JP2020025903A - Grinding type vertical grain milling machine - Google Patents
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- B02B3/00—Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming
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Abstract
Description
本発明は、立設した主軸に研削式精白ロールを軸装した研削式竪型精穀機に関する。 The present invention relates to a grinding type vertical grain mill in which a grinding type whitening roll is mounted on an upright spindle.
研削式竪型精穀機は、立設した除糠金網筒内の主軸に、砥石である研削式精白ロールを軸装し、除糠金網筒と研削式精白ロールとの間を精白室としてその一端を穀粒供給部に、他端を穀粒排出部に連絡した構造を基本とする。精白作用が強力なのと精白室が竪型であるために残留穀粒の処理が容易であるなどの特徴を有する。一方、精白室が竪型であるために、穀粒の自然落下の作用が強く、十分な研削作用を受けないまま排出されたり、精白作用に斑(むら)が生じたりする。この事態を解決するために種々の工夫がなされている。 The grinding type vertical grain mill is equipped with a grinding type whitening roll, which is a grindstone, mounted on the main shaft in an erecting rice bran netting cylinder, and the space between the rice bran removing netting and the grinding type whitening roll is used as a whitening chamber. The basic structure is such that one end is connected to a grain supply section and the other end is connected to a grain discharge section. It has features such as strong refining action and easy processing of residual kernels because the refining chamber is vertical. On the other hand, since the refining chamber is of a vertical type, the action of the natural fall of the grain is strong, and the grain is discharged without receiving a sufficient grinding action, or unevenness occurs in the refining action. Various devices have been devised to solve this situation.
特許文献1の精穀機では、精穀機外筐内に直径の異なる金剛砥盤を交互に重合して軸に取り付け、外筐内には金剛砥盤の外側傾斜面と間隔を保って対向する金網を配置している。また、金網のない部分に傾斜板を設け、穀粒が傾斜板の部分からのみ順次下方へ送られるようにして、穀粒の移動を抑制する構造が特許文献1に記載されている。
In the grain mill of
特許文献2の研削式竪型精穀機では、除糠金網筒の周囲に、複数の支柱と、これら支柱のそれぞれに配置した精白室抵抗体とが設けられ、該精白室抵抗体は、研削式精白ロールの軸方向に延びた長尺板状であり、かつ、横断面が鉤(かぎ)状に折れ曲がるように形成されていて、横断面の基端部は前記支柱に回転可能に支持され、横断面の屈曲部は移動する穀粒にその移動を抑制して抵抗を付与するように作用させたものである。これにより、穀粒の受け止め作用を安定させ、長粒種の米粒の背側における筋状溝にある糠をほぼ完全に除去することができるものである。
In the grinding type vertical grain mill of
しかしながら、上記特許文献2にあっては、研削式精白ロールの外周面および精白室抵抗体の端面が、縦断面で見たときに、ほぼ垂直な形状となっているから、背側の糠の除去が難しい、研削式精白ロールの外周面と精白室抵抗体の端面との間隙の調整が煩わしいといった種々の問題があった。
However, in
本発明は上記問題点にかんがみ、糠の除去を容易にすることのできる研削式竪型精穀機を提供することを技術的課題とする。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a grinding type vertical grain mill capable of easily removing bran.
上記課題を解決するため本発明は、立設した除糠金網筒内に回転自在に設けた主軸に、研削式精白ロールを軸装し、前記除糠金網筒と前記研削式精白ロールとの間を精白室に形成し、その一端を穀粒供給部に、他端を穀粒排出部にそれぞれ連絡した研削式竪型精穀機において、
前記研削式精白ロールは、砥石盤を複数重設したものであり、前記除糠金網筒を支える支柱には、前記精白室に内在する精白室抵抗体が設けられ、該精白室抵抗体は、前記研削式精白ロールの外周面形状に沿った形状に形成する、という技術的手段を講じた。
In order to solve the above-described problems, the present invention provides a spindle that is rotatably provided in an erecting bran metal mesh cylinder, a grinding-type whitening roll is mounted on the spindle, and a grinding-type whitening roll is placed between the bran-free metal mesh cylinder and the grinding-type fine polishing roll. Is formed in a milling chamber, one end of which is connected to a grain supply unit, and the other end of which is connected to a grain discharge unit, in a grinding type vertical grain mill,
The grinding-type whitening roll is one in which a plurality of grindstones are stacked, and a column supporting the bran removing wire mesh tube is provided with a whitening room resistor existing in the whitening room, and the whitening room resistor, Technical means of forming the grinding type whitening roll into a shape along the outer peripheral surface shape was taken.
