JP2020101942A - ライセンス管理装置、ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、プログラム - Google Patents

ライセンス管理装置、ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク内におけるライセンスの整合を保ったまま、ネットワーク接続のないノードにライセンスの一部または全部を移行することができる。【解決手段】所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノードのうち第1のネットワークに接続するノードが、第1のネットワークに接続する他のノードが保持するソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を取得し、取得したライセンス情報に基づいて自身が記憶するライセンス情報を更新し、余剰ライセンスの一部または全部を第1のネットワークに接続しない他のノードに分割して移行するための分割ライセンス情報を生成し、生成した分割ライセンス情報に基づいてライセンス情報を更新し、更新したライセンス情報を第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる。【選択図】図1

Description

本発明は、ライセンス管理装置、ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、プログラムに関する。
コンピュータ装置が、ソフトウェアの実行時にライセンスの保有状況を確認してそのソフトウェアの実行可否を判定する場合がある。そのようなライセンス管理方法としては、中央集権型の所定のサーバ装置がライセンスの保有状況を記憶して管理する方法が一般的である。しかしながら、中央集権型の管理方法では、ライセンスを管理する装置等の機構に異常が生じたときにソフトウェアのライセンスの保有状況の確認が不明となり、正常なライセンス管理ができなくなる。
この問題を防ぐ方法として、特許文献1には、ライセンス管理対象のソフトウェアを実行する装置が、そのソフトウェアの機能により他ノードのソフトウェアから取得したライセンス情報を保持及び更新し、全ての他ノードへ反映することでソフトウェアの実行数を管理する技術が記載されている。この方法では、単にライセンス管理の冗長性が担保できるだけでなく、ライセンスの管理がソフトウェア内で完結するためライセンス情報の外部への入出力が不要になるというメリットがある。例えば、利用者側のセキュリティ上の理由によりインターネット接続ができない環境で当該ソフトウェアを利用するケースにおいては、当該ソフトウェアを開発する開発元ではネットワーク接続による利用状況の把握ができないため、不正利用などへの対策が難しい状況がある。しかしながら上記のようなライセンス管理方法であれば、内部ネットワークが接続されている環境において自律的に不正利用されることがなくなるとともに、ライセンス情報の漏えいによる不正利用も防ぐことができる。
特許第6237055号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ネットワーク接続のある中でしかライセンスの管理ができないという課題がある。例えば、システムのリプレースを行ったり、セキュリティ上の理由などでネットワークの分離を行ったりする場合において、接続がない環境へソフトウェアライセンスの一部または全部の移行が必要なときに、ライセンスの移行をすることができない。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできるライセンス管理装置、ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、プログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、ライセンス管理装置は、所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノードのうち第1のネットワークに接続するノードであって、第1のネットワークに接続する全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部と、前記第1のネットワークに接続する他のノードを検出する検出部と、前記検出された他のノードが保持する前記ライセンス情報を取得する取得部と、前記取得したライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる更新部と、前記ライセンス情報に基づいて、前記ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を前記第1のネットワークに接続しない他のノードに分割して移行するための分割ライセンス情報を生成する生成部と、前記生成した分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる分割部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様によれば、ライセンス管理装置は、所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノードのうち第1のネットワークに接続しないノードであって、通信可能な全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部と、前記第1のネットワークにおいて保有する前記ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を分割して移行するための分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新する追加部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、ライセンス管理システムは、所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノードを備え、第1のネットワークに接続する前記ノードは、前記第1のネットワークに接続する全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