関連出願
[0001]本特許は、参照により全体を本明細書に組み入れる2012年6月11日に出願された米国特許仮出願第61/658,233号、2013年4月9日に出願された米国特許仮出願第61/810,235号、及び2013年4月12日に出願されたオーストラリア国特許出願第2103204865号に対する優先権を主張するものである。
開示の分野
[0002]本開示は一般的にはメディアのモニタリングに関し、またより詳細には分散型人口統計情報を用いてインプレッション数を決定するための方法及び装置に関する。
背景
[0003]従来、視聴者測定エンティティは、登録されたパネルメンバに基づいてメディアプログラミングに関する視聴者関与(audience engagement)レベルを決定する。すなわち視聴者測定エンティティはモニタリングを受けることに同意した者をパネルに入会させる。次いで視聴者測定エンティティは、これらのパネルメンバに対して露出させたメディアプログラム(例えば、テレビ番組やラジオ番組、映画、DVD、その他)を決定するためにこれらのパネルメンバをモニタリングする。このようにして、視聴者測定エンティティは、収集したメディア測定データに基づいて異なるメディアコンテンツについての露出方策を決定することが可能である。
[0004]ウェブページ、広告及び/又はその他のコンテンツなどのインターネットリソースに対するユーザアクセスをモニタリングするための技法は、ここ何年かで大きく進化した。幾つかの周知のシステムでは、このようなモニタリングを主にサーバログを通じて実行する。特に、インターネット上でコンテンツを配給するエンティティは周知の技法を用いて自身のサーバでこれらのコンテンツについて受け取った要求数をログ記録することが可能である。
[0005]図1は、AMEからパートナデータベース所有者(DP)へのリダイレクトに基づいて視聴者測定エンティティ(AME)対パートナクッキーマッピングを作成するための例示のシステムを示した図である。
[0006]図2は、AMEからパートナDPへのリダイレクトに基づいてAME対パートナクッキーマッピングを作成するための図1の例示のシステムに対応する例示のメッセージ授受流れ図である。
[0007]図3は、AMEからパートナDP1へのリダイレクトに基づいてAME対パートナDP1クッキーマッピングを作成するため、及び第2のパートナDP(パートナDP2)にパートナDP2の登録ユーザを識別するための要求をさらに送るための別の例示のシステムを示した図である。
[0008]図4は、AMEからパートナDP1へのリダイレクトに基づいてAME対パートナDP1クッキーマッピングを作成するため、及び第2のパートナDP(パートナDP2)にパートナDP2の登録ユーザを識別するための要求をさらに送るための図3の例示のシステムに対応する例示のメッセージ授受流れ図である。
[0009]図5Aは、第1のパートナDPからのオンラインキャンペーンレーティング(OCR)データの収集と連携して第1及び第2のパートナデータベース所有者から分散型人口統計情報を収集するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令を表した流れ図である。
[0010]図5Bは、図5Aの命令を実装する図1のシステムの例示のプロセスを示した図である。
[0011]図6Aは、第1のパートナDPからOCRデータを収集するためのOCR収集プロセスを伴うことなく第1及び第2のパートナデータベース所有者から分散型人口統計情報を収集するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令を表した流れ図である。
[0012]図6Bは、図6Aの命令を実装する図1のシステムの例示のプロセスを示した図である。
[0013]図7Aは、ユーザレベルのクッキー同期プロセスを実行するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令を表した流れ図である。
[0014]図7Bは、図7Aの命令を実装する図1のシステムの例示のプロセスを示した図である。
[0015]図8Aは、インプレッションレベルのクッキー同期プロセスを実行するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令を表した流れ図である。
[0016]図8Bは、図8Aの命令を実装する図1のシステムの例示のプロセスを示した図である。
[0017]図9は、図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例示のブラウザに関するパートナDPクッキーへのAMEクッキーのマッピングが実装されるようにして当該ブラウザを実装するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令を表した流れ図である。
[0018]図10は、パートナDPクッキーへのAMEクッキーのマッピングを開始させるようにして図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例示のAMEサーバを実装するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令を表した流れ図である。
[0019]図11は、パートナDPから取得した人口統計をオンライン活動モニタリング情報に関連付けさせるようにして図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例示のAMEサーバを実装するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令を表した流れ図である。
[0020]図12は、パートナDPクッキーに対してAMEクッキーをマッピングさせるようにして図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例示のパートナDPサーバを実装するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令を表した流れ図である。
[0021]図13は、ウェブサーバ(例えば、図1のウェブサーバ)によって配給されるビーコン命令(例えば、タグ)を作成するために図1の例示のビーコン命令作成器を実装するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令を表した流れ図である。
[0022]図14は、本明細書に開示した例示の装置及びシステムを実装するための図5A〜13の例示の命令を実行するために使用し得る例示のプロセッサシステムの図である。
[0023]可能である場合には常に、本図面(複数可)及び付属して記載した説明の全体にわたって同じ部分又は同様の部分を指し示すために同じ参照番号を使用することにする。
詳細な説明
[0024]ウェブページ、コンテンツ、広告及び/又はその他のメディアなどのインターネットリソースへのユーザアクセスをモニタリングするための技法は、ここ何年かで大きく進化した。過去のある時点では、このようなモニタリングは主にサーバログを通じて実施されていた。特にインターネット上でメディア(例えば、コンテンツ及び/又は広告)を配給するエンティティは、自身のサーバでこれらのメディアについて受け取った要求数をログ記録することになる。インターネット使用リサーチをサーバログに基づくことは、幾つかの理由から問題である。例えば、直接に又はサーバにメディアを反復して要求しサーバログカウントを増加させるゾンビプログラムを介するかのいずれかによってサーバログが改ざんされる可能性がある。第2にメディアは時に、一度取り出されローカルでキャッシュされ次いでこのローカルキャッシュから反復して参照され、この反復参照においてサーバを必要としない。サーバログは、キャッシュされたメディアに対するこうした参照をトラッキングすることは不可能である。したがってサーバログでは過剰計数と過少計数の両方の誤りを生じやすい。
[0025]Blumenauの米国特許第6,108,637号で開示された発明は、インターネットモニタリングの実行方法を根本的に変更すると共に、上述したサーバサイドのログによるモニタリング技法の限界を克服する。例えばBlumenauは、追跡されようとするインターネットメディア(例えば、コンテンツ及び/又は広告)にビーコン命令がタグ付けされるような技法について開示している。特に、追跡されようとするメディアのHTMLにモニタリング命令を関連付ける。クライアントによってメディアが要求されると、メディアとビーコン命令の両方がそのクライアントにダウンロードされる。ビーコン命令はしたがって、メディアがアクセスを受けたときに、そのアクセスがサーバからであるかキャッシュからであるかに依らず常に実行される。米国特許第6,108,637号を参照によりその全体について本明細書に組み込むものとする。
[0026]ビーコン命令は、メディアへのアクセスに関する情報を反映したモニタリングデータをそのメディアをダウンロードしたクライアントからモニタリングエンティティへ送らせる。モニタリングエンティティは、クライアントにメディアを提供せず且つ正確な使用統計の提供について信頼できるサードパーティであるような視聴者測定エンティティ(例えば、The Nielsen Company,LLC)とするのが典型的である。メディアがアクセスを受けると常にビーコン命令がそのメディアと関連付けされ且つクライアントブラウザによって実行されるため、クライアントが視聴者測定会社のパネリストであるかどうかとは無関係にモニタリング情報が視聴者測定会社に提供されるので有利である。
[0027]しかし、モニタリング情報に人口統計をリンクさせることが重要である。この問題に対処するために視聴者測定会社は、自分の人口統計情報を提供すること及び自分のインターネットブラウズ活動のモニタリングを受けることに同意したユーザからなるパネルを設定する。個人がパネルに参加した場合、その身元及び人口統計(例えば、性別、人種、収入、居住地、職業、その他)に関する詳細な情報を視聴者測定会社に提供する。視聴者測定エンティティはパネリストのコンピュータ上に、タグ付けされたメディアにパネリストがアクセスするたびに視聴者測定エンティティへそのパネリストの身元識別を可能にするクッキーを設定し、したがってモニタリング情報が視聴者測定エンティティに送られる。
[0028]タグ付けされたページからモニタリング情報を提供するクライアントの大部分はパネリストではなく、したがって視聴者測定エンティティにとって未知であるため、統計学的方法を用いることにより、パネリストに関して収集したデータに基づいた人口統計情報を大母集団のユーザに帰属させてタグ付けされたメディアに関するデータを提供することが必要である。しかし、視聴者測定エンティティのパネルの大きさはユーザの母集団全体と比較して小さいままである。したがって、パネルの人口統計データを確実に正確とさせながらパネルの大きさをいかにして大きくするかに関する問題が提起される。
[0029]インターネット上で業務するデータベース所有者は数多く存在する。これらのデータベース所有者は、多数の加入者にサービスを提供する。サービスの提供と引き換えに加入者はこの所有者に登録する。この登録の一部として加入者は、詳細な人口統計情報を提供する。このようなデータベース所有者の例には、Facebook[登録商標]、Myspace、などのソーシャルネットワーク提供者が含まれる。これらのデータベース所有者は、その加入者のコンピュータ上にクッキーを設定し、ユーザがそのウェブサイトを訪れたときにデータベース所有者がそのユーザを認識できるようにする。
[0030]インターネットのプロトコルによって、自分が設定したドメイン(例えば、インターネットドメイン、ドメイン名、その他)の外部ではクッキーがアクセス不可能にされる。したがって、amazon.comドメインで設定したクッキーは、amazon.comドメイン内のサーバにはアクセス可能であるが、このドメイン外のサーバにはアクセス不可能である。したがって、視聴者測定エンティティがデータベース所有者により設定されたクッキーにアクセスできれば有利であろうと考えたとしても、これを行うことは不可能である。
[0031]上述のことに鑑みて視聴者測定会社は、データベース所有者の既存のデータベースを活用してより広範なインターネット使用データ及び人口統計データを収集したいと望む。しかし視聴者測定エンティティは、この目的を達成するに際して幾つかの問題に直面する。例えば、加入者、パネリスト又は追跡を受けるメディアの所有者のプライバシーを損なうことなくいかにしてデータベース所有者のデータにアクセスするかに関する問題が提起される。別の問題は、データベース所有者により設定されたクッキーに視聴者測定エンティティがアクセスすることを妨げるインターネットプロトコルにより課せられた技術的制約がある中で、このデータにどのようにアクセスするかである。本明細書に開示した例では、ビーコン処理をパートナとなったデータベース所有者を包含するように且つこのようなパートナを中間のデータコレクタとして使用するように拡張している。例えば視聴者測定エンティティ及び/又はビーコン命令(例えば、Java(登録商標)、javascript(登録商標)、その他任意のコンピュータ言語又はスクリプト)は、クライアントブラウザをリダイレクトしこれにパートナデータベース所有者によるインプレッションのログ記録を要求させる。このようにして、パートナデータベース所有者にとってクライアントブラウザに対応する視聴者メンバが既知であれば、パートナデータベース所有者はこの視聴者メンバに対応する人口統計情報を提供することが可能である。このような例では、クライアントブラウザによってビーコン命令を埋め込まれたメディアがレンダリングされるたびにリダイレクトメッセージ授受が生じており、パートナデータベース所有者(複数可)に対するリダイレクトメッセージの数が莫大な数になることがある。インプレッション収集プロセスにおいて分散型人口統計を活用するように1つ又は複数のパートナデータベース所有者にリダイレクトするための例示の技法が、参照により全体が本明細書に組み込まれる2011年9月21日に出願された「Methods and Apparatus to Determine Impressions Using Distributed Demographic Information」と題する国際PCT出願第PCT/US2011/052623号に開示されている。さらに、インプレッションを収集すると共に1つ又は複数のパートナデータベース所有者に記憶された分散型人口統計を活用するための例示の技法が、参照により全体が本明細書に組み込まれる2011年12月19日に出願された「Methods and Apparatus to Determine Media Impressions Using Distributed Demographic Information」と題する国際PCT出願第PCT/US2011/065881号に開示されている。
[0032]本明細書に開示した例示の方法、装置及び/又は製品は、特定の視聴者メンバの視聴者測定エンティティ(AME)クッキーがクッキーの寿命中(例えば、クッキーが有効なものである間及び/又はクッキーがクライアントマシンで削除や置換されていない間)に一度パートナとなったデータベース所有者のクッキー(パートナクッキー)にマッピングされるようなクッキーマッピング技法を用いて視聴者露出データを収集する。このようにして、AMEに必要なのは、クライアントブラウザ内のAMEクッキーにマッピングさせるパートナクッキーを決定するために特定のデータベース所有者に(クッキーの寿命中に)一度クライアントブラウザをリダイレクトするだけでよい。クッキーマッピングが完了となった後にAMEは、1人又は複数人のパネリスト及び/又は非パネリスト視聴者メンバ(複数可)に対するメディア露出をクライアントブラウザを用いてAMEクッキーに基づいてモニタリングすること及びAME対パートナクッキーマッピングに基づいてパートナから視聴者メンバ(複数可)に関する人口統計情報を受け取ることが可能である。これによって、必要とされるデータベース所有者へのリダイレクトの回数が削減される(例えば、AME及びパートナクッキーの寿命や有効性の間に1回だけになる)。リダイレクトの回数を削減することによって、クライアントブラウザのパフォーマンスにマイナスの影響を及ぼすような中断回数の減少、干渉の低下及び/又はバックグラウンド処理の削減が生じるため、視聴者メンバに関する全体的なユーザ体験が改善される。ネットワークトラフィックも低減され、このためネットワークの輻輳及び遅延が低減されることによってネットワーク環境の全体効率が改善されることになる。さらに、データベース所有者により要求される処理量も低減される。さらに、データベース所有者と共有するデータ量(例えば、インプレッション数)も低減される。
[0033]AME対パートナクッキーマッピングを用いることによって視聴者測定エンティティは、AME対パートナクッキーマッピング内のそのAMEクッキーに対してマッピングされたパートナクッキーに関してパートナとなったデータベース所有者に人口統計情報を要求することが可能である。これに応答してパートナとなったデータベース所有者は、そのログ及び人口統計情報を視聴者測定エンティティに提供し、次いで視聴者測定エンティティはタグ付けされたメディアにアクセスする者の人口統計を正確に識別する統計的レポートとするようにこの収集データを編集する。クライアントの識別は従来の視聴者測定パネル内に存在する者の数を遥かに超えるユーザの膨大なデータベースに対する参照により実施されるため、このプロセスから展開されたデータは極めて正確で信頼でき且つ詳細である。幾つかの例では、協調した視聴者測定の取り組みへの参加に同意することによって、パートナとなったデータベース所有者には他のパートナとなったデータベース所有者が収集した視聴者人口統計情報及び露出情報が提供される。このようにして、パートナとなったデータベース所有者は、自身の視聴者露出メトリックスを他のパートナとなったデータベース所有者により提供される情報によって補完することが可能である。
