JP2020055188A - File - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、書類を収納するファイルに関する。 The present invention relates to a file for storing documents.
従来から、開口縁片に切欠が設けられた、書類等の収納物を収納するファイルが提案されている。例えば、特許文献1には、書類を整理保管するためのファイル(クリアーホルダー)が開示されている。このファイルでは、右側面下部の溶着で書類が落ちにくいようにしてあり、正面の表紙部の右側辺に形成された切欠部(指ぬき部)が円弧状に構成され指を掛けやすいものとしている。使用者はこのような切欠部に親指を掛ける等してファイルを開き、書類を収納したり取り出したりすることができる。
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been proposed a file in which a cutout is provided in an opening edge piece to store a storage item such as a document. For example,
ファイルを開く操作は、切欠部の周辺を把持し、切欠部に露出する奥側に対向するシートを親指の先端側で捲るなどして2枚のシートを離間させて行われる。しかし特許文献1では、ファイルの切欠部が対称形状であるため、ファイルを把持しながら切欠部に親指を当てると、切欠部の下端内縁の一部と親指とが干渉してシートを捲りにくくなることが想定される。
The operation of opening the file is performed by holding the periphery of the notch and turning the two sheets apart by, for example, turning the sheet facing the back exposed at the notch with the tip of the thumb. However, in
本発明は、以上の点に鑑み、収納物の出し入れが容易なファイルを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to provide a file in which stored items can be easily taken in and out.
本発明に係るファイルは、第一シートと、該第一シートに重ねて配置された第二シートとの間に形成される収納部と、前記第一シート及び前記第二シートが接続されて形成される閉塞部と、前記収納部に収納物を出し入れ可能に形成される開口部と、を備え、前記第一シートは、前記開口部側の縁部に非対称の切欠部を有する、ことを特徴とする。 The file according to the present invention is formed by connecting the first sheet and the second sheet, and a storage portion formed between the first sheet and the second sheet placed on the first sheet. The first sheet has an asymmetrical notch at an edge on the side of the opening. And
本発明によれば、収納物の出し入れが容易なファイルを提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a file in which stored items can be easily taken in and out.
(適用例1)
以下、図に基づいて本発明の実施形態の適用例1を説明する。図1は、ファイル1Aを平面から見た図である。本実施形態のファイル1Aは、ポリプロピレン等の樹脂により形成され、破線で示す収納物であるA4サイズの書類P1,P2を収納することができる略矩形状のクリアーホルダーである。ファイル1Aは1枚のシート部材を二つ折りにして重ねて内部に収納部151を形成している。二つ折りにした手前側の第一シート11の上縁部11a、右縁部11b及び下縁部11cは、それぞれ奥側の第二シート12の上縁部12a、右縁部12b及び下縁部12cと対応して重ね合わせられる。第一シート11及び第二シート12の左縁部は、一体のシート部材の上端から下端に亘って折り曲げられた折曲部として形成されて、ファイル1Aの閉塞部131を構成する。第一シート11及び第二シート12は、閉塞部131において接続されている。
(Application example 1)
Hereinafter, application example 1 of the embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram of the
また、ファイル1Aの下縁部11c,12c側には、超音波溶着等により間欠的に接続された溶着部132aが形成される。この溶着部132aにより、第一シート11及び第二シート12が接続されてファイル1Aの下縁部11c,12c側の閉塞部132が形成される。
Further, on the
ファイル1Aの上縁部11a,12a側及び右縁部11b,12b側には、収納部151内に収納物を出し入れ可能な開口部141,142が形成される。使用者は、開口部141,142において第一シート11及び第二シート12を指で離間させる等して収納部151内に書類P1,P2を出し入れすることができる。ファイル1Aの開口部141側の右上角部(一方端11b1側の角部)及び右下角部(他方端11b2側の角部)はR面取りされており、使用者を怪我等から保護することができる。
第一シート11の右縁部11bの他方端11b2側には、切欠部111が形成される。切欠部111は、底部に相当する凹湾曲部111aと、凹湾曲部111aから一方端11b1側の右縁部11bと接続される上側縁辺111bと、凹湾曲部111aから他方端11b2側の右縁部11bと接続される下側縁片111cとにより形成される。下側縁片111cは、下縁部11cと略平行となるように形成される。上側縁辺111bは、切欠部111の切り欠き幅が右縁部11b側へ向かって徐々に拡開するように、下縁部11cに対して傾斜して略直線状に形成される。複数形成された溶着部132aのうち、右縁部11b側の溶着部132aは切欠部111の下方に配置される。
A
このような切欠部111により、開口部141,142の開閉操作が繰り返されても、溶着部132aが破断することを防ぐことができる。
The
第一シート11の右縁部11bの一方端11b1側には、非対称の切欠部112Aが形成される。切欠部112Aは、右縁部11bの一方端11b1側と接続される第一凸湾曲部112aと、右縁部11bの他方端11b2側と接続される第二凸湾曲部112bと、第一凸湾曲部112a及び第二凸湾曲部112bと接続される凹湾曲部112cとを含む。第一凸湾曲部112aの曲率半径R1(第一曲率半径)は第二凸湾曲部112bの曲率半径R2(第二曲率半径)以下となるように形成される。また、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は凹湾曲部112cの曲率半径R3の約4倍となるように形成される(図10も参照)。
