JP2020075003A - Toilet seat device and toilet system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、便座装置及びトイレシステムに関する。 The present invention relates to a toilet seat device and a toilet system.
下記特許文献1には、便器の上部に設けられる便座装置であって、便座や便蓋等の回動部材を起立状態及び全閉位置の間を回動させる便座装置が開示されている。 Patent Document 1 below discloses a toilet seat device provided on the upper part of a toilet bowl, which rotates a rotating member such as a toilet seat or a toilet lid between an upright state and a fully closed position.
ところで、回動部材を回動させて回動部材を起立状態にする場合や、メンテナンス時において起立状態にある回動部材を昇降させる場合には、壁から張り出している棚やアクセサリーに回動部材が当たってしまう場合がある。 By the way, when rotating the rotating member to bring the rotating member to the upright state, or when raising or lowering the rotating member in the upright state during maintenance, the rotating member is attached to a shelf or an accessory protruding from the wall. May be hit.
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、壁から張り出している棚やアクセサリーに便座や便蓋が当接することを抑制可能な便座装置を提供することである。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object thereof is to provide a toilet seat device capable of suppressing contact of a toilet seat or a toilet lid with a shelf or an accessory protruding from a wall.
本発明の一態様は、便器本体の上部に設けられる便座装置であって、全開位置及び全閉位置の間を回動自在に軸支された回動部材と、前記全開位置及び前記全閉位置の間の任意の位置を設定位置として設定する設定部と、前記回動部材の回動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記回動部材を前記設定位置に保持することを特徴とする、便座装置である。 One aspect of the present invention is a toilet seat device provided on an upper portion of a toilet body, which includes a rotating member pivotally supported between a fully open position and a fully closed position, the fully open position, and the fully closed position. And a control unit for controlling the rotation of the rotating member, wherein the control unit holds the rotating member at the setting position. Is a toilet seat device.
本発明の一態様は、上述の便座装置であって、前記便座装置を昇降させる昇降装置を備え、前記制御部は、前記昇降装置が前記便座装置を上昇させる場合には、前記回動部材を回動させて前記回動部材を前記設定位置に保持する。 One aspect of the present invention is the above-described toilet seat device, including an elevating device that elevates and lowers the toilet seat device, and the controller controls the rotating member when the elevating device elevates the toilet seat device. The rotating member is rotated to hold the rotating member in the set position.
本発明の一態様は、上述の便座装置であって、使用者を検知する人体検知部を有し、前記制御部は、前記人体検知部が前記使用者を検知した場合には、前記回動部材を全閉位置から回動させて前記回動部材を前記設定位置に保持する。 One aspect of the present invention is the above-described toilet seat device, which has a human body detection unit that detects a user, and the control unit performs the rotation when the human body detection unit detects the user. The member is rotated from the fully closed position to hold the rotating member in the set position.
本発明の一態様は、上述の便座装置であって、前記設定位置を学習する学習モードを備え、前記制御部は、前記学習モードが実行された場合には、前記回動部材を前記全開位置及び前記全閉位置の間を回動させ、前記設定部は、前記学習モードの実行中において、通常の開閉状態に比べて、前記回動部材にかかる負荷が増大した場合には、前記負荷が増大したときの回動部材の回動角度よりも所定角度だけ小さい回動角度を前記設定位置とする。 One aspect of the present invention is the toilet seat device described above, comprising a learning mode for learning the set position, wherein the control unit causes the rotating member to have the fully open position when the learning mode is executed. When the load applied to the rotating member is increased as compared with the normal open / closed state during execution of the learning mode, the load is rotated between the fully closed position and the fully closed position. A rotation angle that is smaller than the rotation angle of the rotation member when the rotation angle is increased by a predetermined angle is set as the set position.
本発明の一態様は、上述の便座装置と、操作部とを備えたトイレシステムであって、前記制御部は、前記操作部に対して第1の操作がされた場合には前記回動部材を所定量だけ回動させ、前記設定部は、前記操作部に対して第2の操作がされた場合には、前記回動部材の現在位置を前記設定位置に設定することを特徴とする、トイレシステムである。 One aspect of the present invention is a toilet system including the above-described toilet seat device and an operation unit, wherein the control unit is configured to rotate the rotating member when a first operation is performed on the operation unit. Is rotated by a predetermined amount, and the setting unit sets the current position of the rotating member to the setting position when a second operation is performed on the operation unit. It is a toilet system.
以上説明したように、本発明によれば、壁から張り出している棚やアクセサリーに便座や便蓋が当接することを抑制することができる。 As described above, according to the present invention, it is possible to prevent the toilet seat and the toilet lid from coming into contact with the shelves and the accessories protruding from the wall.
