JP2020088416A - 電子機器および制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動いている被写体の大きさに応じてシャッターを切るタイミングを制御することができる撮影装置を実現する。【解決手段】少なくとも1つの撮影装置と、少なくとも1つの制御装置と、を備えた電子機器であって、前記制御装置は、前記撮影装置において逐次取得された画像フレームからオブジェクトを検出する被写体検出処理と、前記被写体検出処理において検出された前記オブジェクトの前記画像フレーム内における大きさに基づいて、前記撮影装置に撮影指示を出力する撮影処理と、を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、所定の条件を満たすと自動で撮影することができる自動撮影装置に関する。
被写体の上下左右の移動方向と移動速度とを算出し、一定間隔毎に生成される画像データに含まれる被写体の動きを解析し、被写体が予め定められた距離または位置に移動する予測時間を算出し、撮影を行う電子カメラが従来技術として知られている。
特開2010−206275号公報
しかしながら、上述のような従来技術は、被写体が前後方向に移動した場合に適切な撮影を行うことが困難であるという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、動いている被写体の大きさに応じてシャッターを切るタイミングを制御することができる撮影装置を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る撮影装置は、撮影される画像フレームの画像情報を入力させる入力部と、前記入力部から入力された前記画像情報からオブジェクトを検出する被写体検出部と、前記被写体検出部において検出された前記オブジェクトの前記画像フレーム内における大きさからオブジェクトの大きさ情報を生成し、前記画像フレーム内におけるオブジェクトの大きさを判定する解析部と、前記解析部における判定結果に応じて撮影指示情報を出力する撮影処理部と、を備えた構成である。
上記の構成によれば、前後方向に動いている被写体の大きさに応じてシャッターを切るタイミングを制御することができる。
上記の課題を解決するために、本発明に係る撮影方法は、撮影装置によって撮影する方法であって、撮影される画像フレームの画像情報を入力させ、前記入力された画像情報からオブジェクトを検出させ、前記検出されたオブジェクトの前記画像フレーム内における大きさを判定し、判定結果に応じて撮影指示情報を出力する、方法である。
上記の構成によれば、前後方向に動いている被写体の大きさに応じてシャッターを切るタイミングを制御することができる。
本発明によれば、上記の構成によれば、前後方向に動いている被写体の大きさに応じてシャッターを切るタイミングを制御することができるという効果を奏する。
本発明の各実施形態に係る撮影装置の要部構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す撮影装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 (A)は、静止画を撮影する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートであり、(B)は、動画を撮影する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 動画を撮影する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図1に示す撮影装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図1に示す撮影装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図1に示す撮影装置によって撮影される画像フレームの一例を示す模式図である。 図1に示す撮影装置によって撮影される画像フレームの一例を示す模式図である。 図1に示す撮影装置によって撮影される画像フレームの一例を示す模式図である。 図1に示す撮影装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る撮影装置の要部構成の一例を示すブロック図である。図2は、本実施形態に係る撮影装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。図3の(A)は、静止画を撮影する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートであり、図3の(B)は、動画を撮影する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図4は、動画を撮影する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図1に示すとおり、本実施形態にかかる電子機器1は、少なくとも1つの撮影装置2と、少なくとも1つの制御装置3と少なくとも1つの記憶部4とを備える。撮影装置2は、少なくとも1つの入力部21を備える。制御装置3は更に、少なくとも被写体検出部31と、解析部32と、撮影処理部33とを備える。被写体検出部31では、入力部21にて入力された画像情報に応じて被写体を検出する。本実施形態では、被写体の種類、位置、大きさを判定する。
