JP2020087424A - Resource reservation system, information display method, server system, and information processing terminal - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、リソース予約システム、情報表示方法、サーバシステム、及び、情報処理端末に関する。 The present invention relates to a resource reservation system, an information display method, a server system, and an information processing terminal.
会議室等のリソースの予約を受け付けるリソース予約システムが知られている。会議室の予約者は端末装置を予約管理サーバと通信させ、端末装置で動作するブラウザで会議室を予約できる。 There is known a resource reservation system that accepts reservations for resources such as conference rooms. The conference room reservation person can make the terminal device communicate with the reservation management server and reserve the conference room by the browser operating on the terminal device.
会議室には会議管理サーバと通信する会議室端末などの情報処理端末が設置されており、情報処理端末は会議管理サーバから受信した予約情報を待ち受け画面に表示することができる(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、会議管理サーバが会議室のフロアに設置されたフロアーモニタ等に予約された会議室の使用を許可するための入室申請画面情報を送信し、フロアーモニタ等が会議室予約情報を表示するシステムが開示されている。
An information processing terminal such as a meeting room terminal that communicates with the meeting management server is installed in the meeting room, and the information processing terminal can display the reservation information received from the meeting management server on a standby screen (for example, Patent Document 1). See 1.). In
しかしながら、従来のリソース予約システムでは、情報処理端末が表示する情報を変更できないという問題があった。すなわち、情報処理端末は、会議室内、会議室の入り口、又は、会議室の付近等に設置され、会議室へのチェックインやチェックアウトを受け付けたり、会議室の予約状況を表示したりするため、会議室端末の近くを移動する者は会議名や参加者名等を見ることができる。 However, the conventional resource reservation system has a problem that the information displayed by the information processing terminal cannot be changed. That is, the information processing terminal is installed in the meeting room, the entrance of the meeting room, or in the vicinity of the meeting room, for accepting check-in and check-out to the meeting room and displaying the reservation status of the meeting room. A person moving near the conference room terminal can see the conference name, participant names, and the like.
しかし、会議名は企業の方針や交渉内容を含んでいる場合があり、参加者名は重要人物、取引先又は交渉相手を含んでいる場合がある。つまり、情報処理端末が待ち受け画面で表示する予約情報は企業の重要な情報を示す場合があり、意図せず重要情報が漏洩するおそれがあった。 However, the meeting name may include the company's policy or the content of negotiation, and the participant name may include the important person, the business partner, or the negotiation partner. That is, the reservation information displayed on the standby screen by the information processing terminal may indicate important information of the company, and there is a risk that the important information may be unintentionally leaked.
本発明は、上記課題に鑑み、情報処理端末が表示する情報の少なくとも一部を変更することができるリソース予約システムを提供することを目的とする。 In view of the above problems, it is an object of the present invention to provide a resource reservation system that can change at least a part of information displayed by an information processing terminal.
上記課題に鑑み、本発明は、1以上のリソースの予約に関する予約情報を記憶している少なくとも1つの情報処理装置を含むサーバシステムと、前記サーバシステムから前記予約情報を取得して表示する情報処理端末と、を有するリソース予約システムであって、前記情報処理端末は、前記リソースごとに設置され、前記予約情報の表示方法を設定した設定情報に応じて変更された、前記予約情報の表示内容を表示することを特徴とする。 In view of the above problems, the present invention provides a server system including at least one information processing device that stores reservation information about reservations of one or more resources, and information processing that acquires and displays the reservation information from the server system. In the resource reservation system having a terminal, the information processing terminal is installed for each of the resources, and changes the display content of the reservation information that is changed according to the setting information that sets the display method of the reservation information. It is characterized by displaying.
情報処理端末が表示する情報の少なくとも一部を変更することができるリソース予約システムを提供することができる。 It is possible to provide a resource reservation system capable of changing at least a part of the information displayed by the information processing terminal.
以下、本発明を実施するための形態の一例として、リソース予約システム及びリソース予約システムが行う情報表示方法について図面を用いて説明する。 Hereinafter, as an example of a mode for carrying out the present invention, a resource reservation system and an information display method performed by the resource reservation system will be described with reference to the drawings.
<リソース予約システムの概略>
始めに図1を用いて予約システムの概略を説明する。図1はリソース予約システム100の全体的な動作の概略を説明する図の一例である。
<Outline of resource reservation system>
First, the outline of the reservation system will be described with reference to FIG. FIG. 1 is an example of a diagram for explaining the outline of the overall operation of the
A.予約者は自分の端末装置60を操作して予約管理サーバ20と通信し、会議室を予約する。予約管理サーバ20は汎用のクラウドサービス(Office365、G Suite(いずれも登録商標)等)であるが、予約者が所属する企業などの組織が有する会議室が登録されている。
A. The reservation person operates his/her
B.会議管理サーバ30は会議室の予約状態に基づいてリソース予約システム100の全体を制御するサーバである。会議管理サーバ30は適宜、予約管理サーバ20と通信して予約情報を取得するので、予約管理サーバ20と予約情報を同期している。
B. The
C.リソース予約システム100又は組織側の管理者は会議管理サーバ30に対し、ユーザの登録、及び、各種の設定を行うことができる。ユーザの登録とは、チャットサーバ10(slack、Line、Microsoft Teams(いずれも登録商標)等)を使った各種の通知の対象となるユーザを登録することをいう。また、通知は会議管理サーバ30としてメッセージを送信するボットを介して行われるためチャットサーバが提供するボットも登録される。各種の設定は、会議室端末90の登録、リマインドのタイミングの設定などである。
C. The
D.会議管理サーバ30は予約情報における会議の開始時刻の一定時間前になると、予約者に会議の開催をリマインドする。これにより、会議室の空予約を抑制する。また、会議管理サーバ30は必要に応じてユーザに招待コード(グループへの招待)を通知する。会議の予約者はリマインドを受信することで会議室にチェックインするための情報(会議識別情報)を端末装置60に保存する。チェックインとは会議室の使用を開始することである。
D. The
E.各会議室6には会議室端末90が設置されており、定期的にこの会議室で行う会議の予約情報を会議室端末90がダウンロードしている。会議室端末90は当日や直近の会議の予定などを表示して会議の参加者に予定を確認させることができる。会議の開始時刻の少し前になると会議室の予約者は会議室6に赴いてチェックインする。例えば、会議識別情報を会議室端末90に入力する、又は、端末装置60を会議室端末90にかざす(会議識別情報を読み取らせる、通信させるなど)。
E. A
F.会議室端末90はチェックイン要求を会議管理サーバ30に送信するので、会議識別情報で認証できれば、チェックインできた旨の応答を会議管理サーバ30から受信する。会議室端末90は(会議中)使用中である旨を表示する。会議の開始時刻に対し決まった時刻までにチェックインを知らせる使用開始通知が確認できない場合、会議管理サーバ30は会議室6の予約をキャンセル(会議室が所定時間利用開始されない場合に予約情報の取り消しを行うこと)して、予約情報に含まれるステータスとしてキャンセル済みを会議室端末90に送信する。この場合、会議室端末90は空室である旨を表示するので、任意のユーザが会議室6を使用できる。
F. Since the
G.会議室端末90は、会議管理サーバ30からの要求により電子機器70を制御する。例えば、会議開始時刻に電源をONし、会議終了時刻に電源をOFFする。こうすることで、会議の参加者による電子機器70の操作時の利便性を向上できる。
G. The
H.電子機器70が例えばテレビ会議の機能を有する場合、他拠点4の電子機器(テレビ会議端末70x等)と通信して、他拠点と会議を開催できる。なお、アプリが動作するPC70yも電子機器70と通信できる。予約情報には予め他拠点4を示す宛先情報(宛先の通信ID)が含まれており、電子機器70は自動でテレビ会議端末70x及びPC70yと通信できる。
H. When the
I.予約者が会議を終了する際、会議室端末90のボタンを押下してチェックアウトするので、会議室端末90は次の予約状況を表示する。これにより、任意のユーザが会議室の予約状況を把握できる。
I. When the reservation person finishes the conference, he/she presses the button of the
<本実施形態の待ち受け画面の一例>
図2は、会議室端末90が表示する待ち受け画面501の一例を示す図である。図2(a)は比較のために示した非公開情報が非公開にされる前の待ち受け画面501を示す。待ち受け画面501の詳細については後述する。図2(a)の待ち受け画面501では、会議名欄563として「サンプル(株)様 新技術研修会」と表示されている。この会議名欄563には企業名と会議の内容が含まれており、意図せずに重要情報を漏洩するおそれがある。
<Example of standby screen of the present embodiment>
FIG. 2 is a diagram showing an example of a
そこで、本実施形態のリソース予約システム100では、予め設定された非公開情報を会議室端末90が非公開にする。図2(b)は、非公開情報が非公開にされた待ち受け画面501を示す。図2では、会議名欄563に「ミーティング」と表示されている。図2(a)と比較すると、企業名と会議の内容が非公開になっており、重要情報を漏洩するおそれを低減できる。
Therefore, in the
具体的には、本実施形態のリソース予約システム100は、予約者が予約管理サーバ20に会議室を予約する場合に予約情報に非公開の旨を設定することができる。また、会議管理サーバ30には非公開情報が登録されている。例えば「本部」という非公開情報が登録されているものとする。
Specifically, the
予約者が、「本部の方針を決定する会議」という会議名で会議室を予約する際、会議管理サーバ30は第三者に内容が漏れないように予約情報に非公開設定を行う。ただし、会議管理サーバ30は予約者が非公開にする旨の設定を忘れた場合でも非公開対象項目を非公開にする動作モードを有している。
When a reservation person reserves a conference room with a conference name of “meeting for determining policy of headquarters”, the
非公開設定が行われると、会議管理サーバ30は「本部」という非公開情報が含まれている予約情報の項目を非公開に設定して予約情報を会議室端末90に送信する。より詳細には、会議管理サーバ30には非公開情報ごとに非公開にする項目(非公開対象項目)が指定されており、「本部」に対応付けられた非公開対象項目を非公開にする。予約情報のうち少なくとも一部を非公開にすればよい。会議室端末90は、非公開対象項目を待ち受け画面501で非公開にするので、会議室で「本部の方針を決定する会議」が行われていることが第三者に漏洩することを防ぐことができる。
When the private setting is made, the
<用語について>
リソースとは資源をいう。会議室、及び、会議室で使用可能な備品、装置、人(受け付け)、仕組みなどがリソースとなりうる。リソースのうち移動しにくいものを設備という。本実施形態では説明の便宜上、リソースの一例として会議室という用語を使用する。
<About terms>
A resource is a resource. The conference room and the equipment, devices, people (reception), and mechanisms that can be used in the conference room can be resources. Equipment that is hard to move among resources is called equipment. In this embodiment, for convenience of description, the term conference room is used as an example of a resource.
予約者は会議室を予約した者であり、参加者は会議への参加者である。予約者は参加者に含まれる場合が多いが、含まれなくてもよい。本実施形態において予約者が行う作業は参加者が行うことができる場合がある。総称して会議室を利用する者を単にユーザという。 The reservation person is the person who has reserved the conference room, and the participants are participants in the conference. Reservers are often included in the participants, but need not be included. In some cases, the work performed by the reservation person in this embodiment can be performed by the participant. Those who collectively use the conference room are simply called users.
設定情報とは、予約情報の表示内容の変更に関する情報である。予約情報を変更する旨が含まれている。また、どのように変更するかが含まれていてよい。例えば、非表示にすること又は固定表記とすることが含まれる。また、非表示にする対象の情報も含まれている場合がある。 The setting information is information related to changing the display content of the reservation information. It includes the fact that the reservation information is changed. It may also include how to change. For example, hiding or fixed notation is included. It may also include information to be hidden.
予約情報の表示内容は、予約情報が表示された場合の内容である。予約情報の全体である必要はなく、表示される部分をいう。 The display content of the reservation information is the content when the reservation information is displayed. It does not have to be the entire reservation information, but refers to the part that is displayed.
<システム構成例>
図3は、リソース予約システム100の一例のシステム構成図である。リソース予約システム100は、主に社外ネットワークN2と社内ネットワークN1に分けることができる。社内ネットワークN1はファイアウォール73の内側のネットワークをいい、社外ネットワークN2は不特定多数の通信が伝送されるインターネット等のネットワークである。
<System configuration example>
FIG. 3 is a system configuration diagram of an example of the
社外ネットワークN2には、予約管理サーバ20、会議管理サーバ30、及び1つ以上のチャットサーバ10が接続されており、各サーバは必要に応じて通信することができる。社外ネットワークN2に会議の参加者が操作する端末装置60が必要に応じて接続されてよい。
A
予約管理サーバ20は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。予約管理サーバ20が提供する設備の予約に関するシステムを予約管理システムという。予約管理サーバ20はカレンダーシステムを有しており、各種の予定を管理するWebアプリを提供する。具体的には、例えば以下のような機能を有している。
・予定の登録を受け付け、予約者が任意に確認できる
・予定の30分前など、設定した日時に電子メールで通知する
・一人が複数のカレンダー(仕事用、家庭用など)で予定を管理できる
・同じグループの人とカレンダーを共有する
予約管理サーバ20はユーザをアカウントで管理する。アカウントとはユーザがサービスを利用する権利のことである。多くのシステムではユーザはアカウントを使用してシステムにログインする。このため、アカウントはシステムがユーザを一意に特定する機能(識別情報の機能)を有している。本実施形態では、予め登録しておいたアカウント(ドメイン)の予約情報を予約管理サーバ20が会議管理サーバ30に送信する。あるいは、予約管理サーバ20のアカウントを指定して会議管理サーバ30が予約情報を要求することで、会議管理サーバ30が会議室6の予約情報を予約管理サーバ20から取得できる。なお、アカウントは例えば電子メール、ID、電話番号など、ユーザを一意に識別できる情報であればよい。
The
・Acceptance of appointments can be confirmed by the reservation person ・Email is sent at a set date and time, such as 30 minutes before the appointment ・Each person can manage the appointments with multiple calendars (work, home, etc.) -The
本実施形態で予定として管理されるのは会議室6の予約であるが、予約管理サーバ20は会議室6に限られず各種の予定を管理できる。会議室6の他、各種の電子機器のレンタル、駐車場の予約など、レンタルオフィス、レンタルスタジオ、レンタルサイクル、レンタカー、ホテル等の宿泊施設、催し物会場・ロッカーなどの貸しスペースなど、各種の設備の予約に利用できる。
In the present embodiment, it is the reservation of the
なお、予約管理システムとしては、G Suite(登録商標)、Office365(登録商標)等が知られているが、本実施形態で説明する機能を有する予約管理システムであればよい。 Note that G Suite (registered trademark), Office365 (registered trademark), and the like are known as reservation management systems, but any reservation management system having the function described in the present embodiment may be used.
