JP2020012750A - 測量装置、測量方法および測量用プログラム - Google Patents

測量装置、測量方法および測量用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】空へのレーザースキャンによる無駄な処理を低減する。【解決手段】カメラを備えたTS部(トータルステーション部)200と、レーザースキャンを行うレーザースキャナ部300と、前記カメラが撮影した画像に基づく空の方向の算出、および前記空の方向へのレーザースキャンを制限してのレーザースキャン範囲の設定を行う演算部とを備える測量装置400。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザースキャンの効率化を図る技術に関する。
三次元モデルを得る測量技術としてレーザースキャンが知られている(例えば、特許文献1を参照)。レーザースキャンでは、測距用のレーザー光をパルス状に走査しつつ対象物に照射し、その反射光を受けることで、対象物の点群データを得る。
特開2008−082782号公報
上述の原理から明らかなように、レーザースキャン光の反射がなければ、点群データは得られない。この場合、レーザースキャナから照射したレーザースキャン光は、無駄になる。例えば、空に向って行われたレーザースキャンは、点群データの生成に寄与せず、時間とエネルギーが無駄に消費されるだけとなる。
上記の問題は、レーザースキャンに要する時間と電力の浪費という点で好ましくない。このような背景において、本発明は、空の方向へのレーザースキャンを抑える技術の提供を目的とする。
本発明は、画像の撮影を行うカメラと、レーザースキャンを行うレーザースキャナと、前記カメラが撮影した画像に基づく空の方向の算出、および前記空の方向へのレーザースキャンを制限してのレーザースキャン範囲の設定を行う演算部とを備える測量装置である。
本発明において、前記カメラが撮影した画像から抽出した特徴点の密度が閾値以下の画像の撮影方向を前記空の方向として算出する態様が挙げられる。本発明において、前記カメラが撮影した画像から抽出した特徴点の密度が最低な部分の撮影方向を前記空の方向として算出する態様が挙げられる。
本発明において、前記演算部は、前記カメラが撮影した空の画像を基準として、前記カメラが撮影した他の画像が空のみを写した画像であるか否かの判定を行う態様が挙げられる。本発明において、前記基準となる前記空の画像から抽出された特徴点の数と、前記他の画像から抽出された特徴点の数とを比較し、前記他の画像が空のみを写した画像であるか否かの判定が行われる態様が挙げられる。
本発明において、前記基準となる前記空の画像から抽出された特徴点の密度をρとし、前記他の画像から抽出された特徴点の密度をρとした場合に、kρ≧ρ(kは閾値を決める係数)により、前記他の画像が空のみを写した画像であるか否かの判定が行われる態様が挙げられる。
本発明において、前記基準となる前記空の画像の画素情報と前記他の画像の画素情報とを比較し、前記他の画像が空のみを写した画像であるか否かの判定が行われる態様が挙げられる。また、この態様において、前記画素情報は、色情報、階調情報、輝度情報またはそれらの2以上の組み合わせであり、前記判定は、閾値を用いた前記画素情報の類似性を判定する態様が挙げられる。
本発明において、前記カメラが撮影した画像から抽出された特徴点の分布に偏りがある場合、当該画像を、空のみを写した画像と判定しない態様が挙げられる。
本発明は、画像の撮影を行うカメラと、レーザースキャンを行うレーザースキャナとを備えた測量装置を用いた測量方法であって、前記カメラが撮影した画像に基づく空の方向の算出、および前記空の方向へのレーザースキャンを制限してのレーザースキャン範囲の設定を行うステップを備える測量方法と把握することもできる。
本発明は、画像の撮影を行うカメラと、レーザースキャンを行うレーザースキャナとを用いた測量を行うためのプログラムであって、コンピュータに前記カメラが撮影した画像に基づく空の方向の算出、および前記空の方向へのレーザースキャンを制限してのレーザースキャン範囲の設定を行わせる測量用プログラムとして把握することもできる。
