JP2020014737A - mattress - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、マットレスに関するものである。 The present invention relates to a mattress.
背中対応部分を上げて上体を起こしたり、膝対応部分を上げて膝を持ち上げたりするなど、使用者の動作や姿勢維持を補助する介護用や医療用の可変ベッドがある。このようなベッドには、各部分の姿勢変化に合わせて変形可能なマットレスが用いられている(例えば、特許文献1参照)。 There are nursing and medical adjustable beds that assist the user in maintaining his / her posture and posture, such as raising his / her back and raising his / her knees. In such a bed, a mattress that can be deformed in accordance with a change in posture of each part is used (for example, see Patent Document 1).
前述した可変ベッドは、背中対応部分が腰対応部分を起点に持ち上がるだけでなく、背中対応部分の両脇が更に持ち上がって肩が横にずれないように保持するなど、使用者の姿勢保持をより好適に補助し得るものがある。このため、形状変化する可変ベッドに追従して、より曲がり易く構成されたマットレスが求められている。 The adjustable bed described above not only raises the back-corresponding part starting from the waist-corresponding part, but also raises both sides of the back-corresponding part and holds the shoulder so that it does not shift sideways. Some can suitably assist. For this reason, there is a demand for a mattress configured to be more easily bent to follow a variable bed whose shape changes.
本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、曲がり易いマットレスを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been proposed in view of the above-mentioned problems relating to the prior art, and has been proposed in order to appropriately solve them, and an object of the present invention is to provide a mattress which is easy to bend.
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明のマットレスは、
弾性変形可能な軟質発泡体で矩形状に形成されたマットレスであって、
マットレスの表裏のうちの一面に、他面と反対向きへ突出するように設けられ、該マットレスの長手方向および短手方向へ延在する第1溝部を挟んで碁盤目状に配列された複数の第1凸部と、
マットレスの表裏のうちの他面に、一面と反対向きへ突出するように設けられ、該マットレスの長手方向および短手方向へ延在する第2溝部を挟んで碁盤目状に配列された複数の第2凸部と、を備え、
前記第1凸部は、使用者の体を受ける支持面が、該第1凸部における前記第1溝部に臨む外縁から中央部側へ向かうにつれて前記他面と反対向きへ傾く傾斜面を有する形状で形成され、
前記マットレスの一面は、該マットレスの長手方向の領域に応じてゾーンA1とゾーンB1とに区分され、
前記ゾーンA1を構成する前記第1凸部は、前記ゾーンB1を構成する前記第1凸部よりも前記長手方向の寸法が大きく設定され、
前記ゾーンA1において前記長手方向に隣り合う前記第1凸部の間隔、並びに該ゾーンA1と前記ゾーンB1との境界において前記長手方向に隣り合う前記第1凸部の間隔が、前記ゾーンB1において前記長手方向に隣り合う前記第1凸部の間隔よりも広く設定されていることを要旨とする。
In order to overcome the above problems and achieve the intended purpose, the mattress of the present invention is:
A mattress formed in a rectangular shape with an elastically deformable soft foam,
A plurality of mattresses are provided on one of the front and back surfaces of the mattress so as to protrude in a direction opposite to the other surface, and are arranged in a grid pattern with first grooves extending in the longitudinal direction and the transverse direction of the mattress therebetween. A first projection,
A plurality of mattresses are provided on the other of the front and back surfaces of the mattress so as to protrude in a direction opposite to the one surface, and are arranged in a grid pattern with second groove portions extending in the longitudinal direction and the transverse direction of the mattress interposed therebetween. A second convex portion,
The first convex portion has a shape in which a support surface for receiving a user's body has an inclined surface that is inclined in a direction opposite to the other surface as it goes from an outer edge of the first convex portion facing the first groove toward a central portion. Formed by
One surface of the mattress is divided into a zone A1 and a zone B1 according to a longitudinal region of the mattress,
The first convex portion configuring the zone A1, the dimension in the longitudinal direction is set larger than the first convex portion configuring the zone B1,
In the zone A1, the interval between the first convex portions adjacent in the longitudinal direction, and the interval between the first convex portions adjacent in the longitudinal direction at the boundary between the zone A1 and the zone B1, are the same in the zone B1. The gist is that it is set to be wider than the interval between the first protrusions adjacent in the longitudinal direction.