An
図2(a)は、図1のファイル1AのII−II拡大断面図である。第一シート11及び第二シート12は、各右縁部11b,12bが揃うように重ねられる。ファイル1Aは、第一シート11及び第二シート12との間に収納部151を形成している。図2(a)では、収納部151内にA4サイズの用紙である書類P1及び書類P2が重ねて収納されている様子を示している。ファイル1Aでは、書類P1,P2が露出しない寸法で切欠部112Aが形成される。
FIG. 2A is an II-II enlarged sectional view of the
図2(b)はファイル1Aの切欠部112A周辺の拡大平面図である。ここで、ファイル1A及び切欠部112Aの寸法について図10を参照しながら説明する。なお、図10における数値の単位はいずれも「mm」である。
FIG. 2B is an enlarged plan view around the
適用例1のファイル1Aでは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が220mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が310mmとなるように形成される。また、切欠部112Aについては、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1(第一曲率半径)は10.5mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2(第二曲率半径)は95mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3(第三曲率半径)は23.5mmである。したがって、切欠部112Aは上下方向に非対称となるように形成される。第一凸湾曲部112a及び第二凸湾曲部112bの各円弧は、略直線状に形成される右縁部11bと外接するように形成される。また、第一凸湾曲部112a及び第二凸湾曲部112bは、凹湾曲部112cと変曲点を介して屈折することなく接続される。そのため、右縁部11bと切欠部112Aとは滑らかに接続されて、ファイル1Aを封筒袋などに収納する際に袋を傷つけることを防止したり、使用者がファイル1Aを扱う際の怪我を防止することができる。
In the
また、切欠部112Aを形成したファイル1Aは収納物である書類P1,P2の出し入れを容易に行うことができる。図2(b)では、使用者が二点鎖線で示す右手の親指でファイル1Aを捲る様子を示している。ファイル1Aには第二シート12の一部が露出するように切欠部112Aが形成されているため、使用者は、この切欠部112Aに右手の親指の腹を当てて第二シート12の右縁部12bを第一シート11から容易に離間させることができる。従って、使用者は開口部141を開いて収納部151に書類P1,P2を容易に出し入れすることができる。
Further, the
また、図10の各ファイル1A〜1Mに対応する露出量L2の値は、切欠部112A〜112Mにおける書類P1,P2の露出量を正として示し、被覆量を負として示している。ファイル1Aでは、露出量L2が−2mmであるため、切欠部112Aにおいて書類P1,P2が覆われるように設定されている。従って、ファイル1A内に収納した書類P1,P2は全体が覆われて、汚損から保護することができる(図1も参照)。
In addition, the value of the exposure amount L2 corresponding to each of the
以上、適用例1ではファイル1AがA4サイズの用紙を収納可能なクリアーホルダーである例について説明したが、ファイル1Aに設けた切欠部112Aは、他のサイズの書類を収納可能なクリアーホルダーに適用することもできる。ここで、適用例2〜適用例6としてA2、A3、A5、B4、B5サイズの用紙を収納可能なクリアーホルダー(ファイル1B〜1F)に切欠部を設けた例について説明する。
As described above, in the application example 1, the
(適用例2)
図3(a)は適用例2におけるA2サイズの書類を収納するファイル1Bを示す図である。ファイル1Bは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が435mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が610mmとなるように形成される。また、切欠部112Bにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は21mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は190mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は47mmである。
(Application example 2)
FIG. 3A is a diagram illustrating a
(適用例3)
図3(b)は適用例3におけるA3サイズの書類を収納するファイル1Cを示す図である。ファイル1Cは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が310mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が430mmとなるように形成される。また、切欠部112Cにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は16mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は142mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は35mmである。
(Application example 3)
FIG. 3B is a diagram illustrating a
(適用例4)
図4(a)は適用例4におけるA5サイズの書類を収納するファイル1Dを示す図である。ファイル1Dは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が158mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が220mmとなるように形成される。また、切欠部112Dにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は10.5mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は95mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は23.5mmである。
(Application example 4)
