JP2020040704A - box - Google Patents
box Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020040704A JP2020040704A JP2018169245A JP2018169245A JP2020040704A JP 2020040704 A JP2020040704 A JP 2020040704A JP 2018169245 A JP2018169245 A JP 2018169245A JP 2018169245 A JP2018169245 A JP 2018169245A JP 2020040704 A JP2020040704 A JP 2020040704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame member
- protrusion
- corner
- box
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、ボックスに関する。 The present invention relates to boxes.
特許文献1には、複数の板材を備えたボックスの構造が記載されている。この構造では、隣接する板材の端縁部同士を直線状のフレーム部材で連結し、該フレーム部材の端部に、コーナー部材を連結させている。
コーナー部材は、フレーム部材に向けて突出するアームを有している。フレーム部材は、このアームが挿し込まれる孔を有している。 The corner member has an arm protruding toward the frame member. The frame member has a hole into which the arm is inserted.
上記した従来のボックスの構造では、フレーム部材の端部に開口する1つの孔に、コーナー部材が有する1つのアームを挿し込むことで、フレーム部材とコーナー部材を連結させている。 In the above-described conventional box structure, the frame member and the corner member are connected by inserting one arm of the corner member into one hole opened at the end of the frame member.
したがって、フレーム部材とコーナー部材の連結部分において、アームに負荷が集中しやすく、連結の信頼性が低いという問題がある。 Therefore, there is a problem that the load tends to concentrate on the arm at the connection portion between the frame member and the corner member, and the connection reliability is low.
本発明が解決しようとする課題は、ボックスを構成するフレーム部材とコーナー部材を、複雑な構造や多数の部品点数を要することなく高い信頼性で連結させることにある。 An object of the present invention is to connect a frame member and a corner member constituting a box with high reliability without requiring a complicated structure or a large number of parts.
一様態に係るボックスは、端縁部とこれに隣接する隅部分を有する矩形状の底板と、前記端縁部に接続されるフレーム部材と、前記隅部分に接続されるコーナー部材と、前記フレーム部材を介して前記底板に接続される側板と、を備える。前記フレーム部材は、前記底板の前記端縁部を保持する第一部分と、前記側板の端縁部を保持する第二部分と、を含む。前記コーナー部材は、前記第一部分に挿し込まれる第一突起部と、前記第二部分に挿し込まれる第二突起部と、を含む。 A box according to one embodiment includes a rectangular bottom plate having an edge portion and a corner portion adjacent thereto, a frame member connected to the edge portion, a corner member connected to the corner portion, and the frame. And a side plate connected to the bottom plate via a member. The frame member includes a first portion that holds the edge of the bottom plate, and a second portion that holds an edge of the side plate. The corner member includes a first protrusion inserted into the first portion, and a second protrusion inserted into the second portion.
別態様に係るボックスは、空間を囲んで位置する複数の側板と、前記複数の側板のうち隣接する2つの側板の端縁部同士を連結させるフレーム部材と、前記フレーム部材の長手方向の端部に接続されるコーナー部材と、を備える。前記フレーム部材は、前記2つの側板のうち一方の側板の端縁部を保持する第一部分と、前記2つの側板のうち他方の側板の端縁部を保持する第二部分と、を含む。前記コーナー部材は、前記第一部分に挿し込まれる第一突起部と、前記第二部分に挿し込まれる第二突起部と、を含む。 A box according to another aspect includes a plurality of side plates positioned around a space, a frame member that connects edges of two adjacent side plates among the plurality of side plates, and a longitudinal end portion of the frame member. And a corner member connected to the The frame member includes a first portion that holds an edge of one of the two side plates, and a second portion that holds an edge of the other side of the two side plates. The corner member includes a first protrusion inserted into the first portion, and a second protrusion inserted into the second portion.
本発明は、ボックスを構成するフレーム部材とコーナー部材を、複雑な構造や多数の部品点数を要することなく高い信頼性で連結させることができるという効果を奏する。 ADVANTAGE OF THE INVENTION This invention produces the effect that the frame member and corner member which comprise a box can be connected with high reliability, without requiring a complicated structure and many components.
(実施形態1)
実施形態1のボックスについて、図1から図10に基づいて説明する。
(Embodiment 1)
The box according to the first embodiment will be described with reference to FIGS.
図1、図2に示すように、実施形態1のボックスは、空間S1を囲むように位置する複数の側板3と、複数の側板3のうち隣接する2つの側板3の端縁部同士を連結させる直線状のフレーム部材1と、隣接する3つの側板3の隅部分同士を連結させるL字状のコーナー部材2を備える。
As shown in FIGS. 1 and 2, the box according to the first embodiment connects a plurality of
実施形態1のボックスは、上方に開口するように形成されたコンテナである。実施形態1において複数の側板3は、5つの側板3である。
The box according to the first embodiment is a container formed to open upward. In the first embodiment, the plurality of
5つの側板3のうち1つが、コンテナの底板3aである。残りの4つの側板3が、コンテナの4つの側板3bである。4つの側板3bは、いずれも矩形状であり、かつ内側に向けて折り曲げ可能である。
One of the five
以下においては区別のため、側板3のなかでも底板3aが備える基本的な構成には符号の末尾にaを付し、これとは別の側板3bが備える基本的な構成の末尾にはbを付す。
In the following, for the sake of distinction, among the
実施形態1において、フレーム部材1は、矩形状の底板3aが有する4つの直線状の端縁部31aに、一対一で接続されている。コーナー部材2は、底板3aが有する4つの隅部分32aに、一対一で接続されている。4つのフレーム部材1と4つのコーナー部材2は、底板3aの周縁部において交互に位置する。底板3aの周方向において隣接するフレーム部材1とコーナー部材2は、互いに接続されている。実施形態1のボックスにおいて、空間S1の上方の開口を塞ぐ蓋板を、更に備えることも可能である。
In the first embodiment, the
以下、実施形態1のボックスが備える各構成について、更に詳しく説明する。 Hereinafter, each component of the box according to the first embodiment will be described in more detail.