本発明によれば、空の方向へのレーザースキャンを抑える技術が得られる。
実施の様子の概念図である。 実施形態の測量装置の斜視図である。 実施形態の測量装置の正面図である。 実施形態の測量装置のブロック図である。 実施形態の演算部のブロック図である。 実施形態における処理の手順の一例を示すフローチャートである。
1.第1の実施形態
(概要)
図1には、レーザースキャナ機能を有する測量装置400を用いて市街地のレーザースキャンを行い、点群データを得る様子が示されている。本実施形態では、図1に示すような状況でのレーザースキャンにおいて、予め測量装置400から周囲を撮影し、その画像から空の方向を算出し、スキャン光の反射が得られない空の方向へのレーザースキャンを抑える。
(測量装置)
図2は、測量装置400の斜視図であり、図3は、測量装置400の正面図である。測量装置400は、TS機能部200とレーザースキャナ部300を複合化した構造を有している。すなわち、測量装置400は、TS(トータルステーション)としての機能とレーザースキャナとしての機能を兼ね備えている。
TS機能部200は、測距用レーザー光による測位を行うTS(トータルステーション)としての機能を発揮する。TSについては、例えば特開2009−229192号公報、特開2012―202821号公報に記載されている。以下、簡単にTS機能部200における測位の原理を説明する。測距用レーザー光はパルス光であり、測距対象物に照射されると共に、一部がTS機能部200内に配置された基準光路に導かれる。対象物から反射した測距光と上記基準光路を伝搬した基準光が受光素子で受光される。測距光と基準光には光路差があるので、受光タイミングに差が生じ、受光素子から位相差のあるパルス出力が得られる。この位相差から対象物までの距離(測距値)が算出される。また、この際の光軸の方向と上記測距値から、TS機能部200の光学原点に対する測距点の三次元座標が算出される。
レーザースキャナ部300は、レーザースキャンにより点群データを得る処理(レーザースキャン)を行う。レーザースキャナに係る技術については、例えば特開2010−151682号公報、特開2008−268004号公報、米国特許第8767190号公報等に記載されている。また、レーザースキャナとして、米国公開公報US2015/0293224号公報に記載されているようなスキャンを電子式に行う形態も採用可能である。レーザースキャンによる点群データにおける各点の座標の算出方法は、基本的にTS機能部200における測距点の三次元座標の算出方法と同じである。
レーザースキャナ部300は、TS機能部200の測距光の光軸を含む鉛直面(図2のY−Z面)に沿ったレーザースキャン(高低角方向へのレーザースキャン)を行う。水平回転部11を水平回転させながら、上記の鉛直面に沿ったレーザースキャンを行うことで、上方も含めた周囲360°のレーザースキャン(2πステラジアンの範囲のレーザースキャン)が可能となる。勿論、特定の範囲に絞ってのレーザースキャンも可能である。また、俯角方向へのレーザースキャンも可能である。
レーザースキャナ部300により得られる点群データは、測量装置400を原点する座標系で得られる。ここで、測量装置400の絶対座標系における外部標定要素(位置と姿勢)が判れば、絶対座標系における点群データが得られる。絶対座標系とは、例えばGNSSで用いられる座標系である。絶対座標系では、経度、緯度、平均海面からの高度で位置が特定される。なお、利用する座標系は、ローカル座標系であってもよい。
測量装置400は、水平回転部11を有している。水平回転部11は、台座12上に水平回転が可能な状態で保持されている。台座12は図示しない三脚の上部に固定される。水平回転部11は、上方に向かって延在する2つの延在部を有する略コの字形状を有し、この2つの延在部の間に鉛直回転部13が高低角(仰角および俯角)の制御が可能な状態で保持されている。
水平回転部11は、台座12に対して電動で水平回転する。鉛直回転部13は、電動により鉛直面内で回転する。水平回転部11には、水平回転角制御ダイヤル14aと高低角制御ダイヤル14bが配置されている。水平回転角制御ダイヤル14aを操作することで、水平回転部11の水平回転角の調整が行なわれ、高低角制御ダイヤル14bを操作することで、鉛直回転部13の鉛直面内での高低角(仰角および俯角)の調整が行なわれる。
