JP2020061095A - 口座関連サービスをユーザに提供するためのシステム - Google Patents

口座関連サービスをユーザに提供するためのシステム Download PDF

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Abstract

【課題】口座関連サービスをユーザに提供するためのシステムを提供する。【解決手段】システムは、口座関連サービスを提供するための端末装置と、ユーザによって使用されるユーザ装置とを備える。端末装置は、ユーザ装置と通信可能なように構成されており、端末装置は、ユーザが本人であることを認証するためのユーザ認証情報を受信することと、ユーザ認証情報に基づいて、ユーザが本人であることを認証するための処理を実行することと、処理が実行された結果としてユーザが本人であることが認証された場合には、ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知をユーザ装置に送信することとを少なくとも実行する。ユーザ装置は、通知を受信したことに応答して、前記ユーザが本人であると認証されていることを証明する認証済証明情報を受信する。【選択図】図4

Description

本発明は、口座関連サービスをユーザに提供するためのシステムに関する。
従来から、現金自動預け払い機(ATM)が知られている。
一般社団法人 全国銀行協会、"「ATM」「CD」のお金の出し入れ以外の機能は?"、[online]、[平成30年10月4日検索]、インターネット<URL: https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-e/3809/>
ATMを利用して銀行での取引(例えば、現金の払い出し)を行う場合、ATMの前で取引に必要なすべての操作を行う必要があった。これにより、繁忙期(例えば、多くの会社で給料日となる20日や25日の前後)には、ATMの前に行列ができてしまい、ATMを利用して銀行での取引をスムーズに行うことができないという課題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、口座関連サービスを受けるためのアプリケーションをユーザ装置に簡単にインストールすることを可能にするとともに、そのユーザ装置にインストールされたアプリケーションを利用して口座関連サービスを簡単に利用することを可能にするシステム、端末装置、その端末装置において実行されるプログラム、そのユーザ装置において実行されるプログラムを提供することを目的とする。
本発明の1つの局面において、本発明のシステムは、口座関連サービスをユーザに提供するためのシステムであり、前記システムは、前記口座関連サービスを提供するための端末装置と、前記ユーザによって使用されるユーザ装置とを備え、前記端末装置は、前記ユーザ装置と通信可能なように構成されており、前記端末装置は、前記ユーザが本人であることを認証するためのユーザ認証情報を受信することと、前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証するための処理を実行することと、前記処理が実行された結果として前記ユーザが本人であることが認証された場合には、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記ユーザ装置に送信することとを少なくとも実行するように構成されており、前記ユーザ装置は、前記通知を受信したことに応答して、前記ユーザが本人であると認証されていることを証明する認証済証明情報を受信することを少なくとも実行するように構成されている。
本発明の1つの実施形態では、前記ユーザが本人であることを認証するためのユーザ認証情報を受信することは、前記口座関連サービスを利用するためのカードからカード情報を読み取ることと、前記ユーザによって前記端末装置に入力された暗証番号を受信することとを含み、前記ユーザが本人であることを認証するための処理は、前記カード情報と前記端末装置に入力された暗証番号を示す暗証番号情報とに基づいて実行されてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記通知は、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す認証済トークンを含み、前記認証済トークンは、前記暗証番号情報を含み、前記ユーザ装置が、前記通知を受信したことに応答して、前記認証済証明情報を受信することは、前記ユーザ装置が、前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された暗証番号を受信することと、前記ユーザ装置が、前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された暗証番号と前記トークンに含まれる前記暗証番号情報によって示される暗証番号とが合致するか否かを判定することと、前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された暗証番号と前記トークンに含まれる前記暗証番号情報によって示される暗証番号とが合致すると判定された場合に、前記ユーザ装置が、前記認証済証明情報の発行を依頼することと、前記ユーザ装置が、前記認証済証明情報を発行する発行局によって発行された前記認証済証明情報を受信することとを含み、前記ユーザ装置は、前記受信された認証済証明情報を前記ユーザ装置内のメモリ部に格納してもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記認証済トークンは、前記口座関連サービスを利用するためのカードのカード情報を含まなくてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記通知は、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す認証済トークンを含み、前記ユーザ装置が、前記通知を受信したことに応答して、前記認証済証明情報を受信することは、前記ユーザ装置が、前記通知を受信したことに応答して、前記認証済トークンを用いて、前記認証済証明情報の発行を自動的に依頼することと、前記ユーザ装置が、前記認証済証明情報を発行する発行局によって発行された前記認証済証明情報を受信することとを含み、前記ユーザ装置は、前記受信された認証済証明情報を前記ユーザ装置内のメモリ部に格納してもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記端末装置は、前記処理が実行された結果として前記ユーザが本人であることが認証されたことに応答して、前記認証済証明情報の発行を自動的に依頼することと、前記認証済証明情報を発行する発行局によって発行された前記認証済証明情報を受信することと、前記受信された認証済証明情報を前記ユーザ装置にさらに送信することとをさらに実行するように構成されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記システムは、前記口座関連サービスを提供するためのコンピュータシステムをさらに備え、前記コンピュータシステムは、前記端末装置と通信可能なように構成されており、前記端末装置が、前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証するための処理を実行することは、前記端末装置が、前記ユーザ認証情報を前記コンピュータシステムに送信することと、前記端末装置が、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記コンピュータシステムから受信することとを含み、前記コンピュータシステムは、前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証する処理を実行してもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記ユーザ認証情報は、前記口座関連サービスを利用するためのカードからカード情報と、前記ユーザによって前記端末装置に入力された暗証番号を示す暗証番号情報とを含み、前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証する処理を実行することは、前記カード情報に基づいて前記ユーザの口座のステータスを確認することと、前記暗証番号情報によって示される暗証番号の登録の有無を判定することとを含んでいてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記ユーザ装置は、払出金額を指定するユーザ入力を受信し、前記ユーザ装置は、前記払出金額を示す情報と前記認証済証明情報とを前記端末装置に送信し、前記端末装置は、前記認証済証明情報が有効であるか否かの判定の要求を送信し、前記認証済証明情報が有効であるという判定結果を受信したことに応答して、前記払出金額に相当する現金を排出するための処理を実行してもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記ユーザ装置は、振込金額および振込先の口座を指定するユーザ入力を受信し、前記ユーザ装置は、前記振込金額および振込先の口座を示す情報と前記認証済証明情報とを前記端末装置に送信し、前記端末装置は、前記認証済証明情報が有効であるか否かの判定の要求を送信し、前記認証済証明情報が有効であるという判定結果を受信したことに応答して、前記ユーザの口座から前記振込先の口座へ振込金額を振り込むための処理を実行してもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記端末装置は、現金自動預け払い機または移動式の端末装置であってもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記ユーザ装置は、前記通知を受信したことに応答して、前記口座関連サービスのためのアプリケーションをインストールしてもよい。
本発明の1つの局面において、本発明の端末装置は、口座関連サービスをユーザに提供するための端末装置であり、前記端末装置は、前記ユーザによって使用されるユーザ装置と通信可能なように構成されており、前記端末装置は、前記ユーザが本人であることを認証するためのユーザ認証情報を受信することと、前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証するための処理を実行することと、前記処理が実行された結果として前記ユーザが本人であることが認証された場合には、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記ユーザ装置に送信することとを少なくとも実行するように構成されている。