以下、本発明の一実施形態に係る便座装置及びトイレシステムを、図面を用いて説明する。 Hereinafter, a toilet seat device and a toilet system according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一又は類似の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省く場合がある。また、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。 Hereinafter, the present invention will be described through embodiments of the invention, but the following embodiments do not limit the invention according to the claims. Moreover, not all combinations of the features described in the embodiments are essential to the solving means of the invention. In the drawings, the same or similar parts may be denoted by the same reference numerals, and redundant description may be omitted. In addition, the shapes and sizes of elements in the drawings may be exaggerated for clearer description.
明細書の全体において、ある部分がある構成要素を「含む」、「有する」や「備える」とする時、これは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むことができるということを意味する。 Throughout the specification, when a part is referred to as “comprising”, “having” or “comprising” a certain component, this does not exclude other components unless otherwise stated. It means that it can further include the components of.
図1は、本発明の一実施形態に係る便座装置を備えるトイレシステムAの概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、トイレシステムAは、トイレ装置1及び操作部2を備える。なお、本実施形態では、操作部2は、リモコン装置である場合について説明するが、本発明はこれに限定されず、操作部2が便座装置4と一体に設けられていてもよい。
FIG. 1 is a diagram showing an example of a schematic configuration of a toilet system A including a toilet seat device according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the toilet system A includes a toilet device 1 and an
トイレ装置1は、トイレルームに設けられており、操作部2と有線又は無線通信することで情報を送受する。
The toilet device 1 is provided in the toilet room and sends and receives information by wired or wireless communication with the
操作部2は、トイレルームの所定位置に設置されている。例えば、この所定位置とは、トイレルームの壁面である。操作部2には、複数の操作スイッチが設けられており、使用者は、例えば、便器洗浄や局部洗浄等に対応した操作スイッチを押下操作することで、トイレ装置1に対して便器洗浄や局部洗浄等の所望の機能を実行させることができる。
The
次に、本発明の一実施形態に係るトイレ装置1の構成について説明する。
トイレ装置1は、便器本体3及び便座装置4を備える。
Next, a configuration of the toilet device 1 according to the embodiment of the present invention will be described.
The toilet device 1 includes a
便器本体3は、トイレルーム内の床面に設置されている。便器本体3の上部には、便座装置4が設置されている。
The
便座装置4は、本体カバー5、便座6、便蓋7及び機能部8を備える。なお、便座6や便蓋7は、本発明の「回動部材」の一例である。
The toilet seat device 4 includes a
本体カバー5は、便器本体3の後部かつ上部に載置された機能部8を収容するように当該機能部8を上側から覆うカバーである。
The
便座6は、本体カバー5に対して上下方向に回動可能に支持されている。すなわち、便座6は、本体カバー5に軸支されており、便器本体3に対して起立状態と倒伏状態との間で回動自在である。なお、以下の説明において、便座6の起立状態を全開状態と称し、倒伏状態を全閉状態と称す。
The
便蓋7は、本体カバー5に対して上下方向に回動可能に支持されている。すなわち、便蓋7は、本体カバー5に軸支されており、便器本体3に対して起立状態と倒伏状態との間で回動自在である。なお、以下の説明において、便座6の起立状態を全開状態と称し、倒伏状態を全閉状態と称す。
The
機能部8は、便器洗浄や局部洗浄、リフトアップ等の各種機能を実行するための装置や部品であって、便器本体3の後部かつ上部にベースプレート(不図示)を介して載置されている。なお、本実施形態に係る便座6及び便蓋7は、機能部8により回動の動作が制御される。
