JP2020085517A - 内容量推定方法、及び内容量推定システム - Google Patents
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Abstract
Description
まず、第1実施形態に係る内容量推定方法を説明する。本実施形態の内容量推定方法は、当初は空であるが時間と共に所定の内容物が蓄積されていく収容体(容器)において、その内容物が満量(満水)に達したことを推定するものである。
このように、第1電極対100及び第2電極対200の静電容量を、両者の相関関係が変化する時点(基準静電容量の時点)まで測定すれば、収容体10が満水(内容物5の水位がh1(第1電極対100の上端))に達する場合の第1電極対100の静電容量を推定することができる。
第2実施形態の内容量推定方法は、内容物5で満水(具体的には、水位がh1)になっている収容体10において、その後、内容物5が減少し空になったか否かを推定するものである。
このように、第1電極対100及び第2電極対200の静電容量を、両者の相関関係が変化する時点(基準静電容量の時点)まで測定すれば、内容物5が空(水位がゼロ)になった場合の第1電極対100の静電容量を推定することができる。
本実施形態の内容量推定方法は、内容物5が所定量蓄積されている収容体10において、その後、内容物5が空又は満水になったか否かを推定するものである。
また、内容物5が満水になった場合の第1電極対100の静電容量(以下、第2目標静電容量ともいう)を算出する(s73)。具体的には、図14に示すように、第1基準静電容量(c31)、及び第2基準静電容量(c21)に基づき、第1電極対100及び第2電極対200に係る水位(h1、h2、h3)に関する以下の比例計算式(4)を用いて、第1電極対100の静電容量に係る直線を外挿することにより、第2目標静電容量(c11)を算出する。
このように、第1電極対100及び第2電極対200の静電容量を、両者の相関関係が変化する2つの時点(第1基準静電容量及び第2基準静電容量に係る時点)で測定すれば、内容物5が空又は満水の場合の第1電極対100の静電容量を推定することができる。
本実施形態の内容量推定方法は、内容物5が所定量蓄積されている収容体10において、その後、内容物5が空、満水、及びそれ以外の状態(中間の状態)のうちいずれの状態であるかを推定するものである。
本実施形態の内容量推定方法は、第3実施形態の内容量推定方法に関して、第2電極対200の各電極部を2つに分割して構成するものである。
本実施形態の内容量推定方法は、第3実施形態の内容量推定方法に関して、第2電極対200の設置方向を高さ方向ではなく水平方向にしたものである。
次に、前記の各実施形態として説明した内容量推定方法を自動実行する測定システム(以下、内容量推定システムという)の一例について説明する。
5 内容物
10 収容体
100 第1電極対
200 第2電極対
300 第3電極対
400 第4電極対
600 静電容量計
700 情報処置装置
Claims (15)
- 所定の収容体内で蓄積される内容物である液体又は固体の存在量を推定する方法であって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対を、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
前記第1の長さより短い第2の長さを有する電極対である第2電極対を、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面から所定高さとなり、かつその上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
前記収容体内の前記内容物の高さが所定高さである場合の、前記第1電極対の静電容量である初期静電容量を取得し、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の測定値の間の相関関係の変化に基づき、前記収容体に蓄積された前記内容物の高さが前記第2電極対の上端に達した場合の前記第1電極対の静電容量である基準静電容量を算出し、
前記取得した初期静電容量、前記算出した基準静電容量、前記第1の長さ、及び前記第2の長さに基づき、前記内容物が前記第1電極対の上端の高さに達した場合の前記第1電極対の静電容量を算出し、
算出した前記静電容量と、前記第1電極対の現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定方法。 - 請求項1に記載の内容量推定方法であって、
前記第2電極対の下端高さを、前記収容体の内底面の高さとなるように設定し、
前記初期静電容量として、前記収容体内に前記内容物が存在しない場合の前記第1電極対の静電容量を測定して取得し、
前記算出した、前記内容物の高さが前記第2電極対の上端に達した場合の前記第1電極対の静電容量と、前記現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定方法。 - 所定の収容体内での蓄積量が減少する内容物である液体又は固体の存在量を推定する方法であって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対を、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
前記第1の長さより短い第2の長さを有する電極対である第2電極対を、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面から所定高さであり、かつその上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
前記収容体内の前記内容物の高さが所定値である場合の、前記第1電極対の静電容量である初期静電容量を取得し、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の間の相関関係の変化に基づき、前記収容体内の内容物の高さが前記第2電極対の上端に達した場合の前記第1電極対の静電容量である基準静電容量を算出し、
前記取得した初期静電容量、前記算出した基準静電容量、前記第1の長さ、及び前記第2の長さに基づき、前記内容物が前記収容体内に存在しなくなった場合の前記第1電極対の静電容量を算出し、
算出した前記静電容量と、前記第1電極対の現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定方法。 - 請求項3に記載の内容量推定方法であって、
前記第2電極対の下端高さを、前記収容体の内底面の高さとなるように設定し、
前記初期静電容量として、前記収容体内の内容物の高さが少なくとも前記第1電極対の上端以上の高さにある場合の前記第1電極対の静電容量を測定して取得し、