部と、前記第1のネットワークに接続する他のノードを検出する検出部と、前記検出された他のノードが保持する前記ライセンス情報を取得する取得部と、前記取得したライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる更新部と、前記ライセンス情報に基づいて、前記ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を前記第1のネットワークに接続しない他のノードに分割して移行するための分割ライセンス情報を生成する生成部と、前記生成した分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる分割部と、を備え、前記第1のネットワークに接続しない前記ノードは、通信可能な全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部と、前記分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新する追加部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第4の態様によれば、ライセンス管理方法は、所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノードのうち第1のネットワークに接続するノードが、前記第1のネットワークに接続する他のノードを検出し、前記検出された他のノードが保持する前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を取得し、前記取得したライセンス情報に基づいて、前記第1のネットワークに接続する全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映し、前記ライセンス情報に基づいて、前記ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を前記第1のネットワークに接続しない他のノードに分割して移行するための分割ライセンス情報を生成し、前記生成した分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させることを特徴とする。
本発明の第5の態様によれば、プログラムは、所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノードのうち第1のネットワークに接続するノードのコンピュータを、前記第1のネットワークに接続する他のノードを検出する検出手段と、前記検出された他のノードが保持する前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を取得する取得手段と、前記取得したライセンス情報に基づいて、前記第1のネットワークに接続する全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる更新手段と、前記ライセンス情報に基づいて、前記ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を前記第1のネットワークに接続しない他のノードに分割して移行するための分割ライセンス情報を生成する生成手段と、前記生成した分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる分割手段と、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ネットワーク内におけるライセンスの整合を保ったまま、ネットワーク接続のないノードにライセンスの一部または全部を移行することができる。
本発明の第1の実施形態によるライセンス管理システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるライセンス管理テーブルのデータ構成及びデータ例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態によるノードのハードウェア構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるライセンス管理処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるライセンス分割処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるライセンス投入処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるライセンス分割処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるソフトウェア導入処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の分割元のノードの最小構成を示す図である。 本発明の分割先のノードの最小構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態によるライセンス管理装置、ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、プログラムを、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
まず第1の実施形態について説明する。
図1は本実施形態によるライセンス管理システムの構成を示す図である。
本図に示すように、ライセンス管理システムS1は、複数のノード1100,1200,・・・,1n00(nは、自然数),2100,2200,・・・,2m00(mは、自然数)を備える。ノード1100〜1n00,2100〜2m00のそれぞれには、所定のソフトウェアがインストールされている。ノード1100〜1n00,2100〜2m00には、同じ種類のコンピュータプログラムがインストールされている。当該ソフトウェアは、自身のソフトウェアのライセンスの管理を行うプログラムモジュールが含まれたものである。所定のソフトウェアは、例えば、任意の業務ソフトウェアに内包されるものであってもよい。つまり、この場合、実質的に当該業務ソフトウェアのライセンス管理を行うものとなる。そして、ノード1100〜1n00,2100〜2m00のそれぞれは、自身が接続するネットワークにある全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を保持し、他のノードとの間でライセンス情報の同期を取るものである。