鉛直回転部13の上部には、大凡の照準を付ける照準器15aが配置されている。また、鉛直回転部13には、照準器15aよりも視野が狭い光学式の照準器15bと、より精密な視準が可能な望遠鏡16が配置されている。鉛直回転部13の内部には、照準器15bと望遠鏡16が捉えた像を接眼部17に導く光学系が収納されている。照準器15bと望遠鏡16が捉えた像は、接眼部17を覗くことで視認できる。望遠鏡16が捉えた像を撮像するカメラを鉛直回転部13の内部に配置してもよい。
望遠鏡16は、測距用のレーザー光と測距対象(全周反射プリズム103)を追尾および捕捉するための追尾光の光学系を兼ねている。測距光と追尾光の光軸は、望遠鏡16の光軸と一致するように光学系の設計が行なわれている。この部分の構造は、市販されているTSと同じである。
水平回転部11には、ディスプレイ18と19が取り付けられている。ディスプレイ18は、操作部210と一体化されている。操作部210には、テンキーや十字操作ボタン等が配され、測量装置400に係る各種の操作やデータの入力が行なわれる。ディスプレイ18と19には、測量装置400の操作に必要な各種の情報や測量データ等が表示される。前後に2つディスプレイがあるのは、水平回転部11を回転させなくても前後のいずれの側からでもディスプレイを視認でき、各種の操作ができるようにするためである。
水平回転部11の上部には、レーザースキャナ部300が固定されている。レーザースキャナ部300は、第1の塔部301と第2の塔部302を有している。第1の塔部301と第2の塔部302は、結合部303で結合され、結合部303の上方の空間(第1の塔部301と第2の塔部302の間の空間)は、スキャンレーザー光を透過する部材で構成された透明なカバー304で覆われている。透明なカバー304の内側には、第1の塔部301から水平方向に突出した柱状の回転部305が配置されている。回転部305の先端は、斜めに切り落とされた形状を有し、その先端部には、斜めミラー306が固定されている。
回転部305は、第1の塔部301に納められたモータにより駆動され、その延在方向(水平方向)を回転軸として回転する。第1の塔部301には、上記のモータに加え、このモータを駆動する駆動回路、その制御回路、回転部305の回転角を検出するセンサ、該センサの周辺回路が納められている。
第2の塔部302の内部には、レーザースキャン光を発光するための発光部、対象物から反射してきたレーザースキャン光を受光する受光部、発光部と受光部に関係する光学系、レーザースキャン点(レーザースキャン光の反射点)までの距離を算出する距離算出部、レーザースキャン点の三次元位置の算出を行うスキャン点位置算出部が納められている。レーザースキャン点の三次元位置の算出は、スキャン点の方向と距離、具体的には回転部305の回転角度、水平回転部11の水平回転角およびレーザースキャン点までの距離に基づいて行われる。
レーザースキャン光は、1条であり、第2の塔部302の内部から斜めミラー306に向けて照射され、そこで反射されて透明なカバー304を介して外部に照射される。レーザースキャン光は、数kHz〜数百kHzの繰り返し周波数で発光部からパルス発光され、それが回転する回転部305先端の斜めミラー306に水平方向から照射され、そこで直角に反射される。回転部305が水平軸回りに回転することで、レーザースキャン光は、望遠鏡16の光軸を含む鉛直面に沿って(高低角方向に)スキャンされつつ放射状に点々とパルス照射される。
上記のレーザースキャンは、TS機能部200の光軸(望遠鏡16の光軸)を含む鉛直面内で行われる。例えば、TS機能部200の光軸がY軸に一致する場合、レーザースキャナ部300から行われるレーザースキャン光はX=0の位置におけるY−Z面に含まれ、当該Y−Z面に沿って行われる。そして、上記のレーザースキャンを、水平回転部11を水平回転させながら行うことで、必要とする範囲での三次元的なレーザースキャンが行われる。
