JP2020034930A - 複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分を利用するためのシステムおよび方法 - Google Patents

複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分を利用するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】地図を利用することに伴う全体的なエクスペリエンスが損なわれてしまうことがない方法を提供する。【解決手段】システム、方法、および非一時的なコンピュータ可読媒体は、特定領域の地図に対するリクエストを取得することができる。特定領域の第1の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第1のセット302,304は、特定領域に基づいて特定することができる。第1のセット302,304は、第1の地図データ・ソースに関連付けることができる。特定領域の第2の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第2のセット306,308は、特定領域に基づいて特定することができる。第2のセット306,308は、第2の地図データ・ソースに関連付けることができる。特定領域の地図は、第1のセット302,304と第2のセット306,308との組み合わせに基づいて生成することができる。【選択図】図3A

Description

本技術は、電子マッピングの分野に関する。より詳細には、本技術は、複数の地図デー
タ・ソースからの複数の地図部分を利用するための技術に関する。
今日、人々は、多種多様な目的のためにコンピューティング・デバイス(またはシステ
ム)をしばしば利用する。ユーザは、自身のコンピューティング・デバイスを使用して、
例えば、互いに対話したり、コンテンツにアクセスしたり、コンテンツを共有したり、コ
ンテンツを作成したりできる。場合によっては、ユーザは、自身のコンピューティング・
デバイスを利用して、デジタル地図もしくは電子地図等の地図をダウンロードしたり、閲
覧したり、これにアクセスしたり、または別の方法でこの地図と対話したりできる。例え
ば、ソーシャルネットワーキング・システム(またはサービス)のユーザは、自身のコン
ピューティング・デバイスを経由して、場所に関する情報をブラウズすることによって、
または様々な場所にチェックインすることによって、地図にアクセスすることができる。
コンピュータ技術に根ざした従来のアプローチの下では、地図は、概ね、所与の地図デ
ータ・ソースまたはプロバイダから取得した地図データに基づいて作成またはレンダリン
グされる。一例では、コンピューティング・デバイスのユーザは、WeBリソースに関連
付けられた単一のエンティティによって提供されることができる地図にアクセスするWe
Bリソース(またはウェブサイト)に移動することができる。別の例では、ユーザは、ア
プリケーションに関連付けられた別のエンティティによって提供されることができる地図
を提示するアプリケーション(またはアプリ)をダウンロードおよび実行することができ
る。しかしながら、地図を提供するための従来のアプローチによると、所与の地図データ
・ソースは、1つの地域または場所についての満足な地図データを提供することができる
が、別の地域または場所についての満足な地図データを提供することができない場合があ
る。このため、従来のアプローチでは、地図を利用することに伴う全体的なエクスペリエ
ンスに関する課題が生じるか、または全体的なエクスペリエンスが損なわれてしまう場合
がある。
本開示の様々な実施形態は、特定領域の地図に対するリクエストを取得するように構成
されたシステム、方法、および非一時的なコンピュータ可読媒体を含んでもよい。特定領
域の第1の部分を表現するための1つまたは複数の地図部分の第1のセットは、特定領域
に基づいて特定することができる。第1のセットは、第1の地図データ・ソースに関連付
けることができる。特定領域の第2の部分を表現するための1つまたは複数の地図部分の
第2のセットは、特定領域に基づいて特定することができる。第2のセットは、第2の地
図データ・ソースに関連付けることができる。特定領域の地図は、第1のセットと第2の
セットとの組み合わせに基づいて生成することができる。
一実施形態では、特定領域に基づいて、第1のセットを特定するステップは、第1のセ
ットを、認識された地図データ・ソースに関連付けられた1つまたは複数の認識された地
図部分と比較することに基づいて、第1の地図類似性スコアを算出するステップをさらに
備える。1つまたは複数の認識された地図部分は、特定領域の第1の部分を表現すること
ができる。第2の地図類似性スコアは、1つまたは複数の地図部分の第3のセットを、1
つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、算出することができる。
第3のセットは、特定領域の第1の部分を表現することができる。第1の地図類似性スコ
アが第2の地図類似性スコアよりも大きい場合、第1のセットは、第3のセットの代わり
に選択することができる。
一実施形態において、第1のセットを、1つまたは複数の認識された地図部分と比較す
ることに基づいて、第1の地図類似性スコアを算出するステップは、第1のセットから地
図の特徴の第1のコレクションを取得するステップをさらに備えることができる。地図の
特徴の第2のコレクションは、1つまたは複数の認識された地図部分から取得することが
できる。類似性レベルは、地図の特徴の第1のコレクションと地図の特徴の第2のコレク
ションとの間で判定することができる。第1の地図類似性スコアは、類似性レベルに基づ
くことができる。
一実施形態では、第1のコレクションまたは第2のコレクションのうちの少なくとも一
方は、道路の特徴、水域の特徴、地形の特徴、ランドマークの特徴、または境界の特徴の
うちの少なくとも1つを含むことができる。
一実施形態では、第1のセットは、特定領域の第1の部分を表現するために特定される
ように予め設定することができる。
一実施形態では、第1のセットにおける少なくとも1つの地図部分は、第2のセットに
おける少なくとも1つの地図部分と同時に、地図を生成するために取得することができる
一実施形態では、第1のセットに関連付けられた第1のスタイルと、第2のセットに関
連付けられた第2のスタイルとを、第1のスタイルが許容偏差内で第2のスタイルと一致
するように、変更することができる。
一実施形態では、第1のセットにおける少なくともいくつかの地図部分の1つまたは複
数の第1のグラフィカル品質と、第2のセットにおける少なくともいくつかの地図部分の
1つまたは複数の第2のグラフィカル品質とを組み合わせることができる。
一実施形態では、第1のセットのための第1の属性情報と、第2のセットのための第2
の属性情報と、を動的に提供することができる。第1の属性情報または第2の属性情報の
少なくとも一方は、ロゴ、マーク、または著作権のうちの少なくとも1つに関連付けるこ
とができる。
一実施形態では、リクエストは、現在位置情報または言語情報のうちの少なくとも一方
をさらに含むことができる。現在位置情報または言語情報のうちの少なくとも一方は、リ
クエストを提供するデバイスに関連付けることができる。第1のセットまたは第2のセッ
トのうちの少なくとも一方は、現在位置情報または言語情報のうちの少なくとも一方にさ
らに基づいて特定されることができる。
開示技術の多くの他の特徴、応用、実施形態、および/または変形は、添付の図面およ
び以下の詳細な説明から明らかとなることを理解されたい。開示技術の原理から逸脱する
ことなく、本明細書に記載の構造、システム、非一時的なコンピュータ可読媒体、および
方法の、追加の実施形態および代替の実施態様または追加の実施形態もしくは代替の実施
態様を採用することができる。
本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分の利用を容易にするように構成された例示的な複数の地図部分モジュールを含む例示的なシステムを示す図である。 本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分の利用を容易にするように構成された例示的な地図部分特定モジュールを示す図である。 本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分の利用を容易にするように構成された例示的な地図生成モジュールを示す図である。 本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分を利用することに関連付けられた例示的なシナリオを示す図である。 本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分を利用することに関連付けられた例示的なシナリオを示す図である。 本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分を利用することに関連付けられた例示的なシナリオを示す図である。 本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分を利用することに関連付けられた例示的なシナリオを示す図である。 本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分を利用することに関連付けられた例示的な方法を示す図である。 本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分を利用することに関連付けられた例示的な方法を示す図である。 本開示の一実施形態に係る、様々なシナリオで利用することができる例示的なソーシャルネットワーキング・システムを含む例示的なシステムのネットワーク図である。 本開示の一実施形態に係る、様々なシナリオで利用することができるコンピュータ・システムまたはコンピューティング・デバイスの例を示す図である。
図面は、単なる説明の目的のために開示技術の様々な実施形態を示しており、図面は、
同様の要素を識別するために同じ参照番号を使用している。当業者は、以下の説明から、
本明細書に記載された開示技術の原理から逸脱することなく、図面に示された構造および
方法の代替の実施形態を使用できることを容易に認識するであろう。
複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分の利用
人々は、様々な目的のために、コンピューティング・システム(またはデバイス)を使
用する。ユーザは、自身のコンピューティング・システムを利用して、接続を確立したり
、通信を行ったり、互いに対話したり、および/または様々なタイプのコンテンツと対話
したりすることができる。場合によっては、コンピューティング・デバイスのユーザは、
デジタル地図または電子地図等の地図を利用することができる。例えば、ユーザは、場所
のページをブラウズする場合および様々な場所にチェックインする場合の両方または一方
等に、自身のコンピューティング・デバイスを利用して、ソーシャルネットワーキング・
システム(またはサービス)に移動し、ソーシャルネットワーキング・システムを介して
提供された地図にアクセスすることができる。別の例では、ユーザは、マッピングWeB
リソースを介して提供された地図にアクセスすることができる。さらなる例では、ユーザ
は、マッピングアプリケーションを介して提供された地図にアクセスすることができる。
コンピュータ技術に根ざした従来のアプローチは、概ね、地図データを提供するための
特定の地図データ・ソースを利用し、その後、その特定の地図データ・ソースからの地図
データに基づいて地図を生成することを伴う。しかしながら、地図を利用するための従来
のアプローチの下では、特定の地図データ・ソースによって提供された地図データに基づ
いて生成された地図は、多くの場合、1つまたは複数の特定領域または場所を表現するた
めの十分な細密性、正確性、または包括性を欠く場合がある。したがって、このような従
来のアプローチは、地図を提供するためには、非効率的、非効果的、または不便である場
合がある。
これらの懸念または他の懸念のために、従来のアプローチは、不利または問題となる場
合がある。したがって、改良されたアプローチは、従来のアプローチに伴う様々な欠点に
対処するか、または欠点を軽減するために有益であり得る。コンピュータ技術に基づいて
、開示技術は、複数の地図データ・ソースから、複数の地図部分(すなわち、地図タイル
、正方形の地図部分、矩形の地図部分、多角形の地図部分等)を利用することができる。
本開示の様々な実施形態は、特定領域の地図に対するリクエストを取得することができる
。特定領域の第1の部分を表現するための1つまたは複数の地図部分の第1のセットは、
特定領域に基づいて特定することができる。第1のセットは、第1の地図データ・ソース
に関連付けることができる。特定領域の第2の部分を表現するための1つまたは複数の地
図部分の第2のセットは、特定領域に基づいて特定することができる。第2のセットは、
第2の地図データ・ソースに関連付けることができる。特定領域の地図は、第1のセット
と第2のセットとの組み合わせに基づいて生成することができる。開示技術に関連付けら
れた、多くの変形例および他の可能性または多くの変形例もしくは他の可能性が存在し得
ることが想到される。
図1は、本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分
の利用を容易にするように構成され、例示的な複数の地図部分モジュール102を含む、
例示的なシステム100を示す。図1の例に示すように、複数の地図部分モジュール10
2は、リクエスト取得モジュール104と、地図部分特定モジュール106と、地図生成
モジュール108と、を含んでもよい。いくつかの例では、例示的なシステム100は、
少なくとも1つのデータ・ストア110を含んでもよい。同図および本明細書のすべての
図に示される構成要素(例えば、モジュール、要素等)は、単なる例示であり、他の実施
態様では、追加の、より少ない、統合された、または異なる構成要素を含んでもよい。関