The
次に、本発明の一実施形態に係る機能部8の概略構成の一例を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る機能部8の概略構成を説明する図である。
Next, an example of a schematic configuration of the
図2に示すように、機能部8は、無線通信部9、人体検知部10、洗浄装置11、便蓋開閉駆動装置12、便座開閉駆動装置13、昇降装置14、及び制御装置15を備える。
As shown in FIG. 2, the
無線通信部9は、操作部2と無線通信することで情報を送受する。
The
人体検知部10は、トイレルーム内の人体(使用者)の存在を検知する。例えば、人体検知部10は、便器本体3前方の人体を検知する。人体検知部10は、便器本体3前方の人体を検知した場合に、便器本体3前方の人体を検知したことを示す検知信号を制御装置15に出力する。なお、便器本体3は、本体カバー5の上面前縁部に設けられてもよいし、本体カバー5の前面の左右方向における中央の下部に設けられてもよい。
The human
洗浄装置11は、制御装置15からの制御に基づいて便器本体3の便鉢に洗浄水を吐出する便器洗浄(小洗浄又は大洗浄)を行うことができる。また、洗浄装置11は、制御装置15からの制御に基づいてノズル(不図示)の先端から温水を噴出する。これにより、洗浄装置11は、便座6に着座している使用者の臀部を洗浄する局部洗浄(おしり洗浄又はビデ洗浄)を行うことができる。
The
便蓋開閉駆動装置12は、制御装置15からの制御に基づいて便蓋7を回動させる。
具体的には、便蓋開閉駆動装置12は、便蓋駆動部121及び出力部122を備える。
The toilet lid opening /
Specifically, the toilet lid opening /
便蓋駆動部121は、制御装置15からの制御に基づいて、便蓋7を回動させる駆動源であり、例えば、モータである。なお、以下の説明において、便蓋駆動部121がモータである場合について説明するが、本発明はこれに限定されず、モータ以外に駆動源であってもよい。
The toilet
便蓋駆動部121は、制御装置15からの制御に基づいて、便蓋7を正方向又は逆方向に回動させる。したがって、便蓋駆動部121は、便蓋7を、便蓋7の全開状態に相当する便蓋7の位置(以下、「全開位置」という。)と、全閉状態に相当する便蓋7の位置(以下、「全閉位置」という。)との間を回動させて、便蓋7を全開状態又は全閉状態に制御することができる。ここで、便蓋7の位置とは、例えば、便蓋7の回動角度である。
The toilet
さらに、便蓋駆動部121は、制御装置15からの制御に基づいて、全開位置と全閉位置との間の任意の位置で回動を停止し、その停止した位置、すなわち停止した回動角度を保持するように便蓋7の回動角度をロックすることができる。すなわち、便蓋駆動部121は、制御装置15からの制御に基づいて、全開位置と全閉位置との間の任意の位置に便蓋7を保持することができる。例えば、便蓋駆動部121は、制御装置15の制御に基づいて、便蓋7の回動角度を調整し、任意の回動角度に制御することができる。
Further, the toilet
出力部122は、便蓋駆動部121の駆動状況を出力する機能を備える。出力部122は、例えばエンコーダである。出力部122は、便蓋駆動部121の回転に応じた位置パルスを制御装置15に出力する。例えば、出力部122は、便蓋駆動部121が1回転すると1つの位置パルスを制御装置15に出力する。なお、本実施形態の出力部122は、エンコーダに限らず、例え便蓋駆動部121の回転角を計測する等、巻取り軸や便蓋駆動部121の回転量を把握できる構成であれば任意に選択できる。
The
便座開閉駆動装置13は、制御装置15からの制御に基づいて便座6を回動させる。
具体的には、便座開閉駆動装置13は、便座駆動部131及び出力部132を備える。
The toilet seat opening /
Specifically, the toilet seat opening /
便座駆動部131は、制御装置15からの便座駆動信号に基づいて、便座6を回動させる駆動源であり、例えば、モータである。なお、以下の説明において、便座駆動部131がモータである場合について説明するが、本発明はこれに限定されず、モータ以外に駆動源であってもよい。
The toilet
便座駆動部131は、制御装置15からの便座駆動信号に基づいて、便座6を正方向又は逆方向に回動させる。したがって、便座駆動部131は、便座6を、便座6の全開状態に相当する便座6の位置(以下、「全開位置」という。)と、全閉状態に相当する便座6の位置(以下、「全閉位置」という。)との間を回動させて、便座6を全開状態又は全閉状態に制御することができる。ここで、便座6の位置とは、例えば、便座6の回動角度である。
The toilet
さらに、便座駆動部131は、制御装置15からの便座駆動信号に基づいて、全開位置と全閉位置との間の任意の位置で回動を停止し、その停止した位置、すなわち停止した回動角度を保持するように便座6の回動角度をロックすることができる。すなわち、便座駆動部131は、制御装置15からの便座駆動信号に基づいて、全開位置と全閉位置との間の任意の位置に便座6を保持することができる。例えば、便座駆動部131は、制御装置15の制御に基づいて、便座6の回動角度を調整し、任意の回動角度に制御することができる。
Further, the toilet
出力部132は、便座駆動部131の駆動状況を出力する機能を備える。出力部132は、例えばエンコーダである。出力部132は、便座駆動部131の回転に応じた位置パルスを制御装置15に出力する。例えば、出力部132は、便座駆動部131が1回転すると1つの位置パルスを制御装置15に出力する。なお、本実施形態の出力部132は、エンコーダに限らず、例え便座駆動部131の回転角を計測する等、巻取り軸や便座駆動部131の回転量を把握できる構成であれば任意に選択できる。
The
