JP2020008293A - 構造物劣化診断システム - Google Patents

構造物劣化診断システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020008293A
JP2020008293A JP2018126473A JP2018126473A JP2020008293A JP 2020008293 A JP2020008293 A JP 2020008293A JP 2018126473 A JP2018126473 A JP 2018126473A JP 2018126473 A JP2018126473 A JP 2018126473A JP 2020008293 A JP2020008293 A JP 2020008293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor module
vibration
vehicle
pier
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018126473A
Other languages
English (en)
Inventor
笹岡 達雄
Tatsuo Sasaoka
達雄 笹岡
学 五閑
Manabu Gokan
学 五閑
佳子 高橋
Yoshiko Takahashi
佳子 高橋
淳也 田中
Junya Tanaka
淳也 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018126473A priority Critical patent/JP2020008293A/ja
Publication of JP2020008293A publication Critical patent/JP2020008293A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Abstract

【課題】構造物の劣化診断が正確に行えることができる構造物劣化診断システムを提供すること。【解決手段】構造物に設置され、振動データを取得し、無線にてデータを送信する第1センサモジュールと、構造物に設置され、振動データを取得し、無線にてデータを送信する第2センサモジュールと、上記第1センサモジュールと上記第2センサモジュールとから送信されたデータを受信する受信装置と、上記受信装置で得られたデータにより構造物の劣化状態を診断する診断装置と、を備え、上記診断装置は、上記第1センサモジュールと上記第2センサモジュールから得られた上記構造物を通過する物体の通行状態に基づき、上記第1センサモジュールから得られた振動データと上記第2センサモジュールから得られた振動データを比較することで構造物の劣化状態を診断する構造物劣化診断システムを用いる。【選択図】図1