ノード1100〜1n00は、第1のネットワークN1に接続されており、互いに通信可能である。また、ノード2100〜2m00は、第2のネットワークN2に接続されており、互いに通信可能である。第1のネットワークN1と第2のネットワークN2とは接続されていない。つまり、第1のネットワークN1に接続されるノード1100〜1n00と、第2のネットワークN2に接続されるノード2100〜2m00とは、互いに通信することができない。
ここで、「ノード」とは、ソフトウェアを実行するハードウェアや、仮想マシン等に相当するものであり、典型的には、OS(Operating System)の動作単位に対応するものである。例えば、複数のノードは、分散して並列実行を行う処理単位であってもよい。また、ライセンス管理システムS1は、複数の仮想マシンを使用したクラウドコンピューティング基盤により実現してもよい。尚、ノード1100〜1n00,2100〜2m00などで示すように、一つのネットワークに接続されるノードは、少なくとも2以上であればよい。また、ノード1100〜1n00,2100〜2m00のそれぞれには、2以上のソフトウェア、つまり、ソフトウェア群がインストールされていてもよい。ノード1100〜1n00は、同等の機能を有するため、以下では、ノード1100について説明し、他のノードについては詳細な図示及び説明を省略する。また、ノード2100〜2m00は、同等の機能を有するため、以下では、ノード2100について説明し、他のノードについては詳細な図示及び説明を省略する。以下、説明を簡単にするため、ノード1100〜1n00を総称して分割元のノード1100とし、ノード2100〜2m00を総称して分割先のノード2100とすることがある。
また、ライセンスの「使用状況」とは、例えば、当該ソフトウェアがノードにおいて実行されているか否かを示す情報であるか、実行にあたり当該ソフトウェアのライセンス形態(ノード単位やCPU単位等)に基づいたライセンス数を示す情報等である。
ノード1100は、ライセンス管理装置の一態様である。ノード1100は、各ノード1100〜1n00にインストールされた上記所定のソフトウェアのライセンスを管理するものである。つまり、ノード1100〜1n00は、各ノードがお互いのライセンス管理をし合う関係である。ノード1100は、記憶部1110と、検出部1120と、取得部1130と、更新部1140と、分割入力部1150と、生成部1160と、分割部1170と、追加部1180とを備える。
記憶部1110は、ライセンス情報1111を記憶する。ライセンス情報1111は、第1のネットワークN1に接続する全てのノード1100〜1n00における所定のソフトウェアのライセンスの使用状況を含む。例えば、ライセンス情報1111は、所定のソフトウェアの使用可能なライセンス数の上限と、ライセンスの使用状況を示すライセンス管理テーブルとを含む。
検出部1120は、第1のネットワークN1に接続する他のノード、つまり、ノード1200〜1n00を検出する。
取得部1130は、検出部1120により検出された他のノードノード1200〜1n00が保持するライセンス情報を取得する。
更新部1140は、取得部1130により取得されたライセンス情報に基づいて記憶部1110に記憶されたライセンス情報1111を更新し、更新したライセンス情報1111を第1のネットワークN1に接続する他のノード1200〜1n00の全てへ反映させる。
分割入力部1150は、ライセンス情報を分割するための分割情報の入力を受け付ける。
生成部1160は、分割入力部1150に入力された情報に基づいて、ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を第1のネットワークN1に接続しない他のノード2100〜2m00に分割するための分割ライセンス情報を生成する。
分割部1170は、生成部1160が生成した分割ライセンス情報に基づいて記憶部1110に記憶されたライセンス情報1111を更新し、更新したライセンス情報1111を第1のネットワークN1に接続する他のノード1200〜1n00の全てへ反映させる。
追加部1180は、第1のネットワークN1に接続しない他のノードが生成した分割ライセンス情報に基づいて記憶部1110に記憶されたライセンス情報1111を更新する。また、追加部1180は、更新前に第1のネットワークN1において使用していたライセンス数が2以上である場合に、更新したライセンス情報1111を第1のネットワークN1に接続する他のノード1200〜1n00の全てへ反映させる。
ノード2100は、ライセンス管理装置の一態様である。ノード2100は、各ノード2100〜2m00にインストールされた上記所定のソフトウェアのライセンスを管理するものである。つまり、ノード2100〜2m00は、各ノードがお互いのライセンス管理をし合う関係である。ノード2100は、記憶部2110と、検出部2120と、取得部2130と、更新部2140と、分割入力部2150と、生成部2160と、分割部2170と、追加部2180とを備える。
記憶部2110は、ライセンス情報2111を記憶する。ライセンス情報2111は、第2のネットワークN2に接続する全てのノードにおける所定のソフトウェアのライセンスの使用状況を含む。例えば、ライセンス情報2111は、所定のソフトウェアの使用可能なライセンス数の上限と、ライセンスの使用状況を示すライセンス管理テーブルとを含む。
検出部2120は、第2のネットワークN2に接続する他のノード、つまり、ノード2200〜2m00を検出する。
取得部2130は、検出部2120により検出された他のノードが保持するライセンス情報を取得する。
更新部2140は、取得部2130により取得されたライセンス情報に基づいて記憶部2110に記憶されたライセンス情報2111を更新し、更新したライセンス情報2111を第2のネットワークN2に接続する他のノード2200〜2m00の全てへ反映させる。
分割入力部2150は、ライセンス情報を分割するための分割情報の入力を受け付ける。
