本発明の実施形態の目的、技術解決策、および利点をより明確にするために、以下で、本発明の実施形態の添付の図面に関連して本発明の実施形態の技術解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明される実施形態は本発明の実施形態の全部ではなく一部にすぎない。本発明の実施形態に基づいて当業者により難なく得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
理解を容易にするために、まず、本発明の実施形態におけるHARQ−ACK情報フィードバック方法を実施することができるシステムアーキテクチャの概略図についての概要を示す。本発明の実施形態は、図1に示すシステムアーキテクチャに限定されないことに留意されたい。加えて、図1の装置は、ハードウェアであってもよく、機能的に分割されたソフトウェアであってもよく、それらの組み合わせであってもよい。
ネットワーク機器110が下りデータチャネルを使用してユーザ機器120にデータを送信した後、ユーザ機器120は、ネットワーク機器110に、下りデータチャネルの受信状況を指示するHARQ−ACK情報をフィードバックし得る。例えば、ユーザ機器120は、HARQ−ACK情報を使用してネットワーク機器110に、下りデータチャネルが正しく受信された、または誤って受信された、または受信されなかったとフィードバックする。このようにして、ネットワーク機器110は、ユーザ機器120によってフィードバックされた下りデータチャネルの受信状況に基づいて、下りデータを続いて再度送信する必要があるかどうかを判断する。
ネットワーク機器110によるユーザ機器120への下りデータチャネルの送信と、ユーザ機器120によるネットワーク機器110へのHARQ−ACK情報のフィードバックとの間には待ち時間が生じ、異なるフィードバック待ち時間には異なる伝送時間間隔が対応する。
例えば、伝送時間間隔が1ミリ秒である場合、HARQ−ACK情報フィードバック待ち時間は4ミリ秒になり、伝送時間間隔が7OSである場合、HARQ−ACK情報フィードバック待ち時間は2ミリ秒になり得る。
ネットワーク機器110が異なる伝送時間間隔でユーザ機器120に下りデータチャネルを送信する場合、すなわち、異なる下りデータチャネルが異なる長さを有する時間領域リソースに対応する場合、例えば、ネットワーク機器110はまず、1ミリ秒の伝送時間間隔でユーザ機器120に第1の下りデータチャネルを送信し、次いで、7OSの伝送時間間隔でユーザ機器120に第2の下りデータチャネルを送信し、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACK情報フィードバック時間は、第2の下りデータチャネルのHARQ−ACK情報フィードバック時間とオーバーラップし得ることが分かる。
この場合、ユーザ機器120が異なる伝送時間間隔でネットワーク機器110によって送信された下りデータチャネルを受信するとき、ネットワーク機器110の下りデータチャネルのHARQ−ACK情報をどのようにしてフィードバックするかが解決されるべき問題になる。
問題を解決するために、本発明は、異なる伝送時間間隔でネットワーク機器110によって送信された下りデータチャネルを受信した場合、ユーザ機器120がネットワーク機器110に下りデータチャネルのHARQ−ACK情報を送信することができるように、HARQ−ACK情報フィードバック方法を提供する。
本発明の本実施形態では、ネットワーク機器は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global System for Mobile communication、GSM)または符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システムにおける基地局(Base Transceiver Station、BTS)であってもよく、または広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)システムにおけるノードB(NodeB)であってもよく、またはLTEにシステムおける進化型NodeB(Evolutional Node B、eNBまたはeNodeB)であってもよく、または将来の5Gネットワークにおける基地局機器、スモールセルデバイスなどであってもよい。これについては本発明では限定されない。
本発明の実施形態では、端末機器は、ユーザ機器(User Equipment、および端末機器)とも呼ばれ、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を使用して1つまたは複数のコアネットワーク(Core Network)と通信し得る。端末機器は、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイル機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント、またはユーザ装置とも呼ばれ得る。端末機器は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、無線モデムに接続された別の処理装置、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおける端末機器などであってよい。
図2は、本発明の一実施形態によるHARQ−ACK情報フィードバック方法の概略流れ図である。図2には、本フィードバック方法のステップまたは動作が示されていることを理解されたい。しかしながら、これらのステップまたは動作は単なる例にすぎず、本発明の本実施形態では他の動作または図2の動作の変形がさらに行われ得る。加えて、図2のステップは図2に示されている順序と異なる順序で行われてもよく、図2のすべての動作が行われなくてもよい可能性もある。
S210.端末機器が第1の下りサブフレームでデータチャネル検出を行う。具体的には、端末機器は、第1の下りサブフレームが特定の伝送時間間隔に対応する下りデータチャネルを含むかどうかを検出する。
例えば、端末機器は、第1の下りサブフレームが1msのTTIに対応する下りデータチャネルを含むかそれともsTTIに対応する下りデータチャネルを含むかを検出する。この場合、1msのTTIに対応する下りデータチャネルはPDSCHであってよく、sTTIに対応する下りデータチャネルは短いPDSCHであってよく、これは略してsPDSCHと呼ばれ得る。
S220.端末機器が第2の下りサブフレームでデータチャネル検出を行い、第2の下りサブフレームは時間領域リソースに関して第1の下りサブフレームとオーバーラップしない。
2つの時間領域リソースのオーバーラップ(overlap)は、2つの時間領域リソースがオーバーラップする部分を有することを含み、2つの時間領域リソースは同じであってもよく、または異なるがオーバーラップする部分を有していてもよいことを理解されたい。例えば、1msのサブフレーム内の1つの時間領域リソースは1msのTTIであり、サブフレーム内の別の時間領域リソースは、その長さが2OSであるsTTIであり、2つの時間領域リソースは異なるがオーバーラップする部分を有する。サブフレームは、時間領域リソースに関して次のサブフレームとはオーバーラップしない。
具体的には、端末機器は、第2の下りサブフレームが特定の伝送時間間隔に対応する下りデータチャネルを含むかどうかを検出する。例えば、端末機器は、第2の下りサブフレームが1msのTTIに対応する下りデータチャネルを含むかそれともsTTIに対応する下りデータチャネルを含むかを検出する。この場合、1msに対応する下りデータチャネルはPDSCHであってよく、sTTIに対応する下りデータチャネルはsPDSCHであってよい。
S230.端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、第1の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第1のHARQ−ACK情報を送信する。
第1のHARQ−ACK情報は第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第1の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第1の長さは第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第2の長さと異なる。
ターゲット下りデータチャネルに対応する時間領域リソースは、ネットワーク機器がターゲット下りデータチャネルを送信するときのターゲット下りデータチャネル時間領域リソースを含む。時間領域リソースは、データ情報部分に対応し、ターゲット下りデータチャネルが送信される伝送時間間隔から、制御チャネルによって占有される時間領域部分を除外することによって得られる時間領域リソースであり得る。例えば、1msのPDSCHに対応する時間領域リソースは、1msのTTIから、PDCCHによって占有される部分を除外することによって得られる時間領域部分であり得る。あるいは、時間領域リソースは、ターゲット下りデータチャネルが送信される伝送時間間隔に対応するすべての時間領域リソースであってもよい。例えば、2OSのsPDSCHに対応する時間領域リソースは、sTTIに対応する2つの下りOFDMシンボルであり得る。ターゲット下りデータチャネルは、第1の下りデータチャネル、第2の下りデータチャネル、第3の下りデータチャネル、第4の下りデータチャネル、第5の下りデータチャネル、第6の下りデータチャネル、第7の下りデータチャネル、第8の下りデータチャネル、または第9の下りデータチャネルであり得る。ターゲット上りチャネルに対応する時間領域リソースは、端末機器がターゲット上りチャネルを送信するときのターゲット上りチャネルに対応する時間領域リソースを含む。これは、ターゲット下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの定義と同様であり、詳細は繰り返さない。ターゲット上りチャネルは、第1の上りチャネル、第2の上りチャネル、第3の上りチャネル、第4の上りチャネル、第5の上りチャネル、第6の上りチャネル、第7の上りチャネル、または第8の上りチャネルである。
本発明の本実施形態では、第1のターゲット下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2のターゲット下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なることは、第1のターゲット下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2のターゲット下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さより長い場合、または第1のターゲット下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2のターゲット下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さより短い場合、を含み得る。第1のターゲット下りデータチャネルまたは第2のターゲット下りデータチャネルは、後続の例では、第1の下りデータチャネル、第2の下りデータチャネル、第3の下りデータチャネル、第4の下りデータチャネル、第5の下りデータチャネル、第6の下りデータチャネル、第7の下りデータチャネル、第8の下りデータチャネル、または第9の下りデータチャネルであり得る。
具体的には、1msのTTIのHARQフィードバック待ち時間がsTTIのHARQフィードバック待ち時間より長いと考えると、PDSCHがsPDSCHより先である場合、PDSCHのHARQフィードバックを行うための上りチャネルとsPDSCHのHARQフィードバックを行うための上りチャネルとは時間領域においてオーバーラップし得る。例えば、2つの上りチャネルは同じ上りサブフレーム内にあり、またはPDSCHの受信状況情報とsPDSCHの受信状況情報とはどちらも同じ上りチャネルで搬送される。
端末機器が第1の下りサブフレームで検出を行い、検出に基づいて、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合であって、端末機器が第2の下りサブフレームで検出を行い、検出に基づいて、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、端末機器は、第1の上りチャネルを第1のHARQ−ACK情報を送信するための上りチャネルとして決定し、第1の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される第1のHARQ−ACK情報を送信する。
第1の上りチャネルは、上り制御チャネルであってもよく、上りデータチャネルとも呼ばれ得る上りトラフィックチャネルであってもよい。上り制御チャネルは、物理上り制御チャネル(Physical Uplink Control Channel、PUCCH)または短い物理上り制御チャネル(short Physical Downlink Control Channel、sPUCCH)であってよく、上りトラフィックチャネルは、物理上り共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)または短い物理上り共有チャネル(short Physical Uplink Shared Channel、sPUSCH)であってよい。
S240.端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、第2の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第2のHARQ−ACK情報を送信し、第1の上りチャネルによって占有される無線リソースは第2の上りチャネルによって占有される無線リソースと異なる。
端末機器が第1の下りサブフレームで検出を行い、検出に基づいて、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合であって、端末機器が第2の下りサブフレームで検出を行い、検出に基づいて、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第2の上りチャネルを第2のHARQ−ACK情報を送信するための上りチャネルとして決定し、第2の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される第2のHARQ−ACK情報を送信する。
第2の上りチャネルは、上り制御チャネルであってもよく、上りデータチャネルとも呼ばれ得る上りトラフィックチャネルであってもよい。上り制御チャネルは、PUCCHまたはsPUCCHであってよく、上りトラフィックチャネルは、PUSCHまたはsPUSCHであってよい。
本発明の本実施形態では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータサブフレームを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
図3に示すように、第1の下りサブフレーム内の第1の下りデータチャネルは1msのPDSCHであり、第2の下りサブフレーム内の第2の下りデータチャネルはsPDSCHである。図3では、スラッシュグリッドは1msのPDSCHが検出されることを表しており、バックスラッシュグリッドは、sPDSCHが検出されることを表しており、横線グリッドは、第1の上りチャネルを表しており、縦線グリッドは第2の上りチャネルを表している。
図3の部分(a)に示すように、第1の下りサブフレームで1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームでsPDSCHを検出した場合、端末機器は、第2の上りチャネルを使用して1msのPDSCHのHARQ−ACK情報をフィードバックする。
図3の部分(b)に示すように、第1の下りサブフレームで1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームでsPDSCHを検出しない場合、端末機器は、第1の上りチャネルを使用して1msのPDSCHのHARQ−ACK情報をフィードバックする。
図3の部分(a)および部分(b)から、1msのPDSCHを検出した場合、端末機器は、sPDSCHが検出されるかどうかに応じて、1msのPDSCHの受信状況を搬送するHARQ−ACK情報をフィードバックするために1msのPDSCHに異なる上りチャネルを選択することが分かる。
この場合、図3の部分(a)に示すように、端末機器は、代替として第2の上りチャネルを使用してsPDSCHの受信状況をフィードバックしてもよい。具体的には、1msのPDSCHの受信状況を搬送するHARQ−ACK情報は、sPDSCHの受信状況を指示するためにさらに使用され得る。当然ながら、sPDSCHの受信状況をフィードバックするために別の上りチャネルが代替として使用されてもよい。
本発明の本実施形態では、任意選択で、上り制御チャネルとして働く場合、第1の上りチャネルまたは第2の上りチャネルは、具体的には、その伝送時間間隔が1msであるPUCCH、またはその伝送時間間隔が1ms未満であるsPUCCHであり得る。任意選択で、上りトラフィックチャネルとして働く場合、第1の上りチャネルまたは第2の上りチャネルは、具体的には、その伝送時間間隔が1msであるPUSCH、またはその伝送時間間隔が1ms未満であるsPUSCHであり得る。第1の下りデータチャネルおよび第2の下りデータチャネルは、各々、PDSCHまたはsPDSCHであり得る。
任意選択で、sPUCCHの時間領域の長さは、1シンボル、2シンボル、3シンボル、4シンボル、および1スロットのうちの1つであってよい。1msのPUCCHの時間領域の長さは1msである。任意選択で、sPDCCHの時間領域の長さは、1シンボル、2シンボル、3シンボル、4シンボル、および1スロットのうちの1つであってよい。PDCCHの時間領域の長さは1msであってよい。任意選択で、sPUSCHの時間領域の長さは、1シンボル、2シンボル、3シンボル、4シンボル、および1スロットのうちの1つであってよい。1msのPUSCHの時間領域の長さは1msである。
任意選択で、第1の下りデータチャネルまたは第2の下りデータチャネルの受信状況は、肯定応答(Acknowledgement、ACK)または否定応答(Negative Acknowledgement、NACK)であってよい。あるいは、第1の下りデータチャネルまたは第2の下りデータチャネルの受信状況は、「ACK」、「NACK」、または不連続送信(Discontinuous Transmission、「DTX」)であってもよい。
例えば、端末機器が下りサブフレームにおいて下りデータチャネルを検出したときに、端末機器がその下りデータチャネルを正しく受信した場合、下りデータチャネルの受信状況は「ACK」であり、または端末機器がその下りデータチャネルを誤って受信した場合、下りデータチャネルの受信状況は「NACK」である。端末機器が、検出を通じて、下りサブフレームが下りデータチャネルを含まないと判断した場合、下りデータチャネルの受信状況は「NACK」または「DTX」であり得る。
任意選択で、下りデータチャネルの受信状況は、端末機器が下りサブフレームにおいて下りデータチャネルを検出した場合に、下りデータチャネルが正しく受信され、または誤って受信されたことを指示するために使用される、「ACK」または「NACK」であり得る。
当然ながら、検出を通じて、下りサブフレームは下りデータチャネルを含まないと判断した後、端末機器は代替として、下りデータチャネルについて、端末機器が下りデータチャネルを受信しないことを指示するために使用される受信状況を決定してもよい。この場合、下りデータチャネルの受信状況は、「NACK」または「DTX」で表され得る。
例えば、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを受信しない場合に、端末機器は、受信状況が「NACK」または「DTX」であることを指示するHARQ−ACK情報を生成し得る。この場合、「NACK」または「DTX」は、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータサブフレームを受信しないことを指示する。あるいは、端末機器が第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを受信しない場合に、端末機器は、受信状況が「NACK」または「DTX」であることを指示するHARQ−ACK情報を生成し得る。
任意選択で、「ACK」が2進数の「1」で表され、「NACK」が2進数の「0」で表されてもよい。あるいは、「ACK」が2進数の「1」で表され、「NACK」および「DTX」が2進数の「0」で表されてもよい。
端末機器が下りサブフレームにおいて下りデータチャネルを検出する場合、データチャネルが検出されることは、物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)を検出することによって判断されてよく、データチャネルが検出されることは、データチャネルが正しく受信されることを表すものではない。したがって、下りデータチャネルが下りサブフレームにおいて検出される場合、下りデータチャネルの受信状況は、「ACK」の場合もあり、「NACK」の場合もある。具体的には、端末機器は、下りデータチャネルに対応するPDCCHに含まれる巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check、CRC)をブラインド検出し、検査を通じて、データチャネルが検出されるかどうかを判断する。検査が正しい場合、それは対応する下りデータチャネルが検出されることを指示する。
端末機器が第1の下りサブフレームは第1の下りデータチャネルを含まないと判断することは、端末機器による第1の下りデータチャネルの受信状況の判断に影響を及ぼさない、ことに留意されたい。具体的には、端末機器が第1の下りサブフレームは第1の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、端末機器によって第1の下りデータチャネルについて生成される受信状況は、「NACK」または「DTX」であり得る。
端末機器が第2の下りサブフレームは第2の下りデータチャネルを含まないと判断することは、端末機器による第2の下りデータチャネルの受信状況の判断に影響を及ぼさない、ことに留意されたい。具体的には、端末機器が第2の下りサブフレームは第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、端末機器によって第2の下りデータチャネルについて生成される受信状況は、「NACK」または「DTX」であり得る。
本発明の本実施形態では、下りサブフレームでデータチャネル検出を行う場合、端末機器は、複数の方法を使用して下りサブフレームに下りデータチャネルが存在するかどうか判断し得る。
一方法では、端末機器は、ターゲット下りサブフレームにおいてターゲット下りデータチャネルを検出することによって、ターゲット下りサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含むかどうか判断する。別の方法では、端末機器は、ターゲット下りサブフレーム内にあり、その長さがターゲット下りデータチャネルの長さと異なる別の下りデータチャネルを検出することによって、ターゲット下りサブフレームはターゲット下りデータチャネルを含まないと判断する。
ターゲット下りサブフレームは、第1の下りサブフレームまたは第2の下りサブフレームである。ターゲット下りデータチャネルは、第1の下りデータチャネルまたは第2の下りデータチャネルであり、または後述する第3の下りデータチャネル、または第4の下りデータチャネル、または第5の下りデータチャネル、または第6の下りデータチャネル、または第7の下りデータチャネル、または第8の下りデータチャネル、または第9の下りデータチャネルである。
例えば、端末機器が、ターゲット下りサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含むかどうか判断する場合、端末機器は、ターゲット下りサブフレームにおいてターゲット下りデータチャネルを直接検出し得る。ターゲット下りデータチャネルが検出された場合、端末機器は、ターゲット下りサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含むと判断し、またはターゲット下りデータチャネルが検出されない場合、端末機器は、ターゲット下りサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含まないと判断する。端末機器は代替として、ターゲット下りサブフレームが、その対応する時間領域リソースの長さがターゲット下りデータチャネルの時間領域リソースの長さと異なる下りデータチャネルを含むことを検出することによって、ターゲット下りサブフレームはターゲット下りデータチャネルを含まないと判断してもよい。
端末機器が、ターゲット下りデータチャネルがターゲット下りサブフレームに存在するかどうか検出する場合、端末機器は、ターゲット下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに基づいて、ターゲット下りサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含むかどうかを判断し得る。対応する下り制御チャネルは、ターゲット下りデータチャネルのためにスケジュールされた下り制御チャネルである。ターゲット下りデータチャネルと対応する下り制御チャネルとは同じ伝送時間間隔内にあってもよく、2つの異なる伝送時間間隔内にあってもよい。ターゲット下りデータチャネルと対応する下り制御チャネルとが異なる伝送時間間隔内にある場合、ターゲット下りデータチャネルと対応する下り制御チャネルとは同じ下りサブフレーム内にあってもよく、異なる下りサブフレーム内にあってもよい。伝送時間間隔は1msのTTIまたはsTTIである。ターゲット下りデータチャネルと対応する下り制御チャネルとが同じ伝送時間間隔内にあることは、ターゲット下りデータチャネルと対応する下り制御チャネルとが同じ伝送時間間隔の時間領域範囲内にある、という場合を含む。例えば、sPDSCHと、sPDSCHをスケジュールするために使用されるsPDCCHとが同じ伝送時間間隔内にある。アプリケーション制御チャネルが異なる伝送時間間隔において2レベルの下り制御情報(Down−Link Control Information、DCI)構造を使用する場合、1msのPDCCHはsPDSCHの制御情報の一部分をさらに搬送し得る。制御情報は、現在のサブフレーム内のすべてのsPDSCHに共通である。この場合、sPDSCHも1msのPDCCHに対応する。端末機器は、対応する下り制御チャネルに含まれる下りリンクグラントDL grantシグナリングを検出することによって、ターゲットデータチャネルが含まれるかどうかを判断し得る。対応するDL grantシグナリングが検出された場合、端末機器は、ターゲットデータチャネルが含まれると判断し、そうでない場合、ターゲットデータチャネルは含まれない。あるいは、端末機器は、現在のサブフレームに含まれるTTIの長さを指示するために使用され、下り制御チャネルに含まれるシグナリングを検出することによって、ターゲット下りデータチャネルが含まれるかどうか判断しても
よい。シグナリングが、現在のサブフレームのTTIの長さがターゲット下りデータチャネルのTTIの長さと異なることを指示する場合、端末機器は、ターゲット下りデータチャネルは含まれないと判断する。例えば、制御チャネルが2レベルのDCI構造を使用し、1msのPDCCHが、現在のサブフレームのTTIの長さが1msであることを指示する場合、そのサブフレームはターゲット下りデータチャネルsPDSCHを含まないと判断される。
対応する下り制御チャネルとターゲット下りデータチャネルとが同じ伝送時間間隔内にあるときに、端末機器が、ターゲット下りサブフレームが対応する下り制御チャネルを含むことを検出した場合、端末機器は、ターゲット下りサブフレームはターゲット下りデータチャネルを含むと判断し、そうでない場合、端末機器は、下りサブフレームはターゲット下りデータチャネルを含まないと判断する。例えば、ターゲット下りデータチャネルが1msのPDSCHである場合、対応する下り制御チャネルは1msのTTIのPDCCHである。1msのTTIのPDCCHを検出した場合、端末機器は、下りサブフレームが1msのPDSCHを含むと判断する。ターゲット下りデータチャネルがsPDSCHである場合、対応する下り制御チャネルは同じsTTIを有するsPDCCHである。ターゲット下りサブフレームが同じsTTIを有するsPDCCHを含むことを検出した場合、端末機器は、ターゲット下りサブフレームが対応するsPDSCHを含むと判断する。
対応する下り制御チャネルとターゲット下りデータチャネルとが同じ伝送時間間隔内にない場合、対応する下り制御チャネルが検出され、ターゲット下りデータチャネルが存在することを指示するシグナリングが受信されたと判断することによって、下りサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含むと判断されてよく、そうでない場合、下りサブフレームはターゲット下りデータチャネルを含まないと判断され得る。対応する下り制御チャネルとターゲット下りデータチャネルとは、同じ下りサブフレーム内にあってもよく、異なる下りサブフレーム内にあってもよい。
例えば、ターゲット下りデータチャネルはsPDSCHであり、それに対応する下り制御チャネルは同じサブフレーム内のPDCCHであってよく、PDCCHはsTTI内にはない。sPDSCHは2つのレベルでスケジュールされ得るので、ネットワーク機器は、代替として、PDCCH内の制御シグナリングを使用して、現在のサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含むかどうかを通知してもよい。
制御シグナリングは以下のように実施され得る。PDCCH内の制御シグナリングが端末機器に、ターゲット下りデータチャネルが位置するサブフレームが1msのTTIのサブフレームかそれともsTTIのサブフレームかを通知し、同時にシグナリングは、現在のサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含むかどうかを間接的に通知する。サブフレームが1msのTTIである場合、サブフレームに含まれる下りデータチャネルはPDSCHであり、サブフレームがsTTIである場合、サブフレームに含まれる下りデータチャネルはsPDSCHである。したがって、第2の下りデータチャネルがsPDSCHである場合、sPDSCHの存在もPDCCHを検出することによって判断され得る。
加えて、スケジューリングモードがマルチsTTIスケジューリング、マルチサブフレームスケジューリング、または半永続スケジューリングである場合、1つの制御チャネル、PDCCH、またはsPDCCHが少なくとも2つのデータチャネルPDSCHまたはsPDSCHをスケジュールし得る。この場合、ターゲット下りデータチャネルと対応する下り制御チャネルとは異なる伝送時間間隔または異なる下りサブフレーム内にあり得る。
以下で、端末機器が下り制御チャネルを検出する具体的な方法を説明する。端末機器上で下りデータスケジューリングまたは上りデータスケジューリングを行うとき、ネットワーク機器は、端末機器固有のスクランブルコードを使用して下り制御情報(Downlink Control Information、DCI)をスクランブルし得る。したがって、端末機器は、端末機器固有のスクランブルコードを使用して下り制御チャネルをデスクランブルし、ネットワーク機器が端末機器のための下りデータチャネルをスケジュールすると判断し得る。端末機器が、下り制御チャネルを使用して、PDSCHまたはsPDSCHのスケジューリングに関する情報を検出した場合、端末機器は、下りデータチャネルが検出されたと判断することができ、端末機器は下りデータチャネルに関するHARQフィードバックを行う必要がある。
さらに、第2の下りデータチャネルがsTTIである場合、端末機器は、制御チャネルを使用して、sPUSCHをスケジュールするためのUL grantを検出する。sPUSCHは(sTTIのスケジューリング待ち時間がsTTIのHARQ−ACKフィードバック待ち時間と同じであり得るので)第1の上り制御チャネルと時間領域においてオーバーラップする。この場合、下りデータがネットワーク機器によってスケジュールされなくても、ネットワーク機器は、端末機器がsPUCCHを使用してHARQ−ACKをフィードバックすることを要求しない可能性がある。しかしながら、sPUSCHと第1の上り制御チャネルとが時間領域においてオーバーラップする場合でも、それらを同時に送信することはできない。この場合、端末機器は、HARQ−ACKをフィードバックするために、sPUSCHと時間領域においてオーバーラップしないsPUCCHを選択する必要がある。
