JP2020067015A - Blower, blower body and impeller - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、一般に送風機、送風機本体、及び羽根車に関し、詳細には、羽根車を備える送風機、送風機を構成しうる送風機本体、及び送風機における羽根車に関する。 The present disclosure generally relates to a blower, a blower body, and an impeller, and more particularly, to a blower including an impeller, a blower body that can form the blower, and an impeller in the blower.
特許文献１には、円筒形状のハブの周囲に複数個の翼型の羽根を設けて形成された送風機用羽根車で、ハブの中央にモータ軸の軸を受けるＤカットを設けて、モータ軸を通してナットで固定し送風機用羽根車を回転させて送風させる構成が、開示されている。
特許文献１に記載の構成では、モータ軸に羽根車が緩み無く保持されるためには、羽根車の孔の有するＤカットとモータ軸の有するＤカットとがほぼ同じ形状である必要があるため、高い寸法精度が必要とされる。また、モータ軸を切削するなどしてＤカットを設けるためには、煩雑な手間がかかってしまう。
In the configuration described in
本開示の課題は、Ｄカットを用いずに羽根車が緩み無く保持されやすい構造を実現することのできる送風機、送風機本体、及び羽根車を提供することである。 An object of the present disclosure is to provide a blower, a blower main body, and an impeller that can realize a structure in which an impeller is easily held without loosening without using a D-cut.
本開示の一態様に係る送風機は、モータと、前記モータの動力が伝達されると回転する保持部と、前記保持部に保持されている羽根車とを備える。前記保持部と前記羽根車とのうち、一方が雄ねじを有し、他方が前記雄ねじに対応する雌ねじを有する。前記羽根車は、前記雄ねじが前記雌ねじにねじ締めされることで保持されている。 A blower according to an aspect of the present disclosure includes a motor, a holding unit that rotates when the power of the motor is transmitted, and an impeller held by the holding unit. One of the holding portion and the impeller has a male screw, and the other has a female screw corresponding to the male screw. The impeller is held by screwing the male screw to the female screw.
本開示の一態様に係る送風機本体は、モータと、保持部とを備える。前記保持部は、羽根車を保持可能であり、前記モータの動力が伝達されると回転する。前記保持部と前記羽根車とのうち、一方が雄ねじを有し、他方が前記雄ねじに対応する雌ねじを有する。前記雄ねじが前記雌ねじにねじ締めされることで、前記保持部に前記羽根車が保持される。 A blower body according to an aspect of the present disclosure includes a motor and a holding unit. The holding portion can hold the impeller, and rotates when the power of the motor is transmitted. One of the holding portion and the impeller has a male screw, and the other has a female screw corresponding to the male screw. The impeller is held by the holding portion by screwing the male screw to the female screw.
本開示の一態様に係る羽根車は、保持部に保持される羽根車である。前記保持部は、モータの動力が伝達されると回転する。前記保持部と前記羽根車とのうち、一方が雄ねじを有し、他方が前記雄ねじに対応する雌ねじを有する。前記雄ねじが前記雌ねじにねじ締めされることで、前記保持部に前記羽根車が保持される。 An impeller according to an aspect of the present disclosure is an impeller held by a holding unit. The holder rotates when the power of the motor is transmitted. One of the holding portion and the impeller has a male screw, and the other has a female screw corresponding to the male screw. The impeller is held by the holding portion by screwing the male screw to the female screw.
本開示は、Ｄカットを用いずに、羽根車が緩み無く保持されやすい構造を実現することができる、という利点がある。 The present disclosure has an advantage that it is possible to realize a structure in which the impeller is easily held without loosening without using the D-cut.
まず、本開示の完成に至った経緯について説明する。 First, the background of the completion of the present disclosure will be described.
上記のとおり、特許文献１（特開２００５−５４６９２号公報）には、送風機用羽根車にＤカットを設けることが開示されている。Ｄカットを設けるとは、円からその一部分を、円周の一部が直線になるように取り除いたような、Ｄ字に似た形状に加工することである。羽根車にＤカットを設けるとは、Ｄカットの形状を有する孔を形成することである。この場合、モータ軸にも羽根車に対応するＤカットを設ければ、羽根車の孔とモータ軸とを、羽根車がモータ軸に対して回転しないように嵌め合わせることができる。 As described above, Patent Document 1 (Japanese Patent Laid-Open No. 2005-54692) discloses providing a D-cut on the impeller for a blower. Providing a D-cut means processing a part of a circle into a shape similar to a D-shape such that a part of the circumference is removed so as to be a straight line. Providing a D-cut on the impeller means forming a hole having a D-cut shape. In this case, if the motor shaft is also provided with a D-cut corresponding to the impeller, the hole of the impeller and the motor shaft can be fitted together so that the impeller does not rotate with respect to the motor shaft.