また、本実施形態では、社内ネットワークN1の会議室6に関する情報が予約管理サーバ20に予め登録されている。すなわち、リソース予約システム100を利用する企業の社内ネットワークにある各会議室6の会議室名、会議室ID、予約可能時間、各会議室6の定員、及び、予約単位等に応じて予約管理サーバ20のWebアプリがカスタマイズされている。したがって、リソース予約システム100を利用する企業の会議室6と予約情報が結びつけられる。
Further, in the present embodiment, information regarding the
チャットサーバ10は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。チャットサーバ10が提供する複数のユーザにおけるテキスト、音声、映像などの情報のリアルタイムな共有システムをチャットシステムという。チャットサーバ10は端末装置60に会議室6の予約に関する情報を通知する。本実施形態では運営主体が異なる複数のチャットサーバ10が含まれてよい。
The
共有される情報には画像や音声等もありテキストに限られないが、本実施形態では説明の便宜上、通知には主にテキストが用いられるとして説明している。例えば、チャットシステムは、グループ間の音声通話機能を提供してよい。音声通話は1対1でも1対N(≧2)でもよい。したがって、本実施形態でチャットシステムが会議室6の予約に関する情報を通知する際は、テキストの表示の他、音声メッセージの出力でもよい。なお、チャットシステムとしてはLINE(登録商標。以下、省略する。)、slack(登録商標)、Microsoft Teams(登録商標。以下、省略する。)等が知られているが、ボット(事前に決められている処理を実行するプログラム)から1又は複数のユーザに対して通知が可能なチャットシステムであればよい。
The shared information includes images, sounds, etc. and is not limited to text, but in the present embodiment, text is mainly used for notification for convenience of description. For example, the chat system may provide voice call functionality between groups. The voice call may be one-to-one or one-to-N (≧2). Therefore, in the present embodiment, when the chat system notifies the information regarding the reservation of the
チャットサーバ10も同様にアカウント(予約管理サーバ20のアカウントとは異なる)でユーザを管理するが、原則的に会議管理サーバ30はチャットサーバ10のアカウントを意識する必要はない。しかし、会議管理サーバ30はチャットサーバ10の任意のアカウントを指定して通知することができる。
Similarly, the
会議管理サーバ30は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。会議管理サーバ30は社外ネットワークN2に関する処理として、予約管理サーバ20から会議室6の予約情報を取得し、予約情報に設定されている参加予定者を取得し、設定されているタイミングで参加予定者と対応付けられたチャットサーバ10のグループ(又は予約者など個別の者)に通知を送信する。また、社内ネットワークN1に関する処理として、会議室6へのチェックイン及びチェックアウトを管理したり、予約管理サーバ20から取得した会議室6の予約情報に基づいて電子機器70の電源等を制御したりする。
The
会議管理サーバ30と予約管理サーバ20は1つのサーバ又はサービスとして提供されていてもよく、このような複数のサーバを有するシステムをサーバシステムという。
The
社内ネットワークN1には会議室6、参加予定者の作業場所101、及び、管理者の作業場所102などがあり、参加予定者は各地から社内ネットワークN1を介して社外ネットワークN2にアクセスできる。社内ネットワークN1は例えばLAN(Local Area Network)である。会議室6、参加予定者の作業場所101、及び、管理者の作業場所102は同じ企業内のLANであるとは限らない。
The in-house network N1 has a
会議室6には会議室端末90、及び電子機器70が配置されている。会議室端末90と電子機器70は小規模なLAN又は専用線で通信することができる。電子機器は会議室端末90を経由することなく社内ネットワークN1及び社外ネットワークN2に接続できる。会議室端末90と電子機器70は無線又は有線のいずれで通信してもよい。なお、社内ネットワークN1はファイアウォール73の内側にあるため、社外ネットワークN2から社内ネットワークN1への直接の通信は困難になっている。
A
会議室端末90は、会議室6を利用する予約者等の会議の参加者が操作する情報処理端末である。会議室端末90は会議室6の机の上に設置されていたり、会議室6の入り口に設置されたりしている。1つの会議室6に会議室端末90が複数、設置されていてもよい。会議室端末90は、一般的なOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。
The
会議室端末90は会議管理サーバ30に会議室IDを送信し、当日の会議室6の予約情報などを表示する。また、定期的に予約情報を要求し変更があった予約情報を取得する。また、電子機器70の電源ON、OFF等の制御情報を会議管理サーバ30から取得する。これにより、会議室端末90は電子機器70の電源をON及びOFFする。
The
また、会議室端末90はチェックイン、チェックアウトなどのための待ち受け画面501を表示し、チェックイン又はチェックアウトを会議管理サーバ30に知らせるために会議管理サーバ30と通信する。チェックインの際、会議室端末90は予約者から入力された会議識別情報と予め保持する会議室IDを会議管理サーバ30に送信するので、会議管理サーバ30は会議識別情報と会議室IDにより、会議室6を予約した予約者が予約した会議室6を使用することを確認できる。
The
電子機器70は会議室6で使用され得る各種のオフィス機器である。例えば、電子黒板、複合機、プロジェクタ、デジタルサイネージ、デジタルカメラ等である。電子黒板とは、タッチパネル付大型ディスプレイを有しユーザが指示した盤面の座標を検出し座標を接続してストロークを表示する。この他、接続されたPCの映像を表示したり、他拠点の電子黒板と通信してストロークを同期したりすることができる。なお、電子黒板は、電子情報ボード、電子ホワイトボードと呼ばれる場合もある。
The
複合機は、コピー機、スキャナ、プリンタ、ファクス送受信などの機能を有し、会議中の資料の印刷や資料のコピー、資料の電子化、資料の送信などに利用される。プロジェクタは画像を投影する装置である。例えば、端末装置60がディスプレイに表示する映像をスクリーン等に投影することで参加者の間で共有することを可能にする。デジタルサイネージは大型のディスプレイであり任意の静止画又は動画を表示するために使用される。デジタルカメラは紙の資料や電子黒板に表示された資料を各参加者が撮像して保存するために使用される。
The multi-function peripheral has functions such as a copying machine, a scanner, a printer, and fax transmission/reception, and is used for printing materials during a conference, copying materials, digitizing materials, and transmitting materials. A projector is a device that projects an image. For example, the
参加予定者の作業場所101には社内ネットワークN1に接続することができる端末装置60が配置されている。端末装置60は有線で通信しても無線で通信してもよい。端末装置60は参加予定者(予約者を含む)が会議室を予約する際に使用される情報処理装置であるが、会議室に持ち込むことも想定されている。参加予定者が携帯する情報処理装置である。
A
端末装置60は、一般的なOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。端末装置60は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルPC(サングラス型、腕時計型など)などである。ただし、通信機能を有しブラウザソフトウェア、又は、チャットサーバ10若しくは予約管理サーバ20に専用のアプリケーションソフトウェアが動作すればよい。例えば、カーナビ、ゲーム機、テレビ受像器なども端末装置60となりうる。
The
端末装置60ではチャットサーバ10に専用のアプリケーションソフトウェア(以下、チャットアプリという)が動作し、更に、リソース予約システム100に専用のアプリケーションソフトウェア(以下、会議アプリという)が動作する。ただし、これらはブラウザソフトウェアで代用されてよい。
In the
管理者の作業場所102には社内ネットワークN1に接続することができる登録端末50が配置されている。登録端末50は有線で通信しても無線で通信してもよい。登録端末50は管理者が会議管理サーバ30に各種の設定を行うための端末である。
A
登録端末50も端末装置60と同様の情報処理装置でよい。ただし、主に会議管理サーバ30に管理者が設定するために使用されるので、チャットアプリや会議アプリはなくてよい。登録端末50は主にブラウザソフトウェアで会議管理サーバ30と通信し、Webページを表示する。
The
<ハードウェア構成>
<<会議管理サーバのハードウェア構成>>
図4は、会議管理サーバ30の一例のハードウェア構成図である。会議管理サーバ30の概略的なハードウェア構成図の一例である。会議管理サーバ30は、CPU201と、CPU201が使用するデータの高速アクセスを可能とするメモリ202とを備える。CPU201及びメモリ202は、システム・バス203を介して、会議管理サーバ30の他のデバイス又はドライバ、例えば、グラフィクス・ドライバ204及びネットワーク・ドライバ(NIC)205へと接続されている。
<Hardware configuration>
<< Hardware configuration of conference management server >>
FIG. 4 is a hardware configuration diagram of an example of the
グラフィクス・ドライバ204は、バスを介してLCD(表示装置、ディスプレイの一例)206に接続されて、CPU201による処理結果をモニタする。また、ネットワーク・ドライバ205は、トランスポート層レベル及び物理層レベルで会議管理サーバ30を社外ネットワークN2へと接続して、他の機器とのセッションを確立させている。
The
システム・バス203には、更にI/Oバス・ブリッジ207が接続されている。I/Oバス・ブリッジ207の下流側には、PCIなどのI/Oバス208を介して、IDE、ATA、ATAP80I、シリアルATA、SCSI、USBなどにより、HDD(ハードディスクドライブ)209などの記憶装置が接続されている。HDD209は会議管理サーバ30の全体を制御するプログラム209pを記憶している。HDD209はSSD(Solid State Drive)でもよい。プログラム209pは記憶媒体に記憶された状態で配布されてもよいし、プログラム配信用のサーバから配信されてもよい。
An I/
また、I/Oバス208には、USBなどのバスを介して、キーボード及びマウス(ポインティング・デバイスと呼ばれる)などの入力装置210が接続され、システム管理者などのオペレータによる入力及び指令を受け付けている。
Further, an
なお、図示した会議管理サーバ30のハードウェア構成は、会議管理サーバ30が備えていることが好ましいハード的な要素を示す。
The illustrated hardware configuration of the
予約管理サーバ20、チャットサーバ10、登録端末50、及び、端末装置60のハードウェア構成図は、会議管理サーバ30と同様であるか、又は、異なるとしても本実施形態のリソース予約システム100の説明の上で支障はないものとする。また、会議管理サーバ30、予約管理サーバ20、及び、チャットサーバ10はクラウドコンピューティングに対応するため、これらのハードウェア構成は負荷に応じてハード的なリソースが動的に接続・切断されることで構成されてよい。なお、クラウドコンピューティングとは、特定ハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される利用形態をいう。
The hardware configuration diagrams of the
<<会議室端末>>
図5は会議室端末90の一例のハードウェア構成図である。会議室端末90の2つのハードウェア構成例を示す。なお、図5の会議室端末90はタブレット装置が想定されている。図5(a)の会議室端末90は、CPU301、ROM302、RAM303、EEPROM304、CMOSセンサ305、加速度・方位センサ306、メディアドライブ308を備えている。
<< conference room terminal >>
FIG. 5 is a hardware configuration diagram of an example of the
CPU301は会議室端末90の全体の動作を制御する。ROM302は基本入出力プログラムを記憶している。RAM303はCPU301のワークエリアとして使用される。EEPROM304はCPU301の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う。CMOSセンサ305は、CPU301の制御にしたがって被写体を撮像し画像データを得る。加速度・方位センサ306は地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等である。
The
メディアドライブ308は、フラッシュメモリ等のメディア607に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。メディアドライブ308は、既に記録されていたデータが読み出され又は新たにデータが書き込まれて記憶するメディア607を着脱自在な構成となっている。 The media drive 308 controls reading or writing (storage) of data with respect to the medium 607 such as a flash memory. The media drive 308 has a configuration in which a medium 607 for reading the already recorded data or newly writing the data therein and storing the data is removable.
