JP2020079700A - Heat recovery device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、乾海苔を製造する海苔製造機に用いることができる熱回収装置に関するものである。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a heat recovery device that can be used in a seaweed producing machine for producing dry seaweed.
薄いシート状の乾海苔を製造する海苔製造機としては、抄き部、脱水部、剥ぎ部に加え、乾燥室を備えたものが広く知られている。このような海苔製造機を用いた乾海苔の製造方法では、簀を保持した簀ホルダーを無端チェーンにより移動させながら、抄き部において生海苔を簀上に薄く抄き上げ、次いで簀ホルダーを脱水部へ移動させて簀上の生海苔をエアー吸引により脱水した後、さらにプレス脱水する。プレス脱水後の生海苔は乾燥室へ送り込まれ、乾燥室内をコンベアによって搬送されながら高温の空気に曝される。これにより生海苔は乾燥し、その後、乾燥した海苔(乾海苔)は剥ぎ部において簀から剥ぎ取られる。剥ぎ取られた乾海苔は、海苔製造機から搬出される。 As a laver producing machine for producing thin sheet-shaped dried laver, a laver provided with a drying chamber in addition to a paper making section, a dehydrating section, and a stripping section is widely known. In the dry seaweed production method using such a seaweed making machine, while moving the cage holder holding the cage by the endless chain, the raw seaweed is thinly made on the cage at the papermaking section, and then the cage holder is dehydrated. After moving it to and dehydrating the raw seaweed on the cage by air suction, it is further dehydrated by press. The raw nori after the press dehydration is sent to the drying chamber and is exposed to high temperature air while being conveyed by a conveyor in the drying chamber. As a result, the raw seaweed is dried, and then the dried seaweed (dry seaweed) is stripped from the cage at the stripping portion. The stripped dry seaweed is carried out from the seaweed making machine.
乾燥室には、隣接する位置に設けられた加熱装置によって加熱された空気が送り込まれる。より具体的には、加熱装置は、重油などを燃焼させて生成した高温の燃焼ガスが送り込まれる管を備えている。乾燥室の外から取り入れられた空気は、ファンによって燃焼された管に吹き付けられて加熱され、乾燥室へ送給される。また、熱が奪われた燃焼ガスは、仕事を終えた使用済みの排ガスとして管を経由して煙突から乾燥室の外に排気されるが、排ガスは相当に高温である。そこで、排ガスから熱エネルギーを回収して再利用する熱回収装置が活用されている。例えば海苔製造機では、排ガスから回収した熱によって、加熱装置に取り込む外気を温める熱回収装置が使用されている(例えば特許文献1を参照)。 Air heated by a heating device provided at an adjacent position is fed into the drying chamber. More specifically, the heating device includes a pipe into which high temperature combustion gas generated by burning heavy oil or the like is fed. The air taken in from the outside of the drying chamber is blown onto the tube burned by the fan to be heated and sent to the drying chamber. Further, the combustion gas from which heat has been taken is exhausted from the chimney to the outside of the drying chamber as a used exhaust gas after completion of work, and the exhaust gas is considerably hot. Therefore, a heat recovery device that recovers thermal energy from exhaust gas and reuses it is utilized. For example, in a seaweed production machine, a heat recovery device that warms the outside air taken into a heating device by the heat recovered from the exhaust gas is used (for example, see Patent Document 1).
特許文献1には、排ガスを煙突に導く管内に、排ガスの流れに沿う方向に複数の金属製のプレートを並列に挿入した熱回収装置(熱交換エレメント)が例示されている。この熱回収装置では、各プレートで仕切られた一つおきの空間に排ガスを取り入れて上向きに流し、他の一つおきの空間に外気を取り入れて燃焼ガスと直交する方向に流すようにしている。これにより、各プレートによって排ガスから熱を奪い、奪った熱によって外気を温める、いわゆる熱交換が行われる。
しかしながら、特許文献1において示される従来技術では、排ガスを排出する垂直方向に延びる管内に熱回収装置を配設し、この熱回収装置に外気が直交して流れるように外気を流すダクトを水平方向に接続する必要があり、また、外気と排ガスの間には隔壁があるので、熱回収装置と熱回収装置に接続するダクトを含む周辺設備の構造が複雑となり、簡単な構造で排ガスから熱を回収して再利用できないという課題があった。また、特許文献1の熱回収装置では、外気と排気ガスを隔てる隔壁により熱交換が行われるが、熱交換率が低いとの問題があった。
However, in the conventional technique disclosed in
そこで本発明は、簡単な構造で使用済みの燃焼ガスから熱を回収して再利用できる熱回収装置を提供することを目的とする。 Therefore, it is an object of the present invention to provide a heat recovery device having a simple structure and capable of recovering and reusing heat from used combustion gas.
