JP2020074526A - デュアルコネクティビティのためのアップリンクシグナリング - Google Patents

デュアルコネクティビティのためのアップリンクシグナリング Download PDF

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Abstract

【課題】ワイヤレスデュアルコネクティビティ通信ネットワークにおいて、ワイヤレスデバイスが2つ以上のワイヤレスリンク上でネットワークへ接続される場合、接続されるUEがネットワークへ測定レポートメッセージを送信するための方法を提供する。【解決手段】少なくとも第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上でネットワークに接続されるユーザ機器において、ネットワークからアップリンク測定レポートメッセージを送信するための送信モードを複数の候補送信モードから少なくとも1つを示す情報を受信し、受信した情報に基づいて送信モードを決定し、決定した送信モードに従ってアップリンク測定レポートメッセージを送信する。候補の送信モードは第1のワイヤレスリンク上での送信、第2のワイヤレスリンク上での送信あるいは第1及び第2の双方のワイヤレスリンク上での送信である。【選択図】図18a

Description

本開示は、概して、デュアルコネクティビティに関し、具体的には、ワイヤレスデバイ
スが少なくとも2つのワイヤレスリンク上で第1のネットワークエレメントへ接続される
場合にワイヤレスデバイスがアップリンクシグナリングメッセージを送信することを可能
にするための方法及び装置に関する。
EPS(Evolved Packet System)は、発展型の3GPP(3rd Generation Partne
rship Project)パケット交換ドメインである。EPSは、EPC(Evolved Packet C
ore)と、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network
)とを含む。図1は、非ローミングのコンテキストにおけるEPCアーキテクチャの概略
を示しており、当該アーキテクチャは、PGW(Packet Data Network (PDN) Gatewa
y)、SGW(Serving Gateway)、PCRF(Policy and Charging Rules Functio
n)、MME(Mobility Management Entity)、及び、ユーザ機器(UE)とも呼ばれ
るワイヤレスデバイスを含む。無線アクセスネットワークであるE−UTRANは、1つ
以上のeNodeB(eNB)からなる。
図2は、E−UTRANアーキテクチャの全体を示しており、UEへ向けてのE−UT
RAのユーザプレーン及び制御プレーンのプロトコル終端を提供する、複数のeNBを含
む。ユーザプレーンの制御終端は、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)
、RLC(Radio Link Control)、MAC(Medium Access Control)及びPHY(P
hysical Layer)を含む。制御プレーンの制御終端は、列挙したユーザプレーンの制御終
端に加えて、RRC(Radio Resource Control)を含む。eNBは、X2インタフェー
スの手段によって互いに相互接続される。また、eNBは、S1インタフェースの手段に
よってEPCへ、より具体的にはS1−MMEインタフェースの手段によってMMEへ、
及びS1−Uインタフェースの手段によってSGWへ接続される。
EPCの制御プレーン及びユーザプレーンのアーキテクチャの主な部分が図3及び図4
にそれぞれ示されている。
[LTE(Long Term Evolution)の概要]
LTEは、ダウンリンク(DL)において直交周波数分割多重化(OFDM)を、アッ
プリンク(UL)において離散フーリエ変換(DFT)−拡散OFDMを用いる。よって
、基本的なLTEのDL物理リソースを図5に例示したような時間−周波数グリッドとし
て把握することができ、各リソースエレメントが1つのOFDMシンボルインターバルの
期間中の1本のOFDMサブキャリアに相当する。
時間ドメインにおいて、LTEのDL送信は、10msの無線フレームへと編成され、
各無線フレームは長さTframe=1msのサイズの等しい10個のサブフレームから
なる(図6参照)。さらに、LTEにおけるリソースの割り当ては、典型的にはリソース
ブロック(RB)の観点で記述され、RBは、時間ドメインでは1つのスロット(0.5
ms)に相当し、周波数ドメインでは12本の隣接するサブキャリアに相当する。時間方
向における隣り合う2つのRBのペア(1.0ms)は、RBペアとして知られる。RB
は、周波数ドメインではシステム帯域幅の一端からゼロで開始される形で付番される。L
TEでは、仮想RB(VRB)及び物理RB(PRB)という考え方が取り入れられてい
る。UEへの実際のリソース割り当ては、VRBペアの観点でなされる。2つのタイプの
リソース割り当てが存在し、それは局所型(localized)及び分散型(distributed)であ
る。局所型のリソース割り当てでは、VRBペアがPRBペアへ直接的にマッピングされ
、よって2つの連続する局所的なVRBは周波数ドメインにおいても連続するPRBとし
て配置される。他方、分散型のVRBは、周波数ドメインにおいて連続するPRBにはマ
ッピングされず、それにより、そうした分散型のVRBを用いて送信されるデータチャネ
ルについて周波数ダイバーシティが提供される。
DL送信は動的にスケジューリングされ、即ち、各サブフレームにおいて、基地局は、
どの端末へデータが送信されるのか、及びその時点のDLサブフレーム内のどのRB上で
データが送信されるのか、に関する制御情報を送信する。この制御シグナリングは、典型
的には、各サブフレーム内の最初の1、2、3又は4つのOFDMシンボルにおいて送信
され、数値n=1、2、3又は4は制御フォーマットインジケータ(CFI)として知ら
れる。DLサブフレームは、受信機にとって既知であって例えば制御情報のコヒーレント
な復調のために使用される共通リファレンスシンボル(CRS)をも含む。CFI=3で
のDLシステムが図7に例示されている。
[LTE制御及びユーザプレーンアーキテクチャ]
eNB側の無線インタフェースに焦点を当てた従来の制御及びユーザプレーンプロトコ
ルアーキテクチャが図8a及び図8bに示されている。制御及びユーザプレーンは、次の
プロトコルレイヤ及び主たる機能性からなる:
−無線リソース制御(RRC)(制御プレーンのみ)
・NAS(Non-Access stratum)及びAS(Access stratum)の双方についてのシス
テム情報のブロードキャスト
・ページング
・RRC接続ハンドリング
・UEについての一時識別子の割り当て
・RRC接続のためのシグナリング無線ベアラの構成
・無線ベアラのハンドリング
・QoS管理機能
・鍵管理を含むセキュリティ機能
・以下を含むモビリティ機能:
−UEのメジャメントレポーティング及びレポーティングの制御
−ハンドオーバ
−UEセル選択及び再選択、並びにセル選択及び再選択の制御
・UEとの間のNASダイレクトメッセージ転送
−パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)
・UEについて無線ベアラごとに1つのPDCPエンティティが存在する。PDCPは
、制御プレーン(RRC)及びユーザプレーンの双方のために使用される
・暗号化/復号及び完全性保護を含む、制御プレーンの主要機能群
・暗号化/復号、ロバストヘッダ圧縮(ROHC)を用いたヘッダ圧縮及び逆圧縮、並
びにインシーケンスデリバリ、冗長検出及び再送(主にハンドオーバ中に使用される)を
含む、ユーザプレーンの主要機能群
−無線リンク制御(RLC)
・RLCレイヤはPDCPレイヤのためのサービスを提供し、UEについて無線ベアラ
ごとに1つのRLCエンティティが存在する
・セグメント化又は連結、(自動再送要求(ARQ)を用いる)再送ハンドリング、冗
長検出、及び上位レイヤへのインシーケンスデリバリを含む、制御及びユーザプレーン双
方のための主要機能群
−メディアアクセス制御(MAC)
・MACは、論理チャネルの形式でRLCレイヤへサービスを提供し、それら論理チャ
ネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングを行う
・主要機能群:UL及びDLスケジューリング、スケジューリング情報レポーティング
、ハイブリッドARQ再送、並びに、キャリアアグリゲーションについての複数のコンポ
ーネントキャリアをまたいだデータの多重化/逆多重化
−物理レイヤ(PHY)
・PHYは、トランスポートチャネルの形式でMACレイヤへサービスを提供し、トラ
ンスポートチャネルの物理チャネルへのマッピングをハンドリングする
・eNBにより行われるDLについての主要機能群(OFDM):
−DLリファレンス信号の送信
−詳細ステップ群(“上から下”へ):CRC(Cyclic Redundancy Check)挿入
、符号ブロックセグメント化、及び符号ブロック別CRC挿入;チャネル符号化(ターボ
符号化);レートマッチング及び物理レイヤハイブリッドARQ処理;ビットレベルスク
ランブリング;データ変調(QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QA
M(Quadrature Amplitude Modulation)又は64QAM);アンテナマッピング及び
マルチアンテナ処理;結果的にIQデータ又はデジタル化無線周波数(RF)データ)と
呼ばれることのある時間ドメインデータに帰結する、逆高速フーリエ変換(IFFT)及
びサイクリックプレフィクス(CP)挿入を含むOFDM処理;デジタル−アナログ変換
;電力増幅器;並びに、アンテナへの送出
・eNBにより行われるULについての主要機能群(DFT−拡散OFDM):
−ランダムアクセスサポート
−詳細ステップ群(“上から下”へ):CRC除去、符号ブロック逆セグメント化、
チャネル復号、レートマッチング及び物理レイヤハイブリッドARQ処理;ビットレベル
逆スクランブリング;データ復調;逆離散フーリエ変換(IDFT);アンテナマッピン
グ及びマルチアンテナ処理;高速フーリエ変換(FFT)及びCP除去を含む、OFDM
処理;アナログ−デジタル変換;電力増幅器;並びに、アンテナからの受信
説明したeNBの機能性を、様々な手法で配備することができる。1つの例では、全て
のプロトコルレイヤ及び関連する機能性が、アンテナを含む同一の物理ノード内に配備さ
れる。これの1つの例は、ピコ又はフェムトeNodeBである。他の配備の例は、いわ
ゆるメイン−リモート分離(split)である。このケースでは、eNodeBは、メイン
ユニット及びリモートユニットへ分割され、それらはそれぞれデジタルユニット(DU)
及びリモート無線ユニット(RRU)とも呼ばれる。メインユニットあるいはDUは、P
HYレイヤのより下層の部分を除いて全てのプロトコルレイヤを含み、PHYレイヤのよ
り下層の部分は、代わりにリモートユニットあるいはRRU内に配置される。PHYレイ
ヤ内の分離は、時間ドメインデータ(IQデータ、即ち、IFFT/FFTの後/前及び
CP挿入/除去の後/前)のレベルでなされる。IQデータは、メインユニットからいわ
ゆる共通パブリック無線インタフェース(CPRI)上でリモートユニットへと転送され
る。CPRIは、高速かつ低レイテンシのデータインタフェースである。そして、リモー
トユニットは、必要とされるデジタル−アナログ変換を実行してアナログRFデータを生
成し、アナログRFデータを電力増幅し、及びアナログRFデータをアンテナへと転送す
る。また別の配備オプションでは、RRU及びアンテナが共設され、いわゆるAIR(An
tenna Integrated Radio)が生成される。
[キャリアアグリゲーション]
LTEリリース10仕様は、20MHzまでのコンポーネントキャリア(CC)帯域幅
をサポートして標準化されており、20MHzはLTEリリース8の最大のキャリア帯域
幅である。20MHzよりも広いLTEリリース10の動作が可能であり、それは、LT
Eリリース10端末にとっては複数のLTE CCとして見える。20MHzよりも広い
帯域幅を獲得するための単純な手法は、キャリアアグリゲーション(CA)の手段による
。CAは、LTEリリース10端末が複数のCCを受信可能であることを示唆し、ここで
CCはリリース8キャリアと同じ構造を有するか又は少なくとも有することができる。図
9にCAが例示されている。リリース10標準は、統合される5つまでのCCをサポート
しており、各CCは、RF仕様において6つの帯域幅のうちの1つを有するように制限さ
れ、具体的には、それらは1.4、3、5、10、15及び20MHzにそれぞれ相当す
る6、15、25、50、75又は100RBである。統合されるCCの数及び個別のC
Cの帯域幅は、UL及びDLについて異なってもよい。対称構成はDL及びULにおける
CC数が同じであるケースを指し、一方で、非対称構成はDL及びULにおいてCC数が
異なるケースを指す。ネットワークにおいて構成されるCC数は端末から見えるCC数と
は異なってもよいことに留意することが重要である。例えば、ネットワークが同じ数のU
LのCC及びDLのCCを提供しているとしても、端末はULのCCよりも多くのDLの
CCをサポートしてよい。
CCは、セル又はサービングセルとしても言及される。より具体的には、LTEネット
ワークにおいて、端末により統合されるセルは、プライマリサービングセル(PCell
)及びセカンダリサービングセル(SCell)と称される。サービングセルとの用語は
、PCell及び1つ以上のSCellの双方を含む。全てのUEは、1つのPCell
を有する。どのセルがUEのPCellなのかは、端末固有である。このPCellは、
「より重要である」と見なされ、即ち、重大な(vital)制御シグナリング及び他の重要
なシグナリングが典型的にはPCellを介してハンドリングされる。ULの制御シグナ
リングは、常にUEのPCell上で送信される。PCellとして構成されるコンポー
ネントキャリアはプライマリCCであり、一方で他の全てのCCはSCellである。U
Eは、PCell及びSCellの双方の上でデータを送受信することができる。スケジ
ューリングコマンドなどの制御シグナリングは、PCell上でのみ送信され又は受信さ
れるように構成されてもよい。但し、それらコマンドはSCellについても有効であり
、PCell及びSCellの双方の上でそれらコマンドを送受信するように構成しても
よい。動作モードに関わらず、UEは、プライマリコンポーネントキャリア(PCC)上
のシステム情報パラメータを取得するために、ブロードキャストチャネルを読み取ること
