JP2020039159A - 方法、ue及び基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】FDD及びTDDのキャリアアグリゲーションをサポートするアドバンスト無線通信ネットワークにおける再送制御シグナリング方法を提供する。【解決手段】アアドバンスト無線通信システム100において、対を成すDL及びULキャリア周波数上でFDD信号を送受信可能なマクロ基地局を表す複数のFDDマクロアクセスノード101と、対を成すDL及びULキャリア周波数上でFDD信号を送受信可能なピコ基地局を表す複数のFDDスモールセルアクセスノード102と、を含む。さらに、単一の対を成さないキャリア周波数上でDL及びUL TDD信号を送受信可能なピコ基地局を表す複数のTDDスモールセルアクセスノード103と、FDD信号送受信、TDD信号送受信及びFDD−TDDキャリアアグリゲーション形式のFDD−TDD信号送受信を行うことが可能な複数のアドバンストUE104、105及び106と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、アドバンスト(advanced)無線通信ネットワークにおける制御シグナリングに関する。
<略語>
本明細書では、以下の略語を用いる。
Figure 2020039159
3GPP E−UTRA(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)は、FDD(full duplex)デュプレックスモード及びTDD(half duplex)デュプレックスモードの両者をサポートする。しかしながら、異なるデュプレックスモードを用いて同時接続される端末の動作は、規定されていない。FDDスペクトル及びTDDスペクトルの両者を用いるネットワークオペレータにとっては、FDDスペクトルリソース及びTDDスペクトルリソース両者の同時使用を可能とし、以て両スペクトルリソースを上手く(好ましくは完全に)活用可能とするメカニズムが望ましい。そのようなものとして、効率的なTDD及びFDDのスペクトル使用、並びに異なるテクノロジーの連携活用が、スループットの増加及びキャパシティ不足に適応すべく、将来的なLTE展開にとってより重要となると予測される。
CA(carrier aggregation:キャリアアグリゲーション)の利用は、3GPP Release10 LTE開発及び3GPP Rel.11 LTE CA改善ワークの間に見出された通り、複数のキャリアコンポーネント(carrier components)を一体化することによってピークデータレート及びスループットを増加させる手段を提供する。将来的なLTE展開のシナリオは、TDD又はFDDの一方をPCellとして利用可能とし、以て包括的なLTE FDD−TDD CAのサポートが望まれるものと予測される。
しかしながら、包括的なLTE FDD−TDD CAをサポートするには幾つかの課題が存在する。例えば、従来の3GPP LTE Rel.10〜11 CAシステムにおいて、PCellは、常に最良のチャネル品質を有するサービングセル(serving cell)である。そのようなものとして、SCellが2つのTBを活用し且つPCellが1つのTBのみを活用可能にするような設定(configuration)は何ら存在しない。さらに、FDD−TDD CA動作のための効率的なHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)タイミングも何ら存在しない。
従来の或るシステムは、FDDがPCellとして設定され且つTDDがSCellとして設定される場合に、TDD SCellのPDSCH HARQタイミングがFDD PCellのPDSCH HARQタイミングに従うべきと規定している。しかしながら、TDD ScellのDL(Downlink) HARQタイミングがFDD PCellのDL HARQタイミングに従う場合、異なるサービングセルからHARQ−ACK(HARQ−Acknowledgement)メッセージを効率的且つ確実に提供する方法が不明確である。このような場合におけるHARQ−ACKに関する問題は、UE及びeNBが、PDSCH/PDCCH/EPDCCH送信と関連HARQ−ACKとの間のマッピングについて共通の理解を有していない虞があることである。この問題は、異なるUL−DL設定を有する複数のSCellが存在し、再設定(reconfiguration)が生じる場合に増大される。
さらに、SCellがeIMTAで設定される場合、再設定期間は10msと短時間であり得る。このような場合、採用されるTDD設定の観点からeNBとUEとの間に曖昧性が頻発し得る。特に、UEがeIMTA再設定シグナリングの検出に失敗した場合、UE及びeNBがPDSCH HARQ−ACKの観点で異なる理解を有し得る複数の無線フレームが存在する可能性があり、このことは順次に、幾つかのPDSCH/PDCCH/EPDCCHデータの不必要な再送、又はUEにより要求される或るPDSCH/PDCCH/EPDCCHデータのスケジューリング再送の欠落を引き起こす虞がある。
明らかに当然のことながら、本明細書で従来技術の刊行物を参照する場合、この参照は、当該刊行物がオーストラリア国又は他の国における周知常識の一部を形成することの認定を構成するものでは無い。
本発明は、アドバンスト無線通信ネットワークにおける制御シグナリングを対象とし、上述したデメリットの少なくとも一つを少なくとも部分的に解消するか、或いは消費者へ有益又は営利な選択を提供し得る。
前述の事項を考慮し、本発明は、一の態様において、第1のデュプレックスモード、前記第1のデュプレックモードとは異なる第2のデュプレックスモード、並びに前記第1及び第2のデュプレックモードのキャリアアグリゲーションをサポートするアドバンスト無線通信ネットワークに用いるシグナリング方法、に広範に属する。この方法は、UE(user equipment)を、PCell(primary component carrier)としての第1のアクセスノードを介した前記アドバンスト無線通信ネットワークとのデータ通信のために、前記第1のデュプレックスモード且つ1以上のTB(transport blocks)を含む第1のTM(transmission mode)で設定し、前記UEを、SCell(secondary component carrier)としての第2のアクセスノードを介した前記アドバンスト無線通信ネットワークとのデータ通信のために、前記第2のデュプレックスモード且つ1以上のTBを含む第2のTMで設定する、ことを含む。前記第2のアクセスノードに関連した前記第2のTMは、前記第1のアクセスノードに関連した前記第1のTMとは独立して、設定される。
或る実施形態によれば、前記第1のデュプレックスモードは、FDD(frequency division duplex)であっても良く、前記第2のデュプレックスモードは、TDD(time division duplex)であっても良い。幾つかの実施形態において、前記第1のアクセスノードは、第1のキャリア周波数で動作し、前記第2のアクセスノードは、第2のキャリア周波数で動作する。
幾つかの実施形態によれば、前記UEは、前記第2のアクセスノードを介した前記アドバンスト無線通信ネットワークとのデータ通信のために、前記第1のTMよりも大きな数のTBを有する前記第2のTMで設定される。特に、或る実施形態によれば、前記UEは、1つのTBを用いる前記第1のアクセスノードを介した前記アドバンスト無線通信ネットワークとのデータ通信のために、且つ2つのTBを用いる前記第2のアクセスノードを介した前記アドバンスト無線通信ネットワークとのデータ通信のために設定される。
或る実施形態によれば、前記方法は、複数の確認メッセージ識別子(acknowledgement message identifier)を含む確認メッセージ(acknowledgement message)を生成する、ことをさらに含み、前記第1のアクセスノードの前記第1のTMの1以上のTB各々、及び前記第2のアクセスノードの前記第2のTMの1以上のTB各々は、前記確認メッセージ識別子の一つに関連付けられる。例えば、前記確認メッセージ識別子は、前記確認メッセージのビットであっても良い。前記確認メッセージのビットは、PCell TB用ビットの第1のサブセット(subset)、及びSCell TB用ビットの第2のサブセットを含み得る。