しかし、モータ軸に羽根車が緩み無く保持されるためには、羽根車の孔の有するＤカットとモータ軸の有するＤカットとがほぼ同じ形状である必要があるため、高い寸法精度が必要とされる。また、モータ軸を切削するなどしてＤカットを設けるためには、煩雑な手間がかかってしまう。 However, in order for the impeller to be retained on the motor shaft without looseness, the D-cut of the impeller hole and the D-cut of the motor shaft must have substantially the same shape, and thus high dimensional accuracy is required. To be done. Further, it takes a lot of trouble to provide the D-cut by cutting the motor shaft or the like.
そこで、発明者らは、Ｄカットを用いずに、羽根車が緩み無く保持されやすい構造を実現すべく、本開示の完成に至った。 Therefore, the inventors have completed the present disclosure in order to realize a structure in which the impeller is easily held without loosening without using the D-cut.
以下、本開示の実施形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of the present disclosure will be described.
本実施形態に係る送風機１０は、モータ１と、モータ１の動力が伝達されると回転する保持部１３と、保持部１３に保持されている羽根車４とを備える。保持部１３と羽根車４とのうち、一方が雄ねじ７を有し、他方が雄ねじ７に対応する雌ねじ８を有する。羽根車４は、雄ねじ７が雌ねじ８にねじ締めされることで保持されている。
The
本実施形態に係る送風機本体３は、モータ１と、保持部１３とを備える。保持部１３は、羽根車４を保持可能であり、モータ１の動力が伝達されると回転する。保持部１３と羽根車４とのうち、一方が雄ねじ７を有し、他方が雄ねじ７に対応する雌ねじ８を有する。雄ねじ７が雌ねじ８にねじ締めされることで、保持部１３に羽根車４が保持される。
The blower body 3 according to this embodiment includes a
送風機本体３の構成要素には、羽根車４は含まれない。つまり、送風機本体３は、上記の送風機１０から羽根車４を除いた構成である。
The
本実施形態に係る羽根車４は、保持部１３に保持される羽根車４である。保持部１３は、モータ１の動力が伝達されると回転する。保持部１３と羽根車４とのうち、一方が雄ねじ７を有し、他方が雄ねじ７に対応する雌ねじ８を有する。雄ねじ７が雌ねじ８にねじ締めされることで、保持部１３に羽根車４が保持される。
The
本実施形態に係る羽根車４は、上記の本実施形態に係る送風機１０を実現するために適用できる。また、上記の本実施形態に係る送風機本体３に本実施形態に係る羽根車４を保持させることで、上記の本実施形態に係る送風機１０を実現できる。
The
本実施形態によれば、羽根車４は、雄ねじ７が雌ねじ８にねじ締めされることで保持されるため、送風機１０において、羽根車４が緩み無く保持されやすい。つまり、本実施形態によれば、Ｄカットを用いずに、羽根車４が緩み無く保持されやすい構造を実現することができる、という利点がある。また、雄ねじ７と雌ねじ８とを形成するという、高い寸法精度を得やすい加工方法で羽根車４を保持する構造を実現できるので、羽根車４を保持する構造を実現させやすい。
According to the present embodiment, the
以下、本開示の、より具体的な実施形態について説明する。以下の説明において、モータ１におけるシャフト１２の長さ方向に沿った方向を前後方向、前後方向におけるシャフト１２の羽根車４が取り付けられる側の先端が向く向きを前方、前方とは反対向きを後方とする。なお、これらの向きは、本実施形態を説明する上での便宜的なものであり、実際にモータ１を使用する際の向きを規定するものではない。下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の例にすぎない。また、下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
Hereinafter, more specific embodiments of the present disclosure will be described. In the following description, the direction along the length direction of the
図１に、本実施形態に係る送風機本体３、羽根車４、及び送風機本体３と羽根車４とを備える送風機１０を示す。
FIG. 1 shows a blower body 3, an
図１に示す送風機１０における送風機本体３は、モータ１と、保持部１３とを備える。モータ１は、筐体１５と、ロータ１６と、ステータ１４と、シャフト１２と、第１ベアリング２２と、第２ベアリング２３とを備える。
The blower body 3 in the
