JP2020041891A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020041891A
JP2020041891A JP2018168862A JP2018168862A JP2020041891A JP 2020041891 A JP2020041891 A JP 2020041891A JP 2018168862 A JP2018168862 A JP 2018168862A JP 2018168862 A JP2018168862 A JP 2018168862A JP 2020041891 A JP2020041891 A JP 2020041891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parallax
image processing
stereo camera
image
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018168862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7066580B2 (ja
Inventor
裕介 内田
Yusuke Uchida
裕介 内田
稲田 圭介
Keisuke Inada
圭介 稲田
野中 進一
Shinichi Nonaka
進一 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2018168862A priority Critical patent/JP7066580B2/ja
Priority to PCT/JP2019/033762 priority patent/WO2020054429A1/ja
Priority to CN201980049733.5A priority patent/CN112513572B/zh
Publication of JP2020041891A publication Critical patent/JP2020041891A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7066580B2 publication Critical patent/JP7066580B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C3/00Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders
    • G01C3/02Details
    • G01C3/06Use of electric means to obtain final indication
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/50Depth or shape recovery
    • G06T7/55Depth or shape recovery from multiple images
    • G06T7/593Depth or shape recovery from multiple images from stereo images

Abstract

【課題】視差の計算に要する計算量を抑制する。【解決手段】画像処理装置10は、カメラ20により撮影されたステレオカメラ画像に基づいて視差を算出する。画像処理装置10は、ステレオカメラ画像における計算対象画素を決定するための条件を設定する条件設定部101と、条件設定部101により設定された条件に基づいて、ステレオカメラ画像の中で計算対象画素を決定し、計算対象画素の情報を用いて視差を算出する視差算出部102とを備える。条件設定部101は、ステレオカメラ画像をスキャンするスキャンラインの数を決定するライン数決定部111を有する。視差算出部102は、ライン数決定部111により決定された数のスキャンラインをステレオカメラ画像に対して設定し、スキャンライン上にあるステレオカメラ画像の画素を、計算対象画素に決定する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置に関する。
一対のカメラを有するステレオカメラで撮影されたステレオ画像に基づき、カメラ視野内に存在する物体までの距離を三角測量の原理で計測する位置測定装置が知られている。三角測量の原理とはすなわち、左右のカメラによって撮影された同一の物体の像の位置のずれ(視差)を用いて、カメラからその物体までの距離を算出するものである。視差の導出は、物体の一方の画像上における像が、他方の画像上のどこに存在するかを特定することによって実現する。
視差の導出としては様々な手法が提案されている。古典的手法では、一方の画像中の複数画素からなる領域に対して、他方の画像中で最も非類似度の低い領域を探索するブロックマッチングが知られている。さらにマッチングの過程で画像中の局所的な情報のみならず画像全体の情報を含めることにより、ミスマッチングを減らして精度を高める手法として、例えばSGM(Semi-Global Matching)と呼ばれる手法なども提案されている。こうした手法では、高い精度が見込める一方で、古典的手法に比べて計算量が増大するという課題がある。
ステレオカメラを用いた視差の計算における計算量の抑制に関して、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1には、障害物までの距離をステレオ画像による視差算出で計測する障害物計測方法であって、低解像度画像により求めた距離情報に基づいて、高解像度画像における前記視差算出のための相関演算の対象となる画素のサンプリング間隔を近距離において大きく遠距離において小さく設定することを特徴とする障害物計測方法が開示されている。
特開2008−298533号公報