対象物から反射したスキャン光は、照射光と逆の経路を辿り、第2の塔部302内部の受光部で受光される。スキャン光の発光タイミングと受光タイミング、さらにその際の回転部305の角度位置(高低角:仰角または俯角)と水平回転部11の水平回転角により、レーザースキャン点(スキャン光の反射点)の測位が行なわれる。測位の原理は、TS機能部200における処理と同じである。
第2の塔部302には広角カメラ403(図4参照)が配置されている。図3には、広角カメラ403の対物レンズ403aが示されている。広角カメラ403により、レーザースキャンが行なわれる方向の光学画像が撮影される。広角カメラ403は、水平方向から若干上向き(5〜10°上向き)の状態で第2の塔部302に取り付けられている。広角カメラ403が撮影する範囲は、例えば仰角5〜10°を光軸中心とした高低角±90°(上下180°)、水平角±90°(左右180°)の範囲である。なお、広角カメラ403の撮影範囲はこれに限定されない。
(処理部)
図4は、測量装置400のブロック図である。測量装置400は、動作制御部401を備えている。動作制御部401は、レーザースキャナ部300の光軸方向の制御や点群データを得る処理に係る制御、TS機能部200の光軸方向の制御や測位に係る制御を行う。動作制御部401は、コンピュータとしての機能を有し、マイコンや各種の電子回路により構成されている。処理の一部または全部をFPGA等で構成される専用の演算回路で行う形態も可能である。また、外付けしたコンピュータにより動作制御部401を構成する形態も可能である。これらハードウェアの構成については、処理制御部402と演算部410についても同じである。
処理制御部402は、後述する図6の処理を統括する。広角カメラ403は、広角のデジタルカメラであり、測量装置400の指向方向からやや上方向(5〜10°上の方向)を中心とした広角画像を撮影する。レーザースキャナ部300およびTS機能部200は、図2,3に関連して説明した構成と機能を有する。
水平角駆動部406は、水平回転部11の水平回転の駆動行うためのモータ、ギア系、モータ制御回路を備える。高低角駆動部407は、鉛直回転部13の高低角(仰角および俯角)の制御を行うためのモータ、ギア系、モータ制御回路を備える。水平角検出部408は、水平回転部11の水平角の検出を行うための、ロータリーエンコーダおよびその周辺回路を備える。高低角検出部409は、鉛直回転部13の高低角の検出を行うための、ロータリーエンコーダおよびその周辺回路を備える。
この例では、水平角駆動部406、高低角駆動部407、水平角検出部408および鉛直回転部13に係る機構や回路は、水平回転部11の内部に収納されている。また、動作制御部401、処理制御部402、TS機能部200の測位に係る演算を行うハードウェアおよび演算部410も水平回転部11の内部に収納されている。
演算部410は、レーザースキャン光の反射光が得られない方向(空の方向)へのレーザースキャンを行わない設定に係る演算を行う。言い換えると、演算部410は、レーザースキャン光の反射光が得られると予想される方向の範囲の設定に係る演算を行う。演算部410は、画像データ取得部411、特徴点抽出部412、画像解析部413、空領域抽出部414、レーザースキャン範囲設定部415を備えている。
画像データ取得部411は、広角カメラ403が撮影した画像のデータを取得する。特徴点抽出部412は、広角カメラ403が撮影した画像から特徴点の抽出を行う。特徴点の抽出は、ソーベル、ラプラシアン、プリューウィット、ロバーツなどの微分フィルタを用いたソフトウェア処理により用いられる。
画像解析部413は、上記画像から抽出した特徴点を利用して、当該画像の解析を行う。この画像の解析では、特徴点の密度が求められる。空領域抽出部414は、画像データ取得部411が取得した画像から、画像解析部413における画像解析の結果に基づき、空となる領域を抽出する。この処理の詳細については後述する。
レーザースキャン範囲設定部415は、空領域抽出部414が抽出した空領域の方向に基づいて、レーザースキャナ部300によるレーザースキャンの範囲の設定を行う。レーザースキャン範囲の設定は、空領域を避けた方向へのレーザースキャンが行なわれるように行われる。言い換えると、レーザースキャン範囲の設定は、スキャン光の反射光が得られる方向を対象に行われる。