本発明に係るマットレスによれば、可変ベッドの形状変化に追従して曲がり易い。 According to the mattress according to the present invention, it is easy to bend following the change in the shape of the variable bed.
次に、本発明に係るマットレスにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。 Next, a mattress according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings by way of preferred embodiments.
図1〜図3に示すように、マットレス10は、矩形状に形成された板状体であり、主に使用者が長手方向に横たわって用いられる。マットレス10は、弾性変形可能な軟質発泡体で構成されている。実施例では、単一の軟質発泡体によって、マットレス10の各部が一体的に形成されている。軟質発泡体としては、ポリウレタンフォームなどを用いることができる。マットレス10に好適な軟質発泡体としては、以下のような物性を有していることが好ましい。なお、以下の物性は、括弧内のJIS規格に準拠して測定した値である。
・密度:20kg/m3〜70kg/m3(JIS K 7222)
・25%硬さ:150N〜300N (JIS K 6400)
・反発弾性:40%〜70% (JIS K 6400)
・伸び:50%〜200% (JIS K 6400)
このように、軟質発泡体としては、比較的硬くて、反発弾性が高いとマットレス10として好適である。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
Density: 20kg / m 3 ~70kg / m 3 (JIS K 7222)
・ 25% hardness: 150N to 300N (JIS K 6400)
-Rebound resilience: 40% to 70% (JIS K 6400)
-Elongation: 50% to 200% (JIS K 6400)
As described above, the soft foam is suitable as the
図4および図5に示すように、マットレス10は、該マットレス10の表裏のうちの一面(以下、便宜的に表面という。)に設けられた複数の第1凸部12と、該マットレス10の表裏のうちの他面(以下、便宜的に裏面という。)に設けられた複数の第2凸部14と、第1凸部12および第2凸部14を支える基部16とを備えている。マットレス10は、第1凸部12および第2凸部14が、基部16から互いに反対向きへ突出しており、実施例では、第1凸部12、第2凸部14および基部16が継ぎ目なく一体的に形成されている。そして、マットレス10は、表裏の何れの面を上側にしても使用することができるリバーシブルタイプである。第1凸部12および第2凸部14は、該凸部12,14を支持する基部16に連なる根元部12a,14aと、該根元部12a,14aに連ねて設けられて、使用者の体を受ける支持面を構成する先端部12b,14bとを備えている(図6,図7および図12参照)。なお、第1凸部12および第2凸部14は、先端部12b,14bと根元部12a,14aとが、先端部12b,14bの平面視における外縁で根元部12a,14aと繋がって構成されている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
図1および図2に示すように、複数の第1凸部12は、マットレス10の表面において、マットレス10の長手(以下、縦という。)方向および短手(以下、横という。)方向に沿うように延在する第1溝部18を挟んで碁盤目状に配列されている。ここで、マットレス10の表面において、横方向に直線的に延在する第1溝部18を、横第1溝部18Aといい、縦方向に直線的に延在する第1溝部18を、縦第1溝部18Bと指称して区別する場合がある。マットレス10の表面には、複数の第1凸部12が縦横に規則的に並べて配置されている。第1凸部12は、基部16(第1溝部18の底)から突出する部分であって、基部16からの突出寸法(第1溝部18の底と第1凸部12の先端(突端)との距離)h1が何れも同じに設定されている(図6および図7参照)。マットレス10の表面は、複数の第1凸部12の先端部12bの支持面によって、使用者の体を受けるようになっている(図4および図5参照)。
As shown in FIGS. 1 and 2, the plurality of
図3に示すように、複数の第2凸部14は、マットレス10の裏面において、縦方向(マットレス10の長手方向)および横方向(マットレス10の短手方向)に沿うように延在する第2溝部20を挟んで碁盤目状に配列されている。ここで、マットレス10の裏面において、横方向に直線的に延在する第2溝部20を、横第2溝部20Aといい、縦方向に直線的に延在する第2溝部20を、縦第2溝部20Bと指称して区別する場合がある。マットレス10の裏面には、複数の第2凸部14が縦横に規則的に並べて配置されている。第2凸部14は、基部16(第2溝部20の底)から突出する部分であって、基部16からの突出寸法(第2溝部20の底と第2凸部14の先端(突端)との距離)h2が何れも同じに設定されている(図6および図7参照)。マットレス10は、裏面を上側にしても使用することができ、マットレス10の裏面は、複数の第2凸部14の先端部14bの支持面によって、使用者の体を受けるようになっている。なお、実施例では、第1凸部12の基部16からの突出寸法h1と第2凸部14の基部16からの突出寸法h2とを同じに設定している(h1=h2)。
As shown in FIG. 3, the plurality of
図2〜図4に示すように、マットレス10の表面および裏面のそれぞれは、マットレス10の縦方向(マットレス10の長手方向)の領域に応じてゾーンAとゾーンBとに区分されている。ここで、マットレス10は、ゾーンBがゾーンAよりも体圧分散性が高くなるように構成されている。図6に示すように、マットレス10は、ゾーンBを構成する凸部12,14の縦方向の寸法tb1,tb2を、ゾーンAを構成する凸部12,14の縦方向の寸法ta1,ta2よりも小さく設定している。これにより、ゾーンBにおいてゾーンAよりも荷重をきめ細かく支えて、ゾーンBの体圧分散性が高くなるようにしている。マットレス10は、ゾーンBにおいて縦方向に隣り合う横溝部18A,20A同士の間隔が、ゾーンAにおいて縦方向に隣り合う横溝部18A,20A同士の間隔よりも狭くなっている。
As shown in FIGS. 2 to 4, each of the front surface and the back surface of the
マットレス10の表裏で区別する場合、表面のゾーンに「表」を付して、表ゾーンA1および表ゾーンB1といい、裏面のゾーンに「裏」を付して、裏ゾーンA2および裏ゾーンB2という。具体的には、マットレス10は、その両面に、ゾーンB、ゾーンA、ゾーンB、ゾーンAおよびゾーンBの順に、ゾーンAとゾーンBとが縦方向へ交互に設けられている。ゾーンBが、マットレス10に横になった使用者の頭部、臀部および足首からつま先にかけた足部のそれぞれに対応する領域を構成し、ゾーンAが、肩から腰にかけた胴部および股から膝裏乃至ふくらはぎにかけた脚部のそれぞれに対応する領域を構成する。マットレス10には、縦方向中央部に設けられたゾーンBを挟んで対称な関係でゾーンA,Bが設けられており、縦方向の何れの向きを頭側にしても使用できるように対称的に構成されている。このように、マットレス10は、表裏の何れの面についても、支持する体の部位に応じて体圧分散性が異なるゾーンA,Bが設けてあるので、使用者の体を適切に支えることができ、使用者への負担を軽減することができる。なお、表ゾーンA1を構成する第1凸部12を、第1凸部12ZAといい、表ゾーンB1を構成する第1凸部12を、第1凸部12ZBという場合がある。また、裏ゾーンA2を構成する第2凸部14を、第2凸部14ZAといい、裏ゾーンB2を構成する第2凸部14を、第2凸部14ZBという場合がある。
When the front and back sides of the
