JP2020024076A - Water heater and processing method of front cover for water heater - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、熱交換器を通過する水をバーナの燃焼排気で加熱する給湯器と、その給湯器の筐体に用いられるフロントカバーの加工方法とに関する。 The present invention relates to a water heater for heating water passing through a heat exchanger with combustion exhaust gas from a burner, and to a method of processing a front cover used for a housing of the water heater.
給湯器は、バーナや熱交換器等の燃焼装置を筐体に収容してなり、筐体は、前面を除く5面を閉塞した箱本体の前面に、フロントカバーを前方からネジ止めして組み付けられる。このフロントカバーの組み付けは、例えば特許文献1に開示されるように、箱本体の開口の4辺に係合部を折曲形成する一方、フロントカバーの周囲4辺にも同様の係合部を折曲形成して、箱本体の係合部とフロントカバーの係合部とを正面からネジ止めすることで行われる。
また、給湯器は、屋内に設置される場合も考慮して、フロントカバーの前面に絞り加工を施して立体的な模様や凹凸を形成したり、絞り部に樹脂パネル等を嵌め込んだりして意匠性を高める試みもなされている(例えば特許文献2に表れる給湯器参照)。
さらに、フロントカバーでは、前板の周囲4辺に後方へ折曲した折り曲げ部を形成して浅底の箱状とすることで、折り曲げ部と箱本体との周面同士を面一にして箱本体との一体性を高め、さらなる美観向上を図ることもよく行われている。
The water heater has a combustion device such as a burner or a heat exchanger housed in a housing. The housing is assembled by screwing the front cover from the front to the front of the box main body, which has five closed surfaces except the front. Can be For example, as disclosed in
In addition, in consideration of the case where the water heater is installed indoors, drawing is performed on the front surface of the front cover to form a three-dimensional pattern or unevenness, or a resin panel or the like is fitted into the drawn portion. Attempts have been made to enhance the design (see, for example, a water heater disclosed in Patent Document 2).
Further, in the front cover, a bent portion bent rearward is formed on four sides around the front plate to form a shallow box, so that the circumferential surfaces of the bent portion and the box body are flush with each other. It is common practice to enhance the integration with the main body and further improve the aesthetic appearance.
しかし、フロントカバーの前板に凹部等を絞り加工する場合、絞り部の範囲を折り曲げ部まで広げると、折り曲げ部における絞り部と非絞り部との間にシワが発生してしまう。これは、絞り部と非絞り部とでは高さ(奥行き)が異なるため、絞り部からの折り曲げに要する曲げ長さと、非絞り部からの折り曲げに要する曲げ長さとでは、非絞り部からの方が長くなり、曲げ工程における絞り部における余剰の板金(肉)が非絞り部側へ逃げることにより生じるものと考えられる。このシワにより、前板に意匠を施しても美観を損なう結果となっていた。 However, when a concave portion or the like is drawn on the front plate of the front cover, if the range of the drawn portion is expanded to the bent portion, wrinkles are generated between the drawn portion and the non-drawn portion in the bent portion. This is because the height (depth) of the narrowed portion differs from that of the non-drawn portion. Therefore, the bending length required for bending from the drawn portion and the bending length required for bending from the non-drawn portion are smaller than those from the non-drawn portion. And the excess sheet metal (meat) in the drawn portion in the bending process escapes to the non-drawn portion side. Due to this wrinkle, even if a design is applied to the front plate, the aesthetic appearance is impaired.
そこで、本発明は、浅底箱状のフロントカバーの前板に折り曲げ部まで達する絞り加工を施しても、折り曲げ部にシワが発生することを防止して意匠性を維持することができる給湯器及び給湯器用フロントカバーの加工方法を提供すること目的としたものである。 Therefore, the present invention provides a water heater that can prevent the generation of wrinkles in the bent portion and maintain the design even if the front plate of the front cover in the shape of a shallow box is subjected to drawing to reach the bent portion. And a method for processing a front cover for a water heater.
