JP2020101975A - 自動販売機および自動販売機システム - Google Patents
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Abstract
【課題】緊急情報により動画広告の表示が中断した場合にも、表示スケジュールに組み込まれている動画広告の内容を全部表示させつつ、予定期間内に、予定回数の動画広告の表示を行うことが可能な自動販売機を提供する。【解決手段】自動販売機は、動画広告Aを表示する表示部と、予め決められた表示スケジュールに従って、前記表示部に順次異なる前記動画広告Aを表示させる制御を行う制御部と、を備える。また、前記制御部は、緊急情報Eにより前記表示部への前記動画広告Aの表示が中断した場合、前記緊急情報Eによる前記動画広告Aの中断時間T分だけ時間を短縮するように、前記緊急情報Eにより中断された後の前記動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行う。【選択図】図4
Description
この発明は、自動販売機および自動販売機システムに関し、特に、広告を表示する自動販売機および自動販売機システムに関する。
従来、広告を表示する自動販売機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、飲料を販売する自動販売機が開示されている。この自動販売機は、広告を表示するディスプレイを備えている。また、このような広告としては、たとえば、動画広告が用いられる。
上記特許文献1には明記されていないが、上記特許文献1に記載されるような従来の自動販売機では、動画広告は、予め決められた表示スケジュールに従って表示される場合がある。この場合に、たとえば災害に関する緊急情報を表示するために動画広告の表示が中断した場合、緊急情報による動画広告の中断時間分だけ表示スケジュールがずれるため、表示スケジュールに遅延が生じる。この場合、予定期間内に、予定回数の動画広告の表示(表示スケジュール通りの動画広告の表示)を行うことができないという問題点がある。また、表示スケジュールの遅延を防止するために、緊急情報により動画広告の表示が中断した場合に、緊急情報による動画広告の中断時間分だけ動画広告を削ることが考えられる。しかしながら、この場合には、削られた動画広告については表示が行われないため、表示スケジュールに組み込まれている動画広告の内容を全部表示させることができないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、緊急情報により動画広告の表示が中断した場合にも、表示スケジュールに組み込まれている動画広告の内容を全部表示させつつ、予定期間内に、予定回数の動画広告の表示を行うことが可能な自動販売機および自動販売機システムを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による自動販売機は、動画広告を表示する表示部と、予め決められた表示スケジュールに従って、表示部に順次異なる動画広告を表示させる制御を行う制御部と、を備え、制御部は、緊急情報により表示部への動画広告の表示が中断した場合、緊急情報による動画広告の中断時間分だけ時間を短縮するように、緊急情報により中断された後の動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。なお、本願明細書では、緊急情報とは、予め決められた表示スケジュール外の割り込み情報を意味し、たとえば、災害に関する情報、突発的な催し(コンサートなど)に関する情報などを含む。
この発明の第1の局面による自動販売機では、上記のように、緊急情報により中断された後の動画広告の表示速度を大きくする制御を行うことにより、緊急情報により動画広告の表示が中断した場合に、緊急情報による動画広告の中断時間分だけ表示スケジュールをずらす場合と異なり、表示スケジュールに遅延が生じないので、予定期間内(スケジュールされた期間内)に、予定回数の動画広告の表示(表示スケジュール通りの動画広告の表示)を行うことができる。また、緊急情報により中断された後の動画広告の表示速度を大きくする制御を行うことにより、緊急情報により動画広告の表示が中断した場合に、緊急情報による動画広告の中断時間分だけ動画広告を削る場合と異なり、削られた動画広告が生じないので、表示スケジュールに組み込まれている動画広告の内容を全部表示させることができる。これらの結果、緊急情報により動画広告の表示が中断した場合にも、表示スケジュールに組み込まれている動画広告の内容を全部表示させつつ、予定期間内に、予定回数の動画広告の表示(表示スケジュール通りの動画広告の表示)を行うことが可能な自動販売機を提供することができる。
上記第1の局面による自動販売機において、好ましくは、制御部は、中断時間分だけ時間を短縮するように、複数の動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。このように構成すれば、複数の動画広告により中断時間分の時間の短縮を行うことができるので、個々の動画広告の表示速度の増加率を小さくすることができる。その結果、動画広告が過度に大きな速度で表示されることを抑制することができるので、動画広告の表示速度を大きくする場合にも、動画広告が見にくくなることを抑制することができる。また、複数の動画広告により中断時間分の時間の短縮を行うことができるので、中断時間が長いために単一の動画広告だけでは中断時間分の時間の短縮を行うことができない場合にも、中断時間分の時間の短縮を確実に行うことができる。
上記第1の局面による自動販売機において、好ましくは、制御部は、中断時間に応じて、表示速度を大きくする動画広告の数を決定する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、中断時間に応じて中断時間分の時間の短縮を行う動画広告の数を調整することができるので、中断時間が長くなった場合にも、動画広告の表示速度の増加率が過度に大きくなることを確実に抑制することができる。
上記第1の局面による自動販売機において、好ましくは、制御部は、緊急情報による中断から動画広告の表示が再開した場合、緊急情報により中断された動画広告の続きについては通常の表示速度により表示しつつ、緊急情報により中断された動画広告よりも後の動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。ここで、緊急情報による動画広告の中断時間が予め分からない場合、緊急情報による動画広告の中断の終了後でなければ、動画広告の表示速度の増加に関する処理を行うことができない。そこで、上記のように、緊急情報により中断された動画広告の続きを通常の表示速度により表示すれば、緊急情報による動画広告の中断の終了後に、極力長い時間を確保することができるので、緊急情報により中断された動画広告の続きを表示している間に、動画広告の表示速度の増加に関する処理を行うことができる。
上記第1の局面による自動販売機において、好ましくは、制御部は、動画広告のフレームを間引くことにより、動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。このように構成すれば、動画広告のフレームを間引くことにより、簡単かつ確実に動画広告の表示速度を大きくすることができる。
この場合、好ましくは、制御部は、動画広告のフレームを一定間隔毎に間引くことにより、動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。このように構成すれば、連続したフレームを間引く場合に比べて、動画の滑らかさが損なわれることを抑制することができるので、動画広告のフレームを間引いた場合にも、フレームを間引いた動画広告が視聴者に違和感を与えることを抑制することができる。
上記動画広告のフレームを間引く構成において、好ましくは、制御部は、動画広告のフレーム間における画像の変化率に基づいて、間引きを行う動画広告のフレームを決定するとともに、決定された動画広告のフレームを間引くことにより、動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。このように構成すれば、フレーム間の画像の変化率が小さいフレームを間引くことができるので、動画の滑らかさが損なわれることをより確実に抑制することができる。その結果、動画広告のフレームを間引いた場合にも、フレームを間引いた動画広告が視聴者に違和感を与えることをより確実に抑制することができる。
上記第1の局面による自動販売機において、好ましくは、制御部は、動画広告のフレームレートを大きくすることにより、動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。このように構成すれば、動画広告のフレームレートを大きくすることにより、簡単かつ確実に動画広告の表示速度を大きくすることができる。
上記第1の局面による自動販売機において、好ましくは、制御部は、表示スケジュールにおいて表示期間が重なる複数の動画広告を、表示部の画面を分割して表示部に同時に表示させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、単一の動画広告のみが表示部に表示される場合と異なり、複数の動画広告の表示期間が重なるように表示スケジュールを組むことができるので、表示スケジュールの自由度を向上させることができる。また、複数の動画広告を表示部に同時に表示させることにより、動画広告の表示回数を増加させることができるので、動画広告による宣伝効果を高めることができる。また、動画広告の視聴者は、複数の動画広告を同時に見ることができる。
この発明の第2の局面による自動販売機システムは、動画広告を表示する表示部を含み、予め決められた表示スケジュールに従って、表示部に順次異なる動画広告を表示させる自動販売機と、自動販売機に動画広告を配信する広告配信サーバと、を備え、緊急情報により表示部への動画広告の表示が中断した場合、緊急情報による動画広告の中断時間分だけ時間を短縮するように、緊急情報により中断された後の動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。
この発明の第2の局面による自動販売機システムでは、上記のように構成することにより、上記第1の局面による自動販売機と同様に、緊急情報により動画広告の表示が中断した場合にも、表示スケジュールに組み込まれている動画広告の内容を全部表示させつつ、予定期間内に、予定回数の動画広告の表示(表示スケジュール通りの動画広告の表示)を行うことが可能な自動販売機システムを提供することができる。
この発明の第3の局面による自動販売機は、広告を表示する表示部と、予め決められた表示スケジュールに従って、表示部に順次異なる広告を表示させる制御を行う制御部と、を備え、制御部は、表示スケジュールにおいて表示期間が重なる複数の広告を、表示部の画面を分割して表示部に同時に表示させる制御を行うように構成されている。
この発明の第3の局面による自動販売機では、上記のように構成することにより、単一の広告のみが表示部に表示される場合と異なり、複数の広告の表示期間が重なるように表示スケジュールを組むことができるので、表示スケジュールの自由度を向上させることができる。また、複数の広告を表示部に同時に表示させることにより、広告の表示回数を増加させることができるので、広告による宣伝効果を高めることができる。また、広告の視聴者は、複数の広告を同時に見ることができる。
上記第3の局面による自動販売機において、好ましくは、制御部は、表示スケジュールにおいて表示期間が重なる広告の表示が開始される毎に、表示が開始された広告による表示部の画面の分割を行うように構成されている。このように構成すれば、適切なタイミングにおいて、表示部の画面の分割を行うことができるので、複数の広告を効果的に表示部に同時に表示させることができる。
この場合、好ましくは、制御部は、表示スケジュールにおいて表示期間が重なる広告の表示が終了される毎に、表示が終了された広告による表示部の画面の分割を解除する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、適切なタイミングにおいて、表示部の画面の分割を行うことができるとともに、適切なタイミングにおいて、表示部の画面の分割を解除することができるので、複数の広告をより効果的に表示部に同時に表示させることができる。
上記第3の局面による自動販売機において、好ましくは、分割表示状態の表示部の画面には、表示位置毎に優先度が設定されており、制御部は、優先度に従って表示開始時刻順に並ぶように、複数の広告を分割表示状態の表示部に表示させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、優先度が高いために目立ちやすい(視聴者への訴求効果が高い)表示位置を、表示開始時刻が早い広告に割り当てることができるので、表示開始時刻が早い広告を目立たせつつ、表示部の画面を分割して複数の広告を表示部に同時に表示させることができる。また、優先度に従って表示開始時刻順に並ぶように、複数の広告を分割表示状態の表示部に表示させる制御を連続して行う場合、優先度が高いために目立ちやすい表示位置を、複数の広告の各々に表示開始時刻順に順繰りに割り当てることができる。その結果、優先度が高いために目立ちやすい表示位置を、複数の広告の各々に比較的均等に割り当てることができるので、複数の広告を極力公平に表示させることができる。