演算部410を外付けの装置としてもよい。また、演算部410をパーソナルコンピュータやサーバで実現させる形態も可能である。この場合、演算部410を構成するハードウェアを測量装置400から離れた位置に設置する。なお、測量装置400と演算部410との離間距離は特に限定されない。
例えば、演算部410を実現するパーソナルコンピュータを測量装置400の近くに置き、無線LAN等の通信回線を介して、演算部410と測量装置400との間で通信を行い、図6の処理を行う。また、測量装置400から離れた場所にサーバを配置し、インターネット回線等を介して、当該サーバと測量装置400を結び、当該サーバを演算部410として機能させる形態も可能である。
(処理の一例)
以下、測量装置400で行なわれる処理の一例を説明する。図6は、処理の手順を示すフローチャートである。図6の処理を実行するためのプログラムは、適当な記憶領域に記憶され、図4の処理制御部402によって実行される。また、各処理は、図4および図5に示した各機能部によって行われる。当該プログラムを外部の記憶媒体に記憶させる形態も可能である。
処理に先立ち、レーザースキャンを行う現場における測量装置400の設置を行う。この際、測量装置400の外部標定要素を求めておく。例えば、GNSSを用いた相対測位により位置を求めたターゲットを用いて測量装置400の外部標定要素を求める。
処理が開始されると、まず広角カメラ403により、周囲の撮影が行われる(ステップS101)。ここでは、半球の天球面(2πステラジアンの範囲)を対象とした全周画像(パノラマ画像)を撮影する。この例では、水平回転部カメラ11を回転させながら、広角カメラ403から連続撮影を行う。この際、隣接する撮影画像の撮影範囲が重なるように、水平回転部403の回転速度と撮影間隔を決定する。この撮影により、周囲のパノラマ画像が得られる。
この撮影は、空の領域(空領域)とそうでない領域とを分けるための画像を得るために行なわれる。なお、広角カメラ403の光軸設定および撮影範囲によっては、天頂付近の撮影が行えない場合もある。この場合は、天頂付近を除いた全周画像(パノラマ画像)を得る。また、動画の撮影を行い、この動画を構成するフレーム画像を利用してパノラマ画像を得る形態も可能である。
次に、広角カメラ403が撮像した複数の画像の中から、基準空画像の抽出を行う。基準空画像というのは、後に画像中の特定の部分が空の画像であるか否か、を判定するために利用される「空を写した画像として取り扱われる基準の画像」である。
この例では、広角カメラ403が撮影した画像の最大仰角付近の画像を基準空画像として抽出する。例えば、パノラマ画像の最大仰角が80°であるとする。この場合、パノラマ画像における仰角が75°〜80°の範囲の画像を基準空画像として抽出する、なおこの際、水平角を制限して、基準空画像を取得してもよい。上記の基準空画像の取得は自動で行われるが、空が写った画像部分を作業員が基準空画像として指定する形態も可能である。
基準空画像を抽出したら、当該基準空画像からの特徴点の抽出→当該特徴点の密度ρの算出を行う(ステップS102)。特徴点の抽出は、特徴点抽出部412で行なわれる。密度ρの算出は、画像解析部413で行われる。ρは、基準空画像の単位面積当たりの特徴点の数として計算される。
基準空画像から特徴点が抽出できない場合、特徴点が抽出できるように特徴点の抽出に用いる微分フィルタの設定パラメータを調整し、再度の特徴点の抽出を行う。
次に、広角カメラ403が撮影した周囲のパノラマ画像における基準空画像以外の部分においても同様の処理を行い、パノラマ画像における特徴点の密度ρを求める(ステップS103)。この処理は、画像解析部413で行われる。ここでは、パノラマ画像を複数の区画に区切り、各区画における特徴点の密度ρを求める。一つの区画の範囲は、例えば、水平角15°、高低角方向で15°の範囲とする。以下、この区画の範囲における画像を区画画像と称する。