FIG. 4A is a diagram illustrating a
(適用例5)
図4(b)は適用例5におけるB4サイズの書類を収納するファイル1Eを示す図である。ファイル1Eは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が270mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が380mmとなるように形成される。また、切欠部112Eにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は13mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は118mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は29mmである。
(Application example 5)
FIG. 4B is a diagram illustrating a
(適用例6)
図5(a)は適用例6におけるB5サイズの書類を収納するファイル1Fを示す図である。ファイル1Fは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が193mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が270mmとなるように形成される。また、切欠部112Fにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は10.5mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は95mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は23.5mmである。
(Application example 6)
FIG. 5A is a diagram illustrating a
クリアーホルダーとして示したファイル1A〜1Fは、図10に示すように切欠部112A〜112Fが形成される右縁部11bが長くなると、切欠深さL1は変化しない又は深くなるように形成される。これにより、大きな書類を扱う場合であっても切欠部112A〜112Fに親指を当てやすくなり、ファイル1A〜1Fの捲り操作を容易に行うことができる。
The
切欠部112A〜112Fの形状は、切欠部112A〜112Fが形成される第一シート11の右縁部11bが長くなると、第一凸湾曲部112a、第二凸湾曲部112b及び凹湾曲部112cの各曲率半径R1〜R3が変化しない又は増加する。また、図10の「R2−R3」は、曲率半径R2から曲率半径R3を減じた値である。切欠部112A〜112Fの形状は、切欠部112A〜112Iが形成される第一シート11の右縁部11bが長くなると、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1及び凹湾曲部112cの曲率半径R3の増加量に比べて第二凸湾曲部112bの曲率半径R2の増加量が変化しない又は大きくなるように設定されている。
When the
次に、適用例7〜適用例9として、封筒袋の収納に適したサイズのクリアーホルダー(ファイル1G〜1I)に、切欠部112G〜112Iを設けた例を説明する。なお、図10において、長形3号に対応するファイル1GではA4サイズの書類を横方向に3つ折りにした寸法が示され、長形4号に対応するファイル1HではB5サイズの書類を横方向に4つ折りにした寸法が示され、洋形2号に対応するファイル1IではA4サイズの書類を縦横十字折りにした寸法が示されている。図10に示したファイル1G〜1Iに収納する書類のサイズは一例であり、用途に応じて様々な書類を折り曲げたり或いは折り曲げずに収納することができる。
Next, as application examples 7 to 9, an example will be described in which
(適用例7)
図5(b)は適用例7における長形3号サイズの封筒(120mm×235mm)に収納可能なファイル1Gを示す図である。ファイル1Gは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が115mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が230mmとなるように形成される。また、切欠部112Gにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は33mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は72mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は17.5mmである。
(Application example 7)
FIG. 5B is a diagram showing a
(適用例8)
図6(a)は適用例8における長形4号サイズの封筒(90mm×205mm)に収納可能なファイル1Hを示す図である。ファイル1Hは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が85mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が200mmとなるように形成される。また、切欠部112Hにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は10.5mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は95mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は23.5mmである。
(Application Example 8)
FIG. 6A is a diagram illustrating a
(適用例9)
図6(b)は適用例9における洋型2号サイズの封筒(114mm×162mm)に収納可能なファイル1Iを示す図である。ファイル1Iは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が109mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が157mmとなるように形成される。また、切欠部112Iにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は10.5mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は95mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は23.5mmである。
(Application Example 9)
FIG. 6B is a diagram illustrating a
ファイル1G〜1Iの外形形状は、収納対象の封筒サイズよりも縦横それぞれ5mm小さい寸法に設定しており、書類を入れたファイル1G〜1Iを対応する各封筒に丁度よく収納できるように設定されている。