端末機器は、ターゲット下りサブフレームが、その長さがターゲット下りデータチャネルの長さと異なる別の下りデータチャネルを含むことを検出することによって、ターゲット下りサブフレームはターゲット下りデータチャネルを含まないと判断し得る。これは、同じ下りサブフレームの構造が1msのTTIのサブフレームとsTTIのサブフレームの一方でしかあり得ないからであるか、またはその長さがターゲット下りデータチャネルの長さと異なる別の下りデータチャネルがより高い復調優先度を有するからである。したがって、端末機器がそれらの構造のうちの一方を検出した場合、他方の構造を除外することができる。別の時間長のデータチャネルが検出された場合、それは、下りサブフレームにおけるターゲットデータチャネルの検出が「DTX」であると検出されることを指示する。この場合、端末機器がターゲット下りデータチャネルを検出するかどうかにかかわらず、端末機器は、ターゲット下りサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含まないと判断することができる。下りサブフレームの構造は、制御シグナリングを使用して、または下りサブフレーム内の参照信号の構造を検出することによって取得され得る。
例えば、端末機器が、1msのPDSCHに対応する制御チャネルを検出することによって、現在のサブフレームが1msのTTIを含むと判断し、またはPDCCHによって指示されるサブフレームタイプ(指示方法が上述したとおりである)に基づくか、もしくは現在のサブフレーム内の参照信号の検出された構造に基づいて、現在の下りサブフレームが1msのTTIのサブフレームであると判断した場合、sPDSCHの存在の可能性を除外することができる。言い換えると、たとえsPDSCHの存在が検出されなくても、現在のサブフレームがsPDSCHを含まないと判断することができる。
例えば、sPDSCHの復調優先度がより高い場合、現在のサブフレームがsPDSCHを含むと判断し、1msのPDSCHを検出した後、端末機器は、現在のサブフレームが1msのPDSCHを含まないと判断し得る。これは、現在のサブフレーム内のsPDSCHの復調が同じサブフレーム内の1msのPDSCHの復調を妨げ得るからである。
第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出した後、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を搬送するHARQ−ACKをフィードバックするために、第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの存在に基づいて異なる上りチャネルを選択して、HARQ−ACKフィードバック情報が不明瞭であるという問題を解決し得る。
HARQ−ACKを搬送する上りチャネルでは、対応する下りデータチャネル(すなわち、含まれるビット数)が、TTIまたはsTTIの存在に基づいて柔軟に判断されるのではなく、ネットワーク機器によって事前定義または通知されることに留意されたい。このようにして、ネットワーク機器と端末機器との、各上りチャネルに含まれるHARQ−ACK情報の理解が食い違うことを回避することができる。
本発明の本実施形態では、下りデータチャネルの受信状況をフィードバックするための技術解決策を、下り制御チャネルの受信状況をフィードバックするために使用することもできることを理解されたい。例えば、下り制御チャネルは、下り半永続スケジューリングリリース(Semi−Persistent Scheduling Release、SPS Release)シグナリングを搬送する。
本発明の本実施形態では、第1の上りチャネルと第2の上りチャネルとが異なる無線リソースを占有する場合、第1の上りチャネルと第2の上りチャネルとは全く異なる時間領域リソースに対応し得るか、またはオーバーラップする時間領域を有する異なる時間領域リソースに対応し得るか、または同じ時間領域リソースであるが、異なる周波数領域リソース、コード領域リソース、もしくは空間領域リソースに対応し得る。
第1の上りチャネルと第2の上りチャネルとが全く異なる時間領域リソースに対応することは、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースと第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースとの間にオーバーラップはないが、対応する時間領域リソースの長さは同じであり得るかまたは異なり得ること、であり得る。第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースは、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースより先または後であり得る。
図4に示すように、第1の下りサブフレーム内の第1の下りデータチャネルはsPDSCHであり、第2の下りサブフレーム内の第2の下りデータチャネルは1msのPDSCHである。図4と図3の同じ参照番号は同じ意味を表している。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。
図4の部分(a)に示すように、第1の下りサブフレームでsPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームで1msのPDSCHを検出した場合、端末機器は、第2の上りチャネルを使用してsPDSCHのHARQ−ACKをフィードバックする。
図4の部分(b)に示すように、第1の下りサブフレームでsPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームで1msのPDSCHを検出しない場合、端末機器は、第1の上りチャネルを使用してsPDSCHのHARQ−ACKをフィードバックする。
図4の部分(a)および部分(b)から、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースは第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースとオーバーラップせず、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースは第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースより先である、ことが分かる。
この場合、図4の部分(a)に示すように、端末機器は、第1の上りチャネルを使用してPDSCHのHARQ−ACKをフィードバックし得る。
ターゲット上りチャネルによって占有される無線リソースは、ネットワーク機器によって明示的または暗黙的に指示され得ることに留意されたい。暗黙的な指示は、下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに対応するリソースをマップすることによって無線リソースを取得することを含む。明示的な指示は、ネットワーク機器が、下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに含まれる制御シグナリングを使用してターゲット上りチャネルの無線リソースを指示するか、またはネットワーク機器が、上位層無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリングを使用して無線リソースを構成するか、またはネットワーク機器が、RRCシグナリングを使用してターゲット上りチャネルリソースを構成し、次いで、端末機器が特定のリソースを取得するように、下り制御チャネルに含まれる制御シグナリングがリソースセットにおけるシーケンス番号を指示すること、を含む。無線リソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース、コード領域リソース、および空間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。ターゲット上りチャネルは、端末機器が下りサブフレームにおける下りデータチャネルの受信状況をフィードバックするための上りチャネルである。ターゲット上りチャネルは、第1の上りチャネル、第2の上りチャネル、第3の上りチャネル、第4の上りチャネル、第5の上りチャネル、第6の上りチャネル、第7の上りチャネル、または第8の上りチャネルである。
第1の上りチャネルは第2の上りチャネルと異なる。第1の上りチャネルと第2の上りチャネルとがオーバーラップする時間領域リソースに対応する場合、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なる可能性があり、2つの時間領域リソースは時間的にオーバーラップする部分を有する。
図5に示すように、第1の下りサブフレーム内の第1の下りデータチャネルは1msのPDSCHであり、第2の下りサブフレーム内の第2の下りデータチャネルはsPDSCHである。図5と図3の同じ参照番号は同じ意味を表している。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。
図5の部分(a)に示すように、第1の下りサブフレームで1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームでsPDSCHを検出した場合、端末機器は、第2の上りチャネルを使用して1msのPDSCHのHARQ−ACKをフィードバックする。
図5の部分(b)に示すように、第1の下りサブフレームで1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームでsPDSCHを検出しない場合、端末機器は、第1の上りチャネルを使用して1msのPDSCHのHARQ−ACKをフィードバックする。
図5の部分(a)および部分(b)から、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースは第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースとオーバーラップすることが分かる。
この場合、図5の部分(a)に示すように、端末機器は、第2の上りチャネルを使用してsPDSCHのHARQ−ACKをフィードバックし得る。
同じ時間領域リソースであるが、異なる周波数領域リソース、コード領域リソース、もしくは空間領域リソースであることは、第1の上りチャネルと第2の上りチャネルとが時間領域リソースに関して同一であるが、周波数領域、コード領域、または空間領域において直交することを含む。
本発明の本実施形態では、任意選択で、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むことを検出し、第2のHARQ−ACK情報は第2の上りチャネルで送信されると判断した後、端末機器は、第3の上りチャネルで、第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される第3のHARQ−ACK情報を送信し得る。
任意選択で、第3の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップし得る。具体的には、第3の上りチャネルに対応する時間領域リソースと第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースとの間にオーバーラップする部分がある。第3の上りチャネルが時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップする場合、端末機器が同時伝送、すなわち、時間領域においてオーバーラップする、2つのチャネルのものである部分の同時送信をサポートしない可能性があるので、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むことを検出した場合、第1の上りチャネルを、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報の送信に使用することができず、HARQ−ACKをフィードバックするために第2の上りチャネルを必要する必要がある。
さらに、第3の上りチャネルによって占有される無線リソースと第2の上りチャネルによって占有される無線リソースとは同じであり得る。言い換えると、2つの上りチャネルは同じ上りチャネルであり、第3のHARQ−ACK情報は第2のHARQ−ACK情報である。端末機器は、上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックし得る。第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むことが検出されたとき、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックと第2の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックとが、HARQタイミング関係に従って同じ時間領域リソース内の上りチャネルに対応する場合、第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネルの受信状況とはその上りチャネルでフィードバックされる。
任意選択で、第3の上りチャネルに対応する時間領域リソースが、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースとオーバーラップしない場合もある。端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むことを検出したとき、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックと第2の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックとが、HARQタイミング関係に従って異なる時間領域リソース内の上りチャネルに対応する場合、2つのHARQ−ACK情報は、2つの上りチャネル、例えば、第3の上りチャネルと第2の上りチャネルとでそれぞれ送信される。端末機器が同時伝送をサポートしない可能性があるので、2つの上りチャネルは時間領域においてオーバーラップしない。
任意選択で、端末機器が第2の下りサブフレームにおいて第7の下りデータチャネルを検出しない場合、第2のHARQ−ACK情報は第7の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用され、第7の下りデータチャネルは時間領域において第2の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第7の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは第2の長さと等しい。端末機器が第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出し、第2の下りデータチャネルのHARQフィードバックタイミングと第1の下りデータチャネルのHARQフィードバックタイミングとに基づいて、第2の下りデータチャネルと第1の下りデータチャネルとが同じ上りサブフレームの2つの隣接する上りsTTI内にあると判断した場合、第2の上りチャネルと第3の上りチャネルとは、第2のHARQ−ACK情報と第3のHARQ−ACK情報とをそれぞれフィードバックする。言い換えると、第2のHARQ−ACK情報は、第2の下りデータチャネルの受信状況を指示しない。加えて、第2の上りチャネルは、第1の下りデータチャネルに加えて第2の下りサブフレーム内の第7の下りデータチャネルにもさらに対応する。具体的には、第1の下りデータチャネルのHARQタイミングと第7の下りデータチャネルのHARQタイミングとに基づき、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKと第7の下りデータチャネルのHARQ−ACKの両方を第2の上りチャネルで送信する必要がある。この場合、端末機器が第2の上りチャネルに対応する第2の下りサブフレームのsTTIにおいて第7の下りチャネルを検出しないと、端末機器は、基地局が第7の下りチャネルを送信しないかどうか判断できず、または端末機器は、そのチャネルで送信された第7の下りチャネルを検出しない。したがって、端末機器は、第2のHARQ−ACK情報のビット数が固定されるようにするために、第2のHARQ−ACK情報に検出されない第7の下りチャネルの受信状況をさらに追加し、それによって基地局の正しい復調が保証される。第7の下りデータチャネルと第2の下りデータチャネルとは同じ下りサブフレームに位置し、同じ下りサブフレームにおいて、端末機器は同じ長さを有するTTIのみに対応する。したがって、端末機器は、2つの下りデータチャネルは、時間領域にお
いてオーバーラップせず、同じサブフレーム内にある2つの長さの等しいsTTI内、すなわち、2つの隣接した異なるsTTI内にあると想定し、第7の下りデータチャネルの時間領域の長さは第2の長さと等しい。
図6に示すように、第1の下りサブフレーム内の第1の下りデータチャネルは1msのPDSCHであり、第2の下りサブフレーム内の第2の下りデータチャネルはsPDSCHである。図6と図3の同じ参照番号は同じ意味を表している。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。図6の網線を有するグリッドは第3の上りチャネルを表している。
図6の部分(a)に示すように、第1の下りサブフレームで1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームでsPDSCHを検出した場合、端末機器は、第2の上りチャネルを使用して1msのPDSCHのHARQ−ACKをフィードバックする。
図6の部分(b)に示すように、第1の下りサブフレームで1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームでsPDSCHを検出しない場合、端末機器は、第1の上りチャネルを使用して1msのPDSCHのHARQ−ACKをフィードバックする。
図6の部分(c)に示すように、第7の下りデータチャネルが第2の下りサブフレームの第1のsTTIに位置し、第7の下りデータチャネルの受信状況は、第7の下りデータチャネルのHARQフィードバック待ち時間に基づいて第2の上りチャネルで送信され得る。具体的には、端末機器が第7の下りデータチャネルを検出しない場合、端末機器は、第2の上りチャネルでフィードバックされるべき第2のHARQ−ACK情報に第7の下りデータチャネルの受信状況をさらに追加し得る。
この場合、図6の部分(a)および部分(c)に示すように、端末機器は、第3の上りチャネルを使用してsPDSCHの第3のHARQ−ACKをフィードバックすることができ、第3の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップする。加えて、第3の上りチャネルは時間領域において第2の上りチャネルとオーバーラップしない。
任意の伝送時間間隔に対応する下りデータチャネルについて、伝送時間間隔に対応する下りデータチャネルの受信状況をフィードバックするために必要とされる時間間隔、すなわち、HARQ−ACK待ち時間またはHARQ−ACKタイミングが事前定義されることに留意されたい。したがって、本発明の本実施形態におけるフィードバック方法によれば、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出し、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出し、第2の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバック待ち時間と第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバック待ち時間とが、HARQ−ACK情報をフィードバックする上りチャネルを時間領域においてオーバーラップさせる場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKを送信するために、第2の上りチャネルを選択する。このようにして、端末機器が、同時伝送をサポートすることができないために第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKまたは第2の下りデータチャネルのHARQ−ACKをフィードバックすることができないこと、を回避することができる。
第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルが検出され、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルが検出され、第2の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバック待ち時間と第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバック待ち時間とが、HARQ−ACK情報をフィードバックする上りチャネルを時間領域においてオーバーラップさせる場合、第1の下りデータチャネルに対応する第2の上りチャネルと第2の下りデータチャネルに対応する第3の上りチャネルとは、時間領域においてオーバーラップする場合もあり、時間領域においてオーバーラップしない場合もある。第1の下りデータチャネルに対応する上りチャネルが時間領域において第2の下りデータチャネルに対応する上りチャネルとオーバーラップしない場合、第1の下りデータチャネルの受信状況を搬送するHARQ−ACK情報と第2の下りデータチャネルの受信状況を搬送するHARQ−ACK情報とは、2つの上りチャネルでそれぞれ送信され得る。
第1の下りデータチャネルに対応する上りチャネルが時間領域において第2の下りデータチャネルに対応する上りチャネルとオーバーラップする場合、第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネルの受信状況とは同じ上りチャネル上にあり得る。具体的には、上りチャネルのHARQ−ACKが2つの下りデータチャネルの上りチャネルを含む。任意選択で、端末機器が第2の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第2のHARQ−ACK情報を送信する場合、第2のHARQ−ACKは第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用され得る。端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出し、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKを送信するために、第2の上りチャネルを選択し、第2の上りチャネルのHARQタイミングと第1の下りデータチャネルのHARQタイミングとは事前定義される。第2の下りデータチャネルのために行われるHARQフィードバックのHARQタイミングに基づき、第2の下りデータチャネルのHARQ−ACK受信状況も、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースでフィードバックされる必要がある場合、端末機器は、第2の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネルの受信状況の両方をフィードバックし得る。言い換えると、第2のHARQ−ACKは第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される。
任意選択で、第2の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップし得る。HARQタイミングに基づき、第2の下りデータチャネルのHARQ−ACK受信状況も、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースでフィードバックされる必要がある場合、第2の上りチャネルが時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップするときに、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネルの受信状況とを2つの上りチャネルでそれぞれ別々に送信することができず、第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネルの受信状況の両方を第2の上りチャネルでフィードバックする必要がある。
図7と図3の同じ参照番号は同じ意味を表している。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。図7の網線を有するグリッドは第3の上りチャネルを表している。
図7の部分(a)に示すように、端末機器は、第1の下りサブフレームにおいて1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームにおいてsPDSCHを検出する。1msのPDSCHのフィードバック時間がsPDSCHのフィードバック時間とオーバーラップしないので、第1の下りデータチャネルの受信状況のHARQ−ACK情報を搬送する第2の上りチャネルの時間領域リソースは、第2の下りデータチャネルの受信状況のHARQ−ACK情報を搬送する第3の上りチャネルの時間領域リソースと異なる。言い換えると、それらの上りチャネルの無線リソースが異なる。
図7の部分(b)に示すように、端末機器は、第1の下りサブフレームにおいて1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームにおいてsPDSCHを検出する。1msのPDSCHのフィードバック時間がsPDSCHのフィードバック時間とオーバーラップするので、第1の下りデータチャネルの受信状況のHARQ−ACK情報を搬送する上りチャネルと第2の下りデータチャネルの受信状況のHARQ−ACK情報を搬送する上りチャネルはどちらも第2の上りチャネルであり得る。具体的には、第1の下りデータチャネルの受信状況のHARQ−ACK情報を搬送する上りチャネルの無線リソースは、第2の下りデータチャネルの受信状況のHARQ−ACK情報を搬送する上りチャネルの無線リソースと同じである。
下りデータチャネルのHARQ−ACK待ち時間またはHARQ−ACKタイミングは、固定されていてもよく、柔軟であってもよいことに留意されたい。固定される方法では、下りデータチャネルに対応するTTIと、下りデータチャネルの受信状況のHARQ−ACK情報を搬送する上りチャネルに対応するTTIとの間の時間間隔または時間順序関係は固定されている。例えば、サブフレーム#n内の1msのPDSCHに対応する受信状況がサブフレーム#n+k(kは0より大きい整数)内のsPUCCHでフィードバックされる場合、そのsPUCCHは常に、サブフレーム#n+kの最初のsTTIまたは最後のsTTIに位置する。柔軟な方法では、下りデータチャネルに対応するTTIと、下りデータチャネルの受信状況のHARQ−ACK情報を搬送する上りチャネルに対応するTTIとの間の時間間隔または時間順序関係は柔軟である。例えば、サブフレーム#n内の1msのPDSCHに対応する受信状況がサブフレーム#n+k内のsPUCCHでフィードバックされる場合、そのsPUCCHは固定された時間領域位置のsTTIに制限されず、基地局は、sPUCCHが位置するsTTIの、#n+k内の位置を指示することができ、またはsPDSCHの受信状況をフィードバックするためにやはり必要とされるsPUCCHが、1msのPDSCHの受信状況とsPDSCHの受信状況の両方をフィードバックするために、#n+kの中から選択され得る。sPDSCHから、sPDSCHの受信状況をフィードバックする短い上りチャネルまでのHARQ−ACKタイミングは、一般に、固定されている。例えば、sPDSCHは、サブフレーム#n内の第q(qは0より大きい整数である)のsTTIに対応し、sPDSCHに対応する短い上りチャネルは、第qのsTTIの後に続く第(q+m)(mは0より大きい整数である)のsTTIに対応する。例えば、mがサブフレームに含まれるsTTIの数である場合、sPDSCHに対応する短い上りチャネルは、サブフレーム#n+1の第qのsTTIである。
任意選択で、第2の上りチャネルは、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置する。上りサブフレームは、HARQタイミングに基づいて第1の下りチャネルの受信状況のHARQ−ACK情報を搬送するために使用される上りサブフレームである。例えば、サブフレーム#n内の1msのPDSCHに対応する受信状況がサブフレーム#n+kでフィードバックされる。さらに、上りサブフレームは、第1の上りチャネルが位置するか、第1の上りチャネルが対応する上りサブフレームである。
さらに、任意選択で、第2の上りチャネルは、上りサブフレームの最後の上りsTTIに対応する。これに対応して、第2の下りデータチャネルは、第2の下りサブフレームの最後の下りsTTIに対応する。その利益は、端末機器が第2の上りチャネルでパケット組み立てを行うのに間に合わない問題を回避できることである。例えば、サブフレーム#n内の1msのPDSCH(第1の下りデータチャネル)に対応する1msの上りチャネル(第1の上りチャネル)がサブフレーム#n+4に位置すると仮定すると、1msのPDSCHに対応する短い上りチャネル(第2の上りチャネル)は#n+4の最初のsTTIに位置し、サブフレーム#n+3内の第6のsPDSCH(第2の下りデータチャネル)に対応する短い上りチャネル(第3の上りチャネル)は#n+4の6番目のsTTIに位置する。端末機器が第2の下りデータチャネルを検出した場合、端末機器は、1msの上りチャネルを短い上りチャネルに切り替える必要がある。しかしながら、第2の上りチャネルは第3の上りチャネルよりも先であるので、端末機器が第2の上りチャネルでパケット組み立てを行うのに間に合わない。第1の下りデータチャネルに対応する第2の上りチャネルが#n+4の最後のsTTIに位置すると仮定すると、1msの上りチャネルが短い上りチャネルに切り替えられる瞬間は常に第2の上りチャネルより先かまたは第2の上りチャネルと同時である。したがって、端末機器は、適時に第2の上りチャネルでパケット組み立てを行うことができる。このフィードバック方法は、固定された1msのPDSCHのHARQ−ACKタイミングに対応する。
任意選択で、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、上りサブフレームにおいて少なくとも2つのsTTIの各々で第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。言い換えると、第1の下りデータチャネルの受信状況は少なくとも2つのsTTIでそれぞれフィードバックされる。この場合、少なくとも2つのsTTIのいずれか1つが第2の上りチャネルに対応し得る。さらに、少なくとも2つのsTTIは、端末機器が1msのPDSCH(第1の下りデータチャネル)から短い上りチャネルに切り替わった後の上りサブフレーム内のすべてのsTTIを含む。例えば、サブフレーム#n内の1msのPDSCH(第1の下りデータチャネル)に対応する1msの上りチャネル(第1の上りチャネル)がサブフレーム#n+4に位置すると仮定すると、1msのPDSCHに対応する短い上りチャネル(第2の上りチャネル)は#n+4の最初のsTTIに位置し、サブフレーム#n+3内の第2のsPDSCH(第2の下りデータチャネル)に対応する短い上りチャネルは#n+4の2番目のsTTIに位置する。#n+2で端末機器によって検出された第1のsPDSCHが第2の下りデータチャネルである場合、#n+4の1msの上りチャネルを短い上りチャネルに切り替える必要がある。したがって、#n+4の2番目のsTTIから開始して、端末機器は、(たとえ端末機器が、#n+3において、sTTIに対応するsPDSCHを検出しない場合でも)上りサブフレーム内のsTTIの各々で1msのPDSCHの受信状況をフィードバックする。さらに、少なくとも2つのsTTIはどちらも上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。このフィードバック方法は、固定された1msのPDSCHのHARQ−ACKタイミングに対応する。
