JP2020005010A - ユーザ装置、制御装置、及び通信制御方法 - Google Patents

ユーザ装置、制御装置、及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】5GSにおいて、LADN(Local Area Data Network)への接続性を提供するための機能の拡張を実現するための通信手段を提供する。【解決手段】5GSにおいて、LADN(Local Area Data Network)への接続性を提供するための機能の拡張を可能とするための通信手段を提供する。さらに、LADNへの接続性を提供するための機能の拡張が可能である場合において、ユーザ装置とネットワークとの間で、拡張されたLADNへの接続性を提供するための機能を使用可能とするための通信手段を提供する。【選択図】図2

Description

本開示は、ユーザ装置、制御装置、及び通信制御方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、次世代、すなわち第5世代(5G)の移動通信システムである5GS(5G System)のシステムアーキテクチャについての検討が開始されており、新しい手続きや新しい機能のサポートについて議論が行われている(非特許文献1及び非特許文献2参照)。
例えば、多種多様なサービスに応じた、継続的な移動通信サービスをサポートする為の通信手続きの最適化及び多様化や、通信手続きの最適化及び多様化に合わせたシステムアーキテクチャの最適化等も要求条件として挙げられている。
3GPP TS 23.501 v15.2.0 (2018-06); Technical Specification Group Services and System Aspects; System Architecture for the 5G System; Stage 2 (Release 15) 3GPP TS 23.502 v15.2.0 (2018-06); Technical Specification Group Services and System Aspects; Procedures for the 5G System; Stage 2 (Release 15)
5GS(5G System)では、多種多様なサービスを提供するために、新たなコアネットワークである5GCN(5G Core Network)が検討されている。尚、5GSでは、LADN(Local Area Data Network)への接続性を提供するための機能等の新しい機能がサポートされている。
5GSでは、LADNへの接続性を提供するための機能等の新しい機能を、さらに拡張する検討も始められている。しかし、LADNへの接続性を提供するための機能の拡張を実現する際、新しい手続きや新しい機能をどのように用いて5GSで実現するかは明確になっていない。
本発明は、以上のような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、5GSにおけるLADNへの接続性を提供するための機能の拡張の実現方法を提供することである。
本発明の一実施形態のユーザ装置は、送受信部と制御部とを備え、前記制御部は、登録手続きにおいて、登録要求メッセージを制御装置に送信し、登録受諾メッセージを前記制御装置から受信し、前記登録要求メッセージは、Local Area Data Network (LADN)サービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Aを含み、前記登録受諾メッセージは、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Bを含み、前記制御部は、前記情報Bが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す場合に、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、前記情報Bが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示す場合に、前記一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定することを特徴とするユーザ装置。
本発明の一実施形態の制御装置は、送受信部と制御部とを備え、前記制御部は、登録手続きにおいて、登録要求メッセージをユーザ装置から受信し、登録受諾メッセージを前記ユーザ装置に送信し、前記登録要求メッセージは、Local Area Data Network (LADN)サービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Aを含み、前記登録受諾メッセージは、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Bを含み、前記制御部は、前記情報Aが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す場合に、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、前記情報Aが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示す場合に、前記一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、前記登録受諾メッセージは、さらに、前記LADNサービスエリアを示す情報Cを含むことを特徴とする。
本発明の一実施形態のユーザ装置の通信制御方法は、登録手続きにおいて、登録要求メッセージを制御装置に送信するステップと、登録受諾メッセージを前記制御装置から受信するステップとを有し、前記登録要求メッセージは、Local Area Data Network (LADN)サービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Aを含み、前記登録受諾メッセージは、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Bを含み、前記ユーザ装置は、前記情報Bが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す場合に、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、前記情報Bが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示す場合に、前記一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定することを特徴とする。
本発明の一実施形態の制御装置の通信制御方法は、登録手続きにおいて、登録要求メッセージをユーザ装置から受信するステップと、登録受諾メッセージを前記ユーザ装置に送信するステップとを有し、前記登録要求メッセージは、Local Area Data Network (LADN)サービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Aを含み、前記登録受諾メッセージは、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Bを含み、前記制御装置は、前記情報Aが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す場合に、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、前記情報Aが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示す場合に、前記一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、前記登録受諾メッセージは、さらに、前記LADNサービスエリアを示す情報Cを含むことを特徴とする。
本発明によれば、5GSにおいて、LADNへの接続性を提供するための機能の拡張を実現することが可能となり、さらに、拡張されたLADNへの接続性を提供するための機能を使用することが可能となる。
移動通信システム(EPS/5GS)の概略を説明する図である。 移動通信システム(EPS/5GS)の詳細構成を説明する図である。 UEの装置構成を説明する図である。 5GSにおけるアクセスネットワーク装置(gNB)の構成を説明する図である。 5GSにおけるコアネットワーク装置(AMF/SMF/UPF)の構成を説明する図である。 登録手続きを説明する図である。
図面を参照しながら、本発明を実施する為の最良の形態について、説明する。
[1. システムの概要]
まず、図1は、各実施形態で使用される移動通信システム1の概略を説明する為の図であり、図2は、その移動通信システム1の詳細構成を説明する為の図である。
図1には、移動通信システム1は、UE_A10、アクセスネットワーク_A80、コアネットワーク_A90、PDN(Packet Data Network)_A5、アクセスネットワーク_B120、コアネットワーク_B190、DN(Data Network)_A6により構成されることが記載されている。
以下では、これらの装置・機能について、UE、アクセスネットワーク_A、コアネットワーク_A、PDN、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DN等のように、記号を省略して記載する場合がある。
また、図2には、UE_A10、E-UTRAN80、MME40、SGW35、PGW-U30、PGW-C32、PCRF60、HSS50、5G AN120、AMF140、UPF130、SMF132、PCF160、UDM150等の装置・機能、及びこれらの装置・機能を互いに接続するインターフェースが記載されている。
以下では、これらの装置・機能について、UE、E-UTRAN、MME、SGW、PGW-U、PGW-C、PCRF、HSS、5G AN、AMF、UPF、SMF、PCF、UDM等のように、記号を省略して記載する場合がある。
尚、4GシステムであるEPS(Evolved Packet System)は、アクセスネットワーク_A及びコアネットワーク_Aを含んで構成されるが、さらにUE及び/又はPDNが含まれても良い。また、5Gシステムである5GS(5G System)は、UE、アクセスネットワーク_B及びコアネットワーク_Bを含んで構成されるが、さらにDNが含まれても良い。
UEは、3GPPアクセス(3GPPアクセスネットワーク、3GPP ANとも称する)及び/又はnon-3GPPアクセス(non-3GPPアクセスネットワーク、non-3GPP ANとも称する)を介して、ネットワークサービスに対して接続可能な装置である。UEは、携帯電話やスマートフォン等の無線通信が可能な端末装置であってよく、EPSにも5GSにも接続可能な端末装置であってよい。UEは、UICC(Universal Integrated Circuit Card)やeUICC(Embedded UICC)を備えてもよい。尚、UEのことをユーザ装置と表現してもよいし、端末装置と表現してもよい。
また、アクセスネットワーク_Aは、E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)及び/又は無線LANアクセスネットワークに対応する。E-UTRANには、1以上のeNB(evolved Node B)45が配置される。尚、以下では、eNB45は、eNBのように記号を省略して記載する場合がある。また、複数のeNBがある場合は、各eNBは、例えばX2インターフェースにより、互いに接続されている。また、無線LANアクセスネットワークには、1以上のアクセスポイントが配置される。
また、アクセスネットワーク_Bは、5Gアクセスネットワーク(5G AN)に対応する。5G ANは、NG-RAN(NG Radio Access Network)及び/又はnon-3GPP アクセスネットワークで構成される。NG-RANには、1以上のgNB(NR NodeB)122が配置される。尚、以下では、gNB122は、eNBのように記号を省略して記載する場合がある。gNBは、NR(New Radio)ユーザプレーンと制御プレーンをUEに提供するノードであり、5GCNに対してNGインターフェース(N2インターフェース又はN3インターフェースを含む)を介して接続するノードである。すなわち、gNBは、5GSのために新たに設計された基地局装置であり、4GシステムであるEPSで使用されていた基地局装置(eNB)とは異なる機能を有する。また、複数のgNBがある場合は、各gNBは、例えばXnインターフェースにより、互いに接続している。
また、以下では、E-UTRANやNG-RANは、3GPPアクセスと称することがある。また、無線LANアクセスネットワークやnon-3GPP ANは、non-3GPPアクセスと称することがある。また、アクセスネットワーク_Bに配置されるノードを、まとめてNG-RANノードとも称することがある。
また、以下では、アクセスネットワーク_A、及び/又はアクセスネットワーク_B、及び/又はアクセスネットワーク_Aに含まれる装置、及び/又はアクセスネットワーク_Bに含まれる装置は、アクセスネットワーク、又はアクセスネットワーク装置と称する場合がある。
また、コアネットワーク_Aは、EPC(Evolved Packet Core)に対応する。EPCには、例えば、MME(Mobility Management Entity)、SGW(Serving Gateway)、PGW(Packet Data Network Gateway)-U、PGW-C、PCRF(Policy and Charging Rules Function)、HSS(Home Subscriber Server)等が配置される。
また、コアネットワーク_Bは、5GCN(5G Core Network)に対応する。5GCNには、例えば、AMF(Access and Mobility Management Function)、UPF(User Plane Function)、SMF(Session Management Function)、PCF(Policy Control Function)、UDM(Unified Data Management)等が配置される。ここで、5GCNは、5GCと表現されてもよい。
また、以下では、コアネットワーク_A、及び/又はコアネットワーク_B、コアネットワーク_Aに含まれる装置、及び/又はコアネットワーク_Bに含まれる装置は、コアネットワーク、又はコアネットワーク装置と称する場合がある。
コアネットワーク(コアネットワーク_A及び/又はコアネットワーク_B)は、アクセスネットワーク(アクセスネットワーク_A及び/又はアクセスネットワーク_B)と、PDN及び/又はDNとを接続した移動体通信事業者(Mobile Network Operator; MNO)が運用するIP移動通信ネットワークの事であってもよいし、移動通信システム1を運用、管理する移動体通信事業者の為のコアネットワークでもよいし、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)、MVNE(Mobile Virtual Network Enabler)等の仮想移動通信事業者や仮想移動体通信サービス提供者の為のコアネットワークでもよい。
また、図1では、PDNとDNが同一である場合が記載されているが、異なっていても良い。PDNは、UEに通信サービスを提供するDN(Data Network)であってよい。尚、DNは、パケットデータサービス網として構成されてもよいし、サービス毎に構成されてもよい。さらに、PDNは、接続された通信端末を含んでもよい。従って、PDNと接続する事は、PDNに配置された通信端末やサーバ装置と接続する事であってもよい。さらに、PDNとの間でユーザデータを送受信する事は、PDNに配置された通信端末やサーバ装置とユーザデータを送受信する事であってもよい。尚、PDNのことをDNと表現してもよいし、DNのことをPDNと表現してもよい。
また、以下では、アクセスネットワーク_A、コアネットワーク_A、PDN、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNの少なくとも一部、及び/又はこれらに含まれる1以上の装置を、ネットワーク又はネットワーク装置と呼称する場合がある。つまり、ネットワーク及び/又はネットワーク装置が、メッセージを送受信する、及び/又は手続きを実行するということは、アクセスネットワーク_A、コアネットワーク_A、PDN、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNの少なくとも一部、及び/又はこれらに含まれる1以上の装置が、メッセージを送受信する、及び/又は手続きを実行することを意味する。
また、UEは、アクセスネットワークに接続することができる。また、UEは、アクセスネットワークを介して、コアネットワークと接続する事ができる。さらに、UEは、アクセスネットワーク及びコアネットワークを介して、PDN又はDNに接続する事ができる。すなわち、UEは、PDN又はDNとの間で、ユーザデータを送受信(通信)する事ができる。ユーザデータを送受信する際は、IP(Internet Protocol)通信だけでなく、non-IP通信を用いてもよい。
ここで、IP通信とは、IPを用いたデータ通信の事であり、IPパケットにより、データの送受信が行われる。IPパケットは、IPヘッダとペイロード部で構成される。ペイロード部には、EPSに含まれる装置・機能や、5GSに含まれる装置・機能が送受信するデータが含まれてよい。また、non-IP通信とは、IPを用いないデータ通信の事であり、IPパケットの構造とは異なる形式により、データの送受信が行われる。例えば、non-IP通信は、IPヘッダが付与されていないアプリケーションデータの送受信によって実現されるデータ通信でもよいし、マックヘッダやEthernet(登録商標)フレームヘッダ等の別のヘッダを付与してUEが送受信するユーザデータを送受信してもよい。
[2. 各装置の構成]
次に、各実施形態で使用される各装置(UE、及び/又はアクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置)の構成について、図を用いて説明する。尚、各装置は、物理的なハードウェアとして構成されても良いし、汎用的なハードウェア上に構成された論理的な(仮想的な)ハードウェアとして構成されても良いし、ソフトウェアとして構成されても良い。また、各装置の持つ機能の少なくとも一部(全部を含む)が、物理的なハードウェア、論理的なハードウェア、ソフトウェアとして構成されても良い。