本発明の1つの局面において、本発明のプログラムは、口座関連サービスをユーザに提供するための端末装置において実行されるプログラムであり、前記端末装置は、プロセッサ部を備え、前記端末装置は、前記ユーザによって使用されるユーザ装置と通信可能なように構成されており、前記プログラムは、前記プロセッサ部によって実行されると、前記ユーザが本人であることを認証するためのユーザ認証情報を受信することと、前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証するための処理を実行することと、前記処理が実行された結果として前記ユーザが本人であることが認証された場合には、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記ユーザ装置に送信することとを少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせる。
本発明の1つの局面において、本発明のプログラムは、口座関連サービスをユーザが利用することを可能にするユーザ装置において実行されるプログラムであり、前記ユーザ装置は、ユーザによって使用され、前記ユーザ装置は、プロセッサ部とメモリ部とを備え、前記ユーザ装置は、前記口座関連サービスを提供するための端末装置と通信可能なように構成されており、前記プログラムは、前記プロセッサ部によって実行されると、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記端末装置から受信することであって、前記通知は、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す認証済トークンを含む、ことと、前記通知を受信したことに応答して、前記認証済トークンを用いて、前記認証済証明情報の発行を自動的に依頼することと、前記認証済証明情報を発行する発行局によって発行された前記認証済証明情報を受信することと、前記受信された認証済証明情報を前記ユーザ装置内のメモリ部に格納することとを少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせる。
本発明の1つの局面において、本発明のプログラムは、口座関連サービスをユーザが利用することを可能にするユーザ装置において実行されるプログラムであり、前記ユーザ装置は、ユーザによって使用され、前記ユーザ装置は、プロセッサ部とメモリ部とを備え、前記ユーザ装置は、前記口座関連サービスを提供するための端末装置と通信可能なように構成されており、前記プログラムは、前記プロセッサ部によって実行されると、前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された暗証番号を受信することと、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記端末装置から受信することであって、前記通知は、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す認証済トークンを含み、前記認証済トークンは、前記ユーザによって前記端末装置に入力された暗証番号を示す暗証番号情報を含む、ことと、前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された前記暗証番号と前記認証済トークンに含まれる前記暗証番号情報によって示される前記暗証番号とが合致するか否かを判定することと、前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された前記暗証番号と前記認証済トークンに含まれる前記暗証番号情報によって示される前記暗証番号とが合致すると判定された場合に、前記ユーザが本人であると認証されていることを証明する認証済証明情報の発行を依頼することと、前記認証済証明情報を発行する発行局によって発行された前記認証済証明情報を受信することと、前記受信された認証済証明情報を前記メモリ部に格納することとを少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせる。
本発明によれば、口座関連サービスを受けるためのアプリケーションをユーザ装置に簡単にインストールすることを可能にするとともに、そのユーザ装置にインストールされたアプリケーションを利用して口座関連サービスを簡単に利用することを可能にするシステム、端末装置、その端末装置において実行されるプログラム、そのユーザ装置において実行されるプログラムを提供することが可能である。
「かんたんインストール」サービスに使用される店舗装置の外観の一例を示す図 ユーザがユーザ装置220を店舗装置Aの所定の位置にかざしている様子を示す図 「かんたん払い出し&振り込み」サービスに使用される店舗装置の外観の一例を示す図 口座関連サービスをユーザに提供するためのシステム200の構成の一例を示す図 ユーザデータベース部251に格納されている情報の構成の一例を示す図 口座データベース部252に格納されている情報の構成の一例を示す図 システム200において実行される処理のフローの一例を示す図 システム200において実行される処理のフローの他の一例を示す図 システム200において実行される処理のフローの他の一例を示す図
以下、本明細書において用いられる用語を定義する。
「銀行サービス」とは、銀行が顧客に提供するサービスをいう。銀行サービスの一例は、預金の預け入れおよび払い出し、振り込み、残高照会などであるが、これらに限定されない。
「口座関連サービス」とは、銀行に口座を保有する顧客の口座取引に関連して提供されるサービスをいう。「口座関連サービス」は、例えば、決済を伴って提供されるサービス、口座を保有している顧客の情報を利用して提供されるサービス(例えば、商品・サービスの新規申し込み、住所等の変更届の提出)を含む。
「店舗装置」とは、銀行の店舗(例えば、銀行の本店または支店)に設置されている装置をいう。店舗装置は、タブレット端末、現金自動預け払い機(ATM)などの任意のタイプの装置であり得る。本明細書において、店舗装置は、端末装置とも呼ばれる。
「ユーザ装置」とは、銀行の顧客(ユーザ)が所有する装置をいう。ユーザ装置は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、スマートグラスなどの任意のタイプの装置であり得る。
「アプリケーションがインストールされたユーザ装置」とは、アプリケーションがインストールされた状態にあるユーザ装置をいう。アプリケーションがどのようなタイミングでユーザ装置にインストールされたかは問わない。例えば、アプリケーションは、アプリケーションをユーザ装置にインストールするための処理を実行した結果としてユーザ装置にインストールされてもよい。あるいは、アプリケーションは、ユーザ装置にプリインストールされていてもよい(例えば、アプリケーションは、ユーザ装置の製造時またはユーザ装置の出荷時に、ユーザ装置に予めインストールされていてもよい)。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
1.認証済みを示すトークンを利用する新しいサービス
出願人は、認証済みを示すトークンを利用して提供される口座関連サービス、および、その口座関連サービスを受けるためのアプリケーションの「かんたんインストール」サービスを発明した。
図1A、図1Bを参照して、「かんたんインストール」サービスを説明する。「かんたんインストール」サービスとは、店舗装置を利用して、口座関連サービスを受けるためのアプリケーションをユーザ装置に簡単にインストールすることを可能にするサービスである。
図1Aは、「かんたんインストール」サービスに使用される店舗装置の外観の一例を示す。図1Aに示される例では、店舗装置Aは、キャッシュカードを挿入するためのカード挿入口234aと、メッセージを表示するためのディスプレイ235aとを含む。
ユーザは、店舗装置Aのカード挿入口234aにキャッシュカードを挿入し、店舗装置Aにユーザの暗証番号を入力する。ユーザの暗証番号の入力は、例えば、店舗装置Aのディスプレイ235aに表示されるテンキーにユーザが順次タッチすることによって達成されるが、これに限定されない。キャッシュカードは、ユーザが銀行の口座の開設した時に銀行によって発行されたカードであって、口座関連サービスを利用するために必要なカードである。また、ユーザの暗証番号は、ユーザが銀行の口座を開設する際にユーザが自身で設定した番号(例えば、4桁の数字)である。
キャッシュカードが店舗装置Aのカード挿入口234aに挿入され、ユーザの暗証番号が店舗装置Aに入力されると、店舗装置Aは、ユーザ装置220をかざすようにユーザに指示するメッセージをディスプレイ235aに表示する。このようにして、メッセージがユーザに提示される。
ユーザは、店舗装置Aのディスプレイ235aに表示されたメッセージに従って、ユーザ装置220を店舗装置Aの所定の位置(例えば、ディスプレイ235aに隣接した位置)にかざす。これにより、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションがユーザ装置220にインストールされる。これにより、ユーザは、そのアプリケーションを利用して口座関連サービスを簡単に利用することが可能になる。
なお、図1Aに示される実施形態では、ユーザが店舗装置Aのカード挿入口234aにキャッシュカードを挿入して店舗装置Aにユーザの暗証番号を入力する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ユーザがダイレクトバンキングを既に利用している場合、ユーザは、キャッシュカードの挿入およびユーザの暗証番号の入力に代えて、例えば、そのダイレクトバンキング用のIDおよびパスワードを店舗装置Aに入力するようにしてもよい。あるいは、例えば、店舗装置Aが生体認証対応の装置である場合、ユーザは、ユーザの暗証番号の入力に代えて、または、ユーザの暗証番号の入力に加えて、生体認証を行うための生体認証情報(例えば、ユーザの指紋、ユーザの虹彩、ユーザの静脈パターン、ユーザの声紋、ユーザの顔形、ユーザの筆跡)を店舗装置Aに入力するようにしてもよい。
図1Bは、ユーザがユーザ装置220を店舗装置Aの所定の位置にかざしている様子を示す。図1Bに示される例では、ユーザ装置220をかざす店舗装置Aの所定の位置がディスプレイ235aに隣接した位置であるが、これに限定されない。ユーザ装置220をかざす店舗装置Aの所定の位置は、店舗装置Aの近傍の任意の位置であってもよい。
あるいは、ユーザが、店舗装置Aのディスプレイ235aに表示されたメッセージに従って、ユーザ装置220を店舗装置Aの所定の位置にかざすことにより、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールするためのコード(例えば、一次元バーコード、QRコード(登録商標)などの二次元コード、文字コード)が店舗装置Aのディスプレイ235aに表示されるようにし、ユーザ装置220が、店舗装置Aのディスプレイ235aに表示されたコードを読み取る(例えば、ユーザ装置220に内蔵のカメラを用いてコードを読み取る)ことによって、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションがユーザ装置220にインストールされるようにしてもよい。
