JP2020089699A - フィルターアタッチャブルホルダー - Google Patents

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英樹 堀之内
Hideki Horinouchi
英樹 堀之内
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【課題】フィルターのみを介して抽出、濾過できるとともに、手入れ、収納がし易く、かつ既存の多くのフィルターを使用できる汎用性を有した器具を提供すること。【解決手段】フィルターを挟むことができる隙間をもったホルダー1をフィルターの使用時の口側外周部と同様の形状に形成し、ホルダー1には、その隙間にフィルターを簡単に通すためのリード2、フィルター装着位置へのスムーズな誘導をサポートするガイド3、折り畳まれたフィルターを開きつつ口側外周をガイド3に誘導するオープナー4を連続して形成する。また、ドリップ用のスタンドに接続するためのコネクター5を形成する。【選択図】図1

Description

フィルターのみを介して飲料の抽出、濾過を実現するための器具に関する
一般にドリッパーという言葉は曖昧で、装着されたフィルターも含めた抽出機能を提供する機器全体を現す場合と、そうでない場合がある。本書ではドリッパーという言葉を、フィルターを装着していない抽出器具として記載している。
現在、コーヒーやお茶など、飲料の抽出にはドリッパーや濾し器がつかわれている。ドリッパーは本来コーヒー抽出用に開発されたもので、抽出材料にお湯をかけて成分を抽出させ、フィルターで濾過して下部から滴下する。最も使用されているペーパーフィルター用のものはフィルターと共に使用される。一方、濾し器はフィルターごと抽出材料をお湯に浸し抽出と濾過をする。こちらは通常その機能をフィルターとなる濾し器単体で実現する。これらは、機能的、製品的に分けて使用されているのが一般的である。再利用可能な金属網製が主流であった濾し器も、近年では使い捨ての紙製や不織布製のものが広く流通するようになったが、濾過する材料の大きさや抽出過程の違いなどから、いまだ用途としては別のものとして販売されている。
ところで、抽出の仕方次第で味に大きな変化をもたらすコーヒーの特性と、抽出に専用の器具を必要とすることを背景に、ドリッパーは様々なものが開発されてきた。それらは使用するフィルターの種類により、前述のペーパーフィルターのほか、ネル、金属、不織布を使用したものがある。家庭で使用されるドリッパーはフィルターが一体となった不織布製のものが増えてきてはいるものの、なお従来のペーパーフィルター用が主流である。もちろん味は様々であるが、抽出の「手間」や「形状」に注目してみても一長一短である。これまでも、それらにはより手軽でコストがかからず、かつ、おいしいく抽出できるということが求められてきたが、今回の発明もこれらを求めるものである。
フィルターのみを介して抽出、濾過するドリッパーの先行技術として実登3204052がある。これは、フィルターの口側外周部をストッパーとよばれる器具で固定して使用するもので、ペーパーフィルターを内部に装着できる筒型の形状をしていてる。また、ドリッパーにあまり接触せずに抽出できるものとして、実登3206030があるが、こちらも使用時の状態のペーパーフィルターとほぼ同じ形状である。したがって、いずれも収納時にはその形状と同等の空間を要する。実際これは、場合によっては無視できないほどに大きい。また、後者は滴下する(飲用される)抽出液がドリッパーに接触することは避けられない。
また、収納体積を小さくしたドリッパーとして、特許6089242や特開11−253313などがある。いずれも使用時には組立て、収納時には分解が必要で、滴下する(飲用される)抽出液がドリッパーに接触する。また、後者においては専用のフィルターが必要となる。
実登3204052号 実登3206030号 特許6089242号 特開11−253313
ペーパーフィルター用のドリッパーが最も流通しているのは、使い捨てフィルターの手軽さとコストそして味のバランスに優れていることが要因と考えられる。しかし、ペーパーフィルタードリッパーはフィルターとセットで使用する必要があるため、次のような問題がある。
ドリッパーは、フィルターを開いたままの状態で保持する必要があるため、使用時のフィルターとほぼ同じ形状に造られており収納時にかさばるか、または組立てや分解が必要である。また、ドリッパーとフィルターはそれぞれ専用のものとして作られ形状の違うものに汎用性はない。さらに、フィルターから滴下する(飲用される)抽出液がドリッパーに接触するため、衛生を保つためには使用後の洗浄は不可避である。加えて、抽出液をドリッパーからどのように排出するかによって内側に様々な造作が施されており、注湯の方法を考慮する必要がある。