を必要とするのみであろう。セカンダリコンポーネントキャリア(SCC)に関するシス
テム情報は、専用RCCメッセージにおいてUEへ提供され得る。イニシャルアクセスの
期間中に、LTEリリース10端末は、LTEリリース8端末と同様に振舞う。但し、ネ
ットワークへの成功裏の接続の後に、リリース10端末は、−自身のケイパビリティ及び
ネットワークに依存して−UL及びDLにおいて追加的なサービングセルと共に構成され
るかもしれない。構成はRRCに基づく。重いシグナリング及びむしろRRCシグナリン
グの低速なスピードに起因して、端末は、複数のサービングセルの全てが直近で使用され
ていないとしても、当該複数のサービングセルと共に構成され得ることが想起される。要
するに、LTE CAは、複数のキャリアの効率的な使用をサポートし、データを全ての
キャリア上で送受信することを可能とする。UEが全ての時間で全てのキャリアスケジュ
ーリングチャネルをリッスンすることを必要とすることを回避するように、クロスキャリ
アスケジューリングがサポートされる。解決策は、キャリア間のタイトな時間同期に依拠
する。
[LTEリリース12 デュアルコネクティビティ]
デュアルコネクティビティ(DC)は、UEが複数のキャリアへ接続して同時に複数の
キャリア上でデータを送受信することをサポートするために、3GPPにより現在標準化
されつつある解決策である。以下は、現行の3GPP標準に基づくDCの概略的な説明で
ある。E−UTRANがDC動作をサポートし、それにより、複数の受信機及び送信機を
伴うRRC_CONNECTEDモードにあるUEが、X2上の非理想的なバックホール
を介して相互接続される2つのeNB内に位置する2つの別個のスケジューラにより提供
される無線リソースを利用するように構成される。あるUEのためのDCに関与するeN
Bは、2つの異なる役割を前提とし得る。eNBは、マスタeNB(MeNB)又はセカ
ンダリeNB(SeNB)のいずれかとして動作し得る。DCにおいて、UEは1つのM
eNB及び1つのSeNBへ接続する。特定のベアラが用いる無線プロトコルアーキテク
チャは、ベアラがどのようにセットアップされるかに依存する。マスタセルグループ(M
CG)ベアラ、セカンダリセルグループ(SCG)ベアラ、及びスプリットベアラという
、3つの手段が存在する。これら3つの手段が図10に描かれている。信号無線ベアラ(
SRB)は、常にMCGベアラに関連付けられ、従って、MeNBにより提供される無線
リソースを用いるのみである。なお、SeNBにより提供される無線リソースを用いるよ
うに構成される少なくとも1つのベアラを有するものとしてDCを説明することもできる
DCのためのeNB間制御プレーンシグナリングは、X2インタフェースシグナリング
の手段により行われる。MMEへ向けての制御プレーンシグナリングは、S1インタフェ
ースシグナリングの手段により行われる。MeNBとMMEとの間には、UEごとに1つ
のS1−MME接続のみが存在する。各eNBは、独立的にUEをハンドリングできるも
のとされ、即ち、いくつかのUEにはPCellを提供しつつ、他にはSCGのためにS
Cellを提供し得る。あるUEのためのDCに関与する各eNBは、自身の無線リソー
スを所有しており、そのセルの無線リソースの割り当てについて主たる責任を有する。M
eNBとSeNBとの間の協調は、X2インタフェースシグナリングの手段により行われ
る。図11は、あるUEのためのDCに関与するeNBの制御プレーン(C−プレーン)
接続性を示している。MeNBは、S1−MMEを介してMMEへC−プレーンで接続さ
れ、MeNB及びSeNBはX2−Cを介して相互接続される。図12は、あるUEのた
めのDCに関与するeNBのユーザプレーン(U−プレーン)接続性を示している。U−
プレーン接続性は、構成されるベアラオプションに依存する。MCGベアラについては、
MeNBは、S1−Uを介してS−GWへU−プレーンで接続され、SeNBは、ユーザ
プレーンデータのトランスポートには関与しない。スプリットベアラについては、MeN
Bは、S1−Uを介してS−GWへU−プレーンで接続され、加えて、MeNB及びSe
NBはX2−Uを介して相互接続される。SCGベアラについては、SeNBは、S1−
Uを介してS−GWと直接的に接続される。
[無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)機能性の集中化]
現行の無線アクセスネットワーク(RAN)アーキテクチャのあり得る将来の進化が議
論されてきた。マクロサイトベースのトポロジーにおける開始点から、いくつかの例を与
えると、低電力セルの導入、異なる無線基地局サイト間のトラスポートネットワークの進
化、無線基地局ハードウェアの進化、及び処理パワーについての増加したニーズが、新た
なチャンレンジ及び機会を生み出してきた。RANアーキテクチャについて、時々で異な
る方向へ向かう、いくつかの戦略が提案されている。協調の利得、ハードウェアプーリン
グ利得、エネルギー節約利得、及びバックホール/フロントホールネットワークの進化と
いったいくつかの戦略は、より集中的な配備に重きをおいて働いている。同時に、例えば
ミッションクリティカルなマシンタイプ通信(MTC)アプリケーションなど、いくつか
の5Gユースケースについての非常に低レイテンシな要件といった他の戦略は、非集中化
へ向けて働いている。フロントホール及びバックホールとの用語は、基地局に関連して使
用される。伝統的なフロントホールについての定義は、ベースバンドメインユニット及び
リモートユニットの間のCPRIベースのファイバリンクである。バックホールは、S1
/X2インタフェースについて使用されるトランスポートネットワークをいう。
バックホール/フロントホール技術における近年の進化は、ベースバンドを集中化する
可能性をまさに切り開いており、それはしばしばC−RANとして言及される。C−RA
Nは、様々な形で解釈され得る用語である。ある者にとっては、それは多数のサイトから
のベースバンドが中央サイトへ共設されるという“ベースバンドホテル”のような解決策
を意味し、但し、緊密な接続及びベースバンドユニット間のデータの高速な交換は存在し
ない。C−RANの最も一般的な解釈は、恐らくは、ベースバンド間の少なくともある種
の協調が存在するという“集中型RAN”であろう。潜在的に魅力のある解決策は、マク
ロ基地局及びそれによりカバーされる低電力ノードに基づく、より小さい集中型RANで
ある。そうした構成では、マクロと低電力ノードとの間の緊密な協調が、しばしば相当な
利得を与えることができる。“協調RAN”との用語は、集中化の協調利得に焦点を当て
た、C−RANのよく使用される解釈である。C−RANの他のより未来的な解釈は、無
線ネットワークの機能性が汎用プロセッサなどの汎用的なハードウェア上でサポートされ
、及び恐らくは仮想マシンとしてサポートされるという、“クラウド”ベースの解決策及
び“仮想化された”RAN解決策を含む。
集中化された配備は、例えば、メンテナンス、アップグレード、及びサイトのより少な
い必要性という、見込まれる扱い易さ、並びに協調利得の獲得などの、1つ又は複数の力
によって駆動され得る。一般的な思い違いは、集中化によって、大規模なプーリング利得
及び対応するハードウェアの節減がなされるべきであるという点である。プーリング利得
は、最初のプールされるセル数に対しては大きいが、その後急速に減少する。共設され相
互接続された多数のサイトからのベースバンドを有する1つの重要な利点は、それにより
可能となる緊密な協調である。それらの例は、UL協調マルチポイント(CoMP)、並
びに、1つのセルへの複数のセクタ及び/又はキャリアの結合である。それら特徴の利得
は、例えばベースバンドの共設無しに標準的なインタフェース(X2)上で行うことので
きる拡張セル間干渉協調(eICIC)といったより緩慢な協調方式の利得との関係では
、時に顕著になり得る。
協調利得の視点からの魅力的なC−RAN配備は、より大規模なマクロサイトの周囲の
C−RANの構築であり、通常は、いくつかの周波数帯、及びマクロサイトによりカバー
される複数の低電力無線機と共に構築され、それらは高速な相互接続線上でマクロへと緊
密に統合される。より大きな利得は、スタジアム及びモール向けなどの配備シナリオにお
いて見られるものと期待される。いずれのC−RAN配備にとっても重要な検討事項は、
フロントホール、即ち集中化されたベースバンド部分と無線機との間の接続上でのトラン
スポートであり、それは“ファーストマイル(first mile)”として言及されることが
ある。フロントホールのコストは、むしろ市場によって大きく変動し、その恩恵に対して
バランスを取る必要がある。
図10に示し背景欄においてさらに説明したような無線プロトコルアーキテクチャを伴
うDC RANアーキテクチャへ接続されるUEにとって、ネットワークへアップリンク
シグナリングメッセージをいかに送信すべきかについての既知の手続は存在しない。ワイ
ヤレスデバイスが2つ以上のワイヤレスリンク上でネットワークへ接続される場合、ワイ
ヤレスデバイスは、例えばどのワイヤレスリンク上でアップリンクシグナリングメッセー
ジを送信すべきかを知得する必要がある。
目的は、上で言及した問題のうちの1つ以上を少なくとも緩和し又は低減し、及びマル
チコネクティビティのシナリオにおいてアップリンクシグナリングメッセージを送信する
ための手続を提供することである。独立請求項に係る方法、ワイヤレスデバイス及びネッ
トワークエレメントにより、並びに従属請求項に係る実施形態により、上記目的及び他の
目的が達成される。
第1の観点によれば、ワイヤレス通信ネットワークにおいてアップリンクシグナリング
メッセージを送信するための方法が提供される。上記方法は、ワイヤレスデバイスにおい
て実行される。上記ワイヤレスデバイスは、少なくとも第1のワイヤレスリンク及び第2
のワイヤレスリンク上で第1のネットワークエレメントへ接続される。上記方法は、上記
アップリンクシグナリングメッセージを送信するための複数の候補送信モードのうちで送
信モードを決定すること、を含む。上記複数の候補送信モードは、上記第1のワイヤレス
リンク上での送信、上記第2のワイヤレスリンク上での送信、並びに上記第1のワイヤレ
スリンク及び上記第2のワイヤレスリンクの双方の上での送信を含む。上記方法は、決定
した上記送信モードに従って、上記アップリンクシグナリングメッセージを送信すること
、をも含む。
第2の観点によれば、ワイヤレス通信ネットワークにおいてワイヤレスデバイスがアッ
プリンクシグナリングメッセージを送信することを可能にするための方法が提供される。
上記方法は、第1のネットワークエレメントにおいて実行される。上記ワイヤレスデバイ
スは、少なくとも第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上で上記第1のネ
ットワークエレメントへ接続される。上記方法は、上記第1のネットワークエレメントに
おいて実行される。上記方法は、上記アップリンクシグナリングメッセージを送信するた
めの複数の候補送信モードのうちで少なくとも1つの送信モードを決定すること、を含む
。上記複数の候補送信モードは、上記第1のワイヤレスリンク上での送信、上記第2のワ
イヤレスリンク上での送信、並びに上記第1のワイヤレスリンク及び上記第2のワイヤレ
スリンクの双方の上での送信を含む。上記決定することは、送信モードを決定するための
基準に基づく。上記方法は、上記ワイヤレスデバイスが上記アップリンクシグナリングメ
ッセージを送信するための送信モードを決定することを可能にする情報を、上記ワイヤレ
スデバイスへ送信すること、をも含む。上記情報は、決定した上記少なくとも1つの送信
モードの標識を含む。
第3の観点によれば、ワイヤレス通信ネットワークにおいてアップリンクシグナリング
メッセージを送信するように構成されるワイヤレスデバイスが提供される。上記ワイヤレ
スデバイスは、少なくとも第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上で第1
のネットワークエレメントへ接続可能である。上記ワイヤレスデバイスは、上記アップリ
ンクシグナリングメッセージを送信するための複数の候補送信モードのうちで、送信モー
ドを決定する、ようにさらに構成される。上記複数の候補送信モードは、上記第1のワイ
ヤレスリンク上での送信、上記第2のワイヤレスリンク上での送信、並びに上記第1のワ
イヤレスリンク及び上記第2のワイヤレスリンクの双方の上での送信を含む。上記ワイヤ
レスデバイスは、決定した上記送信モードに従って、上記アップリンクシグナリングメッ
セージを送信する、ようにも構成される。
第4の観点によれば、ワイヤレス通信ネットワークにおいてワイヤレスデバイスがアッ
プリンクシグナリングメッセージを送信することを可能にするように構成される第1のネ
ットワークエレメントが提供される。上記ワイヤレスデバイスは、少なくとも第1のワイ
ヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上で第1のネットワークエレメントへ接続可能
である。上記第1のネットワークエレメントは、上記アップリンクシグナリングメッセー
ジを送信するための複数の候補送信モードのうちで、少なくとも1つの送信モードを決定
する、ようにさらに構成される。上記複数の候補送信モードは、上記第1のワイヤレスリ
ンク上での送信、上記第2のワイヤレスリンク上での送信、並びに上記第1のワイヤレス
リンク及び上記第2のワイヤレスリンクの双方の上での送信を含む。上記決定は、送信モ
ードを決定するための基準に基づく。上記第1のネットワークエレメントは、上記ワイヤ
レスデバイスが上記アップリンクシグナリングメッセージを送信するための送信モードを
決定することを可能にする情報を上記ワイヤレスデバイスへ送信する、ようにも構成され
、上記情報は、決定した上記少なくとも1つの送信モードの標識を含む。
さらなる観点によれば、上の観点に対応するコンピュータプログラム及びコンピュータ
プログラムプロダクトが提供される。
実施形態の1つの利点は、ワイヤレスデバイスがマルチコネクティビティのシナリオに
おいていかにしてアップリンクシグナリングメッセージを送信するかについての手続が提
供されることである。他の利点は、アップリンクシグナリングメッセージを送信するため
の送信モードを、例えばワイヤレスデバイスのケイパビリティ又は負荷状況といったその
時点の状況に適応させ得ることである。
実施形態の他の目的、利点及び特徴が、以下の詳細な説明において説明されるであろう
。その際、それは添付図面及び特許請求の範囲と併せて考慮される。
ここで開示される実施形態の、それらの具体的な特徴及び利点を含む多様な側面が、以
下の詳細な説明及び添付図面から容易に理解されるであろう。