筐体１５は、第１のブラケット１５３と第２のブラケット１５４とを備える。すなわち、第１のブラケット１５３と第２のブラケット１５４との組み合わせが、筐体１５を構成している。本実施形態では、筐体１５の前後方向の寸法は、筐体１５の前後方向と直交する方向（後述する孔部１５１の径方向）の寸法よりも短い。すなわち、本実施形態のモータ１は、いわゆる扁平モータである。特に、モータ１は、コアとして鉄心を有さないコアレス型の扁平モータである。第２のブラケット１５４は第１のブラケット１５３の後方側にあり、第１のブラケット１５３と第２のブラケット１５４との間にはロータ１６及びステータ１４が配置される内部空間２４がある。第１のブラケット１５３は、第１のブラケット１５３を前後方向に貫通する孔部１５１を有する。第１のブラケット１５３の前方を向く面（以下、外面という）は、前方に突出する凸部２５を有し、第１のブラケット１５３の後方を向く面（以下、内面という）は、凸部２５に応じた（すなわち凸部２５の裏側の面である）凹部２６を有する。孔部１５１は第１のブラケット１５３を、凸部２５から凹部２６まで貫通する。内部空間２４において、第１のブラケット１５３の凹部２６に第１ベアリング２２が保持されている。また、内部空間２４において、第１のブラケット１５３の内面に、ステータ１４が保持されている。ステータ１４は複数の磁石１４１を含み、磁石１４１は凹部２６を囲むように配列している。磁石１４１は、例えば、永久磁石である。各磁石１４１の二つの磁極は、それぞれ前方と後方とを向く。
The
シャフト１２は、第１ベアリング２２と第２ベアリング２３とに支持されている。上述のとおり、シャフト１２の長さ方向は、前後方向に沿っている。シャフト１２は孔部１５１を通っており、シャフト１２の先端（前端）は内部空間２４の外側にある。シャフト１２には、内部空間２４において、整流子２７とロータ１６が保持されている。第２のブラケット１５４には、整流子２７に対応するブラシ２８が保持されている。ロータ１６は、整流子２７の前方側に配置されている。ロータ１６は、シャフト１２に取り付けられている取付部１６１と、取付部１６１から前後方向と直交する方向に、取付部１６１から離れる向きに放射状に延びる受動部１６２とを備える。受動部１６２は、ステータ１４の磁石１４１の後方側にある。
The
このように、モータ１は、ロータ１６とステータ１４とがシャフト１２の長さ方向（前後方向）に対向する扁平モータである。これにより、モータ１の筐体１５内に、ロータ１６とステータ１４とが収まり良く配置され、薄型の扁平モータを実現できる。
As described above, the
なお、モータ１は、必ずしも扁平モータである必要はない。また、モータ１は、扁平モータであったとしても、ロータ１６とステータ１４とがシャフト１２の長さ方向に対向していなくてもよい。また、モータ１は、鉄心を有するコア型の扁平モータであってもよい。
The
本実施形態では、モータ１は、筐体１５における第１のブラケット１５３に取り付けられている壁部１７を備える。壁部１７は筒状であり、孔部１５１を囲んでいる。壁部１７は、凸部２５の外周に嵌められていることで、第１のブラケット１５３に取り付けられている。壁部１７は、壁部１７の前方側の端部から孔部１５１の径方向に孔部１５１から離れる向きに延びる返し部１７１を有する。この壁部１７は、モータ１の外部において水などの異物が孔部１５１に到達しにくくできる。これにより、異物が孔部１５１を通じてモータ１内へ侵入することを抑制し、異物に起因する故障を起こりにくくできる。なお、壁部１７は、第１のブラケット１５３とは別部材ではなく、第１のブラケットに繋がって一体化していてもよい。
In the present embodiment, the
筐体１５の及び壁部１７の材質に制限は無く、金属製であっても樹脂性であってもよい。筐体１５は金属製の部品と樹脂製の部品の両方を含んでいてもよい。
The material of the
本実施形態における保持部１３は、シャフト１２の一部である。保持部１３は、シャフト１２の前方側の先端部分である。本開示において、上記のとおり保持部１３と羽根車４とのうち一方が雄ねじ７を有し、他方が雄ねじ７に対応する雌ねじ８を有するが、本実施形態では、保持部１３が雄ねじ７を有し、羽根車４が雌ねじ８を有する。具体的には、保持部１３は、外周面に雄ねじ７を有する雄ねじ部１３２と、雄ねじ部１３２の後端に繋がり雄ねじ部１３２よりも大きい径を有する受部１３１とを有する。受部１３１は、前方を向く受面１３５を有し、受面１３５の中央から雄ねじ部１３２が前方に延びている。
The holding
羽根車４は、保持部１３に保持される固定部４２と、固定部４２から放射状に延びる複数の羽根４３とを有する。固定部４２は、内周面に雌ねじを有する雌ねじ孔４４を備える。雌ねじ孔４４は、固定部４２を、羽根４３の延びる向きと直交する方向（前後方向）に貫通する。
The
本実施形態では、羽根車４は、保持部１３の回転軸Ｘに沿った向きを向く面４１として、前面４１１と後面４１２とを有する。具体的には、羽根車４の固定部４２が前面４１１と後面４１２とを有する。固定部４２は、本体部４７と、内壁部４６と、外壁部４５とを備える。本体部４７は、前後方向と直交する径を有する円盤状である。本体部４７における、保持部１３の回転軸Ｘに沿った前方を向く面が前面４１１であり、回転軸Ｘに沿った後方を向く面が後面４１２である。なお、回転軸Ｘは仮想軸であり、本実施形態においては、シャフト１２の中心を通る前後方向の軸である。雌ねじ孔４４は、固定部４２の中央において、前面４１１から後面４１２に貫通し、回転軸Ｘは雌ねじ孔４４の中心を通る。内壁部４６は、本体部４７の後面４１２から後方に突出し、雌ねじ孔４４を囲む筒状である。外壁部４５は、本体部４７の外周から後方に突出し、内壁部４６を囲む筒状である。羽根４３は、外壁部４５の外周面から延びている。
In the present embodiment, the
羽根車４が保持部１３に保持された状態では、内壁部４６と外壁部４５との間にモータ１の壁部１７が配置される。すなわち、モータ１の第１のブラケット１５３と羽根車４との間の隙間では、シャフト１２を内壁部４６が囲み、内壁部４６を壁部１７が囲い、壁部１７を外壁部４５が囲っている。このため、内壁部４６、壁部１７及び外壁部４５の組合せは、第１のブラケット１５３と羽根車４との間の隙間における、異物が孔部１５１へ向けて移動しうる経路を、蛇行させて入り組ませることができる。このため、外部から孔部１５１へ水、埃などの異物が到達しにくい。