昇降装置14は、制御装置15からの制御に基づいて便座装置4を垂直方向に昇降させる。例えば、使用者は、便器本体3の掃除(例えば、便器本体3と便座装置4との間の掃除)を実施する際に、操作部2に対して所定の操作を行うことにより、便座装置4を上昇させることができる。なお、以下において、便座装置4を上昇させる動作をリフトアップ動作と称する場合がある。
The elevating
制御装置15は、便蓋位置検出部16、便座位置検出部17、設定部18、格納部19、及び制御部20を備える。なお、制御装置15は、CPU又はMPUなどのマイクロプロセッサ、MCUなどのマイクロコントローラなどにより構成されてよい。
The
便蓋位置検出部16は、出力部122から供給された位置パルスに基づいて、便蓋7の現在の位置(以下、「現在位置」という。)を検出する。例えば、便蓋位置検出部16は、便蓋7が全閉位置から全開位置になるのに必要な便蓋駆動部121を回転させる回数(以下、「規定回数」という。)を予め格納部19に記憶されている。したがって、便蓋駆動部121が1回転したことを示す位置パルスの数から便蓋7の現在位置(例えば、回動角度)を特定することができる。
The toilet lid
便座位置検出部17は、出力部132から供給された位置パルスに基づいて、便座6の現在位置を検出する。例えば、便座位置検出部17は、便座6が全閉位置から全開位置になるのに必要な便座駆動部131を回転させる回数である規定回数を予め格納部19に記憶されている。したがって、便座駆動部131が1回転したことを示す位置パルスの数から便座6の現在位置(例えば、回動角度)を特定することができる。
The toilet seat
設定部18は、便座6の全開位置及び全閉位置の間の任意の位置を便座設定位置として設定する。この便座設定位置は、例えば、便座6の回動角度であって、便座6の全開位置及び全閉位置の間の回動角度である。
さらに、設定部18は、便蓋7の全開位置及び全閉位置の間の任意の位置を便蓋設定位置として設定する。この便蓋設定位置は、例えば、便蓋7の回動角度であって、便蓋7の全開位置及び全閉位置の間の回動角度である。
The setting
Further, the setting
例えば、設定部18は、操作部2から無線通信部9を介して設定信号を取得した場合には、便蓋位置検出部16から便蓋7の現在位置の情報を取得して、その現在位置を便蓋設定位置として設定する。さらに、設定部18は、その設定した便蓋設定位置よりも所定の回転角度だけ小さい回転角度を便座設定位置として設定する。
そして、設定部18は、設定した便蓋設定位置及び便座設定位置を格納部19に格納する。
For example, when the setting
Then, the setting
格納部19には、便蓋設定位置及び便座設定位置が格納される。また、格納部19には、便蓋駆動部121の規定回数及び便座駆動部131の規定回数が格納されている。
The
制御部20は、便蓋開閉駆動装置12や便座開閉駆動装置13を制御することで、便蓋7や便座6の回動を制御する。
The
具体的には、制御部20は、便蓋開閉駆動装置12に対して、便蓋7を全開状態にする便蓋全開信号を出力することで、便蓋7を回動させ便蓋7を全開状態に制御する。
また、制御部20は、便蓋設定位置が設定されている場合には、格納部19から便蓋設定位置を読み出し、その読み出した便蓋設定位置の情報を含んだ便蓋設定位置信号を便蓋開閉駆動装置12に出力する。これにより、制御部20は、便蓋7を便蓋設定位置に保持することができる。
Specifically, the
Further, when the toilet lid setting position is set, the
制御部20は、便座開閉駆動装置13に対して、便座6を全開状態にする便座全開信号を出力することで、便座6を回動させ便座6を全開状態に制御する。
また、制御部20は、便座設定位置が設定されている場合には、格納部19から便座設定位置を読み出し、その読み出した便座設定位置の情報を含んだ便座設定位置信号を便座開閉駆動装置13に出力する。これにより、制御部20は、便座6を便座設定位置に保持することができる。
The
In addition, when the toilet seat setting position is set, the
また、制御部20は、操作部2から便蓋7を回動させる便蓋回動信号を取得した場合には、便蓋開閉駆動装置12に便蓋駆動信号を出力する。これにより、制御部20は、便蓋開閉駆動装置12を介して便蓋7を所定量だけ回動させることができる。
さらに、制御部20は、操作部2から便座6を回動させる便座回動信号を取得した場合には、便座開閉駆動装置13に便座駆動信号を出力する。これにより、制御部20は、便座開閉駆動装置13を介して便座6を所定量だけ回動させることができる。
Further, when the toilet lid rotation signal for rotating the
Further, when the toilet seat rotation signal for rotating the
制御部20は、操作部2からリフトアップ動作を指示するリフトアップ信号が出力された場合、昇降装置14に制御信号を出力する。これにより、昇降装置14は、制御部20から制御信号を取得した場合には、便座装置4を垂直方向に上昇させる。
The
次に、本実形態に係る便蓋設定位置の設定方法の第1の例を、図3を用いて説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る便蓋設定位置の設定方法の第1の例を説明する図である。 Next, a first example of the method of setting the toilet lid setting position according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 3 is a diagram illustrating a first example of the method of setting the toilet lid setting position according to the embodiment of the present invention.