生成部2160は、分割入力部2150に入力された情報に基づいて、ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を第2のネットワークN2に接続しない他のノード1100〜1n00に分割するための分割ライセンス情報を生成する。
分割部2170は、生成部2160が生成した分割ライセンス情報に基づいて記憶部2110に記憶されたライセンス情報2111を更新し、更新したライセンス情報2111を第2のネットワークN2に接続する他のノード2200〜2m00の全てへ反映させる。
追加部2180は、第2のネットワークN2に接続しない他のノードが生成した分割ライセンス情報に基づいて記憶部2110に記憶されたライセンス情報2111を更新する。また、追加部2180は、更新前に第2のネットワークN2において使用していたライセンス数が2以上である場合に、更新したライセンス情報2111を第2のネットワークN2に接続する他のノード2200〜2m00の全てへ反映させる。
図2は本実施形態によるライセンス管理テーブルのデータ構成及びデータ例を示す概略図である。
ライセンス管理テーブルは、ソフトウェアのライセンスの使用状況を示す。ライセンス管理テーブルは、ノードIDと、使用ライセンス数と、更新日時との各項目を対応付けて記憶する。ノードIDは、各ノードを一意に識別するための識別情報である。使用ライセンス数は、対応するノードが使用しているライセンス数である。更新日時は、ノードIDまたは使用ライセンス数が更新された日時である。
図3は本実施形態によるノードのハードウェア構成を示す図である。
この図が示すようにノード1100〜1n00,2100〜2m00はCPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、大容量記憶装置104、通信モジュール105等の各ハードウェアを備えたコンピュータである。
図4は本実施形態によるライセンス管理処理の流れを示すフローチャートである。
なお、以下では、ノード1100の処理として説明するが、ノード1200〜1n00,2100〜2m00のそれぞれも当該ライセンス管理処理を実行する。
まず、検出部1120は、当該ソフトウェアの実行開始時に、他のノード1200〜1n00を検出する(ステップS1)。次に、取得部1130は、検出された各ノードにおけるソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を他のノード1200〜1n00から取得する(ステップS2)。そして、更新部1140は、取得したライセンス情報を自身のノード1100に保持されるライセンス情報1111と統合する(ステップS3)。
続いて、更新部1140は、統合したライセンス情報に基づいて、当該ソフトウェアの実行が継続可能か否かを判定する(ステップS4)。そして、更新部1140は、判定結果が継続可能である場合、統合したライセンス情報のうち自身のノード1100にかかる使用状況を更新する(ステップS5)。その後、更新部1140は、更新したライセンス情報を他のノード1200〜1n00へ反映させる(ステップS6)。一方、ステップS4において判定結果が継続不可能である場合、処理を終了する。尚、この場合に、ステップS5及びステップS6の処理を実行しても構わない。
次に、第1のネットワークN1において使用されていない余剰ライセンスを、第2のネットワークN2のノード2100〜2m00に分割して移行する処理について説明する。
図5は本実施形態によるライセンス分割処理の流れを示すフローチャートである。
なお、以下では、ノード1100の処理として説明するが、ノード1200〜1n00のそれぞれも当該ライセンス分割処理を実行する。なお、第1のネットワークN1に接続されるノード1100〜1n00は、上述したライセンス管理処理により同一のライセンス情報が格納されている状態である。
まず、ユーザは、ライセンス情報を分割するための分割情報をノード1100に入力する。分割情報には、分割したいライセンスの数量(以下、「分割ライセンス数」とする。)が含まれる。なお、分割情報には、分割先のノード2100を特定する情報(例えば、ノードIDや、IP(Internet Protocol)アドレスや、MAC(Media Access Control)アドレスなど)が含まれていてもよい。
分割入力部1150は、ライセンス情報を分割するための分割情報の入力を受け付ける(ステップS101)。生成部1160は、記憶部1110に格納されているライセンス情報1111を参照し、余剰ライセンス数(未使用のライセンスの数量)が、入力された分割ライセンス数以上であるか否かを判定する(ステップS102)。すなわち、生成部1160は、入力された分割ライセンス数分の余剰ライセンスがあるかを確認する。生成部1160は、余剰ライセンス数が分割ライセンス数よりも少ない場合(ステップS102;No)、処理を終了する。
一方、生成部1160は、余剰ライセンス数が分割ライセンス数以上である場合(ステップS102;Yes)、ライセンスを移行させる分割先のノード2100に投入する分割ライセンス情報を生成する(ステップS103)。分割ライセンス情報には、分割ライセンス数が含まれる。なお、生成部1160は、ライセンスの不正な複製や流用を防止するために、分割ライセンス情報に分割先のノード2100を特定する情報を追加してもよい。その後、分割部1170は、自身のノード1100のライセンス情報1111が示すライセンス数の上限から分割ライセンス数を減算して、余剰ライセンス数を削減する(ステップS104)。その後、分割部1170は、更新したライセンス情報1111を他ノード1200〜1n00に反映する(ステップS105)。その後、処理を終了する。
図6は本実施形態によるライセンス投入処理の流れを示すフローチャートである。
なお、以下では、ノード2100の処理として説明するが、ノード2200〜2m00のそれぞれも当該ライセンス投入処理を実行する。
まず追加部2180は、ノード1100が生成した分割ライセンス情報を取得する(ステップS201)。なお、ノード1100から分割ライセンス情報のデータを取り出しノード2100へデータを投入する方法については、本発明で特定するものではないが、一例として、メモリカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の外部記憶媒体を介してデータを渡す方法や、分割元のノード1100で特定の文字列(コードワード)を生成及び表示して、その文字列を分割先のノード2100で読み取って入力する方法などが挙げられる。