特許文献1の方法では、適切なサンプリング間隔を設定することで必要な領域のみ高精度な距離情報を取得でき、また、不必要な演算を抑制でき、必要な領域のみ高精度な距離情報を取得できるとともに、演算時間の短縮、装置の回路規模の削減を実現できるとしている。しかしながら、低解像度画像と高解像度画像から視差をそれぞれ算出する必要があるため、全体の計算量をあまり低減することができず、計算量の抑制に関してさらなる改善の余地がある。
本発明による画像処理装置は、ステレオカメラにより撮影されたステレオカメラ画像に基づいて視差を算出するものであって、前記ステレオカメラ画像における計算対象画素を決定するための条件を設定する条件設定部と、前記条件設定部により設定された条件に基づいて、前記ステレオカメラ画像の中で前記計算対象画素を決定し、前記計算対象画素の情報を用いて前記視差を算出する視差算出部と、を備える。
本発明によれば、視差の計算に要する計算量を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置の基本構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置における視差計算のアルゴリズムを示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置における視差計算のアルゴリズムを示すフローチャート 本発明の第3の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態に係る画像処理装置におけるスキャンライン数決定の例を示す図 本発明の第4の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図 本発明の第5の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図 本発明の第5の実施形態に係る画像処理装置において平滑化計算に用いられる画素の間引きの説明図 本発明の第5の実施形態に係る画像処理装置において平滑化計算に用いられる画素の配置の説明図 本発明の第6の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図
(基本構成)
始めに、本発明の実施形態の基本構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置の基本構成を示すブロック図である。図1に示す画像処理装置10は、カメラ20およびプロセッサ30と接続されており、条件設定部101および視差算出部102を備える。画像処理装置10は、例えば車両に搭載されることで、車両周囲に存在する他車両や障害物等の物体を検知および認識するのに利用される。
カメラ20は、左右に所定間隔を空けて設置されたステレオカメラであり、左右一対のステレオカメラ画像を撮影してその撮影データを画像処理装置10に出力する。画像処理装置10は、カメラ20から入力された撮影データに基づいて、視差算出部102によりステレオカメラ画像における視差を算出する。このとき視差算出部102は、条件設定部101により設定される条件に基づいて、ステレオカメラ画像の中で計算対象画素を決定し、その計算対象画素の情報を用いて、例えばSGMと呼ばれる演算手法により視差を算出する。なお、SGM以外の演算手法を用いて視差の算出を行ってもよい。
視差算出部102による視差の算出結果は、画像処理装置10からプロセッサ30へ出力される。プロセッサ30は、画像処理装置10から入力された視差の情報を用いて、物体検知や物体認識などの処理を実行する。
続いて、上記の基本構成を用いた本発明の各実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10は、FPGA11およびメモリ12を備える。FPGA11は、多数の論理回路を組み合わせて構成された演算処理装置であり、その機能として、図1で説明した条件設定部101および視差算出部102を有している。なお、FPGA11以外のもの、例えばASIC等の他の論理回路や、CPUで実行されるソフトウェア等を利用して、画像処理装置10において条件設定部101および視差算出部102を実装してもよい。メモリ12は、RAMやHDD、フラッシュメモリ等の読み書き可能な記録媒体を用いて構成された記憶装置であり、その機能として、ステレオカメラ撮影画像保存部103および視差画像保存部104を有する。
カメラ20から画像処理装置10に入力されたステレオカメラ画像を表す撮影データは、フレーム単位でメモリ12内のステレオカメラ撮影画像保存部103に格納される。FPGA11内の視差算出部102は、ステレオカメラ撮影画像保存部103から各フレームのステレオカメラ画像の画素データを読み出し、これを用いて視差の演算を行うことで、画素単位で視差を表した視差画像をフレームごとに生成する。視差算出部102が生成した視差画像は、プロセッサ30へ出力されるとともに、メモリ102内の視差画像保存部104に格納される。
視差算出部102は、ステレオカメラ画像を用いた視差の演算において、平滑化計算および非類似度の計算を実施する。平滑化計算とは、ステレオカメラ画像内の各画素の画素値を、その周囲にある複数の画素の画素値と合わせて平滑化(平均化)することで、画素間の画素値の変動を滑らかにする演算処理のことである。非類似度の計算とは、ステレオカメラ画像の一方に映っている物体と他方の画像に映っている物体とが同一物ではないことの確からしさ、すなわちどの程度かけ離れているかを表す非類似度を求める演算処理のことである。
本実施形態では、条件設定部101はライン数決定部111を有している。ライン数決定部111は、前フレームのステレオカメラ画像から視差算出部102が生成して視差画像保存部104に格納された視差画像を読み出し、その視差画像に基づいて、視差算出部102が実施する平滑化処理において用いられるスキャンラインの数を決定する。すなわち、本実施形態のライン数決定部111は、過去に視差算出部102により算出された視差に基づいて、現フレームのステレオカメラ画像をスキャンするスキャンラインの数を決定する。そして、決定したスキャンラインの数を視差算出部102に通知する。本実施形態における条件設定部101は、このようにしてライン数決定部111により決定されたスキャンラインの数を通知することで、視差算出部102に対する条件設定を行う。
