JP2020056278A - Temporary partition - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空間を仕切る仮設間仕切りに関する。 The present invention relates to a temporary partition that partitions a space.
例えば、下記の特許文献1(特許第5787593号公報)には、建物内や屋外等において空間を仕切るために使用される空間仕切り部材(1)が開示されている(背景技術の説明において括弧内に示す符号は特許文献1のものである。)。このような空間仕切り部材(1)は、災害時に設置される避難所や花見などの催し物が行われる開催所等、不特定多数の人が集まる場所において、間仕切りや目隠し等に用いられる。
For example, Patent Literature 1 (Japanese Patent No. 5778759) discloses a space partition member (1) used for partitioning a space inside a building or outdoors (in parentheses in the description of the background art). Are those of
特許文献1の空間仕切り部材(1)は、シート本体(10)に形成された複数の支持部材挿入部(11)のそれぞれに棒状の支持部材(31)を挿入し、複数の支持部材(31)を起立させることで、シート本体(10)を起立状態で支持するように構成されている。このように、特許文献1の空間仕切り部材(1)は、起立状態のシート本体(10)によって空間を仕切ることができるように構成されている。
The space partition member (1) of
ところで、仮設間仕切りは、使用しない時(以下「不使用時」という)には、倉庫等に保管しておく必要があるが、避難所等で多くの人が使用できるようにするためには、多くの仮設間仕切りを小さいスペースに効率的に収納できることが望ましい。しかし、上記特許文献1の技術ではシート本体(10)の支えとして機能する支持部材(31)には、樹脂製、金属製、木製等の剛性を有する材料により構成された棒状の部材が用いられる。そのため、不使用時には、シート本体(10)については折り畳むなどしてコンパクトにできるが、支持部材(31)についてはそのようなことができなかった。その結果、空間仕切り部材(1)の全体を小さいスペースに効率的に収納することが難しく、不使用時における保管が容易とは言えなかった。一方、仮に小さいスペースに収納することができても、組み立てに難しい作業が必要な構造である場合には、避難所等において多くの人が使用するのには適さない。
By the way, when the temporary partition is not used (hereinafter referred to as “non-use”), it is necessary to keep it in a warehouse or the like, but in order to make it available to many people in evacuation centers, etc. It is desirable that many temporary partitions can be efficiently stored in a small space. However, in the technique of
上記実状に鑑みて、不使用時の保管が容易であると共に、使用時には組み立て易い仮設間仕切りの実現が望まれる。 In view of the above situation, it is desired to realize a temporary partition that is easy to store when not in use and easy to assemble when in use.
上記に鑑みた仮設間仕切りは、
シート状の間仕切り本体と、間仕切り本体を設置面に立てた状態に支持する骨格部材と、を備えた仮設間仕切りであって、
前記間仕切り本体は、棒状に形成された前記骨格部材が挿入される筒状の保持部を複数箇所に備え、
前記骨格部材は、折り畳み可能なシート状であって、巻いて棒状に形成された状態で、複数の前記保持部のそれぞれに挿入される。
The temporary partition in view of the above,
A temporary partition provided with a sheet-shaped partition main body and a skeletal member that supports the partition main body in a standing state on an installation surface,
The partition body includes a plurality of cylindrical holding portions into which the skeletal members formed in a rod shape are inserted,
The skeleton member has a foldable sheet shape, and is inserted into each of the plurality of holding portions in a state of being wound into a rod shape.
本構成によれば、間仕切り本体と骨格部材との双方がシート状の部材であるため、不使用時にはこれらを折り畳んで収納することができる。よって、不使用時の保管が容易である。そして、使用時には、シート状の骨格部材を巻いて棒状に形成し、筒状の保持部に挿入するだけで、仮設間仕切りを組み立てることができる。従って、特に難しい作業を必要とせず、容易に仮設間仕切りを設置することができる。 According to this configuration, since both the partition main body and the skeleton member are sheet-shaped members, they can be folded and stored when not in use. Therefore, storage when not in use is easy. Then, at the time of use, the temporary partition can be assembled simply by winding the sheet-shaped frame member into a rod shape and inserting it into the cylindrical holding portion. Therefore, the temporary partition can be easily installed without requiring particularly difficult work.
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。 Further features and advantages of the technology according to the present disclosure will become more apparent from the following description of exemplary and non-limiting embodiments described with reference to the drawings.