[0034]本明細書に開示した例示の方法、装置及び製品は、インターネット上の様々なデータベース(例えば、異なるウェブサイト所有者、サービス提供者、ストリーミング型メディア提供者、その他)にわたって分散されている人口統計情報を用いてメディアインプレッション(例えば、コンテンツインプレッション及び/又は広告インプレッション)、メディア露出(例えば、コンテンツ露出及び/又は広告露出)を決定するために使用することが可能である。本明細書に開示した例示の方法、装置及び製品は人口統計に対するインターネットメディア露出のより正確な相関を可能にするのみならず、これらはさらに視聴者測定エンティティ及び/又はレーティングエンティティのパネルに参加している者を越えて、Facebook、Twitter[登録商標]、Google、その他などのソーシャルメディアサイト及び/又はYahoo!、Amazon.com、その他などのその他任意のインターネットサイトのデータベースといったその他のインターネットデータベースに登録した者にまでそのパネルの大きさ及び構成を有効に拡張している。この拡張によって、レーティングエンティティのメディアタグ付け機能やソーシャルメディア及び/又はその他のウェブサイトなどの非レーティングエンティティのデータベースの使用が有効に活用され、膨大で人口統計に正確なパネルが生成され、これによりコンテンツ、広告及び/又はプログラミングなどのインターネットメディアに対する露出に関する正確で高信頼性の測定が得られる。
[0035]従来、視聴者測定エンティティ(本明細書では、「レーティングエンティティ」とも呼ぶ)は、メディア(例えば、広告及びコンテンツプログラミング)に関する人口統計リーチ(reach)を登録されたパネルメンバに基づいて決定する。すなわち視聴者測定エンティティは、モニタリングを受けることに同意した人をパネルに入会させる。入会の間に視聴者測定エンティティは、これらのパネリストに対するメディア露出(例えば、広告/コンテンツ露出)と様々な人口統計マーケットとの間で引き続いて相関がとれるように入会者から人口統計情報を受け取る。視聴者測定エンティティが人口統計ベースの視聴者測定データを収集するために自分自身のパネルメンバデータにのみ依拠するような従来の技法と異なり、本明細書に開示した例示の方法、装置及び/又は製品によれば視聴者測定エンティティは、ユーザ登録モデルに基づいて運営される他のエンティティによる人口統計情報の利用が可能となる。本明細書で使用する場合にユーザ登録モデルとは、ユーザがアカウントを作成し自分自身に関する人口統計関連の情報を提供することによってこれらのエンティティのサービスに加入するようなモデルのことである。データベース所有者の登録したユーザに関連付けられた人口統計情報を共有することによって視聴者測定エンティティは、自身のパネルデータを外部の供給源(例えば、データベース所有者)からの実質的に高信頼性の人口統計情報によって拡張又は補完し、これにより自身の人口統計ベースの視聴者測定のカバー域、正確性及び/又は完全性を拡張することが可能となる。このようなアクセスによればまた視聴者測定エンティティは、視聴者測定パネルに参加してはいないがデータベース所有者とで自身の人口統計を共有するような人をモニタリングすることが可能となる。一団の個人に関する人口統計を識別するデータベースを有する任意のエンティティが視聴者測定エンティティと協働することがある。このようなエンティティのことは、「データベース所有者」と呼ぶことがあり、またこのエンティティには、Facebook、Google、Yahoo!、MSN、Twitter、Apple iTunes、Experian、などのエンティティを含むことができる。
[0036]本明細書に開示した例示の方法、装置及び/又は製品は、オンラインメディア露出メトリックスの開発のために視聴者測定エンティティ(例えば、広告、コンテンツ、及び/又はその他任意のメディアに対する視聴者露出の測定又は追跡に関心のある任意のエンティティ)がオンラインウェブサービス提供者などの任意の数のデータベース所有者と連携して実装することがある。データベース所有者/オンラインウェブサービス提供者は、ソーシャルネットワークサイト(例えば、Facebook、Twitter、MySpace、その他)、マルチサービスサイト(例えば、Yahoo!、Google、Experian、その他)、オンライン小売店サイト(例えば、Amazon.com、Buy.com、その他)、及び/又はユーザ登録記録を維持するその他任意のウェブサイト(複数可)とすることができる。
[0037]測定されるメディア露出が正確に正しい人口統計に由来する可能性を高めるために、本明細書に開示した例示の方法、装置及び/又は製品は視聴者測定エンティティの記録内にある人口統計情報と、アカウントを所持するユーザの記録又はプロフィールを維持する1つ又は複数のデータベース所有者(例えば、ウェブサービス提供者)のところにある人口統計情報と、を用いる。このようにして、本明細書に開示した例示の方法、装置及び/又は製品は、レーティングエンティティ(例えば、メディア露出測定値及び/又は人口統計を収集するThe Nielsen Company(米国Illinois州Schaumburg市)などの視聴者測定会社)によって維持される人口統計情報を、1つ又は複数の異なるデータベース所有者(例えば、ウェブサービス提供者)からの人口統計情報によって補完するために使用することができる。
[0038]異質のデータ供給源からの人口統計情報(例えば、視聴者測定エンティティのパネル(複数可)からの高品質の人口統計情報及び/又はウェブサービス提供者の登録ユーザデータ)を用いた結果として、オンラインとオフラインの両方の広告キャンペーンについてのメトリックスに関する報告有効性が改善される。本明細書に開示した例示の技法は、オンライン登録データを用いてユーザの人口統計を識別し、且つサーバインプレッションカウント、タグ付け(ビーコン処理とも呼ぶ)及び/又はその他の技法を用いてこれらのユーザに由来するインプレッションの量を追跡する。ソーシャルネットワークサイト(例えば、Facebook)やマルチサービス提供者(例えば、Yahoo!、Google、Experian、その他)などのオンラインウェブサービス提供者(本明細書では、まとめて且つ個別にデータベース所有者と呼ぶ)は、ユーザ登録プロセスを介して収集した詳細な人口統計情報(例えば、年齢、性別、地理的位置、人種、収入レベル、教育レベル、宗教、その他)を維持する。インプレッションは、対応するメディア(例えば、コンテンツ及び/又は広告)に対して露出されている家庭や個人に対応する。したがってインプレッションは、家庭や個人が広告やコンテンツ又は一群の広告やコンテンツに対して露出されていることを示している。インターネット広告ではインプレッションの量又はインプレッションカウントとは、ある広告又は広告キャンペーンがウェブ母集団によりアクセスを受けた総回数のことである(例えば、アクセス回数は、例えばポップアップブロッカーによって減少すること及び/又は、例えばローカルキャッシュメモリからの取り出すによって増加することがある)。
[0039]本明細書に開示した例示の方法、装置及び/又は製品はまた、サイドバイサイド方式でのTV及びオンラインレーティングの報告(例えば、グロスレーティングポイント(GRP:gross rating point)を用いること)が可能となる。例えば本明細書に開示した技法によれば広告者は、個別に及び/又はまとめてTV及び/又はオンライン広告に到達したユニークな人又はユーザの数を報告することが可能となる。
[0040]本明細書に開示した例示の方法、装置及び/又は製品はまた、インターネット上の様々な箇所において人口統計データに対してマッピングされたインプレッションを収集する。例えば視聴者測定エンティティは、そのパネルに関してこうしたインプレッションデータを収集すると共に、加入者についてのインプレッションデータの収集のために1つ又は複数のオンライン人口統計所有者の協力を得る。収集したこのインプレッションデータを組合せることによって視聴者測定エンティティは次いで、異なる広告キャンペーンに関するGRPメトリックスを作成することが可能である。これらのGRPメトリックスは、到達を受けた特定の人口統計セグメント及び/又はマーケットと相関させるか、さもなければ関連付けさせることが可能である。
[0041]本明細書に開示した例示の方法は、視聴者測定エンティティに第1の要求を送るステップと、データベース所有者に対して、クライアントに対応するデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを視聴者測定エンティティへ送らせる第2の要求を送るステップと、を含む。幾つかの例示の方法は、データベース所有者クッキーを記憶するステップをさらに含む。幾つかの例では、第1の要求を視聴者測定エンティティに送るステップは、ウェブページにおけるビーコン命令の実行に応答させる。幾つかの例では第2の要求はさらにデータベース所有者に対して、クライアントに関連付けられた人口統計特性を視聴者測定エンティティへ送らせる。
[0042]幾つかの例示の方法は、視聴者測定エンティティに第3の要求を送るステップと、第2のデータベース所有者に対して、第2のデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーの第2のクッキーマッピングを視聴者測定エンティティへ送らせる第4の要求を送るステップと、をさらに含む。幾つかのこのような例では第2の要求はデータベース所有者に対して、クッキーマッピングを視聴者測定エンティティへ非同期式で送らせる。幾つかの例示の方法は、視聴者測定エンティティにクッキーマッピングを含む第3の要求を送るステップをさらに含む。
[0043]本明細書に開示した例示の装置は、通信インターフェースとウェブブラウザとを含む。ウェブブラウザは、通信インターフェースを介して視聴者測定エンティティに第1の要求を送ると共に、データベース所有者に対してクライアントに対応するデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを視聴者測定エンティティへ送らせる第2の要求を通信インターフェースを介して送る。幾つかの例ではウェブブラウザは、第1の要求において視聴者測定エンティティクッキーを送る。幾つかの例示の装置ではウェブブラウザは、ウェブページにおけるビーコン命令の実行に応答して第1の要求を視聴者測定エンティティに送る。
[0044]幾つかの例示の装置では第2の要求はさらにデータベース所有者に対して、クライアントに関連付けられた人口統計特性を視聴者測定エンティティへ送らせる。幾つかの例ではウェブブラウザは、視聴者測定エンティティに第3の要求を送ると共に、第2のデータベース所有者に対して、第2のデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーの第2のクッキーマッピングを視聴者測定エンティティへ送らせるための第4の要求を第2のデータベース所有者に送る。幾つかの例では第2の要求はデータベース所有者に対して、クッキーマッピングを視聴者測定エンティティへ非同期式で送らせる。幾つかの例ではウェブブラウザは、視聴者測定エンティティにクッキーマッピングを含む第3の要求を送る。
[0045]本明細書に開示した例示の方法は、要求への応答を送るステップであって、該応答は、視聴者測定エンティティによって使用される第1のクッキーの識別及びパートナデータベース所有者の指示を含むステップと、パートナデータベース所有者によって使用される第2のクッキーへの第1のクッキーのマッピング及びパートナデータベース所有者によって第2のクッキーに関連付けられた人口統計情報を受け取るステップと、を含む。幾つかの例示の方法ではマッピング及び人口統計情報は、パートナデータベース所有者から非同期式通信で受け取られる。幾つかの例では応答は、クライアントデバイスに対してパートナデータベース所有者へ要求を送らせるためのリダイレクトメッセージを含む。
[0046]幾つかの例示の方法では、マッピングが第1の時点で受け取られ、且つ人口統計情報が第1の時点後の第2の時点で受け取られる。幾つかの例示の方法は、ビーコン要求の発生元のウェブサイトに基づいてデータベース所有者リストからデータベース所有者を選択するステップをさらに含む。幾つかの例では、データベース所有者を選択するこのステップは、ウェブサイトに関連付けされる予想される人口統計グループに関してデータベース所有者によって提供される人口統計情報の品質を決定するサブステップを含む。幾つかの例示の方法は、そのビーコン要求が第1のクッキーを含むかどうかを決定し、ビーコン要求が第1のクッキーを含まないときに第1のクッキーを作成するステップをさらに含む。
[0047]本明細書に開示した例示の装置は、要求への応答を送るためのリダイレクト器であって、該応答は、視聴者測定エンティティによって使用される第1のクッキーの識別及びパートナデータベース所有者の指示を含む、リダイレクト器と、パートナデータベース所有者によって使用される第2のクッキーへの第1のクッキーのマッピング及びパートナデータベース所有者によって第2のクッキーに関連付けられた人口統計情報を受け取るための通信インターフェースと、を含む。幾つかの例示の装置では通信インターフェースは、このマッピング及び人口統計情報をパートナデータベース所有者から非同期式通信で受け取る。
[0048]幾つかの例ではその応答は、クライアントデバイスに対してパートナデータベース所有者へ要求を送らせるリダイレクトメッセージを含む。幾つかの例では通信インターフェースは、第1の時点でマッピングを受け取ると共に、第1の時点後の第2の時点で人口統計情報を受け取る。幾つかの例示の装置は、要求の発生元のウェブサイトに基づいてデータベース所有者リストからデータベース所有者を選択するためのパートナ選択器をさらに含む。幾つかの例ではパートナ選択器は、ウェブサイトに関連付けられた予想される人口統計グループに関してデータベース所有者によって提供される人口統計情報の品質の決定することを含むデータベース所有者の選択を行う。幾つかの例示の装置はクッキー作成器をさらに含み、リダイレクト器は要求が第1のクッキーを含むかどうかを決定し、且つ要求が第1のクッキーを含まないときにクッキー作成器は第1のクッキーを作成する。
[0049]本明細書に開示した例示の方法は、クライアントデバイスから視聴者測定エンティティクッキー識別子を含む第1の要求を受け取るステップと、クライアントに関連付けられたデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを決定するステップと、を含む。幾つかの例示の方法は、クライアントに対してクッキーマッピングを視聴者測定エンティティへ送らせるためのリダイレクトメッセージを送るステップをさらに含む。幾つかのこのような例ではリダイレクトメッセージは、データベース所有者クッキー識別子と、視聴者測定エンティティクッキー識別子と、データベース所有者クッキー識別子と視聴者測定エンティティクッキー識別子の間の関連付けに関する指示と、を含む。
[0050]幾つかの例示の方法は、視聴者測定エンティティにクッキーマッピングを含むメッセージを送るステップをさらに含む。幾つかのこのような例ではそのメッセージは、第2のクライアントデバイスに関する第2の視聴者測定エンティティクッキー識別子と第2のクライアントデバイスに関連付けられた第2のデータベース所有者クッキーとの間の第2のクッキーマッピングをさらに含む。
[0051]本明細書に開示した例示の方法は、クライアントデバイスから視聴者測定エンティティクッキー識別子を含む第1の要求を受け取るステップと、データベース所有者クッキーとクライアントに関連付けられた視聴者測定クッキーの間の関連付けを含むクッキーマッピングをクッキーに関連付けられた視聴者測定エンティティに提供するステップと、を含む。幾つかの例では、クッキーマッピングを提供するこのステップは、クライアントに対してクッキーマッピングを視聴者測定エンティティへ送らせるためのリダイレクトメッセージを送るサブステップを含む。幾つかのこのような例ではリダイレクトメッセージは、データベース所有者クッキー識別子と、視聴者測定エンティティクッキー識別子と、データベース所有者クッキー識別子と視聴者測定エンティティクッキー識別子の間の関連付けに関する指示と、を含む。
[0052]幾つかの例示の方法では、クッキーマッピングを提供するこのステップは、視聴者測定エンティティにクッキーマッピングを含むメッセージを送るサブステップを含む。幾つかのこのような例ではそのメッセージは、第2のクライアントデバイスに関する第2の視聴者測定エンティティクッキー識別子と第2のクライアントデバイスに関連付けられた第2のデータベース所有者クッキーとの間の第2のクッキーマッピングをさらに含む。
[0053]本明細書に開示した例示の装置は、クライアントデバイスから視聴者測定エンティティクッキー識別子を含む第1の要求を受け取るための通信インターフェースと、クライアントに関連付けられたデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを決定するためのクッキーマッピング器と、を含む。幾つかの例示の装置では通信インターフェースは、データベース所有者クッキーとクライアントに関連付けられた視聴者測定クッキーとの間の関連付けを含むクッキーマッピングをクッキーに関連付けられた視聴者測定エンティティに提供する。
[0054]幾つかの例では通信インターフェースは、クライアントに対してクッキーマッピングを視聴者測定エンティティへ送らせるためのリダイレクトメッセージを送ることによってクッキーマッピングを提供する。幾つかのこのような例ではそのリダイレクトメッセージは、データベース所有者クッキー識別子と、視聴者測定エンティティクッキー識別子と、データベース所有者クッキー識別子と視聴者測定エンティティクッキー識別子の間の関連付けに関する指示と、を含む。幾つかの例示の装置では通信インターフェースは、視聴者測定エンティティにクッキーマッピングを含むメッセージを送ることによってクッキーマッピングを提供する。幾つかのこのような例ではそのメッセージは、第2のクライアントデバイスに関する第2の視聴者測定エンティティクッキー識別子と第2のクライアントデバイスに関連付けられた第2のデータベース所有者クッキーとの間の第2のクッキーマッピングをさらに含む。