3GPPアクセスについての非ローミングEPCアーキテクチャを概略的に示すブロック図である。 E−UTRAN全体のアーキテクチャを概略的に示すブロック図である。 EPC制御プレーンのプロトコルアーキテクチャを概略的に示している。 EPCユーザプレーンのプロトコルアーキテクチャを概略的に示している。 基本的なLTEのDL物理リソースを概略的に示している。 LTEの時間ドメイン構造を概略的に示している。 DLサブフレームを概略的に示している。 従来のeNB無線インタフェースについての制御プレーンプロトコルレイヤを概略的に示している。 従来のeNB無線インタフェースについてのユーザプレーンプロトコルレイヤを概略的に示している。 5つのCCのCAを概略的に示している。 DCのための無線プロトコルアーキテクチャを概略的に示している。 DCに関与するeNBのC−プレーン接続性を概略的に示すブロック図である。 DCに関与するeNBのU−プレーン接続性を概略的に示すブロック図である。 ネットワークエレメント間の機能的分離の1つの例を概略的に示している。 eNBのeNB−a及びeNB−sへの分離を概略的に示している。 eNBのeNB−a及びeNB−sへの分離を概略的に示している。 ワイヤレスデバイスについて確立される機能的分離を伴うDCを概略的に示している。 ワイヤレスデバイスについて確立されるマルチRAT DCを概略的に示している。 実施形態に係るUEとネットワークとの間のシグナリングを概略的に示すシグナリング図である。 多様な実施形態に係るワイヤレスデバイスのための方法の実施形態を概略的に示すフローチャートである。 多様な実施形態に係るワイヤレスデバイスのための方法の実施形態を概略的に示すフローチャートである。 多様な実施形態に係るワイヤレスデバイスのための方法の実施形態を概略的に示すフローチャートである。 多様な実施形態に係るワイヤレスデバイスのための方法の実施形態を概略的に示すフローチャートである。 多様な実施形態に係るワイヤレスデバイスのための方法の実施形態を概略的に示すフローチャートである。 多様な実施形態に係るネットワークエレメントのための方法の実施形態を概略的に示すフローチャートである。 多様な実施形態に係るワイヤレスデバイス及びネットワークエレメントの実施形態を概略的に示すブロック図である。 多様な実施形態に係るワイヤレスデバイス及びネットワークエレメントの実施形態を概略的に示すブロック図である。 多様な実施形態に係るワイヤレスデバイス及びネットワークエレメントの実施形態を概略的に示すブロック図である。
これ以降、何らかの実施形態と添付図面とを参照しながら、様々な観点がより詳細に説
明されるであろう。限定ではなく説明の目的で、様々な実施形態の綿密な理解を提供する
ために、具体的なシナリオ及び技法といった特定の詳細が説示される。しかしながら、そ
れら特定の詳細から逸脱する他の実施形態もまた存在してよい、
様々なフォーラムでのワイヤレス産業における進行中の議論は、様々なハードウェアプ
ラットフォームへ及び恐らくはネットワーク内の様々なサイトへ配備するために5G無線
アクセスネットワークの機能アーキテクチャは十分柔軟に設計されるべきであるという方
向へ向かって動いているようである。図13に示したような機能上の分離が提案されてい
る。この例では、RAN機能は、同期的機能(SF)及び非同期的機能(AF)へ分類さ
れる。非同期的機能は、緩慢なタイミング制約を伴う機能であり、同期的機能は、典型的
にはタイムクリティカルな機能性を実行する。同期的なネットワーク機能は、ワイヤレス
デバイスとの通信のために使用される無線リンクのタイミングに厳密に依存する処理タイ
ミングに関する要件を有する。厳密に依存するとは、同期的なネットワーク機能が意図さ
れる通りに作動するかを無線リンクのタイミングが左右することを意味する。非同期的な
ネットワーク機能は、無線リンクのタイミングに厳密には依存せず、あるいは無線リンク
のタイミングには非依存であってさえよい処理タイミングに関する要件を有する。同期的
機能は、eNB−sと呼ばれる論理的なノードに配置され、非同期的機能は、eNB−a
と呼ばれる論理的なノードに配置され得る。eNB−sに関連付けられる機能、即ち同期
的機能のインスタンスは、エアインタフェースの近くのネットワークエレメントに配置さ
れ得る。同期的機能は、同期的機能グループ(SFG)と呼ばれるものを形成することに
なる。eNB−aに関連付けられる非同期的機能のインスタンスは、エアインタフェース
の近くのネットワークエレメント、即ちeNB−s機能と同じネットワークエレメントか
、又は固定ネットワークノード(FNN)などの他のネットワークエレメント内かのいず
れかにおいて柔軟にインスタンス化されることができる。それら機能がE−UTRAN機
能であるものとすると、機能の分離は、図14a及び図14bに示した制御プレーン及び
ユーザプレーンのための機能アーキテクチャを導き得る。その中で、1つの新たなインタ
フェースが必要とされることになる。
統合データレートのためのユーザプレーン統合、又は例えば信頼性の高い高速なパケッ
ト切り替えのための制御/ユーザプレーンダイバーシティといった、DC又はマルチコネ
クティビティの特徴をサポートする目的で、非同期的機能のインスタンスを同期的機能の
複数のインスタンスにとって共通にすることができる。言い換えると、eNB−aに関連
付けられる機能の同じインスタンスが、eNB−sに関連付けられる機能の複数のインス
タンスを制御することができる。現行のLTEの機能性(上のセクション[LTE制御及
びユーザプレーンアーキテクチャ]参照)のケースでは、これは、RLC/MAC/PH
YのN個の複数のインスタンスに関連付けられるRRC及びPDCP用の共通インスタン
スを導き得る。Nは、UEが同時に接続することのできるリンクの数である。1つの例示
的なシナリオが図15に示されており、そこでは、UEはネットワークエレメントeNB
−s1及びネットワークエレメントeNB−s2の双方を介する2つのリンク上でネット
ワークエレメントeNB−aへ接続されている。ネットワークエレメントeNB−aは、
概して、非同期的機能、即ち制御プレーン(RRC及びPDCP)並びにユーザプレーン
(PDCP)の双方について共通のプロトコルを含む。
想起されることとして、5G無線アクセスは、例えばエアインタフェースの複数の異種
又は異なるRAT向けのエアインタフェースなど、複数のエアインタフェースにより構成
されるであろう。それら複数のエアインタフェースは、緊密に統合されるかもしれず、こ
れは複数のエアインタフェースについて共通の機能インスタンスを有する可能性があるこ
とを意味する。5Gシナリオにおけるエアインタフェースのうちの1つがLTEの発展形
などLTE準拠であり得る一方で、他の1つが非LTE準拠であることも想起される。従
って、そうしたマルチRAT統合アーキテクチャに対処する目的で、マルチ接続のシナリ
オは、別々のアクセス技術からのネットワークエレメント又は論理ノードをサポートしな
ければならない。非LTE準拠のネットワークエレメントは、例えば5Gネットワークが
動作するものと想定される高い周波数と、対処することを要する新たなユースケースとに
起因して、LTE準拠のネットワークエレメントがサポートするものとは異なる下位レイ
ヤプロトコルをサポートする可能性がある。従って、LTEと新たな5G無線アクセスと
の間で、標準化済みのCAは可能でないかもしれない。標準化済みのDCの解決策は、様
々なレベルのユーザプレーン統合を含むが、異なる2つのLTEキャリア間の、又はLT
E準拠のキャリアと非LTE準拠のキャリアとの間のデュアル制御プレーンのための手段
を含まない。
従って、複数のエアインタフェースのために非同期的機能の同一のインスタンスが定義
されるように、eNB−aとeNB−sとの間の前に説明した機能上の分離を拡張するこ
とができ、その中で、UEを複数のエアインタフェース上で同時に又はモビリティ手続の
期間中に接続することができる。その場合、複数のエアインタフェースは、エアインタフ
ェースごとに異なる同期的機能グループを有することになり、例えば、5G無線アクセス
のLTE準拠部分向け及び非LTE準拠部分向けである。
図13に示した分離は、例えば1つのLTE RAT及び1つの5G RATなど、異
なるRAT間のDCへ適用されてもよい。このケースにおいて、eNB−aは、非同期的
機能についての制御プレーン及びユーザプレーンの双方のための共通のサポートを含み得
る。各RAT向けのeNB−sは、同期的機能を含み、よって同期的機能をRAT固有(
例えば、LTE RATと5G RATとで別)にすることが可能とされる。そうしたシ
ナリオが図16に示されており、そこでは、eNB−aは“5G&LTE eNB−a”
と呼ばれ、eNB−sはそれぞれ“LTE eNB−s1”及び“5G eNB−s2”
と呼ばれる。
図15及び図16を参照しながら上述したもののような機能上の分離及びRANアーキ
テクチャ、又は別々のネットワークエレメントにおいて機能のグループがインスタンス化
される任意の他のRAN機能上の分離は、複数のネットワークエレメント及び/又は同一
の若しくは複数のエアインタフェースからのリンクに関連付けられる共通的な機能インス
タンスを有する可能性を示唆する。
図15に示した例示的なシナリオでは、UEによる、アップリンクシグナリングメッセ
ージである測定レポートの送信に関連する非限定的な一般的な文脈において、実施形態が
説明される。UEは、第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上でeNB−
aへ接続される。第1のワイヤレスリンク上でUEへサービスするネットワーク機能は、
この例示的なシナリオでは、eNB−aとeNB−s1との間で分離され、それぞれ第1
のネットワークエレメント及び第2のネットワークエレメントとして言及され得る。第2
のワイヤレスリンク上でUEへサービスするネットワーク機能は、eNB−aとeNB−
s2との間で分離され、eNB−s2は第3のネットワークエレメントとして言及され得
る。これらネットワークエレメントのうちのいくつか又は全てが同一の物理的なネットワ
ークノードの一部であってもよく、又はそれらは各々が別個の物理的なネットワークエレ
メントであってもよい。ネットワーク機能は、上記例示的なシナリオにおいて、それらが
非同期的であるか又は同期的であるかに基づいて、eNB−aとeNB−s1/eNB−
s2との間で分離される。複数のエアインタフェース向けに非同期的機能の同一のインス
タンスeNB−aが定義されてよく、UEを同時に2つのワイヤレスリンクに対応する複
数のエアインタフェース上で接続することができる。その場合、複数のエアインタフェー
スは、エアインタフェースごとに異なる同期的機能グループに関連付けられることになる
。図15におけるeNB−s1及びeNB−s2は、同一のRAT由来であってもよく、
同一の事業者によって又は異なる事業者によって所有されてもよい。代替的に、eNB−
s1及びeNB−s2は、図16に示したように、LTE準拠及び非LTE準拠の5Gア
クセスなど、それぞれ異なるRAT由来であってもよい。この第2のケースにおいても、
それらは、同一の事業者によって所有されてもよく、又は異なる事業者によって所有され
てもよい。ここで説明した実施形態は、例えばLTE RAT及び5G RATなどの複
数のRATの文脈で主に与えられている。しかしながら、説明した実施形態は、単一のR
ATのケースに、特に単一のeNB−sが異なる複数の事業者ネットワークへ接続される
ケースに適用されてもよい。なぜなら、それらケースでは、第1のワイヤレスリンク及び
第2のワイヤレスリンクの双方のために単一のRATが使用され得るからである。
上記例示的なシナリオにおける機能はそれらが同期的であるか否かに基づいて区別され
るものの、留意すべきこととして、本発明の実施形態は、機能が同期的か否かとは別の何
らかの基準に基づいてネットワーク機能が2つのネットワークエレメントへ分離される任
意の他のネットワーク機能アーキテクチャへ適用されてもよい。1つの例は、マルチRA
Tのシナリオにおいて、機能が複数のRATに共通的であるか又はRATの1つに固有で
あるかに基づいて、機能を分離することである。
さらに、説明される実施形態は、2つのネットワークエレメントへのネットワーク機能
の分離の無い、純粋なDCのシナリオに適用されてもよい。そのケースでは、ワイヤレス
デバイスは、第2のネットワークエレメント及び第3のネットワークエレメントの関与無
しで、2つのリンクを介して第1のネットワークエレメントへ直接的に接続される。
さらに、DCシナリオに関連して実施形態が説明されるものの、それら実施形態は、同
じアクセスレイヤ若しくはRAT又は他のリンクとは異なるアクセスレイヤ若しくはRA
T由来であり得るまた別のリンクを追加することにより、UEがマルチコネクティビティ
に遷移するシナリオに適用されてもよく、ここで“マルチ”はデュアルよりも多く、即ち
2つよりも多くを意味する。マルチコネクティビティシナリオにおいてアップリンクシグ
ナリングメッセージを送信するための手続は、上述したDCシナリオにおけるアップリン
クシグナリングメッセージの送信と同様であり、本発明の実施形態は、そのようにしてマ
ルチコネクティビティシナリオへ容易に適用可能であり得る。
[送信モード]
DCシナリオにおいて、例えば図16に示した例示的なシナリオのような分離機能性を
伴うネットワークへ測定レポートを送信するための手続が存在しない問題は、どの1つ又
は複数のワイヤレスリンク上で測定レポートを送信すべきかをUEが決定する解決策によ
り対処される。UEは、測定レポートを送信するための複数の候補送信モードのうちで送
信モードを決定する。それら候補送信モードは、以下を含む:
−第1のワイヤレスリンク上での送信
−第2のワイヤレスリンク上での送信
−双方のワイヤレスリンク上での送信
そして、決定される送信モードが、測定レポートを送信する際に使用される。双方のワイ
ヤレスリンク上で送信するという送信モードは、イベントトリガ型の測定レポートなど、
一度だけ送信されるべき測定レポート及び/又は逸失すべきでない測定レポートにとって
特に有益である。加えて、確認応答されないアップリンクシグナリング手続が取り入れら
れる場合、双方のワイヤレスリンク上で送信するという送信モードは、確認応答されない
測定レポートにとって適当であり得る。ワイヤレスリンクの一方の上で送信するという送
信モードは、一方で、周期的な測定レポートにとって特に有益である。その送信モードは
、測定レポート送信の量を低減するという利点を有する。以下にさらに説明されるように
、どのワイヤレスリンクを選択すべきかは、例えば、チャネル条件、シグナリング手続の
性質、期待されるレイテンシ、所要の送信電力、及びユーザ固有の又はUE固有のポリシ
ーのような複数の観点を考慮に入れて、予め決定あれるルール又は方式を用いることなど
により、様々な手法で決定されてよい。1つの例において、送信用のワイヤレスリンクの