なお、EEPROM304には、CPU301が実行するプログラム604pが記憶されている。プログラム604pは実施形態における各種処理を実行するためのアプリケーションソフトウェアやOS等である。プログラム604pはメディア607などに記憶された状態で配布されてもよいし、プログラム配信用のサーバから配信されてもよい。
A program 604p executed by the
また、CMOSセンサ305は光を電荷に変換して被写体の画像を電子化する電荷結合素子である。CMOSセンサ305は被写体を撮像することができるのであれば、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサであってもよい。CMOSセンサ305はバーコードや二次元バーコードを読み取ることができる。
The
更に、会議室端末90は、RFタグリーダ/ライタ322、アンテナI/F323、及び、振動アクチュエータ324を備える。RFタグリーダ/ライタ322は例えばNFC(Near Field Communication)などの規格にしたがって通信する。
Furthermore, the
振動アクチュエータ324は、会議室端末90を振動させるモータである。例えば、会議の終了時刻が迫ると会議室端末90が振動することで参加者にその旨を知らせることができる。
The
更に、会議室端末90は音声入力部309、音声出力部310、アンテナ311、通信部312、無線LAN通信部313、近距離無線通信用アンテナ314、近距離無線通信部315、ディスプレイ316、タッチパネル317及びバスライン319を備える。
Furthermore, the
音声入力部309は音声を音声信号に変換する。音声出力部310は音声信号を音声に変換する。通信部312はアンテナ311を利用して無線通信信号により最寄りの基地局装置と通信を行う。無線LAN通信部313はIEEE802.11規格に準拠する無線LAN通信を行う。
The
近距離無線通信部315は近距離無線通信用アンテナ314を利用して例えばBluetooth(登録商標)、又は、Bluetooth Low Energy(登録商標)の通信規格にしたがった通信装置である。
The short-range
ディスプレイ316は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL等である。タッチパネル317は、ディスプレイ316上に載せられ、感圧式又は静電式のパネルによって構成され、指やタッチペン等によるタッチによってディスプレイ316上におけるタッチ位置を検出する。バスライン319は上記各部を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
The
また、会議室端末90は専用の電池618を備え、電池618又は商用電源のいずれによっても駆動され得る。なお、音声入力部309は音声を入力するマイクが含まれる。音声出力部310は音声を出力するスピーカが含まれている。
In addition, the
図5(b)も同じく会議室端末90のハードウェア構成図の一例である。図5(b)に示されているように、会議室端末90は、CPU701、ROM702、RAM703、EEPROM704、CMOSセンサ705、撮像素子I/F706、加速度・方位センサ707、メディアI/F709、GPS受信部711を備えている。
FIG. 5B is also an example of a hardware configuration diagram of the
これらのうち、CPU701は、会議室端末90全体の動作を制御する。ROM702は、CPU701やIPL等のCPU701の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM703は、CPU701のワークエリアとして使用される。EEPROM704は、CPU701の制御にしたがって、アプリ等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ705は、CPU701の制御にしたがって被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F706は、CMOSセンサ705の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ707は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F709は、フラッシュメモリ等の記録メディア708に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部711は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
Of these, the CPU 701 controls the operation of the entire
また、会議室端末90は、遠距離通信回路712、CMOSセンサ713、撮像素子I/F714、マイク715、スピーカ716、音入出力I/F717、ディスプレイ718、外部機器接続I/F(Interface)719、近距離通信回路720、近距離通信回路720のアンテナ720a、及びタッチパネル721を備えている。
The
これらのうち、遠距離通信回路712は、通信ネットワークを介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ713は、CPU701の制御にしたがって被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F714は、CMOSセンサ713の駆動を制御する回路である。マイク715は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ716は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F717は、CPU701の制御にしたがってマイク715及びスピーカ716との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ718は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F719は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路720は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル721は、利用者がディスプレイ718を押下することで、会議室端末90を操作する入力手段の一種である。
Of these, the long-
また、会議室端末90は、バスライン710を備えている。バスライン710は、図4に示されているCPU701等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
Further, the
<機能について>
図6は、予約管理サーバ20、チャットサーバ10、会議管理サーバ30、及び、登録端末50の機能をブロック状に示す一例の機能ブロック図である。
<About function>
FIG. 6 is an example functional block diagram showing the functions of the
<<予約管理サーバ>>
予約管理サーバ20は、通信部21、及び、予約情報管理部22を有する。予約管理サーバ20が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
<<Reservation management server>>
The
通信部21は、会議管理サーバ30及び端末装置60と各種の情報を送受信する。通信部21は予約設定画面の画面情報を端末装置60に送信し、端末装置60から予約の設定を受信する。また、予約情報を会議管理サーバ30に送信する。
The
予約情報管理部22は、予約情報を受け付ける一般的なWebサーバ(Webアプリ)であり、更に、ユーザが登録した予約情報を管理する。予約情報管理部22は予約情報が登録(又は変更)されると予約者のアカウントを会議管理サーバ30に通知して、会議管理サーバ30からのアカウントを指定した要求に応じて通信部21を介して予約情報を会議管理サーバ30に送信する。要求がなくても変更があった予約情報を会議管理サーバ30に送信してもよい。予約管理サーバ20に予約者が会議室6を予約する方法としては一般的なWebアプリが使用されるものとする。
The reservation
予約管理サーバ20は記憶部29を有している。記憶部29は図4のメモリ202及びHDD209等により実現される。記憶部29には予約情報DB291(Data Base)が記憶されている。
The
表1は予約情報DB291に記憶されている予約情報の一例を示す。予約情報は会議室6の予約状況を管理するための情報である。予約情報には、予約IDに対応付けて予約者アカウント、会議名、会議室ID、開始時刻、終了時刻、参加予定者アカウント、及び、非公開フラグの各項目が登録されている。予約IDは予約情報の1レコードを識別する識別情報である。IDはIdentificationの略であり識別子や識別情報という意味である。IDは複数の対象から、ある特定の対象を一意的に区別するために用いられる名称、符号、文字列、数値又はこれらのうち1つ以上の組み合わせをいう。予約ID以外のIDについても同様である。予約者アカウントは会議室6を予約した参加予定者のアカウントである。会議名は参加予定者が任意に付与した会議の名称である。会議室IDは社内ネットワークにある会議室6を識別する識別情報である。開始時刻は会議室6が予約された時間帯の始期(会議が開始される時刻)であり、終了時刻は会議室6が予約された時間帯の終期(会議が終わる時刻)である。参加予定者アカウントは会議に参加する予定の参加予定者のアカウントである。なお、表1のアカウントはいずれも予約管理サーバ20が発行したアカウントである。非公開フラグは、予約情報の登録時に予約者が設定した、予約情報を非公開とするか否かの設定である(図8の非公開設定欄)。
Table 1 shows an example of the reservation information stored in the
<<チャットサーバ>>
チャットサーバ10は、通信部11、及び、テキスト処理部12を有する。チャットサーバ10が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成カテゴリのいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
<<Chat server>>
The
通信部11は、会議管理サーバ30と各種の情報を送受信する。本実施形態では会議管理サーバ30から会議室の予約に関する情報、ボットを識別する情報(例えばトークンなど)、及び、通知先のグループを特定する情報を受信する。このボットを識別する情報は、会議管理サーバ30のボットを作成した際に予めチャットサーバ10からボットの識別情報として通知されている。更に、予約者などの個人のアカウントが指定される場合もある。また、通信部11は参加予定者が会議室の予約に関する情報を既読した旨、又は、表示された会議室の予約に関する情報に対する参加予定者の応答を会議管理サーバ30に送信する。
The
テキスト処理部12は、会議管理サーバ30から通知されたボットを識別する情報及び通知先のグループを特定する情報に基づき、ボットが発言する情報として、グループに属する参加予定者に会議室6の予約に関する情報を送信する。通知は参加予定者の数だけ行われる場合と、予約者又は通知先ユーザのみに行われる場合がある。
Based on the information for identifying the bot notified from the
テキスト処理部12はいわゆるプッシュ通知を行うことができる。プッシュ通知には各OSが提供する公知の仕組みを利用するものとする。
The
また、チャットサーバ10は記憶部19を有している。記憶部19は図4のメモリ202及びHDD209等により実現される。記憶部19にはグループ情報DB191が記憶されている。
The
表2はグループ情報DB191に記憶されているグループ情報の一例を示す。グループ情報は同じグループに属するメンバのアカウントが登録された情報である。グループ情報には、ワークスペースとチャンネルに対応付けて、メンバアカウント1〜n(表2ではn=4)、及び、ボットアカウントが登録されている。
Table 2 shows an example of group information stored in the
ワークスペースは企業や部署などの組織を識別するための識別情報である。本実施形態では複数のメンバがワークスペース(例えばA社)に所属している。ワークスペースは例えばURLであるが、一意性があればよい。更にワークスペースはチャットの目的等に応じた複数のチャンネルを有する。チャンネルは例えば、製品A用のグループ、製品B用のグループ等、共通する情報が交換されるメンバの集まりである。チャンネルにはワークスペースに所属するメンバのうちいずれかのメンバが所属している。つまり、通知先はワークスペースとチャンネルによって特定される。ただし、通知先の特定方法はチャットシステムによって異なるため、グループを一意に特定できる識別情報が存在すれば、その情報のみでも良いし、3つ以上の情報によって特定されてもよい。 The workspace is identification information for identifying organizations such as companies and departments. In this embodiment, a plurality of members belong to the workspace (for example, company A). The workspace is, for example, a URL, but may be unique. Further, the workspace has a plurality of channels according to the purpose of chat and the like. A channel is, for example, a group for members such as a group for product A and a group for product B with which common information is exchanged. Any of the members belonging to the workspace belongs to the channel. That is, the notification destination is specified by the workspace and the channel. However, since the method of identifying the notification destination differs depending on the chat system, if there is identification information that can uniquely identify the group, only that information may be used, or it may be identified by three or more pieces of information.
チャンネルは一意性が保証されている。メンバアカウント1〜nはチャンネルのメンバのアカウントであり、このアカウントはチャットサーバ10により発行されたものである。本実施形態では、会議室6の予約に関する情報を通知するためのメンバとしてボットが登録される。ボットはいわば会議管理サーバ30の代理人又は架空のメンバということができる。ボットの発言(テキスト)がメンバアカウント1〜nの端末装置60に送信される。
Channels are guaranteed unique. Member accounts 1 to n are accounts of members of the channel, and this account is issued by the
ワークスペースとチャンネルは、会議管理サーバ30によって管理され、参加者が属するグループを識別するための情報になる。
The workspace and channel are managed by the
<<会議管理サーバ>>
会議管理サーバ30は、通信部31、情報対応付部32、予約情報取得部33、通知判断部34、制御情報生成部35、制御情報応答部36、会議情報通知部37、チェックイン管理部38、非公開処理部39、非公開情報登録受付部40、及び、予約情報送信部41を有する。会議管理サーバ30が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成カテゴリのいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラム209pは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
<< Meeting Management Server >>
The
通信部31は、予約管理サーバ20、チャットサーバ10、登録端末50、及び、端末装置60と各種の情報を送受信する。通信部31は送信部31aと受信部31bを有している。受信部31bは予約管理サーバ20から予約情報を受信し、会議室端末90から予約情報の要求を受信する。また、受信部31bは会議室端末90からチェックイン要求を受信する。また、受信部31bは管理者が操作する登録端末50からチャットシステムのグループとアカウントの対応付けを受け付ける。送信部31aはチャットサーバ10に会議室の予約に関する情報を送信し、会議室端末90に予約情報を送信する。
The
情報対応付部32は、主に事前の登録作業に関する処理を行う。すなわち、管理者が操作する登録端末50等からドメインの登録を受けつけ顧客ドメインDB495に登録し、登録端末50等から送信されたチャットシステムのワークスペース及びチャンネルと予約管理サーバ20のアカウントを対応付けて対応付情報DB491に登録する。
The
予約情報取得部33は、リソース予約システム100を利用する顧客のアカウントを指定して予約管理サーバ20から予約情報を取得して会議管理情報として会議管理情報DB493に登録する。予約管理サーバ20から通知された登録又は更新された予約情報のアカウントを指定してもよいし、任意のアカウントを指定してもよい。予約管理サーバ20の予約情報の少なくとも一部の予約情報が会議管理情報DB493に記憶される。予約情報取得部33は、予約管理サーバ20が保持する予約情報のうち現在から所定期間未来の予約情報を取得する。所定期間はどのくらい先の会議まで会議室6の予約に関する情報を通知するかによって定まる。
The reservation
通知判断部34は、会議管理情報の中に通知する条件を満たす開始時刻の予約があるか否かを判断する。例えば、通知設定DB496を参照し、予約の開始時刻から逆算して設定された日時になると通知すると判断する。あるいは、予約情報取得部33が予約情報を予約管理サーバ20から取得した時点で、通知判断部34が予約に関する情報を通知するタスクを生成してキューに登録してもよい。キューに保存されたタスクは実行時刻(リマインドする時刻)が到来すると実行される。
The
なお、例えばリマインダー用のボット、予約受付用のボット等、役割ごとにボットが分けられている場合、処理に応じてボットを特定する。 If the bots are divided according to their roles, such as a reminder bot and a reservation acceptance bot, the bot is specified according to the processing.