次に、ρとρを比較し、kρ≧ρ(k=2)を満たすρの区画画像を、空のみが写った画像領域(空画像領域)として抽出する(S104)。すなわち、閾値で定量的に判定した特徴点の少ない画像を空のみの画像として抽出する。この処理が空領域抽出部414で行なわれる。なお、ここでは、k=2の場合を例示したが、kの値を可変にしたり、複数設定した値の中から選択したりする形態も可能である。
ステップ104の処理において、色彩に基づき、空のみが写った画像であるか否かを判定することも可能である。例えば、空を特徴づける色彩(青や白が基調の色彩)の情報に基づき、パノラマ画像を構成する各区画画像(各部分画像)が空を写した画像であるか否かを判定する。また、上記の特徴点の数に基づく判定に加えて、上記の色彩の情報を加味した判定を行ってもよい。
なお、特徴点に乏しい地面や構造物等が写った画像を、空の画像として誤抽出する問題を回避するために、仰角15°以下の方向の画像は、空でない領域を写した画像とみなし、ステップS104の処理の対象としない。
また、kρ≧ρ(k=2)であっても、特徴点の偏在が著しい画像は、画像中に空でない点群データの取得対象物が写っている可能性があるので、空でない領域が写った画像として取り扱う。特徴点の偏在は、特徴点の分布のバラツキの程度を統計学的に求め、それを指標に評価する。具体的には、当該指標に閾値を設定し、その閾値によって、特徴点のバラツキが閾値を超えれば、それを特徴点の偏在が著しい画像と判定する。
ステップS104の後、空が写った画像の範囲を算出する(ステップS105)。この処理では、空の方向を指向する水平角の範囲と高低角の範囲が算出される。この処理では、空領域と判定された全ての区画画像の範囲を空が写った画像の範囲とする。
測量装置400から見た各区画画像の方向は判るので、空が写っていると判定された区画画像の方向を避けたレーザースキャン範囲の設定が可能となる。以下、この点について説明する。まず、広角カメラ403の測量装置400に対する外部標定要素は、測量装置400の設計パラメータであるので既知である。また、広角カメラ403が撮影した画像の中の特定の位置の広角カメラ403の投影原点からの方向は、広角カメラ403の設計パラメータから判る。また、カメラ403の水平回転角は、水平回転部11の水平回転角から判る。
よって、広角カメラ403が撮影した画像の中の特定の位置や範囲のレーザースキャナ部300の光学原点から見た方向や角度範囲は、広角カメラ403の測量装置400に対する外部標定要素、広角カメラ403の設計パラメータおよび撮影時における広角カメラ403の水平角から計算できる。したがって、広角カメラ403から撮影した画像から抽出された空の領域の方向、すなわちレーザースキャナ部300から見た空の領域の方向を計算により求めることができる。
こうしてレーザースキャンを行わない範囲(空の範囲)とレーザースキャンを行う範囲(空でない範囲)の設定が行われる。この処理がレーザースキャン範囲設定部415で行なわれる。
次に、ステップS105で算出した空の範囲を避けたレーザースキャンを行い(ステップS106)、レーザースキャン点群を得る(ステップS107)このレーザースキャンは、レーザースキャナ部300を用いて行われる。
図6の処理によれば、撮影画像に基づき空の方向を算出し、その方向へのレーザースキャンが行なわれないようにすることで、空に向かって無駄にレーザースキャンを行う問題が緩和される。
2.第2の実施形態
画像から抽出した特徴点を利用して基準空画像を得ることもできる。この場合の処理の一例を説明する。まずパノラマ画像を得、そこから仰角60°以上の範囲を解析対象領域として切り取る。この処理は、画像データ取得部411で行われる。
次に、解析対象領域から特徴点を抽出する。この処理は、特徴点抽出部412で行われる。次に、解析対象領域を複数の区画に区切り、各区画において特徴点の密度を計算する。この処理は、画像解析部413で行われる。
次に、閾値を用いて特徴点の密度を判定し、空と見なせる区画を基準空画像として選択する。この処理は、空領域抽出部414で行われる。空を写した画像は特徴点が少ない。よって、予め調べておいた閾値を用いて、特定の値以下(閾値以下)の特徴点の密度を有する画像を、空を写した画像と判定する。
3.第3の実施形態