ユーザが、店舗装置Aのディスプレイ235aに表示されたメッセージに従って、ユーザ装置220を店舗装置Aの所定の位置にかざすことにより、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールするためのコード(例えば、一次元バーコード、QRコード(登録商標)などの二次元コード、文字コード)が店舗装置Aのディスプレイ235aに表示されるようにし、ユーザが、表示されたコードをユーザ装置220に入力する(例えば、表示されたコードを検索条件として検索する)ことによって、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションがユーザ装置220にインストールされるようにしてもよい。
あるいは、ユーザが、店舗装置Aのディスプレイ235aに表示されたメッセージに従って、ユーザ装置220を店舗装置Aの所定の位置にかざすことにより、店舗装置Aが、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールための情報(例えば、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションのアドレス)をユーザ装置220に送信し、ユーザが、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールための情報を利用してそのアプリケーションをユーザ装置220にインストールするようにしてもよい。
口座関連サービスを利用するためのアプリケーションが既にユーザ装置220にインストールされている場合には、ユーザ装置220を店舗装置Aの所定の位置にかざすことにより、アプリケーションの利用を開始するための情報が店舗装置Aからユーザ装置220に送信されるようにしてもよい。
口座関連サービスを利用するためのアプリケーションがユーザ装置220にインストールされた後に、ユーザは、そのアプリケーション上でユーザ認証のための所定の操作をユーザ装置220に対して行う。ユーザの所定の操作に応答して、ユーザ装置220は、ユーザが本人であるかどうかを判定するためのユーザ認証を行う。ユーザが本人であると判定された場合には、ユーザ装置220によってユーザが本人であることを証明する認証済証明情報の発行が申請され、その認証済証明情報がユーザ装置220にインストールされる。これにより、ユーザは、その認証済証明情報を利用して口座関連サービスを簡単に利用することが可能になる。
なお、図1Bに示される実施形態では、ユーザ装置220を店舗装置Aの所定の位置にかざす例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、キャッシュカードが店舗装置Aのカード挿入口234aに挿入され、ユーザの暗証番号が店舗装置Aに入力されると、ユーザ装置220を店舗装置Aの所定の位置にかざすことなく、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールするためのコード(例えば、一次元バーコード、QRコード(登録商標)などの二次元コード、文字コード)が店舗装置Aのディスプレイ235aに自動的に表示されてもよい。
あるいは、キャッシュカードが店舗装置Aのカード挿入口234aに挿入され、ユーザの暗証番号が店舗装置Aに入力されると、ユーザ装置220を店舗装置Aの所定の位置にかざすことなく、ユーザ装置220が、店舗装置A(またはコンピュータシステム210)によってユーザの暗証番号および/またはカード情報に基づいて特定されたユーザ装置220のeメールアドレスを用いて、店舗装置A(またはコンピュータシステム210)から通知を受信し、その通知に従って、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションがユーザ装置220にインストールされるようにしてもよい。
このように、ユーザは、ユーザ認証情報の入力(例えば、キャッシュカードの挿入および暗証番号の入力)を店舗装置Aに対して行うことによって、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをユーザ装置220に簡単にインストールすることが可能である。これにより、ユーザは、そのアプリケーションを利用して口座関連サービスを簡単に利用することが可能になる。さらに、そのアプリケーションがユーザ装置220にインストールされた後に、ユーザは、(例えば、上述した所定の操作をユーザ装置220に行うことによって)ユーザが本人であることを証明する認証済証明情報をユーザ装置220に簡単にインストールすることが可能である。これにより、ユーザは、その認証済証明情報を利用して口座関連サービスを簡単に利用することが可能になる。
ユーザ装置220にインストールされたアプリケーションまたは認証済証明情報を利用して利用することが可能な口座関連サービスの一例としては、以下に示されるいくつかの銀行サービスが挙げられるが、これらに限定されない。
・「かんたん払い出し&振り込み」サービス
ユーザは、アプリケーション上で払い出し金額または振り込み金額を事前に設定しておくことが可能である。ユーザは、払い出しまたは振り込み機能を有する装置(例えば、ATM)に対してユーザ装置をかざすことにより、払い出しまたは振り込みを行うことが可能である。これにより、ユーザは、装置の前で行列を作ることなく、払い出しまたは振り込みの手続きを簡単に行うことが可能である。
図1Cは、「かんたん払い出し&振り込み」サービスに使用される店舗装置の外観の一例を示す。図1Cに示される例では、インターフェース部231bと現金排出部236bとが別個の装置として構成されているが、これに限定されない。インターフェース部231bと現金排出部236bとは、一体型の装置として構成されていてもよい。
・「振込用紙を用いたキャッシュレス振込」サービス
ユーザは、店舗装置C(図示せず)を用いて振込用紙を読み取り、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションがインストールされたユーザ装置220を店舗装置Cにかざすことにより、振込用紙に記載された必要な振り込み手続きを行うことが可能である。
あるいは、ユーザは、店舗装置C(図示せず)に表示された振込用紙の所定のフォーマットに必要な情報を入力し、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションがインストールされたユーザ装置220を店舗装置Cにかざすことにより、振込用紙に記載された必要な振り込み手続きを行うことが可能であってもよい。
さらに、ユーザは、本発明のアプリケーションプログラムを利用することにより、様々な口座関連サービスを受けることができる。口座関連サービスの他の一例は、「学校」サービス、「スーパーマーケット」サービス、「病院」サービスであるが、これらに限定されない。
・「学校」サービス
ユーザは、アプリケーションを利用して学校からの集金連絡を受けることが可能であり、学校からの集金連絡を受けた後にアプリケーションを利用してキャッシュレス決済を行うことが可能である。また、ユーザは、集金状況をリアルタイムで確認することが可能である。
・「スーパーマーケット」サービス
ユーザは、ユーザ装置を用いて商品のバーコードを読み取り、レジにユーザ装置をかざすことによって、アプリケーションを利用して商品のキャッシュレス決済を行うことが可能である。
・「病院」サービス
ユーザは、アプリケーションを利用して病院の診察の予約をし、診察後、アプリケーションを利用して診察費用のキャッシュレス決済を行うことができ、診察費用の精算のための待ち時間をなくすことができる。
2.システムの構成
図2は、口座関連サービスをユーザに提供するためのシステム200の構成の一例を示す。
図2に示される実施形態では、システム200は、口座関連サービスを提供するコンピュータシステム210と、ユーザ(顧客)によって使用される少なくとも1つのユーザ装置220〜220と、銀行に設置されている端末装置230a(店舗装置A)と、銀行に設置されている端末装置230b(店舗装置B)とを備える。
図2に示される実施形態では、コンピュータシステム210は、1つのユーザ装置220〜220のそれぞれ、端末装置230a、および、端末装置230bとインターネット240を介して通信可能なように構成されている。ここで、システム200の構成要素間の通信は、直接的に実行されてもよいし、間接的に(すなわち、任意の他の装置またはシステムが仲介して)実行されてもよい。
コンピュータシステム210は、口座関連サービスを提供する1つまたは複数の企業/機関(例えば、銀行、および/または、銀行の提携企業)(または企業/機関の責任者または企業/機関の従業員)によって管理・運営される情報処理システムである。コンピュータシステム210は、インターフェース部211と、1つ以上のCPU(Central Processing Unit)を含むプロセッサ部212と、メモリ部213とを備える。コンピュータシステム210のハードウェア構成はその機能を実現できる限りにおいて特に限定されず、単一のマシンで構成されていてもよく、複数台のマシンを組み合わせて構成されたものであってもよい。
インターフェース部211は、1つのユーザ装置220〜220のそれぞれとの間の通信、端末装置230aとの間の通信、および、端末装置230bとの間の通信を制御する。
メモリ部213には、処理を実行するために必要とされるプログラムやそのプログラムを実行するために必要とされるデータ等が格納されている。メモリ部213には、例えば、図4、図5、図6に示される処理を実行するためのプログラムが格納されている。ここで、プログラムをどのようにしてメモリ部213に格納するかは問わない。例えば、プログラムは、メモリ部213にプリインストールされていてもよい。あるいは、プログラムは、インターネット240などのネットワークを経由してダウンロードされることによってメモリ部213にインストールされるようにしてもよいし、光ディスクやUSBなどの記憶媒体を介してメモリ部213にインストールされるようにしてもよい。
プロセッサ部212は、コンピュータシステム210全体の動作を制御する。プロセッサ部212は、メモリ部213に格納されているプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。これにより、コンピュータシステム210を所望のステップを実行する装置として機能させることが可能である。
コンピュータシステム210は、データベース部250に接続されている。図2に示される実施形態では、データベース部250は、ユーザデータベース部251と、口座データベース部252とを含む。
少なくとも1つのユーザ装置220〜220のそれぞれは、ユーザが口座関連サービスを利用することを可能にするものである。少なくとも1つのユーザ装置220〜220のそれぞれは、コンピュータシステム210、端末装置230a、および、端末装置230bと通信することが可能なように構成されている。例えば、少なくとも1つのユーザ装置220〜220のそれぞれは、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、スマートグラス等の携帯無線端末であり得る。あるいは、少なくとも1つのユーザ装置220〜220のそれぞれは、(例えば、端末装置230a、端末装置230bに)有線接続される有線端末であってもよい。