任意選択で、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて第1の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックする。具体的には、端末機器が第2の下りサブフレームにおいて少なくとも1つのsPDSCHを検出した場合、少なくとも1つのsPDSCHのうちの1つのsPDSCH(第2の下りデータチャネル)について、端末機器は、sPDSCHの受信状況と1msのPDSCH(第1の下りデータチャネル)の受信状況の両方を、sPDSCHに対応する短い上りチャネル(第2の上りチャネル)でフィードバックする。端末機器が第2の下りサブフレームのsTTIにおいてsPDSCHを検出しなかった場合、端末機器は、sPDSCHに対応する短い上りチャネルで1msのPDSCHの受信状況をフィードバックしない。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される上りsTTIは、上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。少なくとも1つの短い上りチャネルが時間領域において1msの上りチャネル(例えば、1msのPUCCH)とオーバーラップするとき、少なくとも1つの短い上りチャネルが1msの上りサブフレームの1つのスロットに位置する場合、短い上りチャネルを送信するために使用される、1msのPUCCHとオーバーラップするスロットだけがパンクチャ(puncture)されてよく、1msのPUCCHとオーバーラップしない別のスロットは、1msのHARQ−ACKの伝送信頼性を高めるために、第1の下りデータチャネルの受信状況を搬送する1msのPUCCHを引き続き送信し得る。すべての短い上りチャネルが1msの最初のスロットに位置する場合、1msのHARQ−ACKと短いHARQ−ACKとは、それぞれ、PUCCHの第2のスロットと短い上りチャネルとで送信される。具体的には、最初のスロット内の短い上りチャネルは1msのHARQ−ACKを搬送するために使用されない場合がある。短い上りチャネルが1msの2番目のスロットに位置する場合、1msのPUCCHの最初のスロットもpunctureされ得るので、短いHARQ−ACKに加えて短い上りチャネルも1msのHARQ−ACKを搬送する必要がある。このフィードバック方法は、柔軟な1msのPDSCHのHARQ−ACKタイミングに対応する。
任意選択で、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。言い換えると、第1の下りデータチャネルの受信状況は少なくとも2つの上りsTTIでそれぞれフィードバックされる。少なくとも2つのsPDSCHは、第8の下りデータチャネルおよび第2の下りデータチャネルを含む。少なくとも2つの上りsTTIは、第2の上りチャネルおよび第7の上りチャネルを含む。言い換えると、端末機器は、第2の下りサブフレームが第8の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第7の上りチャネルを使用して第7のHARQ−ACK情報を送信し、第7のHARQ−ACK情報は第1の下りデータチャネルの受信状況および第8の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。例えば、サブフレーム#nに1msのPDSCH(第1の下りデータチャネル)があると仮定すると、端末機器が、第2の下りサブフレームサブフレーム#n+3内の(第2の下りデータチャネルおよび第8の下りデータチャネルを含む)少なくとも2つのsPDSCHが、最初のsTTI、2番目のsTTI、および4番目のsTTIに位置することを検出した場合、端末機器は、対応するsPDSCHの受信状況および1msのPDSCHの受信状況を、#n+4の最初のsTTI、2番目のsTTI、および4番目のsTTIに位置する、sPDSCHに対応する(第2の上りデータチャネルおよび第7の下りデータチャネルを含む)すべての短い上りチャネルでフィードバックする。第7の上りチャネルに対応するTTIは、第8の下りデータチャネルの固定されたHARQ−ACKタイミングに基づいて決定され得ることを理解されたい。第8の下りデータチャネルは時間領域において第2の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第7の上りチャネルは時間領域において第2の上りチャネルとオーバーラップしないことを理解されたい。さらに、第8の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースは第2の長さと等しい。さらに、第7の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップするか、または第7の上りチャネルと第2の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つのsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTI(すなわち、第2の下りサブフレームで検出されたすべてのsPDSCHに対応するすべての上りsTTI)を含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。このフィードバック方法は、柔軟な1msのPDSCHのHARQ−ACKタイミングに対応する。
本発明の本実施形態では、任意選択で、無線通信システムが、少なくとも2つの下り搬送波がネットワーク機器に構成される下りマルチキャリアシステムである場合、各搬送波は端末機器に下りデータを送信することができ、各搬送波は、独立して、すなわち同時に下りデータを送信することができ、搬送波のうちの1つはデータを送信することができ、別の搬送波はデータを送信せず、端末機器は、搬送波が下りデータを有するかどうか判断するために、各搬送波上のデータチャネルで別々に検出を行う必要がある。
sTTI対応の無線通信システムでは、設計の複雑さを低減させるために、同じ下りサブフレーム内のすべての搬送波に同じ伝送時間間隔を構成することができ、例えば、同じ下りサブフレーム内のすべての搬送波の伝送時間間隔は1msのTTIまたはsTTIであるとみなされる。
上記の考察に基づき、端末機器が1msのPDSCHが搬送波のうちの1つに存在することを検出すれば、端末機器は、現在のサブフレームの他の搬送波上のすべてのチャネルが1msのPDSCHであると判断することができる。端末機器が、sPDSCHが搬送波のうちの1つに存在することを検出すれば、端末機器は、現在のサブフレームの他の搬送波上のすべてのチャネルがsPDSCHであると判断することができる。
加えて、端末機器は、1つの上り搬送波の上りチャネルに複数の下り搬送波のHARQ−ACKフィードバックを追加することしかできず、または端末機器は、上りチャネルを同じ上りサブフレーム内の異なる搬送波で送信することができるが、これらの上りチャネルは異なる長さであることも、時間的にオーバーラップすることもできない。このシナリオでは、端末機器が複数の搬送波のうちの1つで第2の下りデータチャネルを検出すれば、端末機器は、第2の下りデータチャネルが位置するサブフレームにおいて、各搬送波上のデータチャネルの長さは第2の長さであると判断し得る。加えて、第2の下りデータチャネルに対応する上りチャネルは時間領域において第1の下りデータチャネルに対応する上りチャネルとオーバーラップする。したがって、第2の上りチャネルも選択する必要がある。
端末機器は、端末機器が第2の下りサブフレーム内のすべての搬送波において第2の下りデータチャネルを検出しないときに限り、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACK情報を送信するために第1の上りチャネルを選択する。
図8と図3の同じ参照番号は同じ意味を表している。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。
図8の部分(a)に示すように、第2の下りサブフレーム内の第1の搬送波はsPDSCHを含まず、sPDSCHは第2のキャリアで検出される。したがって、端末機器は、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACK情報を送信するために第2の上りチャネルを選択する必要もある。
しかしながら、図8の部分(b)に示すように、第2の下りサブフレーム内のどの搬送波でもsPDSCHが検出されない場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACK情報を送信するために第1の上りチャネルを選択する。
任意選択で、第1の下りデータチャネルによって占有される第1の搬送波は、第2の下りデータチャネルによって占有される第2の搬送波と異なっていてもよく、第1の上りチャネルと第2の上りチャネルとは、同じ搬送波上に位置していてもよく、異なる搬送波上に位置していてもよい。第1の上りチャネルは、(例えば、時分割多重化システムにおいて)第1の搬送波もしくは第2の搬送波を占有してもよく、または(例えば、時分割多重化システムや周波数分割多重化システムにおいて)他の搬送波を占有してもよく、第2の上りチャネルは、(例えば、時分割多重化システムにおいて)第1の搬送波もしくは第2の搬送波を占有してもよく、または(例えば、時分割多重化システムや周波数分割多重化システムにおいて)他の搬送波を占有してもよい。
任意選択で、第1の搬送波が第2の搬送波と異なる場合、端末機器は、第2の上りデータチャネルを使用して第1の下りデータチャネルのHARQ−ACK情報を送信することを決定したときに第2の上りチャネルのHARQ−ACK情報に、第1の搬送波上の、第2の下りサブフレームにおいて検出される(第3の下りデータチャネルとも呼ばれ得る)下りデータチャネルの受信状況をさらに追加してもよく、第3の下りデータチャネルと第2の下りデータチャネルとは同じ時間領域リソースに対応する。
端末機器が第3の下りデータチャネルを検出しない場合、端末機器はまた、下りデータチャネルの受信状況を「NACK」または「DTX」と定義することができ、第2の上りチャネルでネットワーク機器に受信状況を送信して、端末機器が、ネットワーク機器によって送信されている第3の下りデータチャネルを検出せず、その結果その下りデータチャネルのHARQ−ACK情報をフィードバックし損なったことが原因で、端末機器とネットワーク機器とのHARQ−ACKのビット数の理解が食い違う誤りの事例を回避する。
任意選択で、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、端末機器は、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを直接検出してもよく、または第2の下りサブフレームが、その対応する時間領域リソースの長さが第2の下りデータチャネルの対応する時間領域リソースの長さと異なる下りデータチャネルを含むことを検出することによって、第2の下りサブフレームは第2の下りデータチャネルを含まないと判断してもよい。例えば、端末機器が第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出しないかまたは端末機器が第2の下りサブフレームにおいて第4の下りデータチャネルを検出した場合、端末機器は、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断してよく、第4の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なる。第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、端末機器は、ターゲット下りサブフレームにおいてターゲット下りデータチャネルを直接検出してもよく、またはターゲット下りサブフレームが、その対応する時間領域リソースの長さがターゲット下りデータチャネルの時間領域リソースの長さと異なる下りデータチャネルを含むことを検出することによって、ターゲット下りサブフレームはターゲット下りデータチャネルを含まないと判断してもよいことを理解されたい。この場合、ターゲット下りサブフレームは第2の下りサブフレームであり、ターゲット下りデータチャネルは第2の下りデータチャネルである。詳細は述べない。
本発明の本実施形態では、任意選択で、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出し、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出し他場合(この事例は第1の検出事例と呼ばれ得る)、端末機器は、第1の下りデータチャネルの第2のHARQ−ACK情報を送信するために第2の上りチャネルを選択し、使用する。第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合(この事例は第2の検出事例と呼ばれ得る)、端末機器は、第1の下りデータチャネルの第1のHARQ−ACK情報を送信するために第1の上りチャネルを選択し、使用する。第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合(この事例は第3の検出事例と呼ばれ得る)、端末機器は、第2の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第4のHARQ−ACK情報を送信するために第4の上りチャネルを選択し得る。
第4の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップし得る。第4の上りチャネルは第2の上りチャネルと同じか、または異なり得る。具体的には、第4の上りチャネルによって占有される無線リソースは、第2の上りチャネルによって占有される無線リソースと同じか、または異なり得る。この場合、無線リソースが同じであることは、リソースが、時間領域、周波数領域、コード領域、および空間領域において同じであることを意味する。言い換えると、第4の上りチャネルと第2の上りチャネルとは同じ上りチャネルである。
本発明の本実施形態では、任意選択で、第4の上りチャネルによって占有される無線リソースが第2の上りチャネルによって占有される無線リソースと異なるとき、第4の上りチャネルによって占有される無線リソースが第1の上りチャネルによって占有される無線リソースとも異なり得る、すなわち、3つの上りチャネルが相互に異なる場合、ネットワーク機器は、上りチャネルを異なる上りチャネルと区別することによって、その受信状況が上りチャネルで搬送されたHARQ−ACK情報によって指示される受信状況によって明確に表される下りデータチャネルを決定し得る。
図9と図3の同じ参照番号は同じ意味を表している。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。図9の網線を有するグリッドは第4の上りチャネルを表している。
図9の部分(b)に示すように、端末機器は、第1の下りサブフレームにおいて1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームにおいてsPDSCHを検出しない。したがって、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第1のHARQ−ACK情報を送信するために第1の上りチャネルを選択する。
図9の部分(a)に示すように、端末機器は、第1の下りサブフレームにおいて1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームにおいてsPDSCHを検出する。したがって、端末機器は、第2のHARQ−ACK情報を送信するために第2の上りチャネルを選択する。この場合、第2のHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネル受信状況の両方を搬送する。
図9の部分(c)に示すように、端末機器は、第1の下りサブフレームにおいて1msのPDSCHを検出せず、第2の下りサブフレームにおいてsPDSCHを検出する。したがって、端末機器は、第2の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第4のHARQ−ACK情報を送信するために第4の上りチャネルを選択する。
本発明の本実施形態では、任意選択で、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まないと判断し、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、第4の上りチャネル上の第4のHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用され得る。この場合、第1の下りデータチャネルの受信状況を表すために「NACK」または「DTX」が使用され得る。具体的には、端末機器は、第4のHARQ−ACK情報に、第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックするために使用されるビットフィールドをさらに追加し得る。
図10の部分(b)に示すように、端末機器は、第1の下りサブフレームにおいて1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームにおいてsPDSCHを検出しない。したがって、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第1のHARQ−ACK情報を送信するために第1の上りチャネルを選択する。
図10の部分(a)に示すように、端末機器は、第1の下りサブフレームにおいて1msのPDSCHを検出し、第2の下りサブフレームにおいてsPDSCHを検出する。したがって、端末機器は、第2のHARQ−ACK情報を送信するために第2の上りチャネルを選択する。この場合、第2のHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネル受信状況の両方を搬送する。
図10の部分(c)に示すように、端末機器は、第1の下りサブフレームにおいて1msのPDSCHを検出せず、第2の下りサブフレームにおいてsPDSCHを検出する。したがって、端末機器は、第2の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第4のHARQ−ACK情報を送信するために第4の上りチャネルを選択する。この場合、第4のHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルの受信状況をさらに搬送し、第1の下りデータチャネルの受信状況は、「NACK」または「DTX」で表され得る。
図10と図3の同じ参照番号は同じ意味を表している。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。図10の網線を有するグリッドは第4の上りチャネルを表している。
本発明の本実施形態では、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、第4のHARQ−ACK情報が第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネルの受信状況の両方を搬送するとき、第4の上りチャネルは第2の上りチャネルと同じであってもよく、または異なっていてもよい。
第4の上りチャネルが第2の上りチャネルと同じである、すなわち、第4の上りチャネルが第2の上りチャネルである場合、それは、第2の上りチャネルが第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネルの受信状況の両方を送信するために使用され得ることを指示する。この場合、第1の下りデータチャネルの受信状況は、「NACK」または「DTX」である。
第4の上りチャネルが第2の上りチャネルと同じである場合、第1の下りデータチャネルが第1の下りサブフレームにおいて検出されるかどうかにかかわらず、端末機器が第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出するとき、送信されるHARQ−ACK情報は、第2の上りチャネル内の、下りデータの受信状況を指示するために使用され、2つの検出事例で使用されるHARQ−ACKビット数が同じままであるようにするために、2つの下りデータチャネルの受信状況を搬送し、そのためネットワーク機器は、事前定義された規則に従って第2の上りチャネルを復調および復号し、対応するHARQ−ACK情報を読み取ることができる。したがって、ネットワーク機器と端末機器とのHARQ−ACKビット数の理解が異なる場合に生じる復号誤りを回避することができる。
第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第4のHARQ−ACK情報を送信するために第2の上りチャネルを選択する。これにより、3つの異なる検出事例において異なる上りチャネルをそれぞれ使用するための方法と比較して、制御チャネルリソースを節約することができる。しかしながら、端末機器が、第4のHARQ−ACK情報を送信するために第2の上りチャネルを選択するための方法と比較すると、3つの異なる検出事例において異なる上りチャネルをそれぞれ使用するための方法は、受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACKビット数を減らすことができる。2つの方法の各々に独自に利点がある。必要に応じて適正な方法が選択され、使用されてよい。
第1の下りデータチャネルに対応する、第4のHARQ−ACK情報でフィードバックされる受信状況は、「NACK」または「DTX」である。したがって、ネットワーク機器は第1の下りデータチャネルを送信しているが、端末機器はそのチャネルの存在を検出しない場合、ネットワーク機器は、「DTX」または「NACK」が受信されると、端末機器はデータチャネルを正しく受信しなかったことを知ることができ、再送が行われ得る。ネットワーク機器が第1の下りデータチャネルを実際に送信していない場合、ネットワーク機器は、たとえ「DTX」または「NACK」状態を受信しても再送を行う必要がない。
任意選択で、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第4のHARQ−ACK情報を送信するために第4の上りチャネルを選択し、第4の上りチャネルは、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置し、上りサブフレームは、HARQタイミングに基づいて第1の下りチャネルの受信状況のHARQ−ACK情報を搬送するために使用される上りサブフレームである。これは、第2の上りチャネルが、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置することと同様である。詳細は繰り返さない。
任意選択で、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTI(第4の上りチャネル)において第1の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックする。これは、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合と同様である。詳細は繰り返さない。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される上りsTTIは、上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。この場合、第1の下りデータチャネルに対応する受信状況は、「NACK」または「DTX」である。
任意選択で、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。少なくとも2つのsPDSCHは、第9の下りデータチャネルおよび第2の下りデータチャネルを含み、少なくとも2つの上りsTTIは、第4の上りチャネルおよび第8の上りチャネルを含む。端末機器は、第2の下りサブフレームが第9の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第8の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第8のHARQ−ACK情報を送信し、第8のHARQ−ACK情報は第1の下りデータチャネルの受信状況および第9の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。これは、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合と同様である。詳細は繰り返さない。第8のHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルに対応する受信状況が「NACK」または「DTX」であることを指示することを理解されたい。第9の下りデータチャネルは時間領域において第2の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第8の上りチャネルは時間領域において第4の上りチャネルとオーバーラップしないことを理解されたい。さらに、第9の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースは第2の長さと等しい。さらに、第8の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップするか、または第8の上りチャネルと第4の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、ターゲット下りサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含まないと判断した場合、端末機器は、ターゲット下りサブフレームにおいてターゲット下りデータチャネルを直接検出してもよく、またはターゲット下りサブフレームが、その対応する時間領域リソースの長さがターゲット下りデータチャネルの時間領域リソースの長さと異なる下りデータチャネルを含むことを検出することによって、ターゲット下りサブフレームはターゲット下りデータチャネルを含まないと判断してもよい。この場合、ターゲット下りサブフレームは第1の下りサブフレームであり、ターゲット下りデータチャネルは第1の下りデータチャネルである。詳細は述べない。
端末機器が第1の下りサブフレームは第1の下りデータチャネルを含まないと判断することが、第1の下りサブフレームにおいて、その対応する時間領域リソースの長さが第1の下りデータチャネルの時間領域リソースの長さと異なる別の下りデータチャネル(後の説明を容易にするために、この下りデータチャネルを第5の下りデータチャネルと呼ぶ)を検出することによって明確に実施された場合、任意選択で、本発明の本実施形態では、第4の上りチャネル上の第4のHARQ−ACK情報は、第5の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用され得る。
本発明の本実施形態では、任意選択で、第5の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第1の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第1の長さより短くてもよい。sPDSCHのより高い優先度を考慮するために、端末機器が、第5の下りデータチャネルがsPDSCHであり、第5の下りデータチャネルの長さが第1の下りデータチャネルの長さより短いことを検出した場合、第1の下りデータチャネルの存在を除外することができることを理解されたい。より具体的には、第5の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第2の長さと等しくてもよい。第2の長さが第1の長さより短くてもよいことと、ネットワーク機器が1msのTTIとその長さのsTTIとの動的な切り替えをサポートするようにsTTIの長さを構成し得ることとを考慮すると、第1の下りデータチャネルが1msのPDSCHであり、第2の下りデータチャネルの長さと第5の下りデータチャネルの長さがどちらも第1の長さより短い場合、第5の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは第2の長さと等しくてもよいことを理解されたい。
任意選択で、端末機器が、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断したとき、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルも第5の下りデータチャネルも検出されない場合(この場合、第5の下りデータチャネルは第6の下りデータチャネルとも呼ばれ得る)、第4の上りチャネルの第4のHARQ−ACK情報は、第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックすることに加えて、第6の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックするために使用され得る。この場合、第6の下りデータチャネルの受信状況は、「NACK」または「DTX」であり得る。
図11の部分(a)に示すように、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出し、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出した場合、端末機器は、第2の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第2のHARQ−ACKを送信する。
図11の部分(b)に示すように、第1の下りサブフレームにおいて第5の下りデータチャネルを検出し、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出した場合、端末機器は、第4の上りチャネルを使用して、第5の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第4のHARQ−ACKを送信する。
図11の部分(c)に示すように、端末機器が第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出し、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルまたは第6の下りデータチャネルを検出しない場合、端末機器は、第4の上りチャネルを代替的に使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を送信し得る。この場合、第1の下りデータチャネルの受信状況は、「NACK」または「DTX」として定義され得る。
図11の部分(d)に示すように、第1の下りサブフレームにおいて第5の下りデータチャネルを検出し、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出した場合、端末機器は、第4の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第4のHARQ−ACKを送信する。この場合、第1の下りデータチャネルの受信状況は、「NACK」または「DTX」として定義され得る。
端末機器が、第4の上りチャネルの第4のHARQ−ACK情報を使用して第2の下りデータチャネルの受信状況および第1の下りデータチャネル(または第5の下りデータチャネル、または第6の下りデータチャネル)の受信状況をフィードバックする場合、第4の上りチャネルは第2の上りチャネルと同じであり得る。具体的には、第4の上りチャネルの無線リソースが第2の上りチャネルの無線リソースと同じである。より具体的には、第4の上りチャネルは、時間領域リソース、周波数領域リソース、コード領域リソース、および空間領域リソースに関して第2の上りチャネルと同じである。言い換えると、第4の上りチャネルは第2の上りチャネルである。
端末機器が、第2の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて第2の上りチャネルを使用して、第2の下りデータチャネルを搬送する第4のHARQ−ACK情報を送信し、第4のHARQ−ACK情報が、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルまたは第5の下りデータチャネルの受信状況も搬送する場合、端末機器は、第5の下りデータチャネルの元のHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて、対応する元の上り制御チャネルまたは上りデータチャネル(例えば、第1の上りチャネルおよび第2の上りチャネルの時間領域リソースと異なる時間領域リソース上の第5の上りチャネル)で第5の下りデータチャネルの受信状況を代替的にフィードバックする。言い換えると、第1の下りサブフレームにおいて同じ長さを有する下りトラフィックチャネルだけが実際に送信されても、端末機器は、下りサブフレームのためのフィードバックを2回行う。具体的には、端末機器は、2つの異なる長さを有し、そのサブフレームにおいてサポートされ得る下りトラフィックチャネルのためのフィードバックを、それぞれ異なるタイプのHARQタイミングを使用して、別々に行う。
