JP2020052285A - Eye wear front frame adjustment device, and eye wear front frame adjustment method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、アイウェアの前枠調整装置、及び、アイウェアの前枠調整方法に関する。 The present invention relates to a front frame adjustment device for eyewear and a front frame adjustment method for eyewear.
特許文献1には、透過状態と非透過状態とを電圧印加により切り換え可能な一対のレンズを備えた電子メガネに関する発明が開示されている。このような電子メガネは、テンプルに、透過状態と非透過状態とを切り換えるための制御装置を備える。
上述の電子メガネ、近視用のメガネ、及び、サングラスなどのメガネのフレームは、快適な装着性を得る観点から、ユーザの顔の曲率に沿うように湾曲していると好ましい。従来、フレームの形状は、ユーザがフィッティングした後、ユーザの顔の曲率に合わせて、作業者の手作業(以下、「フレーム調整作業」と称する)により調整される。 It is preferable that the frames of the glasses such as the above-described electronic glasses, myopia glasses, and sunglasses are curved to follow the curvature of the user's face from the viewpoint of obtaining comfortable wearability. Conventionally, after fitting by a user, the shape of the frame is adjusted by a manual operation of an operator (hereinafter, referred to as “frame adjustment operation”) according to the curvature of the face of the user.
従来のフレーム調整作業は、ユーザごとに細かいセッティングが可能である。ただし、調整精度を高めようとすると作業時間が長くなり、作業効率の向上といった観点では課題がある。 In the conventional frame adjustment work, fine settings can be made for each user. However, if the adjustment accuracy is to be increased, the work time is lengthened, and there is a problem from the viewpoint of improving the work efficiency.
本発明は、上述のような状況に鑑みなされたものであり、効率よくフレームの曲げ作業を行える技術を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above situation, and has as its object to provide a technique capable of efficiently performing a frame bending operation.
本発明の一態様に係るアイウェアの前枠調整装置は、基台と、基台に対して変位可能な状態で基台に設けられ、アイウェアの前枠の第一部分を支持する第一支持部と、基台に設けられ、前枠の第二部分を支持する第二支持部と、基台に設けられ、第一支持部を前枠の幅方向に変位させる第一変位機構と、を備える。 A front frame adjustment device for eyewear according to one aspect of the present invention includes a base and a first support provided on the base so as to be displaceable with respect to the base, and supporting a first portion of the front frame of the eyewear. And a second support portion provided on the base and supporting the second portion of the front frame, and a first displacement mechanism provided on the base and displacing the first support portion in the width direction of the front frame, Prepare.
本発明の一態様に係るアイウェアの前枠調整方法は、上述のアイウェアの前枠調整装置を使用して実施されるアイウェアの前枠調整方法であって、アイウェアの前枠を第一支持部及び第二支持部に支持させるステップと、第一変位機構を操作して、第一支持部を前枠の幅方向に変位させることにより、前枠の形状を調整するステップと、を含む。 A front frame adjustment method for eyewear according to one aspect of the present invention is a front frame adjustment method for eyewear implemented using the above-described front frame adjustment device for eyewear, wherein the front frame for eyewear is Adjusting the shape of the front frame by operating the first displacement mechanism in the width direction of the front frame by operating the first displacement mechanism by supporting the first support portion and the second support portion, Including.
本発明によれば、効率よくフレームの曲げ作業を行うことができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, a bending operation | work of a flame | frame can be performed efficiently.
本発明のいくつかの実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。本明細書の全体を通じて同一要素には、特に断らない限り、同一符号を付す。添付の図面と共に以下に記載される事項は、例示的な実施形態を説明するためのものであり、唯一の実施形態を示すためのものではない。 Some embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Throughout this specification, the same elements are denoted by the same reference numerals unless otherwise specified. The matters described below in connection with the accompanying drawings are intended to illustrate exemplary embodiments and not to illustrate the only embodiments.
[実施形態1]
以下、本発明の実施形態1に係る前枠調整装置1の構成について説明する。本実施形態の前枠調整装置1の構造を説明するにあたり、図2〜図6に示す直交座標系(X,Y,Z)を使用する。
[Embodiment 1]
Hereinafter, the configuration of the front
X方向は、左右方向又は幅方向とも称される。X方向は、メガネの前枠(後述のフロント130)における幅方向に一致する。なお、前枠における各方向は、メガネを掛けた状態におけるユーザから見た各方向に対応する。
The X direction is also referred to as a left-right direction or a width direction. The X direction matches the width direction of the front frame (
Y方向は、前後方向とも称される。Y方向+側は、後側とも称される。Y方向−側は、前側とも称される。Y方向は、前枠における上下方向に一致する。 The Y direction is also referred to as the front-back direction. The positive side in the Y direction is also referred to as a rear side. The negative side in the Y direction is also referred to as the front side. The Y direction coincides with the vertical direction of the front frame.
Z方向は、上下方向とも称される。Z方向+側は、上側とも称される。Z方向−側は、下側とも称される。Z方向は、前枠における前後方向に一致する。図2に示す状態において、Z方向+側(上側)は、前枠における前側に一致する。一方、図2に示す状態において、Z方向−側(下側)は、前枠における後側に一致する。 The Z direction is also referred to as a vertical direction. The + side in the Z direction is also referred to as the upper side. The negative side in the Z direction is also referred to as the lower side. The Z direction matches the front-back direction of the front frame. In the state shown in FIG. 2, the + side (upper side) in the Z direction coincides with the front side of the front frame. On the other hand, in the state shown in FIG. 2, the negative side (lower side) in the Z direction coincides with the rear side of the front frame.