或る実施形態によれば、前記確認メッセージ識別子は、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)−ACK(acknowledgement)メッセージのビットであっても良い。前記HARQ−ACKメッセージのビット(j=0〜3)は、以下の表に従って割り当てられ得る。
Figure 2020039159
或る実施形態によれば、前記第1のアクセスノードは、マクロカバレッジエリア(macro coverage area)を有するマクロ基地局であり、前記第2のアクセスノードは、前記マクロカバレッジエリア内で小規模(small)カバレッジエリアを有する小規模基地局であり、前記UEは、前記第1及び第2のアクセスノードを介したデータ通信のために設定される場合、前記小規模カバレッジエリアに位置する。特に、前記第1のアクセスノードは、マクロカバレッジ、システム情報(system information)のブロードキャスト、モビリティ管理(mobility management)の処理、及び制御プレーン(control plane)の接続性を提供し得て、前記第2のアクセスノートは、小規模セルカバレッジ、並びにユーザデータ送受信のためのユーザプレーン(user plane)の接続性を提供し得る。
或る実施形態によれば、前記第2のアクセスノードは、自ノードのカバレッジエリアにおける他のUEの有無に応じて、前記UEに対しリソースをフレキシブルに割り当てる。
他の態様において、発明は、第1のデュプレックスモード、前記第1のデュプレックモードとは異なる第2のデュプレックスモード、並びに前記第1及び第2のデュプレックモードのキャリアアグリゲーションをサポートするアドバンスト無線通信ネットワークに用いるシグナリング方法に、に広範に属する。この方法は、UEを、PCellとしての第1のアクセスノードを介した前記ネットワークとのデータ通信のために、前記第1のデュプレックスモード且つ1以上のTBを含む第1のTMで設定し、前記UEを、SCellとしての第2のアクセスノードを介した前記ネットワークとのデータ通信のために、前記第2のデュプレックスモード且つ1以上のTBを含む第2のTMで設定し、前記1以上のTBに対する確認メッセージ識別子を、前記1以上のTBの任意のコンポーネント(components)の伝送方向とは独立して、割り当てる、ことを含む。
或る実施形態によれば、前記送信方向は、UL(uplink)伝送方向及びDL(downlink)伝送方向の一方を含む。
他の実施形態によれば、前記第1のデュプレックスモードは、FDD(frequency division duplex)であっても良く、前記第2のデュプレックスモードは、TDD(time division duplex)であっても良い。前記第1のアクセスノードは、第1のキャリア周波数で動作し得て、前記第2のアクセスノードは、第2のキャリア周波数で動作し得る。
或る実施形態によれば、前記確認メッセージ識別子は、確認メッセージのビットであっても良い。前記確認メッセージ識別子は、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)−ACK(acknowledgement)メッセージのビットであり得る。さらに、前記HARQ−ACKメッセージは、データと多重化され、PUSCH上で送信され得る。
或る実施形態によれば、前記確認メッセージ識別子は、PUCCHフォーマット1a/1b、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1b、及びPUCCHフォーマット3の一つに従ったフィードバック(fed back)である。
実施形態によれば、前記方法は、前記UEが2つ未満のサービングセルのキャリアアグリゲーションをサポート可能であるかを判定し、前記確認メッセージ識別子を3GPP LTE PUCCHフォーマット1a/1bに従ってフィードバックする、ことをさらに含む。
他の実施形態によれば、前記方法は、サブフレームのために、ダウリンク伝送(PDCCH/EPDCCH/PDSCH)が、前記DLサブフレーム用の前記第2のアクセスノード上で発生しないと判定し、3GPP LTE PUCCHフォーマット1a/1bに従ったデータの前記サブフレームのために、前記確認メッセージ識別子をフィードバックする、ことをさらに含む。
更に他の実施形態によれば、前記方法は、前記セカンダリアクセスノード上のPDCCH/EPDCCHのDCIフォーマットで、TPCフィールドデータを受信し、前記TPCフィールドデータに応じ、前記確認メッセージ識別子を、PUCCHリソース上での送信用のPUCCHフォーマットに従って割り当てる、ことをさらに含む。
予め定義した値が、UL(uplink)サブフレームの確認メッセージ識別子と関連付けられる。前記予め定義した値は、NACKであり得る。
本発明の或る実施形態は、PCell上の1つのトランスポートブロック及びSCell上の2つのトランスポートブロックをサポートする、PUCCHフォーマット1b HARQ−ACKチャネル選択用のHARQ−ACK(j)に対するトランスポートブロック及びサービングセルの新たなマッピングを提供する。
さらに、或る実施形態は、サブフレーム上の伝送方向の観点からの曖昧性に因り生じる影響を軽減する、FDD−TDD CAシステム用のロバスト(robust)なHARQ−ACKコンカチネーション方法を提供する。
或る実施形態は、FDD PCell及びTDDで設定される単一のSCellを伴うFDD−TDD CAシステム用のフォールバック(fall−back)方法を提供する。
最後に、本発明の或る実施形態は、ULサブフレーム用のDTX又はNACK/DTX値を伴うHARQ−ACK識別子を生成し、PDSCH/PDCCH/EPDCCHとHARQ−ACKとの間の関係の観点から、UEとeNB(基地局)との間の共通理解を可能にする方法を提供する。
本明細書で説明する任意の特徴は、発明の範囲内で説明する任意の1以上の他の特徴と任意の組合せで組み合わせることが可能である。
本明細書中での従来技術の参照は、当該従来技術が公知常識の一部を形成することの承認又は如何なる示唆として扱われるものでも、扱われるべきものでも無い。
本発明によれば、上述したデメリットの少なくとも一つを少なくとも部分的に解消するか、或いは消費者へ有益又は営利な選択を提供することが可能である。
本発明の実施形態に係る、アドバンスト無線通信システムを示している。 本発明の他の実施形態に係る、アドバンスト無線通信システムの一部分の簡略化されたブロック図を示している。 本発明の他の実施形態に係る、アドバンスト無線通信システムの残り部分の簡略化されたブロック図を示している。 本発明の実施形態に係る、FDD−TDD CAシステムのためのHARQ−ACKビットコンカチネーションを示している。
発明の好ましい特徴、実施形態及びバリエーションは、当業者が発明を実施するために十分な情報を提供する下記の実施形態の説明とは区別され得る。実施形態の説明は、前述した発明の概要の範囲を何らか限定するものとして見做されるべきでは無い。実施形態の説明は、次の通り幾つかの図面について言及する。
図1は、本発明の実施形態に係る、アドバンスト無線通信システム100を示している。アドバンスト無線通信システム100は、効率的なFDD及びTDDのキャリアアグリゲーションを可能にする。
アドバンスト無線通信システム100は、対を成すDL及びULキャリア周波数上でFDD信号を送受信可能なマクロ基地局を表す複数のFDDマクロアクセスノード101と、対を成すDL及びULキャリア周波数上でFDD信号を送受信可能なピコ基地局を表す複数のFDDスモールセルアクセスノード102と、を含む。アドバンスト無線通信システム100は、さらに、単一の対を成さないキャリア周波数上でDL及びUL TDD信号を送受信可能なピコ基地局を表す複数のTDDスモールセルアクセスノード103と、FDD信号送受信、TDD信号送受信及びFDD−TDDキャリアアグリゲーション形式のFDD−TDD信号送受信を行うことが可能な複数のアドバンストUE(user equipments) 104、105及び106と、を含む。
FDDマクロアクセスノード101は、第1のキャリア周波数対F1上でマクロセル(macro−cells)を提供し、各マクロセルは、大規模カバレッジを提供する。FDDスモールセルアクセスノード102は、第2のキャリア周波数対F2上でスモールセル(small−cells)を提供し、TDDスモールセルアクセスノード103は、第3の非対キャリア周波数F3上でスモールセルを提供する。