[0055]本明細書に開示した例示の装置は、クライアントデバイスから視聴者測定エンティティクッキー識別子を含む第1の要求を受け取ると共に、クッキーに関連付けられた視聴者測定エンティティへ、データベース所有者クッキーとクライアントに関連付けられた視聴者測定クッキーの間の関連付けを含むクッキーマッピングを含むメッセージを提供するための通信インターフェースと、命令を実行するためのプロセッサであって、この命令がプロセッサにメッセージを作成させるプロセッサと、を含む。
[0056]本明細書に開示した例示の方法は、命令実行の際にクライアントに対してプロセスを開始させる命令をウェブサイト内に含めるように提供するステップであってこのプロセスが、視聴者測定エンティティに第1の要求を送るサブステップと、データベース所有者に対して、クライアントに対応するデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを視聴者測定エンティティへ送らせるための第2の要求を送るサブステップと、を含む提供するステップを含む。幾つかの例示の方法は、ウェブサイトに関連付けられた情報を受け取ると共に、この情報に基づいて命令を作成するステップをさらに含む。幾つかの例ではそのプロセスは、視聴者測定エンティティから視聴者測定クッキーの識別子を含むリダイレクトメッセージを受け取るサブステップをさらに含む。
[0057]本明細書に開示した例示の装置は、通信インターフェースと、ウェブサイト内に含ませるための命令を作成すると共に通信インターフェースに対してこの命令をウェブサイトに関連付けられたウェブサーバへ送らせるためのプロセッサと、を含んでおり、この命令は命令実行の際にクライアントに対して、視聴者測定エンティティに第1の要求を送るサブステップと、データベース所有者に対して、クライアントに対応するデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを視聴者測定エンティティへ送らせるための第2の要求を送るサブステップと、を含むプロセスを開始させる。幾つかの例では通信インターフェースは、ウェブサイトに関連付けられた情報を受け取り、この情報に基づいてプロセッサは命令を作成する。幾つかの例示の装置ではそのプロセスは、視聴者測定エンティティから視聴者測定クッキーの識別子を含むリダイレクトメッセージを受け取るサブステップをさらに含む。
[0058]図1は、AME102からパートナデータベース所有者(DP)104へのリダイレクトに基づいて視聴者測定エンティティ(AME)対パートナクッキーマッピングを作成するための例示のシステム100を示している。図2は、AME102からパートナDP104へのリダイレクトに基づいてAME対パートナクッキーマッピングを作成するための図1の例示のシステム100に対応する例示のメッセージ授受流れ図200を示している。
[0059]図1の例ではウェブサーバ106は、1つ又は複数のウェブサイトへのアクセスを提供する。例示のシステム100は、ウェブサーバ106によって配給されるウェブサイトにアクセスを要求するウェブブラウザ(例えば、例示のウェブブラウザ110)に関するAME対パートナクッキーマッピングを決定する。例証のために例示のウェブブラウザ110を示しているが、図1の例示のシステム100はウェブブラウザ110及び/又はその他のウェブブラウザについて図1に示したプロセスを重複させる及び/又は反復させることができる。図1の例示のウェブブラウザ110は、あるコンピューティングデバイス(例えば、図14の処理プラットフォーム1400などのパーソナルコンピュータ、モバイルデバイス)上で実行されるウェブブラウザコンピュータアプリケーションの一具体例である。しかし、図1の例示のシステム100の例示の実装形態では、こうしたブラウザを多数必要とするのが典型的である。
[0060]図1の例示のウェブサーバ106から利用可能な例示のウェブページはビーコン命令でタグ付けされる。幾つかの例ではAME102は、ウェブサーバ106によって配給されるウェブサイト又は要素又はウェブサイト(例えば、メディア、広告、及び/又はウェブサイトのその他の要素)内に含ませるためのタグ又はビーコン命令をウェブサーバ106に提供する。提供されたこのビーコン命令によって、タグ付けされた指定のページに基づいた及び/又はウェブページ上に存在する任意の引き数及び/又はその他の変数に基づいたウェブサーバによる修正に対応すること及び/又は修正を要求することができる。
[0061]例示のブラウザ110がウェブサーバ106にウェブページを要求したとき(例えば、図1の矢印(1))、例示のウェブサーバ106はビーコン命令を付けてページコンテンツを返す(例えば、図1の矢印(2))。図1の例示のビーコン命令は、AME102によって提供される及び/又はAME102によってウェブサーバ106に提供される命令から修正され、またAMEサーバ114を指し示すURL112を含むと共に、とりわけウェブサーバ106に要求したページの提供に由来したメディア表現及び/又は露出とビーコン命令を提供したウェブサーバ又は発行者(例えば、ウェブサーバ106)の指示(例えば、URL112内の太字箇所)とを指定する(例えば、図1の矢印(3))。幾つかの例ではウェブサーバ106は、パートナDP104又は別のデータベース所有者による制御を受ける。幾つかのこのような例ではウェブサーバ106は、URL112内にパートナDP104の識別子やその他の指示を含む。ブラウザ110がAME102に対応するクッキー(例えば、AMEクッキー)を以前に記憶している場合(且つ、そのクッキーが期限切れでない場合)、例示のブラウザ110はビーコン要求付きのAMEクッキーを提供する。
[0062]例示のAMEサーバ114は、ビーコン要求リダイレクト器120と、クッキー作成器122と、パートナ選択器124と、ビーコン命令作成器126と、通信インターフェース128と、を含む。AMEサーバ114がブラウザ110からビーコン要求を受け取ると、例示のビーコン要求リダイレクト器120は、そのビーコン要求がAMEクッキーを含むかどうかを決定する。ビーコン要求がAMEクッキーを含まない場合、例示のクッキー作成器122はブラウザ110に関するAMEクッキーを作成する。ビーコン要求がAMEクッキーを含む場合、例示のビーコン要求リダイレクト器120は、そのAMEクッキーがDP(例えば、パートナDP104)に関するDPクッキー値に関連付けされる(例えば、マッピングされる)かどうかを決定する。DPクッキーが存在する場合、例示のAMEサーバ114はそのビーコンをブラウザ110と関連付けて記憶する。AMEサーバ114はビーコン要求に応答することも応答しないこともある。図示した例ではAMEサーバ114は、タグ付けされたウェブページ又は広告の表示に影響を及ぼすことを意図しない何らかのもの(例えば、プレースホルダーなど透明な1×1画素画像やその他の要求されたメディア)によってビーコン要求に応答する。幾つかの例ではそのビーコン要求は応答を誘導していない。
[0063]図示した例のAMEサーバ114がブラウザ110に関するAMEクッキーを作成した場合、又は既存のAMEクッキーに関連付けられた(例えば、マッピングされた)ブラウザ110に関するDPクッキー値が存在しない場合(例えば、タグ付けされたウェブページ又はタグ付けされた広告がDPサーバからでない場合)、例示のビーコン要求リダイレクト器120はビーコン要求に対する応答のURLパラメータ116にAMEクッキーを追加する。例示のビーコン要求リダイレクト器120は、ビーコン要求に応答してブラウザ110にリダイレクト応答(例えば、HTTP「302 Found」リダイレクトメッセージ)を送る(例えば、図1の矢印(4))。図1の例示のURLパラメータ116は、パートナDPサーバ108のアドレス(例えば、図1のURL116内にある太字にし且つ下線を付けたテキスト)と、パートナDP104のクッキーにマッピングさせるための識別子又はAMEクッキーの値(例えば、太字にしているが下線付けしていないテキスト)と、を含む。例示のURLパラメータ116は、パートナDPサーバ108のアドレスをさらに含む。例示のパートナ選択器124は、リダイレクトメッセージを導く先のパートナDPサーバを選択する。例えばパートナ選択器124は、例えばウェブサーバ106によって配給されるメディア(例えば、タグ付けされたメディア)に関する予想される人口統計に基づいて(例えば、協働するパートナDPのリストから)複数のパートナDPのうちの1つ又は幾つかを選択することがある。他の幾つかの例ではパートナ選択器124は、デフォルトのパートナDPと、1つ又は複数のバックアップパートナDPと、を選択する。
[0064]図1の例示のビーコン命令作成器126は、例示のウェブサーバ106及び/又はウェブサーバ106が配給しようとするウェブサイトに関連付けられた情報を受け取る。この情報は、ウェブサーバ106及び/又はメディアのアドレス及び/又はURLレンジを含むことがある。この情報に基づいて例示のビーコン命令作成器126は、ウェブサーバ106によって配給されるメディアにタグ付けするために例示のウェブサーバ106に使用させるビーコン命令を作成する。他の幾つかの例ではビーコン命令作成器126は、配給するメディアに基づいてウェブサーバ106により修正し得るような包括的命令をウェブサーバ106に提供する。
[0065]例示の通信インターフェース128は、例示のAMEサーバ114を例示のブラウザ110に(例えば、インターネットなどのネットワークを介して)通信可能に結合させる。例示の通信インターフェース128は、ビーコン要求やリダイレクト応答などの通信を送信及び受信するためのハードウェアとソフトウェアの組合せ及び/又はファームウェアを含む。幾つかの例では通信インターフェース128は、複数のAMEサーバ114の間の多数の通信を分割するための負荷バランス調整機能を含む。
[0066]例示のブラウザ110は、ビーコン要求に対するリダイレクト応答を受け取ると共に、URL116に基づいて(例えば、これを用いて)パートナDPサーバ108対する要求を行う(例えば、図1の矢印(5))。ブラウザ110がパートナDP104のドメインに関するクッキーを有する場合、例示のブラウザ110は要求と一緒にクッキーを提供する。図1の例示のパートナDPサーバ108は、クッキーマッピング器130及び通信インターフェース132を含む。パートナDPサーバ108は、クッキーがブラウザ110によって提供されたかどうかを決定する。ブラウザ110が要求付きのクッキーを提供する場合、例示のパートナDPサーバ108は(例えば、クッキーマッピング器130を介して)そのクッキーを認識すると共に、URL116で識別されたAMEクッキーに対してパートナDPクッキーをマッピングする(例えば、パートナDPクッキーとAMEクッキーの間の関連付けを記憶する)。例示のパートナDPサーバ108は、AMEクッキーとブラウザ110に関するパートナDPクッキーとの間のマッピングを示しているメッセージを例示のAMEサーバ114に送る(例えば、図1の矢印(6))。この例示のメッセージは、マッピングを提供するURL118(例えば、太字にしたテキスト)を含む。
[0067]例示のクッキーマッピング器130は追加として又は代替として、AMEサーバ114内に実装されることがある。以下で説明することにするが幾つかの例ではAMEサーバは、AMEクッキーとパートナDPクッキーの間のマッピングをAMEクッキー、パートナDPユーザ識別子及び/又はブラウザ110に関連付けられたパートナDPクッキーに基づいて実行する。
[0068]例示の通信インターフェース312は、例示のパートナDPサーバ108を例示のブラウザ110に(例えば、インターネットなどのネットワークを介して)通信可能に結合させる。例示の通信インターフェース132は、ビーコンリダイレクト、クッキーマッピング及び人口統計情報などの通信を送信及び受信するためのハードウェアとソフトウェアの組合せ及び/又はファームウェアを含む。幾つかの例では通信インターフェース132は、複数のパートナDPサーバ108の間の多数の通信を分割するための負荷バランス調整機能を含む。
[0069]図1の例ではマッピングURL118は、パートナDP104にとって既知であるブラウザに関連付けられた人口統計情報(例えば、ブラウザのユーザに関する人口統計情報)をさらに含む。例えばブラウザ110のユーザは、パートナDP104によって提供されるサービスの使用と引き換えに人口統計情報をパートナDP104に提供した可能性がある。幾つかの例ではマッピングURL118は、インプレッションデータに対するAMEクッキー及び/又はパートナDPクッキーのマッピングを容易にするためにマッピングのタイムスタンプ及び/又はマッピングに至る別の事象のタイムスタンプをさらに含む。他の幾つかの例ではAMEサーバ114は、マッピングプロセス中に送信及び受信したHTTPメッセージから導出されたタイムスタンプを記憶する。幾つかの例では、インプレッションデータに対するAMEクッキー及び/又はパートナDPクッキーのマッチングについてタイムスタンプを必要としないようにAMEクッキーを一意のものとする。
[0070]図1の例示のAMEサーバ114は、AMEクッキーとパートナDPクッキーの間のマッピングを記憶している。図1の例示のAMEサーバ114は、パートナDP(存在する場合)から受け取ったブラウザ110に関する人口統計情報をさらに記憶している。同じAMEクッキーに関してブラウザ110から受け取った後続のビーコン要求について、例示のAMEサーバ114はビーコン要求(及び、関連するページ参照及び/又は露出情報)を記憶しており、ブラウザ110をリダイレクトせず、これによりDPへのトラフィックが減少し且つまたDPに提供されるデータ(例えば、インプレッションカウント)も減少する。
[0071]図3は、AMEからパートナDP1へのリダイレクトに基づいてAME対第1のパートナDPのクッキーマッピングを作成するため及び第2のパートナDP(パートナDP2)にパートナDP2の登録ユーザを識別するための要求をさらに送るための別の例示のシステム300を示している。図4は、AMEからパートナDP1へのリダイレクトに基づいてAME対パートナDP1クッキーマッピングを作成するため及び第2のパートナDP(パートナDP2)にパートナDP2の登録ユーザを識別するための要求をさらに送るための図3の例示のシステムに対応する例示のメッセージ授受流れ図を示している。図3の例示のシステム300は、AME102と、第1のパートナDP104と、ウェブサーバ106と、第1のパートナDPサーバ(複数可)108と、例示のブラウザ110と、図1のAMEサーバ(複数可)114と、を含む。図3の例示のシステム300は、1つ又は複数の第2のパートナDPサーバ(複数可)304を含む第2のパートナDP302をさらに含む。
[0072]図1の矢印(1)及び(2)と同様の方式により例示のブラウザ110は、第1のウェブサーバ106にウェブページを要求すると共に、ビーコン命令付きのメディア(例えば、ウェブページ、広告)を受け取る。ウェブサーバ106に対する要求は、タグ付けされた任意のメディア(例えば、ウェブページ、広告などウェブページの一部)に関するものとすることが可能である。ウェブページ自体にタグ付けすることが可能であり、及び/又はページ内の広告やその他の部分にタグ付けすることが可能である。この例示のビーコン命令は、ビーコン命令の発行元のウェブサーバ、発行者及び/又はウェブサイト所有者を指定するURL306(例えば、太字フォント)を含む。図1の矢印(3)と同様の方式により例示のブラウザ110は、ビーコン命令を受け取ると例示のAMEサーバ114にビーコン要求を出す。ブラウザ110がAME102に対応するクッキーを以前に記憶している場合(且つ、そのクッキーが期限切れでない場合)、例示のブラウザ110はビーコン要求付きのAMEクッキーを提供する。図1及び3の例では、ブラウザ110が期限切れのAMEクッキー(又は、期限切れの任意のクッキー)は送らない(例えば、削除する)ため、AMEサーバ114はAMEクッキーが期限切れであるかどうかを決定する必要がない。
[0073]AMEサーバ114がブラウザ110からビーコン要求を受け取ると、例示のAMEサーバ114はそのビーコン要求がAMEクッキーを含むかどうかを決定する。ビーコン要求がAMEクッキーを含まない場合、例示のAMEサーバ114はブラウザ110に関するAMEクッキーを作成する。AMEクッキーは、ある時間期間(AMEクッキーで設定されることがあり、ブラウザ110によって設定されることがあり、及び/又はクッキーの寿命期間に対する統一的な上限とすることがある)の後に期限切れとなる。AMEクッキーが期限切れとなった場合、例示のブラウザ110はそのAMEクッキーを棄却する(例えば、記憶から削除する)。ブラウザ110からの次のビーコン要求はAMEクッキーを含んでおらず、このためAMEサーバ114はブラウザ110を未知のものとして扱うと共に新たなAMEクッキーを供給する。ビーコン要求がAMEクッキーを含む場合、例示のAMEサーバ114はそのAMEクッキーがURL112内の指定のDP(例えば、パートナDP104)に関するDPクッキー値に関連付けされる(例えば、マッピングされる)かどうかを決定する。DPクッキーが存在する場合に例示のAMEサーバ114は、そのビーコンをブラウザ110と関連付けて記憶する。