パノラマ画像から抽出した特徴点の密度に基づき、空領域と空領域でない他の領域の切り分けを行ってもよい。この場合、まずパノラマ画像のデータを取得する。この際、仰角20°以上の画像を選択的に取得するといった制限を行ってもよい。次に、パノラマ画像を複数の区画に区切り、各区画における特徴点の抽出、更に特徴点の密度の算出を行う。区画の範囲は、例えば水平角および高低角の範囲を5°〜20°とする。
そして各区画における特徴点の密度を予め定めた閾値により判定する、この判定では、特徴点の密度が閾値以下の区画を空の領域の画像と判定し、特徴点の密度が閾値を超える区画を空の領域でない画像と判定する。
なお、特徴点の密度の判定により、空の画像と判定された場合であっても、特徴点の分布に偏りがある場合は、レーザースキャン点群の対象物が当該画像に写っている可能性があるので、空の領域でない画像と判定する。
4.第4の実施形態
基準空画像の取得の方法として、パノラマ画像の中の特徴点の密度が最低の部分を選択する態様も可能である。この場合、まずパノラマ画像のデータを取得する。この際、仰角20°以上の画像を選択的に取得するといった制限を行ってもよい。次に、パノラマ画像を複数の区画に区切り、各区画における特徴点の抽出、更に特徴点の密度の算出を行う。区画の範囲は、例えば水平角および高低角の範囲を5°〜20°とする。
そして各区画における特徴点の密度を比較し、密度が最低値の区画を基準空画像として選択する。ただし、凹凸や模様のない建物の壁等の特徴点のない部分を基準空画像と判定する不都合を回避するために、画像処理により建物等の空でない部分を検出する処理を併用し、密度が最低でも空でない部分が選択されないようにする。
5.第5の実施形態
基準空画像に基づく空が写った画像を抽出(判定)する方法として、画素情報を用いることもできる。この場合、基準空画像の画素情報と判定対象の画像の画素情報を比較し、予め定めた閾値を用いてその差を定量的に調べ、判定対象の画像が空の画像か否かを判定する。画素情報としては、色情報、階調情報、輝度情報またはそれらの2以上の組み合わせを利用することができる。
以下、画素情報として階調情報を利用する場合の一例を説明する。ここでは、画像としてカラー画像を利用し、画素のRGB情報を利用する場合を説明する。また、RGB各色の階調は、256階調(8ビット)であるとする。
まず、判定の対象とする画像中から判定対象範囲を抽出する。判定対象範囲の大きさは、処理の負担を考慮して決定するが、例えば、1枚の画像(パノラマ画像を構成する単写真画像)の0.1%〜1%程度の面積範囲とする。判定対象範囲を抽出したら、当該範囲におけるRGBの階調分布を調べる。例えば、RGBのそれぞれについて、横軸に階調の段階、縦軸に画素の数を取った分布データを作成する。この処理が画像解析部413で行われる。
次に、判定対象範囲におけるRGBの階調分布と基準空画像におけるRGBの階調分布とを比較する。そして、両者の階調分布の差を統計学的に評価する。階調分布の差を評価する方法としては、RGB各色に関する標準偏差の差、RGB各色の平均値の差、RGB各色の中央値の差等が挙げられる。
階調分布の差の判定は、予め定めた閾値を利用して行う。ここで、評価パラメータの差が閾値以下であれば、判定対象範囲を空が写った領域と判定する。また、評価パラメータの差が閾値を超える場合、判定対象範囲を空が写った領域でないと判定する。この階調分布に関する比較および判定の処理は、空領域抽出部414で行われる。
6.第6の実施形態
空が写った画像部分を選る方法として領域拡張法を用いてもよい。この場合、まず基準空画像を得る。基準空画像は、本明細書中で開示する方法やユーザが指定する方法で得る。基準空画像を得たら、画素情報の類似性に基づき、基準空画像の外縁から空が写っていると見なせる領域を拡張し、広げてゆく。画素情報の類似性の判定は、第5の実施形態で説明した手法を利用する。
7.第7の実施形態
基準空画像をユーザが指定する形態も可能である。この場合、広角カメラ403が撮像した複数の画像の中から、基準空画像として利用する画像またはその中の画像領域をユーザが指定する。例えば、広角カメラ403が撮像した画像をディスプレイに表示し、空が撮影されている画像または画像中の空が写っている判断される部分をユーザがGUIを用いて指定する。あるいは、複数の画像で構成されるパノラマ画像の中から、空が写った部分がユーザから指定される。