ボックスが備える底板3aは、合成樹脂製の中空構造板を用いて形成されているが、これに限定されず、例えば発泡板材を用いて形成されてもよい。 The bottom plate 3a provided in the box is formed using a synthetic resin hollow structure plate, but is not limited thereto, and may be formed using, for example, a foam plate material.
底板3aは、4つの端縁部31aと4つの隅部分32aを、周方向において交互に有する(図5等参照)。4つの端縁部31aは、一対の長辺側の端縁部312aと、一対の短辺側の端縁部314aで構成されている。
The bottom plate 3a has four
同様に、ボックスが備える4つの側板3bの各々は、合成樹脂製の中空構造板を用いて形成されているが、これに限定されず、例えば発泡板材を用いて形成されてもよい。
Similarly, each of the four
各側板3bは、底板3aに接続される側の端縁部31bと、この端縁部31bに隣接する隅部分32bを有する。また、各側板3bの下端縁部(端縁部31b側の部分)の外側面には、水平方向に一直線状の切り込み41が形成されている。各側板3bは、切り込み41を介して内側に折り曲げ自在である。
Each
加えて、4つの側板3bのうち長辺側の一対の側板3bには、別の切り込み43が形成されている(図3等参照)。切り込み43は、側板3bの端縁部31bをフレーム部材1に係止させるための切り込みである。切り込み43は、側板3bの下端縁部(端縁部31b側の部分)の外側面に、水平方向に一直線状に形成されている。
In addition, another
折り曲げ用の切り込み41と、係止用の切り込み43は、互いに平行である。ボックスが組み立てられた状態において、折り曲げ用の切り込み41は、係止用の切り込み43よりも上方に位置する。
The
更に、4つの側板3bのうち短辺側の一対の側板3bには、使用者が指を挿し入れるための持ち手孔44が、厚み方向に貫通形成されている。持ち手孔44には、その内周面を覆うように、環状の持ち手フレーム46が嵌め込まれている。
Further, a
4つの側板3bのうち、周方向において隣接する側板3b同士(つまり長辺側と短辺側の側板3b同士)は、ロック機構5によって着脱自在に固定される。ロック機構5は、第一パーツ51と第二パーツ52を備える(図10参照)。
Of the four
第一パーツ51は、長辺側の側板3bの、上側の隅部分に固定される。第一パーツ51には、ロック部材55が、所定範囲内で上下動自在に配置されている。ロック部材55は、ロックピン551と、ロック部材55の全体に上方への付勢力を与える弾性片553を、一体に有する。第一パーツ51には、ロック部材55を上下にスライド操作するための操作窓514が形成されている。
The
第二パーツ52は、短辺側の側板3bの、上側の隅部分に固定される。第二パーツ52は、ロック部材55が上側に位置するときにだけロックピン551が係止する部分を有する。
The
したがって、ロック部材55が上側に位置するとき(つまりロック部材55に対して下方への外力を与えていないとき)には、隣接する側板3b同士を、ロック機構5を介して固定することができる。使用者がロック部材55を操作して下側に移動させたときには、隣接した側板3b同士の固定が解除される。
Therefore, when the
次に、フレーム部材1とコーナー部材2について説明する。
Next, the
底板3aに接続される4つのフレーム部材1と4つのコーナー部材2は、いずれも合成樹脂を用いて成形されている。
The four
4つのフレーム部材1は、断面形状が同一である。4つのフレーム部材1のうち、底板3aの長辺側に接続される一対のフレーム部材1は、底板3aの短辺側に接続される一対のフレーム部材1よりも長尺である。
The four
以下の本文中では区別のため、底板3aの長辺側に接続されるフレーム部材1を「長辺側フレーム部材1A」と称し、底板3aの短辺側に接続されるフレーム部材1を「短辺側フレーム部材1B」と称する。
In the following text, for distinction, the
4つのコーナー部材2の各々は、長辺側フレーム部材1Aに接続される長辺側半部2Aと、短辺側フレーム部材1Bに接続される短辺側半部2Bを、L字状に交差するように一体に有する。長辺側半部2Aからこれに接続された長辺側フレーム部材1Aが伸びる方向と、短辺側半部2Bからこれに接続された短辺側フレーム部材1Bが伸びる方向は、互いに直交する方向である。
Each of the four
長辺側半部2Aと短辺側半部2Bの基本的な構造は共通である。以下においては、長辺側フレーム部材1Aと、これに接続される長辺側半部2Aの構造について、まず説明する。
The basic structure of the
図2から図4に示すように、長辺側フレーム部材1Aは、底板3aの長辺側の端縁部312aを保持する第一部分11と、長辺側の側板3bの端縁部31bを保持する第二部分12と、第一部分11と第二部分12を結合させる第三部分13を含む。
As shown in FIGS. 2 to 4, the long
第一部分11は、底板3aの端縁部312aが内側方から挿し込まれるように、内側方に開口したコ字状の断面形状を有する。具体的には、第一部分11は、上下に距離をあけて平行に位置する一対の保持片112と、一対の保持片112の外側方の端部同士をつなぐ連結片114を、一体に有する。
The
更に第一部分11は、一対の保持片112の互いの対向面から突出する一対のリブ116を有する。一対のリブ116は、長辺側フレーム部材1Aの全長に亘って一直線状に形成されている。一対のリブ116は、上下に対向する位置にあるが、対向する位置から内外方向にずれて位置しても構わない。
Further, the
一対のリブ116は、連結片114から延出する一対の保持片112のうち、その基端から先端に向かう1/2の位置よりも基端側(即ち連結片114に近い側)の箇所から、突出している。一対のリブ116は、一対の保持片112の基端から先端に向かう2/3の位置よりも基端側の箇所から突出していることが、好ましい。
The pair of
底板3aの端縁部312aは、一対の保持片112の間の空間のうち、一対のリブ116よりも内側方の領域に挿入される。
The
第二部分12は、側板3bの端縁部31bが上方から挿し込まれるように、上方に開口したコ字状の断面形状を有する。具体的には、第二部分12は、水平方向に距離をあけて平行に位置する一対の保持片122と、一対の保持片122の下端部同士をつなぐ連結片124を、一体に有する。なお、一対の保持片122のうち、内側方に位置する保持片122は、外側方に位置する保持片122よりも、連結片124から上方への突出量が小さい。
The
更に第二部分12は、側板3bの切り込み43に係止する凸条126を有する。凸条126は、一対の保持片122のうち、外側方に位置する保持片122から、内側方に向けて突出している。凸条126は、保持片122の全長に亘って(つまり第二部分12の全長に亘って)一直線状に形成されている。凸条126の位置は、内側方に位置する保持片122の突先よりも、下方の位置である。