被写体検出部31による被写体の種類判断処理についての具体的手法は本実施形態を限定するものではなく、例えば以下のような機械学習的手法の何れかまたはそれらの組み合わせを用いることができる。
・サポートベクターマシン(SVM: Support Vector Machine)
・クラスタリング(Clustering)
・帰納論理プログラミング(ILP: Inductive Logic Programming)
・遺伝的アルゴリズム(GP: Genetic Programming)
・ベイジアンネットワーク(BN: Bayesian Network)
・ニューラルネットワーク(NN: Neural Network)
ニューラルネットワークを用いる場合、入力される画像情報をニューラルネットワークへのインプット用に予め加工して用いるとよい。このような加工には、データの1次元的配列化、または多次元的配列化に加え、例えば、データオーギュメンテーション(Data Augmentation)等の手法を用いることができる。
また、ニューラルネットワークを用いる場合、畳み込み処理を含む畳み込みニューラルネットワーク(CNN: Convolutional Neural Network)を用いてもよいし、再帰的処理を含むリカレントニューラルネットワーク(RNN: Recurrent Neural Network)を用いてもよい。CNNを用いる場合、より具体的には、ニューラルネットワークに含まれる1又は複数の層(レイヤ)として、畳み込み演算を行う畳み込み層を設け、当該層に入力される入力データに対してフィルタ演算(積和演算)を行う構成としてもよい。またフィルタ演算を行う際には、パディング等の処理を併用したり、適宜設定されたストライド幅を採用したりしてもよい。
また、ニューラルネットワークとして、数十〜数千層に至る多層型又は超多層型のニューラルネットワークを用いてもよい。
また、被写体検出部31による被写体の種類判断処理に用いられる機械学習は、教師あり学習であってもよいし、教師なし学習であってもよい。
上記被写体の種類判断処理に用いられるプログラムおよび/またはデータは、記憶部4に格納されることが好ましいが、外部の記憶手段に格納されてもよい。
(被写体検知例)
本実施形態では、被写体である自動車の画像フレーム内での大きさを判定することによる撮影例を図2〜図4のフローチャートに沿って説明する。図7は、撮影装置2によって撮影される画像フレーム7の一例を示す模式図である。図7の(a)は、被写体である自動車71の画像フレーム7内での大きさが小さい場合を示す。図7の(b)は、被写体である自動車71’の画像フレーム7内での大きさが大きい場合を示す。
画像フレーム7の画像情報が、入力部21から被写体検出部31に逐次入力される(S21)。図7の(a)の画像フレーム7には、道路、並木、自動車71が確認できる(S22)。被写体検出部31において、被写体を自動車として判断するステップでは、検出対象が道路や並木など自動車以外の場合(S24でNO)、被写体を自動車と判定するまで検出された被写体毎に判定処理をループする(S23乃至S26)。
本実施形態では、上述した被写体検出部31における被写体の種類判断処理により、被写体検出部31にて被写体の種類として自動車と判定することができる(S24でYES)。被写体の種類として自動車と判定する種類判断処理は、上述した判断処理の手法に限定されない。
本実施形態では、被写体検出部31において、被写体として判定された自動車71(本件では判定された被写体を「オブジェクト」とも称する。)の画像フレーム7内での位置を判断することができる。位置の判断は、オブジェクトの中心の座標で判断することが好ましいが、オブジェクトの形状に応じて、オブジェクトの端部の座標で画像フレーム7内での位置を判断してもよい。
また本実施形態では、被写体検出部31において、オブジェクトの画像フレーム7内での大きさを判定する。大きさの判定基準としては、オブジェクトの対角線の長さ(ピクセル数など)を指標とすることができる(図7の自動車71の点線矢印参照)。オブジェクトの形状に応じて、画像フレーム7内でのオブジェクトの面積をオブジェクトの大きさの判断基準としてもよい。また、画像フレーム7に占めるオブジェクトの面積割合(%)を大きさの判断基準としてもよい。
(被写体解析)
上述した被写体の種類判断処理(S24)により被写体検出部31にて判定されたオブジェクトの種類情報、当該オブジェクトの位置情報、当該オブジェクトの大きさ情報を生成し、それぞれの情報を被写体検出部31から解析部32に出力する。
解析部32では、オブジェクトが所定のサイズ範囲か否か判断する(S25)。予めオブジェクトの種類ごとに撮影の基準となる大きさの上限と下限を設定することができる。当該設定情報は、記憶部4に格納されることが好ましいが、外部の記憶手段に格納されてもよい。