他方、違う種類のフィルターを使うものにはドリッパーにあたる器具を使用しないもの(または一体となっているもの)があり、前述の問題点を一部解決しているが、それぞれ次のような問題点を残す。フィルターのみを介して抽出、濾過する最も原始的なドリッパーで、かつ非常にコンパクトに収納できるネルフィルターのものは、唯一の大きな問題点として洗浄や手入れに非常に手間がかかることがあげられる。これは、再利用するフィルターの材料に起因するものである。金属フィルターのものもまた、フィルターが再利用されるので、ネルフィルターのものほどではないものの同様に洗浄に手間がかかる。さらに、形状がほぼ漏斗状で収納時にその形状と同等の空間が必要になり、そうでないとしても分解、組立てが必要になる。不織布フィルターのものは、通常すべてが使い捨てで、不織布製のフィルターの側面に受け側容器に固定するための紙製固定具をつけたものであるが、固定具も使い捨てるため、その分同じ使い捨てフィルターであるペーパーフィルターよりもコストがかかり資源としても無駄な消費である、また、一杯点てが基本なので形状や大きさも限定的である。
また、抽出、濾過という同じ目的にもかかわらず、ドリッパーと濾し器には両用を目的とした製品はあまりない。ネルフィルターのものは両用できなくないが、フィルターを再利用するため味や香りが混じってしまい通常は両用しない。
本発明は、フィルターのみを介して抽出、濾過できるとともに、手入れのし易さ、収納のし易さ、壊れにくさ、衛生的であること、抽出したものの味の均一性、既存の多くのフィルターを使用できる汎用性、作業時間の短縮、使い捨てであるフィルター製品にリーチしやすい流通性、よりコストがかからない経済性、をはかった器具を提供すること、それをドリッパーの用途と濾し器の用途の両用ができるものとして提供することにある。
本発明では、フィルターを使用時の形状で保持したままフィルターの口側外周部のみを支持、固定でき、かつその作業を短時間で簡単に行えるようにするための機構を備えた器具を提供し、これにより、ドリッパーを介すことなく抽出、濾過できようにすることで課題を解決する。具体的には、図1に示すとおりフィルターを挟むことができる隙間をもったホルダー(1)をフィルターの使用時の口側外周部と同様の形状に形成し、ホルダー(1)には、その隙間にフィルターを簡単に通すためのリード(2)、フィルター装着位置へのスムーズな誘導をサポートするガイド(3)、折り畳まれたフィルターを開きつつ口側外周をガイド(3)に誘導するオープナー(4)を連続して形成する。また、ドリップ用のスタンドに接続するためのコネクター(5)を形成する。これらは一体となるよう形成する。
一般に、既存のペーパードリッパー用のフィルターは使い捨てのものとしては最も安価でコスト面で非常にメリットがあるほか、誰でもどこででも手に入れることができる流通面のメリットがあることも周知である。本発明ではそれらのペーパーフィルターも使用できるためメリットを享受できた。
フィルター口側外周部のみで支持するため、既存のペーパードリッパー用フィルターを形状、特性に関係なく使用できる汎用性ができた。
フィルターから滴下する(飲用される)抽出液が本発明にかかる器具に接触しないため衛生的で洗浄の必要もほとんどなくなった。フィルターの装着、取外しの容易さはこれまでのドリッパーを使用した場合には及ばないものの、リード(2)、ガイド(3)、オープナー(4)の機構を有するためフィルターをすばやく簡単に装着でき、手入れの時間等を考慮すれば全体として作業に要する時間や手間の面で改善された。
スタンドに付属させて使用するほか、受け側の容器に乗せて使用することも、手に持って使用することもできる。
フィルターのみを介して抽出・濾過する方法を提供し、かつ使用時のフィルター形状を保持するので、受け側の容器にためたお湯に抽出材料ごとフィルターを直接浸すことができ、濾し器として両用できるものとできた。また、抽出材料にコーヒーを使用した場合で抽出液が滲出しやすいフィルターを使用すればフレンチプレスやサイフォンで抽出する方法に近い傾向の味を出すこともできる。
ドリッパーを介す場合における注湯の仕方、お湯の流れや溜まり方による味への影響もなくなった。一方で、使用するフィルターの形状や抽出液の滲出しやすさなどを考慮して選択することで、抽出材料の違いに対応したり、味に違いをもたせることができ、非常に芳香でおいしいコーヒーを淹れることができる。
一体であり非常にシンプルで平面的な形状なので、製造コストを抑えることができるとともに、軽量で壊れにくく製造することができる。また、かさばらずに収納でき持ち運びもしやすく、たとえば飲料の抽出機会が比較的多いキャンプなどでも非常に有利である。