連する詳細を不明瞭にしないように、一部の構成要素を図示しない場合がある。
いくつかの実施形態では、複数の地図部分モジュール102は、ソフトウェア、ハード
ウェア、またはこれらの任意の組み合わせとして、部分的にまたは全体的に実装できる。
概して、本明細書で説明するようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、または
これらの任意の組み合わせと関連付けることができる。いくつかの実施態様において、モ
ジュールの1つまたは複数の機能、タスク、および/または動作を、ソフトウェア・ルー
チン、ソフトウェア・プロセス、ハードウェア、および/またはこれらの任意の組み合わ
せによって実行または行うことができる。場合によっては、複数の地図部分モジュール1
02は、ユーザのコンピューティング・デバイスまたはクライアントのコンピューティン
グ・デバイス上等の1つまたは複数のコンピューティング・デバイスまたはシステム上で
実行されるソフトウェアとして、部分的にまたは全体的に実装することができる。例えば
、複数の地図部分モジュール102またはその少なくとも一部は、図7のユーザ・デバイ
ス710等の、ユーザのコンピューティング・デバイスまたはクライアントのコンピュー
ティング・システム上で稼動するアプリケーション(例えば、アプリ)、プログラム、ア
プレット(applet)、またはオペレーティング・システム等として実装するか、またはこ
の中に実装することができる。別の例では、複数の地図部分モジュール102またはその
少なくとも一部は、ネットワーク・サーバまたはクラウド・サーバ等の1つまたは複数の
サーバを含む1つまたは複数のコンピューティング・デバイスまたはコンピューティング
・システムを使用して具体化することができる。いくつかの例では、複数の地図部分モジ
ュール102は、図7のソーシャルネットワーキング・システム730のようなソーシャ
ルネットワーキング・システム(またはサービス)内で部分的にまたは全体的に具体化さ
れるか、これと協働して動作するように構成することができる。多くの変形例またはその
他の可能性が存在し得ることを理解されたい。
リクエスト取得モジュール104は、特定領域の地図に対するリクエストの取得を可能
にするように構成され得る。場合によっては、リクエスト取得モジュール104は、ユー
ザ・デバイス710、および図7のソーシャルネットワーキング・システム730の少な
くとも1つのサーバの両方または一方等のコンピューティング・デバイス(またはシステ
ム)からの特定領域の地図に対するリクエストを、受信、フェッチ、または別の方法で取
得するように構成され得る。一例では、コンピューティング・デバイスは、特定領域の地
図をロードまたはレンダリングするよう試みる場合、特定領域の地図をリクエストするこ
とができる。別の例では、コンピューティング・デバイスは、地図を特定領域にシフトさ
せるか、またはズームさせるユーザ・コマンドまたはユーザ・インタラクション(例えば
、スクロール操作、ズーム操作等)を受信または検出した場合、特定領域の地図をリクエ
ストすることができる。本明細書のすべての例は、説明の目的のために提供されており、
多くの変形例が可能であることを理解されたい。
いくつかの実施形態では、リクエストは、現在位置情報または言語情報のうちの少なく
とも一方をさらに含むことができる。現在位置情報または言語情報のうちの少なくとも一
方は、ユーザ・デバイス710等の、リクエストを提供するデバイスに関連付けることが
できる。いくつかの実施態様において、特定領域についての地図は、現在位置情報または
言語情報のうちの少なくとも一方に基づく等、リクエストに含まれた情報に基づいて生成
することができる。例えば、紛争となっている境界を特定領域が含む場合、その特定領域
の地図は、デバイスの現在の位置に基づいて、境界の好適な描写を含むように生成するこ
とができる。別の例では、言語情報が特定の言語の好みを示し、特定領域の地図がテキス
ト(例えば、都市、地域、道路等の名称)を含む場合、特定領域の地図は、特定の言語の
テキストを含んで生成することができる。多くの変形例が可能である。
地図部分特定モジュール106は、特定領域に基づいて、特定領域の第1の部分を表現
するための1つまたは複数の地図部分の第1のセットの特定を容易にするように構成され
得る。第1のセットは、第1の地図データ・ソースに関連付けることができる。地図部分
特定モジュール106はまた、特定領域に基づいて、特定領域の第2の部分を表現するた
めの1つまたは複数の地図部分の第2のセットの特定を可能にするように構成され得る。
第2のセットは、第2の地図データ・ソースに関連付けることができる。いくつかの例で
は、第1のセットまたは第2のセットのうちの少なくとも一方は、現在位置情報および言
語情報の両方または一方等の、リクエストに含まれる情報にさらに基づいて、特定され得
る。地図部分特定モジュール106については、図2Aを参照して、より詳細に以下で説
明する。
また、地図生成モジュール108は、第1のセットと第2のセットとの組み合わせに基
づいて、特定領域の地図の生成を容易にするように構成され得る。場合によっては、地図
生成モジュール108は、第1の領域を生成するために第1のセットを利用することがで
き、第2の領域を生成するために第2のセットを利用することができる。地図生成モジュ
ール108に関するさらなる詳細は、図2Bを参照して以下に提供する。
さらに、いくつかの実施形態では、例示的なシステム100に示すように、複数の地図
部分モジュール102を、少なくとも1つのデータ・ストア110と通信および動作また
は通信もしくは動作するように構成することができる。少なくとも1つのデータ・ストア
110は、各種データを格納および維持するように構成され得る。いくつかの実施態様に
おいて、少なくとも1つのデータ・ストア110は、ソーシャルネットワーキング・シス
テム(例えば、図7のソーシャルネットワーキング・システム730)に関連付けられた
情報を格納できる。ソーシャルネットワーキング・システムに関連付けられた情報として
は、ユーザ、ソーシャルつながり、ソーシャル上の対話、位置、ジオフェンスエリア(ge
o-fenced area)、地図、場所、イベント、ページ、グループ、投稿、通信、コンテンツ
、フィード、アカウント設定、プライバシー設定、ソーシャルグラフ、およびその他の各
種のデータを挙げることができる。いくつかの実施態様において、少なくとも1つのデー
タ・ストア110は、ユーザ識別子、ユーザ情報、プロフィール情報、ユーザの場所、ユ
ーザが指定した設定、ユーザによって生成または投稿されたコンテンツ、および他の各種
のユーザデータ等の、ユーザに関連付けられた情報を格納することができる。いくつかの
実施形態では、少なくとも1つのデータ・ストア110は、複数の地図部分モジュール1
02によって利用される情報を格納することができる。ここでも、多くの変形例または他
の可能性が存在し得ることが想到される。
図2Aは、本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部
分の利用を可能にするように構成された例示的な地図部分特定モジュール202を示す。
いくつかの実施形態では、図1の地図部分特定モジュール106は、例示的な地図部分識
別モジュール202として具体化することができる。図2Aに示すように、地図部分識別
モジュール202は、リクエスト情報モジュール204と、プリセット・モジュール20
6と、類似性スコア・モジュール208と、を含んでもよい。
前述したように、地図部分特定モジュール202は、リクエストされる地図の特定領域
に基づいて、特定領域の第1の部分を表現するための1つまたは複数の地図部分の第1の
セットの特定を可能にするように構成され得る。第1のセットは、第1の地図データ・ソ
ースに関連付けることができる。地図部分特定モジュール202はまた、特定領域に基づ
いて、特定領域の第2の部分を表現するための1つまたは複数の地図部分の第2のセット
の特定を可能にするようにも構成され得る。第2のセットは、第2の地図データ・ソース
に関連付けることができる。地図部分特定モジュール202は、リクエスト情報モジュー
ル204を利用して、特定領域、現在位置情報、および/または言語情報に関する情報等
の、リクエストに含まれる情報を、受信、フェッチ、構文解析、または別の方法で取得す
ることができる。したがって、第1のセットおよび第2のセットの両方または一方は、リ
クエストに含まれ、かつリクエスト情報モジュール204により取得される、かかる情報
に基づいて特定することができる。
第1のセットは、第1のセットが、特定領域の第1の部分を表現するための、細密性、
正確性、および/または包括性の少なくとも特定の閾値レベルを提供するという判定に基
づいて特定され得る。同様に、第2のセットは、第2のセットが、特定領域の第2の部分
を表現するための、細密性、正確性、および/または包括性の少なくとも特定の閾値レベ
ルを提供するという判定に基づいて特定され得る。いくつかの場合には、地図部分識別モ
ジュール202は、プリセット・モジュール206を利用して、特定領域の第1の部分を
表現するために特定される第1のセットを予め設定(例えば、手動で定義)することがで
きるが、この場合、第1のセットは、第1の部分を表現するために、細密性、正確性、包
括性であり、および/または別の形で好適であると判断または判定されている。いくつか
の例では、プリセット・モジュール206はまた、特定領域の第2の部分を表現するため
に特定される第2のセットを予め設定することもできるが、この場合、第2のセットは、
第2の部分を表現するために、正確性、包括性であり、および/または別の形で好適であ
ると判断または判定されている。一例では、プリセット・モジュール206は、特定領域
の第1の部分と第1のセットとの間の第1のマッピングを生成および格納することができ
る。この例では、プリセット・モジュール206はまた、特定領域の第2の部分と第2の
セットとの間の第2のマッピングを生成および格納することもできる。リクエストが、第
1の部分および第2の部分を含む特定領域の地図のリクエストである場合、第1のセット
および第2のセットを予め設定して、それぞれ特定することができる。開示技術に関連付
けられた、多くの変形例または他の可能性が存在し得ることが想到される。例えば、開示
技術は、任意の好適な量の地図部分のセット、および任意の好適な量の様々なリクエスト
された領域の部分を使って、利用することができる。
さらに、いくつかの実施形態では、地図部分特定モジュール202は、例えば、類似性
スコア・モジュール208を利用して、第1のセットを、認識された地図データ・ソース
に関連付けられた1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第1
の地図類似性スコアを算出することができる。1つまたは複数の認識された地図部分は、
特定領域の第1の部分を表現することができる。場合によっては、認識された地図データ
・ソースは、グラウンド・トゥルース(ground truth)を表現する、事前定義され、信頼
性があり、および/または検証された地図データ・ソースに対応できる。類似性スコア・
モジュール208はまた、1つまたは複数の地図部分の第3のセットを、1つまたは複数
の認識された地図部分と比較することに基づいて、第2の地図類似性スコアを算出するこ
ともできる。第3のセットは、特定領域の第1の部分を表現することができる。第1の地
図類似性スコアが第2の地図類似性スコアよりも大きい場合、地図部分特定モジュール2
02は、第3のセットの代わりに第1のセットを選択(または特定)することができる。
同様に、いくつかの実施態様において、地図部分特定モジュール202は、例えば、類
似性スコア・モジュール208を利用して、第2のセットを、認識された地図データ・ソ
ースに関連する1つまたは複数の他の認識された地図部分と比較することに基づいて、第
3の地図類似性スコアを算出することができる。1つまたは複数の他の認識された地図部
分は、特定領域の第2の部分を表現することができる。類似性スコア・モジュール208
はまた、1つまたは複数の地図部分の第4のセットを、1つまたは複数の他の認識された
地図部分と比較することに基づいて、第4の地図類似性スコアを算出することもできる。
第4のセットは、特定領域の第2の部分を表現することができる。第3の地図類似性スコ
アが第4の地図類似性スコアよりも大きい場合、地図部分特定モジュール202は、第4
のセットの代わりに第2のセットを選択(または特定)することができる。上述のように
、多くの変形例が可能であることを理解されたい。
また、いくつかの実施形態では、第1のセットを、1つまたは複数の認識された地図部
分と比較することに基づいて、第1の地図類似性スコアを算出することは、第1のセット
から地図の特徴の第1のコレクションを取得することをさらに含むことができる。地図の
特徴の第2のコレクションは、1つまたは複数の認識された地図部分から取得することも
できる。類似性スコア・モジュール208は、地図の特徴の第1のコレクションと地図の
特徴の第2のコレクションとの間の類似性レベルを判定することができる。第1の地図類
似性スコアは、類似性レベルに基づくことができる。場合によっては、第1のコレクショ
ンまたは第2のコレクションのうちの少なくとも一方は、道路の特徴、水域の特徴、地形
の特徴、ランドマークの特徴、または境界の特徴等のうちの少なくとも1つを含むことが
できる。
同様に、第2のセットを、1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づ
いて、第3の地図類似性スコアを算出することは、第2のセットから地図の特徴の第3の
コレクションを取得することをさらに含むことができる。地図の特徴の第4のコレクショ
ンは、1つまたは複数の他の認識された地図部分から取得することもできる。類似性スコ
ア・モジュール208は、地図の特徴の第3のコレクションと地図の特徴の第4のコレク
ションとの間の別の類似性レベルを判定することができる。第3の地図類似性スコアは、
この、他の類似性レベルに基づくことができる。いくつかの例では、第3のコレクション
または第4のコレクションのうちの少なくとも一方は、道路の特徴、水域の特徴、地形の