<電子メガネの構成>
以下、アイウェアの一例である電子メガネの構成について説明する。本実施形態に係る前枠調整装置1は、図1に示す電子メガネ100のフロント130の形状を調整するための装置である。このため、電子メガネ100の構成について、簡単に説明する。
<Configuration of electronic glasses>
Hereinafter, the configuration of electronic glasses as an example of eyewear will be described. The front
電子メガネ100は、一対のレンズ110、フレーム120、制御部(不図示)、及び、電源170などを有する。
The
フレーム120は、フロント130、及び、一対のテンプル140a、140bを有する。なお、以下、フロント130が配置される部分を電子メガネ100の正面(前方)として説明する。
The
一対のレンズ110は、電子メガネ100を正面視したときに、左右対称となるように形成されており、互いに同一の構成要素を有する。そこで、以下の説明では、電子メガネ100の右目用のレンズ110について説明し、左目用のレンズ110の構成要素については、その説明を省略する。
The pair of
レンズ110は、電圧によりその焦点距離(度数)を切替え可能な第一領域1101、及び、第一領域1101以外の領域に配置される第二領域1102を有する。レンズ110は、球面レンズであってもよいし、非球面レンズであってもよい。
The
第一領域1101の形状、大きさ、及び、位置は、レンズ110の大きさやレンズ110の用途などに応じて適宜設計されうる。レンズ110の用途の例には、遠近両用レンズ、中近両用レンズ、及び、近々両用レンズが含まれる。第一領域1101の形状の例には、円形状および楕円形状が含まれる。
The shape, size, and position of the
本実施形態では、第一領域1101の形状は、電子メガネ100の左右方向を長軸とする楕円形状である。また、第一領域1101は、図1に示すように、レンズ110を正面視したときに、レンズ110の中央部より下側に配置されている。
In the present embodiment, the shape of the
図1に示すように、フロント130は、一対のレンズ110を保持している。フロント130は、一対のレンズ110をそれぞれ支持する一対のリム131a、131bと、リム131a、131bを互いに幅方向に接続するブリッジ132と、一対の突出部133a、133b(ヨロイとも称される)などを有する。リム131a、131bの形状は、レンズ110の形状に対応する。
As shown in FIG. 1, the front 130 holds a pair of
ブリッジ132は、ユーザの鼻に接触しうる一対の鼻パッド135を有する。フロント130の内部には、レンズ110の第一電極(不図示)と制御部(不図示)とを電気的に接続する配線、及び、レンズ110の第二電極(不図示)と制御部とを電気的に接続する配線が配置されている。
一対の突出部133a、133bのうち一方の突出部133aは、フロント130の後側面の幅方向における一端に設けられている。一方の突出部133aは、フロント130の後側面から後方に突出している。また、一方の突出部133aは、先端部に、先端突部134a(図7A及び図7B参照)を有する。先端突部134aには、ヒンジ150を構成するピン151が挿通されている。
One protruding
一対の突出部133a、133bのうち他方の突出部133bは、フロント130の後側面の幅方向における他端に設けられている。他方の突出部133bは、フロント130の後側面から後方に突出している。先端突部134a、134bは、電子メガネ100の使用状態において、周囲から視認されにくい部分である。
The
フロント130の材料は、特に限定されない。フロント130の材料としては、メガネのフロントの材料として使用される公知の材料が使用されうる。フロント130の材料の例には、ポリアミド、アセテート、カーボン、セルロイド、ポリエーテルイミド、及び、ウレタンが含まれる。 The material of the front 130 is not particularly limited. As a material of the front 130, a known material used as a material of the front of the glasses may be used. Examples of the material of the front 130 include polyamide, acetate, carbon, celluloid, polyetherimide, and urethane.
一対のテンプル140a、140bのうち一方のテンプル140aは、前端部においてフロント130の一方の突出部133aに、ヒンジ150を介して接続されている。一対のテンプル140a、140bのうち他方のテンプル140bは、前端部においてフロント130の他方の突出部133bに、ヒンジ150を介して接続されている。このような一対のテンプル140a、140bはそれぞれ、上下方向に平行な軸回りの回転を可能な状態で、フロント130に支持されている。
One
<前枠調整装置の構成>
つぎに、図2〜図10を参照して、本実施形態に係る前枠調整装置1、及び、前枠調整装置1を使用して実施される前枠調整方法について説明する。
<Configuration of front frame adjustment device>
Next, a front
本実施形態に係る前枠調整装置1は、上述の電子メガネ100のフロント130の形状を調整するための装置である。射出成形などにより成形されたフロント130は、図7Aに示すような直線状である。本実施形態に係る前枠調整装置1は、図7Aに示す直線状のフロント130を、図7Bに示す、ユーザ8の顔81に沿った形に変形させるための装置である。
The front
前枠調整装置1は、装置本体2、筐体3、載置板4、遮熱板5、ヒーター6、及び、ダミーレンズ7などを有する。
The front
<装置本体>
装置本体2は、基台21、第一支持部材22、第二支持部材23、及び、第一変位機構24などを有する。
<Main unit>
The apparatus
<基台>
基台21は、図3に示す平面視において、矩形板状である。基台21は、四隅に、脚部210a〜210dを有する。脚部210a〜210dは、ボルトとナットにより構成されている。脚部210a〜210dはそれぞれ、基台21の下面から下側(Z方向−側)に突出している。
<Base>
The
基台21は、一方側の半部(図2の右半部)に、幅方向(X方向)に延びた第一貫通孔211を有する。基台21は、第一貫通孔211を幅方向から挟む位置に、一対の第一軸受部214a、214bを有する。一対の第一軸受部214a、214bは、後述の第一変位機構24のねじ部材241の両端部を、回転可能、かつ、ねじ部材241の軸方向における変位を阻止した状態で支持している。
The
なお、基台21の形状は、図示の場合に限定されない。本実施形態の場合、基台21は、後述の載置板4の上面に載置された状態で、筐体3の収容空間35に配置されている。ただし、基台21は、筐体3に直接支持されてもよい。このような構成を採用した場合には、載置板4は省略されてよい。また、基台21は、筐体3の一部により構成されてもよい。つまり、筐体3の一部が、基台の一例に該当する場合もありえる。
Note that the shape of the
<第一支持部>
第一支持部材22は、基台21に設けられており、フロント130の第一部分を支持する。具体的には、第一支持部材22は、フロント130の幅方向における一端部を支持する。より具体的には、第一支持部材22は、上述のフロント130における一方の突出部133aの先端突部134aを支持する。
<First support part>
The
第一支持部材22は、上側(Z方向+側)が開口した支持凹部221を有する。支持凹部221は、先端突部134aを挿入可能な大きさを有する。
The
また、第一支持部材22は、第一支持部材22を幅方向に貫通するねじ孔222を有する。ねじ孔222は、第一支持部材22の右端面と左端面とに開口している。第一支持部材22は、第一支持部の一例に該当する。
The
このような第一支持部材22は、基台21の第一貫通孔211に配置されている。第一支持部材22は、基台21に対する幅方向(X方向)の変位が可能な状態、かつ、回転を阻止された状態で、基台21に支持されている。
Such a
また、第一支持部材22のねじ孔222には、後述の第一変位機構24のねじ部材241が螺合されている。ねじ部材241が回転すると、ねじ部材241とねじ孔222との螺合に基づいて、第一支持部材22が幅方向に変位する。
The