尚、以下で登場する各装置・機能内の各記憶部(記憶部_A340、記憶部_A440、記憶部_B540、記憶部_A640、記憶部_B740)は、例えば、半導体メモリ、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)等で構成されている。また、各記憶部は、出荷段階からもともと設定されていた情報だけでなく、自装置・機能以外の装置・機能(例えば、UE、及び/又はアクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置、及び/又はPDN、及び/又はDN)との間で、送受信した各種の情報を記憶する事ができる。また、各記憶部は、後述する各種の通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報、制御情報、フラグ、パラメータ等を記憶することができる。また、各記憶部は、これらの情報をUE毎に記憶してもよい。また、各記憶部は、5GSとEPSとの間のインターワークをした場合には、5GS及び/又はEPS内に含まれる装置・機能との間で送受信した制御メッセージやユーザデータを記憶することができる。このとき、N26インターフェースを介して送受信されたものだけでなく、N26インターフェースを介さずに送受信されたものも記憶することができる。
[2.1. UEの装置構成]
まず、UE(User Equipment)の装置構成例について、図3を用いて説明する。UEは、制御部_A300、アンテナ310、送受信部_A320、記憶部_A340で構成されている。制御部_A300、送受信部_A320、記憶部_A340は、バスを介して接続されている。送受信部_A320は、アンテナ310と接続している。
制御部_A300は、UE全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_A300は、必要に応じて、記憶部_A340に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、UEにおける各種の処理を実現する。
送受信部_A320は、アンテナを介して、アクセスネットワーク内の基地局装置(eNB又はgNB)と無線通信する為の機能部である。すなわち、UEは、送受信部_A320を用いて、アクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置、及び/又はPDN、及び/又はDNとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
図2を参照して詳細に説明すると、UEは、送受信部_A320を用いることにより、LTE-Uuインターフェースを介して、E-UTRAN内の基地局装置(eNB)と通信することができる。また、UEは、送受信部_A320を用いることにより、5G AN内の基地局装置(gNB)と通信することができる。また、UEは、送受信部_A320を用いることにより、N1インターフェースを介してAMFとNAS(Non-Access-Stratum)メッセージの送受信をすることができる。ただし、N1インターフェースは論理的なものであるため、実際には、UEとAMFの間の通信は、5G ANを介して行われる。
記憶部_A340は、UEの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
[2.2. gNBの装置構成]
次に、gNBの装置構成例について、図4を用いて説明する。gNB は、制御部_B500、アンテナ510、ネットワーク接続部_B520、送受信部_B530、記憶部_B540で構成されている。制御部_B500、ネットワーク接続部_B520、送受信部_B530、記憶部_B540は、バスを介して接続されている。送受信部_B530は、アンテナ510と接続している。
制御部_B500は、gNB全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B500は、必要に応じて、記憶部_B540に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、gNBにおける各種の処理を実現する。
ネットワーク接続部_B520は、gNBが、AMF及び/又はUPFと通信する為の機能部である。すなわち、gNBは、ネットワーク接続部_B520を用いて、AMF及び/又はUPFとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
送受信部_B530は、アンテナ510を介して、UEと無線通信する為の機能部である。すなわち、gNBは、送受信部_B530を用いて、UEとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
図2を参照して詳細に説明すると、5G AN内にあるgNBは、ネットワーク接続部_B520を用いることにより、N2インターフェースを介して、AMFと通信することができ、N3インターフェースを介して、UPFと通信することができる。また、gNBは、送受信部_B530を用いることにより、UEと通信することができる。
記憶部_B540は、gNBの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
[2.3. AMFの装置構成]
次に、AMFの装置構成例について、図5を用いて説明する。AMFは、制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740で構成されている。制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740は、バスを介して接続されている。AMFは、制御プレーンを扱うノードであってよい。
制御部_B700は、AMF全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B700は、必要に応じて、記憶部_B740に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、AMFにおける各種の処理を実現する。
ネットワーク接続部_B720は、AMFが、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF、及び/又はPCF、及び/又はUDM、及び/又はSCEFと接続する為の機能部である。すなわち、AMFは、ネットワーク接続部_B720を用いて、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF、及び/又はPCF、及び/又はUDM、及び/又はSCEFとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
図2を参照して詳細に説明すると、5GCN内にあるAMFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N2インターフェースを介して、gNBと通信することができ、N8インターフェースを介して、UDMと通信することができ、N11インターフェースを介して、SMFと通信することができ、N15インターフェースを介して、PCFと通信することができる。また、AMFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N1インターフェースを介して、UEとNASメッセージの送受信をすることができる。ただし、N1インターフェースは論理的なものであるため、実際には、UEとAMFの間の通信は、5G ANを介して行われる。また、AMFは、N26インターフェースをサポートする場合、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N26インターフェースを介して、MMEと通信することができる。
記憶部_B740は、AMFの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
尚、AMFは、N2インターフェースを用いたRANとの制御メッセージを交換する機能、N1インターフェースを用いたUEとのNASメッセージを交換する機能、NASメッセージの暗号化及び完全性保護を行う機能、登録管理(Registration management; RM)機能、接続管理(Connection management; CM)機能、到達可能性管理(Reachability management)機能、UE等の移動性管理(Mobility management)機能、UEとSMF間のSM(Session Management)メッセージを転送する機能、アクセス認証(Access Authentication、Access Authorization)機能、セキュリティアンカー機能(SEA; Security Anchor Functionality)、セキュリティコンテキスト管理(SCM; Security Context Management)機能、N3IWF(Non-3GPP Interworking Function)に対するN2インターフェースをサポートする機能、N3IWFを介したUEとのNAS信号の送受信をサポートする機能、N3IWFを介して接続するUEの認証する機能等を有する。
また、登録管理では、UEごとのRM状態が管理される。RM状態は、UEとAMFとの間で同期がとられていてもよい。RM状態としては、非登録状態(RM-DEREGISTERED state)と、登録状態(RM-REGISTERED state)がある。RM-DEREGISTERED状態では、UEはネットワークに登録されていないため、AMFにおけるUEコンテキストが、そのUEに対する有効な位置情報やルーティング情報を持っていない為、AMFはUEに到達できない状態である。また、RM-REGISTERED状態では、UEはネットワークに登録されているため、UEはネットワークとの登録が必要なサービスを受信することができる。尚、RM状態は、5GMM状態(5GMM state)と表現されてもよい。この場合、RM-DEREGISTERED状態は、5GMM-DEREGISTERED状態と表現されてもよいし、RM-REGISTERED状態は、5GMM-REGISTERED状態と表現されてもよい。
言い換えると、5GMM-REGISTEREDは、各装置が、5GMMコンテキストを確立した状態であってもよいし、PDUセッションコンテキストを確立した状態であってもよい。尚、各装置が5GMM-REGISTEREDである場合、UE_A10は、ユーザデータや制御メッセージの送受信を開始してもよいし、ページングに対して応答してもよい。さらに、尚、各装置が5GMM-REGISTEREDである場合、UE_A10は、初期登録のための登録手続き以外の登録手続き、及び/又はサービス要求手続きを実行してもよい。
さらに、5GMM-DEREGISTEREDは、各装置が、5GMMコンテキストを確立していない状態であってもよいし、UE_A10の位置情報がネットワークに把握されていない状態であってもよいし、ネットワークがUE_A10に到達不能である状態であってもよい。尚、各装置が5GMM-DEREGISTEREDである場合、UE_A10は、登録手続きを開始してもよいし、登録手続きを実行することで5GMMコンテキストを確立してもよい。
また、接続管理では、UEごとのCM状態が管理される。CM状態は、UEとAMFとの間で同期がとられていてもよい。CM状態としては、非接続状態(CM-IDLE state)と、接続状態(CM-CONNECTED state)がある。CM-IDLE状態では、UEはRM-REGISTERED状態にあるが、N1インターフェースを介したAMFとの間で確立されるNASシグナリング接続(NAS signaling connection)を持っていない。また、CM-IDLE状態では、UEはN2インターフェースの接続(N2 connection)、及びN3インターフェースの接続(N3 connection)を持っていない。一方、CM-CONNECTED状態では、N1インターフェースを介したAMFとの間で確立されるNASシグナリング接続(NAS signaling connection)を持っている。また、CM-CONNECTED状態では、UEはN2インターフェースの接続(N2 connection)、及び/又はN3インターフェースの接続(N3 connection)を持っていてもよい。
さらに、接続管理では、3GPPアクセスにおけるCM状態と、non-3GPPアクセスにおけるCM状態とで分けて管理されてもよい。この場合、3GPPアクセスにおけるCM状態としては、3GPPアクセスにおける非接続状態(CM-IDLE state over 3GPP access)と、3GPPアクセスにおける接続状態(CM-CONNECTED state over 3GPP access)とがあってよい。さらに、non-3GPPアクセスにおけるCM状態としては、non-3GPPアクセスにおける非接続状態(CM-IDLE state over non-3GPP access)と、non-3GPPアクセスにおける接続状態(CM-CONNECTED state over non-3GPP access)とがあってよい。尚、非接続状態はアイドルモード表現されてもよく、接続状態モードはコネクテッドモードと表現されてもよい。
尚、CM状態は、5GMMモード(5GMM mode)と表現されてもよい。この場合、非接続状態は、5GMM非接続モード(5GMM-IDLE mode)と表現されてもよいし、接続状態は、5GMM接続モード(5GMM-CONNECTED mode)と表現されてもよい。さらに、3GPPアクセスにおける非接続状態は、3GPPアクセスにおける5GMM非接続モード(5GMM-IDLE mode over 3GPP access)と表現されてもよいし、3GPPアクセスにおける接続状態は、3GPPアクセスにおける5GMM接続モード(5GMM-CONNECTED mode over 3GPP access)と表現されてもよい。さらに、non-3GPPアクセスにおける非接続状態は、non-3GPPアクセスにおける5GMM非接続モード(5GMM-IDLE mode over non-3GPP access)と表現されてもよいし、non-3GPPアクセスにおける接続状態は、non-3GPPアクセスにおける5GMM接続モード(5GMM-CONNECTED mode over non-3GPP access)と表現されてもよい。尚、5GMM非接続モードはアイドルモード表現されてもよく、5GMM接続モードはコネクテッドモードと表現されてもよい。
また、AMFは、コアネットワーク_B内に1以上配置されてもよい。また、AMFは、1以上のNSI(Network Slice Instance)を管理するNFでもよい。また、AMFは、複数のNSI間で共有される共有CPファンクション(CCNF; Common CPNF(Control Plane Network Function))でもよい。
尚、N3IWFは、UEが5GSに対してnon-3GPPアクセスを介して接続する場合に、non-3GPPアクセスと5GCNとの間に配置される装置及び/又は機能である。
[2.4. SMFの装置構成]
次に、SMFの装置構成例について、図5を用いて説明する。SMFは、制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740で構成されている。制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740は、バスを介して接続されている。SMFは、制御プレーンを扱うノードであってよい。
制御部_B700は、SMF全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B700は、必要に応じて、記憶部_B740に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、SMFにおける各種の処理を実現する。
ネットワーク接続部_B720は、SMFが、AMF、及び/又はUPF、及び/又はPCF、及び/又はUDMと接続する為の機能部である。すなわち、SMFは、ネットワーク接続部_B720を用いて、AMF、及び/又はUPF、及び/又はPCF、及び/又はUDMとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
図2を参照して詳細に説明すると、5GCN内にあるSMFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N11インターフェースを介して、AMFと通信することができ、N4インターフェースを介して、UPFと通信することができ、N7インターフェースを介して、PCFと通信することができ、N10インターフェースを介して、UDMと通信することができる。
記憶部_B740は、SMFの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
SMFは、PDUセッションの確立・修正・解放等のセッション管理(Session Management)機能、UEに対するIPアドレス割り当て(IP address allocation)及びその管理機能、UPFの選択と制御機能、適切な目的地(送信先)へトラフィックをルーティングする為のUPFの設定機能、NASメッセージのSM部分を送受信する機能、下りリンクのデータが到着したことを通知する機能(Downlink Data Notification)、AMF経由でN2インターフェースを介してANに送信される、AN特有の(ANごとの)SM情報を提供する機能、セッションに対するSSCモード(Session and Service Continuity mode)を決定する機能、ローミング機能等を有する。
[2.5. UPFの装置構成]
次に、UPFの装置構成例について、図5を用いて説明する。UPFは、制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740で構成されている。制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740は、バスを介して接続されている。UPFは、制御プレーンを扱うノードであってよい。
制御部_B700は、UPF全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B700は、必要に応じて、記憶部_B740に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、UPFにおける各種の処理を実現する。