図2に示される実施形態では、ユーザ装置220は、インターフェース部221と、1つ以上のCPU(Central Processing Unit)を含むプロセッサ部222と、メモリ部223とを備える。
インターフェース部221は、コンピュータシステム210との間の通信、端末装置230aとの間の通信、および、端末装置230bと間の通信を制御する。
メモリ部223には、処理を実行するために必要とされるプログラムやそのプログラムの実行に必要とされるデータ等が格納されている。例えば、メモリ部223には、コンピュータシステム210のメモリ部213に格納されているプログラム、および、端末装置230aのメモリ部233aに格納されているプログラム、および、端末装置230bのメモリ部233bに格納されているプログラムと協働することにより、図4、図5、図6に示される処理を実行することにより口座関連サービスをユーザに提供するためのアプリケーションプログラムが格納されている。ここで、プログラムをどのようにしてメモリ部223に格納するかは問わない。例えば、プログラムは、メモリ部223にプリインストールされていてもよい。あるいは、プログラムは、インターネット210などのネットワークを経由してダウンロードされることによってメモリ部223にインストールされるようにしてもよいし、光ディスクやUSBなどの記憶媒体を介してメモリ部223にインストールされるようにしてもよい。
プロセッサ部222は、ユーザ装置220の動作を制御する。プロセッサ部222は、メモリ部223に格納されているプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。これにより、ユーザ装置220を所望の機能を有する装置として機能させることが可能である。
端末装置230a(店舗装置A)は、コンピュータシステム210、少なくとも1つのユーザ装置220〜220のそれぞれ、および、端末装置230bと通信することが可能なように構成されている。端末装置230aの外観の一例は、図1Aおよび図1Bに示される店舗装置Aであるが、これに限定されない。例えば、端末装置230aは、タブレット端末などであり得る。
図2に示される実施形態では、端末装置230aは、インターフェース部231aと、1つ以上のCPU(Central Processing Unit)を含むプロセッサ部232aと、メモリ部233aと、口座関連サービスを利用するためのカードに格納されているカード情報を読み取ることが可能なカード読み取り部234aと、表示部兼入力部235aとを備える。
インターフェース部231aは、コンピュータシステム210との間の通信、1つのユーザ装置220〜220のそれぞれとの間の通信、および、端末装置230bとの間の通信を制御する。インターフェース部231aは、好ましくは、近距離無線通信部(NFC;Near Field Communication)であるが、これに限定されない。
メモリ部233aには、処理を実行するために必要とされるプログラムやそのプログラムを実行するために必要とされるデータ等が格納されている。メモリ部233aには、例えば、図4、図5、図6に示される処理を実行するためのプログラムが格納されている。ここで、プログラムをどのようにしてメモリ部233aに格納するかは問わない。例えば、プログラムは、メモリ部233aにプリインストールされていてもよい。あるいは、プログラムは、インターネット240などのネットワークを経由してダウンロードされることによってメモリ部233aにインストールされるようにしてもよいし、光ディスクやUSBなどの記憶媒体を介してメモリ部233aにインストールされるようにしてもよい。
プロセッサ部232aは、端末装置230aの動作を制御する。プロセッサ部232aは、メモリ部233aに格納されているプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。これにより、端末装置230aを所望の機能を有する装置として機能させることが可能である。
なお、端末装置230aは、ユーザの生体認証情報を認識するための生体情報認識部(図示せず)(例えば、ユーザの指紋を認識するための指紋認識部、ユーザの虹彩を認識するための虹彩認識部、ユーザの静脈パターンを認識するための静脈認識部、ユーザの声紋を認識するための声紋認識部、ユーザの顔形を認識するための顔認識部、ユーザの筆跡を認識するための筆跡認識部)をさらに備えていてもよい。これにより、ユーザの暗証番号の入力に代えて、または、ユーザの暗証番号の入力に加えて、ユーザの生体認証情報を用いることにより、よりセキュリティ性能の高いユーザ認証を実現することが可能である。
端末装置230b(店舗端末B)は、コンピュータシステム210、少なくとも1つのユーザ装置220〜220のそれぞれ、および、端末装置230aと通信することが可能なように構成されている。端末装置230bの外観の一例は、図1Cに示される店舗装置Bであるが、これに限定されない。例えば、端末装置230bは、タブレット端末などであり得る。
図2に示される実施形態では、端末装置230bは、インターフェース部231bと、1つ以上のCPU(Central Processing Unit)を含むプロセッサ部232bと、メモリ部233bと、現金を排出するための現金排出部236bとを備える。
端末装置230bのインターフェース部231b、プロセッサ部232b、メモリ部233bのそれぞれの構成は、端末装置230aのインターフェース部231a、プロセッサ部232a、メモリ部233aのそれぞれの構成の同様の構成を有するため、ここではこれらの詳しい説明を省略する。
コンピュータシステム210と少なくとも1つのユーザ装置220〜220と端末装置230aと端末装置230bとの間の処理の態様は問わない。例えば、コンピュータシステム210にインストールされているプログラムと、少なくとも1つのユーザ装置220〜220のそれぞれにインストールされているアプリケーションプログラムと、端末装置230aにインストールされているプログラムと、端末装置230bにインストールされているプログラムとが互いに協働することによって、口座関連サービスを実現するための処理を実行するようにしてもよい。
図2に示される実施形態では、端末装置230aがカード読み取り部234aを内部に備える例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、端末装置230aとは別のデバイス(図示せず)がカード読み取り部234aを備え、そのデバイスが、端末装置230aに対して(例えば、有線ケーブルを用いて)外的に接続されていてもよい。
データベース部250の構成は、特定のハードウェア構成には限定されない。例えば、データベース部250は、単一のハードウェア部品で構成されてもよいし、複数のハードウェア部品で構成されてもよい。例えば、データベース部250は、コンピュータシステム210の単一の外付けハードディスク装置として構成されてもよいし、ネットワークを介して接続されるクラウド上のストレージとして構成されてもよい。さらに、データベース部250に含まれる各データベース部の構成もまた、特定のハードウェア構成には限定されない。例えば、データベース部250に含まれる各データベース部もまた、単一のハードウェア部品で構成されてもよいし、複数のハードウェア部品で構成されてもよい。
なお、図2に示される実施形態では、少なくとも1つのユーザ装置220〜220がインターネット240を介してコンピュータシステム210、端末装置230a、端末装置230bと通信可能であると説明したが、本発明はこれに限定されない。インターネット240の代わりに任意のタイプのネットワーク(例えば、閉域ネットワーク)を用いることも可能である。また、さらに、コンピュータシステム210と少なくとも1つのユーザ装置220〜220とを接続するネットワーク、コンピュータシステム210と端末装置230aとを接続するネットワーク、コンピュータシステム210と端末装置230bとを接続するネットワーク、少なくとも1つのユーザ装置220〜220と端末装置230aとを接続するネットワーク、少なくとも1つのユーザ装置220〜220と端末装置230bとを接続するネットワーク、端末装置230aと端末装置230bとを接続するネットワークは、それぞれ、同一のネットワークであってもよいし、互いに異なるネットワークであってもよい。
なお、図2に示される実施形態では、カード読み取り部234aおよび表示部兼入力部235aを備える端末装置230aと、現金排出部236bを備える端末装置230bとが別個の装置として独立して存在しているが、本発明はこれに限定されない。システム200は、例えば、カード読み取り部234aと表示部兼入力部235aと現金排出部236bとを備える端末装置230d(すなわち、端末装置230aの機能と端末装置230bの機能とを兼ね備えた端末装置230d)をさらに備えていてもよい。
図3Aは、ユーザデータベース部251に格納されている情報の構成の一例を示す。
ユーザデータベース部251には、ユーザに関する情報が格納されている。ユーザに関する情報は、例えば、ユーザを識別するための識別子(例えば、ユーザID)によって識別されることが可能である。ユーザデータベース部251には、ユーザに関する情報として、ユーザの氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、eメールアドレス、顔写真、暗証番号、口座番号、銀行の識別番号、銀行の本店または支店の識別番号、ダイレクトバンキングのIDおよびパスワード、認証済証明情報を識別するための情報(例えば、認証済証明情報ID)などがさらに格納されている。なお、ユーザデータベース部251にユーザの暗証番号が含まれていなくてもよい。
図3Bは、口座データベース部252に格納されている情報の構成の一例を示す。
口座データベース部252には、口座に関する情報を識別するための識別子(例えば、口座番号)によって識別されることが可能である。口座データベース部252には、口座のステータス情報(例えば、異常なし、凍結状態、口座開設予定、凍結の可能性大)、残高、取引履歴情報(例えば、入金の履歴、出金の履歴)などがさらに格納されている。
3.システムの処理
図4は、システム200において実行される処理のフローの一例を示す。図4に示される処理のフローは、図1Aおよび図1Bを参照して説明された「かんたんインストール」サービスについての処理のフローの一例である。以下、図4に示される各ステップを説明する。
ステップS401:端末装置230aは、ユーザが本人であることを認証するためのユーザ認証情報を受信する。ユーザ認証情報は、例えば、ダイレクトバンキングのIDおよびパスワード、口座関連サービスを利用するためのカードのカード情報、ユーザの暗証番号、ユーザの生体認証情報(例えば、ユーザの指紋、ユーザの虹彩、ユーザの静脈パターン、ユーザの声紋、ユーザの顔形、ユーザの筆跡)、その他のユーザ認証用トークン、またはこれらの組み合わせであるが、これらに限定されない。