一例として、ねじ部材241が一方側に回転すると、第一支持部材22は、幅方向における一方(例えば、図3の左側)に移動する。また、ねじ部材241が他方側に回転すると、第一支持部材22は、幅方向における他方(例えば、図3の右側)に移動する。
As an example, when the
<第二支持部材>
第二支持部材23は、基台21に設けられており、フロント130の第二部分を支持する。第二部分は、フロント130において上述の第一部分と異なる部分である。具体的には、第二支持部材23は、フロント130の幅方向における他端部を支持する。より具体的には、第二支持部材23は、上述のフロント130における他方の突出部133bの先端突部134bを支持する。第二支持部材23は、第二支持部の一例に該当する。
<Second support member>
The
第二支持部材23は、上側(Z方向+側)が開口した支持凹部231を有する。支持凹部231は、先端突部134bを挿入可能な大きさを有する。
The
このような第二支持部材23は、基台21の上面に変位不能な状態で固定されている。第二支持部材23(具体的には、支持凹部231)と第一支持部材22(具体的には、支持凹部221)とは、幅方向(X方向)に平行な同一直線上に配置されている。
Such a
第一支持部材22の初期位置において、第二支持部材23の支持凹部231と、第一支持部材22の支持凹部221との幅方向における距離L1(図3参照)は、変形前のフロント130における、先端突部134a、134b同士の幅方向における距離L2(図7A参照)と等しい。なお、変形前のフロント130の形状は、図7Aに示す形状に限定されない。変形前のフロント130の形状は、湾曲していてもよい。
At the initial position of the
<第一変位機構>
第一変位機構24は、基台21に設けられており、第一支持部材22を幅方向に変位させるための機構である。第一変位機構24は、回転運動を、第一支持部材22の幅方向への直線運動に変換する送りねじ機構であってよい。具体的には、第一変位機構24は、ねじ部材241、回転操作部材242、及び、スケール243などを有する。
<First displacement mechanism>
The
ねじ部材241は、少なくとも外周面の軸方向における中間部に雄ねじ部241aを有する。ねじ部材241は、基台21の一端面から、一対の第一軸受部214a、214bに挿通されている。ねじ部材241は、両端部を、第一軸受部214a、214bにより支持されている。ねじ部材241は、第一軸受部214a、214bにより、回転可能、かつ、ねじ部材241における軸方向の変位を不能な状態で支持されている。
The
ねじ部材241の軸方向における中間部は、第一支持部材22のねじ孔222に挿通されている。ねじ部材241の雄ねじ部241aは、第一支持部材22のねじ孔222の雌ねじ部と螺合している。
An intermediate portion of the
回転操作部材242は、ねじ部材241のうち、基台21の一端面から外側に突出した部分(ねじ部材241の基端部)に固定されている。回転操作部材242が回転すると、回転操作部材242とともにねじ部材241が回転する。
The
スケール243は、基台21の上面のうち、第一貫通孔211に沿う部分に設けられている。ユーザは、スケール243を視認することにより、第一支持部材22の幅方向の変位量を確認できる。
The
なお、一例として、第一変位機構24は、回転操作部材242及びねじ部材241が一回転すると、第一支持部材22が幅方向に1mm進むように設定されてよい。
As an example, the
図示は省略するが、第一変位機構24は、第一支持部材22の変位量を、予め設定された変位量に規制するストッパを有してもよい。ストッパは、作業者が回転操作部材242を回し過ぎた場合に、第一支持部材22の変位量が予め設定された変位量より大きくなることを防止する。
Although not shown, the
本実施形態の第一変位機構24は、作業者が行う回転操作に基づいて作動する。ただし、第一変位機構は、例えば、電動式の駆動源の動力に基づいて作動する構造であってもよい。この場合には、第一変位機構は、作業者のスイッチ操作に基づいて作動する。
The
上述の電動式の第一変位機構を採用した場合には、第一変位機構は、第一支持部材22の変位量の目標値を設定する機能(以下、「変位量設定機能」という。)を有してもよい。作業者は、第一変位機構を作動させる前に、変位量設定機能を使用して、所望する第一支持部材22の変位量(以下、「設定変位量」と称する)を設定する。作業者が、スイッチをONにすると、第一変位機構は、第一支持部材22の変位量が設定変位量となるまで作動する。
When the above-described electric first displacement mechanism is employed, the first displacement mechanism has a function of setting a target value of the displacement amount of the first support member 22 (hereinafter, referred to as a “displacement amount setting function”). May have. Before operating the first displacement mechanism, the operator sets a desired displacement amount (hereinafter, referred to as “set displacement amount”) of the
設定変位量は、例えば、前枠調整装置1が有する記憶部92に予め記憶されていてよい。記憶部92は、所定の型のフロント130に対応した変位量を記憶してよい。記憶部92は、フロント130の型と、フロントの型に対応する設定変位量と、を対応付けて記憶してよい。作業者は、変位量設定機能により、記憶部92に記憶された変位量から、所望の変位量を選択してよい。
The set displacement amount may be stored in the storage unit 92 of the front
また、設定変位量は、フロント130の種類(型)に応じた誤差(戻り値)を含む値であってもよい。具体的には、設定変位量は、上記誤差(戻り値)が存在しない場合の所定値に、この誤差(戻り値)を加えた値であってよい。この理由は、フロント130の形状を調整した後、フロント130を基台21(装置本体2)から取り外した際、フロント130の素材や形状に基づく一定の戻り量が存在するからである。なお、上記所定値は、調整前のフロント130の幅方向における寸法(図7Aに示すフロント130の幅方向における寸法)と調整後の前記前枠の幅方向における寸法(図7Bに示すフロント130の幅方向における寸法)の差である。 Further, the set displacement amount may be a value including an error (return value) according to the type (type) of the front 130. Specifically, the set displacement amount may be a value obtained by adding the error (return value) to a predetermined value when the error (return value) does not exist. The reason for this is that when the front 130 is removed from the base 21 (apparatus main body 2) after adjusting the shape of the front 130, there is a certain return amount based on the material and shape of the front 130. The predetermined value is a dimension in the width direction of the front 130 before the adjustment (a dimension in the width direction of the front 130 shown in FIG. 7A) and a dimension in the width direction of the front frame after the adjustment (the dimension of the front 130 shown in FIG. 7B). (Dimensions in the width direction).
