JP2019536524A - 接続可能なインプラントの挿入のためのドライバおよびセット - Google Patents

接続可能なインプラントの挿入のためのドライバおよびセット Download PDF

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Abstract

本発明は、分岐部を含む導管にインプラントを挿入し接続するためのドライバセットに関する。主ドライバは、無外傷性先端部及び軸方向穴を備えた内部シースと、外部シースと、内部及び外部シース間に配された主インプラントとを有する。前記外部シースは、その長さの一部に沿った溝を備え、前記内部シースは、前記溝に面する横穴を有し、前記主インプラントは前記横穴と整合した窓を有し、前記主ドライバは引き抜き可能な相補シースを有し、その第1の端部は前記横穴、窓、及び溝を通過する。二次ドライバは、二次軸方向穴を有する無外傷性先端部を備えた二次内部シースと、二次外部シースと、二次内部及び外部シース間に配された二次インプラントと、前記主ドライバをガイドするために軸方向穴に挿着される主ガイドと、前記主ドライバを配置するため及び/又は前記二次ドライバをガイドするために前記相補シースに挿着される二次ガイドとを有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、1つまたは複数の分岐部を含む、体液のすべての循環導管における接続可能なインプラントの挿入の一般的技術分野に関する。接続可能とは、いったん分岐部の導管に挿入されると、機械的に連結することが可能なインプラントとして理解されたい。
本発明は、より具体的には、例えば、腸骨静脈の合流点における接続可能なステントなどのインプラント、または大動脈弓の高さにおける接続された体内プロテーゼの挿入のための手段に関する。これらの手段は、「ドライバ」、または「挿入装置もしくはシステム」と呼ばれる。インプラントは、例えば、自己拡張型もしくはバルーン拡張型ステント、または、一般的に任意の既存のタイプのステントであってよい。
本発明は、泌尿器科でも適用可能である。
これらの手段は、例えば、接続されたインプラントを、生物の腔に、具体的には、対応する血管が灌流の維持を必要とする側副枝を有する領域において、循環器系、特に動脈系および静脈系に挿入するためのものである。
この場合、第1の装置により、親管状インプラントを大動脈などの血液循環導管に挿入することが可能となる。
第2の装置により、任意の形状および特徴の枝部を展開することが可能となり、例えば、胸腹部大動脈における内腸骨動脈の、また大動脈弓における左総頸動脈、左鎖骨下動脈、および腕頭動脈の、そして最後に大動脈根における冠動脈の、血管新生を可能にする。
同様に、このような装置は、下大静脈とその腸骨枝および腎枝(renal branches)、ならびに上大静脈およびその枝部などの静脈型分岐部(venous-type bifurcations)のすべてに適用される。
1つまたは複数の分岐部を含む、体液循環の任意の他の導管において、他の適用も可能である。
このような手段は、一般的に、動脈瘤、切開、閉塞性疾患、および圧迫症候群(compressive syndromes)などの血管疾患の場合におけるインプラントの挿入に使用される。
植え込みは、一般的に、腔内技術を使用して行われる。これらの低侵襲技術により、患者の死亡率および罹患率が低くなり、手術時間が短くなる。
例えば、欧州特許第1648343号明細書(特許文献1)から、血管分岐部を治療するためのシステムが知られている。記載されたシステムには、分岐部の導管それぞれにステントを挿入することを可能にする2つの枝部を備えたカテーテルが含まれている。このようなシステムは、導管のうちの1つに挿入する必要がある多数の構成要素を備えているという欠点を有する。したがって、このようなシステムの組み立ては、製造の観点では複雑である。さらに、これは、その嵩に無視できない影響を及ぼし、望ましくない。このような複雑なシステムの使用により、外科処置はさらに複雑になり、その結果、誤操作やインプラントの位置決めの確実性の低下を生じる場合がある。ガイドの配置も、最初の治療として行われておらず、既に植え込まれている主要ステントにより導管が塞がっているため、複雑かつ不規則なままである。
米国特許出願公開第2012/0271410A1号明細書(特許文献2)から、分岐部に2つのステントを挿入するためのシステムも知られている。このシステムには、挿入前にステントの機械的連結および事前組み立てを実現する、カバー要素が含まれている。従って、このシステムは、カバー要素を備えていないインプラントを接続するのには適していない。さらに、このシステムは、主要ステントおよび枝部ステントを送り出す単一のドライバと、カバー要素とからなる。したがって、このようなドライバに必要な寸法の嵩が増大し不都合である。ガイドを導管に配置することも可能な単一のドライバを使用すると、挿入動作中に、さまざまな要素、特に、ステントおよびシースの操作性が変化する。実際、一方のステントのいかなる動きも、必然的に他方のステントの動きを引き起こす。そのため、ステント挿入動作は、より複雑になって精度が下がるため、確実性が低下する。