特徴、ランドマークの特徴、または境界の特徴等のうちの少なくとも1つを含むことがで
きる。ここでも、多くの変形例が可能である。
図2Bは、本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部
分の利用を可能にするように構成された例示的な地図生成モジュール222を示す。いく
つかの実施形態では、図1の地図生成モジュール108は、例示的な地図生成モジュール
222として具体化できる。図2Bに示すように、地図生成モジュール222は、地図部
分取得モジュール224と、地図部分修正モジュール226と、属性情報モジュール22
8と、を含んでもよい。
上述したように、地図生成モジュール222は、1つまたは複数の地図部分の第1のセ
ットと1つまたは複数の地図部分の第2のセットとの組み合わせに基づいて、特定領域の
地図の生成を可能にするように構成され得る。いくつかの実施形態において、地図生成モ
ジュール222は、地図部分取得モジュール224を利用して、第1のセットおよび第2
のセットを、同時に、フェッチ、受信、または別の方法で取得することができる。一例で
は、第1のセットの少なくとも1つの地図部分は、第2のセットの少なくとも1つの地図
部分と同時に(例えば、少なくとも一時的に同時に)、地図を生成するために取得される
ことができる。
また、いくつかの実施態様において、地図生成モジュール222は、地図部分変更モジ
ュール224を利用して、第1のスタイルが、許容偏差内で、第2のスタイルに一致する
ように(逆の場合も同じ)、第1のセットに関連付けられた第1のスタイル(例えば、外
観)と、第2のセットに関連付けられた第2のスタイルとを変更できる。場合によっては
、地図部分変更モジュール224はまた、第1のセットにおける少なくともいくつかの地
図部分の1つまたは複数の第1のグラフィカル品質(例えば、色、明るさ、地形の位置、
道路の位置等)と、第2のセットにおける少なくともいくつかの地図部分の1つまたは複
数の第2のグラフィカル品質と、を組み合わせる(例えば、ミックス、フェード、ブラー
等)こともできる。
さらに、いくつかの実施形態において、地図生成モジュール222は、属性情報モジュ
ール228を利用して、第1のセットのための第1の属性情報と、第2のセットのための
第2の属性情報と、を動的に提供することができる。場合によっては、第1の属性情報ま
たは第2の属性情報のうちの少なくとも一方は、ロゴ、マーク、または著作権のうちの少
なくとも1つに関連付けられてもよい。ここでも、開示技術に関連する、多くの変形例ま
たは他の可能性が存在し得る。
図3Aは、本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部
分を利用することに関連付けられた例示的なシナリオ300を示す。図3Aの例示的なシ
ナリオ300において、地図部分の第1のセット(例えば、地図部分302および304
)および地図部分の第2のセット(例えば、地図部分306および308)に基づいて生
成された、特定領域についての例示的な地図が存在し得る。
例示的なシナリオ300では、第1の地図データ・ソースから取得された地図部分30
2および304の第1のセットを利用して、特定領域の第1の部分を表現する一方、第2
の地図データ・ソースから取得された地図部分306および308の第2のセットを利用
して、特定領域の第2の部分を表現する。この例では、地図部分302および304の第
1のセットは、第1の部分を表現するために、好適、最良、および/または別の形で適切
であるとして選択および特定され得る。また、第2の地図データ・ソース(または第3の
地図データ・ソース等)は、第1の部分を表現する地図部分の別のセットを有することが
できるか、またはこの別のセットにアクセスすることができるが、この例では、地図部分
の他のセットは、第1のセットとして第1の部分を表現するために好適でもなく適切でも
ないと判定もしくは判断されているかまたは好適でないかもしくは適切ではないと判定も
しくは判断されている。同様に、この例では、地図部分306および308の第2のセッ
トは、第2の部分を表現するために、好適、最良、および/または別の形で適当であると
して選択および特定され得る。さらに、第1の地図データ・ソース(または第3の地図デ
ータ・ソース等)は、第2の部分を表現する地図部分の異なるセットを有することができ
るか、またはこの異なるセットにアクセスすることができるが、この例では、地図部分の
異なるセットは、第2のセットとして第2の部分を表現するために好適でもなく適切でも
ないと判定もしくは判断されているかまたは好適でないかもしくは適切ではないと判定も
しくは判断されている。開示技術に関連付けられた多くの変形例または他の可能性が存在
し得る。
図3Bは、本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部
分を利用することに関連付けられた例示的なシナリオ320を示す。図3Bの例示的なシ
ナリオ320は、互いにスタイル(style)および外観(appearance)の両方または一方
を許容偏差内で一致させるために、第1のセット(例えば、地図部分302および304
)または第2のセット(例えば、地図部分306および308)のうちの少なくとも一方
を変更した後の、図3Aの例示的なシナリオ300を示す。図3Bの例示的なシナリオ3
20に示されるように、開示技術は、第1のセットに関連付けられた第1のスタイル(も
しくは外観)と、第2のセットに関連付けられた第2のスタイル(もしくは外観)と、の
両方または一方を、第1のスタイルが許容偏差内で第2のスタイルに一致するように変更
できる。ここでも、本明細書のすべての例は、説明の目的のために提供されており、多く
の変形例または可能性が存在し得ることを理解されたい。
図4Aは、本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部
分を利用することに関連付けられた例示的なシナリオ400を示す。図4Aの例示的なシ
ナリオ400において、特定領域についての例示的な地図が存在し得る。特定領域は、図
3Aまたは図3Bの地図部分306の、拡大されたバージョンであってもよい。
図4Aの例示的なシナリオ400に示されるように、特定領域についての地図は、1つ
または複数の地図部分(例えば、地図部分402および406)の第1のセットと、1つ
または複数の地図部分(例えば、地図部分404)の第2のセットと、1つまたは複数の
地図部分(例えば、地図部分408)の第3のセットと、に基づいて生成することができ
る。例示的なシナリオ400において、第1のセットは、特定領域の第1の部分を表現す
るために、好適、最良、および/または別の形で適切であるとして特定することができ、
第2のセットは、特定領域の第2の部分を表現するために、好適、最良、および/または
別の形で適切であるとして特定することができ、第3のセットは、特定領域の第3の部分
を表現するために、好適、最良、および/または別の形で適切であるとして特定すること
ができる。開示技術に関連付けられた、多くの変形例または他の可能性が存在し得ること
が想到される。
図4Bは、本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部
分を利用することに関連付けられた例示的なシナリオ420を示す。図4Bの例示的なシ
ナリオ420は、互いにスタイルおよび外観の両方または一方を許容偏差内で一致させる
ために、第1のセット(例えば、地図部分402および406)、第2のセット(例えば
、地図部分404)、または第3のセット(例えば、地図部分408)のうちの少なくと
も1つを変更した後の、図4Aの例示的なシナリオ400を示す。図4Bの例示的なシナ
リオ420に示されるように、開示技術は、第1のセットに関連付けられた第1のスタイ
ル(もしくは外観)、第2のセットに関連付けられた第2のスタイル(もしくは外観)、
および/または第3のセットに関連付けられた第3のスタイル(もしくは外観)を、第1
のスタイル、第2のスタイル、および/または第3のスタイルが許容偏差内で互いに一致
するように変更できる。上述のように、本明細書のすべての例は、説明の目的のために提
供されており、多くの変形例が可能であることを理解されたい。
図5は、本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分
を利用することに関連付けられた例示的な方法500を示す。別段の記載がない限り、様
々な実施形態の範囲内で、類似のもしくは代替の順序で、または並行して実行される、追
加の、より少ない、または代替のステップが存在し得ることを理解されたい。
ブロック502で、例示的な方法500は、特定領域の地図に対するリクエストを取得
することができる。ブロック504において、例示的な方法500は、特定領域に基づい
て、特定領域の第1の部分を表現するための1つまたは複数の地図部分の第1のセットを
特定することができる。第1のセットは、第1の地図データ・ソースに関連付けることが
できる。ブロック506において、例示的な方法500は、特定領域に基づいて、特定領
域の第2の部分を表現するための1つまたは複数の地図部分の第2のセットを特定するこ
とができる。第2のセットは、第2の地図データ・ソースに関連付けることができる。ブ
ロック508において、例示的な方法500は、第1のセットと第2のセットとの組み合
わせに基づいて、特定領域の地図を生成することができる。
図6は、本開示の一実施形態に係る、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分
を利用することに関連する例示的な方法600を示す。上述したように、別段の記載がな
い限り、様々な実施形態の範囲内で、類似のもしくは代替の順序で、または並行して実行
される、追加の、より少ない、または代替のステップが存在し得ることを理解されたい。
ブロック602で、例示的な方法600は、第1のセットを、認識された地図データ・
ソースに関連付けられた1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて
、第1の地図類似性スコアを算出することができる。1つまたは複数の認識された地図部
分は、特定領域の第1の部分を表現することができる。ブロック604において、例示的
な方法600は、1つまたは複数の地図部分の第3のセットを、1つまたは複数の認識さ
れた地図部分と比較することに基づいて、第2の地図類似性スコアを算出することができ
る。第3のセットは、特定領域の第1の部分を表現することができる。第1の地図類似性
スコアが第2の地図類似性スコアよりも大きい場合、例示的な方法600は、ブロック6
06において、第3のセットの代わりに第1のセットを選択することができる。
本開示の様々な実施形態に関連する、多くの他の用途、応用、特徴、可能性、および/
または変形例が存在し得ることが想到される。例えば、いくつかの実施形態では、開示技
術は、複数の地図データ・ソースからの複数の地図部分に基づいて生成された地図を利用
して、特定の場所(例えば、ランドマーク、建物、店舗、公園、学校、住宅、関心がある
ポイント等)を提示することができる。開示技術は、特定の場所を表現する境界ボックス
(例えば、仮想多角形)を、サード・パーティのデータ(例えば、ポリゴン・データ)お
よびロケーション・データ(例えば、様々なロケーションでの特定の場所に対するチェッ
クイン・データ)の両方または一方に基づいて、生成することができる。特定の場所につ
いての境界ボックスのサイズ(高さおよび幅)に基づいて、かつ現在閲覧している/閲覧
可能な地図エリアのサイズ(高さおよび幅)に基づいて、境界ボックス全体を表示しなが
ら特定の場所の地図を特定の場所の中心とすることができるように、開示技術は、特定の
場所の地図を表示するための、デフォルトの、好ましい、好適な、または最良の、ズーム
レベルを判定することができる。また、いくつかの例では、開示技術は、第1の動的地図
を提供するための第1のインタフェース部分と、第2の動的地図を提供するための第2の
インタフェース部分と、を有するインタフェース等を介して、複数の動的地図を同時に提
供することができる。さらに、場合によっては、ユーザは、開示技術を利用するためにオ
プトインするかどうかを選択することができる。開示技術はまた、例えば、様々なプライ
バシー設定および好みが確実に維持されるようにすること、ならびに、個人情報の漏洩を
防止することもできる。別の例では、本開示の様々な実施形態は、経時的に、学習、改善
し、および/または改良され得る。
ソーシャルネットワーキング・システム例示的な実施態様
図7は、本開示の一実施形態に係る、様々なシナリオにおいて使用可能な例示的なシス
テム700のネットワーク図を示す。システム700は、1つまたは複数のユーザ機器7
10、1つまたは複数の外部システム720、ソーシャルネットワーキング・システム(
またはサービス)730、およびネットワーク750を具備する。一実施形態において、
上述の実施形態と関連して説明したソーシャルネットワーキングサービス、プロバイダ、
および/またはシステムは、ソーシャルネットワーキング・システム730として実装さ
れていてもよい。説明の便宜上、図7に示すシステム700の実施形態には、単一の外部
システム720および単一のユーザ機器710を含む。ただし、他の実施形態において、
システム700は、より多くのユーザ機器710およびより多くの外部システム720の
両方または一方を具備していてもよい。特定の実施形態においては、ソーシャルネットワ
ーキング・システム730がソーシャル・ネットワーク・プロバイダにより運用されるの
に対して、外部システム720は、異なるエンティティにより運用可能である点において
、ソーシャルネットワーキング・システム730から分離されている。ただし、種々実施
形態において、ソーシャルネットワーキング・システム730および外部システム720
は、協調して動作することにより、ソーシャルネットワーキング・システム730のユー
ザ(メンバー)にソーシャルネットワーキングサービスを提供する。この意味において、
ソーシャルネットワーキング・システム730は、プラットフォームまたはバックボーン