Further, the
側板3bの端縁部31bは、第二部分12の連結片124に当たる位置にまで挿し込まれる。この状態で、端縁部31bの切り込み43に対して凸条126が係止する。端縁部31bの切り込み41の位置は、内側方の保持片122の突先よりも上方であり、かつ外側方の保持片122の突先よりも下方である。
The
第三部分13は、第一部分11と第二部分12をつなぐ連結片130で構成されている。第三部分13の連結片130は、第一部分11を構成する保持片112、連結片114よりも肉厚に成形されており、また、第二部分12を構成する保持片122、連結片124よりも肉厚に成形されている。
The
実施形態1において、第二部分12は第一部分11よりも上方に位置している。連結片130は、第一部分11の連結片114の上部と、第二部分12の連結片124をつなぐ水平な連結片である。断面L字状に連続するこれらの連結片114,130,124により、長辺側フレーム部材1Aには段部19が形成されている。段部19は、下方及び外側方に向けて開放された凹状の段部である。
In the first embodiment, the
段部19は、実施形態1のコンテナを組み立て状態で複数積み重ねたときに、下側のコンテナの側板3bの上端部が嵌る部分として機能する。
The
図6から図9Bに示すように、コーナー部材2の長辺側半部2Aは、底板3aの隅部分32aに連結される横部分25と、側板3bの下側の隅部分32bに連結される縦部分26を、一体に有する。縦部分26は、横部分25よりも外側方に位置し、かつ横部分25よりも上方に位置する。
As shown in FIGS. 6 to 9B, the
横部分25は、底板3aの隅部分32aが内側方から挿し込まれるように、内側方に開口したコ字状の断面形状を有する。図8、図9A及び図9Bに示すように、横部分25が有する上下の保持片252の間には、底板3aの隅部分32aをガイドすることのできる斜面255が形成されている。隅部分32aは、斜面255にガイドされながら、上下の保持片252の間のスペースに挿し入れられる。斜面255は、長辺側フレーム部材1Aに近い側(図8では下側)の箇所ほど、内側方に位置するように、全体が傾斜している。
The
底板3aの隅部分32aが横部分25の上下の保持片252間のスペースに挿し込まれた状態で、隅部分3aの直角な端面は、上下の保持片252間の直角な入隅部分257に当接する。
With the
図5に示すように、底板3aの隅部分32aには、横部分25の斜面255に当たる箇所に、切欠き325aを形成している。底板3aの隅部分32aが横部分25に挿し込まれた状態において、切欠き325aの端面と横部分25の斜面255が当たることで、底板3aの掛かり代が確保され、仮に底板3aが撓んだときにも底板3aがコーナー部材2から外れ難くなる。
As shown in FIG. 5, a
縦部分26は、ここに連結される軸部材61(図6参照)を介して、側板3bの隅部分32bに対して回転自在に連結される。縦部分26は、2つの係止溝261を有する。
The
軸部材61は、側板3bの隅部分32bが挿し込まれるように開口したコ字状の断面形状を有する。軸部材61は、コーナー部材2の縦部分26の2つの係止溝261に対して一対一で嵌り込む2つの連結アーム612を有する。連結アーム612は、係止溝261に対して回転自在に係止する。
The
更に、コーナー部材2の長辺側半部2Aは、横部分25の長手方向の先端面(長辺側フレーム部材1Aの側を向く面)から突出する第一突起部21と、縦部分26の長手方向の先端面(長辺側フレーム部材1Aの側を向く面)から突出する第二突起部22と、縦部分26の長手方向の先端面から突出する縦片24を、一体に有する。
Further, the long
第一突起部21は、長辺側フレーム部材1Aの第一部分11の、長手方向の端部開口に挿し込まれる部分である。第二突起部22は、長辺側フレーム部材1Aの第二部分12の、長手方向の端部開口に挿し込まれる部分である。第一突起部21と第二突起部22は、互いに距離をあけて平行に位置する。第二突起部22は、第一突起部21よりも外側方に位置し、かつ第一突起部21よりも上方に位置する。
The
第一突起部21は、第一部分11の上下の保持片112間の空間に挿し入れることのできる横長の断面形状を有する。第一突起部21は、その外周面に形成された一対の溝211を有する。一対の溝211は、第一突起部21の突出方向に沿って一直線状に形成されている。
The
一対の溝211の1つは、第一突起部21の上面に形成されており、一対の溝211のもう1つは、第一突起部21の下面に形成されている。一対の溝211は、上下に並んで位置する。
One of the pair of
第一突起部21が第一部分11に挿入された状態において、第一突起部21が有する一対の溝211には、第一部分11が有する一対のリブ116が、一対一で嵌り込む(図4参照)。これにより、長辺側フレーム部材1Aの捻り防止が図られる。なお、リブ116は一対に限定されず、1つ或いは3つ以上でもよい。リブ116が1つの場合、リブ116は上下一対の保持片112の一方から突出する。いずれの場合も、リブ116と溝211が一対一で嵌り合うことにより、長辺側フレーム部材1Aの捻り防止が図られる。
In a state where the
更に、第一突起部21の先端部分には、上方に突出する円柱状の突出部213が形成されている。長辺側フレーム部材1Aの上側の保持片112の長手方向の端部には、突出部213が嵌ることのできる孔113が、上下に貫通形成されている。突出部213が孔113に嵌ることで、コーナー部材2と長辺側フレーム部材1Aの間で抜け止めが図られる。
Further, a
なお、長辺側フレーム部材1Aのうち突起部213が嵌る部分の構造は、貫通した孔113に限定されない。例えば、貫通した孔113を設ける代わりに、突起部213が係止する非貫通の凹部を設けることも可能である。
The structure of the portion of the long
第一突起部21は、第一部分11の孔113と突出部213が嵌り合い、第一部分11の一対のリブ116と一対の溝211が嵌り合い、かつ第一部分11の連結片114と第一突起部21の端面が当たることで、第一部分11に対して上下左右で確実に係合するようになっている。
The
更に、第一突起部21には、第一突起部21の先端部から横部分25に向けて折り返すように弾性片215が形成されている。弾性片215の先端側の部分には、凸状の係止部217が設けられている。第一部分11の長手方向の端部には、この係止部217が弾性的に係止する部分が設けられている。
Further, an
長辺側半部2Aの第二突起部22は、第二部分12の保持片122間の空間に挿し入れることができるように成形されている。図4に示すように、第二突起部22は、L字を上下逆にした断面形状の主体部221と、主体部221と一体に成形された三角形状のリブ223を有する。
The second protruding
