JP2020100321A - Side door structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両のサイドドア構造に関する。 The present invention relates to a vehicle side door structure.
車両のサイドドア構造として、特許文献1の車両用ドアフレーム構造が知られている。特許文献1の車両用ドアフレーム構造は、ドアインナパネルとドアアウタパネルとを有するサイドドアと、ドアインナパネルとドアアウタパネルとの間に配置されるロック装置とを有する。ドアインナパネルのドア内側には、ドアトリムが組み付けられている。ドアインナパネルのロック装置よりも車両前方には、開口部が形成されている。
As a side door structure of a vehicle, a vehicle door frame structure of
車両の前面衝突などによって、ドアインナパネルが後方へ変形するほどの外力が車両の前方側からサイドドアに作用したとき、ドアインナパネルの変形に伴ってドアトリムが変形することがある。ドアトリムは、車室内の空間を広くするために、一般的にドアインナパネルの開口部からドアインナパネルとドアアウタパネルとの間に収容される収容部を有する。ドアインナパネルやドアトリムが変形すると、収容部が後方へ変形したりずれたりする。その際、収容部が開口部の開口縁と当接して、ドアインナパネルにおける開口縁をドアアウタパネル側に向かって変形させる虞がある。開口縁近傍にドアロック装置が配置されていると、開口縁がドアロック装置に接触する。この接触によりドアロック装置が損傷すると、サイドドアのアンロックができなくなる。 When an external force such that the door inner panel is deformed rearward is applied to the side door from the front side of the vehicle due to a frontal collision of the vehicle or the like, the door trim may be deformed due to the deformation of the door inner panel. The door trim generally has an accommodating portion that is accommodated between the door inner panel and the door outer panel from the opening of the door inner panel in order to widen the space in the vehicle interior. When the door inner panel or the door trim is deformed, the storage part is deformed or displaced rearward. At that time, the accommodation portion may come into contact with the opening edge of the opening, and the opening edge of the door inner panel may be deformed toward the door outer panel side. When the door lock device is arranged near the opening edge, the opening edge contacts the door locking device. If the door lock device is damaged by this contact, the side door cannot be unlocked.
本発明の目的の一つは、簡易な構成で、ドアトリムを変形させるほどの外力が車両の前方側又は後方側から作用した際のドアロック装置の損傷を防止できるサイドドア構造を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a side door structure having a simple structure and capable of preventing damage to the door lock device when an external force that deforms the door trim acts from the front side or the rear side of the vehicle. is there.
(1)本発明の一態様に係るサイドドア構造は、
ドアインナパネルとドアアウタパネルとを有するサイドドア本体と、
前記ドアインナパネルの車内側を覆うドアトリムと、
前記ドアインナパネルと前記ドアアウタパネルとの間に配置されて、前記サイドドア本体をロックするドアロック装置とを備え、
前記ドアインナパネルは、
前記ドアロック装置に対向する対向領域と、
前記対向領域における車両の前方又は後方の一方に設けられる開口部とを有し、
前記ドアトリムは、前記開口部から前記ドアインナパネルと前記ドアアウタパネルとの間に収容される収容部を有し、
前記ドアインナパネル及び前記ドアトリムの少なくとも一方は、車両の前方側又は後方側からの外力に伴う前記ドアトリムの変形によって前記収容部と前記対向領域の開口縁とが当接することで、前記対向領域を前記ドアロック装置から離隔させるように変形させる変形誘発部を有する。
(1) The side door structure according to one aspect of the present invention is
A side door body having a door inner panel and a door outer panel,
A door trim that covers the inside of the door inner panel,
A door lock device that is arranged between the door inner panel and the door outer panel and locks the side door body,
The door inner panel is
A facing area facing the door lock device,
And an opening provided in one of the front and the rear of the vehicle in the facing area,
The door trim has a housing portion housed between the door inner panel and the door outer panel from the opening,
At least one of the door inner panel and the door trim is configured such that the accommodation portion and the opening edge of the opposing area are brought into contact with each other by the deformation of the door trim caused by an external force from the front side or the rear side of the vehicle, and thus the opposing area is formed. There is a deformation inducing portion that deforms so as to separate from the door lock device.