本発明の熱回収装置は、燃焼ガスの通路である通路部と、内部の空間に熱媒体が収容された管状部材と、を備え、前記管状部材の下方部位は、前記通路部の内部に位置し、前記燃焼ガスから熱を受け取る受熱部を構成し、前記管状部材の上方部位は、前記通路部の外部に位置し、前記受熱部によって受け取った熱を周囲に放出する放熱部を構成し、前記燃焼ガスから熱を回収し、回収した熱によって前記通路部の外部における周囲の空気を温める。 The heat recovery device of the present invention includes a passage portion that is a passage for combustion gas, and a tubular member in which a heat medium is housed in an internal space, and a lower portion of the tubular member is located inside the passage portion. Then, constituting a heat receiving portion that receives heat from the combustion gas, the upper portion of the tubular member is located outside the passage portion, and constitutes a heat radiating portion that releases the heat received by the heat receiving portion to the surroundings, Heat is recovered from the combustion gas, and the collected heat heats the ambient air outside the passage.
本発明によれば、簡単な構造で使用済みの燃焼ガスから熱を回収して再利用できる。 According to the present invention, heat can be recovered from the used combustion gas and reused with a simple structure.
(実施の形態1)
まず図1,2を参照して、本発明の実施の形態1における海苔製造機について説明する。海苔製造機1は薄いシート状の乾海苔を製造するものであり、前段部2と、前段部2の後方(図1における紙面右側)に配置された乾燥室3を含んで構成される。海苔製造機1は、図2に示す小屋4に設置される。前段部2は、無端チェーン5と、無端チェーン5に沿って配置された抄き部6、脱水部7、剥ぎ部8、洗浄部9を備えている。
(Embodiment 1)
First, with reference to FIGS. 1 and 2, a seaweed maker according to
無端チェーン5は、図3に示す複数枚の簀10を保持した枠状の簀ホルダー11を、抄き部6、脱水部7、剥ぎ部8、洗浄部9に搬送する搬送手段として機能する。なお、搬送手段は種々の構造を用いてもよい。以下、無端チェーン5が抄き部6から脱水部7に向かって簀ホルダー11を搬送する方向(図1の紙面の左右方向)をX方向、X方向と水平面内において直交する方向(図2の紙面の左右方向)をY方向、XY平面と直交する高さ方向(図1の紙面の上下方向)をZ方向と定義する。
The endless chain 5 functions as a conveying unit that conveys the frame-
抄き部6は、簀10上に生海苔w(図2,3を参照)を抄き上げる。本明細書では、生海苔wを抄き上げる動作を「抄製」と称する。脱水部7は、簀10上に抄製された生海苔wをエアー吸引により脱水した後、さらにプレス脱水する。これにより、簀10上の生海苔wはシート状に成形される。
The paper making
脱水された生海苔wを保持した簀ホルダー11は、前段部2から乾燥室3へと移動される。乾燥室3には、複数(ここでは2基)の無端チェーン12が上下方向に所定の間隔をあけて配設されており、簀ホルダー11は前段部2の無端チェーン5から乾燥室3の上段の無端チェーン12に乗り移る。このとき、簀ホルダー11は無端チェーン12に立設された複数の支骨12aの間に搬入され(矢印a1)、この状態で乾燥室3内を上段の無端チェーン12、下段の無端チェーン12の順で搬送される(矢印a2〜a5)。この間に、簀10上の生海苔wは高温の空気に曝されることで乾燥する。乾燥した海苔(乾海苔)を保持した簀ホルダー11は、下段の無端チェーン12から前段部2の無端チェーン5に乗り移り(矢印a6)、剥ぎ部8へ搬送される。剥ぎ部8は、シート状の乾海苔を簀10から剥ぎ取る。洗浄部9は、乾海苔が剥ぎ取られた簀10を洗浄する。洗浄された簀10を保持する簀ホルダー11は、再び抄き部6に搬送される(矢印a7)。
The
図2において、乾燥室3の一の側壁3aの下部であって、下段の無端チェーン12よりも下方の位置には、第1の開口部13が無端チェーン12の長手方向に沿って形成されている。乾燥室3には第1の開口部13を通じて、後述する加熱装置17によって加熱された空気(以下、「加熱空気」と称する。)が送給される。生海苔wは、加熱空気に曝された状態で無端チェーン12によって搬送されながら徐々に乾燥する。
In FIG. 2, a