第二突起部22が第二部分12に挿入された状態において、第二突起部22は、凸条126よりも下方に位置する。側板3の端縁部31bと第二突起部22との間に、凸条126が位置する。第二突起部22の上端が凸条126に当たり、第二突起部22の下端が連結片124に当たることで、第二突起部22は第二部分12の内部に確実に保持される。
When the
また、第二突起部22と縦片24の間に、第二部分12の一対の保持片122のうち、外側方の保持片122が位置する。縦片24は、第二部分12の長手方向の端部の外側方を覆うように位置する。
The
長辺側半部2Aが縦片24を有することで、長辺側フレーム部材1Aに対して内側方から外側方への外力が作用したときに、長辺側フレーム部材1Aが捻じれることが抑えられる。つまり、長辺側フレーム部材1Aが外側方に捻じれようとしても、長辺側フレーム部材1Aの端部と側面に対して、第一突起部21と第二突起部22に加えて縦片24が当たるので、長辺側フレーム部材1Aの捻じれが抑えられる。
Since the
また、長辺側半部2Aから縦片24が突出していることで、縦片24が、長辺側半部2Aと長辺側フレーム部材1Aの間に隙間が生じたときにこの隙間を覆うように機能する。これにより、長辺側半部2Aと長辺側フレーム部材1Aの隙間を通じて内容物が飛び出ることが、一層抑えられる。
In addition, since the
なお、第二突起部22と縦片24の少なくとも一方に突起を設け、この突起が係止する孔を、長辺側フレーム部材1Aの対応する箇所に設けることも可能である。これにより、コーナー部材2と長辺側フレーム部材1Aをより強固に結合させることができる。
In addition, it is also possible to provide a protrusion on at least one of the
長辺側フレーム部材1Aと、コーナー部材2の長辺側半部2Aの構造は、上記した通りである。したがって、実施形態1のボックスにおいては、長辺側フレーム部材1Aとコーナー部材2を、シンプルな構造でかつ高い信頼性で連結させることができる。
The structures of the long
つまり、実施形態1のボックスでは、コーナー部材2の長辺側半部2Aの一部から突出した第一突起部21を、長辺側フレーム部材1Aの第一部分11に挿し込み、長辺側半部2Aの他部から突出した第二突起部22を、長辺側フレーム部材1Aの第二部分12に挿し込むので、連結部分にかかる負荷を分散させることができ、長辺側フレーム部材1Aとコーナー部材2を、シンプルな構造でかつ高い信頼性で連結させることができる。
That is, in the box of the first embodiment, the
次に、短辺側フレーム部材1Bと、これに接続される短辺側半部2Bの構造について、説明する。
Next, the structure of the short
上記したように、短辺側フレーム部材1Bの基本的な構造(断面形状)は、長辺側フレーム部材1Aと同様であり、短辺側半部2Bの基本的な構造は長辺側半部2Aと同様である。したがって、短辺側フレーム部材1B及び短辺側半部2Bの構成のうち、長辺側フレーム部材1A及び長辺側半部2Aと同様の機能を有する構成に、同一符号を付している。
As described above, the basic structure (cross-sectional shape) of the short
以下においては、短辺側フレーム部材1B及び短辺側半部2Bの構成のうち、長辺側フレーム部材1A及び長辺側半部2Aとは異なる構成について主に説明する。
In the following, among the configurations of the short
短辺側フレーム部材1Bは、長辺側フレーム部材1Aと同様の第一部分11、第二部分12及び第三部分13を有する。第一部分11は、底板3aの短辺側の端縁部314aを保持するように断面コ字状に形成され、第二部分12は、短辺側の側板3bの端縁部31bを保持するように断面コ字状に形成されている。
The short
コーナー部材2の短辺側半部2Bは、断面コ字状の横部分25と、軸部材62を介して短辺側の側板3bに連結される縦部分26を、一体に有する。短辺側半部2Bの縦部分26は、長辺側半部2Aの縦部分26よりも高く形成されている。
The
短辺側半部2Bの縦部分26のうち、長辺側半部2Aに近い側の端部265(図8参照)は、長辺側半部2Aに向けてL字状に折れ曲がった形状を有する。端部265の内側面は、平面視においてL字状である。実施形態1のコンテナを折り畳み状態で複数積み重ねたときには、下側のコンテナのコーナー部材2の端部265が、上側のコンテナのコーナー部材2の段部29(図9A、図9B参照)に嵌ることで、上下のコンテナの位置ずれが防止される。コーナー部材2の段部29は、コーナー部材2の下部において、下方及び外側方に向けて開放された凹状の段部である。段部29は、長辺側半部2Aから短辺側半部2Bにかけて、平面視においてL字状に形成されている。
Of the
軸部材62は、短辺側の側板3bの隅部分32bが挿し込まれるように開口したコ字状の断面形状を有する。軸部材62は、縦部分26が有する2つの係止溝261に対して一対一で嵌り込む2つの連結アーム622を有する。連結アーム622は、係止溝261に対して回転自在に係止する。
The
更に、短辺側半部2Bは、短辺側フレーム部材1Bの第一部分11の端部開口に挿し込まれる第一突起部21と、短辺側フレーム部材1Bの第二部分12の端部開口に挿し込まれる第二突起部22を有する。第一突起部21の先端部分に形成された円柱状の突出部213は、短辺側フレーム部材1Bの上側の保持片112に貫通形成された孔113に係止する。突出部213が孔113に嵌ることで、コーナー部材2と短辺側フレーム部材1Bの間で抜け止めが図られる。
Further, the
なお、短辺側フレーム部材1Bのうち突起部213が嵌る部分の構造は、貫通した孔113に限定されず、孔113を貫通形成する代わりに、突起部213が係止する非貫通の凹部を設けることも可能である。
The structure of the portion of the short
コーナー部材2の短辺側半部2Bの一部から突出した第一突起部21を、短辺側フレーム部材1Bの第一部分11に挿し込み、短辺側半部2Bの他部から突出した第二突起部22を、短辺側フレーム部材1Bの第二部分12に挿し込むことで、短辺側フレーム部材1Bとコーナー部材2を、シンプルな構造でかつ高い信頼性で連結させることができる。
The
したがって、実施形態1のボックス(コンテナ)によれば、ボックスを構成するフレーム部材1(長辺側フレーム部材1A及び短辺側フレーム部材1B)とコーナー部材2を、底板3aや側板3bに嵌め込むだけの簡単な作業で取り付けることができ、リベットやボルトを用いる必要がない。実施形態1のボックスによれば、複雑な構造や多数の部品点数を要することなく、高い信頼性でフレーム部材1とコーナー部材2を連結させることが可能である。
Therefore, according to the box (container) of the first embodiment, the frame member 1 (the long