図6および図10に示すように、第1凸部12は、基部16に連なる根元部12aと、根元部12aに支持され、該第1凸部12の突端を構成する先端部12bとから構成されている。第1凸部12における先端部12bの支持面は、該支持面において横第1溝部18Aに臨む縦方向の外縁および該支持面において縦第1溝部18Bに臨む横方向の外縁から中央部側へ向かうにつれて表側へ傾く傾斜面を有するテーパ状に形成されている。実施例の第1凸部12の先端部12bは、該先端部12bの中央部側から縦方向および横方向へ該先端部12bの外縁に向かうにつれて、支持面が裏側へ向けて傾いた先細り形状になっている。このように、実施例において、第1凸部12の先端部12bにおいて使用者に接する支持面は、該支持面の中央側から外縁へ向かうにつれて基部16側へ全体的に傾いている。第1凸部12は、該第1凸部12における縦方向の中央を表裏方向に通る線を挟んで対称な形状であり、該第1凸部12における横方向の中央を表裏方向に通る線を挟んで対称な形状で形成されている。
As shown in FIGS. 6 and 10, the first
図6,図10および図12に示すように、第1凸部12は、先端部12bにおける支持面の外縁が根元部12aよりも縦方向(マットレス10の長手方向)へ張り出して、長手方向において先端部12bと比べて根元部12aが細くなる形状で形成されている。第1凸部12は、縦方向の断面形状が、先端部12bと比べて根元部12aが細くなる、基部16側がくびれた形状で形成されており、横から見た外形が所謂キノコ形状になっている。より具体的には、第1凸部12は、縦方向の断面形状において、先端部12bの両外縁間で縦方向の最大幅となり、先端部12bの先端側にいくにつれて、徐々に縦方向の幅が狭くなっていく。第1凸部12は、先端部12bの外縁から根元部12aの基部16との付け根側にいくにつれて、徐々に縦方向の幅が狭くなっていき、底側近傍で縦方向の最小幅となる。その後、根元部12aがR状に丸みを帯びたくびれ形状であることとの関係で、基部16に達する直前で縦方向の幅が少し大きくなる。このように、第1凸部12は、縦方向の断面形状において、最大幅である先端部12bに比べて最小幅である根元部12aのほうが細くなって、基部16側がくびれた形状で形成されている。
As shown in FIG. 6, FIG. 10 and FIG. 12, the first
図6および図7に示すように、第1凸部12は、縦方向(マットレス10の長手方向)において根元部12aがくびれた形状であるのに対して、横方向(マットレス10の短手方向)において根元部12aがくびれていない形状である。すなわち、第1凸部12は、横方向の断面形状が、先端部12bの外縁における最大幅(横方向における先端部12bの外縁間の距離)と根元部12aの幅が同じである。実施例において、第1凸部12は、縦方向に向く側面が、根元部12aよりも先端部12bが傘状に張り出すように、曲面がなだらかに連なるように形状変化し、横方向に向く側面が、根元部12aから先端部12bの外縁にかけて直線的に立ち上がっている。
As shown in FIGS. 6 and 7, the first
図6および図10に示すように、縦方向(マットレス10の長手方向)に隣り合う第1凸部12,12によって形作られる横第1溝部18Aは、互いに近づくように張り出した先端部12b,12bの外縁同士で挟まれた開口側と比べて、先端部12bよりも凹んだ根元部12a,12a同士で挟まれた底側が広く形成される。なお、横第1溝部18Aの開口(溝幅ma1,mb1,bm1)は、縦方向に隣り合う第1凸部12,12において向かい合う先端部12b,12bの外縁が最も近接する位置を指している。すなわち、横第1溝部18Aは、底側よりも狭い部分が開口側に設けられて、開口側と比べて底側が縦方向において広く形成されている。図7に示すように、横方向に隣り合う第1凸部12,12によって形作られる縦第1溝部18Bは、先端部12b,12bの外縁同士で挟まれる開口側から根元部12a,12a同士で挟まれる底側にかけて、基本的に同じ幅で形成されている。第1凸部12は、縦方向においてくびれた根元部12aによって縦方向へ変形し易く構成されているが、横方向において根元部12aがくびれていない、またはくびれが小さいことで横方向へ変形し難く構成されている。
As shown in FIG. 6 and FIG. 10, the first
図6に示すように、表ゾーンA1を構成する第1凸部12ZAにおける先端部12bの外縁が、表ゾーンB1を構成する第1凸部12ZBにおける先端部12bの外縁よりも基部16側に位置している。また、表ゾーンB1を構成する第1凸部12ZBのくびれが、表ゾーンA1を構成する第1凸部12ZAのくびれよりも、第1凸部12の突出方向へ大きく形成されている。第1凸部12ZBのくびれは、第1凸部12ZAのくびれよりも浅いが、第1凸部12ZAよりも縦方向(マットレス10の長手方向)へ向けて広く開口している。従って、表ゾーンA1と表ゾーンB1との境界において縦方向に隣り合う第1凸部12ZA,12ZBのうち、表ゾーンA1を構成する第1凸部12ZAにおける先端部12bの外縁が、表ゾーンB1を構成する第1凸部12ZBにおける先端部12bの外縁よりも、裏側に位置している。また、表ゾーンA1と表ゾーンB1との境界において縦方向に隣り合う第1凸部12ZA,12ZBのうち、表ゾーンA1の第1凸部12ZAのくびれよりも、表ゾーンB1の第1凸部12ZBのくびれが、第1凸部12の突出方向へ大きく形成されている。換言すると、境界において縦方向に隣り合う第1凸部12ZA,12ZBは、一方の第1凸部12ZAの先端部12bにおいて縦方向に最も張り出した外縁が、他方の第1凸部12ZBのくびれに向かい合う関係になっている。
As shown in FIG. 6, the outer edge of the
図6に示すように、表ゾーンA1の第1凸部12ZAよりも表ゾーンB1の第1凸部12ZBのほうが、基部16から先端部12bの外縁(縦方向へ最も張り出している部位)までが離れており、基部16から先端部12bの外縁までの距離が大きくなっている。表ゾーンA1の第1凸部12ZAよりも表ゾーンB1の第1凸部12ZBのほうが、根元部12aのくびれが基部16と先端部12bの外縁との間に大きく開口している。表ゾーンB1の第1凸部12ZBよりも表ゾーンA1の第1凸部12ZAのほうが、先端部12bの外縁から基部16側に開口する根元部12aのくびれの深さ(先端部12bにおける縦方向の両外縁間の寸法ta1,tb1と、根元部12aの縦方向の最小幅との寸法差)が大きくなっている。
As shown in FIG. 6, the first convex portion 12ZB of the front zone B1 extends from the base 16 to the outer edge of the
図6,図7および図11に示すように、第2凸部14は、基部16に連なる根元部14aと、根元部14aに支持され、該第2凸部14の突端を構成する先端部14bとから構成されている。図7に示すように、第2凸部14の先端部14bの支持面は、該支持面において縦第2溝部20Bに臨む横方向(マットレス10の短手方向)の外縁から中央部側へ向かうにつれて裏側へ傾く傾斜面を有するテーパ状に形成されている。具体的には、第2凸部14の先端部14bは、縦方向(マットレス10の長手方向)の断面形状が、先端部14bの外縁の狭いテーパ部分を除いて、中央部が水平に延在している(図6参照)。第2凸部14の先端部14bは、該先端部14bの中央部側から横方向へ該先端部14bの外縁に向かうにつれて、表側(基部16側)へ向けて傾いている。実施例において、第2凸部14の先端部14bにおいて使用者に接する支持面は、該支持面の中央側から横方向の外縁へ向かうにつれて基部16側へ傾いているが、縦方向において中央部が水平に延在する形状になっている。第2凸部14の先端部14bは、縦方向の断面において支持面がほぼ平坦な形状であるが、横方向の断面において先細り形状になっている。第2凸部14は、該第2凸部14における縦方向の中央を表裏方向に通る線を挟んで対称な形状であり、該第2凸部14における横方向の中央を表裏方向に通る線を挟んで対称な形状で形成されている。
As shown in FIGS. 6, 7, and 11, the second