このように、海苔製造機1は、複数枚の簀10を保持した簀ホルダー11の簀10上に生海苔wを抄製する抄き部6と、抄き部6により抄製された生海苔wを脱水する脱水部7と、脱水部7により脱水された生海苔wを乾燥させる乾燥部(乾燥室3)と、加熱された空気を生成して乾燥部に供給する空気加熱部(加熱装置17)と、乾燥された乾海苔を簀10から剥ぎ取る剥ぎ部8と、を備えている。
In this way, the
次に図2を参照して、小屋4の構造を説明する。小屋4の天井部には、第1のファンとしての複数(ここでは2基)の排気用のファン14が設置されている。排気用のファン14は、乾燥室3から吹き上げられた加熱空気を外へ排出する。なお、排出される加熱空気は、生海苔wから奪った水分を含んでいるため高湿度となっている。小屋4の一の側壁4aには外気導入口15が設けられており、冬季では低温度で且つ低湿度の外気が外気導入口15を介して小屋4に導入される(矢印b)。
Next, the structure of the
図2及び図4において、小屋4の内部であって、乾燥室3の側壁3aを隔てて乾燥室3と隣接する位置には、乾燥室3に送給する空気を加熱するための空間16が設けられている。この空間16は、乾燥室3の側壁3aと、該側壁3aから所定間隔を空けて小屋4内に設けられた内壁4bを含む複数の壁によってその一部が囲まれている。この空間16には、加熱装置17の主要部が配置されている。図4は、図2に示すK−K断面を模式的に示したものである。図2及び図4において、加熱装置17は加熱された空気を乾燥室3に送給する機能を有し、バーナ18と、側面視してU字状に屈曲した第1の管19Aと、第1の管19Aと連結部20を介して連結し複数の箇所で屈曲した第2の管19Bと、第2のファンとしての複数(ここでは3基)の吸気用のファン21を含んで構成される。
2 and 4, inside the
バーナ18は、重油、灯油、ガス燃料などを燃焼させて高温の燃焼ガスを生成する燃焼ガス生成手段を構成し、燃焼ガスを吐出するための吐出口18aを有している。吐出口18aは第1の管19Aと連通している。第1の管19Aは熱伝導率の高い金属により成形され、バーナ18によって生成された燃焼ガスの通路(流路)を形成する。第1の管19Aは、上下方向において平行な複数の管を連結させて構成したものある。図5に示すように、第1の管19A内における燃焼ガスの流路は、空間16の下方においてX方向に延び出た第1区画Aと、第1区画Aの終端から上方に向かう第2区画Bと、第2区画Bの終端から複数(ここでは二手)に分岐して第1区画Aに沿うように折り返された複数(ここでは2つ)の第3区画Cに区分けされる。なお、第1区画Aの上方に配置される管は1本でもよく、この場合、第3区画Cは1つのみとなる。第3区画Cに対応する第1の管19Aの終端は側壁3aの一側(すなわち空間16)から外方の位置まで延び出ており(図4)、その位置で連結部20を介して第2の管19Bと連結している。第1の管19Aは、内部に供給された燃焼ガスによって表面が高温になる。
The
第2の管19Bは、第1の管19A及び連結部20を通過した燃焼ガスを煙突22へ導くものである。図5に示すように、第2の管19B内における燃焼ガスの流路は、連結部20から上方に向かう第4区画Dと、第4区画Dの終端から略水平方向に向かう第5区画Eと、第5区画Eから煙突22に達する第6区画Fに区分けされる。図4,5で示す一点鎖線Qは、第2の管19Bと煙突22の境界を例示している。バーナ18の吐出口18aから吐出された燃焼ガスは、第1区画A〜第6区画Fの順で通過する(図5で示す複数の矢印参照)。煙突22は小屋4の外に配置された排出口22aを有し、第2の管19Bから煙突22に導かれたた燃焼ガスは、排出口22aを通じて小屋4(すなわち乾燥室3)の外へ排出する。このように、第1の管19Aと第2の管19Bを含んで構成される管は、燃焼ガス生成手段によって生成された燃焼ガスを乾燥室3の外へ排出する排出口まで導く。なお、複数の管ではなく1本の管によって燃焼ガスを煙突22に導くようにしてもよい。
The
図4において、複数の吸気用のファン21は、第1の管19Aの上方においてX方向に並列して配置されており、小屋4内の空気を吸い込んで第1の管19Aの配設方向(ここでは下方)に吹き付ける(矢印c)。第1の管19Aに吹き付けられた空気は、第1の管19Aを介してその内部に存在する燃焼ガスから熱を奪って高温となる。これにより、加熱空気が生成され、その後、加熱空気は吸気用のファン21によって第1の開口部13を通じて乾燥室3の下方に送給される(矢印d)。また、熱を奪われた燃焼ガスは、使用済みの排ガスとして煙突22から小屋4の外へ排出される。
In FIG. 4, the plurality of
図2に示すように、加熱装置17が配置された空間16から乾燥室3に送給された加熱空気は吹き上げられ(矢印e)、簀10に展着する生海苔wから水分を奪う。吹き上がった加熱空気の一部は、排気用のファン14によって小屋4の外へ排出される(矢印f)。乾燥室3の側壁3aの上方には、乾燥室3と空間16を連通させるための第2の開口部23が形成されている。乾燥室3内を吹き上がる加熱空気の一部は、第2の開口部23を介して空間16に戻される(矢印g)。
As shown in FIG. 2, the heated air sent to the drying chamber 3 from the