1.第1実施形態
第1実施形態に係る仮設間仕切りについて、図面を参照して説明する。
1. First Embodiment A temporary partition according to a first embodiment will be described with reference to the drawings.
〔仮設間仕切りの概略構成〕
まず、図1を参照して仮設間仕切り100の概略構成について説明する。仮設間仕切り100は、シート状の間仕切り本体1と、間仕切り本体1を設置面Fに立てた状態に支持する骨格部材2と、を備えている。そして、設置面Fに立てた状態に支持された間仕切り本体1により、当該間仕切り本体1に囲まれた空間部9が形成される。また、間仕切り本体1の少なくとも一部には出入口部13が設けられており、この出入口部13により空間部9への出入りが自在となっている。
[Schematic configuration of temporary partition]
First, the schematic configuration of the
例えば、このような仮設間仕切り100は、災害時に設置される避難所において、間仕切りや目隠し等に用いられ、空間部9は、プライベートな空間として活用される。但し、仮設間仕切り100は、このような用途に限定されることなく、例えば、花見などの各種の催し物が行われる開催所等の不特定多数の人が集まる場所において、プライベートな空間を確保するために用いられてもよい。
For example, such a
間仕切り本体1は、棒状に形成された骨格部材2が挿入される筒状の保持部10を複数箇所に備えている。骨格部材2は、折り畳み可能なシート状であって、巻いて棒状に形成された状態で、複数の保持部10のそれぞれに挿入される。複数の保持部10のそれぞれに骨格部材2が挿入されることで、間仕切り本体1を設置面Fに立てた状態で支持することができる。そして、このような骨格部材2が折り畳み可能なシート状に構成されているため、不使用時にはこれを折り畳んでコンパクトに収納することができる。その結果、シート状の間仕切り本体1も含めて、仮設間仕切り100を全体としてコンパクトに収納可能となり、不使用時の保管が容易となっている。
The partition
本実施形態では、仮設間仕切り100は、複数の骨格部材2を連結するブレース3(補強部材に相当)を更に備えている。ブレース3は、少なくとも2つの骨格部材2のそれぞれに対して連結部材8によって連結される。ブレース3により、仮設間仕切り100を補強して、強度を向上させることができ、倒れにくい仮設間仕切り100を実現できる。また、ブレース3についても、巻いて棒状となる折り畳み可能なシート状に構成されており、不使用時にはコンパクトに収納できるようになっている。
In the present embodiment, the
ここで、間仕切り本体1を構成するシートとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン等の各種合成繊維を素材とする不織布を用いることができる。より具体的には、強度と撥水性とを有する高密度ポリエチレン系不織布、例えばデュポン社製不織布タイベック(登録商標)1082Dを、間仕切り本体1を構成するシートとして好適に用いることができる。なお、間仕切り本体1を構成するシートを、天然繊維の不織布とし、又は、合成繊維もしくは天然繊維の織物や編物としてもよい。或いは、間仕切り本体1を構成するシートを、合成樹脂シート、又は撥水加工等を施した紙等としてもよい。また、骨格部材2又はブレース3を構成するシートとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン等の各種合成繊維を素材とする不織布を用いることができる。より具体的には、ポリプロピレン系不織布、例えば剛性の高いデュポン社製不織布タイパー(登録商標)240BBを、骨格部材2又はブレース3を構成するシートとして好適に用いることができる。なお、これらを構成するシートを、天然繊維の不織布とし、又は、合成繊維又は天然繊維の織物としてもよい。或いは、これらを構成するシートを、合成樹脂シート、又は撥水加工を施した紙としてもよい。本実施形態では、間仕切り本体1が、ポリエチレン系不織布により構成され、骨格部材2が、ポリプロピレン系不織布により構成されている。また、ブレース3についても、骨格部材2と同様に、ポリプロピレン系不織布により構成されている。なお、間仕切り本体1、骨格部材2、及びブレース3が、同じ材質であってもよいし、互いに異なる材質であってもよい。以下、仮設間仕切り100の各部の具体的構成について詳細に説明する。
Here, as the sheet constituting the partition
〔間仕切り本体〕
図1及び図2を参照して、間仕切り本体1の構成について説明する。間仕切り本体1は、折り畳み可能なシート状に形成されており、複数の区画壁部Wを有している。間仕切り本体1は、組み立て後の状態(図1に示される状態)において、複数の区画壁部Wにより囲まれた空間部9を形成する。以下、特に断らない限り、組み立て後の状態を基準として、間仕切り本体1の構成について説明する。
(Partition body)
The configuration of the partition
図1に示すように、本実施形態では、間仕切り本体1は、多角形筒状に形成されており、当該多角形筒状の複数の本体辺部S(辺部に相当)の少なくとも一部に沿って保持部10が配置されている。図示の例では、間仕切り本体1は、複数の本体辺部Sと、複数の区画壁部Wとを有し、上部及び下部が開放された六角形筒状に形成されている。
As shown in FIG. 1, in the present embodiment, the partition
本体辺部Sには、上下方向Vに沿って配置される第1本体辺部S1と、第1本体辺部S1の上部において水平方向Hに沿って配置される第2本体辺部S2と、第1本体辺部S1の下部において水平方向Hに沿って配置される第3本体辺部S3と、が含まれる。本例では、6つの第2本体辺部S2が互いに連結して平面視で六角形状を形成し、同様に、6つの第3本体辺部S3が互いに連結して平面視で六角形状を形成している。そして、第2本体辺部S2によって形成される六角形の角部のそれぞれと、第3本体辺部S3によって形成される六角形の角部のそれぞれとを繋ぐように、6つの第1本体辺部S1が配置される。隣り合う一対の第1本体辺部S1の間には、区画壁部Wが配置されており、本例では、間仕切り本体1全体として、6つの区画壁部Wが配置されている。
