JP2019534632A - Rachレスハンドオーバ中のターゲットセルにおけるアップリンクグラントの有効時間の制御 - Google Patents

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Abstract

ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイスのハンドオーバのための方法。ソース基地局において実現される一例の方法は、少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、無線デバイスへ送信されるコマンドを取得することを含む。方法は、コマンドを無線デバイスに送信することを更に含む。コマンドの構成情報は、無線デバイスが、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む。コマンドは、ターゲットセルへの無線デバイスのランダムアクセスチャネルレス(RACHレス)ハンドオーバに対するハンドオーバコマンドであってもよい。【選択図】図1

Description

本出願は、全体として、無線通信ネットワークに関し、より詳細には、かかるネットワークにおいて、ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの、無線デバイスのハンドオーバを実施する技術に関する。
第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、ロングタームエボリューション(LTE)と一般に称される、また更に正式にはエボルブドユニバーサル移動通信システム(UMTS)地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)として知られる、第四世代無線通信技術に関する規格に応じて進歩し発展するように努力を続けている。これらの努力の一部として、LTEにおけるモビリティ手順を強化する作業項目が、3GPP文書RP−160636の作業グループRAN#71において認可された。
これらの機能強化の一部として考察された解決策の1つには、いわゆるRACHレス(ランダムアクセスチャネルレス)ハンドオーバ(HO)手順が関与する。RACHレスハンドオーバ手順は、ハンドオーバ手順中に無線デバイス(3GPP技術では、ユーザ機器(UE)と呼ばれる)が最初にターゲットセルにおける送信を始めるときに、ランダムアクセス手順がハンドオーバのターゲットセルでは実施されない、ハンドオーバ手順である。
ハンドオーバプロセスの一部としてターゲットセルとのランダムアクセス手順を実施するよりもむしろ、ソースセルからターゲットセルへとハンドオーバされる無線デバイスには、ターゲットセルとの通信を開始するため、ターゲットセルにおける1つまたは複数のアップリンク(UL)グラントが割り当てられる。換言すれば、無線デバイスには、ターゲットセルにおいてターゲットセルへのアップリンク送信を実施することができる、特定の時間周波数リソースが割り当てられる。ハンドオーバプロセスの一部として、かかるRACHレスハンドオーバ手順の無線デバイスは、特にアップリンクグラントを得るために、最初にRACH手順を実施することなく、グラントされたアップリンクリソースのいわゆるハンドオーバコンプリートメッセージ(RCCConnectionReconfigurationCompleteメッセージ)を送信する。
3GPPにおける合意(3GPP文書R2−165269を参照)によって、このRACHレスハンドオーバ手順は、ターゲットセルおよびソースセルが同じ基地局(3GPP文書では、eNodeB(eNB)と呼ばれる)に属する場合に制限され、その場合、タイミングアドバンス(TA)値は両方のセルに対して同じであるものと見なされ、あるいは、例えばターゲットセルが小さいためにTAが常に0である場合、ターゲットセルにおけるUEに対するTA値は既知であるものと見なされる。後者の場合、ターゲットセルおよびソースセルは、異なるeNBに、即ちそれぞれターゲットeNBおよびソースeNBに属することがある。第1の場合、同じeNBがターゲットeNBおよびソースeNBの両方である。
RACHレスハンドオーバ手順(例えば、3GPP文書R2−165781を参照)に関して、ターゲットeNBによって、ソースセルのUEに送信されるHOコマンドメッセージにおいて、ターゲットセルに対するアップリンクグラントをUEに送信させることが提案されてきた。また、RACHレスHO手順が何らかの理由で働かない場合、指定された時間後にUEにRACH手順を使用させることが提案されてきた。それにより、その時点を、UEがターゲットセルに同期した時間に基づくようにすることが提案されてきた。したがって、UEの場合、RACHレスHO手順における割り当てられたULグラントの有効性は、UEがターゲットセルに対する同期に成功する時点に基づく。
HOコマンドメッセージ(LTEの場合)は、一般的に、MobilityControlInfo情報要素を含む、RRCConnectionReconfigurationメッセージから成る。
RACHレスHOに関する1つの要件は、UEがターゲットセルのシステムフレーム番号(SFN)を読み取る必要がないことである。そのように、UEは、ターゲットセルのマスタ情報ブロック(MIB)を読み取るように命じられない。これは、HOを更に加速させるものと見なされる。