具体的には、ステップS401は、例えば、以下に示されるような、ステップS401a、ステップS401bとステップS401cとの組み合わせ、ステップS401bとステップS401dとの組み合わせ、ステップS401bとステップS401cとステップS401dとの組み合わせであるが、本発明はこれらに限定されない。なお、ステップS401がステップS401bとステップS401cとの組み合わせである場合、ステップS401bとステップS401cとの間の実行の順序は問わない。また、ステップS401がステップS401bとステップS401dとの組み合わせである場合、ステップS401bとステップS401dとの間の実行の順序は問わない。また、ステップS401がステップS401bとステップS401cとステップS401dとの組み合わせである場合、ステップS401bとステップS401cとステップS401dとの間の実行の順序は問わない。
ステップS401a:端末装置230aは、ユーザが事前にダイレクトバンキングを開設したときに設定されたユーザのダイレクトバンキング用IDおよびダイレクトバンキング用パスワードを受信する。
ステップS401b:端末装置230aは、口座関連サービスを利用するためのカードから、そのカードに格納されているカード情報を読み取る。この処理は、例えば、端末装置230aのカード読み取り部234aによって実行される。カード読み取り部234aによるカード情報の読み取りの態様は、任意である。例えば、カードを差し込むことが可能なカード差込口に差し込まれたカードからカード読み取り部234aがカード情報を読み取るようにしてもよいし、カード読み取り部234aに対して非接触で近接しているカードからカード読み取り部234aがカード情報を読み取るようにしてもよい。カードは、例えば、キャッシュカードであるが、これに限定されない。カード情報は、例えば、ユーザの口座番号と、銀行の識別番号および銀行の本店または支店の識別番号とを含むが、これらに限定されない。
なお、ステップS401bの前に、カードをカード読み取り部234aに読み取らせるように指示するメッセージを表示部兼入力部235aに表示することにより、カードをカード読み取り部234aに読み取らせるようにユーザを促してもよい。
ステップS401c:端末装置230aは、ユーザによって端末装置230aに入力された暗証番号を受信する。この処理は、例えば、端末装置230aの表示部兼入力部235aを介して実行される。
なお、ステップS401cの前に、暗証番号を入力するように指示するメッセージを表示部兼入力部235aに表示することにより、暗証番号を入力するようにユーザを促してもよい。
ステップS401d:端末装置230aは、ユーザの生体認証情報(ユーザの指紋、ユーザの虹彩、ユーザの静脈パターン、ユーザの声紋、ユーザの顔形、ユーザの筆跡)を受信する。この処理は、例えば、端末装置230aの生体情報認識部によって実行される。
ステップS402:端末装置230aは、ユーザ認証情報をコンピュータシステム210に送信する。この処理は、例えば、インターネット240を介して実行される。
なお、例えば、ユーザ認証情報が、カードから読み取られたカード情報と、ユーザによって端末装置230aに入力された暗証番号を示す暗証番号情報との組み合わせである場合には、カード情報が端末装置230aからコンピュータシステム210に送信されるタイミングと、暗証番号情報が端末装置230aからコンピュータシステム210に送信されるタイミングとは、同時であってもよいし同時でなくてもよい。ユーザ認証情報が、上述したユーザ認証情報の例のうちの他の組み合わせである場合も同様である。
ステップS403:コンピュータシステム210は、端末装置230aからユーザ認証情報を受信する。
ステップS404:コンピュータシステム210は、ステップS403において受信されたユーザ認証情報に基づいて、ユーザが本人であることを認証するための処理を実行する。例えば、ユーザ認証情報がカード情報と暗証番号情報との組み合わせである場合には、ユーザが本人であることを認証するための処理は、受信されたカード情報を用いて口座データベース部252内を検索してユーザの口座のステータスを確認すること、および、受信された暗証番号情報によって示される暗証番号がユーザデータベース部251内のユーザの暗証番号と合致するか否かを判定する(あるいは、受信された暗証番号情報によって示される暗証番号がユーザデータベース部251内に登録/格納されているか否かを判定する)ことを含む。あるいは、例えば、ユーザ認証情報がユーザのダイレクトバンキング用IDおよびダイレクトバンキング用パスワードである場合には、ユーザが本人であることを認証するための処理は、受信されたユーザのダイレクトバンキング用IDおよびダイレクトバンキング用パスワードと一致するダイレクトバンキング用IDおよびダイレクトバンキング用パスワードに関連付けられたユーザをユーザデータベース部251内で特定すること、および、そのユーザの口座のステータスを確認することを含んでいてもよい。
ステップS405:ユーザが本人であることを認証されると(例えば、ユーザの口座のステータスが「異常なし」であると確認され、受信された暗証番号情報がユーザデータベース部251内のユーザの暗証番号と合致すると判定されると)、ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を端末装置230aに送信する。この処理は、例えば、インターネット240を介して実行される。
ステップS406:端末装置230aは、ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知をコンピュータシステム210から受信する。
このように、ステップS402〜S406においてユーザが本人であることが認証されるため、ステップS402〜S406におけるステップは、端末装置230bが、ユーザが本人であることを認証するための処理を実行するステップに相当する。
ステップS407:端末装置230aは、ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を受信したことに応答して、ユーザが本人であることが認証されたことを示す認証済トークンを生成する。認証済トークンは、ユーザがユーザ装置210上で、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションの利用を開始するために必要とされるものである。認証済トークンは、例えば、カード情報を識別するためのカード識別情報(例えば、カード番号)、および/または、ユーザの暗証番号を示す暗証番号情報を含んでいてもよい。
ステップS408:端末装置230aは、ユーザ装置210を端末装置230aのインターフェース部231aに接続させるように指示するメッセージを提示する。このメッセージは、例えば、表示部兼入力部235aにこのメッセージが表示されることによって、ユーザに提示される。ユーザ装置210を端末装置230aのインターフェース部231aに接続させるように指示するメッセージの一例は、「スマートフォンをかざしてください」であるが、これに限定されない。
ステップS409:端末装置230aは、認証済トークンをユーザ装置210に送信する。
ステップS410:ユーザ装置210は、認証済トークンを端末装置230aから受信する。これにより、ユーザ装置210は、端末装置230aから(間接的にはコンピュータシステム210から)、ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を受信したことになる。すなわち、ユーザは、ユーザ装置210が認証済トークンを受信することにより、ユーザが本人であることが認証されたことを知ることができる。なお、ユーザ装置210は、認証済トークンを受信したことに応答して、ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知をユーザに提示してもよい。
ステップS409およびステップS410における処理は、近距離無線通信(NFC)を用いて端末装置230aからユーザ装置210に認証済トークンが送信されることによって達成されてもよいし、端末装置230aによって生成されたトークン用コード(例えば、一次元バーコード、QRコード(登録商標)などの二次元コード)をユーザ装置210が(例えば、ユーザ装置210のカメラの読み取り機能を用いて)読み取ると端末装置230aからユーザ装置210に認証済トークンが送信されることによって達成されてもよいし、端末装置230aからインターネット240を介してユーザ装置210に認証済トークンが送信された後にワンタイムパスワードを入力することによって認証済トークンを有効にすることにより、端末装置230aからユーザ装置210への認証済トークンの送信を完了させるようにしてもよい。
端末装置230aからユーザ装置210に送信される認証済トークンは、カード情報を含まない。これにより、カード情報がユーザ装置210に送信されることがない。すなわち、カード情報は、ユーザ装置210(特に、ユーザ装置210のメモリ部212)に格納されない。このように、カード情報をユーザ装置210に格納しないようにすることにより(すなわち、カード情報をデータベース部250内において一括して管理することにより)、カード情報が漏洩するリスクを低減させることが可能である。
また、ユーザ装置210が認証済トークンを有しているため、ユーザ装置210が認証済トークンを提示/送信することにより、ユーザが本人であることについて既に認証済みであるという事実を認証済トークンの提示先/送信先に知らせることが可能であり、これにより、改めてユーザ認証の処理を必要としないようにすることが可能である。実際、本発明では、より詳細に後述されるように、認証済トークンを用いることにより、ユーザ認証の処理を改めて実行することなく、ユーザが本人であることが認証されたことを証明する認証済証明情報を発行することができる。
ステップS411:ユーザ装置210は、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールするためのアイコンを表示する。口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールするためのアイコンは、例えば、ユーザ装置210の表示部兼入力部(図示せず)に表示される。なお、この実施形態では、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールするためにユーザ装置210にアイコンが表示される例を説明したが、本発明はこれに限定されない。口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールするためにユーザ装置210に表示されるものは任意である。口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールするためにユーザ装置210に表示されるものは、例えば、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールするかしないかを選択形式で提示するポップアップ画面であってもよい。