第1のキャリア周波数F1と第2のキャリア周波数F2とは、同一であるか或いは異なるキャリア周波数であり得る。さらに、第1のキャリア周波数F1のULキャリア周波数コンポーネントと、第3のキャリア周波数F3とは、同一であるか或いは異なるキャリア周波数であり得る。
FDDマクロアクセスノード101は、FDDスモールセルアクセスノード102及びTDDスモールセルアクセスノード103と、(図示を省略する)バックホールにより相互接続される。本発明の或る実施形態によれば、アドバンスト無線通信システム100は、第1の展開シナリオ110によって示す如く、FDDキャリアがPCellであり且つTDDキャリアがSCellであるFDD−TDDキャリアアグリゲーションを可能にする。
そのようなものとして、PCellは、最良のチャネル品質を有するサービングセルで無くても良い。これは、UE 104、105及び106が、TDDスモールセルアクセスノード103に近接する一方で、FDDマクロセルアクセスノード101から離れ得るためである。要するに、PCellは、マクロカバレッジを提供し、システム情報(system information)をブロードキャストし、コントロールプレーン(control plane)の接続性を提供するサービングセルであり得て、SCell(s)は、スモールセル、及びユーザデータ送受信のためのユーザプレーン(user plane)の接続性を提供するサービングセルであり得る。
このような設定は、PCellレベルのハンドオーバを、UE 104、105及び106が一のTDDスモールセルアクセスノード103から他のTDDスモールセルアクセスノード103へ移動するよう最小化することが可能である。FDDマクロセルアクセスノード101と比して、TDDスモールセルアクセスノード103は、UE 104、105、106のTDDスモールセルアクセスノード103への近接が低いカップリングロスをもたらすため、より良好なリンク品質を提供可能である。
第1の展開シナリオ110によれば、UE 104は、初めにFDDマクロセルアクセスノード101を検出して在圏する。UE 104は、FDDマクロセルアクセスノード101を介してFDDキャリア上で、アドバンスト移動体ネットワークとのRRCコネクションを確立する。モビリティに因り、UE 104は、次いでTDDスモールセルアクセスノード103によりサービスされるスモールセルカバレッジへ進入する。FDDマクロセルアクセスノード101を経由する専用(dedicated)RRCシグナリングを介して、UE 104は、TDDスモールセル測定を実行し、TDDスモールセルアクセスノード103によりサービスされる第2のTDDキャリアコンポーネントを、更なるデータ送受信用の補助的にアグリゲートされたキャリアとして追加するよう設定される。第2のTDDキャリアコンポートネントが、FDDマクロセルアクセスノード101によりサービスされるアンカー(anchor)コンポーネントとしてのプライマリFDDキャリアコンポーネントに加えて追加される。
FDDマクロセルアクセスノード101によりサービスされるプライマリキャリアコンポーネント(又はPCell)はLTE FDDであり、TDDスモールセルアクセスノード103によりサービスされるセカンダリキャリアコンポーネント(SCell)はLTE−TDDである。第1の展開シナリオ110では、5つ迄のSCellが存在し得る。シナリオ110におけるUE位置では、FDDマクロセルアクセスノード101が、UE 104を、PCell上で1又は2つのTBを伴い、SCell上で1つのTBを伴うTMを有するように設定しても良い。シナリオ111におけるUE位置では、FDDマクロセルアクセスノード101が、UE 104を、PCell上で1つのTBを伴い、SCell上で1又は2つのTBを伴うTMを有するように設定しても良い。
代替の実施形態によれば、アドバンスト無線通信システム100は、第2の展開シナリオ112によって示す如く、FDDキャリアがPCellであり且つフレキシブルなTDDキャリアがSCellであるFDD−TDDキャリアアグリゲーションを可能にする。
第2の展開シナリオ112によれば、UE 105は、FDDマクロセル基地局101を検出して在圏する。UE 105は、FDDマクロセルアクセスノード101を介してFDDキャリア上で、アドバンスト移動体ネットワークとのRRCコネクションを確立する。FDDマクロセルアクセスノード101を経由する専用RRCシグナリングを介して、UE 105は、TDDスモールセル測定を実行し、TDDスモールセルアクセスノード103によりサービスされる第2のTDDキャリアコンポーネントを、更なるデータ送受信用の補助的にアグリゲートされたキャリアとして追加するよう設定される。第2のTDDキャリアコンポートネントが、FDDマクロセルアクセスノード101によりサービスされるアンカーコンポーネントとしてのプライマリFDDキャリアコンポーネントに加えられる。マクロセルアクセスノード101によりサービスされるプライマリキャリアコンポーネントはLTE FDDであり、TDDスモールセルアクセスノード103によりサービスされるセカンダリキャリアコンポーネントはフレキシブルなLTE−TDDである。
TDDスモールセルアクセスノード103内のトラヒックは、新たなUEがTDDスモールセルアクセスノード103へ入るか、或いは既存のUEがTDDスモールセルアクセスノード103から離れることに因って変化し得る。実例として図1を参照すると、UE 106は、UEモビリティ122に因りマクロセルアクセスノード101からTDDスモールセルアクセスノード103へハンドオーバし、及び/又はモビリティ123に因りTDDピコセル103からFDDマクロセルアクセスノード101へハンドオーバし得る。セルトラヒックが変化すると、TDDスモールセルアクセスノード103は、セルUL−DL設定をフレキシブルに変更して、自身のカバレッジ内のアクティブUE毎にユーザが体験するスループットを最適化し得る。第1の展開シナリオ110を参照して議論した通り、UE 105の位置に応じて、PCellとSCellとの間での結果的なチャネル品質の差が、SCellをPCellよりも高い数のTBを伴うTMで設定することを引き起こす。
図2A及び図2Bは、本発明の実施形態に係る、アドバンスト無線通信システム200の簡略化されたブロック図を示している。アドバンスト無線通信システム200は、図1のFDDマクロセルアクセスノード101等のFDDアクセスノードを表すFDDアドバンスト基地局210と、図1のTDDスモールセルアクセスノード103等のTDDアクセスノードを表すTDDアドバンスト基地局230と、を含む。アドバンスト無線通信システム200は、さらに、図1のUE 104又は105等のシステム間FDD−TDD CAを実行可能なUEを表すアドバンストUE 250の簡略化されたブロック図を含む。
アドバンストFDD基地局210は、プロセッサ211と、プログラム指示及びデータベースを含むメモリ212と、DLキャリアコンポーネント上で動作する送信機及びULキャリアコンポーネント上で動作する受信機を有するFDD RF(radio frequency)モジュール213と、セルにおいてセルラ無線周波数信号をUEへ送信し且つセルにおいて無線周波数信号をUEから受信するためのアンテナアレイ214と、DLトランスポートチャネル及び物理チャネルのコーディング及び信号処理、並びに制御信号及びリファレンス信号処理を実行するためのTXモジュール215と、を含む。アドバンストFDD基地局210は、さらに、ULチャネル受信、信号処理及びチャネルデコーディングを実行するためのRXモジュール216、を含む。以下でより詳細に議論する如く、RXモジュールは、さらに、PUCCH上で受信されるHARQ−ACKシンボルをデコードし且つ解釈するためのHARQ−ACKデマッピングモジュール225、を含む。
アドバンストTDD基地局230は、プロセッサ231と、プログラム指示及びデータベースを含むメモリ232と、同一のキャリアコンポーネント上で動作する送信機及び受信機を有するTDD RF(radio frequency)モジュール233と、セルにおいてセルラ無線周波数信号をUEと送受信するためのアンテナアレイ234と、DLトランスポートチャネル及び物理チャネルのコーディング及び信号処理、並びに制御信号及びリファレンス信号処理を実行するためのTXモジュール235と、ULチャネル受信、信号処理及びチャネルデコーディングを実行するためのRXモジュール236と、を含む。以下で更に議論する如く、RXモジュールは、さらに、PUSCH上で受信されるHARQ−ACKシンボルをデコードし且つ解釈するためのHARQ−ACKデマッピングモジュール225、を含む。