欧州特許第1648343号明細書 米国特許出願公開第2012/0271410A1号明細書
本発明の目的は、具体的には、最新技術の欠点を克服すること、および、一次管状インプラントと少なくとも1つの二次管状インプラントとの間の接続部を、その位置(in situ)で、単純に、正確に、かつ確実に作ることを可能にする、新規な挿入のためのセットを提案することである。
本発明の別の目的は、実施が単純かつ確実な、インプラントを配置して接続する新たな方法を提案することである。
本発明に課された上記目的を達成するために、少なくとも1つの主インプラントを有し、体液循環の主導管と二次導管との間の分岐部において別のインプラントに接続可能な前記少なくとも1つのインプラントの挿入のための主ドライバであって、前記主ドライバは、遠位端部Dと、固定点を有する操作の近位端部Pと、を有し、
前記主ドライバは、内部シースを有し、これは、その遠位端部Dに、前記内部シースによって形成された長手方向チューブと連通する軸方向穴を備えた無外傷性先端部を備え、
前記主ドライバは外部シースを有し、
前記少なくとも1つの主インプラントは、前記外部シースと前記内部シースとの間に配され、
前記主外部シースは、その長さの一部に沿って延びる長手方向溝またはスリットを備え、
前記主内部シースは、前記長手方向溝またはスリットに面して現れる横穴を有し、
前記主インプラントは、前記横穴と整合した少なくとも1つの窓を有し、
前記主ドライバは、少なくとも1つの相補シース(complementary sheath)を有し、その第1の端部は、前記横穴、前記主インプラントの前記窓および前記長手方向溝またはスリットを通過し、その第2の端部は、前記近位端部Pの近くに出て、前記相補シースをガイドが通過するようになっていることを特徴とする。
本発明に係るドライバの一実施形態の例によれば、前記主外部シースは、前記主内部シース上にスライドして取り付けられ、一方では前記無外傷性先端部によって、他方では少なくとも1つの取り外し可能な止め具によって、スライドがブロックされ、前記長手方向溝またはスリットは、その遠位端部が前記無外傷性先端部近くで開口している。
本発明に係るドライバの一実施形態の例によれば、前記主外部シースは、剥がせる材料で作られている。
本発明に係るドライバの一実施形態の例によれば、前記相補シースは、前記主ドライバから抜き出し可能であり、前記主ドライバへの二次ガイドの挿入を可能にして、前記主インプラントの前記窓を通過させると共に前記内部シースの前記横穴を通過させることが可能となる。
本発明に課された目的を達成するために、また、体液循環の主導管および二次導管での少なくとも2つのインプラントの挿入および接続のためのセットであって、前記主導管は、前記二次導管との分岐部を有し、
前述した主ドライバと、
遠位端部Dと、固定点を有する操作の近位端部Pとを有し、前記主ドライバから独立している二次ドライバと、
を含み、
前記二次ドライバは、二次内部シースであって、その遠位端部Dに、前記二次内部シースによって形成された長手方向チューブと連通する二次軸方向穴を備えた二次無外傷性先端部を備える二次内部シースと、二次外部シースと、前記二次外部シースと前記二次内部シースとの間に配された少なくとも1つの二次インプラントと、を有することを特徴とする。
一実施形態の例によれば、本発明に係るセットは、前記主ドライバをガイドする目的で、前記主導管に予め植え込み可能であると共に、前記軸方向穴内に挿着されることになっている主ガイドを含む。
一実施形態の例によれば、本発明に係るセットは、前記分岐部を通過しつつ前記主導管および前記二次導管内に予め植え込み可能であると共に、前記主ドライバを配置する目的および/または前記二次ドライバをガイドする目的で、前記相補シースに挿着される二次ガイドを含む。
本発明に係るセットの一実施形態の例によれば、前記二次ドライバの前記二次無外傷性先端部は、二重円錐先端部である。
本発明に係るセットの一実施形態の例によれば、前記二次外部シースは、前記二次内部シース上にスライドして取り付けられ、一方では前記二次無外傷性先端部によって、他方では少なくとも2つの連続した取り外し可能な止め具A、Bによって、スライドがブロックされ、前記止め具A、Bは、前記二次インプラントの段階的な解放ならびに前記主インプラントへの前記二次インプラントの接続を確実にする。
本発明に係るセットの別の実施形態の例によれば、前記二次外部シースは、前記二次内部シース上にスライドして取り付けられ、一方では前記二次無外傷性先端部によって、他方では3つの連続した取り外し可能な止め具A、B、Cによって、スライドがブロックされる。
本発明に係るセットの一実施形態の例によれば、前記二次インプラントは、前記主インプラントへの接続部材を有するように構成され、これにより、二次インプラントの解放および展開時に前記主インプラントとの接続部が自動的に形成される。