In the main body side S, a first main body side S1 arranged along the vertical direction V, a second main body side S2 arranged along the horizontal direction H above the first main body side S1, And a third main body side S3 arranged along the horizontal direction H below the first main body side S1. In this example, the six second body sides S2 are connected to each other to form a hexagonal shape in plan view, and similarly, the six third body sides S3 are connected to each other to form a hexagonal shape in plan view. ing. Then, the six first body sides are connected so as to connect each of the hexagonal corners formed by the second body side S2 and each of the hexagonal corners formed by the third body side S3. The unit S1 is arranged. A partition wall portion W is disposed between a pair of adjacent first main body side portions S1. In this example, six partition wall portions W are disposed as the partition
上述のように、間仕切り本体1は、空間部9への出入り口を構成する出入口部13を備えている。本実施形態では、出入口部13は、開閉自在な出入用スリット131と、出入用スリット131を開放状態に維持する係止部132及び被係止部133と、を有している。本例では、出入用スリット131は、互いに係合する一対の線ファスナー部を有しており、当該一対の線ファスナー部が係合することによって出入用スリット131が閉塞状態に維持される。但し、このような構成に限定されることなく、出入用スリット131は、例えばフック部や面ファスナーを有する等、線ファスナー部以外の手段によって閉塞状態に維持される構成であってもよい。さらには、線ファスナー部などの係合手段を有さない、スリットのみの構成とされていてもよい。
As described above, the partition
本実施形態では、複数(本例では6つ)の区画壁部Wには、連続する壁面を構成する第1区画壁部W1と、空間部9への出入りを可能とするための出入口が形成された第2区画壁部W2と、が含まれる。そして、上記の出入用スリット131は、第2区画壁部W2に設けられている。本例では、第1区画壁部W1と第2区画壁部W2とが交互に並んで配置されている。但し、このような構成に限定されることなく、複数の区画壁部Wのうちの少なくとも1つが、出入口を有する区画壁部W(第2区画壁部W2)として構成されていればよい。
In the present embodiment, a plurality of (six in this example) partition wall portions W are formed with a first partition wall portion W1 that forms a continuous wall surface and an entrance for allowing access to the
本実施形態では、被係止部133は、第2区画壁部W2における出入用スリット131によって分割された分割片の隅部領域に設けられている。図示の例では、被係止部133は、第2区画壁部W2の下部領域における出入用スリット131を挟んだ両側の位置に配置されている。また、係止部132は、第1区画壁部W1における第2区画壁部W2に隣接する領域に設けられている。図示の例では、係止部132は、第1区画壁部W1の下部領域における第2区画壁部W2との境界に隣接する位置に配置されている。そして、図2において仮想線で示すように、被係止部133が係止部132に係止されることで、出入用スリット131が開放状態に保持される。
In the present embodiment, the locked
本実施形態では、被係止部133は、一対の面ファスナー部を有し、一対の面ファスナー部を係合させることによりループ状となる帯状に形成されている。また、係止部132は、両端部が区画壁部W(第1区画壁部W1)に取り付けられた帯状に形成されている。そして、被係止部133が形成するループ内に係止部132が収まる状態で一対の面ファスナー部が係合することで、被係止部133が係止部132に係止される。但し、被係止部133が係止部132に係止されるのであれば、具体的構成は上記に限定されない。例えば、互いに係合する一対の面ファスナー部の一方が被係止部133に設けられ、他方が係止部132に設けられていてもよい。或いは、係止部132及び被係止部133が、例えばフックとループにより構成されていてもよい。また、上記では、第1区画壁部W1に係止部132が設けられ、第2区画壁部W2に被係止部133が設けられている例について説明したが、第2区画壁部W2のみに、係止部132及び被係止部133の双方が設けられていてもよい。
In the present embodiment, the locked
保持部10は、筒状に形成されている。本実施形態では、保持部10は、シート状の素材を筒状に縫製して形成されている。本例では、間仕切り本体1の一部を筒状に縫製して保持部10を形成している。そのため、保持部10は、骨格部材2が挿入されていない状態では筒状の延在方向に直交する断面の形状が任意に変形可能である。また、詳細は後述するが、骨格部材2は、巻いて円柱の棒状に形成される。従って、本例では、保持部10の内部には、骨格部材2が挿入されることにより円筒状の空間部が形成される。但し、このような構成に限定されることなく、保持部10は、骨格部材2の形状に適合するように筒状の空間部を形成することができる。
The holding
本実施形態では、複数の保持部10には、間仕切り本体1が設置面Fに立てられた状態で、設置面Fから上方に向かう方向(本例では上下方向V)に沿う筒状の柱用保持部11が含まれ、間仕切り本体1は、当該間仕切り本体1が設置面Fに立てられた状態で、設置面Fに平行な方向(水平方向H)に互いに離間して配置される複数の柱用保持部11を備えている。
In the present embodiment, the plurality of holding
また、複数の保持部10には、間仕切り本体1が設置面Fに立てられた状態で、設置面Fに平行な方向(本例では水平方向H)に沿う筒状の梁用保持部12が含まれ、間仕切り本体1は、当該間仕切り本体1が設置面Fに立てられた状態で、一対の柱用保持部11の上部を繋ぐように配置される複数の梁用保持部12を備えている。図示の例では、梁用保持部12は、柱用保持部11の上方領域において、当該柱用保持部11と重複しないように配置されており、隣り合う一対の柱用保持部11の上方領域のそれぞれを繋いでいる。そして、図1に示すように、本実施形態では、設置面Fに平行な方向に沿って複数の梁部材22が一列に並ぶように配置されている。
Further, in the plurality of holding
図1に示すように、本実施形態では、柱用保持部11が、第1本体辺部S1に沿って配置されている。また、図2に示すように、柱用保持部11は、骨格部材2としての柱部材21が挿入される柱用開口部111を有している。柱用開口部111は、柱用保持部11における長手方向の端部に形成されており、本例では、柱用保持部11の下端部に形成されている。
As shown in FIG. 1, in the present embodiment, the
図1に示すように、本実施形態では、梁用保持部12が、第2本体辺部S2に沿って配置されている。また、図2に示すように、梁用保持部12は、骨格部材2としての梁部材22が挿入される梁用開口部121を有している。本例では、梁用開口部121は、梁用保持部12における長手方向の両端部のそれぞれに形成されている。