(実施形態2)
実施形態2のボックスについて、図11から図15に基づいて説明する。なお、実施形態2のボックスの構成のうち、実施形態1のボックスと同様の機能を有する構成については、同一符号を付して詳しい説明を省略する。以下においては、実施形態2のボックスの構成のうち、実施形態1のボックスとは異なる構成について主に説明する。
(Embodiment 2)
A box according to the second embodiment will be described with reference to FIGS. Note that, among the configurations of the box of the second embodiment, components having the same functions as those of the box of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted. In the following, of the configuration of the box of the second embodiment, the configuration different from the box of the first embodiment will be mainly described.
図11には、実施形態2のボックスの全体を示している。実施形態2のボックスは、空間S1を囲むように位置する複数の側板3と、複数の側板3のうち隣接する2つの側板3の端縁部同士を連結させる直線状のフレーム部材1と、フレーム部材1の長手方向の端部(つまりフレーム部材1の上端部)に接続されるコーナー部材2を備える。
FIG. 11 shows the entire box of the second embodiment. The box according to the second embodiment includes a plurality of
実施形態2のボックスは、上方に開口するように形成された防音ブースである。実施形態2において複数の側板3は、矩形状に形成された4つの側板3である。各側板3は、合成樹脂製の中空構造板を用いて形成されているが、これに限定されず、例えば発泡板材を用いて形成されてもよい。実施形態2のボックスにおいて、空間S1の上方の開口を塞ぐ蓋板を、更に備えることも可能である。
The box according to the second embodiment is a soundproof booth formed to open upward. In the second embodiment, the plurality of
各側板3は、左右両側に形成された直線状の端縁部31を有する。各側板3には、フレーム部材1に係止するための切り込み43が形成されている(図13参照)。切り込み43は、各側板3の端縁部31側の部分の外側面に、上下方向に一直線状に形成されている。
Each
4つの側板3を周方向に連結させる4つのフレーム部材1は、互いに同一の断面形状を有するように、合成樹脂を用いて成形されている。
The four
フレーム部材1は、隣接する2つの側板3のうち一方の側板3の端縁部31を保持する断面コ字状の第一部分11と、他方の側板3の端縁部31を保持する断面コ字状の第二部分12と、第一部分11と第二部分12を結合させる第三部分13を含む。
The
第一部分11は、互いに距離をあけて平行に位置する一対の保持片112と、一対の保持片112の端部同士をつなぐ連結片114と、一対の保持片112の互いの対向面から突出する一対のリブ116を、一体に有する。側板3の端縁部31は、一対の保持片112の間の空間のうち、一対のリブ116よりも連結片114から離れた領域に、挿入される。
The
第二部分12は、互いに距離をあけて平行に位置する一対の保持片122と、一対の保持片122の端部同士をつなぐ連結片124と、側板3の切り込み43に係止する凸条126を、一体に有する。凸条126は、一対の保持片122のうち、外側方に位置する保持片122から、内側方に向けて突出している。
The
図15等に示すように、コーナー部材2は、平面視においてL字状の外形を有するカバー部27と、カバー部27から同一方向(下方)に突出する第一突起部21、第二突起部22及び縦片24を、一体に有する。
As shown in FIG. 15 and the like, the
第一突起部21は、フレーム部材1の第一部分11の端部開口に対して、上方から挿し込まれる部分である。第二突起部22は、フレーム部材1の第二部分12の端部開口に対して、上方から挿し込まれる部分である。第一突起部21と第二突起部22は、互いに距離をあけて平行に位置する。
The
第一突起部21の外周面には、上下に一直線状に伸びる一対の溝211が形成されている。一対の溝211には、第一部分11が有する一対のリブ116の端部が、一対一で嵌り込む。これにより、フレーム部材1の捻り防止が図られる。
A pair of
第一突起部21の先端部分には、内側方に向けて突出する円柱状の突出部213が形成されている。突出部213は、第一部分11の貫通孔に係止するように構成されている。これにより、コーナー部材2とフレーム部材1の間で抜け止めが図られる。なお、フレーム部材1のうち突起部213が係止する部分の構造は、貫通孔に限定されず、非貫通の凹部を設けることも可能である。
A
更に、第一突起部21には、第一突起部21の先端部からカバー部27に向けて折り返すように弾性片215が形成されている。弾性片215の先端側の部分が、第一部分11に引っ掛かるように設けられている。
Further, an
図14に示すように、第二突起部22は、第二部分12に挿入された状態(つまり一対の保持片122の間の空間に挿入された状態)において、凸条126よりも連結片124に近い領域に、位置する。また、第二突起部22と縦片24の間に、一対の保持片122のうち外側方の保持片122が位置する。縦片24は、第二部分12の長手方向の端部の外側方を覆うように位置する。
As shown in FIG. 14, when the
したがって、実施形態2のボックス(防音ブース)においては、フレーム部材1とコーナー部材2を、シンプルな構造でかつ高い信頼性で連結させることができる。
Therefore, in the box (soundproof booth) of the second embodiment, the
つまり、実施形態2のボックスでは、カバー部27の一部から突出した第一突起部21を、フレーム部材1の第一部分11に挿し込み、カバー部27の他部から突出した第二突起部22を、フレーム部材1の第二部分12に挿し込むので、連結部分にかかる負荷を分散させることができ、フレーム部材1とコーナー部材2を、シンプルな構造でかつ高い信頼性で連結させることができる。
That is, in the box of the second embodiment, the