記憶部92は、このような戻り量が予め考慮された設定変位量を記憶してよい。作業者は、記憶部92に記憶された変位量から、所望の変位量を選択して設定してもよい。作業者は、記憶部92に記憶された変位量の選択を、入力部94から入力できる。入力部94は、作業者からの入力を受け付ける。なお、作業者は、任意の変位量を、入力部94から入力してもよい。入力部94は、受け付けた入力情報を、制御部91に送ってよい。
The storage unit 92 may store a set displacement amount in which such a return amount is considered in advance. The operator may select and set a desired displacement amount from the displacement amounts stored in the storage unit 92. The operator can input the selection of the displacement amount stored in the storage unit 92 from the
また、上述の電動式の第一変位機構を採用した場合には、第一変位機構の作動は、制御部91によって制御されてもよい。一例として、制御部91は、フロント130の温度が、予め設定された温度に達した場合に、第一変位機構を作動させてよい。制御部91は、変位制御部の一例に該当する。また、フロント130の温度は、装置本体2又は装置本体2の周囲に設けた温度検出部93により検出されてよい。このような温度検出部93は、フロント130の温度に関する情報を検出する温度検出部の一例に該当する。温度検出部93は、非接触式の温度センサであってもよいし、接触式の温度センサであってもよい。
When the above-described electric first displacement mechanism is employed, the operation of the first displacement mechanism may be controlled by the
また、一例として、制御部91は、ヒーター6の稼働時間が、予め設定された時間を経過した場合に、第一変位機構を作動させてもよい。具体的には、作業者がスイッチをONにすると、ヒーター6が作動して、フロント130の温度が予め設定された温度(以下、「設定温度」と称する)に達する。そして、フロント130の温度が設定温度に達してから所定時間経過した後、第一変位機構は、制御部91の制御下で、第一支持部材22の変位量が設定変位量となるまで作動する。なお、第一変位機構が作動してから所定時間経過した後、フロント130を冷却するための冷却工程が行われてもよい。冷却工程は、所定時間行われてよい。このような冷却工程を行うために、前枠調整装置1は、冷却装置95(例えば、冷風送風装置)を有してもよい。なお、冷却装置95の位置は、図2に示す位置に限定されない。
Further, as an example, the
<筐体>
筐体3は、天板31、底板32、右側板33、及び、左側板34などを有する。筐体3は、前後方向が塞がれていない。
<Housing>
The housing 3 has a
筐体3は、天板31、底板32、右側板33、及び、左側板34により囲まれた収容空間35を有する。収容空間35には、装置本体2、載置板4、遮熱板5、及び、ヒーター6などが配置されている。
The housing 3 has a
筐体3は、天板31の下面に、ヒーター6を固定するヒーター固定部(不図示)を有する。
The housing 3 has a heater fixing part (not shown) for fixing the heater 6 on the lower surface of the
筐体3は、右側板33の内側面に、上下方向において所定の距離間隔で設けられた複数の右側支持部331を有する。また、筐体3は、左側板34の内側面に、それぞれが右側支持部331と同じ高さに設けられた複数の左側支持部341を有する。右側支持部331及び左側支持部341は、位置調節機構の一例に該当する。
The housing 3 has a plurality of
このような右側支持部331及び左側支持部341は、後述の載置板4及び遮熱板5の幅方向における両端部を支持するためのものである。右側支持部331及び左側支持部341は、載置板4及び遮熱板5を水平に支持する。
Such a
作業者は、載置板4及び遮熱板5を支持する右側支持部331及び左側支持部341を選択することにより、載置板4及び遮熱板5の上下方向における位置を調整できる。また、作業者は、載置板4を支持する右側支持部331及び左側支持部341を選択することにより、ヒーター6と載置板4に載置された装置本体2との、上下方向における距離を調整できる。
The operator can adjust the positions of the placement plate 4 and the
なお、右側支持部331及び左側支持部341の代わりに、筐体3は、高さ位置が変更可能な載置板支持部(不図示)を有してもよい。このような載置板支持部は、手動式又は電動式であって、載置板4を支持する。作業者は、載置板支持部の高さを調整することにより、載置板4の高さ位置を調整できる。
Note that, instead of the
また、筐体3は、右側支持部331及び左側支持部341の代わりに、高さ位置が変更可能な遮熱板支持部(不図示)を有してもよい。このような遮熱板支持部は、手動式又は電動式であって、遮熱板5を支持する。作業者は、載置板支持部の高さを調整することにより、遮熱板5の高さ位置を調整できる。
Further, the housing 3 may include a heat shield plate support (not shown) whose height can be changed, instead of the
<載置板>
載置板4は、矩形板状であって、右側支持部331及び左側支持部341により、幅方向両端部を支持されている。載置板4は、右側支持部331及び左側支持部341により、水平に支持されている。ユーザは、載置板4を支持する右側支持部331及び左側支持部341を選択することにより、載置板4の高さ位置を調整できる。
<Placement plate>
The mounting plate 4 has a rectangular plate shape, and both ends in the width direction are supported by the
載置板4の上面には、既述の装置本体2が載置されている。装置本体2は、載置板4との係合により、位置決めされていてもよい。一例として、装置本体2は、基台21の脚部210a〜210dと載置板4との係合により、位置決めされてもよい。
On the upper surface of the mounting plate 4, the above-described apparatus
<遮熱板>
遮熱板5は、ヒーター6の熱を、装置本体2に支持されたフロント130の一部に加えることができる。
<Heat shield>
The
このような遮熱板5は、図6に示す平面視において、矩形板状であって、装置本体2とヒーター6との間に配置されている。遮熱板5は、載置板4が支持された右側支持部331及び左側支持部341よりも上側の右側支持部331及び左側支持部341により、幅方向両端部を支持されている。
Such a
遮熱板5は、遮熱板5を、厚さ方向に貫通する開口51a〜51cを有する。本実施形態の場合、遮熱板5は、3個の開口51a〜51cを有する。3個の開口51a〜51cのうち、第一の開口51aは、上下方向において、装置本体2に支持されたフロント130のブリッジ132と重なる位置に設けられている。
The
3個の開口51a〜51cのうち、第二の開口51bは、上下方向において、装置本体2に支持されたフロント130の一方の突出部133a(フロント130の幅方向における一端部)と重なる位置に設けられている。換言すれば、第二の開口51bは、上下方向において、装置本体2の第一支持部材22と重なる位置に設けられている。
Of the three
3個の開口51a〜51cのうち、第三の開口51cは、上下方向において、装置本体2に支持されたフロント130の他方の突出部133b(フロント130の幅方向における他端部)と重なる位置に設けられている。換言すれば、第三の開口51cは、上下方向において、装置本体2の第二支持部材23と重なる位置に設けられている。
Of the three
以上のように、遮熱板5における3個の開口51a〜51cが設けられた部分は、ヒーター6の熱を通す。このため、3個の開口51a〜51cに対応するフロント130の部分には、ヒーター6の熱が、直接的に加わる。
As described above, the portion of the
一方、遮熱板5における3個の開口51a〜51c以外の部分は、ヒーター6の熱を遮断する。このため、遮熱板5における3個の開口51a〜51c以外の部分に対応するフロント130の部分には、ヒーター6の熱が加わらない。なお、遮熱板5は、ヒーター6の熱を完全に遮断できなくてもよい。
On the other hand, portions other than the three
<ヒーター>
ヒーター6は、遠赤外線ヒーターであって、筐体3のヒーター固定部(不図示)に固定されている。具体的には、ヒーター6は、載置板4に載置された装置本体2よりも上方に設けられている。ヒーター6は、上方から、載置本体2に保持されたフロント130に熱を加える。遠赤外線は、フロント130の内部まで熱が伝わるため、フロント130を変形させる際、フロント130の表面に跡が付きにくくなる。
<Heater>
The heater 6 is a far-infrared heater, and is fixed to a heater fixing portion (not shown) of the housing 3. Specifically, the heater 6 is provided above the apparatus
ヒーター6は、装置本体2に保持されたフロント130の全体に熱を加えることができる大きさを有する。
The heater 6 has a size capable of applying heat to the
なお、ヒーターは遠赤外線ヒーターに限定されない。例えば、ヒーターは、熱風を放出するヒーターや水蒸気を放出するヒーターであってもよい。 The heater is not limited to the far infrared heater. For example, the heater may be a heater that emits hot air or a heater that emits water vapor.