アドバンストUE 250は、プロセッサ251と、プログラム指示及びデータベースを含むメモリ252と、ULキャリアコンポーネント上で動作する送信機及びDLキャリアコンポーネント上で動作する受信機を有するFDD RF(radio frequency)モジュール253と、セルラ無線周波数信号をサービシングFDD基地局へ送信し且つ無線周波数信号をサービシングFDD基地局から受信するためのアンテナアレイ254と、同一のキャリアコンポーネント上で動作する送信機及び受信機を有するTDD RF(radio frequency)モジュール255と、セルラ無線周波数信号をサービシングTDD基地局と送受信するためのアンテナアレイ256と、DLトランスポートチャネル及び物理チャネルの受信、信号処理並びにデコーディングを実行するためのRXモジュール257と、を含む。RXモジュール257は、さらに、ULチャネルエンコーディング及び送信を実行するTXモジュール258、を含む。以下でより詳細に議論する如く、TXモジュールは、送信されるHARQ−ACKシンボルをエンコードするためのHARQ−ACKマッピング&コンカチネーションモジュール265、を含む。
本発明の第1の態様は、FDD PCellが1つのトランスポートブロック又は2つのトランスポートブロックをサポートするTM(Transmission Mode)で設定される一方、SCellが1つのトランスポートブロック又は2つのトランスポートブロックをサポートするTMで独立して設定される場合における、FDD−TDD CAシステム用のHARQ−ACKフィードバック方法に関する。
上述した通り、LTE Rel.10〜11 CAシステムにおいて、PCellは常時、最良のチャネル品質を有するサービングセルであり、以てPCellは常時、SCellと同一又はより高い数のTB(例えば、SCell上で2つのTB且つPCell上で1つのTB)をサポートするTMで設定される。よって、旧来のLTE Rel’10及び11 CAは、以下の表1Aに示す如く、3つの設定A=2、A=3及びA=4から成る。
Figure 2020039159
表1Aを参照すると、A=3のケースに対しては、PCell上の2つのTB用に2つのHARQ−ACKビットが存在し、SCell上の1つのTB用に1つのHARQ−ACKビットが存在する。従って、1つのTBを有するPCell及び2つのTBを有するSCellのためのHARQ−ACK設定は何ら存在しない。
しかしながら、上述した通りに、PCellは、マクロカバレッジを提供し、システム情報をブロードキャストし、モビリティ管理を実行し且つ制御プレーンの接続性を提供するマクロセルとして展開され得る。このため、SCellを、Pcellよりも多くのTBを有することを可能にするのが望ましい。そのようなものとして、新たなHARQマッピングテーブルが、表1Bにおいて提供される。このテーブルはエントリA=3を含み、以て以下に示す如く4つの利用可能な設定を提供する。
Figure 2020039159
フォーマット1b HARQ−ACKチャネル選択の送信のために、表2は、A=2用のフォーマット1b HARQ−ACKチャネル選択の送信を示し、表3は、A=3用のフォーマット1b HARQ−ACKチャネル選択の送信を示し、表4は、A=4用のフォーマット1b HARQ−ACKチャネル選択の送信を示している。
Figure 2020039159
Figure 2020039159
Figure 2020039159
PDCCH/EPDCHが用いられる場合、PUCCHリソースは、次の通りに規定される。
Figure 2020039159
PDCCH/EPDCHが用いられる場合、PUCCHのインデックスは、3GPP LTE Rel.11仕様に適切に基づいて決定され得る。便宜上、以降の段落では、PDCCHを幾つかの例とするが、FDD−TDD CAシステムにおけるEPDCCHの使用を除外するものでは無い。
発明の第2の態様は、PCellがFDDサービングセルである場合に、FDD−TDD CAシステムにおけるPDSCH HARQ−ACKビットをコンカチネート(concatenate:結合)する方法を含む。
FDD PCell及びTDD SCellを含む最大で2つのサービングセルのキャリアアグリゲーションをサポートするUEのため、以下で更に詳細に議論する如く、3GPP LTEで定義されるPUCCHフォーマット1bを、2以上のサービングセルで設定される場合におけるHARQ−ACKの送信用のチャネル選択に利用する。
FDD PCell及び少なくとも1つのTDD SCellを含む2以上のサービングセルのキャリアアグリゲーションをサポートするUEのためには、以下で更に詳細に議論する如く、UEを高次レイヤで設定して、FDD PCell及び少なくとも1つのTDD SCellによる2以上のサービングセルで設定される場合におけるHARQ−ACKの送信用に、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1b、又は3GPP LTEで定義されるPUCCHフォーマット3の一方を用いる。
最後に、FDDがPCellとして設定され且つ少なくとも1つのSCellがTDDサービングセルである場合、2以上の設定されたサービングセルのためのPUCCH上でのHARQ−ACKフィードバック手順は、以下で更に詳細に議論する如く、PUCCHフォーマット1a/1b、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1b、又はPUCCHフォーマット3のいずれかに基づくものである。
<チャネル選択HARQ手順を伴うPUCCHフォーマット1b>
FDD PCell及び1つのTDD SCellのみを有するFDD−TDD CAシステムのためには、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1bを用いてHARQ−ACKをフィードバックすることが可能である。以降の段落では、特に明記しない限り、FDD PCellが、2つ迄のTBをサポートするTMで設定され、TDD SCellが、1つのTBのみをサポートするTMで設定されるものとする。
上述した通り、UEは、再設定メッセージ/シグナリングの検出に失敗し得る。結果として、フォールバックメカニズムが使用される場合であっても、UE及びeNBは、或るサブフレームの伝送方向について異なる理解を有し得る。特に図3を参照すると、UEは、TDD SCell−1におけるパーシステント(persistent)・ウィンドウ#n+1の間に再設定シグナリングのデコードに失敗し、以てフレーム#n+1においてTDD設定#1を誤って適用し得る。この問題を緩和又は少なくとも改善するため、FDD PCell及びTDD SCellからのHARQ−AKCビットをコンカチネートする2つの方法が提供される。

<オプション1:HARQ−ACKをTDDサービングセル上のUL及びDLサブフレームのために生成>
HARQ−ACKシグナリングに用いるビットの数は、サービングセルの数及び各サービングセルの伝送モードに基づいて決定される。TDDサービングセルにおけるサブフレームがUEによってULサブフレームであると見做される場合、対応HARQ−ACKビットは、DTX又はNACK/DTXとして割り当てられる。そして、HARQ−ACKシグナリングの送信は、表2、表3又は表4にそれぞれ従って、A=2、A=3又はA=4のためのチャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1bを用いて行われる。
チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1b用のHARQ−ACK(j)に対するトランスポートブロック及びサービングセルのマッピングは、上記の表1で規定される。
Figure 2020039159
Figure 2020039159