請求項2記載の発明は、研削式精白ロールが、円錐台形状の砥石盤を複数重設したものであることを特徴とする。
The invention according to
請求項3記載の発明は、前記精白室抵抗体が、前記研削式精白ロールの外周面形状に沿うように鋸歯状に形成したことを特徴とする。
The invention according to
請求項1記載の発明によれば、除糠金網筒を支える支柱には、精白室に出入り自在とした精白室抵抗体が設けられ、該精白室抵抗体は、前記研削式精白ロールの外周面形状に沿った形状に形成したので、砥石盤の外周面形状が不揃(ぞろ)いであっても、精白室抵抗体により一様に穀粒が捕捉されるようになり、米粒の背面が砥石盤に接触する回数が増加し、低白度領域での穀粒の背側の筋状の溝にある糠の除去を促進したり、筋状の溝を除去したりするのに適している。 According to the first aspect of the present invention, a support for supporting the bran-removing wire mesh tube is provided with a whitening chamber resistor that can freely enter and leave the whitening chamber, and the whitening chamber resistor is provided on the outer peripheral surface of the grinding-type whitening roll. Because it was formed in a shape that conformed to the shape, even if the outer peripheral surface shape of the grinding wheel was uneven (uniform), the grains were uniformly captured by the whitening chamber resistor, and the back of the rice grain was Increases the number of times of contact with the grinding wheel, and is suitable for promoting the removal of bran in the streak grooves on the back side of the grain in the low whiteness area or removing streak grooves .
そして、請求項2のように、研削式精白ロールが、円錐台形状の砥石盤を複数重設したものであると、精白室内の幅が上下方向において広・狭・広・狭・と変化するので、流下移動する米粒が何度も疎・密・疎・密と繰り返されるので、米粒を低圧力の下で非常に活発に流動(公転・自転)させ、米粒の背面を砥石盤に接触させる回数を増やすことができる。 If the grinding-type whitening roll has a plurality of truncated conical grinding wheels, the width of the whitening chamber changes in the vertical direction from wide, narrow, wide, narrow. Therefore, the rice grains that flow down are repeatedly sparse, dense, sparse, and dense, so that the rice grains flow (revolve and rotate) very actively under low pressure, and the back of the rice grains contact the grinding wheel. The number can be increased.
さらに、請求項3記載のように、精白室抵抗体が、前記研削式精白ロールの外周面形状に沿うように鋸歯状に形成すれば、砥石盤を複数重設したときに外周面形状が凹凸している一体的な研削式精白ロールであっても、各砥石盤のそれぞれの外周面に均等に近接させることができる。すなわち、従来の軸方向に延びる長尺板状の精白室抵抗体にあっては、外周面形状が凹凸している研削式精白ロールに対応できず、間隙調整が困難であるが、請求項3記載の形状とすれば、外周面形状が凹凸状であっても、精白室抵抗体の端面を各砥石盤の外周面形状に沿うように適宜調整できるので、間隙の調整を容易に行うことができる。
Furthermore, if the polishing chamber resistor is formed in a sawtooth shape so as to follow the outer peripheral surface shape of the grinding-type whitening roll as described in