As shown in FIG. 1, in the present embodiment, the
このように、本実施形態では、複数の保持部10が、第1本体辺部S1及び第2本体辺部S2に沿って配置されている。なお、図示の例では、保持部10は、第3本体辺部S3には配置されていないが、保持部10が第3本体辺部S3に沿って配置された構成とすることもできる。
As described above, in the present embodiment, the plurality of holding
本実施形態では、区画壁部Wには、連結部材8が取り付けられる連結部材取付部80が設けられている。図2に示すように、連結部材取付部80は、区画壁部Wにおける梁用保持部12の下側に隣接する位置に設けられており、梁用保持部12の長手方向における中央位置に対応して配置されている。本例では、連結部材取付部80は、区画壁部Wを厚み方向に貫通する貫通孔として形成されている。なお、図示の例では、連結部材取付部80は、スリット状に形成されているが、丸孔や角孔等の他の形状とされていてもよい。そして、図11に示すように、帯状の連結部材8が、連結部材取付部80に挿通されて梁部材22とブレース3とを一体的に連結する。本実施形態では、全ての区画壁部Wに、連結部材取付部80が設けられている。
In this embodiment, the partition wall portion W is provided with a connecting
また、本実施形態では、区画壁部Wには、後述する固定部材7が取り付けられる固定部材取付部70が設けられている。図2に示すように、固定部材取付部70は、梁用保持部12における長手方向の両端部に設けられている。本例では、固定部材取付部70は、梁用保持部12の筒状の側面の一部を貫通する貫通孔として形成されている。なお、図示の例では、固定部材取付部70は、スリット状に形成されているが、丸孔や角孔等の他の形状とされていてもよい。そして、図10に示すように、帯状の固定部材7が、隣り合う一対の梁用保持部12のそれぞれに設けられた固定部材取付部70に亘って挿通されて、一対の梁用保持部12同士を連結する。
In the present embodiment, the partition wall portion W is provided with a fixing
〔骨格部材〕
骨格部材2は、保持部10に挿入されて、間仕切り本体1を設置面Fに立てた状態で支持する。骨格部材2は、折り畳み可能なシート状であって、保持部10に挿入される際に、巻いて棒状に形成される。本例では、骨格部材2は、シート状部材を円柱状に巻いて棒状に形成される。
(Skeletal member)
The
本実施形態では、柱用保持部11に挿入される骨格部材2は、柱として機能する柱部材21である。そして、梁用保持部12に挿入される骨格部材2は、梁として機能する梁部材22である。
In the present embodiment, the
〔柱部材〕
図3は、柱部材21を展開状態から棒状に形成する工程を示している。図示するように、柱部材21は、展開した状態で矩形状であり、いずれか1つの辺(以下、柱辺21S)に平行な方向を軸方向(以下、柱軸方向L1)として巻かれて棒状に形成される。本実施形態では、柱部材21は、展開状態において長方形状であり、柱辺21Sとして、一対の柱長辺21Saと一対の柱短辺21Sbとを有している。そして、柱部材21は、柱長辺21Saに平行な方向を柱軸方向L1として、柱軸方向L1に直交する方向を巻方向Rとして巻かれる。具体的には、柱部材21は、展開状態において、一対の柱長辺21Saのうち一方の柱長辺21Sa(図中上側の柱長辺21Sa)を巻方向Rの始端とすると共に、他方の柱長辺21Sa(図中下側の柱長辺21Sa)を巻方向Rの終端とするようにして、棒状に巻かれる。そして、本例では、棒状に形成された柱部材21は、仮設間仕切り100の組み立て後において、柱軸方向L1が上下方向Vに沿うように配置される。
(Column members)
FIG. 3 shows a step of forming the
〔梁部材〕
図4は、梁部材22を展開状態から棒状に形成する工程を示している。図示するように、梁部材22は、展開した状態で少なくとも1つの角部(以下、梁角部22C)に梁切欠部221(切り欠きに相当)が設けられた矩形状であり、いずれか1つの辺(以下、梁辺22S)に平行な方向を軸方向(以下、梁軸方向L2)として巻かれて棒状に形成される。本実施形態では、梁部材22は、展開状態において、梁辺22Sとして、一対の梁長辺22Saと一対の梁短辺22Sbと、4つの梁角部22Cと、を有している。そして、梁部材22は、梁長辺22Saに平行な方向を梁軸方向L2として、梁軸方向L2に直交する方向を巻方向Rとして巻かれる。具体的には、梁部材22は、展開状態において、一対の梁長辺22Saのうち一方の梁長辺22Sa(図中上側の梁長辺22Sa)を巻方向Rの始端とすると共に、他方の梁長辺22Sa(図中下側の梁長辺22Sa)を巻方向Rの終端とするようにして、棒状に巻かれる。なお、本例では、棒状に形成された梁部材22は、仮設間仕切り100の組み立て後において、梁軸方向L2が水平方向Hに沿うように配置される。
(Beam members)
FIG. 4 shows a step of forming the
ここで、梁切欠部221について説明を加える。梁切欠部221は、4つの梁角部22Cの少なくとも一つに設けられる切欠部である。本実施形態では、4つの梁角部22Cのうちの一つのみに梁切欠部221が設けられている。また本実施形態では、梁切欠部221は、梁角部22Cを矩形状に切り欠いて形成されている。このような梁切欠部221を設けたことにより、一対の梁短辺22Sbのうち一方の梁短辺22Sbが、他方の梁短辺22Sbよりも短くなっていると共に、一対の梁長辺22Saのうち一方の梁長辺22Saが、他方の梁長辺22Saよりも短くなっている。そして、本例では、梁切欠部221が巻方向Rの終端側となるように、梁部材22を巻く。これにより、梁部材22が巻かれて棒状にされた状態において、梁軸方向L2における梁切欠部221に対応する位置に、他の部分よりも径が小さくされた小径部22Aが形成される。すなわち本例では、梁部材22は、巻かれて棒状にされた状態において、大径部22Bと、当該大径部22Bよりも径が小さな小径部22Aと、を有する。小径部22Aは、梁部材22における梁軸方向L2の端部に形成される。
Here, the
図示の例では、梁切欠部221は、矩形状に形成されている。しかし、梁切欠部221の形状は、これに限定されず、矩形状の梁部材22の角部が切り欠かれた形状であればよい。従って、梁切欠部221によって切り欠かれた領域の形状が、例えば、円又は楕円の一部に相当する形状、三角形状、平行四辺形状等の各種形状とされていてもよい。
In the illustrated example, the
〔ブレース〕
ブレース3は、棒状に形成されると共に複数の骨格部材2に連結されて、仮設間仕切り100を補強する。本実施形態では、ブレース3が「補強部材」に相当する。
(Brace)
The
図5は、ブレース3を展開状態から棒状に形成する工程を示している。本実施形態では、ブレース3は、折り畳み可能なシート状のブレース芯材31(補強芯材に相当)と、筒状に形成されたシート材であるブレースカバー32(カバー部材に相当)と、を備えている。そして、ブレース芯材31が棒状に巻かれた状態でブレースカバー32に挿入される。これにより、ブレース3が、全体として棒状に形成される。
FIG. 5 shows a step of forming the