例えば、図3に示すように、壁から棚やアクセサリー等の物体Mが張り出しているトイレルームに、トイレ装置1が設置されているとする。
この場合において、便蓋開閉駆動装置12が全閉位置P1にある便蓋7を全開位置P2まで回動させてしまうと、便蓋7が物体Mに当たってしまい、便蓋7の破損の原因となる場合がある。したがって、本実施形態では、便蓋7が物体Mに当たってしまうような場合には、使用者は、便蓋7が物体Mに当たらない便蓋設定位置を設定する。
For example, as shown in FIG. 3, it is assumed that the toilet device 1 is installed in a toilet room where objects M such as shelves and accessories project from the wall.
In this case, if the toilet lid opening /
まず、使用者は、便蓋設定位置を設定するにあたって、便座6に着座可能であって、便蓋7が物体Mに当たらない位置(以下、「第1の位置」という。)に便蓋7を動かす。例えば、使用者は、操作部2を操作することで、便蓋7を第1の位置に回動させる。具体的には、使用者は、操作部2に対して、第1の操作を行うことで便蓋7を所定量だけ開方向又は閉方向に回動させることができる。この第1の操作とは、便蓋7を所定量だけ回動させることを指示する操作であることが一意に認識できる操作であれば特に限定されず、例えば、複数の操作スイッチの同時操作であってもよいし、操作部2に設けられた便蓋7を移動させる専用の操作スイッチを操作することであってもよい。
First, when the user sets the toilet lid setting position, the user can sit on the
使用者が操作部2に対して第1の操作を行うと、操作部2は、制御装置15に便蓋回動信号を無線送信する。そして、制御装置15の制御部20は、便蓋回動信号を取得すると、便蓋開閉駆動装置12に便蓋駆動信号を出力する。これにより、便蓋開閉駆動装置12は、便蓋7を所定量だけ回動させる。したがって、使用者は、便蓋7が第1の位置に到達するまで操作部2に対して第1の操作を行うことで、便蓋7を第1の位置まで回動させることができる。ただし、本発明はこれに限定されず、使用者は、便蓋7に直接触れて手動で回動させることで、便蓋7を第1の位置まで回動させてもよい。
When the user performs the first operation on the
使用者は、便蓋7を第1の位置まで回動させると、便蓋7の現在位置を便蓋設定位置に設定するために、操作部2に対して第2の操作を行う。この第2の操作とは、便蓋7の現在位置を便蓋設定位置に設定することを指示する操作であることが一意に認識できる操作であれば特に限定されず、例えば、複数の操作スイッチの同時操作であってもよいし、操作部2に設けられた便蓋設定位置を設定する専用の操作スイッチを操作することであってもよい。
When the user rotates the
操作部2は、第2の操作が行われると、設定信号を制御装置15に無線送信する。制御装置15の設定部18は、設定信号を取得した場合には、便蓋位置検出部16から便蓋7の現在位置の情報を取得して、その現在位置、すなわち第1の位置を便蓋設定位置として設定する。そして、設定部18は、設定した便蓋設定位置を格納部19に格納する。これにより、制御部20は、便蓋7を回動させるにあたって、便蓋7を全開位置P2ではなく、格納部19から読み出した便蓋設定位置まで回動させて、その便蓋設定位置に便蓋7を保持することで、便蓋7が物体Mに当たることを抑制することができる。例えば、制御部20は、人体検知部10から検知信号を取得した場合には、格納部19から便蓋設定位置を読み出し、その読み出した便蓋設定位置の情報を含んだ便蓋設定位置信号を便蓋開閉駆動装置12に出力する。これにより、便蓋開閉駆動装置12は、便蓋7を便蓋設定位置まで回動させて、便蓋7が便蓋設定位置から動かないように便蓋7の回動角度をロックする(例えば、便蓋駆動部121の回転をロックする)。これにより、制御部20は、便蓋7を便蓋設定位置に保持することができる。
When the second operation is performed, the
次に、本実形態に係る便蓋設定位置の設定方法の第2の例を、図4を用いて説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る便蓋設定位置の設定方法の第2の例を説明する図である。 Next, a second example of the method of setting the toilet lid setting position according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a diagram illustrating a second example of the method of setting the toilet lid setting position according to the embodiment of the present invention.