上記第3の局面による自動販売機において、好ましくは、分割表示状態の表示部の画面には、表示位置毎に優先度が設定されており、制御部は、優先度に従って表示終了時刻順に並ぶように、複数の広告を分割表示状態の表示部に表示させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、複数の広告のうちに表示開始時刻が他の広告よりも遅いが表示終了時刻が他の広告よりも早い広告(表示時間が短い広告)がある場合、優先度が高いために目立ちやすい(視聴者への訴求効果が高い)表示位置を、表示時間が短い広告に割り当てることができる。その結果、表示時間が短い広告を目立たせつつ、表示部の画面を分割して複数の広告を表示部に同時に表示させることができる。
上記第3の局面による自動販売機において、好ましくは、制御部は、少なくとも1つの広告の表示位置が保持されるように、表示部の画面を分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、表示位置が保持された広告については、表示部の画面の状態が遷移しても位置が変わらないようにすることができるので、表示部の画面の状態の遷移時に広告の表示位置が変わることに起因して、広告が見にくくなることを抑制することができる。
上記第3の局面による自動販売機において、好ましくは、制御部は、広告の表示位置が変わるように、表示部の画面を分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、表示部の画面の状態の遷移時に広告の表示位置が変わることにより、視聴者に目新しさを訴求することができるので、視聴者の視線を広告に集めることができる。
上記第3の局面による自動販売機において、好ましくは、制御部は、複数の広告のうちの所定の広告に表示位置の制限または表示サイズの制限が指定されている場合、表示部の画面の分割を行う場合に、指定された表示位置の制限または表示サイズの制限を満たすように、所定の広告を表示部に表示させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、広告主が事前に自身の広告に対して表示位置の制限を指定することにより、表示部の画面の分割を行う場合にも、目立たちにくい(視聴者への訴求効果が低い)表示位置に自身の広告が表示されることを抑制することができる。また、広告主が事前に自身の広告に対して表示サイズの制限を指定することにより、表示部の画面の分割を行う場合にも、目立たちにくい(視聴者への訴求効果が低い)表示サイズにより自身の広告が表示されることを抑制することができる。
上記第3の局面による自動販売機において、好ましくは、表示した広告の表示時間、表示位置、および、表示サイズに基づいて、広告の表示費用に関する値が取得されるように構成されている。ここで、表示部の画面を分割して複数の広告を表示部に同時に表示させる場合、表示位置や表示サイズに応じて視聴者への訴求効果が異なるため、実際に表示した表示位置や表示サイズを考慮した広告の表示実績に応じて広告の表示費用を広告主に請求しなければ、不公平さが生じる。そこで、上記のように構成すれば、広告の表示実績に応じて、広告の表示費用に関する値を取得することができるので、表示部の画面を分割して複数の広告を表示部に同時に表示させる場合にも、公平な広告の表示費用を広告主に請求することができる。
本発明によれば、上記のように、緊急情報により動画広告の表示が中断した場合にも、表示スケジュールに組み込まれている動画広告の内容を全部表示させつつ、予定期間内に、予定回数の動画広告の表示を行うことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図5を参照して、第1実施形態による自動販売機システム100の構成について説明する。
図1〜図5を参照して、第1実施形態による自動販売機システム100の構成について説明する。
(自動販売機システムの構成)
図1に示すように、自動販売機システム100は、自動販売機10と、広告配信サーバ20とを備えている。自動販売機10は、飲料(缶飲料、ビン飲料、ペットボトル飲料、カップ飲料など)などの商品C(図2参照)を無人で販売する装置である。広告配信サーバ20は、自動販売機10に動画広告Aを配信する装置である。自動販売機10と広告配信サーバ20とは、ネットワークNを介して、互いに通信可能に接続されている。ネットワークNは、たとえば、インターネットである。なお、動画広告Aは、広告主(図示せず)から広告配信サーバ20に投稿されて記憶される。広告配信サーバ20は、広告主により設定された動画広告Aの表示条件(表示日時など)に応じて、後述する表示スケジュールSC1(図3参照)を作成して、動画広告Aを自動販売機10に配信する。
図1に示すように、自動販売機システム100は、自動販売機10と、広告配信サーバ20とを備えている。自動販売機10は、飲料(缶飲料、ビン飲料、ペットボトル飲料、カップ飲料など)などの商品C(図2参照)を無人で販売する装置である。広告配信サーバ20は、自動販売機10に動画広告Aを配信する装置である。自動販売機10と広告配信サーバ20とは、ネットワークNを介して、互いに通信可能に接続されている。ネットワークNは、たとえば、インターネットである。なお、動画広告Aは、広告主(図示せず)から広告配信サーバ20に投稿されて記憶される。広告配信サーバ20は、広告主により設定された動画広告Aの表示条件(表示日時など)に応じて、後述する表示スケジュールSC1(図3参照)を作成して、動画広告Aを自動販売機10に配信する。
図2に示すように、自動販売機10は、商品収納部11と、金銭処理部12と、商品搬送部13とを備えている。商品収納部11は、自動販売機10が販売する商品Cを収納する収納庫である。商品収納部11には、たとえば、複数種類の商品Cが収納されている。金銭処理部12は、利用者が商品Cを購入する際に投入する紙幣や硬貨などの金銭を処理する。商品搬送部13は、利用者により選択された商品Cを商品収納部11から商品取出し口(図示せず)に搬送する。
また、自動販売機10は、表示部14を備えている。表示部14は、たとえば液晶ディスプレイを含み、情報を表示可能に構成されている。また、表示部14は、広告表示部14aと、商品表示部14bとを含んでいる。広告表示部14aは、動画広告Aを表示するように構成されている。商品表示部14bは、商品Cを示す画像、商品Cの値段を示す画像などを表示するように構成されている。また、商品表示部14bは、タッチパネルにより構成された表示部兼操作部である。利用者は、商品表示部14bに表示された商品Cを示す画像をタッチ操作することにより、購入する商品Cを選択可能である。表示部14は、自動販売機10の前面部に設けられている。
また、自動販売機10は、記憶部15と、通信部16と、制御部17とを備えている。記憶部15は、たとえばフラッシュメモリを含む記憶媒体であり、情報を記憶可能に構成されている。記憶部15は、たとえば、動画広告Aに関する情報が記憶されるように構成されている。動画広告Aに関する情報は、たとえば、動画広告A、動画広告Aの表示スケジュールSC1(図3参照)などである。通信部16は、通信用のインターフェースであり、自動販売機10と広告配信サーバ20とを通信可能に接続する。制御部17は、CPUなどのプロセッサ、メモリなどを含んでおり、自動販売機10の動作を制御する。
図3に示すように、広告配信サーバ20は、記憶部21と、通信部22と、制御部23とを備えている。記憶部21は、たとえばフラッシュメモリを含む記憶媒体であり、情報を記憶可能に構成されている。記憶部21は、動画広告Aの表示スケジュールSC1、動画広告AのデータベースDBが記憶されるように構成されている。動画広告Aの表示スケジュールSC1は、動画広告Aのタイムテーブルを含んでいる。動画広告Aのタイムテーブルは、動画広告Aの表示日時と表示対象の動画広告Aとを対応付けた情報である。動画広告AのデータベースDBは、互いに異なる複数(多数)の動画広告Aを含むように構築されている。通信部22は、通信用のインターフェースであり、広告配信サーバ20と自動販売機10とを通信可能に接続する。制御部23は、CPUなどのプロセッサ、メモリなどを含んでおり、広告配信サーバ20の動作を制御する。
(動画広告の表示に関する構成)
図4(A)に示すように、自動販売機10の制御部17は、予め決められた表示スケジュールSC1に従って、表示部14の広告表示部14aに順次異なる動画広告Aを表示させる制御を行うように構成されている。
図4(A)に示すように、自動販売機10の制御部17は、予め決められた表示スケジュールSC1に従って、表示部14の広告表示部14aに順次異なる動画広告Aを表示させる制御を行うように構成されている。
たとえば、自動販売機10の制御部17は、まず、表示時間が15秒間である1番目の動画広告Aを、8時30分00秒から8時30分15秒までの15秒間にわたって、表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行う。そして、自動販売機10の制御部17は、表示時間が15秒間である2番目の動画広告Aを、1番目の動画広告Aの終了時刻である8時30分15秒から8時30分30秒までの15秒間にわたって、表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行う。そして、自動販売機10の制御部17は、表示時間が45秒間である3番目の動画広告Aを、2番目の動画広告Aの終了時刻である8時30分30秒から8時31分15秒までの45秒間にわたって、表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行う。詳細な説明は省略するが、その後も同様に、予め決められた表示スケジュールSC1に従って、表示部14の広告表示部14aへの動画広告Aの表示が行われる。
ここで、図4(B)に示すように、所定の配信源から、緊急情報Eが配信されることがある。緊急情報Eは、たとえば、災害に関する情報、突発的な催し(コンサートなど)に関する情報などである。表示スケジュールSC1外の割り込み情報である緊急情報Eが受信された場合、自動販売機10の制御部17は、表示中の動画広告Aの表示部14への表示を中断して、表示部14への緊急情報Eを表示させる制御を行うように構成されている。また、自動販売機10の制御部17は、緊急情報Eの表示部14への表示が終了した場合、緊急情報Eにより中断された動画広告Aの続きから、動画広告Aの表示部14への表示を再開するように構成されている。この際、緊急情報Eによる動画広告Aの中断時間T分だけ表示スケジュールSC1をずらすと、中断時間T分だけ表示スケジュールSC1に遅延が生じる。なお、中断時間Tは、たとえば、数秒〜数分程度の時間である。
そこで、第1実施形態では、図4(C)に示すように、自動販売機10の制御部17は、緊急情報Eにより表示部14への動画広告Aの表示が中断した場合、緊急情報Eによる動画広告Aの中断時間T分だけ時間を短縮するように、緊急情報Eにより中断された後の動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。また、自動販売機10の制御部17は、緊急情報Eによる中断から動画広告Aの表示が再開した場合、緊急情報Eにより中断された動画広告Aの続きについては通常の表示速度により表示しつつ、緊急情報Eにより中断された動画広告Aよりも後の動画広告Aの表示速度(再生速度)を大きくする制御を行うように構成されている。
具体的には、まず、自動販売機10の制御部17は、表示速度の増加対象の動画広告Aを決定する制御を行うように構成されている。第1実施形態では、自動販売機10の制御部17は、緊急情報Eにより中断された動画広告Aの直後の動画広告Aを、表示速度の増加対象の動画広告Aとして決定する制御を行うように構成されている。そして、自動販売機10の制御部17は、表示速度の増加対象として決定された動画広告Aの表示時間に応じて、中断時間T分だけ時間を短縮するように、動画広告Aの表示速度の増加率を取得する制御を行うように構成されている。そして、自動販売機10の制御部17は、取得された動画広告Aの表示速度の増加率分だけ、表示速度の増加対象として決定された動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。
図4(C)に示す例では、まず、緊急情報Eにより、2番目の動画広告Aの表示が中断時間Tである15秒分だけ中断される。そして、緊急情報Eにより中断された2番目の動画広告Aの直後の3番目の動画広告Aが、表示速度の増加対象の動画広告Aとして決定される。そして、3番目の動画広告Aの表示時間である45秒に応じて、中断時間Tである15秒分だけ時間が短縮されるように、3番目の動画広告Aの表示速度の増加率が取得される。
具体的には、3番目の動画広告Aの表示速度の増加開始時刻として、中断された2番目の動画広告Aの終了時刻である8時30分45秒が取得される。また、3番目の動画広告Aの表示速度の増加終了時刻として、3番目の動画広告Aの通常の終了時刻である8時31分15秒が取得される。また、動画広告Aの表示速度を増加すべき時間として、動画広告Aの表示速度の増加開始時刻と動画広告Aの表示速度の増加終了時刻との差である30秒が取得される。なお、動画広告Aの表示速度を増加すべき時間である30秒は、3番目の動画広告Aの表示時間である45秒と中断時間Tである15秒との差でもある。そして、3番目の動画広告Aの表示時間である45秒を、動画広告Aの表示速度を増加すべき時間である30秒により除することにより、3番目の動画広告Aの表示速度の増加率である1.5(=45/30)が取得される。