ネットワーク接続部_B720は、UPFが、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF、及び/又はDNと接続する為の機能部である。すなわち、UPFは、ネットワーク接続部_B720を用いて、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF、及び/又はDNとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
図2を参照して詳細に説明すると、5GCN内にあるUPFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N3インターフェースを介して、gNBと通信することができ、N4インターフェースを介して、SMFと通信することができ、N6インターフェースを介して、DNと通信することができ、N9インターフェースを介して、他のUPFと通信することができる。
記憶部_B740は、UPFの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
UPFは、intra-RAT mobility又はinter-RAT mobilityに対するアンカーポイントとしての機能、DNに相互接続するための外部PDUセッションポイントとしての機能(つまり、DNとコアネットワーク_Bとの間のゲートウェイとして、ユーザデータを転送する機能)、パケットのルーティング及び転送する機能、1つのDNに対して複数のトラフィックフローのルーティングをサポートするUL CL(Uplink Classifier)機能、マルチホーム(multi-homed)PDUセッションをサポートするBranching point機能、user planeに対するQoS (Quality of Service) 処理機能、上りリンクトラフィックの検証機能、下りリンクパケットのバッファリング、下りリンクデータ通知(Downlink Data Notification)をトリガする機能等を有する。
また、UPFは、IP通信及び/又はnon-IP通信の為のゲートウェイでもよい。また、UPFは、IP通信を転送する機能を持ってもよく、non-IP通信とIP通信を変換する機能を持っていてもよい。さらに複数配置されるゲートウェイは、コアネットワーク_Bと単一のDNを接続するゲートウェイでもよい。尚、UPFは、他のNFとの接続性を備えてもよく、他のNFを介して各装置に接続してもよい。
尚、ユーザプレーン(user plane)は、UEとネットワークとの間で送受信されるユーザデータ(user data)のことである。ユーザプレーンは、PDNコネクション、又はPDUセッションを用いて送受信されてもよい。さらに、EPSの場合、ユーザプレーンは、LTE-Uuインターフェース、及び/又はS1-Uインターフェース、及び/又はS5インターフェース、及び/又はS8インターフェース、及び/又はSGiインターフェースを用いて送受信されてもよい。さらに、5GSの場合、ユーザプレーンは、UEとNG RANとの間のインターフェース、及び/又はN3インターフェース、及び/又はN9インターフェース、及び/又はN6インターフェースを介して送受信されてもよい。以下、ユーザプレーンは、U-Planeと表現されてもよい。
さらに、制御プレーン(control plane)は、UEの通信制御等を行うために送受信される制御メッセージのことである。制御プレーンは、UEとMMEとの間のNAS (Non-Access-Stratum)シグナリングコネクションを用いて送受信されてもよい。さらに、EPSの場合、制御プレーンは、LTE-Uuインターフェース、及びS1-MMEインターフェースを用いて送受信されてもよい。さらに、5GSの場合、制御プレーンは、UEとNG RANとの間のインターフェース、及びN2インターフェースを用いて送受信されてもよい。以下、制御プレーンは、コントロールプレーンと表現されてもよいし、C-Planeと表現されてもよい。
さらに、U-Plane(User Plane; UP)は、ユーザデータを送受信する為の通信路でもよく、複数のベアラで構成されてもよい。さらに、C-Plane(Control Plane; CP)は、制御メッセージを送受信する為の通信路でもよく、複数のベアラで構成されてもよい。
[2.6. その他の装置及び/又は機能の説明]
次に、その他の装置及び/又は機能について説明を行う。
PCFは、ポリシールールを提供する機能等を有する。
また、UDMは、認証情報処理(Authentication credential processing)機能、ユーザ識別処理機能、アクセス認証機能、登録/移動性管理機能、加入者情報の管理(subscription management)機能等を有する。
また、PCRFは、PGW及び/又はPDNに接続されており、データ配送に対するQoS管理を行う機能等を有する。例えば、UE_A10とPDN間の通信路のQoSの管理を行う。さらに、PCRFは、各装置がユーザデータを送受信する際に用いるPCC(Policy and Charging Control)ルール、及び/又はルーティングルールを作成、及び/又は管理する装置でもよい。
また、HSSは、MME及び/又はSCEFに接続されており、加入者情報の管理を行う機能等を有する。HSSの加入者情報は、例えばMMEのアクセス制御の際に参照される。さらに、HSSは、MMEとは異なる位置管理装置と接続されていてもよい。
また、SCEFは、DN及び/又はPDNとMMEとHSSとに接続されており、DN及び/又はPDNとコアネットワーク_Aとを繋ぐゲートウェイとしてユーザデータの転送を行う中継装置としての機能等を有する。尚、SCEFは、non-IP通信の為のゲートウェイでもよい。さらに、SCEFは、non-IP通信とIP通信を変換する機能を持っていてもよい。また、こうしたゲートウェイはコアネットワーク_Aに複数配置されてよい。SCEFはコアネットワークの外側に構成されてもよいし、内側に構成されてもよい。
[3. 各実施形態で用いられる用語・識別情報、手続きの説明]
各実施形態で、少なくとも1つは用いられる用語・識別情報、手続きを予め説明する。
[3.1. 各実施形態で用いられる用語・識別情報の説明]
まず、各実施形態で用いられる、専門性の高い用語や、手続きで使用される識別情報について、予め説明する。
ネットワークとは、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNのうち、少なくとも一部を指す。また、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNのうち、少なくとも一部に含まれる1以上の装置を、ネットワーク又はネットワーク装置と称してもよい。つまり、ネットワークがメッセージの送受信及び/又は処理を実行するということは、ネットワーク内の装置(ネットワーク装置、及び/又は制御装置)がメッセージの送受信及び/又は処理を実行することを意味してもよい。逆に、ネットワーク内の装置がメッセージの送受信及び/又は処理を実行するということは、ネットワークがメッセージの送受信及び/又は処理を実行することを意味してもよい。
また、SM(セッションマネジメント)メッセージ(NAS (Non-Access-Stratum) SMメッセージとも称する)は、SMのための手続きで用いられるNASメッセージであってよく、AMF_A240を介してUE_A10とSMF_A230の間で送受信される制御メッセージであってよい。さらに、SMメッセージには、PDUセッション確立要求メッセージ、PDUセッション確立受諾メッセージ、PDUセッション完了メッセージ、PDUセッション拒絶メッセージ、PDUセッション変更要求メッセージ、PDUセッション変更受諾メッセージ、PDUセッション変更応答メッセージ等が含まれてもよい。また、SMのための手続きには、PDUセッション確立手続きが含まれてもよい。
また、5GS(5G System)サービスは、コアネットワーク_B190を用いて提供される接続サービスでよい。さらに、5GSサービスは、EPSサービスと異なるサービスでもよいし、EPSサービスと同様のサービスでもよい。
また、non 5GSサービスは、5GSサービス以外のサービスでよく、EPSサービス、及び/又はnon EPSサービスが含まれてもよい。
また、シングルレジストレーションモードは、UE_A10が、N1モードとS1モードが利用可能な場合に、5GMM状態とEMM状態に対して、共通の登録状態を維持するモードである。
また、デュアルレジストレーションモードは、UE_A10が、N1モードとS1モードが利用可能な場合に、5GMM状態とEMM状態とを独立して登録状態を維持するモードである。尚、UE_A10は、デュアルレジストレーションモードの場合、N1モードのみでネットワークに登録(つまり5GCだけに登録)されていてもよいし、S1モードのみでネットワークに登録(EPCだけに登録)されていてもよいし、N1モードとS1モードの両方でネットワークに登録(5GCとEPCの両方に登録)されていてもよい。
また、5GSとEPCとのインターワークするために、5GCとEPC NASの両方をサポートするUEは、シングルレジストレーションモード、又はデュアルレジストレーションモードで動作することができる。
また、S1モードは、UE_A10に対して、E-UTRANを介したEPCへのアクセスを許可したモードである。言い換えると、S1モードは、S1インターフェースを用いたメッセージの送受信が実行されるモードであってもよい。尚、S1インターフェースは、S1-MMEインターフェース及びS1-Uインターフェースで構成されて良い。
また、N1モードは、UE_A10に対して、5Gアクセスネットワークを介した5GCへのアクセスを許可したモードである。言い換えると、N1モードは、N1インターフェースを用いたメッセージの送受信が実行されるモードであってもよい。
また、APN(Access Point Name)は、コアネットワーク及び/又はPDN等の外部ネットワークを識別する識別情報でよい。さらに、APNは、コアネットワークA_90を接続するPGW_A30/UPF_A235等のゲートウェイを選択する情報として用いることもできる。
また、PDN(Packet Data Network)タイプとは、PDNコネクションのタイプを示すものであり、IPv4、IPv6、IPv4v6、non-IPがある。IPv4が指定された場合、IPv4を用いてデータの送受信を行う事を示す。IPv6が指定された場合は、IPv6を用いてデータの送受信を行う事を示す。IPv4v6が指定された場合は、IPv4又はIPv6を用いてデータの送受信を行う事を示す。non-IPが指定された場合は、IPを用いた通信ではなく、IP以外の通信方法によって通信する事を示す。
また、PDU(Protocol Data Unit/Packet Data Unit)セッションとは、PDU接続性サービスを提供するDNとUEとの間の関連性として定義することができるが、UEと外部ゲートウェイとの間で確立される接続性であってもよい。UEは、5GSにおいて、アクセスネットワーク_B及びコアネットワーク_Bを介したPDUセッションを確立することにより、PDUセッションを用いて、DNとの間のユーザデータの送受信を行うことができる。ここで、この外部ゲートウェイとは、UPF、SCEF等であってよい。UEは、PDUセッションを用いて、DNに配置されるアプリケーションサーバー等の装置と、ユーザデータの送受信を実行する事ができる。
尚、各装置(UE、及び/又はアクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置)は、PDUセッションに対して、1以上の識別情報を対応づけて管理してもよい。尚、これらの識別情報には、DNN、QoSルール、PDUセッションタイプ、アプリケーション識別情報、NSI識別情報、アクセスネットワーク識別情報、及びSSC modeのうち1以上が含まれてもよいし、その他の情報がさらに含まれてもよい。さらに、PDUセッションを複数確立する場合には、PDUセッションに対応づけられる各識別情報は、同じ内容でもよいし、異なる内容でもよい。
また、DNN(Data Network Name)は、コアネットワーク及び/又はDN等の外部ネットワークを識別する識別情報でよい。さらに、DNNは、コアネットワークB190を接続するPGW_A30/UPF_A235等のゲートウェイを選択する情報として用いることもできる。さらに、DNNは、APN(Access Point Name)に相当するものでもよい。
また、PDU(Protocol Data Unit/Packet Data Unit)セッションタイプは、PDUセッションのタイプを示すものであり、IPv4、IPv6、Ethernet、Unstructuredがある。IPv4が指定された場合、IPv4を用いてデータの送受信を行うことを示す。IPv6が指定された場合は、IPv6を用いてデータの送受信を行うことを示す。Ethernetが指定された場合は、Ethernetフレームの送受信を行うことを示す。また、Ethernetは、IPを用いた通信を行わないことを示してもよい。Unstructuredが指定された場合は、Point-to-Point(P2P)トンネリング技術を用いて、DNにあるアプリケーションサーバー等にデータを送受信することを示す。P2Pトンネリング技術としては、例えば、UDP/IPのカプセル化技術を用いても良い。尚、PDUセッションタイプには、上記の他にIPが含まれても良い。IPは、UEがIPv4とIPv6の両方を使用可能である場合に指定する事ができる。
また、ネットワークスライス(NS)とは、特定のネットワーク能力及びネットワーク特性を提供する論理的なネットワークである。UE及び/又はネットワークは、5GSにおいて、ネットワークスライス(NWスライス; NS)をサポートすることができる。
また、ネットワークスライスインスタンス(NSI)とは、ネットワーク機能(NF)のインスタンス(実体)と、必要なリソースのセットで構成され、配置されるネットワークスライスを形成する。ここで、NFとは、ネットワークにおける処理機能であって、3GPPで採用又は定義されたものである。NSIはコアネットワーク_B内に1以上構成される、NSの実体である。また、NSIはNST(Network Slice Template)を用いて生成された仮想的なNF(Network Function)により構成されてもよい。ここで、NSTとは、要求される通信サービスや能力(capability)を提供する為のリソース要求に関連付けられ、1以上のNFの論理的表現である。つまり、NSIとは、複数のNFにより構成されたコアネットワーク_B190内の集合体でよい。また、NSIはサービス等によって配送されるユーザデータを分ける為に構成された論理的なネットワークでよい。NSには、1以上のNFが構成されてよい。NSに構成されるNFは、他のNSと共有される装置であってもよいし、そうでなくてもよい。UE、及び/又ネットワーク内の装置は、NSSAI、及び/又はS-NSSAI、及び/又はUE usage type、及び/又は1以上のNSI ID等の登録情報、及び/又はAPNに基づいて、1以上のNSに割り当てられることができる。尚、UE usage typeは、NSIを識別するための使用される、UEの登録情報に含まれるパラメータ値である。UE usage typeはHSSに記憶されていてよい。AMFはUE usage typeに基づきSMFとUPFを選択してもよい。
また、S-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)は、NSを識別するための情報である。S-NSSAIは、SST(Slice/Service type)のみで構成されてもよいし、SSTとSD(Slice Differentiator)の両方で構成されてもよい。ここで、SSTとは、機能とサービスの面で期待されるNSの動作を示す情報である。また、SDは、SSTで示される複数のNSIから1つのNSIを選択する際に、SSTを補間する情報であってもよい。S-NSSAIは、PLMNごとに特有な情報であってもよいし、PLMN間で共通化された標準の情報であってもよい。また、ネットワークは、デフォルトS-NSSAIとして、UEの登録情報に1以上のS-NSSAIを記憶してもよい。尚、S-NSSAIがデフォルトS-NSSAIである場合において、UEが登録要求メッセージにおいて有効なS-NSSAIをネットワークに送信しないときは、ネットワークは、UEに関係するNSを提供してもよい。
また、NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)は、S-NSSAIの集まりである。NSSAIに含まれる、各S-NSSAIはアクセスネットワーク又はコアネットワークがNSIを選択するのをアシストする情報である。UEはPLMNごとにネットワークから許可されたNSSAIを記憶してもよい。また、NSSAIは、AMFを選択するのに用いられる情報であってよい。
また、SSC(Session and Service Continuity) modeは、5Gシステム(5GS)において、システム、及び/又は各装置がサポートするセッションサービス継続(Session and Service Continuity)のモードを示すものである。より詳細には、UE_A10とUPFとの間で確立されたPDUセッションがサポートするセッションサービス継続の種類を示すモードであってもよい。なお、SSC modeはPDUセッション毎に設定されるセッションサービス継続の種類を示すモードであってもよい。さらに、SSC modeは、SSC mode 1、SSC mode 2、SSC mode 3の3つのモードから構成されていてもよい。尚、PDUセッションに対応づけられたSSC modeは、PDUセッションが存続している間は、変更されなくてもよい。
また、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationは、RRCレイヤが非有効化(inactive)な状態にも関わらず、NASレイヤの状態がコネクティッド状態であることを示す状態である。言い換えると、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationは、NASシグナリングコネクション、及び/又はNASシグナリングコネクションのコンテキストを維持しつつ、無線ベアラが解放された状態である。