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、燃焼装置を収容する筐体を有し、筐体が、前面を開口した箱本体と、箱本体の前面に組み付けられるフロントカバーとからなり、フロントカバーが、矩形状の前板と、その前板の4辺からそれぞれ後方へ折曲された上下左右の折り曲げ部とからなる浅底箱状を呈し、前板には、後側へ凹む絞り加工がなされた絞り部が、少なくとも1辺の折り曲げ部に達するまで形成されている給湯器であって、
絞り部が達する少なくとも1辺の折り曲げ部では、絞り部以外からの折り曲げ部分が面取り状に形成されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、燃焼装置を収容する筐体を有し、筐体が、前面を開口した箱本体と、箱本体の前面に組み付けられるフロントカバーとからなり、フロントカバーが、矩形状の前板と、その前板の4辺からそれぞれ後方へ折曲された上下左右の折り曲げ部とからなる浅底箱状を呈し、前板には、後側へ凹む絞り加工がなされた絞り部が、少なくとも1辺の折り曲げ部に達するまで形成されている給湯器であって、
絞り部が達する少なくとも1辺の折り曲げ部では、絞り部以外からの折り曲げ部分の曲率半径が、絞り部からの折り曲げ部分の曲率半径よりも大きくなっていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、矩形状の前板に、その周囲の4辺のうちの少なくとも1辺まで絞り部が達する絞り加工を行った後、前記4辺をそれぞれ後方へ折曲して上下左右に折り曲げ部を形成して浅底箱状とする給湯器用フロントカバーの加工方法であって、
4辺を後方へ折曲する際、絞り部が達する少なくとも1辺では、絞り部以外からの折り曲げ部分が面取り状となるように折曲することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、矩形状の前板に、その周囲の4辺のうちの少なくとも1辺まで絞り部が達する絞り加工を行った後、4辺をそれぞれ後方へ折曲して上下左右に折り曲げ部を形成して浅底箱状とする給湯器用フロントカバーの加工方法であって、
4辺を後方へ折曲する際、絞り部が達する少なくとも1辺では、絞り部以外からの折り曲げ部分の曲率半径が、絞り部からの折り曲げ部分の曲率半径よりも大きくなるように折曲することを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
In at least one bent portion that is reached by the narrowed portion, a bent portion other than the narrowed portion is formed in a chamfered shape.
In order to achieve the above object, the invention according to
At least one side of the bent portion reached by the narrowed portion is characterized in that the radius of curvature of the bent portion other than the narrowed portion is larger than the radius of curvature of the bent portion from the narrowed portion.
In order to achieve the above object, the invention according to
When the four sides are bent backward, at least one side reached by the narrowed portion is bent so that a bent portion other than the narrowed portion has a chamfered shape.
In order to achieve the above object, the invention according to
When bending the four sides backward, at least one side reached by the narrowed portion is bent so that the radius of curvature of the bent portion other than the narrowed portion is larger than the radius of curvature of the bent portion from the narrowed portion. It is characterized by.
本発明によれば、浅底箱状のフロントカバーの前板に折り曲げ部まで達する絞り加工を施しても、絞り部と非絞り部とにおける必要曲げ長さの差を小さくすることができる。この結果、絞り部の近傍にシワが生じることを防止することができ、フロントカバーの美観を折り曲げ部においても損なうことなく意匠性を維持することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, even if the front plate of a shallow-bottom box-shaped front cover is subjected to drawing to reach the bent portion, the difference in required bending length between the drawn portion and the non-drawn portion can be reduced. As a result, it is possible to prevent wrinkles from being generated in the vicinity of the narrowed portion, and it is possible to maintain the design without impairing the beauty of the front cover even at the bent portion.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、給湯器の一例を示す斜視図、図2(A)は給湯器の正面図、(B)は側面図、図3(A)は平面図、(B)は底面図である。
この給湯器1は、前面を除く5面を閉塞した箱本体3と、箱本体3の前面を閉塞するフロントカバー4とからなる筐体2を有する。筐体2内には、フロントカバー4を外した状態の図4に示すように、下方からバーナユニット6、熱交換器7、排気フード8を備えた燃焼装置5が設置されて、排気フード8の上端に設けた排気筒9が、箱本体3の上板30を貫通して上方へ突出している。箱本体3の背面上下には、屋内の壁等に設置するための取付金具10,10が設けられ、箱本体3の背板33には、複数の給気口11,11・・が形成されている。
箱本体3の底面には、外部のガス配管が接続されるガス接続口12と、外部の給水配管が接続される給水接続口13と、複数の給湯栓を備えた外部の給湯配管が接続される給湯接続口14及び戻り接続口15とが設けられている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 is a perspective view showing an example of a water heater, FIG. 2A is a front view of the water heater, FIG. 1B is a side view, FIG. 3A is a plan view, and FIG.