ヒーターのON/OFFは、作業者によって手動で切り換えられてよい。また、ヒーターのON/OFFは、制御部91(図2参照)により、自動的に切り換えられてもよい。一例として、制御部91は、載置板4に装置本体2が載置されたことを検出した場合に、ヒーター6を自動的にONにしてもよい。また、制御部91は、載置板4から装置本体2が取り除かれた場合に、ヒーター6を自動的にOFFにしてもよい。制御部91は、ヒーターの稼働時間を制御するヒーター制御部の一例に該当する。なお、変位制御部とヒーター制御部とは、共通のハードウェアにより構成されてもよいし、個別のハードウェアにより構成されてもよい。
The ON / OFF of the heater may be manually switched by an operator. Further, the ON / OFF of the heater may be automatically switched by the control unit 91 (see FIG. 2). As an example, the
<ダミーレンズ>
図8は、ダミーレンズ7の平面図である。ダミーレンズ7は、右用のダミーレンズ71、及び、左用のダミーレンズ72からなる。右用のダミーレンズ71は、フロント130を変形させる際、フロント130の右側のリム131aに嵌められる。また、左用のダミーレンズ72は、フロント130を変形させる際、フロント130の左側のリム131bに嵌められる。
<Dummy lens>
FIG. 8 is a plan view of the
右用のダミーレンズ71及び左用のダミーレンズ72はそれぞれ、全体が金属製であってよい。レンズ要素を構成する金属は、一例として、アルミニウム、又は、鉄を含む金属であってよい。
The
また、右用のダミーレンズ71及び左用のダミーレンズ72は、非金属製の材料からなる板状のレンズ本体と、レンズ本体の表面に設けられた金属製のコーティング層と、を有してもよい。レンズ本体を構成する非金属製の材料は、例えば、合成樹脂である。コーティング層を構成する金属材料は、例えば、アルミニウム、鉄、又は、金を含む金属であってよい。
Further, the
また、右用のダミーレンズ71及び左用のダミーレンズ72は、非金属製の材料からなる板状のレンズ本体と、レンズ本体の外周面に嵌められた金属製のアタッチメント(不図示)と、を有してもよい。レンズ本体を構成する非金属製の材料は、例えば、合成樹脂である。アタッチメントを構成する金属材料は、例えば、アルミニウム、鉄、又は、金を含む金属であってよい。
The
右用のダミーレンズ71及び左用のダミーレンズ72は、熱容量が大きく、反射率が高いものが好ましい。熱容量が大きいと、リム131a、131bの熱がダミーレンズに伝わり易くなるため、リム131a、131bの温度が高くなることを抑制できる。この結果、フロント130を変形させる際、リム131a、131bは、ブリッジ132と比べて、変形しにくくなる。
The
なお、ダミーレンズの形状は、図8に示す形状に限定されない。例えば、ダミーレンズは、ブリッジ132に近い部分で、リム131a、131bに接触しないような形状であってもよい。また、ダミーレンズは、フロント130の突出部133a、133bに近い部分で、リム131a、131bに接触しないような形状であってもよい。ダミーレンズは、リム131a、131bのうち、変形させたくない部分に接触する形状であると好ましい。
The shape of the dummy lens is not limited to the shape shown in FIG. For example, the dummy lens may have a shape that does not contact the
<前枠調整装置の使用方法及び前枠調整方法について>
つぎに、図9A、図9B、及び、図10を参照して、既述の前枠調整装置1の使用方法、及び、前枠調整装置1を使用して実施される前枠調整方法について説明する。図10は、前枠調整方法を説明するためのフローチャートである。
<How to use front frame adjustment device and front frame adjustment method>
Next, with reference to FIGS. 9A, 9B, and 10, a description will be given of a method of using the above-described front
まず、作業者は、図9Aに示すような、湾曲していないフロント130(以下、「変形前のフロント130」と称する)を用意する。変形前のフロント130は、射出成形などにより成形されてよい。変形前のフロント130のリム131a、131b及びブリッジ132は、図9Aに示すように、直線状である。また、変形前のフロント130の突出部133a、133bはそれぞれ、図9Aに示すように、リム131a、131bに直交している。このような変形前のフロント130の形状は、射出成形で使用する金型から取り出し易い形状である。
First, an operator prepares a front 130 that is not curved as shown in FIG. 9A (hereinafter, referred to as “
図10のステップS101において、作業者は、第一変位機構24を操作して、第一支持部材22を初期位置に移動させる。なお、第一支持部材22の初期位置とは、第一支持部材22の支持凹部221と第二支持部材23の支持凹部231との距離が、変形前のフロント130における先端突部134aと先端突部134bとの距離に等しくなる位置である。
In step S101 in FIG. 10, the operator operates the
つぎに、図10のステップS102において、作業者は、変形前のフロント130を、装置本体2に取り付ける。この作業は、装置本体2を筐体3の外に取り出した状態で行われる。
Next, in step S102 of FIG. 10, the operator attaches the front 130 before deformation to the apparatus
具体的には、作業者は、変形前のフロント130における先端突部134a及び先端突部134bを、第一支持部材22の支持凹部221及び第二支持部材23の支持凹部231に挿入する。
Specifically, the operator inserts the
つぎに、図10のステップS103において、作業者は、装置本体2を、筐体3に支持されている載置板4に載置する。
Next, in step S103 of FIG. 10, the worker places the apparatus
つぎに、図10のステップS104において、作業者は、ヒーター6をONにして、装置本体2に取り付けられたフロント130を温める。装置本体2とヒーター6との間には、既述の遮熱板5が配置されているため、フロント130のうち、ブリッジ132及び突出部133a、133bが、他の部分よりも高温となる。
Next, in step S104 of FIG. 10, the operator turns on the heater 6 to warm the front 130 attached to the apparatus
つぎに、図10のステップS105において、作業者は、フロント130の形状の調整を行う。具体的には、作業者は、装置本体2の第一支持部材22を、幅方向における一方(図9Aの矢印A3の方向)に移動させる。具体的には、作業者は、回転操作部材242を回転させることにより、第一支持部材22を、第二支持部材23に近づく方向に移動させる。作業者は、第一支持部材22の移動量が所定量に達したことを、スケール243で確認した場合に、回転操作部材242を回転させる動作を止める。この結果、図9Bに示すように、フロント130が湾曲する。
Next, in step S105 of FIG. 10, the operator adjusts the shape of the front 130. Specifically, the operator, the
つぎに、図10のステップS106において、作業者は、装置本体2を筐体3から取り出した後、装置本体2からフロント130を取り外す。なお、作業者は、フロント130の温度が所定温度まで低くなった後、装置本体2からフロント130を取り外すと好ましい。
Next, in step S <b> 106 in FIG. 10, the operator removes the apparatus
<作用・効果>
以上のような本実施形態に係る前枠調整装置1及び前枠調整方法によれば、作業者は、前枠調整装置1を使用して、効率よくかつ高精度に、フロント130の形状を調整できる。また、作業者に高い技術(熟練度)が要求される従来のフレーム調整作業と比べて、作業者の高い技術(熟練度)が要求されない。
<Action and effect>
According to the front
また、湾曲したフロント130を射出成形により製造することも考えられるが、この場合には高価な金型が必要となる。一方、本実施形態に係る前枠調整装置1を使用した前枠調整方法の場合、このような高価な金型が不要であるため、製造コストを抑えることができる。
It is also conceivable to manufacture the
さらに、湾曲したフロント130を射出成形により製造する場合には、フロント130の湾曲度を変えるためには複数の金型が必要となる。一方、本実施形態に係る前枠調整装置1を使用した前枠調整方法の場合、作業者は、前枠調整装置1の回転操作部材242の操作量を調整することにより、フロント130の湾曲度を様々に調整できる。このため、湾曲したフロント130を射出成形により製造する場合のように、複数の金型が必要となることもない。