前記算出した、前記内容物の高さが前記第2電極対の上端に達した場合の前記第1電極対の静電容量と、前記現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定方法。 - 所定の収容体内でその量が変化する内容物である液体又は固体の存在量を推定する方法であって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対を、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
前記第1の長さより短い第2の長さを有する電極対である第2電極対を、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面から所定高さであり、かつその上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の変化を測定し、
前記測定した、前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の間の相関関係の変化に基づき、前記相関関係が所定の変化をした場合における前記第1電極対の静電容量である基準静電容量を少なくとも2つ算出し、
前記算出した各基準静電容量、前記第1の長さ、及び前記第2の長さに基づき、前記収容体に前記内容物が所定量存在する場合の前記第1電極対の静電容量を算出し、
算出した前記静電容量と、前記第1電極対の静電容量の現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定方法。 - 請求項5に記載の内容量推定方法であって、
前記基準静電容量として、前記収容体内の内容物の蓄積高さが前記第2電極対の上端及び下端の高さに達した場合における静電容量をそれぞれ算出し、
前記算出した各基準静電容量、前記第1の長さ、及び前記第2の長さに基づき、前記収容体に前記内容物が存在しなくなった場合又は前記収容体内の内容物の蓄積高さが少なくとも前記第1電極対の上端に達した場合の前記第1電極対の静電容量を算出し、
算出した前記静電容量と、前記第1電極対の静電容量の現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定方法。 - 所定の収容体内で蓄積される内容物である液体又は固体の存在量を推定する方法であって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対を、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
前記第1の長さより短い第2の長さを有する電極対である第2電極対を、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面から所定高さであり、かつその上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
前記第1の長さより短い第3の長さを有する電極対である第3電極対を、前記第1電極対及び前記第2電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面から所定高さであり、かつその上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
前記第1の長さより短い第4の長さを有する電極対である第4電極対を、前記第1電極対、前記第2電極対、及び前記第3電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記第3電極対の下端より高く、かつその上端の高さが前記第2電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
前記収容体内に前記内容物が存在しない第1の場合の前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量が略同一となり、かつ、前記内容物が前記収容体の前記上端まで存在する第2の場合の前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量が略同一となるように、前記第1電極対及び前記第2電極対の電極部を調節し、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量を測定することにより、両者が略同一となる、前記内容物に係る第3の場合を特定し、
特定した前記第3の場合における、前記第3電極対の静電容量と前記第1電極対又は前記第2電極対の静電容量との間の大小関係を特定し、
特定した前記第3の場合における、前記第4電極対の静電容量と前記第1電極対又は前記第2電極対の静電容量との間の大小関係を特定し、
前記第1電極対、前記第2電極対、前記第3電極対、及び前記第4電極対の静電容量をそれぞれ測定し、
前記測定した各静電容量と、前記特定した各大小関係とに基づき、現在の前記内容物の量が前記第3の場合に対応する量であるか否かを推定する、
ことを特徴とする内容量推定方法。 - 所定の収容体内でその量が変化する内容物である液体又は固体の存在量を推定する方法であって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対を、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
所定の長さを有する2つの金属部材の一方の端部を少なくとも前記第1の長さより短い第2の長さの素線を介して互いに電気的に接続することにより形成した電極部を複数設けて構成された電極対である第2電極対を、前記収容体の高さ方向に、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、一方の前記金属部材の下端の高さが前記収容体の内底面から所定高さとなり、かつ他方の前記金属部材の上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように固定し、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の変化を測定し、
前記測定した、前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の間の相関関係の変化に基づき、前記相関関係が所定の変化をした場合における前記第1電極対の静電容量である基準静電容量を少なくとも2つ算出し、
前記算出した各基準静電容量、前記第1の長さ、及び前記第2の長さに基づき、前記収容体に前記内容物が所定量存在する場合の前記第1電極対の静電容量を算出し、
算出した前記静電容量と、前記第1電極対の静電容量の現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定方法。 - 所定の収容体内でその量が変化する内容物である液体又は固体の存在量を推定する方法であって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対を、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定し、