を提供し、これを外部システム720等の他のシステムが利用して、インターネット全体
でユーザにソーシャルネットワーキングサービスおよび機能を提供するようにしてもよい
。いくつかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム730は、ソーシャ
ルメディアシステム(またはサービス)を含むか、またはそれに対応することができる。
ユーザ機器710は、ユーザからの入力を受け付けるとともにネットワーク750を介
してデータを送受信可能な1つまたは複数のコンピュータ機器(またはシステム)を備え
る。一実施形態において、ユーザ機器710は、たとえばMicrosoft Wind
ows互換オペレーティング・システム(OS)、Apple OS X、および/また
はLinuxディストリビューションを実行する従来のコンピュータ・システムである。
別の実施形態において、ユーザ機器710としては、スマートフォン、タブレット、携帯
情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯電
話、ラップトップコンピュータ、ウェアラブル装置(例えば、眼鏡、腕時計、ブレスレッ
ト等)、カメラ、家電機器等、コンピュータ機能を有する機器またはコンピューティング
機器が可能である。ユーザ機器710は、ネットワーク750を介して通信を行うように
構成されている。また、ユーザ機器710は、該ユーザ機器710のユーザによるソーシ
ャルネットワーキング・システム730との相互作用を可能にするブラウザ・アプリケー
ション等のアプリケーションを実行可能である。別の実施形態において、ユーザ機器71
0は、iOSおよびANDROID等、ユーザ機器710のネイティブオペレーティング
・システムが提供するアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を
通して、ソーシャルネットワーキング・システム730と相互作用する。ユーザ機器71
0は、有線通信システムおよび無線通信システムの両方または一方を用いることにより、
ローカル・エリア・ネットワークおよびワイド・エリア・ネットワークの両方または一方
の任意の組み合わせを含み得るネットワーク750を介して、外部システム720および
ソーシャルネットワーキング・システム730と通信するように構成されている。
一実施形態において、ネットワーク750は、標準的な通信技術およびプロトコルを使
用する。このため、ネットワーク750には、イーサネット、802.11、WiMAX
(Worldwide Interoperability for Microwav
e Access)、3G、4G、CDMA(Code Division Multi
ple Access)、GSM(Global System for Mobile
Communications)、LTE(Long Term Evolution
)、デジタル・サブスクライバ・ライン(DSL)等の技術を用いたリンクを含み得る。
同様に、ネットワーク750で用いられるネットワーキング・プロトコルとしては、マル
チ・プロトコル・ラベル・スイッチング(MPLS)、伝送制御プロトコル/インターネ
ット・プロトコル(TCP/IP:Transmission Control Pro
tocol/Internet Protocol)、ユーザ・データグラム・プロトコ
ル(UDP)、ハイパー・テキスト転送プロトコル(HTTP:Hypertext T
ransport Protocol)、簡易メール転送プロトコル(SMTP:Sim
ple Mail Transfer Protocol)、ファイル転送プロトコル(
FTP:File Transfer Protocol)等が挙げられる。ネットワー
ク750上で交換されるデータは、ハイパー・テキスト・マークアップ言語(HTML:
Hypertext Markup Language)および拡張マークアップ言語(
XML:Extensible Markup Language)を含む技術およびフ
ォーマットまたは技術もしくはフォーマットを用いて表すことができる。また、全部また
は一部のリンクは、セキュアソケットレイヤ(SSL:Secure Sockets
Layer)、トランスポートレイヤセキュリティ(TLS:Transport La
yer Security)、およびインターネット・プロトコル・セキュリティ(Ip
sec:Internet Protocol security)等の従来の暗号化技
術を用いて暗号化可能である。
一実施形態において、ユーザ機器710は、外部システム720およびソーシャルネッ
トワーキング・システム730から受信したマークアップ言語ドキュメント(markup lan
guage document)714をブラウザ・アプリケーション712で処理することにより、外
部システム720およびソーシャルネットワーキング・システム730または外部システ
ム720もしくはソーシャルネットワーキング・システム730からのコンテンツを表示
するようにしてもよい。マークアップ言語ドキュメント714は、コンテンツおよび該コ
ンテンツの書式設定または体裁を記述した1つまたは複数の命令を識別する。マークアッ
プ言語ドキュメント714に含まれる命令を実行することにより、ブラウザ・アプリケー
ション712は、マークアップ言語ドキュメント714により記述されたフォーマットま
たは体裁で識別コンテンツを表示する。たとえば、マークアップ言語ドキュメント714
には、外部システム720およびソーシャルネットワーキング・システム730から読み
出されたテキストおよび画像データまたはテキストもしくは画像データを含む複数のフレ
ームを有するウェブページを生成および表示する命令を含む。種々実施形態において、マ
ークアップ言語ドキュメント714は、拡張マークアップ言語(XML)データ、拡張ハ
イパー・テキスト・マークアップ言語(XHTML:Extensible Hyper
text Markup Language)データ等のマークアップ言語データを含む
データ・ファイルを備える。また、マークアップ言語ドキュメント714は、JSON(
JavaScript Object Notation)データ、JSONP(JSO
N with padding)、およびJavaScriptデータを含むことにより
、外部システム720とユーザ機器710との間のデータ交換を容易化するようにしても
よい。ユーザ機器710上のブラウザ・アプリケーション712は、JavaScrip
tコンパイラを用いて、マークアップ言語ドキュメント714を復号化するようにしても
よい。
また、マークアップ言語ドキュメント714は、FLASH(商標)またはUnity
(商標)アプリケーション、SilverLight(商標)アプリケーション・フレー
ムワーク等のアプリケーションまたはアプリケーション・フレームワークを含んでいても
よいし、これらとリンクしていてもよい。
また、一実施形態において、ユーザ機器710は、該ユーザ機器710のユーザがソー
シャルネットワーキング・システム730にログインしたか否かを示すデータを含む1つ
または複数のクッキー716を含むことにより、ソーシャルネットワーキング・システム
730からユーザ機器710に伝達されたデータの変更ができるようになっていてもよい
外部システム720は、ネットワーク750を用いてユーザ機器710に伝達される1
つまたは複数のウェブページ722a、722bを含む1つまたは複数のウェブ・サーバ
を具備する。また、外部システム720は、ソーシャルネットワーキング・システム73
0から分離されている。たとえば、外部システム720が第1のドメインと関連付けられ
る一方、ソーシャルネットワーキング・システム730は、別個のソーシャルネットワー
キングドメインと関連付けられている。外部システム720に含まれるウェブページ72
2a、722bは、コンテンツを識別するとともに該識別コンテンツの書式設定または体
裁を指定する命令を含むマークアップ言語ドキュメント714を含む。
ソーシャルネットワーキング・システム730は、複数のユーザを含み、ソーシャル・
ネットワークのユーザに対して該ソーシャル・ネットワークの他のユーザと通信および相
互作用する能力を提供する、該ソーシャル・ネットワーク用の1つまたは複数のコンピュ
ータ機器を具備する。場合によっては、グラフ、すなわちエッジおよびノードを含むデー
タ構造により、ソーシャル・ネットワークを表すことができる。ソーシャル・ネットワー
クは、データベース、オブジェクト、クラス、メタ要素、ファイル、またはその他任意の
データ構造等、他のデータ構造を用いて表すこともできるが、これらに限定されない。ソ
ーシャルネットワーキング・システム730は、オペレータにより運営、管理、または制
御されるようになっていてもよい。ソーシャルネットワーキング・システム730のオペ
レータは、人間、自動化アプリケーション、またはコンテンツの管理、ポリシーの調整、
ソーシャルネットワーキング・システム730内の利用状況総計値の収集を行う一連のア
プリケーションであってもよい。オペレータは、任意の種類が用いられるようになってい
てもよい。
ユーザは、ソーシャルネットワーキング・システム730に参加した後、ソーシャルネ
ットワーキング・システム730のつながりたい任意数の他ユーザとのつながりを追加す
るようにしてもよい。本明細書において、用語「友達」は、ユーザがソーシャルネットワ
ーキング・システム730を介して、つながり、関連性、または関係を形成した、ソーシ
ャルネットワーキング・システム730のその他任意のユーザを表す。たとえば、一実施
形態において、ソーシャルネットワーキング・システム730のユーザがソーシャルグラ
フのノードとして表される場合、用語「友達」は、2つのユーザ・ノード間に形成され、
これら2つのユーザ・ノードを直接つなげるエッジを表し得る。
つながりは、ユーザ(たとえば、同じ教育機関の同窓生であるユーザ)の共通特性に基
づいて、ユーザが明示的に追加してもよいし、ソーシャルネットワーキング・システム7
30が自動的に作成するようにしてもよい。たとえば、第1のユーザは、友達となる特定
の他ユーザを具体的に選択する。ソーシャルネットワーキング・システム730における
つながりは通例、両方向であるが、これは必須ではないため、用語「ユーザ」および「友
達」は、枠組みによって決まる。ソーシャルネットワーキング・システム730のユーザ
間のつながりは通例、双方向(「2方向」)すなわち「相互」であるが、単方向すなわち
「1方向」であってもよい。たとえば、ボブ(Bob)およびジョー(Joe)がともに
ソーシャルネットワーキング・システム730のユーザであり、互いにつながっている場
合、ボブおよびジョーは、互いのつながりである。一方、ボブがジョーとつながって、ジ
ョーによりソーシャルネットワーキング・システム730に伝達されたデータを見たいも
のの、ジョーが相互のつながりを形成したくない場合は、単方向のつながりが確立される
ようになっていてもよい。ユーザ間のつながりは、直接的なつながりであってもよい。た
だし、ソーシャルネットワーキング・システム730のいくつかの実施形態によれば、つ
ながりは、1つまたは複数のつながりレベルまたは分離度によって、間接的にすることが
できる。
ユーザ間のつながりの確立および維持ならびにユーザ間の相互作用の許可に加えて、ソ
ーシャルネットワーキング・システム730は、該ソーシャルネットワーキング・システ
ム730によりサポートされたさまざまな種類の項目に対するアクションをユーザが起こ
せるようにする。これらの項目には、ソーシャルネットワーキング・システム730のユ
ーザが属し得るグループまたはネットワーク(すなわち、人々、エンティティ、およびコ
ンセプトのソーシャル・ネットワーク)、ユーザが関心を示す可能性があるイベントまた
はカレンダ・エントリ、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム730を介して
使用可能なコンピュータ・ベースのアプリケーション、ソーシャルネットワーキング・シ
ステム730が提供するサービスまたはソーシャルネットワーキング・システム730を
通してユーザがアイテムの売買を行えるトランザクション、およびユーザがソーシャルネ
ットワーキング・システム730上またはソーシャルネットワーキング・システム730
外で実行可能な広告との相互作用、を含んでいてもよい。これらは、ユーザがソーシャル
ネットワーキング・システム730上で行うことができる項目のわずかな例に過ぎず、そ
の他多くが可能である。ユーザは、ソーシャルネットワーキング・システム730もしく
は外部システム720にて表し得るあらゆるもの、ソーシャルネットワーキング・システ
ム730とは別個のあらゆるもの、またはネットワーク750を介してソーシャルネット
ワーキング・システム730に結合されたあらゆるものと相互作用可能である。
また、ソーシャルネットワーキング・システム730は、多様なエンティティをリンク
可能である。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム730は、API、ウェ
ブサービス、または他の通信チャンネルを通して、ユーザの互いの相互作用および外部シ
ステム720または他のエンティティとの相互作用を可能にする。ソーシャルネットワー
キング・システム730は、複数のエッジにより相互につなげられた複数のノードを含む
「ソーシャルグラフ」を生成して保持する。ソーシャルグラフの各ノードは、別のノード
に作用可能なエンティティおよび別のノードが作用し得るエンティティの両方または一方
を表していてもよい。ソーシャルグラフは、さまざまな種類のノードを含んでいてもよい
。ノードの種類の例としては、ユーザ、人間以外のエンティティ、コンテンツ項目、ウェ
ブページ、グループ、アクティビティ、メッセージ、コンセプト、およびソーシャルネッ
トワーキング・システム730のオブジェクトにより表し得るその他任意の事物が挙げら
れる。ソーシャルグラフの2つのノード間のエッジは、ノード関係または一方のノードが
他方のノードに対して行ったアクションに由来し得る2つのノード間の特定種類のつなが
りすなわち関連性を表していてもよい。場合により、ノード間のエッジは、重み付け可能