端末機器が、第1の下りサブフレームのHARQタイミングに基づいて第1の下りチャネルにおける第1の下りチャネルの受信状況をフィードバックするとき、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第6の下りデータチャネルを検出しない場合、端末機器は、第6の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて、対応する元の上り制御チャネルまたは上りデータチャネル(例えば、第1の上りチャネルおよび第2の上りチャネルの時間領域リソースと異なる時間領域リソース上の第6の上りチャネル)で第6の下りデータチャネルの受信状況を代替的にフィードバックする。これは第5の下り制御チャネルと同様である。本発明の本実施形態では、任意選択で、第6の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第1の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第1の長さより短い。より具体的には、第6の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第2の長さと等しくてもよい。
この場合、ネットワーク機器が、元の上り制御チャネルまたは上りデータチャネルの受信状況を受信しないが、第4の上りチャネルを受信した場合、ネットワーク機器は、第5の下りデータチャネル(または第6の下りデータチャネル)の受信状況を搬送するHARQ−ACK情報も取得し得るので、HARQ−ACK情報受信のダイバーシティ利得を提供することができる。
具体的には、端末機器が、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断し、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルの代わりに第5の下りデータチャネルを検出した場合、端末機器は、第2の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて第4の上りチャネルを使用して、第2の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第4のHARQ−ACK情報を送信する。加えて、第4のHARQ−ACK情報が、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況(「NACK」または「DTX」)も搬送する場合、または第4のHARQ−ACK情報が、第1の下りサブフレームにおける第5の下りデータチャネルの受信状況も搬送する場合、端末機器は、第5の下りデータチャネルの元のHARQ−ACKフィードバックタイミング時間に基づく対応する第5の上りチャネルを使用して、第5の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第5のHARQ−ACK情報を代替的に送信し得る。この場合、第5の上りチャネルによって占有される無線リソースと第4の上りチャネルによって占有される無線リソースとは異なり得る。
具体的には、端末機器が第2の下りサブフレームは第2の下りデータチャネルを含まないと判断し、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出したが、第1の下りサブフレームにおいて第6の下りデータチャネルを検出しない場合、端末機器は、第1の上りチャネルを使用して第1のHARQ−ACK情報を送信する。あるいは、端末機器は、第6の下りデータチャネルの元のHARQ−ACKフィードバックタイミング時間に基づく対応する第6の上りチャネルを使用して、第6の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第6のHARQ−ACK情報を代替的に送信し得る。
端末機器が、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断し、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出したが、第1の下りサブフレームにおいて第6の下りデータチャネルを検出しない場合、端末機器は、第2の上りチャネルを使用して第2のHARQ−ACK情報を送信する。あるいは、端末機器は、第6の下りデータチャネルの元のHARQ−ACKフィードバックタイミング時間で対応する第6の上りチャネルを使用して、第6の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第6のHARQ−ACK情報を代替的に送信し得る。
具体的には、端末機器が、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断し、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルまたは第6の下りデータチャネルを検出しない場合、端末機器は、第2の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて第4の上りチャネルを使用して、第2の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第4のHARQ−ACK情報を送信する。加えて、第4のHARQ−ACK情報が、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況も搬送する場合、または第4のHARQ−ACK情報が、第1の下りサブフレームにおける第6の下りデータチャネルの受信状況も搬送する場合、端末機器は、第6の下りデータチャネルの元のHARQ−ACKフィードバックタイミング時間で対応する第6の上りチャネルを使用して、第6の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第6のHARQ−ACK情報を代替的に送信し得る。この場合、第6の上りチャネルによって占有される無線リソースと第4の上りチャネルによって占有される無線リソースとは異なり得る。
例えば、図12の部分(a)に示すように、第1の下りデータチャネルのPDSCHのタイミングは4msであり、第2の下りデータチャネルのsPDSCHおよび第6の下りデータチャネルのsPDSCHのタイミングは2msである。第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出し、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出したが、第1の下りサブフレームにおいて第6の下りデータチャネルをしない場合、端末機器は、4msの待ち時間で第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックし、2msの待ち時間でサブフレームにおける第6の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。
例えば、図12の部分(b)に示すように、第1の下りデータチャネルのPDSCHのタイミングは4msであり、第2の下りデータチャネルのsPDSCHおよび第5の下りデータチャネルのsPDSCHのタイミングは2msである。第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断し、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルの代わりに第5の下りデータチャネルを検出した場合、端末機器は、4msの待ち時間で第1の下りデータチャネルのNACK状態をフィードバックし、2msの待ち時間で第5のHARQ−ACKにサブフレームにおける第5の下りデータチャネルの受信状況を追加する。
例えば、図12の部分(c)に示すように、第1の下りデータチャネルのPDSCHのタイミングは4msであり、第2の下りデータチャネルのsPDSCHおよび第6の下りデータチャネルのsPDSCHのタイミングは2msである。端末機器が、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出せず、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出したが、第1の下りサブフレームにおいて第6の下りデータチャネルをしない場合、端末機器は、4msの待ち時間で第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックし、2msの待ち時間でサブフレームにおける第6の下りデータチャネルのNACK受信状況をフィードバックする。
例えば、図12の部分(d)に示すように、第1の下りデータチャネルのPDSCHのタイミングは4msであり、第2の下りデータチャネルのsPDSCHおよび第6の下りデータチャネルのsPDSCHのタイミングは2msである。第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出し、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルまたは第6の下りデータチャネルをしない場合、端末機器は、4msの待ち時間で第1の下りデータチャネルのNACK受信状況をフィードバックし、2msの待ち時間でサブフレームにおける第6の下りデータチャネルのNACK受信状況をフィードバックする。
端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルまたは第6の下りデータチャネルを検出しない場合、第6のHARQ−ACK情報における対応する受信状況はやなり「NACK」または「DTX」である。したがって、受信状況を検出した後、ネットワーク機器は、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルまたは第6の下りデータチャネルが送信されたかどうかにかかわらず、受信状況に基づいて対応する下りデータチャネルで再送を行う。
任意選択で、第5の下りデータチャネル(または第6の下りデータチャネル)に対応する時間領域リソースの長さが第1の下りデータチャネルの第1の長さより短い場合、第5の下りデータチャネル(または第6の下りデータチャネル)に対応する時間領域リソースは、第4の上りチャネルに対応する時間領域リソースより先であり得る。
本発明の本実施形態では、任意選択で、ネットワーク機器は、指示情報または制御シグナリングを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況が上りチャネルに追加される必要があるかどうかを端末機器に通知し得る。端末機器は、ネットワーク機器の指示に基づいてHARQ−ACK情報をフィードバックする。
指示情報を送信する前に、ネットワーク機器は、(指示情報が第1の下りデータチャネルより後であるときに)第1の下りデータチャネルが第1の下りサブフレームで送信されているかどうかを判断しているか、または(指示情報が第1の下りデータチャネルより先であるときに)第1の下りデータチャネルが第1の下りサブフレームで送信されることになっているかどうか事前に判断している可能性がある。したがって、ネットワーク機器が第1の下りデータチャネルを送信していないか、または送信することを予定していない場合、それは、端末機器が第1の下りデータチャネルを送信していないか、もしくは第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まないことを指示し得るか、または端末機器に対して、第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする必要がないことを指示し得る。制御シグナリングを受信した後、端末機器は、第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックしさえすればよく、第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする必要はない。
さらに、ネットワーク機器が、端末機器に、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まないことを指示する場合、ネットワーク機器は、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルおよび第5の下りデータチャネルを送信し得る。第5の下りデータチャネルの復調およびHARQフィードバックの優先度が第1の下りデータチャネルの復調およびHARQフィードバックの優先度より高い場合、ネットワーク機器は、端末機器に第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックするよう要求しない。したがって、ネットワーク機器は、端末機器に第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックしないよう命令し得る。この場合、第1の下りデータチャネルが検出されるかどうかにかかわらず、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックしない。第5の下りデータチャネルに対応する時間領域の長さは、第1の下りデータチャネルに対応する時間領域の長さと異なる。ネットワーク機器が第1の下りデータチャネルを送信したか、送信することを予定しており、または送信されたか、送信を予定されている第1の下りデータチャネルの復調優先度がより高い場合、ネットワーク機器は、端末機器に、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むことを指示し、または端末機器に、第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックするよう命令し得る。この場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする必要がある。
任意選択で、ネットワーク機器は、第2の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに指示情報を追加してもよい。下り制御チャネルは、第2の下りデータチャネルのためにスケジュールされた下り制御チャネルである。下り制御チャネルと第2の下りデータチャネルとは、同じ伝送時間間隔内または異なる伝送時間間隔にあってよく、同じ下りサブフレーム内または異なる下りサブフレーム内にあってよい。例えば、シグナリングは1ビットである。状況‘0’は、第1の下りデータチャネルが第1の下りサブフレームにおいて送信されていないことを指示するか、または第2の下りデータチャネルが、同じ上りチャネルでHARQ−ACK情報をフィードバックする必要がある下りトラフィックチャネルのグループ内の最初の下りトラフィックチャネルであることを指示する。状況‘1’は、第1の下りデータチャネルが第1の下りサブフレームにおいて送信されていることを指示するか、または第2の下りデータチャネルが、同じ上りチャネルでHARQ−ACK情報をフィードバックする必要がある下りトラフィックチャネルのグループ内の2番目の下りトラフィックチャネルであることを指示する。
任意選択で、ネットワーク機器は、第8の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに指示情報をさらに追加してもよい。これは、第2の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに指示情報を追加することと同様である。
任意選択で、ネットワーク機器は、第9の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに指示情報をさらに追加してもよい。これは、第2の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに指示情報を追加することと同様である。
例えば、その伝送時間間隔がsTTIである第2の下りデータチャネル(sPDSCH)が、その伝送時間間隔が1msである第1の下りデータチャネル(PDSCH)より後である場合、ネットワーク機器は、sPDCCHに対応する下り制御チャネル(sPDCCHまたはPDCCH)に指示情報または制御シグナリングを追加し得る。このようにして、ネットワーク機器が第1の下りサブフレームにおいてPDSCHを実際に送信しない場合、ネットワーク機器は端末機器に、上りチャネルに、1msのPDSCHの受信状況を搬送するHARQ−ACK情報を追加しないよう命令する。この場合、端末機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するHARQ−ACK情報をフィードバックしさえすればよい。
ネットワーク機器が第1の下りサブフレームにおいてPDSCHを送信している場合、ネットワーク機器は端末機器に、上りチャネルに、1msのPDSCHの受信状況を搬送するHARQ−ACK情報を追加するよう命令する。この場合、sPDCCHまたはPDCCHを受信すると、端末機器は、1msのPDSCHが検出されるかどうかにかかわらず、PDSCHのHARQ−ACK受信状況をフィードバックする。1msのPDSCHが検出されない場合、受信状況は「NACK」または「DTX」である。
任意選択で、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの前に位置し、第1の長さは第2の長さより長い。さらに、第1の下りデータチャネルは1msのPDSCHであり、第2の下りデータチャネルはsPDSCHである。1msのPDSCHのHARQ−ACKフィードバック待ち時間がsPDSCHのHARQ−ACKフィードバック待ち時間より長いことを考慮すると、1つの下りデータチャネルが1msのPDSCHであり、第2の下りデータチャネルがsPDSCHであるとき、第1の下りサブフレームが第2の下りサブフレームの前に位置するならば、第1の下りデータチャネルと第2の下りデータチャネルとにそれぞれ対応する上りチャネルは時間領域においてオーバーラップする。
任意選択で、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さより長い。第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まない場合、比較的長い上りチャネルが使用されるときの第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバック性能はより高い。したがって、1つの下りデータチャネルが1msのPDSCHであり、第2の下りデータチャネルがsPDSCHであるとき、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さより長い。例えば、第1の上りチャネルは1msのPUCCHであり、第2の上りチャネルはsPUCCHである。
加えて、本発明の別の実施形態は、下りデータチャネルのための別のHARQ−ACK情報フィードバック方法をさらに提供する。本フィードバック方法の概略流れ図が図13に示されている。図13には、本フィードバック方法のステップまたは動作が示されていることを理解されたい。しかしながら、これらのステップまたは動作は単なる例にすぎず、本発明の本実施形態では他の動作または図13の動作の変形がさらに行われ得る。加えて、図13のステップは図13に示されている順序と異なる順序で行われてもよく、図13のすべての動作が行われなくてもよい可能性もある。
S1310.端末機器が第1の下りサブフレームでデータチャネル検出を行う。ここでは、端末機器が第1の下りサブフレームでデータチャネル検出を行う具体的な実施態様については、図2に示すフィードバック方法における関連した内容を参照されたい。ここでは詳細を繰り返さない。
S1320.端末機器が第2の下りサブフレームでデータチャネル検出を行う。第1の下りサブフレームは時間領域リソースに関して第2の下りサブフレームとオーバーラップしない。端末機器が第2の下りサブフレームでデータチャネル検出を行う具体的な実施態様については、図2に示すフィードバック方法における関連した内容を参照されたい。ここでは詳細を繰り返さない。
S1330.端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、第1の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第1のHARQ−ACK情報を送信し、第1のHARQ−ACK情報が第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。
任意選択で、第1の下りデータチャネルが第1の下りサブフレームにおいて検出された後、端末機器が、第2の下りサブフレームに第2の下りデータチャネルがないと判断した場合、端末機器は、第1の上りチャネルで、第1の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第1のHARA−ACK情報を送信し、第1のHARQ−ACK情報は、第2の下りデータチャネルの受信状況、またはその対応する時間領域の長さが第2の下りデータチャネルの時間領域の長さと異なる、第2の下りサブフレームで送信され得る第3の下りデータチャネルの受信状況も搬送し得る。
本発明の本実施形態における下りサブフレーム、下りデータチャネル、および上りチャネルは、必ずしも、前述の実施形態における、本発明の本実施形態における下りサブフレーム、下りデータチャネル、および上りチャネルと同じ名前を有する下りサブフレーム、下りデータチャネル、および上りチャネルの意味と同一の意味を有するとは限らないことを理解されたい。例えば、本発明の本実施形態における第1の下りサブフレームは、前述の実施形態における第1の下りサブフレームであってもよく、または前述の実施形態における第2の下りサブフレームであってもよい。これに対応して、本発明の本実施形態における第2の下りサブフレームは、前述の実施形態における第2の下りサブフレームであってもよく、または前述の実施形態における第1の下りサブフレームであってもよい。本発明の本実施形態における第1の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第1の下りデータチャネルであってもよく、または前述の実施形態における第2の下りデータチャネルであってもよい。これに対応して、本発明の本実施形態における第2の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第2の下りデータチャネルであってもよく、または前述の実施形態における第1の下りデータチャネルであってもよい。本発明の本実施形態における第1の上りチャネルは、前述の実施形態における第1の上りチャネルであってもよく、または前述の実施形態における第2の上りチャネルであってもよい。これについては本発明の本実施形態では限定されない。
本発明の本実施形態では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、端末機器は、第1の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第1のHARQ−ACK情報を送信し、第1のHARQ−ACKは第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。任意選択で、本実施形態における第1の下りサブフレームは、前述の実施形態における第1の下りサブフレームに対応し得る。本実施形態における第2の下りサブフレームは、前述の実施形態における第2の下りサブフレームに対応し得る。本実施形態における第1の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第1の下りデータチャネルに対応し得る。本実施形態における第2の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第2の下りデータチャネルに対応する。本実施形態における第1のHARQ−ACK情報は、前述の実施形態における第1のHARQ−ACK情報に対応する。本実施形態における第2のHARQ−ACK情報は、前述の実施形態における第2のHARQ−ACK情報に対応する。任意選択で、本実施形態における第1の下りサブフレームは、前述の実施形態における第2の下りサブフレームに対応し得る。本実施形態における第2の下りサブフレームは、前述の実施形態における第1の下りサブフレームに対応し得る。本実施形態における第1の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第2の下りデータチャネルに対応し得る。本実施形態における第2の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第1の下りデータチャネルに対応する。本実施形態における第2のHARQ−ACK情報は、前述の実施形態における第1のHARQ−ACK情報に対応する。本実施形態における第1のHARQ−ACK情報は、前述の実施形態における第2のHARQ−ACK情報に対応する。
本発明の本実施形態では、任意選択で、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断し、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、端末機器は、第1の上りチャネルを代替的に使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネルの受信状況の両方を搬送する第2のHARQ−ACK情報を送信し得る。
前述の実施形態に記載されているように、端末機器は、ターゲット下りサブフレームにおいてターゲット下りデータチャネルを直接検出してもよく、またはターゲット下りサブフレームが、その対応する時間領域リソースの長さがターゲット下りデータチャネルの時間領域リソースの長さと異なる下りデータチャネルを含むことを検出することによって、ターゲット下りサブフレームはターゲット下りデータチャネルを含まないと判断してもよいことを理解されたい。この場合、ターゲット下りサブフレームは第2の下りサブフレームであり、ターゲット下りデータチャネルは第2の下りデータチャネルである。詳細は述べない。
具体的には、端末機器は、第2の下りサブフレームに第2の下りデータチャネルがないことを検出することによって、または第2の下りサブフレームに第3の下りデータチャネルが存在することを検出することによって、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断することができ、第3の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なる。
例えば、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出した後、第2の下りサブフレームに第2の下りデータチャネルがないことを検出した場合、端末機器は、第1の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第1のHARQ−ACK情報を送信し得る。この場合、第2の下りデータチャネルの受信状況は、「NACK」または「DTX」であり得る。
あるいは、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出した後、第2の下りサブフレームに第3の下りデータチャネルが存在することを検出した場合、端末機器は、第1の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況と第2の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第1のHARQ−ACK情報を送信し得る。この場合、第2の下りデータチャネルの受信状況は、「NACK」または「DTX」であり得る。
あるいは、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出した後、第2の下りサブフレームに第3の下りデータチャネルが存在することを検出した場合、端末機器は、第1の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況と第3の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第1のHARQ−ACK情報を送信し得る。
あるいは、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出した後、第2の下りサブフレームに第2の下りデータチャネルも第3の下りデータチャネルも存在しないことを検出した場合、端末機器は、第1の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況と第3の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第1のHARQ−ACK情報を送信し得る。この場合、第3の下りデータチャネルの受信状況は、「NACK」または「DTX」であり得る。
任意選択で、本実施形態における第1の下りサブフレームは、前述の実施形態における第2の下りサブフレームに対応し得る。本実施形態における第2の下りサブフレームは、前述の実施形態における第1の下りサブフレームに対応し得る。本実施形態における第1の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第2の下りデータチャネルに対応し得る。本実施形態における第2の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第1の下りデータチャネルに対応する。本実施形態における第2のHARQ−ACK情報は、前述の実施形態における第1のHARQ−ACK情報に対応する。本実施形態における第1のHARQ−ACK情報は、前述の実施形態における第2のHARQ−ACK情報に対応する。本実施形態における第3の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第5の下りデータチャネルに対応する。本実施形態における第4の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第6の下りデータチャネルに対応する。
任意選択で、前述の実施形態に記載されているように、第1の上りチャネルは、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置する。さらに、第1の上りチャネルは、上りサブフレームの最後の上りsTTIに対応する。これに対応して、第1の下りデータチャネルは、第1の下りサブフレームの最後の下りsTTIに対応する。
任意選択で、前述の実施形態に記載されているように、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、上りサブフレームにおいて少なくとも2つのsTTIの各々で第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、前述の実施形態に記載されているように、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて第2の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックする。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、前述の実施形態に記載されているように、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。言い換えると、端末機器は、第1の下りサブフレームが第5の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第4の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第5のHARQ−ACK情報を送信し、第5のHARQ−ACK情報は、第2の下りデータチャネルの受信状況および第5の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。第5の下りデータチャネルは時間領域において第1の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第4の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップしないことを理解されたい。さらに、第5の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さは、第1の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さと等しい。さらに、第4の上りチャネルと第1の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、前述の実施形態に記載されているように、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、端末機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて第2の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックする。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。この場合、第2の下りデータチャネルに対応する受信状況は、「NACK」または「DTX」である。