When the
本実施形態では、雄ねじ部１３２の雄ねじ７が、雌ねじ孔４４の雌ねじ８にねじ締めされることで、保持部１３に羽根車４が保持されている。羽根車４は、保持部１３にねじ締めによって保持されているので、緩み無く保持されやすい。羽根車４が保持された状態では、受部１３１の受面１３５が羽根車４の後面４１２と接触する。このため、保持部１３に保持された状態の羽根車４の姿勢が、受部１３１によって安定されやすく、そのため羽根車４の回転中に羽根車４がぶれにくい。
In the present embodiment, the
モータ１の動力で保持部１３が回転する向きは、羽根車４に対する保持部１３の、雄ねじ７と雌ねじ８との締め付けが強くなる回転の向きと一致することが好ましい。すなわち、本実施形態では、モータ１の動力によってシャフト１２及び保持部１３が前面視で時計回り（右回り）に回転する場合、羽根車４に対して保持部１３が前面視で時計回りに回転すると雄ねじ７と雌ねじ８との締め付けが強くなることが好ましい。シャフト１２及び保持部１３が前面視で反時計回り（左回り）に回転する場合は、羽根車４に対して保持部１３が前面視で反時計回りに回転すると雄ねじ７と雌ねじ８との締め付けが強くなることが好ましい。なお、前面視とは、送風機１０を前後方向の前方側から後方側に見ることをいう。この場合、次の理由により、羽根車４は保持部１３に安定して保持されうる。
The direction in which the holding
保持部１３は、保持部１３へモータ１から動力が伝達されている第１の状態と、保持部１３へのモータ１の動力の伝達が停止した第２の状態とを有する。すなわち、保持部１３は、モータ１の運転が開始されると第２の状態から第１の状態へ遷移し、かつモータ１の運転が停止されると第１の状態から第２の状態へ遷移する。モータ１が運転を開始することで、保持部１３が第２の状態から第１の状態へ遷移すると、保持部１３はまず回転速度を上げながら回転してから、その後、一定の回転速度で回転する。保持部１３の回転速度が上がっている間は、羽根車４の慣性に起因して、保持部１３が羽根車４に、保持部１３が回転する向きの荷重をかける。ここで、本実施形態では雄ねじ７と雌ねじ８が上記のように構成されているので、荷重は、雄ねじ７と雌ねじ８との締め付けを強くするように働く。このため、保持部１３が回転しても、雄ねじ７と雌ねじ８との締め付けが緩みにくい。そのため、羽根車４は保持部１３に特に安定して保持されうる。
The holding
また、保持部１３が第１の状態から第２の状態へと遷移した場合、保持部１３は、ある時間にわたって回転し続けた後に停止することが好ましい。すなわち、モータ１の運転が停止されて保持部１３が第１の状態から第２の状態へと遷移する際に、保持部１３は回転を瞬間的に停止しないことが好ましい。この場合、第２の状態において、羽根車４と保持部１３とは回転速度を下げながら回転した後に停止する。そのため、第２の状態において、保持部１３から羽根車４に、雄ねじ７と雌ねじ８との締め付けを緩めるような荷重がかかりにくい。そのため、羽根車４は保持部１３に安定して保持されうる。特に、第１の状態で保持部１３に加えられていなかった制動力が、第２の状態でも少なくとも保持部１３が回転している間は加えられないことが好ましい。例えば送風機１０は、保持部１３の回転を制動するブレーキを備えないことが好ましい。また、保持部１３がブレーキを備えていても、保持部１３が第１の状態から第２の状態に遷移してから保持部１３の回転が停止するまでの間は、ブレーキは作動しないことが好ましい。この場合、羽根車４は保持部１３に更に安定して保持されうる。
In addition, when the holding
本実施形態において、保持部１３は、保持部１３と羽根車４との間の摩擦力を増強する摩擦力付与部１８を備えることが好ましい。この摩擦力は、羽根車４が保持部１３に対して、回転軸Ｘを中心に回転しようとすると、保持部１３から羽根車４へ羽根車４の回転を阻止する方向に働く摩擦力である。
In the present embodiment, the holding
摩擦力付与部１８は、例えば摩擦力を増強する加工が施された、羽根車４に接触する面である。例えば、受部１３１における羽根車４と接触する受面１３５が、摩擦力付与部１８である。この場合、摩擦力を増強する加工は、例えば受面１３５を荒らしたり切削したりすることで凹凸を形成する加工である。また、摩擦力付与部１８は、エラストマーなどの弾性を有する材料で作製された、保持部１３に接する滑り止めであってもよい。この場合、例えば受部１３１の受面１３５に滑り止めが設けられていてもよい。
The frictional
保持部１３が摩擦力付与部１８を備えると、摩擦力付与部１８は羽根車４を、モータ１の運転が開始された初動時において保持部１３に対して回転しにくくできるため、雄ねじ７と雌ねじ８との締め付けが更に緩まりにくい。このため、羽根車４は保持部１３に更に安定して保持されうる。
When the holding
本実施形態に係る送風機１０の用途に制限はない。例えば送風機１０は、ラジエータへ送風することでラジエータ内での冷媒の冷却を促進するために用いられる。ラジエータは、例えば自動二輪車などの車両における原動機を冷却するために用いられる。
The use of the