図2及び図4において、吸気用のファン21の上方には、X方向に延び出たダクト24が設けられている。図4において、ダクト24の一端であって、第5区画Eに対応する第2の管19Bの上方には、外気導入口15を介して小屋4に入ってきた空気を取り込むための開口部24aが形成されている。吸気用のファン21と対向するダクト24の下面には、複数の開口部24bが形成されている。小屋4内の空気は、開口部24aからダクト24に送り込まれ(図4に示す矢印h)、さらに開口部24bを介して空間16(吸気用のファン21の上方)に送られる(図4に示す矢印i)。したがって吸気用のファン21は、ダクト24を通じて空間16に送られてきた空気と、乾燥室3から送られてきた一部の加熱空気を第1の管19Aに向けて吹き付ける。このように、燃焼ガス(排ガス)の通路である第2の管19Bの一部と、加熱装置17での加熱の対象となる空気の通路であるダクト24の一部は、上下方向(水平方向でもよい)において隣接している。
2 and 4, a
図4において、小屋4における空間16から離れた位置には、熱回収装置30が設けられている。熱回収装置30は、第2の管19B内の燃焼ガス(排ガス)から熱を奪って回収し、回収した熱によってダクト24に送り込まれる空気を加熱する機能を有している。すなわち、海苔製造機1は、加熱された空気を生成して乾燥部に供給する空気加熱部(加熱装置17)を備えている。そして、空気加熱部(加熱装置17)は、燃焼ガスを生成する燃焼ガス生成手段(バーナ18)と、燃焼ガス生成手段によって生成された燃焼ガスを乾燥部(乾燥室3)の外へ排出する排出口22aへ導く管(第1の管19A及び第2の管19B)と、管に供給された燃焼ガスから熱を回収し、回収した熱によって乾燥部の外から取り込まれた空気を温める熱回収装置30と、熱回収装置30によって温められた空気を管(第1の管19A)に吹き付け、これにより生成された加熱空気を乾燥部に送給する加熱空気送給手段(吸気用のファン21)とを備えている。
In FIG. 4, a
次に図6(a),(b),(c)を参照して、熱回収装置30の詳細な構造を説明する。なお、図6(c)は、図5(a)で示すS−S断面を図示したものである。熱回収装置30は筐体31を主体とし、内部には鉛直方向(Z方向)に延び出た複数の管状部材32が千鳥配列で立設されている。管状部材32は、その内部に長手方向に延びた閉じた空間を有し(いわゆる中空)、管状部材32の内部の空間には熱媒体が収納されている。管状部材32は、熱伝導率の高い金属などにより成形されている。複数の管状部材32は、水平面内に対して垂直以外の方向に延び出るように設けてもよく、また千鳥配列以外の配列でもよい。
Next, the detailed structure of the
図4において、本実施の形態1における熱回収装置30は、筐体31の上部がダクト24の開口部24aの全面を覆い、且つ筐体31の下部が第5区画Eに対応する第2の管19Bの一部を除去して設けられた空間を覆うようにして取り付けられている。筐体31には、ダクト24内に送られる空気の流路と第2の管19Bに送られる燃焼ガスの流路を仕切るための仕切り板33が設けられており、管状部材32は仕切り板33を鉛直方向に貫入した状態となっている。これにより、ダクト24に送り込まれる空気が第2の管19B内に入り込み、或いは第2の管19B内の排ガス(燃焼ガス)がダクト24内に入り込む事態を防止するようになっている。本実施の形態では、仕切り板33は水平に配設されている。以下、筐体31において仕切り板33よりも下方の部位を「筐体31の下方部位31a」、筐体31の仕切り板33よりも上方の部位を「筐体31の上方部位31b」と称する。なお、筐体31の下方部位31aと上方部位31bを別体として用意し、下方部位31aの上部と上方部位31bの下部を接合して1つの筐体31としてもよい。
4, in the
図6(a)において、筐体31の下方部位31aの前後方向(図4,6における紙面左右方向)には、両端が開口した燃焼ガスの導入用の管34Aと燃焼ガスの排出用の管34Bがそれぞれ設けられている。燃焼ガスの導入用の管34Aの一端34Aaは、切断された上流側(図4,6における紙面左側)の第2の管19Bの端部と連結している。また、燃焼ガスの排出用の管34Bの一端34Baは、切断された下流側(図4,6における紙面右側)の第2の管19Bの端部と連結している。さらに、筐体31の下方部位31aの前後方向の面であって、燃焼ガスの導入用の管34Aの他端34Ab、及び燃焼ガスの排出用の管34Bの他端34Bbに相対する領域は開口している(つまり、仕切り板33から燃焼ガスの導入用の管34Aの他端34Abまでの領域、及び仕切り板33から燃焼ガスの排出用の管34Bの他端34Bbまでの領域は閉じられている)。すなわち、燃焼ガスの導入用の管34A、燃焼ガスの排出用の管34B、筐体31の下方部位31aは、除去された第2の管19Bに替わって、除去されずに残った第2の管19Bと連結した燃焼ガスの流路を形成する。これにより、燃焼ガスを小屋4に漏らさずに煙突22へ導くことができるようになっている。
In FIG. 6A, in the front-rear direction of the
図6(a)に示すように、筐体31の上方部位31bにおいて、ダクト24の開口部24aと対向する一方の面G1と、その反対側である他方の面G2は開口した状態となっている。したがって、小屋4内の空気は、他方の面G2側から筐体31の上方部位31b内に取り込まれ、さらにダクト24内に送られる。すなわち、他方の面G2は空気の取り込み面となっている。筐体31の上方部位31bにおいて、一方の面G1側には、軸心35が水平な回転ボス36を中心に回転する第3のファンとしての送り込み用のファン37がダクト24の内部に位置した状態で設けられている。送り込み用のファン37は、小屋4内の空気をダクト24に強制的に送り込む。なお、送り込み用のファン37は上述した構成に限定されることなく、例えばシロッコファンであってもよく、また筐体31の上方部位31bの他方の面G2側に設けても、筐体31の上方部位31bから離れたダクト24の中に設けてもよい。