[0074]AMEサーバ114がブラウザ110に関するAMEクッキーを作成する場合、又は既存のAMEクッキーに関連付けられた(例えば、マッピングされた)ブラウザ110に関するDPクッキー値が存在しない場合、例示のAMEサーバ114はビーコン要求に対するリダイレクト応答のURLパラメータ308にAMEクッキーを追加する。次いで例示のAMEサーバ114は、ビーコン要求に応答してブラウザ110にリダイレクト応答(例えば、HTTP「302 Found」リダイレクトメッセージ)を送る(例えば、図1の矢印(4)と同様の方式による)。図3の例示のURLパラメータ308は、第1のパートナDPサーバ108のアドレス(例えば、太字にしているが下線付けしていないテキスト)と、第1のパートナDP104のクッキーにマッピングさせる識別子又はAMEクッキーの値(例えば、太字にし且つ下線を付けたテキスト)と、を含む。ブラウザ110が第1のパートナDP104のドメインに対応するクッキーを以前に記憶している場合、例示のブラウザ110は第1のパートナDPサーバ108に対する要求を伴う第1のパートナDPクッキーを含む。
[0075]例示の第1のパートナDPサーバ108は、その要求が第1のDPクッキーを含むかどうかを決定する。その要求が第1のパートナDPクッキーを含む場合に例示の第1のパートナDPサーバ108は、AMEサーバ114に対してURL310を含むメッセージを送る。URL310は、AMEクッキーへの第1のパートナDPクッキーのマッピング(例えば、太字にしたテキスト)を含む。幾つかの例では第1のパートナDPサーバ108は、AMEサーバ114に対する後続のマッピング及び送信のために(例えば、バッチとして)第1のパートナDPクッキーを記憶する。周期的又は非周期的な間隔で第1のパートナDPサーバ108はAMEクッキーへの第1のパートナDPクッキーのそれぞれのマッピングを示しているURL(例えば、URL310)を含む複数のメッセージを送る。
[0076]第1のパートナDP104(例えば、ブラウザがウェブページを要求した先のパートナDP)に関するパートナDPクッキーに対してAMEクッキーをマッピングさせることに加えて或いはその代替として例示のシステム300は、ブラウザ110に関するAMEクッキーを第2のパートナDP302に関するパートナDPクッキーに対してマッピングする。第1のパートナDP104以外に、例示の第2のパートナDP302がブラウザ110のユーザに関する追加情報又は代替情報を有することがある。幾つかの例では、第2のパートナDP302がAME102に関する有用な人口統計情報やその他の情報を有している一方で、第1のパートナDP104がブラウザ110に関連付けられた情報を全く有しないことがある。
[0077]幾つかの例ではシステム300は、AMEクッキーを第2のパートナDPクッキーに対してマッピングし、第2のパートナDP302によるメディア(例えば、広告)キャンペーンについてのインプレッションのログ記録を可能にする。例示の第2のパートナDP302は、第2のパートナDPクッキーを介して例示のAME102まで追跡されるインプレッション情報を、ブラウザ110に関する例示のAMEクッキーへの第2のパートナDPクッキーのマッピングと一緒に提供する。幾つかの例では第2のパートナDP302は、インプレッションに関連付けられた人口統計情報もさらに提供する。
[0078]ブラウザ110に関するAMEクッキーを第2のパートナDPクッキーに対してマッピングするために例示のAMEサーバ114は、URL312を含むビーコン要求に対するリダイレクト応答を第2のパートナDP302(例えば、第2のパートナDPサーバ304)に送る。例えばタグ付けされたメディアは、AME102による複数のパートナDPへのブラウザ110のリダイレクトを可能にさせるために複数のビーコンを含むことがある。追加として又は代替として、タグ付けされたメディアがビーコン要求を1つだけ発行すると共に、AMEサーバ114は複数のリダイレクトメッセージによって応答することがある。追加として又は代替として各DP(例えば、第1のパートナDP104、第2のパートナDP304、その他)は、リダイレクトを別のDPに返すことによってリダイレクトにより生じた要求に応答することがある。AMEサーバ114が複数のリダイレクトを送るような例では、URL310が指定するのが第1のパートナDPサーバ(複数可)108のアドレスではなく第2のパートナDPサーバ(複数可)304のアドレスであることを除けば図3の例示のURL312はURL308と同様である。
[0079]図示した例の例示のURL310はAMEクッキー値を含む。例示のブラウザ110は、リダイレクト応答を受け取ると共に例示の第2のパートナDPサーバ304に要求を送る。ブラウザ110が第2のパートナDPサーバ304に関するクッキーを有する場合、ブラウザ110は要求の中にクッキーを含める。例示の第2のパートナDPサーバ304は、ブラウザ110からの要求がクッキーを含むかどうかを決定する。要求がクッキーを含む場合、例示の第2のパートナDPサーバ304はクッキーからブラウザ110又はブラウザに関連付けられたユーザを識別する値(例えば、ユーザを一意に識別する値)を読み取る。
[0080]例示の第1のパートナDP104の場合と異なり図3に示した例の例示の第2のパートナDP302は、マッピングの作成直後ではなく間隔をおいてAMEクッキーを第2のパートナDPクッキーマッピングに提供する。例えば第2のパートナDP302は、第2のパートナDPクッキーとマッピングされたAMEクッキーとの間のマッピングをAMEサーバ114に後で(例えば、バッチとして)送信するために記憶している。周期的又は非周期的な間隔で第2のパートナDPサーバ304は、AMEクッキーへの第2のパートナDPクッキーのそれぞれのマッピングを含む1つ又は複数の複数のメッセージを送る。例示の第2のパートナDPサーバ304は、1つ又は複数のデータファイル(例えば、アレイやその他のデータ構造)の形で1つのメッセージを介して複数のマッピングからなる組を送ることがある。追加として又は代替として第2のパートナDPサーバ304は、各メッセージが1つのマッピング(例えば、マッピング情報を包含したURL)を含むような複数のメッセージ(例えば、ダミーのHTTP要求)を送ることがある。例示の第2のパートナDPサーバ304がユーザを(例えば、クッキー内のユーザ識別子を介して)識別した場合、例示の第2のパートナDPサーバ304は例示のAMEサーバ114にマッピングメッセージやその他の肯定応答メッセージ(例えば、200 OK HTTP応答メッセージ)を送る。
[0081]図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例は、図1及び3の例示のシステム100、300の1つ又は複数のサーバ又はコンピュータによって実行されるマシン読み取り可能命令を用いて実行し得る動作との連携を示している。
[0082]図5A、6A、7A及び8Aの例では、AMEにより実行されるとして示している動作は、例えば図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8BのAMEサーバ(複数可)114によって実装することができ、またパートナDPにより実行されるとして示している動作は、例えば図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8BのパートナDPサーバ108、304によって実行することができる。図5Aの例では、第1のデータベース所有者(DP1)はクッキーレベルデータを提供することに同意しており、また第2のデータベース所有者(DP2)はクッキーレベルデータの提供は拒否するがそのクッキーレベルデータの総体をバケット又はカテゴリの形で(例えば、男性で年齢30〜40歳のように)表している要約データの提供には同意する。
[0083]図5Aは、第1及び第2のパートナデータベース所有者から分散型人口統計情報を収集するために実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令500を表した流れ図である。図5Bは、図5Aの命令500を実装する図1のシステム100の例示のプロセスを示している。
[0084]ブロック510においてブラウザがメディアにアクセスすると(例えば、図5Bの矢印(1))、メディア内に含まれた及び/又はそのメディアに関連付けされビーコン命令(例えば、図5Bの矢印(2))はブラウザに対してAMEにビーコン要求を送ることによってインプレッションを登録させる(例えば、図5Bの矢印(3))。処理ブロック512の動作においてAMEは、ブラウザに関するオンライン活動データを収集する。例えばAMEは、ブラウザからビーコン要求を受け取り(ブロック512a)、且つビーコン要求内に包含されるかさもなければビーコン要求に関連付けられたインプレッションデータを収集及び/又は記憶する(ブロック512b)。ビーコン要求に関連付けられたデータはブラウザに関連付けられたAMEクッキーを含むこと、及び/又はビーコン要求をトリガーしたメディアを識別することがある。AMEは、収集したインプレッションデータをブラウザから受け取った対応するAMEクッキーに基づいて処理し、例えばウェブページ参照とメディア露出とを相関させる(ブロック512c)。
[0085]ブロック514においてAMEは、どのパートナDP(複数可)にブラウザをリダイレクトさせるかを決定する。例示のAMEは、パートナDP1、パートナDP2及び/又は1つ又は複数の追加のパートナDPを選択することがある。例えばAMEは、タグ付けされたウェブサイトの予想される又は推定される人口統計構成に関する人口統計情報の品質がパートナDP1に関して他のパートナDPより高いときに、その予想される又は推定される人口統計構成に基づいてパートナDP1を選択することがある。他の幾つかの例ではAMEは、複数の(例えば、利用可能なすべての)パートナDP(例えば、DP1及びDP2)を選択することがある。ブロック514の結果に基づいて例示のAMEは、リダイレクト応答をクライアントブラウザに送り(例えば、図5Bの矢印(4))、クライアントブラウザに対してリダイレクト要求をパートナDP1に向けて送らせ(例えば、図5Bの矢印(5)、ブロック502a〜502cを開始する)及び/又はパートナDP2に向けて送らせる(例えば、ブロック516a〜516dを開始する)。
[0086]図示した例では処理ブロック502の動作は、クライアントコンピュータ上のウェブブラウザから受け取ったビーコン要求に基づいてインプレッションデータを収集するためにAMEではなくパートナDP1によって実行される。例えばタグ付けされたメディアにアクセスした後にクライアントブラウザは、AMEにビーコン要求を送ると共に、AMEによってパートナDP1及び/又はパートナDP2のうちの一方又は両方にリダイレクトされる(ブロック514)。検討を目的としてパートナDP1がリダイレクトに基づいてクライアントブラウザからメッセージを受け取る(例えば、ブロック502a)ものと仮定すると、パートナDP1はクライアントから受け取ったメッセージからのタグ情報(例えば、メディア情報、発行者情報、タイムスタンプ、その他)にアクセスし、これによってブラウザからのインプレッションデータを収集及び/又は記憶する(例えば、ブロック502b)。パートナDP1は、タグ情報をタグ付けされたメディアに対して露出されたユーザに関するパートナDP1クッキー識別子及び/又はAMEクッキー識別子と関連付けするようにそのタグ情報を処理する(ブロック502c)。したがってブロック502の例示の動作によってパートナDP1は、タグ付けされたメディアにアクセスするパネリスト及び/又は非パネリストユーザからインプレッション情報を収集することができる。パートナDP1によるインプレッション情報の収集は、AMEによるインプレッション情報の収集に対する追加として又は代替として実施されることがある。
[0087]ブロック504においてパートナDP1は、パートナDP1が収集した未処理のインプレッションデータ(例えば、メディア情報、クッキー識別子、タイムスタンプ、その他)をAMEに送るために圧縮する(例えば、図5Bの矢印(6))。AMEに対してパートナDP1によって提供されるインプレッションデータは、AMEクッキー識別子(例えば、タグ情報を介して受け取った識別子)とパートナDP1クッキー識別子(例えば、パートナDP1にとって既知であり且つ例えばクライアントデバイスによって記憶されているユーザの識別子)との間のマッピングを含む。図5Bは、タイムスタンプ、インプレッション情報(例えば、メディア識別子)及びパートナDP1ユーザ識別子とAMEクッキー識別子の間の関連付けを含む例示のテーブル524を示している。例示のパートナDP1はこのテーブル524を図5Bの矢印(6)に対応するメッセージの形で例示のAMEサーバに送る。パートナDP1クッキー識別子は、プライバシー保護のためにAMEに提供されるインプレッションデータ内で匿名化されることがある。例示のマッピング情報によってAMEは、複数のパートナDP(例えば、DP1、DP2、その他)の間でインプレッションデータを相関させることが可能となる。図5Aの例示のブロック502及び/又は504は、インプレッションデータを反復して収集してAMEにそのデータを転送するように繰り返される及び/又は連続して実行される。
[0088]処理ブロック506の動作においてパートナDP1は、ユーザ人口統計ファイルをクッキーレベルで作成する(ブロック506a)。例えばパートナDP1は、AMEクッキーに対してマッピングさせるパートナDPクッキー識別子を含みまたパートナDPクッキーによってそれぞれに識別されたユーザに関する人口統計情報をさらに含むファイルを作成することがある。例えばパートナDP1は、ユーザのDPクッキー識別子と、タグリダイレクトメッセージと関連させて(例えば、直前の報告期間中に)DPクッキーが受け取られたユーザに関連付けられた人口統計情報と、を含む。クッキーレベルの人口統計ファイルは圧縮されると共に、(例えば、周期的に、非周期的に、要求に応答して、指定の時点で、その他により)AMEに転送される(例えば、ブロック506b、図5Bの矢印(7))。図5Bには例示のテーブル526を示しており、これにはパートナDP1クッキー識別子に関連付けられた人口統計情報を含む。その人口統計データはクッキーマッピングを行った対象のユーザに限定されること、又はデータベース所有者のクッキーからなるより大きな集合を包含することがある。
[0089]参照番号508によって示した動作においてAMEは、インプレッションデータとパートナDP1からの人口統計データとを合併及び/又は集合させる(ブロック508a)。例えばAMEは、個々のパートナDPクッキーに対応する人口統計情報を、個々のパートナDPクッキーに対応するインプレッションデータ(例えば、ブロック504においてパートナDP1から受け取ったインプレッションデータ、他のパートナDPから受け取ったインプレッションデータ、及び/又はAMEが収集したその他のインプレッションデータ)と関連付けすることがある。例示のAMEは、パートナDP1に関する知見を(例えば、データを人口統計グループ及び/又はバケットにグループ分けすることによって)要約する(ブロック508b)。パートナDPの人口統計情報及びインプレッション情報、及び/又はこれらに関する要約は次いで、既知のデータ(例えば、AMEパネリストデータ520)に基づいた調整(例えば、キャリブレーション)のため及び/又はメディアインプレッション報告(例えば、オンラインキャンペーンレーティング)の作成のためにキャリブレーションエンジンに供給されることがある。
[0090]処理ブロック516の動作では、AMEによるリダイレクト応答に由来する要求を受け取った後に(ブロック516a)、第2のパートナDP2(例えば、図3のサーバ304)はブラウザに関する第2のパートナDP2(例えば、第2のパートナDP302)にとって既知のクッキーに対応する活動情報を収集及び/又は記憶する(ブロック516b)。例示のパートナDP2はそのタグ情報(例えば、インプレッションデータ)を、ブロック502の動作に関連して上で説明したようなパートナDP1と同様の方式により収集する。例示のパートナDP2は、パートナDP2クッキーに基づいてインプレッションデータを処理する(ブロック516c)。パートナDP2はブロック516cにおける処理を、ブロック512cでAMEによって実行される処理と同様の方式により実行することがある。しかしデータを圧縮するのではなく、例示の第2のパートナDPサーバ304は、タグ情報を周期的に要約し、このタグ情報をOCRキャリブレーションエンジン518に送る(ブロック516d)。例えばこのデータ要約には、個々のユーザ及び/又は個々のクッキーに関するインプレッション及び/又は人口統計情報の提供ではなく、インプレッション情報及び/又は人口統計情報をより大きな人口統計グループにするようなグループ分けを含むことがある。例示のOCRキャリブレーションエンジン518はさらに、AMEパネル係数520(例えば、代表的なAMEパネルの特性に基づいてインプレッション情報に加えられる重み)を受け取る。例示のOCRキャリブレーションエンジン518は、パートナDPクッキーマッピングに対するAMEクッキー、パートナDP人口統計、パートナDP活動測定(例えば、インプレッションデータ収集)、及び/又はAME活動測定(例えば、AMEパネリスト及び/又は非パネリストインプレッション収集)に基づいてOCR報告522を作成する。例示の命令500は、ブロック502及び/又は504を実行する任意の数のパートナDPを含むこと及び/又はブロック516を実行する任意の数のパートナDPを含むことがある。
[0091]図6Aは、第1のパートナDPでインプレッションデータを収集することなく第1及び第2のパートナデータベース所有者から分散型人口統計情報を収集するために実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令600を表した流れ図である。図6Bは、図6Aの命令600を実装する図1のシステム100の例示のプロセスを示している。例示の命令600は、図5Aのブロック506〜522(例えば、図6Bの矢印(1)〜(4))を含む。図5Aの命令500と異なり例示の命令600は、AMEに対してインプレッション情報を収集させ、且つインプレッション情報を収集するタスクからパートナDP1を解放する。