ステップS412:ユーザ装置210は、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールする。例えば、ユーザ装置210は、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールするためのアイコンがユーザによってタップ(選択)されたことに応じて、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールしてもよい。
なお、ステップS411は省略可能であってもよい。ステップS411が省略される場合、ユーザ装置210は、例えば、認証済トークンは、認証済トークンは、トークンを端末装置230aから受信したことに応答して、口座関連サービスを利用するためのアプリケーションをインストールしてもよい。
ステップS413:ユーザ装置210は、ユーザによってユーザ装置210に入力された暗証番号を受信する。例えば、ユーザ装置210は、ユーザ装置210の表示部兼入力部(図示せず)を介して、ユーザによって入力された暗証番号を受信する。
ステップS414:ユーザ装置210は、ユーザによって入力された暗証番号と、認証済トークンは、トークンに含まれる暗証番号情報によって示される暗証番号とが合致するか否かを判定する。
ステップS415:ユーザ装置210は、ユーザによって入力された暗証番号と、認証済トークンに含まれる暗証番号情報によって示される暗証番号とが合致すると判定された場合に、ユーザが本人であると認証されていることを証明する認証済証明情報の発行を、認証済証明情報を発行している発行局(図示せず)に依頼する。この依頼(リクエスト)は、例えば、ユーザ装置210からコンピュータシステム210を介して発行局に送信されてもよいし、ユーザ装置210から直接的に発行局に送信されてもよい。この依頼(リクエスト)には、認証済証明情報に反映させるために、ユーザを識別するための情報(例えば、ユーザID、ユーザの口座番号)が含まれていてもよい。
ユーザによって入力された暗証番号と、認証済トークンに含まれる暗証番号情報によって示される暗証番号とが合致しないと判定された場合には、ユーザ装置210は、ユーザによって入力された暗証番号が正しい暗証番号ではない旨のメッセージを(例えば、ユーザ装置210の表示部兼入力部(図示せず)に)表示するようにしてもよい。
ステップS416:発行局は、ユーザが本人であると認証されていることを証明する認証済証明情報を発行する。認証済証明情報は、ユーザが本人であると認証されていることを証明するものである限り、任意の情報であり得る。認証済証明情報は、例えば、電子証明書(例えば、認定認証業務の証明書、特定認証業務の証明書、公開鍵証明書、自己署名証明書)、その他の認証済証明トークンまたは秘密情報であるが、これらに限定されない。
ステップS417:発行局は、ユーザが本人であると認証されていることを証明する認証済証明情報をユーザ装置210に送信する。この処理は、例えば、インターネット240を介して実行される。
ステップS418:ユーザ装置210は、ユーザが本人であると認証されていることを証明する認証済証明情報を受信する。
ステップS418の後、ユーザ装置210は、受信された認証済証明情報をユーザ装置210のメモリ部213に格納する。あるいは、ユーザ装置210は、ユーザ装置210に接続されたクラウド上に認証済証明情報を格納するようにしてもよい。
なお、端末装置230aは、ステップS401bにおいてカード差込口に差し込まれたカードからカード情報を読み取っていた場合、ステップS406以降の任意のタイミングで、そのカードをカード差込口から排出する処理を実行する。
また、認証済トークンは、暗証番号情報を含まず、ステップS411〜S414が省略可能であってもよい。この場合、ユーザ装置210は、認証済トークンを受信したことに応答して、認証済トークンを用いて認証済証明情報の発行を自動的に依頼し、発行された認証済証明情報を受信する。
また、図4に示される実施形態では、ステップS410においてユーザ装置210が端末装置230aから認証済トークンを受信する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。ステップS410において、例えば、ユーザ装置210は、認証済トークンを受信するために必要な情報(例えば、認証済トークンが格納されている位置を示すアドレス)を端末装置230aから受信し、その後、ユーザ装置210は、認証済トークンを受信するために必要な情報に基づいて、認証済トークンを受信するようにしてもよい。
また、図4に示される実施形態では、ステップS415においてユーザ装置210が認証済証明情報の発行を依頼する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、端末装置230aが、ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を受信したことに応答して、認証済証明情報の発行を自動的に(例えば、認証済証明情報を発行する発行局に)依頼するようにしてもよい。この場合、端末装置230aは、発行された認証済証明情報を受信した後、認証済トークンと、発行された認証済証明情報とをユーザ装置210に送信する。なお、認証済トークンを送信するタイミングは、発行された認証済証明情報を送信するタイミングと同時であってもよいし、同時でなくてもよい。
あるいは、例えば、コンピュータシステム210が、ユーザが本人であることを認証するための処理が実行された結果としてそのユーザが本人であることが認証されたことに応答して、認証済証明情報の発行を自動的に(例えば、認証済証明情報を発行する発行局に)依頼するようにしてもよい。この場合、コンピュータシステム210は、発行された認証済証明情報を受信した後、ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知と、発行された認証済証明情報とを端末装置230aを介してユーザ装置210に(またはユーザ装置210に直接的に)送信する。なお、ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を送信するタイミングは、発行された認証済証明情報を送信するタイミングと同時であってもよいし、同時でなくてもよい。
また、図4に示される実施形態では、ステップS407において端末装置230aが認証済トークンを生成している例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、コンピュータシステム210が、ユーザが本人であることを認証するための処理が実行された結果としてそのユーザが本人であることが認証されたことに応答して、認証済トークンを自動的に生成するようにしてもよい。この場合、コンピュータシステム210は、ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知と、(コンピュータシステム210が認証済証明情報の発行の依頼を行っている場合には、発行された認証済証明情報と、)認証済トークンとを端末装置230aを介してユーザ装置210に(またはユーザ装置210に直接的に)送信する。なお、これらを送信するタイミングは、全て同時であってもよいし、少なくとも一部が同時であってもよいし、全て同時でなくてもよい。
図5は、システム200において実行される処理のフローの他の一例を示す。図5に示される処理のフローは、図1Cを参照して説明された「かんたん払い出し&振り込み」サービスのうちの「かんたん払い出し」サービスについての処理のフローの一例である。以下、図5に示される各ステップを説明する。
ステップS501:ユーザ装置210は、払出金額を指定するユーザ入力を受信する。例えば、ユーザ装置210は、表示部兼入力部(図示せず)を介して、払出金額を指定するユーザ入力を受信する。
ステップS502:ユーザ装置210は、払出金額を示す情報と、認証済証明情報とを端末装置230bに送信する。この処理は、例えば、ユーザ装置210と端末装置230bとの間の近距離無線通信によって達成される。ここで、認証済証明情報は、認証済証明情報を識別するための情報(例えば、認証済証明情報ID)を含んでいてもよい。
ステップS503:端末装置230bは、払出金額を示す情報と認証済証明情報とをユーザ装置210から受信する。
ステップS504:端末装置230bは、発行局に対して、認証済証明情報が有効であるか否かの判定を依頼する。この依頼(リクエスト)は、例えば、端末装置230bからコンピュータシステム210を介して発行局に送信される。
ステップS505:発行局は、認証済証明情報が有効であるか否かを判定する。例えば、発行局は、認証済証明情報に予め設定された有効期限が切れているか否かを判定することにより、認証済証明情報が有効であるか否かを判定するようにしてもよい。
ステップS506:発行局は、認証済証明情報が有効であると判定された場合に、認証済証明情報が有効であるという判定結果を端末装置230bに送信する。この処理は、例えば、インターネット240を介して実行される。
認証済証明情報が有効ではないと判定された場合には、発行局は、認証済証明情報が有効ではないという判定結果を端末装置230bに送信するようにしてもよい。
ステップS507:端末装置230bは、認証済証明情報が有効であるという判定結果を発行局から受信する。
ステップS508:端末装置230bは、認証済証明情報が有効であるという判定結果を受信したことに応答して、払出金額に相当する現金を排出するための処理を実行する。払出金額に相当する現金は、例えば、端末装置230bの現金排出部236bから排出され得る。
ステップS509:端末装置230bは、払出金額を示す情報と認証済証明情報とをコンピュータシステム210に送信する。
ステップS510:コンピュータシステム210は、払出金額を示す情報と認証済証明情報とを端末装置230bから受信する。
ステップS511:コンピュータシステム210は、払出金額を示す情報と認証済証明情報とに基づいて、口座データベース部252内のユーザの口座に関する情報を更新する処理を実行する。例えば、コンピュータシステム210は、認証済証明情報(または、認証済証明情報を識別するための情報(例えば、認証済証明情報ID))を用いてユーザデータベース部251内を検索してユーザを特定し、そのユーザの口座の残高から払出金額分を差し引く処理を実行する。
なお、図5に示される実施形態では、ステップS501においてユーザ装置210が払出金額を指定するユーザ入力を受信する例を説明したが、これに限定されない。例えば、端末装置230aが払出金額を指定するユーザ入力を受信してもよい。
