JP2020046115A - 空気調和システム - Google Patents

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正浩 古川
忠 児玉
Tadashi Kodama
忠 児玉
村井 宏行
Hiroyuki Murai
宏行 村井
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【課題】使用者の不在時により安価な運転を行うことが可能な空気調和システムを提供する。【解決手段】空気調和システムAは、不在予定時間が経過するまで室内温度が所定の設定温度に維持されるように空気調和部270を継続運転した場合の第1の電気料金と、前記空気調和部270を停止した後に前記不在予定時間が経過したときの前記室内温度が前記設定温度となるように前記空気調和部270を再度運転した場合の最安電気料金となる第2の電気料金と、を算出する電気料金算出部251と、前記第1の電気料金と前記第2の電気料金とを比較する運転判定部252と、前記運転判定部252の比較結果に応じて、空気調和部270を制御する運転制御部253と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、所定の室内の空気調和を行う空気調和システムに関する。
従来の空気調和システムは、例えば特許文献1に開示されるものがある。かかる空気調和システムは、部屋を離れている時間が入力されると一度圧縮機を停止させ、その間の室温の変化から部屋の負荷を算出することにより、再び部屋に戻って来た時に最適な室温となるように空気調和機を制御するものである。これにより、短時間部屋を離れる場合の省エネ運転ができる。
特開平4−306442号公報
しかしながら、前述の空気調和システムは不在予定時間の入力があると不在予定時間の長短に関わらず空気調和機の運転を一旦停止するため、不在予定時間がより短時間となり運転を継続した方が一度運転を停止するよりも電気料金が安い場合にかえって電気料金が掛かる点で改善の余地があった。
そこで本発明の目的は、上述課題に着目し、使用者の不在時により安価な運転を行うことが可能な空気調和システムを提供することにある。
本発明の第1の開示に係る空気調和システムは、所定の室内の空気調和を行う空気調和部(270)を制御する空気調和システムであって、
前記室内に利用者が不在となる不在予定時間(T)を入力する不在予定時間入力部(100)と、
前記不在予定時間(T)が経過するまで室内温度が所定の設定温度に維持されるように前記空気調和部(270)を継続運転した場合の第1の電気料金(C1)と、前記空気調和部(270)を停止した後に前記不在予定時間(T)が経過したときの前記室内温度が前記設定温度となるように前記空気調和部(270)を再度運転した場合の最安電気料金となる第2の電気料金(C2m)と、を算出する電気料金算出部(251)と、
前記第1の電気料金(C1)と前記第2の電気料金(C2m)とを比較して、前記第1の電気料金(C1)が前記第2の電気料金(C2m)以下である場合は前記空気調和部(270)を継続運転すべきと判断し、前記第1の電気料金(C1)が前記第2の電気料金(C2m)よりも高い場合は前記空気調和部(270)を停止した後に再度運転すべきと判断する運転判定部(252)と、
前記運転判定部(252)の比較結果に応じて、前記空気調和部(270)を継続運転させるあるいは停止させた後に再度運転させる運転制御部(253)と、を備える。
本発明の第2の開示に係る空気調和システムは、第1の開示に記載した空気調和システムであって、複数の時間帯毎に電気料金の単価を格納するメモリ(260)を備え、
前記電気料金算出部(251)は、前記不在予定時間(T)の時間帯と一致する時間帯の電気料金の単価を用いて、前記第1、第2の電気料金(C1、C2m)を算出する。
本発明の第1の開示に係る空気調和システムによれば、不在予定時間の入力があると空気調和部を継続運転した場合の電気料金と空気調和部を停止した後に再度運転した場合の電気料金とを比較して、その比較結果に応じて空気調和部を継続運転するか停止した後に再度運転するかを判断することにより、使用者の不在時により安価な運転を行うことが可能となる。
本発明の第2の開示に係る空気調和システムによれば、時間帯によって電気料金の単価が異なる場合であっても、より精度よく使用者の不在時に安価な運転を行うことができる。