本実施形態では、オブジェクトが自動車の場合、所定のサイズ範囲をオブジェクトの対角線のサイズで設定することができる。例えば、サイズの下限を150ピクセル(px)、上限を200ピクセル(px)と設定することができる。所定のサイズ範囲の設定は任意のサイズを設定することができ、150px〜200pxに限定するものではない。図7の(a)の画像フレーム7における自動車71の対角線のサイズが70ピクセルであった場合、解析部32では、オブジェクトの大きさが所定のサイズ範囲(150px〜200px)内に達していないと判断される(S25でNO)。オブジェクトの大きさが所定のサイズ範囲内に該当しない場合(S25でNO)、所定のサイズ範囲内に達するまで検出された被写体毎に処理をループする(S23乃至S26)。
図7の(a)の画像フレーム7における自動車71が手前に移動し、図7の(b)の画像フレーム7のようになった場合について検討する。この場合、図7の(a)の画像フレーム7において実行されていたループ処理を終了し(S26)、図2に示したステップ「1」を介して次の時刻の新たに入力された図7の(b)の画像フレームについて再度処理(S21乃至S26)を開始する。
図7の(b)の画像フレーム7における自動車71’の対角線のサイズが180ピクセルであった場合、解析部32では、オブジェクトの大きさが所定のサイズ範囲(150px〜200px)内と判断される(S25でYES)。この場合、次いで撮影ステップに移行する。
(静止画撮影)
静止画を撮影する場合の処理の流れの一例を図3の(A)に沿って説明する。解析部32において、オブジェクトの大きさが所定のサイズ範囲内と判断された場合(S25でYES)、当該判断結果が撮影処理部33に出力される(S30)。
当該判断結果に基づいて、撮影処理部33は静止画の撮影指示情報を出力し(S31)、静止画を撮影し、撮影した静止画を記憶部4に記憶させることができる。
他の好ましい実施形態では、撮影のタイミングを所定時間遅らせて実行してもよい。また別の好ましい実施形態では、所定の時間が経過する前に撮影が実行されていた場合、連続して撮影をしないようにしてもよい。いずれの所定時間情報についても、予め記憶部4に格納されることが好ましいが、外部の記憶手段に格納されてもよい。
撮影後、図2の「1」に戻り、入力部21から新たに画像情報が入力される(S21)。
(動画撮影)
動画を撮影する場合の処理の流れの一例を図3の(B)に沿って説明する。解析部32において、オブジェクトの大きさが所定のサイズ範囲内と判断された場合(S25でYES)、当該判断結果が撮影処理部33に出力され(S30’)、当該判断結果に基づいて、動画の撮影をすることができる。
撮影処理部33は動画の撮影開始指示情報を出力し(S32)、動画を撮影する。所定の指定時間が経過したら(S33)、撮影を停止する指示情報を出力し(S34)、動画の撮影を終了する。撮影した動画を記憶部4に記憶させることができる。また、所定の指定時間に関する情報は、予め記憶部4に格納されることが好ましいが、外部の記憶手段に格納されてもよい。
撮影後、図2の「1」に戻り、入力部21から新たに画像情報が入力される(S21)。
(別の条件を満たした場合に停止する動画撮影)
他の好ましい実施形態では、図4に示す処理の流れに沿って動画を撮影することができる。図4のS40、S41は、図3の(B)のS30’,S32に相当する。つまり、S32と同様に、撮影処理部33は動画の撮影開始指示情報を出力し(S41)、動画を撮影する。更に、入力部21から画像情報が入力され(S42)、被写体検出部31は、入力された画像情報に応じて被写体を検出する(S43)。被写体検出部31はさらに、検出されたオブジェクトが所定の種類か否か判断する(S45)。好ましい実施形態では、被写体検出部31は、S24で判断された所定の種類のオブジェクトが引き続き入力されているか否か判断する(S45)。別の好ましい実施形態では、S24で判断された所定の種類のオブジェクトを基準にしない。引き続き同じ種類のオブジェクトと判断される場合(S45でNO)、同じ種類のオブジェクトと判断されなくなるまで処理をループする(S44乃至S48)。
所定の種類のオブジェクトと同じ種類のオブジェクトと判断されない場合(S45でYES)、被写体検出部31は、S25で判断された所定のサイズ範囲に引き続き該当するか否か判断する(S46)。所定のサイズ範囲に引き続き該当する場合(S46でNO)、該当しなくなるまで処理をループする(S44乃至S48)。所定のサイズ範囲に該当しなくなった場合(S46でYES)、撮影を停止する指示情報を出力し(S47)、動画の撮影を終了する。
他の好ましい実施形態では、所定の種類のオブジェクトと同じ種類のオブジェクトと判断された場合であっても、所定のサイズ範囲に引き続き該当するか否か判断する(S46)ことができる。他の好ましい実施形態では、所定のサイズ範囲に引き続き該当する場合、全ての所定種類のオブジェクトのサイズが該当しなくなるまで処理をループする。全ての所定種類のサイズが所定のサイズ範囲に該当しなくなった場合(S46でYES)、撮影を停止する指示情報を出力し(S47)、動画の撮影を終了する。所定のサイズ範囲か否かの判断の態様は、S25と同様である。