[0092]図6Aの例示の命令600は、AMEに対してブラウザをパートナDP1ドメインのサブドメイン(例えば、DP1が動作させるサーバではなくAMEサーバ604などパートナDP1ドメインのサブドメインの下で動作する図1のAMEのサーバ)にリダイレクトさせる参照番号602で示した命令を含む。パートナDP1ドメインのサブドメインを使用するための例示の方式については、参照によってその全体を本明細書に組み込むものとする2011年9月21日に出願された米国特許出願第13/239,005号に記載されている。例示のAMEサーバ604はパートナDP1サブドメインアドレスにおいてブラウザからタグリダイレクトを受け取る(ブロック602a)(図6Bの矢印(5))。パートナDP1サブドメイン下で動作するため例示のAMEは、ブラウザからパートナDP1クッキーを直接受け取ることが可能である。パートナDP1クッキーはAMEによって(例えば、リダイレクト要求内のペイロードからAMEクッキーを取り出すことによって)AMEクッキーに合併又はマッピングされる(ブロック602b)。したがって図6AではパートナDP1は、インプレッション又は露出データを収集及び報告する役目から解放される。DP1サブドメインのAMEサーバを介してAMEが収集したデータは、ブロック508において同じAMEサーバ又は異なるAMEサーバが使用して、インプレッションデータをブロック506で送信された人口統計データと合併することがある。例示のAMEサーバ604は、このマッピング情報を記憶する及び/又はこのマッピング情報を別のAMEサーバ114に送る(例えば、図6Bの矢印(6))。
[0093]図7Aは、ユーザレベルのクッキー同期プロセスを実行するために実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令700を表した流れ図である。図7Bは、図7Aの命令700を実装する図1のシステム100の例示のプロセスを示している。ユーザレベルのクッキー同期とは、ユーザ/デバイスに関連付けられたAMEクッキーを同じユーザ/デバイスに関連付けられたパートナDPクッキーと同期させることを意味している。例示の命令700は、図5Aのブロック510、512及び516〜522を含む。
[0094]収集プロセス702の間にパートナDP1サイトのメディアは、AMEクッキーへのユーザクッキーIDのマッピングを可能とさせるようにタグ付けされる(ブロック702a)。例えば、パートナDP1サイトの登録ユーザが(例えば、タグ付けされたログインページにアクセスすることによって)パートナDP1サイトにアクセスしたとき(図7Bの矢印(1))、パートナDP1サイトに関連付けられたタグ(図7Bの矢印(2))はブラウザに対して、AMEクッキー(存在する場合)とパートナDP1にとって同じく既知であるユーザのユーザ識別子(例えば、英数字のコード又は値)とを含むビーコン要求をAMEへ送らせる(ブロック702b)。例えばユーザ識別子は、ビーコン要求のペイロードに入れて伝達されることがある。ユーザのプライバシーを保全するために、例示のユーザ識別子が例示のパートナDP1によって恣意的に定義されること、及び/又はパートナDP1クッキーへのAMEクッキーの各マッピングごとに同じユーザについて変更されることがある。さらにユーザ識別子は、DP1クッキーに対してマッピングされるが、それ自身はDP1クッキーではない。例示のAMEは、ユーザ識別子と受け取ったAMEクッキーとの間の関連付けを記憶する。受け取ったAMEクッキーが存在しない場合に例示のAMEは、ブラウザにおいて新たなAMEクッキーを記憶すると共に、新たなAMEクッキーとユーザ識別子の間の関連付けを記録する。パートナDP1がユーザについて一貫したユーザ識別子を提供するような幾つかの例ではAMEは、複数のAMEクッキーとこの複数のAMEクッキーに対応するインプレッションデータとを、同じパートナDP1クッキーに対してマッピングさせようとするAMEクッキーに基づいて関連付ける。
[0095]マッピングプロセス702とは別に例示のブラウザ110は、ブロック510においてメディアに(例えば、メディアサーバから)アクセスする(図7Bの矢印(4))。上で説明したように例示のAMEは、ビーコン要求を介してブラウザから受け取ったインプレッション情報を収集及び記憶する(例えば、ブロック512、図7Bの矢印(5)及び(6))。
[0096]人口統計プロセス704の間にパートナDP1は、ユーザID(例えば、ビーコン要求を介してAMEに送られたユーザID)及びキー人口統計セグメントを包含する日次/週次のパートナDP1人口統計テーブル(例えば、図7Bのテーブル708)を作成する(ブロック704a)。例示のパートナDP1は、人口統計ファイルを圧縮する及び/又はこれをAMEに転送する(例えば、ブロック704b、図7Bの矢印(7))。パートナDP1にはそのユーザとAMEに提供されるユーザIDの間の関連付けが既知であるため、例示のパートナDP1はユーザIDを対応するユーザの人口統計情報に対してマッチングさせることが可能である。図示した例ではパートナDP1はプライバシー要件に準拠するようにデータを匿名化する。ユーザ(例えば、パートナDP1)IDとAMEクッキーの間のマッピング(例えば、ブロック702で提供されるデータからAMEが決定)と、パートナDP1人口統計テーブル(例えば、パートナDP1によって提供される人口統計ファイル)とを用いて、AMEクッキーとパートナDP1クッキーの間のマッピングファイルを作成することができる。クッキーマッピング及び/又はユーザIDとAMEクッキーの間のマッピングは、オンラインメディアインプレッションに対応する視聴者人口統計を関連付けするため、及び/又は例えばオンラインキャンペーン及び/又は露出の計算及び報告を実行するために引き続いて使用される。図示した例ではAMEは、不正確であるとされたあらゆる人口統計データに対する補正又は調整のためにプロフィール補正値を適用する。
[0097]報告プロセス706の間において、要約及び報告(ブロック706b)のために(例えば、処理ブロック704から受け取った)パートナDP1人口統計テーブルをAME収集テーブル(例えば、処理ブロック512においてAMEが収集したインプレッション情報テーブル)とマッチングさせる(ブロック706a)。例えばAMEは、パートナDP1クッキーに対応する人口統計データ(例えば、図7Aの処理ブロック704及び/又は図7Bの矢印(7)から受け取ったもの)を、パートナDP1クッキー対AMEクッキーマッピングを用いて(例えば、図7Aの処理ブロック702及び/又は図7Bの矢印(3)から受け取った及び/又は決定されたものを用いて)活動モニタリングデータとマッチングさせる。このようにして、人口統計データは、AMEクッキーID及び/又はDP1により提供されるユーザ識別子に基づいてインプレッションデータと接合させ、人口統計データを活動データと関連付ける。人口統計データと活動データとは次いで、様々な人口統計グループに対する露出を反映している報告を作成するためにキャリブレーションエンジンに供給されることがある。
[0098]図7Aの例示の命令700は、ブラウザに対してDP1サーバへのリダイレクトさせない。これに代えて、パートナDP1クッキー(及び/又はパートナDP1ユーザ識別子)とAMEクッキーの間のクッキーマッピングによってAMEが収集したインプレッションデータをパートナDP1により提供される人口統計情報に対してマッピングさせることを可能にする。このため図5A〜5B、6A〜6B及び8A〜8Bのシステムと比較してリダイレクト回数が削減され、したがってネットワークトラフィックが減少する。さらにブラウザのリダイレクトが少なくなることによって、ユーザがリダイレクトメッセージに関連付けられた遅延を経験することが少なくなるため、ユーザ体験が向上することになる。
[0099]図8Aは、インプレッションレベルのクッキー同期プロセスを実行するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令800を表した流れ図である。図8Bは、図8Aの命令800を実装する図1のシステム100の例示のプロセスを示している。インプレッションレベルのクッキー同期とは、インプレッションに関連付けられたAMEクッキーを同じインプレッションに同じく関連付けられたパートナDPクッキーと同期させることを意味している。例示の命令600は、図8Bの少なくとも矢印(1)〜(4)を実装する図5Aのブロック510〜522を含む。
[00100]収集プロセス802の間にパートナDP1は、クライアントブラウザからリダイレクトを受け取る(例えば、図8Aのブロック802a、図8Bの矢印(5))。このリダイレクトには、パートナDP1に送信しようとするパラメータ(例えば、要求のペイロード内にある)としてAMEクッキーを含む。パートナDP1は、クライアントブラウザからリダイレクトされた要求を受け取ると共に、AMEクッキーID(リダイレクトを介してAMEにより提供される)とパートナDP1クッキーID(存在する場合にクライアントブラウザから受け取る)との間のマッピングを包含する応答を自動的に返す(ブロック802b、図8Bの矢印(6))。幾つかの例ではその応答は、クライアントブラウザに送られ、これによりデータがAMEに転送される。他の例では、ユーザ体験を低下させる可能性があるクライアントブラウザに関連する追加のメッセージを回避するために、パートナDP1からAMEに(例えば、非同期式通信を介して)直接的に(例えば、ブラウザを省略して)応答が送られる。収集プロセス802の間の例示のクッキーマッピングによれば、人口統計情報が迅速に収集されること(例えば、リアルタイムに近い収集)になり、これにより広告者は広告目標と広告結果の間の食い違いをより迅速に特定すること及び/又は所望の人口統計構成に到達させるために広告の配置及び/又はサービスをより迅速に調整することが可能となる。
[00101]例えば広告発行者が男性で年齢30〜40歳について1日あたり10,000インプレッションを達成しようとしてウェブサイトAとBに広告を載せようと考えているが、図8Aのプロセスによるデータ収集によってウェブサイトAが男性で年齢30〜40歳について6,000インプレッションを取り出し且つウェブサイトAが大部分の女性インプレッションを取り出すことが示された場合に、広告発行者はその人口統計インプレッション目標を達成するために、人口統計目標に関連付けられた時間期間(例えば、日次の目標を満足させるためには7日間、1時間目標を満足させるために1時間、その他)の域内でウェブサイトB上の広告配置を増加させると共にウェブサイトA上の広告配置を減少させることが可能である。広告配置に対するこの切替えは、目下の広告キャンペーンにおいて所望の広告目標を達成するためにリアルタイムで実施されることもあり得る。過去においては、広告キャンペーンが完了し、これが目標未達の結果となった後になるまで人口統計結果が利用可能でなかった。
[00102]パートナDP1は、パートナDP1クッキー識別子及びキー人口統計セグメントを包含するユーザテーブル(例えば、図8Bのテーブル810)やその他のデータ構造をAMEに対して周期的に(例えば、毎時間、毎日、毎週、2週間ごとに、毎月、その他で)又は非周期的に(例えば、マッピング情報と一緒に)提供する(ブロック804a、図8Bの矢印(6)及び/又は矢印(7))。ユーザテーブルで提供されるクッキー識別子は、処理ブロック802においてAME識別子にマッピングさせたクッキー識別子に対応する。図示した例ではプライバシー要件に準拠するようにデータが匿名化される(例えば、個人を識別する情報が削除される)。図示した例ではAMEは、不正確であるとされたあらゆる人口統計データに対する補正又は調整のためにプロフィール補正値を適用する。
[00103]報告プロセス806の間に例示のAMEは、要約及び報告のために(ブロック806b)、ブロック802から受け取ったマッピングを用いてパートナDP1人口統計テーブル(例えば、ブロック804からの人口統計データ)をAME収集テーブル(例えば、ブロック512からのオンライン活動データ)にマッチングさせる(ブロック806a)。例えばこのデータ要約には、個々のユーザ及び/又は個々のクッキーに関するインプレッション及び/又は人口統計情報の提供ではなく、インプレッション情報及び/又は人口統計情報をより大きな人口統計グループにするようなグループ分けを含むことがある。このようにして、人口統計データは、パートナDP1クッキーIDに基づいてインプレッションデータに接合される。
[00104]処理ブロック808における動作の際に例示のAMEは、図8AのOCR報告522をメディア発行者及び/又はウェブサーバに提供する(例えば、図8Bのウェブサーバ106への矢印(8))。図8Aの例では発行者は、OCR報告を人口統計目標と比較する(ブロック808a)。この比較に基づいて例示の発行者は、所望の目標を達成するためにメディアの配置を調整する(例えば、ウェブサイト間でメディアの配置をシフトさせる)。したがってブロック808は広告者に対して、広告目標と広告結果の間の食い違いをより迅速に特定すること及び/又は所望の人口統計構成に到達させるために広告の配置及び/又はサービスをより迅速に調整することを可能にさせるフィードバック機構を提供する。
[00105]例示の命令500〜800について図5A〜8Bを参照しながら上で開示しているが、図5A〜8Bに関して説明した利点などの様々な利点を達成するために図5Aの命令500〜800及び/又はブロックのいずれかについてその他任意の方法により組合せる、分割する、再配置する、省略する、排除する及び/又は実装することができる。
[00106]システム100、300を実装する例示の方式について、図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bに示しているが、図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bに示した要素、プロセス及び/又はデバイスのうちの1つ又は幾つかは、その他任意の方法で組合せる、分割する、再配置する、省略する、排除する及び/又は実装することができる。さらに図1の例示のウェブサーバ106、例示のAMEサーバ(複数可)114、604、例示のパートナDPサーバ108、304、例示のブラウザ110、例示のビーコン要求リダイレクト器120、例示のクッキー作成器122、例示のパートナ選択器124、例示のビーコン命令作成器126、例示の通信インターフェース128、132、例示のクッキーマッピング器130及び/又はさらに一般的には図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例示のシステム100、300は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア及び/又はハードウェア、ソフトウェア及び/又はファームウェアからなる任意の組合せによって実装することができる。したがって例えば、例示のウェブサーバ106、例示のAMEサーバ(複数可)114、604、例示のパートナDPサーバ108、304、例示のブラウザ110、例示のビーコン要求リダイレクト器120、例示のクッキー作成器122、例示のパートナ選択器124、例示のビーコン命令作成器126、例示の通信インターフェース128、132、例示のクッキーマッピング器130及び/又はさらに一般的には例示のシステム100、300は、1つ又は複数のアナログ又はディジタル回路(複数可)、論理回路、プログラマブルプロセッサ(複数可)、特定用途向け集積回路(複数可)(ASIC(複数可))、プログラマブル論理デバイス(複数可)(PLD(複数可))及び/又はフィールドプログラマブル論理デバイス(複数可)(FPLD(複数可))によって実装される可能性もある。純粋なソフトウェア及び/又はファームウェア実装を包含するようにした本特許の装置又はシステムの請求項のいずれかを読む際において、例示のウェブサーバ106、例示のAMEサーバ(複数可)114、604、例示のパートナDPサーバ108、304、例示のブラウザ110、例示のビーコン要求リダイレクト器120、例示のクッキー作成器122、例示のパートナ選択器124、例示のビーコン命令作成器126、例示の通信インターフェース128、132及び/又は例示のクッキーマッピング器130のうちの少なくとも1つは本明細書において、ソフトウェア及び/又はファームウェアを記憶しているメモリ、ディジタル多目的ディスク(DVD)、コンパクトディスク(CD)、ブルーレイディスク、その他などの有形のコンピュータ読み取り可能記憶デバイス又は記憶ディスクを含むように明示的に規定される。またさらには、図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例示のシステム100、300は、1つ又は複数の要素、プロセス及び/又はデバイスを図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bに示したものに対する追加として又は置き換えとして含むこと及び/又は図示した要素、プロセス及びデバイスのうちの任意のもの又はすべてのうちから複数のものを含むことがある。
[00107]図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bのシステム100、300を実装するための例示のマシン読み取り可能命令を表した流れ図を図9〜13に示している。この例ではマシン読み取り可能命令は、図14に関連して以下で検討する例示のプロセッサプラットフォーム1400に示すようなプロセッサ1412などのプロセッサによって実行させるためのプログラムを含む。このプログラムは、CD−ROM、フロッピーディスク(登録商標)、ハードドライブ、ディジタル多目的ディスク(DVD)、ブルーレイディスク又はプロセッサ1412に関連付けられたメモリなどの有形のコンピュータ読み取り可能記憶媒体上に記憶されたソフトウェアの形で具現化することができるが、プログラム全体及び/又はその一部は代替形態としてプロセッサ1412以外のデバイスによって実行させること及び/又はファームウェアや専用のハードウェアの形で具現化させることも可能である。さらに、図9〜13に示した流れ図を参照しながら例示のプログラムについて説明しているが、例示のシステム100、300を実装するその他多くの方法も代替形態として使用することができる。例えば、ブロックの実行順序を変更すること、及び/又は記載したブロックのうちの幾つかについて変更、排除又は組合せることができる。