As shown in FIG. 6A, in the
図6(a)において、管状部材32の仕切り板33から下方に延び出た部位(以下、「管状部材32の下方部位32a」と称する)は、燃焼ガスの流路内まで達している。つまり、燃焼ガスの導入用の管34Aの他端34Abに相対する筐体31の下方部位31aの前面から、燃焼ガスの排出用の管34Bの他端34Bbに相対する筐体31の下方部位31aの後面の間は、燃焼ガスが流れる燃焼ガスの通路である通路部となっており、この通路部の内部に管状部材32の下方部位32aが位置する。したがって、管状部材32の下方部位32aは燃焼ガス(排ガス)に曝された状態となっており、燃焼ガスから熱を直に受け取る。すなわち、管状部材32の下方部位32aは、管(第1の管19A及び第2の管19B)に供給された燃焼ガスが(煙突22の)排出口22aに向かう通路上に設けられ、燃焼ガスから熱を受け取る受熱部を構成する。管状部材32の下方部位32aが燃焼ガスから熱を受け取ると、管状部材32が収納する熱媒体は沸騰して液体から気体に変化する。実施の形態1では、管状部材32の内部を減圧させることで熱媒体の沸点を下げ、これにより熱媒体を効率良く気化させるようになっている。
In FIG. 6A, a portion of the
管状部材32の仕切り板33から上方に延びた部位(以下、「管状部材32の上方部位32b」と称する)は、ダクト24の開口部24aと対向する高さ位置まで達している。したがって、管状部材32の上方部位32bは、小屋4内の空気に曝された状態となっている。管状部材32の下方部位32aにおいて燃焼ガスから熱を受け取って気体となった熱媒体は、管状部材32の上方部位32bに移動して、周囲の空気に熱を放出した後、凝縮して液体に変化する。すなわち、管状部材32の上方部位32bは、受熱部(管状部材32の下方部位32a)によって受け取った熱を乾燥部(乾燥室3)の外から取り込まれた空気に放出する放熱部を構成する。液体に戻った熱媒体は、管状部材32の上方部位32bから管状部材32の下方部位32aに還流する。つまり、熱媒体は受熱部と放熱部との間をまたぐ密閉された管状部材に収納され、熱回収装置30は受熱部と放熱部との間を移動自在な熱媒体によって、受熱部によって受け取った熱を放熱部に伝える。このように、熱媒体によって熱を伝えることにより、受熱部から放熱部に効率良く熱を伝えることができる。
A portion of the
管状部材32の上方部位32bには、水平方向に広がった平板状の複数の放熱フィン38が上下方向に所定の間隔をあけて配置されている。各放熱フィン38には、管状部材32の断面形状に対応した開口部(図示省略)が形成されており、管状部材32の上方部位32bを放熱フィン38に貫入させる。これにより、管状部材32の上方部位32bから放熱フィン38に熱が伝導されるように、管状部材32と放熱フィン38が隙間なく接合される。すなわち、放熱部(管状部材32の上方部位32b)は放熱用のフィン(放熱フィン38)を有する。これによって、放熱部が空気に接する実効面積を増やすことができ、放熱部から周囲の空気に効率良く熱を放出することができる。なお、放熱フィン38の形状や取り付け態様は任意でよい。
In the
図6及び図7において、筐体31の上方部位31bにおける空気取り込み面側には、複数(ここでは4枚)の整流板39が設けられている。図7(b)は、空気取り込み面を正面から見たT―T断面(図7(a))を示している。また、図7(a)では、便宜上、管状部材32及び放熱フィン38の図示を省略している。図7(a)において、複数の整流板39は空気取り込み面を正面視して略X字状に配置されている。空気取り込み面内において、複数の整流板39によって囲まれた領域の中心40は、回転ボス36の軸心35と略同一直線上に位置している。図7(b)において、整流板39は、空気取り込み面に対して垂直に起立した起立部39aと、起立部39aの外気取り込み面とは反対側の端部から屈曲した屈曲部39bを含んで構成される。屈曲部39bは、中心40を基準として同一周回方向を向くように設けられている。
In FIG. 6 and FIG. 7, a plurality of (in this case, four) straightening
送り込み用のファン37によって空気取り込み面に送り込まれる空気は、複数の整流板39によって、空気取り込み面の全域に対して片寄りなく分散して流れるように整流される。すなわち、海苔製造機1は、放熱部(管状部材32の上方部位32b)に空気を送給する空気送給手段(第3のファンとしての送り込み用のファン37)を備えており、複数の整流板39は、空気送給手段によって放熱部に送給される空気の流れを整える整流手段となる。これによって、管状部材32の上方部位32bに送給される空気が空気取り込み面に対して片寄りなく、管状部材32の上方部位32b及び全ての放熱フィン38に対して均等に当たるようになり、周囲に熱を放出する効率が向上する。なお、整流手段は整流板39を使用する上述した構成に限定されず、送り込み用のファン37によって放熱部に送給される空気の流れを整えるものであればよく、また、整流手段を送り込み用のファン37の側に設置してもよい。