また更に図3に示す如く、HARQ−ACK(0)及びHARQ−ACK(1)は、後にFDDサービングセル上のDLサブフレーム#3(305)に関連付けられ、HARQ−ACK(2)は、TDDサービングセルにおけるサブフレーム#3(311)に関連付けられる。例えばTDD SCellがeIMTAで設定される場合に高速シグナルされた再設定がUEにより検出されなかったために、UEがパーシステント・ウィンドウ−n+1において新たなシステム情報(すなわち、#1から#5へのUL−DL設定変更)を見落とすならば、eNB及びUEは、サブフレーム#3(311)、サブフレーム#7(312)及びサブフレーム#8(317)上での伝送方向の観点から異なる理解を有し得るであろう。
Figure 2020039159
同様に、FDD PCell及びTDD SCellの両者が2つ迄のトランスポートブロックをサポートするTMで設定される場合、表4をHARQ−ACKフィードバックのために採用する。

<オプション2:フォールバック方法>
UEがFDD PCell上でのみDL送信を検出する場合には、フォールバック方法、すなわちPUCCHフォーマット1a/1bを用いて、FDD PCellのためにHARQ−ACKをフィードバックスすることが可能である。このことは、例えばTDD SCellにおけるサブフレームがULサブフレームとして使用されるか、或いはTDD SCellのDLサブフレーム上でPDSCH/PDCCH/EPDCCHが検出されないために発生する。
3GPP LTE Rel.8〜11で規定されるように、PUCCHフォーマット1a/1bを使用すべきか否かは、要求されるHARQ−ACKビットの数に依存する。TDDサービングセル上の一のサブフレームがULサブフレームであると判定された場合、そのためのHARQ−ACKビットは生成されるべきでは無い。そのようなものとして、FDD PCell用のHARQ−ACKを、あたかもUEが1つのFDDサービングセルのみで設定されていたかの如く、PUCCHフォーマット1a/1bを用いてフィードバックすることが可能である。
そして、eNB及びUEは、採用されるフィードバックスキームの観点から異なる理解を有し得るが、FDD PCell上でのPDSCH/PDCCH/EPDCCH送信用のHARQ−ACKビットについて共通の解釈をすることができるだろう。
例えば、図3(300.1)に示す如く、HARQ−ACK(0)及びHARQ−ACK(1)が、FDDサービングセル上のDLサブフレーム#9(302)に関連付けられる。TDD SCell−1上のDLサブフレーム#9(309)においてPDSCH/PDCCH/EPDCCHが検出されない場合、HARQ−ACK(2)は生成されないだろうし、PUCCHフォーマット1bを、UEによりフォールバック方法として使用することが可能である。
Figure 2020039159
Figure 2020039159
Figure 2020039159
Figure 2020039159
Figure 2020039159
前述した通り、再設定エラーの場合には、eNB及びUEがサブフレームの伝送方向の観点から異なる理解を有し得る。例えば、図3に示すように、サブフレーム#3(311)、サブフレーム#7(312)及びサブフレーム#8(317)上で、UEは、新たなシステム情報(すなわち、TDD設定#5)をパーシステント・ウィンドウ−2の間に正しく受信していなかった。これは、TDD SCellがeIMTAで設定される場合に高速再設定シグナリングがUEにより検出されない為であり得る。
HAR−ACK(0)及びHARQ−ACK(1)は、FDDサービングセル上のDLサブフレーム#3(305)に関連付けられる。TDDサービングセルにおけるサブフレーム#3(311)はUEによりULサブフレームとして見做されるため、関連したHARQ−ACKは生成されないであろう。このような場合、UEは、PCell上でのDL送信のためのHARQ−ACKをフィードバックする際にPUCCHフォーマット1bを用い、eNBは、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1bを仮定したHARQ−ACKフィードバックが用いられていると解釈する。
Figure 2020039159
Figure 2020039159
Figure 2020039159
上記の例から、UEにて設定エラーが生じた場合であっても、eNBがFDD PCell上でのDL送信用のHARQ−ACKビットを受信し且つ正しく解釈可能であることは明らかである。
<PUCCHフォーマット3 HARQ手順>
例えば対応PDCCH/EPDCCH、FDD PCell上でのダウンリンクSPS解放を示すPDCCH/EPDCCHの検出によって示されるFDD PCell上でのみのPDSCH送信、又は対応PDCCH/EPDCCHが存在しないFDD PCell上でのPDSCH送信のために、PUCCHフォーマット1a/1bを用いて、HARQ−ACKメッセージを送信する。但し、PUCCHフォーマット3が設定される。
クロスキャリア(cross−carrier)スケジューリングが設定され、且つTDD SCell上のサブフレームがULサブフレームであると見做される場合、UEは、PCell上でTDD SCellのPDCCH/EPDCCHのブラインドデコードを試みても、試みなくても良い。
Figure 2020039159
PUCCHフォーマット3を用いる場合、すなわち、UEがPUCCHフォーマット1a/1bへフォールバックしない場合、UEがサブフレームをDL/スペシャルサブフレーム又はULサブフレームとして扱うか否かに関わらず、HARQ−ACKビットを各サービングセル上での対応サブフレームのために生成する必要がある。
図3(300.2)に示すように、TDD SCell 2が2つのトランスポートブロックをサポートするTMで設定されるとすると、HARQ−ACK(0)及びHARQ−ACK(1)が、FDD PCell上のDLサブフレーム#9(302)のために生成され、HARQ−ACK(2)が、TDD SCell−1上のDLサブフレーム#9(309)のために生成され、HARQ−ACK(3)及びHARQ−ACK(4)が、TDD SCell−2上のDLサブフレーム#9(313)のために生成される。eNB側では、eNBが各サービングセルのTMを知見し、よって各DL PDSCH/PDCCH/EPDCCH用のHARQ−ACKを知見しているため、送信を曖昧性無しでデコードすることが可能である。
更に図3に示すように、UEがTDD SCell−1上のサブフレーム#2(310)及びTDD SCell−2上のサブフレーム#2(314)をULサブフレームと見做すため、DLサブフレームがPCell上に割り当てられ且つULサブフレームがSCell上に割り当てられる。従って、UEは、FDD PCellのDLサブフレーム#3(303)上でPDSCH/PDCCH/EPDCCHを検出するのみである。よって、PUCCHフォーマット1bが、PCell上の2つのTB用の2つのHARQ−ACKビットをフィードバックするために採用される。eNB側では、PDSCH/PDCCH/EPDCCHをTDD SCell−1のサブフレーム#2(310)又はTDD SCell−2のサブフレーム#2(314)上では送信しなかったため、PUCCHフォーマット1bが予測されて、HARQ−ACK(0)及びHARQ−ACK(1)を、送信を曖昧性無しでデコードすることが可能である。
更に図3に示すように、UEは、UL−DL再設定シグナリングを見落とし得るために、UL−DL設定変更の検出に失敗し得る。そのようなものとして、UEは、サブフレーム#3(311)をULサブフレームと見做し得て、eNBにより送信されたPDSCH/PDCCH/EPDCCHは、UEにより本DLサブフレーム上では受信されないであろう。HARQ−ACKビットを、UEによりULサブフレームとして見做されるサブフレームのために生成しない場合、eNBは、HARQ−ACKと対応PDSCH/PDCCH/EPDCCHとの間の関係を理解するに際して問題を抱える。例えば、HARQ−ACK(0)及びHARQ−ACK(1)がFDD PCellのために生成され、且つHARQ−ACK(2)及びHARQ−ACK(3)がTDD SCell−2のために生成される場合、eNBは、HARQ−ACK(2)がTDD SCell−1のDLサブフレーム#3(311)上でのDL送信のためのHARQ−ACKフィードバックであり、HARQ−ACK(3)がTDD SCell−2のDLサブフレーム#3(315)上でのDL送信のためのものであると認識し得る。この結果、eNBは、2つのTBをサポートするTMが設定される場合における2つのHARQ−ACKビットを期待するため、TDD SCell−1のDLサブフレーム#3(311)上でのDL送信は再送されないだろうし、TDD SCell−2のDLサブフレーム#3(315)上でのDL送信は再送されるであろう。