The
A
バーナユニット6には、ガス接続口12と接続されるガス管16が接続されると共に、燃焼用空気を供給するためのファン17が設けられている。
熱交換器7は、図示しない複数のフィンを蛇行状に貫通する伝熱管18を有し、伝熱管18の入側端部には、給水接続口13と接続される給水管19が接続され、伝熱管18の出側端部には、給湯接続口14と接続される出湯管20が接続されている。戻り接続口15と給水管19との間には、ポンプ22を備えた循環用配管21が接続されている。
すなわち、この給湯器1は、給水管19から供給される水を熱交換器7で加熱して出湯管20から出湯すると共に、ポンプ22の運転により、出湯した湯を外部の給湯配管から循環用配管21を介して給水管19に戻して熱交換器7で再加熱する循環式となっている。
The
The
That is, the
そして、筐体2の箱本体3は、図5にも示すように、それぞれ金属製である上板30と、下板31と、左右の側板32,32と、背板33とを互いに接合してなり、前面の開口を形成する上板30の前端縁には、図4に示すように、内側(開口側)へ折曲される上折曲片34が形成されている。また、左右の側板32,32の前端縁にも、内側へ折曲される横折曲片35,35がそれぞれ形成されている。このうち上板30と上折曲片34との境界部分には、左右方向に延びるスリット36,36が、左右対称に一対形成されている。
さらに、下板31は、図6にも示すように、上板30よりも前方へ長く形成されて、前端に、上板30の前端縁を越えて前方へ突出する受け部37が形成され、受け部37には、左右にネジ止め用の一対の透孔38,38が形成されている。
Then, as shown in FIG. 5, the
Further, as shown in FIG. 6, the
一方、フロントカバー4は、正面視が矩形状の前板41と、前板41の上辺、下辺及び左右の側辺をそれぞれ後側へ折り曲げて形成される折り曲げ部42〜44とからなる浅底箱状で金属製のカバー本体40を有している。前板41の中央には、縦長の鏡45が嵌め込み固定され、鏡45の下方には、カバー本体40の裏側から取り付けられる図示しない操作パネルを開閉可能に覆うカバー46が設けられる。よって、カバー本体40には、図7,8に示すように、鏡45を固定するための凹部47が、所定幅で上下方向に亘って形成されて、凹部47の下部に、操作パネルを取り付けるための四角形状の窓48が形成されている。
また、上辺の折り曲げ部42の後端縁には、箱本体3に設けたスリット36,36に上方から差し込み可能な一対の爪49,49が、それぞれ下向きに折曲形成されている。
さらに、下辺の折り曲げ部43における左右両端を除く中央部分には、図9にも示すように、上辺及び左右の側辺の折り曲げ部42,44よりも後方へ突出する突出部50が形成されており、この突出部50には、箱本体3の下板31の受け部37に形成した透孔38,38と対応する一対のネジ孔51,51が形成されている。
On the other hand, the
A pair of
Further, as shown in FIG. 9, a protruding
ここで、カバー本体40の凹部47は、上辺の折り曲げ部42から下辺の折り曲げ部43まで達するように前板41の上下全長に亘って絞り加工される。この場合、凹部47と凹部47の左右に位置する前面部52,52とでは前後方向の高さが異なるため、そのまま折り曲げ部42,43を折り曲げると、凹部47における余剰の板金が前面部52側へ逃げることによって、凹部47と前面部52との間から折り曲げ部42,43にシワが発生してしまう。
しかし、本形態では、図10に示すように、折り曲げ部42,43を曲げ加工する際には、絞り加工される凹部47からの折り曲げでは、当該折り曲げ部分47Aを円弧状に形成するの対し、絞り加工されない左右の前面部52からの折り曲げでは、当該折り曲げ部分52Aを、同図(B)に二点鎖線で示すように同じ円弧状に形成せず、面取り状に傾斜形成している。この折り曲げの相違は金型の形状によって対応可能である。
このように折り曲げ部分47Aと52Aとを形状変更すると、折り曲げ部分47Aと折り曲げ部分52Aとの曲げ終わりが大きくずれることがなくなる。よって、凹部47と前面部52との間からシワを発生させることなく折り曲げ部42,43を形成できる。
Here, the
However, in the present embodiment, as shown in FIG. 10, when bending the
When the shapes of the