Description

本発明は、構造物劣化診断システムに関する。特に、老朽化した橋脚の修繕タイミングを推し測ったり、橋脚の崩落予防を行ったりする社会インフラの安全保全に関するものである。
日本の産業が飛躍的に発展した1960年代から1970年代にかけた高度成長期では多くの高速道路や橋脚が建設されてきたが、50年以上経った近年はその老朽が問題視されている。昨今の建造物崩落事故では多数の犠牲が出ており社会課題として早急な改善が求められている。
一方で老朽化した建造物の検査には各部のたわみや劣化部に発生しているクラック進展の状況を知る必要がある。しかし、打音検査や赤外線カメラなどによる官能検査が主流で人手と経験が必要なり、昨今の高齢化に伴う人手不足や対象建造物増加に伴う人件費高騰などにより安全担保が厳しい状況になってきている。
また、一旦事故が発生すると多くの人命が失われると共に交通網遮断による経済への影響が大きい。また、再建築よりも計画的な補修の方が低コストで管理維持できる。これらのことから劣化の進行状況を知り、予防保全を行うことが重要になる。
そこで、建造物の劣化度合いを検出するセンサを各所に備え付け、常時モニタリングと取得データの蓄積および分析する。このことにより建造物全体と局所的な変化を捉え、建造物の健全度を指標化する。このことで安全性を担保するためのメンテナンス時期や規模を予め知ることができるようになる。すでに、劣化の進行状況を知り、予防保全を行うための様々な手法が考案されている。
特許文献1では、構造物にひずみや加速度を検出することの出来るセンサを複数個取り付けてデータを収集し、クラックや空隙が生じることによって生じる振動状態の変化を捉えることで診断を実施しようとするものである。
特許文献2では、更に収集したデータをスペクトル解析することにより構造物全体の状況や欠陥箇所の特定および局所的な状態判定を行うものである。
特許文献3は、得られた振動データの共振状態を解析して劣化状態を判断することを行っている。
従来の構造物劣化診断システムを、図7を用いて説明する。従来の構造物劣化診断システム30は橋脚1に複数箇所に取り付けられた第1センサモジュール2とセンサモジュールから無線などで送信されたデータを受信する受信装置5で構成されている。
第1センサモジュール2は、橋脚1の上を通行する車両3から伝播する振動を取得する。つまり、複数の第1センサモジュール2から送られる振動データを、受信装置5で受信した後、データを分析して橋脚に発生しているクラックや空隙の大きさや発生場所を特定する。その結果から、橋脚の劣化状態を総合的に判断する。
特開2008−255570号公報 特開2008−255571号公報 特開2015−87172号公報
しかしながら、例えば橋脚1の上を通過する車両3が車であれば振動を伝播させるのはタイヤであり、一台の車が走行すると前後タイヤによる2回の振動が第1センサモジュール2に伝播することになる。
また、タイヤ間隔が異なる車の種類や車の速度、橋脚を通過する車の数でも振動センサモジュールに伝播する振動が変化する為、劣化部分の状態を判別することが難しくなる。
よって、本願課題は、構造物の劣化診断が正確に行えることができる構造物劣化診断システムを提供することである。
上記の課題を解決するために、構造物に設置され、振動データを取得し、無線にてデータを送信する第1センサモジュールと、構造物に設置され、振動データを取得し、無線にてデータを送信する第2センサモジュールと、上記第1センサモジュールと上記第2センサモジュールとから送信されたデータを受信する受信装置と、上記受信装置で得られたデータにより構造物の劣化状態を診断する診断装置と、を備え、上記診断装置は、上記第1センサモジュールと上記第2センサモジュールから得られた上記構造物を通過する物体の通行状態に基づき、上記第1センサモジュールから得られた振動データと上記第2センサモジュールから得られた振動データを比較することで構造物の劣化状態を診断する構造物劣化診断システムを用いる。
を用いる。
本開示における構造物劣化診断システムによれば、構造物の上を通過する物体の状態が様々であっても劣化状態を正確に把握することが出来て、より正確な構造物の劣化診断を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係る構造物劣化診断システムを示す概略図 (a)〜(c)従来の車両通行時を表す図 (a)〜(c)従来の大型車両通行時を表す図 (a)〜(d)本発明の第1の実施形態における車両侵入判断を表す図 本発明の第1の実施形態における収集されたデータを表す図 本発明の第2の実施形態に係る構造物劣化診断システムを示す概略図 従来技術に係る構造物劣化診断システムを示す概略図
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、実質的に同一の構成に対して同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
また、以下で説明する実施形態は、いずれも一具体例を示すものである。以下の実施形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。
更に、以下の実施形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面及び以下の説明は当業者が本開示を十分に理解するためのものであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(第1の実施形態)
以下、図1を用いて、本発明の第1の実施形態を、構造物として橋脚の例で説明する。
<全体>
図1は、本実施の形態1に係る橋脚劣化診断システム10の構成を模式的に示す。図1において、橋脚劣化診断システム10は、車両3が橋脚1を通過する時に、車両3から伝播する振動データを取得する第1センサモジュール2が、橋脚1の複数箇所に設置されている。第1センサモジュール2から、無線により、振動データを受信装置5に送信することができる。
更に橋脚1の入口と出口に設置されている第2センサモジュール4は、同様に橋脚1の上を走行する車両3が通過する時に、車両3から伝播する振動データを所得して、無線により受信装置5に送信することができる。振動データは、診断装置6で解析される。診断装置6は、受信装置5に付属させてもよい。または、受信装置5から、振動データを、別途位置する診断装置6へ送信してもよい。
<第1センサモジュール2、第2センサモジュール4>
一般的に振動を取得するセンサモジュールは振動による変位を抵抗値の変化で捉えるひずみゲージに代表されるものや、電気容量の変化を捉える電磁誘導方式や静電誘導方式、デバイスそのものの変位を電圧変化に変換する圧電方式、デバイスの変位を磁気的変化に変換する磁歪方式など様々な方式があるが本実施の例ではこれらの方式については問わない。