ライン数決定部111からスキャンライン数の通知が行われると、視差算出部102は、ステレオカメラ撮影画像保存部103から読み出した現フレームのステレオカメラ画像に対して、画素ごとに通知された数のスキャンラインを設定する。そして、設定した各スキャンライン上にあるステレオカメラ画像の画素を計算対象画素として、平滑化計算を実施する。その後、平滑化計算後のステレオカメラ画像に対して非類似度の計算を画素ごとに実施し、その計算結果に基づいて、各画素の視差を演算する。こうして得られた画素単位の視差の算出結果を、視差算出部102は視差画像としてプロセッサ30へ出力するとともに、視差画像保存部104に格納する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置における視差計算のアルゴリズムを示すフローチャートである。図3のフローチャートに示す視差計算は、カメラ20によって新たに撮影されたステレオカメラ画像が現フレームのステレオカメラ画像としてステレオカメラ撮影画像保存部103に格納されると、FPGA11において実施される。
ステップS10において、視差算出部102は、ステレオカメラ撮影画像保存部103から現フレームのステレオカメラ画像を読み出し、画面端にある画素から順に選択する。
ステップS20において、ライン数決定部111は、前フレームで視差算出部102が算出した視差画像のうち、ステップS10で選択された画素の視差を視差画像保存部104から読み出して参照する。
ステップS30において、ライン数決定部111は、ステップS20で参照した視差が所定の閾値dthよりも大きいか否かを判定する。視差が閾値dthよりも大きい場合はステップS40に進み、閾値dth以下の場合はステップS50に進む。
ステップS40において、ライン数決定部111は、ステップS10で選択された画素は近距離の像に対応すると判断し、当該画素に対するスキャンラインの数を少なく設定する。本実施形態では、例えばスキャンラインの数を4本に決定する。
ステップS50において、ライン数決定部111は、ステップS10で選択された画素は遠距離の像に対応すると判断し、当該画素に対するスキャンラインの数を多く設定する。本実施形態では、例えばスキャンラインの数を8本に決定する。
ステップS40またはS50でライン数決定部111によりスキャンラインの数が決定されたら、ステップS60において視差算出部102は、ステップS10で選択した画素に対して、決定されたスキャンライン数に基づく視差の演算を行う。ここでは、決定されたスキャンライン数による平滑化計算を当該画素に対して行うとともに、非類似度の最適化を行い、視差を算出する。これにより、現フレームのステレオカメラ画像における視差が画素単位で算出される。
ステップS70において、視差算出部102は、全画素に対する演算が終了したか否かを判定する。まだ演算を実施していない画素がある場合はステップS10に戻って次の画素を選択した後、上記の処理を繰り返す。全画素に対する演算を終了した場合は、得られた現フレームの視差画像を視差画像保存部104に格納した後、図3のフローチャートに示す視差計算を終了する。
なお、上記ステップS40、S50では、設定するスキャンライン数の数を4本、8本としてそれぞれ例示したが、これらは一例であり、本発明を限定するものではない。また、ステップS30の判定に用いられる閾値dthに複数の値を設定し、前フレームで求められた視差とそれぞれ比較することで、3種類以上のスキャンライン数を設定できるようにしてもよい。いずれの場合でも、前フレームで求められた視差の値が小さいほど、像までの距離が遠いと判断してスキャンラインの数を増大させるようにすることが好ましい。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、ライン数決定部111においてスキャンラインの数を決定する際に、プロセッサ30で行われた物体検知の結果に基づく領域ごとの距離レンジを利用する例を説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10は、図2で説明した第1の実施形態と比べて、メモリ12に視差画像保存部104が設けられていない点と、プロセッサ30から出力された領域情報がライン数決定部111へ入力される点が異なっている。この領域情報は、プロセッサ30で行われた物体検知の結果に基づいて物体毎に設定される情報であり、当該物体がステレオカメラ画像内のどの領域に対応するかを表す情報と、当該物体までの距離が近距離と遠距離のどちらの距離レンジに分類されるかを表す情報とを含んでいる。
本実施形態において、ライン数決定部111は、前フレームのステレオカメラ画像から計算された視差に応じてプロセッサ30から出力される領域情報を入力し、その領域情報における領域ごとの距離レンジの情報に基づいて、視差算出部102が実施する平滑化処理において用いられるスキャンラインの数を決定する。すなわち、本実施形態のライン数決定部111は、過去に視差算出部102により算出された視差に基づき判定された距離レンジの情報を取得し、取得した距離レンジの情報に基づいて、スキャンラインの数を決定する。これ以外の点では、第1の実施形態と同様である。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置における視差計算のアルゴリズムを示すフローチャートである。図5のフローチャートに示す視差計算は、カメラ20によって新たに撮影されたステレオカメラ画像が現フレームのステレオカメラ画像としてステレオカメラ撮影画像保存部103に格納されると、FPGA11において実施される。
ステップS10Aにおいて、ライン数決定部111は、前フレームのステレオカメラ画像に対する視差に基づいてプロセッサ30が判定した領域ごとの距離レンジの判定結果を、プロセッサ30から読み込む。ここでは、プロセッサ30から出力される前述の領域情報を取得することで、前フレームのステレオカメラ画像から検知された各物体に対応する各領域の距離レンジが近距離と遠距離のどちらに該当するかを示す情報を読み込む。