小型化したものにありがちな分解や組立ての作業も必要なく全体の作業時間に影響することもない。
使い捨てする部分は再利用できないフィルター部分のみなので、無駄な資源の消費がなく環境を考慮したものにもなっている。
尚、コスト面や手軽さを目的として既存のペーパードリップ用フィルターを使用することを前提にしているが、ネル製や不織布製のフィルターを装着することもできることからバラエティに富んだ抽出が可能である。
本発明にかかる器具を金属線で実施した場合の例図 既存の台形方フィルター装着例図1(上面) 既存の台形方フィルター装着例図1(側面) 既存の台形方フィルター装着例図1(後面) 既存の台形方フィルター装着例図2(上面) 既存の台形方フィルター装着例図2(側面) 既存の台形方フィルター装着例図2(後面) スタンド接続例図
図1に図示した例図をもとに、材料に金属線を使用して曲げ加工で実施した実施例を示す。例では、ホルダー(1)を既存のペーパーフィルターの口側外周で最も多い形状である円状に形成している。ホルダー(1)のフィルターを挟む隙間は金属線を2列に並べることで形成している。両側のリード(2)は金属線を折り曲げたところを利用して金属線同士の隙間をホルダー(1)の隙間より広くすることで形成している。リード(2)からフィルターの支持位置まで徐々に金属線同士の隙間を狭めていくことでガイド(3)を形成している。ホルダー(1)の外側金属線からの延長部分をもってコネクター(5)を形成し、そこに広い隙間をもたせることでもうひとつのリード(2)を形成している。また、ホルダー(1)の内側金属線からの延長部分をもって両側のホルダー(1)をつなぐとともに、同部分の形状を利用してオープナー(4)を形成している。
この実施例は、ホルダー(1)、リード(2)、ガイド(3)、オープナー(4)、コネクター(5)のそれぞれの厳密な形状と、使用する材料、加工法を限定するものではない。しかし、最も効率的な例を示せているものと考える。
スタンドに固定してお湯を注いだときに形状を維持する硬さと、フィルターを装着または取外したときに塑性変形しない程度の弾性を持つ材料であればどのようなものでも使用でき、木、アルミニウム、ステンレス、プラスチック、シリコンなど多くの材料で再現できる。
また、材料の特性等によって曲げ加工以外の方法で各部を成型することができる。
本実施例におけるフィルターの装着方法は、図2−1、図2−2、図2−3、図3−1、図3−2、図3−3の装着例に示すとおり2種類あり、あらかじめ口側の曲線部分を外側に折ったフィルター(6)の対角上の2箇所を、両側のリード(2)からそれぞれに対応するガイド(3)を使ってホルダー(1)に挟みフィルター(6)の角を外側に折り込む方法と、コネクター(5)側のリード(2)からフィルター(6)を挿入しオープナー(4)で開きつつ対応するガイド(3)によって口側外周部を全体的にホルダー(1)に挟み込みフィルター(6)の外周部でホルダー(1)を覆い返す方法である。
ドリッパーとして使用する場合の実施例を図4に示す。スタンド(7)に接続することで受け側容器からの高さを確保する。例図に示したスタンド(7)では、図1の本発明にかかる実施例のコネクター(5)を上方から、オープナー(4)部分を下方から支え、ホルダー(1)側の重さ(フィルターを装着した場合や材料を入れた場合はそれらをあわせた重さ)を利用ることで固定している。
1 ホルダー
2 リード
3 ガイド
4 オープナー
5 コネクター
6 フィルター
7 スタンド

Claims (1)

  1. フィルターのみを介して抽出、濾過できるようにするために、フィルターをその口側外周部のみで支持、固定する器具であって、フィルターの装着を簡単にすばやく行うための機構として、フィルターを支持する隙間を備えたホルダー(1)、フィルターの挿入口となるリード(2)、フィルターをスムーズにホルダー(1)の支持位置まで誘導するガイド(3)、折り畳まれたフィルターを開きつつその口側外周をガイド(3)に誘導するオープナー(4)を有し、ドリップ用のスタンドに接続するためのコネクター(5)とともに、それらを、一体として形成していることを特徴とする器具。
JP2018238863A 2018-12-03 2018-12-03 フィルターアタッチャブルホルダー Pending JP2020089699A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021235350A1 (ja) 2020-05-22 2021-11-25 株式会社アマダ 曲げ加工システム及びその使用方法

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