会議情報通知部37は、通知判断部34が通知すると判断すると、ボットを識別する情報(例えばslackではトークン)及び通知先のグループを特定する情報を指定して会議室6の予約に関する情報を通知することをチャットサーバ10に要求する。なお、通知は何回に分けて行われるが、そのうちの少なくとも1回の通知に会議識別情報を含める。会議識別情報は、予約された会議室6を予約した時間帯に参加者が使用する権利を有することを会議管理サーバ30が確認するための情報である。会議情報通知部37は、少なくとも最終的な通知の前に会議識別情報を生成する。なお、会議識別情報は会議識別情報DB494に登録される。
When the
制御情報生成部35は、会議管理情報を参照して電子機器70の制御情報を生成し、制御情報を制御情報DB497に登録する。例えば、会議の開始時刻の数分前になると電子機器70の電源をONする制御情報を生成し、チェックアウトを検出すると電子機器70の電源をOFFする制御情報を生成する。制御情報は制御情報DB497に記憶される。
The control
制御情報応答部36は、会議室6の会議室端末90から制御情報があるかどうかの問い合わせを受け付け、制御情報DB497を参照し、会議室6に対応する制御情報を会議室端末90に送信する。
The control
チェックイン管理部38は、会議室へのチェックイン・チェックアウトを管理する。また、主にチェックイン・チェックアウトに伴う会議のステータスを会議管理情報DB493に登録する。チェックインは、予約IDで特定される会議の開始時刻の5〜10分前になると認められる。そして、会議室端末90が送信する会議室IDと会議識別情報の組が会議識別情報DB494に登録されている場合にチェックインを許可する。
The check-in
非公開処理部39は、予約情報を非公開にする処理を行う。まず、予約情報を非公開にする旨(図8の非公開設定欄、表1の非公開フラグ)が設定されている場合にだけ非公開にする処理を行うユーザ設定優先モードと、予約情報を非公開にする旨(図8の非公開設定欄、表1の非公開フラグ)が設定されていない場合でも強制的に非公開にする処理を行う強制モードとがある。これらのモードは管理者により予め設定されている。ユーザ設定優先モードの場合、非公開処理部39は、予約情報を非公開にする旨(図8の非公開設定欄、表1の非公開フラグ:ON)が設定されているか否かを判断する。非公開にする旨が設定されている予約情報の場合、後述する非公開情報DB498を参照して、予約情報に非公開情報が含まれているか否かを判断する。含まれている場合、該当する非公開対象項目を非表示にする旨、又は、固定表記にする旨(非公開設定)を作成する。強制モードの場合、非公開設定の有無に関わらず(非公開にする旨が設定されていない予約情報の場合でも)、非公開情報DB498を参照して、予約情報に非公開情報が含まれている場合、該当する予約情報の項目を非表示にする旨、又は、固定表記にする旨(非公開設定)を作成する。
The
非公開情報登録受付部40は、登録端末50から非公開情報の登録を受け付けるWebアプリを提供する。すなわち、後述する非公開情報管理画面(図9〜図11)の画面情報を生成して通信部31を介して登録端末50に送信し、登録端末50から非公開情報に関する登録を受け付ける。登録を受け付けた非公開情報は非公開情報DB498に記憶される。画面情報は、HTML、CSS(Cascade Style Sheet)、及びJavaScript(登録商標)等により作成される。
The private information
予約情報送信部41は、会議室端末90からの要求に対し、会議管理情報DB493に記憶されている予約情報(会議管理情報)を送信する。予約情報送信部41はJSON形式、XML形式、CVS(Comma−Separated Values)形式などで送信すればよい。予約情報は繰り返し送信されるので容量が少ない形式が有利である。
The reservation
また、会議管理サーバ30は記憶部49を有している。記憶部49は図4のメモリ202及びHDD209等により実現される。記憶部49には、対応付情報DB491、会議管理情報DB493、会議識別情報DB494、顧客ドメインDB495、通知設定DB496、制御情報DB497、及び、非公開情報DB498が記憶されている。
The
表3は対応付情報DB491に記憶されている対応付情報の一例を示す。対応付情報は予約管理システムのアカウントとチャットシステムのグループを対応付ける情報である。対応付情報は、ワークスペース、チャンネル及びメンバアカウント1〜n(表ではn=4)の各項目を有する。ワークスペースとチャンネルは上記のとおりである。メンバアカウント1〜nには予約管理サーバ20が発行した各参加者のアカウントが登録される。また、表3に示すようにチャットシステムのアカウントが登録されてよい。グループに対して通知を行うためには予約管理サーバ20に対して会議を予約したユーザの予約管理サーバ20のアカウントと通知先のグループ及びチャンネルを特定するための情報(本実施形態ではワークスペースとチャンネル名)があればよく、必ずしもグループに所属するすべてのメンバのアカウントが登録されている必要はない。ただし、個人ユーザ宛に通知する場合、それぞれのチャットシステムのアカウント情報が必要なため、表3のように登録されていてもよい。
Table 3 shows an example of the association information stored in the
表4は会議管理サーバ30の会議管理情報DB493が記憶する会議管理情報の一例を示す。会議管理情報DB493には予約情報が記憶されるので、表4では表1の予約情報DB291との相違を説明する。表4の会議管理情報は予約者の表記名、予約者の所属名、参加者の表記名、参加者の所属名、及び、ステータスの項目を有する。予約者の表記名は予約者の氏名などである。予約者の所属名は予約者が所属する部署名である。参加者の表記名は参加者の氏名などである。参加者の所属名は参加者が所属する部署名である。会議管理サーバ30ではアカウントと表記名、所属名などを対応付けたユーザ情報を保持しているか利用可能なので、アカウントが分かればこれらも判明する。なお、予約管理サーバ20から送信される時点で予約者の表記名、予約者の所属名、参加者の表記名、参加者の所属名が含まれていてもよい。
Table 4 shows an example of the conference management information stored in the conference
ステータスは、予約の状況を意味する。例えば、会議室6の予約に関する情報の通知済み、利用確定、チェックイン済み、チェックアウト、又は、キャンセル(取り消し)等の状況が登録される。
The status means the status of the reservation. For example, statuses such as notification of information regarding reservation of the
表5は会議識別情報DB494に記憶されている会議識別情報管理情報の一例を示す。会議識別情報管理情報は会議室6の予約ごとに会議識別情報を管理する情報である。会議識別情報管理情報は、予約ID、会議室ID、及び、会議識別情報の各項目を有する。これらについてはステータスを除き予約情報と同じであり(予約管理サーバ20から受信した予約情報)、既出であるため説明は省略する。なお、予約IDが登録されているのは、同じ会議室6の予約を識別するためである。
Table 5 shows an example of the conference identification information management information stored in the conference
表6は顧客ドメインDB495に記憶されている顧客ドメイン情報の一例を示す。顧客ドメイン情報は顧客のドメインと顧客の管理者のアカウントを管理する情報である。顧客ドメイン情報には顧客のドメイン名と顧客の管理者アカウントが対応付けて登録されている。表6の顧客のドメインは予約管理サーバ20が発行したアカウント(メールアドレス)のドメインである。また、管理者アカウントは、顧客の管理者(代表する)のアカウントである。なお、表6のアカウントは予約管理サーバ20が発行したものである。
Table 6 shows an example of customer domain information stored in the
表7は通知設定DB496に記憶されている通知設定情報の一例を示す。通知設定情報は顧客ごとに通知に関する設定を保持する。通知設定情報には、顧客ドメイン名と通知設定が対応付けて登録されている。通知設定には、会議の開始時刻のどのくらい前に、会議室6の予約に関する情報を通知するかのタイミングが設定されている。あるいは決まった日時が設定されていてもよい。また、タイミングは1つである必要はなく、1つの顧客に複数回の通知設定が登録されていてもよい。
Table 7 shows an example of the notification setting information stored in the
表8は制御情報DB497に記憶されている制御情報の一例を示す。制御情報は会議室6の電子機器70を制御するための情報である。制御情報は、会議室ID、及び、制御内容の各項目を有する。制御内容は、電子機器70の具体的な制御方法である。会議管理サーバ30は電子機器70ごとに詳細な制御内容を設定できる。また、制御する時刻が登録されないのは、社外ネットワークの会議管理サーバ30から会議室端末90に送信することが困難であり、会議室端末90が会議管理サーバ30にアクセスし、この時、制御情報が生成されていれば制御内容を送信するからである。
Table 8 shows an example of the control information stored in the
表9(a)は非公開情報DB498に記憶されている非公開情報に関する設定の一例を示し、表9(b)は固定表記情報の一例を示す。まず、非公開情報DB498は非公開情報、非公開設定名、非公開対象項目、非公開方法、及び、実行する/しない、の各項目を有している。非公開情報は予約情報に含まれている場合に非公開の対象となる情報である。非公開文字列や非公開ワードということができる。非公開設定名は、非公開情報が見つかった予約情報をどのように非公開とするかに関する非公開設定の名称である。操作を容易にするため管理者が非公開設定名を選択すると非公開対象項目と非公開方法が決まるようになっている。非公開対象項目は予約情報のどの項目を非公開にするかを示す。このように、表示に関する情報には非公開にする項目が含まれうる。非公開方法は非公開情報を固定表記とするか非表示とするかを示す。実行する/しないは、対応する非公開情報を非公開とする処理を会議管理サーバ30が実行するかどうか示す。後述するようにこれらの各設定は管理者が行うことができる。
Table 9(a) shows an example of the settings relating to the private information stored in the
非公開情報DB498は会議室IDに対応付けられており、会議室ごとに構築することが可能になっている。これにより、例えば役員用の会議室には役員の会議の予約情報に特有の非公開情報を設定できるようになる。ただし、非公開情報DB498は全会議室又は複数の会議室に共通でもよい。
The
固定表記情報は、非公開情報の非公開方法が固定表記の場合に非公開対象項目が置き換えられる情報である。固定表記IDに具体的な固定表記が対応付けられており、会議室端末90は固定表記IDで固定表記を特定できるようになっている。固定表記情報は、会議室端末90が初期設定時などに会議管理サーバ30からダウンロードしてもよいし、予約情報と共に会議室端末90に送信されてもよい。
The fixed notation information is information that replaces the non-disclosure target item when the non-disclosure method of the non-disclosure information is the fixed notation. A specific fixed notation is associated with the fixed notation ID, and the
表9(c)はユーザ設定優先モード又は強制モードが設定されている動作モード設定情報である。管理者は予めユーザ設定優先モード又は強制モードを設定しておくことができる。なお、管理者が設定しない場合のデフォルトの動作モードは強制モードである。こうすることでセキュリティを向上できる。なお、動作モード設定情報は会議室ごとに設定可能であることが好ましい。重要な会議が行われる会議室では強制モードに設定し、社内のみの汎用的な会議が行われる会議室ではユーザ設定優先モードに設定するなど、使い分けることができる。 Table 9(c) is operation mode setting information in which the user setting priority mode or the forced mode is set. The administrator can set the user setting priority mode or the compulsory mode in advance. The default operation mode when not set by the administrator is the forced mode. This can improve security. It is preferable that the operation mode setting information can be set for each conference room. For example, the conference room in which an important conference is held is set to the forced mode, and the conference room in which only a general conference is held is set to the user setting priority mode.
登録端末50で管理者が非公開設定をし忘れても、表示内容の変更を可能にして機密漏洩を抑制できる。会議管理サーバ30で統一的な表現に予約内容を変更可能となる。また、会議室(リソース)ごとに設けられる会議室端末90でも個別の表示設定が可能になる。
Even if the administrator forgets to make the private setting on the
<<登録端末>>
登録端末50は、通信部51、操作受付部52、及び、表示制御部53を有する。登録端末50が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラム209pは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
<< registration terminal >>
The
登録端末50は、会議管理サーバ30が提供するWebページを介して管理者が会議室に関する各種の設定を行うための端末である。この設定の1つに表9に示した非公開情報の設定がある。なお、非公開情報の設定には端末装置60が使用されてもよい。登録端末50が有する通信部51、操作受付部52、及び、表示制御部53の機能は端末装置60と同様であり、詳細は端末装置60と共に説明する。
The
<<端末装置>>
図7は、端末装置60及び会議室端末90の機能をブロック状に示す一例の機能ブロック図である。電子機器70の機能については必要に応じて説明する。
<< terminal device >>
FIG. 7 is an example functional block diagram showing the functions of the
端末装置60は、通信部61a、操作受付部61b、表示制御部61c、チャット通信部62、テキスト表示部63、アプリ通信部64、サーバ通信部65、表示制御部66、アプリ通信部67、及び、端末通信部68を有する。端末装置60が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラム209pは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。端末装置60ではチャットアプリ60aと会議アプリ60bが動作しているので、プログラム209pにはチャットアプリ60aと会議アプリ60bが含まれる。
The
通信部61aは、会議管理サーバ30及び予約管理サーバ20と各種の情報を送受信する。チャットアプリ60aがチャットサーバ10と通信し、会議アプリ60bが会議管理サーバ30と通信するのに対し、通信部61は任意のサーバと通信できる。通信部61aは例えば、ブラウザの機能として提供されてよい。
The
操作受付部61bは、端末装置60に対する参加者の各種の操作を受け付ける。表示制御部61cは各種の画面の画面情報を解釈してLCD206に表示する。操作受付部61bと表示制御部61cは例えばブラウザの機能を有し、Webアプリを実行できる。例えば、表示制御部61cは予約管理サーバ20から受信した予約設定画面を表示し、操作受付部61bは予約者が設定する予約情報を受け付ける。
The
チャットアプリ60aのチャット通信部62は、チャットサーバ10と各種の情報の送受信を行う。本実施形態ではチャットサーバ10から会議室6の予約に関する情報を受信し、既読であること、会議室6が利用される又はキャンセルされるか、等をチャットサーバ10に通知する。
The
チャットアプリ60aのテキスト表示部63は、チャットサーバ10から送信されたテキスト(会議室6の予約に関する情報)を表示する。例えば、発言元はボットでありボットが入力したかのようにテキストを表示する。
The
チャットアプリ60aのアプリ通信部64は、会議アプリ60bを呼び出すと共に会議識別情報を会議アプリ60bに送信する。チャットサーバ10は、会議室6の予約に関する情報を通知する際、会議アプリ60bを識別する情報を端末装置60に送信しているので、チャットアプリ60aはOSに対し会議アプリ60bを指定し会議識別情報の通知を依頼する。OSは会議アプリ60bを起動することができる。
The
会議アプリ60bのサーバ通信部65は会議管理サーバ30と通信する。会議識別情報を含む2次元コードを会議管理サーバ30から取得することなどを行う。2次元コードはチェックイン時の認証に使用される。認証用の数桁の数字でもよい。
The
会議アプリ60bの表示制御部66は、会議識別情報が含まれる2次元コード等をLCD206に表示する。会議アプリ60bのアプリ通信部67は、OSを介して、チャットアプリ60aから各種の情報(会議室6の予約に関する情報に含まれる会議識別情報等)を取得する。
The
端末通信部68は、会議室端末90と通信し会議識別情報等を送信する。端末通信部68は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信で会議室端末90の存在を検出し、会議室端末90を検出すると会議識別情報を送信する。また、会議室端末90に対し2次元コードを表示する機能(撮像させる)を提供する。
The
<<会議室端末>>
会議室端末90はサーバ通信部91、端末装置通信部92、操作受付部93、表示制御部94、電子機器通信部95、及び、予約情報要求部96を有する。会議室端末90が有するこれら各機能部は、図5に示された各構成のいずれかが、EEPROM304からRAM303に展開されたプログラム604pに従ったCPU301からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラム604pは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