任意選択で、前述の実施形態に記載されているように、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、端末機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。言い換えると、端末機器は、第1の下りサブフレームが第6の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第5の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第6のHARQ−ACK情報を送信し、第6のHARQ−ACK情報は、第2の下りデータチャネルの受信状況および第6の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。第6の下りデータチャネルは時間領域において第1の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第5の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップしないことを理解されたい。さらに、第6の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さは、第1の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さと等しい。さらに、第5の上りチャネルと第1の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。この場合、第2の下りデータチャネルに対応する受信状況は、「NACK」または「DTX」である。
本発明の本実施形態では、任意選択で、第2の下りサブフレームにおいて第3の下りデータチャネルを検出した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて第1の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルを搬送する第1のHARQ−ACK情報を送信する。加えて、第1のHARQ−ACK情報が、第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの受信状況も搬送する場合、または第1のHARQ−ACK情報が、第2の下りサブフレームにおける第3の下りデータチャネルの受信状況も搬送する場合、端末機器は、第3の下りデータチャネルの受信状況を搬送するために、第3の下りデータチャネルの元のHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて、対応する元の上り制御チャネルまたは上りデータチャネル(例えば、第1の上りチャネルの時間領域リソースと異なる時間領域リソース上の第2の上りチャネル)上で第3のHARQ−ACK情報を代替的にフィードバックする。本実施形態における第3のHARQ−ACK情報は、前述の実施形態における第5のHARQ−ACK情報に対応する。
言い換えると、第2の下りサブフレームにおいて同じ長さを有する下りトラフィックチャネルだけが実際に送信されても、端末機器は、下りサブフレームのためのフィードバックを2回行う。具体的には、端末機器は、2つの異なる長さを有し、そのサブフレームにおいてサポートされ得る下りトラフィックチャネルのためのフィードバックを、それぞれ異なるタイプのHARQタイミングを使用して、別々に行う。
任意選択で、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースは、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースと異なり得る。より具体的には、第3の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第2の長さより長い場合、第2の上りチャネルは第1の上りチャネルより後になり得る。第3の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2の長さより短い場合、第2の上りチャネルは第1の上りチャネルより先になり得る。
例えば、第1の下りサブフレームが第2の下りサブフレームより先になり、第2の下りデータチャネルがsPDSCHであり、第1の下りデータチャネルおよび第3の下りデータチャネルが1msのPDSCHである場合、端末機器は、上りサブフレームにおいて第1の上りチャネルで、1msのTTIのためのHARQタイミング(例えば、4ms)に基づいて第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックし、第1の上りチャネルで、sTTIのためのHARQタイミング(例えば、2ms)に基づいて第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルのNACKをフィードバックし、上りサブフレーム#n+6において第2の上りチャネルで、1msのためのTTIのHARQタイミングに基づいて第2の下りサブフレームにおける第3の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックし、第2の上りチャネルは第1の上りチャネルより後になる。例えば、第1の下りサブフレームが第2の下りサブフレームより後になり、第2の下りデータチャネルが1msのPDSCHであり、第1の下りデータチャネルおよび第3の下りデータチャネルがsPDSCHである場合、端末機器は、上りサブフレームにおいて第1の上りチャネルで、sTTIのためのHARQタイミング(例えば、2ms)に基づいて第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックし、第1の上りチャネルで、1msのTTIのためのHARQタイミング(例えば、4ms)に基づいて第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルのNACKをフィードバックし、上りサブフレームにおいて第2の上りチャネルで、sTTIのためのHARQタイミングに基づいて第2の下りサブフレームにおける第3の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックし、第2の上りチャネルは第1の上りチャネルより先になる。
本発明の本実施形態では、任意選択で、第2の下りサブフレームにおいて第4の下りデータチャネルを検出しない場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて第1の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルを搬送する第1のHARQ−ACK情報を送信する。あるいは、第1のHARQ−ACK情報が、第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの受信状況も搬送する場合、端末機器は、第4の下りデータチャネルの受信状況を搬送するために、第4の下りデータチャネルの元のHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて、対応する元の上り制御チャネルまたは上りデータチャネル(例えば、第1の上りチャネルの時間領域リソースと異なる時間領域リソース上の第3の上りチャネル)上で第4のHARQ−ACK情報をフィードバックする。具体的には、第4の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第3の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと等しい。本実施形態における第4のHARQ−ACK情報は、前述の実施形態における第6のHARQ−ACK情報に対応する。
言い換えると、ネットワーク機器は第2の下りサブフレームにおいてどんな長さの下りトラフィックチャネルも実際には送信しない可能性があり、またはネットワーク機器が下りトラフィックチャネルを送信しているが、端末機器が下りトラフィックチャネルを検出しなくても、端末機器は、下りサブフレームのためのフィードバックを2回行う。具体的には、端末機器は、2つの異なる長さを有し、そのサブフレームにおいてサポートされ得る下りトラフィックチャネルのためのフィードバックを、それぞれ異なるタイプのHARQタイミングを使用して、別々に行う。
例えば、第1の下りサブフレームが第2の下りサブフレームより先になり、第2の下りデータチャネルがsPDSCHであり、第1の下りデータチャネルおよび第4の下りデータチャネルが1msのPDSCHである場合、または第1の下りサブフレームが第2の下りサブフレームより後になり、第2の下りデータチャネルが1msのPDSCHであり、第1の下りデータチャネルおよび第4の下りデータチャネルがsPDSCHである場合、第4の下りデータチャネルからのフィードバックの形は第3の下りデータチャネルの形と同様である。詳細は繰り返さない。
本発明の本実施形態では、任意選択で、ネットワーク機器は、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むことを指示するために、または第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報をネットワーク機器に送信するよう端末機器に命令するために、端末機器に制御シグナリングまたは指示メッセージを送信し得る。これは、前述の実施形態においてネットワーク機器が制御シグナリングを送信することと同様である。任意選択で、本実施形態における第1の下りサブフレームは、前述の実施形態における第2の下りサブフレームに対応し得る。本実施形態における第2の下りサブフレームは、前述の実施形態における第1の下りサブフレームに対応し得る。本実施形態における第1の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第2の下りデータチャネルに対応し得る。本実施形態における第2の下りデータチャネルは、前述の実施形態における第1の下りデータチャネルに対応する。
ネットワーク機器が、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを送信しており、または送信することを予定している場合、ネットワーク機器は、端末機器に、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むことを指示し、または端末機器に、第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックするよう命令し得る。端末機器は、ネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信し、制御シグナリングに基づいてネットワーク機器に、第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信する。
任意選択で、端末機器は、第1の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルから、ネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信してもよい。例えば、シグナリングは1ビットである。状況‘0’は、第2の下りデータチャネルが第2の下りサブフレームにおいて送信されていないことを指示するか、または第1の下りデータチャネルが、同じ上りチャネルでHARQ−ACK情報をフィードバックする必要がある下りトラフィックチャネルのグループ内の最初の下りトラフィックチャネルであることを指示する。状況‘1’は、第2の下りデータチャネルが第2の下りサブフレームにおいて送信されたか、送信を予定されていることを指示するか、または第1の下りデータチャネルが、同じ上りチャネルでHARQ−ACK情報をフィードバックする必要がある下りトラフィックチャネルのグループ内の2番目の下りトラフィックチャネルであることを指示する。
任意選択で、端末機器は、第5の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルから、ネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを代替的に受信してもよい。これは、第1の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルから、ネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信することと同様である。
任意選択で、端末機器は、第6の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルから、ネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを代替的に受信してもよい。これは、第1の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルから、ネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信することと同様である。
ネットワーク機器が第1の下りデータチャネルを送信していないか、または送信することを予定していない場合、ネットワーク機器は、端末機器に、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないことを指示し、または端末機器に、第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックしないよう命令し得る。制御シグナリングを受信した後、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックしさえすればよく、第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする必要はない。この場合、端末機器が第2の下りデータチャネルを検出するかどうかにかかわらず、端末機器は、第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックしない。
さらに、ネットワーク機器が、端末機器に、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないことを指示する場合、ネットワーク機器は、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルおよび第3の下りデータチャネルを送信し得る。この場合、第3の下りデータチャネルの復調およびHARQフィードバックの優先度がより高い場合、ネットワーク機器は、端末機器に第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックするよう要求しない。本実施形態では、制御シグナリングは、PDCCH動的シグナリングまたはRRC上位層シグナリングであってよい。
制御シグナリングがRRC上位層シグナリングである場合、同じ上り時間領域リソース上で2つの異なる長さを有するデータチャネルのHARQフィードバックを送信することを回避するために、ネットワーク機器は、比較的長時間において1msのPDSCHとsPDSCHの動的切り替えを回避し得る。ネットワーク機器は、RRCシグナリングを使用して、端末機器に、1msのPDSCHとsPDSCHとの動的切り替えがサポートされないこと、または第2の下りデータチャネルの受信状況がフィードバックされる必要がないことを通知し得る。指示を受信した後、端末機器は、RRCシグナリングが有効である期間内に第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックしない。ネットワーク機器は、RRCシグナリングを使用して、端末機器に、1msのPDSCHとsPDSCHとの動的切り替えがサポートされていること、または第2の下りデータチャネルの受信状況がフィードバックされる必要があることを通知し得る。指示を受信した後、端末機器は、RRCシグナリングが有効である期間内に第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。
制御シグナリングがPDCCH動的シグナリングである場合、制御シグナリングは、第1の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに追加されてもよく、または各下り制御チャネルに追加されてもよい。
制御シグナリングがPDCCH動的シグナリングである場合、制御シグナリングは、セル固有の信号(シグナリングはセル内のすべてのアクティブ化された端末機器に固有である)であってもよく、またはユーザ固有のシグナリング(各シグナリングは特定の端末機器に固有である)であってもよい。
制御シグナリングは、明示的または暗黙的であり得る。明示的な制御シグナリングは、RRCまたはPDCCH内の特定のビットが端末機器に、第1の上りチャネルが第2の下りデータチャネルの受信状況を含むことを通知すること、を含む。暗黙的なシグナリングは、ネットワーク機器が端末機器に、第2の下りサブフレームが、第2の下りデータチャネルに対応する伝送時間間隔の長さを含むかまたは含まない(含む可能性があるか否か)を指示すること、を含む。
第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含む(含み得る)場合、端末機器によって送信された第1のHARQ−ACKは、第2の下りデータチャネルの受信状況を含む。そうでない場合、第1のHARQ−ACKは第2の下りデータチャネルの受信状況を含まない。
任意選択で、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの前に位置し、第1の長さは第2の長さより長い。さらに、第1の下りデータチャネルは1msのPDSCHであり、第2の下りデータチャネルはsPDSCHである。1msのPDSCHのHARQ−ACKフィードバック待ち時間がsPDSCHのHARQ−ACKフィードバック待ち時間より長いことを考慮すると、1つの下りデータチャネルが1msのPDSCHであり、第2の下りデータチャネルがsPDSCHであるとき、第1の下りサブフレームが第2の下りサブフレームの前に位置するならば、2つの下りデータチャネルの受信状況は同じ上りチャネルで送信される。
任意選択で、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの後に位置し、第1の長さは第2の長さより短い。さらに、第1の下りデータチャネルはsPDSCHであり、第2の下りデータチャネルは1msのPDSCHである。前述されているので、詳細は繰り返さない。
HARQ−ACKフィードバックを低減させるために、ネットワーク機器が、2つのタイプのHARQタイミングに基づいて同じ上りチャネルで、異なる下りサブフレームに位置する、異なる伝送時間間隔の長さを有する2つの下りデータチャネルの受信状況をそれぞれフィードバックする必要がない場合、例えば、待ち時間の影響を受けやすいサービスだけ、または待ち時間の影響を受けにくいサービスだけが送信される必要がある場合や、例えば、マルチキャリアシナリオにおける上りチャネルのフィードバック情報が比較的大きいときに、余分なオーバーヘッドを増やすことが望ましくない場合、ネットワーク機器は、端末機器に対して制御シグナリングの通知方法で、第1のHARQ−ACKが第2の下りデータチャネルの受信状況を含む必要がないこと、すなわち、第1のHARQ−ACKが第1の下りデータチャネルの受信状況のみを含むことを指示し得る。これに対して、ネットワーク機器が待ち時間の影響を受けやすいサービスと待ち時間の影響を受けにくいサービスの両方を送信する必要があり、または上りチャネル容量が比較的十分である場合、ネットワーク機器は、端末機器に、第1のHARQ−ACKが第2の下りデータチャネルの受信状況をさらに含む必要があることを指示し得る。
ネットワーク機器側で、ネットワーク機器は、上りチャネルで端末機器によって送信されたHARQ−ACK情報を受信し、HARQ−ACK情報から、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況および/または第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの受信状況を取得し、次いで、HARQ−ACK情報において指示された第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況および/または第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの受信状況に基づいて下りデータを送信する。
上りチャネルは、上り制御チャネルであってもよく、上りデータチャネルとも呼ばれ得る上りトラフィックチャネルであってもよい。第1の下りサブフレームは時間領域リソースに関して第2の下りサブフレームとオーバーラップしない。
例えば、ネットワーク機器は、第1の上りチャネルで端末機器によって送信された第1のHARQ−ACK情報を受信し、第1のHARQ−ACK情報は、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。この場合、第1の上りチャネルは、図2に示すフィードバック方法における第1の上りチャネルに対応し、図2に示すフィードバック方法における第2の上りチャネルに対応し得る。これに対応して、第1のHARQ−ACK情報は、図2に示すフィードバック方法における第1のHARQ−ACK情報に対応し、図2に示すフィードバック方法における第2のHARQ−ACK情報に対応し得る。
例えば、ネットワーク機器は、第1の上りチャネルで端末機器によって送信された第1のHARQ−ACK情報を受信し、第1のHARQ−ACK情報は、第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。この場合、第1の上りチャネルは、図2に示すフィードバック方法における第3の上りチャネルに対応し得る。これに対応して、第1のHARQ−ACK情報は、図2に示すフィードバック方法における第3のHARQ−ACK情報に対応し得る。
例えば、ネットワーク機器は、第1の上りチャネルで端末機器によって送信された第1のHARQ−ACK情報を受信し、第1のHARQ−ACK情報は、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。この場合、第1の上りチャネルは、図2に示すフィードバック方法における第2の上りチャネルに対応し、第1のHARQ−ACK情報は図2に示すフィードバック方法における第2のHARQ−ACK情報に対応し得る。この場合、第1の上りチャネルは、代替として、図13に示すフィードバック方法における第1の上りチャネルに対応していてもよく、第1のHARQ−ACK情報は、図13に示すフィードバック方法における第2のHARQ−ACK情報に対応していてもよい。
例えば、ネットワーク機器は、第1の上りチャネルで端末機器によって送信された第1のHARQ−ACK情報を受信し、第1のHARQ−ACK情報は、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。ここで説明する第1の下りデータチャネルは、図2に示すフィードバック方法における第2の下りデータチャネルに対応する。ここで説明する第2の下りデータチャネルは、図2に示すフィードバック方法における第1の下りデータチャネルに対応する。ここで説明する第1の上りチャネルは、図2に示すフィードバック方法における第4の上りチャネルに対応し得る。ここで説明する第1のHARQ−ACK情報は、図2に示すフィードバック方法における第4のHARQ−ACK情報に対応し得る。ここで説明する第1の下りデータチャネルは、代替として、図13に示すフィードバック方法における第1の下りデータチャネルに対応していてもよい。ここで説明する第2の下りデータチャネルは、代替として、図13に示すフィードバック方法における第2の下りデータチャネルに対応していてもよい。ここで説明する第1の上りチャネルは、代替として、図13に示すフィードバック方法における第1の上りチャネルに対応していてもよい。ここで説明する第1のHARQ−ACK情報は、図13に示すフィードバック方法における第1のHARQ−ACK情報に対応し得る。この場合、ここで説明する第2の下りデータチャネルの受信状況は、「NACK」または「DTX」であり得る。
例えば、ネットワーク機器は、第1の上りチャネルで端末機器によってフィードバックされた第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を受信し、第1の上りチャネルは、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置する。さらに、第1の上りチャネルは、上りサブフレームの最後の上りsTTIに対応する。
例えば、ネットワーク機器は、上りサブフレームにおいて少なくとも2つのsTTIの各々で端末機器によってフィードバックされた第2の下りデータチャネルの受信状況を受信する。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
例えば、ネットワーク機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて端末機器によってフィードバックされた第2の下りデータチャネルの受信状況を受信する。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
例えば、ネットワーク機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々で端末機器によってフィードバックされた第2の下りデータチャネルの受信状況を受信する。言い換えると、ネットワーク機器は、第3の上りチャネルで端末機器によって送信された第3のHARQ−ACK情報をさらに受信し、第3のHARQ−ACKは、第1の下りサブフレームにおける第3の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。第3の下りデータチャネルは、時間領域リソースに関して第1の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第3の上りチャネルは、時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップしないことを理解されたい。さらに、第3の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さは、第1の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さと等しい。さらに、第3の上りチャネルと第1の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
例えば、ネットワーク機器は、第1の上りチャネルで端末機器によって送信された第1のHARQ−ACK情報を受信し、第1のHARQ−ACK情報は、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りサブフレームにおける第3の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。ここで説明する第1の下りデータチャネルは、図2に示すフィードバック方法における第2の下りデータチャネルに対応する。ここで説明する第3の下りデータチャネルは、図2に示すフィードバック方法における第5の下りデータチャネルまたは第6の下りデータチャネルに対応する。ここで説明する第1の上りチャネルは、図2に示すフィードバック方法における第4の上りチャネルに対応し得る。ここで説明する第1のHARQ−ACK情報は、図2に示すフィードバック方法における第4のHARQ−ACK情報に対応し得る。ここで説明する第1の下りデータチャネルは、代替として、図13に示すフィードバック方法における第1の下りデータチャネルに対応していてもよい。ここで説明する第3の下りデータチャネルは、代替として、図13に示すフィードバック方法における第3の下りデータチャネルまたは第4の下りデータチャネルに対応していてもよい。ここで説明する第1の上りチャネルは、代替として、図13に示すフィードバック方法における第1の上りチャネルに対応していてもよい。ここで説明する第1のHARQ−ACK情報は、図13に示すフィードバック方法における第1のHARQ−ACK情報に対応し得る。この場合、ここで説明する第2の下りデータチャネルの受信状況は、「NACK」または「DTX」であり得る。
任意選択で、第1の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第1の長さは第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第2の長さより長くてもよく、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの前に位置するか、または第1の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第1の長さは第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第2の長さより短くてもよく、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの後に位置する。
任意選択で、ネットワーク機器は、第2の上りチャネルで端末機器によって送信された第2のHARQ−ACK情報をさらに受信してもよく、第2のHARQ−ACK情報は、第2の下りサブフレームにおける第3の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第2の上りチャネルと第1の上りチャネルとは異なる無線リソースを占有し、第3の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なる。
任意選択で、ネットワーク機器が前述のHARQ−ACK情報を受信する前に、ネットワーク機器は、端末機器に制御シグナリングを送信してもよく、制御シグナリングは、ネットワーク機器が第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを送信していることを指示するために使用されるか、または制御シグナリングは、第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報をネットワーク機器に送信するよう端末機器に命令するために使用される。
任意選択で、制御シグナリングは、PDCCH動的シグナリングまたはRRC上位層シグナリングであってもよい。
任意選択で、ネットワーク機器が端末機器に制御シグナリングを送信する具体的な実施態様は、ネットワーク機器が、第1の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用して端末機器に制御シグナリングを送信すること、である。
任意選択で、ネットワーク機器が端末機器に制御シグナリングを送信する具体的な実施態様は、ネットワーク機器が、第3の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを代替的に使用して端末機器に制御シグナリングを送信すること、である。
ネットワーク機器によって行われるHARQ−ACK情報フィードバック方法は、端末機器によって行われる前述のHARQ−ACK情報フィードバック方法に対応することを理解されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。
以上では、本発明の実施形態におけるHARQ−ACK情報フィードバック方法について説明しており、以下では、本発明の実施形態における端末機器、ネットワーク機器、および通信システムについて説明する。
図14は、本発明の一実施形態による端末機器1400の概略ブロック図である。図14に示す端末機器は単なる例であることを理解されたい。本発明の本実施形態における端末機器は、別のモジュールまたはユニットをさらに含んでいてもよく、またはその機能が図14のモジュールの機能と類似しているモジュールを含んでいてもよく、図14のすべてのモジュールを含むわけではない場合もある。
検出モジュール1410は、第1の下りサブフレームでデータチャネル検出を行うように構成される。
検出モジュール1410は、第2の下りサブフレームでデータチャネル検出を行い、第2の下りサブフレームが時間領域リソースに関して第1の下りサブフレームとオーバーラップしない、ようにさらに構成される。