選択は、アップリンクシグナリングメッセージ又は測定レポートのタイプに基づく。他の
例において、測定レポートが送信される都度、UEは、ランダムに又は例えばラウンドロ
ビンルールに基づいて、1つのリンクを自律的に選択する。
実施形態において、UEは、送信モードの決定の一部として、再送をいかに行うべきか
をも決定してよい。1つの例示的な実施形態において、UEは、測定レポートを双方のリ
ンク上で送信することを決定する。さらに、UEは、双方のリンク上で測定レポートを反
復的に再送し、確認応答(ACK)又は測定レポートがリンクのうちの1つのリンク上で
ネットワークにより受信されたことを確認するレスポンスが得られた場合に再送を停止す
る、という決定を行う。他の例示的な実施形態において、UEは、ワイヤレスリンクのう
ちの1つのリンク上で測定レポートを送信し、ACK又はレスポンスが不在の場合に、他
方のワイヤレスリンク上で測定レポートを再送する。これら実施形態は、UEにより送信
される測定レポートについてダイバーシティを取り入れることにより、測定レポートにつ
いてのロバスト性を向上させる。
図17は、UEが双方のリンク上で測定レポートを反復的に送信し、それらリンクのう
ちの1つのリンク上でACKが得られた場合に送信を停止するという実施形態における、
UE1750とネットワークとの間のシグナリングの1つの例を示すシグナリング図であ
る。S1a及びS1bにおいて、UE1750は、リンクの各々の上で測定レポートを送
信する。これらメッセージは共に逸失し(破線の信号の矢印により示されている)、即ち
、ネットワークは測定レポートを決して受信しない。S2a及びS2bにおいて、UE1
750は、双方のリンク上で測定レポートを再送する。測定レポートの再送S2aは、第
1のリンク上でLTE eNB−s1 1720により受信され及び転送され、S2cに
おいて5G&LTE eNB−a1 1700により受信される。次いで、5G&LTE
eNB−a1 1700は、S3a及びS3bにおいて、2つのリンク上でUE175
0へ測定レポートACKを送信する。上記例において、5G eNB−s2 1730に
より第2のリンク上で送信された測定レポートACKのみが、S3dにおいてUE175
0により受信される。S3cにおいて第1のリンク上で送信された測定レポートACKは
逸失する。UE1750は、S3dにおいて測定レポートACKを受信する前に、測定レ
ポートの2番目の再送(図示せず)を既に開始しているかもしれない。しかしながら、測
定レポートACKメッセージを5G eNB−s2 1730を介して受信すると(S3
d)、171において再送が停止される。再送を伴う上述した送信モードは、測定レポー
トがこの例における測定レポートACKなどの適切なダウンリンク確認応答メッセージを
有することを要し、そのメッセージは測定レポートの受信に応じてネットワークにより送
信される。再送を伴う上記送信モードは、双方のワイヤレスリンクについてチャネル条件
が劣悪な状況において特に有益である。
[送信モードの決定]
本発明の1つの実施形態において、送信モードの決定は、UEにより自律的に行われる
。代替的な実施形態において、上記決定は、ネットワークにより行われ、それに続いて、
ネットワークは、例えばRRC接続再構成メッセージといった構成メッセージを用いたU
Eの構成を通じて、決定した送信モードをUEへ通知する。一方、他の実施形態において
、送信モードの決定は、上の2つの実施形態の組み合わせであり、ネットワークがあり得
る送信モードのセットを決定し、それに応じてUEを構成し又はUEへ通知を行い、それ
によりUEはどの送信モードを使用すべきかの最終的な決定をする。
ワイヤレスデバイスは、測定レポートが生成された後に送信モードを決定してもよい。
しかしながら、反対の順序でそれが行われてもよく、即ち、送信モードが決定された後に
測定レポートが生成される。送信モードは、例えば、アップリンクグラントメッセージ又
はスケジューリングコマンドにおいてネットワークによりUEへシグナリングされてもよ
い。そうしたケースでは、毎回の測定レポートの生成の前に送信モードをシグナリングす
ることが可能であり得る。他の実施形態において、UEは、RRCメッセージの一部とし
て構成ルールを受信してもよく、そのRRCメッセージは、UEが送信モードを決定する
ことを可能にし、よって送信モードは測定レポートの生成の前にUEにより決定されるこ
とになる。また別の例示的な実施形態において、測定レポートは、例えばRRCレイヤに
より生成され、下位レイヤによりキューイングされ、そして、下位レイヤは、測定レポー
トのデリバリが行われる直前に送信モードを決定してもよい。
上述した実施形態において、送信モードの決定は、送信モードを決定するための1つ以
上の基準に基づいてもよい。その基準が以下に列挙される。UEが送信モードを自律的に
決定する実施形態については、送信モードを決定するための基準を利用するのはUEであ
る。送信モードを決定するのがネットワークである場合、対応する形でネットワークが決
定のための基準を使用する。いくつかの実施形態では、ネットワーク及びUEの双方が、
同一の基準又は異なる基準であり得るそれら基準を活用する。ネットワーク及びUEによ
りそれぞれ使用される基準は、ネットワーク及びUEが同じ情報へのアクセスを有しない
かもしれないため、異なってもよい。以下の基準のリストにおいて、各基準は、別段の記
述の無い場合、UE及びネットワークの双方に適用可能である。
[送信モードを決定するための基準のリスト]
チャネル品質
UEがネットワークへ接続されるワイヤレスリンクのチャネル品質が送信モードを決定
するための基準として使用されてもよい。UE及び/又はネットワークは、ワイヤレスリ
ンクのサブセットか又は全てかのいずれかのチャネル品質を測定し得る。ネットワークが
チャネル品質を測定する場合、UEは、ネットワークからチャネル品質のレポート又は標
識を受信し得る。UE又はネットワークは、チャネル品質を使用して、送信モードを決定
してよく、それにより送信される測定レポートがネットワークへ到達する確率が向上する
。1つの例示的な実施形態において、UEは、第1のワイヤレスリンクのチャネル品質が
第2のワイヤレスリンクのチャネル品質よりも良好である場合、及び第1のワイヤレスリ
ンクのチャネル品質が品質閾値を上回る場合に、第1のワイヤレスリンク上で測定レポー
トを送信すると決定してもよい。他の実施形態において、UEは、第1のワイヤレスリン
クのチャネル品質が第2のワイヤレスリンクのチャネル品質と同等である場合、並びに第
1及び第2のワイヤレスリンクのチャネル品質が上記品質閾値以下である場合に、第1の
ワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクの双方の上で測定レポートを送信すると決
定してもよい。チャネル品質は、例えばチャネル品質の差異が所与の値よりも小さい場合
に、同等であると判定されてよい。この後者の実施形態において、UEは、オプションと
して、リンクのうちのいずれかの上でネットワークから確認応答メッセージが受信される
まで、双方のリンク上で測定レポートを再送するものとすると決定してもよい。これは、
例えば、送信すべき測定レポートが“重要”なものとして分類される場合に決定されても
よく、これは測定レポートのタイプ及び状況に依存してなされ得る(例えば、後の“アッ
プリンクシグナリングメッセージのタイプ”以下の基準のリストを参照)。そうした“重
要”な測定レポートの一例は、イベントトリガ型の測定レポートであり、当該測定レポー
トは、双方のワイヤレスリンクの劣悪なチャネル品質のために、恐らくはハンドオーバを
トリガするであろう。従って、それは性能の面で重要である。
負荷
UEがネットワークへ接続されるワイヤレスリンク上の負荷が送信モードを決定するた
めの基準として使用されてもよい。UE及び/又はネットワークは、送信モードを選択す
る際に、リンクの双方又は一方の負荷を使用し得る。これは、測定レポートを送信するこ
とについてのシステムへの負荷のインパクトを低減することを可能にする。所与のリンク
の負荷を、例えば、アップリンク周波数帯域上の受信信号電力を測定することにより取得
することができる。代替的に、スループット又はスケジューリングキューのサイズをチェ
ックすることにより負荷を取得することができる。
UEケイパビリティ
UEケイパビリティが送信モードを決定するための基準として使用されてもよい。UE
は、例えば、第1のワイヤレスリンクを使用可能ではあるが第2のワイヤレスリンクを使
用可能ではないかもしれず、よって第1のワイヤレスリンク上でのみ測定レポートを送信
すると決定し得る。1つの例として、これは、2つのリンクが一方はLTE準拠のRAT
であって他方は非LTE準拠のRATであるなど、異なる2つのRATにそれぞれ対応し
、そしてUEがLTEのみ可能であるケースであり得る。
修復可能性(Resiliency)/冗長性/ロバスト性
修復可能性、冗長性又はロバスト性の要件が送信モードを決定するための基準として使
用されてもよい。UEは、例えば、リンクのうちの一方のリンク上で測定レポートを送信
すると決定し、そして、ロバスト性の理由で、確認応答が受信されない場合に他方のリン
ク上で測定レポートを再送すると決定してもよい。
サービス要件/QoS
RANがサービス要件を認識するただ1つの手法であり得るベアラのアクティブサービ
ス又はQoSの要件が、送信モードの決定を左右してもよい。例えば、サービスによりロ
バスト性及び/又は低レイテンシが必要とされ従って再送が回避されるべきである場合に
、双方のワイヤレスリンク上で同時に同じパケットを送信することが選択されてもよい。
他の例は、スループットを向上させるために別々のワイヤレスリンク上で異なるパケット
を送信することである。これは、特に、異なる複数のUEのシグナリングベアラについて
異なるQoSがシグナリングされ得るケースに適用されてもよい。
レイテンシ
UEがネットワークへ接続されるワイヤレスリンクのレイテンシが送信モードを決定す
るための基準として使用されてもよい。1つの例において、測定レポートは、レイテンシ
の最も低いワイヤレスリンク上で送信される。リンクのレイテンシを取得する目的で、U
Eは、1つの例において、2つのリンク上でIPv4(Internet Protocol version 4
)pingを送信し、pingレスポンスを比較してもよい。リンクについてレイテンシ
の値をいかに取得すべきかの他の例は、2つのリンクが異なるRATをそれぞれ用いるケ
ースにおいて、異なるリンクについて想定されるレイテンシのランキング順の予め構成さ
れる(例えば、ハッシュ符号化された)値を使用することである。
アップリンクシグナリングメッセージのタイプ
送信/受信されるべきアップリンクシグナリングメッセージのタイプを、送信モードを
判定するための入力として使用することができる。1つの例において、測定レポートのた
めの送信モードがワイヤレスリンクのうちの1つのリンク上で送信を行うように決定され
、一方で、他の全てのアップリンクシグナリングメッセージのための送信モードは双方の
ワイヤレスリンク上で送信を行うように決定される。概して、送信モードの選択は、アッ
プリンクシグナリングメッセージの重要性又は緊急性に依存してもよく、又は、アップリ
ンクシグナリングメッセージについて確認応答が期待されるか否かに依存してもよい。
アップリンクシグナリングメッセージが測定レポートであるケースにおいて、送信モー
ドは、測定レポートのタイプに基づいて決定されてもよい。1つの例において、周期的な
測定レポートについての送信モードはリンクのうちの1つの上で送信を行うように決定さ
れ、一方で、イベントトリガ型の測定レポートについての送信モードはリンクの双方の上
で送信を行うように決定される。
対応するダウンリンクシグナリングメッセージの送信モード
アップリンクシグナリングメッセージがダウンリンクメッセージに対するレスポンスで
あるケースにおいて、送信モードは、ダウンリンクについて使用される送信モードに基づ
いて決定されてもよい。例えば、アップリンクメッセージは、ダウンリンクメッセージが
受信されたものと同じ1つ又は複数のワイヤレスリンク上で送信されてもよい。代替的に
、UEは、ダウンリンクメッセージが受信されたリンクとは別のあるリンク上でアップリ
ンクシグナリングメッセージを送信するように構成されてもよい(アップリンク−ダウン
リンク隔離)。ネットワークは、ダウンリンクシグナリングメッセージが送信されようと
している場合に送信モードを決定し、所与のワイヤレスリンク上でダウンリンクシグナリ
ングメッセージを送信することにより、暗黙的にUEをその送信モードで構成してもよい
アップリンクシグナリングメッセージの確認応答
他の代替的な実施形態は、特定のシグナリングプロトコルに従ってネットワーク内の受
信機によりアップリンクシグナリングメッセージに対して確認応答又はレスポンスが行わ
れるかに基づいて送信モードを決定することである。例えば、UEは、確認応答が行われ
るべきアップリンクシグナリングメッセージを1つのワイヤレスリンク上で送信し得る一
方、確認応答が期待されないアップリンクシグナリングメッセージは双方のワイヤレスリ
ンク上で送信される。
キャリアアグリゲーション(CA)
ワイヤレスリンクの各々のアップリンクの用途が送信モードを決定するために使用すべ
き基準であってもよい。アップリンク用途は、例えば、LTE及び5G CA、又はデュ
アルコネクティビティを使用することであってもよい。例えば、LTEと5Gとの間のデ
ュアルコネクティビティに加えて、LTE側でCAが適用される場合、LTEを介しての
みメッセージが送信され得る。CAは、LTEリンクの性能にポジティブな影響を与え、
従って、LTEリンクが好適である。
バックホール品質
5G eNB−s2からeNB−a1へのバックホール品質、及びLTE eNB−s
1からeNB−a1へのバックホール品質が送信モードを決定するための基準として使用
されてもよい。その原理は、より良好な品質を伴うバックホールがより低い品質を伴うバ
ックホールに対して優先されることである。eNB−a1は、異なるeNB−s1及びe
NB−s2へのリンクを測定することができ、UEは、例えばブロードキャスト又は専用
シグナリングを介して、具体的なリンクのバックホール品質を通知され得る。
UEのモビリティ/スピード
UEのモビリティ又はスピードが送信モードを決定するための基準として使用されても
よい。UEが高速で移動している場合、例えばUEのスピードが特定の限界を上回ってい
ると測定される場合、又はUEが特定のモビリティ状態にあると識別される場合、相異な
る複数のリンクのうち最も広いカバレッジエリアに対応するワイヤレスリンクが好適であ
る。例えば、LTEが5Gリンクの周波数帯域よりも低い周波数帯域上で配備されている
ケースでは、LTEリンクが好適であり得る。
QoS
様々なリンク上の合意済みの又は期待されるQoSが送信モードを決定するための基準