本開示は、上記の実施形態には限られない。例えば本開示は、上記の実施形態における具体的な構成を変更した変形例を含みうる。以下に本開示の変形例を示す。なお、下記において、上記の実施形態と同じ構成については、同じ符号を付して、詳細な説明を適宜省略する。 The present disclosure is not limited to the above embodiment. For example, the present disclosure may include modifications in which the specific configurations of the above embodiments are changed. Below, the modification of this indication is shown. It should be noted that, in the following, the same configurations as those of the above-described embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof will be appropriately omitted.
図２に示す変形例では、上記の実施形態において、送風機１０が、羽根車４の、保持部１３から脱落する向きへの移動を規制するストッパ６を備える。この変形例におけるストッパ６は、羽根車４の前方側において保持部１３の先端部に保持されたキャップである。このストッパ６は、内周面に雌ねじ８を有する雌ねじ孔６１を有し、保持部１３の雄ねじ７と雌ねじ孔６１の雌ねじ８とをねじ締めすることで保持部１３に取り付けられている。ストッパ６の後方を向く面は、羽根車４の前面４１１に接している。これにより、ストッパ６は羽根車４の前面４１１を押さえつけて、羽根車４を保持部１３に対して前方に移動しにくくし、これにより羽根車４を保持部１３から脱落しにくくする。
In the modified example shown in FIG. 2, in the above-described embodiment, the
また、図２に示す変形例におけるストッパ６は、受部１３１でもある。すなわち、ストッパ６は、羽根車４における前面４１１に接触するため、保持部１３に保持された状態の羽根車４の姿勢が、ストッパ６によって安定されやすく、そのため羽根車４の回転中に羽根車４がぶれにくい。つまり、図２に示す変形例では、保持部１３は、上記の実施形態における受部１３１である第１の受部１３３と、第１の受部１３３とは異なる受部１３１である第２の受部１３４とを備え、第２の受部１３４がストッパ６でもある。
The
ストッパ６は、図２に示すキャップに限られない。ストッパ６は、羽根車４の、保持部１３から脱落する向きへの移動を規制するのであれば、いかなる構造を有してもよい。例えばストッパ６は、保持部１３の先端にカシメ加工が施されるなどして形成された、雌ねじ孔４４よりも大きな径を有する抜け止めであってもよい。
The
本開示においては、保持部１３は、上記の実施形態及び変形例のように、羽根車４における保持部１３の回転軸Ｘに沿った一方の向きを向く面４１と接触する受部１３１を有することが好ましい。図１に示す実施形態では、保持部１３は羽根車４の後面４１２に接触する受部１３１を有する。図２に示す変形例では、保持部１３は羽根車４の後面４１２に接触する第１の受部１３３と、羽根車４の前面４１１に接触する第２の受部１３４とを備える。受部１３１の構成はこれらに限られない。例えば保持部１３は、受部１３１として、羽根車４の前面４１１に接触する受部１３１のみを備えてもよい。
In the present disclosure, the holding
上記の説明では保持部１３はシャフト１２の先端部分であるが、保持部１３は、モータ１の動力が伝達されることで回転するのであれば、いかなる部材であってもよい。例えば保持部１３は、シャフト１２に固定された、シャフト１２とは異なる部材であってもよい。また、送風機１０及び送風機本体３は、シャフト１２と保持部１３との間に、シャフト１２の動力を保持部１３へ伝達するための、カップリングなどの適宜の動力伝達機構を備えてもよい。
Although the holding
上記の説明では保持部１３が雄ねじ７を有し、羽根車４が雌ねじ８を有するが、保持部１３が雌ねじ８を有し、羽根車４が雄ねじ７を有してもよい。例えば羽根車４は固定部４２から後方に突出する円柱状のボスを有し、このボスの外周面が雄ねじ７を有してもよい。この場合、保持部１３が、保持部１３の前面で開口する雌ねじ穴を有し、この雌ねじ穴の内周面が雄ねじ７に対応する雌ねじ８を有してもよい。
Although the holding
上記の説明におけるモータ１はブラシ２８を有する直流モータであるが、モータ１はブラシレスモータであってもよい。
Although the
上記の説明では、筐体１５が第１のブラケット１５３と第２のブラケット１５４との組合せによって構成されているが、筐体１５はこれ以外の適宜の構造を有してよい。
In the above description, the
送風機１０及び送風機本体３は、上記の説明にある以外の部材、例えばモータ１を保持するフレームなど、を更に備えてもよい。
The
本開示は、上記の実施形態及び変形例だけでなく、上記の実施形態及び変形例の組合せも含む。 The present disclosure includes not only the above embodiments and modifications, but also combinations of the above embodiments and modifications.
以上、説明した実施形態及び変形例から明らかなように、本開示の第１の態様に係る送風機（１０）は、モータ（１）と、モータ（１）の動力が伝達されると回転する保持部（１３）と、保持部（１３）に保持されている羽根車（４）とを備える。保持部（１３）と羽根車（４）とのうち、一方が雄ねじ（７）を有し、他方が雄ねじ（７）に対応する雌ねじを有する。羽根車（４）は、雄ねじ（７）が雌ねじにねじ締めされることで保持されている。 As is clear from the above-described embodiments and modifications, the blower (10) according to the first aspect of the present disclosure has a motor (1) and a holding member that rotates when the power of the motor (1) is transmitted. A part (13) and an impeller (4) held by the holding part (13) are provided. One of the holding portion (13) and the impeller (4) has a male screw (7), and the other has a female screw corresponding to the male screw (7). The impeller (4) is held by screwing a male screw (7) to a female screw.