本発明に係るセットの一実施形態の例によれば、前記二次無外傷性先端部は、湾曲した遠位端部Dを有する。
本発明に係るセットの一実施形態の例によれば、前記二次無外傷性先端部は可撓性材料から作られている。
本発明に係るセットの一実施形態の例によれば、前記インプラントは、挿入動作時に必要な場合、前記インプラントの取り外しおよび/またはドライバ内への再配置を可能にする保持部材によって、対応する前記内部シースに接続される。
本発明に課された目的を達成するために、また、体液循環の主導管および二次導管における2つのインプラントの挿入およびその位置での接続のための方法であって、循環の前記主導管は、循環の前記二次導管との分岐部を有し、前記方法は、上述のセットにより実行され、
二次ガイドを前記二次導管内に挿着させるステップと、
グリップ部材を前記主導管内に導入し、前記二次ガイドを前記分岐部の所で引っかけるステップと、
前記二次ガイドの端部を前記主導管内に通し、その一端部を前記主導管から引き出すステップと、
主ガイドを前記主導管内に挿着させるステップと、
前記主導管から出る前記二次ガイドの端部を、前記主ドライバの前記相補シースの前記第1の端部内に挿着させるステップと、
前記主導管から出る前記主ガイドの端部を、主ドライバの軸方向穴内に挿着させるステップと、
前記相補シースを前記主ドライバから取り外すステップと、
前記主ガイドを用いて前記主ドライバを導入し、前記分岐部に配置するステップと、
前記内部シース上で外部シースをスライドさせて前記主インプラントを解放し、前記主インプラントを展開するステップと、
前記二次ガイドを用いて、前記二次ドライバを前記二次導管内に、前記主インプラントの所まで導入するステップと、
前記二次内部シース上で前記二次外部シースをスライドさせて、前記二次インプラントを段階的に解放し、展開して前記主インプラントに接続するステップと、
前記主ドライバおよび前記二次ドライバならびに前記主ガイドおよび前記二次ガイドを前記導管から取り外すステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る一実施形態の例によれば、前記方法は、前記二次外部シースをスライドさせ、取り外し可能な止め具のシステムを用いて、前記二次インプラントの段階的な解放ならびに前記主インプラントへの前記二次インプラントの接続に対応する連続位置において、前記二次外部シースのスライドをブロックすることからなる。
本発明に係る一実施形態の例によれば、前記方法は、前記二次導管(C2)での解放および別のさらに適した位置への配置のために、前記二次インプラント(13)を前記二次ドライバ(2)内に再び配置することからなる。
本発明に係るセットは、使用および操作が容易であると共に、インプラントの配置における顕著な信頼度を保証するという利点を有する。実際、別個の切開部を介してそれぞれの導管に挿入された、2つの別個のドライバを使用することにより、各インプラントを個別に操作することが可能となる。これにより、インプラントの解放の精度およびインプラント間の接続の確実性が高まる。
本発明に係るセットの別の利点は、ドライバの挿入のために分岐部の導管それぞれを使用することにある。したがって、少数の要素のみを有するドライバは、それぞれ、嵩張らず、また、外科医の動きを単純化し得る。
本発明に係るセット、より具体的には本発明に係る挿入および接続方法、の別の利点は、手術動作の顕著な精度および確実性を得ることにある。
本発明に係るドライバまたはセットの別の利点は、インプラントが配備された後でインプラントに引っかかる可能性がある鋭利なエッジがないことである。
本発明に係るセットの製造コストも、既知のシステムのコストと比べて減少する。さらに、本発明に係るセットでは、植え込み部位が完全に制御され、処置時間が減少し、手術リスクが減少する。
本発明の他の利点および特徴も、例示的かつ非限定的な実施例として提供される添付図面を見れば、明らかとなる。
本発明に係る主ドライバの実施形態を示す図である。 図1の主ドライバの部分拡大図である。 図1または図2の細部を拡大した図である。 外科処置に使用する準備ができた、図1の主ドライバの図である。 本発明に係る主ドライバの別の実施形態を示す図である。 本発明に係る主ドライバの別の実施形態を示す図である。 本発明に係るセットの二次ドライバの実施形態を示す図である。 図7の二次ドライバの部分拡大図である。 外科処置に使用する準備ができた、図7の二次ドライバを示す図である。 二次インプラントが挿入前にコンパクトに配されている、図7の二次ドライバの遠位端部の拡大概略図である。 図10における二次インプラントが解放され展開された状態を示す図である。 主インプラントが展開状態にある、本発明に係る主ドライバを示す図である。 図12を拡大した部分を示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 本発明に係るセットを使用した導管の分岐部におけるインプラントの挿入および接続方法を概略的に示す図である。 図13〜図25に示す一部のステップを、解剖学的に局所化した状態で示す図である。 