緊急情報Eによる中断から動画広告Aの表示が再開すると、緊急情報Eにより中断された2番目の動画広告Aの続きが通常の表示速度(1倍速)により表示される。そして、2番目の動画広告Aの表示が終了されると、表示速度の増加対象の動画広告Aとして決定された3番目の動画広告Aが表示される。この際、動画広告Aの表示速度の増加率である1.5分だけ表示速度が大きくされた状態で、3番目の動画広告Aが表示される。具体的には、通常の表示時間が45秒である3番目の動画広告Aの表示時間が30秒に短縮された状態で、3番目の動画広告Aが始めから終わりまで表示される。なお、表示速度の増加対象として決定されなかった4番目以降の動画広告Aについては、通常の表示速度(1倍速)により表示される。
また、第1実施形態では、図5(A)(B)に示すように、自動販売機10の制御部17は、動画広告AのフレームFを間引く(削除する)ことにより、動画広告Aの表示速度を大きくするように構成されている。具体的には、自動販売機10の制御部17は、動画広告AのフレームFを一定間隔毎に間引くことにより、動画広告Aの表示速度を大きくするように構成されている。この際、自動販売機10の制御部17は、フレームレート(フレーム間隔)を変更することなく、動画広告AのフレームFを間引くように構成されている。つまり、自動販売機10の制御部17は、フレームFを間引く前のフレーム間隔F1(通常のフレーム間隔)と、フレームFを間引いた後のフレーム間隔F2(表示速度の増加時のフレーム間隔)とが同じになるように、動画広告AのフレームFを間引くように構成されている。
図5(A)(B)に示す例では、フレームFを間引く前の動画広告Aのフレームレートが60fpsであり、フレーム間隔F1が16.6msである。また、フレームFを間引いた後の動画広告Aのフレームレートも60fpsであり、フレーム間隔F2も16.6msである。また、動画広告Aの表示速度の増加率が1.5であるため、動画広告AのフレームFは、3枚毎に1枚間引かれている。つまり、動画広告Aにおいて、3の倍数のフレームFが間引かれている。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、制御部17を、緊急情報Eにより表示部14への動画広告Aの表示が中断した場合、緊急情報Eによる動画広告Aの中断時間T分だけ時間を短縮するように、緊急情報Eにより中断された後の動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成する。これにより、緊急情報Eにより動画広告Aの表示が中断した場合に、緊急情報Eによる動画広告Aの中断時間T分だけ表示スケジュールSC1をずらす場合と異なり、表示スケジュールSC1に遅延が生じないので、予定期間内(スケジュールされた期間内)に、予定回数の動画広告Aの表示(表示スケジュールSC1通りの動画広告Aの表示)を行うことができる。また、緊急情報Eにより中断された後の動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うことにより、緊急情報Eにより動画広告Aの表示が中断した場合に、緊急情報Eによる動画広告Aの中断時間T分だけ動画広告Aを削る場合と異なり、削られた動画広告Aが生じないので、表示スケジュールSC1に組み込まれている動画広告Aの内容を全部表示させることができる。これらの結果、緊急情報Eにより動画広告Aの表示が中断した場合にも、表示スケジュールSC1に組み込まれている動画広告Aの内容を全部表示させつつ、予定期間内に、予定回数の動画広告Aの表示(表示スケジュールSC1通りの動画広告Aの表示)を行うことが可能な自動販売機10を提供することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部17を、緊急情報Eによる中断から動画広告Aの表示が再開した場合、緊急情報Eにより中断された動画広告Aの続きについては通常の表示速度により表示しつつ、緊急情報Eにより中断された動画広告Aよりも後の動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成する。ここで、緊急情報Eによる動画広告Aの中断時間Tが予め分からない場合、緊急情報Eによる動画広告Aの中断の終了後でなければ、動画広告Aの表示速度の増加に関する処理を行うことができない。そこで、上記のように、緊急情報Eにより中断された動画広告Aの続きを通常の表示速度により表示することにより、緊急情報Eによる動画広告Aの中断の終了後に、極力長い時間を確保することができるので、緊急情報Eにより中断された動画広告Aの続きを表示している間に、動画広告Aの表示速度の増加に関する処理を行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部17を、動画広告AのフレームFを間引くことにより、動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成する。これにより、動画広告AのフレームFを間引くことにより、簡単かつ確実に動画広告Aの表示速度を大きくすることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部17を、動画広告AのフレームFを一定間隔毎に間引くことにより、動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成する。これにより、連続したフレームFを間引く場合に比べて、動画の滑らかさが損なわれることを抑制することができるので、動画広告AのフレームFを間引いた場合にも、フレームFを間引いた動画広告Aが視聴者に違和感を与えることを抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、図1〜図3および図6を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、複数の動画広告の表示速度を大きくする例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
次に、図1〜図3および図6を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、複数の動画広告の表示速度を大きくする例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(自動販売機システムの構成)
本発明の第2実施形態による自動販売機システム200は、図1〜図3に示すように、自動販売機110を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機システム100と相違する。また、自動販売機110は、制御部117を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機10と相違する。
本発明の第2実施形態による自動販売機システム200は、図1〜図3に示すように、自動販売機110を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機システム100と相違する。また、自動販売機110は、制御部117を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機10と相違する。
第2実施形態では、図6に示すように、自動販売機110の制御部117は、中断時間T分だけ時間を短縮するように、複数の動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。
具体的には、まず、自動販売機110の制御部117は、中断時間Tに応じて、表示速度を大きくする動画広告Aの数を決定する制御を行うように構成されている。そして、自動販売機110の制御部117は、決定された数分だけ、表示速度の増加対象の動画広告Aを決定する制御を行うように構成されている。第2実施形態では、自動販売機110の制御部117は、緊急情報Eにより中断された動画広告Aの直後から連続する複数の動画広告Aを、表示速度の増加対象の動画広告Aとして決定する制御を行うように構成されている。そして、自動販売機110の制御部117は、表示速度の増加対象として決定された複数の動画広告Aの表示時間に応じて、中断時間T分だけ時間を短縮するように、複数の動画広告Aの表示速度の増加率を取得する制御を行うように構成されている。そして、自動販売機110の制御部117は、取得された動画広告Aの表示速度の増加率分だけ、表示速度の増加対象として決定された複数の動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。
図6に示す例では、まず、緊急情報Eにより、2番目の動画広告Aの表示が中断時間Tである15秒分だけ中断される。そして、中断時間Tである15秒に応じて、表示速度を大きくする動画広告Aの数として15個が決定される。つまり、中断時間Tの秒数が、表示速度を大きくする動画広告Aの数として決定される。そして、緊急情報Eにより中断された2番目の動画広告Aの直後から15個分の動画広告A(3番目〜17番目の)が、表示速度の増加対象の動画広告Aとして決定される。なお、3番目の動画広告Aの表示時間は45秒であり、4番目〜17番目の動画広告Aの表示時間はいずれも15秒である。そして、3番目〜17番目の動画広告Aの合計の表示時間である4分15秒(255秒)に応じて、中断時間Tである15秒分だけ時間が短縮されるように、3番目〜17番目の動画広告Aの表示速度の増加率が取得される。
具体的には、3番目〜17番目の動画広告Aの表示速度の増加開始時刻として、中断された2番目の動画広告Aの終了時刻である8時30分45秒が取得される。また、3番目〜17番目の動画広告Aの表示速度の増加終了時刻として、17番目の動画広告Aの通常の終了時刻である8時34分45秒が取得される。また、動画広告Aの表示速度を増加すべき時間として、動画広告Aの表示速度の増加開始時刻と動画広告Aの表示速度の増加終了時刻との差である4分00秒(240秒)が取得される。なお、動画広告Aの表示速度を増加すべき時間である240秒は、3番目〜17番目の動画広告Aの表示時間である255秒と中断時間Tである15秒との差でもある。そして、3番目〜17番目の動画広告Aの表示時間である255秒を、動画広告Aの表示速度を増加すべき時間である240秒により除することにより、3番目〜17番目の動画広告Aの表示速度の増加率である1.0625(=255/240)が取得される。
緊急情報Eによる中断から動画広告Aの表示が再開すると、緊急情報Eにより中断された2番目の動画広告Aの続きが通常の表示速度(1倍速)により表示される。そして、2番目の動画広告Aの表示が終了されると、表示速度の増加対象の動画広告Aとして決定された3番目〜17番目の動画広告Aが順次表示される。この際、動画広告Aの表示速度の増加率である1.0625分だけ表示速度が大きくされた状態で、3番目〜17番目の動画広告Aがそれぞれ表示される。具体的には、通常の表示時間が255秒である3番目〜17番目の動画広告Aの表示時間が240秒に短縮された状態で、3番目〜17番目の動画広告Aのそれぞれが始めから終わりまで表示される。なお、表示速度の増加対象として決定されなかった18番目以降の動画広告Aについては、通常の表示速度(1倍速)により表示される。
なお、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、複数の動画広告AのフレームFを間引くことにより、動画広告Aの表示速度を大きくすることが可能である。この際、たとえば、第1実施形態と同様に、複数の動画広告AのフレームFを一定間隔毎に間引くことにより、動画広告Aの表示速度を大きくすることが可能である。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、制御部117を、中断時間T分だけ時間を短縮するように、複数の動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成する。これにより、複数の動画広告Aにより中断時間T分の時間の短縮を行うことができるので、個々の動画広告Aの表示速度の増加率を小さくすることができる。その結果、動画広告Aが過度に大きな速度で表示されることを抑制することができるので、動画広告Aの表示速度を大きくする場合にも、動画広告Aが見にくくなることを抑制することができる。また、複数の動画広告Aにより中断時間T分の時間の短縮を行うことができるので、中断時間Tが長いために単一の動画広告Aだけでは中断時間T分の時間の短縮を行うことができない場合にも、中断時間T分の時間の短縮を確実に行うことができる。
また、第2実施形態では、上記のように、制御部117を、中断時間Tに応じて、表示速度を大きくする動画広告Aの数を決定する制御を行うように構成する。これにより、中断時間Tに応じて中断時間T分の時間の短縮を行う動画広告Aの数を調整することができるので、中断時間Tが長くなった場合にも、動画広告Aの表示速度の増加率が過度に大きくなることを確実に抑制することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
次に、図1〜図3および図7を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、動画広告のフレーム間における画像の変化率に基づいて間引きを行う動画広告のフレームを決定する例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
次に、図1〜図3および図7を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、動画広告のフレーム間における画像の変化率に基づいて間引きを行う動画広告のフレームを決定する例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(自動販売機システムの構成)