第１の態様によると、Ｄカットを用いずに、羽根車（４）が緩み無く保持されやすい構造を実現することができる。 According to the first aspect, it is possible to realize a structure in which the impeller (4) is easily held without loosening without using the D-cut.
第２の態様に係る送風機（１０）では、第１の態様において、モータ（１）の動力で保持部（１３）が回転する向きは、羽根車（４）に対する保持部（１３）の、雄ねじ（７）と雌ねじとの締め付けが強くなる回転の向きと一致する。 In the blower (10) which concerns on a 2nd aspect, in the 1st aspect, the direction which the holding | maintenance part (13) rotates by the power of the motor (1) is a male screw of the holding part (13) with respect to an impeller (4). The direction of rotation is such that the tightening of (7) and the female screw becomes stronger.
第２の態様によると、保持部（１３）が回転することで保持部（１３）から羽根車（４）に荷重がかかっても、羽根車（４）が緩み無く保持されやすい。 According to the second aspect, even if a load is applied from the holding portion (13) to the impeller (4) due to the rotation of the holding portion (13), the impeller (4) is easily held without loosening.
第３の態様に係る送風機（１０）では、第１又は第２の態様において、保持部（１３）は、モータ（１）におけるシャフト（１２）の一部である。 In the blower (10) according to the third aspect, in the first or second aspect, the holding portion (13) is a part of the shaft (12) of the motor (1).
第３の態様によると、羽根車（４）を保持するための構造が更に実現されやすい。 According to the third aspect, the structure for holding the impeller (4) is more easily realized.
第４の態様に係る送風機（１０）では、第１から第３のいずれか一の態様において、保持部（１３）が雄ねじ（７）を有し、羽根車（４）が雌ねじを有する。 In the blower (10) according to the fourth aspect, in any one of the first to third aspects, the holding portion (13) has a male screw (7) and the impeller (4) has a female screw.
第４の態様によると、羽根車（４）を保持するための構造が更に実現されやすい。 According to the fourth aspect, the structure for holding the impeller (4) is more easily realized.
第５の態様に係る送風機（１０）では、第１から第４のいずれか一の態様において、保持部（１３）は、保持部（１３）へ動力が伝達されている第１の状態と、保持部（１３）への動力の伝達が停止した第２の状態とを有する。第１の状態から第２の状態へと遷移した場合、保持部（１３）は、ある時間にわたって回転し続けた後に停止する。 In the blower (10) according to the fifth aspect, in any one of the first to fourth aspects, the holding section (13) has a first state in which power is transmitted to the holding section (13), A second state in which the transmission of power to the holding portion (13) is stopped. When making a transition from the first state to the second state, the holding unit (13) continues rotating for a certain period of time and then stops.