として使用されてもよい。明示的なシグナリングを通じて、異なるリンクが異なるQoS
に関連付けられてもよい。代替的に、異なる複数のリンクについてQoSが測定されても
よい。
予め決定されるルール
ラウンドロビンルールなどの予め決定されるルールが送信モードを決定するために使用
されてもよい。予め決定されるルールの1つの例は、UEが交互に1秒おきに第1のワイ
ヤレスリンク上で及び第2のワイヤレスリンク上で測定レポートを送信すると決定するこ
とである。
ランダム選択
送信モードを決定するための基準は、測定レポートの送信のために利用可能なワイヤレ
スリンクの間で1つのワイヤレスリンクをランダムに選択することであってもよい。
[図18a〜図18e及び図19への参照と共に説明される方法の実施形態]
図18aは、ワイヤレス通信ネットワークにおいてアップリンクシグナリングメッセー
ジを送信するための方法の1つの実施形態を示すフローチャートである。ワイヤレスデバ
イスは、少なくとも第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上で第1のネッ
トワークエレメントへ接続される。ワイヤレスデバイスは、UE、モバイル端末、センサ
又はラップトップなどのいかなる種類のデバイスであってもよい。当該方法は、ワイヤレ
スデバイスにおいて実行され、次を含む:
−1810:アップリンクシグナリングメッセージを送信するための複数の候補送信
モードのうちで送信モードを決定。それら複数の候補送信モードは、第1のワイヤレスリ
ンク上での送信、第2のワイヤレスリンク上での送信、並びに第1のワイヤレスリンク及
び第2のワイヤレスリンクの双方の上での送信を含む。様々な送信モードの利点が上のセ
クション[送信モード]においてさらに説明されている。実施形態において、送信モード
の上記決定は、送信モードを決定するための基準に基づく。
−1820:決定した送信モードに従って、アップリンクシグナリングメッセージを
送信。
上のセクション[送信モードの決定]において、上記決定がいかになされるかに関連す
る様々な実施形態が説明されている。上記決定は、例えば、ワイヤレスデバイスにより自
律的に行われてもよく、ネットワークだけによって行われ、次いでネットワークによって
ワイヤレスデバイスが対応する形で構成されてもよく、又は、組み合わせとしてネットワ
ーク及びワイヤレスデバイスの双方により決定がなされてもよい。ネットワークは、送信
モードを決定するための何らかの基準についてワイヤレスデバイスよりも良好な知識を有
し、逆もまたしかりであり得る。図18b〜図18cへの参照と共に以下に説明される実
施形態は、それら代替的な実施形態のいくつかを説明している。
図18bは、ワイヤレスデバイスにおける方法の一実施形態を示すフローチャートであ
り、ある基準に基づいて送信モードをワイヤレスデバイスが決定することを可能にする情
報をネットワークが当該ワイヤレスデバイスへ送信する。ネットワークは、ワイヤレスデ
バイスへ2つの送信モードの標識を送信し、次いで、ワイヤレスデバイスは、送信モード
を決定するための何らかの基準に基づいて、指し示されたそれら送信モードのうちの1つ
を決定し又は選択し得る。この実施形態において、方法は次を含み得る:
−1800:第1のネットワークエレメントから、複数の候補送信モードのうちの少
なくとも1つを指し示す情報を受信。第1のネットワークエレメントが上記情報のワイヤ
レスデバイスへの送信に関与するものの、上記情報の出所は、ワイヤレス通信ネットワー
クの他のネットワークノードであってもよい。
−1810:受信される情報に基づいて送信モードを決定。実施形態において、送信
モードの決定は、送信モードを決定するための基準に基づく。その基準は、例えば、ワイ
ヤレスデバイスにより測定されるチャネル品質であってもよい。
−1820:決定される送信モードに従って、アップリンクシグナリングメッセージ
を送信。
図18cは、ワイヤレスデバイスにおける方法の他の実施形態を示すフローチャートであ
り、ネットワークは、送信モードの標識及び送信モードを決定するための基準の双方を送
信する。これが、ネットワークからの情報に基づいてワイヤレスデバイスが送信モードを
決定することを可能にする。ネットワークは、例えば、2つの候補送信モードと共に、そ
れら2つのリンクについての負荷の値を送信してもよく、すると、ワイヤレスデバイスは
、ネットワークから受信される情報に基づいて、送信すべきアップリンクシグナリングメ
ッセージのタイプを所与として、最良の送信モードを決定することができる。よって、方
法は次を含み得る:
−1800:第1のネットワークエレメントから、複数の候補送信モードのうちの少
なくとも1つを指し示す情報を受信。
−1805:第1のネットワークエレメントから、送信モードを決定するための基準
を受信。
−1810:受信される情報と、送信モードを決定するための受信される基準とに基
づいて、送信モードを決定。その決定は、送信すべきアップリンクシグナリングメッセー
ジのタイプなど、ワイヤレスデバイスにとって既知の送信モード決定用の基準にも基づい
てもよい。
−1820:決定される送信モードに従って、アップリンクシグナリングメッセージ
を送信。
上のセクション[送信モード]において説明したように、送信モードの決定は、アップ
リンクシグナリングメッセージをどのリンク上で再送すべきかを決定することを含んでも
よい。図18dは、ワイヤレスデバイスにおける方法の1つのそうした実施形態を示すフ
ローチャートであり、これは上述した実施形態のいずれと組み合わされてもよい。本実施
形態において、送信モードの決定1810は、次を含み得る:
−1811:第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクの双方の上でアッ
プリンクシグナリングメッセージを送信すると決定。
−1812:第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくと
も1つの上でアップリンクシグナリングメッセージの確認応答が受信されるまで、双方の
ワイヤレスリンク上でアップリンクシグナリングメッセージを反復的に再送すると決定。
さらに、上記方法は、決定した送信モードに従ってアップリンクシグナリングメッセー
ジを送信すること1820、を含んでもよく、即ち、まず双方のリンク上で送信を行い、
次いで最初の送信について確認応答が受信されなければ双方のリンク上で再送を行う。
図18eは、ワイヤレスデバイスにおける方法の他のそうした実施形態を示すフローチ
ャートであり、これは図18a〜図18cを参照しながら説明した実施形態のいずれと組
み合わされてもよい。本実施形態において、送信モードの決定1810は、次を含み得る

−1815:第1のワイヤレスリンク上でアップリンクシグナリングメッセージを送
信すると決定。
−1816:第1のワイヤレスリンク上で送信されるアップリンクシグナリングメッ
セージについて確認応答が受信されない場合に、第2のワイヤレスリンク上でアップリン
クシグナリングメッセージを再送すると決定。
さらに、上記方法は、決定した送信モードに従ったアップリンクシグナリングメッセー
ジの送信1820を含んでもよく、即ち、まず一方のリンク上で送信を行い、次いで最初
の送信について確認応答が受信されなければ他方のリンク上で再送を行う。
図18a〜図18eを参照しながら説明したワイヤレスデバイスにおける方法の実施形
態のいずれにおいても、送信モードを決定するための基準は、次のうちの少なくとも1つ
に関連し得る:
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つのチャネル品質
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つの負荷
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つを用いるワイヤレスデバ
イスのケイパビリティ
・アップリンクシグナリングメッセージに関連付けられるベアラのサービス品質
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つのレイテンシ
・アップリンクシグナリングメッセージのタイプ
・アップリンクシグナリングメッセージの応答対象のダウンリンクシグナリングメッセ
ージの送信モード
・アップリンクシグナリングメッセージが確認応答されるか否か
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つでのキャリアアグリゲー
ションの使用
・ワイヤレスデバイスのスピード
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つに関連付けられるサービ
ス品質
・送信モードを決定するための予め決定されるルール
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つのランダム選択
さらに、上述した実施形態のいずれにおいても、送信モードの決定1810は、第1の
ワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つのチャネル品質を
取得することと、取得したチャネル品質に基づいて送信モードを決定することと、を含ん
でもよい。チャネル品質の取得は、チャネル品質を測定すること、及び第1のネットワー
クエレメントからチャネル品質を受信すること、のうちの少なくとも1つを含んでもよい
1つの実施形態において、第1の及び第2のワイヤレスリンクの双方のチャネル品質が
取得される。そして、取得したチャネル品質に基づく送信モードの決定1810は、取得
した最高のチャネル品質が閾値以上である場合に、当該取得した最高のチャネル品質を伴
うワイヤレスリンク上でアップリンクシグナリングメッセージを送信すると決定すること
、を含んでもよい。一方で、取得した最高のチャネル品質が上記閾値未満である場合に、
送信モードの決定1810は、第1の及び第2のワイヤレスリンクの双方の上でアップリ
ンクシグナリングメッセージを送信すると決定すること、を含んでもよい。
図19は、ワイヤレス通信ネットワークにおいてワイヤレスデバイスがアップリンクシ
グナリングメッセージを送信することを可能にするための方法の1つの実施形態を示すフ
ローチャートである。ワイヤレスデバイスは、少なくとも第1のワイヤレスリンク及び第
2のワイヤレスリンク上で第1のネットワークエレメントへ接続される。当該方法は、第
1のネットワークエレメントにおいて実行され、次を含む:
−1910:アップリンクシグナリングメッセージを送信するための複数の候補送信
モードのうちで少なくとも1つの送信モードを決定。それら複数の候補送信モードは、第
1のワイヤレスリンク上での送信、第2のワイヤレスリンク上での送信、並びに第1のワ
イヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクの双方の上での送信を含む。少なくとも1つ
の送信モードの決定は、送信モードを決定するための基準に基づく。
−1920:ワイヤレスデバイスがアップリンクシグナリングメッセージを送信する
ための送信モードを決定することを可能にする情報を当該ワイヤレスデバイスへ送信、そ
の情報は、決定した少なくとも1つの送信モードの標識を含む。送信される情報は、送信
モードを決定するための基準、をさらに含んでもよい。
上記方法は、実施形態において、候補送信モードのうちの1つに従ってワイヤレスデバイ
スからアップリンクシグナリングメッセージを受信すること、を含んでもよい。
送信モードを決定するための基準は、次のうちの少なくとも1つに関連し得る:
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つのチャネル品質
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つの負荷
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つを用いるワイヤレスデバ
イスのケイパビリティ
・アップリンクシグナリングメッセージに関連付けられるベアラのサービス品質
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つのレイテンシ
・アップリンクシグナリングメッセージのタイプ
・アップリンクシグナリングメッセージの応答対象のダウンリンクシグナリングメッセ
ージの送信モード
・アップリンクシグナリングメッセージが確認応答されるか否か
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つでのキャリアアグリゲー
ションの使用
・ワイヤレスデバイスのスピード
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つに関連付けられるサービ
ス品質
・送信モードを決定するための予め決定されるルール
・第1の及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つのランダム選択
既に言及したように、上述した実施形態のいずれにおいても、アップリンクシグナリン
グメッセージは、測定レポートであってよい。さらに、第1の及び第2のワイヤレスリン
クは、共に1つのRATに関連付けられてもよく、又は、図15及び図16を参照しなが
ら説明したように、それぞれ異なるRATに各々関連付けられてもよい。
例えば上で図13を参照しながら説明した機能上の分離が複数の実施形態において適用
されてもよい。そうした実施形態において、第1のワイヤレスリンク上でワイヤレスデバ
イスへサービスするネットワーク機能は、第1のネットワークエレメントと第2のネット
ワークエレメントとの間で分離される。第2のワイヤレスリンク上でワイヤレスデバイス
へサービスするネットワーク機能は、第1のネットワークエレメントと第3のネットワー
クエレメントとの間で分離される。図15及び図16の例示的なシナリオにおいて、第1
のネットワークエレメントはeNB−aに相当し、第2のネットワークエレメントは、e
NB−s1に相当し、第3のネットワークエレメントは、eNB−s2に相当する。上述
したように、第1のネットワークエレメントのネットワーク機能は、非同期的ネットワー
ク機能であってよく、第2の及び第3のネットワークエレメントのネットワーク機能は、
同期的ネットワーク機能であってもよい。第2のネットワークエレメントの同期的ネット
ワーク機能は、第1のワイヤレスリンクのタイミングに厳密に依存する処理タイミングに
関する要件を有してもよい。第3のネットワークエレメントの同期的ネットワーク機能は
、第2のワイヤレスリンクのタイミングに厳密に依存する処理タイミングに関する要件を
有してもよい。さらに、非同期的ネットワーク機能は、第1のワイヤレスリンク又は第2