例えば、図4に示すように、壁から棚やアクセサリー等の物体Mが張り出しているトイレルームに、トイレ装置1が設置されている場合において、昇降装置14がリフトアップ動作を行うとする。ここで、便器本体3の掃除のしやすさの観点から、リフトアップ動作を行う前に、便座6及び便蓋7をそれぞれ全開状態に制御しておくことが考えられる。ただ、便座6及び便蓋7をそれぞれ全開状態に制御したままリフトアップ動作をすると、便蓋7や便座6が物体Mに当たってしまい、便蓋7や便座6の破損の原因となる場合がある。したがって、本実施形態では、リフトアップ動作時において便蓋7や便座6が物体Mに当たってしまうような場合には、使用者は、事前に便蓋7や便座6が物体Mに当たらない便蓋設定位置及び便座設定位置を設定する。
For example, as shown in FIG. 4, when the toilet device 1 is installed in a toilet room where objects M such as shelves and accessories project from the wall, the elevating
まず、使用者は、便蓋設定位置を設定するにあたって、便器本体3と便座装置4との間の掃除を行うことが可能であって、便蓋7が物体Mに当たらない位置(以下、「第2の位置」という。)に便蓋7を動かす。例えば、使用者は、操作部2を操作することで、便蓋7を第1の位置に回動させる。具体的には、使用者は、操作部2に対して、第1の操作を行うことで便蓋7を第2の位置まで回動させてもよいし、便蓋7に直接触れて手動で回動させることで、便蓋7を第2の位置まで回動させてもよい。
First, when setting the toilet lid setting position, the user can clean between the
使用者は、便蓋7を第2の位置まで回動させると、便蓋7の現在位置を便蓋設定位置に設定するために、操作部2に対して第2の操作を行う。操作部2は、第2の操作が行われると、設定信号を制御装置15に無線送信する。制御装置15の設定部18は、設定信号を取得した場合には、便蓋位置検出部16から便蓋7の現在位置の情報を取得して、その現在位置、すなわち第2の位置を便蓋設定位置として設定する。そして、設定部18は、設定した便蓋設定位置を格納部19に格納する。さらに、設定部18は、便蓋設定位置よりも所定の回転角度だけ小さい回転角度を便座設定位置として設定する。例えば、この便座設定位置は、便器本体3と便座装置4との間の掃除を行うことが可能であって、便蓋7に当接しない便座6の回動角度である。設定部18は、設定した便座設定位置を格納部19に格納する。
When the user rotates the
これにより、便座装置4は、リフトアップ動作中に便蓋7や便座6が物体Mに当たることを抑制することができる。例えば、使用者が操作部2に対して所定の操作(リフトアップ動作を指示する操作)を行うと、操作部2は、リフトアップ動作を指示するリフトアップ指示信号を制御装置15に出力する。制御部20は、リフトアップ指示信号を取得すると、格納部19から便蓋設定位置を読み出し、その読み出した便蓋設定位置を含んだ便蓋設定位置信号を便蓋開閉駆動装置12に出力する。さらに、制御部20は、格納部19から便座設定位置を読み出し、その読み出した便座設定位置を含んだ便座設定位置信号を便座開閉駆動装置13に出力する。これにより、便蓋開閉駆動装置12は、便蓋7を便蓋設定位置まで回動させて、便蓋7が便蓋設定位置から動かないように便蓋7の回動角度をロックする(例えば、便蓋駆動部121の回転をロックする)。これにより、制御部20は、便蓋7を便蓋設定位置に保持することができる。また、便座開閉駆動装置13は、便座6を便座設定位置まで回動させて、便座6が便座設定位置から動かないように便座6の回動角度をロックする(例えば、便座駆動部131の回転をロックする)。これにより、制御部20は、便座6を便座設定位置に保持することができる。そして、制御部20は、便座6を便蓋設定位置に保持し、便座6を便座設定位置に保持すると、昇降装置14に制御信号を出力する。これにより、昇降装置14は、便座6が便蓋設定位置に保持され、便座6が便座設定位置に保持された便座装置4をリフトアップ動作する。したがって、便蓋7や便座6が物体Mに当たることなく、リフトアップ動作を実行することができる。
As a result, the toilet seat device 4 can prevent the
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。 Although the embodiment of the present invention has been described in detail above with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to this embodiment, and includes a design and the like within a range not departing from the gist of the present invention.