図7の(b)の画像フレーム7における自動車71’の対角線のサイズが180ピクセルであった場合、解析部32では、オブジェクトの大きさが所定のサイズ範囲(150px〜200px)内に包含されると判断される(S46でNO)。他の好ましい実施形態では、図7の(b)から(a)へ遷移する場合を想定する。例えば、自動車71’が後方に移動した場合や、撮影装置2が自動車71’から離れる方向に移動した場合などが想定される。図7の(a)の画像フレーム7の自動車71のオブジェクトの対角線のサイズが70ピクセルであった場合、解析部32では、オブジェクトの大きさが所定のサイズ範囲(150px〜200px)に達していないと判断される(S46でYES)。この場合、撮影を停止する指示情報を出力し(S47)、動画の撮影を終了する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(被写体検知例)
本実施形態では、被写体である人物および自動車の画像フレーム内での大きさを判定することによる撮影例を図5のフローチャートに沿って説明する。図8は、撮影装置によって撮影される画像フレーム8の一例を示す模式図である。図8の(a)は、被写体である人物82の画像フレーム8内での大きさは十分大きく、被写体である自動車81の画像フレーム8内での大きさが小さい場合を示す。図8の(b)は、被写体である人物82の画像フレーム8内での大きさは十分大きく、かつ、被写体である自動車81’の画像フレーム7内での大きさも大きい場合を示す。
画像フレーム8の画像情報が、入力部21から被写体検出部31に逐次入力される(S51)。図8の(a)の画像フレーム8には、道路、並木、人物82、自動車81が確認できる(S52)。被写体検出部31において、複数種類の被写体を人物,自動車として判断するステップでは、検出対象が道路や並木など人物,自動車以外の場合(S54でNO)、複数種類の被写体を人物,自動車と判定するまで判定処理をループする(S53乃至S58)。
本実施形態では、上述した被写体検出部31における複数の被写体の種類判断処理により、被写体検出部31にて複数の被写体の種類として人物,自動車を検出することができる(S54でYES)。被写体の種類として人物,自動車と判定する種類判断処理は、上述した判断処理の手法に限定されない。
また本実施形態では、被写体検出部31において、複数のオブジェクトの画像フレーム8内での大きさを判定する。大きさの判定基準としては、オブジェクトの対角線の長さ(ピクセル数など)を指標とすることができる(図8の人物82,自動車81の点線矢印参照)。オブジェクトの形状に応じて、画像フレーム8内でのオブジェクトの面積をそれぞれのオブジェクトの大きさの判断基準としてもよい。また、画像フレーム8に占めるそれぞれオブジェクトの面積割合(%)を大きさの判断基準としてもよい。
(被写体解析)
上述した複数の被写体の種類判断処理(S54)により被写体検出部31にて判定された複数のオブジェクトの種類情報、当該複数のオブジェクトの大きさ情報を生成し、それぞれの情報を被写体検出部31から解析部32に出力する。
解析部32では、複数のオブジェクトがそれぞれの所定のサイズ範囲か否か判断する(S55)。予めオブジェクトの種類ごとに撮影の基準となる大きさの上限と下限を設定することができる。当該設定情報は、記憶部4に格納されることが好ましいが、外部の記憶手段に格納されてもよい。
本実施形態では、オブジェクトが人物の場合、所定のサイズ範囲をオブジェクトの対角線のサイズで設定することができる。例えば、サイズの下限を100ピクセル(px)、上限を150ピクセル(px)と設定することができる。所定のサイズ範囲の設定は任意のサイズを設定することができ、100px〜150pxに限定するものではない。図8の(a)の画像フレーム8における人物82の対角線のサイズが120ピクセルであった場合、解析部32では、オブジェクト(人物)の大きさが所定のサイズ範囲(100px〜150px)内に包含されていると判断される(S55でYES)。オブジェクトが自動車の場合の判断ステップは、上記実施形態1と同様である。図8の(a)の画像フレーム8における自動車81の対角線のサイズが70ピクセルであった場合、解析部32では、オブジェクト(自動車)の大きさが所定のサイズ範囲(150px〜200px)内に達していないと判断される(S55でNO)。オブジェクト(自動車)の大きさが所定のサイズ範囲内に該当しない場合(S55でNO)、所定のサイズ範囲内に達するまで検出された被写体毎に処理をループする(S53乃至S58)。
この場合、オブジェクト(人物)の大きさが所定のサイズ範囲(100px〜150px)内に包含されていると判断されたとしても(S55でYES)、他のオブジェクト(自動車)の大きさが所定のサイズ範囲内に達していないため、すべての条件を満たしていない(S56でNO)。全ての条件を満たすまで、処理をループする(S53乃至S58)。