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、研削式竪型精穀機1の全体構成の概略断面図であり、図2は一部を分解して示す研削式竪型精穀機1の斜視図であり、図3は研削式竪型精穀機の横断面図であり、図4は付勢装置の内部構造を示す断面図であり、図5は本発明の要部を示す拡大断面図であり、図6は抵抗装置の斜視図である。
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of the overall configuration of a grinding type
図1乃至図3を参照すれば、本実施形態の研削式竪型精穀機1は、本体ベース2のほぼ中央に主軸3を上部軸受部4及び下部軸受部5によって立設し、上部軸受部4の直上に研削式精白ロール6(以下、精白ロール6)を複数載置固定して主要な精穀部が形成される。主軸3は、本体ベース2に付設したモータベース7に固設したモータ8により、モータプーリ9、主軸プーリ10、Vベルト11を介して駆動されることになる。
Referring to FIG. 1 to FIG. 3, in a
精白ロール6は、主軸3に取り付けられた複数の砥石盤12と、この砥石盤12相互の間に介挿したスペーサ13を積層したものである。砥石盤12の周面には研削用切刃(研削砥石の砥粒)を全周に焼結などの手段により固定してある。スペーサ13には、積層された複数の砥石盤12間から切削用切刃に向けて噴風する噴風口13a(図3参照)を設けることもでき、この噴風口13aを形成することにより、機外から取り込んだ空気を除糠用噴風に利用して、搗精時の除糠を促進することが可能となる。
前記精白ロール6の上端部には、原料の送り込みロール14が主軸3に軸着されている。送り込みロール14の外周面には、スクリュー羽根15が設けられ、該スクリュー羽根15の回転により原料を送り込むことができる。
The
At the upper end of the
精白ロール6の周囲には、所定の間隔を介して除糠金網筒16(図1)が立設される。そして、該除糠金網筒16と前記精白ロール6との間に精白室17が形成される。除糠金網筒16は、この実施形態においては、縦割状に四分割され、精白ロール6の周囲に立設した四本の支柱18により各両側縁を固定される。さらに、各支柱18間に弧状の除糠室カバー19を取り付けて除糠室20を形成する。図1、図2において、符号21は支柱カバーである。
A bran removing wire mesh tube 16 (FIG. 1) is erected around the
原料を案内するための供給筒22は、支柱18に載置して取り付けられる。この供給筒22は、送り込みロール14を取り囲むものであり、供給筒22の上方にはホッパ筒23を設け、ホッパ筒23の上面壁に投入口24を開口する。ホッパ筒23内には、中空円すい状の案内体25と、その上部に調節レバー26によって回動される2枚の孔開き回動板からなる供給量調節装置27を設けてある。
A
精白室17の下端には、除糠金網筒16の一部を開口して排出口28を形成し、排出口28に接続して排出樋29が設ける。排出樋29には、分銅レバー30によって操作される蓋体31が設けられる。この実施形態では分銅レバー30によって蓋体31を付勢する構成としたが、これに限定されることはない。例えば、分銅レバー30の代替品としてエアシリンダーにより蓋体31を付勢することが考えられる。また、分銅レバー30やエアシリンダーなどを設けることなく、無負荷で蓋体31から米を流出される構成も考えられる。
At the lower end of the
精白室17には、複数の支柱18のそれぞれに配置した精白室抵抗体32が突出して設けられている。そして、この精白室抵抗体32は、研削式精白ロール6の軸方向に延びた長尺板状であり、かつ、横断面が鉤状に折れ曲がるように形成されている。図3、図4及び図6に見られる精白室抵抗体32は、横断面がほぼL字型に形成されている。しかし、この精白室抵抗板32は、L字型形状に限定されることはなく、鉤(かぎ)状になっていればよく、例えば、横断面で見て「く」字型や、「J」字型や、「U」字型の形状を種々採用することができる。
The
本実施形態の横断面がほぼL字型に形成された精白室抵抗体32は、その先端部33が研削精白ロール体6の外周面に近接する。図1、図5及び図6に見られるように、精白ロール6の砥石盤12が、直径の異なる円錐台形状を呈していた場合、先端部33の形状は、鋸歯状の段部に形成されているのがよい。そして、先端部33は砥石盤12の中心方向(主軸3方向)に向き、L字の屈曲部34(図4)は精白ロール6の回転により移動する穀粒を抑制するような抵抗を付与する役目をする。そして、先端部32の他方側の基端部35は、支柱18に内装した縦軸36対して回動可能に支持されている。
In the present embodiment, the polishing