(変形例1)上記実施形態において、設定部18は、人体検知部10から検知信号を取得した場合に便蓋7を回動させる便蓋設定位置(第1の便蓋設定位置)と、リフトアップ動作を行うにあたって便座6を回動させる便蓋7の便蓋設定位置(第2の便蓋設定位置)とを、それぞれ格納部19に格納してもよい。したがって、制御部20は、人体検知部10から検知信号を取得した場合には、格納部19から第1の便蓋設定位置を読み取り、第1の便蓋設定位置の情報を含んだ便蓋設定位置信号を便蓋開閉駆動装置12に出力してもよい。また、制御部20は、操作部2からリフトアップ指示信号を取得した場合には、格納部19から第2の便蓋設定位置を読み出し、その読み出した第2の便蓋設定位置の情報を含んだ便蓋設定位置信号を便蓋開閉駆動装置12に出力してもよい。
ただし、設定部18は、第1の便蓋設定位置及び第2の便蓋設定位置を必ずしも設定する必要はなく、少なくもいずれかを設定してもよい。したがって、第1の便蓋設定位置が設定されていない場合には、制御部20は、人体検知部10から検知信号を取得すると、便蓋開閉駆動装置12に対して便蓋全開信号を出力することで、便蓋7を全開位置まで回動させることになる。
(Modification 1) In the above embodiment, the setting
However, the setting
(変形例2)上記実施形態において、便座装置4が回動部材として便座6及び便蓋7を有する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、便座装置4は、回動部材として便座6のみを有してもよい。この場合には、便座6の便座設定位置の設定方法は、便蓋7の設定方法(例えば、上記第1の例や第2の例で説明した設定方法)と同様の方法を用いることができる。
(Modification 2) In the above embodiment, the case where the toilet seat device 4 has the
(変形例3)上記実施形態において、リフトアップ動作を実行する場合や人体検知部10から検知信号を取得した場合に格納部19に格納された設定位置を用いる例を説明したが、本発明はこれに限定されず、格納部19に格納された設定位置を用いる用途には、特に限定されない。すなわち、本発明は、便蓋7及び便座6の少なくともいずれかの回動部材において、全開位置及び全閉位置の間の任意の位置を設定位置として設定し、その回動部材を設定位置に保持する構成を有すればよい。
(Modification 3) In the above embodiment, an example in which the set position stored in the
(変形例4)上記実施形態において、自動で便蓋設定位置や便座設定位置を設定してもよい。例えば、制御装置15は、便蓋設定位置や便座設定位置を学習する学習モードを備えてもよい。そして、制御部20は、学習モードが実行された場合には、便蓋7及び便座6の少なくともいずれかの回動部材を全開位置及び全閉位置の間を回動させてもよい。そして、設定部18は、学習モード中において、回動部材にかかる負荷を検知して、通常の開閉状態に比べて、その負荷が増大した場合(例えば、負荷が閾値を超えた場合)には、負荷が増大したときの回動部材の回動角度よりも所定角度だけ小さい回動角度を回動部材の設定位置として設定してもよい。負荷が閾値を超えた場合とは、回動部材の駆動源(便蓋駆動部121や便座駆動部131)の回転数が閾値を下回った場合や、上記駆動源に流れる電流が閾値を超えた場合がある。また、上記通常の開閉状態とは、例えば、回動部材を全開位置及び全閉位置の間を回動させた場合において、当該回動部材に対して棚やアクセサリー等の物体Mが接触していない状態である。
したがって、上記閾値は、通常の開閉状態での負荷と、回動部材に対して棚やアクセサリー等の物体Mが接触することで回動部材に過負荷がかかった状態での負荷とを区別する可能な値に設定されてもよい。ここで、回動部材にかかる負荷とは、回動部材の駆動するモータにかかる負荷(以下、「モータ負荷」という。)であってもよい。例えば、当該モータの回転に応じてパルス信号を出力するエンコーダが当該モータに設けられている。そして、制御部20は、当該エンコーダから取得したパルス信号に基づいてモータ負荷を計測してもよい。例えば、モータ負荷は、パルス信号のパルス幅、上記モータの回転速度、又は回転数である。
(Modification 4) In the above embodiment, the toilet lid setting position or the toilet seat setting position may be automatically set. For example, the
Therefore, the threshold value distinguishes the load in the normal open / closed state from the load in the state in which the rotating member is overloaded by the contact of the object M such as a shelf or an accessory with the rotating member. It may be set to a possible value. Here, the load applied to the rotating member may be a load applied to a motor driven by the rotating member (hereinafter referred to as “motor load”). For example, an encoder that outputs a pulse signal according to the rotation of the motor is provided in the motor. Then, the
以上、説明したように、本実施形態の便座装置4は、全開位置及び全閉位置の間を回動自在に軸支された便座6及び便蓋7の少なくともいずれかの回動部材と、その回動部材の全開位置及び前全閉位置の間の任意の位置を設定位置として設定する設定部18と、回動部材の回動を制御する制御部20と、を備える。そして、制御部20は、例えば、人体検知部10から検知信号を取得した場合やリフトアップ指示信号を取得した場合等の条件(例えば、)が成立した場合には、回動部材を設定位置に保持する。
As described above, in the toilet seat device 4 of the present embodiment, at least one of the
このような構成によれば、壁から張り出している棚やアクセサリーに便座6や便蓋7が当接することを抑制することができる。
According to such a configuration, it is possible to prevent the
また、上記実施形態の便座装置4は、便座装置4を昇降させる昇降装置14を備えてもよい。そして、制御部20は、昇降装置14が便座装置4を上昇させる場合には、回動部材を回動させて当該回動部材を設定位置に保持してもよい。
Further, the toilet seat device 4 of the above-described embodiment may include an elevating
このような構成によれば、使用者が便器本体3の掃除を行うにあたり、便座装置4をリフトアップ動作させる場合であっても、壁から張り出している棚やアクセサリーに便座6や便蓋7が当接することを抑制することができる。
According to such a configuration, when the user cleans the
また、上記実施形態の便座装置4は、使用者を検知する人体検知部10を有してもよい。そして、制御部20は、人体検知部10が使用者を検知した場合には、回動部材を全閉位置から回動させて当該回動部材を前記設定位置に保持してもよい。
Further, the toilet seat device 4 of the above embodiment may include the human
このような構成によれば、使用者がトイレ装置1を使用するにあたり、制御部20は、便蓋7を回動させて開状態にする場合であっても、壁から張り出している棚やアクセサリーに便蓋7が当接することを抑制することができる。