である。エッジの重みは、ノード間のつながりすなわち関連性の強度等、エッジと関連付
けられた属性を表し得る。エッジの種類が異なれば、異なる重みが可能である。たとえば
、あるユーザが別のユーザに「いいね!」をした場合に作成されるエッジにある重みが与
えられる一方、ユーザが別のユーザと友達になった場合に作成されるエッジには、異なる
重みが与えられるようになっていてもよい。
一例として、第1のユーザが第2のユーザを友達として識別した場合は、第1のユーザ
を表すノードと第2のユーザを表す第2のノードとをつなげるソーシャルグラフのエッジ
が生成される。さまざまなノードが互いに関連または相互作用すると、ソーシャルネット
ワーキング・システム730は、該さまざまなノードをつなげるエッジを修正して、上記
関係および相互作用を反映する。
また、ソーシャルネットワーキング・システム730は、該ソーシャルネットワーキン
グ・システム730とのユーザの相互作用を増進させるユーザ生成コンテンツを含む。ユ
ーザ生成コンテンツには、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム730に追加
、アップロード、送信、または「投稿」可能なあらゆるものを含み得る。たとえば、ユー
ザは、ユーザ機器710からソーシャルネットワーキング・システム730に投稿を伝達
する。投稿には、近況等の文字情報、ロケーション情報、写真等の画像、映像、リンク、
音楽、またはその他類似のデータおよび媒体またはデータもしくは媒体等のデータを含ん
でいてもよい。また、コンテンツは、第三者によってソーシャルネットワーキング・シス
テム730に追加されるようになっていてもよい。コンテンツ「項目」は、ソーシャルネ
ットワーキング・システム730のオブジェクトとして表される。このように、ソーシャ
ルネットワーキング・システム730のユーザは、さまざまな通信チャンネルを通して、
さまざまな種類の媒体の文字およびコンテンツ項目を投稿することにより、互いの通信が
促される。このようなコミュニケーションでは、ユーザの互いの相互作用が増大するとと
もに、ユーザがソーシャルネットワーキング・システム730と相互作用する頻度が高く
なる。
ソーシャルネットワーキング・システム730は、ウェブ・サーバ732、API要求
サーバ734、ユーザプロフィール・ストア736、つながりストア738、アクション
・ロガー740、アクティビティ・ログ742、および承認サーバ744を具備する。本
発明の一実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム730は、さまざま
なアプリケーションを対象として、追加の構成要素、より少ない構成要素、または異なる
構成要素を具備していてもよい。ネットワーク・インタフェース、セキュリティ・メカニ
ズム、ロード・バランサ、フェイルオーバ・サーバ、管理・ネットワーク運用コンソール
等の他の構成要素については、システムの細部が分かり難くならないように、図示してい
ない。
ユーザプロフィール・ストア736は、略歴、人口統計学的情報、およびユーザによる
申告またはソーシャルネットワーキング・システム730による推察が行われた職歴、学
歴、趣味または好み、ロケーション等の他の種類の記述的情報等、ユーザアカウントに関
する情報を保持する。この情報は、各ユーザが一意に識別されるように、ユーザプロフィ
ール・ストア736に格納される。また、ソーシャルネットワーキング・システム730
は、異なるユーザ間の1つまたは複数のつながりを記述したデータをつながりストア73
8に格納する。つながり情報は、職歴、グループ・メンバーシップ、趣味、または学歴が
類似または共通するユーザを示していてもよい。また、ソーシャルネットワーキング・シ
ステム730には、ユーザによる他ユーザとの関係の指定を可能にする異なるユーザ間の
ユーザ定義のつながりを含む。たとえば、ユーザ定義のつながりによれば、ユーザは、友
達、同僚、パートナー等、ユーザの実生活の関係と似た他ユーザとの関係を生成可能であ
る。ユーザは、所定の種類のつながりから選択を行うようにしてもよいし、必要に応じて
、自身のつながりの種類を規定するようにしてもよい。人間以外のエンティティ、バケッ
ト、クラスタセンタ、画像、関心、ページ、外部システム、コンセプト等、ソーシャルネ
ットワーキング・システム730の他のノードとのつながりについても、つながりストア
738に格納される。
ソーシャルネットワーキング・システム730は、ユーザが相互作用可能なオブジェク
トに関するデータを保持する。このデータを保持するため、ユーザプロフィール・ストア
736およびつながりストア738は、ソーシャルネットワーキング・システム730に
より保持された対応する種類のオブジェクトのインスタンスを格納する。各オブジェクト
種類は、オブジェクトの種類に相応しい情報を格納するのに適した情報フィールドを有す
る。たとえば、ユーザプロフィール・ストア736は、ユーザのアカウントおよびユーザ
のアカウントに関する情報の記述に適したフィールドを備えたデータ構造を含む。特定種
類の新たなオブジェクトが作成された場合、ソーシャルネットワーキング・システム73
0は、対応する種類の新たなデータ構造を初期化し、一意のオブジェクト識別子を割り当
てるとともに、必要に応じて、オブジェクトへのデータの追加を開始する。これは、たと
えばユーザがソーシャルネットワーキング・システム730のユーザとなり、ソーシャル
ネットワーキング・システム730がユーザプロフィール・ストア736のユーザ・プロ
フィールの新たなインスタンスを生成し、一意の識別子をユーザアカウントに割り当て、
ユーザが提供する情報のユーザアカウントのフィールドへの入力を開始した場合に起こる
可能性がある。
つながりストア738には、ユーザの他ユーザとのつながり、外部システム720との
つながり、または他のエンティティとのつながりを記述するのに適したデータ構造を含む
。また、つながりストア738は、ユーザに関する情報へのアクセスを調整するユーザの
プライバシー設定と併せて使用可能なユーザのつながりに対して、つながりの種類を関連
付けるようにしてもよい。本発明の一実施形態において、ユーザプロフィール・ストア7
36およびつながりストア738は、連合データベースとして実装されていてもよい。
つながりストア738、ユーザプロフィール・ストア736、およびアクティビティ・
ログ742に格納されたデータによれば、ソーシャルネットワーキング・システム730
は、ノードを用いてさまざまなオブジェクトを識別するとともに、ノードをつなげるエッ
ジを用いて異なるオブジェクト間の関係を識別するソーシャルグラフを生成することがで
きる。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム730において、第1のユーザ
が第2のユーザとのつながりを確立した場合は、ユーザプロフィール・ストア736から
の第1のユーザおよび第2のユーザのユーザアカウントがソーシャルグラフのノードとし
て作用するようになっていてもよい。つながりストア738が格納する第1のユーザと第
2のユーザとの間のつながりは、第1のユーザおよび第2のユーザと関連付けられたノー
ド間のエッジである。この例を続けて、第2のユーザは、ソーシャルネットワーキング・
システム730において、第1のユーザにメッセージを送信するようにしてもよい。格納
可能なメッセージを送信するアクションは、第1のユーザおよび第2のユーザを表すソー
シャルグラフの2つのノード間の別のエッジである。また、メッセージ自体は、第1のユ
ーザおよび第2のユーザを表すノードとつながった別のノードとして、ソーシャルグラフ
において識別されるとともに含まれていてもよい。
別の例において、第1のユーザは、ソーシャルネットワーキング・システム730によ
り保持された画像(または、ソーシャルネットワーキング・システム730の外部の別の
システムにより保持された画像)において、第2のユーザにタグを付けるようにしてもよ
い。画像自体は、ソーシャルネットワーキング・システム730のノードとして表されて
いてもよい。このタグ付けアクションによって、第1のユーザと第2のユーザとの間にエ
ッジを作成するとともに、ユーザそれぞれと画像(これもソーシャルグラフのノードであ
る)との間にエッジを作成するようにしてもよい。さらに別の例において、ユーザがイベ
ントへの出席を確認した場合は、ユーザおよびイベントは、ユーザプロフィール・ストア
736から得られるノードであり、イベントへの出席は、アクティビティ・ログ742か
ら読み出し可能なノード間のエッジである。ソーシャルグラフを生成して保持することに
より、ソーシャルネットワーキング・システム730は、さまざまな種類のオブジェクト
ならびにこれらオブジェクト間の相互作用およびつながりを記述したデータを含み、社会
的な関連情報の宝庫(rich source)となる。
ウェブ・サーバ732は、ネットワーク750を介して、ソーシャルネットワーキング
・システム730を1つもしくは複数のユーザ機器710および1つもしくは複数の外部
システム720の両方または一方にリンクさせる。また、ウェブ・サーバ732は、ウェ
ブページのほか、Java、JavaScript、Flash、XML等の他のウェブ
関連コンテンツを提供する。ウェブ・サーバ732は、ソーシャルネットワーキング・シ
ステム730と1つまたは複数のユーザ機器710との間でメッセージの受信およびルー
ティングを行うメール・サーバ等のメッセージング機能を含んでいてもよい。メッセージ
としては、インスタントメッセージ、待ち行列型メッセージ(たとえば、電子メール)、
テキストおよびSMSメッセージ、またはその他任意の適当なメッセージングフォーマッ
トが可能である。
API要求サーバ734によれば、1つまたは複数の外部システム720およびユーザ
機器710は、1つまたは複数のAPI機能を呼び出すことによって、ソーシャルネット
ワーキング・システム730からのアクセス情報を呼び出すことができる。また、API
要求サーバ734によれば、外部システム720は、APIを呼び出すことによって、ソ
ーシャルネットワーキング・システム730に情報を送ることができる。一実施形態にお
いて、外部システム720は、ネットワーク750を介して、API要求をソーシャルネ
ットワーキング・システム730に送信し、API要求サーバ734は、このAPI要求
を受信する。API要求サーバ734は、このAPI要求と関連付けられたAPIを呼び
出して要求を処理することにより、適当な応答を生成し、これをAPI要求サーバ734
が、ネットワーク750を介して外部システム720に伝達する。たとえば、API要求
に応答して、API要求サーバ734は、外部システム720にログインしたユーザのつ
ながり等、ユーザと関連付けられたデータを収集し、この収集データを外部システム72
0に伝達する。別の実施形態において、ユーザ機器710は、外部システム720と同じ
様態で、APIを介してソーシャルネットワーキング・システム730と通信する。
アクション・ロガー740は、ソーシャルネットワーキング・システム730上および
ソーシャルネットワーキング・システム730外でのユーザ・アクションまたはソーシャ
ルネットワーキング・システム730上もしくはソーシャルネットワーキング・システム
730外でのユーザ・アクションに関するウェブ・サーバ732からの通信を受信可能で
ある。また、アクション・ロガー740は、ユーザ・アクションに関する情報をアクティ
ビティ・ログ742に入力することによって、ソーシャルネットワーキング・システム7
30のユーザが該ソーシャルネットワーキング・システム730内外で起こしたさまざま
なアクションを該ソーシャルネットワーキング・システム730が発見できるようにする
。ソーシャルネットワーキング・システム730上の別のノードに関して特定のユーザが
起こした如何なるアクションも、アクティビティ・ログ742または類似のデータベース
等のデータ・リポジトリ(data repository)に保持された情報によって、各ユーザのア
カウントと関連付け可能である。ソーシャルネットワーキング・システム730において
ユーザが起こす識別および格納対象のアクションの例としては、たとえば別のユーザへの
つながりの追加、別のユーザへのメッセージの送信、別のユーザからのメッセージを読む
こと、別のユーザと関連付けられたコンテンツの閲覧、別のユーザが投稿したイベントへ
の出席、画像の投稿、画像の投稿の試行、または別のユーザもしくは別のオブジェクトと
相互作用するその他のアクションが挙げられる。ユーザがソーシャルネットワーキング・
システム730においてアクションを起こすと、該アクションがアクティビティ・ログ7
42に記録される。一実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム730
は、エントリのデータベースとしてアクティビティ・ログ742を維持する。ソーシャル
ネットワーキング・システム730においてアクションが起こされると、該アクションの
エントリがアクティビティ・ログ742に追加される。アクティビティ・ログ742は、
アクション・ログと称する場合もある。
また、ユーザ・アクションは、ソーシャルネットワーキング・システム730とは別個
の外部システム720等、ソーシャルネットワーキング・システム730の外部のエンテ
ィティ内で起こるコンセプトおよびアクションと関連付けられていてもよい。たとえば、
アクション・ロガー740は、外部システム720とのユーザの相互作用を記述したデー
タをウェブ・サーバ732から受信するようにしてもよい。この例において、外部システ
ム720は、ソーシャルグラフの構造化されたアクションおよびオブジェクトに従って、
ユーザの相互作用を報告する。
ユーザが外部システム720と相互作用するアクションの他の例としては、外部システ
ム720または別のエンティティに対する関心をユーザが示すこと、外部システム720
または外部システム720内のウェブページ722aに関するコメントをユーザがソーシ
ャルネットワーキング・システム730に投稿すること、ユニフォーム・リソース・ロケ
ータ(URL)または外部システム720と関連付けられた他の識別子をユーザがソーシ