The external shape of the
また、ファイル1G,1Hは、図10に示すように切欠部112G,112Hが形成される右縁部11bが長くなると、切欠深さL1が深くなるように形成される。一方、ファイル1Iの右縁部11bはファイル1Hの右縁部11bよりも短いが、ファイル1Iの切欠部112Iはファイル1Hの切欠部112Hの切欠深さL1と同じ7.6mmにしている。ファイル1Iでは、書類が切欠部112Iにおいて3.6mm露出することになるが切欠部112Iの空間を広く確保しているため、ファイル1Iの捲り操作を容易としつつ、書類を入れたファイル1Iを対応する封筒に丁度よく収納できるようにしている。
Also, as shown in FIG. 10, the
次に、適用例10〜適用例13として、レールホルダ(ファイル1J〜1M)に切欠部112J〜112Mを設けた例について説明する。
Next, as an application example 10 to application example 13, an example in which
(適用例10)
図7(a)はA4サイズの書類を縦向きに収納するファイル1Jを示す図である。ファイル1Jは、書類P1,P2を第一シート11及び第二シート12の間に配置して、挟持レール2により閉塞部131側における第一シート11及び第二シート12を両外面から挟持することにより、書類P1,P2を収納保持することができる。第一シート11及び第二シート12は、図7(b)のVII−VII断面図に示すように、略コ字枠状の挟持レール2によって挟持される。挟持レール2の先端挟持部21は互いに内向き方向に弾発することができる。従って、挟持レール2をファイル1Jの第一シート11及び第二シート12の両外面から挟むと、内部に収納された書類P1,P2は、第一シート11及び第二シート12とともに挟圧することができる。先端挟持部21は第一シート11及び第二シートの平面視略同位置の上下方向に形成された谷折部113付近を挟持する。よって、書類P1,P2はファイル1J内からの脱落が防止される。また、本実施形態では、上縁部11a,12a、右縁部11b,12b及び下縁部11c,12cは、それぞれ開口部141,142,143として形成される。
(Application Example 10)
FIG. 7A is a diagram showing a
ファイル1Jは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が220mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が306mmとなるように形成される。また、切欠部112Jにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は30mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は100mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は24mmである。
The
(適用例11)
図8(a)はA3サイズの書類を横向きに収納するファイル1Kを示す図である。ファイル1Kは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が425mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が306mmとなるように形成される。また、切欠部112Kにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は30mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は80mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は20mmである。
(Application Example 11)
FIG. 8A is a diagram showing a
(適用例12)
図8(b)はA4サイズの書類を横向きに収納するファイル1Lを示す図である。ファイル1Lは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が307mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が219mmとなるように形成される。また、切欠部112Lにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は30mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は100mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は24mmである。
(Application Example 12)
FIG. 8B is a diagram showing a
(適用例13)
図9はB4サイズの書類を横向きに収納するファイル1Mを示す図である。ファイル1Mは、横辺(上縁部11a,12a及び下縁部11c,12c)が374mmであり、縦辺(右縁部11b,12b)が267mmとなるように形成される。また、切欠部112Mにおいて、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1は30mm、第二凸湾曲部112bの曲率半径R2は100mm、凹湾曲部112cの曲率半径R3は24mmである。
(Application Example 13)
FIG. 9 is a view showing a
適用例10〜適用例13のファイル1J〜1Mは、図10に示すようにいずれも露出量L2を4mmとしている。ファイル1J〜1Mは挟持レール2により多くの書類を収納することができるため、書類一枚一枚を検索しやすくすることができる。
As shown in FIG. 10, the exposure amounts L2 of the
以上、切欠部112A〜112Mを備えたファイル1A〜1Mについて説明した。切欠部112A〜112Mの切欠深さL1(図2(b)参照)は、第一シート11と第二シート12との離間を容易とするために、指の大きさを考慮してある程度以上の寸法に設定する必要がある。例えば、切欠部112A〜112Mに親指を当てて第二シート12を第一シート11と離間させる操作を行う場合、切欠部112A〜112Mの切欠深さL1を親指の太さの40%程度以上とすると、第二シート12の右縁部12bに親指が掛けやすくなる。
The
また、切欠部112A〜112Mの開口面積が広すぎると書類の露出が大きくなって保護されない領域が生ずるが、切欠深さL1を親指の太さ程度以下とすれば、第二シート12の右縁部12bに親指を掛ける操作性を阻害せずに書類の汚損から保護することができる。
If the opening area of the