尚、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポートとは、RRCレイヤが非有効化になったことを示す通知を下位レイヤから受けた場合でも、NASレイヤの状態をコネクティッド状態に維持することがサポートされていることを意味してもよい。さらに、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationの使用とは、RRCレイヤが非有効化になったことを示す通知を下位レイヤから受けた場合でも、NASレイヤの状態をコネクティッド状態に維持することを意味してもよい。
トラッキングエリアは、コアネットワークが管理する、UE_A10の位置情報で表すことが可能な単数又は複数の範囲である。トラッキングエリアは、複数のセルで構成されもよい。さらに、トラッキングエリアは、ページング等の制御メッセージがブロードキャストされる範囲でもよいし、UE_A10がハンドオーバー手続きをせずに移動できる範囲でもよい。さらに、トラッキングエリアは、ルーティングエリアでもよいし、ロケーションエリアでもよいし、これらと同様のものであればよい。以下、トラッキングエリアはTA(Tracking Area)であってもよい。
TAリストは、ネットワークがUE_A10に割り当てた一又は複数のTAが含まれるリストである。なお、UE_A10は、TAリストに含まれる一又は複数のTA内を移動している間は、トラッキングエリア更新手続きを実行することなく移動することができてよい。言い換えると、UE_A10は、TAリストは、UE_A10がトラッキングエリア更新手続きを実行することなく移動できるエリアを示す情報群であってよい。尚、TAリストは、一又複数のTAI (Tracking area identity) で構成されるTAIリストと表現されてもよく、以下、TAIリストは、TAリストを指してもよい。
LADN (Local Area Data Network) とは、特定の場所においてのみUEが接続可能なDNであり、特定のDNN(つまりLADN DNN)に対する接続性を提供するものである。LADNは、特定の場所において、特定のDNNに対応づけられたPDUセッションを用いることで接続可能なDNであってよい。さらに、LADNは、特定の場所において、特定のDNNと特定のS-NSSAIとの組合せに対応づけられたPDUセッションを用いることで接続可能なDNであってよい。
LADN情報は、LADNに関連する情報である。LADN情報は、UEが利用可能な特定のLADNを示す情報であってもよい。LADN情報には、LADN DNNと、LADNサービスエリア情報とが含まれてよい。より詳細には、LADN情報には、一又は複数の、LADN毎に存在する情報(以下では、LADNを示す情報と称す)が含まれてよい。さらに、LADNを示す情報には、LADN DNNと、LADNサービスエリア情報とが含まれてよい。ここで、LADN DNNは、LADNを識別する情報であってもよく、LADNとして扱われるDNを識別する情報であってもよく、LADNに対してPDUセッションを確立する際に用いるDNNであってよい。
尚、LADN情報が従来のLADN情報である場合、LADN情報は、上記で説明した構成の情報であってよい。具体的には、LADN情報が従来のLADN情報である場合、LADNサービスエリアは、従来のLADNサービスエリアであってよい。
逆に、LADN情報が拡張されたLADN情報である場合、LADN情報は、上記で説明した構成の一部が拡張された情報であってよい。具体的には、LADN情報が拡張されたLADN情報である場合、LADNサービスエリアは、拡張されたLADNサービスエリアであってよい。さらに、LADN情報が拡張されたLADN情報である場合、LADNを示す情報は、LADNサービスエリアが有効である期間を示す情報、及び/又はLADNサービスエリアの粒度を示す情報を、さらに含んでもよい。さらに、LADN情報が拡張されたLADN情報である場合、LADNを示す情報は、S-NSSAIを、さらに含んでもよい。
LADNサービスエリア (LADN service area) は、LADNに対するPDUセッションの確立が可能なエリアである。LADNサービスエリアは、LADNへの接続が可能なエリアであってもよい。さらに、LADNサービスエリアは、LADNサービスエリア情報によって示されるエリアであってもよい。ここで、LADNサービスエリア情報は、LADNサービスエリアを識別する情報であってよく、トラッキングエリアのセットとして提供されてもよいし、TAI (Tracking area identity) listとして提供されてもよい。
尚、LADNサービスエリアが従来のLADNサービスエリアである場合、LADNサービスエリアは、現在、UEが接続しているレジストレーションエリアに属するトラッキングエリアによって構成されるエリアであってよい。言い換えると、LADNサービスエリアが従来のLADNサービスエリアである場合、LADNサービスエリアは、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアであってもよい。逆に、LADNサービスエリアが拡張されたLADNサービスエリアである場合、LADNサービスエリアは、前記トラッキングエリアによって構成されるエリアであってもよいし、前記トラッキングエリア内の一部の基地局によってカバーされるエリアであってもよい。さらに、LADNサービスエリアが拡張されたLADNサービスエリアである場合、LADNサービスエリアは、前記トラッキングエリアによって構成されるエリア以外のサイズのエリアであってもよいし、トラッキングエリアに依存しないエリアであってもよい。言い換えると、LADNサービスエリアが拡張されたLADNサービスエリアである場合、LADNサービスエリアは、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアであってもよいし、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアであってもよい。
さらに、LADNサービスエリアが、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアである場合、LADNサービスエリア情報は、一又は複数のトラッキングエリアIDによって構成されるトラッキングエリアIDリストであってよい。逆に、LADNサービスエリアが、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアである場合、LADNサービスエリア情報は、RAN (Radio Access Network) のアシストが必要な情報であってもよく、RANのアシストが必要ではない情報であってもよい。ここで、RANのアシストが必要な情報は、セルの情報であってもよいし、基地局の情報であってもよい。さらに、RANのアシストが必要な情報は、セルIDであってもよいし、基地局IDであってもよい。さらに、RANのアシストが必要な情報は、これらに限らず、RANで定義される情報であってもよい。さらに、RANのアシストが必要ではない情報は、物理的な位置情報であってよく、アプリケーションによって取得可能な位置情報であってもよい。さらに、RANのアシストが必要ではない情報は、これらに限らず、RAN以外で取得可能な情報であってもよい。ここで、RANのことをアクセスネットワークと表現してもよい。逆に、アクセスネットワークのことをRANと称してもよい。
LADNサービスエリアの拡張とは、従来のLADNサービスエリアとは異なる粒度のLADNサービスエリアを用いることを意味してもよい。さらに、LADNサービスエリアの拡張とは、従来のLADN情報とは異なる、拡張されたLADN情報を用いることを意味してもよい。さらに、LADNサービスエリアの拡張とは、従来のLADNと異なる、拡張されたLADNに接続すること意味してもよい。
つまり、各装置がLADNサービスエリアの拡張をサポートしている場合、従来のLADNサービスエリアに加え、従来のLADNサービスエリアとは異なる、拡張されたLADNサービスエリアも適応可能であってもよい。さらに、各装置がLADNサービスエリアの拡張をサポートしている場合、従来のLADN情報に加え、従来のLADN情報とは異なる、拡張されたLADN情報も使用可能であってもよい。さらに、各装置がLADNサービスエリアの拡張をサポートしている場合、従来のLADNに加え、従来のLADNと異なる、拡張されたLADNに接続可能であってもよい。
逆に、各装置の内の一部がLADNサービスエリアの拡張をサポートしていない場合、拡張されたLADNサービスエリアの適応が可能ではなく、従来のLADNサービスエリアのみが適応可能であってよい。さらに、各装置の内の一部がLADNサービスエリアの拡張をサポートしていない場合、拡張されたLADN情報の使用が可能ではなく、従来のLADN情報のみが使用可能であってよい。さらに、各装置の内の一部がLADNサービスエリアの拡張をサポートしていない場合、拡張されたLADNへの接続が可能ではなく、従来のLADNへの接続のみが可能であってよい。
また、各装置がLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしている場合、拡張されたLADNサービスエリアの適応が可能ではなく、従来のLADNサービスエリアのみが適応可能であってよい。さらに、各装置がLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしている場合、拡張されたLADN情報の使用が可能ではなく、従来のLADN情報のみが使用可能であってよい。さらに、各装置がLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしている場合、拡張されたLADNへの接続が可能ではなく、従来のLADNへの接続のみが可能であってよい。
逆に、各装置がLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしていない場合、拡張されたLADNサービスエリアも適応可能であってもよい。さらに、各装置がLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしていない場合、拡張されたLADN情報も使用可能であってもよい。さらに、各装置がLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしていない場合、拡張されたLADNに接続可能であってもよい。
LADNのためのPDUセッション(PDU session for LADN) は、LADNに関連づけられたDNNに対応づけられたPDUセッションである。LADNのためのPDUセッションは、LADNに対して確立されるPDUセッションであってよい。言い換えると、UEとLADNとの間に確立されるPDUセッションであってもよいし、UEとLADNとの間のユーザデータ通信に用いられるPDUセッションであってもよい。尚、LADNのためのPDUセッションは、LADN service areaにおいてのみ確立可能なPDUセッションであってもよい。言い換えると、UEは、特定の場所において、特定のDNNを用いることで、LADNのためのPDUセッションが確立可能であってよい。さらに、言い換えると、UEは、特定の場所において、特定のDNNと特定のS-NSSAIとの組合せを用いることで、LADNのためのPDUセッションが確立可能であってよい。
第1の識別情報は、UEがLADNサービスエリアの拡張をサポートするか否かを示す情報である。第1の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示すビットであってもよいし、LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示すビットであってもよい。
また、第1の識別情報は、UEがLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートするか否かを示す情報であってもよい。さらに、第1の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートすることを示すビットであってもよいし、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしないことを示すビットであってもよい。
さらに、第1の識別情報は、5GでのUEの能力を示す、5GMM能力情報要素 (5GMM capability information element) を構成するビットでもよい。さらに、第1の識別情報は、UEの能力情報、及び/又はUEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第11の識別情報は、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張をサポートするか否かを示す情報である。第11の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示すビットであってもよいし、LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示すビットであってもよい。
また、第11の識別情報は、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートするか否かを示す情報であってもよい。さらに、第11の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートすることを示すビットであってもよいし、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしないことを示すビットであってもよい。
さらに、第11の識別情報は、5Gでのネットワークの能力を示す、5GSネットワーク機能サポート情報要素 (5GS network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、第11の識別情報は、ネットワークによって、受信した第1の識別情報、及び/又はDNに対応づけられた情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第11の識別情報は、本手続きにおいて、ネットワークが選択した他の識別情報に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第12の識別情報は、LADN情報である。第12の識別情報は、ネットワークが許可したLADN情報であってよく、有効であるLADN情報であってもよい。さらに、第12の識別情報は、UEが接続しているレジストレーションエリアにおいて、LADNサービスエリアが存在する場合に送受信される情報であってもよい。
さらに、第1の識別情報、及び/又は第11の識別情報が、LADNサービスエリアの拡張をサポートすること示す情報である場合、第12の識別情報は、従来のLADN情報とは異なる、拡張されたLADN情報であってもよい。逆に、第1の識別情報、及び/又は第11の識別情報が、LADNサービスエリアの拡張をサポートしないこと示す情報である場合、第12の識別情報は、従来のLADN情報であってよい。
また、第1の識別情報、及び/又は第11の識別情報が、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートすること示す情報である場合、第12の識別情報は、従来のLADN情報であってよい。逆に、第1の識別情報、及び/又は第11の識別情報が、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしないこと示す情報である場合、第12の識別情報は、従来のLADN情報とは異なる、拡張されたLADN情報であってもよい。
さらに、第12の識別情報は、ネットワークによって、受信した第1の識別情報、及び/又はDNに対応づけられた情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第12の識別情報は、本手続きにおいて、ネットワークが選択した他の識別情報に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第13の識別情報は、LADNサービスエリアの粒度を示す情報である。第13の識別情報は、LADNサービスエリアのサイズを示す情報であってもよい。さらに、第13の識別情報は、第12の識別情報と対応づけられて送受信されてもよいし、第12の識別情報に含まれるLADN毎に存在する情報(以下では、LADNを示す情報と称す)と対応づけられて送受信されてもよい。さらに、第13の識別情報は、LADNを示す情報毎に送受信されてもよい。この場合、第13の識別情報は、LADNを示す情報毎に異なってもよいし、複数のLADNを示す情報間で同じであってもよい。
尚、第13の識別情報が、LADNを示す情報と対応づけられて送受信される場合、第13の識別情報は、LADNを示す情報に含まれるLADNサービスエリア情報(以下では、LADNサービスエリア情報と称す)の粒度を示す情報であってもよい。
例えば、第13の識別情報は、LADNサービスエリアとして、一又複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアが使用されることを示す情報であってもよい。この場合、LADNサービスエリア情報には、一又は複数のトラッキングエリアIDによって構成されるトラッキングエリアIDリストが設定されてもよい。
さらに、第13の識別情報は、LADNサービスエリアとして、一又複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアが使用されることを示す情報であってもよい。この場合、LADNサービスエリア情報には、RANのアシストが必要な情報が設定されてもよいし、RANのアシストが必要ではない情報が設定されてもよい。
さらに、第13の識別情報は、LADNサービスエリアとして、トラッキングエリア内の一部の基地局によってカバーされるエリアが使用されることを示す情報であってもよい。この場合、LADNサービスエリア情報には、セルID、及び/又は一又は複数のセルIDによって構成されるセルIDリストが設定されてもよい。
さらに、第13の識別情報は、LADNサービスエリアとして、トラッキングエリアに依存せずに設定されたエリアが使用されることを示す情報であってもよい。この場合、LADNサービスエリア情報には、物理的な位置情報が設定されてもよい。