(2)上記サイドドア構造の一形態として、
前記変形誘発部は、前記収容部における車両の外側面から前記ドアインナパネルと前記ドアアウタパネルとの間に突出して、前記収容部と前記開口縁との当接により前記対向領域の開口縁が車外側に移動することを規制する当止部を有することが挙げられる。
(2) As one form of the side door structure,
The deformation inducing portion projects from an outer surface of the vehicle in the accommodation portion between the door inner panel and the door outer panel, and the opening edge of the facing region is abutted by the contact between the accommodation portion and the opening edge. It is possible to cite that it has a stop portion that restricts the movement to the outside.
(3)上記サイドドア構造の一形態として、
前記変形誘発部は、前記対向領域に局所的に設けられて、前記対向領域を車両の内方に凸となるように折り曲げられる屈曲部を有することが挙げられる。
(3) As one form of the side door structure,
The deformation inducing portion may include a bent portion that is locally provided in the facing area and that bends the facing area so as to be convex inward of the vehicle.
上記(1)のサイドドア構造は、変形誘発部を有するといった簡易な構成で、ドアトリムが変形するほどの外力が車両の前方側又は後方側からサイドドア構造に作用しても、ドアロック装置の損傷を防止できる。変形誘発部がドアインナパネルの対向領域をドアロック装置から離隔させるように変形させることで、ドアインナパネルの対向領域とドアロック装置との接触を抑制できるからである。よって、サイドドア本体のアンロックを行える。このように、簡易な構成でドアロック装置の損傷を抑制できるため、ドアトリムが変形しないようにドアインナパネルの剛性を高めるために、ドアインナパネルの板厚を厚くしたり、ドアインナパネルに別途補強材を設けたりしなくてもよい。よって、重量の増加、コストの増加、及び生産性の低下が生じ難い。 The side door structure of the above (1) has a simple structure having a deformation inducing portion, and even if an external force such that the door trim is deformed acts on the side door structure from the front side or the rear side of the vehicle, Can prevent damage. This is because the deformation inducing portion deforms the facing area of the door inner panel away from the door lock device, so that contact between the facing area of the door inner panel and the door lock device can be suppressed. Therefore, the side door body can be unlocked. In this way, damage to the door lock device can be suppressed with a simple configuration.Thus, in order to increase the rigidity of the door inner panel so that the door trim does not deform, the thickness of the door inner panel must be increased or the door inner panel must be provided separately. It is not necessary to provide a reinforcing material. Therefore, increase in weight, increase in cost, and decrease in productivity are unlikely to occur.
上記(2)のサイドドア構造は、ドアトリムが変形するほどの外力が車両の前方側又は後方側からサイドドア構造に作用した際、当止部により対向領域の開口縁の車外側への移動を規制することで、対向領域のドアロック装置への接触を確実に防止し易い。 In the side door structure of the above (2), when an external force such that the door trim is deformed acts on the side door structure from the front side or the rear side of the vehicle, the stop portion moves the opening edge of the facing region to the outside of the vehicle. By restricting it, it is easy to surely prevent contact with the door lock device in the facing area.
上記(3)のサイドドア構造は、ドアトリムが変形するほどの外力が車両の前方側又は後方側からサイドドア構造に作用した際、屈曲部が車内側に向かって折り曲げられることで、対向領域のドアロック装置への接触を確実に防止し易い。その上、屈曲部の形成が容易である。 In the side door structure of the above (3), when an external force such that the door trim is deformed acts on the side door structure from the front side or the rear side of the vehicle, the bent portion is bent toward the inside of the vehicle, so that It is easy to reliably prevent contact with the door lock device. Moreover, it is easy to form the bent portion.