次に、追加部2180は、分割ライセンス情報のデータの正常性を確認する(ステップS202)。ここでいう正常性とは、データの構造の正しさを確認するとともに、分割ライセンス情報内に分割先のノード2100を特定する情報が含まれている場合は、その特定する情報の確認も行ったうえで正常性を判定する。追加部2180は、分割ライセンス情報のデータが正常でない場合(ステップS202;No)、処理を終了する。
一方、追加部2180は、分割ライセンス情報のデータが正常である場合(ステップS202;Yes)、分割ライセンス情報に含まれる分割ライセンス数を、記憶部2110に格納されているライセンス情報2111に追加する(ステップS203)。具体的には、追加部2180は、ライセンス情報2111が示すライセンス数の上限に分割ライセンス数を加算する。また、追加部2180は、分割ライセンス数を追加する前の第2のネットワークN2における使用ライセンス数を確認する(ステップS204)。第2のネットワークN2における使用ライセンス数は、第2のネットワークN2に接続するノード2100〜2m00それぞれの使用ライセンス数の合計値である。追加部2180は、追加前の使用ライセンス数が1以下である場合、処理を終了する。
一方、追加部2180は、追加前の使用ライセンス数が2以上である場合、分割先の第2のネットワークN2内で既に複数のノードがライセンスを使用しているため、他のノード2200〜2m00に更新したライセンス情報2111を反映する(ステップS205)。その後、処理を終了する。
なお、上述した例では、第1のネットワークN1のノード1100から第2のネットワークN2のノード2100へライセンスを分割して移行する場合について説明したが、第2のネットワークN2のノード2100〜2m00から第1のネットワークN1のノード1100〜1n00へライセンスを分割して移行する場合も同様の処理により実現可能である。
このように、第1の実施形態に係るライセンス管理システムS1は、所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノード1100〜1n00,2100〜2m00を備える。第1のネットワークN1に接続するノード1100は、第1のネットワークN1に接続する全てのノードにおけるソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部1110と、第1のネットワークN1に接続する他のノード1200〜1n00を検出する検出部1120と、検出された他のノード1200〜1n00が保持するライセンス情報を取得する取得部1130と、取得したライセンス情報に基づいて記憶部1110に記憶されたライセンス情報1111を更新し、更新したライセンス情報を第1のネットワークN1に接続する他のノード1200〜1n00の全てへ反映させる更新部1140と、ライセンスを分割するための情報の入力を受け付ける分割入力部1150と、入力された情報及びライセンス情報1111に基づいて、ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を第1のネットワークN1に接続しない他のノード2100〜2m00に分割するための分割ライセンス情報を生成する生成部1160と、生成した分割ライセンス情報に基づいて記憶部1110に記憶されたライセンス情報1111を更新し、更新したライセンス情報1111を第1のネットワークN1に接続する他のノード1200〜1n00の全てへ反映させる分割部1170と、を備える。第1のネットワークN1に接続しないノード2100は、第2のネットワークN2に接続する全てのノードにおけるソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報2111を記憶する記憶部2110と、分割ライセンス情報に基づいて記憶部2110に記憶されたライセンス情報2111を更新する追加部2180と、を備える。
このような構成により、第1のネットワークN1に接続する既存ノード1100〜1n00内でライセンスの整合を保ったまま、システム移行等で第1のネットワークN1と分断された第2のネットワークN2に接続するノード2100〜2m00に対してソフトウェアのライセンスを分割して移行することができる。またライセンス情報とソフトウェアが分かれることなく、使用中の任意のソフトウェアでライセンスの分割ができるため、分割元と分割先の双方において、引き続き手元のソフトウェアだけでライセンスの管理ができる。
また、追加部2180は、更新前に第2のネットワークN2において使用していたライセンス数が2以上である場合に、更新したライセンス情報2111を第2のネットワークN2に接続する他のノード2200〜2m00の全てへ反映させる。このような構成により、第1のネットワークN1及び第2のネットワークN2各々のネットワーク内でライセンス情報を整合させることができる。
<第2の実施形態>
次に第2の実施形態について説明する。
本実施形態のライセンス管理システムS1の構成は第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。第1の実施形態では分割元のノード1100は分割するライセンスを示す分割ライセンス情報を生成しているが、本実施形態では分割するソフトウェアそのものを生成する点が異なる。すなわち、生成部1160は、分割ライセンス情報を含むソフトウェアを生成する。
図7は本実施形態によるライセンス分割処理の流れを示すフローチャートである。
なお、以下では、ノード1100の処理として説明するが、ノード1200〜1n00のそれぞれも当該ライセンス分割処理を実行する。なお、第1のネットワークN1に接続されるノード1100〜1n00は、上述したライセンス管理処理により同一のライセンス情報が格納されている状態である。