第５の態様によると、保持部（１３）が第１の状態から第２の状態へと遷移しても、羽根車（４）が緩み無く保持されやすい。 According to the fifth aspect, even if the holding portion (13) transitions from the first state to the second state, the impeller (4) is easily held without loosening.
第６の態様に係る送風機（１０）では、第１から第５のいずれか一の態様において、保持部（１３）は、羽根車（４）における保持部（１３）の回転軸（Ｘ)に沿った一方の向きを向く面（４１）と接触する受部（１３１）を有する。 In the blower (10) according to the sixth aspect, in any one of the first to fifth aspects, the holding portion (13) is attached to the rotary shaft (X) of the holding portion (13) in the impeller (4). It has the receiving part (131) which contacts the surface (41) which faces one direction along.
第６の態様によると、羽根車（４）の姿勢が、受部（１３１）によって安定されやすく、そのため羽根車（４）の回転中に羽根車（４）がぶれにくい。 According to the sixth aspect, the attitude of the impeller (4) is easily stabilized by the receiving portion (131), and thus the impeller (4) is less likely to shake while the impeller (4) is rotating.
第７の態様に係る送風機（１０）は、第１から第６のいずれか一の態様において、羽根車（４）の、保持部（１３）から脱落する向きへの移動を規制するストッパ（６）を更に備える。 A blower (10) according to a seventh aspect is the blower (10) according to any one of the first to sixth aspects, which restricts movement of the impeller (4) in a direction in which the impeller (4) falls off the holding section (13). ) Is further provided.
第７の態様によれば、羽根車（４）が更に緩み無く保持されやすい。 According to the seventh aspect, the impeller (4) is more easily held without loosening.
第８の態様に係る送風機（１０）は、第１から第７のいずれか一の態様において、保持部（１３）と羽根車（４）との間の摩擦力を増強する摩擦力付与部（１８）を備える。 A blower (10) according to an eighth aspect is the blower (10) according to any one of the first to seventh aspects, wherein a frictional force imparting portion (a frictional force imparting portion (a) for increasing a frictional force between the holding portion (13) and the impeller (4). 18).
第８の態様によれば、羽根車（４）が更に緩み無く保持されやすい。 According to the eighth aspect, the impeller (4) is more easily held without loosening.
第９の態様に係る送風機本体（３）は、モータ（１）と、保持部（１３）とを備える。保持部（１３）は、羽根車（４）を保持可能であり、モータ（１）の動力が伝達されると回転する。保持部（１３）と羽根車（４）とのうち、一方が雄ねじ（７）を有し、他方が雄ねじ（７）に対応する雌ねじを有する。雄ねじ（７）が雌ねじにねじ締めされることで、保持部（１３）に羽根車（４）が保持される。 The blower body (3) according to the ninth aspect includes a motor (1) and a holding portion (13). The holding part (13) can hold the impeller (4) and rotates when the power of the motor (1) is transmitted. One of the holding portion (13) and the impeller (4) has a male screw (7), and the other has a female screw corresponding to the male screw (7). The impeller (4) is held by the holding portion (13) by tightening the male screw (7) to the female screw.
第９の態様によると、Ｄカットを用いずに、羽根車（４）が緩み無く保持されやすい構造を実現することができる。 According to the ninth aspect, it is possible to realize a structure in which the impeller (4) is easily held without loosening without using the D-cut.
第１０の態様に係る送風機本体（３）では、第９の態様において、保持部（１３）は、モータ（１）におけるシャフト（１２）の一部である。 In the blower main body (3) according to the tenth aspect, in the ninth aspect, the holding portion (13) is a part of the shaft (12) of the motor (1).
第１０の態様によると、羽根車（４）を保持するための構造が更に実現されやすい。 According to the tenth aspect, the structure for holding the impeller (4) is more easily realized.
第１１の態様に係る羽根車（４）は、保持部（１３）に保持される羽根車（４）である。保持部（１３）は、モータ（１）の動力が伝達されると回転する。保持部（１３）と羽根車（４）とのうち、一方が雄ねじ（７）を有し、他方が雄ねじ（７）に対応する雌ねじを有する。雄ねじ（７）が雌ねじにねじ締めされることで、保持部（１３）に羽根車（４）が保持される。 The impeller (4) according to the eleventh aspect is the impeller (4) held by the holding portion (13). The holding part (13) rotates when the power of the motor (1) is transmitted. One of the holding portion (13) and the impeller (4) has a male screw (7), and the other has a female screw corresponding to the male screw (7). The impeller (4) is held by the holding portion (13) by tightening the male screw (7) to the female screw.