図6および図11に示すように、第2凸部14は、先端部14bにおける支持面の外縁が根元部14aよりも縦方向(マットレス10の長手方向)へ張り出して、長手方向において先端部14bと比べて根元部14aが細くなる形状で形成されている。第2凸部14は、縦方向の断面形状が、先端部14bと比べて根元部14aが細くなる、基部16側がくびれた形状で形成されており、横から見た外形が所謂キノコ形状になっている。より具体的には、第2凸部14は、縦方向の断面形状において、先端部14bの両外縁間で縦方向の最大幅となる。第2凸部14は、先端部14bの外縁から根元部14aの基部16との付け根側にいくにつれて、徐々に縦方向の幅が狭くなっていき、底側近傍で縦方向の最小幅となる。その後、根元部14aがR状に丸みを帯びたくびれ形状であることとの関係で、基部16に達する直前で縦方向の幅が少し大きくなる。このように、第2凸部14は、縦方向の断面形状において、最大幅を有する先端部14bに比べて最小幅を有する根元部14aのほうが細くなって、基部16側がくびれた形状で形成されている。
As shown in FIG. 6 and FIG. 11, the outer edge of the support surface at the
図6および図7に示すように、第2凸部14は、縦方向(マットレス10の長手方向)において根元部14aがくびれた形状であるのに対して、横方向(マットレス10の短手方向)において根元部14aがくびれていない形状である。すなわち、第2凸部14は、横方向の断面形状が、先端部14bにおける両外縁間の最大幅(横方向における先端部14bの外縁間の距離)と根元部14aの幅が同じである。実施例において、第2凸部14は、縦方向に向く側面が、根元部14aよりも先端部14bが傘状に張り出すように、曲面がなだらかに連なるように形状変化し、横方向に向く側面が、根元部14aから先端部14bの外縁にかけて直線的に立ち上がっている。
As shown in FIGS. 6 and 7, the second
図6および図11に示すように、縦方向(マットレス10の長手方向)に隣り合う第2凸部14,14によって形作られる横第2溝部20Aは、互いに近づくように張り出した先端部14b,14bの外縁同士で挟まれた開口側と比べて、先端部14bよりも凹んだ根元部14a,14a同士で挟まれた底側が広く形成される。なお、横第2溝部20Aの開口(溝幅ma2,mb2,bm2)は、縦方向に隣り合う第2凸部14,14において向かい合う先端部14b,14bの外縁が最も近接する位置を指している。すなわち、横第2溝部20Aは、底側よりも狭い部分が開口側に設けられて、開口側と比べて底側が縦方向において広く形成されている。図7に示すように、横方向に隣り合う第2凸部14,14によって形作られる縦第2溝部20Bは、先端部14b,14bの外縁同士で挟まれる開口側から根元部14a,14a同士で挟まれる底側にかけて、基本的に同じ幅で形成されている。第2凸部14は、縦方向においてくびれた根元部14aによって縦方向へ変形し易く構成されているが、横方向において根元部14aがくびれていない、またはくびれが小さいことで横方向へ変形し難く構成されている。
As shown in FIGS. 6 and 11, the second
図6に示すように、第1凸部12の先端部12bは、縦方向(マットレス10の長手方向)において中央部が膨らんだ形状であるのに対して、第2凸部14の先端部14bは、縦方向において中央部が平らになっている。また、第1凸部12の先端部12bおよび第2凸部14の先端部14bは、横方向(マットレス10の短手方向)において中央部が膨らんだ形状が共通している。第2凸部14は、先端部14bに形成された縦方向の傾斜面の範囲が、第1凸部12の先端部12bに形成された縦方向の傾斜面の範囲よりも狭く設定されている。このように、マットレス10は、表面の第1凸部12が裏面の第2凸部14よりも先細り形状であることで、裏面よりも表面の体圧分散性を向上させている。また、マットレス10は、第2凸部14の縦方向の傾斜が第1凸部12の縦方向の傾斜よりも狭いので、裏面を表面よりも使用者が縦方向へずれ難くすることができる。従って、マットレス10は、表面を比較的長時間寝ている場合に使用すると好適であり、回復期にあるような比較的動きがある場合に裏面を使用すると好適である。
As shown in FIG. 6, the
図6に示すように、表ゾーンA1を構成する第1凸部12(区別する場合は、第1凸部12ZAという。)の縦方向の寸法ta1は、表ゾーンB1を構成する第1凸部12(区別する場合は、第1凸部12ZBという。)の縦方向の寸法tb1よりも大きく設定されている(ta1>tb1)。同様に、裏ゾーンA2を構成する第2凸部14(区別する場合は、第2凸部14ZAという。)の縦方向の寸法ta2は、裏ゾーンB2を構成する第2凸部14(区別する場合は、第2凸部14ZBという。)の縦方向の寸法tb2よりも大きく設定されている(ta2>tb2)。図7に示すように、表ゾーンA1を構成する第1凸部12ZAと、表ゾーンB1を構成する第1凸部12ZBとは、横方向の寸法y1が同じである。同様に、裏ゾーンA2を構成する第2凸部14ZAと、裏ゾーンB2を構成する第2凸部14ZBとは、横方向の寸法y2が同じである。マットレス10は、表裏の何れの面においても、ゾーンAの凸部12ZA(14ZA)がゾーンBの凸部12ZB(14ZB)よりも縦方向の寸法が大きいが(ta1>tb1,ta2>tb2)、ゾーン(ゾーンAまたはゾーンB)の違いによって凸部12,14の横方向の寸法y1,y2は変わらない。このように、ゾーンBには、ゾーンAよりも縦方向に小さい寸法の凸部12,14がゾーンAよりも縦方向に密に配置されており、ゾーンBにおいて、ゾーンAよりも多くの凸部12,14によって荷重を支持し得るように構成されている。マットレス10は、ゾーンBにおいて比較的多くの凸部12,14によって荷重を受けるので当該ゾーンBでの体圧分散性が良好であり、ゾーンAにおいて比較的大きい凸部12,14によって荷重を受けて当該荷重を適切に保持し得る。なお、凸部12,14における縦方向の寸法ta1,tb1,ta2,tb2とは、縦方向における先端部12b,14bの外縁間の幅をいい、凸部12,14における横方向の寸法y1,y2とは、横方向における先端部12b,14bの外縁間の幅をいう。
As shown in FIG. 6, the vertical dimension ta1 of the first
図6に示すように、表ゾーンA1を構成する第1凸部12ZAは、表ゾーンB1を構成する第1凸部12ZBよりも、先端部12bと根元部12aとの縦方向(マットレス10の長手方向)の寸法差が大きく設定されている。すなわち、表ゾーンA1の第1凸部12ZAは、表ゾーンB1の第1凸部12ZBよりも根元側のくびれが深く形成されている。これにより、マットレス10の表面は、表ゾーンA1よりも表ゾーンB1が縦方向へ変形し難くなっている。図6に示すように、裏ゾーンA2を構成する第2凸部14ZAと、裏ゾーンB2を構成する第2凸部14ZBとは、先端部14bと根元部14aとの縦方向の寸法差が同じである。すなわち、裏ゾーンA2の第2凸部14ZAと裏ゾーンB2の第2凸部14ZBとは、根元側のくびれの深さが同じである。従って、マットレス10の裏面は、第2凸部14のくびれの深さの相違による裏ゾーンA2,B2の縦方向の変形し易さに差がない。
As shown in FIG. 6, the first convex portion 12ZA forming the front zone A1 is longer than the first convex portion 12ZB forming the front zone B1 in the longitudinal direction (the longitudinal direction of the mattress 10) between the
図6に示すように、マットレス10は、表面の表ゾーンA1において縦方向(マットレス10の長手方向)に隣り合う第1凸部12ZA,12ZAの間隔ma1が、表面の表ゾーンB1において縦方向に隣り合う第1凸部12ZB,12ZBの間隔mb1よりも広く設定されている(ma1>mb1)。また、マットレス10は、表面の表ゾーンA1と表ゾーンB1との境界において縦方向に隣り合う第1凸部12ZA,12ZBの間隔bm1が、表ゾーンB1において縦方向に隣り合う第1凸部12ZB,12ZBの間隔mb1よりも広く設定されている(bm1>mb1)。図7に示すように、マットレス10は、表面において横方向(マットレス10の短手方向)に隣り合う第1凸部12,12の間隔n1が同じである。マットレス10の表面は、表ゾーンA1における横第1溝部18Aの溝幅ma1が、表ゾーンB1における横第1溝部18Aの溝幅mb1よりも大きい。また、マットレス10の表面は、表ゾーンA1と表ゾーンB1との境界における横第1溝部18Aの溝幅bm1が、表ゾーンB1における横第1溝部18Aの溝幅mb1よりも大きくなっている。実施例において、表ゾーンA1において縦方向に隣り合う第1凸部12ZA,12ZAの間隔ma1と、前記境界において縦方向に隣り合う第1凸部12ZA,12ZBの間隔bm1とは同じである(ma1=bm1)。マットレス10の表面は、縦第1溝部18Bの溝幅n1が何れも同じである。実施例では、表ゾーンA1において縦方向に隣り合う第1凸部12ZA,12ZAの間隔ma1および前記境界において縦方向に隣り合う第1凸部12ZA,12ZBの間隔bm1が、横方向に隣り合う第1凸部12,12の間隔n1よりも広い(ma1=bm1>n1)。表ゾーンB1において縦方向に隣り合う第1凸部12ZB,12ZBの間隔mb1と、横方向に隣り合う第1凸部12,12の間隔n1とが、同じに設定されている(mb1=n1)。