ブレース芯材31は、展開した状態で矩形状であり、いずれか1つの辺(以下、ブレース辺31S)に平行な方向を軸方向(以下、ブレース軸方向L3)として巻かれて棒状に形成される。本実施形態では、ブレース芯材31は、展開状態において長方形状であり、ブレース辺31Sとして、一対のブレース長辺31Saと一対のブレース短辺31Sbとを有している。そして、ブレース芯材31は、ブレース長辺31Saに平行な方向をブレース軸方向L3として、ブレース軸方向L3に直交する方向を巻方向Rとして巻かれる。具体的には、ブレース芯材31は、展開状態において、一対のブレース長辺31Saのうち一方のブレース長辺31Sa(図中上側のブレース長辺31Sa)を巻方向Rの始端とすると共に、他方のブレース長辺31Sa(図中下側のブレース長辺31Sa)を巻方向Rの終端とするようにして、棒状に巻かれる。そして、棒状に形成されたブレース芯材31は、筒状のブレースカバー32に挿入される。これにより、棒状のブレース3が形成される。
The
〔仮設間仕切りの組み立て〕
次に、仮設間仕切り100の組み立てについて、図6〜図11を参照して説明する。
[Assembly of temporary partition]
Next, the assembly of the
まず、図6に示すように、保持部10に骨格部材2を挿入する。本実施形態では、柱用保持部11の端部に形成された柱用開口部111から、当該柱用保持部11の中に柱部材21を挿入する。これを全ての柱用保持部11に対して行う。図7に示すように、本例では、柱部材21は、柱用保持部11に挿入後の状態で、当該柱部材21の下端部が柱用保持部11から下方に突出するように配置される。このように、柱用保持部11から下方に突出した柱部材21の下端部が、設置面F(図1参照)に接触する仮設間仕切り100の脚部となる。
First, as shown in FIG. 6, the
また、本実施形態では、梁用保持部12の両端部に形成された梁用開口部121のうち一方の梁用開口部121から、当該梁用保持部12の中に梁部材22を挿入する。これを全ての梁用保持部12に対して行う。ここで、本例では、全ての梁部材22を、それぞれが対応する梁用保持部12に対して同じ向きとなるように挿入する。本例では、図7に示すように、梁部材22は、梁用保持部12に挿入後の状態で、小径部22Aが梁用保持部12から同じ側に突出するように配置される。また、複数の梁部材22は、それぞれが対応する梁用保持部12に挿入後の状態で、間仕切り本体1の上端部に沿って一列に並ぶように配置される。そして、複数の梁部材22の小径部22Aのそれぞれが、隣り合う他の梁部材22の大径部22Bに近接する位置に配置される。
Further, in the present embodiment, the
梁部材22を梁用保持部12に挿入した後、図8に示すように、梁用保持部12を、その内部の梁部材22ごと柱部材21の側(下側)に折り畳む。これにより、梁部材22と連結部材取付部80とを接近させる。なお、本例では、柱部材21及び梁部材22を挿入した後に間仕切り本体1を設置面Fに立てた状態とすることで、梁用保持部12及び梁部材22が、それらの重みによって柱部材21の側に折り畳まれる。
After the
また、本実施形態では、図9に示すように、隣り合う一対の梁部材22の端部同士が互いに連結される。上述のように、一列に並ぶように配置された複数の梁部材22のそれぞれでは、小径部22Aが、隣り合う他の梁部材22の大径部22Bに近接して配置されている。従って、小径部22Aと大径部22Bとを連結することにより、隣り合う一対の梁部材22同士を連結することができる。具体的には、小径部22Aを、隣接する大径部22Bの延在方向に沿うように折り曲げて当該隣接する大径部22Bに挿入することにより、隣り合う一対の梁部材22同士を連結する。ここで、上記において図4を参照して説明したように、小径部22Aは、梁切欠部221によって、巻かれる長さが大径部22Bよりも短く、肉厚も薄くなっているため、大径部22Bに比べて強度が低い。これにより、小径部22Aを大径部22Bに対して容易に折り曲げることが可能となっており、小径部22Aと隣り合う他の梁部材22の大径部22Bとを連結し易い構成となっている。このような構成により、平面視で多角形状(本例では六角形状)を形成するように、一列に並ぶ複数の梁部材22を連結することが容易となっている。なお、上記では、小径部22Aを大径部22Bに挿入することにより、隣り合う一対の梁部材22の端部同士を連結する構成について説明したが、そのような構成に限定されることはなく、例えば、ベルト等の連結補助部材を用いて一対の梁部材22の端部同士を連結する構成としてもよい。
Further, in this embodiment, as shown in FIG. 9, ends of a pair of
更に本実施形態では、図10に示すように、隣り合う一対の梁部材22の端部同士は、互いに連結された状態で、固定部材7によって互いに固定される。本例では、帯状の固定部材7が、隣り合う一対の梁用保持部12のそれぞれに設けられた固定部材取付部70に亘って挿通されて、一対の梁用保持部12同士を連結する。本例では、固定部材7は、帯状の本体部7Aと、本体部7Aの端部に連結されたバックル7Bと、本体部7Aの一方の面において当該本体部7Aの長さ方向に分かれて配置された一対の面ファスナー7Cとを有している。そして、本体部7Aを一対の固定部材取付部70に挿通すると共に、当該本体部7Aをバックル7Bに挿通して折り返し、一対の面ファスナー7Cを互いに係合させる。これにより、固定部材7をループ状とし、当該ループによって一対の梁用保持部12を連結する。このような固定部材7によって一対の梁用保持部12を引き寄せて連結することで、隣り合う一対の梁部材22の端部同士の位置関係を固定し、両者の連結が外れにくいようにすることができる。
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 10, ends of a pair of
また本実施形態では、図11に示すように、ブレース3は、連結部材8によって梁部材22に連結される。図示の例では、帯状の連結部材8が、連結部材取付部80に挿通されて、梁部材22と2つのブレース3とを一体的に連結する。具体的には、連結部材8は、梁部材22の長手方向における中央位置において、当該梁部材22と2つのブレース3の端部とを連結する。図1に示すように、ブレース3は、隣り合う一対の梁部材22に亘って配置されており、ブレース3の一方の端部が隣り合う一対の梁部材22の一方の中央部に配置され、ブレース3の他方の端部が隣り合う一対の梁部材22の他方の中央部に配置されている。そして、ブレース3の両端部のそれぞれが、連結部材8によって対応する梁部材22にそれぞれ連結されている。本例では、連結部材8は、帯状の本体部8Aと、本体部8Aの端部に連結されたバックル8Bと、本体部8Aの一方の面において当該本体部8Aの長さ方向に分かれて配置された一対の面ファスナー8Cとを有している。そして、本体部8Aを連結部材取付部80に挿通すると共に、当該本体部8Aを梁部材22及び2つのブレース3の端部の周囲に巻き付けてからバックル8Bに挿通して折り返し、一対の面ファスナー8Cを互いに係合させる。これにより、連結部材8をループ状とし、当該ループによって梁部材22と2つのブレース3とを連結する。なお、上記では、1つのブレース3が、2つの梁部材22のそれぞれに対して連結される構成について説明した(図1参照)。しかし、このような構成に限定されることなく、ブレース3は、例えば、2つの柱部材21のそれぞれに連結される構成であってもよいし、或いは、柱部材21と梁部材22とのそれぞれに連結される構成であってもよい。