[00108]上で言及したように図9〜13の例示のプロセスは、その内部に任意の期間にわたって(例えば、長期間、恒久的に、ごく短かい間、一時的なバッファリングの間、及び/又は情報をキャッシュする間)情報を記憶するハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)、ディジタル多目的ディスク(DVD)、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び/又はその他任意の記憶デバイスや記憶ディスクなどの有形のコンピュータ読み取り可能記憶媒体上に記憶されたコード化済み命令(例えば、コンピュータ及び/又はマシンに読み取り可能な命令)を用いて実装することができる。本明細書で使用する場合に有形のコンピュータ読み取り可能記憶媒体という用語は、任意のタイプのコンピュータ読み取り可能な記憶デバイス及び/又は記憶ディスクを含むと共に、伝播する信号は除外するように明示的に規定する。本明細書で使用する場合に「有形のコンピュータ読み取り可能記憶媒体」と「有形のマシン読み取り可能記憶媒体」とは置き換え可能に使用できる。追加として又は代替として図9〜13の例示のプロセスは、その内部に任意の期間にわたって(例えば、長期間、恒久的に、ごく短かい間、一時的なバッファリングの間、及び/又は情報をキャッシュする間)情報を記憶するハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、コンパクトディスク、ディジタル多目的ディスク、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ及び/又はその他任意の記憶デバイスや記憶ディスクなどの非一時的コンピュータ及び/又はマシン読み取り可能媒体上に記憶されたコード化済み命令(例えば、コンピュータ及び/又はマシンに読み取り可能な命令)を用いて実装することができる。本明細書で使用する場合に非一時的コンピュータ読み取り可能媒体という用語は、任意のタイプのコンピュータ読み取り可能なデバイスやディスクを含むと共に、伝播する信号は除外するように明示的に規定する。本明細書で使用する場合に、「少なくとも」という表現は、請求項のプリアンブルにおける転換句として使用する場合、「comprising(を備える、を含む)」という用途が非限定的であるのと同じ意味でこれも非限定的である。
[00109]図9は、図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例示のブラウザ110に関するパートナDPクッキーへのAMEクッキーのマッピングが実装されるようにして当該ブラウザを実装するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令900を表した流れ図である。
[00110]図1の例示のブラウザ110は、ウェブページに関する要求を(例えば、パートナDP及び/又は別のウェブページ発行者に)送る(ブロック902)。例示のブラウザ110は、ビーコン命令(例えば、AMEにより提供されたタグ)を含むウェブページコードを受け取る(ブロック904)。例示のブラウザ110は、ビーコン命令を実行し(ブロック906)、且つビーコン命令からビーコン要求を作成する(ブロック908)。
[00111]例示のブラウザ110は、AMEドメインのクッキーを記憶しているかどうかを決定する(ブロック910)。例えばAMEは、ブラウザ110に対してAMEドメインのクッキーを以前に記憶させることがある。AMEドメインのクッキーが記憶されている場合(ブロック910)、例示のブラウザ110はそのAMEクッキーをビーコン要求に追加する(ブロック912)。AMEクッキーをビーコン要求に追加した後(ブロック912)、又はAMEドメインに関して記憶されたクッキーが存在しない場合(ブロック910)、例示のブラウザ110はAMEサーバ114にビーコン要求を送る(ブロック914)。ブロック902〜914の任意のブロックを実行するための例示の方法及び装置については、本明細書に全部を記載していないが参照により本明細書にその全体を組み込むものとする米国特許第8,370,489号に記載されている。
[00112]例示のブラウザ110は、応答が受け取り済みかどうかを決定する(ブロック916)。応答を受け取っていない場合(ブロック916)、例示のブラウザ110は応答タイムアウト(例えば、ウォッチドッグタイマ)が満了したかどうかを決定する(ブロック917)。例えばブラウザ110がビーコン要求内にAMEクッキーを提供し且つAMEサーバ114によりそのAMEクッキーがパートナDPクッキーに対してマッピングされると決定されたとき、例示のAMEサーバ114はそのインプレッションをログ記録すると共にブラウザ110への応答の送信を省略することがある。応答を返さないことによって例示のAMEサーバ114及びブラウザ110は、ネットワークトラフィックの量を低減すること、及び/又はパートナDPに送られるデータ量を低減することができる。応答タイムアウトが生じなかった場合(ブロック917)、制御はブロック916にループし、ビーコン要求に対する応答の待機を続ける。幾つかの例では、無限ループの形でハングするのを防止するためにブロック916においてタイマを使用する。このような例では、あるタイムアウト時間内に応答を受けなかった場合に、制御はブロック916からジャンプし図9の命令を終了させる。
[00113]応答を受け取ると(ブロック916)、例示のブラウザ110はその応答がリダイレクトメッセージ(例えば、302 FOUNDメッセージ)であるかどうかを決定する(ブロック918)。応答がリダイレクトメッセージである場合(ブロック918)、例示のブラウザ110はリダイレクト命令からパートナDP要求を作成する(ブロック920)。例えばパートナDP要求は、リダイレクトメッセージで指定されたパートナDPサーバのURLを含むことがある。
[00114]例示のブラウザ110は、リダイレクトで指定されたパートナDPドメインのクッキーが記憶されているかどうかを決定する(ブロック922)。例えばパートナDPは、ブラウザ110に対してパートナDPドメインのクッキーを以前に記憶させることがある。パートナDPドメインについて記憶されたクッキーが存在する場合(ブロック922)、例示のブラウザはそのパートナDPクッキーをパートナDP要求に追加する(ブロック924)。パートナDPクッキーを追加した後(ブロック924)、又は記憶されているパートナDPクッキーが存在しない場合(ブロック922)、例示のブラウザ110はパートナDPサーバ108にパートナDP要求を送る(ブロック926)。パートナDPサーバにパートナDP要求を送った後において(ブロック926)、AMEサーバ114からの応答がリダイレクトでない場合(例えば、1×1透明画素などのプレースホルダー画像である場合)(ブロック918)、又は応答タイムアウトが発生した場合(ブロック917)、例示の命令900は終了する。
[00115]図10は、パートナDPクッキーへのAMEクッキーのマッピングを開始させるように図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例示のAMEサーバ114を実装するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令1000を表した流れ図である。
[00116]図1の例示のAMEサーバ114は、ブラウザ(例えば、図1のブラウザ110)からビーコン要求を受け取る(ブロック1002)。例示のAMEサーバ114は、そのビーコン要求がAMEクッキーを含むかどうかを決定する(ブロック1004)。ビーコン要求がAMEクッキーを含まない場合(ブロック1004)、例示のAMEサーバ114はそのブラウザに関するAMEクッキーを作成する(ブロック1006)。例えばAMEクッキーによってAMEサーバは、AMEタグ付けされたウェブページ内におけるブラウザのオンライン活動を追跡することが可能である。ビーコン要求がAMEクッキーを含む場合(ブロック1004)、例示のAMEサーバ114はそのAMEクッキーがパートナDPクッキーに対してすでにマッピングされるかどうかを決定する(ブロック1008)。例えばAMEサーバ114は、そのAMEクッキーが1つ又は複数のパートナDPのクッキーにマッピングされると決定することがある。AMEクッキーがパートナDPクッキーにマッピングされる場合(ブロック1008)、例示のAMEサーバ114は追加のマッピングを希望するかどうかを決定する(ブロック1009)。例えばAMEサーバ114がAMEクッキーと第1のパートナDPクッキーの間のマッピングを有することがあっても、インプレッションデータに付与される人口統計情報の品質を向上させるためにAMEクッキーを他のパートナDPからの第2の(又は、より多くの)パートナDPクッキーに対してマッピングすることが望ましいことがある。
[00117]パートナDPクッキー(例えば、第1のパートナDPクッキー及び/又は追加のパートナDPクッキー)に対するAMEクッキーのマッピングを希望する場合(ブロック1008、1009)、又はAMEクッキーを作成した後に(ブロック1006)、例示のAMEサーバ114はリダイレクト応答を作成する(ブロック1010)。例示のAMEサーバ114は、AMEクッキー(例えば、作成した又は以前に記憶されていたクッキー)の識別子と、リダイレクト応答で接触しようとするパートナDPのアドレス(例えば、URL)と、を含む(ブロック1012)。例示のAMEサーバ114はリダイレクト応答(例えば、AMEクッキー識別子及びパートナDPアドレスを含む)をブラウザ110に送る(ブロック1014)。幾つかの例では、ブロック1002〜1014が1つのプロセスを意味しており、またブロック1016〜1030は並列に実行される別のプロセスを意味している。このような例では第1のプロセスはブロック1014の後に終了する。
[00118]図10の例に戻ると、例示のAMEサーバ114はAMEクッキー対パートナDPクッキーのマッピングを受け取ったかどうかを決定する(ブロック1016)。例示のAMEサーバ114は、ブロック1014と1016の間の時間期間にわたって待機する(例えば、ブラウザ110に対してパートナDPサーバ108に要求を送ることを許可する)ことがある。AMEクッキー対パートナDPクッキーのマッピングを受け取った場合(ブロック1016)、例示のAMEサーバ114はAMEクッキー対パートナDPクッキーのマッピングをログ記録する(ブロック1018)。例えばマッピングは、AMEクッキー識別子と、対応するパートナDPクッキー識別子と、を含むことがある。
[00119]幾つかの例ではブロック1016及び1018は、AMEクッキーとパートナDPクッキーの間のマッピングの受け取り及び/又は記憶のために別のプロセスとして実行させ得るスレッドを構成する。例えばAMEサーバ114は、ブラウザをパートナDPサーバ108、304にリダイレクトすることがある。パートナDPサーバ108、304は、AMEクッキーとパートナDPクッキーの間の関連付けを決定すると共に、マッピングをAMEサーバ114に即座に(例えば、直接に又はブラウザ110を介して)送信するのではなく、例示のパートナDPサーバ108、304によってそのマッピングがバッチとして(例えば、複数のメッセージ、ファイル内の複数のマッピング、その他として)処理及び/又は送信される。
[00120]図10の例に戻ると、クッキーマッピングをログ記録した後に(ブロック1018)、又はクッキーマッピングを受け取っていない場合に(ブロック1016)、例示のAMEサーバ114は追加のパートナDPからのマッピングを要求するかどうかを決定する(ブロック1020)。例えばブラウザ110は、AMEサーバ114による複数のパートナDPへの要求のリダイレクトを可能にさせるタグ付け命令に基づいて複数のビーコン要求を選択することがある。AMEサーバ114が追加のパートナDPからのマッピングを要求しようとする場合(ブロック1020)、例示のAMEサーバ114はリダイレクト応答を作成する(ブロック1022)。例示のAMEサーバ114は、リダイレクト応答内にAMEクッキー(例えば、作成された又は受け取ったAMEクッキー)を含める(ブロック1024)。例示のAMEサーバ114はリダイレクト要求をブラウザ110に送る(ブロック1026)。
[00121]AMEサーバ114が追加の(例えば、複数の)パートナDPからのマッピングを要求しようとするような幾つかの例では(ブロック1020)、例示のAMEサーバ114はブラウザ110に対して複数のリダイレクト応答をビーコン要求に応答して同時に発することがある。
[00122]図10の例に戻ると、例示のAMEサーバ114は(例えば、パートナDP_OCR及び/又は人口統計情報の周期的の送信を介して)パートナDPデータに対する後続のマッチングのためにAMEクッキーを記憶する(ブロック1028)。
[00123]AMEクッキーを記憶した後に(ブロック1028)、AMEサーバ114が追加のパートナDPにマッピングを要求しない場合(ブロック1020)、又は追加のパートナDPに対するクッキーマッピングを希望しない場合(ブロック1009)、図10の例示の命令1000は終了する。
[00124]図11は、パートナDPから取得した人口統計をオンライン活動モニタリング情報(例えば、インプレッションデータ及び/又は露出データ)と関連付けさせるようにして図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例示のAMEサーバ114を実装するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令1100を表した流れ図である。
[00125]例示のAMEサーバ114はAMEクッキー対パートナDPクッキーのマッピングを取得する(ブロック1102)。例えばAMEサーバ114は、図1のパートナDPサーバ108からパートナDPクッキーへのAMEクッキーのマッピングを含む周期的又は非周期的な報告を受け取ることがある。追加として又は代替として例示のAMEサーバ114は、AMEクッキー対パートナDPクッキーのマッピングを含むメッセージ(例えば、HTTPメッセージ)をパートナDPサーバ108、304から(例えば、直接に又はブラウザ110を介して)受け取ることがある。例示のAMEサーバ114は、パートナDPクッキー(複数可)に対応する人口統計情報を取得する(ブロック1104)。
[00126]例示のAMEサーバ114は、AMEクッキー対パートナDPクッキーのマッピングを選択する(ブロック1106)。例示のAMEサーバ114は、選択したマッピングのパートナDPクッキーが追加のAMEクッキー(例えば、選択したマッピングのAMEクッキー以外のAMEクッキー)に対してマッピングされるかどうかを決定する(ブロック1108)。例えば、次いである1つのパートナDPクッキーに関連付けされるある1人のユーザに関連付けられたブラウザ110に対して複数のAMEクッキーが提供されることがある。AMEクッキーが期限切れとなる又はブラウザ110によって削除されると、追加のAMEクッキーがブラウザ110に提供されると共にこれが同じパートナDPクッキーに対してマッピングされることがある。例示のAMEサーバ114は次いで、同じパートナDPクッキーに対してマッピングされた複数のAMEクッキーについてのインプレッションデータを合併させることによって当該ユーザのインプレッションを相関させる。パートナDPクッキーが追加のAMEクッキーにマッピングされた場合(ブロック1108)、例示のAMEサーバはそのパートナDPクッキーに対応するAMEクッキー(複数可)のマッピングを合併させる(ブロック1110)。マッピングの合併によって例示のAMEサーバ114は、ブラウザに関連付けられたユーザの活動(例えば、インプレッション)を合併させることが可能となる。
[00127]マッピングを合併させた後に(ブロック1110)又はパートナDPクッキーが追加のAMEクッキーにマッピングされていない場合(ブロック1108)、例示のAMEサーバ114はAMEクッキー(複数可)(例えば、選択したマッピングのAMEクッキー及び/又は合併したAMEクッキー(複数可))が追加のパートナDPクッキー(複数可)に対してマッピングされるかどうかを決定する(ブロック1112)。例えばAMEサーバ114は、上述のように単一のAMEクッキーに関して複数のパートナDPサーバ108、304からマッピングを要求し且つ受け取ることがある。AMEクッキー(複数可)が追加のパートナDPクッキー(複数可)にマッピングされる場合(ブロック1112)、例示のAMEサーバ114はAMEクッキー(複数可)に対する追加のパートナDPクッキーのマッピングを合併する(ブロック1114)。
[00128]マッピングを合併させた後に(ブロック1114)、又はAMEクッキーにマッピングされた追加のパートナDPクッキーが存在しない場合(ブロック1112)、例示のAMEサーバ114は合併について考慮すべき追加のマッピングが存在するかどうかを決定する(ブロック1116)。追加のマッピングが存在する場合(ブロック1116)、制御はブロック1106に戻り別のAMEクッキー対パートナDPクッキーのマッピングを選択する。