すなわち、精白室抵抗体32には、付勢装置37が備えられている。付勢装置37は、エアアクチュエーターであって、図3,図4に示すように、エアシリンダー38、可動ロッド39及び調圧装置40とで構成されている。エアシリンダー38は一端の取り付け部41を調圧装置40側の結合ブロック42に軸43で回動可能に取付け、他端を精白室抵抗体32にフリージョイント構造44で回動可能に連結している。精白室抵抗体32は一端を支柱18に内装した縦軸36で回動可能に支持されており、可動ロッド39の進退で縦軸36を中心に回動して、研削精白ロール体6の外周面への先端部33の近接距離を調節することができる。
That is, the biasing
エアシリンダー38には、コンプレッサー45からレギュレーター46を介して枝管No1が接続されており、エアシリンダー38内部にエア圧が供給されている。このエア圧は、レギュレーター46によって調整することができる。レギュレーター46には枝管No1〜No4が接続されており、この実施形態において、四個の付勢装置37におけるエアシリンダー38のそれぞれに配管されている。したがって、各精白室抵抗体32は、エア圧を受けて前記縦軸36を中心に回動し、穀粒の移動を抑制することができる。
A branch pipe No. 1 is connected to the
また、前記研削式竪型精穀機1の除糠室20の下方には、環状の集糠室47を形成し(図1参照)、精白ロール6と一体に回転される掻き出し羽根48を設ける。集糠室47の底面には糠排出口(図示せず)を設け、糠を排出する。また、主軸3の下部には集糠用ファン49が取り付けられており、除糠室20を通じて機体上部の供給口などから空気を吸引して糠とともに機外に排出する。
An annular
以下、本実施形態における具体的作動につき説明する。図外のシュートから投入口24(図1参照)に供給される原料米粒(玄米)は、調節レバー26によって適度な供給流量に調節され、かつ、案内体25によって円周方向に均等に分散されながら精白室17上部に供給される。
精白室17内において、精白ロール6の回転により(図3に示す矢印R方向)、米粒は比較的低圧力の下で活発に流動(公転・自転)しながら、精白ロール6の周面に接触することにより表面層を削られる。
Hereinafter, a specific operation in the present embodiment will be described. Raw rice grains (brown rice) supplied from a chute (not shown) to the inlet 24 (see FIG. 1) are adjusted to an appropriate supply flow rate by the
In the
このとき、精白室17に供給される原料米粒は、精白室17内に配設した複数個の精白室抵抗体32が、エアシリンダー38の可動ロッド39の伸長により精白ロール6側にせり出し、精白室抵抗体32の先端部33が精白ロール6の外周面に近接し、これにより、精白ロール6に伴って移動する穀粒が捕捉されて、精白室抵抗体32の屈曲部34側に移動して穀粒の動きを抑制する。すなわち、穀粒には精白室17内の円周方向において移動を抑制する抵抗が付与されるようになる(図5参照)。
本実施形態では、精白室抵抗体32の先端部33が精白ロール6の外周面に近接し、屈曲部34で穀粒が捕捉されるようになるから、穀粒の受け止め作用が安定し、穀粒の背側の筋状の溝にある糠が、十分に除去されるようになる。
At this time, the raw rice grains supplied to the
In the present embodiment, the
図1及び図5に示す砥石盤12は、直径の異なる円錐台(circular truncated cone)形状をしていて、直径の小さい方を下向きに、直径の大きい方を上向きにして主軸3に取り付けて精白ロール6に形成している。そして、精白ロール6を回転させると、米粒を低圧力の下で非常に活発に流動(公転・自転)させることができる。このとき、精白室抵抗体32の鋸歯状の先端部33が複数の砥石盤12の外周面に近接し、屈曲部34で穀粒が捕捉されるから、米粒の背面が砥石盤12に接触する回数を増加させ、穀粒の背側の筋状の溝にある糠の除去を促進したり、筋状の溝を除去したりするのに適している。
The
また、精白室抵抗体32の先端部33の形状を鋸歯状に形成すると、円錐台形状の砥石盤を複数積層した研削式精白ロールであっても、先端部を前記砥石盤のそれぞれの外周面に均等に近接させることができ、研削式精白ロールの外周面と精白室抵抗体の端面との間隙の調整を容易に行うことができる。
Further, if the shape of the
精白室17内には、円周方向で四個の精白室抵抗体32が配設されている。それぞれの精白室抵抗体32ごとに精白室17(搗精セクション)が複数形成されているのと同じ作用が生じる(すなわち、一台の精穀機内に四つの精白室(複数の精白室抵抗体32,32間で仕切られた搗精セクション)があるということ)。つまり、精白室抵抗体32により、米粒が受け止められた状態で、精白ロール6が回転方向Rへ回転して米粒の表面層が削られていくので、搗精セクションごとに独立した搗精作用が生じる。このように、搗精セクションごとに独立した搗精作用であるから、米粒の排出口28付近の分銅レバー30を不要として、製造コストを削減することができる。また、分銅レバー30による負荷の無い、ほぼ無負荷の状態で蓋体31から米粒を流出させた場合でも、穀粒の背側の筋状の溝にある糠が、十分に除去されるようになる。