以上の如く構成された給湯器1においては、箱本体3にフロントカバー4を取り付ける際には、フロントカバー4の上辺の折り曲げ部42に設けた爪49,49を、箱本体3の前面に設けたスリット36,36に上方から差し込む。すると、爪49,49が上板30に係止すると共に、フロントカバー4の下辺の折り曲げ部43が箱本体3の下板31の受け部37上に載置して、箱本体3の前面を閉塞した状態で支持される。この状態で、折り曲げ部43のネジ孔51,51を下板31の透孔38,38に合わせて、下板31の下方から透孔38,38にネジ53,53を差し込んでネジ孔51,51にねじ込む。これにより、フロントカバー4は箱本体3に固定される。
この状態でネジ53,53は下板31の下面に頭部のみ表れるため、正面から目立つことがなく、デザイン性に優れたものとなる。また、フロントカバー4の底面が下板31から隠れるため、フロントカバー4の曲げ加工等によって底面にシワ等が発生しても外部から見えなくなり、意匠性を損なうことがない。
In the
In this state, the
一方、内部のメンテナンス等のためにフロントカバー4を取り外す際には、下板31のネジ53,53を緩めて取り外せば、下板31と折り曲げ部43との結合が解除される。しかし、フロントカバー4は爪49,49が上板30に係止して下板31上に載置された状態が維持されるため、フロントカバー4が不意に外れたりずれたりすることはない。そして、フロントカバー4を上方へ持ち上げて爪49,49をスリット36,36から抜き取れば、箱本体3から取り外すことができる。
On the other hand, when removing the
(フロントカバーの取り付け構造に係る発明の効果)
このように、上記形態の給湯器1によれば、箱本体3の上板30の前端には、スリット36が形成され、フロントカバー4の上端には、スリット36に上方から差し込まれる下向きの爪49が形成される一方、箱本体3の下板31の前端には、爪49をスリット36に差し込んだ状態でフロントカバー4の下面を受ける受け部37が形成されて、受け部37とフロントカバー4の下面とが下方からネジ止めされているので、フロントカバー4を取り付けるためのネジ53を目立たなくしてデザイン性を高めることができる。また、フロントカバー4を取り外す際の作業性も良好となってメンテナンス性も向上する。
(Effect of the Invention According to the Front Cover Mounting Structure)
As described above, according to the
なお、箱本体に設けるスリットの数や位置、形状は上記形態に限らず、スリットの数を増やして等間隔で設けたり、1つのスリットを左右に長く形成したりすることができる。フロントカバーに設ける爪の数や形状もスリットに合わせて変更すればよい。
また、下板に設ける受け部も、左右に短い複数の受け部を等間隔をおいて配置する等、適宜変更可能である。
さらに、フロントカバーの取り付け構造に係る発明では、フロントカバーは浅底箱状である必要はなく、板状のフロントカバーの上端縁に側面視倒L字状の爪を形成しても差し支えない。
Note that the number, position, and shape of the slits provided in the box body are not limited to the above-described embodiments, and the number of slits may be increased and provided at equal intervals, or one slit may be formed to be longer in the left and right directions. The number and shape of the claws provided on the front cover may be changed according to the slit.
Also, the receiving portion provided on the lower plate can be appropriately changed, for example, by arranging a plurality of short receiving portions on the left and right at equal intervals.
Further, in the invention relating to the mounting structure of the front cover, the front cover does not need to be in the shape of a shallow box, and an L-shaped claw may be formed at the upper end edge of the plate-shaped front cover.