2つの電極対からなる第2電極対を、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて水平方向に固定し、このうち一方の前記第2電極対は、その高さが前記収容体の内底面から所定高さになるように固定し、他方の前記第2電極対は、その高さが前記第1電極対の上端未満となるように、かつ前記一方の第2電極対より高い、前記第1の長さより短い第2の長さ分だけ上方の位置に固定し、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の変化を測定し、
前記測定した、前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の間の相関関係の変化に基づき、前記相関関係が所定の変化をした場合における前記第1電極対の静電容量である基準静電容量を少なくとも2つ算出し、
前記算出した各基準静電容量、前記第1の長さ、及び前記第2の長さに基づき、前記収容体に前記内容物が所定量存在する場合の前記第1電極対の静電容量を算出し、
算出した前記静電容量と、前記第1電極対の静電容量の現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定方法。 - 所定の収容体内で蓄積される内容物である液体又は固体の存在量を推定する、プロセッサ及びメモリを備える内容量推定システムであって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対が、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定され、
前記第1の長さより短い第2の長さを有する電極対である第2電極対が、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面から所定高さとなり、かつその上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定されており、
前記内容量推定システムは、
前記収容体内の前記内容物の高さが所定高さである場合の、前記第1電極対の静電容量である初期静電容量を取得し、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の測定値の間の相関関係の変化に基づき、前記収容体に蓄積された前記内容物の高さが前記第2電極対の上端に達した場合の前記第1電極対の静電容量である基準静電容量を算出し、
前記取得した初期静電容量、前記算出した基準静電容量、前記第1の長さ、及び前記第2の長さに基づき、前記内容物が前記第1電極対の上端の高さに達した場合の前記第1電極対の静電容量を算出し、
算出した前記静電容量と、前記第1電極対の現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定システム。 - 所定の収容体内での蓄積量が減少する内容物である液体又は固体の存在量を推定する、プロセッサ及びメモリを備える内容量推定システムであって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対が、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定され、
前記第1の長さより短い第2の長さを有する電極対である第2電極対が、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面から所定高さであり、かつその上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定されており、
前記内容量推定システムは、
前記収容体内の前記内容物の高さが所定値である場合の、前記第1電極対の静電容量である初期静電容量を取得し、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の間の相関関係の変化に基づき、前記収容体内の内容物の高さが前記第2電極対の上端に達した場合の前記第1電極対の静電容量である基準静電容量を算出し、
前記取得した初期静電容量、前記算出した基準静電容量、前記第1の長さ、及び前記第2の長さに基づき、前記内容物が前記収容体内に存在しなくなった場合の前記第1電極対の静電容量を算出し、
算出した前記静電容量と、前記第1電極対の現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定システム。 - 所定の収容体内でその量が変化する内容物である液体又は固体の存在量を推定する、プロセッサ及びメモリを備える内容量推定システムであって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対が、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定され、
前記第1の長さより短い第2の長さを有する電極対である第2電極対が、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面から所定高さであり、かつその上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定されており、
前記内容量推定システムは、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の変化を測定し、
前記測定した、前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の間の相関関係の変化に基づき、前記相関関係が所定の変化をした場合における前記第1電極対の静電容量である基準静電容量を少なくとも2つ算出し、
前記算出した各基準静電容量、前記第1の長さ、及び前記第2の長さに基づき、前記収容体に前記内容物が所定量存在する場合の前記第1電極対の静電容量を算出し、
算出した前記静電容量と、前記第1電極対の静電容量の現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定システム。 - 所定の収容体内で蓄積される内容物である液体又は固体の存在量を推定する、プロセッサ及びメモリを備える内容量推定システムであって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対が、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定され、
前記第1の長さより短い第2の長さを有する電極対である第2電極対が、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面から所定高さであり、かつその上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定されており、