本発明の第3実施形態による自動販売機システム300は、図1〜図3に示すように、自動販売機210を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機システム100と相違する。また、自動販売機210は、制御部217を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機10と相違する。
本発明の第3実施形態による自動販売機システム300は、図1〜図3に示すように、自動販売機210を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機システム100と相違する。また、自動販売機210は、制御部217を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機10と相違する。
第3実施形態では、図7(A)〜(C)に示すように、自動販売機210の制御部217は、動画広告AのフレームF間における画像の変化率に基づいて、間引きを行う動画広告AのフレームFを決定する制御を行うように構成されている。
具体的には、図7(A)に示すように、自動販売機210の制御部217は、まず、基準となるフレームFである基準フレームFsを決定する制御を行うように構成されている。そして、自動販売機210の制御部217は、決定された基準フレームFsと、基準フレームFsよりも後のフレームFである比較フレームFcとを比較して、基準フレームFsと比較フレームFcとの間における画像の変化率を取得する制御を行うように構成されている。そして、自動販売機210の制御部217は、取得された画像の変化率が予め決められたしきい値未満(たとえば、20%未満)である場合(画像の変化率が小さい場合)、比較フレームFcであるフレームFを、間引きを行うフレームFとして決定する制御を行うように構成されている。また、自動販売機210の制御部217は、取得された画像の変化率が予め決められたしきい値以上(たとえば、20%以上)である場合(画像の変化率が大きい場合)、比較フレームFcであるフレームFを、間引きを行わないフレームFとして決定する制御を行うように構成されている。
また、フレームF間の比較を行う際、図7(B)に示すように、自動販売機210の制御部217は、基準フレームFsと比較フレームFcとの間における画像の変化率に基づいて基準フレームFsを変更しつつ、基準フレームFsと比較フレームFcとを比較する制御を順次行うように構成されている。具体的には、自動販売機210の制御部217は、画像の変化率が予め決められたしきい値以上である場合、比較フレームFcを新たな基準フレームFsとするように、基準フレームFsを変更して、次の基準フレームFsと比較フレームFcとを比較する制御を行うように構成されている。また、自動販売機210の制御部217は、画像の変化率が予め決められたしきい値未満である場合、基準フレームFsを現在の基準フレームFsから変更することなく、次の基準フレームFsと比較フレームFcとを比較する制御を行うように構成されている。
そして、図7(C)に示すように、自動販売機210の制御部217は、決定された動画広告AのフレームFを間引くことにより、動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。この際、自動販売機210の制御部217は、フレームレート(フレーム間隔)を変更することなく、動画広告AのフレームFを間引くように構成されている。つまり、自動販売機210の制御部217は、フレームFを間引く前のフレーム間隔F3(通常のフレーム間隔)と、フレームFを間引いた後のフレーム間隔F4(表示速度の増加時のフレーム間隔)とが同じになるように、動画広告AのフレームFを間引くように構成されている。
図7(B)に示す例では、まず、1番目のフレームFが基準フレームFsとして決定される。そして、1番目のフレームFである基準フレームFsと、2番目のフレームFである比較フレームFcとが比較される。そして、1番目のフレームFである基準フレームFsと、2番目のフレームFである比較フレームFcとの間における画像の変化率が取得される。そして、画像の変化率が予め決められたしきい値未満であったため、2番目のフレームFが間引きを行うフレームFとして決定される。また、画像の変化率が予め決められたしきい値未満であったため、基準フレームFsは、1番目のフレームFから変更されない。
そして、1番目のフレームFである基準フレームFsと、3番目のフレームFである比較フレームFcとが比較される。そして、1番目のフレームFである基準フレームFsと、3番目のフレームFである比較フレームFcとの間における画像の変化率が取得される。そして、画像の変化率が予め決められたしきい値未満であったため、3番目のフレームFが間引きを行うフレームFとして決定される。また、画像の変化率が予め決められたしきい値未満であったため、基準フレームFsは、1番目のフレームFから変更されない。
そして、1番目のフレームFである基準フレームFsと、4番目のフレームFである比較フレームFcとが比較される。そして、1番目のフレームFである基準フレームFsと、4番目のフレームFである比較フレームFcとの間における画像の変化率が取得される。そして、画像の変化率が予め決められたしきい値未満であったため、4番目のフレームFが間引きを行うフレームFとして決定される。また、画像の変化率が予め決められたしきい値未満であったため、基準フレームFsは、1番目のフレームFから変更されない。
そして、1番目のフレームFである基準フレームFsと、5番目のフレームFである比較フレームFcとが比較される。そして、1番目のフレームFである基準フレームFsと、5番目のフレームFである比較フレームFcとの間における画像の変化率が取得される。そして、画像の変化率が予め決められたしきい値以上であったため、5番目のフレームFが間引きを行わないフレームFとして決定される。また、画像の変化率が予め決められたしきい値以上であったため、基準フレームFsは、1番目のフレームFから、比較フレームFcであった5番目のフレームFに変更される。
そして、5番目のフレームFである基準フレームFsと、6番目のフレームFである比較フレームFcとが比較される。そして、5番目のフレームFである基準フレームFsと、6番目のフレームFである比較フレームFcとの間における画像の変化率が取得される。そして、画像の変化率が予め決められたしきい値以上であったため、6番目のフレームFが間引きを行わないフレームFとして決定される。また、画像の変化率が予め決められたしきい値以上であったため、基準フレームFsは、5番目のフレームFから、比較フレームFcであった6番目のフレームFに変更される。詳細な説明は省略するが、その後も同様に、基準フレームFsが変更されつつ、間引きを行うフレームFと、間引きを行わないフレームFとがそれぞれ決定される。そして、決定されたフレームFの間引きが行われる。
また、フレームFを間引く前の動画広告Aのフレームレートが60fpsであり、フレーム間隔F3が16.6msである。また、フレームFを間引いた後の動画広告Aのフレームレートも60fpsであり、フレーム間隔F4も16.6msである。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、制御部217を、動画広告AのフレームF間における画像の変化率に基づいて、間引きを行う動画広告AのフレームFを決定するとともに、決定された動画広告AのフレームFを間引くことにより、動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成する。これにより、フレームF間の画像の変化率が小さいフレームFを間引くことができるので、動画の滑らかさが損なわれることをより確実に抑制することができる。その結果、動画広告AのフレームFを間引いた場合にも、フレームFを間引いた動画広告Aが視聴者に違和感を与えることをより確実に抑制することができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第4実施形態]
次に、図1〜図3および図8を参照して、第4実施形態について説明する。この第4実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、フレームレートを大きくすることにより、動画広告の表示速度を大きくする例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
次に、図1〜図3および図8を参照して、第4実施形態について説明する。この第4実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、フレームレートを大きくすることにより、動画広告の表示速度を大きくする例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(自動販売機システムの構成)
本発明の第4実施形態による自動販売機システム400は、図1〜図3に示すように、自動販売機310を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機システム100と相違する。また、自動販売機310は、制御部317を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機10と相違する。
本発明の第4実施形態による自動販売機システム400は、図1〜図3に示すように、自動販売機310を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機システム100と相違する。また、自動販売機310は、制御部317を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機10と相違する。
第4実施形態では、図8(A)(B)に示すように、自動販売機310の制御部317は、フレームFを間引くことなく動画広告Aのフレームレートを大きくすることにより、動画広告Aの表示速度を大きくするように構成されている。つまり、自動販売機310の制御部317は、フレームレートの変更前のフレーム間隔F5(通常のフレーム間隔)よりも、フレームレートの変更後のフレーム間隔F6(表示速度の増加時のフレーム間隔)が大きくなるように、動画広告Aのフレームレートを変更する制御を行うように構成されている。
図8(A)(B)に示す例では、フレームレートの変更前の動画広告Aのフレームレートが60fpsであり、フレーム間隔F5が16.6msである。また、動画広告Aの表示速度の増加率が1.5であるため、フレームレートの変更後の動画広告Aのフレームレートが90fpsであり、フレーム間隔F6が11.1msである。なお、フレームレートの変更前後において、フレームFの数は同じである(フレームFは間引かれていない)。
なお、第4実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態の効果)
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第4実施形態では、上記のように、制御部317を、動画広告Aのフレームレートを大きくすることにより、動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成する。これにより、動画広告Aのフレームレートを大きくすることにより、簡単かつ確実に動画広告Aの表示速度を大きくすることができる。
なお、第4実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第5実施形態]
次に、図1〜図3を参照して、第5実施形態について説明する。この第5実施形態では、上記第1〜第4実施形態とは異なり、広告配信サーバにおいて動画広告の表示速度を大きくする制御を行う例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
次に、図1〜図3を参照して、第5実施形態について説明する。この第5実施形態では、上記第1〜第4実施形態とは異なり、広告配信サーバにおいて動画広告の表示速度を大きくする制御を行う例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(自動販売機システムの構成)
本発明の第5実施形態による自動販売機システム500は、図1〜図3に示すように、自動販売機410と、広告配信サーバ420とを備える点で、上記第1実施形態による自動販売機システム100と相違する。また、自動販売機410は、制御部417を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機10と相違し、広告配信サーバ420は、制御部423を備える点で、上記第1実施形態による広告配信サーバ20と相違する。
本発明の第5実施形態による自動販売機システム500は、図1〜図3に示すように、自動販売機410と、広告配信サーバ420とを備える点で、上記第1実施形態による自動販売機システム100と相違する。また、自動販売機410は、制御部417を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機10と相違し、広告配信サーバ420は、制御部423を備える点で、上記第1実施形態による広告配信サーバ20と相違する。