本発明のサイドドア構造の実施形態1を、図1〜図3を参照しつつ以下に説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。図中の「FR」は車両の前方、「RR」は後方、「LH」は左側、「RH」は右側、「UP」は上方、「LWR」は下方を示す。また、「OUT」は車両の外方、「IN」は車両の内方を示す。
《実施形態1》
〔サイドドア構造〕
実施形態1に係るサイドドア構造1は、サイドドア本体2と、サイドドア本体2の車内側を覆うドアトリム3と、サイドドア本体2をロックするドアロック装置4とを備える(図1)。サイドドア本体2は、ドアインナパネル21とドアアウタパネル(図示略)とを有する。図1では、サイドドア本体2のドアアウタパネルを取り外した状態を車外側から見たサイドドア構造1を示す。ドアロック装置4は、ドアインナパネル21とドアアウタパネルとの間に配置される。ドアインナパネル21は、ドアロック装置4に対向する対向領域211(図2)と、対向領域211における車両の前方又は後方の一方に設けられる開口部212(図1,図2)とを有する。ドアトリム3は、開口部212からドアインナパネル21とドアアウタパネルとの間に収容される収容部31を有する。本例の特徴の一つは、ドアトリム3が変形するほどの外力が車両の前方側又は後方側から作用した際、対向領域211をドアロック装置4から離隔させるように変形させる変形誘発部5をドアインナパネル21及びドアトリム3の少なくとも一方に有する点にある。以下、詳細に説明する。
<<
[Side door structure]
The
[サイドドア本体]
サイドドア本体2は、車両の左右のドア開口(図示略)を開閉する(図1)。サイドドア本体2は、車両の前方側のサイドドア本体でもよいし、後方側のサイドドア本体でもよい。サイドドア本体2は、本例ではヒンジタイプであり、ヒンジを介して車両におけるドア開口の前方側縁を形成する部分(例えばAピラーロアやBピラー)に対して回動自在に固定される(いずれも図示略)。図1では、サイドドア本体2は、車両の右前方側のサイドドア本体2を示ししている。なお、サイドドア本体2は、車両の左右の後方側に設けられるスライドタイプであってもよい。
[Side door body]
The
サイドドア本体2は、ドアインナパネル21とドアアウタパネルとを有し、ドアインナパネル21とドアアウタパネルとの間に空間が設けられた中空状に形成されている。この空間内にはドアロック装置4などが配置される。ドアインナパネル21はドアロック装置4よりも車内側に配置され、ドアアウタパネルはドアロック装置4よりも車外側に配置される。ドアインナパネル21とドアアウタパネルとは、板材で構成されている。
The
ドアインナパネル21は、対向領域211と開口部212とを有する。対向領域211は、ドアロック装置4に対向する。開口部212は、対向領域211における車両の前方側又は後方側に設けられている。対向領域211と開口部212との車両の前後方向に沿った位置関係は、サイドドア本体2がヒンジタイプかスライドタイプかに応じて適宜選択できる。詳しくは後述するが、ドアロック装置4の配置箇所はサイドドア本体2がヒンジタイプかスライドタイプかに応じて適宜選択できるからである。本例では、対向領域211と開口部212との上記位置関係は、サイドドア本体2における車両の後方側において、対向領域211が後方側であり、開口部212が前方側である。この開口部212は、アームレスト部の位置に対応する。
The door
[ドアトリム]
ドアトリム3は、ドアインナパネル21の車両の内側を覆う部材である。ドアトリム3は、収容部31を有する(図2)。収容部31は、ドアインナパネル21の開口部212からドアインナパネル21とドアアウタパネルとの間に収容される。この収容部31は、車外側に突出する凸状に形成されている。凸状の車内側に形成される凹部によって、車内空間(アームレスト部の空間)を広くできる。
[Door trim]
The door trim 3 is a member that covers the inside of the vehicle of the door
[ドアロック装置]
ドアロック装置4は、サイドドア本体2を車体に対してロックする。ドアロック装置4の配置箇所は、サイドドア本体2がヒンジタイプかスライドタイプかに応じて適宜選択できる。フロントやリアのヒンジタイプのサイドドア本体2において、サイドドア本体2を車体に固定するヒンジが前方側にある場合には、ドアハンドルがサイドドア本体2における車両の後方側に設けられていて、ドアロック装置4がサイドドア本体2における車両の後方側に設けられる。リアのスライドタイプのサイドドア本体2の場合には、ドアハンドルがサイドドア本体2における車両の前方側に設けられていて、ドアロック装置4がサイドドア本体2における車両の前方側に設けられる。ドアロック装置4と開口部212との車両の前後方向に沿った位置関係は、開口部212における車両の前方又は後方の一方である。例えば、ドアロック装置4がサイドドア本体2における車両の後方側に設けられている場合、ドアロック装置4の配置箇所は、開口部212における車両の後方が挙げられる。ドアロック装置4がサイドドア本体2における車両の前方側に設けられている場合、ドアロック装置4の配置箇所は、開口部212における車両の前方側が挙げられる。本例では、ドアロック装置4の配置箇所は、サイドドア本体2における車両の後方側において、開口部212における車両の後方側である。
[Door lock device]
The
[変形誘発部]
変形誘発部5は、車両の前方側又は後方側からの外力に伴うドアトリム3の変形によって収容部31と対向領域211の開口縁213とが当接することで、対向領域211をドアロック装置4から離隔させるように変形させる。この変形誘発部5は、ドアトリム3及びドアインナパネル21の少なくとも一方に設けられる。変形誘発部5は、例えば、当止部51及び屈曲部52の少なくとも一方を有することが挙げられる。本例の変形誘発部5は、当止部51のみで構成されているが、屈曲部52のみで構成されていてもよいし、当止部51と屈曲部52の両方で構成されていてもよい。