ここで、第13の識別情報が送受信されない、及び/又は第13の識別情報が無効な情報である場合、LADNサービスエリアとして、一又複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアが使用されてもよい。さらに、LADNサービスエリア情報には、一又は複数のトラッキングエリアIDによって構成されるトラッキングエリアIDリストが設定されてもよい。尚、第13の識別情報によって示される粒度、及び/又はLADNサービスエリア情報は、これらに限らなくてよい。
さらに、第13の識別情報は、ネットワークによって、受信した第1の識別情報、及び/又はDNに対応づけられた情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第13の識別情報は、本手続きにおいて、ネットワークが選択した他の識別情報に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第14の識別情報は、LADNサービスエリアが有効である期間を示す情報である。第14の識別情報は、LADNサービスエリアが、現在有効であるか否かを示す情報であってもよい。さらに、第14の識別情報は、第12の識別情報と対応づけられて送受信されてもよいし、第12の識別情報に含まれるLADN毎に存在する情報(以下では、LADNを示す情報と称す)と対応づけられて送受信されてもよい。さらに、第14の識別情報は、LADNを示す情報毎に送受信されてもよい。この場合、第14の識別情報は、LADNを示す情報毎に異なってもよいし、複数のLADNを示す情報間で同じであってもよい。
ここで、LADNサービスエリアが有効である期間を示す情報とは、LADNサービスエリアが有効である時間を示す情報であってもよいし、具体的な日時によって示された期間を示す情報であってもよい。さらに、LADNサービスエリアが有効である期間を示す情報は、特定の時間帯を示す情報であってもよいし、特定の曜日を示す情報であってもよい。さらに、LADNサービスエリアが有効である期間を示す情報は、特定の日を示す情報であってもよいし、特定の週を示す情報であってもよい。さらに、LADNサービスエリアが有効である期間を示す情報は、特定の月を示す情報であってもよいし、特定の年を示す情報であってもよい。
ここで、第14の識別情報が送受信されない、及び/又は第14の識別情報が無効な情報である場合、LADNサービスエリアが有効である期間は、LADN情報、及び/又はLADNを示す情報が更新されるまでの間であってもよい。尚、LADNサービスエリアが有効である期間を示す情報は、これらに限らなくてよい。
さらに、第14の識別情報は、ネットワークによって、受信した第1の識別情報、及び/又はDNに対応づけられた情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第14の識別情報は、本手続きにおいて、ネットワークが選択した他の識別情報に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
[3.2. 各実施形態で用いられる手続きの説明]
次に、各実施形態で用いられる手続きについて説明する。尚、各実施形態で用いられる手続きには、登録手続き(Registration procedure)、PDUセッション確立手続き(PDU session establishment procedure)、UE設定更新手続き(Generic UE configuration update procedure)が含まれる。以下、各手続きについて説明していく。
尚、各実施形態では、図2に記載されているように、HSSとUDM、PCFとPCRF、SMFとPGW-C、UPFとPGW-Uが、それぞれ同一の装置(つまり、同一の物理的なハードウェア、又は同一の論理的なハードウェア、又は同一のソフトウェア)として構成されている場合を例にとって説明する。しかし、本実施形態に記載される内容は、これらが異なる装置(つまり、異なる物理的なハードウェア、又は異なる論理的なハードウェア、又は異なるソフトウェア)として構成される場合にも適用可能である。例えば、これらの間で、直接データの送受信を行ってもよいし、AMF、MME間のN26インターフェースを介してデータを送受信してもよいし、UEを介してデータを送受信してもよい。
[3.2.1.登録手続き]
まず、登録手続き (Registration procedure) について、図6を用いて説明する。登録手続きは、5GSにおける手続きである。以下、本手続きとは登録手続きを指す。登録手続きは、UEが主導してアクセスネットワーク_B、及び/又はコアネットワーク_B、及び/又はDNへ登録する為の手続きである。UEは、ネットワークに登録していない状態であれば、例えば、電源投入時等の任意のタイミングで本手続きを実行することができる。言い換えると、UEは、非登録状態(RM-DEREGISTERED state)であれば任意のタイミングで本手続きを開始できる。また、各装置(特にUEとAMF)は、登録手続きの完了に基づいて、登録状態(RM-REGISTERED state)に遷移することができる。
さらに、登録手続きは、ネットワークにおけるUEの位置登録情報を更新する、及び/又は、UEからネットワークへ定期的にUEの状態を通知する、及び/又は、ネットワークにおけるUEに関する特定のパラメータを更新する為の手続きであってもよい。
UEは、TAを跨ぐモビリティをした際に、登録手続きを開始してもよい。言い換えると、UEは、保持しているTAリストで示されるTAとは異なるTAに移動した際に、登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、実行しているタイマーが満了した際に本手続きを開始してもよい。さらに、UEは、PDUセッションの切断や無効化が原因で各装置のコンテキストの更新が必要な際に登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、UEのPDUセッション確立に関する、能力情報、及び/又はプリファレンスに変化が生じた場合、登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、定期的に登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、UE設定更新手続きの完了に基づいて、登録手続きを開始してもよい。尚、UEは、これらに限らず、任意のタイミングで登録手続きを実行することができる。
まず、UEは、AMFに登録要求(Registration request)メッセージを送信することにより(S800)(S802)(S804)、登録手続きを開始する。具体的には、UEは、登録要求メッセージを含むRRCメッセージを、5G AN(又はgNB)に送信する(S800)。尚、登録要求メッセージは、NASメッセージである。また、RRCメッセージは、UEと5G AN(又はgNB)との間で送受信される制御メッセージであってよい。また、NASメッセージはNASレイヤで処理され、RRCメッセージはRRCレイヤで処理される。尚、NASレイヤはRRCレイヤよりも上位のレイヤである。
ここで、UEは、少なくとも第1の識別情報を、登録要求メッセージ及び/又はRRCメッセージに含めて送信することができるが、これらとは異なる制御メッセージ、例えば、RRCレイヤよりも下位のレイヤ(例えば、MACレイヤ、RLCレイヤ、PDCPレイヤ)の制御メッセージに含めて送信してもよい。尚、UEは、これらの識別情報を、送信することで、UEが各機能をサポートしていることを示してもよいし、UEの要求を示してもよい。さらに、複数の識別情報が送受信される場合、これらの識別情報の2以上の識別情報は、1以上の識別情報として構成されてもよい。尚、各機能のサポートを示す情報と、各機能の使用の要求を示す情報は、同じ識別情報と送受信されてもよいし、異なる識別情報として送受信されてもよい。
UEは、LADNサービスエリアの拡張をサポートしている場合、LADNサービスエリアの拡張のサポートを示す情報を第1の識別情報に設定してもよいし、LADNサービスエリアの拡張のサポートを示す第1の識別情報を、登録要求メッセージに含めて送信してもよい。逆にUEは、LADNサービスエリアの拡張をサポートしていない場合、LADNサービスエリアの拡張をサポートしていないことを示す情報を第1の識別情報に設定してもよいし、LADNサービスエリアの拡張をサポートしていないことを示す第1の識別情報を、登録要求メッセージに含めて送信してもよいし、第1の識別情報を送信しなくてもよい。
また、UEは、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしている場合、LADNサービスエリアの拡張の利用制限のサポートを示す情報を第1の識別情報に設定してもよいし、LADNサービスエリアの拡張の利用制限のサポートを示す第1の識別情報を、登録要求メッセージに含めて送信してもよい。逆にUEは、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしていない場合、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしていないことを示す情報を第1の識別情報に設定してもよいし、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしていないことを示す第1の識別情報を、登録要求メッセージに含めて送信してもよいし、第1の識別情報を送信しなくてもよい。
さらに、UEは、第1の識別情報を送信することで、UEがLADNサービスエリアの拡張をサポートしていることを示してもよい。この場合、第1の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張のサポートを示す情報であってよい。
逆に、UEは、第1の識別情報を送信することで、UEがLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートすることを示してもよい。この場合、第1の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張の利用制限のサポートを示す情報であってよい。
また、UEは、登録要求メッセージにSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立要求メッセージ)を含めて送信することで、又は登録要求メッセージとともにSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立要求メッセージ)を送信することで、登録手続き中にPDUセッション確立手続きを開始してもよい。
5G AN(又はgNB)は、登録要求メッセージを含むRRCメッセージを受信すると、登録要求メッセージを転送するAMFを選択する(S802)。尚、5G AN(又はgNB)は、登録要求メッセージ及び/又はRRCメッセージに含まれる情報に基づいて、AMFを選択することができる。5G AN(又はgNB)は、受信したRRCメッセージから登録要求メッセージを取り出し、選択したAMFに、登録要求メッセージを転送する(S804)。
AMFは、登録要求メッセージを受信した場合、第1の条件判別を実行することができる。第1の条件判別とは、ネットワーク(又はAMF)がUEの要求を受諾するか否かを判別するためのものである。AMFは、第1の条件判別が真の場合、図6の(A)の手続きを開始するのに対し、第1の条件判別が偽の場合、図6の(B)の手続きを開始する。
尚、第1の条件判別は、登録要求メッセージの受信、及び/又は登録要求メッセージに含まれる各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はAMFが保持するコンテキスト等に基づいて、実行されてもよい。例えば、UEの要求をネットワークが許可する場合、第1の条件判別は真であり、UEの要求をネットワークが許可しない場合、第1の条件判別は偽でよい。また、UEの登録先のネットワーク、及び/又はネットワーク内の装置が、UEの要求する機能をサポートしている場合、第1の条件判別は真であり、UEの要求する機能をサポートしていない場合、第1の条件判別は偽でよい。さらに、送受信される識別情報が許可される場合、第1の条件判別は真であり、送受信される識別情報が許可されない場合、第1の条件判別は偽でよい。尚、第1の条件判別の真偽が決まる条件は前述した条件に限らなくてもよい。
まず、第1の条件判別が真の場合について説明する。AMFは、図6の(A)の手続きにおいて、まず第4の条件判別を実行することができる。第4の条件判別は、AMFがSMFとの間でSMメッセージの送受信を実施するか否かを判別するためのものである。
尚、第4の条件判別は、AMFがSMメッセージを受信したか否かに基づいて実行されてよい。また、第4の条件判別は、登録要求メッセージにSMメッセージが含まれているかに基づいて、実行されてもよい。例えば、AMFがSMメッセージを受信した場合、及び/又は登録要求メッセージにSMメッセージが含まれていた場合、第4の条件判別は真であってよく、AMFがSMメッセージを受信しなかった場合、及び/又は登録要求メッセージにSMメッセージが含まれていなかった場合、第4の条件判別は偽であってよい。尚、第4の条件判別の真偽が決まる条件は前述した条件に限らなくてもよい。
AMFは、第4の条件判別が真の場合には、SMFを選択し、選択されたSMFとの間でSMメッセージの送受信を実行するのに対し、第4の条件判別が偽の場合には、それらを実行しない(S806)。また、AMFは、第4の条件判別が真の場合であっても、SMFから拒絶を示すSMメッセージを受信した場合には、図6の(A)の手続きを中止する場合がある。このとき、AMFは、図6の(B)の手続きを開始することができる。
尚、AMFは、S806において、SMFとの間でSMメッセージの送受信を行う際に、登録要求メッセージで受信した識別情報をSMFに通知することができる。SMFは、AMFとの間で、SMメッセージの送受信によって、AMFから受信した識別情報を取得することができる。
次に、AMFは、登録要求メッセージの受信、及び/又はSMFとの間のSMメッセージの送受信の完了に基づいて、登録要求メッセージに対する応答メッセージとして、5G AN(又はgNB)を介して、UEに登録受諾(Registration accept)メッセージを送信する(S808)。例えば、第4の条件判別が真の場合、AMFは、UEからの登録要求メッセージの受信に基づいて、登録受諾メッセージを送信してもよい。また、第4の条件判別が偽の場合、AMFは、SMFとの間のSMメッセージの送受信の完了に基づいて、登録受諾メッセージを送信してもよい。尚、登録受諾メッセージは、N1インターフェース上で送受信されるNASメッセージであるが、UEと5G AN(gNB)間はRRCメッセージに含まれて送受信される。
AMFは、登録受諾メッセージに少なくとも第11から14の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含めて送信してもよい。尚、AMFは、これらの識別情報を送信することで、ネットワークが各機能をサポートしていることを示してもよいし、UEの要求が受諾されたことを示してもよい。さらに、複数の識別情報が送受信される場合、これらの識別情報の2以上の識別情報は、1以上の識別情報として構成されてもよい。尚、各機能のサポートを示す情報と、各機能の使用の要求を示す情報は、同じ識別情報と送受信されてもよいし、異なる識別情報として送受信されてもよい。
AMFは、LADNサービスエリアの拡張をサポートしている場合、LADNサービスエリアの拡張のサポートを示す情報を第11の識別情報に設定してもよいし、LADNサービスエリアの拡張のサポートを示す第11の識別情報を、登録受諾メッセージに含めて送信してもよい。逆にAMFは、LADNサービスエリアの拡張をサポートしていない場合、LADNサービスエリアの拡張をサポートしていないことを示す情報を第11の識別情報に設定してもよいし、LADNサービスエリアの拡張をサポートしていないことを示す第11の識別情報を、登録受諾メッセージに含めて送信してもよいし、第11の識別情報を送信しなくてもよい。
また、AMFは、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしている場合、LADNサービスエリアの拡張の利用制限のサポートを示す情報を第11の識別情報に設定してもよいし、LADNサービスエリアの拡張の利用制限のサポートを示す第11の識別情報を、登録受諾メッセージに含めて送信してもよい。逆にAMFは、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしていない場合、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしていないことを示す情報を第11の識別情報に設定してもよいし、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしていないことを示す第11の識別情報を、登録受諾メッセージに含めて送信してもよいし、第11の識別情報を送信しなくてもよい。
さらに、AMFは、第11の識別情報を送信することで、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張をサポートしていることを示してもよい。さらに、AMFは、第11の識別情報を送信することで、LADNサービスエリアの拡張が使用可能であることを示してもよい。さらに、AMFは、第11の識別情報を送信することで、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張の使用を許可したことを示してもよい。この場合、第11の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張のサポートを示す情報であってよい。
逆に、AMFは、LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す第11の識別情報を送信する、又は第11の識別情報を送信しないことで、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張をサポートしていないことを示してもよい。さらに、AMFは、LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す第11の識別情報を送信する、又は第11の識別情報を送信しないことで、LADNサービスエリアの拡張が使用可能ではないことを示してもよい。さらに、AMFは、LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す第11の識別情報を送信する、又は第11の識別情報を送信しないことで、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張の使用を許可していないことを示してもよい。