また、図4に示されるステップS410においてユーザ装置210が受信した認証済トークンにカード識別情報が含まれる場合には、ステップS501において、ユーザ装置210は、認証済トークンに含まれるカード識別情報を端末装置230bにさらに送信してもよい。この場合、ステップS509において、端末装置230bは、カード識別情報をコンピュータシステム210にさらに送信し、ステップS510において、コンピュータシステム210は、端末装置230bからカード識別情報をさらに受信し、ステップS511において、コンピュータシステム210は、払出金額を示す情報とカード識別情報とに基づいて、口座データベース部252内のユーザの口座に関する情報を更新する処理を実行してもよい(例えば、コンピュータシステム210は、カード識別情報を用いてユーザデータベース部251内を検索してユーザを特定し、そのユーザの口座の残高から払出金額分を差し引く処理を実行してもよい)。
また、図5に示される実施形態では、認証済証明情報が有効であるか否かの判定を端末装置230bが発行局に依頼する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、端末装置230bが、認証済証明情報が有効であるか否かの判定をコンピュータシステム210に依頼し、コンピュータシステム210が、認証済証明情報が有効であるか否かの判定を発行局に依頼するようにしてもよい。
また、図5に示される実施形態では、認証済証明情報が有効であるか否かを発行局が判定する例が説明されたが、本発明はこれに限定されない。例えば、端末装置230bが、認証済証明情報が有効であるか否かの判定をコンピュータシステム210に依頼し、コンピュータシステム210が、発行局から認証済証明情報の有効性に関する情報(例えば、認証済証明情報に予め設定された有効期限を示す情報)を定期的に受信し、認証済証明情報の有効性に関する情報に基づいて認証済証明情報が有効であるか否か(例えば、認証済証明情報に予め設定された有効期限が切れているか否か)を判定してもよい。
また、図5に示される実施形態では、ステップS504〜S507において認証済証明情報の有効性についての判定処理を実行する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ステップS502より前の任意のタイミングで、事前に、ユーザ装置210が、認証済証明情報が有効であるか否かの判定をコンピュータシステム210または発行局に依頼し、コンピュータシステム210または発行局が、認証済証明情報が有効であるか否かを判定し、認証済証明情報が有効であると判定された場合に、コンピュータシステム210または発行局が、認証済証明情報が有効であることが証明されたことを示す有効トークンを生成し、コンピュータシステム210または発行局が、有効トークンをユーザ装置210に送信し、ユーザ装置210が、有効トークンを受信およびメモリ部213に格納してもよい。この場合、ステップS502において、ユーザ装置210は、払出金額を示す情報と認証済証明情報とともに、有効トークンを端末装置230bに送信し、その後、端末装置230bは、有効トークンの存在を確認したことに応答して、図5のステップS508における処理を実行してもよい。なお、有効トークンは、所定の時間経過後に自動的に消去されるように構成された時限式トークンであり得る。
なお、図5に示される実施形態では、ステップS508は、ステップS507の後かつステップS509の前のタイミングで実行されているが、本発明はこれに限定されない。ステップS508は、例えば、ステップS511の後に実行されてもよい。この場合、ステップS509において端末装置230bが払出金額を示す情報をコンピュータシステム210に送信した後、ステップS510においてコンピュータシステム210がユーザの口座のステータスを確認する処理を実行し、ユーザの口座のステータス「異常なし」が確認されたことに応答してステップS511においてコンピュータシステム210が口座データベース部252内のユーザの口座に関する情報を更新し、次いで、端末装置230bが払出金額に相当する現金を排出するための処理を実行してもよい。
図6は、システム200において実行される処理のフローの他の一例を示す。図6に示される処理のフローは、図1Cを参照して説明された「かんたん払い出し&振り込み」サービスのうちの「かんたん振り込み」サービスについての処理のフローの一例である。以下、図6に示される各ステップを説明する。なお、ステップS601〜607は、図5に示されるステップS501〜507と同様であるため、ここではそれらの詳しい説明を省略する。
ステップS601:ユーザ装置210は、振込金額および振込先の口座を指定するユーザ入力を受信する。
ステップS602:ユーザ装置210は、振込金額および振込先の口座を示す情報と、認証済証明情報とを端末装置230bに送信する。
ステップS603:端末装置230bは、振込金額および振込先の口座を示す情報と認証済証明情報とをユーザ装置210から受信する。
ステップS604:端末装置230bは、認証済証明情報が有効であるか否かの判定を発行局に依頼する。
ステップS605:発行局は、認証済証明情報が有効であるか否かを判定する。
ステップS606:発行局は、認証済証明情報が有効であるという判定結果を端末装置230bに送信する。
ステップS607:端末装置230bは、認証済証明情報が有効であるという判定結果を発行局から受信する。
ステップS608:端末装置230bは、認証済証明情報が有効であるという判定結果を受信したことに応答して、ユーザの口座から振込先の口座へ振込金額を振り込むための処理を実行する。
ステップS609:端末装置230bは、振込金額および振込先の口座を示す情報と認証済証明情報とをコンピュータシステム210に送信する。この処理は、例えば、インターネット240を介して実行される。
ステップS610:コンピュータシステム210は、振込金額および振込先の口座を示す情報と認証済証明情報とを端末装置230bから受信する。
ステップS611:コンピュータシステム210は、振込金額および振込先の口座を示す情報と認証済証明情報とに基づいて、口座データベース部252内のユーザの口座に関する情報および振込先の口座に関する情報を更新する処理を実行する。例えば、コンピュータシステム210は、認証済証明情報(または、認証済証明情報を識別するための情報(例えば、認証済証明情報ID))を用いてユーザデータベース部251内を検索してユーザを特定し、そのユーザの口座の残高から振込金額分を差し引き、振込先の口座の残高に振込金額分を差し加える処理を実行する。
なお、図6に示される実施形態において、ステップS610の後かつステップS611の前に、コンピュータシステム210は、ユーザの口座のステータスを確認する処理を実行し、ユーザの口座のステータス「異常なし」が確認されたことに応答してステップS611が実行されてもよい。
また、図6に示される実施形態では、ユーザの口座から振込先の口座へ振込金額を振り込むための処理を端末装置230bが実行することを説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ユーザの口座から振込先の口座へ振込金額を振り込むための処理は、コンピュータシステム210が振込金額および振込先の口座を示す情報と認証済証明情報と受信した後にコンピュータシステム210によって実行されてもよい。
なお、図2に示される実施形態では、データベース部250がコンピュータシステム210に接続される例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、コンピュータシステム210とは異なるサーバ装置(図示せず)がデータベース部250を管理してもよい。セキュリティ向上を目的として、データベース部250内には、任意の手法で暗号化されたデータが格納されることが好ましい。データベース部250内に格納されるデータが暗号化されるタイミングは問わない。すなわち、データの暗号化は、端末装置230a(端末装置230b)において実行されてもよいし、コンピュータシステム210において実行されてもよいし、サーバ装置において実行されてもよい。また、データベース部250内から抽出されたデータが復号化されるタイミングもまた問わない。すなわち、データの復号化は、端末装置230a(端末装置230b)において実行されてもよいし、コンピュータシステム210において実行されてもよいし、サーバ装置において実行されてもよい。
なお、図4、図5、図6に示される実施形態では、プロセッサ部がメモリ部に格納されたプログラムを実行することによって、図4、図5、図6に示される各ステップの処理が実現される例を説明したが、本発明はこれに限定されない。図4、図5、図6に示される各ステップのうちの少なくとも一部の処理が制御回路などのハードウェア構成によって実現されてもよい。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。
本発明は、口座関連サービスを受けるためのアプリケーションをユーザ装置に簡単にインストールすることを可能にするとともに、そのユーザ装置にインストールされたアプリケーションを利用して口座関連サービスを簡単に利用することを可能にするシステム、端末装置、その端末装置において実行されるプログラム、そのユーザ装置において実行されるプログラム等を提供するものとして有用である。
210 コンピュータシステム
220〜220 ユーザ装置
230a 端末装置
230b 端末装置
240 インターネット
250 データベース部

Claims (16)

  1. 口座関連サービスをユーザに提供するためのシステムであって、
    前記システムは、前記口座関連サービスを提供するための端末装置と、前記ユーザによって使用されるユーザ装置とを備え、
    前記端末装置は、前記ユーザ装置と通信可能なように構成されており、
    前記端末装置は、
    前記ユーザが本人であることを認証するためのユーザ認証情報を受信することと、
    前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証するための処理を実行することと、
    前記処理が実行された結果として前記ユーザが本人であることが認証された場合には、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記ユーザ装置に送信することと
    を少なくとも実行するように構成されており、
    前記ユーザ装置は、前記通知を受信したことに応答して、前記ユーザが本人であると認証されていることを証明する認証済証明情報を受信することを少なくとも実行するように構成されている、システム。
  2. 前記ユーザが本人であることを認証するためのユーザ認証情報を受信することは、
    前記口座関連サービスを利用するためのカードからカード情報を読み取ることと、
    前記ユーザによって前記端末装置に入力された暗証番号を受信することと
    を含み、
    前記ユーザが本人であることを認証するための処理は、前記カード情報と前記端末装置に入力された暗証番号を示す暗証番号情報とに基づいて実行される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記通知は、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す認証済トークンを含み、前記認証済トークンは、前記暗証番号情報を含み、