As shown in FIG. 6, the
図6に示すように、マットレス10は、裏面の裏ゾーンA2において縦方向(マットレス10の長手方向)に隣り合う第2凸部14ZA,14ZAの間隔ma2と、裏面の裏ゾーンB2において縦方向に隣り合う第2凸部14ZB,14ZBの間隔mb2とが、同じに設定されている(ma2=mb2)。同様に、マットレス10は、裏面の裏ゾーンA2と裏ゾーンB2との境界において縦方向に隣り合う第2凸部14ZA,14ZBの間隔bm2が、裏ゾーンA2および裏ゾーンB2において縦方向に隣り合う第2凸部14,14の間隔ma2,mb2と同じである。また、マットレス10は、裏面において横方向(マットレス10の短手方向)に隣り合う第2凸部14,14の間隔n2が同じである。このように、マットレス10は、裏面において、横第2溝部20Aの溝幅ma2,mb2,bm2が、裏ゾーンA2および裏ゾーンB2にかかわらず何れも同じであり、縦第2溝部20Bの溝幅n2が何れも同じである。実施例では、マットレス10の裏面において、縦方向に隣り合う第2凸部14,14の間隔ma2,mb2,bm2が、横方向に隣り合う第2凸部14,14の間隔n2よりも広く設定されている(ma2=mb2=bm2>n2)。なお、隣り合う凸部12,12,14,14の間隔(溝部18,20の溝幅)ma1,mb1,bm1,n1,ma2,mb2,bm2,n2は、隣り合う先端部12b,12b,14b,14bの外縁間の寸法をいう。
As shown in FIG. 6, the
図4に示すように、マットレス10は、表面の表ゾーンA1および裏面の裏ゾーンA2が、基部16を挟んだ表裏において少なくとも一部が重なり、表面の表ゾーンB1および裏面の裏ゾーンB2が、基部16を挟んだ表裏において少なくとも一部が重なるように配置されている。実施例では、基部16を挟んだ表裏において、対応する表ゾーンA1および裏ゾーンA2の縦方向(マットレス10の長手方向)の範囲が異なると共に、対応する表ゾーンB1および裏ゾーンB2の縦方向の範囲が異なっている。マットレス10は、横第1溝部18Aと横第2溝部20Aとが、表裏に重なるように配置されたり、縦方向にずらして配置されたりして、不規則な関係にあり、第1凸部12と第2凸部14とが縦方向へずれている。図5に示すように、マットレス10は、縦第1溝部18Bおよび縦第2溝部20Bが横方向(マットレス10の短手方向)へずらして配置されており、実施例では、マットレス10の一面の凸部12,14の横方向中央に対応して、マットレス10の他面の縦溝部20B,18Bが配置されている。すなわち、マットレス10は、第1凸部12と第2凸部14とが基部16を挟んで横方向にずらして一部重なるように配置され、また、縦第1溝部18Bと縦第2溝部20Bとが基部16を挟んで横方向へずらして重ならないように配置されている。
As shown in FIG. 4, in the
図5に示すように、縦方向(マットレス10の長手方向)に延在する複数の縦第2溝部20Bの中には、第1凸部12に対応する位置に設けられて、該第1凸部12の内側へ達するように形成された深縦第2溝部20Baがある。マットレス10には、横方向(マットレス10の短手方向)の中央部と、使用者の肩辺りに対応する左右の側部のそれぞれの合計3箇所に、深縦第2溝部20Baが設けられている。深縦第2溝部20Baは、マットレス10の厚み(第1凸部12の先端と第2凸部14の先端との距離)の70%〜80%の深さで形成されており、残部の軟質発泡体の厚みを薄くすることで、マットレス10を横方向へ曲げ易くしている。なお、実施例において、深縦第2溝部20Ba以外の通常の第2溝部20や第1溝部18は、マットレス10の厚みの50%以下の深さになっている。
As shown in FIG. 5, a plurality of vertical
図6に示すように、表ゾーンA1または表ゾーンA1,B1間の境界において縦方向(マットレス10の長手方向)に隣り合う第1凸部12,12の間隔は、裏ゾーンA2および裏ゾーンB2において縦方向に隣り合う第2凸部14,14の間隔よりも広く設定されている。表ゾーンB1において縦方向に隣り合う第1凸部12ZB,12ZBの間隔は、裏ゾーンA2および裏ゾーンB2において縦方向に隣り合う第2凸部14,14の間隔よりも狭く設定されている。
As shown in FIG. 6, at the boundary between the front zone A1 or the front zones A1, B1, the interval between the first
図4に示すように、マットレス10は、縦方向(マットレス10の長手方向)の領域に応じて、表ゾーンA1および表ゾーンA1に対応する裏ゾーンA2と、表ゾーンB1および表ゾーンB1に対応する裏ゾーンB2とに区分されている。第2凸部14は、対応するゾーンA,B同士の関係において、第1凸部12よりも縦方向の寸法が大きく設定されている。具体的には、裏ゾーンA2の第2凸部14ZAは、基部16を表裏に挟んで対応する表ゾーンA1の第1凸部12ZAよりも縦方向へ大きな寸法で形成されている。また、裏ゾーンB2の第2凸部14ZBは、基部16を表裏に挟んで対応する表ゾーンB1の第1凸部12ZBよりも縦方向へ大きな寸法で形成されている。
As shown in FIG. 4, the
図1〜図5に示すように、マットレス10には、ゾーンAおよびゾーンBの周りを囲うように配置された支持部22,24によって構成され、ゾーンAおよびゾーンBよりも荷重支持力が高く設定された支持ゾーンが設けられている。マットレス10の表面および裏面には、ゾーンAまたはゾーンBを横方向に挟む両方の横縁(縦方向(マットレス10の長手方向)に沿う縁辺)と、ゾーンAおよびゾーンBを縦方向に挟む両方の縦縁(横方向(マットレス10の短手方向)に沿う縁辺)とに、支持ゾーンが設けられている。マットレス10の表面における横縁に設けられた表支持部22は、横方向に並ぶ第1凸部12と縦方向の寸法が同じである一方で、当該第1凸部12よりも横方向の寸法が大きく形成されている。縦方向に隣り合う表支持部22,22の間には、横第1溝部18Aがあり、マットレス10の横縁に設けられた表支持部22は横から見た形状が横方向に隣り合う第1凸部12と同じである。縦縁に設けられた表支持部22は、縦方向に並ぶ第1凸部12と横方向の寸法が同じである一方で、当該第1凸部12よりも縦方向の寸法が大きく形成されている。横方向に隣り合う表支持部22,22の間には、縦第1溝部18Bがあり、マットレス10の縦縁に設けられた表支持部22は縦から見た形状が縦方向に隣り合う第1凸部12と同じである。
As shown in FIGS. 1 to 5, the
図1〜図5に示すように、マットレス10の裏面における横縁に設けられた裏支持部24は、横方向に並ぶ第2凸部14と縦方向の寸法が同じである一方で、当該第2凸部14よりも横方向の寸法が大きく形成されている。縦方向に隣り合う裏支持部24,24の間には、横第2溝部20Aがあり、マットレス10の横縁に設けられた裏支持部24は横から見た形状が横方向に隣り合う第2凸部14と同じである。縦縁に設けられた裏支持部24は、縦方向に並ぶ第2凸部14と横方向の寸法が同じである一方で、当該第2凸部14よりも縦方向の寸法が大きく形成されている。横方向に隣り合う裏支持部24,24の間には、縦第2溝部20Bがあり、マットレス10の縦縁に設けられた裏支持部24は縦から見た形状が縦方向に隣り合う第2凸部14と同じである。このように、マットレス10は、表裏の何れの面においても、縁部に凸部12,14よりも大きい支持部22,24を配置してあるので、縁部における荷重の支持力が高くなっている。従って、使用者がマットレス10にのるときやマットレス10から立ち上がるときに縁部に腰を掛けた際に、使用者の荷重を過剰に沈み込まないように好適に支持し、座ったり、立ち上がったりするなどを行い易くすることができる。また、使用者がマットレス10に寝たとき、比較的硬い支持部22,24によってホールド性を高めることができる。