<< conference room terminal >>
The
サーバ通信部91は、サーバURL993を宛先にして会議管理サーバ30と通信する。会議室端末90は社内ネットワークに存在するため会議管理サーバ30から会議室端末90と通信することは困難である。このため、サーバ通信部91はポーリング(定期的に会議管理サーバ30と通信する)やWebSocketなどの通信技術で会議管理サーバ30と通信する。サーバ通信部91はHTTPなどの通信プロトコルで通信すればよく、通信プロトコルは特に制限しない。
The
本実施形態のサーバ通信部91は予約情報を受信し、チェックイン時に、端末装置通信部92が端末装置60から受信した会議識別情報又は手で入力された会議識別情報を会議管理サーバ30に送信する。また、サーバ通信部91は会議管理サーバ30から制御情報を受信する。
The
端末装置通信部92は端末装置60と通信する。本実施形態では会議識別情報等を受信する。会議識別情報が手で入力される場合、端末装置通信部92はなくてもよい場合がある。端末装置通信部92は、図5のCPU301がプログラム604pを実行し近距離無線通信部315又はRFタグリーダ/ライタ322を制御すること等により実現される。
The terminal
電子機器通信部95は、電子機器70と通信する。本実施形態ではサーバ通信部91が受信した制御情報を電子機器70に送信する。電子機器通信部95は、図5のCPU301がプログラム604pを実行し無線LAN通信部313を制御すること等により実現される。
The electronic
表示制御部94はディスプレイ316に端末アプリ90aが生成する画面を表示する。この画面はチェックイン、チェックアウトなどが可能な待ち受け画面501である。本実施形態の表示制御部94は、予約情報(詳細には表4の会議管理情報)に非公開設定が行われているか否かを判断し、非公開設定が行われている場合、非公開設定が対応付けられた非公開対象項目を非表示にし、又は、固定表記にする。指示される固定表記は表9(b)の固定表記情報が会議管理サーバ30から送信されるか、又は、同じものが会議室端末90の記憶部99に記憶されている。
The
操作受付部93は会議室端末90に対する各種の操作を受け付ける。例えば、チェックイン、会議識別情報の手による入力を受け付けたり、チェックアウトを受け付けたりする。
The
予約情報要求部96は、予約情報を取得する定期的なタイミングになるとサーバ通信部91を介して記憶部99に記憶されている会議室ID991を繰り返し会議管理サーバ30に送信する。この応答として、予約情報要求部96はサーバ通信部91を介して予約情報を取得する。予約情報は変更があった場合にだけ取得すればよい。タイミングは数秒〜数分ごとの周期である。周期が短い方が早期に予約情報を更新できるが、通信負荷も高くなるため、両者を考量して決定される。本実施形態では例えば30秒とする。また、サーバ通信部91を介して少なくとも当日の会議室6の会議管理情報(予約情報)等を受信できる。
The reservation
また、会議室端末90は記憶部99を有している。記憶部99は図5のROM302及びEEPROM304等により実現される。記憶部99には会議室を特定するための会議室ID991、会議管理サーバ30のサーバURL993、待ち受け画面501に表示され会議室名称994、及び、電子機器70のIPアドレス997が記憶されている。
The
<端末装置が表示する予約設定画面の例>
図8は端末装置60が表示する予約設定画面400の一例を示す。なお、図8は簡略された画面例であり、本実施形態で説明の対象としない項目は省略されている。
<Example of reservation setting screen displayed on the terminal>
FIG. 8 shows an example of the
予約設定画面400は、会議名入力欄401、開始日入力欄402a、開始時刻入力欄402b、終了日入力欄403a、終了時刻入力欄403b、会議室選択欄404、非公開設定欄405、及び、参加者名欄406を有する。予約者は予約管理サーバ20のアカウントで予約管理サーバ20にログインし、予約設定画面400に必要事項を入力する。
The
会議名入力欄401は任意の会議名を予約者が入力する欄である。一般には会議の内容を把握可能な会議名が入力される。開始日入力欄402a、終了日入力欄403aには例えば予約者の操作で表示されるカレンダーから選択された日にちが入力される。開始時刻入力欄402b、終了時刻入力欄403bには、例えば15分刻みの時刻一覧がプルダウンで表示され、予約者が選択した時刻が入力される。
The conference
会議室選択欄404では会議室6のリストがプルダウン形式で表示され、予約者が任意に会議室を選択できる。なお、表示される会議室は、開始日入力欄402a、開始時刻入力欄402b、終了日入力欄403a、終了時刻入力欄403bで指定される時間帯で空いている会議室である。
In the conference
非公開設定欄405は、この会議の情報を非公開にするか否かの設定を予約者が設定する欄である(表1の非公開フラグに対応)。非公開フラグは動作モードがユーザ設定優先モードの場合に会議管理サーバ30が参照し、強制モードの場合は参照されない。ユーザ設定優先モードの場合、非公開設定欄405がチェックされた場合は非公開に設定され(非公開フラグがON)、チェックされない場合、非公開に設定されない(非公開フラグがOFF)。参加者名欄406は、登録者が任意の参加者名を入力する欄である。例えば、過去に設定した参加者名はブラウザのクッキー機能により再入力なしに入力できる。
The
<非公開情報の設定>
次に、図9〜図11を用いて非公開情報の設定方法を説明する。図9は、非公開情報管理画面600の一例を示す。非公開情報管理画面600は、チェックボックス欄601、非公開情報欄602、非公開設定名欄603、及び、削除ボタン604の項目を有している。
<Setting private information>
Next, a method of setting private information will be described with reference to FIGS. 9 to 11. FIG. 9 shows an example of the private
非公開情報欄602は、予約情報内に含まれる全ての情報を検索するための情報である。非公開情報欄602の非公開情報と同じ情報が予約情報に含まれている場合、この予約情報の非公開対象項目(図11参照)は非公開(非表示又は固定表記)となる。動作モードが強制モードの場合、図8の予約設定画面400で非公開設定欄405がチェックされていない場合でも、非公開情報と同じ情報が含まれている予約情報は非公開とされる。これにより、予約者が非公開設定欄のチェックを忘れても、非公開情報を非公開にすることができる。
The
非公開設定名欄603は、非公開設定の名称である。管理者は非公開設定の名称を選択することで、非公開対象項目と非公開方法を容易に設定することができる。すなわち、非公開設定名によって非公開対象項目と非公開方法(表9(a)参照)を決定できる。削除ボタン604は、1レコード(チェックボックス、非公開情報及び非公開設定名の組)を管理者が削除するためのボタンである。
The private
チェックボックス欄601は、対応する非公開情報を予約情報で検索するか否かを設定するための欄である。つまり、1つのレコードの非公開設定を有効とするか否かを設定できる。チェックボックス欄601の設定は表9(a)の「実行する/しない」に対応する。
The
非公開情報管理画面600の一番下のレコードは空欄になっており、管理者は新しい非公開情報を入力することができる。非公開設定名欄603が押下されると、過去に作成されている非公開設定名がプルダウン表示される。各非公開設定の詳細な設定については図10,図11で説明する。新しい非公開情報を入力すると、新しい空欄のレコードが非公開情報管理画面600の一番下に追加される。
The record at the bottom of the secret
また、非公開情報管理画面600は保存ボタン605とキャンセルボタン606を有している。保存ボタン605は、非公開情報管理画面600を登録端末50が開いた時から保存ボタン605を押下するまでの編集状態を保存する。キャンセルボタン606は、非公開情報管理画面600を開いた時からキャンセルボタン606を押下するまでの編集状態を破棄する。
The private
図10は、登録端末50が表示する非公開設定管理画面610の一例である。非公開設定管理画面610は管理者が非公開設定を編集したり追加したりするための画面である。非公開設定管理画面610は、チェックボックス欄611、非公開設定名欄612、編集ボタン613、及び、削除ボタン614を有している。
FIG. 10 is an example of the private
チェックボックス欄611は、非公開設定名欄612の非公開設定を利用するか否かを管理者が設定するための欄である。チェックボックス欄611がチェックされると非公開設定が利用可能となり、チェックされないと非公開設定を利用可能でなくなる。
The
編集ボタン613は、非公開設定名欄612で指定される非公開設定の内容を編集するためのボタンである。編集ボタン613が押下されると図11の非公開設定編集画面620が表示される。削除ボタン614は、非公開設定名欄612で指定される非公開設定を非公開設定管理画面610から削除するためのボタンである。
The
更に、非公開設定管理画面610は追加ボタン615を有している。追加ボタン615は、新しく非公開設定を非公開設定管理画面610に追加して表示するためのボタンである。追加ボタン615が押下されると図11の非公開設定編集画面620が表示される。
Further, the non-public
図11は、非公開設定編集画面620の一例を示す。非公開設定編集画面620は、非公開設定名欄621、非公開対象項目欄622、非公開方法欄623、固定表記選択ボタン624、固定表記追加ボタン627、完了ボタン625、及び、キャンセルボタン626を有している。
FIG. 11 shows an example of the private
非公開設定名欄621は、非公開設定を保存する際の名前を管理者が編集するための欄である。既存の非公開設定を管理者が編集する場合、編集前の非公開設定名が予め表示されている。非公開対象項目欄622は、予約情報の中から非公開にする項目をプルダウンメニューなどで表示し、管理者が選択する欄である。予約情報に含まれる全ての項目、及び、アカウントに紐付けされている情報は非公開対象項目となりうるが、例えば、会議名、参加者名、予約者名、参加者の所属名、予約者の所属名、などが選択できるようになっている。なお、会議開始時刻と会議終了時刻など非公開とすべきでない項目は非公開対象項目として選択できないことが好ましい。
The secret
管理者は非公開対象項目欄622で非公開対象項目を任意に選択できるので、非公開情報が含まれる項目だけでなく非公開情報が含まれない項目を非公開に設定できる。一般には非公開情報が含まれる項目を非公開にすべきなので、非公開対象項目欄622で非公開情報を含む項目を設定できてもよい。
Since the administrator can arbitrarily select the non-public target item in the non-public
また、非公開対象項目は1つに限らず、2つ以上設定可能でよい。この場合、非公開設定編集画面620が複数の非公開対象項目欄622を有していればよい。
Further, the number of non-disclosure target items is not limited to one, and two or more items may be set. In this case, the non-disclosure setting
非公開方法欄623には、非公開対象項目を非公開にする際に、非表示にするか又は固定表記にするかを例えばプルダウンメニューで表示し、管理者の選択を受け付ける。また、管理者が非公開方法欄623で固定表記を選択すると、固定表記選択ボタン624が表示される。固定表記選択ボタン624が押下されると既に登録されている固定表記を例えばプルダウンメニューで表示し、管理者の選択を受け付ける。固定表記追加ボタン627は管理者が固定表記を追加するためのボタンである。固定表記追加ボタン627を管理者が押下することで、新しい固定表記を追加することができる。したがって、表9(b)の固定表記情報に固定表記を追加できる。
In the
完了ボタン625は、非公開設定編集画面620を登録端末50が開いた時から完了ボタン625を押下するまでの編集状態を保存するためのボタンである。キャンセルボタン626は、非公開設定編集画面620を開いた時からキャンセルボタン626を押下するまでの編集状態を破棄するためのボタンである。
The
<動作手順>
図12は、会議室端末90が待ち受け画面501で表示する予約情報を非公開にする手順を示す一例のシーケンス図である。
<Operating procedure>
FIG. 12 is a sequence diagram of an example showing a procedure in which the
S1:管理者は登録端末50を操作して登録端末50を会議管理サーバ30と通信させる。会議管理サーバ30の非公開情報登録受付部40はWebアプリとして図9〜図11に示した画面の画面情報を登録端末50に送信する。登録端末50の通信部51は画面情報を受信し、登録端末50の表示制御部53は図9〜図11に示した画面を表示する。管理者が非公開情報等を設定すると操作受付部52が非公開情報、非公開設定名、非公開対象項目、非公開方法、及び、実行する/しないを受け付けて、通信部51がこれらを会議管理サーバ30に送信する。会議管理サーバ30の非公開情報登録受付部40はこれらを非公開情報DB498に登録する。
S1: The administrator operates the
S2:予約者は任意のタイミングで予約管理サーバ20に対して会議室の予約を行う。すなわち、予約者は図8に示した予約設定画面を端末装置60(予約端末の一例)に表示させて、会議名、会議開始日、会議開始時刻、会議終了日、会議終了時刻、参加者、会議室、及び、非公開設定を入力する。端末装置60の操作受付部61bはこれら予約情報を受け付ける。通信部61aは予約情報を予約管理サーバ20に送信する。
S2: The reservation person reserves the conference room with respect to the
S3:予約管理サーバ20の通信部21は予約情報を受信して、予約情報管理部22が予約情報を予約情報DB291に登録する。
S3: The
S4:予約管理サーバ20の通信部21は会議管理サーバ30に対して、予約者のアカウントを指定して予約情報が更新された旨を通知する。
S4: The
S5:会議管理サーバ30の通信部31は予約情報が更新された旨を受信して、予約情報取得部33が予約管理サーバ20に対しアカウントを指定して予約情報を要求し、取得する。なお、予約情報は予約ID又は会議室名と予約開始日時など、予約を特定する情報により指定されてもよい。
S5: The
S6:会議管理サーバ30の非公開処理部39は予約情報の中に、非公開情報DB498に登録されている非公開情報が含まれているか否かを判断する。動作モードが強制モードの場合、判断時には非公開設定がチェックされているか否か(非公開フラグ)を判断しなくてよい。動作モードがユーザ設定優先モードの場合、非公開設定がチェックされている(非公開フラグ:ON)予約情報のみについて、非公開情報が含まれているか否かを判断する。
S6: The
S7:会議管理サーバ30の非公開処理部39は、非公開情報が含まれている予約情報の非公開対象項目を、非公開にするための処理を行う。すなわち、非公開対象項目ごとに非公開方法を作成して非公開設定を会議管理情報に対応付ける。非公開設定を含む会議管理情報を図13に示す。
S7: The
S8:会議室端末90の予約情報要求部96は一定時間ごとに会議管理サーバ30に対して会議室IDを指定して、会議室の予約情報を要求する。これにより、予約情報の登録からほぼ一定時間が経過すると会議管理サーバ30は予約情報を取得できる。
S8: The reservation
S9:会議室端末90の表示制御部94は会議管理サーバ30から予約情報を取得すると、待ち受け画面501の更新処理を開始する。
S9: When the
S10:会議室端末90の表示制御部94は会議管理サーバ30から取得した予約情報ごとに非公開設定を含むか否かを判断する。
S10: The
S11:会議室端末90の表示制御部94は非公開設定を予約情報に反映させて待ち受け画面501を表示する。すなわち、非公開設定により指定されている非公開対象項目を、指定された非公開方法に応じて、非表示又は固定表記とする。
S11: The
<会議管理サーバが会議室端末に送信する予約情報>
図13は、会議管理サーバ30が会議室端末90に送信する会議管理情報の一例を示す。図13では表4の会議管理情報に非公開設定の項目が追加されている。予約ID=001の予約情報では会議名が「サンプル(株)との自動運転会議」であり、表9(a)の非公開情報「サンプル(株)」を含んでいる。表9(a)によれば、非公開対象項目が会議名、非公開方法が非表示なので、図13では非公開設定に以下のように設定されている。
「非公開対象項目 → 会議名
非公開方法 → 非表示」
予約ID=002の予約情報では予約者が「e@xfoof.com」であるが、「e@xfoof.com」というアカウントの表記名が「佐藤一郎」である。表9(a)の非公開情報には「佐藤一郎」が登録されているが、表9(a)によれば、非公開対象項目が予約者、非公開方法が固定表記5なので、図13では非公開設定に以下のように設定されている。
「非公開対象項目 → 予約者
非公開方法 → 固定表記5」
会議室端末90の表示制御部94は図13のような予約情報に基づいて、待ち受け画面501に表示する非公開対象項目を非表示又は固定表記にして表示する。なお、非公開方法が非表示の場合、会議管理サーバ30の非公開処理部39が予約情報の非公開対象項目を削除してもよい。同様に、非公開方法が固定表記の場合、会議管理サーバ30の非公開処理部39が予約情報の非公開対象項目を表9(b)の固定表記で置き換えてよい。こうすることで、会議室端末90は従来通り予約情報を表示すればよくなる。
<Reservation information sent by the conference management server to the conference room terminal>
FIG. 13 shows an example of conference management information transmitted from the
"Items to be hidden → Meeting name Hide method → Hide"
In the reservation information of reservation ID=002, the reservation person is “e@xfoof.com”, but the notation name of the account “e@xfoof.com” is “Ichiro Sato”. Although “Ichiro Sato” is registered in the non-public information in Table 9(a), according to Table 9(a), the non-public target item is the subscriber and the non-public method is the fixed notation 5, so that FIG. Then, the private settings are set as follows.