したがって、例えば、親指の太さを19mm(例えば、2012年に公開された産業技術総合研究所の"AIST日本人の手の寸法データ"(URL:https://unit.aist.go.jp/hiri/dhrg/ja/dhdb/hand/index.html)によれば親指の第1指関節幅の直径は19.1mmである)とすると、切欠部112A〜112Mの切欠深さL1は、親指の太さの40%である7.6mm以上19mm以下とすることにより、第一シート11と第二シート12との離間を容易としながら、書類を保護することができる。
Therefore, for example, when the thickness of the thumb is 19 mm (for example, "AIST Japanese Hand Dimension Data" published by AIST in 2012 (URL: https://unit.aist.go.jp/ According to hiri / dhrg / ja / dhdb / hand / index.html), if the diameter of the first finger joint width of the thumb is 19.1 mm), the notch depth L1 of the
また、図2(b)に示したように右縁部11bに対して斜めから親指を当てると、第二シート12を捲る操作がしやすい。切欠部112A〜112Mは、第一凸湾曲部112aの曲率半径R1が第二凸湾曲部112bの曲率半径R2よりも小さくなるように非対称に形成したため、親指が第二凸湾曲部112bの内縁に干渉することがない。そしてその非対称形状によって、切欠部112A〜112M内の第一凸湾曲部112a側に第二シート12の捲り操作に使用されない未使用領域を低減したため、書類が覆われる領域を多く確保することができる。
In addition, as shown in FIG. 2B, when the thumb is obliquely applied to the
また、切欠部112A〜112Mは、緩やかに湾曲しているため、第一シート11及び第二シート12を開く際に指にやさしい形状である。また、ファイル1A〜1Mを封筒袋等に更に収納する場合は、第一凸湾曲部112a及び第二凸湾曲部112bの各円弧が略直線状に形成される右縁部11bと外接するように形成されるため、収納袋の傷を低減することができる。
In addition, since the
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態によって限定されることなく、種々の形態で実施することができる。例えば、切欠部112A〜112Mは、ファイル1A〜1Mの第一シート11及び第二シート12の両方に位置をずらして設けてもよい。
As described above, the embodiments of the present invention have been described, but the present invention is not limited to the embodiments and can be implemented in various forms. For example, the
また、切欠部はクリアーファイルに形成してもよい。ここで、クリアーファイルとは、2枚の矩形状シートを重ねて3辺を閉塞させた袋状シートを複数枚ページ捲り可能に収納した収納用具である。各袋状シートには書類を収納することができ、クリアーファイルの表表紙及び裏表紙ののど側と接合される。切欠部の位置としては、クリアーファイルの表表紙(本実施形態の第一シート11に相当)又は裏表紙(本実施形態の第二シート12に相当)の前小口側に形成してもよし、袋状シートの開口側の縁部に形成してもよい。
Further, the notch may be formed in a clear file. Here, the clear file is a storage tool for storing a plurality of bag-like sheets in which two rectangular sheets are overlapped and three sides of which are closed, so that the pages can be turned. Documents can be stored in each bag-shaped sheet and are joined to the throat side of the front and back covers of the clear file. The position of the notch may be formed on the front edge side of the front cover (corresponding to the
また、適用例1〜9のファイル1A〜1Iに示したようなクリアーホルダーを複数枚ページ捲り可能に収納したクリアーホルダーファイルに、切欠部を形成してもよい。切欠部は、クリアーホルダーファイルの表表紙又は裏表紙の前小口側に形成してもよいし、各クリアーホルダーの開口側の縁部に形成してもよい。
Further, a cutout may be formed in a clear holder file in which a plurality of clear holders as shown in
また、切欠部112A〜112Mに示したような切欠部は、複数の書類を綴じることができるレポートファイルや製本ファイル等の他の収納用具の表表紙又は裏表紙の前小口側に形成してもよい。
Further, the notch as shown in the
さらに、本実施形態で説明したファイル1A〜1Mの第一シート11又は第二シート12には、名刺、付箋又はインデックス等を取り付け可能なスリットを形成したり、名刺又はデータを保存するメディア等を収納可能なポケットを形成する構成としてもよい。
Further, in the
また、ファイル1A〜1Mの閉塞部131,132側にはマチを設けてもよい。また、ファイル1A〜1Mの閉塞部131,132側の縁部又は開口部141,142側の縁部には、升目状の罫線を刻印により設けてラベルを貼着したり各種情報を筆記する際のガイドラインを形成してもよい。
Further, a gusset may be provided on the closing
また、ファイル1A〜1Mの開口部141,142,143側の縁部には、矩形状のシート片をインデックスとして延設するように設けてもよい。インデックスには、ファイル1A〜1Mの種別等を、シールを貼着して又は適宜の筆記具で記入して表示させることができる。
Further, the edges of the
1A〜1M ファイル 2 挟持レール
11 第一シート 11a 上縁部
11b 右縁部 11b1 一方端
11b2 他方端 11c 下縁部
12 第二シート 12a 上縁部
12b 右縁部 12c 下縁部
21 先端挟持部 111 切欠部
111a 凹湾曲部 111b 上側縁辺
111c 下側縁片
112A〜112M 切欠部 112a 第一凸湾曲部
112b 第二凸湾曲部 112c 凹湾曲部
113 谷折部 131 閉塞部
132 閉塞部 132a 溶着部
141 開口部 142 開口部
143 開口部 151 収納部