ステップS20Aにおいて、視差算出部102は、ステレオカメラ撮影画像保存部103から現フレームのステレオカメラ画像を読み出し、画面端にある画素から順に選択する。
ステップS30Aにおいて、ライン数決定部111は、ステップS10Aで読み込んだ前フレームでの距離レンジの判定結果のうち、ステップS20Aで選択した画素に対応する領域の距離レンジの判定結果に基づいて、当該画素に対して前フレームで検知された物体が近距離領域内にあったか否かを判定する。距離レンジの判定結果が近距離である場合は、当該物体が前フレームで近距離領域内にあったと判断してステップS40に進み、距離レンジの判定結果が遠距離である場合は、当該物体が前フレームで近距離領域内にはなかったと判断してステップS50に進む。
ステップS40において、ライン数決定部111は、ステップS20Aで選択された画素は近距離の像に対応すると判断し、当該画素に対するスキャンラインの数を少なく設定する。本実施形態では、第1の実施形態と同様に、例えばスキャンラインの数を4本に決定する。
ステップS50において、ライン数決定部111は、ステップS20Aで選択された画素は遠距離の像に対応すると判断し、当該画素に対するスキャンラインの数を多く設定する。本実施形態では、第1の実施形態と同様に、例えばスキャンラインの数を8本に決定する。
ステップS40またはS50でライン数決定部111によりスキャンラインの数が決定されたら、視差算出部102はステップS60以降において、第1の実施形態で説明した図3のフローチャートと同様の処理をそれぞれ実施する。すなわち、ステップS60では、ステップS20Aで選択した画素に対して、決定されたスキャンライン数に基づく視差の演算を行い、ステップS70では、全画素に対する演算が終了したか否かを判定する。まだ演算を実施していない画素がある場合はステップS20Aに戻って次の画素を選択した後、上記の処理を繰り返す。全画素に対する演算を終了した場合は、図5のフローチャートに示す視差計算を終了する。
なお、本実施形態でも第1の実施形態と同様に、ステップS40、S50でそれぞれ設定するスキャンラインの数は4本、8本に限定されない。また、プロセッサ30から出力される領域情報が表す各領域の距離レンジの分類数を3つ以上とすることで、3種類以上のスキャンライン数を設定できるようにしてもよい。いずれの場合でも、遠距離に存在する物体ほど、当該物体に対応する画素に対して設定するスキャンラインの数を増大させるようにすることが好ましい。
さらに、上記の説明ではスキャンライン数の決定に用いる情報として直前1フレームのステレオカメラ画像から求められた領域情報を用いる例を示したが、これは本発明を限定するものではない。例えば、前フレームと前々フレームのそれぞれの領域情報を元に、現フレームの領域情報を予測して用いることも可能である。また,画像処理装置10が搭載されている車両の走行情報、例えばステアリングの情報を元に、現フレームで予測される領域情報を補正することも可能である。
前述の第1の実施形態では、画素単位または画素周辺の画素群単位の視差情報に基づいてスキャンライン数を判断しているのに対して、本実施形態では、物体検知により求められた領域単位の距離レンジの情報を用いてスキャンライン数を判断している。そのため、第1の実施形態と比べて、より大域的な情報を元にスキャンライン数を判断できる効果がある。
(第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、ライン数決定部111においてスキャンラインの数を決定する際に、プロセッサ30で行われた物体検知の結果を利用する例を説明する。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図6に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10は、図4で説明した第2の実施形態と比べて、プロセッサ30から出力された物体検知結果の情報がライン数決定部111へ入力される点が異なっている。この情報は、プロセッサ30で行われた物体検知の結果を表す情報であり、ステレオカメラ画像内のどの領域に対して物体が検知されたかを表す情報を含んでいる。
本実施形態において、ライン数決定部111は、前フレームのステレオカメラ画像から計算された視差に応じてプロセッサ30から出力される物体検知結果の情報を入力し、その情報に基づいて、視差算出部102が実施する平滑化処理において用いられるスキャンラインの数を決定する。例えば、既に検知済みの物体の像と判定した画素に対しては少ないライン数を採用し、物体検知済みでない像と判定した画素に対しては多いライン数を採用する。すなわち、本実施形態のライン数決定部111は、過去に視差算出部102により算出された視差に基づき検知された物体の情報を取得し、取得した物体の情報に基づいて、スキャンラインの数を決定する。これ以外の点では、第1、第2の実施形態と同様である。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る画像処理装置におけるスキャンライン数決定の例を示す図である。図7に示すように、前フレームで物体検知済みの車両の像901の領域内画素に対する視差計算では、遠距離であってもライン数911を少なく設定する。一方、前フレームの時点では物体検知されていない車両の像902に対しては、ライン数912を多く設定することで、より精度の高い視差計算を行うようにする。また、物体検知済みの路面903に対しては、より少ないライン数913を設定する。
本実施形態では、前フレームでの物体検知の結果を用いてスキャンライン数を設定することで、過去に距離情報を得たことの無い像に対しては、より精度の高い視差計算を実施することができる。
(第4の実施形態)
次に本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態では、ライン数決定部111においてスキャンラインの数を決定する際に、他のセンサで測定した距離情報を利用する例を説明する。