なお、図3の実施形態では、精白室17内に円周方向で四個の精白室抵抗体32が配設したが、これに限定されることはなく、円周方向に六乃至十個の精白室抵抗体32を設けてもよい。これに合わせて、除糠金網筒16も四分割に限らず、六乃至十分割等、適当な数を設定することができる。
In the
In the embodiment of FIG. 3, the four
また、何らかの理由により、精白室17内で砕粒が発生するような高い圧力状態のときは、穀粒の圧迫力により精白室抵抗体32を介して可動ロッド39がエア圧に抗して押し込まれる。すると、エアシリンダー45の内部の圧力が高くなるが、この圧力変化はレギュレーター46が調整し、穀粒の移動が過剰に抑制されるのが防止される。
Further, for some reason, in a high pressure state in which crushing occurs in the
なお、付勢装置37として、エアーシリンダー45を動作手段として用いたが、これに限らず、手動の目盛付ダイアル60(図6参照)を用いてもよい。目盛付ダイアル60は株式会社イマオコーポレーションのダイアルハンドノブ、型式:DHK100、型式:D75R1/25などを採用することができる。目盛付ダイアル60は結合ブロック61に軸62で回動可能に取付け、精白室抵抗体32にはフリージョイント構造63で回動可能に連結している。精白室抵抗体32は一端を支柱18の近傍に設けた縦軸64で回動可能に支持されており、軸62の進退で縦軸64を中心に回動して、研削精白ロール体6の外周面への先端部33の近接距離を調節することができる。
このような手動の目盛付ダイアル60を用いることで、簡便な構成によって、作業者による調整も誤差を少なくして、隙間管理を容易に行うことができる。
Although the
By using such a
搗精作用の間、集糠用ファン49により、ホッパ筒23から吸入される外気が、精白ロール6内を通って除糠室21を通過し、下方へ抜かれるので、除糠作用を高めるとともに米粒の撹拌を促し、また、米温の過度の上昇を抑制する。
During the milling operation, the outside air sucked from the
以上のように本実施例によれば、研削式竪型精穀機1において、研削式精白ロール6が、砥石盤12を複数重設したものであり、除糠金網筒16の周囲には、支柱に配置した精白室抵抗体32が設けられ、該精白室抵抗体32は、前記研削式精白ロール6の外周面形状に沿った形状とするものとしたから、砥石盤の外周面形状が不揃(ぞろ)いであっても、精白室抵抗体により一様に穀粒が捕捉されるようになり、米粒の背面が砥石盤に接触する回数が増加し、低白度領域での穀粒の背側の筋状の溝にある糠の除去を促進したり、筋状の溝を除去したりするのに適している。
As described above, according to the present embodiment, in the grinding type
そして、研削式精白ロール6が、円錐台形状の砥石盤12を複数重設したものであると、精白室17内の上下方向において米粒の疎・密の状態が何度も繰り返されるので、米粒を低圧力の下で非常に活発に流動(公転・自転)させ、米粒の背面を砥石盤に接触させる回数を増やすことができる。
When the grinding-
さらに、精白室抵抗体32が、前記研削式精白ロール6の外周面形状に沿うように鋸歯状に形成すれば、砥石盤12を複数積層したときに外周面形状が凹凸している一体的な研削式精白ロールであっても、各砥石盤12のそれぞれの外周面に均等に近接させることができる。すなわち、従来の軸方向に延びる長尺板状の精白室抵抗体にあっては、外周面形状が凹凸状の研削式精白ロールに対応できず、間隙調整が困難であるが、鋸歯状とすれば、外周面形状が凹凸状であっても、精白室抵抗体の端面を各砥石盤の外周面形状に沿うように適宜調整できるので、間隙の調整を容易に行うことができる。
Furthermore, if the polishing
図7は、本発明の他の実施の形態の研削式竪型精穀機の実施例図であり、実施例1と同様の円錐台形状の砥石盤12を採用している。本実施例では、直径の小さい方を上向きに、直径の大きい方を下向きにして主軸3に取り付け精白ロール6に形成した。この実施例の場合、精白ロール6の回転により、米粒が砥石盤12の傾斜面を流下しながら低圧力の下で活発に流動(公転・自転)し、表面層が削られる。この実施例においても、精白室抵抗体32の形状を研削式精白ロール6の外周面形状に沿うように鋸歯状に形成すると、円錐台形状の砥石盤であっても、各砥石盤のそれぞれの外周面に均等に近接させ、間隙の調整を容易に行うことができる。
FIG. 7 is an example of a grinding type vertical grain mill according to another embodiment of the present invention, which employs a frusto-