Further, when the
[実施形態2]
つぎに、図11及び図12を参照して、本発明の実施形態2に係る前枠調整装置について説明する。
[Embodiment 2]
Next, a front frame adjustment device according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
本実施形態の前枠調整装置は、装置本体2A、筐体3、載置板4、遮熱板5、ヒーター6、及び、ダミーレンズ7などを有する。筐体3、載置板4、遮熱板5、ヒーター6、及び、ダミーレンズ7は、既述の実施形態1の場合と同様である。
The front frame adjustment device of the present embodiment includes a device main body 2A, a housing 3, a mounting plate 4, a
装置本体2Aは、基台21A、第一支持部材22A、第二支持部材23A、第一変位機構24A、及び、第二変位機構25Aを有する。第一支持部材22A及び第一変位機構24Aの基本構造は、既述の実施形態1と同様である。
The apparatus main body 2A has a
基台21Aは、図11に示す平面視において、矩形板状である。基台21Aは、下面の中央部に脚部210fを有する。脚部210fは、円柱状であって、基台21Aの下面に固定されている。脚部210fは、基台21Aの下面から下側(Z方向下側)に突出している。脚部210fは、載置板4の上面に設けられた凹部(不図示)に挿入される。
The
脚部210fは、載置板4の凹部との係合に基づいて、装置本体2Aの幅方向及び前後方向への変位を規制する。また、図示は省略するが、基台21Aの外周面の一部(例えば、2箇所)は、載置板4の上面に設けられた突部(例えば、2個の突部)と接触している。基台21Aの外周面の一部と、載置板4の突部との接触に基づいて、装置本体2Aの回り止めが図られている。
The
基台21Aは、一方側の半部(図11及び図12の右半部)に、左右方向(X方向)に延びた第一貫通孔212を有する。基台21Aは、第一貫通孔212を左右方向における両側に、一対の第一軸受部214c、214dを有する。一対の第一軸受部214c、214dは、後述の第一変位機構24Aのねじ部材241の両端部を、回転可能、かつ、ねじ部材241の軸方向における変位を阻止した状態で支持している。
The
基台21Aは、他方側の半部(図11及び図12の右半部)に、左右方向(X方向)に延びた第二貫通孔213を有する。基台21Aは、第二貫通孔213を左右方向における両側に、一対の第二軸受部215a、215bを有する。一対の第二軸受部215a、215bは、後述の第二変位機構25Aのねじ部材251の両端部を、回転可能、かつ、ねじ部材251の軸方向における変位を阻止した状態で支持している。
The
<第一支持部>
第一支持部材22Aは、基台21Aに設けられており、フロント130の第一部分を支持する。具体的には、第一支持部材22Aは、フロント130の幅方向における一端部を支持する。より具体的には、第一支持部材22Aは、上述のフロント130における一方の突出部133aの先端突部134aを支持する。
<First support part>
The
第一支持部材22Aは、上側(Z方向+側)が開口した支持凹部221を有する。支持凹部221は、先端突部134aを挿入可能な大きさを有する。
22 A of 1st support members have the support recessed
また、第一支持部材22Aは、第一支持部材22Aを幅方向に貫通するねじ孔222を有する。ねじ孔222は、第一支持部材22Aの右端面と左端面とに開口している。第一支持部材22Aは、第一支持部の一例に該当する。
The
このような第一支持部材22Aは、基台21Aの第一貫通孔212に配置されている。第一支持部材22Aは、基台21Aに対する幅方向(X方向)の変位を可能な状態、かつ、回転を阻止された状態で、基台21Aに支持されている。
Such a
また、第一支持部材22Aのねじ孔222には、後述の第一変位機構24Aのねじ部材241が螺合されている。ねじ部材241が回転すると、ねじ部材241とねじ孔222との螺合に基づいて、第一支持部材22Aが幅方向に変位する。
A
一例として、ねじ部材241が一方側に回転すると、第一支持部材22Aは、幅方向における一方(例えば、図11及び図12の左側)に移動する。また、ねじ部材241が他方側に回転すると、第一支持部材22Aは、幅方向における他方(例えば、図11及び図12の右側)に移動する。
As an example, when the
<第二支持部>
第二支持部材23Aは、基台21Aに設けられており、フロント130の第二部分を支持する。具体的には、第二支持部材23Aは、フロント130の幅方向における他端部を支持する。より具体的には、第二支持部材23Aは、上述のフロント130における他方の突出部133aの先端突部134aを支持する。
<Second support>
The
第二支持部材23Aは、上側(Z方向+側)が開口した支持凹部231を有する。支持凹部231は、先端突部134bを挿入可能な大きさを有する。
23 A of 2nd support members have the support recessed
また、第二支持部材23Aは、第二支持部材23Aを幅方向に貫通するねじ孔232を有する。ねじ孔232は、第二支持部材23Aの右端面と左端面とに開口している。第二支持部材23Aは、第二支持部の一例に該当する。
The
このような第二支持部材23Aは、基台21Aの第二貫通孔213に配置されている。第二支持部材23Aは、基台21Aに対する幅方向(X方向)の変位を可能な状態、かつ、回転を阻止された状態で、基台21Aに支持されている。
Such a
また、第二支持部材23Aのねじ孔232には、後述の第二変位機構25Aのねじ部材251が螺合されている。ねじ部材251が回転すると、ねじ部材251とねじ孔232との螺合に基づいて、第二支持部材23Aが幅方向に変位する。
A
一例として、ねじ部材251が一方側に回転すると、第二支持部材23Aは、幅方向における一方(例えば、図11及び図12の左側)に移動する。また、ねじ部材251が他方側に回転すると、第一支持部材23Aは、幅方向における他方(例えば、図11及び図12の右側)に移動する。
As an example, when the
<第一変位機構>
第一変位機構24Aは、基台21Aに設けられており、第一支持部材22Aを幅方向に変位させるための機構である。第一変位機構24Aは、回転運動を、第一支持部材22Aの幅方向への直線運動に変換する送りねじ機構であってよい。具体的には、第一変位機構24Aは、ねじ部材241、回転操作部材242、及び、スケール243などを有する。
<First displacement mechanism>
The
ねじ部材241は、少なくとも外周面の軸方向における中間部に雄ねじ部241aを有する。ねじ部材241は、基台21Aの一端面(図11及び図12の右端面)から、一対の第一軸受部214c、214dに挿通されている。ねじ部材241は、両端部を、一対の第一軸受部214c、214dにより支持されている。ねじ部材241は、一対の軸受部214c、214dにより、回転可能、かつ、ねじ部材241における軸方向の変位を不能な状態で支持されている。
The
ねじ部材241の軸方向における中間部は、第一支持部材22Aのねじ孔222に挿通されている。ねじ部材241の雄ねじ部241aは、第一支持部材22Aのねじ孔222の雌ねじ部と螺合している。
An intermediate portion in the axial direction of the
回転操作部材242は、ねじ部材241のうち、基台21Aの一端面から外側に突出した部分(ねじ部材241の基端部)に固定されている。回転操作部材242が回転すると、回転操作部材242とともにねじ部材241が回転する。
The
スケール243は、基台21Aの上面のうち、第一貫通孔212に沿う部分に設けられている。ユーザは、スケール243を視認することにより、第一支持部材22Aの幅方向の変位量を確認できる。
The
<第二変位機構>
第二変位機構25Aは、基台21Aに設けられており、第二支持部材23Aを幅方向に変位させるための機構である。第二変位機構25Aは、回転運動を、第二支持部材23Aの幅方向への直線運動に変換する送りねじ機構であってよい。具体的には、第二変位機構25Aは、ねじ部材251、回転操作部材252、及び、スケール253などを有する。
<Second displacement mechanism>
The
ねじ部材251は、少なくとも外周面の軸方向における中間部に雄ねじ部251aを有する。ねじ部材251は、基台21Aの他端面(図11及び図12の左端面)から、一対の第二軸受部215a、215bに挿通されている。ねじ部材251は、両端部を、一対の第二軸受部215a、215bによって支持されている。ねじ部材251は、一対の軸受部215a、215bによって、回転可能、かつ、ねじ部材251における軸方向の変位を不能な状態で支持されている。
The
ねじ部材251の軸方向における中間部は、第二支持部材23Aのねじ孔232に挿通されている。ねじ部材251の雄ねじ部251aは、第二支持部材23Aのねじ孔232の雌ねじ部と螺合している。
An intermediate portion in the axial direction of the