図8は、本発明の第4の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図8に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10は、図4、6図でそれぞれ説明した第2、第3の実施形態と比べて、距離情報を取得可能なセンサの一例であるLIDAR(Light Detection And Ranging)40から出力された距離情報がライン数決定部111へ入力される点が異なっている。なお、図8のLIDAR40は距離情報を取得可能な他のセンサの一例であり、本発明ではこれに限定されない。他にも、例えば赤外線デプスセンサ、超音波センサ、ミリ波レーダー、他のカメラ映像などから出力される距離情報を利用してもよい。
本実施形態において、ライン数決定部111は、カメラ20が撮影するステレオカメラ画像の範囲に対してLIDAR40から出力される距離情報を入力し、この距離情報に基づいて、第1の実施形態と同様に、視差算出部102が実施する平滑化処理において用いられるスキャンラインの数を決定する。すなわち、距離情報が表す各画素の距離を所定の閾値と比較して、距離が閾値よりも大きい画素に対してはスキャンラインの数を少なく設定し、距離が閾値以下の画素に対してはスキャンラインの数を多く設定する。これ以外の点では、第1〜第3の実施形態と同様である。
(第5の実施形態)
次に本発明の第5の実施形態について説明する。本実施形態では、第1〜第4の実施形態で説明したライン数決定部111の代わりに、平滑化計算において間引く画素の割合を表す疎密度を決定する疎密度決定部112を有する画像処理装置の例を説明する。
図9は、本発明の第5の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図9に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10は、図2で説明した第1の実施形態と比べて、FPGA11の条件設定部101がライン数決定部111の代わりに疎密度決定部112を有する点が異なっている。疎密度決定部112は、前フレームのステレオカメラ画像から視差算出部102が生成して視差画像保存部104に格納された視差画像を読み出し、その視差画像に基づいて、視差算出部102が実施する平滑化処理における疎密度を決定する。すなわち、本実施形態の疎密度決定部112は、過去に視差算出部102により算出された視差に基づいて、疎密度を決定する。そして、決定した疎密度を視差算出部102に通知する。本実施形態における条件設定部101は、このようにして疎密度決定部112により決定された疎密度を通知することで、視差算出部102に対する条件設定を行う。
疎密度決定部112から疎密度の通知が行われると、視差算出部102は、ステレオカメラ撮影画像保存部103から読み出した現フレームのステレオカメラ画像に対して、通知された疎密度に応じた割合で画素の間引きを行う。そして、間引かれなかった残りのステレオカメラ画像の画素を計算対象画素として、平滑化計算を実施する。その後は第1の実施形態と同様に、平滑化計算後のステレオカメラ画像に対して非類似度の計算を画素ごとに実施し、その計算結果に基づいて、画素ごとの視差を演算する。こうして得られた画素単位の視差の算出結果を、視差算出部102は視差画像としてプロセッサ30へ出力するとともに、視差画像保存部104に格納する。
図10は、本発明の第5の実施形態に係る画像処理装置において平滑化計算に用いられる画素の間引きの説明図である。図10(a)は、遠距離の像に対応する画素の平滑化計算で用いられる画素の例を示す図である。前フレームの視差画像で表された視差が小さく、そのため遠距離の像に対応すると判断された画素については、図10(a)に示すように、各スキャンライン上の画素を間引かずに、画像上の狭い範囲で密な平滑化演算が実施されるようにする。一方、図10(b)は、近距離の像に対応する画素の平滑化計算で用いられる画素の例を示す図である。前フレームの視差画像で表された視差が大きく、そのため近距離の像に対応すると判断された画素については、図10(b)に示すように、各スキャンライン上の画素を間引いて、画像上の広い範囲で少ない画素を用いて平滑化演算が実施されるようにする。このように、本実施形態の疎密度決定部112では、前フレームで求められた視差の値が大きいほど、像までの距離が近いと判断してステレオカメラ画像から間引く画素の割合が増大するように、疎密度を決定することが好ましい。
なお、図10では平滑化演算に用いる画素がスキャンライン上に並んでいる例を説明したが、ライン上に並ぶものに限る必要はない。図11は、本発明の第5の実施形態に係る画像処理装置において平滑化計算に用いられる画素の配置の説明図である。図11(a)は、8本のスキャンライン上に並んで配置された各画素を平滑化計算に採用する例を示している。一方、図11(b)は、スキャンライン上には並んでおらず、所定の配置パターンに従って配置された各画素を平滑化計算に採用する例を示している。図11(a)、図11(b)いずれの配置例においても、疎密度決定部112により決定された疎密度に基づいて前述のような画素の間引きを行い、平滑化演算を実施することができる。このときどの画素を間引くかについては、予め決定しておくことができる。ただし、図11に示した画素の配置は一例であり、平滑化計算に用いる画素の配置はこれに限定されない。
また、本実施形態では疎密度決定部112において、第1の実施形態で説明したライン数決定部111におけるスキャンライン数の決定と同様に、過去に視差算出部102により算出された視差に基づいて疎密度を決定する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2の実施形態におけるスキャンライン数の決定と同様に、過去に視差算出部102により算出された視差に基づき判定された距離レンジの情報をプロセッサ30から取得し、取得した距離レンジの情報に基づいて疎密度を決定してもよい。また、第3の実施形態におけるスキャンライン数の決定と同様に、過去に視差算出部102により算出された視差に基づき検知された物体の情報をプロセッサ30から取得し、取得した物体の情報に基づいて疎密度を決定してもよい。あるいは、第4の実施形態におけるスキャンライン数の決定と同様に、他のセンサで測定されたステレオカメラ画像の範囲に対応する距離情報を取得し、取得した距離情報に基づいて疎密度を決定してもよい。これ以外にも、任意の方法で疎密度を決定することができる。