ャルネットワーキング・システム730に投稿すること、外部システム720と関連付け
られたイベントにユーザが出席すること、または外部システム720に関するユーザによ
るその他任意のアクションが挙げられる。このように、アクティビティ・ログ742には
、ソーシャルネットワーキング・システム730のユーザとソーシャルネットワーキング
・システム730とは別個の外部システム720との間の相互作用を記述したアクション
を含んでいてもよい。
承認サーバ744は、ソーシャルネットワーキング・システム730のユーザの1つま
たは複数のプライバシー設定を実施する。ユーザのプライバシー設定は、ユーザと関連付
けられた特定の情報がどのように共有可能であるかを決定する。プライバシー設定には、
ユーザと関連付けられた特定の情報の仕様、および情報を共有可能な1つまたは複数のエ
ンティティの仕様を含む。情報を共有可能なエンティティの例としては、他のユーザ、ア
プリケーション、外部システム720、または潜在的に情報にアクセス可能な任意のエン
ティティが挙げられる。ユーザが共有可能な情報には、プロフィール写真、ユーザと関連
付けられた電話番号、ユーザのつながり、つながりの追加やユーザ・プロフィール情報の
変更等、ユーザが起こしたアクション等のユーザアカウント情報を含む。
プライバシー設定の仕様は、さまざまな粒度レベル(different levels of granularit
y)で提供されていてもよい。たとえば、プライバシー設定は、他のユーザと共有される
特定の情報を識別していてもよく、勤務先の電話番号またはプロフィール写真、自宅の電
話番号、およびステータスを含む個人情報等の特定の関連情報集合を識別する。または、
プライバシー設定は、ユーザと関連付けられたすべての情報に適用可能である。特定の情
報にアクセス可能なエンティティ集合の仕様についても、さまざまな粒度レベルで指定可
能である。情報を共有できるさまざまなエンティティ集合としては、たとえばユーザのす
べての友達、友達のすべての友達、すべてのアプリケーション、またはすべての外部シス
テム720が挙げられる。一実施形態によれば、エンティティ集合の仕様には、エンティ
ティ一覧を含むことができる。たとえば、ユーザは、特定の情報へのアクセスが許可され
た外部システム720の一覧を提供するようにしてもよい。別の実施形態によれば、仕様
には、情報へのアクセスが許可されていない例外と併せてエンティティ集合を含むことが
できる。たとえば、ユーザは、その勤務先情報にすべての外部システム720がアクセス
することを許可するが、該勤務先情報へのアクセスが許可されていない外部システム72
0の一覧を指定するようにしてもよい。特定の実施形態では、特定の情報へのアクセスが
許可されていない例外の一覧を「ブロックリスト(block list)」と称する。ユーザが指
定するブロックリストに属する外部システム720は、プライバシー設定に指定された情
報へのアクセスがブロックされる。情報の仕様の粒度および情報が共有されるエンティテ
ィの仕様の粒度は、さまざまな組み合わせが可能である。たとえば、すべての個人情報が
友達と共有される一方、すべての勤務先情報が友達の友達と共有されるようになっていて
もよい。
承認サーバ744は、ユーザと関連付けられた特定の情報にユーザの友達、外部システ
ム720、ならびに/または他のアプリケーションおよびエンティティがアクセス可能で
あるか否かを判定するロジックを含む。外部システム720は、ユーザの勤務先の電話番
号等、ユーザのより私的かつ繊細な情報にアクセスするため、承認サーバ744の承認が
必要となる場合がある。ユーザのプライバシー設定に基づいて、承認サーバ744は、ユ
ーザが起こすアクションに関する情報等、ユーザと関連付けられた情報に対して、別のユ
ーザ、外部システム720、アプリケーション、または別のエンティティがアクセス可能
であるか否かを判定する。
いくつかの実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム730は、複数の地
図部分モジュール746を含むことができる。例えば、複数の地図部分モジュール746
は、図1の複数の地図部分モジュール102として具体化され得る。これら地図部分モジ
ュールは、さまざまなバリエーションまたはその他の可能性があることを理解されたい。
例えば、いくつかの例では、複数の地図部分モジュール(または少なくともその一部)を
ユーザ機器710に含めるかまたは実装することができる。複数の地図部分モジュール7
46の他の特徴については、複数の地図部分モジュール102に関連して本明細書におい
て説明されている。
ハードウェアの実施態様
上記プロセスおよび特徴は、多種多様なネットワークおよびコンピュータ環境において
、多種多様なマシンおよびコンピュータ・システムアーキテクチャにより実装可能である
。図8は、本発明の一実施形態に係る、本明細書に記載の実施形態のうちの1つまたは複
数の実装に使用可能なコンピュータ・システム800の一例を示している。コンピュータ
・システム800には、本明細書に記載のプロセスおよび特徴を該コンピュータ・システ
ム800に実行させる命令セットを含む。また、コンピュータ・システム800は、他の
マシンにつなげられていてもよい(たとえば、ネットワーク化されていてもよい)。ネッ
トワーク配置において、コンピュータ・システム800は、クライアント/サーバ・ネッ
トワーク環境におけるサーバ・マシンもしくはクライアント・マシンまたはピア・ツー・
ピア(または、分散)ネットワーク環境におけるピアマシン(peer machine)として動作
するようになっていてもよい。本発明の一実施形態において、コンピュータ・システム8
00は、ソーシャルネットワーキング・システム730、ユーザ機器710、外部システ
ム720、またはその構成要素であってもよい。本発明の一実施形態において、コンピュ
ータ・システム800は、ソーシャルネットワーキング・システム730の全部または一
部を構成する多くのサーバのうちの1つであってもよい。
コンピュータ・システム800は、プロセッサ802、キャッシュ804、ならびにコ
ンピュータ可読媒体に格納され、本明細書に記載のプロセスおよび特徴を対象とした1つ
または複数の実行可能なモジュールおよびドライバを具備する。また、コンピュータ・シ
ステム800は、高性能入出力(I/O)バス806および標準I/Oバス808を具備
する。ホスト・ブリッジ810がプロセッサ802を高性能I/Oバス806に結合させ
る一方、I/Oバス・ブリッジ812が2つのバス806および808を互いに結合させ
る。高性能I/Oバス806には、システム・メモリ814および1つまたは複数のネッ
トワーク・インタフェース816が結合されている。コンピュータ・システム800は、
ビデオメモリおよび該ビデオメモリに結合された表示装置をさらに具備していてもよい(
図示せず)。標準I/Oバス808には、マス・ストレージ818およびI/Oポート8
20が結合されている。コンピュータ・システム800は、任意選択として、標準I/O
バス808に結合されたキーボードおよびポインティング・デバイス、表示装置等の入出
力装置(図示せず)を具備していてもよい。これらの要素は総じて、カリフォルニア州サ
ンタクララのインテル・コーポレーション社(Intel Corporation)が
製造するx86互換プロセッサ、カリフォルニア州サニーベールのアドバンスト・マイク
ロ・デバイセズ(AMD)社(Advanced Micro Devices (AM
D),Inc.)が製造するx86互換プロセッサ、およびその他任意の適当なプロセッ
サに基づくコンピュータ・システム等、広範囲のコンピュータ・ハードウェア・システム
を表すことを意図しているが、これらに限定されない。
ソフトウェア・アプリケーション(図示せず)に対するデータの入出力等、コンピュー
タ・システム800の動作は、オペレーティング・システムが管理および制御する。オペ
レーティング・システムは、システム上で実行されるソフトウェア・アプリケーションと
システムのハードウェア構成要素との間のインタフェースを提供する。LINUXオペレ
ーティング・システム、カリフォルニア州クパチーノのアップル・コンピュータ・インコ
ーポレイテッド社(Apple Computer Inc.)から入手可能なAppl
e Macintoshオペレーティング・システム、UNIXオペレーティング・シス
テム、Microsoft(登録商標) Windows(登録商標)オペレーティング
・システム、BSDオペレーティング・システム等、任意適当なオペレーティング・シス
テムを使用可能である。また、他の実施態様も可能である。
以下、コンピュータ・システム800の要素について、より詳しく説明する。特に、ネ
ットワーク・インタフェース816は、コンピュータ・システム800とイーサネット(
たとえば、IEEE 802.3)ネットワーク、バックプレーン等の広範なネットワー
クのいずれかとの間の通信を提供する。マス・ストレージ818は、上記識別された各演
算システムにより実装される上記プロセスおよび特徴を実行するデータおよびプログラミ
ング命令の格納を提供する。一方、システム・メモリ814(たとえば、DRAM)は、
プロセッサ802により実行される場合のデータおよびプログラミング命令の一時的な格
納を提供する。I/Oポート820は、コンピュータ・システム800に結合し得る付加
的な周辺機器間の通信を提供する1つもしくは複数のシリアル通信ポートおよびパラレル
通信ポートまたは1つもしくは複数のシリアル通信ポートもしくはパラレル通信ポートで
あってもよい。
コンピュータ・システム800は、多様なシステム・アーキテクチャを含んでいてもよ
く、コンピュータ・システム800のさまざまな構成要素が再配置されるようになってい
てもよい。たとえば、キャッシュ804は、プロセッサ802とともにオンチップであっ
てもよい。または、キャッシュ804およびプロセッサ802は、一体的に「プロセッサ
・モジュール」としてパッケージングされていてもよく、プロセッサ802は「プロセッ
サ・コア」と称する。さらに、本発明の特定の実施形態においては、上記構成要素がすべ
て不要であってもよいし、すべて具備していなくてもよい。たとえば、高性能I/Oバス
806には、標準I/Oバス808に結合された周辺機器が結合されていてもよい。また
、いくつかの実施形態においては、バスが1つだけ存在し、コンピュータ・システム80
0の構成要素がこの単一バスに結合されていてもよい。さらに、コンピュータ・システム
800は、付加的なプロセッサ、記憶装置、またはメモリ等、付加的な構成要素を具備し
ていてもよい。
一般的に、本明細書に記載のプロセスおよび特徴は、オペレーティング・システムまた
は特定のアプリケーション、コンポーネント、プログラム、オブジェクト、モジュール、
もしくは「プログラム」と称する一連の命令の一部として実装されていてもよい。たとえ
ば、本明細書に記載の特定のプロセスは、1つまたは複数のプログラムを用いて実行して
もよい。プログラムは通常、1つまたは複数のプロセッサにより読み出されて実行された
場合に、本明細書に記載のプロセスおよび特徴を実行する演算をコンピュータ・システム
800に行わせる1つまたは複数の命令をコンピュータ・システム800のさまざまなメ
モリおよび記憶装置に含む。本明細書に記載のプロセスおよび特徴は、ソフトウェア、フ
ァームウェア、ハードウェア(たとえば、特定用途向け集積回路)、またはこれらの任意
の組み合わせに実装されていてもよい。
一実施態様において、本明細書に記載のプロセスおよび特徴は、分散コンピュータ環境
において個別または一括に、コンピュータ・システム800が動作させる一連の実行可能
モジュールとして実装されていてもよい。上記モジュールは、ハードウェア、コンピュー
タ可読媒体(または、機械可読媒体)に格納された実行可能モジュール、または両者の組
み合わせによって実現されるようになっていてもよい。たとえば、これらのモジュールは
、プロセッサ802等、ハードウェア・システムのプロセッサにより実行される複数の命
令または一連の命令を含んでいてもよい。最初は、マス・ストレージ818等の記憶装置
に一連の命令が格納されていてもよい。ただし、一連の命令は、任意適当なコンピュータ
可読記憶媒体に格納可能である。さらに、一連の命令は、ローカルに格納する必要はなく
、ネットワーク・インタフェース816を介して、ネットワーク上のサーバ等のリモート
記憶装置から受信することも可能である。命令は、マス・ストレージ818等の記憶装置
からシステム・メモリ814へのコピーの後、プロセッサ802がアクセスして実行する
。種々実施態様においては、並列処理環境における複数のサーバ等、1つまたは複数のロ
ケーションの1つまたは複数のプロセッサによって、1つまたは複数のモジュールを実行
可能である。
コンピュータ可読媒体の例としては、揮発性および不揮発性メモリ・デバイス等の記録
可能な種類の媒体、ソリッド・ステート・メモリ、フロッピー等のリムーバブルディスク
、ハードディスクドライブ、磁気媒体、光ディスク(たとえば、コンパクトディスクリー
ドオンリーメモリ(CD ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD))、その他類似
する非一時的(または、一時的)の有形(または、無形)記憶媒体、またはコンピュータ
・システム800による実行によって、本明細書に記載のプロセスおよび特徴のうちのい
ずれか1つもしくは複数を実行する一連の命令の格納、符号化、または伝達に適した任意
の種類の媒体が挙げられるが、これらに限定されない。
説明の便宜上、本明細書の十分な理解が得られるように、多くの具体的詳細を示した。
ただし、当業者には、これらの具体的詳細がなくても、本開示の実施形態を実現可能であ
ることが明らかとなろう。場合により、モジュール、構造、プロセス、特徴、および機器
をブロック図の形態で示すことによって、説明が分かり難くならないようにしている。他
の例では、機能ブロック図およびフロー図を示すことにより、データおよび論理の流れを
表している。ブロック図およびフロー図の構成要素(たとえば、モジュール、ブロック、
構造、機器、特徴等)は、本明細書における明示的な説明および図示以外の様態でのさま
