JP2020021212A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
第1の実施形態では、複数の物体が重なり合った状態である物体群を撮像した画像から教師データの生成を行う情報処理装置について説明する。教師データとは、機械学習を行う学習モデルのパラメータを最適化するための画像特徴と正解値のペアである。学習モデルとは、入力された画像から、対応する結果を出力するニューラルネットワークに基づくネットワーク構造とそのパラメータである。本実施形態における学習モデルは、山積みされた物体群が撮影された画像から把持に適した物体を推定する処理を行う学習モデルである。本実施形態における教師データとは、複数の物体が重なり合った状態である物体群を撮像した画像に対して、把持可能である物体1単位分の領域を示したラベルを付与した画像データである。本実施形態では、画像解析を使った把持装置の例について述べる。学習モデルの推定精度を向上するため、すなわち把持装置が物体を正確に把持するには、重なり合った物体がとりうる姿勢を、なるべく多様に再現した画像を準備することが望ましい。一方で、重なりあった状態である物体群は様々な姿勢をとりうるため、把持可能である物体1単位だけ撮影した画像を用いて、重なりあった状態である物体群に含まれる把持可能である物体1単位分の領域を特定することは困難である。更に、それぞれの姿勢における物体の見え方を再現した画像を準備する作業は大変手間がかかる。そこで、本実施形態では、把持可能である物体1単位分の領域に関する情報を用いることによって、実際の物体群から把持可能である物体1単位分の領域を抽出する。これによって様々な姿勢をとる把持可能である物体1単位分の領域を示す教師データを生成できる。また、教師データを大量に準備する手間を省くことができる。
抽出部102において、差分画像を抽出する際に、画像特徴を利用する場合について述べる。図7におけるS1002では、抽出部102が、複数の物体が重なり合った状態である物体群を撮像した第1の画像と、物体群の中から物体を把持した後に撮像した第2の画像とから画像特徴に基づいて、第1の領域を示す画像特徴を抽出する。画像特徴は、例えば、カラー画像に対するテンプレートマッチングで座標を取得する。座標を複数取得し、その位置関係から領域を抽出する。また、エッジ検出により、エッジの配置に基づいて領域を抽出してもよい。抽出された領域に基づいて、差分画像を生成する。なお、第1の実施形態で説明した、距離情報を組み合わせて差分画像を生成してもよい。S1003では、判定部103が、基準となる画像特徴と、抽出部102で抽出した差分画像に基づいて、教師データを生成するか否かを判定する。基準となる画像特徴は、物体1単位分の領域の形状データを用いる。あるいは、例えば、物体の色の違いによる輝度を用いる。このように抽出部102は、物体の画像特徴を抽出できれば何でもよい。例えば、背景差分による画像特徴の抽出でもよい。時系列の画像群に対する3次元形状モデルまたは2次元特徴量の分布のマッチングによる対象の特徴を持つ領域を抽出してもよい。
生成部104の教師データの生成は、画像の一部領域を切り抜く方法のほか、物体の検出のための教師データとして十分な情報量を有していれば他の方法であってもよい。教師データのための画像に関しては、例えば、ガウスフィルタやソーベルフィルタなどのフィルタを適用した画像を用いてもよい。明るさの影響を減らすため、画素値の平均や分散が定数値になるような正規化を行ってもよい。また、生成部104の教師データの生成は、決められた閾値の範囲を使っているが、物体の把持に必要な情報を推定できるような教師データを生成できれば何でもよい。例えば、教師ラベルは距離画像から部品の大きさを推定し、閾値を決めてもよい。また、画像重心位置からの範囲の閾値を距離画像の値によって動的に設定してもよい。距離画像を利用して概略の3次元位置から中心位置とする座標を決めてもよい。領域の先端などの特徴部位に特徴であることを示すラベルを付与してもよい。
第2の実施形態では、ピックアンドプレースした物体の画像を時系列順にトラッキングすることにより、物体1単位分の領域について教師データを得る情報処理装置について説明する。本実施形態では、予め学習済みの学習モデルを対象とする。把持可能である物体1単位分の領域について予め学習が済んでいても、工場の現場等で実際に使われる場合は、更なる性能向上が求められる。実際の現場の環境は、光源やロボットが学習済みの環境と異なる場合がある。例えば、学習済みの環境よりも複雑な姿勢で物体が積まれていることがあり、物体を把持する制御を行うことが困難である。物体を把持させるためにロボットを動かす際に、物体がどのように見えるのかをロボットに教えるには、プログラミングや特殊な装置を使う技術が必要であった。ところが、工場や物流倉庫等の現場に、プログラミングが出来る人がいるとは限らない。そこで、現場でも簡単に教師データを準備する方法を述べる。ここでは、実際に把持装置に物体を動かすタスクをさせながら教師データを生成する。そのため、効率的に物体1単位分の領域を示す教師データを生成できる。更に、把持の精度を向上させる教師データを生成できる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、データ通信用のネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、そのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