本発明の実施形態である空気調和システムのブロック図である。 図1の空気調和システムの不在予定時間の入力に伴う処理を示すフロー図である。 図2における第2の電気料金を算出する処理を示すフロー図である。 図1の空気調和システムの空気調和機のメモリに格納される、所定の室外温度で室内温度を設定温度に維持するための消費電力に関するデータテーブルを説明する図である。 図1の空気調和システムの空気調和機のメモリに格納される、運転停止後の室内温度の変化に要した時間に関するデータテーブルを説明する図である。 図1の空気調和システムの空気調和機のメモリに格納される、運転開始後の室内温度の変化に要した消費電力と時間に関するデータテーブルを説明する図である。
以下、本発明の空気調和システムの実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態である空気調和システムAを示す図である。図1に示すように、空気調和システムAは、リモコン100と空気調和機200と、を備え、所定の室内の空気調和を行う空気調和部270を制御するものである。
リモコン100は、その機能として、操作部110と、制御部120と、表示部130と、送受信部140と、を備える。リモコン100は、遠隔操作対象となる空気調和機200と無線通信可能に接続される。
操作部110は、例えば押しボタンスイッチを適用でき、この場合、複数設けられる。利用者は、操作部110を適宜操作することによって、空気調和機200(空気調和部270)の運転開始及び停止や、冷房、暖房及び送風の運転モードの選択や、設定温度、風量、風向などの運転設定の変更を入力可能である。また、特に、本実施形態においては、利用者は、操作部110を適宜操作することで、室内に利用者が不在となる不在予定時間と電気料金の単価[円/kWh]を入力可能である。すなわち、リモコン100は、本開示の不在予定時間入力部として機能する。
制御部120は、操作部110の入力(操作信号)や空気調和機200からの応答信号に基づいて表示部130及び送受信部140を制御し、表示部130に所定情報を表示させたり、送受信部140に空気調和機200へ所定動作を促す遠隔操作信号を出力させたりするものである。制御部120は、例えばマイクロコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、インターフェース等を適宜有し、リモコン100が実行する各機能がプログラミングされている。
表示部130は、例えば液晶などの表示素子を有し、制御部120からの制御信号に基づいて所望の表示出力を行うことができる。具体的に、表示部130は、空気調和機200の室内/室外温度や、現在時刻、タイマー時刻、運転モード、各種設定状態や操作ガイドなどを表示できる。また、表示部130を透明なタッチパネルで覆うことで、表示部130を操作部の一部として兼用することもできる。
送受信部140は、遠隔操作信号として空気調和機200に向けて赤外線を出射する赤外線LEDからなる送信部(図示しない)と、空気調和機200から応答信号として赤外線を受光する赤外線センサからなる受信部(図示しない)と、を有する。
空気調和機200は、その機能として、送受信部210と、室内温度センサ220と、室外温度センサ230と、消費電力検出部240と、制御部250と、メモリ260と、空気調和部270と、を備える。
送受信部210は、リモコン100側の送受信部140に対応するものであり、応答信号としてリモコン100に向けて赤外線を出射する赤外線LEDからなる送信部(図示しない)と、リモコン100から遠隔操作信号として赤外線を受光する赤外線センサからなる受信部(図示しない)と、を有する。
室内温度センサ220は、例えば空気調和機200の室内機に配置されるサーミスタであり、空気調和機200(空気調和部270)が空気調和を行う室内の温度(以下、室内温度という)を検出し、制御部250に出力するものである。
室外温度センサ230は、例えば空気調和機200の室外機に配置されるサーミスタであり、空気調和機200(空気調和部270)が空気調和を行う室外の温度(以下、室外温度という)を検出し、制御部250に出力するものである。
消費電力検出部240は、例えば空気調和機200の室内機及び/あるいは室外機に配置される電力計測回路であり、後述する空気調和部270の動作によって消費される電力[W]を検出し、制御部250に出力するものである。
制御部250は、例えば空気調和機200の室内機及び/あるいは室外機に配置されるマイクロコンピュータであり、CPU、メモリ260、インターフェース等を適宜有し、空気調和機200の各機能がプログラミングされている。制御部250は、送受信部210で受信したリモコン100からの遠隔操作信号や室内温度センサ220からの室内温度などに応じて空気調和部270の運転を制御するものである。また、制御部250は、本開示の電気料金算出部251、運転判定部252、運転制御部253として機能する。これらの機能については後で詳述する。