この曖昧性を解決するため、UEは、ULサブフレームのためのHARQ−ACKビットを生成することが可能である。これは、全てのTDDフレームにおけるサブフレーム#2等の固定ULサブフレームに対してさえ用いることが可能である。このような場合、関連HARQ−ACK(j)は“NACK”で割り当てられる。例えば、HARQ−ACK(0)及びHARQ−ACK(1)が、FDD PCell上のDLサブフレーム#3(305)のために生成され、UEはサブフレーム#3(311)がUL送信に用いられていると認識するため、HARQ−ACK(2)が、TDD SCell上のサブフレーム#3(311)のために“NACK”の値で生成され、HARQ−ACK(3)及びHARQ−ACK(4)が、TDD SCell−2上のサブフレーム#3(315)のために生成される。eNB側では、各サービングセルに関する設定TMに基づき5ビットのHARQ−ACKメッセージが期待されるため、eNBは、受信した5ビットのHARQ−ACKを各サービングセルにおけるPDSCH/PDCCH/EPDCCH送信とリンク付けすることに何ら問題を抱えないはずである。
PUSCH及びPUCCHの同時送信が設定されず、且つUL送信がHARQ−ACKフィードバックを伴うULサブフレーム上でスケジュールされない場合、HARQ−ACKビットは、データと多重されて、PUSCH上で送信される。2以上の設定されたサービングセルのためのPUSCH上でのHARQ−ACKフィードバック手順を、次の通りに詳述する。
HARQ−ACKビットの数は、設定されたサービングセルの数及び各サービングセルにおいて設定されたTMに基づいて決定される。HARQ−ACKビットは、サブフレームがTDD SCell上でDLサブフレーム又はULサブフレームとして使用されるかを問わず、サービングセルに亘る全てのサブフレームのために生成される。TDDサービングセル上のサブフレーム#2等の固定ULサブフレームのために、HARQ−ACKを均一的な方法を提供するように生成することも可能である。
図3(300.2)に示すように、TDD SCell 2が2つのトランスポートブロックをサポートするTMで設定されているとすると、HARQ−ACK(0)及びHARQ−ACK(1)が、FDD PCell上のDLサブフレーム#9(302)のために生成され、HARQ−ACK(2)が、TDD SCell−1上のDLサブフレーム#9(309)のために生成され、HARQ−ACK(3)及びHARQ−ACK(4)が、TDD SCell−2上のDLサブフレーム#9(313)のために生成される。HARQビットの数、及びデータとHARQ−ACKとの間のCQIオフセットに基づいて、HARQ−ACKのフィードバックに用いるシンボルの数が決定され、予め定義したRE上でのシンボルがHARQ−ACKシンボルによって上書きされる。eNB側では、HARQ−ACKシンボルの数がUE側と同様の方法を用いて算出され、予め定義したRE上でのHARQ−ACKシンボルがHARQ−ACKデコーディングに使用される一方、残りのデータがULデータデコーディングに使用される。この結果、eNB及びUEは、HARQ−ACKビットとPDSCH/PDCCH/EPDCCH送信との間の関係の観点から何ら曖昧性を有さないはずである。
UE及びeNBにとって、各サービングセルから提供されるHARQ−ACKビットの合計数の観点で共通の理解を有することは重要である。ビット数に曖昧性が生じたなら、eNBは、HARQ−ACKフィードバックがULデータと多重される場合に、そのデコードに問題を抱え得る。
また更に図3(300.2)に示すように、HARQ−ACK(0)及びHARQ−ACK(1)が、FDDサービングセル上のDLサブフレーム#2(303)に関連付けられる。このような場合、UE及びeNBはサブフレーム#2がULサブフレームとして用いられるとの同一の理解を有するはずであるため、HARQ−ACK(0)及びHARQ−ACK(1)のみをフィードバックすることが可能である。但し、均一的な方法を提供するため、HARQ−ACK(2)をTDDサービングセル−1におけるサブフレーム#2(310)のために生成し、HARQ−ACK(3)及びHARQ−ACK(4)をTDDサービングセル−2におけるサブフレーム#2(314)のために生成することが可能である。eNB側では、eNBはHARQ−ACKビットが各サービングセルに亘る全てのサブフレームのために生成されると知見しているため、5つのHARQ−ACKビットが期待される。よって、eNB及びUEは、HARQ−ACKビットとPDSCH/PDCCH/EPDCCH送信との間の関係の観点で何ら曖昧性を有さない。
再び図3(300.2)を参照すると、UE及びeNBは、TDD SCell−1のサブフレーム#3(311)上での伝送方向の観点から異なる理解を有し得る。HARQ−ACKがサブフレーム#3のために生成されない場合、4つのHARQ−ACKビットのみがULサブフレーム#7上でフィードバックされる。そのようなものとして、UEは、自身が生成すべきものよりも少ないHARQ−ACKビット、すなわち5つのHARQ−ACKビット以外の4つのHARQ−ACKビットを生成するであろう。この結果、eNBは、幾つかのデータをHARQ−ACKシンボルとして扱い得て、PDSCH HARQ−ACKのデコードに問題を生じさせるであろう。
しかしながら、HARQ−ACKビットを、UEによりULサブフレームと見做されるサブフレーム#3(311)等、ULサブフレームと見做されるサブフレームに対してさえ生成する場合、このような問題は回避される。例えば、そのような場合において、HARQ−ACK(0)及びHARQ−ACK(1)が、FDDサービングセル上のDLサブフレーム#2(305)に関連付けられ、HARQ−ACK(2)が、TDD SCell−1におけるサブフレーム#2(311)に関連付けられ、HARQ−ACK(3)及びHARQ−ACK(4)が、TDD SCell−2におけるサブフレーム#2(315)に関連付けられる。そして、eNBは、PDSCH HARQ−ACKシンボルをデコードすることが可能である。
本明細書及び特許請求の範囲において、“comprising(備えた)”との文言、並びに“comprises(備える)”及び“comprise”を含むその派生文言は、記述した各数値を含むものであるが、1以上の更なる数値の包含を排除するものでは無い。
本明細書に亘る“one embodiment(一の実施形態)”又は“an embodiment(実施形態)”への参照は、実施形態に関連した特定の特徴、構造又は特性が、本発明の少なくとも一つの実施形態に含まれることを意味する。よって、本明細書に亘る各種箇所における“in one embodiment(一の実施形態において)”又は“in an embodiment(実施形態において”との表現の出現は、必ずしも同一の実施形態を参照するものでは無い。さらに、特定の特徴、構造又は特性は、1以上の組合せにおいて適切な方法で組み合わせても良い。
法律に従って、発明を、多かれ少なかれ構造的又は方法的な特徴に特有の言語で説明した。当然のことながら、本明細書で説明した手段は発明を実施する好ましい態様であるため、発明は、示し又は説明した特定の特徴へは限定されない。このため、発明は、添付の特許請求の範囲の適切なスコープ内で(もしあれば)当業者により明らかに解釈される態様又は改良のいずれかにおいて請求される。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
第1のデュプレックスモード、前記第1のデュプレックモードとは異なる第2のデュプレックスモード、並びに前記第1及び第2のデュプレックモードのキャリアアグリゲーションをサポートするアドバンスト無線通信ネットワークに用いるシグナリング方法であって、
UE(user equipment)を、PCell(primary component carrier)としての第1のアクセスノードを介した前記アドバンスト無線通信ネットワークとのデータ通信のために、前記第1のデュプレックスモード且つ1以上のTB(transport blocks)を含む第1のTM(transmission mode)で設定し、
前記UEを、SCell(secondary component carrier)としての第2のアクセスノードを介した前記アドバンスト無線通信ネットワークとのデータ通信のために、前記第2のデュプレックスモード且つ1以上のTBを含む第2のTMで設定する、ことを含み、