RACHレスハンドオーバ(HO)に関する最近の提案における1つの問題には、ターゲットセルのRACHレス手順に対する有効性タイマが、無線デバイス(例えば、UE)がいつターゲットセルに同期したかに基づくようにするという提案が関与する。この方策における問題は、UEがターゲットセルに対する同期にいつ成功したかを、ターゲットeNBが知らないことである。ターゲットeNBは、ターゲットセルのアップリンクグラントを含むHOコマンドメッセージを構築するとき、UEがいつ始動してハンドオーバ手順を始めるか、即ち、UEがいつソースセルのHOコマンドメッセージを成功裏に受信するかを知らない。更に、UEがターゲットセルに対する同期手順を実施するのにどの程度の時間がかかるかを知らない。
この問題の結果、場合によっては、ちょうどULグラントがターゲットセルにおいて有効であるとき、したがってUEがRACHレスHO手順の使用を止め、RACH手順にフォールバックすべきときに関して、ターゲットeNBとUEとの間にミスアライメントがあることになる。UEに生じる前にターゲットeNBにタイムアウトが生じた場合、UEは、ターゲットeNBによって予期されるよりも後の時点でRACH手順を実施し、それによってハンドオーバ手順中の遅延が増加する。このシナリオにおけるUEは、ターゲットeNBの割り当てが実際に網羅することが意図されたよりも長時間にわたって、アップリンクグラントが有効であると見なしてもよいので、UEは、例えば、他のUEに割り当てられた機会に送信を実施してもよい。そのことは、アップリンクリソースが割り当てられている他のUEに対する干渉が増加することにつながり、したがって、同じセルにおける他のトラフィックに対する外乱につながる。
ターゲットeNBに生じる前にUEにタイムアウトが生じる代替のイベントでは、UEは、セル内のUEに割り当てられたアップリンクグラントがまだ存在し、したがってそれらが無駄になる時に、アップリンクがRACH手順を早期に開始することがある。UEは、場合によっては、ターゲットセルの割り当てられたアップリンクグラントが全て、タイムアウトしている(即ち、有効ではなくなっている)ものと見なすこともあり、それにより、手順にしたがってHOコンプリートメッセージが送信されることをターゲットeNBが依然として予期しているにもかかわらず、完全にRACHレスハンドオーバ手順を使用しそこなうことがある。
本明細書に詳細に記載するいくつかの技術および装置は、これらの問題の一部または全てに対処する。これらの技術の少なくともいくつかによれば、ターゲットセルに対するアップリンクグラント(HOコンプリートメッセージを送信する)は、ソースセルの無線デバイスに送られるHOコマンドメッセージに含まれ、ターゲットセルのアップリンクグラントに対する有効性タイマは、ソースセルのSFN(システムフレーム番号)値に基づく。ソースセルのSFN値に基づいた特定の時間後、ターゲットセルにおいてRACH手順を使用することへのフォールバックが、無線デバイスによって使用される。いくつかの実施形態によれば、ターゲットeNBは、UEに対して(ソースセルによって送られるHOコマンドを介して)、ターゲットセルにおけるアップリンクグラントの有効性に対するタイマがソースセルからのSFNに基づくか否かを示す。
開示される技術の実現例は、ターゲットセルにおけるアップリンクグラントがいつ割り当てられるか、またそれらがどの程度の期間有効であるかに関して、RACHレスハンドオーバ手順中、UEおよびターゲットeNBを揃えることができるようにするのに使用されてもよく、それにより、UEは、フォールバック機能としてRACH手順をいつ実施すべきかを決定することができる。したがって、これらの技術は、RACHレスハンドオーバ手順中の遅延の望ましくない増加を回避するとともに、アップリンクリソースが割り当てられていない機会に、UEがターゲットセルにおける送信を実施し、それによってターゲットセルのトラフィックが乱されることを回避するのに使用されてもよい。更に、アップリンクグラントがソースセルのSFN値に基づくようにすることによって、UEは、ULグラントがいつ有効かを判定するのに、ターゲットセルのSFNを読み取る必要がない。ターゲットセルのSFNを決定するため、UEは、別の方法として、ターゲットセルのMIBを読み取る必要があるであろう。
いくつかの実施形態によれば、ソース基地局における、ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイスのハンドオーバの方法は、無線デバイスに送信する構成情報を含むコマンドを取得することを含み、構成情報は、少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルのアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む。方法はまた、コマンドを無線デバイスに送信することを含む。コマンドの構成情報は、無線デバイスが、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む。コマンドは、ターゲットセルへの無線デバイスのランダムアクセスチャネルレス(RACHレス)ハンドオーバに対するハンドオーバコマンドであってもよい。