図13〜図25に示す一部のステップを、解剖学的に局所化した状態で示す図である。 図13〜図25に示す一部のステップを、解剖学的に局所化した状態で示す図である。 図13〜図25に示す一部のステップを、解剖学的に局所化した状態で示す図である。 図13〜図25に示す一部のステップを、解剖学的に局所化した状態で示す図である。 図13〜図25に示す一部のステップを、解剖学的に局所化した状態で示す図である。 二次インプラントの挿入前の、本発明に係るセットの二次ドライバの操作の近位端部の構成の実施形態を示す図である。 図32の構成における二次ドライバの遠位端部を概略的に示す断面図である。 本発明に係るセットの二次ドライバの近位端部(図34,36,38)及び遠位端部(図35,37,39)の各図により二次インプラントの解放ステップを示す図である。 本発明に係るセットの二次ドライバの近位端部(図34,36,38)及び遠位端部(図35,37,39)の各図により二次インプラントの解放ステップを示す図である。 本発明に係るセットの二次ドライバの近位端部(図34,36,38)及び遠位端部(図35,37,39)の各図により二次インプラントの解放ステップを示す図である。 本発明に係るセットの二次ドライバの近位端部(図34,36,38)及び遠位端部(図35,37,39)の各図により二次インプラントの解放ステップを示す図である。 本発明に係るセットの二次ドライバの近位端部(図34,36,38)及び遠位端部(図35,37,39)の各図により二次インプラントの解放ステップを示す図である。 本発明に係るセットの二次ドライバの近位端部(図34,36,38)及び遠位端部(図35,37,39)の各図により二次インプラントの解放ステップを示す図である。 本発明に係るセットを使用して得られた、主インプラントと二次インプラントとの間の接続の実施形態を示す図である。
異なる図面に示す構造的にまた機能的に同一の構成には、同一の参照番号または参照アルファベットを付している。
本発明は、分岐部を介して流体連通する、体液循環の主導管および二次導管における少なくとも2つのインプラントの挿入および接続のためのセットに関する。循環の二次導管は、枝部導管とも呼ばれる。分岐部は、実質的に直交して延びるか、または、決められた傾斜を有する主導管C1および二次導管C2を有し得る。
セットは、主ドライバ1と、二次ドライバ2と、を含み、主導管は、二次導管との分岐部を有する。図1〜図6、図12および図13は、本発明に係る主ドライバ1の実施形態を例示する図であり、図7〜図11は、本発明に係るセットの二次ドライバ2の実施形態を例示する図である。
主ドライバ1および二次ドライバ2はそれぞれ、遠位端部Dと、固定点1aおよび1bそれぞれを有する操作の近位端部Pと、を有する。
主ドライバ1は、内部シース3を有し、内部シース3は、その遠位端部に、内部シース3によって形成されたチューブと連通する軸方向穴5を備えた無外傷性先端部4を備えている。主ドライバ1は、主外部シース6も有する。少なくとも1つの主インプラント7が、外部シース6と内部シース3との間に、展開していない状態で配される。
外部シース6は、その長さの一部に、無外傷性先端部4の近くの端部が開口した開口部状の長手方向溝またはスリット6aを備えている。図3および図13も参照することができ、展開されていない主インプラント7、主外部シース6をスライドさせることによって取り外した後で展開された主インプラント7が、それぞれ示される。
内部シース3は、有利には、半径方向において、長手方向溝またはスリット6aに面して開口する、横穴3aを有する。特に図13を参照することができる。
内部シース3に取り付けられた主インプラント7は、前述した横穴3aと整合するとともに、長手方向溝またはスリット6aと整合する、少なくとも1つの窓7aを有する。例えば図3を参照することができる。
主ドライバ1は、相補シース8も含み、その第1の端部8aは、横穴3a、主インプラント7の窓7a、および長手方向溝6aを通過する。相補シース8の第2の端部8bは、主ドライバ1の近位端部Pの近くで主ドライバ1から出る。
二次ドライバ2は、二次内部シース9を有し、これは、図8に概略的に示されており、その遠位端部Dには、二次内部シース9によって形成された内部チューブと連通する二次軸方向穴11を備えた二次無外傷性先端部10を備えている。二次ドライバ2は、二次外部シース12も有する。少なくとも1つの二次インプラント13は、二次外部シース12と二次内部シース9との間に、展開していない状態で配される。
また、図4および図13を参照すると、本発明に係るセットは主ガイド14も含むことが示されている。主ガイド14は、主ドライバ1をガイドする目的で、患者の主導管C1に予め植え込み可能であると共に、軸方向穴5内に挿着されることになっている。
本発明に係るセットはまた、二次ガイド15を含み、二次ガイド15は、導管C1、C2によって形成された分岐部を通過しつつ主導管C1および二次導管C2内に予め植え込み可能であり、主ドライバ1を配置するために相補シース8に挿着される。さらに、二次ガイド15により、二次インプラント13を配置するために二次ドライバ2をガイドすることが可能となる。このようなガイド14、15はそれ自体が既知であり、したがって、これ以上説明しない。