In the present embodiment, as shown in FIG. 11, the
2.その他の実施形態
次に、仮設間仕切りのその他の実施形態について説明する。
2. Other Embodiments Next, other embodiments of the temporary partition will be described.
(1)上記の実施形態では、間仕切り本体1が、設置面Fに立てられた状態で六角形筒状(多角形筒状)に形成されている例について説明した。しかし、このような構成に限定されることなく、間仕切り本体1は、例えば多角錐状に形成されていてもよい。図12には、四角錐状に形成された間仕切り本体1を備えた仮設間仕切り200を例示している。この場合、間仕切り本体1は、三角形状の区画壁部Wを4つ有し、当該4つの区画壁部Wにより囲まれた空間部9を形成している。そして、上記実施形態では、柱用保持部11が、間仕切り本体1が設置面Fに立てられた状態で、上下方向Vに沿うように配置されている例について説明したが、図12に示す例では、柱用保持部11(柱部材21)が、上下方向Vに対して傾斜する方向に沿うように配置されている。このような柱用保持部11(柱部材21)の配置も、設置面Fから上方に向かう方向に沿うものとなっている。また、このような場合、図示するように、上述の梁用保持部12(梁部材22)は設けられない構成とすることができる。また、図示は省略するが、例えば、間仕切り本体1がドーム状に形成されていてもよい。この場合、筒状の保持部10は、ドーム状の間仕切り本体1の外周に沿うアーチ状に配置されていると好適である。そして、骨格部材2は、シート状部材が巻いて棒状に形成された状態で、アーチ状に配置された保持部10に挿入されることで、アーチ状の骨格を形成することができる。この場合、骨格部材2は、柱部材21と梁部材22とを兼ねたものであると解釈することができる。
(1) In the above-described embodiment, an example has been described in which the partition
(2)上記の実施形態では、間仕切り本体1が、複数の区画壁部Wにより囲まれた空間部9を形成する例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、間仕切り本体1は、上述のような空間部9を形成することなく、区画壁部Wによって空間を区画するだけの態様であってもよい。この場合には、区画壁部Wは、間仕切り本体1に対して複数であることに限定されず、1つのみであってもよい。例えば、間仕切り本体1が1枚の平面状の区画壁を形成し、或いは、間仕切り本体1が平面視でL字状に配置される2枚の区画壁部Wを形成する構成等であってもよい。
(2) In the above-described embodiment, the example in which the
(3)上記の実施形態では、梁用保持部12が、間仕切り本体1が設置面Fに立てられた状態で、水平方向Hに沿うように配置されている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、梁用保持部12は、水平方向Hに対して傾斜する方向に沿って配置されていてもよい。
(3) In the above-described embodiment, an example has been described in which the
(4)上記の実施形態では、柱部材21が、展開した状態で矩形状である例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、柱部材21は、展開した状態から巻かれることにより棒状に形成される態様であればよく、展開した状態の形状はどのような形状であってもよい。例えば、柱部材21の展開状態での形状が、各種の多角形状、円形状、楕円形状等であってもよい。梁部材22及びブレース芯材31についても同様である。
(4) In the above-described embodiment, an example in which the
(5)上記の実施形態では、梁切欠部221が巻方向Rの終端側となるように梁部材22を巻いて棒状にすることで、梁軸方向L2における梁切欠部221に対応する位置に、他の部分よりも径が小さくされた小径部22Aが形成される例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、梁切欠部221が巻方向Rの始端側となるように梁部材22を巻いて棒状にしてもよい。この場合には、梁部材22は、巻かれて棒状にされた状態において、梁軸方向L2における梁切欠部221に対応する位置に、他の部分と外径が同じであって内径が大きな部分(筒状部)が形成される。これにより、当該部分に、他の梁部材22を挿入し易くでき、隣り合う梁部材22同士の連結が容易となる。なお、他の梁部材22における挿入部分には、梁切欠部221を巻方向Rの終端側となるように配置することにより小径部22Aを形成するようにしてもよい。このようにすれば、小径部22Aを筒状部に容易に挿入することができる。
(5) In the above-described embodiment, the
(6)上記の実施形態では、梁部材22が、展開した状態で1つの梁角部22Cに梁切欠部221が設けられた矩形状であり、巻かれた状態で小径部22Aと大径部22Bとが形成される例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、梁切欠部221は、梁部材22の複数の角部に設けられていてもよい。例えば、梁部材22が、展開した状態で対角となる2つの梁角部22Cのそれぞれに梁切欠部221が設けられた矩形状とされていても好適である。或いは、梁部材22は、展開した状態で、梁切欠部221を有しない矩形状であってもよい。
(6) In the above embodiment, the
(7)上記の実施形態では、仮設間仕切り100が、補強部材としてブレース3を備えている例について説明したが、ブレース3は必須の構成ではない。
(7) In the above embodiment, the example in which the
(8)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。 (8) It should be noted that the configuration disclosed in each of the above embodiments can be applied in combination with the configuration disclosed in other embodiments as long as no contradiction occurs. Regarding other configurations, the embodiments disclosed in this specification are merely examples in all respects. Therefore, various modifications can be appropriately made without departing from the spirit of the present disclosure.
3.上記実施形態の概要
以下、上記において説明した仮設間仕切りの概要について説明する。
3. Outline of the above embodiment The outline of the temporary partition described above will be described below.
シート状の間仕切り本体と、間仕切り本体を設置面に立てた状態に支持する骨格部材と、を備えた仮設間仕切りであって、
前記間仕切り本体は、棒状に形成された前記骨格部材が挿入される筒状の保持部を複数箇所に備え、
前記骨格部材は、折り畳み可能なシート状であって、巻いて棒状に形成された状態で、複数の前記保持部のそれぞれに挿入される。
A temporary partition provided with a sheet-shaped partition main body and a skeletal member that supports the partition main body in a standing state on an installation surface,
The partition body includes a plurality of cylindrical holding portions into which the skeletal members formed in a rod shape are inserted,
The skeleton member has a foldable sheet shape, and is inserted into each of the plurality of holding portions in a state of being wound into a rod shape.
本構成によれば、間仕切り本体と骨格部材との双方がシート状の部材であるため、不使用時にはこれらを折り畳んで収納することができる。よって、不使用時の保管が容易である。そして、使用時には、シート状の骨格部材を巻いて棒状に形成し、筒状の保持部に挿入するだけで、仮設間仕切りを組み立てることができる。従って、特に難しい作業を必要とせず、容易に仮設間仕切りを設置することができる。 According to this configuration, since both the partition main body and the skeleton member are sheet-shaped members, they can be folded and stored when not in use. Therefore, storage when not in use is easy. Then, at the time of use, the temporary partition can be assembled simply by winding the sheet-shaped frame member into a rod shape and inserting it into the cylindrical holding portion. Therefore, the temporary partition can be easily installed without requiring particularly difficult work.
ここで、
前記間仕切り本体は多角形筒状に形成され、当該多角形筒状の複数の辺部の少なくとも一部に沿って前記保持部が配置されていると好適である。
here,
It is preferable that the partition main body is formed in a polygonal cylindrical shape, and the holding portion is arranged along at least a part of a plurality of sides of the polygonal cylindrical shape.
本構成によれば、間仕切り本体の内部に、当該間仕切り本体によって囲まれて外部から遮蔽された空間を形成することができる。また、多角形筒状の複数の辺部の少なくとも一部に沿って骨格部材が配置されることになるため、間仕切り本体を多角形筒状に維持しつつ設置面に立てた状態で適切に支持することができる。 According to this configuration, a space surrounded by the partition body and shielded from the outside can be formed inside the partition body. In addition, since the skeletal member is arranged along at least a part of the plurality of sides of the polygonal cylindrical shape, the partition body is appropriately supported while standing on the installation surface while maintaining the polygonal cylindrical shape. can do.
また、
複数の前記保持部には、前記間仕切り本体が前記設置面に立てられた状態で、前記設置面から上方に向かう方向に沿う筒状の柱用保持部が含まれ、
前記間仕切り本体は、当該間仕切り本体が前記設置面に立てられた状態で、前記設置面に平行な方向に互いに離間して配置される複数の前記柱用保持部を備え、
前記柱用保持部に挿入される前記骨格部材は、柱として機能する柱部材であると好適である。
Also,
The plurality of holding portions include a cylindrical pillar holding portion along a direction upward from the installation surface in a state where the partition body is erected on the installation surface,
The partition main body includes a plurality of pillar holding portions that are arranged separately from each other in a direction parallel to the installation surface in a state where the partition main body is erected on the installation surface,
It is preferable that the skeleton member inserted into the column holding portion is a column member that functions as a column.