さらに、AMFは、第11の識別情報を送信することで、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートすることを示してもよい。さらに、AMFは、第11の識別情報を送信することで、LADNサービスエリアの拡張の使用が制限されていることを示してもよい。この場合、第11の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張の利用制限のサポートを示す情報であってよい。
逆に、AMFは、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしないことを示す第11の識別情報を送信すること、又は第11の識別情報を送信しないことで、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしないことを示してもよい。さらに、AMFは、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしないことを示す第11の識別情報を送信すること、又は第11の識別情報を送信しないことで、LADNサービスエリアの拡張の使用が制限されていないことを示してもよい。
ここで、AMFは、第1の識別情報に基づいて、第11の識別情報を送信してもよい。具体的には、AMFは、第1の識別情報がLADNサービスエリアの拡張のサポートを示す情報である場合、LADNサービスエリアの拡張のサポートを示す第11の識別情報をUEに送信してもよい。逆に、AMFは、第1の識別情報がLADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す情報である場合、LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す第11の識別情報をUEに送信してもよい。
さらに、AMFは、第1の識別情報がLADNサービスエリアの拡張の利用制限のサポートを示す情報であり、さらに、AMFがLADNサービスエリアの拡張の利用を制限することを決定した場合、LADNサービスエリアの拡張の利用制限を示す情報を第11の識別情報に設定してもよいし、LADNサービスエリアの拡張の利用制限を示す第11の識別情報をUEに送信してもよい。逆に、AMFは、第1の識別情報がLADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す情報である場合、第11の識別情報を送信しなくてもよい。
さらに、AMFは、第12の識別情報を送信することで、ネットワークが、LADNをサポートしていることを示してもよいし、LADNへの接続を許可していることを示してもよい。さらに、AMFは、第12の識別情報を送信することで、LADNへの接続において利用可能なDNNの一覧、及び/又はLADNへの接続が可能なエリアであるLADNサービスエリアを、UEに通知してもよい。さらに、AMFは、第12の識別情報を送信することで、LADNへの接続において利用可能な一又は複数のS-NSSAIを、UEに通知してもよい。尚、LADNへの接続において利用可能なS-NSSAIと、LADNへの接続において利用可能なDNN、及び/又はLADNサービスエリアとは、関連づけられていてもよい。
ここで、AMFは、第1の識別情報に基づいて、第12の識別情報を送信してもよい。具体的には、AMFは、第1の識別情報がLADNサービスエリアの拡張のサポートを示す情報である場合、拡張されたLADNサービスエリアをLADNサービスエリアとして設定してもよいし、拡張されたLADN情報をLADN情報として設定してもよいし、設定したLADN情報を第12の識別情報としてUEに送信してもよい。逆に、AMFは、第1の識別情報がLADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す情報である場合、従来のLADNサービスエリアをLADNサービスエリアとして設定してもよいし、従来のLADN情報をLADN情報として設定してもよいし、設定したLADN情報を第12の識別情報としてUEに送信してもよい。
さらに、AMFは、第13の識別情報を送信することで、LADNサービスエリアの粒度を示してもよい。より詳細には、AMFは、第12の識別情報と共に、第13の識別情報を送信することで、第12の識別情報で示されるLADN情報に含まれるLADNサービスエリア情報が示すLADNサービスエリアの粒度を示してもよいし、LADNサービスエリアとして使用が可能であるエリアを通知してもよい。具体的には、AMFは、第12の識別情報と共に、第13の識別情報を送信することで、第12の識別情報に含まれるLADNサービスエリア情報が示すLADNサービスエリアが、一又複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアであることを示してもよいし、一又複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアであることを示してもよい。さらに、AMFは、第12の識別情報と共に、第13の識別情報を送信することで、LADNサービスエリア情報として、トラッキングエリアIDリストが含まれていることを示してもよいし、RANのアシストが必要な情報が含まれていることを示してもよいし、RANのアシストが必要ではない情報が含まれてことを示してもよい。
ここで、AMFは、第1の識別情報に基づいて、第13の識別情報を送信するか否かを決定してもよい。具体的には、AMFは、第1の識別情報がLADNサービスエリアの拡張のサポートを示す情報である場合、第13の識別情報をUEに送信してもよい。逆に、AMFは、第1の識別情報がLADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す情報である場合、第13の識別情報をUEに送信しなくてもよい。
さらに、AMFは、第14の識別情報を送信することで、LADNサービスエリアが有効である期間を示してもよい。より詳細には、AMFは、第12の識別情報と共に、第14の識別情報を送信することで、第12の識別情報で示されるLADN情報に含まれるLADNサービスエリア情報が示すLADNサービスエリアが有効である期間を示してもよい。
ここで、AMFは、第1の識別情報に基づいて、第14の識別情報を送信するか否かを決定してもよい。具体的には、AMFは、第1の識別情報がLADNサービスエリアの拡張のサポートを示す情報である場合、第14の識別情報をUEに送信してもよい。逆に、AMFは、第1の識別情報がLADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す情報である場合、第14の識別情報をUEに送信しなくてもよい。
さらに、AMFは、第12の識別情報と共に、第11の識別情報、及び/又は第13の識別情報、及び/又は第14の識別情報を送信することで、拡張されたLADN情報、及び/又は拡張されたLADNサービスエリアの使用が可能であることを示してもよいし、使用可能である、LADN情報、及び/又はLADNサービスエリア情報を通知してもよい。この場合、第11の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張のサポートを示す情報であってよく、第12の識別情報は、拡張されたLADN情報であってよい。
逆に、AMFは、第11の識別情報、及び/又は第12の識別情報を送信し、第13の識別情報、及び/又は第14の識別情報を送信しないことで、拡張されたLADN情報、及び/又は拡張されたLADNサービスエリアの使用が可能ではないことを示してもよい。言い換えると、AMFは、第11の識別情報、及び/又は第12の識別情報を送信し、第13の識別情報、及び/又は第14の識別情報を送信しないことで、従来のLADN情報、及び/又は従来のLADNサービスエリアの使用が可能であることを示してもよいし、使用可能である、LADN情報、及び/又はLADNサービスエリア情報を通知してもよい。この場合、第11の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張がサポートされないことを示す情報であってよく、第12の識別情報は、従来のLADN情報であってよい。
さらに、AMFは、第12の識別情報を送信し、第11の識別情報、及び/又は第13の識別情報、及び/又は第14の識別情報を送信しないことで、拡張されたLADN情報、及び/又は拡張されたLADNサービスエリアの使用が可能ではないことを示してもよい。言い換えると、AMFは、第12の識別情報を送信し、第11の識別情報、及び/又は第13の識別情報、及び/又は第14の識別情報を送信しないことで、従来のLADN情報、及び/又は従来のLADNサービスエリアの使用が可能であることを示してもよいし、使用可能である、LADN情報、及び/又はLADNサービスエリア情報を通知してもよい。この場合、第12の識別情報は、従来のLADN情報であってよい。
尚、AMFは、第11から14の識別情報の内、どの識別情報を登録受諾メッセージに含めるかを、受信した各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はAMFが保持するコンテキスト等に基づいて、選択、決定してもよい。
また、AMFは、登録受諾メッセージにSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立受諾メッセージ)を含めて送信するか、又は登録受諾メッセージとともにSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立受諾メッセージ)を送信することができる。ただし、この送信方法は、登録要求メッセージの中にSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立要求メッセージ)が含められており、かつ、第4の条件判別が真の場合に、実行されてもよい。また、この送信方法は、登録要求メッセージとともにSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立要求メッセージ)を含められており、かつ、第4の条件判別が真の場合に、実行されてもよい。AMFは、このような送信方法を行うことにより、登録手続きにおいて、SMのための手続きが受諾されたことを示すことができる。
また、AMFは、受信した各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はAMFが保持するコンテキスト等に基づいて、登録受諾メッセージを送信することで、UEの要求が受諾されたことを示してもよい。
さらに、AMFは、登録受諾メッセージに、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を含めて送信してもよいし、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を送信することで、UEの一部の要求が拒絶された理由を示してもよい。さらに、UEは、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を受信することで、UEの一部の要求が拒絶された理由を認識してもよい。尚、拒絶された理由は、AMFが受信した識別情報が示す内容が許可されていないことを示す情報であってもよい。
UEは、5G AN(gNB)介して、登録受諾メッセージを受信する(S808)。UEは、登録受諾メッセージを受信することで、登録要求メッセージによるUEの要求が受諾されたこと、及び登録受諾メッセージに含まれる各種の識別情報の内容を認識することができる。
UEは、さらに、登録受諾メッセージに対する応答メッセージとして、登録完了メッセージを、5G AN(gNB)介して、AMFに送信することができる(S810)。尚、UEは、PDUセッション確立受諾メッセージ等のSMメッセージを受信した場合は、登録完了メッセージに、PDUセッション確立完了メッセージ等のSMメッセージを含めて送信してもよいし、SMメッセージを含めることで、SMのための手続きが完了したことを示してもよい。ここで、登録完了メッセージは、N1インターフェース上で送受信されるNASメッセージであるが、UEと5G AN(gNB)間はRRCメッセージに含まれて送受信される。
AMFは、5G AN(gNB)介して、登録完了メッセージを受信する(S810)。また、各装置は、登録受諾メッセージ、及び/又は登録完了メッセージの送受信に基づき、図6の(A)の手続きを完了する。
次に、第1の条件判別が偽の場合について説明する。AMFは、図6の(B)の手続きにおいて、登録要求メッセージに対する応答メッセージとして、5G AN(gNB)を介して、UEに登録拒絶(Registration reject)メッセージを送信する(S812)。ここで、登録拒絶メッセージは、N1インターフェース上で送受信されるNASメッセージであるが、UEと5G AN(gNB)間はRRCメッセージに含まれて送受信される。
尚、AMFは、登録拒絶メッセージを送信することで、登録要求メッセージによるUEの要求が拒絶されたことを示してもよい。さらに、AMFは、登録拒絶メッセージに拒絶された理由を示す情報を含めて送信してもよいし、拒絶された理由を送信することで拒絶された理由を示してもよい。さらに、UEは、UEの要求が拒絶された理由を示す情報を受信することで、UEの要求が拒絶された理由を認識してもよい。尚、拒絶された理由は、AMFが受信した識別情報が示す内容が許可されていないことを示す情報であってもよい。
UEは、5G AN(gNB)介して、登録拒絶メッセージを受信する(S812)。UEは、登録拒絶メッセージを受信することで、登録要求メッセージによるUEの要求が拒絶されたこと、及び登録拒絶メッセージに含まれる各種の識別情報の内容を認識することができる。また、UEは、登録要求メッセージを送信した後、所定の期間が経過しても、登録拒絶メッセージを受信しない場合には、UEの要求が拒絶されたことを認識してもよい。各装置は、登録拒絶メッセージの送受信に基づき、本手続き中の(B)の手続きを完了する。
尚、図6の(B)の手続きは、図6の(A)の手続きを中止した場合に開始される場合もある。図6の(A)の手続きにおいて、第4の条件判別が真の場合、AMFは、登録拒絶メッセージに、PDUセッション確立拒絶メッセージ等の拒絶を意味するSMメッセージを含めて送信してもよいし、拒絶を意味するSMメッセージを含めることで、SMのための手続きが拒絶されたことを示してもよい。その場合、UEは、さらに、PDUセッション確立拒絶メッセージ等の拒絶を意味するSMメッセージを受信してもよいし、SMのための手続きが拒絶されたことを認識してもよい。
各装置は、図6の(A)又は(B)の手続きの完了に基づいて、登録手続きを完了する。尚、各装置は、図6の(A)の手続きの完了に基づいて、UEがネットワークに登録された状態(RM_REGISTERED state)に遷移してもよいし、図6の(B)の手続きの完了に基づいて、UEがネットワークに登録されていない状態(RM_DEREGISTERED state)を維持してもよいし、UEがネットワークに登録されていない状態へ遷移してもよい。また、各装置の各状態への遷移は、登録手続きの完了に基づいて行われてもよく、PDUセッションの確立に基づいて行われてもよい。
さらに、各装置は、登録手続きの完了に基づいて、登録手続きで送受信した情報に基づいた処理を実施してもよい。例えば、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を送受信した場合、UEの要求が拒絶された理由を認識してもよい。さらに、各装置は、UEの要求が拒絶された理由に基づいて、再度本手続きを実施してもよいし、コアネットワーク_Bや別のセルに対して登録手続きを実施してもよい。
さらに、UEは、登録手続きの完了に基づいて、登録受諾メッセージ、及び/又は登録拒絶メッセージとともに受信した識別情報を記憶してもよいし、ネットワークの決定を認識してもよい。
例えば、UEは、第11の識別情報を受信した場合、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張をサポートしていることを認識してもよい。さらに、UEは、第11の識別情報を受信した場合、LADNサービスエリアの拡張の使用が許可されたことを認識してもよい。言い換えると、UEは、第11の識別情報を受信した場合、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアだけではなく、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアも、LADNサービスエリアとして設定することが可能であることを認識してもよいし、LADNサービスエリアとして使用することが可能であることを認識してもよい。UEは、第11の識別情報を受信した場合、時間によってLADNサービスエリアを変更することが可能であると認識してもよい。これらの場合、第11の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張のサポートを示す情報であってよい。さらに、これらの場合、UEは、拡張されたLADN情報、及び/又は拡張されたLADNサービスエリアを用いて、LADNのためのPDUセッションを確立してもよいし、LADNとの間で通信してもよい。
逆に、UEは、LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す第11の識別情報を受信した場合、又は第11の識別情報を受信しなかった場合、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張をサポートしていないことを認識してもよい。さらに、UEは、LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す第11の識別情報を受信した場合、又は第11の識別情報を受信しなかった場合、LADNサービスエリアの拡張の使用が許可されていないことを認識してもよい。言い換えると、UEは、LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す第11の識別情報を受信した場合、又は第11の識別情報を受信しなかった場合、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアのみを、LADNサービスエリアとして設定することが可能であることを認識してもよいし、LADNサービスエリアとして使用することが可能であることを認識してもよい。UEは、LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す第11の識別情報を受信した場合、又は第11の識別情報を受信しなかった場合、時間によってLADNサービスエリアを変更することが可能ではないと認識してもよい。これらの場合、UEは、従来のLADN情報、及び/又は従来のLADNサービスエリアを用いて、LADNのためのPDUセッションを確立してもよいし、LADNとの間で通信してもよい。