図10は、図7、図8、および図9の二次ドライバ2の細部の拡大概略図であり、枝部インプラントとも呼ばれることもある二次インプラント13が、挿入前に、二次外部シース12と二次内部シース9との間に、展開されずに配されている。
図11は、図10において、例えば自己拡張型である二次インプラント13が、二次ドライバ2の固定点1bに向かって外部シース12をスライドさせた後で、二次導管C2内で解放され、その位置で展開された状態を示す。
本発明に係るセットの有利な一実施形態によれば、二次ドライバ2の二次無外傷性先端部10は、二重円錐先端部である。このような構成は、二次ドライバ2の操作時、特に、二次導管C2から二次ドライバ2を取り外す際に、インプラントが引っかかるリスクを実質的に減少させる。
二次無外傷性先端部10は、二次内部シース9に固定されたリング10aにより、二次内部シース9上に保持される。リング10aは、例えば、接着、熱収縮、または任意の他の既知の手段によって、二次内部シース9上に固定される。二次無外傷性先端部10は、内部収容区切り肩部10bも有し、これら肩部の間にリング10aが収容され、二次内部シース9上でのあらゆるスライドを防止し、その結果、分離が防止される。
例えば図5に示される、本発明に係る一実施形態の例によれば、主外部シース6は、内部シース3上にスライドして取り付けられ、一方では無外傷性先端部4によって、他方では取り外し可能な止め具Rによって、スライドがブロックされる。
図6に示される、本発明に係る別の実施形態の例によれば、主外部シース6は、内部シース3上にスライドして取り付けられ、一方では無外傷性先端部4によって、他方では2つの連続した取り外し可能な止め具S、Tによって、スライドがブロックされる。
止め具RまたはSおよびTは、主外部シース6の近位端部と固定点1aとの間でスライドがブロックされる。
本発明に係る一実施形態の例によれば、二次外部シース12は、二次内部シース9上にスライドして取り付けられ、一方では二次無外傷性先端部10によって、他方では3つの連続した取り外し可能な止め具A、B、Cによって、スライドがブロックされる。
止め具A、B、Cは、二次外部シース12の近位端部と固定点1bとの間でスライドがブロックされる。
連続した止め具A、B、およびCは、二次ドライバ2とは分離していることにより、二次導管C2内での二次インプラント13を段階的に解放し、その結果、主導管C1内に収容された主インプラント7上で二次インプラント13を接続させる。
図面には示していないが、本発明に係る別の実施形態の例によれば、二次外部シース12は、二次内部シース9上にスライドして取り付けられ、一方では二次無外傷性先端部10によって、他方では2つの連続した止め具A、Bおよび取り外し可能な止め具A、Bによって、スライドがブロックされる。
本発明に係る一実施形態の例によれば、二次インプラント13は、主インプラント7と協働する接続部材13a、13bを有するように構成される。接続部材13aおよび13bは、二次インプラント13の解放および展開時に主インプラント7との接続を自動的に実行する。例えば図32〜図39も参照することができる。
本発明に係る一実施形態の例によれば、相補シース8は、有利には、主ドライバ1から抜き出し可能である。よって、相補シース8は、二次ガイド15が、導管C1、C2内に設置されて、相補シース8を通過することによって主ドライバ1内に配置されると、主ドライバ1から取り外される。相補シース8により、横方向ガイドとも呼ばれる二次ガイド15が、主ドライバ1内に導入され、特に、展開されていない主インプラント7の窓7aを容易に確実に通過させると共に内部シース3の横穴3aを容易に確実に通過させることができる。従って、この動作は、高い信頼性で迅速に行われ得る。
図面には示していないが、本発明に係る一実施形態の例によれば、二次ドライバ2は、湾曲した二次無外傷性先端部10を有する。このような形状により、主インプラント7に配置された窓7aに対する二次インプラント13の接近方向をより良く方向付けることが可能となる。このことは、特定の形状の分岐部、および対応する特定の曲率半径について有用であることが分かる。
本発明に係る一実施形態の例によれば、二次ドライバ2は、有利には、可撓性材料から作られた端部を有する。有利には、この端部は、湾曲形状を有してもよい。
本発明に係るセットにより、インプラント7、13を挿入する新たな方法であって、特に単純で、正確で、確実な方法を実行することが可能となる。実際、この挿入方法により、インプラント7および13を、導管C1およびC2の内側に正しい位置及び向きに確実に配置することができる。これにより、インプラント7および13を互いに迅速かつ確実に接続するのを促進する。図14〜図25、図26〜図31、および図32〜図39は、そのような新たな一方法の実施形態を概略的に示している。
