制御内容を決定する決定部と、
    決定された前記制御内容に基づいて前記環境制御機器の制御を実行する制御部と、
    実行された前記制御に対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得する第2取得部と、
    前記評価情報に基づく値を報酬として用いる機械学習によって前記制御内容決定ルールを更新する更新部とを備える
    時差ぼけ低減システム。
  2. 前記制御内容決定ルールは、前記制御内容の価値を定める価値関数を含み、
    前記更新部は、前記価値関数を更新する
    請求項1に記載の時差ぼけ低減システム。
  3. さらに、
    前記評価情報に基づいて前記報酬を算出する報酬算出部と、
    前記報酬算出部における前記報酬の算出における条件を設定する報酬条件設定部とを備える
    請求項1または2に記載の時差ぼけ低減システム。
  4. さらに、前記決定部によって決定された前記制御内容を記憶する記憶部を備える
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の時差ぼけ低減システム。
  5. 前記更新部は、前記制御内容で前記環境制御機器を制御中に前記第2取得部が取得した前記評価情報に基づいて、前記制御内容決定ルールを更新し、
    前記決定部は、さらに、前記環境制御機器を制御中に更新された前記制御内容決定ルールに従って前記入力情報に対する制御内容を前記制御中に決定しなおす
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の時差ぼけ低減システム。
  6. 前記入力情報には、さらに、前記ユーザの生理指標情報、前記ユーザの行動指標情報、前記時差ぼけ低減システムの利用履歴情報、及び、環境情報の少なくとも1つが含まれる
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の時差ぼけ低減システム。
  7. 前記環境制御機器には、さらに、前記光を出力する機器以外の他の機器が含まれ、
    前記決定部は、前記他の機器を含む前記環境制御機器の前記制御内容を決定する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の時差ぼけ低減システム。
  8. 前記制御部は、前記環境制御機器を用いて前記ユーザを眠らせるための睡眠制御を実行することが可能であり、
    前記決定部は、前記制御内容として、前記睡眠制御における制御パラメータを決定する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の時差ぼけ低減システム。
  9. 前記制御部は、前記環境制御機器を用いて前記ユーザを覚醒させるための覚醒制御を実行することが可能であり、
    前記決定部は、前記制御内容として、前記覚醒制御における制御パラメータを決定する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の時差ぼけ低減システム。
  10. 前記第1取得部、前記決定部、前記制御部、前記第2取得部、及び、前記更新部を有する個別時差ぼけ低減システムを複数備え、
    複数の個別時差ぼけ低減システムのそれぞれは、互いに通信可能に接続されており、前記入力情報及び学習結果の少なくとも一つを相互に通信し、
    前記更新部は、他の個別時差ぼけ低減システムから取得した前記入力情報及び前記学習結果の少なくとも一つに基づいて、前記制御内容決定ルールを更新する
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の時差ぼけ低減システム。
  11. 前記複数の個別時差ぼけ低減システムと、
    前記複数の個別時差ぼけ低減システムのそれぞれと通信可能に接続されたサーバ装置とを備える
    請求項10に記載の時差ぼけ低減システム。
  12. ユーザのスケジュール情報を含む入力情報を取得する第1取得ステップと、
    制御内容決定ルールに従って、前記入力情報から、前記ユーザの時差ぼけを低減するための制御内容であって、光を出力する機器を含む環境制御機器の制御内容を決定する決定ステップと、
    決定された前記制御内容に基づいて前記環境制御機器の制御を実行する制御ステップと、
    実行された前記制御に対する前記ユーザの評価を示す評価情報を取得する第2取得ステップと、
    前記評価情報に基づく値を報酬として用いる機械学習によって前記制御内容決定ルールを更新する更新ステップとを含む
    時差ぼけ低減方法。
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