のワイヤレスリンクのうちのいずれのタイミングにも厳密には依存しない処理タイミング
に関する要件を有してもよい。
[図20a〜図20cへの参照と共に説明される装置の実施形態]
[ワイヤレスデバイス]
図20aのブロック図にワイヤレスデバイス2050の一実施形態が概略的に示されて
いる。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレス通信ネットワークにおいてアップリンクシグナ
リングメッセージを送信するように構成される。ワイヤレスデバイス2050は、少なく
とも第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上で第1のネットワークエレメ
ント2000へ接続可能である。ワイヤレスデバイス2050は、アップリンクシグナリ
ングメッセージを送信するための複数の候補送信モードのうちで送信モードを決定する、
ようにさらに構成される。それら候補送信モードは、第1のワイヤレスリンク上での送信
、第2のワイヤレスリンク上での送信、並びに第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤ
レスリンクの双方の上での送信を含む。ワイヤレスデバイス2050は、決定した送信モ
ードに従って、アップリンクシグナリングメッセージを送信する、ようにも構成される。
実施形態において、ワイヤレスデバイス2050は、第1のネットワークエレメント2
000から複数の候補送信モードのうちの少なくとも1つを指し示す情報を受信し、受信
した情報に基づいて送信モードを決定する、ようにさらに構成されてもよい。ワイヤレス
デバイス2050は、送信モードを決定するための基準に基づいて送信モードを決定する
、ように構成されてもよい。他のオプションとして、ワイヤレスデバイス2050は、第
1のネットワークエレメント2000から、送信モードを決定するための基準を受信する
、ように構成されてもよい。
他の実施形態において、ワイヤレスデバイス2050は、第1のワイヤレスリンク及び
第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つのチャネル品質を取得し、取得したチャ
ネル品質に基づいて送信モードを決定する、ように構成されることにより、送信モードを
決定するように構成されてもよい。上記取得することは、チャネル品質を測定すること及
び第1のネットワークエレメント2000からチャネル品質を受信することのうちの少な
くとも1つを含んでもよい。実施形態において、ワイヤレスデバイス2050は、第1の
ワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクの双方のチャネル品質を取得するように、
並びに、取得した最高のチャネル品質が閾値以上である場合に当該取得した最高のチャネ
ル品質を伴うワイヤレスリンク上でアップリンクシグナリングメッセージを送信すると決
定するように構成されることにより取得したチャネル品質に基づいて送信モードを決定す
るように、さらに構成されてもよい。取得した最高のチャネル品質が閾値未満である場合
には、ワイヤレスデバイス2050は、第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリ
ンクの双方の上でアップリンクシグナリングメッセージを送信すると決定するように構成
されることにより、取得したチャネル品質に基づいて送信モードを決定する、ようにさら
に構成されてもよい。
実施形態において、ワイヤレスデバイス2050は、第1のワイヤレスリンク及び第2
のワイヤレスリンクの双方の上でアップリンクシグナリングメッセージを送信すると決定
し、第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つの上で
アップリンクシグナリングメッセージの確認応答が受信されるまで、双方のワイヤレスリ
ンク上でアップリンクシグナリングメッセージを反復的に再送すると決定する、ように構
成されることにより、送信モードを決定する、ようにさらに構成されてもよい。
代替手段として、ワイヤレスデバイス2050は、第1のワイヤレスリンク上でアップ
リンクシグナリングメッセージを送信すると決定し、第1のワイヤレスリンク上で送信さ
れるアップリンクシグナリングメッセージについて確認応答が受信されない場合に、第2
のワイヤレスリンク上でアップリンクシグナリングメッセージを再送すると決定する、よ
うに構成されることにより、送信モードを決定する、ようにさらに構成されてもよい。
上の実施形態のいずれにおいても、アップリンクシグナリングメッセージは、測定レポ
ートであってよい。そのうえ、第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクは、
双方とも1つのRATに関連付けられてもよく、又はそれぞれ異なるRATに各々が関連
付けられてもよい。
例えば図13を参照しながら上で説明した機能上の分離が複数の実施形態において適用
されてもよい。そうした実施形態において、第1のワイヤレスリンク上でワイヤレスデバ
イスへサービスするネットワーク機能は、第1のネットワークエレメントと第2のネット
ワークエレメントとの間で分離される。第2のワイヤレスリンク上でワイヤレスデバイス
へサービスするネットワーク機能は、第1のネットワークエレメントと第3のネットワー
クエレメントとの間で分離される。図15及び図16の例示的なシナリオにおいて、第1
のネットワークエレメントはeNB−aに相当し、第2のネットワークエレメントはeN
B−s1に相当し、第3のネットワークエレメントはeNB−s2に相当する。上述した
ように、第1のネットワークエレメントのネットワーク機能は、非同期的ネットワーク機
能であってよく、第2の及び第3のネットワークエレメントのネットワーク機能は、同期
的ネットワーク機能であってよい。第2のネットワークエレメントの同期的ネットワーク
機能は、第1のワイヤレスリンクのタイミングに厳密に依存する処理タイミングに関する
要件を有し得る。第3のネットワークエレメントの同期的ネットワーク機能は、第2のワ
イヤレスリンクのタイミングに厳密に依存する処理タイミングに関する要件を有し得る。
そのうえ、非同期的ネットワーク機能は、第1のワイヤレスリンク又は第2のワイヤレス
リンクのうちのいずれのタイミングにも厳密には依存しない処理タイミングに関する要件
を有し得る。
図20aに示したように、ワイヤレスデバイス2050は、本発明の実施形態において
、処理回路2051とメモリ2052とを備えてもよい。ワイヤレスデバイス2050は
、第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上で第1のネットワークエレメン
トと通信するように構成される通信インタフェース回路2053をも備えてもよい。通信
インタフェース回路2053は、実施形態において、ネットワークとワイヤレスに通信す
るように適合される送受信機を含んでもよい。メモリ2052は、処理回路2051によ
り実行可能な命令を収容してよく、それにより、ワイヤレスデバイス2050は、上述し
たように、アップリンクシグナリングメッセージを送信するための複数の候補送信モード
のうちで送信モードを決定する、ように動作可能であり得る。ワイヤレスデバイス205
0は、決定した送信モードに従って、通信インタフェース回路2053を介して、アップ
リンクシグナリングメッセージを送信する、ようにも動作可能であってよい。
図20bには機能上の分離の実施形態が示されている。そうした実施形態において、第
1のワイヤレスリンク上でワイヤレスデバイス2050へサービスするネットワーク機能
は、第1のネットワークエレメント2000と第2のネットワークエレメント2020と
の間で分離される。第2のワイヤレスリンク上でワイヤレスデバイス2050へサービス
するネットワーク機能は、第1のネットワークエレメント2000と第3のネットワーク
エレメント2030との間で分離される。そのうえ、図20bは、第1、第2及び第3の
ネットワークエレメント2000、2020、2030が1つの物理的なネットワークノ
ード2040の一部であってもよいことを示している。但し、ネットワークエレメントの
いかなる他の物理的な配備又はグルーピングも可能である。例えば、それらは全て別個の
物理的なノードであってもよく、又は、第1のネットワークエレメントとは別個でありな
がら第2及び第3のネットワークエレメントが同一の物理的なネットワークノードの一部
であってもよい。
図20aの実施形態を説明するための、図20cに示されている代替的な手法において
、ワイヤレスデバイス2050は、アップリンクシグナリングメッセージを送信するため
の複数の候補送信モードのうちで送信モードを決定する、ように適合される決定モジュー
ル2055、を備えてもよい。それら候補送信モードは、第1のワイヤレスリンク上での
送信、第2のワイヤレスリンク上での送信、並びに第1のワイヤレスリンク及び第2のワ
イヤレスリンクの双方の上での送信を含む。ワイヤレスデバイス2050は、決定した送
信モードに従って、アップリンクシグナリングメッセージを送信する、ように適合される
送信モジュール2056、をも備えてもよい。
実施形態において、ワイヤレスデバイス2050は、第1のネットワークエレメント2
000から複数の候補送信モードのうちの少なくとも1つを指し示す情報を受信する、よ
うに適合される受信モジュール、をも備えてもよい。決定モジュール2055は、受信し
た情報に基づいて送信モードを決定する、ように適合されてもよい。さらなる実施形態に
おいて、決定モジュール2055は、送信モードを決定するための基準に基づいて送信モ
ードを決定する、ように適合されてもよい。他のオプションとして、受信モジュールは、
第1のネットワークエレメント2000から、送信モードを決定するための基準を受信す
る、ように適合されてもよい。
他の実施形態において、決定モジュール2055は、第1のワイヤレスリンク及び第2
のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つのチャネル品質を取得し、取得したチャネル
品質に基づいて送信モードを決定することにより、送信モードを決定するように適合され
てもよい。上記取得することは、チャネル品質を測定すること及び第1のネットワークエ
レメント2000からチャネル品質を受信することのうちの少なくとも1つを含んでもよ
い。実施形態において、ワイヤレスデバイス2050は、第1のワイヤレスリンク及び第
2のワイヤレスリンクの双方のチャネル品質を取得する、ように適合される取得モジュー
ルを備えてもよく、決定モジュール2055は、取得した最高のチャネル品質が閾値以上
である場合に当該取得した最高のチャネル品質を伴うワイヤレスリンク上でアップリンク
シグナリングメッセージを送信すると決定することにより取得したチャネル品質に基づい
て送信モードを決定する、ように適合されてもよい。取得した最高のチャネル品質が閾値
未満である場合には、決定モジュール2055は、第1のワイヤレスリンク及び第2のワ
イヤレスリンクの双方の上でアップリンクシグナリングメッセージを送信すると決定する
ことにより、取得したチャネル品質に基づいて送信モードを決定する、ように適合されて
もよい。
実施形態において、決定モジュール2055は、第1のワイヤレスリンク及び第2のワ
イヤレスリンクの双方の上でアップリンクシグナリングメッセージを送信すると決定する
ことにより、及び、第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクのうちの少なく
とも1つの上でアップリンクシグナリングメッセージの確認応答が受信されるまで、双方
のワイヤレスリンク上でアップリンクシグナリングメッセージを反復的に再送すると決定
することにより、送信モードを決定する、ように適合されてもよい。
代替手段として、決定モジュール2055は、第1のワイヤレスリンク上でアップリン
クシグナリングメッセージを送信すると決定することにより、及び、第1のワイヤレスリ
ンク上で送信されるアップリンクシグナリングメッセージについて確認応答が受信されな
い場合に、第2のワイヤレスリンク上でアップリンクシグナリングメッセージを再送する
と決定することにより、送信モードを決定する、ように適合されてもよい。
上の実施形態のいずれにおいても、アップリンクシグナリングメッセージは、測定レポ
ートであってよい。そのうえ、第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクは、
双方とも1つのRATに関連付けられてもよく、又はそれぞれ異なるRATに各々が関連
付けられてもよい。
上で説明したモジュール群は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれ
らの任意の組み合わせで実装されてよい機能ユニットである。1つの実施形態において、
それらモジュールは、プロセッサ上で稼働するコンピュータプログラムとして実装される
図20aの実施形態を説明するまた別の代替的な手法において、ワイヤレスデバイス2
050は、単一のユニット又は複数のユニットであり得るCPU(Central Processing
Unit)を含んでもよい。そのうえ、ワイヤレスデバイス2050は、不揮発性メモリ(
例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)
、フラッシュメモリ又はディスクドライブ)の形式のコンピュータ読取可能な媒体を伴う
少なくとも1つのコンピュータプログラムプロダクト(CPP)を含んでもよい。CPP
は、コンピュータ読取可能な媒体上に記憶されるコンピュータプログラムを含んでよく、
コンピュータプログラムは、ワイヤレスデバイス2050のCPU上で実行された場合に
、ワイヤレスデバイス2050に、図18a〜図18eに関連して前に説明した方法を実
行させるコード手段を含む。言い換えれば、上記コード手段がCPU上で実行される場合
、それらは図20aにおけるワイヤレスデバイス2050の処理回路2051に相当する
[ネットワークエレメント]
図20aのブロック図に第1のネットワークエレメント2000の一実施形態が概略的
に示されている。第1のネットワークエレメント2000は、ワイヤレス通信ネットワー
クにおいてワイヤレスデバイス2050がアップリンクシグナリングメッセージを送信す
ることを可能にするように構成される。実施形態において、第1のネットワークエレメン
ト2000は、LTEネットワークのeNodeB内に含まれてもよい。ワイヤレスデバ
イス2050は、少なくとも第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上で第
1のネットワークエレメント2000へ接続可能である。第1のネットワークエレメント
2000は、アップリンクシグナリングメッセージを送信するための複数の候補送信モー