図8は、本発明の他の実施の形態の研削式竪型精穀機の実施例図であり、外周面を面取り加工を施した砥石盤12を採用している。本実施例においても、精白室抵抗体32の端面が各砥石盤12の外周面形状に沿うような形状となっている。図8を参照すれば、精白室抵抗体32の端面は鋸歯状又は波形状となっている。面取り加工を施した砥石盤12であっても、各砥石盤のそれぞれの外周面に均等に近接させ、間隙の調整を容易に行うことができる。
FIG. 8 is an example of a grinding type vertical grain mill according to another embodiment of the present invention, which employs a
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜構成を変更できることは言うまでもない。 The present invention is not limited to the above embodiments, and it goes without saying that the configuration can be appropriately changed without departing from the scope of the invention.
本発明は竪型又は横型の精穀機に適用することができる。 The present invention can be applied to a vertical or horizontal grain mill.
1 研削式竪型精穀機
2 本体ベース
3 主軸
4 上部軸受部
5 下部軸受部
6 研削式精白ロール
7 モータベース
8 モータ
9 モータプーリ
10 主軸プーリ
11 Vベルト
12 砥石盤
13 スペーサ
14 送り込みロール
15 スクリュー羽根
16 除糠金網筒
17 精白室
18 支柱
19 除糠室カバー
20 除糠室
21 支柱カバー
22 供給筒
23 ホッパ筒
24 投入口
25 案内体
26 調節レバー
27 供給量調節装置
28 排出口
29 排出樋
30 分銅レバー
31 蓋体
32 精白室抵抗体
33 先端部
34 屈曲部
35 基端部
36 縦軸
37 付勢装置
38 エアシリンダー
39 可動ロッド
40 調圧装置
41 取り付け部
42 結合ブロック
43 軸
44 フリージョイント構造
45 コンプレッサー
46 レギュレーター
47 集糠室
48 掻き出し羽根
49 集糠用ファン
60 目盛付ダイアル
61 結合ブロック
62 軸
63 フリージョイント構造
64 縦軸
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記研削式精白ロールは、砥石盤を複数重設したものであり、前記除糠金網筒を支える支柱には、前記精白室に内在する精白室抵抗体が設けられ、
該精白室抵抗体は、前記研削式精白ロールの外周面形状に沿った形状に形成したことを特徴とする研削式竪型精穀機。 A grinding type whitening roll is axially mounted on a main shaft rotatably provided in an erect rice bran mesh tube, and a space between the rice bran mesh tube and the grinding type whitening roll is formed in a whitening chamber. In the grain supply unit, the grinding type vertical grain mill with the other end connected to the grain discharge unit,
The grinding-type whitening roll is one in which a plurality of grinding wheels are provided, and a column supporting the bran removing wire mesh tube is provided with a whitening room resistor existing in the whitening room,
The grinding type vertical milling machine characterized in that the polishing chamber resistor is formed in a shape along the outer peripheral surface of the grinding type whitening roll.
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Cited By (2)
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