実施形態2のボックスによれば、フレーム部材1とコーナー部材2を、側板3に嵌め込むだけの簡単な作業で取り付けることができ、リベットやボルトを用いる必要がない。実施形態2のボックスによれば、複雑な構造や多数の部品点数を要することなく、高い信頼性でフレーム部材1とコーナー部材2を連結させることが可能である。
According to the box of the second embodiment, the
(変形例)
上記した実施形態1,2のボックスは一例に過ぎず、実施形態1,2のボックスの各構成において、種々の変形が可能である。
(Modification)
The boxes of the first and second embodiments are merely examples, and various modifications can be made to each configuration of the boxes of the first and second embodiments.
例えば、図16Aから図16Dには、実施形態1のボックスが備えるフレーム部材1とコーナー部材2の変形例を示している。図16Aから図16Dのそれぞれは、実施形態1の図4に対応する箇所(つまり図2のB−B線に対応する箇所)の断面図である。
For example, FIGS. 16A to 16D show modified examples of the
以下の変形例の説明において、上記した実施形態1,2のボックスと同様の機能を有する構成については、同一符号を付して詳しい説明を省略する。 In the following description of the modified example, components having the same functions as those of the boxes of the first and second embodiments are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof will be omitted.
図16Aに示す第一変形例では、フレーム部材1(長辺側フレーム部材1A)の第一部分11と第二部分12を結合させる第三部分13が、貫通した筒部131で構成されている。コーナー部材2は、筒部131の長手方向の端部に挿し入れられる第三突起部23を、第一突起部21及び第二突起部22とは距離をあけた箇所に有する。第三部分13の外側面は、第一部分11及び第二部分12の外側面と面一に連続している。したがって、第一変形例では、フレーム部材1の外側面に、凹状の段部が形成されていない。
In the first modified example shown in FIG. 16A, a
図16Bに示す第二変形例では、フレーム部材1(長辺側フレーム部材1A)が第三部分13を備えておらず、第一部分11と第二部分12が直接的に結合している。具体的には、断面コ字状である第一部分11の連結片114と、同じく断面コ字状である第二部分12の連結片124が、第一部分11と第二部分12の互いの内部空間を仕切る仕切り片で構成されている。第二変形例では、フレーム部材1の外側面に、凹状の段部が形成されていない。
In the second modification shown in FIG. 16B, the frame member 1 (long
図16Cに示す第三変形例では、第二変形例と同様に、フレーム部材1が第三部分13を備えておらず、第一部分11と第二部分12が直接的に結合している。具体的には、第一部分11の連結片114が、第二部分12の内側方の保持片122の一部で構成されている。第三変形例では、フレーム部材1の外側面に、凹状の段部が形成されていない。
In the third modified example shown in FIG. 16C, similarly to the second modified example, the
図16Dに示す第四変形例では、コーナー部材2(長辺側半部2A)の第一突起部21と第二突起部22が、全体の断面がL字状となるように一体に成形されている。フレーム部材1(長辺側フレーム部材1A)には断面L字状の空洞15が形成されており、この空洞15に対して、一体に成形された第一突起部21と第二突起部22が挿し込まれている。
In the fourth modified example shown in FIG. 16D, the
フレーム部材1の第一部分11には、底板3aの端縁部31aが挿し込まれる溝部分と、空洞15の半部(第一突起部21が挿し込まれる部分)が位置する。第二部分12には、側板3bの端縁部31bが挿し込まれる溝部分と、空洞15の残り半部(第二突起部22が挿し込まれる部分)が位置する。第四変形例では、フレーム部材1の外側面に、凹状の段部が形成されていない。
In the
以上の第一変形例から第四変形例は、いずれも実施形態1のボックスの変形例として記載したが、実施形態2のフレーム部材1とコーナー部材2において同様の変更を行うことも好ましい。
Although the first to fourth modifications described above are all described as modifications of the box of the first embodiment, it is also preferable to make similar changes in the
また、実施形態1,2のボックスにおいて、第一突起部21は突出部213、弾性片215及び係止部217を有するが、これに限定されない。例えば、第一突出部21が突出部213及び弾性片215を有し、係止部217を有さないことも有り得る。
In the boxes of the first and second embodiments, the
また、第一突出部21が弾性片215及び係止部217を有し、突出部213を有さないことも有り得る。
Further, the first projecting
また、第一突出部21が突出部213及び弾性片215を有し、係止部217を有さず、かつ突起部213が実施形態1,2とは反対側に突出することも有り得る。
Further, the first projecting
また、第一突出部21が突出部213を有し、弾性片215及び係止部217を有さないことも有り得る。この場合、第一突出部21の全体の横幅を、第一部分11の連結片114に当たるように広く設けてもよいし、連結片114との間に隙間を形成するように設けてもよい。
Further, the first projecting
また、実施形態1のボックスは折り畳み可能に構成されているが、これに限定されず、折り畳み可能に構成されていなくても構わない。また、実施形態1のボックスが、底板3aをパレットで構成したパレットボックスであってもよい。 Further, the box according to the first embodiment is configured to be foldable, but is not limited thereto, and may not be configured to be foldable. Further, the box of the first embodiment may be a pallet box in which the bottom plate 3a is constituted by a pallet.