(第6の実施形態)
次に本発明の第6の実施形態について説明する。本実施形態では、第1〜第4の実施形態で説明したライン数決定部111と、第5の実施形態で説明した疎密度決定部112とを条件設定部101が有する画像処理装置の例を説明する。
図12は、本発明の第6の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図12に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10は、図2で説明した第1の実施形態と比べて、FPGA11の条件設定部101がライン数決定部111に加えて疎密度決定部112をさらに有する点が異なっている。この疎密度決定部112は、第5の実施形態で説明したのと同様である。なお、図12ではメモリ12が視差画像保存部104を有している例を示しているが、ライン数決定部111や疎密度決定部112が第2〜第4の各実施形態と同様の手法でスキャンライン数や疎密度の決定を行う場合には、視差画像保存部104をメモリ12に設けずに省略してもよい。また、第4の実施形態で説明したように、他のセンサで測定した距離情報を利用してスキャンライン数や疎密度の決定を行う場合には、当該センサからの距離情報をライン数決定部111や疎密度決定部112へ入力すればよい。
以上説明した本発明の実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)画像処理装置10は、カメラ20により撮影されたステレオカメラ画像に基づいて視差を算出する。画像処理装置10は、ステレオカメラ画像における計算対象画素を決定するための条件を設定する条件設定部101と、条件設定部101により設定された条件に基づいて、ステレオカメラ画像の中で計算対象画素を決定し、計算対象画素の情報を用いて視差を算出する視差算出部102とを備える。このようにしたので、視差の計算に要する計算量を抑制することができる。
(2)第1〜第4、第6の各実施形態において、条件設定部101は、ステレオカメラ画像をスキャンするスキャンラインの数を決定するライン数決定部111を有する。視差算出部102は、ライン数決定部111により決定された数のスキャンラインをステレオカメラ画像に対して設定し、スキャンライン上にあるステレオカメラ画像の画素を、計算対象画素に決定する。このようにしたので、条件に応じた計算対象画素を適切に決定することができる。
(3)第1の実施形態において、ライン数決定部111は、過去に視差算出部102により算出された視差に基づいて、スキャンラインの数を決定する。このときライン数決定部111は、視差の値が小さいほどスキャンラインの数を増大させるようにする。このようにしたので、過去の視差情報から画素ごとの距離に応じた最適なスキャンラインの数を決定することができる。
(4)第2の実施形態において、ライン数決定部111は、過去に視差算出部102により算出された視差に基づき判定された距離レンジの情報を取得し、取得した距離レンジの情報に基づいて、スキャンラインの数を決定する。このようにしたので、過去の視差情報から物体ごとの距離に応じた最適なスキャンラインの数を決定することができる。
(5)第3の実施形態において、ライン数決定部111は、過去に視差算出部102により算出された視差に基づき検知された物体の情報を取得し、取得した物体の情報に基づいて、スキャンラインの数を決定する。このようにしたので、過去の視差情報から物体ごとに最適なスキャンラインの数を決定することができる。
(6)第4の実施形態において、ライン数決定部111は、ステレオカメラ画像の範囲に対する距離情報を取得し、取得した距離情報に基づいて、スキャンラインの数を決定する。このようにしたので、過去のステレオカメラ画像から視差を算出できなかった場合でも、画素ごとの距離に応じた最適なスキャンラインの数を決定することができる。
(7)第5、第6の各実施形態において、条件設定部101は、ステレオカメラ画像から間引く画素の割合を表す疎密度を決定する疎密度決定部112を有する。視差算出部102は、疎密度決定部112により決定された疎密度に基づいてステレオカメラ画像から間引いた残りの画素を、計算対象画素に決定する。このようにしたので、条件に応じた計算対象画素を適切に決定することができる。
(8)第5、第6の各実施形態において、疎密度決定部112は、過去に視差算出部102により算出された視差に基づいて、疎密度を決定することができる。このとき疎密度決定部112は、視差の値が大きいほどステレオカメラ画像から間引く画素の割合が増大するように疎密度を決定する。このようにしたので、過去の視差情報から画素ごとの距離に応じた最適な疎密度を決定することができる。
(9)第5、第6の各実施形態において、疎密度決定部112は、過去に視差算出部102により算出された視差に基づき判定された距離レンジの情報を取得し、取得した距離レンジの情報に基づいて、疎密度を決定することもできる。また、過去に視差算出部102により算出された視差に基づき検知された物体の情報を取得し、取得した物体の情報に基づいて、疎密度を決定することもできる。さらに、ステレオカメラ画像の範囲に対する距離情報を取得し、取得した距離情報に基づいて、疎密度を決定することもできる。このようにすれば、状況に応じて最適な疎密度を決定することができる。
以上、本発明の実施形態について述べたが、本発明は前述の実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、上記の各実施形態では車両に搭載されて使用される画像処理装置10について説明したが、他のシステムで用いられる画像処理装置においても本発明を適用可能である。
以上説明した実施形態や変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。また、上記では種々の実施形態や変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