第5実施形態では、広告配信サーバ420の制御部423は、予め決められた表示スケジュールSC1に従って、自動販売機410に順次異なる動画広告Aをリアルタイムに配信する制御を行うように構成されている。自動販売機410の制御部417は、予め決められた表示スケジュールSC1に従って、広告配信サーバ420からリアルタイムに配信された動画広告Aを表示部14にリアルタイムに表示させる制御を行うように構成されている。
ここで、第5実施形態では、自動販売機410の制御部417は、緊急情報Eにより自動販売機410の表示部14への動画広告Aの表示が中断した場合、動画広告Aの表示が中断したことを広告配信サーバ420に通知する制御を行うように構成されている。また、自動販売機410からの動画広告Aの中断の通知を受信した場合、広告配信サーバ420の制御部423は、緊急情報Eによる動画広告Aの中断時間T分だけ時間を短縮するように、緊急情報Eにより中断された後の動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成されている。具体的には、広告配信サーバ420の制御部423は、緊急情報Eにより中断された後の動画広告Aの表示速度を大きくした状態で、自動販売機410に動画広告Aをリアルタイムに配信する制御を行うように構成されている。
広告配信サーバ420の制御部423は、上記第1実施形態のように、1つの動画広告Aの表示速度を大きくするように構成されていてもよいし、上記第2実施形態のように、複数の動画広告Aの表示速度を大きくするように構成されていてもよい。また、広告配信サーバ420の制御部423は、上記第1および第3実施形態のように、動画広告AのフレームFを間引くことにより、動画広告Aの表示速度を大きくするように構成されていてもよいし、上記第4実施形態のように、動画広告Aのフレームレートを大きくすることにより、動画広告Aの表示速度を大きくするように構成されていてもよい。
なお、第5実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第5実施形態の効果)
第5実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第5実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第5実施形態では、上記のように、広告配信サーバ420の制御部423を、緊急情報Eにより自動販売機410の表示部14への動画広告Aの表示が中断した場合、緊急情報Eによる動画広告Aの中断時間T分だけ時間を短縮するように、緊急情報Eにより中断された後の動画広告Aの表示速度を大きくする制御を行うように構成する。これにより、上記第1実施形態による自動販売機10と同様に、緊急情報Eにより動画広告Aの表示が中断した場合にも、表示スケジュールSC1に組み込まれている動画広告Aの内容を全部表示させつつ、予定期間内に、予定回数の動画広告Aの表示(表示スケジュールSC1通りの動画広告Aの表示)を行うことができる。
なお、第5実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第6実施形態]
次に、図1〜図3および図9〜図17を参照して、第6実施形態について説明する。この第6実施形態では、上記第1〜第5実施形態とは異なり、複数の動画広告を分割表示する例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
次に、図1〜図3および図9〜図17を参照して、第6実施形態について説明する。この第6実施形態では、上記第1〜第5実施形態とは異なり、複数の動画広告を分割表示する例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(自動販売機システムの構成)
本発明の第6実施形態による自動販売機システム600は、図1〜図3に示すように、自動販売機510を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機システム100と相違する。また、自動販売機510は、制御部517を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機10と相違する。
本発明の第6実施形態による自動販売機システム600は、図1〜図3に示すように、自動販売機510を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機システム100と相違する。また、自動販売機510は、制御部517を備える点で、上記第1実施形態による自動販売機10と相違する。
第6実施形態では、図9に示すように、広告配信サーバ20の記憶部21は、動画広告Aの表示スケジュールSC2が記憶されるように構成されている。動画広告Aの表示スケジュールSC2は、表示期間が重なる複数の動画広告Aを含んでいる点で、上記第1実施形態の表示スケジュールSC1と相違する。また、動画広告Aの表示スケジュールSC2では、表示対象の動画広告Aと、表示位置の制限の指定と、表示サイズの制限の指定とが対応付けられている。なお、表示位置の制限の指定と、表示サイズの制限の指定とは動画広告Aを広告配信サーバ20に投稿する際に広告主により行われる。表示位置の制限の指定と、表示サイズの制限の指定との詳細については、後述する。また、動画広告Aは、特許請求の範囲の「広告」の一例である。
ここで、第6実施形態では、図10〜図14に示すように、自動販売機510の制御部517は、表示スケジュールSC2において表示期間が重なる複数の動画広告Aを、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割して表示部14の広告表示部14aに同時に表示させる制御を行うように構成されている。
たとえば、表示スケジュールSC2において表示期間が重なる動画広告Aが2つである場合、自動販売機510の制御部517は、表示部14の広告表示部14aの1つの画面14aaを2分割して、この2つの動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに同時に表示させる制御を行う。この場合、表示部14の広告表示部14aの画面14aaは、たとえば、1/2サイズの上側の領域と、1/2サイズの下側の領域とに2分割される。
また、たとえば、表示スケジュールSC2において表示期間が重なる動画広告Aが3つである場合、自動販売機510の制御部517は、表示部14の広告表示部14aの1つの画面14aaを3分割して、この3つの動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに同時に表示させる制御を行う。この場合、表示部14の広告表示部14aの画面14aaは、たとえば、1/2サイズの上側の領域と、1/4サイズの左下側の領域と、1/4サイズの右下側の領域とに3分割される。
また、たとえば、表示スケジュールSC2において表示期間が重なる動画広告Aが4つである場合、自動販売機510の制御部517は、表示部14の広告表示部14aの1つの画面14aaを4分割して、この4つの動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに同時に表示させる制御を行う。この場合、表示部14の広告表示部14aの画面14aaは、たとえば、1/4サイズの左上側の領域と、1/4サイズの右上側の領域と、1/4サイズの左下側の領域と、1/4サイズの右下側の領域とに4分割される。
なお、第6実施形態では、説明の便宜上、表示部14の広告表示部14aの画面14aaが2〜4分割される例について説明する。しかしながら、表示部14の広告表示部14aの画面14aaは、5以上に分割されてもよい。
自動販売機510の制御部517は、表示スケジュールSC2において表示期間が重なる動画広告Aの表示が開始される毎に、表示が開始された動画広告Aによる表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を行うように構成されている。これにより、自動販売機510の制御部517は、表示スケジュールSC2において表示期間が重なる動画広告Aの表示が開始された場合、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを、全画面表示状態から分割表示状態(たとえば、全画面表示状態から2分割表示状態)、または、分割表示状態から次の分割表示状態(たとえば、2分割表示状態から3分割表示状態)に遷移させるように構成されている。
また、自動販売機510の制御部517は、表示スケジュールSC2において表示期間が重なる動画広告Aの表示が終了される毎に、表示が終了された動画広告Aによる表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を解除する制御を行うように構成されている。これにより、自動販売機510の制御部517は、表示スケジュールSC2において表示期間が重なる動画広告Aの表示が終了された場合、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを、分割表示状態から全画面表示状態(たとえば、2分割表示状態から全画面表示状態)、または、分割表示状態から次の分割表示状態(たとえば、3分割表示状態から2分割表示状態)に遷移させるように構成されている。
図10および図12〜図14に示す例では、まず、9時00分00秒に1番目の動画広告Aの表示が開始される。9時00分00秒から9時00分10秒までは、互いに表示期間が重なる動画広告Aがないので、1番目の動画広告Aが全画面表示状態の画面14aaに表示される。そして、9時00分10秒に2番目の動画広告Aの表示が開始されると、画面14aa状態が全画面表示状態から2分割表示状態に遷移される。9時00分10秒から9時00分20秒までは、1および2番目の動画広告Aの表示期間が重なるので、1および2番目の動画広告Aが2分割表示状態の画面14aaに表示される。そして、9時00分20秒に3番目の動画広告Aの表示が開始されると、画面14aa状態が2分割表示状態から3分割表示状態に遷移される。9時00分20秒から9時00分25秒までは、1〜3番目の動画広告Aの表示期間が重なるので、1〜3番目の動画広告Aが3分割表示状態の画面14aaに表示される。そして、9時00分25秒に4番目の動画広告Aの表示が開始されると、画面14aa状態が3分割表示状態から4分割表示状態に遷移される。9時00分25秒から9時00分30秒までは、1〜4番目の動画広告Aの表示期間が重なるので、1〜4番目の動画広告Aが4分割表示状態の画面14aaに表示される。
そして、9時00分30秒に1番目の動画広告Aの表示が終了されると、画面14aa状態が4分割表示状態から3分割表示状態に遷移される。9時00分30秒から9時00分35秒までは、2〜4番目の動画広告Aの表示期間が重なるので、2〜4番目の動画広告Aが3分割表示状態の画面14aaに表示される。そして、9時00分35秒に3番目の動画広告Aの表示が終了されると、画面14aa状態が3分割表示状態から2分割表示状態に遷移される。9時00分35秒から9時00分40秒までは、2および4番目の動画広告Aの表示期間が重なるので、2および4番目の動画広告Aが2分割表示状態の画面14aaに表示される。そして、9時00分40秒に2番目の動画広告Aの表示が終了されると、画面14aa状態が2分割表示状態から全画面表示状態に遷移される。9時00分40秒からは、互いに表示期間が重なる動画広告Aがないので、4番目の動画広告Aが全画面表示状態の画面14aaに表示される。
〈表示開始時刻順に並べる場合〉
たとえば、図10および図11(A)〜(C)に示すように、自動販売機510の制御部517は、予め決められた優先度に従って表示開始時刻順に並ぶように、複数の動画広告Aを分割表示状態の表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。具体的には、自動販売機510の制御部517は、表示開始時刻が早い動画広告Aである程、優先度が高い表示位置に表示されるように、複数の動画広告Aを分割表示状態の表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。
たとえば、図10および図11(A)〜(C)に示すように、自動販売機510の制御部517は、予め決められた優先度に従って表示開始時刻順に並ぶように、複数の動画広告Aを分割表示状態の表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。具体的には、自動販売機510の制御部517は、表示開始時刻が早い動画広告Aである程、優先度が高い表示位置に表示されるように、複数の動画広告Aを分割表示状態の表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。
図11(A)〜(C)に示すように、分割表示状態の表示部14の広告表示部14aの画面14aaには、表示位置毎に優先度が設定されている。たとえば、図11(A)に示すように、2分割表示状態の表示部14の広告表示部14aの画面14aaには、上側の表示位置(表示領域)に1番の優先度が設定され、下側の表示位置(表示領域)に2番の優先度が設定されている。また、たとえば、図11(B)に示すように、3分割表示状態の表示部14の広告表示部14aの画面14aaには、上側の表示位置(表示領域)に1番の優先度が設定され、左下側の表示位置(表示領域)に2番の優先度が設定され、右下側の表示位置(表示領域)に3番の優先度が設定されている。また、たとえば、図11(C)に示すように、4分割表示状態の表示部14の広告表示部14aの画面14aaには、左上側の表示位置(表示領域)に1番の優先度が設定され、右上側の表示位置(表示領域)に2番の優先度が設定され、左下側の表示位置(表示領域)に3番の優先度が設定され、右下側の表示位置(表示領域)に4番の優先度が設定されている。表示部14の広告表示部14aの画面14aaには、分割表示状態毎の表示位置毎に優先度が設定されている。