[00129]追加のマッピングが存在しないとき(ブロック1116)、例示のAMEサーバ114は(例えば、パートナDPクッキーへのAMEクッキーの合併された未合併のマッピングに基づいて)AMEクッキーによって測定したオンライン活動(例えば、インプレッションデータ)をパートナDPクッキーに対応する受け取った人口統計情報に関連付けする(ブロック1118)。例えばAMEサーバ114は、パートナDPクッキーへのAMEクッキーのマッピングを決定することによって、AMEクッキーに関連付けさせて測定したインプレッションデータをパートナDPクッキーに関連付けさせて受け取った人口統計データとマッチングさせることがある。例示のAMEサーバ114は、パートナDPクッキーを用いてパートナDPによって測定された任意の追加のオンライン活動をAMEクッキーと関連付けする(ブロック1120)。このため例示のAMEサーバ114は、AMEにより測定されるオンライン活動(存在する場合)を、AMEが測定しなかったパートナDPによって測定されたオンライン活動と一緒に集合させ、これがさらにAMEにとって以前は利用可能でなかったパートナDPにより提供される人口統計情報と関連付けされる。次いで例示の命令1100は終了する。
[00130]図12は、パートナDPクッキーに対してAMEクッキーがマッピングされるようにして図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例示のパートナDPサーバ108、304を実装するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令1200を表した流れ図である。明瞭にするため図12の例示の命令1200を例示のパートナDPサーバ108に関連して以下で説明することにする。
[00131]図1の例示のパートナDPサーバ108はブラウザ(例えば、図1のブラウザ110)から要求を受け取る(ブロック1202)。例示のパートナDPサーバ108は、その要求がパートナDPクッキーを含むかどうかを決定する(ブロック1204)。例えばブラウザ110のユーザが以前にアカウントを設定済みであるか、さもなければパートナDPに情報を提供済みである場合、例示のパートナDPはブラウザ110を実行するコンピュータ上にクッキーが記憶済みのことがある。
[00132]その要求がパートナDPクッキーを含む場合(ブロック1204)、例示のパートナDPサーバ108はこのパートナDPクッキーデータを読み取る(ブロック1206)。例えばパートナDPサーバ108は、このパートナDPクッキーデータからユーザ識別子やその他の識別用情報を決定することがある。例示のパートナDPサーバ108は次いで、クッキーに基づいてパートナDPで登録されたユーザを識別する(ブロック1208)。
[00133]例示のパートナDPサーバ108はマッピング応答を作成する(ブロック1210)。パートナDPサーバ108は、マッピング応答内にAMEクッキー対パートナDPクッキーのマッピングを含める(ブロック1212)。例えばパートナDPサーバ108は、AMEサーバ114のドメインを含むURL、AMEクッキーの識別子、AMEクッキーに対してマッピングされたパートナDPクッキーの識別子をマッピング応答内に含めることがある。例示のパートナDPサーバ108は、パートナDPクッキーに対応する人口統計情報をマッピング内に含めるべきかどうかを決定する(ブロック1214)。例えばパートナDPサーバ108は、マッピングと一緒に人口統計情報を提供すること、及び/又はAME102に対して周期的に人口統計情報を提供することがある。
[00134]パートナDPサーバ108がマッピング内に人口統計情報を含めないようにした場合(ブロック1214)、例示のパートナDPサーバ108はAMEサーバ114に又はブラウザ110にマッピング応答を送る(ブロック1216)。例えばパートナDPサーバ108は、AMEサーバ114に非同期式HTTP要求を送ること、及び/又はブラウザに対してAMEサーバ114へ要求を送らせるためのリダイレクト応答をブラウザ110に送ることがある。例示のパートナDPサーバ108は、AMEクッキー、パートナDPクッキー及び人口統計情報を含むデータをAMEサーバ114に周期的に送る(ブロック1218)。しかしパートナDPサーバ108は、追加として又は代替として非周期的やその他の間隔をおいてAMEサーバ114にデータを送ることがある。パートナDPサーバ108が人口統計情報を含めるようにした場合(ブロック1214)、例示のパートナDPサーバ108はAMEサーバ114に又はブラウザ110に人口統計情報を含むマッピング応答を送る(ブロック1220)。
[00135]人口統計情報を含むマッピング応答を送った後(ブロック1220)又はマッピング応答を送ると共に人口統計データを別に送った後に(ブロック1216及び1218)、図12の例示の命令は終了する。
[00136]図13は、メディア(例えば、広告、ウェブページ、その他)に対するタグ付けのためにウェブサーバ(例えば、図1のウェブサーバ106)によって配給しようとするビーコン命令(例えば、タグ)を作成させるようにして図1の例示のビーコン命令作成器126を実装するように実行させ得る例示のマシン読み取り可能命令1300を表した流れ図である。
[00137]図1の例示のビーコン命令作成器126はウェブサイト及び/又はウェブサーバ情報(例えば、アドレス情報、図1のウェブサーバ106によって配給されるウェブサイトを記述する情報)を受け取る(ブロック1302)。例示のビーコン命令作成器126はウェブサイト及び/又はウェブサーバに関するビーコン命令(複数可)を作成する(ブロック1304)。幾つかの例ではビーコン命令作成器126は、ウェブサイト及び/又はウェブサイト要素に関する(例えば、ウェブサイト全体に関する、ウェブサイトの一部である広告やその他のメディア、その他に関する)テンプレート命令を作成する。ビーコン命令作成器126によって作成された例示のビーコン命令はブラウザやビーコン命令を受け取ったその他のクライアントデバイスに対して、インプレッション測定及び/又は本明細書に開示したような1つ又は複数のパートナDPクッキーへのAMEクッキーのマッピングに至るようなプロセスを容易にするようにビーコン要求を開始させる。
[00138]例示のビーコン命令作成器126は、そのビーコン命令が修正可能な(例えば、カスタマイズ可能な)データを含むかどうかを決定する(ブロック1306)。例示の修正可能なデータを、ウェブサイト、ウェブサーバ、広告キャンペーン又はその他の目的のためにビーコン命令をカスタマイズさせるためのビーコン命令内に含めることがある。修正不可能として構成させ得る例示の情報には、ビーコン命令が通信を開始しようとする相手のAMEサーバ114のアドレスが含まれる。ビーコン命令内に修正可能な情報が存在する場合(ブロック1306)、例示のビーコン命令作成器126はウェブサイト及び/又はウェブサーバ情報に基づいて修正可能なビーコン命令データを修正する(ブロック1308)。
[00139]幾つかの例ではビーコン命令は、ブラウザ110に送達されるウェブページに基づいてウェブサーバ106によって修正可能なデータを含む。例えばビーコン命令は、ブラウザ110のユーザの身元及び/又はビーコン命令の送信に関するタイムスタンプに応じて例示のブラウザ110に異なるデータを提供することがある。
[00140]ビーコン命令データを修正した後に(ブロック1308)、又はそのビーコン命令が修正可能でない場合(ブロック1306)、例示のビーコン命令作成器126はウェブサーバ106にメディア内に含めるためのビーコン命令を提供する(ブロック1310)。例えばビーコン命令作成器126はウェブサーバ106に対してビーコン命令を通信インターフェースを介して送信すること及び/又はウェブサーバ106のスクリプト及び/又はコード内に含めるためにウェブサイトの開発者又は管理者に命令を提供することがある。次いで例示の命令1300は終了する、及び/又はウェブサーバ106又は追加のウェブサーバについて追加のビーコン命令を作成するために反復させる。
[00141]図14は、例示のAMEサーバ(複数可)114、例示のパートナDPサーバ108、304、例示のブラウザ110及び/又はさらに一般的には図1〜4、5B、6B、7B及び/又は8Bの例示のシステム100、300を実装するように図9〜13の命令を実行することが可能な例示のプロセッサプラットフォーム1400のブロック図である。プロセッサプラットフォーム1400は例えば、サーバ、パーソナルコンピュータ、又は別の任意のタイプのコンピューティングデバイスとすることが可能である。
[00142]図示した例のプロセッサプラットフォーム1400はプロセッサ1412を含む。図示した例のプロセッサ1412はハードウェアである。例えばプロセッサ1412は、所望の任意のファミリー又は製造者からの1つ又は複数の集積回路、論理回路、マイクロプロセッサ又はコントローラによって実装させることが可能である。
[00143]図示した例のプロセッサ1412はローカルメモリ1413(例えば、キャッシュ)を含む。図示した例のプロセッサ1412は、揮発性メモリ1414及び不揮発メモリ1416を含むメインメモリとバス1418を介して通信する。揮発性メモリ1414は、同期式ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、RAMBUSダイナミックランダムアクセスメモリ(RDRAM)及び/又は別の任意のタイプのランダムアクセスメモリデバイスによって実装されることがある。不揮発メモリ1416は、フラッシュメモリ及び/又はその他任意の所望のタイプのメモリデバイスによって実装されることがある。メインメモリ1414、1416に対するアクセスはメモリコントローラによって制御される。
[00144]図示した例のプロセッサプラットフォーム1400はまた、インターフェース回路1420を含む。インターフェース回路1420は、イーサネット(登録商標)インターフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)、PCIエクスプレスインターフェース及び/又はその他任意の通信インターフェースなどの任意のタイプのインターフェース標準によって実装されることがある。
[00145]図示した例では1つ又は複数の入力デバイス1422がインターフェース回路1420に接続される。入力デバイス(複数可)1422によってユーザは、プロセッサ1412にデータやコマンドを入力することができる。入力デバイス(複数可)は、例えば音響センサ、マイクロフォン、カメラ(静止式や動画式)、キーボード、ボタン、マウス、タッチ式画面、トラックパッド、トラックボール、アイソポイント及び/又は音声認識システムによって実装させることが可能である。
[00146]図示した例のインターフェース回路1420は1つ又は複数の出力デバイス1424にも接続される。出力デバイス1424は、例えば表示デバイス(例えば、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)、液晶ディスプレイ、陰極線管ディスプレイ(CRT)、タッチ式画面、触覚的出力デバイス、発光ダイオード(LED)、プリンタ及び/又はスピーカー)によって実装させることが可能である。図示した例のインターフェース回路1420はしたがって、グラフィックスドライバーカード、グラフィックスドライバーチップ又はグラフィックスドライバープロセッサを含むのが典型的である。
[00147]図示した例のインターフェース回路1420はまた、ネットワーク1426(例えば、イーサネット接続、ディジタル加入者回線(DSL)、電話線、同軸ケーブル、携帯電話システム、その他)を介した外部マシン(例えば、任意の種類のコンピューティングデバイス)とのデータのやり取りを容易にするために、送信機、受信機、送受信機、モデム及び/又はネットワークインターフェースカードなどの通信デバイスを含む。
[00148]図示した例のプロセッサプラットフォーム1400はまた、ソフトウェア及び/又はデータを記憶するための1つ又は複数の大容量記憶デバイス1428を含む。このような大容量記憶デバイス1428の例には、フロッピーディスクドライブ、ハードドライブディスク、コンパクトディスクドライブ、ブルーレイディスクドライブ、RAIDシステム及びディジタル多目的ディスク(DVD)ドライブが含まれる。
[00149]図9〜13のコード化済み命令1432は、大容量記憶デバイス1428内、揮発性メモリ1414内、不揮発メモリ1416内、及び/又はCDやDVDなどの取外し可能で有形のコンピュータ読み取り可能記憶媒体内に記憶されることがある。
[00150]本明細書に開示した例示の方法及び装置は、視聴者測定エンティティが以前に利用可能であったものと比べてより多くのオンラインユーザに関する人口統計情報を視聴者測定エンティティに提供する。本明細書に開示した例示の方法及び装置によれば、個々のユーザのプライバシーを保全しながら収集されるデータの量が増大することによって統計学的方法の使用に関連する不確実性が低減される。本明細書に開示した例示の方法及び装置によれば、関連するクッキーの寿命や有効性の間にデータベース所有者に必要となるリダイレクトの数が低減される。本明細書に開示した例示の方法及び装置によればリダイレクトの数の低減によって、クライアントブラウザのパフォーマンスにマイナスの影響を及ぼす可能性がある中断、干渉及び/又はバックグラウンド処理が低減され、これにより視聴者メンバに対する全体的なユーザ体験が向上する。例示の方法及び装置によれば、人口統計情報に対する露出情報のマッチングにおけるネットワーク輻輳や収集に関連する遅延が低減されることによってネットワーク環境の全体的効率が向上する。
[00151]2013年4月12日に出願された参照によりその全体を本明細書に組み入れるオーストラリア国特許出願第2013204865号よりの優先権を本特許が主張することに留意されたい。
[00152]ある種の例示の方法、装置及び製品について本明細書に開示しているが、本特許の包含範囲はこれらに限定されるものではない。そうではなく本特許は、本特許の特許請求の範囲の趣旨域内に妥当に属するとされるすべての方法、装置及び製品を包含するものである。
[00152]ある種の例示の方法、装置及び製品について本明細書に開示しているが、本特許の包含範囲はこれらに限定されるものではない。そうではなく本特許は、本特許の特許請求の範囲の趣旨域内に妥当に属するとされるすべての方法、装置及び製品を包含するものである。
[項目1]
要求への応答を送るステップであって、該応答は、視聴者測定エンティティによって使用される第1のクッキーの識別と、データベース所有者の指示と、を含む、ステップと、
前記データベース所有者によって使用される第2のクッキーへの前記第1のクッキーのマッピングと、前記データベース所有者によって前記第2のクッキーに関連付けられた人口統計情報と、を受け取るステップと、
を含む方法。
[項目2]
前記マッピング及び前記人口統計情報が前記データベース所有者から非同期式通信で受け取られる、項目1に記載の方法。
[項目3]
前記応答がリダイレクトメッセージを含み、該リダイレクトメッセージはクライアントデバイスに前記データベース所有者へ要求を送らせる、項目1に記載の方法。
[項目4]
前記マッピングが第1の時点で受け取られ、且つ前記人口統計情報が前記第1の時点後の第2の時点で受け取られる、項目1に記載の方法。
[項目5]
前記要求の発生元のウェブサイトに基づいてデータベース所有者リストから前記データベース所有者を選択するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
[項目6]
前記データベース所有者を選択する前記ステップが、前記ウェブサイトに関連付けられた予想される人口統計グループに関して前記データベース所有者によって提供される人口統計情報の品質を決定するサブステップを含む、項目5に記載の方法。
[項目7]
前記要求が前記第1のクッキーを含むかどうかを決定すると共に、前記要求が前記第1のクッキーを含まないときに前記第1のクッキーを作成するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
[項目8]
要求への応答を送るリダイレクト器であって、該応答は、視聴者測定エンティティによって使用される第1のクッキーの識別と、データベース所有者の指示と、を含む、リダイレクト器と、
前記データベース所有者によって使用される第2のクッキーへの前記第1のクッキーのマッピングと、データベース所有者によって前記第2のクッキーに関連付けられた人口統計情報と、を受け取る通信インターフェースと、
を備える装置。
[項目9]
前記通信インターフェースが、前記マッピング及び人口統計情報を前記データベース所有者から非同期式通信で受け取る、項目8に記載の装置。
[項目10]
前記応答がリダイレクトメッセージを含み、該リダイレクトメッセージはクライアントデバイスに前記データベース所有者へ要求を送らせるためのリダイレクトメッセージを含む、項目8に記載の装置。
[項目11]
前記通信インターフェースが、第1の時点で前記マッピングを受け取り且つ前記第1の時点後の第2の時点で前記人口統計情報を受け取る、項目8に記載の装置。
[項目12]
前記要求の発生元のウェブサイトに基づいてデータベース所有者リストから前記データベース所有者を選択するためのパートナ選択器をさらに備える、項目8に記載の装置。
[項目13]
前記パートナ選択器が前記データベース所有者の選択を行い、該選択は、前記ウェブサイトに関連付けられた予想される人口統計グループに関して前記データベース所有者によって提供される人口統計情報の品質を決定することを含む、項目12に記載の装置。
[項目14]
クッキー作成器をさらに備えており、前記リダイレクト器が前記要求が前記第1のクッキーを含むかどうかを決定すると共に、前記要求が前記第1のクッキーを含まないときに前記クッキー作成器が前記第1のクッキーを生成する、項目8に記載の装置。
[項目15]
コンピュータ読み取り可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、実行時にプロセッサに対して少なくとも、