10…画像処理装置、11…FPGA、12…メモリ、20…カメラ、30…プロセッサ、40…LIDAR、101…条件設定部、102…視差算出部(SGM演算)、103…ステレオカメラ撮影画像保存部、104…視差画像保存部、111…ライン数決定部、112…疎密度決定部

Claims (13)

  1. ステレオカメラにより撮影されたステレオカメラ画像に基づいて視差を算出する画像処理装置であって、
    前記ステレオカメラ画像における計算対象画素を決定するための条件を設定する条件設定部と、
    前記条件設定部により設定された条件に基づいて、前記ステレオカメラ画像の中で前記計算対象画素を決定し、前記計算対象画素の情報を用いて前記視差を算出する視差算出部と、を備える画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記条件設定部は、前記ステレオカメラ画像をスキャンするスキャンラインの数を決定するライン数決定部を有し、
    前記視差算出部は、前記ライン数決定部により決定された数の前記スキャンラインを前記ステレオカメラ画像に対して設定し、前記スキャンライン上にある前記ステレオカメラ画像の画素を、前記計算対象画素に決定する画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記ライン数決定部は、過去に前記視差算出部により算出された前記視差に基づいて、前記スキャンラインの数を決定する画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記ライン数決定部は、前記視差の値が小さいほど前記スキャンラインの数を増大させる画像処理装置。
  5. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記ライン数決定部は、過去に前記視差算出部により算出された前記視差に基づき判定された距離レンジの情報を取得し、取得した前記距離レンジの情報に基づいて、前記スキャンラインの数を決定する画像処理装置。
  6. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記ライン数決定部は、過去に前記視差算出部により算出された前記視差に基づき検知された物体の情報を取得し、取得した前記物体の情報に基づいて、前記スキャンラインの数を決定する画像処理装置。
  7. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記ライン数決定部は、前記ステレオカメラ画像の範囲に対する距離情報を取得し、取得した前記距離情報に基づいて、前記スキャンラインの数を決定する画像処理装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    前記条件設定部は、前記ステレオカメラ画像から間引く画素の割合を表す疎密度を決定する疎密度決定部を有し、
    前記視差算出部は、前記疎密度決定部により決定された前記疎密度に基づいて前記ステレオカメラ画像から間引いた残りの画素を、前記計算対象画素に決定する画像処理装置。
  9. 請求項8に記載の画像処理装置において、
    前記疎密度決定部は、過去に前記視差算出部により算出された前記視差に基づいて、前記疎密度を決定する画像処理装置。
  10. 請求項9に記載の画像処理装置において、
    前記疎密度決定部は、前記視差の値が大きいほど前記ステレオカメラ画像から間引く画素の割合が増大するように前記疎密度を決定する画像処理装置。
  11. 請求項8に記載の画像処理装置において、
    前記疎密度決定部は、過去に前記視差算出部により算出された前記視差に基づき判定された距離レンジの情報を取得し、取得した前記距離レンジの情報に基づいて、前記疎密度を決定する画像処理装置。
  12. 請求項8に記載の画像処理装置において、
    前記疎密度決定部は、過去に前記視差算出部により算出された前記視差に基づき検知された物体の情報を取得し、取得した前記物体の情報に基づいて、前記疎密度を決定する画像処理装置。
  13. 請求項8に記載の画像処理装置において、
    前記疎密度決定部は、前記ステレオカメラ画像の範囲に対する距離情報を取得し、取得した前記距離情報に基づいて、前記疎密度を決定する画像処理装置。
JP2018168862A 2018-09-10 2018-09-10 画像処理装置 Active JP7066580B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018168862A JP7066580B2 (ja) 2018-09-10 2018-09-10 画像処理装置
PCT/JP2019/033762 WO2020054429A1 (ja) 2018-09-10 2019-08-28 画像処理装置
CN201980049733.5A CN112513572B (zh) 2018-09-10 2019-08-28 图像处理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018168862A JP7066580B2 (ja) 2018-09-10 2018-09-10 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020041891A true JP2020041891A (ja) 2020-03-19
JP7066580B2 JP7066580B2 (ja) 2022-05-13

Family

ID=69777549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018168862A Active JP7066580B2 (ja) 2018-09-10 2018-09-10 画像処理装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7066580B2 (ja)
CN (1) CN112513572B (ja)