上記ループ処理(S53乃至S58)中、自動車81が手前に移動し、図8の(b)の画像フレーム8のようになった場合について検討する。図8の(b)の画像フレーム8における自動車81’の対角線のサイズが180ピクセルであった場合、解析部32では、オブジェクト(自動車)の大きさが所定のサイズ範囲(150px〜200px)内と判断される(S55でYES)。この場合、複数のオブジェクト全てにおいて条件を満たしている(S56でYES)。次いで撮影ステップに移行する。
(静止画撮影)
解析部32において、複数のオブジェクトの大きさが所定のサイズ範囲内と判断された場合(S56でYES)、当該判断結果が撮影処理部33に出力される。
当該判断結果に基づいて、撮影処理部33は静止画の撮影指示情報を出力し(S57)、静止画を撮影し、撮影した静止画を記憶部4に記憶させることができる。
他の好ましい実施形態では、撮影のタイミングを所定時間遅らせて実行してもよい。また別の好ましい実施形態では、所定の時間が経過する前に撮影が実行されていた場合、連続して撮影をしないようにしてもよい。いずれの所定時間情報についても、予め記憶部4に格納されることが好ましいが、外部の記憶手段に格納されてもよい。
撮影後、図5の「2」に移行し、入力部21から新たに画像情報が入力される(S51)。
(同じ種類のオブジェクト同士の場合)
上述の実施形態では、人物と自動車のように異なる複数のオブジェクトがすべての条件を満たすか否かを判断する場合について説明した。別の好ましい実施形態では、同じ種類のオブジェクトについて、複数のサイズ範囲を設定することができる。例えば、オブジェクトが人物であった場合、所定のサイズ範囲を100px〜150px、および、50px〜75pと複数設定することができる。このような場合、複数の人物がオブジェクトとして判断され(S54でYES)、それぞれのオブジェクト(人物)が画像フレーム8内で125ピクセルと60ピクセルであった場合(S55でYES)、すべての条件を満たす(S56でYES)。
(動画撮影)
本実施形態では上述のとおり静止画の撮影について具体的に説明したが、実施形態1と同様に動画についても撮影可能である。本実施形態では、図3および4のフローチャート中に示した最終ステップ「1」を「2」と適宜読み替える。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(被写体検知例)
本実施形態では、被写体である人物および自動車の画像フレーム内での大きさを判定し、サイズ比率を判断することによる撮影例を図6のフローチャートに沿って説明する。実施形態2と同様に、図8を参照する。本実施形態で特段の説明がない限り、図8の態様は実施形態2と同様である。
実施形態2と同様に、画像フレーム8の画像情報が、入力部21から被写体検出部31に逐次入力され(S61)、図8の(a)の画像フレーム8には、道路、並木、人物82、自動車81が確認できる(S62)。上述した被写体検出部31における複数の被写体の種類判断処理により、複数種類の被写体が所定の種類(本実施形態では、人物,自動車)であるか否か判断する(S64)。本実施形態でも、被写体の種類として人物,自動車と判定する種類判断処理は、上述した判断処理の手法に限定されない。検出対象が道路や並木など人物,自動車以外の場合(S64でNO)、複数種類の被写体を人物,自動車と判定するまで判定処理をループする(S63乃至S70)。
検出対象が所定の種類(本実施形態では、人物,自動車)の場合(S64でYES)、判断された被写体の検出が条件の対象である所定の種類のいずれかに該当する最初の結果か否か判断する(S65)。最初の結果の場合(S65でYES)、オブジェクトの種類とサイズを基準値として記憶部4に記憶し(S66)、検出された被写体毎に処理をループさせる(S63乃至S70)。
実施形態2と同様に、被写体検出部31において、画像フレーム8内での複数のオブジェクトの大きさを判定する。
(被写体解析)
被写体の検出が条件の対象である所定の種類のいずれかに該当する最初の結果でない場合(S65でNO)、以下のサイズ比率判定を行う(S67)。
上述した複数の被写体の種類判断処理(S64)により被写体検出部31にて判定された複数のオブジェクトの種類情報、当該複数のオブジェクトの大きさ情報を生成し、それぞれの情報を被写体検出部31から解析部32に出力する。S66にて記憶部4に記憶された各オブジェクトの種類に応じて、解析部32にて、当該基準値と出力された大きさ情報とを比較する(S67)。比較した結果、所定のオブジェクト間の比率判定情報により設定された範囲外の場合は(S67でNO)、当該範囲内に達するまで、検出された被写体毎に処理をループする(S63乃至S70)。所定のオブジェクト間の比率判定情報により設定された範囲内に達した場合(S67でYES)、解析部32は、全ての条件を満たしているか判断する(S68)。全ての条件を満たしていない場合(S68でNO)、検出された被写体毎に処理をループさせる(S63乃至S70)。