また、これらセンサモジュールは無線によるデータ送信機能を有しており、携帯電話回線網やIEEE802.11.a.b.g.n.acに代表されるWiFi規格、SIGFOXやLoRaWAN、NB−IoTなどのLPWA(Low Power Wide Area)などの規格を送信距離や送信データ量、消費電力の観点で選択する。
更に、これらセンサモジュールは、既に建設された橋脚1に、後付で複数個設置されることを想定している。この場合、電源供給は有線式ではなく、自立駆動させることができるセンサモジュールが望ましい。
従って、センサモジュールに電源を内蔵している。この電源は、電池、または、発電機構を有するもの、更には充電池と発電機構の併用でもよい。
しかし、本実施の形態では安定出力と電池交換工数削減の観点から、充電池と発電機構の併用タイプを採用している。また、発電機構は太陽光による発電や、熱による発電、更には振動による発電のどれでもよい。しかし、本実施の形態では、振動データを取得する為に振動による発電機構を備えたセンサモジュールが、装置の小型化などに有利な為、好ましい。
また、振動による発電方式には電気容量の変化を捉える電磁誘導方式や静電誘導方式、デバイスそのものの変位を電圧変化に変換する圧電方式、デバイスの変位を磁気的変化に変換する磁歪方式など様々な方式がある。本実施の例では振動エネルギーを電気エネルギーに変換する効率が大きく、信頼性に優れる磁歪式振動発電を採用している。
<橋脚1>
本実施例で示す橋脚1とは、水面や地面より高い場所に設置された車両通行用の道路を指しており、一般的に上部構造および橋脚の材質は鉄筋コンクリートや鋼またはその複合である。実施の形態1では、橋脚で説明するが、構造物一般に適用できる。
<車両3>
本実施例で示す車両3とは、乗用車やバスや大型トラックなどタイヤによる自走をおこなうものを示す。
<受信装置5>
本実施の形態で示す受信装置は、第1センサモジュール2と第2センサモジュール4から発信された無線データを受信する装置であり、無線規格に応じた受信手段を備えている。また、通信距離が変わる無線方式や橋脚1の大きさで本受信装置の設置数は変わるが、センサモジュールに対して受信装置の数は大幅に少なく、多くの電力を必要とする為に有線による電源供給を行っている。
<システム>
次に、橋脚劣化診断システム10における劣化判断の流れを以下に示す。
本実施の形態における橋脚劣化診断システム10では、橋脚1に複数設置された第1センサモジュール2によって、橋脚1の上を走行する車両3により伝播する振動データの取得を行い、劣化によるクラックや欠損による振動データの変化を捉えることで劣化診断を行う。
<従来の場合>
(1)通常の車両の場合
図2(a)〜図2(c)に、橋脚1を通過する車両3が通過するときの第1センサモジュール2が取得する振動波形を示す。
図2(a)では、振動が伝わっていない振動波形22を示す第1センサモジュール2に、車両3の前輪が通過した瞬間、前輪から第1センサモジュール2に振動波形21の振動が伝播する。
図2(b)では、車両3の後輪が通過した瞬間、前輪による振動波形21が減衰した振動波形24を示す第1センサモジュール2に、後輪から第1センサモジュール2に振動波形23の振動が伝播する。
図2(c)では、車両3の後輪が第1センサモジュール2を通過した後、第1センサモジュール2には減衰した振動波形21と後輪による振動波形23が合わさった振動波形25が示される。
(2)大きい車両の場合
図3では大きい車両3、つまりタイヤ間隔の長い車両の場合を示す。
図3(a)では、振動が伝わっていない振動波形32を示す第1センサモジュール2に、車両3の前輪が通過した瞬間、前輪から第1センサモジュール2に振動波形31の振動が伝播する。
図3(b)では、車両3の後輪が通過した瞬間、前輪による振動波形31が減衰した振動波形34を示す第1センサモジュール2に後輪から第1センサモジュール2に振動波形33の振動が伝播する。
図3(c)そして、車両3の後輪が第1センサモジュール2を通過した後、センサモジュールには減衰した振動波形31と後輪による振動波形33が合わさった振動波形35が示される。
(3)差異
図2(a)〜図2(c)との違いは、車両3の前輪から伝播する振動波形31と車両3の後輪から伝播する振動波形33の振幅が、図2(a)〜図2(c)の振動波形21と振動波形23よりも大きくなる。
また、タイヤ間隔が長くなることから振動波形35に示される2の振動波形の間隔は振動波形25よりも長くなり、このことは同じ車両でも速度が変わることも同様のことが起こる。従って、車両の種類や速度で振動波形が異なることになる。
振動データによる橋脚1の劣化状態を判別するには、車種や速度など膨大なデータと劣化状態の紐づけが必要となり、汎用的で正確な劣化診断システムを提供することが出来ない。更に橋脚1に車両3が複数台存在している場合も同様の理由で診断することが出来ない。
<実施の形態>
図4(a)に示すように橋脚1に侵入する車両3から伝播する振動を橋脚1の入口に設置された第2センサモジュール4で取得する。
図4(a)では、車両3が第2センサモジュール4上を通過する前は、第2センサモジュール4に振動が伝播せず、第2センサモジュール4は何も発信しない。
図4(b)では、車両3の前輪が第2センサモジュール4の上を通過し、振動が前輪から第2センサモジュール4に伝播すると第2センサモジュール4は前輪通過信号41を発信する。
図4(c)では、更に車両3が進行し後輪が第2センサモジュール4の上を通過するまでは大きな振動波形の変化が無いため、信号を発することはしない。
図4(d)更に車両3が進行して後輪が第2センサモジュール4の上部を通過して振動が伝播すると第2センサモジュール4は後輪通過信号42を発信する。
<車両の特定>
更に、図5に示すように第2センサモジュール4を通過した車両3は第1センサモジュール2の上を通過し、車両3の前輪から第1センサモジュール2に振動を伝播させる。この時、第2センサモジュール4に振動を伝播させてから第1センサモジュール2に振動を伝播させるまでの時間を計測することにより車両3の速度を算出することができる。この速度データと、第2センサモジュール4の前輪通過信号41と後輪通過信号42との時間間隔で車両3のタイヤ間隔を算出することが出来る。
このようにして、橋脚1に侵入する車両3の速度、タイヤ間隔を算出することができる。
なお、車両でない場合は、移動する物体と橋脚1(構造物)との複数の接触部の間隔となる。
<振動による劣化測定>
次に、第1センサモジュール2での振動測定について説明する。振動測定精度を上げる為に、振動測定前に通過した車両によって伝播した振動が十分減衰してから本測定を行う必要がある。そこで、前出の速度データおよび橋脚1固有の減衰時間および第1センサモジュール2と第2センサモジュール4の設置間隔から車両3の1台が第1センサモジュール2の上を通過していることを確認して測定する。
更に、振動波形による橋脚1の劣化診断を行うためには、劣化によって生じるクラックや空隙による振動伝播の減衰を計測する必要がある。