The air blown into the air intake surface by the blow-in
次に、熱回収装置30による具体的な作用について説明する。燃焼ガス(排ガス)が第2の管19Bを通過する過程で、管状部材32の下方部位32a(受熱部)は、この燃焼ガスから熱を受け取る。この受け取った熱により、管状部材32の内部に収納される熱媒体は昇温し、沸点に達した時点で気化(蒸発)する。
Next, a specific operation of the
気化した熱媒体は管状部材32の上方部位32b(放熱部)まで移動(上昇)する。管状部材32の上方部位32b及び放熱フィン38は、熱媒体から熱を受け取り、周囲の空気に放熱する。これにより、筐体31の上方部位31bを通過する空気は、管状部材32の上方部位32bと放熱フィン38によって加熱され、ダクト24へと送り込まれる。熱を受け渡した熱媒体は凝縮して液体に戻り、管状部材32の下方部位32aへ落下する。このような構造を採用することで、簡単な構造で使用済みの燃焼ガス(排ガス)から熱を回収して再利用できる。
The vaporized heat medium moves (raises) to the
このように、熱回収装置30は、燃焼ガスの通路である通路部と、通路部の内部に設けられ、燃焼ガスから熱を受け取る受熱部(管状部材32の下方部位32a)と、通路部の外部に設けられ、受熱部によって受け取った熱を周囲に放出する放熱部(管状部材32の上方部位32b)とを備え、通路部内の燃焼ガスから熱を回収し、回収した熱によって通路部の外部における周囲の空気を温める。熱回収装置30は、筐体31に受熱部、放熱部を一体化して配置した構造であるため、燃焼ガスの流路に容易に取り付けることができる。例えば、図4に示す海苔製造機1の場合、第2の管19Bの上部に筐体31が納まる開口を設け、その開口に上方から挿入することで容易に熱回収装置30を設置することができる。
As described above, the
また、送り込み用のファン37(空気送給手段)を備えた熱回収装置30は、通路部内の燃焼ガスから熱を回収し、回収した熱によって空気を温めて送給する温風発生装置となる。なお、熱回収装置30及び温風発生装置において熱が回収される気体は燃料を燃焼させた燃焼ガスに限定されることなく、電気ヒータによって加熱された気体であってもよい。
Further, the
ところで、バーナ18によって重油を燃焼させた場合、生成される燃焼ガスには炭素の微粒子であるススや硫黄等の不純物が含有される。バーナ18から不純物を含む燃焼ガスを管(第1の管19A及び第2の管19B)に供給し続けると、管状部材32の下方部位32aの外周面などに不純物が蓄積する。蓄積した不純物は、燃焼ガスの流れを妨げ、また、管状部材32への熱の伝導効率を低下させる要因になるため、定期的に除去する必要がある。
By the way, when heavy oil is burned by the
そこで図6(a)に示すように、複数の管状部材32の下方部位32a(受熱部)には、金属などで成形された板状部材41が昇降自在に装着されている(矢印j)。図8(a),(b)において、板状部材41には、複数の管状部材32の配列に対応した位置に貫通孔41aが形成されている。貫通孔41aの内径は管状部材32の外径よりもやや大きく設定されており、これにより板状部材41は管状部材32の下方部位32aに対して昇降自在となっている。板状部材41は、該板状部材41の昇降方向(ここでは鉛直方向)に延びたボールネジ(図示せず)に螺合した昇降体(図示せず)と結合している。板状部材41は、駆動モータ(図示せず)の駆動によってボールネジが回転することで昇降する。
Therefore, as shown in FIG. 6A, a plate-shaped
板状部材41を昇降させることで、管状部材32の外周を摺動して管状部材32の下方部位32aに蓄積した不純物は貫通孔41aの内周面によって除去される。すなわち、板状部材41は、管状部材32の外周を摺動する摺動部材となる。また図8(c)に示す変形例ように、貫通孔41aの内周面に繊維状のブラシ42を植設し、ブラシ42を管状部材32の下方部位32aの外周面に摺動させることで不純物を除去するようにしてもよい。これにより、不純物をより確実に除去できる。すなわち、ブラシ42は、管状部材32の外周を摺動する摺動部材となる。また、筐体31の下方部位31aを構成する一つの側板をスライド自在にしてこの側板に板状部材41を連結し、メンテナンス作業の際に作業員が側板をスライドさせて板状部材41を昇降させることで不純物を除去するようにしてもよい。この場合、ボールネジや駆動モータ等の昇降機構は不要となる。このように、板状部材41は、管状部材32の下方部位32a(受熱部)に付着した不純物を除去する不純物除去手段となっており、不純物除去手段は、管状部材32の外周を摺動する摺動部材を有している。これにより、管状部材32の下方部位32aに蓄積した不純物を簡単に除去することができる。なお、不純物除去手段は上述の構成に限定されない。すなわち、受熱部に付着した不純物を除去するものであればよく、例えば高圧空気を吹き付けて不純物を除去するものでもよい。
By moving the
上記説明したように、本実施の形態の海苔製造機1は、加熱空気を生成して乾燥室3に供給する加熱装置17を備えている。そして加熱装置17は、燃焼ガスを生成する燃焼ガス生成手段(バーナ18)と、生成された燃焼ガスを乾燥室3の外に排出する排出口(煙突22)へ導く管(第1の管19A及び第2の管19B)と、管に供給された燃焼ガスから熱を回収し、回収した熱によって乾燥室3の外から取り込まれた空気を温める熱回収装置30と、温められた空気を管に吹き付けて生成された加熱空気を乾燥室3に送給する加熱空気送給手段(第2のファンとしての吸気用のファン21)とを備えている。