図10に示す例を用いて、この分割表示制御について具体的に説明する。9時00分10秒から9時00分20秒までの2分割表示状態の画面14aaでは、画面14aaに表示されている1および2番目の動画広告Aのうち、1番目の動画広告Aの表示開始時刻が1番であり、2番目の動画広告Aの表示開始時刻が2番である。この場合、表示開始時刻が1番である1番目の動画広告Aが優先度が1番の表示位置である上側の表示位置に表示され、表示開始時刻が2番である2番目の動画広告Aが優先度が2番の表示位置である下側の表示位置に表示される。
また、9時00分20秒から9時00分25秒までの3分割表示状態の画面14aaでは、画面14aaに表示されている1〜3番目の動画広告Aのうち、1番目の動画広告Aの表示開始時刻が1番であり、2番目の動画広告Aの表示開始時刻が2番であり、3番目の動画広告Aの表示開始時刻が3番である。この場合、表示開始時刻が1番である1番目の動画広告Aが優先度が1番の表示位置である上側の表示位置に表示され、表示開始時刻が2番である2番目の動画広告Aが優先度が2番の表示位置である左下側の表示位置に表示され、表示開始時刻が3番である3番目の動画広告Aが優先度が3番の表示位置である右下側の表示位置に表示される。
また、9時00分25秒から9時00分30秒までの4分割表示状態の画面14aaでは、画面14aaに表示されている1〜4番目の動画広告Aのうち、1番目の動画広告Aの表示開始時刻が1番であり、2番目の動画広告Aの表示開始時刻が2番であり、3番目の動画広告Aの表示開始時刻が3番であり、4番目の動画広告Aの表示開始時刻が4番である。この場合、表示開始時刻が1番である1番目の動画広告Aが優先度が1番の表示位置である左上側の表示位置に表示され、表示開始時刻が2番である2番目の動画広告Aが優先度が2番の表示位置である右上側の表示位置に表示され、表示開始時刻が3番である3番目の動画広告Aが優先度が3番の表示位置である左下側の表示位置に表示され、表示開始時刻が4番である4番目の動画広告Aが優先度が4番の表示位置である右下側の表示位置に表示される。詳細な説明は省略するが、以降も同様の表示が行われる。
〈表示終了時刻順に並べる場合〉
また、たとえば、図12に示すように、自動販売機510の制御部517は、予め決められた優先度(図11(A)〜(C)参照)に従って表示終了時刻順に並ぶように、複数の動画広告Aを分割表示状態の表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。具体的には、自動販売機510の制御部517は、表示終了時刻が早い動画広告Aである程、優先度が高い表示位置に表示されるように、複数の動画広告Aを分割表示状態の表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。
また、たとえば、図12に示すように、自動販売機510の制御部517は、予め決められた優先度(図11(A)〜(C)参照)に従って表示終了時刻順に並ぶように、複数の動画広告Aを分割表示状態の表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。具体的には、自動販売機510の制御部517は、表示終了時刻が早い動画広告Aである程、優先度が高い表示位置に表示されるように、複数の動画広告Aを分割表示状態の表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。
図12に示す例を用いて、この分割表示制御について具体的に説明する。9時00分10秒から9時00分20秒までの2分割表示状態の画面14aaでは、画面14aaに表示されている1および2番目の動画広告Aのうち、1番目の動画広告Aの表示終了時刻が1番であり、2番目の動画広告Aの表示終了時刻が2番である。この場合、表示終了時刻が1番である1番目の動画広告Aが優先度が1番の表示位置である上側の表示位置に表示され、表示終了時刻が2番である2番目の動画広告Aが優先度が2番の表示位置である下側の表示位置に表示される。
また、9時00分20秒から9時00分25秒までの3分割表示状態の画面14aaでは、画面14aaに表示されている1〜3番目の動画広告Aのうち、1番目の動画広告Aの表示終了時刻が1番であり、3番目の動画広告Aの表示終了時刻が2番であり、2番目の動画広告Aの表示終了時刻が3番である。この場合、表示終了時刻が1番である1番目の動画広告Aが優先度が1番の表示位置である上側の表示位置に表示され、表示終了時刻が2番である3番目の動画広告Aが優先度が2番の表示位置である左下側の表示位置に表示され、表示終了時刻が3番である2番目の動画広告Aが優先度が3番の表示位置である右下側の表示位置に表示される。
また、9時00分25秒から9時00分30秒までの4分割表示状態の画面14aaでは、画面14aaに表示されている1〜4番目の動画広告Aのうち、1番目の動画広告Aの表示終了時刻が1番であり、3番目の動画広告Aの表示終了時刻が2番であり、2番目の動画広告Aの表示終了時刻が3番であり、4番目の動画広告Aの表示終了時刻が4番である。この場合、表示終了時刻が1番である1番目の動画広告Aが優先度が1番の表示位置である左上側の表示位置に表示され、表示終了時刻が2番である3番目の動画広告Aが優先度が2番の表示位置である右上側の表示位置に表示され、表示終了時刻が3番である2番目の動画広告Aが優先度が3番の表示位置である左下側の表示位置に表示され、表示終了時刻が4番である4番目の動画広告Aが優先度が4番の表示位置である右下側の表示位置に表示される。詳細な説明は省略するが、以降も同様の表示が行われる。
〈表示位置が保持される場合〉
また、たとえば、図13に示すように、自動販売機510の制御部517は、少なくとも1つの動画広告Aの表示位置が保持されるように、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている。具体的には、自動販売機510の制御部517は、分割表示状態と次の分割表示状態とにおいて、少なくとも1つの動画広告Aが同じ表示位置でかつ同じ表示サイズにより表示されるように、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている。
また、たとえば、図13に示すように、自動販売機510の制御部517は、少なくとも1つの動画広告Aの表示位置が保持されるように、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている。具体的には、自動販売機510の制御部517は、分割表示状態と次の分割表示状態とにおいて、少なくとも1つの動画広告Aが同じ表示位置でかつ同じ表示サイズにより表示されるように、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている。
図13に示す例を用いて、この分割表示制御について具体的に説明する。たとえば、9時00分20秒においては、上側の表示位置に表示されている1番目の動画広告Aの表示位置が保持されるように、画面14aaが2分割表示状態から3分割表示状態に遷移されている。この場合、2分割表示状態と3分割表示状態とにおいて、1番目の動画広告Aが同じ表示位置でかつ同じ表示サイズにより表示されている。
また、たとえば、9時00分25秒においては、左下側の表示位置に表示されている2番目の動画広告Aと、右下側の表示位置に表示されている3番目の動画広告Aとの2つの動画広告Aの表示位置が保持されるように、画面14aaが3分割表示状態から4分割表示状態に遷移されている。この場合、3分割表示状態と4分割表示状態とにおいて、2および3番目の動画広告Aが同じ表示位置でかつ同じ表示サイズにより表示されている。
また、たとえば、9時00分30秒においては、左下側の表示位置に表示されている2番目の動画広告Aと、右下側の表示位置に表示されている3番目の動画広告Aとの2つの動画広告Aの表示位置が保持されるように、画面14aaが4分割表示状態から3分割表示状態に遷移されている。この場合、4分割表示状態と3分割表示状態とにおいて、2および3番目の動画広告Aが同じ表示位置でかつ同じ表示サイズにより表示されている。詳細な説明は省略するが、その他でも同様の表示が行われる。
〈表示位置が変わる場合〉
また、たとえば、図14に示すように、自動販売機510の制御部517は、動画広告Aの表示位置が変わるように(シャッフルされるように)、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている。具体的には、自動販売機510の制御部517は、画面14aaの状態の遷移の前後において、動画広告Aの表示位置が異なる表示位置に移動するように(シャッフルされるように)、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている。
また、たとえば、図14に示すように、自動販売機510の制御部517は、動画広告Aの表示位置が変わるように(シャッフルされるように)、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている。具体的には、自動販売機510の制御部517は、画面14aaの状態の遷移の前後において、動画広告Aの表示位置が異なる表示位置に移動するように(シャッフルされるように)、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている。
図14に示す例を用いて、この分割表示制御について具体的に説明する。たとえば、9時00分20秒においては、1および2番目の動画広告Aの表示位置が変わるように、画面14aaが2分割表示状態から3分割表示状態に遷移されている。具体的には、2分割表示状態の画面14aaにおいて上側の表示位置であった1番目の動画広告Aの表示位置が、3分割表示状態の画面14aaにおいては、左下側に変わっている。また、2分割表示状態の画面14aaにおいて下側の表示位置であった2番目の動画広告Aの表示位置が、3分割表示状態の画面14aaにおいては、上側の表示位置に変わっている。
また、たとえば、9時00分25秒においては、1〜3番目の動画広告Aの表示位置が変わるように、画面14aaが3分割表示状態から4分割表示状態に遷移されている。具体的には、3分割表示状態の画面14aaにおいて左下側の表示位置であった1番目の動画広告Aの表示位置が、4分割表示状態の画面14aaにおいては、左上側の表示位置に変わっている。また、3分割表示状態の画面14aaにおいて上側の表示位置であった2番目の動画広告Aの表示位置が、4分割表示状態の画面14aaにおいては、右上側の表示位置に変わっている。また、3分割表示状態の画面14aaにおいて右下側の表示位置であった3番目の動画広告Aの表示位置が、4分割表示状態の画面14aaにおいては、左下側の表示位置に変わっている。
また、たとえば、9時00分30秒においては、2〜4番目の動画広告Aの表示位置が変わるように、画面14aaが4分割表示状態から3分割表示状態に遷移されている。具体的には、4分割表示状態の画面14aaにおいて右上側の表示位置であった2番目の動画広告Aの表示位置が、3分割表示状態の画面14aaにおいては、右下側の表示位置に変わっている。また、4分割表示状態の画面14aaにおいて左下側の表示位置であった3番目の動画広告Aの表示位置が、3分割表示状態の画面14aaにおいては、上側の表示位置に変わっている。また、4分割表示状態の画面14aaにおいて右下側の表示位置であった4番目の動画広告Aの表示位置が、3分割表示状態の画面14aaにおいては、左下側の表示位置に変わっている。詳細な説明は省略するが、その他でも同様の表示が行われる。
なお、図10および図12〜図14では、理解の容易のため、常時同じ分割表示制御が行われる例について説明した。しかしながら、図10および図12〜図14に示すような分割表示制御を適宜組み合わせてもよい。たとえば、全画面表示状態〜3分割表示状態の間の画面14aaの状態の遷移では、図10に示す表示開始時刻順の分割表示制御(または図12に示す表示終了時刻順の分割表示制御)を行いつつ、4分割表示状態への画面14aaの状態の遷移では、図14に示す表示位置が変わる分割表示制御を行ってもよい。また、たとえば、分割を行う場合(分割が増える場合)の画面14aaの状態の遷移では、図10に示す表示開始時刻順の分割表示制御を行いつつ、分割の解除を行う場合(分割が減る場合)の画面14aaの状態の遷移では、図12に示す表示終了時刻順の分割表示制御を行ってもよい。
また、自動販売機500は、図10および図12〜図14に示すような複数種類の分割表示制御のうちから、分割表示制御を選択して設定可能に構成されている。これにより、自動販売機500毎に適した分割表示制御を行うことが可能である。
〈表示位置または表示サイズが指定されている場合〉
また、第6実施形態では、図9に示すように、自動販売機システム500は、動画広告Aが広告配信サーバ20に投稿された際、動画広告Aの表示位置の制限または表示サイズの制限を広告主により指定可能に構成されている。図15および図16に示すように、自動販売機510の制御部517は、分割表示される複数の動画広告Aのうちの所定の動画広告Aに表示位置の制限または表示サイズの制限が広告主により指定されている場合、表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を行う場合に、指定された表示位置の制限または表示サイズの制限を満たすように、所定の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。