いくつかの実施形態によれば、ターゲット基地局における、ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイスのハンドオーバの方法は、無線デバイスに送信する構成情報を含むコマンドを形成することを含み、構成情報は、少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルのアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む。コマンドの構成情報は、無線デバイスが、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む。やはり、コマンドは、ターゲットセルへの無線デバイスのRACHレスハンドオーバに対するハンドオーバコマンドであってもよい。
いくつかの実施形態によれば、無線通信システムのサービングセルによって最初はサーブされている無線デバイスにおける方法は、サービングセルから構成情報を含むコマンドを受信することを含み、構成情報は、ソースセルまたはターゲットセルのどちらかの少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルのアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む。方法はまた、少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示に基づいて、ソースセルのSFN値に関して、少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する時間を決定することと、決定した時間に基づいて、ターゲットセルへの送信を開始することとを含む。やはり、コマンドは、ターゲットセルへの無線デバイスのRACHレスハンドオーバに対するハンドオーバコマンドであってもよく、ターゲットセルへの送信は、この場合、ターゲットセルへのRACHレスアクセスである。
いくつかの実施形態によれば、ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイスのハンドオーバに対応するように構成されたソース基地局は、1つまたは複数の無線デバイスと通信するように構成された送受信機回路構成と、送受信機回路構成を制御するように構成された処理回路構成とを含む。処理回路構成は、無線デバイスへ送信されるコマンドを取得するように構成され、コマンドは、少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む、構成情報を含む。処理回路構成はまた、送受信機回路構成を介して、コマンドを無線デバイスに送信するように構成される。コマンドの構成情報は、無線デバイスが、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む。
いくつかの実施形態によれば、ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイスのハンドオーバに対応するように構成されたターゲット基地局は、1つまたは複数の無線デバイスと通信するように構成された送受信機回路構成と、送受信機回路構成を制御するように構成された処理回路構成とを含む。処理回路構成は、無線デバイスへ送信されるコマンドを、例えば、ターゲットセルへの無線デバイス(50)のRACHレスハンドオーバに対するハンドオーバコマンドを形成するように構成され、コマンドは、少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む、構成情報を含む。コマンドの構成情報は、無線デバイスが、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む。
いくつかの実施形態によれば、無線通信ネットワークで動作するように構成された無線デバイスは、送受信機回路構成に動作可能に連結された基地局および処理回路構成と通信するように構成された、送受信機回路構成を含む。処理回路構成は、コマンドを、例えば送受信機回路構成を介した、無線デバイスにサーブするサービングセルからターゲットセルへの、無線デバイス(50)のRACHレスハンドオーバに対するハンドオーバコマンドを受信するように構成され、コマンドは、ソースセルまたはターゲットセルのどちらかに対する少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む、構成情報を含む。処理回路構成はまた、少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示に基づいて、ソースセルのSFN値に関して、少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する時間を決定するように構成される。処理回路構成は、決定された時間に基づいて、送受信機回路構成を使用したターゲットセルへの送信、例えばRACHレスアクセスを開始するように構成される。
本発明の更なる態様は、上記に概説した方法、ならびに上記に概説した装置および無線デバイスの機能的実現例に対応する、装置、コンピュータプログラム製品、またはコンピュータ可読記憶媒体を対象とする。
当然ながら、本発明は、上述の特徴および利点に限定されない。当業者であれば、以下の詳細な説明を読み、添付図面を見ることによって、更なる特徴および利点を認識するであろう。
様々な方法および装置の詳細について以下に提供する。それに加えて、本明細書に開示する技術および装置の例示的な実施形態の列挙が提供される。