まず、ユーザは、ライセンス情報を分割するための分割情報をノード1100に入力する。分割入力部1150は、ライセンス情報を分割するための分割情報の入力を受け付ける(ステップS301)。生成部1160は、記憶部1110に格納されているライセンス情報1111を参照し、余剰ライセンス数が、入力された分割ライセンス数以上であるか否かを判定する(ステップS302)。すなわち、生成部1160は、入力された分割ライセンス数分の余剰ライセンスがあるかを確認する。生成部1160は、余剰ライセンス数が分割ライセンス数よりも少ない場合(ステップS302;No)、処理を終了する。
一方、生成部1160は、余剰ライセンス数が分割ライセンス数以上である場合(ステップS302;Yes)、ライセンスを移行させる分割先のノード2100にインストールするソフトウェアを生成する(ステップS303)。ここで生成するソフトウェアは、元のソフトウェアに対してライセンス情報のみが異なる複製物となるが、新しいノードへのインストール機構(インストーラー)を伴うものでもかまわない。生成するソフトウェアのライセンス情報は、分割ライセンス数を含む分割ライセンス情報である。なお、生成部1160は、ライセンスの不正な複製や流用を防止するために、生成するソフトウェアの分割ライセンス情報に分割先のノード2100を特定する情報を追加してもよい。
その後、分割部1170は、自身のノード1100のライセンス情報1111が示すライセンス数の上限から分割ライセンス数を減算して、余剰ライセンス数を削減する(ステップS304)。その後、分割部1170は、更新したライセンス情報1111を他ノード1200〜1n00に反映する(ステップS305)。その後、処理を終了する。
図8は本実施形態によるソフトウェア導入処理の流れを示すフローチャートである。
なお、以下では、ノード2100の処理として説明するが、ノード2200〜2m00のそれぞれも当該ソフトウェア導入処理を実行する。
まず追加部2180は、ノード1100が生成したソフトウェアのデータを取得する(ステップS401)。なお、ノード1100からソフトウェアのデータを取り出しノード2100へ移動する方法については、本発明で特定するものではないが、一例として、メモリカードやUSBメモリ等の外部記憶媒体を介してソフトウェアのデータを移動させる方法がある。
次に、追加部2180は、自身のノード2100に同じソフトウェアが存在する(既にインストールされている)か否かを判定する(ステップS402)。追加部2180は、同じソフトウェアが存在する場合(ステップS402;Yes)、ソフトウェアの導入(インストール)は行わずに、取得したソフトウェアに含まれている分割ライセンス情報が示す分割ライセンス数を、既存ソフトウェアのライセンス情報2111に追加する(ステップS403)。
その後、追加部2180は、追加前の既存ソフトウェアの第2のネットワークN2における使用ライセンス数を確認する(ステップS404)。追加部2180は、追加前の使用ライセンス数が1以下である場合、処理を終了する。一方、追加部2180は、追加前の使用ライセンス数が2以上である場合、分割先の第2のネットワークN2内ですでに複数のノードが当該ソフトウェアを実行してライセンスを使用しているため、第2のネットワークN2内の他のノード2200〜2m00に更新したライセンス情報2111を反映する(ステップS405)。その後、処理を終了する。
一方、追加部2180は、自身のノード2100に同じソフトウェアが存在しない場合(ステップS402;No)、取得したソフトウェア内の分割ライセンス情報のデータの正常性を確認する(ステップS411)。ここでいう正常性とは、データの構造の正しさを確認するとともに、分割ライセンス情報内に分割先のノード2100を特定する情報が含まれている場合は、その特定情報の確認も行ったうえで正常性を判定する。追加部2180は、分割ライセンス情報のデータが正常でない場合(ステップS411;No)、ソフトウェアを導入(インストール)せずに処理を終了する。
一方、追加部2180は、分割ライセンス情報のデータが正常である場合(ステップS411;Yes)、取得したソフトウェアを導入(インストール)する(ステップS412)。その後、検出部2120は、第2のネットワークN2内の他のノード2200〜2m00で同一ソフトウェアが動作していないか確認するため、第2のネットワークN2に接続する他のノード2200〜2m00を検出する(ステップS413)。次に、取得部2130は、検出された各ノードにおけるソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を他のノード2200〜2m00から取得する(ステップS414)。そして、更新部2140は、取得したライセンス情報(ライセンス数の上限と使用ライセンス数)を自身のノード2100に保持されるライセンス情報2111に加算して統合する(ステップS415)。そして、更新部2140は、統合したライセンス情報のうち自身のノード2100にかかる使用状況(使用ライセンス数)を更新する(ステップS416)。その後、更新部2140は、更新したライセンス情報を他のノード2200〜2m00へ反映させる(ステップS417)。その後、処理を終了する。
なお、上述した例では、第1のネットワークN1のノード1100から第2のネットワークN2のノード2100へライセンスを分割して移行する場合について説明したが、第2のネットワークN2のノード2100〜2m00から第1のネットワークN1のノード1100〜1n00へライセンスを分割して移行する場合も同様の処理により実現可能である。
このように、第2の実施形態に係るライセンス管理システムS1は、所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノード1100〜1n00,2100〜2m00を備える。第1のネットワークN1に接続するノード1100は、第1のネットワークN1に接続する全てのノードにおけるソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部1110と、第1のネットワークN1に接続する他のノード1200〜1n00を検出する検出部1120と、検出された他のノード1200〜1n00が保持するライセンス情報を取得する取得部1130と、取得したライセンス情報に基づいて記憶部1110に記憶されたライセンス情報1111を更新し、更新したライセンス情報を第1のネットワークN1に接続する他のノード1200〜1n00の全てへ反映させる更新部1140と、ライセンスを分割するための情報の入力を受け付ける分割入力部1150と、入力された情報及びライセンス情報1111に基づいて、ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を第1のネットワークN1に接続しない他のノード2100〜2m00に分割するための分割ライセンス情報を含むソフトウェアを生成する生成部1160と、生成した分割ライセンス情報に基づいて記憶部1110に記憶されたライセンス情報1111を更新し、更新したライセンス情報1111を第1のネットワークに接続する他のノード1200〜1n00の全てへ反映させる分割部1170と、を備える。