"Items to be closed to the user → How to hide the reservation person → Fixed notation 5"
The
しかし、会議室端末90に送信される予約情報に元の情報が含まれることで、予約者が会議室端末90に会議識別情報を入力することで非公開情報の会議名や予約者、参加者等を確認できるし、会議が始まった後であれば非公開情報の会議名や予約者、参加者等を表示したい場合もあるため、図13のように非表示又は固定表記されていない予約情報を会議室端末90が受信することも有効である。
However, since the reservation information transmitted to the
<会議室端末の処理>
図14は、会議室端末90が予約情報を待ち受け画面501で表示する手順を示す一例のフローチャート図である。図14の処理は待ち受け画面501に予約情報が表示される際に実行される。なお、待ち受け画面501に表示される予約情報には直近の(次の)予約情報だけでなく、当日に予定されている予約情報も含まれるため、表示される予約情報は図14の処理の対象となる。
<Processing of conference room terminals>
FIG. 14 is a flowchart of an example showing a procedure in which the
まず、会議室端末90の予約情報要求部96は予約情報を取得する(S100−1)。表示制御部94は予約情報の非公開設定の項目を参照する(S100−2)。ここでは予約情報に非公開設定が対応付けられていたものとする。以降の処理は、会議名、予約者名、予約者の所属名、参加者名、及び、参加者の所属名ごとに並列に行われる。順番に行われてもよい。
First, the reservation
まず、会議名について、会議室端末90の表示制御部94は会議室が非公開対象項目か否かを判断する(S101)。ステップS101の判断がNoの場合、表示制御部94は予約情報に含まれる会議名を表示する(S102)。
First, for the conference name, the
ステップS101の判断がYesの場合、表示制御部94は非公開方法が非表示か固定表記かを判断する(S103)。
If the determination in step S101 is Yes, the
非公開方法が固定表記の場合、表示制御部94は会議名を固定表記に置き換える(S104)。非公開方法が非表示の場合、表示制御部94は会議名を非表示とする(S105)。なお、非表示とは会議名を空文字で表示することをいう。
When the non-disclosure method is the fixed notation, the
ステップS201〜S205では予約者名について同様に処理され、ステップS301〜S305では予約者の所属名について同様に処理され、ステップS401〜S405では参加者名について同様に処理され、ステップS501〜S505では参加者の所属名について同様に処理される。 In steps S201 to S205, the reservation person's name is similarly processed, in steps S301 to S305, the reservation person's affiliation name is similarly processed, in steps S401 to S405, the participant name is similarly processed, and in steps S501 to S505, the participation is performed. The same applies to the affiliation name of the person.
<待ち受け画面について>
図2に示した待ち受け画面について補足する。図2は、会議室が空き室だが、次の会議の開始時刻まで所定時間内の場合に、会議室端末90が表示する待ち受け画面501の一例を示す。待ち受け画面501には、現在の状況欄561、会議室名称欄562、会議名欄563、開始時刻欄564、終了時刻欄565、入室ボタン568、及び、この後の予約欄567、等が表示されている。
<About the standby screen>
The standby screen shown in FIG. 2 will be supplemented. FIG. 2 shows an example of a
現在の状況欄561は、現時刻に、会議室がどのような状況かを示す。会議室端末90の表示制御部94は、予約情報のステータスを現在の状況欄561に表示する。現在の時刻に予約されている予約情報がない場合は、表示制御部94は現在の状況欄561に「空室」(次の予約のチェックインが可能になるまで)又は「入室待ち」(次の予約のチェックインが可能になった後)と表示する。
The
会議室名称欄562には記憶部99に記憶されている会議室名称が表示される。会議名欄563には予約情報に含まれる会議名が表される。次の予約に基づくチェックインが可能になると、表示制御部94は会議名欄563に非公開設定に応じて会議名を表示するか、非表示とするか、又は、固定表記する。
The conference room name column 562 displays the conference room name stored in the
開始時刻欄564、終了時刻欄565には予約情報に含まれる開始時刻、終了時刻をそれぞれ表示する。図2は次の予約に基づくチェックインが可能になった待ち受け画面なので、次の会議の開始時刻から次の会議の終了時刻が開始時刻欄564、終了時刻欄565に表示されている。
In the
この後の予約欄567には、予約情報にしたがって、現在よりも後に予約されている各会議の開始時刻と終了時刻が表示される。入室ボタン568は、現在の状況欄561が「入室待ち」の場合に表示される。入室ボタン568は、ユーザがチェックインするためのボタンである。このボタンを押下すると、予約者は会議識別情報の入力することができる。予約者名欄570には非公開設定に応じて予約者情報が表示されるか、非表示にされるか又は固定表記される。
In the subsequent reservation column 567, according to the reservation information, the start time and the end time of each conference reserved after the present are displayed. The
図2(a)では、参加者名、予約者の所属名、及び、参加者の所属名が表示されていないが、待ち受け画面501にこれらも表示される場合は、会議室端末90は非公開にすることができる。
In FIG. 2A, the participant name, the reservation member's affiliation name, and the participant's affiliation name are not displayed, but when these are also displayed on the
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態のリソース予約システムは、非公開に設定されている項目を待ち受け画面501で会議室端末90が非公開にして予約情報を表示するので、待ち受け画面から意図せず重要情報が漏洩するおそれを低減できる。
<Summary>
As described above, in the resource reservation system according to the present embodiment, the
実施例1では会議管理サーバ30が予約情報の表示内容を変更して表示する非公開処理を行ったが、本実施例では会議室端末90が非公開処理を行うリソース予約システムについて説明する。
In the first embodiment, the
なお、本実施例では図3のシステム構成例、図4,図5のハードウェア構成例を援用できるものとして説明する。 In this embodiment, the system configuration example of FIG. 3 and the hardware configuration examples of FIGS. 4 and 5 can be used.
<機能について>
図15は、予約管理サーバ20、チャットサーバ10、会議管理サーバ30、及び、登録端末50の機能をブロック状に示す一例の機能ブロック図である。図16は、端末装置及び会議室端末の機能をブロック状に示す一例の機能ブロック図である。図15、図16において、図6と同一の符号を付した構成要素は同様の機能を果たすので、主に本実施例の主要な構成要素についてのみ説明する場合がある。まず、予約管理サーバ20、チャットサーバ10、登録端末50、及び端末装置60の機能は実施例1と同様でよい。
<About function>
FIG. 15 is an example functional block diagram showing the functions of the
<<会議管理サーバ>>
本実施例の会議管理サーバ30は非公開処理部39と非公開情報登録受付部40を有していない。これらの機能は会議室端末90が有している。
<< Meeting Management Server >>
The
<<会議室端末>>
会議室端末90は非公開処理部97と非公開情報登録受付部98を有している。
<< Conference room terminal >>
The
非公開処理部97は、会議管理サーバ30から受信した予約情報に応じて予約情報を非公開にする処理を行う。まず、予約情報を非公開にする旨(図8の非公開設定欄、表1の非公開フラグ)が設定されている場合にだけ非公開にする処理を行うユーザ設定優先モードと、予約情報を非公開にする旨(図8の非公開設定欄、表1の非公開フラグ)が設定されていない場合でも強制的に非公開にする処理を行う強制モードとがある。これらのモードは管理者により予め設定されている。ユーザ設定優先モードの場合、非公開処理部97は、予約情報を非公開にする旨(図8の非公開設定欄、表1の非公開フラグ:ON)が設定されているか否かを判断する。非公開にする旨が設定されている予約情報の場合、後述する非公開情報DB999を参照して、予約情報に非公開情報が含まれているか否かを判断する。含まれている場合、該当する非公開対象項目を非表示にする旨、又は、固定表記にする旨(非公開設定)を作成する。強制モードの場合、非公開にする旨が設定されていない予約情報の場合でも、非公開情報DB999を参照して、予約情報に非公開情報が含まれている場合、該当する予約情報の項目を非表示にする旨、又は、固定表記にする旨(非公開設定)を作成する。非公開設定が追加された予約情報は会議室予約情報DB998に記憶される。
The
非公開情報登録受付部98は、後述する非公開情報管理画面(図17〜図19)を表示して、管理者から非公開情報に関する登録を受け付ける。登録を受け付けた非公開情報は非公開情報DB999に記憶される。
The non-disclosure information
また、会議室端末90は記憶部99に会議室予約情報DB998と非公開情報DB999を有している。
Further, the
表11(b)はユーザ設定優先モード又は強制モードが設定されている動作モード設定情報である。管理者は予めユーザ設定優先モード又は強制モードを設定しておくことができる。なお、管理者が設定しない場合のデフォルトの動作モードは強制モードである。こうすることでセキュリティを向上できる。 Table 11(b) is operation mode setting information in which the user setting priority mode or the forced mode is set. The administrator can set the user setting priority mode or the compulsory mode in advance. The default operation mode when not set by the administrator is the forced mode. This can improve security.
表9(b)の固定表記情報がないのは、本実施例では固定表記が予約情報に直接、設定されるためである。 The fixed notation information in Table 9(b) does not exist because the fixed notation is directly set in the reservation information in this embodiment.