As shown in FIGS. 1 to 5, the
マットレス10は、表面が凹になるように縦方向に曲げると、表側において縦方向(マットレス10の長手方向)に隣り合う第1凸部12,12が相対的に近づく一方、裏側において縦方向に隣り合う第2凸部14,14が相対的に離れて、第1凸部12,12同士が当たると曲げ変形が妨げられる(図10の一点鎖線参照)。反対に、マットレス10は、裏面が凹になるように縦方向に曲げると、裏側において縦方向に隣り合う第2凸部14,14が相対的に近づく一方、表側において縦方向に隣り合う第1凸部12,12が相対的に離れて、第2凸部14,14同士が当たると曲げ変形が妨げられる(図11の一点鎖線参照)。このように、マットレス10は、表裏のそれぞれに横方向(マットレス10の短手方向)へ延在する溝部18A,20Aによって縦方向へ曲げ易くなっており(図8参照)、表裏のそれぞれに縦方向へ延在する溝部18B,20Bによって横方向へ曲げ易くなっている(図9参照)。マットレス10は、第1凸部12の先端部12bが、横方向に延在する溝部18A,20Aに臨む外縁から中央部に向けて傾斜面を有するテーパ形状であるから、表側が凹になるように縦方向に曲げた際に、縦方向に並ぶ第1凸部12,12が互いに干渉し難くなり、縦方向へ大きく曲げることができる。同様に、マットレス10は、第1凸部12の先端部12bおよび第2凸部14の先端部14bが、縦方向に延在する溝部18B,20Bに臨む外縁から中央部に向けて傾斜面を有するテーパ形状であるから、表側または裏側が凹になるように横方向に曲げた際に、横方向に並ぶ第1凸部12,12または第2凸部14,14が互いに干渉し難くなり、横方向へ大きく曲げることができる。
When the
マットレス10は、表ゾーンA1において縦方向(マットレス10の長手方向)に隣り合う第1凸部12ZA,12ZAの間隔、並びに表ゾーンA1と表ゾーンB1との境界において縦方向に隣り合う第1凸部12ZA,12ZBの間隔が、表ゾーンB1において縦方向に隣り合う第1凸部12ZB,12ZBの間隔よりも広い。マットレス10は、表ゾーンB1の第1凸部12ZBと比べて表ゾーンA1において第1凸部12ZAの縦寸法が大きいが、表ゾーンA1において横第1溝部18Aが広いので、表ゾーンA1においてマットレス10を縦方向へ曲げ易くすることができる。また、表ゾーンA1と表ゾーンB1との境界は、マットレス10を縦方向へ曲げる際の起点になることが多いので、境界に延在する横第1溝部18Aが広いと、可変ベッドに対応してマットレス10が縦方向へ曲がり易くなる。そして、表ゾーンB1は、表ゾーンA1よりも縦方向へ隣り合う第1凸部12ZB,12ZBの間隔が狭いが、第1凸部12ZBの縦方向寸法が小さく横第1溝部18Aのピッチが細かいので、表ゾーンB1においても縦方向への曲げ易さを保つことができる。
The
このように、マットレス10によれば、可変ベッドの動きに追従して好適に曲げ変形することができ、背もたれとなるように傾いた可変ベッドに対応して曲がったり、膝を持ち上げるように変形した可変ベッドに対応して曲がったり(図8参照)するなど、縦方向の複数箇所で曲げることにも無理なく追従可能である。また、マットレス10は、縦方向(マットレス10の長手方向)だけでなく、肩を横側から支えるように傾いた可変ベッドに対応して横方向(マットレス10の短手方向)へ曲がり、横方向の複数箇所で曲げることにも無理なく追従可能である。
As described above, according to the
マットレス10は、横方向(マットレス10の短手方向)に延在する横第1溝部18Aおよび横第2溝部20Aが、縦方向(マットレス10の長手方向)において開口側と比べて底側が広く形成されているので、荷重の支持面を確保しつつ、縦方向に隣り合う凸部12,12,14,14に隙間を比較的大きくすることができる。これにより、マットレス10は、長尺な縦方向において表または裏の何れの方向に向けて曲げても縦方向への変形を容易にできる。
In the
第1凸部12は、先端部12bにおける支持面の外縁が根元部12aよりも縦方向(マットレス10の長手方向)へ張り出して、縦方向の断面形状が先端部12bと比べて根元部12aが細くなるくびれた形状である。表ゾーンA1と表ゾーンB1との境界において縦方向に隣り合う第1凸部12ZA,12ZBのうち、表ゾーンA1を構成する第1凸部12ZAにおける先端部12bの外縁が、表ゾーンB1を構成する第1凸部12ZBにおける先端部12bの外縁よりも、基部16側に位置している。すなわち、表ゾーンB1を構成する第1凸部12ZBは、先端部12bの外縁が、表ゾーンA1を構成する第1凸部12ZAにおける先端部12bの外縁と比べて基部16から離れている。これにより、表ゾーンB1を構成する第1凸部12ZBの外縁と基部16との間に形成される根元部12aのくびれが、該第1凸部12ZBの突出方向へ大きく開口することになる。このように、マットレス10は、表ゾーンA1,B1の境界で縦方向(マットレス10の長手方向)に隣り合う第1凸部12ZA,12ZBの一方が、他方よりも先端部12bの外縁が基部16側に位置すると共に、第1凸部12ZA,12ZBの他方が、一方よりもくびれが第1凸部12の突出方向へ大きく開口するように形成されている(図10(c)参照)。これにより、マットレス10は、表ゾーンA1,B1の境界で表側が凹になるように曲げた際に、表ゾーンA1の第1凸部12ZAの先端部12b(特に外縁付近)が表ゾーンB1の第1凸部ZBのくびれに入り込む(図10(c)の一点鎖線参照)。従って、表ゾーンA1,B1の境界で隣り合う第1凸部12ZA,12ZBが干渉し難いので、当該境界においてマットレス10を大きく曲げることが可能である。
In the first
マットレス10は、裏面から第1凸部12の内側へ達するように形成された深縦第2溝部20Baを有しているので、当該深縦第2溝部20Baの底を起点に曲げ易くなっている。これにより、マットレス10は、短尺である横方向(マットレス10の短手方向)であっても、肩を横側から支えるような可変ベッドの横方向の変形に追従することができる。
Since the
マットレス10は、第1凸部12および第2凸部14が、横方向(マットレス10の短手方向)において先端部12b,14bの外縁における幅と根元部12a,14aの幅とが同じであるくびれがない形状で形成される。すなわち、第1凸部12および第2凸部14は、縦方向(マットレス10の縦方向)よりも横方向へ変形し難くなっており、使用者の横側の動きに対するホールド性がよい。マットレス10は、表ゾーンA1を構成する第1凸部12ZAが、表ゾーンB1を構成する第1凸部12ZBよりも、先端部12bと根元部12aとの縦方向の寸法差が大きく設定されている。臀部等の比較的大きな荷重を支持する表ゾーンB1の第1凸部12ZBが、縦方向へ変形し難いので、当該表ゾーンB1にかかる高荷重をホールド感よく適切に受け止めることができる。このように、マットレス10は、凸部12,14の形状や配置などによって、使用者の荷重を適切に支えて、姿勢維持を助けるような好適なホールド性を備えている。
In the
マットレス10は、表裏で対応するゾーンA1,A2,B1,B2同士の関係において、第2凸部14が第1凸部12よりも縦方向(マットレス10の長手方向)の外縁間の最大寸法が大きい。具体的には、裏ゾーンA2の第2凸部14ZAが、表ゾーンA1の第1凸部12ZAよりも縦方向の外縁間の最大寸法が大きく、裏ゾーンA2が表ゾーンA1よりも硬めになっている。同様に、裏ゾーンB2の第2凸部14ZBが、表ゾーンB1の第1凸部12ZBよりも縦方向の外縁間の最大寸法が大きく、裏ゾーンB2が表ゾーンB1よりも硬めになっている。すなわち、マットレス10は、裏面が表面よりも硬めになっている。従って、マットレス10によれば、表裏を変えるだけで簡単に硬さを変化させることができる。
The
マットレス10は、第2凸部14が、先端部14bに形成された縦方向の傾斜面の範囲が、第1凸部12の先端部12bに形成された縦方向の傾斜面の範囲よりも狭く設定されている。これにより、マットレス10は、裏面の第2凸部14の方が表面の第1凸部12よりも初期の圧縮応力が大きくなり、荷重を適切に受け止めることができる。すなわち、マットレス10は、裏面が表面よりも硬めになっている。従って、マットレス10によれば、表裏を変えるだけで簡単に硬さを変化させることができる。
In the