前記第2のアクセスノードに関連した前記第2のTMは、前記第1のアクセスノードに関連した前記第1のTMとは独立して、設定される、
シグナリング方法。
(付記2)
前記第1のデュプレックスモードは、FDD(frequency division duplex)であり、前記第2のデュプレックスモードは、TDD(time division duplex)である、
ことを特徴とした付記1に記載のシグナリング方法。
(付記3)
前記第1のアクセスノードは、第1のキャリア周波数で動作し、前記第2のアクセスノードは、第2のキャリア周波数で動作する、
ことを特徴とした付記1に記載のシグナリング方法。
(付記4)
前記UEは、前記第2のアクセスノードを介した前記アドバンスト無線通信ネットワークとのデータ通信のために、前記第1のTMよりも大きな数のTBを有する前記第2のTMで設定される、
ことを特徴とした付記1に記載のシグナリング方法。
(付記5)
前記UEは、1つのTBを用いる前記第1のアクセスノードを介した前記アドバンスト無線通信ネットワークとのデータ通信のために、且つ2つのTBを用いる前記第2のアクセスノードを介した前記アドバンスト無線通信ネットワークとのデータ通信のために設定される、
ことを特徴とした付記1に記載のシグナリング方法。
(付記6)
複数の確認メッセージ識別子(acknowledgement message identifier)を含む確認メッセージ(acknowledgement message)を生成する、ことをさらに含み、
前記第1のアクセスノードの前記第1のTMの1以上のTB各々、及び前記第2のアクセスノードの前記第2のTMの1以上のTB各々は、前記確認メッセージ識別子の一つに関連付けられる、
ことを特徴とした付記1に記載のシグナリング方法。
(付記7)
前記確認メッセージ識別子は、前記確認メッセージのビットである、
ことを特徴とした付記6に記載のシグナリング方法。
(付記8)
前記確認メッセージのビットは、PCell TB用ビットの第1のサブセット(subset)、及びSCell TB用ビットの第2のサブセットを含む、
ことを特徴とした付記7に記載のシグナリング方法。
(付記9)
前記確認メッセージ識別子は、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)−ACK(acknowledgement)メッセージのビットである、
ことを特徴とした付記1に記載のシグナリング方法。
(付記10)
前記HARQ−ACKメッセージのビット(j=0〜3)は、以下の表に従って割り当てられる、
Figure 2020039159
ことを特徴とした付記9に記載のシグナリング方法。
(付記11)
前記第1のアクセスノードは、マクロカバレッジエリア(macro coverage area)を有するマクロ基地局であり、前記第2のアクセスノードは、前記マクロカバレッジエリア内で小規模(small)カバレッジエリアを有する小規模基地局であり、前記UEは、前記第1及び第2のアクセスノードを介したデータ通信のために設定される場合、前記小規模カバレッジエリアに位置する、
ことを特徴とした付記1に記載のシグナリング方法。
(付記12)
前記第1のアクセスノードは、マクロカバレッジ、システム情報(system information)のブロードキャスト、モビリティ管理(mobility management)の処理、及び制御プレーン(control plane)の接続性を提供し、 前記第2のアクセスノートは、小規模セルカバレッジ、並びにユーザデータ送受信のためのユーザプレーン(user plane)の接続性を提供する、
ことを特徴とした付記1に記載のシグナリング方法。
(付記13)
前記第2のアクセスノードは、自ノードのカバレッジエリアにおける他のUEの有無に応じて、前記UEに対しリソースをフレキシブルに割り当てる、
ことを特徴とした付記1に記載のシグナリング方法。
(付記14)
第1のデュプレックスモード、前記第1のデュプレックモードとは異なる第2のデュプレックスモード、並びに前記第1及び第2のデュプレックモードのキャリアアグリゲーションをサポートするアドバンスト無線通信ネットワークに用いるシグナリング方法であって、
UEを、PCellとしての第1のアクセスノードを介した前記ネットワークとのデータ通信のために、前記第1のデュプレックスモード且つ1以上のTBを含む第1のTMで設定し、
前記UEを、SCellとしての第2のアクセスノードを介した前記ネットワークとのデータ通信のために、前記第2のデュプレックスモード且つ1以上のTBを含む第2のTMで設定し、
前記1以上のTBに対する確認メッセージ識別子を、前記1以上のTBの任意のコンポーネント(components)の伝送方向とは独立して、割り当てる、
ことを含むシグナリング方法。
(付記15)
前記送信方向は、UL(uplink)伝送方向及びDL(downlink)伝送方向を含む、
ことを特徴とした付記14に記載のシグナリング方法。
(付記16)
前記第1のデュプレックスモードは、FDD(frequency division duplex)であり、前記第2のデュプレックスモードは、TDD(time division duplex)である、
ことを特徴とした付記14に記載のシグナリング方法。
(付記17)
前記第1のアクセスノードは、第1のキャリア周波数で動作し、前記第2のアクセスノードは、第2のキャリア周波数で動作する、
ことを特徴とした付記14に記載のシグナリング方法。
(付記18)
前記確認メッセージ識別子は、確認メッセージのビットである、
ことを特徴とした付記14に記載のシグナリング方法。
(付記19)
前記確認メッセージ識別子は、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)−ACK(acknowledgement)メッセージのビットである、
ことを特徴とした付記14に記載のシグナリング方法。
(付記20)
前記HARQ−ACKメッセージは、データと多重化され、PUSCH(physical uplink shared channel)上で送信される、
ことを特徴とした付記19に記載のシグナリング方法。
(付記21)
前記確認メッセージ識別子は、PUCCH(physical uplink control channel)フォーマット1a/1b、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1b、及びPUCCHフォーマット3の一つに従ったフィードバック(fed back)である、
ことを特徴とした付記14に記載のシグナリング方法。
(付記22)
前記UEが2つ未満のサービングセルのキャリアアグリゲーションをサポート可能であるかを、判定し、
前記生成した確認メッセージ識別子を、PUCCHフォーマット1a/1bリソース上でフィードバックする、
ことをさらに含む付記14に記載のシグナリング方法。
(付記23)
サブフレームのために、ダウンリンク伝送(PDCCH(physical downlink control channel)/EPDCCH(enhancedphysical downlink control channel)/PDSCH(physical downlink shared channel))が、前記DLサブフレーム用の前記第2のアクセスノード上で発生しないと判定し、
3GPP(3rd generation partnership project) LTE(long term evolution) PUCCHフォーマット1a/1bに従ったデータの前記サブフレームのために、前記確認メッセージ識別子をフィードバックする、
ことをさらに含む付記14に記載のシグナリング方法。
(付記24)
前記セカンダリアクセスノード上のPDCCH/EPDCCHのDCI(downlink control information)フォーマットで、TPC(transmit power control)フィールドデータを受信し、
前記生成した確認メッセージ識別子を、TPCフィールドで示されるフォーマット3のPUCCHリソース上でフィードバックする、
ことをさらに含む付記14に記載のシグナリング方法。
(付記25)
予め定義した値が、UL(uplink)サブフレームの確認メッセージ識別子と関連付けられる、
ことを特徴とした付記14に記載のシグナリング方法。
(付記26)
予め定義した値は、NACK(negative acknowledgement)である、