第1のネットワークN1に接続しないノード2100は、第2のネットワークN2に接続する全てのノードにおけるソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報2111を記憶する記憶部2110と、分割ライセンス情報に基づいて記憶部2110に記憶されたライセンス情報2111を更新する追加部2180と、を備える。
このような構成により、第1のネットワークN1に接続する既存ノード1100〜1n00内でのライセンスの整合を保ったまま、システム移行等で第1のネットワークN1と分断された第2のネットワークN2に接続するノード2100〜2m00に対してソフトウェアのライセンスを分割して移行することができる。またライセンス情報とソフトウェアが分かれることなく、使用中の任意のソフトウェアでライセンスの分割ができるため、分割元と分割先の双方において、引き続き手元のソフトウェアだけでライセンスの管理ができる。
更に、生成部1160が分割ライセンス情報を含むソフトウェアそのものを生成することにより、ライセンス情報をソフトウェアの外部に出さないため、ライセンス情報の不正入力やハッキングを防ぐことができる。
また、追加部2180は、更新前に第2のネットワークN2において使用していたライセンス数が2以上である場合に、更新したライセンス情報2111を第2のネットワークN2に接続する他のノード2200〜2m00の全てへ反映させる。このような構成により、第1のネットワークN1及び第2のネットワークN2各々のネットワーク内でライセンス情報を整合させることができる。
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
また、本発明の各実施形態は、閉じたネットワーク内でソフトウェアが動作するシステムや機械、例えば工場内のシステム、自治体ネットワーク内のシステム等に適用可能である。
図9は分割元のノードの最小構成を示す図である。
ライセンス管理装置の一態様としてのノード1100は少なくとも記憶部1110、検出部1120、取得部1130、更新部1140、生成部1160、及び分割部1170の機能を備えればよい。
記憶部1110は、第1のネットワークN1に接続する全てのノードにおける所定のソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報1111を記憶する。
検出部1120は、第1のネットワークN1に接続する他のノード1200〜1n00を検出する。
取得部1130は、検出された他のノード1200〜1n00が保持するライセンス情報を取得する。
更新部1140は、取得したライセンス情報に基づいて記憶部1110に記憶されたライセンス情報1111を更新し、更新したライセンス情報1111を第1のネットワークN1に接続する他のノード1200〜1n00の全てへ反映させる。
生成部1160は、ライセンス情報1111に基づいて、ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を第1のネットワークN1に接続しない他のノードに分割して移行するための分割ライセンス情報を生成する。
分割部1170は、生成した分割ライセンス情報に基づいて記憶部1110に記憶されたライセンス情報1111を更新し、更新したライセンス情報1111を第1のネットワークN1に接続する他のノード1200〜1n00の全てへ反映させる。
図10は分割先のノードの最小構成を示す図である。
ライセンス管理装置の一態様としてのノード2100は少なくとも記憶部2110、及び追加部2180の機能を備えればよい。
記憶部2110は、第2のネットワークN2に接続する全てのノードにおける所定のソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報2111を記憶する。
追加部2180は、第1のネットワークN1において保有するソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を分割して移行するための分割ライセンス情報に基づいて記憶部2110に記憶されたライセンス情報2111を更新する。
上述の各装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
S1・・・ライセンス管理システム
N1・・・第1のネットワーク
N2・・・第2のネットワーク
1100,1200,1n00,2100,2200,2m00・・・ノード
1110,2100・・・記憶部
1111,2111・・・ライセンス情報
1120,2120・・・検出部
1130,2130・・・取得部
1140,2140・・・更新部
1150,2150・・・分割入力部
1160,2160・・・生成部
1170,2170・・・分割部
1180,2180・・・追加部

Claims (9)

  1. 所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノードのうち第1のネットワークに接続するノードであって、
    第1のネットワークに接続する全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部と、
    前記第1のネットワークに接続する他のノードを検出する検出部と、
    前記検出された他のノードが保持する前記ライセンス情報を取得する取得部と、
    前記取得したライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる更新部と、