一方、図11,12に示すように、フロントカバー4の下側の折り曲げ部43に、一方の爪49を左右反対側のスリット36に差し込んだ状態で箱本体3の側板32の前端縁の下端(横折曲片35のない部分)が係止する被係止部としての切込み54,54を後端から形成することもできる。この場合、図11及び図13に示す一方の爪49によるスリット36への差し込みと、図12及び図14に示す側板32と切込み54との係止とにより、フロントカバー4を左右方向へずらした位置でも箱本体3の前面で支持可能となる。このとき、側板32とフロントカバー4の前板41との間には隙間が形成されて、箱本体3側のコントローラと操作パネルとを繋ぐハーネスが噛み込まないようになっている。
よって、この変更例によれば、操作パネルの情報を見ながら燃焼装置5側のメンテナンスを行うことができ、メンテナンスに係る作業性が一層向上する。また、フロントカバー4を箱本体3の前面へ仮置きできるので、取り外したフロントカバー4の置き場所に困ることがない。
On the other hand, as shown in FIGS. 11 and 12, the lower end of the front edge of the
Therefore, according to this modified example, the maintenance of the
(フロントカバーの折り曲げ加工に係る発明の効果)
このように、上記形態の給湯器1及びフロントカバー4の加工方法によれば、絞り部(凹部47)が達する2辺の折り曲げ部42,43では、非絞り部(前面部52)からの折り曲げ部分52Aが面取り状となるように形成しているので、浅底箱状のフロントカバー4の前板41に折り曲げ部42,43まで達する絞り加工を施しても、凹部47と前面部52とにおける必要曲げ長さの差を小さくすることができる。この結果、凹部47の近傍にシワが生じることを防止することができ、フロントカバー4の美観を折り曲げ部42,43においても損なうことなく意匠性を維持することができる。
(Effect of the invention relating to the bending of the front cover)
As described above, according to the method for processing the
なお、上記形態では、絞り部が達する辺の折り曲げ部では、絞り部以外からの折り曲げ部分が面取り状となるように形成しているが、これ以外にも、図15に示すように、凹部47が達する辺の折り曲げ部42,43では、前面部52からの折り曲げ部分52Aの曲率半径R1が、凹部47からの折り曲げ部分47Aの曲率半径R2よりも大きくなるように形成してもよい。この場合も凹部47と前面部52とにおける必要曲げ長さの差を小さくすることができ、凹部47の近傍にシワが生じることを防止することができる。
また、上記形態では、上側の折り曲げ部と下側の折り曲げ部とに絞り部が達する構造となっているが、左右の折り曲げ部に絞り部が達する場合も同様に折り曲げ部分を面取り状に形成したり、折り曲げ部分の曲率半径を変えたりすることでシワの発生を防止できる。前板の2辺でなく3辺や4辺に絞り部が達する場合や1辺のみに達する場合でも同様である。
In the above-described embodiment, the bent portion on the side reached by the narrowed portion is formed so that the bent portion other than the narrowed portion has a chamfered shape. In addition, as shown in FIG. May be formed so that the radius of curvature R1 of the
In the above embodiment, the narrowed portion reaches the upper bent portion and the lower bent portion. However, when the narrowed portions reach the right and left bent portions, the bent portions are similarly formed into chamfered shapes. In addition, the generation of wrinkles can be prevented by changing the radius of curvature of the bent portion. The same applies to a case where the aperture portion reaches three or four sides instead of two sides of the front plate or a case where only one side reaches.
その他、各発明に共通して、給湯器自体も上記形態に限らず、循環式でない給湯器や、副熱交換器を備えた潜熱回収型、給湯側と風呂側或いは暖房側との加熱回路を有する複合型等であっても、各発明は採用可能である。 In addition, common to each invention, the water heater itself is not limited to the above-described embodiment. Each invention can be adopted even if it has a composite type or the like.
1・・給湯器、2・・筐体、3・・箱本体、4・・フロントカバー、5・・燃焼装置、6・・バーナユニット、7・・熱交換器、30・・上板、31・・下板、34・・上折曲片、36・・スリット、37・・受け部、38・・透孔、40・・カバー本体、41・・前板、42〜45・・折り曲げ部、47・・凹部、47A・・折り曲げ部分、49・・爪、50・・突出部、51・・ネジ孔、52・・前面部、52A・・折り曲げ部分、53・・ネジ、54・・切込み、R1,R2・・曲率半径。 1. hot water heater, 2. housing, 3. box main body, 4. front cover, 5. combustion device, 6. burner unit, 7. heat exchanger, 30 upper plate, 31 ..Lower plate, 34..upper bent piece, 36..slit, 37..receiving part, 38..through hole, 40..cover body, 41..front plate, 42-45..bending part, 47.. Recess, 47A bent part, 49 nail, 50 projected part, 51 screw hole, 52 front surface, 52A bent part, 53 screw, 54 cut R1, R2 ... radius of curvature.