処理モジュール1420は、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、第1の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第1のHARQ−ACK情報を送信し、第1のHARQ−ACK情報が第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第1の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第1の長さが第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第2の長さと異なる、ように構成される。
処理モジュール1420は、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、第2の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第2のHARQ−ACK情報を送信し、第2のHARQ−ACK情報が第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第1の上りチャネルによって占有される無線リソースが第2の上りチャネルによって占有される無線リソースと異なる、ようにさらに構成される。
本発明の本実施形態では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータサブフレームを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
任意選択で、一実施形態において、処理モジュールは、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、第3の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第3のHARQ−ACK情報を送信し、第3のHARQ−ACK情報が第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第3の上りチャネルが時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップする、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールが第2の下りサブフレームにおいて第7の下りデータチャネルを検出しない場合に、第2のHARQ−ACK情報は第7の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用され、第7の下りデータチャネルは時間領域において第2の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第7の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは第2の長さと等しい。
任意選択で、一実施形態において、処理モジュールが第2の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第2のHARQ−ACK情報を送信する場合、第2のHARQ−ACKは第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される。
任意選択で、一実施形態において、第2の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップする。
任意選択で、一実施形態において、第2のHARQ−ACK情報は第3の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用され、第3の下りデータチャネルと第2の下りデータチャネルとは同じ時間領域リソースを占有し、異なる搬送波を占有する。
任意選択で、一実施形態において、第2の上りチャネルは、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置する。さらに、第2の上りチャネルは、上りサブフレームの最後の上りsTTIに対応する。これに対応して、第2の下りデータチャネルは、第2の下りサブフレームの最後の下りsTTIに対応する。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、処理モジュールは、上りサブフレームにおいて少なくとも2つのsTTIの各々で第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする、ようにさらに構成される。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、処理モジュールは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて第1の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックする、ようにさらに構成される。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、処理モジュールは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする、ようにさらに構成される。言い換えると、処理モジュールは、検出モジュールが、第2の下りサブフレームが第8の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第7の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第7のHARQ−ACK情報を送信し、第7のHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルの受信状況および第8の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第8の下りデータチャネルは時間領域において第2の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第7の上りチャネルは時間領域において第2の上りチャネルとオーバーラップしない。さらに、第8の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースは第2の長さと等しい。さらに、第7の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップするか、または第7の上りチャネルと第2の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールは、検出モジュールが第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出しないかまたは第2の下りサブフレームにおいて第4の下りデータチャネルを検出した場合、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断し、第4の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さが第2の長さと異なる、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、処理モジュールは、第4の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第4のHARQ−ACK情報を送信し、第4のHARQ−ACK情報が第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第4の上りチャネルが時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップする、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、第4の上りチャネルは第2の上りチャネルと同じである。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールは、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出しない場合、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まないと判断し、第4のHARQ−ACK情報が第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールは、第1の下りサブフレームにおいて第5の下りデータチャネルを検出した場合、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まないと判断し、第5の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第1の長さと異なる、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、第4のHARQ−ACK情報は、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される。
任意選択で、一実施形態において、第4のHARQ−ACK情報は、第1の下りサブフレームにおける第5の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される。
任意選択で、一実施形態において、第4の上りチャネルは、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置する。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、処理モジュールは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて第1の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックする、ようにさらに構成される。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、処理モジュールは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする、ようにさらに構成される。言い換えると、処理モジュールは、検出モジュールが、第2の下りサブフレームが第9の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第8の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第8のHARQ−ACK情報を送信し、第8のHARQ−ACK情報は第1の下りデータチャネルの受信状況および第9の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第9の下りデータチャネルは時間領域において第2の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第8の上りチャネルは時間領域において第4の上りチャネルとオーバーラップしない。さらに、第9の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースは第2の長さと等しい。さらに、第8の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップするか、または第8の上りチャネルと第4の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、端末機器は、ネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信し、制御シグナリングが、ネットワーク機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを送信していることを指示するために使用されるか、または制御シグナリングが、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報をネットワーク機器に送信するよう端末機器に命令するために使用される、ように構成された受信モジュール、をさらに含む。
任意選択で、一実施形態において、受信モジュールは、第2の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用してネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信する、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、受信モジュールは、第8の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用してネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信する、ようにさらに特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、受信モジュールは、第9の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用してネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信する、ようにさらに特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、処理モジュールは、第5の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第5のHARQ−ACK情報を送信し、第5のHARQ−ACK情報が第5の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第5の上りチャネルと第4の上りチャネルとが異なる無線リソースを占有する、ように構成される。
任意選択で、一実施形態において、処理モジュールは、検出モジュールが第1の下りサブフレームにおいて第6の下りデータチャネルを検出しない場合、第6の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第6のHARQ−ACK情報を送信し第6のHARQ−ACK情報が第6の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第6の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第1の長さと異なり、第6の上りチャネルと第4の上りチャネルとが異なる無線リソースを占有する、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの前に位置し、第1の長さは第2の長さより長い、
任意選択で、一実施形態において、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さより長い。
図14に示す本発明の本実施形態における端末機器のすべてのユニットの上記その他の動作および/または機能は、図2に示すフィードバック方法の対応する手順を実施するためにそれぞれ使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。
図15は、本発明の一実施形態による端末機器1500の概略ブロック図である。図15に示す端末機器は単なる例であることを理解されたい。本発明の本実施形態における端末機器は、別のモジュールまたはユニットをさらに含んでいてもよく、またはその機能が図15のモジュールの機能と類似しているモジュールを含んでいてもよく、図15のすべてのモジュールを含むわけではない場合もある。
検出モジュール1510は、第1の下りサブフレームでデータチャネル検出を行うように構成される。
検出モジュール1510は、第2の下りサブフレームでデータチャネル検出を行い、第1の下りサブフレームが時間領域リソースに関して第2の下りサブフレームとオーバーラップしない、ようにさらに構成される。
処理モジュール1520は、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、第1の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第1のHARQ−ACK情報を送信し、第1のHARQ−ACK情報が第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される、ように構成される。
本発明の本実施形態では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータサブフレームを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
任意選択で、一実施形態において、処理モジュールは、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、第1の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第2のHARQ−ACK情報を送信し、第2のHARQ−ACK情報が第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールは、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出しない場合、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断し、第1のHARQ−ACKが第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールは、第2の下りサブフレームにおいて第3の下りデータチャネルを検出した場合、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断し、第3の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なる、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、第1のHARQ−ACKは第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される。
任意選択で、一実施形態において、第1のHARQ−ACKは第3の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される。
任意選択で、一実施形態において、第1の上りチャネルは、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置する。さらに、第1の上りチャネルは、上りサブフレームの最後の上りsTTIに対応する。これに対応して、第1の下りデータチャネルは、第1の下りサブフレームの最後の下りsTTIに対応する。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、処理モジュールは、上りサブフレームにおいて少なくとも2つのsTTIの各々で第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする、ようにさらに構成される。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、処理モジュールは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて第2の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックするようにさらに構成される。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、処理モジュールは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々で第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックするようにさらに構成される。言い換えると、処理モジュールは、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第5の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第4の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第5のHARQ−ACK情報を送信し、第5のHARQ−ACK情報は第2の下りデータチャネルの受信状況および第5の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第5の下りデータチャネルは時間領域において第1の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第4の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップしない。さらに、第5の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さは、第1の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さと等しい。さらに、第4の上りチャネルと第1の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、処理モジュールは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて第2の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックするようにさらに構成される。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、処理モジュールは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々で第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックするようにさらに構成される。言い換えると、処理モジュールは、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第6の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第5の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第6のHARQ−ACK情報を送信し、第6のHARQ−ACK情報は第2の下りデータチャネルの受信状況および第6の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第6の下りデータチャネルは時間領域において第1の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第5の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップしない。さらに、第6の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さは、第1の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さと等しい。さらに、第5の上りチャネルと第1の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、端末機器は、ネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信し、制御シグナリングが、ネットワーク機器が第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを送信していることを指示するために使用されるか、または制御シグナリングが、第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報をネットワーク機器に送信するよう端末機器に命令するために使用される、ように構成された受信モジュール、をさらに含む。
任意選択で、一実施形態において、受信モジュールは、第1の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用してネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信する、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、受信モジュールは、第5の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用してネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信する、ようにさらに特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、受信モジュールは、第6の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用してネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信する、ようにさらに特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、端末機器は、第2の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第3のHARQ−ACK情報を送信し、第3のHARQ−ACK情報は、第3の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第2の上りチャネルと第1の上りチャネルとは異なる無線リソースを占有する。
任意選択で、一実施形態において、処理モジュールは、検出モジュールが第2の下りサブフレームにおいて第4の下りデータチャネルを検出しない場合、第3の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第4のHARQ−ACK情報を送信し、第4のHARQ−ACK情報が第4の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第4の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なり、第3の上りチャネルと第1の上りチャネルとが異なる無線リソースを占有する、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第1の長さは第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第2の長さより長く、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの前に位置するか、または第1の長さは第2の長さより短く、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの後に位置する。
図15に示す本発明の本実施形態における端末機器のすべてのユニットの上記その他の動作および/または機能は、図13に示すフィードバック方法の対応する手順を実施するためにそれぞれ使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。
図16は、本発明の一実施形態によるネットワーク機器1600の概略ブロック図である。図16に示すネットワーク機器は単なる例であることを理解されたい。本発明の本実施形態におけるネットワーク機器は、別のモジュールまたはユニットをさらに含んでいてもよく、またはその機能が図16のモジュールの機能と類似しているモジュールを含んでいてもよく、図16のすべてのモジュールを含むわけではない場合もある。
受信モジュール1610は、第1の上りチャネルで端末機器によって送信された第1のHARQ−ACK情報を受信し、第1のHARQ−ACKが、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第1の下りサブフレームが時間領域リソースに関して第2の下りサブフレームとオーバーラップしない、ように構成される。
送信モジュール1620は、第1のHARQ−ACK情報に基づいて下りデータを送信するように構成される。
本発明の本実施形態では、端末機器によって送信され、ネットワーク機器によって受信されるHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、異なる上りチャネルを使用して端末機器によって送信されるHARQ−ACK情報であり、異なる上りチャネルは、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと端末機器が判断した場合、第2の下りサブフレームが第2の下りデータサブフレームを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルのために選択され、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報が正しくフィードバックされる。
任意選択で、一実施形態において、受信モジュールは、第1の上りチャネルで端末機器によってフィードバックされた第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を受信し、第1の上りチャネルが、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置する、ようにさらに構成される。さらに、第1の上りチャネルは、上りサブフレームの最後の上りsTTIに対応する。
任意選択で、一実施形態において、受信モジュールは、上りサブフレームにおいて少なくとも2つのsTTIの各々で端末機器によってフィードバックされた第2の下りデータチャネルの受信状況を受信する、ようにさらに構成される。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、受信モジュールは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて端末機器によってフィードバックされた第2の下りデータチャネルの受信状況を受信する、ようにさらに構成される。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、受信モジュールは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において端末機器によってフィードバックされた第2の下りデータチャネルの受信状況を受信する、ようにさらに構成される。言い換えると、受信モジュールは、第3の上りチャネルで端末機器によって送信された第3のHARQ−ACK情報をさらに受信し、第3のHARQ−ACKは、第1の下りサブフレームにおける第3の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。第3の下りデータチャネルは、時間領域リソースに関して第1の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第3の上りチャネルは、時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップしないことを理解されたい。さらに、第3の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さは、第1の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さと等しい。さらに、第3の上りチャネルと第1の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、受信モジュールは、第2の上りチャネルで端末機器によって送信された第2のHARQ−ACK情報をさらに受信し、第2のHARQ−ACK情報が、第2の下りサブフレームにおける第3の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第2の上りチャネルと第1の上りチャネルとが異なる無線リソースを占有し、第3の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なる、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、送信モジュールは、端末機器に制御シグナリングを送信し、制御シグナリングが、ネットワーク機器が第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを送信していることを指示するために使用されるか、または制御シグナリングが、第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報をネットワーク機器に送信するよう端末機器に命令するために使用される、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、送信モジュールは、第1の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用して端末機器に制御シグナリングを送信する、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、送信モジュールは、第3の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用して端末機器に制御シグナリングを送信する、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第1の長さは第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第2の長さより長く、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの前に位置するか、または第1の長さは第2の長さより短く、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの後に位置する。