    前記ユーザ装置が、前記通知を受信したことに応答して、前記認証済証明情報を受信することは、
    前記ユーザ装置が、前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された暗証番号を受信することと、
    前記ユーザ装置が、前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された暗証番号と前記トークンに含まれる前記暗証番号情報によって示される暗証番号とが合致するか否かを判定することと、
    前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された暗証番号と前記トークンに含まれる前記暗証番号情報によって示される暗証番号とが合致すると判定された場合に、前記ユーザ装置が、前記認証済証明情報の発行を依頼することと、
    前記ユーザ装置が、前記認証済証明情報を発行する発行局によって発行された前記認証済証明情報を受信することと
    を含み、
    前記ユーザ装置は、前記受信された認証済証明情報を前記ユーザ装置内のメモリ部に格納する、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記認証済トークンは、前記口座関連サービスを利用するためのカードのカード情報を含まない、請求項2または請求項3に記載のシステム。
  5. 前記通知は、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す認証済トークンを含み、
    前記ユーザ装置が、前記通知を受信したことに応答して、前記認証済証明情報を受信することは、
    前記ユーザ装置が、前記通知を受信したことに応答して、前記認証済トークンを用いて、前記認証済証明情報の発行を自動的に依頼することと、
    前記ユーザ装置が、前記認証済証明情報を発行する発行局によって発行された前記認証済証明情報を受信することと
    を含み、
    前記ユーザ装置は、前記受信された認証済証明情報を前記ユーザ装置内のメモリ部に格納する、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記端末装置は、
    前記処理が実行された結果として前記ユーザが本人であることが認証されたことに応答して、前記認証済証明情報の発行を自動的に依頼することと、
    前記認証済証明情報を発行する発行局によって発行された前記認証済証明情報を受信することと、
    前記受信された認証済証明情報を前記ユーザ装置にさらに送信することと
    をさらに実行するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記システムは、前記口座関連サービスを提供するためのコンピュータシステムをさらに備え、
    前記コンピュータシステムは、前記端末装置と通信可能なように構成されており、
    前記端末装置が、前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証するための処理を実行することは、
    前記端末装置が、前記ユーザ認証情報を前記コンピュータシステムに送信することと、
    前記端末装置が、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記コンピュータシステムから受信することと
    を含み、
    前記コンピュータシステムは、前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証する処理を実行する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 前記ユーザ認証情報は、前記口座関連サービスを利用するためのカードからカード情報と、前記ユーザによって前記端末装置に入力された暗証番号を示す暗証番号情報とを含み、
    前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証する処理を実行することは、
    前記カード情報に基づいて前記ユーザの口座のステータスを確認することと、
    前記暗証番号情報によって示される暗証番号の登録の有無を判定することと
    を含む、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記ユーザ装置は、払出金額を指定するユーザ入力を受信し、
    前記ユーザ装置は、前記払出金額を示す情報と前記認証済証明情報とを前記端末装置に送信し、
    前記端末装置は、前記認証済証明情報が有効であるか否かの判定の要求を送信し、前記認証済証明情報が有効であるという判定結果を受信したことに応答して、前記払出金額に相当する現金を排出するための処理を実行する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のシステム。
  10. 前記ユーザ装置は、振込金額および振込先の口座を指定するユーザ入力を受信し、
    前記ユーザ装置は、前記振込金額および振込先の口座を示す情報と前記認証済証明情報とを前記端末装置に送信し、
    前記端末装置は、前記認証済証明情報が有効であるか否かの判定の要求を送信し、前記認証済証明情報が有効であるという判定結果を受信したことに応答して、前記ユーザの口座から前記振込先の口座へ振込金額を振り込むための処理を実行する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のシステム。
  11. 前記端末装置は、現金自動預け払い機または移動式の端末装置である、請求項1〜10のいずれか一項に記載のシステム。
  12. 前記ユーザ装置は、前記通知を受信したことに応答して、前記口座関連サービスのためのアプリケーションをインストールする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のシステム。
  13. 口座関連サービスをユーザに提供するための端末装置であって、
    前記端末装置は、前記ユーザによって使用されるユーザ装置と通信可能なように構成されており、
    前記端末装置は、
    前記ユーザが本人であることを認証するためのユーザ認証情報を受信することと、
    前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証するための処理を実行することと、
    前記処理が実行された結果として前記ユーザが本人であることが認証された場合には、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記ユーザ装置に送信することと
    を少なくとも実行するように構成されている、端末装置。
  14. 口座関連サービスをユーザに提供するための端末装置において実行されるプログラムであって、
    前記端末装置は、プロセッサ部を備え、
    前記端末装置は、前記ユーザによって使用されるユーザ装置と通信可能なように構成されており、
    前記プログラムは、前記プロセッサ部によって実行されると、
    前記ユーザが本人であることを認証するためのユーザ認証情報を受信することと、
    前記ユーザ認証情報に基づいて、前記ユーザが本人であることを認証するための処理を実行することと、
    前記処理が実行された結果として前記ユーザが本人であることが認証された場合には、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記ユーザ装置に送信することと
    を少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせる、プログラム。
  15. 口座関連サービスをユーザが利用することを可能にするユーザ装置において実行されるプログラムであって、前記ユーザ装置は、ユーザによって使用され、
    前記ユーザ装置は、プロセッサ部とメモリ部とを備え、
    前記ユーザ装置は、前記口座関連サービスを提供するための端末装置と通信可能なように構成されており、
    前記プログラムは、前記プロセッサ部によって実行されると、
    前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記端末装置から受信することであって、前記通知は、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す認証済トークンを含む、ことと、
    前記通知を受信したことに応答して、前記認証済トークンを用いて、前記認証済証明情報の発行を自動的に依頼することと、
    前記認証済証明情報を発行する発行局によって発行された前記認証済証明情報を受信することと、
    前記受信された認証済証明情報を前記ユーザ装置内のメモリ部に格納することと
    を少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせる、プログラム。
  16. 口座関連サービスをユーザが利用することを可能にするユーザ装置において実行されるプログラムであって、前記ユーザ装置は、ユーザによって使用され、
    前記ユーザ装置は、プロセッサ部とメモリ部とを備え、
    前記ユーザ装置は、前記口座関連サービスを提供するための端末装置と通信可能なように構成されており、
    前記プログラムは、前記プロセッサ部によって実行されると、
    前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された暗証番号を受信することと、
    前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す通知を前記端末装置から受信することであって、前記通知は、前記ユーザが本人であることが認証されたことを示す認証済トークンを含み、前記認証済トークンは、前記ユーザによって前記端末装置に入力された暗証番号を示す暗証番号情報を含む、ことと、
    前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された前記暗証番号と前記認証済トークンに含まれる前記暗証番号情報によって示される前記暗証番号とが合致するか否かを判定することと、
    前記ユーザによって前記ユーザ装置に入力された前記暗証番号と前記認証済トークンに含まれる前記暗証番号情報によって示される前記暗証番号とが合致すると判定された場合に、前記ユーザが本人であると認証されていることを証明する認証済証明情報の発行を依頼することと、
    前記認証済証明情報を発行する発行局によって発行された前記認証済証明情報を受信することと、
    前記受信された認証済証明情報を前記メモリ部に格納することと
    を少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせる、プログラム。
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