L1 切欠深さ L2 露出量
P1 書類 P2 書類
R1 曲率半径 R2 曲率半径
R3 曲率半径
1A to
Claims (5)
前記第一シート及び前記第二シートが接続されて形成される閉塞部と、
前記収納部に収納物を出し入れ可能に形成される開口部と、
を備え、
前記第一シートは、前記開口部側の縁部に非対称の切欠部を有する、
ことを特徴とするファイル。 A storage portion formed between the first sheet and a second sheet placed on the first sheet,
A closing portion formed by connecting the first sheet and the second sheet,
An opening formed so that storage items can be put in and out of the storage portion,
With
The first sheet has an asymmetric notch at an edge on the opening side,
A file characterized in that:
前記第一凸湾曲部の第一曲率半径は、前記第二凸湾曲部の第二曲率半径よりも小さく、
前記第二曲率半径は、前記凹湾曲部の第三曲率半径よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載のファイル。 The notch is formed at one end of the edge, and is connected to the one end of the edge, and the second convex is connected to the other end of the edge. Portion, including a concave curved portion connected to the first convex curved portion and the second convex curved portion,
The first radius of curvature of the first convex curved portion is smaller than the second radius of curvature of the second convex curved portion,
The second radius of curvature is larger than the third radius of curvature of the concave curved portion,
The file according to claim 1, wherein:
前記第一凸湾曲部及び前記第二凸湾曲部は、前記凹湾曲部と変曲点を介して接続される、
ことを特徴とする請求項2に記載のファイル。 Each arc of the first convex curved portion and the second convex curved portion is formed so as to circumscribe the edge formed in a straight line,
The first convex curved portion and the second convex curved portion are connected to the concave curved portion via an inflection point,
3. The file according to claim 2, wherein:
前記切欠部の形状は、前記切欠部が形成される前記第一シートの前記縁部が長くなると、前記第一曲率半径、前記第二曲率半径及び前記第三曲率半径が変化しない又は増加し、且つ、前記第一曲率半径及び前記第三曲率半径の増加量に比べて前記第二曲率半径の増加量が変化しない又は大きくなるように設定される、
ことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載のファイル。 The closing portion is a bent portion formed by bending an integral sheet member,
The shape of the notch portion, when the edge portion of the first sheet in which the notch portion is formed becomes longer, the first radius of curvature, the second radius of curvature and the third radius of curvature do not change or increase, And it is set so that the increase amount of the second radius of curvature does not change or becomes larger than the increase amount of the first radius of curvature and the third radius of curvature,
The file according to any one of claims 2 to 4, wherein:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018186340A JP2020055188A (en) | 2018-10-01 | 2018-10-01 | File |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018186340A JP2020055188A (en) | 2018-10-01 | 2018-10-01 | File |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020055188A true JP2020055188A (en) | 2020-04-09 |
Family
ID=70105997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018186340A Pending JP2020055188A (en) | 2018-10-01 | 2018-10-01 | File |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020055188A (en) |
-
2018
- 2018-10-01 JP JP2018186340A patent/JP2020055188A/en active Pending
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---|---|---|---|
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