また、第6実施形態では、図9に示すように、自動販売機システム500は、動画広告Aが広告配信サーバ20に投稿された際、動画広告Aの表示位置の制限または表示サイズの制限を広告主により指定可能に構成されている。図15および図16に示すように、自動販売機510の制御部517は、分割表示される複数の動画広告Aのうちの所定の動画広告Aに表示位置の制限または表示サイズの制限が広告主により指定されている場合、表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を行う場合に、指定された表示位置の制限または表示サイズの制限を満たすように、所定の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。
自動販売機510の制御部517は、所定の動画広告Aに表示位置の制限が指定されている場合、所定の動画広告Aの表示開始から表示終了まで、指定された表示位置の制限を満たすように、所定の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。たとえば、表示位置の制限として「上側」が指定されている場合、自動販売機510の制御部517は、所定の動画広告Aの表示開始から表示終了まで、所定の動画広告Aの表示位置が「上側」を満たすように、所定の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行う。
同様に、自動販売機510の制御部517は、所定の動画広告Aに表示サイズの制限が指定されている場合、所定の動画広告Aの表示開始から表示終了まで、指定された表示サイズの制限を満たすように、所定の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成されている。たとえば、表示サイズの制限として「1/2以上」が指定されている場合、自動販売機510の制御部517は、所定の動画広告Aの表示開始から表示終了まで、所定の動画広告Aの表示サイズが「1/2以上」を満たすように、所定の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行う。
動画広告Aの表示位置の制限の指定または表示サイズの制限の指定を行う場合、自動販売機システム500は、動画広告Aの表示位置の制限の選択肢および表示サイズの制限の選択肢を広告主に提示する制御を行うように構成されている。動画広告Aの表示位置の制限の選択肢は、たとえば、「指定なし」、「上側」、「下側」、「右側」、「左側」、「左上側」、「右上側」、「左下側」、「右下側」などである。また、動画広告Aの表示サイズの制限の選択肢は、たとえば、「指定なし」、「1/1」、「1/2以上」、「1/4以上」などである。広告主は、選択肢のうちから所望の条件を選択して、動画広告Aの表示位置の制限または表示サイズの制限を指定する。
〈広告の表示費用の取得〉
また、第6実施形態では、図17に示すように、自動販売機500の制御部517は、動画広告Aの表示実績に応じて、動画広告Aの表示費用を取得するように構成されている。具体的には、自動販売機500の制御部517は、表示した動画広告Aの表示時間、表示位置、および、表示サイズに基づいて、動画広告Aの表示費用を取得するように構成されている。より具体的には、自動販売機500の制御部517は、単位料金に、表示時間に応じた重みと、表示位置に応じた重みと、表示サイズに応じた重みとを乗じることにより、動画広告Aの表示費用を取得するように構成されている。
また、第6実施形態では、図17に示すように、自動販売機500の制御部517は、動画広告Aの表示実績に応じて、動画広告Aの表示費用を取得するように構成されている。具体的には、自動販売機500の制御部517は、表示した動画広告Aの表示時間、表示位置、および、表示サイズに基づいて、動画広告Aの表示費用を取得するように構成されている。より具体的には、自動販売機500の制御部517は、単位料金に、表示時間に応じた重みと、表示位置に応じた重みと、表示サイズに応じた重みとを乗じることにより、動画広告Aの表示費用を取得するように構成されている。
図17に示す例では、たとえば、表示サイズが「1/1」であり、表示時間が「10秒」であり、表示位置が「全面」である場合、単位料金である「1円」に、表示サイズに応じた重みである「1」と、表示時間に応じた重みである「10」と、表示位置に応じた重みである「1」とが乗じられることにより、この表示実績における動画広告Aの表示費用である「10円」が取得される。また、たとえば、表示サイズが「1/2」であり、表示時間が「15秒」であり、表示位置が「上」である場合、単位料金である「1円」に、表示サイズに応じた重みである「1/2」と、表示時間に応じた重みである「15」と、表示位置に応じた重みである「1/2」とが乗じられることにより、この表示実績における動画広告Aの表示費用である「3.75円」が取得される。また、たとえば、表示サイズが「1/4」であり、表示時間が「5秒」であり、表示位置が「左下」である場合、単位料金である「1円」に、表示サイズに応じた重みである「1/4」と、表示時間に応じた重みである「5」と、表示位置に応じた重みである「1/4」とが乗じられることにより、この表示実績における動画広告Aの表示費用である「0.3125円」が取得される。
このように、表示実績毎の動画広告Aの表示費用が取得される。また、所定の費用算出期間において取得された表示実績毎の動画広告Aの表示費用が加算されることにより、所定の費用算出期間における動画広告Aの表示費用の合計が取得される。そして、取得された動画広告Aの表示費用の合計が、広告主に事後的に請求される。なお、動画広告Aの表示費用の取得は、動画広告A毎に行われる。
なお、第6実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第6実施形態の効果)
第6実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第6実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第6実施形態では、上記のように、制御部517を、表示スケジュールSC2において表示期間が重なる複数の動画広告Aを、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割して表示部14の広告表示部14aに同時に表示させる制御を行うように構成する。これにより、複数の動画広告Aの表示期間が重なるように表示スケジュールSC2を組むことができるので、表示スケジュールSC2の自由度を向上させることができる。また、複数の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに同時に表示させることにより、動画広告Aの表示回数を増加させることができるので、動画広告Aによる宣伝効果を高めることができる。また、動画広告Aの視聴者は、複数の動画広告Aを同時に見ることができる。
また、第6実施形態では、上記のように、制御部517を、表示スケジュールSC2において表示期間が重なる動画広告Aの表示が開始される毎に、表示が開始された動画広告Aによる表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を行うように構成する。これにより、適切なタイミングにおいて、表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を行うことができるので、複数の動画広告Aを効果的に表示部14の広告表示部14aに同時に表示させることができる。
また、第6実施形態では、上記のように、制御部517を、表示スケジュールSC2において表示期間が重なる動画広告Aの表示が終了される毎に、表示が終了された動画広告Aによる表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を解除する制御を行うように構成する。これにより、適切なタイミングにおいて、表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を行うことができるとともに、適切なタイミングにおいて、表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を解除することができるので、複数の動画広告Aをより効果的に表示部14の広告表示部14aに同時に表示させることができる。
また、第6実施形態では、上記のように、分割表示状態の表示部14の広告表示部14aの画面14aaにおいて、表示位置毎に優先度を設定する。また、制御部517を、優先度に従って表示開始時刻順に並ぶように、複数の動画広告Aを分割表示状態の表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成する。これにより、優先度が高いために目立ちやすい(視聴者への訴求効果が高い)表示位置を、表示開始時刻が早い動画広告Aに割り当てることができるので、表示開始時刻が早い動画広告Aを目立たせつつ、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割して複数の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに同時に表示させることができる。また、優先度に従って表示開始時刻順に並ぶように、複数の動画広告Aを分割表示状態の表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を連続して行う場合、優先度が高いために目立ちやすい表示位置を、複数の動画広告Aの各々に表示開始時刻順に順繰りに割り当てることができる。その結果、優先度が高いために目立ちやすい表示位置を、複数の動画広告Aの各々に比較的均等に割り当てることができるので、複数の動画広告Aを極力公平に表示させることができる。
また、第6実施形態では、上記のように、制御部517を、優先度に従って表示終了時刻順に並ぶように、複数の動画広告Aを分割表示状態の表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成する。これにより、複数の動画広告Aのうちに表示開始時刻が他の動画広告Aよりも遅いが表示終了時刻が他の動画広告Aよりも早い動画広告A(表示時間が短い動画広告A、たとえば、図13に示す3番目の動画広告A)がある場合、優先度が高いために目立ちやすい(視聴者への訴求効果が高い)表示位置を、表示時間が短い動画広告Aに割り当てることができる。その結果、表示時間が短い動画広告Aを目立たせつつ、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割して複数の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに同時に表示させることができる。
また、第6実施形態では、上記のように、制御部517を、少なくとも1つの動画広告Aの表示位置が保持されるように、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成する。これにより、表示位置が保持された動画広告Aについては、表示部14の広告表示部14aの画面14aaの状態が遷移しても位置が変わらないようにすることができるので、表示部14の広告表示部14aの画面14aaの状態の遷移時に動画広告Aの表示位置が変わることに起因して、動画広告Aが見にくくなることを抑制することができる。
また、第6実施形態では、上記のように、制御部517を、動画広告Aの表示位置が変わるように、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成する。これにより、表示部14の広告表示部14aの画面14aaの状態の遷移時に動画広告Aの表示位置が変わることにより、視聴者に目新しさを訴求することができるので、視聴者の視線を動画広告Aに集めることができる。
また、第6実施形態では、上記のように、制御部517を、複数の動画広告Aのうちの所定の動画広告Aに表示位置の制限または表示サイズの制限が指定されている場合、表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を行う場合に、指定された表示位置の制限または表示サイズの制限を満たすように、所定の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに表示させる制御を行うように構成する。これにより、広告主が事前に自身の動画広告Aに対して表示位置の制限を指定することにより、表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を行う場合にも、目立たちにくい(視聴者への訴求効果が低い)表示位置に自身の動画広告Aが表示されることを抑制することができる。また、広告主が事前に自身の動画広告Aに対して表示サイズの制限を指定することにより、表示部14の広告表示部14aの画面14aaの分割を行う場合にも、目立たちにくい(視聴者への訴求効果が低い)表示サイズにより自身の動画広告Aが表示されることを抑制することができる。