    前記ライセンス情報に基づいて、前記ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を前記第1のネットワークに接続しない他のノードに分割して移行するための分割ライセンス情報を生成する生成部と、
    前記生成した分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる分割部と、
    を備えるライセンス管理装置。
  2. 前記ライセンスを分割するための情報の入力を受け付ける分割入力部を備え、
    前記生成部は、前記入力された情報に基づいて分割ライセンス情報を生成する
    請求項1に記載のライセンス管理装置。
  3. 前記生成部は、前記分割ライセンス情報を含む前記ソフトウェアを生成する
    請求項1または請求項2に記載のライセンス管理装置。
  4. 前記第1のネットワークに接続していない他のノードが生成した前記分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新する追加部と、
    を備える請求項1から請求項3の何れか一項に記載のライセンス管理装置。
  5. 前記追加部は、前記更新前に前記第1のネットワークにおいて使用していたライセンス数が2以上である場合に、前記更新した前記ライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる
    請求項4に記載のライセンス管理装置。
  6. 所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノードのうち第1のネットワークに接続しないノードであって、
    通信可能な全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部と、
    前記第1のネットワークにおいて保有する前記ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を分割して移行するための分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新する追加部と、
    を備えるライセンス管理装置。
  7. 所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノードを備え、
    第1のネットワークに接続する前記ノードは、
    前記第1のネットワークに接続する全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部と、
    前記第1のネットワークに接続する他のノードを検出する検出部と、
    前記検出された他のノードが保持する前記ライセンス情報を取得する取得部と、
    前記取得したライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる更新部と、
    前記ライセンス情報に基づいて、前記ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を前記第1のネットワークに接続しない他のノードに分割して移行するための分割ライセンス情報を生成する生成部と、
    前記生成した分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる分割部と、
    を備え、
    前記第1のネットワークに接続しない前記ノードは、
    通信可能な全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部と、
    前記分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新する追加部と、
    を備えるライセンス管理システム。
  8. 所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノードのうち第1のネットワークに接続するノードが、
    前記第1のネットワークに接続する他のノードを検出し、
    前記検出された他のノードが保持する前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を取得し、
    前記取得したライセンス情報に基づいて、前記第1のネットワークに接続する全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映し、
    前記ライセンス情報に基づいて、前記ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を前記第1のネットワークに接続しない他のノードに分割して移行するための分割ライセンス情報を生成し、
    前記生成した分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる、
    ライセンス管理方法。
  9. 所定のソフトウェアがそれぞれにインストールされた複数のノードのうち第1のネットワークに接続するノードのコンピュータを、
    前記第1のネットワークに接続する他のノードを検出する検出手段と、
    前記検出された他のノードが保持する前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を取得する取得手段と、
    前記取得したライセンス情報に基づいて、前記第1のネットワークに接続する全てのノードにおける前記ソフトウェアのライセンスの使用状況を含むライセンス情報を記憶する記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる更新手段と、
    前記ライセンス情報に基づいて、前記ソフトウェアのライセンスのうち使用していない余剰ライセンスの一部または全部を前記第1のネットワークに接続しない他のノードに分割して移行するための分割ライセンス情報を生成する生成手段と、
    前記生成した分割ライセンス情報に基づいて前記記憶部に記憶されたライセンス情報を更新し、前記更新したライセンス情報を前記第1のネットワークに接続する他のノードの全てへ反映させる分割手段と、
    として機能させるプログラム。
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