ざまな組み合わせ、分離、除去、並び替え、および置き換えがなされていてもよい。
本明細書における「一実施形態」、「他の実施形態」、「一連の実施形態」、「いくつ
かの実施形態」、「種々実施形態」等の言及は、該実施形態に関連して説明した特定の特
徴、設計、構造、または特性が本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味
する。本明細書のさまざまな箇所における表現「一実施形態において」等の出現は、必ず
しもすべてが同じ実施形態を表してはおらず、相互に他の実施形態を除外する別個または
別の実施形態でもない。さらには、「実施形態」等の明示的な言及の有無に関わらず、い
くつかの実施形態においてはさまざまに組み合わせて包含可能であり、他の実施形態にお
いてはさまざまに省略も可能である種々特徴を記載している。同様に、いくつかの実施形
態では選好または要件となり得るが、他の実施形態ではなり得ない種々特徴を記載してい
る。さらに、本明細書において、「に基づく」とは、「少なくとも部分的に基づいて」、
「少なくとも一部/部分的に基づいて」、「少なくとも部分的に/部分的に基づいている
」、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む。
本明細書において使用する表現は、主として読み易さおよび教示の便宜上から選択して
おり、本発明に係る主題を描写または限定するようには選択していない場合がある。した
がって、本発明の範囲は、この詳細な説明ではなく、これに基づく用途に由来する任意の
請求項によって限定されるものとする。以上から、本発明の実施形態に関する開示は、以
下の特許請求の範囲に示す本発明の範囲の例示であり、何ら限定的なものではない。
本明細書において使用する表現は、主として読み易さおよび教示の便宜上から選択しており、本発明に係る主題を描写または限定するようには選択していない場合がある。したがって、本発明の範囲は、この詳細な説明ではなく、これに基づく用途に由来する任意の態様によって限定されるものとする。以上から、本発明の実施形態に関する開示は、以下の特許請求の範囲に示す本発明の範囲の例示であり、何ら限定的なものではない。
(態様1)
コンピュータが実行する方法であって、
コンピューティング・システムが、特定領域の地図に対するリクエストを取得するステップと、
前記コンピューティング・システムが、前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第1の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第1のセットを特定するステップであって、前記第1のセットは、第1の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第1のセットを特定するステップと、
前記コンピューティング・システムが、前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第2の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第2のセットを特定するステップであって、前記第2のセットは、第2の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第2のセットを特定するステップと、
前記コンピューティング・システムが、前記第1のセットと前記第2のセットとの組み合わせに基づいて、前記特定領域の地図を生成するステップと、を備える方法。
(態様2)
前記特定領域に基づいて、前記第1のセットを特定するステップは、
前記第1のセットを、認識された地図データ・ソースに関連付けられた1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第1の地図類似性スコアを算出するステップであって、前記1つまたは複数の認識された地図部分は、前記特定領域の第1の部分を表現する、前記第1の地図類似性スコアを算出するステップと、
1つまたは複数の地図部分の第3のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第2の地図類似性スコアを算出するステップであって、前記第3のセットは、前記特定領域の第1の部分を表現する、前記第2の地図類似性スコアを算出するステップと、
前記第1の地図類似性スコアが前記第2の地図類似性スコアよりも大きい場合、前記第3のセットの代わりに前記第1のセットを選択するステップと、をさらに含む、態様1に記載の方法。
(態様3)
前記第1のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、前記第1の地図類似性スコアを算出するステップは、
前記第1のセットから地図の特徴の第1のコレクションを取得するステップと、
前記1つまたは複数の認識された地図部分から地図の特徴の第2のコレクションを取得するステップと、
前記地図の特徴の第1のコレクションと前記地図の特徴の第2のコレクションとの間の類似性レベルを判定するステップであって、前記第1の地図類似性スコアは、前記類似性レベルに基づいている、前記類似性レベルを判定するステップと、をさらに含む、態様2に記載の方法。
(態様4)
前記第1のコレクションまたは前記第2のコレクションのうちの少なくとも一方は、道路の特徴、水域の特徴、地形の特徴、ランドマークの特徴、または境界の特徴のうちの少なくとも1つを含む、態様3に記載の方法。
(態様5)
前記第1のセットは、前記特定領域の第1の部分を表現するために特定されるように予め設定されている、態様1に記載の方法。
(態様6)
前記第1のセットにおける少なくとも1つの地図部分は、前記第2のセットにおける少なくとも1つの地図部分と同時に、前記地図を生成するために取得される、態様1に記載の方法。
(態様7)
前記第1のセットに関連付けられた第1のスタイルと、前記第2のセットに関連付けられた第2のスタイルとを、前記第1のスタイルが許容偏差内で前記第2のスタイルと一致するように、変更するステップをさらに備える態様1に記載の方法。
(態様8)
前記第1のセットにおける少なくともいくつかの地図部分の1つまたは複数の第1のグラフィカル品質と、前記第2のセットにおける少なくともいくつかの地図部分の1つまたは複数の第2のグラフィカル品質と、を組み合わせるステップをさらに備える態様1に記載の方法。
(態様9)
前記第1のセットのための第1の属性情報と、前記第2のセットのための第2の属性情報と、を動的に提供するステップをさらに備え、
前記第1の属性情報または前記第2の属性情報のうちの少なくとも一方は、ロゴ、マーク、または著作権のうちの少なくとも1つに関連付けられている、態様1に記載の方法。
(態様10)
前記リクエストは、現在位置情報または言語情報のうちの少なくとも一方をさらに含み、
前記現在位置情報または前記言語情報のうちの少なくとも一方は、前記リクエストを提供するデバイスに関連付けられ、
前記第1のセットまたは前記第2のセットのうちの少なくとも一方は、前記現在位置情報または前記言語情報のうちの少なくとも一方にさらに基づいて特定される、態様1に記載の方法。
(態様11)
システムであって、
少なくとも1つのプロセッサと、
メモリであって、
前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される場合、前記システムに、
特定領域の地図に対するリクエストを取得すること、
前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第1の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第1のセットを特定することであって、前記第1のセットは、第1の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第1のセットを特定すること、
前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第2の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第2のセットを特定することであって、前記第2のセットは、第2の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第2のセットを特定すること、
前記第1のセットと前記第2のセットとの組み合わせに基づいて、前記特定領域の地図を生成すること、を実行させる命令を格納するメモリと、を備えるシステム。
(態様12)
前記特定領域に基づいて、前記第1のセットを特定することは、
前記第1のセットを、認識された地図データ・ソースに関連付けられた1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第1の地図類似性スコアを算出することであって、前記1つまたは複数の認識された地図部分は、前記特定領域の第1の部分を表現する、前記第1の地図類似性スコアを算出すること、
1つまたは複数の地図部分の第3のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第2の地図類似性スコアを算出することであって、前記第3のセットは、前記特定領域の前記第1の部分を表現する、前記第2の地図類似性スコアを算出すること、
前記第1の地図類似性スコアが前記第2の地図類似性スコアよりも大きい場合、前記第3のセットの代わりに前記第1のセットを選択すること、をさらに含む、態様11に記載のシステム。
(態様13)
前記第1のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、前記第1の地図類似性スコアを算出することは、
前記第1のセットから地図の特徴の第1のコレクションを取得すること、
前記1つまたは複数の認識された地図部分から地図の特徴の第2のコレクションを取得すること、
前記地図の特徴の第1のコレクションと前記地図の特徴の第2のコレクションとの間の類似性レベルを判定することであって、前記第1の地図類似性スコアは、前記類似性レベルに基づいている、前記類似性レベルを判定すること、をさらに含む、態様12に記載のシステム。
(態様14)
前記第1のセットにおける少なくとも1つの地図部分は、前記第2のセットにおける少なくとも1つの地図部分と同時に、前記地図を生成するために取得される、態様11に記載のシステム。
(態様15)
前記命令は、前記システムに、
前記第1のセットに関連付けられた第1のスタイルと、前記第2のセットに関連付けられた第2のスタイルとを、前記第1のスタイルが許容偏差内で前記第2のスタイルと一致するように、変更することをさらに実行させる、態様11に記載のシステム。
(態様16)
非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、
コンピューティング・システムの少なくとも1つのプロセッサによって実行される場合、前記コンピューティング・システムに、
特定領域の地図に対するリクエストを取得するステップと、
前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第1の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第1のセットを特定するステップであって、前記第1のセットは、第1の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第1のセットを特定するステップと、
前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第2の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第2のセットを特定するステップであって、前記第2のセットは、第2の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第2のセットを特定するステップと、
前記第1のセットと前記第2のセットとの組み合わせに基づいて、前記特定領域の前記地図を生成するステップと、を備える方法を実行させる命令を備える非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
(態様17)
前記特定領域に基づいて、前記第1のセットを特定するステップは、
前記第1のセットを、認識された地図データ・ソースに関連付けられた1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第1の地図類似性スコアを算出するステップであって、前記1つまたは複数の認識された地図部分は、前記特定領域の前記第1の部分を表現する、前記第1の地図類似性スコアを算出するステップと、
1つまたは複数の地図部分の第3のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第2の地図類似性スコアを算出するステップであって、前記第3のセットは、前記特定領域の前記第1の部分を表現する、前記第2の地図類似性スコアを算出するステップと、
前記第1の地図類似性スコアが前記第2の地図類似性スコアよりも大きい場合、前記第3のセットの代わりに前記第1のセットを選択するステップと、を含む、態様16に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
(態様18)
前記第1のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、前記第1の地図類似性スコアを算出するステップは、
前記第1のセットから地図の特徴の第1のコレクションを取得するステップと、
前記1つまたは複数の認識された地図部分から地図の特徴の第2のコレクションを取得するステップと、
前記地図の特徴の第1のコレクションと前記地図の特徴の第2のコレクションとの間の類似性レベルを判定するステップであって、前記第1の地図類似性スコアは、前記類似性レベルに基づいている、前記類似性レベルを判定するステップと、を含む、態様17に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
(態様19)