本構成によれば、設置面から上方に向かう方向に沿って配置される複数の柱部材によって間仕切り本体が支持される。従って、間仕切り本体を設置面に立つ壁状に配置することができる。これにより、使い勝手がよく、広い空間を確保し易い仮設間仕切りとすることができる。 According to this configuration, the partition main body is supported by the plurality of pillar members arranged along the upward direction from the installation surface. Therefore, the partition main body can be arranged in a wall shape standing on the installation surface. This makes it possible to provide a temporary partition that is easy to use and can easily secure a wide space.
また、
前記柱部材は、展開した状態で矩形状であり、いずれか1つの辺に平行な方向を軸方向として巻かれて棒状に形成されると好適である。
Also,
It is preferable that the column member be rectangular in an unfolded state, and be formed in a rod shape by being wound with a direction parallel to any one side as an axial direction.
本構成によれば、シート状の柱部材を巻いて棒状にする作業が容易である。また、棒状に形成した状態では、軸方向の場所によらず厚みが同じになるため、柱部材の強度を確保し易い。 According to this configuration, the work of winding the sheet-like column member into a rod shape is easy. Further, in the state of being formed in a rod shape, the thickness becomes the same irrespective of the location in the axial direction, so that the strength of the column member is easily secured.
また、
複数の前記保持部には、前記間仕切り本体が前記設置面に立てられた状態で、前記設置面に平行な方向に沿う筒状の梁用保持部が含まれ、
前記間仕切り本体は、当該間仕切り本体が前記設置面に立てられた状態で、一対の前記柱用保持部の上部を繋ぐように配置される複数の前記梁用保持部を備え、
前記梁用保持部に挿入される前記骨格部材は、梁として機能する梁部材であると好適である。
Also,
The plurality of holding portions include a tubular beam holding portion along a direction parallel to the installation surface, with the partition body standing on the installation surface,
The partition body includes a plurality of beam holding portions arranged to connect the upper portions of the pair of pillar holding portions, with the partition body standing on the installation surface,
It is preferable that the skeleton member inserted into the beam holding portion is a beam member that functions as a beam.
本構成によれば、柱部材と梁部材とによって間仕切り本体が支持される。従って、間仕切り本体を設置面に平行な方向における広い範囲に配置し易い。これにより、広い空間を確保し易い仮設間仕切りとすることができる。また本構成によれば、設置面から上方に向かう方向に沿って立つ複数の柱部材の上部の位置関係が変化し難いように、梁部材によって複数の柱部材が連結される。従って、仮設間仕切りの強度を確保し易い。 According to this configuration, the partition main body is supported by the column members and the beam members. Therefore, it is easy to arrange the partition body in a wide range in a direction parallel to the installation surface. Thereby, a temporary partition which can easily secure a large space can be provided. Further, according to this configuration, the plurality of pillar members are connected by the beam member such that the positional relationship between the upper portions of the plurality of pillar members standing along the direction upward from the installation surface is unlikely to change. Therefore, it is easy to secure the strength of the temporary partition.
また、
前記設置面に平行な方向に沿って複数の前記梁部材が一列に並ぶように配置され、
隣り合う一対の前記梁部材の端部同士が互いに連結されると好適である。
Also,
A plurality of the beam members are arranged in a line along a direction parallel to the installation surface,
It is preferable that ends of a pair of adjacent beam members are connected to each other.
本構成によれば、設置面に平行な方向に沿って一列に並ぶように配置された複数の前記梁部材の位置関係が変化し難いように、隣り合う一対の梁部材の端部同士が互いに連結される。従って、仮設間仕切りの強度を高めることができる。 According to this configuration, the ends of a pair of adjacent beam members are mutually connected so that the positional relationship of the plurality of beam members arranged so as to be arranged in a line along the direction parallel to the installation surface is not easily changed. Be linked. Therefore, the strength of the temporary partition can be increased.
また、
前記梁部材は、展開した状態で少なくとも1つの角部に切り欠きが設けられた矩形状であり、いずれか1つの辺に平行な方向を軸方向として巻かれて棒状に形成されると好適である。
Also,
The beam member has a rectangular shape in which a notch is provided in at least one corner in an expanded state, and is preferably formed in a rod shape by being wound in a direction parallel to any one side as an axial direction. is there.
本構成によれば、矩形状の梁部材のいずれか1つの辺を基準として巻くことで棒状にするため、シート状の梁部材を巻いて棒状にする作業が容易である。また、棒状に形成した状態では、切り欠き部に対応する部分の厚みが薄くなるため、当該部分の強度が低くなる。これにより、当該強度の低い部分を容易に折り曲げることが可能となり、隣り合う一対の梁部材の端部同士の連結を容易に行うことが可能となっている。 According to this configuration, the rectangular beam member is formed into a rod shape by being wound with reference to any one side, so that the work of winding the sheet-shaped beam member into a rod shape is easy. Further, in the state of being formed in a rod shape, the thickness of the portion corresponding to the cutout portion is reduced, so that the strength of the portion is reduced. This makes it possible to easily bend the low-strength portion, and to easily connect the ends of a pair of adjacent beam members.
また、
複数の前記骨格部材を連結する補強部材を更に備え、
前記補強部材は、折り畳み可能なシート状の補強芯材と、筒状に形成されたシート材であるカバー部材と、を備え、前記補強芯材が棒状に巻かれた状態で前記カバー部材に挿入されており、
前記補強部材は、少なくとも2つの前記骨格部材のそれぞれに対して連結部材によって連結されると好適である。
Also,
Further comprising a reinforcing member for connecting the plurality of skeletal members,
The reinforcing member includes a foldable sheet-like reinforcing core material and a cover member that is a sheet material formed in a tubular shape, and is inserted into the cover member in a state where the reinforcing core material is wound in a rod shape. Has been
It is preferable that the reinforcing member is connected to each of at least two of the skeleton members by a connecting member.