例えば、画像フレーム8内での所定のオブジェクト間の比率情報として、複数のオブジェクトの種類が人物と自動車の場合、「オブジェクト(人物)の大きさ:オブジェクト(自動車)の大きさ=2:3」というオブジェクト間の比率情報を設定することができる。また、所定の許容範囲(例えば、±10%)を設定することが好ましい。例えば、「オブジェクト(人物)の大きさ:オブジェクト(自動車)の大きさ=(2±10%):(3±10%)」と設定することもできる。オブジェクト間の比率情報は、これらの設定情報に限定されず、任意に種類ごとに設定することができる。オブジェクト間の比率情報は、予め記憶部4に格納されるのが好ましいが、外部の記憶手段に格納され、都度参照してもよい。
例えば、図8の(a)の画像フレーム8の画像情報が入力され(S61)、初めてオブジェクトとして人物82が判定された場合(S64でYES)、オブジェクトの種類として「人物82」、画像フレーム8内でのオブジェクト(人物82)の対角線のサイズとして120ピクセルが基準値として記憶される。次いで(S64でNO)、所定の種類のオブジェクトとして自動車81が判定された場合(S66でYES)、オブジェクト(自動車81)の画像フレーム8内での対角線のサイズが70ピクセルとして出力され、上述した基準値と比較される(S67)。比較の結果、オブジェクト(人物)の大きさ:オブジェクト(自動車)の大きさ=120:70となり、(2±10%):(3±10%)に一致しない(S67でNO)。当該オブジェクト間の比率情報の範囲内に達するまで、検出された被写体毎に処理をループする(S63乃至S70)。
次いで、自動車81が前方に移動し、図8の(b)の画像フレーム8の画像情報が入力され(S61)、所定の種類のオブジェクトとして自動車81’が判定される(S66でYES)。オブジェクト(自動車81’)の画像フレーム8内での対角線のサイズが180ピクセルとして出力され、上述した基準値と比較される(S67)。比較の結果、オブジェクト(人物)の大きさ:オブジェクト(自動車)の大きさ=120:180(=2:3)となり、(2±10%):(3±10%)に一致する(S67でYES)。この場合、全ての条件を満たし(S68でYES)、次いで撮影ステップに移行する。
(静止画撮影)
上述のとおり、解析部32において、全ての条件を満たすと判断された場合(S68でYES)、当該判断結果が撮影処理部33に出力される。
当該判断結果に基づいて、撮影処理部33は静止画の撮影指示情報を出力し(S69)、静止画を撮影し、撮影した静止画を記憶部4に記憶させることができる。
他の好ましい実施形態では、実施形態1,2と同様に、撮影のタイミングを所定時間遅らせて実行してもよい。また別の好ましい実施形態では、所定の時間が経過する前に撮影が実行されていた場合、撮影をしないようにしてもよい。いずれの所定時間情報についても、予め記憶部4に格納されることが好ましいが、外部の記憶手段に格納されてもよい。
撮影後、図6の「3」に移行し、入力部21から新たに画像情報が入力される(S61)。
(同じ種類のオブジェクト同士の場合)
本実施形態では、人物と自動車のように異なる複数のオブジェクトがすべての条件を満たすか否かを判断する場合について説明した。別の好ましい実施形態では、同じ種類のオブジェクト間でも、比率判定情報を設定することができる。例えば、複数のオブジェクトが人物A、人物Bであった場合、「オブジェクト人物Aの大きさ:オブジェクト人物Bの大きさ=2±10%:3±10%」というオブジェクト間の比率情報を設定することができる。複数の人物がオブジェクトとして判断され(S66でYES)、複数のオブジェクト人物A、人物Bが画像フレーム8内でそれぞれ100ピクセルと150ピクセルと判定された場合、「オブジェクト人物Aの大きさ:オブジェクト人物Bの大きさ=2:3」となり(S67でYES)、すべての条件を満たす(S68でYES)。
(動画撮影)
本実施形態では上述のとおり静止画の撮影について具体的に説明したが、実施形態1、2と同様に動画についても撮影可能である。本実施形態では、図3および4のフローチャート中に示した最終ステップ「1」を「3」と適宜読み替える。
(実施形態2との組み合わせ)
本実施形態では、被写体である人物および自動車の画像フレーム内での大きさを検知し、サイズ比率を判断することによる撮影例を説明したが、各オブジェクトに関し、実施形態2に示した大きさによる判断を組み合わせてもよい。かかる組み合わせた態様では、各オブジェクト間で所定のサイズ比率を満たすだけでなく、各オブジェクトが所定の大きさを満たす場合にのみ撮影することが好ましい。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(被写体検知例)
本実施形態では、画像フレーム内での所定の範囲内にて被写体である自動車を検知することによる撮影例を図10のフローチャートに沿って説明する。図9は、撮影装置によって撮影される画像フレーム9の一例を示す模式図である。画像フレーム9内の所定の範囲を特定するには、2次元座標により範囲を特定することが好ましい。任意の場所に原点(0)を設定することができるが、本実施形態では、画像フレーム9の中央に原点を設定する例を以下説明する。
図9に示すように、画像フレーム9は、画像フレーム9を左右に分割するy軸に相当するグリッド線92と、画像フレーム9を上下に分割するx軸に相当するグリッド線93を設けることができる。グリッド線92とグリッド線93との交点を原点(0)とし、[I]を第1象限、[II]を第2象限、[III]を第3象限、[IV]を第4象限とする。