Claims (4)
前記筐体が、前面を開口した箱本体と、前記箱本体の前面に組み付けられるフロントカバーとからなり、
前記フロントカバーが、矩形状の前板と、その前板の4辺からそれぞれ後方へ折曲された上下左右の折り曲げ部とからなる浅底箱状を呈し、前記前板には、後側へ凹む絞り加工がなされた絞り部が、少なくとも1辺の前記折り曲げ部に達するまで形成されている給湯器であって、
前記絞り部が達する前記少なくとも1辺の前記折り曲げ部では、前記絞り部以外からの折り曲げ部分が面取り状に形成されていることを特徴とする給湯器。 A housing for housing the combustion device,
The housing comprises a box body with an open front, and a front cover attached to the front of the box body,
The front cover has a shallow bottom box shape including a rectangular front plate and upper, lower, left and right bent portions bent rearward from four sides of the front plate, and the front plate has a rearward side. A water heater in which a constricted drawn portion is formed until reaching the bent portion on at least one side,
The water heater according to claim 1, wherein a bent portion other than the narrowed portion is formed in a chamfered shape at the bent portion on the at least one side reached by the narrowed portion.
前記筐体が、前面を開口した箱本体と、前記箱本体の前面に組み付けられるフロントカバーとからなり、
前記フロントカバーが、矩形状の前板と、その前板の4辺からそれぞれ後方へ折曲された上下左右の折り曲げ部とからなる浅底箱状を呈し、前記前板には、後側へ凹む絞り加工がなされた絞り部が、少なくとも1辺の前記折り曲げ部に達するまで形成されている給湯器であって、
前記絞り部が達する前記少なくとも1辺の前記折り曲げ部では、前記絞り部以外からの折り曲げ部分の曲率半径が、前記絞り部からの折り曲げ部分の曲率半径よりも大きくなっていることを特徴とする給湯器。 A housing for housing the combustion device,
The housing comprises a box body with an open front, and a front cover attached to the front of the box body,
The front cover has a shallow bottom box shape including a rectangular front plate and upper, lower, left and right bent portions bent rearward from four sides of the front plate, and the front plate has a rearward side. A water heater in which a constricted drawn portion is formed until reaching the bent portion on at least one side,
At the bent portion of the at least one side reached by the narrowed portion, a radius of curvature of a bent portion other than the narrowed portion is larger than a radius of curvature of a bent portion from the narrowed portion. vessel.
前記4辺を後方へ折曲する際、前記絞り部が達する前記少なくとも1辺では、前記絞り部以外からの折り曲げ部分が面取り状となるように折曲することを特徴とする給湯器用フロントカバーの加工方法。 After performing a drawing process in which the drawing portion reaches at least one of the four sides around the rectangular front plate, the four sides are bent rearward to form bent portions vertically and horizontally. A method of processing a front cover for a water heater having a shallow box shape,
When bending the four sides backward, at least one side reached by the narrowed portion is bent so that a bent portion other than the narrowed portion has a chamfered shape. Processing method.
前記4辺を後方へ折曲する際、前記絞り部が達する前記少なくとも1辺では、前記絞り部以外からの折り曲げ部分の曲率半径が、前記絞り部からの折り曲げ部分の曲率半径よりも大きくなるように折曲することを特徴とする給湯器用フロントカバーの加工方法。 After performing a drawing process in which the drawing portion reaches at least one of the four sides around the rectangular front plate, the four sides are bent rearward to form bent portions vertically and horizontally. A method of processing a front cover for a water heater having a shallow box shape,
When bending the four sides rearward, the radius of curvature of the bent portion other than the narrowed portion is larger than the radius of curvature of the bent portion from the narrowed portion on the at least one side reached by the narrowed portion. A method for processing a front cover for a water heater, comprising: bending the front cover.
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005125384A (en) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Mitsuike Kogyo Kk | Press-formed product and press-forming method |
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-
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Patent Citations (2)
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JP2005125384A (en) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Mitsuike Kogyo Kk | Press-formed product and press-forming method |
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CN116892844A (en) * | 2020-10-09 | 2023-10-17 | 黄强初 | Stainless steel quick heat exchange device |
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