回転操作部材252は、ねじ部材251のうち、基台21Aの他端面から外側に突出した部分(ねじ部材251の基端部)に固定されている。回転操作部材252が回転すると、回転操作部材252とともにねじ部材251が回転する。
The
スケール253は、基台21Aの上面のうち、第二貫通孔213に沿う部分に設けられている。ユーザは、スケール253を視認することにより、第二支持部材23Aの幅方向の変位量を確認できる。
The
なお、本実施形態の場合、第一変位機構24A及び第二変位機構25Aは、作業者が行う回転操作に基づいて作動する。ただし、第一変位機構及び第二変位機構は、例えば、電動式の駆動源の動力に基づいて作動する構造であってもよい。この場合には、第一変位機構及び第二変位機構は、作業者のスイッチ操作に基づいて作動する。なお、第一変位機構と第二変位機構とは、同時に作動してもよいし、別々に作動してもよい。
In the case of the present embodiment, the
電動式の第一変位機構及び第二変位機構を採用した場合には、第一変位機構は、第一支持部材22Aの変位量の目標値を設定する機能(以下、「第一変位量設定機能」という。)を有してもよい。また、第二変位機構は、第二支持部材23Aの変位量の目標値を設定する機能(以下、「第二変位量設定機能」という。)を有してもよい。第一変位量設定機能及び第二変位量設定機能はそれぞれ、変位量設定機能の一例に該当する。
When the electric first displacement mechanism and the second displacement mechanism are adopted, the first displacement mechanism sets a target value of the displacement amount of the
作業者は、第一変位機構を作動させる前に、第一変位量設定機能を使用して、所望する第一支持部材22Aの変位量(以下、「第一設定変位量」と称する)を設定する。作業者が、スイッチをONにすると、第一変位機構は、第一支持部材22Aの変位量が第一設定変位量となるまで作動する。
Before operating the first displacement mechanism, the operator sets a desired displacement amount of the
また、作業者は、第二変位機構を作動させる前に、第二変位量設定機能を使用して、所望する第二支持部材23Aの変位量(以下、「第二設定変位量」と称する)を設定する。作業者が、スイッチをONにすると、第二変位機構は、第二支持部材23Aの変位量が第二設定変位量となるまで作動する。なお、第一変位機構と第二変位機構とは、作業者のスイッチ操作に基づいて、同時に作動を開始してもよい。第一設定変位量と第二設定変位量とは、同じであってもよいし、異なってもよい。
Further, before operating the second displacement mechanism, the operator uses the second displacement amount setting function to perform a desired displacement amount of the
第一設定変位量及び第二設定変位量は、例えば、前枠調整装置1が有する記憶部92(図2参照)に予め記憶されていてよい。このような記憶部92は、所定の型のフロント130に対応した変位量を記憶してよい。記憶部92は、フロント130の型と、フロントの型に対応する設定変位量(第一設定変位量及び第二設定変位量)と、を対応付けて記憶してよい。作業者は、第一変位量設定機能及び第二変位量設定機能により、記憶部92に記憶された変位量から、所望の変位量を選択してよい。また、第一設定変位量及び第二設定変位量は、フロント130の種類に応じた誤差(戻り値)を含む値であってもよい。作業者は、記憶部92に記憶された変位量から、所望の変位量を選択し、第一設定変位量及び第二設定変位量として設定してもよい。
The first set displacement amount and the second set displacement amount may be stored in advance in, for example, the storage unit 92 (see FIG. 2) included in the front
また、上述の電動式の第一変位機構及び第二変位機構を採用した場合には、第一変位機構及び第二変位機構の作動は、制御部91(図2参照)によって制御されてもよい。一例として、制御部91は、フロント130の温度が、予め設定された温度に達した場合に、第一変位機構及び第二変位機構を作動させてよい。フロント130の温度は、装置本体2又は装置本体2の周囲に設けた温度センサ(不図示)により検出されてよい。
When the above-described electric first displacement mechanism and second displacement mechanism are employed, the operations of the first displacement mechanism and the second displacement mechanism may be controlled by the control unit 91 (see FIG. 2). . As an example, the
また、一例として、制御部91は、ヒーター6の稼働時間が、予め設定された時間を経過した場合に、第一変位機構及び第二変位機構を作動させてもよい。具体的には、作業者がスイッチをONにすると、ヒーター6が作動して、フロント130の温度が予め設定された温度(以下、「設定温度」と称する)に達する。そして、フロント130の温度が設定温度に達してから所定時間経過した後、第一変位機構及び第二変位機構は、制御部91の制御下で、第一支持部材22Aの変位量が第一設定変位量となり、第二支持部材23Aの変位量が第二設定変位量となるまで作動する。なお、第一変位機構及び第二変位機構が作動してから所定時間経過した後、フロント130を冷却するための冷却工程が行われてもよい。冷却工程は、所定時間行われてよい。このような冷却工程を行うために、前枠調整装置1は、冷却機構(例えば、冷風送風機構)を有してもよい。
Further, as an example, the
以上のような構成を有する本実施形態の前枠調整装置を使用する際、作業者は、第一変位機構24Aと第二変位機構25Aを個別に操作して、第一支持部材22Aと第二支持部材23Aとの距離を調整する。このような本実施形態の前枠調整装置によれば、第一支持部材22Aと第二支持部材23Aとを互いに近づく方向に変位させることができるため、フロント130の調整作業において、ブリッジ132、及び、フロント130の幅方向における両端部の変位を小さくできる。この結果、フロント130の調整作業において、ブリッジ132、及び、フロント130の幅方向における両端部が、開口51a〜51cと対向した状態を維持し易くなる。なお、本実施形態の前枠調整装置を使用して行う前枠調整方法は、第二支持部材23Aを移動させることができる点を除いて、図10に示すフローチャートを用いて説明した、実施形態1の前枠調整方法と同様である。その他の構成及び作用効果も、実施形態1と同様である。
When using the front frame adjustment device of the present embodiment having the above-described configuration, the operator individually operates the
<付記>
図示は省略するが、既述の実施形態1及び実施形態2の変形例について説明する。変形例に係る前枠調整装置は、一つの変位機構により、第一支持部材と第二支持部材とを移動させてよい。具体的には、図11に示す前枠調整装置において、第二変位機構25Aを省略し、第一変位機構24Aのみが、第一支持部材22Aと第二支持部材23Aとを、互いに近づく方向、又は、互いに離れる方向に変位させてもよい。
<Appendix>
Although illustration is omitted, modifications of the above-described first and second embodiments will be described. The front frame adjustment device according to the modification may move the first support member and the second support member by one displacement mechanism. Specifically, in the front frame adjustment device shown in FIG. 11, the