要求への応答を送るステップであって、該応答は、視聴者測定エンティティによって使用される第1のクッキーの識別と、データベース所有者の指示と、を含む、ステップと、
前記データベース所有者によって使用され且つ前記データベース所有者から受け取った第2のクッキーへの前記第1のクッキーのマッピングを記憶させると共に、前記第2のクッキーに関連付けされ且つ前記データベース所有者から受け取った人口統計情報を記憶するステップと、
を実行させる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
[項目16]
前記マッピング及び人口統計情報が前記データベース所有者から非同期式通信で受け取られる、項目15に記載の記憶媒体。
[項目17]
前記応答がリダイレクトメッセージを含み、該リダイレクトメッセージはクライアントデバイスに前記データベース所有者へ要求を送らせる、項目15に記載の記憶媒体。
[項目18]
前記マッピングが第1の時点で受け取られ、且つ前記人口統計情報が前記第1の時点後の第2の時点で受け取られる、項目15に記載の記憶媒体。
[項目19]
前記命令が、さらに前記プロセッサに対して、前記要求の発生元のウェブサイトに基づいてデータベース所有者リストから前記データベース所有者を選択させる、項目15に記載の記憶媒体。
[項目20]
前記命令が、前記プロセッサに対して、前記ウェブサイトに関連付けられた予想される人口統計グループに関して前記データベース所有者によって提供される人口統計情報の品質の決定によって前記データベース所有者を選択させる、項目19に記載の記憶媒体。
[項目21]
前記命令が、さらに前記プロセッサに対して、前記要求が前記第1のクッキーかどうかを決定させると共に前記要求が前記第1のクッキーを含まないときに前記第1のクッキーを作成させる、項目15に記載の記憶媒体。
[項目22]
クライアントデバイスから第1の要求を受け取るステップであって、該第1の要求は視聴者測定エンティティクッキー識別子を含む、ステップと、
前記クライアントに関連付けられたデータベース所有者クッキーへの前記視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを決定するステップと、
を含む方法。
[項目23]
前記クライアントに対して前記クッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ送らせるためのリダイレクトメッセージを送るステップをさらに含む、項目22に記載の方法。
[項目24]
前記リダイレクトメッセージが、データベース所有者クッキー識別子、前記視聴者測定エンティティクッキー識別子、及び前記データベース所有者クッキー識別子と前記視聴者測定エンティティクッキー識別子との間の関連付けに関する指示を含む、項目23に記載の方法。
[項目25]
前記視聴者測定エンティティへ、前記クッキーマッピングを含むメッセージを送るステップをさらに含む、項目22に記載の方法。
[項目26]
前記メッセージが、第2のクライアントデバイスに関する第2の視聴者測定エンティティクッキー識別子と前記第2のクライアントデバイスに関連付けられた第2のデータベース所有者クッキーとの間の第2のクッキーマッピングをさらに含む、項目25に記載の方法。
[項目27]
クライアントデバイスから第1の要求を受け取るステップであって、該第1の要求は視聴者測定エンティティクッキー識別子を含む、ステップと、
前記クッキーに関連付けられた視聴者測定エンティティへクッキーマッピングを提供するステップであって、該クッキーマッピングは、データベース所有者クッキーと前記クライアントに関連付けられた前記視聴者測定クッキーとの間の関連付けを含むステップと、
を含む方法。
[項目28]
前記クッキーマッピングを提供する前記ステップが、前記クライアントに対して前記クッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ送らせるためのリダイレクトメッセージを送るサブステップを含む、項目27に記載の方法。
[項目29]
前記リダイレクトメッセージが、データベース所有者クッキー識別子、前記視聴者測定エンティティクッキー識別子、及び前記データベース所有者クッキー識別子と前記視聴者測定エンティティクッキー識別子との間の関連付けに関する指示を含む、項目28に記載の方法。
[項目30]
前記クッキーマッピングを提供する前記ステップが、前記クッキーマッピングを含むメッセージを前記視聴者測定エンティティへ送るサブステップを含む、項目27に記載の方法。
[項目31]
前記メッセージが、第2のクライアントデバイスに関する第2の視聴者測定エンティティクッキー識別子と前記第2のクライアントデバイスに関連付けられた第2のデータベース所有者クッキーとの間の第2のクッキーマッピングをさらに含む、項目30に記載の方法。
[項目32]
クライアントデバイスから第1の要求を受け取る通信インターフェースであって、該第1の要求は視聴者測定エンティティクッキー識別子を含む、通信インターフェースと、
前記クライアントに関連付けられたデータベース所有者クッキーへの前記視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを決定するクッキーマッピング器と、
を備える装置。
[項目33]
前記通信インターフェースが、前記クッキーに関連付けられた視聴者測定エンティティへクッキーマッピングを提供し、該クッキーマッピングは、前記データベース所有者クッキーと前記クライアントに関連付けられた前記視聴者測定クッキーとの間の関連付けを含む、項目32に記載の装置。
[項目34]
前記通信インターフェースが、前記クライアントに対して前記視聴者測定エンティティへ前記クッキーマッピングを送らせるためのリダイレクトメッセージを送ることによって、前記クッキーマッピングを提供する、項目33に記載の装置。
[項目35]
前記リダイレクトメッセージが、データベース所有者クッキー識別子、前記視聴者測定エンティティクッキー識別子、及び前記データベース所有者クッキー識別子と前記視聴者測定エンティティクッキー識別子との間の関連付けに関する指示を含む、項目34に記載の装置。
[項目36]
前記通信インターフェースが、前記視聴者測定エンティティへ、前記クッキーマッピングを含むメッセージを送ることによって前記クッキーマッピングを提供する、項目33に記載の装置。
[項目37]
前記メッセージが、第2のクライアントデバイスに関する第2の視聴者測定エンティティクッキー識別子と前記第2のクライアントデバイスに関連付けられた第2のデータベース所有者クッキーとの間の第2のクッキーマッピングをさらに含む、項目36に記載の装置。
[項目38]
クライアントデバイスから視聴者測定エンティティクッキー識別子を含む第1の要求を受け取ると共に、前記クッキーに関連付けられた視聴者測定エンティティへ、データベース所有者クッキーと前記クライアントに関連付けられた前記視聴者測定クッキーとの間の関連付けを含むクッキーマッピングを含むメッセージを提供する通信インターフェースと、
命令を実行するプロセッサであって、前記命令が前記プロセッサに対して前記メッセージを作成させる、プロセッサと、
を備える装置。
[項目39]
コンピュータ読み取り可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、実行時にプロセッサに対して少なくとも、
クライアントデバイスから第1の要求にアクセスするステップであって、該第1の要求は視聴者測定エンティティクッキー識別子を含む、ステップと、
前記クライアントに関連付けられたデータベース所有者クッキーへの前記視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを決定するステップと、
を実行させる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
[項目40]
前記クライアントに対して前記視聴者測定エンティティへ前記クッキーマッピングを送らせるためのリダイレクトメッセージを送るステップをさらに含む、項目39に記載の記憶媒体。
[項目41]
前記リダイレクトメッセージが、データベース所有者クッキー識別子、前記視聴者測定エンティティクッキー識別子、及び前記データベース所有者クッキー識別子と前記視聴者測定エンティティクッキー識別子の間の関連付けに関する指示を含む、項目40に記載の記憶媒体。
[項目42]
前記視聴者測定エンティティへ、前記クッキーマッピングを含むメッセージを送るステップをさらに含む、項目39に記載の記憶媒体。
[項目43]
前記メッセージが、第2のクライアントデバイスに関する第2の視聴者測定エンティティクッキー識別子と前記第2のクライアントデバイスに関連付けられた第2のデータベース所有者クッキーとの間の第2のクッキーマッピングをさらに含む、項目42に記載の記憶媒体。
[項目44]
コンピュータ読み取り可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、実行時にプロセッサに対して少なくとも、
クライアントデバイスから第1の要求にアクセスするステップであって、該第1の要求は視聴者測定エンティティクッキー識別子を含む、ステップと、
前記クッキーに関連付けられた視聴者測定エンティティへ、データベース所有者クッキーと前記クライアントに関連付けられた前記視聴者測定クッキーとの間の関連付けを含むクッキーマッピングを提供するステップと、
を実行させる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
[項目45]
前記クッキーマッピングを提供するステップが、前記クライアントに対して前記視聴者測定エンティティへ前記クッキーマッピングを送らせるためのリダイレクトメッセージを送るサブステップを含む、項目44に記載の記憶媒体。
[項目46]
前記リダイレクトメッセージが、データベース所有者クッキー識別子、前記視聴者測定エンティティクッキー識別子、及び前記データベース所有者クッキー識別子と前記視聴者測定エンティティクッキー識別子の間の関連付けに関する指示を含む、項目45に記載の記憶媒体。
[項目47]
前記クッキーマッピングを提供するステップが、前記視聴者測定エンティティへ、前記クッキーマッピングを含むメッセージを送るサブステップを含む、項目44に記載の記憶媒体。
[項目48]
前記メッセージが、第2のクライアントデバイスに関する第2の視聴者測定エンティティクッキー識別子と前記第2のクライアントデバイスに関連付けられた第2のデータベース所有者クッキーとの間の第2のクッキーマッピングをさらに含む、項目47に記載の記憶媒体。
[項目49]
命令をウェブサイト内に含めるように提供するステップであって、該命令は、命令実行の際にクライアントに対してプロセスを開始させ、前記プロセスが、
視聴者測定エンティティに第1の要求を送るサブステップと、
第2の要求を送るサブステップであって、該第2の要求は、データベース所有者に対して、前記クライアントに対応するデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ送らせる、サブステップと、
を含む、提供するステップ
を含む方法。
[項目50]
前記ウェブサイトに関連付けられた情報を受け取ると共に前記情報に基づいて前記命令を作成するステップをさらに含む、項目49に記載の方法。
[項目51]
前記プロセスが、前記視聴者測定エンティティから、前記視聴者測定クッキーの識別子を含むリダイレクトメッセージを受け取るサブステップをさらに含む、項目50に記載の方法。
[項目52]
通信インターフェースと、
ウェブサイト内に含ませる命令を作成すると共に、前記通信インターフェースに対して前記命令を前記ウェブサイトに関連付けられたウェブサーバに提供させるプロセッサであって、前記命令は、前記命令の実行時にクライアントに対してプロセスを開始させ、前記プロセスは、
視聴者測定エンティティへの第1の要求を送るサブステップと、
データベース所有者に対して、前記クライアントに対応するデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ送らせる第2の要求を送るサブステップと、
を含む、プロセッサと、
を備える装置。
[項目53]
前記通信インターフェースが前記ウェブサイトに関連付けられた情報を受け取り、前記プロセッサが前記情報に基づいて前記命令を作成する、項目52に記載の装置。
[項目54]
前記プロセスが、前記視聴者測定エンティティからリダイレクトメッセージを受け取るサブステップであって、該リダイレクトメッセージは、前記視聴者測定クッキーの識別子を含む、サブステップをさらに含む、項目52に記載の装置。
[項目55]
視聴者測定エンティティへの第1の要求を送るステップと、
データベース所有者に対して、クライアントに対応するデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ送らせる第2の要求を送るステップと、
を含む方法。
[項目56]
前記データベース所有者クッキーを記憶するステップをさらに含む、項目55に記載の方法。
[項目57]
前記視聴者測定エンティティへの前記第1の要求を送る前記ステップが、ウェブページにおけるビーコン命令の実行に応答する、項目55に記載の方法。
[項目58]
前記第2の要求が、さらに前記データベース所有者に対して、前記クライアントに関連付けられた人口統計特性を前記視聴者測定エンティティへ送らせる、項目55に記載の方法。
[項目59]
前記視聴者測定エンティティへの第3の要求を送るステップと、
第2のデータベース所有者に対して、第2のデータベース所有者クッキーへの前記視聴者測定エンティティクッキーの第2のクッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ送らせる第4の要求を送るステップと、
をさらに含む、項目55に記載の方法。
[項目60]
前記第2の要求が、前記データベース所有者に対して、前記クッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ非同期式で送らせる、項目55に記載の方法。
[項目61]
前記視聴者測定エンティティへ前記クッキーマッピングを含む第3の要求を送るステップをさらに含む、項目55に記載の方法。
[項目62]
通信インターフェースと
ウェブブラウザであって、
前記通信インターフェースを介して視聴者測定エンティティへの第1の要求を送るステップ、及び
データベース所有者に対して、クライアントに対応するデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ送らせる第2の要求を、前記通信インターフェースを介して送るステップ、
を実行するウェブブラウザと、
を備える装置。
[項目63]
前記ウェブブラウザが、前記第1の要求において前記視聴者測定エンティティクッキーを送る、項目62に記載の装置。
[項目64]
前記ウェブブラウザが、ウェブページにおけるビーコン命令の実行に応答して前記第1の要求を前記視聴者測定エンティティへ送る、項目62に記載の装置。
[項目65]
前記第2の要求が、さらに前記データベース所有者に対して、前記クライアントに関連付けられた人口統計特性を前記視聴者測定エンティティへ送らせる、項目62に記載の装置。
[項目66]
前記ウェブブラウザが、
前記視聴者測定エンティティに第3の要求を送るステップと、
第2のデータベース所有者に対して、第2のデータベース所有者クッキーへの前記視聴者測定エンティティクッキーの第2のクッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ送らせる第4の要求を送るステップと、
を実行する、項目62に記載の装置。
[項目67]
前記第2の要求が、前記データベース所有者に対して、前記クッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ非同期式で送らせる、項目62に記載の装置。
[項目68]
前記ウェブブラウザが、前記クッキーマッピングを含む第3の要求を前記視聴者測定エンティティへ送る、項目62に記載の装置。
[項目69]
コンピュータ読み取り可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、実行時にプロセッサに対して少なくとも、
視聴者測定エンティティへの第1の要求を送るステップと、
データベース所有者に対して、クライアントに対応するデータベース所有者クッキーへの視聴者測定エンティティクッキーのクッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ送らせる第2の要求を送るステップと、
を実行させる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
[項目70]
前記命令が、さらに前記プロセッサに対して前記データベース所有者クッキーを記憶させる、項目69に記載の記憶媒体。
[項目71]
前記命令が、前記プロセッサに対して、ウェブページにおけるビーコン命令の実行に応答して前記第1の要求を前記視聴者測定エンティティへ送らせる、項目69に記載の記憶媒体。
[項目72]
前記第2の要求が、さらに前記データベース所有者に対して、前記クライアントに関連付けられた人口統計特性を前記視聴者測定エンティティへ送らせる、項目69に記載の記憶媒体。
[項目73]
前記命令が、さらに前記プロセッサに対して、
第3の要求を前記視聴者測定エンティティへ送るステップと、
第2のデータベース所有者に対して、第2のデータベース所有者クッキーへの前記視聴者測定エンティティクッキーの第2のクッキーマッピングを前記視聴者測定エンティティへ送らせる第4の要求を送るステップと、
を実行させる、項目69に記載の記憶媒体。
[項目74]
前記命令が、さらに前記プロセッサに対して、前記クッキーマッピングを含む第3の要求を前記視聴者測定エンティティへ送らせる、項目69に記載の記憶媒体。