本明細書に開示する技術のいくつかの実施形態による、一例のRACHレスハンドオーバ(HO)手順を示す信号フロー図である。 本明細書に開示する技術のいくつかの実施形態による、別の例のRACHレスハンドオーバ(HO)手順を示す信号フロー図である。 一例の基地局を示すブロック図である。 ソース基地局として実施される、いくつかの実施形態による一例の方法を示すプロセスフロー図である。 ターゲット基地局として実施される、いくつかの実施形態による一例の方法を示すプロセスフロー図である。 一例の無線デバイスを示すブロック図である。 無線デバイスとして実施される、いくつかの実施形態による一例の方法を示すプロセスフロー図である。 一例のソース基地局の機能的表現を示すブロック図である。 一例のターゲット基地局の機能的表現を示すブロック図である。 一例の無線デバイスの機能的表現を示すブロック図である。
本明細書に開示する技術は、LTE無線通信規格の改善に関連して記載される。しかしながら、技術は、より広くは、無線デバイスのハンドオーバが実施される、他の無線通信ネットワークに適用可能である。「ユーザ機器」または「UE」という用語は、本明細書では便宜上、3GPP文書で一般に使用されるものとして使用される。しかしながら、本明細書に開示する技術および装置の範囲を理解する目的で、これらの用語は、無線通信ネットワークにおけるアクセス端末として動作するように構成された無線デバイスを指すものとしてより広く理解されるべきであり、それらの無線デバイスは、携帯電話、スマートフォン、無線装備のラップトップ、タブレットなどの消費者向けデバイス、あるいは工業用途で使用されるかまたは物のインターネット(IoT)を可能にするマシンツーマシン(M2M)デバイスであるか否かにかかわらない。同様に、eNBおよびeNodeBという用語は、本明細書で使用するとき、無線通信システムにおける基地局または無線アクセスノードを広く指すものと理解されるべきである。
上述したように、RACHレスハンドオーバ(HO)に関する最近の提案における問題には、ターゲットセルのRACHレス手順に対する有効性タイマが、UEがいつターゲットセルに同期したかに基づくようにするという提案が関与する。この方策における問題は、UEがターゲットセルに対する同期にいつ成功したかを、ターゲットeNBが知らないことである。ターゲットeNBは、ターゲットセルのアップリンクグラントを含むHOコマンドメッセージを構築するとき、UEがいつ始動してハンドオーバ手順を始めるか、即ち、UEがいつソースセルのHOコマンドメッセージを成功裏に受信するかを知らない。更に、UEがターゲットセルに対する同期手順を実施するのにどの程度の時間がかかるかを知らない。このことは、現在提案されている技術を使用して、場合によっては、ちょうどULグラントがターゲットセルにおいて有効であるとき、したがってUEがRACHレスHO手順の使用を止め、RACH手順にフォールバックすべきときに関して、ターゲットeNBとUEとの間にミスアライメントがあることを意味する。
本明細書に開示する技術のいくつかによれば、HOコンプリートメッセージを送信する、ターゲットセルに対するアップリンクグラントは、ソースセルのUEに送られるHOコマンドメッセージに含まれ、ターゲットセルのULグラントに対する有効性タイマは、ソースセルのSFN(システムフレーム番号)値に基づく。ソースセルのSFNは、ハンドオーバが行われた時点で、UEによって既に分かっている。ソースセルのSFN値に基づいた特定の時間後、ターゲットセルにおいてRACH手順を使用することへのフォールバックが、UEによって使用されるべきである。
より詳細には、いくつかの実施形態では、ターゲットeNodeBは、いわゆるHOコマンドメッセージ(MobilityControlInfo情報要素を含む、RRCメッセージ RRCConnectionReconfiguration)を構築し、それをトランスパレントコンテナとしてのソースeNodeBに送る。次に、ソースeNodeBは、(ターゲットeNodeBによって構築された)そのメッセージをUEに送信する。RACHレスHOを用いる場合、HOコマンドメッセージはターゲットセルに対するULグラントを含むものとする。本明細書に記載する技術によれば、HOコマンドは、ULグラントの有効性に関する情報、および/またはRACHレス手順の代わりにフォールバックがいつ使用されるかに関する情報を含み、これはHOコマンドメッセージの中のソースセルSFNもしくはターゲットセルSFNに基づく。後者の場合、オフセット情報も含まれるので、UEは、SFNをターゲットセルから取得する必要なく、無線デバイスに知られているソースセルのSFNに基づいて、グラントについての、および/またはフォールバック手順がいつ行われるべきかについてのタイミングを決定することができる。
ソースセルおよびターゲットセルが同じeNBに属する場合、2つのセルは正常に同期されている。しかしながら、2つのセルに対するSFN値は、2つのセルの間で必ずしも揃えられない。2つのセルが同じeNBに属さないときにも同じことが当てはまり、その場合、セルは同期されてもよいがSFN値は揃えられない。本明細書に開示する技術のいくつかの実施形態では、2つのセルにおけるSFN値の差がターゲットeNBに利用可能にされてもよいので、ソースセルにおけるSFNに対するアップリンクグラントの有効期間を決定することができる。次に、ターゲットeNBは、ソースセルのSFN値を参照して、ターゲットセルにおけるアップリンクグラントの有効性(場合によっては、いつそれらが行われるか/割り当てられるかを含む)を示すことができる。これは、ソースセルの無線デバイスに送信するため、ターゲットeNBによって作成されソースeNB(ターゲットeNBと異なる場合)に転送される、HOコマンドメッセージにおいてUEに通信することができる。次に、UEは、ソースセルに対応するSFN値を指すものと仮定することができる、SFN値を参照して解釈される有効性情報を受信する。ハンドオーバ手順の目的のため、UEは、RACHレスハンドオーバ手順に対するアップリンクグラントの位置および有効性を計算するとき、ターゲットセルがソースセルと同じSFN値を有すると仮定してもよい。