メモリ260は、制御部250の機能を実行するためのプログラムやデータが格納される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)からなる。また、本実施形態においては、特に制御部250が電気料金算出部251として機能するべく、一日の室外温度の変化(冷房時、暖房時)、運転開始後の経過時間、室内温度、消費電力の関係(冷房時、暖房時)、室内温度を設定温度に維持するための単位時間あたりの消費電力(冷房時、暖房時)、運転停止後の経過時間と室内温度の関係(冷房時、暖房時)、電気料金の単価をデータとして格納する。これらのデータは、空気調和機200の出荷時に所定の初期値が格納され、空気調和機200の運転に伴って各部から制御部250に入力される情報によってその値が更新されてもよい。
空気調和部270は、空気調和機200の室内機及び室外機に設けられ、室内の空気調和を行う空気調和機能を実行するための各種電気機器であり、具体的には室外機に設けられる圧縮機やファン、室内機に設けられるファンなどが該当する。
次に、制御部250の電気料金算出部251、運転判定部252、運転制御部253としての機能について図2及び図3のフロー図を用いて説明する。
制御部250は、ユーザー操作によってリモコン100から不在予定時間Tが入力(受信)されると(スタート〜ステップS1)、不在予定時間Tが後述するステップS5の処理における単位時間(図2の例では「10」)より大きいか(T>10)、否かを判断する(ステップS2)。制御部250は、ステップS2の条件を満たす(ステップS2でYES)場合は、ステップS3に進み、ステップS2の条件を満たさない(ステップS2でNO)場合は、不在予定時間Tの入力に伴う処理を終了する(エンド)。すなわち、ステップS2の条件を満たさない場合、不在予定時間T中も、空気調和機200(空気調和部270)は継続運転されることとなる。
ステップS3において、制御部250は、不在予定時間T中の室外温度を推定する。不在予定時間は、「60分」などの時間の長さで入力されてもよく、「13時00分から14時00分まで」などの不在開始時刻と不在終了時刻で入力されてもよい。時間の長さで入力される場合は現在時刻を不在開始時刻としてもよい。メモリ260には、一日(24時間)の室外温度を所定間隔(例えば1分)で格納している。制御部250は、実際の現在時刻における室外温度とメモリ260に格納される現在時刻における室外温度との差分でメモリ260に格納される室外温度を補正して、不在予定時間T中の室外温度を推定する。なお、メモリ260に数日分の室外温度を格納して、この平均値を室外温度の推定に用いてもよい。室外温度は冷房時、暖房時のそれぞれの場合がメモリ260に格納されてもよい。このほか、制御部250は、外部サーバと通信して、天気予報の気温予測情報から不在予定時間T中の室外温度を推定してもよい。制御部250は、ステップS3の実行後、ステップS4に進む。
次に、制御部250は、不在予定時間T[分]中に空気調和機200(空気調和部270)を継続運転した場合の電気料金C1(以下、第1の電気料金C1ともいう)を算出する(ステップS4)。メモリ260には、所定の室外温度で室内温度を設定温度に維持するための消費電力が格納されている。具体的には、図4に示すように、室外温度、室内温度、消費電力の組み合わせがデータテーブルに格納される。データテーブルは冷房時、暖房時のそれぞれの場合がメモリ260に格納される。これにより、例えば、冷房時に30.0[℃]の室外温度で室内温度を26.0[℃]の設定温度に維持するための消費電力[W]をデータテーブルから参照することができる。制御部250は、実際の室外温度と設定温度とに基づいてデータテーブルを参照し、消費電力、不在予定時間T及び電気料金の単価[円/kWh]を乗算して、第1の電気料金C1を算出する。制御部250は、ステップS4の実行後、ステップS5に進む。
次に、制御部250は、不在予定時間T中に空気調和機200(空気調和部270)を一旦停止した後に不在予定時間Tが経過したときの室内温度が設定温度に戻っているように空気調和機200(空気調和部270)を再度運転した場合の最安電気料金C2m(以下、第2の電気料金C2mともいう)を算出する(ステップS5)。