前記第1のセットにおける少なくとも1つの地図部分は、前記第2のセットにおける少なくとも1つの地図部分と同時に、前記地図を生成するために取得される、態様16に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
(態様20)
前記命令は、前記コンピューティング・システムに、
前記第1のセットに関連付けられた第1のスタイルと、前記第2のセットに関連付けられた第2のスタイルとを、前記第1のスタイルが許容偏差内で前記第2のスタイルと一致するように、変更することをさらに実行させる、態様16に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。

Claims (20)

  1. コンピュータが実行する方法であって、
    コンピューティング・システムが、特定領域の地図に対するリクエストを取得するステップと、
    前記コンピューティング・システムが、前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第1の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第1のセットを特定するステップであって、前記第1のセットは、第1の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第1のセットを特定するステップと、
    前記コンピューティング・システムが、前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第2の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第2のセットを特定するステップであって、前記第2のセットは、第2の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第2のセットを特定するステップと、
    前記コンピューティング・システムが、前記第1のセットと前記第2のセットとの組み合わせに基づいて、前記特定領域の地図を生成するステップと、を備える方法。
  2. 前記特定領域に基づいて、前記第1のセットを特定するステップは、
    前記第1のセットを、認識された地図データ・ソースに関連付けられた1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第1の地図類似性スコアを算出するステップであって、前記1つまたは複数の認識された地図部分は、前記特定領域の第1の部分を表現する、前記第1の地図類似性スコアを算出するステップと、
    1つまたは複数の地図部分の第3のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第2の地図類似性スコアを算出するステップであって、前記第3のセットは、前記特定領域の第1の部分を表現する、前記第2の地図類似性スコアを算出するステップと、
    前記第1の地図類似性スコアが前記第2の地図類似性スコアよりも大きい場合、前記第3のセットの代わりに前記第1のセットを選択するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、前記第1の地図類似性スコアを算出するステップは、
    前記第1のセットから地図の特徴の第1のコレクションを取得するステップと、
    前記1つまたは複数の認識された地図部分から地図の特徴の第2のコレクションを取得するステップと、
    前記地図の特徴の第1のコレクションと前記地図の特徴の第2のコレクションとの間の類似性レベルを判定するステップであって、前記第1の地図類似性スコアは、前記類似性レベルに基づいている、前記類似性レベルを判定するステップと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のコレクションまたは前記第2のコレクションのうちの少なくとも一方は、道路の特徴、水域の特徴、地形の特徴、ランドマークの特徴、または境界の特徴のうちの少なくとも1つを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のセットは、前記特定領域の第1の部分を表現するために特定されるように予め設定されている、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のセットにおける少なくとも1つの地図部分は、前記第2のセットにおける少なくとも1つの地図部分と同時に、前記地図を生成するために取得される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のセットに関連付けられた第1のスタイルと、前記第2のセットに関連付けられた第2のスタイルとを、前記第1のスタイルが許容偏差内で前記第2のスタイルと一致するように、変更するステップをさらに備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のセットにおける少なくともいくつかの地図部分の1つまたは複数の第1のグラフィカル品質と、前記第2のセットにおける少なくともいくつかの地図部分の1つまたは複数の第2のグラフィカル品質と、を組み合わせるステップをさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1のセットのための第1の属性情報と、前記第2のセットのための第2の属性情報と、を動的に提供するステップをさらに備え、
    前記第1の属性情報または前記第2の属性情報のうちの少なくとも一方は、ロゴ、マーク、または著作権のうちの少なくとも1つに関連付けられている、請求項1に記載の方法。
  10. 前記リクエストは、現在位置情報または言語情報のうちの少なくとも一方をさらに含み、
    前記現在位置情報または前記言語情報のうちの少なくとも一方は、前記リクエストを提供するデバイスに関連付けられ、
    前記第1のセットまたは前記第2のセットのうちの少なくとも一方は、前記現在位置情報または前記言語情報のうちの少なくとも一方にさらに基づいて特定される、請求項1に記載の方法。
  11. システムであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    メモリであって、
    前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される場合、前記システムに、
    特定領域の地図に対するリクエストを取得すること、
    前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第1の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第1のセットを特定することであって、前記第1のセットは、第1の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第1のセットを特定すること、
    前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第2の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第2のセットを特定することであって、前記第2のセットは、第2の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第2のセットを特定すること、
    前記第1のセットと前記第2のセットとの組み合わせに基づいて、前記特定領域の地図を生成すること、を実行させる命令を格納するメモリと、を備えるシステム。
  12. 前記特定領域に基づいて、前記第1のセットを特定することは、
    前記第1のセットを、認識された地図データ・ソースに関連付けられた1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第1の地図類似性スコアを算出することであって、前記1つまたは複数の認識された地図部分は、前記特定領域の第1の部分を表現する、前記第1の地図類似性スコアを算出すること、
    1つまたは複数の地図部分の第3のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第2の地図類似性スコアを算出することであって、前記第3のセットは、前記特定領域の前記第1の部分を表現する、前記第2の地図類似性スコアを算出すること、
    前記第1の地図類似性スコアが前記第2の地図類似性スコアよりも大きい場合、前記第3のセットの代わりに前記第1のセットを選択すること、をさらに含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記第1のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、前記第1の地図類似性スコアを算出することは、
    前記第1のセットから地図の特徴の第1のコレクションを取得すること、
    前記1つまたは複数の認識された地図部分から地図の特徴の第2のコレクションを取得すること、
    前記地図の特徴の第1のコレクションと前記地図の特徴の第2のコレクションとの間の類似性レベルを判定することであって、前記第1の地図類似性スコアは、前記類似性レベルに基づいている、前記類似性レベルを判定すること、をさらに含む、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第1のセットにおける少なくとも1つの地図部分は、前記第2のセットにおける少なくとも1つの地図部分と同時に、前記地図を生成するために取得される、請求項11に記載のシステム。
  15. 前記命令は、前記システムに、
    前記第1のセットに関連付けられた第1のスタイルと、前記第2のセットに関連付けられた第2のスタイルとを、前記第1のスタイルが許容偏差内で前記第2のスタイルと一致するように、変更することをさらに実行させる、請求項11に記載のシステム。
  16. 非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、
    コンピューティング・システムの少なくとも1つのプロセッサによって実行される場合、前記コンピューティング・システムに、
    特定領域の地図に対するリクエストを取得するステップと、
    前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第1の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第1のセットを特定するステップであって、前記第1のセットは、第1の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第1のセットを特定するステップと、
    前記特定領域に基づいて、前記特定領域の第2の部分を表現するために、1つまたは複数の地図部分の第2のセットを特定するステップであって、前記第2のセットは、第2の地図データ・ソースと関連付けられている、前記第2のセットを特定するステップと、
    前記第1のセットと前記第2のセットとの組み合わせに基づいて、前記特定領域の前記地図を生成するステップと、を備える方法を実行させる命令を備える非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  17. 前記特定領域に基づいて、前記第1のセットを特定するステップは、
    前記第1のセットを、認識された地図データ・ソースに関連付けられた1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第1の地図類似性スコアを算出するステップであって、前記1つまたは複数の認識された地図部分は、前記特定領域の前記第1の部分を表現する、前記第1の地図類似性スコアを算出するステップと、
    1つまたは複数の地図部分の第3のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、第2の地図類似性スコアを算出するステップであって、前記第3のセットは、前記特定領域の前記第1の部分を表現する、前記第2の地図類似性スコアを算出するステップと、
    前記第1の地図類似性スコアが前記第2の地図類似性スコアよりも大きい場合、前記第3のセットの代わりに前記第1のセットを選択するステップと、を含む、請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  18. 前記第1のセットを、前記1つまたは複数の認識された地図部分と比較することに基づいて、前記第1の地図類似性スコアを算出するステップは、
    前記第1のセットから地図の特徴の第1のコレクションを取得するステップと、
    前記1つまたは複数の認識された地図部分から地図の特徴の第2のコレクションを取得するステップと、
    前記地図の特徴の第1のコレクションと前記地図の特徴の第2のコレクションとの間の類似性レベルを判定するステップであって、前記第1の地図類似性スコアは、前記類似性レベルに基づいている、前記類似性レベルを判定するステップと、を含む、請求項17に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  19. 前記第1のセットにおける少なくとも1つの地図部分は、前記第2のセットにおける少なくとも1つの地図部分と同時に、前記地図を生成するために取得される、請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 前記命令は、前記コンピューティング・システムに、
    前記第1のセットに関連付けられた第1のスタイルと、前記第2のセットに関連付けられた第2のスタイルとを、前記第1のスタイルが許容偏差内で前記第2のスタイルと一致するように、変更することをさらに実行させる、請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
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