なお、表11(a)では、非公開情報に非公開対象項目と非公開方法が対応付けられているが、単に非公開情報を非公開にするだけなら非公開情報のリストが登録されていればよい。また、会議管理サーバ30が予め機械学習で非公開にすべき情報(企業名、固有名詞、役職等)を学習しておき、この情報を非公開情報と見なして非公開情報を検索してもよい。この場合、非公開情報のリストがなくてもよい。同様に、会議管理サーバ30は管理者が設定した非公開情報における非公開対象項目と非公開方法の対応を学習し、学習結果を未知の非公開情報に適用してもよい。
Note that in Table 11(a), the non-public information is associated with the non-public target item and the non-public method, but if the non-public information is simply made private, a list of non-public information is registered. Good. Further, even if the
<非公開情報の設定>
次に、図17〜図19を用いて非公開情報の設定方法を説明する。図17は、会議室端末90が表示する非公開情報管理画面600の一例を示す。非公開情報管理画面600は、チェックボックス欄601、非公開情報欄602、非公開設定名欄603、及び、削除ボタン604の項目を有している。
<Setting private information>
Next, a method for setting private information will be described with reference to FIGS. FIG. 17 shows an example of the private
非公開情報欄602は、予約情報内に含まれる全ての情報を検索するための情報である。非公開情報欄602の非公開情報と同じ情報が予約情報に含まれている場合、この予約情報の非公開対象項目(図19参照)は非公開(非表示又は固定表記)となる。動作モードが強制モードの場合、図8の予約設定画面400で非公開設定欄405がチェックされていない場合でも、非公開情報と同じ情報が含まれている予約情報は非公開とされる。これにより、予約者が非公開設定欄のチェックを忘れても、非公開情報を非公開にすることができる。
The
非公開設定名欄603は、非公開設定の名称である。管理者は非公開設定の名称を選択することで、非公開対象項目と非公開方法を容易に設定することができる。すなわち、非公開設定名によって非公開対象項目と非公開方法を決定できる。削除ボタン604は、1レコード(チェックボックス、非公開情報及び非公開設定名の組)を管理者が削除するためのボタンである。
The private
チェックボックス欄601は、対応する非公開情報を予約情報で検索するか否かを設定するための欄である。つまり、1つのレコードの非公開設定を有効とするか否かを設定できる。チェックボックス欄601の設定は表11(a)の「実行する/しない」に対応する。
The
非公開情報管理画面600の一番下のレコードは空欄になっており、管理者は新しい非公開情報を入力することができる。非公開設定名欄603が押下されると、過去に作成されている非公開設定名がプルダウン表示される。各非公開設定の詳細な設定については図18,図19で説明する。新しい非公開情報を入力すると、新しい空欄のレコードが非公開情報管理画面600の一番下に追加される。
The record at the bottom of the secret
また、非公開情報管理画面600は保存ボタン605とキャンセルボタン606を有している。保存ボタン605は、非公開情報管理画面600を登録端末50が開いた時から保存ボタン605を押下するまでの編集状態を保存する。キャンセルボタン606は、非公開情報管理画面600を開いた時からキャンセルボタン606を押下するまでの編集状態を破棄する。
The private
図18は、会議室端末90が表示する非公開設定管理画面610の一例である。非公開設定管理画面610は管理者が非公開設定を編集したり追加したりするための画面である。非公開設定管理画面610は、チェックボックス欄611、非公開設定名欄612、編集ボタン613、及び、削除ボタン614を有している。
FIG. 18 is an example of the non-disclosure
チェックボックス欄611は、非公開設定名欄612の非公開設定を利用するか否かを管理者が設定するための欄である。チェックボックス欄611がチェックされると非公開設定が利用可能となり、チェックされないと非公開設定を利用可能でなくなる。
The
編集ボタン613は、非公開設定名欄612で指定される非公開設定の内容を編集するためのボタンである。編集ボタン613が押下されると図19の非公開設定編集画面630が表示される。削除ボタン614は、非公開設定名欄612で指定される非公開設定を非公開設定管理画面610から削除するためのボタンである。
The
更に、非公開設定管理画面610は追加ボタン615を有している。追加ボタン615は、新しく非公開設定を非公開設定管理画面610に追加して表示するためのボタンである。追加ボタン615が押下されると図19の非公開設定編集画面630が表示される。
Further, the non-public
図19は、会議室端末90が表示する非公開設定編集画面630の一例を示す。非公開設定編集画面630は非公開設定名欄631、チェックボックス欄632、非公開対象項目欄633、非公開方法欄634、完了ボタン635、及び、キャンセルボタン636を有している。
FIG. 19 shows an example of the private
非公開設定名欄631は、非公開設定を保存する際の名前を管理者が編集するための欄である。既存の非公開設定を管理者が編集する場合、編集前の非公開設定名が予め表示されている。非公開対象項目欄633は、予約情報の各項目のうち非公開にすることができる項目をリスト状に示す。予約情報に含まれる全ての項目、及び、アカウントに紐付けされている情報は非公開対象項目となりうるが、例えば、会議名、参加者名、予約者名、参加者の所属名、予約者の所属名、などが選択できるようになっている。なお、会議開始時刻と会議終了時刻など非公開とすべきでない項目は非公開対象項目として選択できないことが好ましい。
The secret
管理者は非公開対象項目欄633で非公開対象項目を任意に選択できるので、非公開情報が含まれる項目だけでなく非公開情報が含まれない項目を非公開に設定できる。一般には非公開情報が含まれる項目を非公開にすべきなので、非公開対象項目欄で非公開情報を含む項目を設定できてもよい。
Since the administrator can arbitrarily select the non-public target item in the non-public
非公開方法欄634は、非公開対象項目を非公開にする際に、非表示にするか又は固定表記にするかを管理者が選択するための欄である。管理者は非表示のラジオボタン634a又は固定表記のラジオボタン634bを選択できる。管理者が固定表記のラジオボタン634bを選択すると、具体的な固定表記を入力できる。
The
チェックボックス欄632は非公開対象項目と非公開方法の組み合わせを、会議室端末90が非公開設定に使用するか否かを管理者が設定するための欄である。管理者は任意の項目のみを非公開にすることができる。
The
完了ボタン635は、管理者が非公開設定編集画面630を開いた時から完了ボタン635を押下するまでの編集状態を保存するためのボタンである。キャンセルボタン636は、管理者が非公開設定編集画面630を開いた時からキャンセルボタン636を押下するまでの編集状態を破棄するためのボタンである。
The
<動作手順>
図20は、会議室端末90が待ち受け画面501で表示する予約情報を非公開にする手順を示す一例のシーケンス図である。
<Operating procedure>
FIG. 20 is a sequence diagram of an example showing a procedure in which the
S1:管理者は会議室端末90を操作して図17〜図19に示した画面を表示させる。管理者が非公開情報等を設定すると操作受付部93が非公開情報、非公開設定名、非公開対象項目、非公開方法、及び、実行する/しない(チェックボックス欄601)を受け付けて、これらを非公開情報DB999に登録する。
S1: The administrator operates the
S2:予約者は任意のタイミングで予約管理サーバ20に対して会議室の予約を行う。すなわち、予約者は図8に示した予約設定画面を端末装置60に表示させて、会議名、会議開始日、会議開始時刻、会議終了日、会議終了時刻、参加者、会議室、及び、非公開設定を入力する。端末装置60の操作受付部61bはこれら予約情報を受け付ける。通信部61aは予約情報を予約管理サーバ20に送信する。
S2: The reservation person reserves the conference room with respect to the
S3:予約管理サーバ20の通信部21は予約情報を受信して、予約情報管理部22が予約情報を予約情報DB291に登録する。
S3: The
S4:予約管理サーバ20の通信部21は会議管理サーバ30に対して、予約者のアカウントを指定して予約情報が更新された旨を通知する。
S4: The
S5:会議管理サーバ30の通信部31は予約情報が更新された旨を受信して、予約情報取得部33が予約管理サーバ20に対しアカウントを指定して予約情報を要求し、取得する。なお、予約情報は予約ID又は会議室名と予約開始日時など、予約を特定する情報により指定されてもよい。
S5: The
S6:会議室端末90の予約情報要求部96は一定時間ごとに会議管理サーバ30に対して会議室IDを指定して、会議室の予約情報を要求する。これにより、予約情報の登録からほぼ一定時間が経過すると会議管理サーバ30は予約情報を取得できる。
S6: The reservation
S7:会議室端末90の表示制御部94は会議管理サーバ30から予約情報を取得すると、待ち受け画面501の更新処理を開始する。
S7: When the
S8:会議室端末90の非公開処理部97は予約情報の中に、非公開情報DB999に登録されている非公開情報が含まれているか否かを判断する。動作モードが強制モードの場合、判断時には非公開設定がチェックされているか否か(非公開フラグ)を判断しなくてよい。動作モードがユーザ設定優先モードの場合、非公開設定がチェックされている(非公開フラグ:ON)予約情報のみについて、非公開情報が含まれているか否かを判断する。
S8: The
S9:会議室端末90の非公開処理部97は、非公開情報が含まれている予約情報の非公開対象項目を、非公開にするための処理を行う。すなわち、非公開対象項目と非公開方法を含む非公開設定を作成して予約情報に対応付ける。表10の会議室予約情報DB998を例にして説明する。
S9: The
予約ID=001の予約情報では会議名が「サンプル(株)との自動運転会議」であり、表11(a)の非公開情報「サンプル(株)」を含んでいる。表11(a)によれば、非公開対象項目が会議名、非公開方法が非表示なので、表10では非公開設定に以下のように設定されている。
「非公開対象項目 → 会議名 非公開方法 → 非表示」
予約ID=002の予約情報では予約者が「e@xfoof.com」であるが、「e@xfoof.com」というアカウントの表記名が「佐藤一郎」である。表11(a)の非公開情報には「佐藤一郎」が登録されているが、表11(a)によれば、非公開対象項目が予約者、非公開方法が固定表記「ハイフン」なので、表10では非公開設定に以下のように設定されている。
「非公開対象項目 → 予約者 非公開方法 → ハイフン」
S10:会議室端末90の表示制御部94は予約情報ごとに非公開設定を含むか否かを判断する。表示制御部94は表10に示した非公開設定に基づいて、待ち受け画面501に表示する非公開対象項目を非表示又は固定表記にして表示する。
In the reservation information of reservation ID=001, the conference name is "autonomous driving conference with Sample Co., Ltd." and includes the private information "Sample Co., Ltd." in Table 11(a). According to Table 11(a), since the meeting target item and the non-disclosure method are not displayed as non-disclosure target items, the non-disclosure setting in Table 10 is set as follows.
"Items to be hidden → Meeting name Hide method → Hide"
In the reservation information of reservation ID=002, the reservation person is “e@xfoof.com”, but the notation name of the account “e@xfoof.com” is “Ichiro Sato”. Although "Ichiro Sato" is registered in the private information in Table 11(a), according to Table 11(a), the non-public target item is the reservation person and the private method is the fixed notation "hyphen". In Table 10, the secret settings are set as follows.
"Items to be closed to the user → How to hide the reservation person → Hyphen"
S10: The
S11:予約者又は参加者は会議室端末90が表示した待ち受け画面501から手動で非公開情報を登録することができる。ステップS11の処理については図21にて説明する。
S11: The reservation person or the participant can manually register the non-public information from the
この後、会議室端末90が予約情報を待ち受け画面501で表示する手順は実施例1の図14と同じでよい。
After that, the procedure in which the
<非公開情報が表示されてしまった場合>
会議室端末90が図20で説明した非公開設定を予約情報に対応付ける処理を行ったが、公開すべきでない情報が表示されてしまうことがある。この場合、予約者又は参加者はその場で予約情報の任意の項目を非公開にすることができる。図21を用いて説明する。図21は予約情報の任意の項目を非公開にする操作を説明する図の一例である。
<When private information is displayed>
Although the
図21(a)は図2と同様の待ち受け画面501であり、待ち受け画面501は非公開設定ボタン571を有している。非公開設定ボタン571は、図17に示した非公開情報管理画面600を表示させるためのボタン(表示部品)である。予約者又は参加者が非公開設定ボタン571を押下すると図21(b)に示すように、会議室端末90は非公開情報管理画面600を表示する。これにより、予約者又は管理者は会議室端末90から非公開情報を登録できる。この後、図18、図19と同様に画面遷移させれば非公開対象項目と非公開方法を登録できる。したがって、予約者又は管理者はその場で任意の非公開情報を登録して、予約情報の任意の項目を非公開にすることができる。
FIG. 21A shows a
また、操作受付部93は受け付けた非公開対象項目、非公開方法、及び、非公開情報(例えば、会議名、予約者、参加者、予約者の所属名、参加者の所属名の一部又は全部)を会議室端末90の非公開情報DB999に登録するので、今後表示される予約情報についても同じ非公開情報が含まれていれば、非公開にすることができる。
Further, the
なお、非公開情報の設定を受け付ける前に会議室端末90が予約者又は参加者を認証するとよい。例えば、会議識別情報が正しい場合にだけ非公開設定編集画面630を表示させれば、第三者が勝手に予約情報を非公開にすることを抑制できる。
The
<待ち受け画面について>
図21(a)に示した待ち受け画面について補足する。図21(a)は、会議室が空き室だが、次の会議の開始時刻まで所定時間内の場合に、会議室端末90が表示する待ち受け画面501の一例を示す。待ち受け画面501には、現在の状況欄561、会議室名称欄562、会議名欄563、開始時刻欄564、終了時刻欄565、入室ボタン568、及び、この後の予約欄567、等が表示されている。
<About the standby screen>
A supplement will be given to the standby screen shown in FIG. FIG. 21A shows an example of a
現在の状況欄561は、現在、会議室がどのような状況かを示す。会議室端末90の表示制御部94は、予約情報のステータスを現在の状況欄561に表示する。現在の時刻に予約されている予約情報がない場合は、表示制御部94は現在の状況欄561に「空室」(次の予約のチェックインが可能になるまで)又は「入室待ち」(次の予約のチェックインが可能になった後)と表示する。
The
会議室名称欄562には記憶部99に記憶されている会議室名称994が表示される。会議名欄563には予約情報に含まれる会議名が表される。次の予約に基づくチェックインが可能になると、表示制御部94は会議名欄563に非公開設定に応じて会議名を表示するか、非表示とするか、又は、固定表記する。
The conference room name column 562 displays the
開始時刻欄564、終了時刻欄565には予約情報に含まれる開始時刻、終了時刻をそれぞれ表示する。図21(a)は次の予約に基づくチェックインが可能になった待ち受け画面なので、次の会議の開始時刻から次の会議の終了時刻が開始時刻欄564、終了時刻欄565に表示されている。
In the
この後の予約欄567には、予約情報にしたがって、現在よりも後に予約されている各会議の開始時刻と終了時刻が表示される。入室ボタン568は、現在の状況欄561が「入室待ち」の場合に表示される。入室ボタン568は、ユーザがチェックインするためのボタンである。このボタンを押下すると、予約者は会議識別情報の入力することができる。予約者名欄570には非公開設定に応じて予約者情報が表示されるか、非表示にされるか又は固定表記される。
In the subsequent reservation column 567, according to the reservation information, the start time and the end time of each conference reserved after the present are displayed. The
図21(a)では、参加者名、予約者の所属名、及び、参加者の所属名が表示されていないが、待ち受け画面501にこれらも表示される場合は、会議室端末90は非公開にすることができる。
In FIG. 21A, the participant name, the reservation member's belonging name, and the participant's belonging name are not displayed. However, when these are also displayed on the
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態のリソース予約システムは、非公開に設定されている項目を待ち受け画面501で会議室端末90が非公開にして予約情報を表示するので、待ち受け画面から意図せず重要情報が漏洩するおそれを低減できる。
<Summary>
As described above, in the resource reservation system of the present embodiment, the
実施例2では、会議室端末90が非公開情報を予約情報から検索して予約情報に含まれる非公開情報を非公開にしたが、会議管理サーバ30(クラウド側)が予約情報に非公開設定を対応付けることもできる。また、会議室端末90と会議管理サーバ30の両方で行うこともできる。本実施例では会議室端末90と会議管理サーバ30の両方で非公開処理を行うリソース予約システム100について説明する。
In the second embodiment, the
なお、本実施例では、図3のシステム構成、図4,図5のハードウェア構成を援用して説明する。 In the present embodiment, the system configuration of FIG. 3 and the hardware configurations of FIGS. 4 and 5 will be described.