WO (1) WO2020054429A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001266128A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 奥行き情報取得方法,装置および奥行き情報取得プログラムを記録した記録媒体
JP2004279031A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 距離分布検知装置及び距離分布検知方法
JP2008241273A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Ihi Corp レーザレーダ装置とその制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004309868A (ja) * 2003-04-08 2004-11-04 Sony Corp 撮像装置及び立体映像生成装置
RU2013137458A (ru) * 2011-02-18 2015-02-20 Сони Корпорейшн Устройство обработки изображения и способ обработки изображения
CN104871058B (zh) * 2012-12-19 2017-04-12 富士胶片株式会社 图像处理装置、摄像装置及图像处理方法
CN104537668B (zh) * 2014-12-29 2017-08-15 浙江宇视科技有限公司 一种快速视差图像计算方法及装置
WO2018037479A1 (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 株式会社日立製作所 画像処理装置、ステレオカメラ装置及び画像処理方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001266128A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 奥行き情報取得方法,装置および奥行き情報取得プログラムを記録した記録媒体
JP2004279031A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 距離分布検知装置及び距離分布検知方法
JP2008241273A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Ihi Corp レーザレーダ装置とその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN112513572A (zh) 2021-03-16
JP7066580B2 (ja) 2022-05-13
CN112513572B (zh) 2022-10-18
WO2020054429A1 (ja) 2020-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2529594C1 (ru) Устройство калибровки, система измерения расстояния, способ калибровки и программа калибровки
JP5404263B2 (ja) 視差算出方法、および視差算出装置
TWI393980B (zh) The method of calculating the depth of field and its method and the method of calculating the blurred state of the image
JP2016029564A (ja) 対象検出方法及び対象検出装置
JP4554316B2 (ja) ステレオ画像処理装置
KR102015706B1 (ko) 콘크리트 표면 균열 측정 장치 및 방법
JP6566768B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
CN105627932A (zh) 一种基于双目视觉的测距方法及装置
JP2013164351A (ja) ステレオ視差算出装置
EP3690800A2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP2015135317A (ja) 画像処理装置、システム、画像処理方法およびプログラム
JP2008309637A (ja) 障害物計測方法、障害物計測装置及び障害物計測システム
JP2023029441A (ja) 計測装置、計測システムおよび車両
TWI571099B (zh) 深度估測裝置及方法
JP2009092551A (ja) 障害物計測方法、障害物計測装置及び障害物計測システム
JP2015230703A (ja) 物体検出装置及び物体検出方法
JP6395429B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法及び記憶媒体
JP7136721B2 (ja) 演算装置、視差算出方法
WO2020090358A1 (ja) 測距カメラ
JP5316309B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2021051347A (ja) 距離画像生成装置及び距離画像生成方法
JP6456084B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
WO2020054429A1 (ja) 画像処理装置
JP2018092547A (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP6655869B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7066580

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150