介護を受けているような使用者は、筋力が落ちていることもあり、自ら立ち上がろうとすることを諦めて、ますます筋力が低下する悪循環に陥ることが、使用者の自立という側面から重大な問題である。そこで、マットレス10には、使用者が快適に使用できる柔軟性や体圧分散性、あるいは可変ベッドに対応した変形容易性に限らず、近年、使用者の自立を支援・促進し得ることが求められている。マットレス10は、表面が裏面と比べて柔らかいことで、比較的長時間に亘って使用しても負担が少ない。また、マットレス10は、表面が裏面と比べて変形容易になっていることで、可変ベッドに載置した際に使用者の姿勢保持を適切に補助し得る。これに対して、マットレス10は、裏面が表面と比べて硬いことで、表裏をひっくり返して裏面を上面にして使用すると、使用者が自力で起き上がり易くなり、使用者が自ら起きたりするなどの動きを補助することができる。このように、例えば状態が悪いときは、マットレス10の表面を使用することで使用者の負担を小さくし、回復したときは、第2凸部14を上側にしてマットレス10の裏面を使用することで使用者の自立を支援するまでの一連の流れに、1枚のマットレス10で効率よく寄与することができる。
The user who is receiving nursing care may lose muscle strength, give up trying to stand up, and fall into a vicious cycle in which muscle strength is decreasing, which is a serious issue in terms of user independence. It is a problem. Therefore, the
(変更例)
前述した構成に限らず、例えば以下のように変更してもよい。
(1)実施例の凸部は、横方向(マットレスの短手方向)において根元部がくびれていない形状であるが、これに限らず、横方向の断面形状が根元部でくびれたキノコ型であってもよい。この場合、凸部は、横方向のくびれの深さ(先端部の最大幅と根元部の最小幅の差)を、縦方向(マットレスの長手方向)のくびれの深さよりも小さい形状で形成するとよい。換言すると、凸部は、横方向において根元部と先端部の外縁とに寸法差がない形状(実施例)でない場合、横方向における根元部と先端部の外縁との寸法差が、縦方向における根元部と先端部の外縁との寸法差よりも小さい形状で形成することが好ましい。
(2)凸部の横方向(マットレスの短手方向)における根元部のくびれ形状は、第1凸部および第2凸部の何れか一方または両方に設けてもよい。
(Example of change)
The present invention is not limited to the configuration described above, and may be modified as follows, for example.
(1) The convex portion of the embodiment has a shape in which the root portion is not constricted in the lateral direction (the short direction of the mattress), but is not limited thereto, and has a mushroom shape in which the cross-sectional shape in the lateral direction is constricted at the root portion. There may be. In this case, when the convex portion is formed in a shape in which the depth of the constriction in the horizontal direction (the difference between the maximum width of the tip portion and the minimum width of the root portion) is smaller than the depth of the constriction in the vertical direction (the longitudinal direction of the mattress). Good. In other words, when the convex portion is not in a shape having no dimensional difference between the root portion and the outer edge of the distal end portion in the horizontal direction (Example), the dimensional difference between the root portion and the outer edge of the distal end portion in the horizontal direction is different in the vertical direction. It is preferable to form it in a shape smaller than the dimensional difference between the root and the outer edge of the tip.
(2) The constricted shape of the root portion in the lateral direction of the convex portion (transverse direction of the mattress) may be provided in one or both of the first convex portion and the second convex portion.
本開示には、以下の発明が含まれている。
(発明A)
発明Aは、弾性変形可能な軟質発泡体で矩形状に形成されたマットレスであって、
マットレスの表裏のうちの一面に設けられた複数の第1凸部と、
マットレスの表裏のうちの他面に設けられた複数の第2凸部と、を備え、
前記マットレスの一面は、該マットレスの長手方向の領域に応じてゾーンA1とゾーンB1とに区分され、
前記マットレスの他面は、該マットレスの長手方向の領域に応じて前記ゾーンA1に対応するゾーンA2と前記ゾーンB1に対応するゾーンB2とに区分され、
前記第2凸部は、対応するゾーン同士の関係において、前記第1凸部よりも前記長手方向の寸法が大きく設定されているマットレスである。
発明Aによれば、表裏において硬さが異なり、表面と裏面とで目的や好みに合わせて使い分け可能である。
The present disclosure includes the following inventions.
(Invention A)
Invention A is a mattress formed in a rectangular shape with an elastically deformable soft foam,
A plurality of first protrusions provided on one of the front and back surfaces of the mattress;
A plurality of second protrusions provided on the other surface of the front and back of the mattress,
One surface of the mattress is divided into a zone A1 and a zone B1 according to a longitudinal region of the mattress,
The other surface of the mattress is divided into a zone A2 corresponding to the zone A1 and a zone B2 corresponding to the zone B1 according to a longitudinal region of the mattress,
The second convex portion is a mattress in which the dimension in the longitudinal direction is set to be larger than that of the first convex portion in relation between corresponding zones.