[Deformation induction part]
The
(当止部)
当止部51は、収容部31と対向領域211の開口縁213との当接により対向領域211の開口縁213が車外側に移動することを規制する(図2)。この当接により、当止部51は、対向領域211を車両の内方に凸となるように屈曲させることがある。当止部51は、ドアトリム3の収容部31における車両の外側面からドアインナパネル21とドアアウタパネルとの間に延びるように突出している。この当止部51の突出方向は、車幅方向に沿った線よりも車両の後方でかつ車外側に向かう方向である。この当止部51に対向領域211の開口縁213を当て止めさせられる。それにより、対向領域211をドアロック装置4から離隔させるように変形させ易い。
(Stop part)
The
当止部51の形成箇所は、収容部31と対向領域211の開口縁213とが当接する際、後方部分32に接触した開口縁213と接触する位置が好ましい。即ち、当止部51の形成箇所は、開口縁213から車長方向に延びる延長線と収容部31との交点よりも収容部31の車外側が好ましい。そうすれば、開口縁213が当止部51よりも先に後方部分32に当接し、後方部分32に沿って車外側に摺動することで、対向領域211に対して車両の内方向の荷重を作用させ易い。更に、開口縁213が当止部51に当て止めされることで、対向領域211に対して車両の内方向の荷重をより一層作用させ易い。そのため、対向領域211をドアロック装置4から離隔させるように変形させ易い。当止部51の形状は、収容部31と対向領域211の開口縁213とが当接する際、開口縁213を当て止めできれば、特に限定されない。当止部51は、収容部31の上記外側面から直線状に突出する直線片で構成されている。
It is preferable that the
(屈曲部)
屈曲部52は、対向領域211の前後方向に局所的に設けられて、対向領域211を車両の内方に凸となるように折り曲げる(図2の破線円内に二点鎖線で示す)。この屈曲部52は、対向領域211の上下方向に沿って形成することが挙げられる。屈曲部52は、薄肉部、凹凸部、凸部などで構成することが挙げられる。薄肉部は、対向領域211の車両の内方側、及び外方側の少なくとも一方に形成された切欠により形成できる。この切欠の断面形状は、例えば、V字状やU字状が挙げられる。図2の破線円内には、対向領域211の車両の内方側に形成された断面V字状の切欠により形成した薄肉部を示している。凹凸部は、図示は省略しているが、例えば、車内側が凸、その反対側の車外側が凹となるように構成することが挙げられる。凸部は、図示は省略しているが、車内側に向かって突出するようにビードなどの突条を形成することが挙げられる。屈曲部52の数は、単数でもよいし複数でもよい。
(Bent part)
The
[対向領域の挙動]
主に図3(適宜図2)を参照して、本例のサイドドア構造1において、車両の前方側から外力(図3の白抜き矢印で示す)が作用したときの挙動を説明する。図3は、車両の前方側から外力が作用したときのサイドドア構造1の概略を示す。
[Behavior of facing area]
The behavior of the
前面衝突などによって前方から作用する外力によりドアインナパネル21と共にドアトリム3が後方へ変形すると、ドアトリム3の収容部31が後方へ変位して収容部31が対向領域211の開口縁213に当接する。その際、対向領域211の開口縁213とドアトリム3の後方部分32とが互いに摺接して、対向領域211の開口縁213と当止部51とが互いに当接する。そして、対向領域211の開口縁213が当止部51に当て止めされる。このとき、対向領域211の開口縁213の車外側への移動が規制されて、対向領域211には車両の内方への荷重が作用することで対向領域211が車内側に凸となるように屈曲する。対向領域211の屈曲により、対向領域211がドアロック装置4から離隔される。
When the
図4を参照して、変形誘発部5(図2)を備えないサイドドア構造において、車両の前方側から外力(図4の白抜き矢印で示す)が作用したときの挙動を説明する。図4は、車両の前方側から外力が作用したときのサイドドア構造の概略を示す。図4に示すように、上述と同様にドアトリム3の収容部31が後方へ変位して収容部31が対向領域211の開口縁213に当接すると、開口縁213が収容部31により車外側へ変位させられて、対向領域211とドアロック装置4とが接触する。
With reference to FIG. 4, the behavior when an external force (shown by a white arrow in FIG. 4) acts from the front side of the vehicle in the side door structure without the deformation inducing section 5 (FIG. 2) will be described. FIG. 4 schematically shows a side door structure when an external force is applied from the front side of the vehicle. As shown in FIG. 4, when the
〔作用効果〕
実施形態に係るサイドドア構造1は、以下の効果を奏することができる。
[Action effect]
The
(1)当止部51(変形誘発部5)を有するといった簡易な構成で、ドアトリム3が変形するほどの外力が車両の前方側からサイドドア構造1に作用しても、ドアロック装置4の損傷を防止できる。当止部51がドアインナパネル21の対向領域211における開口縁213の車外側への移動を規制して、対向領域211を車内側に凸となるように屈曲させられる。そのため、対向領域211をドアロック装置4から離隔させられる。よって、対向領域211とドアロック装置4との接触を抑制できる。従って、サイドドア本体2のアンロックを行える。
(1) Even if an external force such that the