さらに、UEは、第11の識別情報を受信した場合、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしていることを、認識してもよい。さらに、UEは、第11の識別情報を受信した場合、LADNサービスエリアの拡張の使用が制限されていることを認識してもよい。この場合、第11の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張の利用制限のサポートを示す情報であってよい。
逆に、UEは、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしないことを示す第11の識別情報を受信した場合、又は第11の識別情報を受信しなかった場合、ネットワークがLADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしていないことを、認識してもよい。さらに、UEは、LADNサービスエリアの拡張の利用制限をサポートしないことを示す第11の識別情報を受信した場合、又は第11の識別情報を受信しなかった場合、LADNサービスエリアの拡張の使用が制限されていないことを認識してもよい。尚、LADNサービスエリアの拡張の利用が制限されている場合、UEが拡張されたLADNサービスエリアを使用することは、禁止されていてもよい。
さらに、UEは、第12の識別情報を受信した場合、ネットワークがLADNをサポートしていることを認識してもよいし、LADNへの接続が許可されたことを認識してもよい。さらに、UEは、第12の識別情報を受信した場合、LADNへの接続において利用可能なDNNの一覧、及び/又はLADNへの接続が可能なエリアであるLADNサービスエリアを、認識してもよいし、コンテキストに記憶してもよい。さらに、UEは、第12の識別情報を受信した場合、LADNへの接続において利用可能な一又は複数のS-NSSAIを、認識してもよいし、コンテキストに記憶してもよい。さらに、UEは、LADNへの接続において利用可能なS-NSSAIと、LADNへの接続において利用可能なDNN、及び/又はLADNサービスエリアとが関連づけられていると認識してもよいし、LADNへの接続において利用可能なS-NSSAIと、LADNへの接続において利用可能なDNN、及び/又はLADNサービスエリアとを関連づけてコンテキストに記憶してもよい。
言い換えると、UEは、第12の識別情報を受信した場合、受信したLADN DNNに対応づけられたLADNのためのPDUセッションが確立可能であることを認識してもよいし、受信したLADN S-NSSAIに対応づけられたLADNのためのPDUセッションが確立可能であることを認識してもよい。さらに、UEは、第12の識別情報を受信した場合、受信したLADN DNNとLADN S-NSSAIとの組合せに対応づけられたLADNのためのPDUセッションが確立可能であることを認識してもよい。
さらに、言い換えると、UEは、第12の識別情報を受信した場合、LADNサービスエリアが、LADN DNNに対応づけられたLADNのためのPDUセッションが確立可能なエリアであることを認識してもよいし、LADN S-NSSAIに対応づけられたLADNのためのPDUセッションが確立可能なエリアであることを認識してもよい。さらに、UEは、第12の識別情報を受信した場合、受信したLADNサービスエリアが、LADN DNNとLADN S-NSSAIとの組合せに対応づけられたLADNのためのPDUセッションが確立可能なエリアであることを認識してもよい。
さらに、UEは、第13の識別情報を受信した場合、LADNサービスエリアの粒度を認識してもよい。より詳細には、UEは、第12の識別情報と共に、第13の識別情報を受信した場合、第12の識別情報に含まれるLADNサービスエリア情報が示すLADNサービスエリアの粒度を、認識してもよいし、LADNサービスエリア情報と関連づけてコンテキストに記憶してもよい。具体的には、UEは、第12の識別情報と共に、第13の識別情報を受信した場合、LADNサービスエリアの粒度として、LADNサービスエリア情報が示すLADNサービスエリアが、一又複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアであると認識してもよいし、一又複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアであると認識してもよい。さらに、UEは、第12の識別情報と共に、第13の識別情報を受信した場合、LADNサービスエリア情報として、トラッキングエリアIDリストが含まれていることを認識してもよいし、RANのアシストが必要な情報が含まれていることを認識してもよいし、RANのアシストが必要ではない情報が含まれてことを認識してもよい。
逆に、UEは、第13の識別情報を受信しなかった場合、デフォルトの粒度を、LADNサービスエリアの粒度として使用してもよい。さらに、UEは、第13の識別情報を受信した場合であっても、第13の識別情報が無効な情報である場合、及び/又はUEがLADNサービスエリアの拡張をサポートしていない場合、受信した第13の識別情報を無視してもよいし、デフォルトの粒度を、LADNサービスエリアの粒度として使用してもよい。ここで、デフォルトの粒度は、UEに予め設定されている粒度であってもよいし、以前にネットワークから受信した情報が示す粒度であってもよい。さらに、デフォルトの粒度の場合、LADNサービスエリアは、一又複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアであってもよく、LADNサービスエリア情報は、トラッキングエリアIDリストであってもよい。
尚、UEは、第12の識別情報の中に複数のLADNを示す情報が含まれている場合、LADNを示す情報毎に、LADNサービスエリアの粒度を、LADNを示す情報に関連づけてコンテキストに記憶してもよい。さらに、UEは、第12の識別情報の中に複数のLADNサービスエリア情報が含まれている場合、LADNサービスエリア情報毎に、LADNサービスエリアの粒度を、LADNサービスエリア情報に関連づけてコンテキストに記憶してもよい。
さらに、UEは、第14の識別情報を受信した場合、LADNサービスエリアが有効である期間を認識してもよい。より詳細には、UEは、第12の識別情報と共に、第14の識別情報を受信した場合、第12の識別情報に含まれるLADNサービスエリア情報が示すLADNサービスエリアが有効である期間を、認識してもよいし、LADNサービスエリア情報と関連づけてコンテキストに記憶してもよい。
逆に、UEは、第14の識別情報を受信しなかった場合デフォルトの期間を、LADNサービスエリアが有効である期間として使用してもよい。さらに、UEは、第14の識別情報を受信した場合であっても、第14の識別情報が無効な情報である場合、及び/又はUEがLADNサービスエリアの拡張をサポートしていない場合、受信した第14の識別情報を無視してもよいし、デフォルトの期間を、LADNサービスエリアが有効である期間として使用してもよい。ここで、デフォルトの期間は、UEに予め設定されている期間であってもよいし、以前にネットワークから受信した情報が示す期間であってもよい。さらに、デフォルトの期間は、LADN情報が更新されるまでの期間であってもよい。
尚、UEは、第12の識別情報の中に複数のLADNを示す情報が含まれている場合、LADNを示す情報毎に、LADNサービスエリアが有効である期間を、LADNを示す情報に関連づけてコンテキストに記憶してもよい。さらに、UEは、第12の識別情報の中に複数のLADNサービスエリア情報が含まれている場合、LADNサービスエリア情報毎に、LADNサービスエリアが有効である期間を、LADNサービスエリア情報に関連づけてコンテキストに記憶してもよい。
さらに、UEは、第12の識別情報と共に、第11の識別情報、及び/又は第13の識別情報、及び/又は第14の識別情報を受信した場合、拡張されたLADN情報、及び/又は拡張されたLADNサービスエリアの使用が可能であることを認識してもよいし、使用可能である、LADN情報、及び/又はLADNサービスエリア情報をコンテキストに記憶してもよい。さらに、UEは、この場合、受信したLADN情報が拡張されたLADN情報であることを認識してもよいし、受信したLADN情報を、拡張されたLADN情報としてコンテキストに記憶してもよい。さらに、UEは、この場合、受信したLADNサービスエリア情報が示すLADNサービスエリアが拡張されたLADNサービスエリアであることを認識してもよいし、受信したLADNサービスエリア情報を、拡張されたLADNサービスエリアを示すLADNサービスエリア情報としてコンテキストに記憶してもよい。この場合、第11の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張のサポートを示す情報であってよく、第12の識別情報は、拡張されたLADN情報であってよい。
逆に、UEは、第11の識別情報、及び/又は第12の識別情報を受信し、第13の識別情報、及び/又は第14の識別情報を受信しなかった場合、及び/又は第12の識別情報を受信し、第11の識別情報、及び/又は第13の識別情報、及び/又は第14の識別情報を受信しなかった場合、拡張されたLADN情報、及び/又は拡張されたLADNサービスエリアの使用が可能ではないことを認識してもよい。さらに、UEは、この場合、従来のLADN情報、及び/又は従来のLADNサービスエリアの使用が可能であることを認識してもよいし、使用可能である、LADN情報、及び/又はLADNサービスエリア情報をコンテキストに記憶してもよい。さらに、UEは、この場合、受信したLADN情報が従来のLADN情報であることを認識してもよいし、受信したLADN情報を、従来のLADN情報としてコンテキストに記憶してもよい。さらに、UEは、この場合、受信したLADNサービスエリア情報が示すLADNサービスエリアが従来のLADNサービスエリアであることを認識してもよいし、受信したLADNサービスエリア情報を、従来のLADNサービスエリアを示すLADNサービスエリア情報としてコンテキストに記憶してもよい。この場合、第11の識別情報は、LADNサービスエリアの拡張がサポートされないことを示す情報であってよく、第12の識別情報は、従来のされたLADN情報であってよい。
さらに、UEは、UEがLADNサービスエリアの拡張をサポートしていない状態で第12の識別情報を受信した場合、拡張されたLADN情報、及び/又は拡張されたLADNサービスエリアの使用が可能ではないことを認識してもよい。さらに、UEは、この場合、従来のLADN情報、及び/又は従来のLADNサービスエリアの使用が可能であることを認識してもよいし、使用可能である、LADN情報、及び/又はLADNサービスエリア情報をコンテキストに記憶してもよい。さらに、UEは、この場合、受信したLADN情報が従来のLADN情報であることを認識してもよいし、受信したLADN情報を、従来のLADN情報としてコンテキストに記憶してもよい。さらに、UEは、この場合、受信したLADNサービスエリア情報が示すLADNサービスエリアが従来のLADNサービスエリアであることを認識してもよいし、受信したLADNサービスエリア情報を、従来のLADNサービスエリアを示すLADNサービスエリア情報としてコンテキストに記憶してもよい。この場合、第12の識別情報は、従来のされたLADN情報であってよい。
さらに、UEは、少なくとも第12の識別情報を受信し、受信した情報が示すLADNサービスエリアの中に位置している場合、LADNのためのPDUセッションの確立が可能であることを認識してもよいし、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きを開始してもよい。言い換えると、UEは、少なくとも第12の識別情報を受信し、受信した情報が示すLADNサービスエリアの外に位置している場合、LADNのためのPDUセッションの確立が可能ではないことを認識してもよいし、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きが禁止されていてもよい。
さらに、UEは、LADN情報の更新、及び/又はLADNサービスエリアの中に位置しているか否かの判断に基づいて、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きを開始してもよい。具体的には、UEは、UEがLADNサービスエリアの内に位置しているとの判断に基づいて、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きを開始してもよい。逆に、各装置は、UEがLADNサービスエリアの外に位置しているとの判断に基づいて、LADNのためのPDUセッションを解放してもよいし、LADNのためのPDUセッションに関連づけられたユーザプレーンリソースを解放してもよい。
ここで、UEがLADNサービスエリアの中に位置しているか否かの判断は、拡張されたLADNサービスエリアを基に実施されてもよいし、従来のLADNサービスエリアを基に実施されてもよい。言い換えると、各装置が拡張されたLADNサービスエリアを記憶している場合、各装置は、拡張されたLADNサービスエリアを基に、UEがLADNサービスエリアの中にいるか否かの判断を実施してもよい。逆に、各装置が従来のLADNサービスエリアを記憶している場合、各装置は、従来のLADNサービスエリアを基に、UEがLADNサービスエリアの中にいるか否かの判断を実施してもよい。
さらに、記憶しているLADNサービスエリアが、トラッキングエリアIDリストである場合、UEが記憶しているLADNサービスエリア情報と、RANから取得したトラッキングエリアIDとの比較に基づいて、LADNサービスエリアの中に位置しているか否かを判断してよい。具体的には、UEは、RANから取得したトラッキングエリアIDが、UEが記憶しているLADNサービスエリア情報に含まれている場合、UEがLADNサービスエリアの中に位置していると認識、記憶してもよい。逆に、UEは、RANから取得したトラッキングエリアIDが、UEが記憶しているLADNサービスエリア情報に含まれていない場合、UEがLADNサービスエリアの外に位置していると認識、記憶してもよい。
さらに、記憶しているLADNサービスエリアが、RANのアシストが必要な情報である場合、UEが記憶しているLADNサービスエリア情報と、RANから取得した情報との比較に基づいて、LADNサービスエリアの中に位置しているか否かを判断してよい。具体的には、UEは、RANから取得した情報が、UEが記憶しているLADNサービスエリア情報に含まれている場合、UEがLADNサービスエリアの中に位置していると認識、記憶してもよい。逆に、UEは、RANから取得した情報が、UEが記憶しているLADNサービスエリア情報に含まれていない場合、UEがLADNサービスエリアの外に位置していると認識、記憶してもよい。
さらに、記憶しているLADNサービスエリアが、RANのアシストが必要ではない情報である場合、UEが記憶しているLADNサービスエリア情報と、RAN以外から取得した情報との比較に基づいて、LADNサービスエリアの中に位置しているか否かを判断してよい。具体的には、UEは、RAN以外から取得した情報が、UEが記憶しているLADNサービスエリア情報に含まれている場合、UEがLADNサービスエリアの中に位置していると認識、記憶してもよい。逆に、UEは、RAN以外から取得した情報が、UEが記憶しているLADNサービスエリア情報に含まれていない場合、UEがLADNサービスエリアの外に位置していると認識、記憶してもよい。
また、UEがLADNサービスエリアの中に位置しているか否かの判断は、ネットワークからUEに対して送信される制御メッセージの送受信を基に実施してもよい。具体的には、UEは、ネットワークからの制御メッセージの受信に基づいて、UEがLADNサービスエリアの中に位置していると認識、記憶してもよい。逆に、UEは、ネットワークからの制御メッセージの受信に基づいて、UEがLADNサービスエリアの外に位置していると認識、記憶してもよい。ここで、ネットワークからUEに対して送信される制御メッセージは、例えば、LCS(Location Services)の為の制御メッセージであってもよい。尚、UEがLADNサービスエリアの中に位置しているか否かの判断は、これらに限らなくてよい。
さらに、UEは、LADNサービスエリアが有効である期間内において、LADNのためのPDUセッションの確立が可能であることを認識してもよいし、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きを開始してもよい。言い換えると、UEは、LADNサービスエリアが有効である期間外において、LADNのためのPDUセッションの確立が可能ではないことを認識してもよいし、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きが禁止されていてもよい。
さらに、UEは、LADN情報の更新、及び/又はLADNサービスエリアの有効化の判断に基づいて、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きを開始してもよい。具体的には、UEは、LADNサービスエリアの有効化に基づいて、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きを開始してもよい。逆に、各装置は、LADNサービスエリアの無効化に基づいて、無効化されたLADNサービスエリアに関連づけられて確立された、LADNのためのPDUセッションを解放してもよいし、LADNのためのPDUセッションに関連づけられたユーザプレーンリソースを解放してもよい。