本構成によれば、複数の骨格部材の位置関係が変化し難いように、少なくとも2つの骨格部材が補強部材によって連結される。従って、仮設間仕切りの強度を高めることができる。また、本構成によれば、間仕切り本体と骨格部材とに加えて、補強部材までがシート状の部材の組合せであるため、不使用時にはこれらを折り畳んで収納することができる。よって、不使用時の保管が容易である。そして、使用時には、シート状の補強芯材を棒状に巻いて筒状のカバー部材に挿入するだけで、補強部材を構成することができる。 According to this configuration, at least two skeleton members are connected by the reinforcing member so that the positional relationship between the plurality of skeleton members does not easily change. Therefore, the strength of the temporary partition can be increased. Further, according to this configuration, in addition to the partition body and the skeletal member, up to the reinforcing member is a combination of sheet-like members, so that they can be folded and stored when not in use. Therefore, storage when not in use is easy. Then, at the time of use, the reinforcing member can be configured simply by winding the sheet-like reinforcing core material into a rod shape and inserting it into the cylindrical cover member.
また、
前記間仕切り本体が、ポリエチレン系不織布により構成され、
前記骨格部材が、ポリプロピレン系不織布により構成されていると好適である。
Also,
The partition body is made of a polyethylene-based nonwoven fabric,
It is preferable that the skeleton member is made of a polypropylene-based nonwoven fabric.
本構成によれば、十分な強度と撥水性とを有する間仕切り本体を適切に実現できる。また、骨格部材については、間仕切り本体を支持するのに十分な剛性を確保することが容易となる。 According to this configuration, a partition body having sufficient strength and water repellency can be appropriately realized. Further, the skeletal member can easily secure sufficient rigidity to support the partition main body.
本開示に係る技術は、空間を仕切る仮設間仕切りに利用することができる。 The technology according to the present disclosure can be used for a temporary partition that partitions a space.
100 :仮設間仕切り
1 :間仕切り本体
10 :保持部
11 :柱用保持部
12 :梁用保持部
111 :柱用開口部
121 :梁用開口部
131 :出入用スリット
132 :係止部
133 :被係止部
2 :骨格部材
21 :柱部材
21S :柱辺(柱部材の辺)
22 :梁部材
22C :梁角部(梁部材の角部)
22S :梁辺(梁部材の辺)
221 :梁切欠部(柱部材の切り欠き)
3 :ブレース(補強部材)
31 :ブレース芯材(補強芯材)
32 :ブレースカバー(カバー部材)
8 :連結部材
F :設置面
L1 :柱軸方向(柱部材の軸方向)
L2 :梁軸方向(梁部材の軸方向)
S :本体辺部(辺部)
V :上下方向
H :水平方向
100: Temporary partition 1: Partition main body 10: Holding part 11: Column holding part 12: Beam holding part 111: Column opening 121: Beam opening 131:
22:
22S: Beam side (side of beam member)
221: Beam notch (column member notch)
3: Brace (reinforcing member)
31: Brace core material (reinforcement core material)
32: Brace cover (cover member)
8: Connecting member F: Installation surface L1: Column axial direction (axial direction of column member)
L2: Beam axial direction (axial direction of beam member)
S: Body side (side)
V: Vertical direction H: Horizontal direction
Claims (9)
前記間仕切り本体は、棒状に形成された前記骨格部材が挿入される筒状の保持部を複数箇所に備え、
前記骨格部材は、折り畳み可能なシート状であって、巻いて棒状に形成された状態で、複数の前記保持部のそれぞれに挿入される、仮設間仕切り。 A temporary partition provided with a sheet-shaped partition main body and a skeletal member that supports the partition main body in a standing state on an installation surface,
The partition body includes a plurality of cylindrical holding portions into which the skeletal members formed in a rod shape are inserted,
The temporary partition, wherein the skeletal member is a foldable sheet and is inserted into each of the plurality of holding portions in a state of being wound into a rod shape.
前記間仕切り本体は、当該間仕切り本体が前記設置面に立てられた状態で、前記設置面に平行な方向に互いに離間して配置される複数の前記柱用保持部を備え、
前記柱用保持部に挿入される前記骨格部材は、柱として機能する柱部材である、請求項1又は2に記載の仮設間仕切り。 The plurality of holding portions include a cylindrical pillar holding portion along a direction upward from the installation surface in a state where the partition body is erected on the installation surface,
The partition main body includes a plurality of pillar holding portions that are arranged separately from each other in a direction parallel to the installation surface in a state where the partition main body is erected on the installation surface,
The temporary partition according to claim 1, wherein the frame member inserted into the column holding portion is a column member functioning as a column.
前記間仕切り本体は、当該間仕切り本体が前記設置面に立てられた状態で、一対の前記柱用保持部の上部を繋ぐように配置される複数の前記梁用保持部を備え、
前記梁用保持部に挿入される前記骨格部材は、梁として機能する梁部材である、請求項3又は4に記載の仮設間仕切り。 The plurality of holding portions include a tubular beam holding portion along a direction parallel to the installation surface, with the partition body standing on the installation surface,
The partition body includes a plurality of beam holding portions arranged to connect the upper portions of the pair of pillar holding portions, with the partition body standing on the installation surface,
The temporary partition according to claim 3, wherein the skeletal member inserted into the beam holding portion is a beam member that functions as a beam.
隣り合う一対の前記梁部材の端部同士が互いに連結される、請求項5に記載の仮設間仕切り。 A plurality of the beam members are arranged in a line along a direction parallel to the installation surface,
The temporary partition according to claim 5, wherein ends of a pair of adjacent beam members are connected to each other.
前記補強部材は、折り畳み可能なシート状の補強芯材と、筒状に形成されたシート材であるカバー部材と、を備え、前記補強芯材が棒状に巻かれた状態で前記カバー部材に挿入されており、
前記補強部材は、少なくとも2つの前記骨格部材のそれぞれに対して連結部材によって連結される、請求項1から7のいずれか一項に記載の仮設間仕切り。 Further comprising a reinforcing member for connecting the plurality of skeletal members,
The reinforcing member includes a foldable sheet-like reinforcing core material and a cover member that is a sheet material formed in a tubular shape, and is inserted into the cover member in a state where the reinforcing core material is wound in a rod shape. Has been
The temporary partition according to any one of claims 1 to 7, wherein the reinforcing member is connected to each of the at least two skeleton members by a connecting member.
前記骨格部材が、ポリプロピレン系不織布により構成されている、請求項1から8のいずれか一項に記載の仮設間仕切り。 The partition body is made of a polyethylene-based nonwoven fabric,
The temporary partition according to any one of claims 1 to 8, wherein the skeleton member is formed of a polypropylene-based nonwoven fabric.
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JP2018189426A Pending JP2020056278A (en) | 2018-10-04 | 2018-10-04 | Temporary partition |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2020056278A (en) |
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2018
- 2018-10-04 JP JP2018189426A patent/JP2020056278A/en active Pending
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