(2)重量の増加、コストの増加、及び生産性の低下が生じ難い。当止部51(変形誘発部5)を有するといった簡易な構成でドアロック装置4の損傷を抑制できるため、ドアトリム3が変形しないようにドアインナパネル21の剛性を高めるために、ドアインナパネル21の板厚を厚くしたり、ドアインナパネル21に別途補強材を設けたりしなくてもよいからである。
(2) An increase in weight, an increase in cost, and a decrease in productivity hardly occur. Since the
本発明は、これらの例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。例えば、リアのスライドタイプのサイドドア本体を本発明のサイドドアで構成してもよい。この構成は、図2、図3において、「FR」と「RR」の向きを逆転させ、「RH(OUT)」と「LH(IN)」の向きを逆転させた状態に相当する。この場合、後面衝突などによってドアトリムが変形するほどの外力が後方から作用しても、ドアロック装置の損傷を防止できる。 The present invention is not limited to these examples, but is defined by the claims, and is intended to include meanings equivalent to the claims and all modifications within the scope. For example, the rear slide type side door body may be configured by the side door of the present invention. This configuration corresponds to a state in which the directions of “FR” and “RR” are reversed and the directions of “RH(OUT)” and “LH(IN)” are reversed in FIGS. 2 and 3. In this case, even if an external force such that the door trim is deformed due to a rear surface collision or the like acts from the rear side, damage to the door lock device can be prevented.
1 サイドドア構造
2 サイドドア本体
21 ドアインナパネル
211 対向領域
212 開口部
213 開口縁
3 ドアトリム
31 収容部
32 後方部分
4 ドアロック装置
5 変形誘発部
51 当止部
52 屈曲部
1
Claims (1)
前記ドアインナパネルの車内側を覆うドアトリムと、
前記ドアインナパネルと前記ドアアウタパネルとの間に配置されて、前記サイドドア本体をロックするドアロック装置とを備え、
前記ドアインナパネルは、
前記ドアロック装置に対向する対向領域と、
前記対向領域における車両の前方又は後方の一方に設けられる開口部とを有し、
前記ドアトリムは、前記開口部から前記ドアインナパネルと前記ドアアウタパネルとの間に収容される収容部を有し、
前記ドアインナパネル及び前記ドアトリムの少なくとも一方は、車両の前方側又は後方側からの外力に伴う前記ドアトリムの変形によって前記収容部と前記対向領域の開口縁とが当接することで、前記対向領域を前記ドアロック装置から離隔させるように変形させる変形誘発部を有するサイドドア構造。 A side door body having a door inner panel and a door outer panel,
A door trim that covers the inside of the door inner panel,
A door lock device that is arranged between the door inner panel and the door outer panel and locks the side door body,
The door inner panel is
A facing area facing the door lock device,
And an opening provided in one of the front and the rear of the vehicle in the facing area,
The door trim has a housing portion housed between the door inner panel and the door outer panel from the opening,
At least one of the door inner panel and the door trim is configured such that the accommodation portion and the opening edge of the opposing area are brought into contact with each other by the deformation of the door trim caused by an external force from the front side or the rear side of the vehicle, and thus the opposing area is formed. A side door structure having a deformation inducing portion that is deformed so as to be separated from the door lock device.
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