Claims (14)
- 把持可能である物体1単位分の領域を推定する学習モデルの教師データを生成する情報処理装置であって、
複数の物体が重なり合った状態である物体群を撮像した第1の画像と、前記物体群の中から前記物体を把持した後に撮像した第2の画像とに基づいて、前記物体群が変化した領域を表す差分画像を抽出する抽出手段と、
物体1単位分の領域を表す第3の画像と前記差分画像とに基づいて、前記物体群が変化した領域は前記物体1単位分の領域であると判定された場合に、前記第1の画像における前記物体群が変化した領域に対応する部分の画像を用いて、前記学習モデルの前記教師データを生成する生成手段を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記生成手段は、前記第3の画像と前記差分画像とに基づいて、前記物体群が変化した領域は前記物体1単位分の領域ではないと判定された場合に、前記学習モデルの教師データの生成を抑制することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記第1の画像と前記第2の画像は、各画素に距離情報を含む距離画像であって、
前記抽出手段は、前記第1の画像と前記第2の画像とに基づいて、前記距離情報の変化がある部分を前記差分画像として抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記物体群が変化した領域が所定の値より小さい場合に、前記物体群が変化した領域は前記物体1単位分の領域であると判定し、前記物体群が変化した領域が所定の値より大きい場合に、前記物体群が変化した領域は前記物体1単位分の領域でないと判定する判定手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記判定手段は、前記第1の画像と前記第3の画像とから画像特徴に基づいて、前記物体群が変化した領域は前記物体1単位分の領域であるか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記判定手段は、前記第1の画像と前記第3の画像とから面積に基づいて、前記物体群が変化した領域は物体1単位分の領域であるか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記第3の画像を保持する保持手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 把持可能な物体1単位分の領域を推定する学習モデルの教師データを生成する情報処理装置であって、
複数の物体が重なり合った状態である物体群から把持された物体を撮像した時系列画像から、前記物体1単位分を撮像した第4の画像に基づいて前記物体の画像特徴を抽出する抽出手段と、
前記第4の画像と前記時系列画像とに基づいて、把持された物体が前記物体群に含まれる物体に一致すると判定された場合に、前記時系列画像のうち該物体が含まれる領域を用いて、前記学習モデルの前記教師データを生成する生成手段を有し、
前記第4の画像は、把持された前記物体を所定の場所に配置した後に撮像した画像であることを特徴とする情報処理装置。 - 前記生成手段は、前記第4の画像と前記時系列画像とに基づいて、把持された物体が前記物体群に含まれる物体に一致しないと判定された場合に、前記学習モデルの前記教師データの生成を抑制する請求項8に記載の情報処理装置。
- 前記生成手段によって生成された前記教師データに基づいて、前記学習モデルのパラメータを更新する学習手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記学習モデルに前記重なり合った物体群を撮像した画像を入力することによって、前記画像に写った物体の領域を推定する推定手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記推定手段によって推定された物体を把持する把持装置を制御する制御手段を更に有することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
- コンピュータを請求項1乃至12の何れか1項に記載の情報処理装置が有する各手段として機能させるためのプログラム。
- 把持可能である物体1単位分の領域を推定する学習モデルの教師データを生成する情報処理方法であって、
複数の物体が重なり合った状態である物体群を撮像した第1の画像と、前記物体群の中から前記物体を把持した後に撮像した第2の画像とに基づいて、前記物体群が変化した領域を表す差分画像を抽出する抽出工程と、
物体1単位分の領域を表す第3の画像と前記差分画像とに基づいて、前記物体群が変化した領域は前記物体1単位分の領域であると判定された場合に、前記第1の画像における前記物体群が変化した領域に対応する部分の画像を用いて、前記学習モデルの前記教師データを生成する生成工程を有することを特徴とする情報処理方法。
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