According to such a configuration, when the user uses the toilet device 1, the
また、上記実施形態の便座装置4は、学習モードの実行中において、回動部材を開方向に回動させ、通常の開閉状態に比べて、当該回動部材にかかる負荷が増大した場合には、負荷が増大したときの回動部材の回動角度よりも所定角度だけ小さい回動角度を設定位置としてもよい。 Further, the toilet seat device 4 of the above-described embodiment rotates the rotating member in the opening direction during execution of the learning mode, and when the load applied to the rotating member is increased as compared with the normal open / closed state. The set position may be a turning angle that is smaller than the turning angle of the turning member when the load increases by a predetermined angle.
このような構成によれば、使用者が回動部材の設定位置を設定する必要がなくなり、使い勝手がよい。 According to such a configuration, the user does not need to set the setting position of the rotating member, which is convenient.
A トイレシステム
1 トイレ装置
2 操作部
3 便器本体
4 便座装置
6 便座(回動部材)
7 便蓋(回動部材)
14 昇降装置
18 設定部
20 制御部
A Toilet system 1
7 Toilet lid (rotating member)
14
Claims (5)
全開位置及び全閉位置の間を回動自在に軸支された回動部材と、
前記全開位置及び前記全閉位置の間の任意の位置を設定位置として設定する設定部と、
前記回動部材の回動を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記回動部材を前記設定位置に保持することを特徴とする、便座装置。 A toilet seat device provided on the top of the toilet body,
A rotating member pivotally supported between a fully open position and a fully closed position,
A setting unit that sets any position between the fully open position and the fully closed position as a set position,
A control unit for controlling the rotation of the rotating member,
Equipped with
The toilet seat device, wherein the controller holds the rotating member in the set position.
前記制御部は、前記昇降装置が前記便座装置を上昇させる場合には、前記回動部材を回動させて前記回動部材を前記設定位置に保持する、請求項1に記載の便座装置。 An elevator device for raising and lowering the toilet seat device is provided,
The toilet seat device according to claim 1, wherein the control unit rotates the rotating member to hold the rotating member at the set position when the elevating device raises the toilet seat device.
前記制御部は、前記人体検知部が前記使用者を検知した場合には、前記回動部材を全閉位置から回動させて前記回動部材を前記設定位置に保持する、請求項1又は2に記載の便座装置。 Has a human body detection unit that detects the user,
The control unit rotates the rotating member from a fully closed position to hold the rotating member at the set position when the human body detecting unit detects the user. The toilet seat device described in.
前記制御部は、前記学習モードが実行された場合には、前記回動部材を前記全開位置及び前記全閉位置の間を回動させ、
前記設定部は、前記学習モードの実行中において、通常の開閉状態に比べて、前記回動部材にかかる負荷が増大した場合には、前記負荷が増大したときの回動部材の回動角度よりも所定角度だけ小さい回動角度を前記設定位置とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の便座装置。 It has a learning mode to learn the set position,
The control unit rotates the rotating member between the fully open position and the fully closed position when the learning mode is executed,
When the load applied to the rotating member is increased during execution of the learning mode as compared with the normal open / closed state, the setting unit determines the rotation angle of the rotating member when the load increases. The toilet seat device according to any one of claims 1 to 3, wherein a rotation angle that is smaller by a predetermined angle is the set position.
前記制御部は、前記操作部に対して第1の操作がされた場合には前記回動部材を所定量だけ回動させ、
前記設定部は、前記操作部に対して第2の操作がされた場合には、前記回動部材の現在位置を前記設定位置に設定することを特徴とする、トイレシステム。 A toilet system comprising the toilet seat device according to any one of claims 1 to 3 and an operating portion,
The control unit rotates the rotating member by a predetermined amount when the first operation is performed on the operation unit,
The toilet system, wherein the setting unit sets the current position of the rotating member to the setting position when a second operation is performed on the operation unit.
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