As described above, the
そして、本実施の形態の熱回収装置30は、管に供給された燃焼ガスが煙突22に向かう経路上に設けられ、燃焼ガスから熱を受け取る受熱部(管状部材32の下方部位32a)と、受熱部によって受け取った熱を乾燥室3の外から取り込まれた空気に放出する放熱部(管状部材32の上方部位32b)とを含んでいる。これによって、簡単な構造で使用済みの燃焼ガスから熱を回収して再利用することができる。
Then, the
(実施の形態2)
次に図9を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1で説明したものについては同一の符号を付し、説明を省略する。実施の形態2と実施の形態1では、燃焼ガスの通路(流路)を構成する管の構造が相違する。
(Embodiment 2)
Second Embodiment Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The same components as those described in the first embodiment are designated by the same reference numerals and the description thereof will be omitted. The second embodiment and the first embodiment are different from each other in the structure of the pipe forming the passage (flow passage) of the combustion gas.
第2の管190Bは、第1の管19A及び連結部20を通過した燃焼ガスを第3の管190Cまで導くものである。すなわち、第2の管190Bの一端部は連結部20と接続され、他端部は第3の管190Cの一端部と接続されている。図9で表す一点鎖線R1は、第2の管190Bと第3の管190Cの境界を例示している。第3の管190Cは、吸気用のファン21とダクト24の間に配設されており、他端部は熱回収装置30が備える燃焼ガスの導入用の管34Aの一端部と接続されている。図9で示す一点鎖線R2は、第3の管190Cと煙突220の境界を例示している。第3の管190Cの表面には、複数のフィン200が水平方向に所定ピッチをおいて設けられている。
The
燃焼ガスの導入用の管34Aの他端部は、筐体31の下方部位31aを介して燃焼ガスの排出用の管34Bの一端部と連通している。燃焼ガスの排出用の管34Bの他端部は、小屋4の外に位置する排出口220aを有する煙突220と接続されている。図9で示す一点鎖線R3は、燃焼ガスの排出用の管34Bと煙突220の境界を例示している。
The other end of the combustion
ダクト24に送られる空気は(矢印k)、実施の形態1と同様に、熱回収装置30によって所定温度だけ温められ、温められた空気はダクト24の開口部24bから吸気用のファン21へ向かう(矢印l)。吸気用のファン21へ向かう温かい空気は、燃焼ガスによって加熱された第3の管190C及びフィン200を介してさらに所定温度だけ温められたうえで、吸気用のファン21に吸い込まれる。このように、実施の形態2によれば、燃焼ガスの熱をより有効利用して小屋4内の空気を温めることができる。また、第3の管190Cに複数のフィン200を設けることによって、伝熱面積を広げて熱交換の効率をより向上させることができる。
The air sent to the duct 24 (arrow k) is warmed to a predetermined temperature by the
本発明の海苔製造機1及び熱回収装置30はこれまで説明した実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。特に、熱回収装置30の用途は海苔製造機1に限定されることなく、燃焼ガスなど高温の気体から熱を回収して、温風を生成する用途のものであればよい。例えば、野菜、花の栽培や魚の養殖を行うビニールハウスを温めた燃焼ガスから熱を回収して温風を別途生成し、ビニールハウスに付設された住宅の暖房に活用することも可能である。
The
本発明の海苔製造機及び熱回収装置は、簡単な構造で使用済みの燃焼ガスから熱を回収して再利用でき、海苔製造分野及び熱エネルギーを再利用するいわゆる環境技術分野において有用である。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The seaweed maker and the heat recovery device of the present invention can recover heat from used combustion gas and reuse it with a simple structure, and are useful in the field of seaweed production and the so-called environmental technology field of reusing heat energy.