(作用効果)
上記した実施形態1及び変形例の説明から明らかなように、本開示のボックスは、以下の第一の特徴を備える。
(Effects)
As is clear from the description of the first embodiment and the modified examples, the box of the present disclosure has the following first features.
つまり、本開示のボックスは、端縁部31aとこれに隣接する隅部分32aを有する矩形状の底板3aと、端縁部31aに接続されるフレーム部材1と、隅部分32aに接続されるコーナー部材2と、フレーム部材1を介して底板3aに接続される側板3bを備える。フレーム部材1は、底板3aの端縁部31aを保持する第一部分11と、側板3bの端縁部31bを保持する第二部分12を含む。コーナー部材2は、第一部分11に挿し込まれる第一突起部21と、第二部分12に挿し込まれる第二突起部22を含む。
That is, the box of the present disclosure includes a rectangular bottom plate 3a having an
したがって、第一の特徴を備える本開示のボックスにおいては、フレーム部材1とコーナー部材2を、複雑な構造や多数の部品点数を要することなく連結させることができる。しかも、コーナー部材2は、フレーム部材1の第一部分11に挿し込まれる第一突起部21と、フレーム部材1の第二部分12に挿し込まれる第二突起部22を含むので、負荷が一箇所に集中することが抑えられ、連結の信頼性が高められる。
Therefore, in the box of the present disclosure having the first feature, the
また、実施形態1及び変形例の説明から明らかなように、本開示のボックスは、第一の特徴に加えて以下の第二の特徴を備える。 Further, as is clear from the description of the first embodiment and the modifications, the box of the present disclosure includes the following second feature in addition to the first feature.
つまり、本開示のボックスにおいて、側板3bは、端縁部31b側に切り込み43が形成された中空構造板であり、フレーム部材1は、切り込み43に係止するように第二部分12に形成された凸条126を有する。
That is, in the box of the present disclosure, the
したがって、第二の特徴を備える本開示のボックスでは、凸条126が切り込み43に係止することによって側板3bの抜け止めが図られ、これにより、複雑な構造や多数の部品点数を要することなく、フレーム部材1と側板3bの連結の信頼性が高められる。
Therefore, in the box of the present disclosure having the second feature, the
また、上記した実施形態1,2及び変形例の説明から明らかなように、本開示のボックスは、以下の第三の特徴を備える。 In addition, as is clear from the description of the first and second embodiments and the modified examples, the box of the present disclosure has the following third feature.
つまり、本開示のボックスは、空間S1を囲んで位置する複数の側板3と、複数の側板3のうち隣接する2つの側板3の端縁部31同士を連結させるフレーム部材1と、フレーム部材1の長手方向の端部に接続されるコーナー部材2を備える。フレーム部材1は、2つの側板3のうち一方の側板3の端縁部31を保持する第一部分11と、2つの側板3のうち他方の側板3の端縁部31を保持する第二部分12を含む。コーナー部材2は、第一部分11に挿し込まれる第一突起部21と、第二部分12に挿し込まれる第二突起部22を含む。
That is, the box according to the present disclosure includes a plurality of
したがって、第三の特徴を備える本開示のボックスにおいては、フレーム部材1とコーナー部材2を、複雑な構造や多数の部品点数を要することなく連結させることができる。しかも、コーナー部材2は、フレーム部材1の第一部分11に挿し込まれる第一部分11と、フレーム部材1の第二部分12に挿し込まれる第二部分12を含んでいるので、負荷が一箇所に集中することが抑えられ、連結の信頼性が高められる。
Therefore, in the box of the present disclosure having the third feature, the
1 フレーム部材
11 第一部分
12 第二部分
126 凸条
2 コーナー部材
21 第一突起部
22 第二突起部
3 側板
31 端縁部
3a 底板
31a 端縁部
32a 隅部分
3b 側板
31b 端縁部
43 切り込み
S1 空間
Claims (3)
前記端縁部に接続されるフレーム部材と、
前記隅部分に接続されるコーナー部材と、
前記フレーム部材を介して前記底板に接続される側板と、を備え、
前記フレーム部材は、前記底板の前記端縁部を保持する第一部分と、前記側板の端縁部を保持する第二部分と、を含み、
前記コーナー部材は、前記第一部分に挿し込まれる第一突起部と、前記第二部分に挿し込まれる第二突起部と、を含む
ことを特徴とするボックス。 A rectangular bottom plate having an edge portion and a corner portion adjacent thereto,
A frame member connected to the edge,
A corner member connected to the corner portion;
A side plate connected to the bottom plate via the frame member,
The frame member includes a first portion that holds the edge of the bottom plate, and a second portion that holds an edge of the side plate,
The box, wherein the corner member includes a first protrusion inserted into the first portion, and a second protrusion inserted into the second portion.