より詳細には、本明細書に開示するいくつかの実施形態では、UEがフォールバックしてRACH手順を使用すべき時点を含む、ターゲットセルにおけるアップリンクグラントの有効性は、ソースセルのSFN値に関してUEに示される。ハンドオーバ手順中、次に、UEは、ターゲットセルにおけるアップリンクグラントの有効性タイマ、ならびにRACHレスハンドオーバ手順の代わりにフォールバックRACH手順が使用されるべきタイマ値が、SFN値がソースセルおよびターゲットセルにおいて同じであることに基づくと仮定する。次に、ハンドオーバにおいてソースおよびターゲットセルでSFN値が揃えられていない場合、これらの実施形態のターゲットeNBは、2つのセル間でのSFN値の差を計算し、ソースセルにおける対応するSFN値としての、RACHレスハンドオーバ手順に対する有効性タイマを設定する。
代替例では、ソースセルおよびターゲットセルにおけるSFN値の差を指定するオフセット値(「SFNオフセット」)を、HOコマンドメッセージに含めることができる。次に、これらの実施形態におけるターゲットセルのアップリンクグラントを、ターゲットセルのSFN値として示すことができ、したがってこれを、ソースセルにおけるSFNおよび受信した「SFNオフセット」値を通して、UEが決定することができる。SFNオフセット値は、ソースセルとターゲットセルとのSFN値の差を与える。
SFNオフセット=SFN(ターゲットセル)−SFN(ソースセル)
次に、これらの実施形態におけるHOコマンドメッセージは、SFNオフセット値と、ターゲットセルSFN値として与えられる、RACHレスハンドオーバ手順に対するアップリンクグラントの位置および有効性とを含む。次に、UEは、メッセージにおけるSFNオフセット値と、UEには既に分かっているソースセルSFN値を使用して、ハンドオーバ中のターゲットセルSFN値を計算してもよい。したがって、UEは、ターゲットセルのMIBを読むことがなくても、ターゲットセルSFN値として与えられる、RACHレスハンドオーバに関するULグラントの位置および有効性を判定してもよい。SFN値がターゲットセルおよびソースセルの間で揃えられる場合には、結果的に、「SFNオフセット」値は、これらの実施形態では0に設定されるであろうことに留意されたい。
ソースセルのSFN値を参照して、ターゲットセルにおけるアップリンクグラントの有効性を判定する、HOコマンドに提供される有効性情報を使用することに加えて、UEはまた、この情報を使用して、ターゲットセルにおけるRACH手順にいつフォールバックすべきかを決定してもよい。
追加として、ターゲットeNBは、いくつかの実施形態では、(最終的にサービングセルに送られるHOコマンドメッセージにおいて)UEに対して、ソースセルのSFNがターゲットセルのULグラントの有効性を判定するのに使用されるべきか否かを示してもよい。任意選択として、UEがソースセルのSFN値を使用すべきでない場合、最初にターゲットセルのSFN値を検出する代わりに、例えばターゲットセルのMIB(MasterInformationBlock)を読み取ることによって、ターゲットeNBによって方向付けられてもよい。
図1は、アップリンクグラントの有効時間とRACH手順にフォールバックする時間とが、ターゲットセルのSFNに関してUEに対して示されるが、ターゲットセルのSFNとソースセルのSFNとのSFNオフセットもUEに対して示される、一例の手順を示す信号フロー図である。ステップ1で示されるように、この例のシナリオにおけるターゲットeNBは、UEに対するハンドオーバ要求をソースeNBから受信している。ステップ2に示されるように、ターゲットeNBは次に、ソースセルのUEに送信されるHOコマンドメッセージを含む、ハンドオーバ要求確認メッセージをソースeNBに対して送る。このHOコマンドメッセージはソースeNBに対してトランスパレントである。
HOコマンドは、この例では、ターゲットセルに対するUEによるRACHレスHOを構成し、RACHレスHO手順が成功しない場合、および/またはアップリンクグラントが成功裏に使用できない場合に、ターゲットセルにおけるアップリンク送信の1つまたは複数の位置(即ち、時間周波数リソース)、ならびにターゲットセルにアクセスするフォールバック機能を使用する時間を指定する、アップリンクグラント情報を含む。この例では、アップリンクグラント情報、およびフォールバック機能を使用する指示された時間は、ソースセルではなくターゲットセルのSFNに対して指定される。したがって、HOコマンドは、ソースセルのSFNとターゲットセルのSFNとの間のSFNオフセットのインジケータを更に含む。代替例として、いくつかの実施形態では、このインジケータは代わりに、SFNが同じであると仮定できることを示してもよい。
