JP2020004331A - 運動生成方法、装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
例えばロボットの場合であれば、
1)関節角やタスクベースの運動生成、
2)順動力学シミュレーション、
を実行することにより、新たな運動を生成することができる。
これに対し人間の全身運動の場合、
1)関節などの人体部位が極めて複雑な構造を有しており、かつ各部位の自由度の数がロボットより格段に多い、
2)人体が床面などの環境に固定されていないため、環境との接触力を推定する必要があるが、一般にその計算は困難であり、結果も不安定である、
といった要因があることから、新たな運動を生成することは困難であった。これらのことから、本発明者らは、力学的に整合性の取れた人間の全身運動を生成することが本分野における重要な課題であることを認識するに至った。
図1は、一実施形態に係る運動生成方法のフロー図である。
ステップS10で、本方法は、身体の複数の部位における運動の運動データを取得する。運動データを取得する手段の一例は、光学式モーションキャプチャである。光学式モーションキャプチャでは、身体の複数の部位にマーカを取付けた被験者の運動をカメラで撮影する。撮影された映像から、マーカを取付けた部位の運動データ、例えば、位置、速度、加速度などが得られる。なおモーションキャプチャは光学式に限られず、機械式、磁気式、ビデオ式等であってもよい。運動データを取得する手段のもう一つの例は、フォースプレートである。フォースプレートでは、被験者の立脚、足踏み、跳躍等の運動状態に応じて、フォースプレートの上面に加えられた力やモーメントが計測される。その他にも運動データは、ウェラブルIMUセンサや圧力シート(設置型、装着型)などの既存の手段を用いて取得してよい(詳しい説明は省略する)。
以下、本ステップS30で抽出した特徴量(単数であっても複数であってもよい)を、「第1のグループの特徴量」と総称することがある。
図2は、SLIPモデルの概念を示す模式図である。人間の身体を表す身体モデル100は、質点110と、バネ120と、ダンパ130と、接触点140と、第1のシャフト150と、第2のシャフト160と、を備える。質点110は身体の質量中心である。バネ120及びダンパ130は並列に配置される。接触点140は、バネ120及びダンパ130を挟んで質点110の反対側に位置し、床面等の環境と接触することができる。第1のシャフト150は、質点110と、バネ120及びダンパ130と、を接続する。第2のシャフト160は、バネ120及びダンパ130と、接触点140と、を接続する。
以下、本ステップS40で算出されたモデルパラメータ(単数であっても複数であってもよい)を、「第1のグループのモデルパラメータ」と総称することがある。
以下、本ステップS50で生成された新たな値のモデルパラメータ(単数であっても複数であってもよい)を、「第2のグループのモデルパラメータ」と総称することがある。
以下、本ステップS60で算出された運動の特徴量(単数であっても複数であってもよい)を、「第2のグループの運動の特徴量」と総称することがある。
図3は、更なる実施形態に係る運動生成方法のフロー図である。本実施形態は、図1に示される方法であって、ステップS60で算出された運動に関する特徴量を基に、全身運動を再構築するステップS70を更に備える。ステップS10からステップS60の処理は図1の方法と共通であるため、説明を省略する。
図4は、更なる実施形態に係る運動生成方法のフロー図である。本実施形態は、図3に示される方法であって、ステップS70で再構築された全身運動を解析するステップS80を更に備える。ステップS10からステップS70の処理は図3の方法と共通であるため、説明を省略する。
更なる実施形態は、図1、3及び4に示される方法であって、ステップS10で、身体の複数の部位における運動の運動データに加えて、人工四肢の複数の部位における運動の運動データを取得してもよい。このときステップS50で変化させるモデルパラメータは、人口四肢に関するモデルパラメータ(例えば、人工四肢側の粘弾性係数など)を含んでもよい。
Claims (7)
- 身体の複数の部位における運動の運動データを取得するステップと、
前記運動データから、全身運動を再現するステップと、
前記再現された全身運動から、第1のグループの特徴量を抽出するステップと、
前記第1のグループの特徴量を運動表現モデルに適用して、第1のグループのモデルパラメータを算出するステップと、
前記第1のグループのモデルパラメータの値を変化させて、第2のグループのモデルパラメータを生成するステップと、
前記第2のグループのモデルパラメータを前記運動表現モデルに適用して、第2のグループの特徴量を算出するステップと、
を備える方法。 - 前記第2のグループの特徴量を基に、全身運動を再構築するステップを更に備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記再構築された全身運動を解析するステップを更に備える、
請求項2に記載の方法。 - 前記運動データは、人工四肢の複数の部位における運動の運動データを含む、
請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第1のグループのモデルパラメータは、人口四肢に関するモデルパラメータを含む、
請求項4に記載の方法。 - 身体の複数の部位における運動の運動データを取得するデータ取得部と、
前記運動データから、全身運動を再現する再現部と、
前記再現された全身運動から、第1のグループの特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
前記第1のグループの特徴量を運動表現モデルに適用して、第1のグループのモデルパラメータを算出するモデルパラメータ算出部と、
前記第1のグループのモデルパラメータの値を変化させて、第2のグループのモデルパラメータを生成するモデルパラメータ変化部と、
前記第2のグループのモデルパラメータを前記運動表現モデルに適用して、第2のグループの特徴量を算出する特徴量算出部と、
を備える装置。 - 身体の複数の部位における運動の運動データを取得するステップと、
前記運動データから、全身運動を再現するステップと、
前記再現された全身運動から、第1のグループの特徴量を抽出するステップと、
前記第1のグループの特徴量を運動表現モデルに適用して、第1のグループのモデルパラメータを算出するステップと、
前記第1のグループのモデルパラメータの値を変化させて、第2のグループのモデルパラメータを生成するステップと、
前記第2のグループのモデルパラメータを前記運動表現モデルに適用して、第2のグループの特徴量を算出するステップと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022163439A1 (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 仮想空間共有システム、仮想空間共有方法および仮想空間共有プログラム |
TWI807893B (zh) * | 2022-06-30 | 2023-07-01 | 博晶醫電股份有限公司 | 運動表現預估方法、裝置及電腦可讀儲存媒體 |
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JP2016062528A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-25 | 日本放送協会 | 多関節骨格モデル処理装置及びプログラム |
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WO2017217050A1 (ja) * | 2016-06-16 | 2017-12-21 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及び記憶媒体 |
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TWI807893B (zh) * | 2022-06-30 | 2023-07-01 | 博晶醫電股份有限公司 | 運動表現預估方法、裝置及電腦可讀儲存媒體 |
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