図16に示す本発明の本実施形態におけるネットワーク機器のすべてのユニットの上記その他の動作および/または機能は、図2または図13に示すフィードバック方法においてネットワーク機器によって行われる対応する手順を実施するためにそれぞれ使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。
図17は、本発明の一実施形態による端末機器1700の概略ブロック図である。端末機器1700は、メモリ1710と、プロセッサ1720とを含む。任意選択で、端末機器1700は、送受信機1730をさらに含んでいてもよい。
メモリ1710は、プログラムを格納するように構成される。
プロセッサ1720は、メモリ1710に格納されたプログラムを実行するように構成される。
メモリ1710に格納されたプログラムを実行すると、プロセッサ1720は、第1の下りサブフレームでデータチャネル検出を行うように特に構成される。
プロセッサ1720は、第2の下りサブフレームでデータチャネル検出を行い、第1の下りサブフレームが時間領域リソースに関して第2の下りサブフレームとオーバーラップしない、ようにさらに構成される。
プロセッサ1720は、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、第1の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第1のHARQ−ACK情報を送信し、第1のHARQ−ACK情報が第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第1の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第1の長さが第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第2の長さと異なる、ようにさらに構成される。
プロセッサ1720は、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、第2の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第2のHARQ−ACK情報を送信し、第2のHARQ−ACK情報が第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第1の上りチャネルによって占有される無線リソースが第2の上りチャネルによって占有される無線リソースと異なる、ようにさらに構成される。
本発明の本実施形態では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータサブフレームを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサ1720は、プロセッサが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、第3の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第3のHARQ−ACK情報を送信し、第3のHARQ−ACK情報が第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第3の上りチャネルが時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップする、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサが第2の下りサブフレームにおいて第7の下りデータチャネルを検出しない場合に、第2のHARQ−ACK情報は第7の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用され、第7の下りデータチャネルは時間領域において第2の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第7の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは第2の長さと等しい。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサが第2の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第2のHARQ−ACK情報を送信する場合、第2のHARQ−ACKは第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される。
任意選択で、一実施形態において、第2の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップする。
任意選択で、一実施形態において、第2のHARQ−ACK情報は第3の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用され、第3の下りデータチャネルと第2の下りデータチャネルとは同じ時間領域リソースに対応し、異なる搬送波を占有する。
任意選択で、一実施形態において、第2の上りチャネルは、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置する。さらに、第2の上りチャネルは、上りサブフレームの最後の上りsTTIに対応する。これに対応して、第2の下りデータチャネルは、第2の下りサブフレームの最後の下りsTTIに対応する。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、プロセッサは、上りサブフレームにおいて少なくとも2つのsTTIの各々で第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、プロセッサは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて第1の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックする。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、プロセッサは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。言い換えると、プロセッサは、第2の下りサブフレームが第8の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第7の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第7のHARQ−ACK情報を送信し、第7のHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルの受信状況および第8の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第8の下りデータチャネルは時間領域において第2の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第7の上りチャネルは時間領域において第2の上りチャネルとオーバーラップしない。さらに、第8の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースは第2の長さと等しい。さらに、第7の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップするか、または第7の上りチャネルと第2の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサは、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出しないかまたは第2の下りサブフレームにおいて第4の下りデータチャネルを検出した場合、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断し、第4の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2の長さと異なる、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、プロセッサは、第4の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第4のHARQ−ACK情報を送信し、第4のHARQ−ACK情報が第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第4の上りチャネルが時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップする、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、第4の上りチャネルは第2の上りチャネルと同じである。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサは、第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを検出しない場合、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まないと判断し、第4のHARQ−ACK情報が第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサは、第1の下りサブフレームにおいて第5の下りデータチャネルを検出した場合、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まないと判断し、第5の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第1の長さと異なる、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、第4のHARQ−ACK情報は、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される。
任意選択で、一実施形態において、第4のHARQ−ACK情報は、第1の下りサブフレームにおける第5の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される。
任意選択で、一実施形態において、第4の上りチャネルは、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置する。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、プロセッサは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて第1の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックする。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含まず、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、プロセッサは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。言い換えると、プロセッサは、第2の下りサブフレームが第9の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第8の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第8のHARQ−ACK情報を送信し、第8のHARQ−ACK情報は第1の下りデータチャネルの受信状況および第9の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第9の下りデータチャネルは時間領域において第2の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第8の上りチャネルは時間領域において第4の上りチャネルとオーバーラップしない。さらに、第9の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースは第2の長さと等しい。さらに、第8の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップするか、または第8の上りチャネルと第4の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、端末機器は、ネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信し、制御シグナリングが、ネットワーク機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを送信していることを指示するために使用されるか、または制御シグナリングが、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報をネットワーク機器に送信するよう端末機器に命令するために使用される、ように構成された送受信機、をさらに含む。
任意選択で、一実施形態において、送受信機は、第2の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用してネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信する、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、送受信機は、第8の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用してネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信する、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、送受信機は、第9の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用してネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信する、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサは、第5の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第5のHARQ−ACK情報を送信し、第5のHARQ−ACK情報が第5の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第5の上りチャネルと第4の上りチャネルとが異なる無線リソースを占有する、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサルは、検出モジュールが第1の下りサブフレームにおいて第6の下りデータチャネルを検出しない場合、第6の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第6のHARQ−ACK情報を送信し第6のHARQ−ACK情報が第6の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第6の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第1の長さと異なり、第6の上りチャネルと第4の上りチャネルとが異なる無線リソースを占有する、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの前に位置し、第1の長さは第2の長さより長い、
任意選択で、一実施形態において、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さより長い。
図17に示す本発明の本実施形態における端末機器は、図14に示す端末機器に対応していてよく、図17に示す本発明の本実施形態における端末機器のユニットの上記その他の動作および/または機能は、図2に示すフィードバック方法の対応する手順を実施するためにそれぞれ使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。
図18は、本発明の一実施形態による端末機器1800の概略ブロック図である。端末機器1800は、メモリ1810と、プロセッサ1820とを含む。任意選択で、端末機器1800は、送受信機1830をさらに含んでいてもよい。
メモリ1810は、プログラムを格納するように構成される。
プロセッサ1820は、メモリ1810に格納されたプログラムを実行するように構成される。
メモリ1810に格納されたプログラムを実行すると、プロセッサ1820は、第1の下りサブフレームでデータチャネル検出を行うように特に構成される。
プロセッサ1820は、第2の下りサブフレームでデータチャネル検出を行い、第1の下りサブフレームが時間領域リソースに関して第2の下りサブフレームとオーバーラップしない、ようにさらに構成される。
プロセッサ1820は、検出モジュールが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、第1の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第1のHARQ−ACK情報を送信し、第1のHARQ−ACK情報が第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される、ようにさらに構成される。
本発明の本実施形態では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータサブフレームを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサは、プロセッサが、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、第1の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第2のHARQ−ACK情報を送信し、第2のHARQ−ACK情報が第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサは、第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを検出しない場合、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断し、第1のHARQ−ACKが第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサは、第2の下りサブフレームにおいて第3の下りデータチャネルを検出した場合、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断し、第3の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なる、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、第1のHARQ−ACKは第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される。
任意選択で、一実施形態において、第1のHARQ−ACKは第3の下りデータチャネルの受信状況を指示するためにさらに使用される。
任意選択で、一実施形態において、第1の上りチャネルは、上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置する。さらに、第1の上りチャネルは、上りサブフレームの最後の上りsTTIに対応する。これに対応して、第1の下りデータチャネルは、第1の下りサブフレームの最後の下りsTTIに対応する。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、プロセッサは、上りサブフレームにおいて少なくとも2つのsTTIの各々で第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、プロセッサは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて第2の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックする。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、プロセッサは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。言い換えると、プロセッサは、第1の下りサブフレームが第5の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第4の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第5のHARQ−ACK情報を送信し、第5のHARQ−ACK情報は第2の下りデータチャネルの受信状況および第5の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第5の下りデータチャネルは時間領域において第1の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第4の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップしない。さらに、第5の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さは、第1の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さと等しい。さらに、第4の上りチャネルと第1の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、プロセッサは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて第2の下りデータチャネルの受信状況をさらにフィードバックする。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まないと判断した場合、プロセッサは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において第2の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。言い換えると、プロセッサは、第1の下りサブフレームが第6の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第5の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第6のHARQ−ACK情報を送信し、第6のHARQ−ACK情報は第2の下りデータチャネルの受信状況および第6の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第6の下りデータチャネルは時間領域において第1の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第5の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップしない。さらに、第6の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さは、第1の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さと等しい。さらに、第5の上りチャネルと第1の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、端末機器は、ネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信し、制御シグナリングが、ネットワーク機器が第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを送信していることを指示するために使用されるか、または制御シグナリングが、第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報をネットワーク機器に送信するよう端末機器に命令するために使用される、ように構成された送受信機、をさらに含む。
任意選択で、一実施形態において、送受信機は、第1の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用してネットワーク機器によって送信された制御シグナリングを受信する、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、端末機器は第2の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第3のHARQ−ACK情報を送信し、第3のHARQ−ACK情報は第3の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第2の上りチャネルと第1の上りチャネルとは異なる無線リソースに対応する。
任意選択で、一実施形態において、プロセッサは、プロセッサが第2の下りサブフレームにおいて第4の下りデータチャネルを検出しない場合、第3の上りチャネルを使用してネットワーク機器に第4のHARQ−ACK情報を送信し、第4のHARQ−ACK情報が第4の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第4の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なり、第3の上りチャネルと第1の上りチャネルとが異なる無線リソースを占有する、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第1の長さは第2の下りデータチャネルに対応する時間領域の長さの第2の長さより長く、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの前に位置するか、または第1の長さは第2の長さより短く、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの後に位置する。
図18に示す本発明の本実施形態における端末機器は、図15に示す端末機器に対応していてよく、図18に示す本発明の本実施形態における端末機器のユニットの上記その他の動作および/または機能は、図13に示すフィードバック方法の対応する手順を実施するためにそれぞれ使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。
図19は、本発明の一実施形態によるネットワーク機器1900の概略ブロック図である。端末機器1900は、メモリ1910と、プロセッサ1920と、送受信機1930とを含む。
メモリ1910は、プログラムを格納するように構成される。
プロセッサ1920は、メモリ1910に格納されたプログラムを実行するように構成される。
プロセッサ1920はメモリ1910に格納されたプログラムを実行すると、送受信機1930は、第1の上りチャネルで端末機器によって送信された第1のHARQ−ACK情報を受信し、第1のHARQ−ACKが、第1の下りサブフレームにおける第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第1の下りサブフレームが時間領域リソースに関して第2の下りサブフレームとオーバーラップしない、ように特に構成される。
送受信機1930は、第1のHARQ−ACK情報に基づいて下りデータを送信するようにさらに構成される。
本発明の本実施形態では、端末機器によって送信され、ネットワーク機器によって受信されるHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、異なる上りチャネルを使用して端末機器によって送信されるHARQ−ACK情報であり、異なる上りチャネルは、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと端末機器が判断した場合、第2の下りサブフレームが第2の下りデータサブフレームを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルのために選択され、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報が正しくフィードバックされる。
任意選択で、一実施形態において、送受信機は、第1の上りチャネルで端末機器によってフィードバックされた第1の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を受信し、第1の上りチャネルが上りサブフレームの上りsTTIのうちの1つに対応するか、またはそこに位置する、ようにさらに構成される。さらに、第1の上りチャネルは、上りサブフレームの最後の上りsTTIに対応する。
任意選択で、一実施形態において、送受信機は、上りサブフレームにおいて少なくとも2つのsTTIの各々で端末機器によってフィードバックされた第2の下りデータチャネルの受信状況を受信する、ようにさらに構成される。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、送受信機は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の上りsTTIにおいて端末機器によってフィードバックされた第2の下りデータチャネルの受信状況を受信する、ようにさらに構成される。さらに、上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、送受信機は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において端末機器によってフィードバックされた第2の下りデータチャネルの受信状況を受信する、ようにさらに構成される。言い換えると、送受信機は、第3の上りチャネルで端末機器によって送信された第3のHARQ−ACK情報を受信し、第3のHARQ−ACKが第1の下りサブフレームにおける第3の下りデータチャネルの受信状況および第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される、ようにさらに構成される。第3の下りデータチャネルは、時間領域リソースに関して第1の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第3の上りチャネルは、時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップしないことを理解されたい。さらに、第3の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さは、第1の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースの長さと等しい。さらに、第3の上りチャネルと第1の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つの上りsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTIを含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。