ステップS5の処理について、図3を参照してさらに説明する。ステップS5の処理が開始される(S5スタート)と、制御部250は、運転停止後から再度運転を開始するまでの時間である運転待機時間Xを初期化する(ステップS11;X=0)。次に、制御部250は、運転待機時間Xに単位時間(図3の例では「10」)を加算する(ステップS12)。次に、制御部250は、運転待機時間X[分]後の室内温度を推定する(ステップS13)。メモリ260には、運転停止後の室内温度の変化に要した時間が格納されている。具体的には、図5に示すように、室外温度、室内温度、室内温度から単位温度(例えば0.5[℃])だけ変化(冷房時は上昇、暖房時は下降)するのに要した時間(所要時間)の組み合わせがデータテーブルに格納される。データテーブルは冷房時、暖房時のそれぞれの場合がメモリ260に格納される。これにより、例えば、冷房停止後に30.0[℃]の室外温度で室内温度が26.0[℃]から0.5[℃]だけ上昇するのに要した時間[分]をデータテーブルから参照することができる。制御部250は、実際の室外温度、室内温度及び運転待機時間Xに基づいてデータテーブルを参照し、運転待機時間X[分]経過後の室内温度を推定する。次に、制御部250は、運転待機時間X[分]経過後の室内温度を設定温度に戻すための消費電力W1とそのために要する時間(所要時間)Yを算出する(ステップS14)。メモリ260には、運転開始後の室内温度の変化に要した消費電力と時間が格納されている。具体的には、図6に示すように、室外温度、設定温度、室内温度、室内温度から単位温度だけ変化(冷房時は下降、暖房時は上昇)するのに要した消費電力、時間の組み合わせがデータテーブルに格納される。データテーブルは冷房時、暖房時のそれぞれの場合がメモリ260に格納される。これにより、例えば、冷房開始後に30.0[℃]の室外温度で設定温度を26.0[℃]としたとき室内温度が30.0[℃]から0.5[℃]だけ下降するのに要した消費電力[W]及び時間[分]をデータテーブルから参照することができる。制御部250は、推定した運転待機時間X[分]経過後の室外温度、室内温度、設定温度に基づいてデータテーブルを参照し、運転待機時間X[分]経過後の室内温度を設定温度に戻すための消費電力W1とそのために要する時間Yを算出する。次に、制御部250は、ステップS14で算出した消費電力W1を電気料金C2に換算する(ステップS15)。具体的に、制御部250は、運転待機時間X[分]経過後の室内温度を設定温度に戻すための消費電力W1、所要時間Y及び電気料金の単価を乗算して、運転待機時間X[分]経過後に不在予定時間Tが経過したときに室内温度が設定温度となるように空気調和機200を再度運転した場合の電気料金C2[円]を算出する。次に、制御部250は、運転待機時間X[分]の値が初期化後の最初の値(X=10)であるまたは第2の電気料金C2mがステップS15で算出した電気料金C2よりも高いか(C2m>C2)、否かを判断する(ステップS16)。制御部250は、ステップS16の条件を満たす(ステップS16でYES)場合は、ステップS17に進み、ステップS16の条件を満たさない(ステップS16でNO)場合は、ステップS19に進む。ステップS17において、制御部250は、不在予定時間Tが運転待機時間Xと運転待機時間X[分]経過後の室内温度を設定温度に戻す所要時間Yとの合計時間よりも大きいか(T>X+Y)を判断する(ステップS17)。制御部250は、ステップS17の条件を満たす(ステップS17でYES)場合は、ステップS18に進み、ステップS17の条件を満たさない場合はステップS19に進む。ステップS18において、制御部250は、第2の電気料金C2mをステップS15で算出した電気料金C2に更新し(C2m=C2)、また、最安時運転待機時間XmをステップS12で設定した運転待機時間Xに更新する(Xm=X)。ステップS19において、制御部250は、運転待機時間Xが不在予定時間Tに達したか、否かを判断する。制御部250は、ステップS19の条件を満たす(ステップS19でYES)場合は処理を終了し(S5エンド)、ステップS19の条件を満たさない(ステップS19でNO)場合はステップS12に戻って運転待機時間Xに単位時間を加算し、新たな運転待機時間Xに基づいてステップS13以降の処理を繰り返し実行する。これにより、制御部250は、単位時間毎に複数の運転待機時間Xを用いて空気調和機200(空気調和部270)を停止して運転待機時間が経過した後に室内温度を設定温度に戻すように再度運転した場合の電気料金C2を算出し、不在予定時間Tが経過したときに室内温度を設定温度に戻すことができ、かつ、最も安い電気料金C2を、第2の電気料金C2mとして算出する。ステップS4及びステップS5の処理は、制御部250が電気料金算出部251として機能する部分である。図2に戻って、制御部250は、ステップS5実行後に、ステップS6に進む。