指定される部分は、ある程度の広がりを持った範囲であってもよいし、点であってもよい。また、点は、1点に限定されず、複数であってもよい。この場合、ユーザによって指定された画像部分を基準空画像として抽出する。基準空画像を得た後、本明細書中で説明した手法により、基準空画像以外の部分の画像に対して、空を写した画像か否かの判定が行われる。
この場合、セミオートで広角カメラ403が撮像した画像から空を写したと見なせる画像の領域が抽出される。すなわち、最初の基準空画像の指定がユーザのマニュアル操作で行われ、その後、この指定された空と見なせる画像(基準空画像)を基準として、ソフトウェア処理により、指定された以外の画像領域に対して、空を写した画像であるか否かの判定処理が行なわれる。
400…測量装置、500…処理部、11…水平回転部、12…台座、13…鉛直回転部、14a…水平回転角制御ダイヤル、14b…高低角制御ダイヤル、15a…照準器、15b…照準器、16…望遠鏡、17…接眼部、18,19…ディスプレイ、100…反射プリズム、200…TS機能部、300…レーザースキャナ部、301…第1の塔部、302…第2の塔部、303…結合部、304…透明なカバー、305…回転部、306…斜めミラー、403a…広角カメラの対物レンズ。

Claims (11)

  1. 画像の撮影を行うカメラと、
    レーザースキャンを行うレーザースキャナと、
    前記カメラが撮影した画像に基づく空の方向の算出、および前記空の方向へのレーザースキャンを制限してのレーザースキャン範囲の設定を行う演算部と
    を備える測量装置。
  2. 前記カメラが撮影した画像から抽出した特徴点の密度が閾値以下の画像の撮影方向を前記空の方向として算出する請求項1に記載の測量装置。
  3. 前記カメラが撮影した画像から抽出した特徴点の密度が最低な部分の撮影方向を前記空の方向として算出する請求項1に記載の測量装置。
  4. 前記演算部は、前記カメラが撮影した空の画像を基準として、前記カメラが撮影した他の画像が空のみを写した画像であるか否かの判定を行う請求項1〜3のいずれか一項に記載の測量装置。
  5. 前記基準となる前記空の画像から抽出された特徴点の数と、前記他の画像から抽出された特徴点の数とを比較し、前記他の画像が空のみを写した画像であるか否かの判定が行われる請求項4に記載の測量装置。
  6. 前記基準となる前記空の画像から抽出された特徴点の密度をρとし、前記他の画像から抽出された特徴点の密度をρとした場合に、kρ≧ρ(kは閾値を決める係数)により、前記他の画像が空のみを写した画像であるか否かの判定が行われる請求項5に記載の測量装置。
  7. 前記基準となる前記空の画像の画素情報と前記他の画像の画素情報とを比較し、前記他の画像が空のみを写した画像であるか否かの判定が行われる請求項4に記載の測量装置。
  8. 前記画素情報は、色情報、階調情報、輝度情報またはそれらの2以上の組み合わせであり、
    前記判定は、閾値を用いた前記画素情報の類似性を判定する請求項7に記載の測量装置。
  9. 前記カメラが撮影した画像から抽出された特徴点の分布に偏りがある場合、当該画像を、空のみを写した画像と判定しない請求項1〜6のいずれか一項に記載の測量装置。
  10. 画像の撮影を行うカメラと、
    レーザースキャンを行うレーザースキャナと
    を備えた測量装置を用いた測量方法であって、
    前記カメラが撮影した画像に基づく空の方向の算出、および前記空の方向へのレーザースキャンを制限してのレーザースキャン範囲の設定を行うステップ
    を備える測量方法。
  11. 画像の撮影を行うカメラと、
    レーザースキャンを行うレーザースキャナと
    を用いた測量を行うためのプログラムであって、
    コンピュータに
    前記カメラが撮影した画像に基づく空の方向の算出、および前記空の方向へのレーザースキャンを制限してのレーザースキャン範囲の設定を行わせる測量用プログラム。
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