前記第1の長さより短い第3の長さを有する電極対である第3電極対が、前記第1電極対及び前記第2電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面から所定高さであり、かつその上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定され、
前記第1の長さより短い第4の長さを有する電極対である第4電極対が、前記第1電極対、前記第2電極対、及び前記第3電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記第3電極対の下端より高く、かつその上端の高さが前記第2電極対の上端未満となるように、前記収容体の高さ方向に固定され、
前記収容体内に前記内容物が存在しない第1の場合の前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量が略同一となり、かつ、前記内容物が前記収容体の前記上端まで存在する第2の場合の前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量が略同一となるように、前記第1電極対及び前記第2電極対の電極部が調節され、
前記内容量推定システムは、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量を測定することにより、両者が略同一となる、前記内容物に係る第3の場合を特定し、
特定した前記第3の場合における、前記第3電極対の静電容量と前記第1電極対又は前記第2電極対の静電容量との間の大小関係を特定し、
特定した前記第3の場合における、前記第4電極対の静電容量と前記第1電極対又は前記第2電極対の静電容量との間の大小関係を特定し、
前記第1電極対、前記第2電極対、及び前記第3電極対の静電容量をそれぞれ測定し、
前記測定した各静電容量と、前記特定した各大小関係とに基づき、現在の前記内容物の量が前記第3の場合に対応する量であるか否かを推定する、
ことを特徴とする内容量推定システム。 - 所定の収容体内でその量が変化する内容物である液体又は固体の存在量を推定する、プロセッサ及びメモリを備える内容量推定システムであって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対が、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定され、
所定の長さを有する2つの金属部材の一方の端部を少なくとも前記第1の長さより短い第2の長さの素線を介して互いに電気的に接続することにより形成された電極部が複数設けて構成された電極対である第2電極対が、前記収容体の高さ方向に、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、一方の前記金属部材の下端の高さが前記収容体の内底面から所定高さとなり、かつ他方の前記金属部材の上端の高さが前記第1電極対の上端未満となるように固定され、
前記内容量推定システムは、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の変化を測定し、
前記測定した、前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の間の相関関係の変化に基づき、前記相関関係が所定の変化をした場合における前記第1電極対の静電容量である基準静電容量を少なくとも2つ算出し、
前記算出した各基準静電容量、前記第1の長さ、及び前記第2の長さに基づき、前記収容体に前記内容物が所定量存在する場合の前記第1電極対の静電容量を算出し、
算出した前記静電容量と、前記第1電極対の静電容量の現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定システム。 - 所定の収容体内でその量が変化する内容物である液体又は固体の存在量を推定する、プロセッサ及びメモリを備える内容量推定システムであって、
第1の長さを有する電極対である第1電極対が、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて、その下端高さが前記収容体の内底面の高さとなり、その上端高さが前記収容体の上端以下の高さとなるように、前記収容体の高さ方向に固定され、
2つの電極対からなる第2電極対が、前記第1電極対と離間させつつ、前記収容体内の側面に又は当該側面から所定距離離間させて水平方向に固定され、このうち一方の前記第2電極対は、その高さが前記収容体の内底面から所定高さになるように固定され、他方の前記第2電極対は、その高さが前記第1電極対の上端未満となるように、かつ前記一方の第2電極対より高い、前記第1の長さより短い第2の長さ分だけ上方の位置に固定され、
前記内容量推定システムは、
前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の変化を測定し、
前記測定した、前記第1電極対及び前記第2電極対の静電容量の間の相関関係の変化に基づき、前記相関関係が所定の変化をした場合における前記第1電極対の静電容量である基準静電容量を少なくとも2つ算出し、
前記算出した各基準静電容量、前記第1の長さ、及び前記第2の長さに基づき、前記収容体に前記内容物が所定量存在する場合の前記第1電極対の静電容量を算出し、
算出した前記静電容量と、前記第1電極対の静電容量の現在の測定値とを比較することで、前記収容体内の内容物の現在の量を推定する、
ことを特徴とする内容量推定システム。
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JP2018216228A JP6598171B1 (ja) | 2018-11-19 | 2018-11-19 | 内容量推定方法、及び内容量推定システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20230088950A (ko) * | 2021-12-13 | 2023-06-20 | 한동대학교 산학협력단 | 피펫형 정전용량측정기 |
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2018
- 2018-11-19 JP JP2018216228A patent/JP6598171B1/ja active Active
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KR20230088950A (ko) * | 2021-12-13 | 2023-06-20 | 한동대학교 산학협력단 | 피펫형 정전용량측정기 |
KR102645404B1 (ko) * | 2021-12-13 | 2024-03-11 | 한동대학교 산학협력단 | 피펫형 정전용량측정기 |
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