1 海苔製造機
3 乾燥室(乾燥部)
5 無端チェーン(搬送手段)
6 抄き部
7 脱水部
8 剥ぎ部
10 簀
11 簀ホルダー
12 無端チェーン
17 加熱装置(空気加熱部)
18 バーナ(燃焼ガス生成手段)
19A 第1の管(管)
19B,190B 第2の管(管)
21 吸気用のファン(加熱空気送給手段)
22a,220a 排出口
30 熱回収装置
32 管状部材
32a 管状部材の下方部位(受熱部)
32b 管状部材の上方部位(放熱部)
37 送り込み用のファン(空気送給手段)
38 放熱フィン(フィン)
39 整流板(整流手段)
41 板状部材(不純物除去手段、摺動部材)
42 ブラシ(摺動部材)
w 生海苔
1 Nori making machine 3 Drying room (drying section)
5 Endless chain (transportation means)
6 Papermaking part 7
18 burners (combustion gas generation means)
19A First tube (tube)
19B, 190B Second tube (tube)
21 Intake fan (heated air feeding means)
22a, 220a
32b Upper part of tubular member (heat dissipation part)
37 Fan for feeding (air feeding means)
38 Radiating fins
39 Rectifier plate (rectifier means)
41 Plate-shaped member (impurity removing means, sliding member)
42 Brush (sliding member)
w Raw seaweed
Claims (7)
内部の空間に熱媒体が収容された管状部材と、を備え、
前記管状部材の下方部位は、前記通路部の内部に位置し、前記燃焼ガスから熱を受け取る受熱部を構成し、
前記管状部材の上方部位は、前記通路部の外部に位置し、前記受熱部によって受け取った熱を周囲に放出する放熱部を構成し、
前記燃焼ガスから熱を回収し、回収した熱によって前記通路部の外部における周囲の空気を温めることを特徴とする熱回収装置。 A passage portion which is a passage for combustion gas,
A tubular member in which a heat medium is housed in an internal space,
The lower portion of the tubular member is located inside the passage portion and constitutes a heat receiving portion that receives heat from the combustion gas,
The upper portion of the tubular member is located outside the passage portion, and constitutes a heat dissipation portion that releases the heat received by the heat receiving portion to the surroundings,
A heat recovery device, wherein heat is recovered from the combustion gas, and ambient air outside the passage is warmed by the recovered heat.
前記筐体には、前記放熱部によって加熱された空気が送り込まれるダクト内に送られる空気の流路と、前記通路部に送られる前記燃焼ガスの流路を仕切るための仕切り板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の熱回収装置。 The heat recovery device further includes a housing in which the tubular member is provided,
The casing is provided with a partition plate for partitioning a flow path of air sent into a duct into which the air heated by the heat dissipation section is sent and a flow path of the combustion gas sent to the passage section. The heat recovery device according to claim 1, wherein the heat recovery device is provided.
前記受熱部に付着した前記不純物を除去する不純物除去手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の熱回収装置。 The combustion gas contains impurities,
The heat recovery device according to claim 1, further comprising an impurity removing unit that removes the impurities attached to the heat receiving portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020023842A JP2020079700A (en) | 2020-02-14 | 2020-02-14 | Heat recovery device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020023842A JP2020079700A (en) | 2020-02-14 | 2020-02-14 | Heat recovery device |
Related Parent Applications (1)
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JP2016015105A Division JP6663233B2 (en) | 2016-01-29 | 2016-01-29 | Nori making machine |
Publications (1)
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JP2020079700A true JP2020079700A (en) | 2020-05-28 |
Family
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Family Applications (1)
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2020
- 2020-02-14 JP JP2020023842A patent/JP2020079700A/en active Pending
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