そのためにタイヤ一つから伝播する鮮明な振動波形を取得することが必要になるが、予め算出したタイヤ間隔と速度から前後タイヤによる振動波形の重なりを分離することで可能になる。そして、振動伝播の減衰による劣化診断は第1センサモジュール2と第2センサモジュール4から得られた振動波形を比較することで可能になる。振動波形の振幅は車両3の速度や重量で変化するが、2つのセンサモジュールには同じ作用が働くため、両センサモジュールから得られる振動波形の差分はセンサモジュール付近の橋脚1に発生しているクラックや空隙が原因ということになる。また、本実施例では2つのセンサモジュールを対にして説明しているが、実際の橋脚には2つ以上のセンサモジュールが設置されており、診断は常に2つのセンサモジュールで実施することを意味する。
(第2の実施形態)
以下、図6の断面図を用いて、本発明の第2の実施形態を、橋脚1と橋脚の上を通過する車両3を例にとり説明する。説明しない事項は、実施の形態1と同様である。
図6において橋脚劣化診断システム200は、橋脚1の上を走行する車両3が通過する時に、車両3から伝播する振動データを取得する第1センサモジュール2が複数箇所に設置されており、無線により受信装置5にデータを送信することができる。
更に、橋脚1の入口と出口に画像撮像装置204が設置されており、取得した画像データを元に車両3の通行状態を判別して無線にて受信装置5に送信することができる。
ここで橋脚1、第1センサモジュール2、車両3、受信装置5は実施例と同等であるため説明を省き、画像撮像装置204について説明する。
画像撮像装置204は橋脚1の出入口において車両3の側面の撮像を行うものである。撮像により車両3のタイヤ間隔と、連続撮影による車両3の速度、および、台数を判別ことができる。以降の橋脚劣化診断システム200における劣化判断の流れは、第1の実施形態と同様であるため説明は省く。しかし、第2の実施形態であっても同様の正確な構造物劣化診断が可能となる。
本発明は、コンクリートや鉄骨を用いて建造された大型の建造物、例えば橋脚、高速道路、高架軌道、立体駐車場、トンネルなどで振動を発生させる車両や列車などが通行する場合において構造物の劣化を診断することができ、公共物の安全担保や修復費用低減に有用である。
1 橋脚
2 第1センサモジュール
3 車両
4 第2センサモジュール
5 受信装置
6 診断装置
10 橋脚劣化診断システム
21 振動波形
22 振動波形
23 振動波形
24 振動波形
25 振動波形
30 構造物劣化診断システム
31 振動波形
32 振動波形
33 振動波形
34 振動波形
35 振動波形
41 前輪通過信号
42 後輪通過信号
200 橋脚劣化診断システム
204 画像撮像装置