患者の準備に関するステップは、本文書では詳細には説明しない。これらの準備ステップは実際に広く知られている。具体的には、導入器16aおよび16bを患者に挿入することが必要である。図26および図27を参照することができる。
従って、本発明に係るセットを用いて実行される方法は、導入器16bを用いて、横方向ガイドと呼ばれることもある二次ガイド15を、二次導管C2内に挿着させることからなる。図14および図28を参照することができる。
次に、この方法は、他方の導入器16aを介して、投げ縄(lasso)タイプのグリップ部材17を主導管C1内に導入して、導管C1と導管C2との間の分岐部で二次ガイド15を回収することからなる。図15および図29を参照することができる。
従って、グリップ部材17により、二次ガイド15を引っかけて主導管C1内に通し、その端部の一方を、他方の導入器16aにて主導管C1から引き出すことが可能となる。図16および図30を参照することができる。
図17および図31は、二次ガイド15の配置を例示しており、二次ガイド15の第1部分は、主導管C1内に延び、他方の導入器16aを介して端部の一方で主導管C1から出る。二次ガイド15はまた、二次導管C2内にも延び、導入器16bを介して他方の端部で二次導管C2から出る。
図17および図31はまた、他方の導入器16aを使用して、軸方向ガイドとも呼ばれることがある主ガイド14を主導管C1内に挿着させることからなる相補ステップを例示している。
主導管C1側の切開部を通り、他方の導入器16aを通って出る二次ガイド15の端部は、次いで主ドライバ1の相補シース8の第1の端部8a内に挿着される。
主ガイド14、より具体的には、他方の導入器16aから出るその端部は、次に、軸方向穴5を通って主ドライバ1内に挿着される。
次いで、相補シース8は主ドライバ1から取り外される。主ドライバ1は次に、他方の導入器16aを介して主導管C1に導入されて、分岐部に配置され、それによって、横穴3aおよび主インプラント7の窓7aは、実質的に二次導管C2の延長部内に行き着く。この位置は、二次ガイド15の放射線不透過による局在化により、主ガイド14による主ドライバ1のガイド中に容易に特定可能である。主ガイド14により、主に、主導管C1内における主ドライバ1の前進をガイドすることが可能となる。特に図18を参照することができる。
図19に示すステップ時、外部シース6は、主インプラント7を解放するように主ドライバ1の固定点1aに向かってスライドされる。これにより、主インプラント7は、分岐部で展開される。主インプラント7は、例えば、図5の主ドライバ1の止め具Rを取り外すことにより解放される。別の実施形態の例によれば、主インプラント7は、図6に示される主ドライバ1の2つの隣接する止め具S、Tを連続して取り外すことによって解放される。
主インプラント7が図19に示すように完全に展開されると、主ドライバ1は、主導管C1から取り外される。
次に、追加のステップ時において、方法は、導入器16bを介して、二次ガイド15によってガイドされる二次ドライバ2を、二次導管C2内へ、主インプラント7に設けられた窓7aの所まで導入することからなる。この窓7aは、当然ながら、分岐部に位置し、二次ガイド15が通過する。図20を参照することができる。
次に、図21〜図25および図32〜図39は、連続した操作を通して、二次インプラント13の解放ならびに主インプラント7上での二次インプラント13の接続を例示している。
よって、図21および図33は、二次インプラント13の展開および解放前の、二次外部シース12、二次内部シース9、二次インプラント13、および二次ガイド15を備えた二次ドライバ2の配置を例示している。
方法は次に、第1の止め具Aを二次ドライバ2から取り外し(矢印E1)、二次横方向ドライバ2の第2の止め具Bに対して二次外部シース12をスライドさせる(矢印F1)ことからなる。これにより、二次インプラント13の第1の端部、具体的には接続部材13aを、主インプラント7の窓7aを越えて解放することが可能となる。このステップは、図22および図35でも例示されている。接続部材13aは、例えば二次インプラント13の折り畳み可能な端部分13aからなる。
次に、追加のステップによれば、方法は、第2の止め具Bを二次ドライバ2から取り外し(矢印E2)、二次インプラント13の位置決めビーズ13bも解放するように第3の止め具Cまで二次外部シース12をスライドさせる(矢印F2)ことからなる。
しかしながら、このビーズ13bは、主インプラント7の窓7aの前に位置する。これにより、ビーズ13bおよび折り畳み可能な端部分13aにより、二次インプラント13を主インプラント7上に窓7aの位置で止めることが可能となる。従って、二次インプラント13の端部による主導管C1の部分的閉塞が回避される。確かに、二次インプラント13が主インプラント7内に突出する可能性はない。このステップは、例えば図23および図37でも示されている。
方法は次に、第3の止め具Cを取り外し(矢印E3)、二次ドライバ2の固定点1bに向かって二次外部シース12をスライドさせる(矢印F3)ことからなる。これは、二次インプラント13の解放および完全な展開ならびに主インプラント7上の窓7aの位置での二次インプラント13の接続に対応する。例えば図24、図36、図38および図39を参照することができる。