また、第6実施形態では、上記のように、自動販売機510を、表示した動画広告Aの表示時間、表示位置、および、表示サイズに基づいて、動画広告Aの表示費用が取得されるように構成する。ここで、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割して複数の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに同時に表示させる場合、表示位置や表示サイズに応じて視聴者への訴求効果が異なるため、実際に表示した表示位置や表示サイズを考慮した動画広告Aの表示実績に応じて動画広告Aの表示費用を広告主に請求しなければ、不公平さが生じる。そこで、上記のように構成することにより、動画広告Aの表示実績に応じて、動画広告Aの表示費用を取得することができるので、表示部14の広告表示部14aの画面14aaを分割して複数の動画広告Aを表示部14の広告表示部14aに同時に表示させる場合にも、公平な動画広告Aの表示費用を広告主に請求することができる。
なお、第6実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1〜第6実施形態では、広告配信サーバに、表示スケジュールおよび動画広告のデータベースが記憶されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自動販売機に、表示スケジュールおよび動画広告のデータベースが記憶されていてもよい。この場合、自動販売機がネットワークに接続されていなくてもよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、緊急情報により中断された動画広告よりも後の動画広告の表示速度が大きくされる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、緊急情報により中断された動画広告の表示速度が大きくされてもよい。
また、上記第1実施形態では、緊急情報により中断された動画広告の直後の動画広告が、表示速度の増加対象の動画広告として決定される例を示し、上記第2実施形態では、緊急情報により中断された動画広告の直後から連続する複数の動画広告が、表示速度の増加対象の動画広告として決定される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、緊急情報により中断された後の動画広告であれば、いずれの動画広告が、表示速度の増加対象の動画広告として決定されてもよい。たとえば、表示スケジュールの動画広告の並び順にかかわらず、緊急情報により中断された後の動画広告のうち、表示時間が予め決められたしきい値以上である動画広告(すなわち、表示時間が長い動画広告)が、表示速度の増加対象の動画広告として決定されてもよい。また、たとえば、緊急情報により中断された後の動画広告のうち、一定間隔毎の動画広告(偶数番目の動画広告、奇数番目の動画広告など)が、表示速度の増加対象の動画広告として決定されてもよい。
また、上記第2実施形態では、中断時間に応じて、表示速度を大きくする動画広告の数が決定される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、表示速度を大きくする動画広告の数が予め決定(設定)されていてもよい。
また、上記第1、第3および第4実施形態では、動画広告の通常のフレームレートが60fpsである例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、動画広告の通常のフレームレートが60fps以外であってもよい。たとえば、動画広告の通常のフレームレートが30fps、50fpsなどであってもよい。
また、上記第6実施形態では、自動販売機システムが、動画広告の表示位置の制限または表示サイズの制限を指定可能に構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自動販売機システムが、必ずしも動画広告の表示位置の制限または表示サイズの制限を指定可能に構成されていなくてもよい。
また、上記第6実施形態では、自動販売機が、動画広告の費用に関する値として、動画広告の費用そのものを取得するように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自動販売機が、動画広告の費用に関する値として、動画広告の費用そのものではなく、動画広告の費用に関するポイントなどを取得するように構成されていてもよい。
また、上記第6実施形態では、自動販売機が、動画広告の費用(動画広告の費用に関する値)を取得するように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、広告配信サーバが、動画広告の費用に関する値を取得するように構成されていてもよい。また、自動販売機システムが、必ずしも動画広告の費用に関する値を取得するように構成されていなくてもよい。
10、110、210、310、410、510 自動販売機
14 表示部
14a 広告表示部
14aa 画面
17、117、217、317、417、517 制御部
20、420 広告配信サーバ
100、200、300、400、500、600 自動販売機システム
A 動画広告
E 緊急情報
F フレーム
SC1、SC2 表示スケジュール
T 中断時間
14 表示部
14a 広告表示部
14aa 画面
17、117、217、317、417、517 制御部
20、420 広告配信サーバ
100、200、300、400、500、600 自動販売機システム
A 動画広告
E 緊急情報
F フレーム
SC1、SC2 表示スケジュール
T 中断時間
Claims (19)
- 動画広告を表示する表示部と、
予め決められた表示スケジュールに従って、前記表示部に順次異なる前記動画広告を表示させる制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、緊急情報により前記表示部への前記動画広告の表示が中断した場合、前記緊急情報による前記動画広告の中断時間分だけ時間を短縮するように、前記緊急情報により中断された後の前記動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている、自動販売機。 - 前記制御部は、前記中断時間分だけ時間を短縮するように、複数の前記動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている、請求項1に記載の自動販売機。
- 前記制御部は、前記中断時間に応じて、表示速度を大きくする前記動画広告の数を決定する制御を行うように構成されている、請求項1または2に記載の自動販売機。
- 前記制御部は、前記緊急情報による中断から前記動画広告の表示が再開した場合、前記緊急情報により中断された前記動画広告の続きについては通常の表示速度により表示しつつ、前記緊急情報により中断された前記動画広告よりも後の前記動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動販売機。
- 前記制御部は、前記動画広告のフレームを間引くことにより、前記動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動販売機。
- 前記制御部は、前記動画広告のフレームを一定間隔毎に間引くことにより、前記動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている、請求項5に記載の自動販売機。
- 前記制御部は、前記動画広告のフレーム間における画像の変化率に基づいて、間引きを行う前記動画広告のフレームを決定するとともに、決定された前記動画広告のフレームを間引くことにより、前記動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている、請求項5に記載の自動販売機。
- 前記制御部は、前記動画広告のフレームレートを大きくすることにより、前記動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動販売機。
- 前記制御部は、前記表示スケジュールにおいて表示期間が重なる複数の前記動画広告を、前記表示部の画面を分割して前記表示部に同時に表示させる制御を行うように構成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動販売機。
- 動画広告を表示する表示部を含み、予め決められた表示スケジュールに従って、前記表示部に順次異なる前記動画広告を表示させる自動販売機と、
前記自動販売機に前記動画広告を配信する広告配信サーバと、を備え、
緊急情報により前記表示部への前記動画広告の表示が中断した場合、前記緊急情報による前記動画広告の中断時間分だけ時間を短縮するように、前記緊急情報により中断された後の前記動画広告の表示速度を大きくする制御を行うように構成されている、自動販売機システム。 - 広告を表示する表示部と、
予め決められた表示スケジュールに従って、前記表示部に順次異なる前記広告を表示させる制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記表示スケジュールにおいて表示期間が重なる複数の前記広告を、前記表示部の画面を分割して前記表示部に同時に表示させる制御を行うように構成されている、自動販売機。 - 前記制御部は、前記表示スケジュールにおいて表示期間が重なる前記広告の表示が開始される毎に、表示が開始された前記広告による前記表示部の画面の分割を行うように構成されている、請求項11に記載の自動販売機。
- 前記制御部は、前記表示スケジュールにおいて表示期間が重なる前記広告の表示が終了される毎に、表示が終了された前記広告による前記表示部の画面の分割を解除する制御を行うように構成されている、請求項12に記載の自動販売機。
- 分割表示状態の前記表示部の画面には、表示位置毎に優先度が設定されており、
前記制御部は、前記優先度に従って表示開始時刻順に並ぶように、前記複数の広告を分割表示状態の前記表示部に表示させる制御を行うように構成されている、請求項11〜13のいずれか1項に記載の自動販売機。 - 分割表示状態の前記表示部の画面には、表示位置毎に優先度が設定されており、
前記制御部は、前記優先度に従って表示終了時刻順に並ぶように、前記複数の広告を分割表示状態の前記表示部に表示させる制御を行うように構成されている、請求項11〜14のいずれか1項に記載の自動販売機。 - 前記制御部は、少なくとも1つの前記広告の表示位置が保持されるように、前記表示部の画面を分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている、請求項11〜15のいずれか1項に記載の自動販売機。
- 前記制御部は、前記広告の表示位置が変わるように、前記表示部の画面を分割表示状態から次の分割表示状態に遷移させる制御を行うように構成されている、請求項11〜15のいずれか1項に記載の自動販売機。
- 前記制御部は、前記複数の広告のうちの所定の広告に表示位置の制限または表示サイズの制限が指定されている場合、前記表示部の画面の分割を行う場合に、指定された表示位置の制限または表示サイズの制限を満たすように、前記所定の広告を前記表示部に表示させる制御を行うように構成されている、請求項11〜17のいずれか1項に記載の自動販売機。
- 表示した前記広告の表示時間、表示位置、および、表示サイズに基づいて、前記広告の表示費用に関する値が取得されるように構成されている、請求項11〜18のいずれか1項に記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018239426A JP2020101975A (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 自動販売機および自動販売機システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018239426A JP2020101975A (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 自動販売機および自動販売機システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020101975A true JP2020101975A (ja) | 2020-07-02 |
Family
ID=71140169
Family Applications (1)
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JP2018239426A Pending JP2020101975A (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 自動販売機および自動販売機システム |
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JP (1) | JP2020101975A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7041880B1 (ja) * | 2021-04-05 | 2022-03-25 | 正一 四條 | 多面展開表示を構成する自販機の表示制御システム |
WO2023228750A1 (ja) * | 2022-05-26 | 2023-11-30 | 株式会社デンソー | 広告提供装置、広告提供方法、及び広告提供プログラム |
-
2018
- 2018-12-21 JP JP2018239426A patent/JP2020101975A/ja active Pending
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