Claims (6)

  1. 構造物に設置され、振動データを取得し、無線にてデータを送信する第1センサモジュールと、
    構造物に設置され、振動データを取得し、無線にてデータを送信する第2センサモジュールと、
    前記第1センサモジュールと前記第2センサモジュールとから送信されたデータを受信する受信装置と、
    前記受信装置で得られたデータにより構造物の劣化状態を診断する診断装置と、を備え、
    前記診断装置は、前記第1センサモジュールと前記第2センサモジュールから得られた前記構造物を通過する物体の通行状態に基づき、前記第1センサモジュールから得られた振動データと前記第2センサモジュールから得られた振動データを比較することで構造物の劣化状態を診断する構造物劣化診断システム。
  2. 前記第2センサモジュールは、前記構造物の上を通過する前記物体の振動を取得する請求項1記載の構造物劣化診断システム。
  3. 前記第2センサモジュールは、前記構造物の上を通過する物体の画像を取得する請求項1記載の構造物劣化診断システム。
  4. 前記物体は、車両または列車である請求項1〜3のいずれか1項に記載の構造物劣化診断システム。
  5. 前記通行状態は、前記物体の速度と、前記物体と前記構造物との複数の接触部の間隔である請求項1〜4のいずれか1項に記載の構造物劣化診断システム。
  6. 前記構造物は橋脚である請求項1〜5のいずれか1項に記載の構造物劣化診断システム。
JP2018126473A 2018-07-03 2018-07-03 構造物劣化診断システム Pending JP2020008293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018126473A JP2020008293A (ja) 2018-07-03 2018-07-03 構造物劣化診断システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018126473A JP2020008293A (ja) 2018-07-03 2018-07-03 構造物劣化診断システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020008293A true JP2020008293A (ja) 2020-01-16

Family

ID=69151151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018126473A Pending JP2020008293A (ja) 2018-07-03 2018-07-03 構造物劣化診断システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020008293A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021139717A (ja) * 2020-03-04 2021-09-16 国立大学法人京都大学 構造物の診断システムおよび診断方法
JP7438288B2 (ja) 2021-04-26 2024-02-26 三菱重工業株式会社 風車翼の診断方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021139717A (ja) * 2020-03-04 2021-09-16 国立大学法人京都大学 構造物の診断システムおよび診断方法
JP7253205B2 (ja) 2020-03-04 2023-04-06 国立大学法人京都大学 構造物の診断システムおよび診断方法
JP7438288B2 (ja) 2021-04-26 2024-02-26 三菱重工業株式会社 風車翼の診断方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gangone et al. Wireless monitoring of a multispan bridge superstructure for diagnostic load testing and system identification
RU2444449C1 (ru) Способ и система диагностики и удаленного мониторинга контактной сети железной дороги
CN111060270B (zh) 一种城市高架桥梁可移动式快速监测与智能评估方法
CN102092406A (zh) 光纤光栅传感列车车轮踏面状态在线监测系统
CN108573224A (zh) 一种利用单传感器信息的移动重构主成分的桥梁结构损伤定位方法
CN108520227A (zh) 一种基于双传感器信息的传递熵的桥梁结构损伤定位方法
JP2020008293A (ja) 構造物劣化診断システム
JP5009174B2 (ja) 強風監視方法及び強風監視装置
Abedin et al. Fracture detection in steel girder bridges using self-powered wireless sensors
Wang et al. A practical structural health monitoring system for high-speed train car-body
Malekjafarian et al. Indirect monitoring of critical transport infrastructure: Data analytics and signal processing
Morichika et al. Estimation of displacement response in steel plate girder bridge using a single MEMS accelerometer
Banerji et al. Structural health monitoring of a steel railway bridge for increased axle loads
RU100967U1 (ru) Система диагностики и удаленного мониторинга контактной сети железной дороги
CN103123303B (zh) 一种桥梁安全可靠性的定量、在线监测方法
JP6060331B2 (ja) 走行路欠陥有無検査方法
CN104991986A (zh) 公路桥梁支座及伸缩装置的竖向抗冲击服役性能评定方法
KR101284125B1 (ko) 교량의 동적응답 측정을 위한 이동식 측정시스템
KR20190089583A (ko) 지상 차량 부품 탐지 시스템
CN110171442B (zh) 车轮扁疤的检测系统、检测方法
CN103528719B (zh) 一种装配式桥梁整体性快速检测方法
Zolghadri et al. Identification of truck types using strain sensors include co-located strain gauges
Lu A statistical based damage detection approach for highway bridge structural health monitoring
CN104501929A (zh) 车辆应变称重系统
Schumacher et al. Detection of vehicles with studded tires using acoustic emission sensors mounted to highway bridges

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190123