相補ステップは、主ガイド14および二次ガイド15を、それぞれの導管C1およびC2から取り外すことからなる。
このようにして、例えば図25および図40に示すように、主導管C1と二次導管C2との間の分岐部で接続された二次インプラント13および主インプラント7が得られる。
明らかに、本発明は、前述の好適な実施形態または前述して様々な図面に示す実施態様に制限されることなく、当業者は、多くの修正を行い、他の実施形態および/または実施態様を想定することができる。従って、説明した技術的特徴または説明した実施態様のステップは、特許請求の範囲で定められるような本発明の枠組みまたは範囲を逸脱することなく、等価な技術的特徴、または等価なステップで置き換えられ得る。

Claims (17)

  1. 少なくとも1つの主インプラント(7)を有し、体液循環の主導管(C1)と二次導管(C2)との間の分岐部において別のインプラントに接続可能な前記少なくとも1つの主インプラント(7)の挿入のための主ドライバ(1)であって、前記主ドライバ(1)は、遠位端部Dと、固定点(1a)を有する操作の近位端部Pと、を有し、
    前記ドライバ(1)は、主内部シース(3)を有し、これは、その遠位端部Dに、前記内部シース(3)によって形成された長手方向チューブと連通する軸方向穴(5)を備えた無外傷性先端部(4)を備え、
    前記ドライバ(1)は主外部シース(6)を有し、
    前記少なくとも1つの主インプラント(7)は、前記主外部シース(6)と前記主内部シース(3)との間に配され、
    前記主外部シース(6)は、その長さの一部に沿って延びる長手方向溝またはスリット(6a)を備え、
    前記主内部シース(3)は、前記長手方向溝またはスリット(6a)に面して現れる横穴(3a)を有し、
    前記主インプラント(7)は、前記横穴(3a)と整合した少なくとも1つの窓(7a)を有し、
    前記ドライバ(1)は、少なくとも1つの相補シース(8)を有し、その第1の端部(8a)は、前記横穴(3a)、前記主インプラント(7)の前記窓(7a)および前記長手方向溝またはスリット(6a)を通過し、その第2の端部(8b)は、前記近位端部Pの近くに出て、前記相補シース(8)をガイドが通過するようになっている
    ことを特徴とする主ドライバ(1)。
  2. 前記主外部シース(6)は、前記主内部シース(3)上にスライドして取り付けられ、一方では前記無外傷性先端部(4)によって、他方では少なくとも1つの取り外し可能な止め具(R、S、T)によって、スライドがブロックされ、前記長手方向溝またはスリット(6a)は、その遠位端部Dが前記無外傷性先端部(4)近くで開口している
    ことを特徴とする、請求項1に記載のドライバ(1)。
  3. 前記主外部シース(6)は、剥がせる材料で作られていることを特徴とする、請求項1に記載のドライバ(1)。
  4. 前記相補シース(8)は、前記ドライバ(1)から抜き出し可能であり、前記ドライバ(1)への二次ガイド(15)の挿入を可能にして、前記主インプラント(7)の前記窓(7a)を確実に通過させると共に前記主内部シース(3)の前記横穴(3a)を確実に通過させることが可能となることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のドライバ(1)。
  5. 体液循環の主導管(C1)および二次導管(C2)での少なくとも2つのインプラント(7、13)の挿入および接続のためのセットであって、前記主導管(C1)は、前記二次導管(C2)との分岐部を有し、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の主ドライバ(1)と、
    遠位端部Dと、固定点(1b)を有する操作の近位端部Pとを有し、前記主ドライバ(1)から独立している二次ドライバ(2)と、
    を含み、
    前記二次ドライバ(2)は、二次内部シース(9)であって、その遠位端部Dに、前記二次内部シース(9)によって形成された長手方向チューブと連通する二次軸方向穴(11)を備えた二次無外傷性先端部(10)を備える二次内部シース(9)と、二次外部シース(12)と、前記二次外部シース(12)と前記二次内部シース(9)との間に配された少なくとも1つの二次インプラント(13)と、を有することを特徴とする挿入および接続のためのセット。
  6. 前記主ドライバ(1)をガイドする目的で、前記主導管(C1)に予め植え込み可能であると共に、前記軸方向穴(5)内に挿着されることになっている主ガイド(14)を含むことを特徴とする、請求項5に記載のセット。
  7. 前記分岐部を通過しつつ前記主導管(C1)および前記二次導管(C2)内に予め植え込み可能であると共に、前記主ドライバ(1)を配置する目的および/または前記二次ドライバ(2)をガイドする目的で、前記相補シース(8)に挿着される二次ガイド(15)を含むことを特徴とする、請求項5または6に記載のセット。