ステップ3に示されるように、HOコマンドメッセージは続いて、UEが現在接続されている、ソースセルのソースeNBによってUEに送信される。いくつかの実施形態では、メッセージは、ソースeNBによってトランスパレントな形で送信されるので、ソースeNBは単に、メッセージ「コンテナ」においてターゲットeNBによって送られるようにメッセージを送信する。いずれの場合も、この例においてソースセルで送信されるHOコマンドメッセージは、上記で指定された情報、即ち、ターゲットセルにおけるアップリンク送信の1つもしくは複数の位置を指定するアップリンクグラント情報、ターゲットセルにアクセスするのにフォールバック機能を使用する時間、およびターゲットセルおよびソースセルのSFN間のSFNオフセットのインジケータを含む。
最後に、ステップ4に示されるように、HOコマンドを受信しているUEは、ソースセルのSFNを参照時間として使用することによって、MIBをターゲットセルから読み取ってターゲットセルのSFNを決定する必要性を回避して、アップリンクグラントおよび有効時間に対する時間、即ち、代わりにフォールバック機能を使用すべき時間を決定する。図1に示されるように、これは次式の関係を使用して行うことができる。
SFN(ターゲットセル)=SFN(ソースセル)+「SFNオフセット」
UEはソースセルのSFNに対するシステム時間を現在追跡しているので、SFNオフセットを、ターゲットセルのSFNに関して指定されたグラント時間および有効時間に適用して、ソースセルのSFNに対するグラント時間および有効時間を決定することができ、その逆もまた真である。図2では、ソースセルのSFNが、任意選択として、HO要求確認および/またはHOコマンドメッセージに示されてもよく、その場合、UEが、ソースセルのSFNに基づいてULグラントの位置および有効時間を決定することが示されている。
上述し、図1および2に示した例に照らして、図3は、上述したようなターゲット基地局もしくはソース基地局のどちらか、または両方として動作するように構成されてもよい、一例の基地局30を示すブロック図である。基地局30は、例えば、LTEのeNodeBであってもよい。基地局30は、無線デバイスに対するエアインターフェース、例えば、アンテナ34および送受信機回路構成36を介して実装される、ダウンリンク送信およびアップリンク受信のための、LTEもしくは5GエアインターフェースまたはWLANエアインターフェースを提供する。送受信機回路構成36は、送信器回路と、受信器回路と、セルラー通信または必要に応じてWLANサービスを提供する目的で、無線アクセス技術にしたがって信号を送受信するように集合的に構成された、関連する制御回路とを含む。様々な実施形態によれば、セルラー通信サービスは、3GPPセルラー規格、GSM、GPRS、WCDMA、HSDPA、LTE、LTEアドバンスト、および5Gのうち任意の1つまたは複数にしたがって動作させられてもよい。基地局30はまた、コアネットワークのノード、ピア無線ノード、および/またはネットワークにおける他のタイプのノードと通信する、通信インターフェース回路構成38を含む。
基地局30はまた、通信インターフェース回路構成38および/または送受信機回路構成36と動作可能に関連付けられ、それらを制御するように構成された、1つもしくは複数の処理回路32を含む。処理回路構成32は、1つまたは複数のデジタルプロセッサ42、例えば、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コンプレックスプログラマブル論理デバイス(CPLD)、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはそれらの任意の組み合わせを含む。より一般には、処理回路構成32は、固定回路構成、または本明細書で教示される機能性を実現するプログラム命令の実行を介して特別に構成されたプログラマブル回路構成を含んでもよく、あるいは固定およびプログラマブル回路構成の何らかの組み合わせを含んでもよい。プロセッサ42はマルチコアであってもよい。
処理回路構成32はメモリ44も含む。メモリ44は、いくつかの実施形態では、1つまたは複数のコンピュータプログラム46と、任意に構成データ48とを格納する。メモリ44は、コンピュータプログラム46を非一時的に格納し、ディスク記憶装置、固体メモリ記憶装置、またはそれらの任意の組み合わせなど、1つもしくは複数のタイプのコンピュータ可読媒体を含んでもよい。非限定例として、メモリ44は、処理回路構成32内にある、ならびに/あるいは処理回路構成32とは別個であってもよい、SRAM、DRAM、EEPROM、およびフラッシュメモリのうち任意の1つもしくは複数を含んでもよい。一般に、メモリ44は、基地局30によって使用されるコンピュータプログラム46および任意の構成データ48を非一時的に格納する、1つもしくは複数のタイプのコンピュータ可読記憶媒体を含む。ここで、「非一時的」とは、恒久的、半恒久的、または少なくとも一時的に持続する記憶媒体を意味し、不揮発性メモリにおける長期記憶、および例えばプログラム実行のための、作業メモリにおける記憶の両方を包含する。
いくつかの実施形態では、基地局30は、本明細書に記載する技術の1つまたは複数にしたがって、ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイスのハンドオーバを実施するように構成された、ソース基地局として動作するように構成される。したがって、いくつかの実施形態では、基地局30の処理回路構成32は、無線デバイスへ送信されるコマンドであって、少なくとも1つのSFN値に関して指定された、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースの少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含むコマンドを取得し、コマンドを無線デバイスに送信するように構成され、コマンドの構成情報は、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースにアクセスする時間を、無線デバイスが決定するのを可能にするのに十分な情報を含む。上述したように、このコマンドは、ターゲットセルへの無線デバイス50のRACHレスハンドオーバに対するハンドオーバコマンドであってもよい。