図9の(a)は、被写体である自動車91が画像フレーム9の中央(原点)付近に第1象限から第4象限に渡り存在している場合を示す。図9の(b)は、被写体である自動車91’は画像フレーム9の第2象限に存在している場合を示す。
例えば、画像フレーム9内での所定の位置範囲情報として、第2象限を設定することができる。他の例では、第1象限または第2象限(画像フレーム9の右側)と設定することができる。更に他の例では、座標値を用いて具体的な位置範囲情報を設定することができる。本実施形態では、所定の位置範囲情報として、第2象限を設定した場合について以下説明する。所定の位置範囲情報は、予め記憶部4に格納されるのが好ましいが、外部の記憶手段に格納され、都度参照してもよい。
画像フレーム9の画像情報が、入力部21から被写体検出部31に逐次入力される(S101)。図9の(a)の画像フレーム9の全体には、道路、並木、自動車81が確認できる(S102)。
好ましい実施形態では、入力部21から被写体検出部31に入力される画像情報が、画像フレーム9の第2象限だけの限定された情報を画像情報として入力することができる(S101)。別の好ましい実施形態では、被写体を検出する際に、画像フレーム9全体にわたって検出するのではなく、第2象限に限定して被写体を検出することができる(S102)。
被写体を確認した位置情報が第2象限であるか否か判断する(S104)。第2象限でなければ(S104でNO)、第2象限においてオブジェクトである自動車と判断されるまで判断処理をループする(S103乃至S106)。被写体を確認した位置情報が第2象限であれば(S104でYES)、検出された被写体が自動車(オブジェクト)か否か判定する(S105)。検出された被写体が自動車でなければ(S105でNO)、第2象限においてオブジェクトである自動車と判定されるまで判定処理をループする(S103乃至S106)。図9の(b)の画像フレーム9の第2象限では、自動車91’をオブジェクトとして判定することができる(S105でYES)。この場合、次いで撮影ステップに移行する。
(実施形態1乃至3との組み合わせ)
本実施形態では、画像フレーム内での所定の位置範囲において自動車がオブジェクトとして判定されることによる撮影例を説明したが、当該オブジェクトに関し実施形態1に示した大きさによる判断を組み合わせてもよい。また人物など他のオブジェクトとの組み合わせに関し、実施形態2または3に示した判断を組み合わせてもよい。かかる組み合わせた態様では、各オブジェクト間で所定のサイズ比率を満たすだけでなく、各オブジェクトが所定の大きさを満たす場合にのみ撮影することが好ましい。
(静止画および動画の撮影)
静止画および動画を撮影する場合の処理については実施形態1と同様である。本実施形態では、図3および4のフローチャート中に示した最終ステップ「1」を「4」と読み替える。解析部32において、オブジェクトの位置範囲が所定の位置範囲内と判断された場合(S105でYES)、当該判断結果が撮影処理部33に出力される(S30、S30’、S40)。撮影後、図3および図4にて読み替えた最終ステップ「4」に移行し、入力部21から新たに画像が入力される(S101)。
〔ソフトウェアによる実現例〕
制御装置3の制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御装置3は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電子機器は、少なくとも1つの撮影装置と、少なくとも1つの制御装置と、を備えた電子機器であって、前記制御装置は、前記撮影装置において逐次取得された画像フレームからオブジェクトを検出する被写体検出処理と、前記被写体検出処理において検出された前記オブジェクトの前記画像フレーム内における大きさに基づいて、前記撮影装置に撮影指示を出力する撮影処理と、を実行する構成である。
上記の構成によれば、前後方向に動いている被写体の大きさに応じてシャッターを切るタイミングを制御することができる。
本発明の態様2に係る電子機器は、上記の態様1において、前記制御装置は、前記被写体検出処理において、複数のオブジェクトを検出した場合、オブジェクト毎に前記撮影処理を行う構成としてもよい。
上記の構成によれば、前後方向に動いている被写体の種類に応じて、大きさを判断してシャッターを切るタイミングを制御することができる。
本発明の態様3に係る電子機器は、上記の態様1または2において、前記制御装置は、前記撮影処理において、前記オブジェクトの前記画像フレーム内における大きさが、前記オブジェクトの種類に応じた範囲内に存する場合、前記撮影装置に撮影指示を出力する、構成としてもよい。
上記の構成によれば、前後方向に動いている被写体の種類に応じて、大きさを判断し、所定の大きさの被写体を撮影するためにシャッターを切るタイミングを制御することができる。