前記フレーム部材は、前記切り込みに係止するように前記第二部分に形成された凸条を有する
ことを特徴とする請求項1のボックス。 The side plate is a hollow structure plate in which a notch is formed on an edge portion side,
The box according to claim 1, wherein the frame member has a ridge formed on the second portion so as to be engaged with the cut.
前記複数の側板のうち隣接する2つの側板の端縁部同士を連結させるフレーム部材と、
前記フレーム部材の長手方向の端部に接続されるコーナー部材と、を備え、
前記フレーム部材は、前記2つの側板のうち一方の側板の端縁部を保持する第一部分と、前記2つの側板のうち他方の側板の端縁部を保持する第二部分と、を含み、
前記コーナー部材は、前記第一部分に挿し込まれる第一突起部と、前記第二部分に挿し込まれる第二突起部と、を含む
ことを特徴とするボックス。 A plurality of side plates located around the space,
A frame member for connecting edge portions of two adjacent side plates among the plurality of side plates,
A corner member connected to a longitudinal end of the frame member,
The frame member includes a first portion that holds an edge of one side plate of the two side plates, and a second portion that holds an edge of the other side plate of the two side plates,
The box, wherein the corner member includes a first protrusion inserted into the first portion, and a second protrusion inserted into the second portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018169245A JP2020040704A (en) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | box |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018169245A JP2020040704A (en) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | box |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020040704A true JP2020040704A (en) | 2020-03-19 |
Family
ID=69797378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018169245A Pending JP2020040704A (en) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | box |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020040704A (en) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5430621U (en) * | 1977-08-03 | 1979-02-28 | ||
JPS5852037A (en) * | 1981-09-21 | 1983-03-28 | セテツク・コ−ポレ−シヨン | Box structure |
JPS61147721U (en) * | 1985-03-07 | 1986-09-11 | ||
JPH11278479A (en) * | 1998-02-02 | 1999-10-12 | Yamaguchi Shiki Kogyosho:Kk | Setup-type container |
JP2001115554A (en) * | 1999-10-19 | 2001-04-24 | Naka Ind Ltd | Unit room and its manufacturing method |
JP2004185846A (en) * | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Mitsubishi Electric Corp | Luminaire |
JP2009166894A (en) * | 2007-12-20 | 2009-07-30 | Daiichi Ohmiya Co Ltd | Simple assembly type storage box |
WO2016059440A1 (en) * | 2014-10-15 | 2016-04-21 | Makri Lemonia | Sheet joining using a clamping piece for the assembly of crates |
-
2018
- 2018-09-10 JP JP2018169245A patent/JP2020040704A/en active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5430621U (en) * | 1977-08-03 | 1979-02-28 | ||
JPS5852037A (en) * | 1981-09-21 | 1983-03-28 | セテツク・コ−ポレ−シヨン | Box structure |
JPS61147721U (en) * | 1985-03-07 | 1986-09-11 | ||
JPH11278479A (en) * | 1998-02-02 | 1999-10-12 | Yamaguchi Shiki Kogyosho:Kk | Setup-type container |
JP2001115554A (en) * | 1999-10-19 | 2001-04-24 | Naka Ind Ltd | Unit room and its manufacturing method |
JP2004185846A (en) * | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Mitsubishi Electric Corp | Luminaire |
JP2009166894A (en) * | 2007-12-20 | 2009-07-30 | Daiichi Ohmiya Co Ltd | Simple assembly type storage box |
WO2016059440A1 (en) * | 2014-10-15 | 2016-04-21 | Makri Lemonia | Sheet joining using a clamping piece for the assembly of crates |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008281173A (en) | Claw locking part structure | |
JP6684452B2 (en) | Harness guide | |
JP2020040704A (en) | box | |
JP5650558B2 (en) | Fuse box | |
JP6370656B2 (en) | Folding container | |
JP2020196393A (en) | Vehicle door mirror | |
JP4576243B2 (en) | Folding container | |
JP4656918B2 (en) | Elevator doorway | |
JP7055362B2 (en) | Folding container | |
JP5410304B2 (en) | Folding container | |
JP6411237B2 (en) | Container top plate connection structure | |
JP4585701B2 (en) | Folding container | |
JP5066299B1 (en) | Head unit | |
JP2017197212A (en) | Transportation container | |
JP7352876B2 (en) | folding container | |
WO2023065440A1 (en) | Foldable plate combination structure | |
JP4219255B2 (en) | Shared space structure | |
KR20180009171A (en) | The furniture hinges | |
JP4558520B2 (en) | Folding container | |
JP6370660B2 (en) | container | |
JP2010088243A (en) | Protector | |
JP7075634B2 (en) | Lid | |
JP2013063799A (en) | Folding container | |
JP2022082265A (en) | container | |
JP2022076649A (en) | container |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210810 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220809 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230221 |