第１１の態様によると、Ｄカットを用いずに、羽根車（４）が緩み無く保持されやすい構造を実現することができる。 According to the eleventh aspect, it is possible to realize a structure in which the impeller (4) is easily held without loosening without using the D-cut.
１ モータ
３ 送風機本体
４ 羽根車
１０ 送風機
１２ シャフト
１３ 保持部
１３１ 受部
１３５ 受面
１８ 摩擦力付与部
２８ ブラシ
４１ 面
６ ストッパ
７ 雄ねじ
８ 雌ねじ
DESCRIPTION OF
Claims (11)
前記モータの動力が伝達されると回転する保持部と、
前記保持部に保持されている羽根車とを備え、
前記保持部と前記羽根車とのうち、一方が雄ねじを有し、他方が前記雄ねじに対応する雌ねじを有し、
前記羽根車は、前記雄ねじが前記雌ねじにねじ締めされることで保持されている、
送風機。 A motor,
A holder that rotates when the power of the motor is transmitted,
An impeller held by the holding portion,
Of the holding part and the impeller, one has a male screw and the other has a female screw corresponding to the male screw,
The impeller is held by screwing the male screw to the female screw,
Blower.
請求項１に記載の送風機。 The direction in which the holding unit rotates with the power of the motor matches the direction of rotation in which the holding of the holding unit with respect to the impeller tightens the male screw and the female screw.
The blower according to claim 1.
請求項１又は２に記載の送風機。 The holding portion is a part of a shaft of the motor,
The blower according to claim 1 or 2.
請求項１から３のいずれか一項に記載の送風機。 The holding portion has the male screw, the impeller has the female screw,
The blower according to any one of claims 1 to 3.
前記第１の状態から前記第２の状態へと遷移した場合、前記保持部は、ある時間にわたって回転し続けた後に停止する、
請求項１から４のいずれか一項に記載の送風機。 The holding unit has a first state in which power of the motor is transmitted to the holding unit and a second state in which transmission of power of the motor to the holding unit is stopped.
When transitioning from the first state to the second state, the holding unit stops rotating after continuing to rotate for a certain time,
The blower according to any one of claims 1 to 4.
請求項１から５のいずれか一項に記載の送風機。 The holding portion has a receiving portion that comes into contact with a surface of the impeller facing one direction along a rotation axis of the holding portion,
The blower according to any one of claims 1 to 5.
請求項１から６のいずれか一項に記載の送風機。 Further comprising a stopper that restricts movement of the impeller in a direction in which the impeller falls from the holding portion,
The blower according to any one of claims 1 to 6.
請求項１から７のいずれか一項に記載の送風機。 A frictional force imparting portion for enhancing a frictional force between the holding portion and the impeller,
The blower according to any one of claims 1 to 7.
羽根車を保持可能であり、前記モータの動力が伝達されると回転する保持部とを備え、
前記保持部と前記羽根車とのうち、一方が雄ねじを有し、他方が前記雄ねじに対応する雌ねじを有し、
前記雄ねじが前記雌ねじにねじ締めされることで、前記保持部に前記羽根車が保持される、
送風機本体。 A motor,
A holding unit capable of holding the impeller and rotating when the power of the motor is transmitted,
Of the holding part and the impeller, one has a male screw and the other has a female screw corresponding to the male screw,
By screwing the male screw to the female screw, the impeller is held by the holding portion,
Blower body.
請求項９に記載の送風機本体。 The holding portion is a part of a shaft of the motor,
The blower main body according to claim 9.
前記保持部と前記羽根車とのうち、一方が雄ねじを有し、他方が前記雄ねじに対応する雌ねじを有し、
前記雄ねじが前記雌ねじにねじ締めされることで、前記保持部に前記羽根車が保持される、
羽根車。 It is an impeller held by a holding unit that rotates when the power of the motor is transmitted,
Of the holding part and the impeller, one has a male screw and the other has a female screw corresponding to the male screw,
By screwing the male screw to the female screw, the impeller is held by the holding portion,
Impeller.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018199273A JP2020067015A (en) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | Blower, blower body and impeller |
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| JP2018199273A JP2020067015A (en) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | Blower, blower body and impeller |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020067015A true JP2020067015A (en) | 2020-04-30 |
Family
ID=70389870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2018199273A Pending JP2020067015A (en) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | Blower, blower body and impeller |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2020067015A (en) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7504001B2 (en) | 2020-10-29 | 2024-06-21 | 日本キヤリア株式会社 | Axial flow impellers and ventilators |
Citations (4)
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| JPS57120714U (en) * | 1981-01-21 | 1982-07-27 | ||
| JPS6279995U (en) * | 1985-11-07 | 1987-05-22 |
-
2018
- 2018-10-23 JP JP2018199273A patent/JP2020067015A/en active Pending
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