任意選択で、一実施形態において、送受信機は、第2の上りチャネルで端末機器によって送信された第2のHARQ−ACK情報を受信し、第2のHARQ−ACK情報が第2の下りサブフレームにおける第3の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、第2の上りチャネルと第1の上りチャネルとが異なる無線リソースを占有し、第3の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さが第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なる、ようにさらに構成される
任意選択で、一実施形態において、送受信機は、端末機器に制御シグナリングを送信し、制御シグナリングが、ネットワーク機器が第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを送信していることを指示するために使用されるか、または制御シグナリングが、第2の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報をネットワーク機器に送信するよう端末機器に命令するために使用される、ようにさらに構成される。
任意選択で、一実施形態において、送受信機は、第1の下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルを使用して端末機器に制御シグナリングを送信する、ように特に構成される。
任意選択で、一実施形態において、第1の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第1の長さは第2の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの第2の長さより長く、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの前に位置するか、または第1の長さは第2の長さより短く、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの後に位置する。
図19に示す本発明の本実施形態におけるネットワーク機器は、図16に示すネットワーク機器に対応していてよく、図19に示す本発明の本実施形態におけるネットワーク機器のユニットの上記その他の動作および/または機能は、図2または図13に示すフィードバック方法においてネットワーク機器によって行われる対応する手順を実施するためにそれぞれ使用されることを理解されたい。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。
図20は、本発明の一実施形態による通信システム2000の概略的ブロック図である。図20に示す通信システムは単なる例であることを理解されたい。本発明の本実施形態における通信システムは、別の機器またはユニットをさらに含んでいてもよく、またはその機能が図20のモジュールの機能と類似しているモジュールを含んでいてもよく、図20のすべてのモジュールを含むわけではない場合もある。
通信システム2000は、端末機器2010と、ネットワーク機器2020とを含む。端末機器は、図14に示す端末機器1400または図17に示す端末機器1700であってもよく、図15に示す端末機器1500または図18に示す端末機器1800であってもよい。ネットワーク機器2020は、図16に示すネットワーク機器1600または図19に示すネットワーク機器1900であってもよい。簡潔にするために、ここでは詳細を繰り返さない。
本明細書で開示する実施形態に関連して記載される例におけるユニットおよびアルゴリズムステップは、電子ハードウェアによって、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現され得ることが、当業者には理解されよう。各機能が果たされるのがハードウェアによってかそれともソフトウェアによってかは、技術解決策の個々の用途および設計上の制約条件に依存する。当業者は、記載される機能を個々の用途ごとに様々な方法を使用して実施し得るが、その実施態様は本発明の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
説明を簡便にするために、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、方法実施形態における対応するプロセスを参照し得ることが当業者には明確に理解されよう。ここでは詳細を繰り返さない。
本出願で提供するいくつかの実施形態においては、開示のシステム、装置、および方法が他のやり方で実現され得ることを理解されたい。例えば、記載の装置実施形態は単なる例にすぎない。例えば、ユニット分割は単なる論理的機能分割にすぎず、実際の実装に際しては他の分割とすることもできる。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを組み合わせ、または統合して別のシステムとする場合もあり、一部の特徴を無視し、または実行しない場合もある。加えて、図示または記載の相互結合または直接結合または通信接続が、いくつかのインターフェースを介して実現されてもよい。装置間またはユニット間の間接結合または通信接続は、電気的形態、機械的形態、または他の形態として実現されてもよい。
別々の部品として記述されたユニットは物理的に分離している場合もそうではない場合もあり、ユニットとして図示された部品は物理的ユニットである場合もそうではない場合もあり、一箇所に位置する場合もあり、複数のネットワークユニット上に分散されている場合もある。ユニットの一部または全部が、各実施形態の解決策の目的を達成するための実際の必要に従って選択されてもよい。
加えて、本発明の各実施形態における機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されていてもよく、ユニットの各々が物理的に独立して存在していてもよく、または2つ以上のユニットは1つのユニットに統合される。
各機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売または使用される場合に、それらの機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。そうした理解に基づき、本発明の技術解決策は本質的に、または先行技術に寄与する部分が、または技術解決策の一部がソフトウェア製品の形態で実現され得る。ソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク機器などであり得る)コンピュータデバイスに、本発明の実施形態に記載されている方法のステップの全部または一部を実行するよう命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読取り専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、光ディスクといった、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含む。
以上の説明は、単に、本発明の具体的実施態様であるにすぎず、本発明の保護範囲を限定するためのものではない。本発明で開示される技術範囲内で当業者によって容易に考案されるいかなる変形も置換も、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うべきものとする。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムは、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)技術を使用し、OFDMではデータ伝送で使用される最小リソースユニットはリソース要素(resource element、RE)であり、リソース要素は、時間領域では1つのOFDMシンボル(OFDM symbol、OS)に、周波数領域では1つのサブキャリアに対応する。これを踏まえて、リソースブロック(resource block、RB)は、時間領域で連続した複数のOSと、周波数領域で連続した複数のサブキャリアとを含む。RBはリソーススケジューリングのための基本単位である。LTEシステムにおけるリソース割り振りのための粒度として伝送時間間隔(transmission time interval、TTI)が使用される。1つのTTIの長さは14OS、すなわち、1ミリ秒(ms)のサブフレームである。具体的には、1つのTTIは2つのスロットを含み、各スロットは7つのOSを含む。
LTEシステムの伝送待ち時間をさらに短縮し、ユーザ体験を向上させるために、リソース割り振りの時間領域粒度を1msのTTIから短い伝送時間間隔(short TTI、sTTI)に短縮し、パケット組み立ておよび復調符号化に費やされる時間を短縮して、物理層エアインターフェース待ち時間を短縮する待ち時間短縮(latency reduction)技術がリリース14で導入されている。LTEシステムによってサポートされ得るsTTIの長さには、7OS、2OS、2&3OS、3&4OSなどが含まれる。2&3OS構造では、サブフレーム内のいくつかのsTTIの長さは2OSであり、他のいくつかのsTTIの長さは3OSである。3&4OS構造では、各スロットが2つのsTTIを含み、一方のsTTIの長さは3OSであり、他方のsTTIの長さは4OSである。
本フィードバック方法では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
本フィードバック方法では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
本フィードバック方法では、端末機器によって送信され、ネットワーク機器によって受信されるHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、異なる上りチャネルを使用して端末機器によって送信されるHARQ−ACK情報であり、異なる上りチャネルは、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと端末機器が判断した場合、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルのために選択され、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報が正しくフィードバックされる。
本発明の本実施形態では、ネットワーク機器は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global System for Mobile communication、GSM(登録商標))または符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システムにおける基地局(base transceiver station、BTS)であってもよく、または広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システムにおけるノードB(NodeB)であってもよく、またはLTEにシステムおける進化型NodeB(evolved Node B、eNBまたはeNodeB)であってもよく、または将来の5Gネットワークにおける基地局機器、スモールセルデバイスなどであってもよい。これについては本発明では限定されない。
第1の上りチャネルは、上り制御チャネルであってもよく、上りデータチャネルとも呼ばれ得る上りトラフィックチャネルであってもよい。上り制御チャネルは、物理上り制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)または短い物理上り制御チャネル(short physical downlink control channel、sPUCCH)であってよく、上りトラフィックチャネルは、物理上り共有チャネル(physical uplink shared channel、pusch)または短い物理上り共有チャネル(short physical uplink shared channel、sPUSCH)であってよい。
本発明の本実施形態では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
例えば、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを受信しない場合に、端末機器は、受信状況が「NACK」または「DTX」であることを指示するHARQ−ACK情報を生成し得る。この場合、「NACK」または「DTX」は、端末機器が第1の下りサブフレームにおいて第1の下りデータチャネルを受信しないことを指示する。あるいは、端末機器が第2の下りサブフレームにおいて第2の下りデータチャネルを受信しない場合に、端末機器は、受信状況が「NACK」または「DTX」であることを指示するHARQ−ACK情報を生成し得る。
端末機器が、ターゲット下りデータチャネルがターゲット下りサブフレームに存在するかどうか検出する場合、端末機器は、ターゲット下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに基づいて、ターゲット下りサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含むかどうかを判断し得る。対応する下り制御チャネルは、ターゲット下りデータチャネルのためにスケジュールされた下り制御チャネルである。ターゲット下りデータチャネルと対応する下り制御チャネルとは同じ伝送時間間隔内にあってもよく、2つの異なる伝送時間間隔内にあってもよい。ターゲット下りデータチャネルと対応する下り制御チャネルとが異なる伝送時間間隔内にある場合、ターゲット下りデータチャネルと対応する下り制御チャネルとは同じ下りサブフレーム内にあってもよく、異なる下りサブフレーム内にあってもよい。伝送時間間隔は1msのTTIまたはsTTIである。ターゲット下りデータチャネルと対応する下り制御チャネルとが同じ伝送時間間隔内にあることは、ターゲット下りデータチャネルと対応する下り制御チャネルとが同じ伝送時間間隔の時間領域範囲内にある、という場合を含む。例えば、sPDSCHと、sPDSCHをスケジュールするために使用されるsPDCCHとが同じ伝送時間間隔内にある。アプリケーション制御チャネルが異なる伝送時間間隔において2レベルの下り制御情報(down−link control information、DCI)構造を使用する場合、1msのPDCCHはsPDSCHの制御情報の一部分をさらに搬送し得る。制御情報は、現在のサブフレーム内のすべてのsPDSCHに共通である。この場合、sPDSCHも1msのPDCCHに対応する。端末機器は、対応する下り制御チャネルに含まれる下りリンクグラントDL grantシグナリングを検出することによって、ターゲットデータチャネルが含まれるかどうかを判断し得る。対応するDL grantシグナリングが検出された場合、端末機器は、ターゲットデータチャネルが含まれると判断し、そうでない場合、ターゲットデータチャネルは含まれない。あるいは、端末機器は、現在のサブフレームに含まれるTTIの長さを指示するために使用され、下り制御チャネルに含まれるシグナリングを検出することによって、ターゲット下りデータチャネルが含まれるかどうか判断しても
よい。シグナリングが、現在のサブフレームのTTIの長さがターゲット下りデータチャネルのTTIの長さと異なることを指示する場合、端末機器は、ターゲット下りデータチャネルは含まれないと判断する。例えば、制御チャネルが2レベルのDCI構造を使用し、1msのPDCCHが、現在のサブフレームのTTIの長さが1msであることを指示する場合、そのサブフレームはターゲット下りデータチャネルsPDSCHを含まないと判断される。
制御シグナリングは以下のように実施され得る。PDCCH内の制御シグナリングが端末機器に、ターゲット下りデータチャネルが位置するサブフレームが1msのTTIのサブフレームかそれともsTTIのサブフレームかを通知し、同時にシグナリングは、現在のサブフレームがターゲット下りデータチャネルを含むかどうかを間接的に通知する。サブフレームが1msのTTIのサブフレームである場合、サブフレームに含まれる下りデータチャネルはPDSCHであり、サブフレームがsTTIのサブフレームである場合、サブフレームに含まれる下りデータチャネルはsPDSCHである。したがって、第2の下りデータチャネルがsPDSCHである場合、sPDSCHの存在もPDCCHを検出することによって判断され得る。
以下で、端末機器が下り制御チャネルを検出する具体的な方法を説明する。端末機器上で下りデータスケジューリングまたは上りデータスケジューリングを行うとき、ネットワーク機器は、端末機器固有のスクランブルコードを使用して下り制御情報(downlink control information、DCI)をスクランブルし得る。したがって、端末機器は、端末機器固有のスクランブルコードを使用して下り制御チャネルをデスクランブルし、ネットワーク機器が端末機器のための下りデータチャネルをスケジュールすると判断し得る。端末機器が、下り制御チャネルを使用して、PDSCHまたはsPDSCHのスケジューリングに関する情報を検出した場合、端末機器は、下りデータチャネルが検出されたと判断することができ、端末機器は下りデータチャネルに関するHARQフィードバックを行う必要がある。
ターゲット上りチャネルによって占有される無線リソースは、ネットワーク機器によって明示的または暗黙的に指示され得ることに留意されたい。暗黙的な指示は、下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに対応するリソースをマップすることによって無線リソースを取得することを含む。明示的な指示は、ネットワーク機器が、下りデータチャネルに対応する下り制御チャネルに含まれる制御シグナリングを使用してターゲット上りチャネルの無線リソースを指示するか、またはネットワーク機器が、上位層無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングを使用して無線リソースを構成するか、またはネットワーク機器が、RRCシグナリングを使用してターゲット上りチャネルリソースを構成し、次いで、端末機器が特定のリソースを取得するように、下り制御チャネルに含まれる制御シグナリングがリソースセットにおけるシーケンス番号を指示すること、を含む。無線リソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース、コード領域リソース、および空間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。ターゲット上りチャネルは、端末機器が下りサブフレームにおける下りデータチャネルの受信状況をフィードバックするための上りチャネルである。ターゲット上りチャネルは、第1の上りチャネル、第2の上りチャネル、第3の上りチャネル、第4の上りチャネル、第5の上りチャネル、第6の上りチャネル、第7の上りチャネル、または第8の上りチャネルである。
第1の上りチャネルは第2の上りチャネルと異なる。第1の上りチャネルと第2の上りチャネルとがオーバーラップする時間領域リソースに対応する場合、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さと異なる可能性があり、2つの時間領域リソースは時間領域においてオーバーラップする部分を有する。
任意選択で、端末機器が、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内の少なくとも2つの上りsTTIの各々において第1の下りデータチャネルの受信状況をフィードバックする。言い換えると、第1の下りデータチャネルの受信状況は少なくとも2つの上りsTTIでそれぞれフィードバックされる。少なくとも2つのsPDSCHは、第8の下りデータチャネルおよび第2の下りデータチャネルを含む。少なくとも2つの上りsTTIは、第2の上りチャネルおよび第7の上りチャネルを含む。言い換えると、端末機器は、第2の下りサブフレームが第8の下りデータチャネルを含むとさらに判断した場合、第7の上りチャネルを使用して第7のHARQ−ACK情報を送信し、第7のHARQ−ACK情報は第1の下りデータチャネルの受信状況および第8の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用される。例えば、サブフレーム#nに1msのPDSCH(第1の下りデータチャネル)があると仮定すると、端末機器が、第2の下りサブフレームサブフレーム#n+3内の(第2の下りデータチャネルおよび第8の下りデータチャネルを含む)少なくとも2つのsPDSCHが、最初のsTTI、2番目のsTTI、および4番目のsTTIに位置することを検出した場合、端末機器は、対応するsPDSCHの受信状況および1msのPDSCHの受信状況を、#n+4の最初のsTTI、2番目のsTTI、および4番目のsTTIに位置する、sPDSCHに対応する(第2の上りデータチャネルおよび第7の上りデータチャネルを含む)すべての短い上りチャネルでフィードバックする。第7の上りチャネルに対応するTTIは、第8の下りデータチャネルの固定されたHARQ−ACKタイミングに基づいて決定され得ることを理解されたい。第8の下りデータチャネルは時間領域において第2の下りデータチャネルとオーバーラップせず、第7の上りチャネルは時間領域において第2の上りチャネルとオーバーラップしないことを理解されたい。さらに、第8の下りデータチャネルによって占有される時間領域リソースは第2の長さと等しい。さらに、第7の上りチャネルは時間領域において第1の上りチャネルとオーバーラップするか、または第7の上りチャネルと第2の上りチャネルとは同じ上りサブフレームに位置する。さらに、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される少なくとも2つのsTTIは、sPDSCHの受信状況を搬送するために使用される、上りサブフレーム内のすべての上りsTTI(すなわち、第2の下りサブフレームで検出されたすべてのsPDSCHに対応するすべての上りsTTI)を含む。さらに、少なくとも2つの上りsTTIは上りサブフレームの2番目のスロットに位置する。このフィードバック方法は、柔軟な1msのPDSCHのHARQ−ACKタイミングに対応する。
加えて、端末機器は、1つの上り搬送波の上りチャネルに複数の下り搬送波のHARQ−ACKフィードバックを追加することしかできず、または端末機器は、上りチャネルを同じ上りサブフレーム内の異なる搬送波で送信することができるが、これらの上りチャネルは異なる長さであることも、時間領域においてオーバーラップすることもできない。このシナリオでは、端末機器が複数の搬送波のうちの1つで第2の下りデータチャネルを検出すれば、端末機器は、第2の下りデータチャネルが位置するサブフレームにおいて、各搬送波上のデータチャネルの長さは第2の長さであると判断し得る。加えて、第2の下りデータチャネルに対応する上りチャネルは時間領域において第1の下りデータチャネルに対応する上りチャネルとオーバーラップする。したがって、第2の上りチャネルも選択する必要がある。
任意選択で、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの前に位置し、第1の長さは第2の長さより長い。さらに、第1の下りデータチャネルは1msのPDSCHであり、第2の下りデータチャネルはsPDSCHである。1msのPDSCHのHARQ−ACKフィードバック待ち時間がsPDSCHのHARQ−ACKフィードバック待ち時間より長いことを考慮すると、第1の下りデータチャネルが1msのPDSCHであり、第2の下りデータチャネルがsPDSCHであるとき、第1の下りサブフレームが第2の下りサブフレームの前に位置するならば、第1の下りデータチャネルと第2の下りデータチャネルとにそれぞれ対応する上りチャネルは時間領域においてオーバーラップする。
任意選択で、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さより長い。第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含み、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含まない場合、比較的長い上りチャネルが使用されるときの第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバック性能はより高い。したがって、第1の下りデータチャネルが1msのPDSCHであり、第2の下りデータチャネルがsPDSCHであるとき、第1の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第2の上りチャネルに対応する時間領域リソースの長さより長い。例えば、第1の上りチャネルは1msのPUCCHであり、第2の上りチャネルはsPUCCHである。
任意選択で、第1の下りデータチャネルが第1の下りサブフレームにおいて検出された後、端末機器が、第2の下りサブフレームに第2の下りデータチャネルがないと判断した場合、端末機器は、第1の上りチャネルで、第1の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第1の HARQ−ACK情報を送信し、第1のHARQ−ACK情報は、第2の下りデータチャネルの受信状況、またはその対応する時間領域の長さが第2の下りデータチャネルの時間領域の長さと異なる、第2の下りサブフレームで送信され得る第3の下りデータチャネルの受信状況も搬送し得る。
本発明の本実施形態では、任意選択で、第2の下りサブフレームにおいて第3の下りデータチャネルを検出した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて第1の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第1のHARQ−ACK情報を送信する。加えて、第1のHARQ−ACK情報が、第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの受信状況も搬送する場合、または第1のHARQ−ACK情報が、第2の下りサブフレームにおける第3の下りデータチャネルの受信状況も搬送する場合、端末機器は、第3の下りデータチャネルの受信状況を搬送するために、第3の下りデータチャネルの元のHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて、対応する元の上り制御チャネルまたは上りデータチャネル(例えば、第1の上りチャネルの時間領域リソースと異なる時間領域リソース上の第2の上りチャネル)上で第3のHARQ−ACK情報を代替的にフィードバックする。本実施形態における第3のHARQ−ACK情報は、前述の実施形態における第5のHARQ−ACK情報に対応する。
本発明の本実施形態では、任意選択で、第2の下りサブフレームにおいて第4の下りデータチャネルを検出しない場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルのHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて第1の上りチャネルを使用して、第1の下りデータチャネルの受信状況を搬送する第1のHARQ−ACK情報を送信する。あるいは、第1のHARQ−ACK情報が、第2の下りサブフレームにおける第2の下りデータチャネルの受信状況も搬送する場合、端末機器は、第4の下りデータチャネルの受信状況を搬送するために、第4の下りデータチャネルの元のHARQ−ACKフィードバックタイミングに基づいて、対応する元の上り制御チャネルまたは上りデータチャネル(例えば、第1の上りチャネルの時間領域リソースと異なる時間領域リソース上の第3の上りチャネル)上で第4のHARQ−ACK情報をフィードバックする。具体的には、第4の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さは、第3の下りデータチャネルに対応する時間領域リソースの長さと等しい。本実施形態における第4のHARQ−ACK情報は、前述の実施形態における第6のHARQ−ACK情報に対応する。
任意選択で、第1の下りサブフレームは第2の下りサブフレームの前に位置し、第1の長さは第2の長さより長い。さらに、第1の下りデータチャネルは1msのPDSCHであり、第2の下りデータチャネルはsPDSCHである。1msのPDSCHのHARQ−ACKフィードバック待ち時間がsPDSCHのHARQ−ACKフィードバック待ち時間より長いことを考慮すると、第1の下りデータチャネルが1msのPDSCHであり、第2の下りデータチャネルがsPDSCHであるとき、第1の下りサブフレームが第2の下りサブフレームの前に位置するならば、2つの下りデータチャネルの受信状況は同じ上りチャネルで送信される。
本発明の本実施形態では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
本発明の本実施形態では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
本発明の本実施形態では、端末機器によって送信され、ネットワーク機器によって受信されるHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、異なる上りチャネルを使用して端末機器によって送信されるHARQ−ACK情報であり、異なる上りチャネルは、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと端末機器が判断した場合、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルのために選択され、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報が正しくフィードバックされる。
本発明の本実施形態では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
本発明の本実施形態では、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと判断した場合、端末機器は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報を送信するために、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルに異なる上りチャネルを選択し、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報がネットワーク機器に正しくフィードバックされる。
本発明の本実施形態では、端末機器によって送信され、ネットワーク機器によって受信されるHARQ−ACK情報は、第1の下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用され、異なる上りチャネルを使用して端末機器によって送信されるHARQ−ACK情報であり、異なる上りチャネルは、第1の下りサブフレームが第1の下りデータチャネルを含むと端末機器が判断した場合、第2の下りサブフレームが第2の下りデータチャネルを含むかどうかに応じて第1の下りデータチャネルのために選択され、そのため、データ伝送中に異なる伝送時間間隔が現れたときに、下りデータチャネルの受信状況を指示するために使用されるHARQ−ACK情報が正しくフィードバックされる。
各機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売または使用される場合に、それらの機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。そうした理解に基づき、本発明の技術解決策は本質的に、または先行技術に寄与する部分が、または技術解決策の一部がソフトウェア製品の形態で実現され得る。ソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク機器などであり得る)コンピュータデバイスに、本発明の実施形態に記載されている方法のステップの全部または一部を実行するよう命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読取り専用メモリ(ROM、read−only memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、random access memory)、磁気ディスク、光ディスクといった、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含む。