本発明の態様4に係る電子機器は、上記の態様1または2において、前記制御装置は、前記撮影処理において、複数のオブジェクトの前記画像フレーム内における大きさが、各オブジェクトの種類に応じた範囲内に存する場合、前記撮影装置に撮影指示を出力する、構成としてもよい。
上記の構成によれば、前後方向に動いている複数の被写体について、各々の大きさを判断し、全ての被写体が所定の大きさの条件を満たした場合にシャッターを切るタイミングを制御することができる。
本発明の態様5に係る電子機器は、上記の態様1〜4のいずれか一項において、前記制御装置は、前記撮影処理において、複数のオブジェクトの前記画像フレーム内における大きさの比率に基づいて、前記撮影装置に撮影指示を出力する、構成としてもよい。
上記の構成によれば、前後方向に動いている複数の被写体について、各々の大きさを判断し、各々の被写体間の大きさの比率が所定の比率条件を満たした場合にシャッターを切るタイミングを制御することができる。
本発明の態様6に係る電子機器は、上記の態様1〜5のいずれか一項において、前記制御装置は、前記被写体検出処理において、前記画像フレーム内の所定の領域からオブジェクトを検出する構成としてもよい。
上記の構成によれば、ファインダーの所定の領域に存する被写体の大きさに応じてシャッターを切るタイミングを制御することができる。
本発明の態様7に係る制御装置は、少なくとも1つの撮影装置を備えた電子機器の制御装置であって、前記制御装置は、前記撮影装置において逐次取得された画像フレームからオブジェクトを検出する被写体検出処理部と、前記被写体検出処理において検出された前記オブジェクトの前記画像フレーム内における大きさに基づいて、前記撮影装置に撮影指示を出力する撮影処理部と、を備えている構成である。
上記の構成によれば、前後方向に動いている被写体の大きさに応じてシャッターを切るタイミングを制御することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
2 入力部
3 制御部
4 記憶部
7、8、9 画像フレーム
31 被写体検出部
32 解析部
33 撮影処理部
71、71’、81、81’、91、91’ 自動車
82 人物
92、93 グリッド線

Claims (7)

  1. 少なくとも1つの撮影装置と、少なくとも1つの制御装置と、を備えた電子機器であって、
    前記制御装置は、
    前記撮影装置において逐次取得された画像フレームからオブジェクトを検出する被写体検出処理と、
    前記被写体検出処理において検出された前記オブジェクトの前記画像フレーム内における大きさに基づいて、前記撮影装置に撮影指示を出力する撮影処理と、
    を実行することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御装置は、
    前記被写体検出処理において、複数のオブジェクトを検出した場合、オブジェクト毎に前記撮影処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御装置は、
    前記撮影処理において、前記オブジェクトの前記画像フレーム内における大きさが、前記オブジェクトの種類に応じた範囲内に存する場合、前記撮影装置に撮影指示を出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記制御装置は、
    前記撮影処理において、複数のオブジェクトの前記画像フレーム内における大きさが、各オブジェクトの種類に応じた範囲内に存する場合、前記撮影装置に撮影指示を出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  5. 前記制御装置は、
    前記撮影処理において、複数のオブジェクトの前記画像フレーム内における大きさの比率に基づいて、前記撮影装置に撮影指示を出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記制御装置は、
    前記被写体検出処理において、前記画像フレーム内の所定の領域からオブジェクトを検出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 少なくとも1つの撮影装置を備えた電子機器の制御装置であって、
    前記制御装置は、
    前記撮影装置において逐次取得された画像フレームからオブジェクトを検出する被写体検出処理部と、
    前記被写体検出処理において検出された前記オブジェクトの前記画像フレーム内における大きさに基づいて、前記撮影装置に撮影指示を出力する撮影処理部と、
    を備えていることを特徴とする制御装置。
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WO2021066062A1 (ja) 2019-09-30 2021-04-08 株式会社レナサイエンス 免疫チェックポイント分子の発現抑制剤
WO2022054124A1 (ja) * 2020-09-08 2022-03-17 楽天グループ株式会社 画像判定装置、画像判定方法及びプログラム

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