ことを特徴とした付記25に記載のシグナリング方法。
この出願は、2013年12月19日に出願されたオーストラリア国仮特許出願2013904975号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100, 200 アドバンスト無線通信システム
101 FDDマクロアクセスノード
102 FDDスモールセルアクセスノード
103 TDDスモールセルアクセスノード
104, 105, 106, 250 UE
210 FDDアドバンスト基地局
211, 231, 251 プロセッサ
212, 232, 252 メモリ
213, 253 FDD RFモジュール
214, 234 アンテナアレイ
215, 235 TXモジュール
216, 236 RXモジュール
225 HARQ−ACKデマッピングモジュール
230 TDDアドバンスト基地局
232 TDD RFモジュール
254, 256 アンテナ
255 TDD RFモジュール
257 RXモジュール
258 TXモジュール
265 HARQ−ACKマッピング&コンカチネーションモジュール

Claims (12)

  1. Primary CellではFDD(frequency division duplex)が使用され、Secondary CellではTDD(time division duplex)が使用される通信システムにおいてUEにより実施される方法であって、
    第1のタイミングにおいて前記Primary Cellでのサブフレームで第一のダウンリンクデータを受信し、
    前記Secondary Cellが1つであり、かつ、前記第1のタイミングにおける前記Secondary Cellでのサブフレームがアップリンクサブフレームであれば、第2のタイミングでPUCCH format 1bまたはPUCCH format 1aでHARQ−ACKを送信し、
    前記Secondary Cellが1つであり、かつ、前記第1のタイミングにおける前記Secondary Cellでのサブフレームで第二のダウンリンクデータを受信すれば、前記第2のタイミングでPUCCH format 1b with channel selectionでHARQ−ACKを送信し、
    前記Secondary Cellが2つであれば、前記第2のタイミングでPUCCH format 3または前記PUCCH format 1b with channel selectionでHARQ−ACKを送信する、
    方法。
  2. 前記Primary Cellには、1つまたは2つのTransport Blockが設定される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記Secondary Cellでは、UL−DL Configurationが動的に変わる、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. Primary CellではFDD(Frequency division duplex)が使用され、Secondary CellではTDD(Time division duplex)が使用される通信システムにおいて用いるUEであって、
    第1のタイミングにおいて前記Primary Cellでのサブフレームで第一のダウンリンクデータを受信するRFモジュールを有し、
    前記RFモジュールは、前記Secondary Cellが1つであり、かつ、前記第1のタイミングにおける前記Secondary Cellでのサブフレームがアップリンクサブフレームであれば、第2のタイミングでPUCCH format 1bまたはPUCCH format 1aでHARQ−ACKを送信し、
    前記Secondary Cellが1つであり、かつ、前記第1のタイミングにおける前記Secondary Cellでのサブフレームで第二のダウンリンクデータを受信すれば、前記第2のタイミングでPUCCH format 1b with channel selectionでHARQ−ACKを送信し、
    前記Secondary Cellが2つであれば、前記第2のタイミングでPUCCH format 3または前記PUCCH format 1b with channel selectionでHARQ−ACKを送信する、
    UE。
  5. 前記Primary Cellには、1つまたは2つのTransport Blockが設定される、
    請求項4に記載のUE。
  6. 前記Secondary Cellでは、UL−DL Configurationが動的に変わる、
    請求項4または5に記載のUE。
  7. Primary CellではFDD(Frequency division duplex)が使用され、Secondary CellではTDD(Time division duplex)が使用される通信システムにおいて基地局により実施される方法であって、
    第1のタイミングにおいて前記Primary Cellでのサブフレームで第一のダウンリンクデータを送信し、
    前記Secondary Cellが1つであり、かつ、前記第1のタイミングにおける前記Secondary Cellでのサブフレームがアップリンクサブフレームであれば、第2のタイミングでPUCCH format 1bまたはPUCCH format 1aでHARQ−ACKを受信し、
    前記Secondary Cellが1つであり、かつ、前記第1のタイミングにおける前記Secondary Cellでのサブフレームで第二のダウンリンクデータを送信し、端末が前記第二のダウンリンクデータを受信した場合、前記第2のタイミングでPUCCH format 1b with channel selectionでHARQ−ACKを受信し、
    前記Secondary Cellが2つであれば、前記第2のタイミングでPUCCH format 3または前記PUCCH format 1b with channel selectionでHARQ−ACKを受信する、
    方法。
  8. 前記Primary Cellには、1つまたは2つのTransport Blockが設定される、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記Secondary Cellでは、UL−DL Configurationが動的に変わる、
    請求項7または8に記載の方法。
  10. Primary CellではFDD(Frequency division duplex)が使用され、Secondary CellではTDD(Time division duplex)が使用される通信システムにおいて用いられる基地局であって、
    第1のタイミングにおいて前記Primary Cellでのサブフレームで第一のダウンリンクデータを送信するRFモジュールを有し、
    前記RFモジュールは、前記Secondary Cellが1つであり、かつ、前記第1のタイミングにおける前記Secondary Cellでのサブフレームがアップリンクサブフレームであれば、第2のタイミングでPUCCH format 1bまたはPUCCH format 1aでHARQ−ACKを受信し、
    前記Secondary Cellが1つであり、かつ、前記第1のタイミングにおける前記Secondary Cellでのサブフレームで第二のダウンリンクデータを送信し、端末が前記第二のダウンリンクデータを受信した場合、前記第2のタイミングでPUCCH format 1b with channel selectionでHARQ−ACKを受信し、
    前記Secondary Cellが2つであれば、前記第2のタイミングでPUCCH format 3または前記PUCCH format 1b with channel selectionでHARQ−ACKを受信する、
    基地局。
  11. 前記Primary Cellには、1つまたは2つのTransport Blockが設定される、
    請求項10に記載の基地局。
  12. 前記Secondary Cellでは、UL−DL Configurationが動的に変わる、
    請求項10または11に記載の基地局。
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