<機能について>
図22は、本実施例の予約管理サーバ20、チャットサーバ10、会議管理サーバ30、及び、登録端末50の機能をブロック状に示す一例の機能ブロック図である。図22の説明では主に図15との相違を説明する。
<About function>
FIG. 22 is a functional block diagram of an example showing the functions of the
図22の機能ブロック図では、会議管理サーバ30が非公開処理部39と非公開情報登録受付部40を有している。これらの機能は、図6で説明した非公開処理部39と非公開情報登録受付部40(又は、図16で説明した非公開処理部97と非公開情報登録受付部98)と同様でよい。ただし、非公開情報登録受付部40は登録端末50から非公開情報の登録を受け付けるWebアプリを提供する。すなわち、図17〜図19の画面の画面情報を生成して通信部31を介して登録端末50に送信し、登録端末50から非公開情報に関する登録を受け付ける。登録を受け付けた非公開情報は会議管理サーバの非公開情報DB498に記憶される。画面情報は、HTML、CSS(Cascade Style Sheet)、及びJavaScript(登録商標)等により作成される。
In the functional block diagram of FIG. 22, the
また、記憶部49には非公開情報DB498が構築されている。非公開情報DB498の構成は表11と同様でよい。非公開情報DB498に会議室端末90の非公開情報DB999とは異なる非公開情報等が登録されることで、公開すべきでない情報を非公開にしやすくできる。
In addition, a
会議室端末90の機能ブロック図は図16と同様でよい。したがって、管理者は会議管理サーバ30及び会議室端末90に非公開情報に関する情報を登録できる。また、図21で説明したように予約者又は参加者も会議室端末90に非公開情報に関する情報を登録できる。
The functional block diagram of the
<予約情報について>
本実施例では、会議管理サーバ30においても非公開設定を予約情報に対応付けるため、会議管理情報DB493に非公開設定が登録される。
<Regarding reservation information>
In this embodiment, since the private setting is associated with the reservation information also in the
表12は、会議管理サーバ30が有する会議管理情報DB493が記憶している会議管理情報を示す。表12の説明では主に表4との相違を説明する。会議管理サーバ30の非公開処理部39が非公開設定を予約情報に対応付けるため、会議管理情報DB493が非公開設定の項目を有している(非公開設定(サーバ作成))。
Table 12 shows the conference management information stored in the conference
表13は、会議室端末90が有する会議室予約情報DB998が記憶している会議管理情報を示す。表13の説明では主に表10との相違を説明する。会議管理サーバ30の非公開処理部39が作成した非公開設定に加え、会議室端末90の非公開処理部97が非公開設定を予約情報に対応付けるため、2つの非公開設定(非公開設定(サーバ作成)と(非公開設定(会議室端末サーバ作成))が予約情報に対応付けられている。
Table 13 shows the conference management information stored in the conference room
会議室端末90の表示制御部94は表13の予約情報の2つの非公開設定のそれぞれに基づいて待ち受け画面の予約情報を非公開にする処理を行う。表13では、説明の便宜上、2つの非公開設定が同じだが、会議管理サーバ30と会議室端末90で非公開情報、非公開対象項目、又は非公開方法のいずれかが異なれば、会議管理サーバ30と会議室端末90で異なる非公開設定を予約情報に対応付けることができる。したがって、予約情報がダブルチェックされる形となり、公開すべきでない情報を非公開にしやすくできる。
The
<動作手順>
図23は、会議室端末90が待ち受け画面501で表示する予約情報を非公開にする手順を示す一例のシーケンス図である。
<Operating procedure>
FIG. 23 is a sequence diagram of an example showing a procedure in which the
S21:管理者は登録端末50を操作して登録端末50を会議管理サーバ30と通信させる。会議管理サーバ30の非公開情報登録受付部40はWebアプリとして図17〜図19に示した画面の画面情報を登録端末50に送信する。登録端末50の通信部51は画面情報を受信し、登録端末50の表示制御部53は図17〜図19に示した画面を表示する。管理者が非公開情報に関する情報を設定すると操作受付部52が非公開情報、非公開設定名、非公開対象項目、非公開方法、及び、実行する/しない(チェックボックス欄601)を受け付けて、通信部51がこれらを会議管理サーバ30に送信する。会議管理サーバ30の非公開情報登録受付部40はこれらを会議管理サーバ30が有する非公開情報DB498に登録する。
S21: The administrator operates the
S22:また、管理者は会議室端末90を操作して図17〜図19に示した画面を表示させる。管理者が非公開情報に関する情報を設定すると操作受付部93が非公開情報、非公開設定名、非公開対象項目、非公開方法、及び、実行する/しない(チェックボックス欄601)を受け付けて、これらを会議室端末90が有する非公開情報DB999に登録する。
S22: Further, the administrator operates the
S23〜S26:図20のステップS2〜S5と同様でよい。 S23 to S26: The same as steps S2 to S5 in FIG.
S27:会議管理サーバ30の非公開処理部39は予約情報の中に、非公開情報DB498に登録されている非公開情報が含まれているか否かを判断する。動作モードが強制モードの場合、判断時には非公開設定がチェックされているか否か(非公開フラグ)を判断しなくてよい。動作モードがユーザ設定優先モードの場合、非公開設定がチェックされている(非公開フラグ:ON)予約情報のみについて、非公開情報が含まれているか否かを判断する。
S27: The
S28:会議管理サーバ30の非公開処理部39は、非公開情報が含まれている予約情報の非公開対象項目を、非公開にするための処理を行う。すなわち、非公開対象項目ごとに非公開方法を作成して非公開設定を予約情報に対応付ける。これにより、表12の会議管理情報が作成される。
S28: The
S29〜S32:図20のステップS6〜S9と同様でよい。これにより、表13の会議管理情報が作成される。 S29 to S32: The same as steps S6 to S9 in FIG. As a result, the conference management information in Table 13 is created.
S33:会議室端末90の表示制御部94は予約情報ごとに1つ以上の非公開設定を含むか否かを判断する。非公開設定は0個,1個、又は2個の場合がある。表示制御部94は表13のような予約情報に基づいて、待ち受け画面501に表示する非公開対象項目を非表示又は固定表記にして表示する。
S33: The
S34:予約者又は参加者は会議室端末90が表示した待ち受け画面から手動で非公開に設定することができる。
S34: The reservation person or the participant can manually set to be closed from the standby screen displayed by the
なお、本実施例では会議管理サーバ30と会議室端末90の両方が予約情報を非公開にする設定を行っているが、会議管理サーバ30のみが予約情報を非公開にする処理を行ってもよい。
In the present embodiment, both the
<まとめ>
したがって、本実施例のリソース予約システムによれば、実施例1、2の効果に加え、会議室端末90だけでなく、会議管理サーバも非公開情報を非公開にする処理を行うので、公開すべきでない情報を非公開にしやすくできる。管理者は、例えば、各会議室に共通の非公開情報を会議管理サーバ30に設定しておき、会議室に個別の非公開情報を会議室端末90に登録しておくことができる。
<Summary>
Therefore, according to the resource reservation system of the present embodiment, in addition to the effects of the first and second embodiments, not only the
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
<Other application examples>
The best mode for carrying out the present invention has been described above with reference to the embodiments, but the present invention is not limited to these embodiments, and various modifications can be made without departing from the gist of the present invention. And substitutions can be added.
例えば、管理者が非公開情報を登録すると説明したが、会議管理サーバ30が非公開情報から自動的に非公開情報を検出してもよい。この場合、会議管理サーバ30は予め機械学習で非公開にすべき情報を学習しておき、この情報を非公開情報と見なして非公開情報を検索する。
For example, although it has been described that the administrator registers private information, the
なお、会議管理サーバ30は複数、存在してもよいし、会議管理サーバ30の機能が複数のサーバに分散されていてもよい。また、予約管理サーバ20と会議管理サーバ30が一体でもよい。
A plurality of
また、本実施形態のリソース予約システム100はWebサービスとも称することができる。Webサービスとはインターネット関連技術を応用して提供される各種のサービスである。例えば、会議室貸し出しサービス、各種のレンタルサービスが挙げられる。Webサービスを利用するシステムを利用システムという。
The
また、以上の実施例で示した図6,図7などの構成例は、リソース予約システム100の処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。しかし、各処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。リソース予約システム100は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
In addition, the configuration examples of FIGS. 6 and 7 shown in the above embodiment are divided according to the main functions in order to facilitate understanding of the processing of the
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。 Each function of the embodiments described above can be realized by one or a plurality of processing circuits. Here, the “processing circuit” in the present specification is a processor programmed to execute each function by software, such as a processor implemented by an electronic circuit, or designed to execute each function described above. Devices such as ASICs (Application Specific Integrated Circuits), DSPs (digital signal processors), FPGAs (field programmable gate arrays), and conventional circuit modules are included.
なお、非公開情報DB498は非公開情報記憶手段の一例であり、非公開処理部39は非公開処理手段の一例であり、通信部31は送信手段の一例である。
The
10 チャットサーバ
20 予約管理サーバ
30 会議管理サーバ
60 端末装置
70 電子機器
90 会議室端末
100 リソース予約システム
10
Claims (26)
前記情報処理端末は、前記リソースごとに設置され、前記予約情報の表示方法を設定した設定情報に応じて変更された、前記予約情報の表示内容を表示することを特徴とするリソース予約システム。 A resource reservation system including: a server system including at least one information processing device that stores reservation information related to reservation of one or more resources; and an information processing terminal that acquires and displays the reservation information from the server system. There
The resource reservation system, wherein the information processing terminal is installed for each resource and displays the display content of the reservation information changed according to the setting information that sets the display method of the reservation information.
非公開にされる非公開情報を記憶する非公開情報記憶手段と、
前記予約情報に前記非公開情報記憶手段に記憶されている前記非公開情報が含まれる場合、前記設定情報を作成する非公開処理手段と、
を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のリソース予約システム。 The server system is
Private information storage means for storing private information that is made private,
When the reservation information includes the private information stored in the private information storage unit, private processing means for creating the setting information,
The resource reservation system according to any one of claims 1 to 10, further comprising:
前記サーバシステムから受信した前記予約情報に含まれる前記非公開情報に対応付けられた前記非公開対象項目を非公開にすることを特徴とする請求項13に記載のリソース予約システム。 The information processing terminal refers to a non-public information storage unit that stores the non-public target item to be non-public among the items of the reservation information and the non-public information in association with each other,
14. The resource reservation system according to claim 13, wherein the non-disclosure target item associated with the non-public information included in the reservation information received from the server system is made non-public.
前記表示部品が押下された場合、少なくとも前記非公開情報の登録を受け付けることを特徴とする請求項15又は16に記載のリソース予約システム。 On the screen where the information processing terminal displays the reservation information, a display component that accepts registration of the private information is displayed,
The resource reservation system according to claim 15 or 16, wherein at least registration of the non-public information is accepted when the display component is pressed.
前記予約端末は、前記予約情報の予約内容を、少なくとも他の機器に対して非公開にする非公開設定を受け付け、及び、前記サーバシステムへ前記非公開設定の送信が可能であり、
前記サーバシステム又は前記情報処理端末は、前記予約端末から送信された前記非公開設定の有無に関わらず前記設定情報に基づいて、前記予約情報の表示内容を変更可能であることを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項に記載のリソース予約システム。 A reservation terminal that receives the reservation information of the resource and transmits the reservation information to the server system,
The reservation terminal is capable of accepting a non-public setting to make the reservation content of the reservation information at least non-public to other devices, and transmitting the non-public setting to the server system,
The server system or the information processing terminal can change the display content of the reservation information based on the setting information regardless of the presence or absence of the non-disclosure setting transmitted from the reservation terminal. The resource reservation system according to any one of Items 1 to 21.
前記情報処理端末は、会議室ごとに設置されると共に、
前記サーバシステムから前記情報処理端末が設置された会議室で行われる会議の予約情報を取得して、現時刻に行われる会議の前記予約情報を表示することを特徴とする請求項1〜22のいずれか1項に記載のリソース予約システム。 The resource is a meeting room,
The information processing terminal is installed in each conference room,
23. The reservation information of the conference held in the conference room in which the information processing terminal is installed is acquired from the server system, and the reservation information of the conference held at the current time is displayed. The resource reservation system according to any one of items.
前記情報処理端末は、前記リソースごとに設置され、前記予約情報の表示方法を設定した設定情報に応じて変更された、前記予約情報の表示内容を表示することを特徴とする情報表示方法。 Information performed by a resource reservation system including a server system including an information processing device that stores reservation information related to reservation of one or more resources, and an information processing terminal that acquires and displays the reservation information from the server system Display method,
The information display method, wherein the information processing terminal is installed for each resource and displays the display content of the reservation information changed according to the setting information that sets the display method of the reservation information.
非公開にされる非公開情報を記憶する非公開情報記憶手段と、
前記予約情報に前記非公開情報記憶手段に記憶されている前記非公開情報が含まれる場合、前記予約情報の表示方法を設定した設定情報を作成する非公開処理手段と、
前記予約情報及び前記設定情報を前記情報処理端末に送信する送信手段と、
を有することを特徴とするサーバシステム。 What is claimed is: 1. A server system including one or more information processing devices for transmitting reservation information about reservations of one or more resources to an information processing terminal via a network,
Private information storage means for storing private information that is made private,
When the reservation information includes the non-public information stored in the non-public information storage means, a non-public processing means that creates setting information that sets the display method of the reservation information,
Transmitting means for transmitting the reservation information and the setting information to the information processing terminal,
A server system comprising:
前記リソースごとに設置され、前記予約情報の表示方法を設定した設定情報に応じて変更された、前記予約情報の表示内容を表示することを特徴とする情報処理端末。 An information processing terminal that acquires the reservation information from a server system including at least one information processing device that stores reservation information regarding reservation of one or more resources,
An information processing terminal, which is installed for each resource and displays the display content of the reservation information that is changed according to the setting information that sets the display method of the reservation information.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
US16/575,863 US20200160243A1 (en) | 2018-11-16 | 2019-09-19 | Resource reservation system, information display method, server system, and information processing terminal |
Applications Claiming Priority (4)
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---|---|---|---|
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JP2018216043 | 2018-11-16 | ||
JP2018216043 | 2018-11-16 | ||
JP2018216045 | 2018-11-16 |
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Family Applications (1)
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JP2019122459A Withdrawn JP2020087424A (en) | 2018-11-16 | 2019-06-28 | Resource reservation system, information display method, server system, and information processing terminal |
Country Status (1)
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- 2019-06-28 JP JP2019122459A patent/JP2020087424A/en not_active Withdrawn
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