According to the invention A, the hardness differs between the front and back sides, and the front side and the back side can be properly used according to the purpose and preference.
10 マットレス,12 第1凸部,12ZA (表ゾーンA1の)第1凸部,
12ZB (表ゾーンB1の)第1凸部,12a (第1凸部の)根元部,
12b (第1凸部の)先端部,14 第2凸部,14ZA (裏ゾーンA2の)第2凸部,
14ZB (裏ゾーンB2の)第2凸部,14a (第2凸部の)根元部,
14b (第2凸部の)先端部,16 基部,18 第1溝部,
18A 横第1溝部(第1溝部),18B 縦第1溝部(第1溝部),
20 第2溝部,20A 横第2溝部(第2溝部),
20B 縦第2溝部(第2溝部)
10 mattress, 12 first convex portion, 12ZA first convex portion (of front zone A1),
12ZB First convex portion (of the front zone B1), 12a Root portion (of the first convex portion),
12b Tip (first convex portion), 14 second convex portion, 14ZA second convex portion (of back zone A2),
14ZB 2nd convex part (of back zone B2), 14a root part (of 2nd convex part),
14b tip (of the second convex portion), 16 base, 18 first groove,
18A horizontal first groove (first groove), 18B vertical first groove (first groove),
20 second groove, 20A horizontal second groove (second groove),
20B Vertical second groove (second groove)
Claims (8)
マットレスの表裏のうちの一面に、他面と反対向きへ突出するように設けられ、該マットレスの長手方向および短手方向へ延在する第1溝部を挟んで碁盤目状に配列された複数の第1凸部と、
マットレスの表裏のうちの他面に、一面と反対向きへ突出するように設けられ、該マットレスの長手方向および短手方向へ延在する第2溝部を挟んで碁盤目状に配列された複数の第2凸部と、を備え、
前記第1凸部は、使用者の体を受ける支持面が、該第1凸部における前記第1溝部に臨む外縁から中央部側へ向かうにつれて前記他面と反対向きへ傾く傾斜面を有する形状で形成され、
前記マットレスの一面は、該マットレスの長手方向の領域に応じてゾーンA1とゾーンB1とに区分され、
前記ゾーンA1を構成する前記第1凸部は、前記ゾーンB1を構成する前記第1凸部よりも前記長手方向の寸法が大きく設定され、
前記ゾーンA1において前記長手方向に隣り合う前記第1凸部の間隔、並びに該ゾーンA1と前記ゾーンB1との境界において前記長手方向に隣り合う前記第1凸部の間隔が、前記ゾーンB1において前記長手方向に隣り合う前記第1凸部の間隔よりも広く設定されている
ことを特徴とするマットレス。 A mattress formed in a rectangular shape with an elastically deformable soft foam,
A plurality of mattresses are provided on one of the front and back surfaces of the mattress so as to protrude in a direction opposite to the other surface, and are arranged in a grid pattern with first grooves extending in the longitudinal direction and the transverse direction of the mattress therebetween. A first projection,
A plurality of mattresses are provided on the other of the front and back surfaces of the mattress so as to protrude in a direction opposite to the one surface, and are arranged in a grid pattern with second groove portions extending in the longitudinal direction and the transverse direction of the mattress interposed therebetween. A second convex portion,
The first projection has a shape in which a support surface for receiving a body of a user has an inclined surface that is inclined in a direction opposite to the other surface as going from an outer edge of the first projection facing the first groove toward the center. Formed by
One surface of the mattress is divided into a zone A1 and a zone B1 according to a longitudinal region of the mattress,
The first convex portion configuring the zone A1, the dimension in the longitudinal direction is set larger than the first convex portion configuring the zone B1,
In the zone A1, the interval between the first convex portions adjacent in the longitudinal direction, and the interval between the first convex portions adjacent in the longitudinal direction at the boundary between the zone A1 and the zone B1, are the same in the zone B1. A mattress characterized by being set to be wider than a distance between the first convex portions adjacent in a longitudinal direction.
前記第1凸部および前記第2凸部は、前記先端部における支持面の外縁が前記根元部よりも前記長手方向へ張り出して、前記長手方向において前記先端部と比べて前記根元部が細くなるくびれた形状で形成され、
マットレスの短手方向に延在する前記第1溝部および前記第2溝部は、前記長手方向に隣り合う凸部の外縁間の開口側と比べて底側が広く形成されている請求項1記載のマットレス。 The first convex portion and the second convex portion have a root portion connected to a base portion supporting the convex portion, and a distal end portion provided in connection with the root portion and forming a support surface for receiving a body of a user. With
In the first convex portion and the second convex portion, an outer edge of a support surface at the distal end portion projects in the longitudinal direction more than the root portion, and the root portion becomes thinner in the longitudinal direction than the distal end portion. Formed in a constricted shape,
2. The mattress according to claim 1, wherein the first groove and the second groove extending in the short direction of the mattress are formed so that a bottom side is wider than an opening side between outer edges of the protrusions adjacent in the longitudinal direction. .
前記ゾーンA1と前記ゾーンB1との境界において前記長手方向に隣り合う前記第1凸部のうち、該ゾーンA1を構成する第1凸部における前記根元部のくびれよりも、該ゾーンB1を構成する第1凸部における前記根元部のくびれが、該第1凸部の突出方向へ大きく形成されている請求項2記載のマットレス。 Of the first protrusions adjacent in the longitudinal direction at the boundary between the zone A1 and the zone B1, the outer edge of the tip of the first protrusion that forms the zone A1 is the first edge that forms the zone B1. It is located closer to the base side than the outer edge of the tip part in the convex part,
Of the first convex portions adjacent to each other in the longitudinal direction at the boundary between the zone A1 and the zone B1, the first convex portion constituting the zone A1 constitutes the zone B1 rather than the neck at the root portion of the first convex portion constituting the zone A1. The mattress according to claim 2, wherein a constriction at the root portion of the first convex portion is formed so as to increase in a direction in which the first convex portion protrudes.
前記第2凸部は、対応するゾーン同士の関係において、前記第1凸部よりも前記長手方向の寸法が大きく設定されている請求項1〜6の何れか一項に記載のマットレス。 The other surface of the mattress is divided into a zone A2 corresponding to the zone A1 and a zone B2 corresponding to the zone B1 according to a longitudinal region of the mattress,
The mattress according to any one of claims 1 to 6, wherein the second convex portion has a dimension in the longitudinal direction larger than that of the first convex portion in a relationship between corresponding zones.
前記第2凸部は、前記支持面に形成された前記長手方向の傾斜面の範囲が、前記第1凸部の前記支持面に形成された前記長手方向の傾斜面の範囲よりも狭く設定されている請求項1〜7の何れか一項に記載のマットレス。 The second convex portion has a shape in which a support surface for receiving a user's body has an inclined surface that is inclined in a direction opposite to the one surface as it goes from an outer edge of the second convex portion facing the second groove toward a central portion. Formed,
In the second convex portion, a range of the longitudinally inclined surface formed on the support surface is set to be narrower than a range of the longitudinally inclined surface formed on the support surface of the first convex portion. A mattress according to any one of the preceding claims.
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