  8. 前記二次ドライバ(2)の前記二次無外傷性先端部(10)は、二重円錐先端部であることを特徴とする、請求項5乃至7のいずれか一項に記載のセット。
  9. 前記二次外部シース(12)は、前記二次内部シース(9)上にスライドして取り付けられ、一方では前記二次無外傷性先端部(10)によって、他方では少なくとも2つの連続した取り外し可能な止め具(A、B)によって、スライドがブロックされ、前記止め具(A、B)は、前記二次インプラント(13)の段階的な解放ならびに前記主インプラント(7)への前記二次インプラント(13)の接続を確実にすることを特徴とする、請求項5乃至8のいずれか一項に記載のセット。
  10. 前記二次外部シース(12)は、前記二次内部シース(9)上にスライドして取り付けられ、一方では前記二次無外傷性先端部(10)によって、他方では3つの連続した取り外し可能な止め具(A、B、C)によって、スライドがブロックされることを特徴とする、請求項9に記載のセット。
  11. 前記二次インプラント(13)は、前記主インプラント(7)への接続部材(13)を有するように構成され、これにより、前記二次インプラント(13)の解放および展開時に前記主インプラント(7)との接続部が自動的に形成されることを特徴とする、請求項5乃至10のいずれか一項に記載のセット。
  12. 前記二次無外傷性先端部(10)は、湾曲した遠位端部Dを有することを特徴とする、請求項5乃至11のいずれか一項に記載のセット。
  13. 前記二次無外傷性先端部(10)は可撓性材料から作られていることを特徴とする、請求項5乃至12のいずれか一項に記載のセット。
  14. 前記インプラント(7、13)は、挿入動作時に必要な場合、前記インプラントの取り外しおよび/または前記ドライバ(1、2)内への再配置を可能にする保持部材によって、対応する前記内部シース(3、9)に接続されることを特徴とする、請求項5乃至13のいずれか一項に記載のセット。
  15. 体液循環の主導管(C1)および二次導管(C2)における少なくとも2つのインプラント(7、13)の挿入およびその位置での接続のための方法であって、循環の前記主導管(C1)は、循環の前記二次導管(C2)との分岐部を有し、前記方法は、請求項5乃至14のいずれか一項に記載のセットにより実行され、
    二次ガイド(15)を前記二次導管(C2)内に挿着させるステップと、
    グリップ部材(17)を前記主導管(C1)内に導入し、前記二次ガイド(15)を前記分岐部の所で引っかけるステップと、
    前記二次ガイド(15)の端部を前記主導管(C1)内に通し、その一端部を前記主導管(C1)から引き出すステップと、
    主ガイド(14)を前記主導管(C1)内に挿着させるステップと、
    前記主導管(C1)から出る前記二次ガイド(15)の端部を、前記主ドライバ(1)の前記相補シース(8)の前記第1の端部(8a)内に挿着させるステップと、
    前記主導管(C1)から出る前記主ガイド(14)の端部を、主ドライバ(1)の前記軸方向穴(5)内に挿着させるステップと、
    前記相補シース(8)を前記主ドライバ(1)から取り外すステップと、
    前記主ガイド(14)を用いて前記主ドライバ(1)を導入し、前記分岐部に配置するステップと、
    前記内部シース(3)上で前記外部シース(6)をスライドさせて前記主インプラント(7)を解放し、前記主インプラント(7)を展開するステップと、
    前記二次ガイド(15)を用いて、前記二次ドライバ(2)を前記二次導管(C2)内に、前記主インプラント(7)の所まで導入するステップと、
    前記二次内部シース(9)上で前記二次外部シース(12)をスライドさせて、前記二次インプラント(13)を段階的に解放し、展開して前記主インプラント(7)に接続するステップと、
    前記主ドライバ(1)および前記二次ドライバ(2)ならびに前記主ガイド(14)および前記二次ガイド(15)を前記導管(C1、C2)から取り外すステップと、を含むことを特徴とする方法。
  16. 前記二次外部シース(12)をスライドさせ、取り外し可能な止め具(A、B)または(A、B、C)のシステムを用いて、前記二次インプラント(13)の段階的な解放ならびに前記主インプラント(7)への前記二次インプラント(13)の接続に対応する連続位置において、前記二次外部シース(12)のスライドをブロックすることからなることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 前記二次導管(C2)での解放および別のさらに適した位置への配置のために、前記二次インプラント(13)を前記二次ドライバ(2)内に再び配置することからなることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
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