また、図10を参照して説明した前枠調整方法は、第一支持部材と第二支持部材との距離を縮めて、フロント130の曲率が大きくなるように変形させる方法である。ただし、本発明に係る前枠調整方法は、第一支持部材と第二支持部材との距離を拡げて、フロント130の曲率が小さくなるように変形させる方法に適用することもできる。このようは前枠調整方法の場合には、変形前のフロント130として、例えば、図7Bに示すような所定の曲率に湾曲したフロント130を使用する。 The front frame adjustment method described with reference to FIG. 10 is a method of reducing the distance between the first support member and the second support member and deforming the front 130 so as to increase the curvature. However, the front frame adjustment method according to the present invention can also be applied to a method in which the distance between the first support member and the second support member is increased and the front 130 is deformed so as to reduce the curvature. In the case of such a front frame adjustment method, for example, the front 130 curved to a predetermined curvature as shown in FIG. 7B is used as the front 130 before deformation.
本発明は、電子メガネに限らず、種々のメガネのフロントに好適に利用できる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is not limited to electronic glasses and can be suitably used for fronts of various glasses.
1 前枠調整装置
2、2A 装置本体
21、21A 基台
210a〜210d、210f 脚部
211 第一貫通孔
212 第一貫通孔
213 第二貫通孔
214a、214b、214c、214d 第一軸受部
215a、215b 第二軸受部
22、22A 第一支持部材
221 支持凹部
222 ねじ孔
23、23A 第二支持部材
231 支持凹部
232 ねじ孔
24、24A 第一変位機構
241 ねじ部材
241a 雄ねじ部
242 回転操作部材
243 スケール
25A 第二変位機構
251 ねじ部材
251a 雄ねじ部
252 回転操作部材
253 スケール
3 筐体
31 天板
32 底板
33 右側板
331 右側支持部
34 左側板
341 左側支持部
35 収容空間
4 載置板
5 遮熱板
51a、51b、51c 開口
6 ヒーター
7 ダミーレンズ
71 右用のダミーレンズ
72 左用のダミーレンズ
8 ユーザ
81 顔
91 制御部
92 記憶部
93 温度検出部
94 入力部
95 冷却装置
100 電子メガネ
110 レンズ
120 フレーム
130 フロント
131a、131b リム
132 ブリッジ
133a、133b 突出部
134a、134b 先端突部
135 鼻パッド
140a、140b テンプル
150 ヒンジ
151 ピン
170 電源
1101 第一領域
1102 第二領域
1 front
Claims (16)
前記基台に対して変位可能な状態で前記基台に設けられ、アイウェアの前枠の第一部分を支持する第一支持部と、
前記基台に設けられ、前記前枠の第二部分を支持する第二支持部と、
前記基台に設けられ、前記第一支持部を前記前枠の幅方向に変位させる第一変位機構と、を備える、
アイウェアの前枠調整装置。 A base,
A first support portion that is provided on the base in a displaceable manner with respect to the base and supports a first portion of a front frame of eyewear,
A second support portion provided on the base and supporting a second portion of the front frame,
A first displacement mechanism that is provided on the base and displaces the first support portion in the width direction of the front frame.
Front frame adjustment device for eyewear.
前記第二支持部を、前記幅方向に移動させる第二変位機構を、さらに備える、請求項1に記載のアイウェアの前枠調整装置。 The second support portion is provided on the base in a state capable of being displaced with respect to the base,
The front frame adjustment device for eyewear according to claim 1, further comprising a second displacement mechanism that moves the second support portion in the width direction.
前記第二部分は、前記前枠における幅方向の他端部から、前記前枠における後方に突出する部分である、請求項1又は2に記載のアイウェアの前枠調整装置。 The first portion is a portion protruding rearward in the front frame from one end in the width direction of the front frame,
The front frame adjustment device for eyewear according to claim 1, wherein the second portion is a portion that protrudes rearward in the front frame from the other end in the width direction of the front frame.
前記ヒーター制御部は、前記温度に関する情報に基づいて、前記ヒーターの稼働時間を制御する、請求項5に記載のアイウェアの前枠調整装置。 A temperature detection unit that detects information on the temperature of the front frame,
The front frame adjustment device for eyewear according to claim 5, wherein the heater control unit controls an operation time of the heater based on information on the temperature.
作業者による前記記憶部に記憶された前記変位量の選択を受け付ける入力部と、
前記入力部が受け付けた前記変位量に基づいて、前記第一変位機構の変位を制御する変位制御部と、を更に備える、請求項1〜12に記載のアイウェアの前枠調整装置。 A storage unit that stores a mold of the front frame and a displacement amount corresponding to the mold,
An input unit that receives selection of the displacement amount stored in the storage unit by an operator,
The front frame adjustment device for eyewear according to claim 1, further comprising: a displacement control unit configured to control a displacement of the first displacement mechanism based on the displacement amount received by the input unit.
アイウェアの前枠を前記第一支持部及び前記第二支持部に支持させるステップと、
前記第一変位機構を操作して、前記第一支持部を前記前枠の幅方向に変位させることにより、前記前枠の形状を調整するステップと、を含む、
アイウェアの前枠調整方法。
A front frame adjustment method for eyewear implemented using the eyewear front frame adjustment device according to any one of claims 1 to 15,
Supporting the front frame of the eyewear on the first support portion and the second support portion,
Adjusting the shape of the front frame by operating the first displacement mechanism to displace the first support portion in the width direction of the front frame,
How to adjust the front frame of eyewear.
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