ドのうちで少なくとも1つの送信モードを決定する、ようにさらに構成される。それら候
補送信モードは、第1のワイヤレスリンク上での送信、第2のワイヤレスリンク上での送
信、並びに第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクの双方の上での送信を含
む。上記決定は、送信モードを決定するための基準に基づく。第1のネットワークエレメ
ント2000は、ワイヤレスデバイス2050がアップリンクシグナリングメッセージを
送信するための送信モードを決定することを可能にする情報をワイヤレスデバイス205
0へ送信する、ようにも構成される。その情報は、決定した少なくとも1つの送信モード
の標識を含む。
実施形態において、第1のネットワークエレメント2000は、送信モードを決定する
ための基準をさらに含む情報をワイヤレスデバイス2050へ送信する、ように構成され
てもよい。
そのうえ、実施形態において、第1のネットワークエレメント2000は、上記複数の
候補送信モードのうちの1つに従ってワイヤレスデバイス2050からアップリンクシグ
ナリングメッセージを受信する、ように構成されてもよい。
上の実施形態のいずれにおいても、アップリンクシグナリングメッセージは、測定レポ
ートであってよい。そのうえ、第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクは、
双方とも1つのRATに関連付けられてもよく、又はそれぞれ異なるRATに各々が関連
付けられてもよい。
例えば図13を参照しながら上で説明した機能上の分離が複数の実施形態において適用
されてもよい。そうした実施形態において、第1のワイヤレスリンク上でワイヤレスデバ
イスへサービスするネットワーク機能は、第1のネットワークエレメントと第2のネット
ワークエレメントとの間で分離される。第2のワイヤレスリンク上でワイヤレスデバイス
へサービスするネットワーク機能は、第1のネットワークエレメントと第3のネットワー
クエレメントとの間で分離される。図15及び図16の例示的なシナリオにおいて、第1
のネットワークエレメントはeNB−aに相当し、第2のネットワークエレメントはeN
B−s1に相当し、第3のネットワークエレメントはeNB−s2に相当する。上述した
ように、第1のネットワークエレメントのネットワーク機能は、非同期的ネットワーク機
能であってよく、第2の及び第3のネットワークエレメントのネットワーク機能は、同期
的ネットワーク機能であってよい。第2のネットワークエレメントの同期的ネットワーク
機能は、第1のワイヤレスリンクのタイミングに厳密に依存する処理タイミングに関する
要件を有し得る。第3のネットワークエレメントの同期的ネットワーク機能は、第2のワ
イヤレスリンクのタイミングに厳密に依存する処理タイミングに関する要件を有し得る。
そのうえ、非同期的ネットワーク機能は、第1のワイヤレスリンク又は第2のワイヤレス
リンクのうちのいずれのタイミングにも厳密には依存しない処理タイミングに関する要件
を有し得る。
図20aに示したように、第1のネットワークエレメント2000は、本発明の実施形
態において、処理回路2001とメモリ2002とを備えてもよい。第1のネットワーク
エレメント2000は、第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上でワイヤ
レスデバイス2050と通信するように構成される通信インタフェース回路2003をも
備えてもよい。通信インタフェース回路2003は、実施形態において、ワイヤレスデバ
イス2050とワイヤレスに通信するように適合される送受信機を含んでもよい。メモリ
2002は、処理回路2001により実行可能な命令を収容してよく、それにより、第1
のネットワークエレメント2000は、アップリンクシグナリングメッセージを送信する
ための複数の候補送信モードのうちで少なくとも1つの送信モードを決定する、ように動
作可能であり得る。それら候補送信モードは、第1のワイヤレスリンク上での送信、第2
のワイヤレスリンク上での送信、並びに第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリ
ンクの双方の上での送信を含む。上記決定は、送信モードを決定するための基準に基づく
第1のネットワークエレメント2000は、ワイヤレスデバイス2050がアップリン
クシグナリングメッセージを送信するための送信モードを決定することを可能にする情報
をワイヤレスデバイス2050へ送信する、ように動作可能であってもよい。その情報は
、決定した少なくとも1つの送信モードの標識を含む。
第1のネットワークエレメントを説明するための図20cに示されている代替的な手法
において、第1のネットワークエレメント2000は、アップリンクシグナリングメッセ
ージを送信するための複数の候補送信モードのうちで少なくとも1つの送信モードを決定
する、ように適合される決定モジュール2005、を備えてもよい。それら候補送信モー
ドは、第1のワイヤレスリンク上での送信、第2のワイヤレスリンク上での送信、並びに
第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクの双方の上での送信を含む。上記決
定は、送信モードを決定するための基準に基づく。第1のネットワークエレメント200
0は、ワイヤレスデバイス2050がアップリンクシグナリングメッセージを送信するた
めの送信モードを決定することを可能にする情報をワイヤレスデバイス2050へ送信す
る、ように適合される送信モジュール2006、をも備えてもよい。その情報は、決定し
た少なくとも1つの送信モードの標識を含む。
実施形態において、送信モジュール2006は、送信モードを決定するための基準をさ
らに含む情報をワイヤレスデバイス2050へ送信する、ように適合されてもよい。上記
実施形態のいずれにおいても、アップリンクシグナリングメッセージは、測定レポートで
あってよい。そのうえ、第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンクは、双方と
も1つのRATに関連付けられてもよく、又はそれぞれ異なるRATに各々が関連付けら
れてもよい。
上で説明したモジュール群は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれ
らの任意の組み合わせで実装されてよい機能ユニットである。1つの実施形態において、
それらモジュールは、プロセッサ上で稼働するコンピュータプログラムとして実装される
図20aの実施形態を説明するまた別の代替的な手法において、第1のネットワークエ
レメント2000は、単一のユニット又は複数のユニットであり得るCPU(Central P
rocessing Unit)を含んでもよい。そのうえ、第1のネットワークエレメント2000
は、不揮発性メモリ(例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable
Read-Only Memory)、フラッシュメモリ又はディスクドライブ)の形式のコンピュータ
読取可能な媒体を伴う少なくとも1つのコンピュータプログラムプロダクト(CPP)を
含んでもよい。CPPは、コンピュータ読取可能な媒体上に記憶されるコンピュータプロ
グラムを含んでよく、コンピュータプログラムは、第1のネットワークエレメント200
0のCPU上で実行された場合に、第1のネットワークエレメント2000に、図19に
関連して前に説明した方法を実行させるコード手段を含む。言い換えれば、上記コード手
段がCPU上で実行される場合、それらは図20aにおける第1のネットワークエレメン
ト2000の処理回路2001に相当する。
上で言及し説明した実施形態は、単に非限定的な例として与えられている。添付の特許
請求の範囲のスコープ内で他の解決策、使用、目的及び機能が可能であり得る。

Claims (35)

  1. ワイヤレス通信ネットワークにおいてアップリンクシグナリングメッセージを送信する
    ための、少なくとも第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上で第1のネッ
    トワークエレメント(2000)へ接続されるワイヤレスデバイス(2050)において
    実行される方法であって
    前記アップリンクシグナリングメッセージを送信するための複数の候補送信モードのう
    ちで送信モードを決定すること(1810)と、前記複数の候補送信モードは、前記第1
    のワイヤレスリンク上での送信、前記第2のワイヤレスリンク上での送信、並びに前記第
    1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクの双方の上での送信を含むことと

    決定した前記送信モードに従って、前記アップリンクシグナリングメッセージを送信す
    ること(1820)と、
    を含む方法。
  2. 前記第1のネットワークエレメント(2000)から、前記複数の候補送信モードのう
    ちの少なくとも1つを指し示す情報を受信すること(1800)と、
    受信した前記情報に基づいて、前記送信モードを決定すること(1810)と、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記決定すること(1810)は、送信モードを決定するための基準に基づく、請求項
    1〜2のいずれかに記載の方法。
  4. 前記第1のネットワークエレメント(2000)から、送信モードを決定するための前
    記基準を受信すること(1805)、
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 送信モードを決定するための前記基準は、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    のチャネル品質、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    の負荷、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    を用いるワイヤレスデバイスのケイパビリティ、
    前記アップリンクシグナリングメッセージに関連付けられるベアラのサービス品質、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    のレイテンシ、
    アップリンクシグナリングメッセージのタイプ、
    前記アップリンクシグナリングメッセージの応答対象のダウンリンクシグナリングメッ
    セージの送信モード、
    前記アップリンクシグナリングメッセージが確認応答されるか否か、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    でのキャリアアグリゲーションの使用、
    前記ワイヤレスデバイス(2050)のスピード、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    に関連付けられるサービス品質、
    前記送信モードを決定するための予め決定されるルール、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    のランダム選択、
    のうちの少なくとも1つに関連する、請求項3〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記送信モードを決定すること(1810)は、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    のチャネル品質を取得することと、当該取得することは、前記チャネル品質を測定するこ
    と及び前記第1のネットワークエレメント(2000)から前記チャネル品質を受信する
    ことのうちの少なくとも1つを含むことと、
    取得した前記チャネル品質に基づいて前記送信モードを決定することと、
    を含む、請求項3〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクの双方の前記チャネル品
    質が取得され、取得した前記チャネル品質に基づいて前記送信モードを決定すること(1
    810)は、
    取得した最高のチャネル品質が閾値以上である場合に、当該取得した最高のチャネル品
    質を伴うワイヤレスリンク上で前記アップリンクシグナリングメッセージを送信すると決
    定することと、
    取得した最高のチャネル品質が前記閾値未満である場合に、前記第1のワイヤレスリン
    ク及び前記第2のワイヤレスリンクの双方の上で前記アップリンクシグナリングメッセー
    ジを送信すると決定することと、
    を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記送信モードを決定すること(1810)は、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクの双方の上で前記アップ
    リンクシグナリングメッセージを送信すると決定すること(1811)と、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    の上で前記アップリンクシグナリングメッセージの確認応答が受信されるまで、双方のワ
    イヤレスリンク上で前記アップリンクシグナリングメッセージを反復的に再送すると決定
    すること(1812)と、
    を含む、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記送信モードを決定すること(1810)は、
    前記第1のワイヤレスリンク上で前記アップリンクシグナリングメッセージを送信する
    と決定すること(1815)と、
    前記第1のワイヤレスリンク上で送信される前記アップリンクシグナリングメッセージ
    について確認応答が受信されない場合に、前記第2のワイヤレスリンク上で前記アップリ
    ンクシグナリングメッセージを再送すると決定すること(1816)と、
    を含む、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  10. ワイヤレス通信ネットワークにおいて、少なくとも第1のワイヤレスリンク及び第2の
    ワイヤレスリンク上で第1のネットワークエレメント(2000)へ接続されるワイヤレ
    スデバイス(2050)がアップリンクシグナリングメッセージを送信することを可能に
    するための、前記第1のネットワークエレメント(2000)において実行される方法で
    あって、