処理回路構成32はまた、ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイスのハンドオーバを実施する、ソース基地局における対応する方法400を実施するように構成される。方法400は、無線デバイスへ送信されるコマンドを取得することを含み、コマンドは、少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む、構成情報を含む(ブロック402)。方法400は、コマンドを無線デバイスに送信することを更に含む(ブロック404)。重要なことに、コマンドの構成情報は、無線デバイスが、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む。やはり、上述したように、このコマンドは、ターゲットセルへの無線デバイス50のRACHレスハンドオーバに対するハンドオーバコマンドであってもよい。
全体として図1および2に示される技術に対応する、図4に示されるプロセスの2つの主な変形例がある。1つの変形例(図1)によれば、少なくとも1つのアップリンクグラント時間は、ターゲットセルの第1のSFN値に関して指定され、構成情報は、ソースセルのSFN値とターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセット値を更に含み、それによって無線デバイスは、SFNオフセット値をターゲットセルの第1のSFN値に適用することによって、ソースセルのSFN値に関してターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定することができる。「同時の」という用語は、ここでは、同時ではなくても重なり合う時間(同期)である、ターゲットおよびソースセルのそれぞれのフレームに対応する、ターゲットセルおよびソースセルに対するSFN値を指すのに使用される。いくつかの実施形態では、この第1の変形例によれば、構成情報は、ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、無線デバイスによって開始されるべきである、ターゲットセルの第2のSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む。したがって、無線デバイスは、SFNオフセットを第2のSFN値に適用することによって、ソースセルのSFN値に関して、フォールバックを開始する時間を決定することができる。
別の変形例(図2)によれば、構成情報に含まれる少なくとも1つのSFN値は、ソースセルのSFN値に関して指定されるので、無線デバイスが、ソースセルのSFN値に関してターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに、追加情報は不要である。これは、例えば、ターゲットによって送信されるMIBを読み取ることによって、SFN値をターゲットセルから取得することなく行うことができる。この第2の変形例の第2の種では、少なくとも1つのSFN値は、ソースセルのSFN値に関して同様に指定されるが、構成情報は、ソースセルのSFN値に関して少なくとも1つのアップリンクグラントが指定されることの明示的な指示を更に含む。この明示的な指示を用いて、無線デバイスは、ソースセルのSFN値に関して時間が指示されることを知らされるので、ターゲットセルのSFNを取得する必要はない。いくつかの実施形態では、この第2の変形例のいずれかの種によれば、構成情報は、ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、無線デバイスによって開始されるべきである、ソースセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む。
図4に示される方法400のいくつかの実施形態では、コマンドの取得は、ソースセルをサーブする(別個の)ターゲット基地局からコマンドを受信することを含む。他の実施形態では、ソース基地局はターゲット基地局でもあり、コマンドを取得することはコマンドを形成することを含む。
いくつかの実施形態では、基地局30は、本明細書に記載する技術の1つまたは複数にしたがって、ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイスのハンドオーバを実施するように構成された、ターゲット基地局として動作するように構成される。したがって、いくつかの実施形態では、基地局30の処理回路構成32は、無線デバイスへ送信されるコマンドを形成するように構成され、コマンドは、少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む、構成情報を含む。コマンドの構成情報は、無線デバイスが、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む。いくつかの実施形態では、例えば、ソース基地局およびターゲット基地局が別個のノードである場合、処理回路構成32は、無線デバイスへの送信のため、ソース基地局にコマンドを送るように更に構成される。他の実施形態では、ソース基地局およびターゲット基地局が同じノードである場合、処理回路構成32は、コマンドを無線デバイスに送信するように更に構成される。