次に、制御部250は、ステップS4で算出した第1の電気料金C1がステップS5で算出した第2の電気料金C2mよりも高いか(C1>C2m)、否かを判断する(ステップS6)。制御部250は、ステップS6の条件を満たす場合(ステップS6でYES)は、ステップS7に進み、ステップS6の条件を満たさない場合(ステップS6でNO)は、不在予定時間Tの入力に伴う処理を終了する(エンド)。すなわち、ステップS6の条件を満たさない場合、不在予定時間T中も、空気調和機200(空気調和部270)は継続運転されることとなる。ステップS6の処理は、制御部250が運転判定部252として機能する部分である。ステップS6でNOとなって終了する処理は、制御部250が運転制御部253として機能する部分である。
ステップS7において、制御部250は、現在時刻が不在予定時間Tの開始時刻になると空気調和部270の運転を停止する。制御部250は、ステップS7の実行後は、ステップS8に進む。
次に、制御部250は、運転再開条件が成立したか、否かを判断する(ステップS8)。運転再開条件は、例えばステップS18で設定した最安時運転待機時間Xmが経過したか否かである。制御部250は、ステップS8の条件を満たす場合(ステップS8でYES)は、ステップS9に進み、ステップS8の条件を満たさない場合(ステップS8でNO)は、再度ステップS8に戻って条件が成立するまで繰り返し判断を行う。
ステップS9において、制御部250は、空気調和機200(空気調和部270)の運転を再開し、不在予定時間Tの入力に伴う処理を終了する(エンド)。再開後は、制御部250は、室内温度が設定温度となるように空気調和部270を制御する。すなわち、ステップS6の条件を満たす場合、空気調和機200(空気調和部270)の運転が一旦停止され、その後再開されることとなる。ステップS7からステップS9の処理は、制御部250が運転制御部253として機能する部分である。
以上のように、本開示の実施形態を説明したが、本開示が上述の実施形態に限定されないのはもちろんである。本開示は、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜要件の追加や変更、一部削除を行うことができる。例えば、上記実施形態においては、制御部250が電気料金算出部、運転判定部及び運転制御部として機能するものであったが、リモコン100の制御部120が電気料金算出部及び/あるいは運転判定部として機能してもよい。
また、メモリ260に格納される電気料金の単価は複数の時間帯毎(日中及び深夜など)に入力し格納可能であってもよい。この場合、制御部250(電気料金算出部251)は、不在予定時間Tの時間帯に一致する時間帯の電気料金の単価を用いて、第1、第2の電気料金C1、C2mをそれぞれ算出してもよい。
A 空気調和システム
100 リモコン
110 操作部
120 制御部
130 表示部
140 送受信部
200 空気調和機
210 送受信部
220 室内温度センサ
230 室外温度センサ
240 消費電力検出部
250 制御部
251 電気料金算出部
252 運転判定部
253 運転制御部
260 メモリ
270 空気調和部

Claims (2)

  1. 所定の室内の空気調和を行う空気調和部(270)を制御する空気調和システムであって、
    前記室内に利用者が不在となる不在予定時間(T)を入力する不在予定時間入力部(100)と、
    前記不在予定時間(T)が経過するまで室内温度が所定の設定温度に維持されるように前記空気調和部(270)を継続運転した場合の第1の電気料金(C1)と、前記空気調和部(270)を停止した後に前記不在予定時間(T)が経過したときの前記室内温度が前記設定温度となるように前記空気調和部(270)を再度運転した場合の最安電気料金となる第2の電気料金(C2m)と、を算出する電気料金算出部(251)と、
    前記第1の電気料金(C1)と前記第2の電気料金(C2m)とを比較して、前記第1の電気料金(C1)が前記第2の電気料金(C2m)以下である場合は前記空気調和部(270)を継続運転すべきと判断し、前記第1の電気料金(C1)が前記第2の電気料金(C2m)よりも高い場合は前記空気調和部(270)を停止した後に再度運転すべきと判断する運転判定部(252)と、
    前記運転判定部(252)の比較結果に応じて、前記空気調和部(270)を継続運転させるあるいは停止させた後に再度運転させる運転制御部(253)と、を備える、
    空気調和システム。
  2. 複数の時間帯毎に電気料金の単価を格納するメモリ(260)を備え、
    前記電気料金算出部(251)は、前記不在予定時間(T)の時間帯と一致する時間帯の電気料金の単価を用いて、前記第1、第2の電気料金(C1、C2m)を算出する、
    請求項1に記載の空気調和システム。
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