    前記アップリンクシグナリングメッセージを送信するための複数の候補送信モードのう
    ちで少なくとも1つの送信モードを決定すること(1910)と、前記複数の候補送信モ
    ードは、前記第1のワイヤレスリンク上での送信、前記第2のワイヤレスリンク上での送
    信、並びに前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクの双方の上での
    送信を含むことと、前記決定すること(1910)は、送信モードを決定するための基準
    に基づくことと、
    前記ワイヤレスデバイス(2050)が前記アップリンクシグナリングメッセージを送
    信するための送信モードを決定することを可能にする情報を、前記ワイヤレスデバイス(
    2050)へ送信すること(1920)と、前記情報は、決定した前記少なくとも1つの
    送信モードの標識を含むことと、
    を含む方法。
  11. 送信される前記情報は、送信モードを決定するための基準、をさらに含む、請求項10
    に記載の方法。
  12. 送信モードを決定するための前記基準は、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    のチャネル品質、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    の負荷、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    を用いるワイヤレスデバイスのケイパビリティ、
    前記アップリンクシグナリングメッセージに関連付けられるベアラのサービス品質、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    のレイテンシ、
    アップリンクシグナリングメッセージのタイプ、
    前記アップリンクシグナリングメッセージの応答対象のダウンリンクシグナリングメッ
    セージの送信モード、
    前記アップリンクシグナリングメッセージが確認応答されるか否か、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    でのキャリアアグリゲーションの使用、
    前記ワイヤレスデバイス(2050)のスピード、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    に関連付けられるサービス品質、
    前記送信モードを決定するための予め決定されるルール、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    のランダム選択、
    のうちの少なくとも1つに関連する、請求項10〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記アップリンクシグナリングメッセージは、測定レポートである、請求項1〜12の
    いずれかに記載の方法。
  14. 前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクは、双方とも1つの無線
    アクセス技術に関連付けられ、又は各々異なる無線アクセス技術に関連付けられる、請求
    項1〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記第1のワイヤレスリンク上で前記ワイヤレスデバイス(2050)へサービスする
    ネットワーク機能は、前記第1のネットワークエレメント(2000)と第2のネットワ
    ークエレメント(2020)との間で分離され、前記第2のワイヤレスリンク上で前記ワ
    イヤレスデバイス(2050)へサービスするネットワーク機能は、前記第1のネットワ
    ークエレメント(2000)と第3のネットワークエレメント(2030)との間で分離
    される、請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記第1のネットワークエレメント(2000)の前記ネットワーク機能は、非同期的
    ネットワーク機能であり、前記第2のネットワークエレメント(2020)及び前記第3
    のネットワークエレメント(2030)の前記ネットワーク機能は、同期的ネットワーク
    機能であり、前記第2のネットワークエレメント(2020)の前記同期的ネットワーク
    機能は、前記第1のワイヤレスリンクのタイミングに厳密に依存する処理タイミングに関
    する要件を有し、前記第3のネットワークエレメント(2030)の前記同期的ネットワ
    ーク機能は、前記第2のワイヤレスリンクのタイミングに厳密に依存する処理タイミング
    に関する要件を有し、前記非同期的ネットワーク機能は、前記第1のワイヤレスリンク又
    は前記第2のワイヤレスリンクのうちのいずれの前記タイミングにも厳密には依存しない
    処理タイミングに関する要件を有する、請求項15に記載の方法。
  17. ワイヤレス通信ネットワークにおいてアップリンクシグナリングメッセージを送信する
    ように構成される、少なくとも第1のワイヤレスリンク及び第2のワイヤレスリンク上で
    第1のネットワークエレメント(2000)へ接続可能なワイヤレスデバイス(2050
    )であって、
    前記第1のワイヤレスリンク上での送信、前記第2のワイヤレスリンク上での送信、並
    びに前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクの双方の上での送信を
    含む、前記アップリンクシグナリングメッセージを送信するための複数の候補送信モード
    のうちで、送信モードを決定し、
    決定した前記送信モードに従って、前記アップリンクシグナリングメッセージを送信す
    る、
    ようにさらに構成される、ワイヤレスデバイス(2050)。
  18. 前記第1のネットワークエレメント(2000)から、前記複数の候補送信モードのう
    ちの少なくとも1つを指し示す情報を受信し、
    受信した前記情報に基づいて、前記送信モードを決定する、
    ようにさらに構成される、請求項17に記載のワイヤレスデバイス(2050)。
  19. 送信モードを決定するための基準に基づいて前記送信モードを決定する、ようにさらに
    構成される、請求項17〜18のいずれかに記載のワイヤレスデバイス(2050)。
  20. 前記第1のネットワークエレメント(2000)から、送信モードを決定するための前
    記基準を受信する、ようにさらに構成される、請求項19に記載のワイヤレスデバイス(
    2050)。
  21. 前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    のチャネル品質を取得し、
    取得した前記チャネル品質に基づいて前記送信モードを決定する、
    ように構成されることにより、前記送信モードを決定するようにさらに構成され、
    前記取得することは、前記チャネル品質を測定すること及び前記第1のネットワークエ
    レメント(2000)から前記チャネル品質を受信することのうちの少なくとも1つを含
    む、
    請求項19〜20のいずれかに記載のワイヤレスデバイス(2050)。
  22. 前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクの双方の前記チャネル品
    質を取得するように、並びに、
    取得した最高のチャネル品質が閾値以上である場合に、当該取得した最高のチャネル品
    質を伴うワイヤレスリンク上で前記アップリンクシグナリングメッセージを送信すると決
    定し、
    取得した最高のチャネル品質が前記閾値未満である場合に、前記第1のワイヤレスリン
    ク及び前記第2のワイヤレスリンクの双方の上で前記アップリンクシグナリングメッセー
    ジを送信すると決定する、
    ように構成されることにより、取得した前記チャネル品質に基づいて前記送信モードを
    決定するように、さらに構成される、
    請求項21に記載のワイヤレスデバイス(2050)。
  23. 前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクの双方の上で前記アップ
    リンクシグナリングメッセージを送信すると決定し、
    前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクのうちの少なくとも1つ
    の上で前記アップリンクシグナリングメッセージの確認応答が受信されるまで、双方のワ
    イヤレスリンク上で前記アップリンクシグナリングメッセージを反復的に再送すると決定
    する、
    ように構成されることにより、前記送信モードを決定する、ようにさらに構成される、
    請求項17〜22のいずれかに記載のワイヤレスデバイス(2050)。
  24. 前記第1のワイヤレスリンク上で前記アップリンクシグナリングメッセージを送信する
    と決定し、
    前記第1のワイヤレスリンク上で送信される前記アップリンクシグナリングメッセージ
    について確認応答が受信されない場合に、前記第2のワイヤレスリンク上で前記アップリ
    ンクシグナリングメッセージを再送すると決定する、
    ように構成されることにより、前記送信モードを決定する、ようにさらに構成される、
    請求項17〜22のいずれかに記載のワイヤレスデバイス(2050)。
  25. 前記アップリンクシグナリングメッセージは、測定レポートである、請求項17〜24
    のいずれかに記載のワイヤレスデバイス(2050)。
  26. 前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクは、双方とも1つの無線
    アクセス技術に関連付けられ、又は各々異なる無線アクセス技術に関連付けられる、請求
    項17〜25のいずれかに記載のワイヤレスデバイス(2050)。
  27. ワイヤレス通信ネットワークにおいて、少なくとも第1のワイヤレスリンク及び第2の
    ワイヤレスリンク上で第1のネットワークエレメント(2000)へ接続可能なワイヤレ
    スデバイス(2050)がアップリンクシグナリングメッセージを送信することを可能に
    するように構成される、前記第1のネットワークエレメント(2000)であって、
    前記第1のワイヤレスリンク上での送信、前記第2のワイヤレスリンク上での送信、並
    びに前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクの双方の上での送信を
    含む、前記アップリンクシグナリングメッセージを送信するための複数の候補送信モード
    のうちで、送信モードを決定するための基準に基づいて、少なくとも1つの送信モードを
    決定し、
    前記ワイヤレスデバイス(2050)が前記アップリンクシグナリングメッセージを送
    信するための送信モードを決定することを可能にする、決定した前記少なくとも1つの送
    信モードの標識を含む情報を、前記ワイヤレスデバイス(2050)へ送信する、
    ようにさらに構成される、第1のネットワークエレメント(2000)。
  28. 送信モードを決定するための基準をさらに含む情報を前記ワイヤレスデバイス(205
    0)へ送信する、ように構成される、請求項27に記載の第1のネットワークエレメント
    (2000)。
  29. 前記アップリンクシグナリングメッセージは、測定レポートである、請求項27〜28
    のいずれかに記載の第1のネットワークエレメント(2000)。
  30. 前記第1のワイヤレスリンク及び前記第2のワイヤレスリンクは、双方とも1つの無
    線アクセス技術に関連付けられ、又は各々異なる無線アクセス技術に関連付けられる、請
    求項27〜29のいずれかに記載の第1のネットワークエレメント(2000)。
  31. 前記第1のワイヤレスリンク上で前記ワイヤレスデバイス(2050)へサービスする
    ネットワーク機能は、前記第1のネットワークエレメント(2000)と第2のネットワ
    ークエレメント(2020)との間で分離され、前記第2のワイヤレスリンク上で前記ワ
    イヤレスデバイス(2050)へサービスするネットワーク機能は、前記第1のネットワ
    ークエレメント(2000)と第3のネットワークエレメント(2030)との間で分離
    される、請求項27〜30のいずれかに記載の第1のネットワークエレメント(2000
    )。
  32. 前記第1のネットワークエレメント(2000)の前記ネットワーク機能は、非同期的
    ネットワーク機能であり、前記第2のネットワークエレメント(2020)及び前記第3
    のネットワークエレメント(2030)の前記ネットワーク機能は、同期的ネットワーク
    機能であり、前記第2のネットワークエレメント(2020)の前記同期的ネットワーク
    機能は、前記第1のワイヤレスリンクのタイミングに厳密に依存する処理タイミングに関
    する要件を有し、前記第3のネットワークエレメント(2030)の前記同期的ネットワ
    ーク機能は、前記第2のワイヤレスリンクのタイミングに厳密に依存する処理タイミング
    に関する要件を有し、前記非同期的ネットワーク機能は、前記第1のワイヤレスリンク又
    は前記第2のワイヤレスリンクのうちのいずれの前記タイミングにも厳密には依存しない
    処理タイミングに関する要件を有する、請求項31に記載の第1のネットワークエレメン
    ト(2000)。
  33. ワイヤレスデバイス(2050)上で実行される場合に、前記ワイヤレスデバイス(2
    050)に、請求項1〜9のいずれかに記載の方法を実行させるコンピュータ読取可能な
    コード、を含むコンピュータプログラム。
  34. ネットワークエレメント(2000)上で実行される場合に、前記ネットワークエレメ
    ント(2000)に、請求項10〜16のいずれかに記載の方法を実行させるコンピュー
    タ読取可能なコード、を含むコンピュータプログラム。
  35. コンピュータ読取可能な媒体と、請求項33〜34のいずれかに記載のコンピュータプ
    ログラムと、を含むコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータプロ
    グラムが前記コンピュータ読取可能な媒体に記憶されている、コンピュータプログラムプ
    ロダクト。
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