ここで、LADNサービスエリアの有効化の判断は、LADNサービスエリアが有効である期間を示す情報に基づいて、実施されてもよい。具体的には、UE、LADNサービスエリアが有効である期間と、現在時刻とを比較し、現在時刻が、LADNサービスエリアが有効である期間内である場合には、LADNサービスエリアが有効であると判断してもよい。逆に、UE、LADNサービスエリアが有効である期間と、現在時刻とを比較し、現在時刻が、LADNサービスエリアが有効である期間外である場合には、LADNサービスエリアが無効であると判断してもよい。さらに、UEは、受信した情報が示すLADNサービスエリアが有効である期間の開始に基づいて、関連づけられたLADNサービスエリアを有効化してもよい。逆に、UEは、受信した情報が示すLADNサービスエリアが有効である期間の終了に基づいて、関連づけられたLADNサービスエリアを無効化してもよい。
また、LADNサービスエリアの有効化の判断は、ネットワークからの制御メッセージの受信に基づいて、実施されてもよい。具体的には、UEは、ネットワークからの制御メッセージを受信した場合に、LADNサービスエリアが有効であると判断してもよい。さらに、UEは、ネットワークからの制御メッセージの受信が可能ではない場合に、LADNサービスエリアが有効ではないと判断してもよい。逆に、UEは、ネットワークからの制御メッセージの受信を受信した場合に、LADNサービスエリアが有効ではないと判断してもよい。さらに、UEは、ネットワークからの制御メッセージの受信が可能ではない場合に、LADNサービスエリアが有効であると判断してもよい。さらに、UEは、ネットワークからの制御メッセージの受信に基づいて、LADNサービスエリアを有効化してもよい。逆に、UEは、ネットワークからの制御メッセージの受信に基づいて、LADNサービスエリアを無効化してもよい。尚、LADNサービスエリアの有効化の判断は、これらに限らなくてよい。
[3.2.2. PDUセッション確立手続き]
次に、DNに対してPDUセッションを確立するために行うPDUセッション確立手続き (PDU session establishment procedure) の概要について説明する。PDUセッション確立手続きは、5GSにおける手続きである。尚、各装置は、PDUセッション確立手続きを、登録手続きが完了して登録状態となった任意のタイミングで開始することができる。また、各装置は、PDUセッション確立手続きを、登録手続きの中で実行することができてもよい。また、各装置は、PDUセッション確立手続きの完了に基づいて、PDUセッションを確立してもよい。尚、PDUセッション確立手続きは、UEが主導して開始される手続きであってよいし、UEが要求して開始される手続きであってよい。各装置は、PDUセッション確立手続きを複数回実行することにより、複数のPDUセッションを確立することができる。以下、PDUセッション確立手続きの各ステップについて、簡単に説明していく。
まず、UEは、AMFを介してSMFに、PDUセッション確立要求(PDU session establishment request)メッセージを送信することで、PDUセッション確立手続きを開始する。さらに、UEは、AMFを介してSMFから、PDUセッション確立受諾(PDU session establishment accept)メッセージを受信する。さらに、UEは、PDUセッション確立受諾メッセージの受信に基づいて、PDUセッション確立完了(PDU session establishment complete)メッセージを送信してもよい。さらに、UEは、PDUセッション確立受諾メッセージを受信する、及び/又はPDUセッション確立完了メッセージを送信することで、PDUセッション確立手続きを完了してよい。さらに、各装置は、PDUセッション確立手続きの完了に基づいて、PDUセッションを確立してもよい。ここで、PDUセッション確立受諾メッセージは、PDUセッション確立要求メッセージに対する応答メッセージであってよい。さらに、PDUセッション確立完了メッセージは、PDUセッション確立受諾メッセージに対する応答メッセージであってよい。
ここで、PDUセッション確立手続きが、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きである場合、UEは、PDUセッション確立要求メッセージに、LADNへの接続において利用可能なDNNであるLADN DNNを含めて送信してもよい。さらに、PDUセッション確立手続きが、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きである場合、UEは、PDUセッション確立要求メッセージに、LADNへの接続において利用可能なS-NSSAIであるLADN S-NSSAIも含めて送信してもよいし、LADN DNNに関連づけられたS-NSSAIも含めて送信してもよい。
これらの場合、UEは、PDUセッション確立手続きの実行以前に受信したLADN情報に含まれるLADN DNNの中から、PDUセッション確立要求メッセージに含めるLADN DNNを選択してもよいし、UEが記憶しているLADN DNNの中から、PDUセッション確立要求メッセージに含めるLADN DNNを選択してもよい。さらに、UEは、PDUセッション確立手続きの実行以前に受信したLADN情報に含まれるLADN S-NSSAIの中から、PDUセッション確立要求メッセージに含めるLADN S-NSSAIを選択してもよいし、UEが記憶しているLADN S-NSSAIの中から、PDUセッション確立要求メッセージに含めるLADN S-NSSAIを選択してもよい。さらに、UEは、PDUセッション確立要求メッセージに含めるLADN DNNに関連づけられているS-NSSAIを選択し、選択したS-NSSAIをPDUセッション確立要求メッセージに含めてもよい。
さらに、PDUセッション確立手続きの実行以前に受信したLADN情報の中に複数のLADN DNNが含まれている場合、及び/又は複数のLADN DNNを記憶している場合、UEは、LADNサービスエリア情報、及び/又はLADNサービスエリアが有効である期間を示す情報を基に、LADN DNNを選択し、選択したLADN DNNをPDUセッション確立要求メッセージに含めて送信してもよい。さらに、PDUセッション確立手続きの実行以前に受信したLADN情報の中に複数のLADN S-NSSAIが含まれている場合、及び/又は複数のLADN S-NSSAIを記憶している場合、UEは、LADNサービスエリア情報、及び/又はLADNサービスエリアが有効である期間を示す情報を基に、LADN S-NSSAIを選択し、選択したLADN S-NSSAIをPDUセッション確立要求メッセージに含めて送信してもよい。より詳細には、PDUセッション確立手続きの実行以前に受信したLADN情報の中に複数のLADNを示す情報が含まれている場合、及び/又は複数のLADNを示す情報を記憶している場合、UEは、LADNサービスエリア情報、及び/又はLADNサービスエリアが有効である期間を示す情報を基に、LADNを示す情報を選択し、選択したLADNを示す情報に含まれるLADN DNN、及び/又はLADN S-NSSAIをPDUセッション確立要求メッセージに含めて送信してもよい。さらに、PDUセッション確立手続きが、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きである場合、各装置は、PDUセッション確立手続きの完了に基づいて、LADNのためのPDUセッションを確立してもよい。
[4. 第1の実施形態]
次に、第1の実施形態について説明する。以下、第1の実施形態を、本実施形態と称する。本実施形態の通信手続きでは、まず、各装置は、UEが開始した登録手続きを行う。次に、各装置は、UEが開始したPDUセッション確立手続きを行うことにより、PDUセッションを確立し、UEとDNとの間で、PDUセッションを用いた通信を行うことができる状態へ遷移する。次に、各装置は、PDUセッションを用いてユーザデータの送受信を行う。以上により、本実施形態の手続きは完了する。
尚、本実施形態の手続きでは、各装置は、登録手続きにおいて、UEとネットワークとの間で、LADNサービスエリアの拡張のサポート情報、及び/又はLADN情報を交換してよい。
さらに、各装置は、PDUセッション確立手続きにおいて、登録手続きで交換した情報を基に、UEとネットワークとの間で、LADNのためのPDUセッションを確立してもよい。尚、LADNのためのPDUセッションは、特定のエリアにUEが在圏している場合のみに確立可能なPDUセッションであってよい。ここで、特定のエリアとは、例えば、LADNサービスエリアであってもよい。
さらに、各装置は、確立されたPDUセッションを用いることにより、LADNとの間でユーザデータの通信を実行してもよい。さらに、各装置は、LADN情報の更新、及び/又はLADNサービスエリアの状態変化に基づいて、確立しているPDUセッションを解放してもよいし、確立しているPDUセッションに関連づけられたユーザプレーンリソースを解放してもよい。
[5. 変形例]
本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュータを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、一時的にRandom Access Memory(RAM)等の揮発性メモリあるいはフラッシュメモリ等の不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)、あるいはその他の記憶装置システムに格納される。
尚、本発明に関わる実施形態の機能を実現する為のプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録しても良い。この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する事によって実現しても良い。ここでいう「コンピュータシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュータシステムであって、オペレーティングシステムや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体、光記録媒体、磁気記録媒体、短時間動的にプログラムを保持する媒体、あるいはコンピュータが読み取り可能なその他の記録媒体であっても良い。
また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、たとえば、集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサでもよいし、従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであっても良い。前述した電気回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、本発明の一又は複数の態様は当該技術による新たな集積回路を用いる事も可能である。
なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の1例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器等の端末装置もしくは通信装置に適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
1 移動通信システム
5 PDN_A
6 DN_A
10 UE_A
30 PGW-U
32 PGW-C
35 SGW
40 MME
45 eNB
50 HSS
60 PCRF
80 アクセスネットワーク_A(E-UTRAN)
90 コアネットワーク_A
120 アクセスネットワーク_B(5G AN)
122 gNB
130 UPF
132 SMF
140 AMF
150 UDM
160 PCF
190 コアネットワーク_B

Claims (6)

  1. ユーザ装置であって、
    前記ユーザ装置は、送受信部と制御部とを備え、
    前記制御部は、登録手続きにおいて、
    登録要求メッセージを制御装置に送信し、
    登録受諾メッセージを前記制御装置から受信し、
    前記登録要求メッセージは、Local Area Data Network (LADN)サービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Aを含み、
    前記登録受諾メッセージは、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Bを含み、
    前記制御部は、
    前記情報Bが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す場合に、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、
    前記情報Bが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示す場合に、前記一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定する
    ことを特徴とするユーザ装置。
  2. 前記登録受諾メッセージは、さらに、前記LADNサービスエリアが有効である期間を示す情報Cを含み、
    前記送受信部は、前記情報Bが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示す情報である場合に、前記情報Cが示す期間内に、前記LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きを開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 制御装置であって、
    前記制御装置は、送受信部と制御部とを備え、
    前記制御部は、登録手続きにおいて、
    登録要求メッセージをユーザ装置から受信し、
    登録受諾メッセージを前記ユーザ装置に送信し、
    前記登録要求メッセージは、Local Area Data Network (LADN)サービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Aを含み、
    前記登録受諾メッセージは、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Bを含み、
    前記制御部は、
    前記情報Aが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す場合に、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、
    前記情報Aが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示す場合に、前記一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、
    前記登録受諾メッセージは、さらに、前記LADNサービスエリアを示す情報Cを含む
    ことを特徴とする制御装置。
  4. ユーザ装置の通信制御方法であって、
    登録手続きにおいて、
    登録要求メッセージを制御装置に送信するステップと、
    登録受諾メッセージを前記制御装置から受信するステップとを有し、
    前記登録要求メッセージは、Local Area Data Network (LADN)サービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Aを含み、
    前記登録受諾メッセージは、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Bを含み、
    前記ユーザ装置は、
    前記情報Bが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す場合に、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、
    前記情報Bが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示す場合に、前記一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定する
    ことを特徴とするユーザ装置の通信制御方法。
  5. 前記登録受諾メッセージは、さらに、前記LADNサービスエリアが有効である期間を示す情報Cを含み、
    前記ユーザ装置は、前記情報Bが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示す情報である場合に、前記情報Cが示す期間内に、前記LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きを開始する
    ことを特徴とする請求項4に記載のユーザ装置の通信制御方法。
  6. 制御装置の通信制御方法であって、
    登録手続きにおいて、
    登録要求メッセージをユーザ装置から受信するステップと、
    登録受諾メッセージを前記ユーザ装置に送信するステップとを有し、
    前記登録要求メッセージは、Local Area Data Network (LADN)サービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Aを含み、
    前記登録受諾メッセージは、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしているか否かを示す情報Bを含み、
    前記制御装置は、
    前記情報Aが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートしないことを示す場合に、一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、
    前記情報Aが、前記LADNサービスエリアの拡張をサポートすることを示す場合に、前記一又は複数のトラッキングエリアによって構成されるエリアとは異なるエリアを、前記LADNサービスエリアとして設定し、
    前記登録受諾メッセージは、さらに、前記LADNサービスエリアを示す情報Cを含む
    ことを特徴とする制御装置の通信制御方法。
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