図5は、ターゲット基地局で実現される、対応する方法500を示すプロセスフローである。ブロック502で見られるように、方法500は、無線デバイスへ送信されるコマンドを形成することを含み、コマンドは、少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む、構成情報を含む。コマンドの構成情報は、無線デバイスが、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む。ブロック504で見られるように、方法500は、無線デバイスに送信するため、コマンドを(別個の)ソース基地局に送るか、あるいはターゲット基地局がソース基地局でもある場合、コマンドを無線デバイスに送信することのどちらかを更に含んでもよい。
図4に示される方法400の場合のように、図5に示される方法500の2つの主な変形例がある。第1の変形例では、少なくとも1つのアップリンクグラント時間は、ターゲットセルの第1のSFN値に関して指定され、構成情報は、ソースセルのSFN値とターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセット値を更に含み、それによって無線デバイスは、SFNオフセット値をターゲットセルの第1のSFN値に適用することによって、ソースセルのSFN値に関してターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定することができる。いくつかの実施形態では、この変形例によれば、構成情報は、ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、無線デバイスによって開始されるべきである、ターゲットセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む。これらの実施形態のいくつか、および他のいくつかの実施形態では、方法500は、指示される少なくとも1つのアップリンクグラント時間にしたがって、無線デバイスのターゲットセルにおけるアップリンクリソースを残しておくことを更に含む。
図5に示される方法500の第2の変形例では、少なくとも1つのSFN値はソースセルのSFN値に関して指定され、それによって、無線デバイスが、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ソースセルのSFN値に関してターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに、追加情報は不要である。この第2の変形例のわずかに異なる種では、少なくとも1つのSFN値は、ソースセルのSFN値に関して同様に指定されるが、構成情報は、ソースセルのSFN値に関して少なくとも1つのアップリンクグラントが指定されることの明示的な指示を更に含む。いくつかの実施形態では、この第2の変形例のいずれかの種によれば、方法500は、ターゲット基地局において、ターゲットセルのSFN値に基づくとともにアップリンクグラント時間に対応して、また、ソースセルのSFN値とターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセットに基づいて、ソースセルのSFN値を決定することを更に含む。これらの実施形態のいくつか、および他のいくつかの実施形態では、構成情報は、ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、無線デバイスによって開始されるべきである、ソースセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む。
図6は、無線デバイスに関して本明細書に記載する技術を実施するように構成された、図6のユーザ機器(UE)50と呼ばれる、一例の無線デバイスを示している。UE 50はまた、ネットワークで動作してもよいか、または無線信号を通じてネットワークノードもしくは別のUEと通信することができる、任意の無線デバイスを表すものと見なされてもよい。UE 50はまた、様々な文脈において、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)UE、マシンタイプUE、またはマシンツーマシン(M2M)通信が可能なUE、センサ装備UE、PDA(携帯情報端末)、無線タブレット、移動端末、スマートフォン、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、無線USBドングル、カスタマ構内機器(CPE)などと呼ばれることがある。
UE 50は、アンテナ54および送受信機回路構成56を介して、1つもしくは複数のネットワークノード30など、1つもしくは複数の無線ノードまたは基地局と通信する。送受信機回路構成56は、送信器回路と、受信器回路と、セルラー通信サービスを提供する目的で、無線アクセス技術にしたがって信号を送受信するように集合的に構成された、関連する制御回路とを含んでもよい。
UE 50はまた、無線送受信機回路構成56と動作可能に関連付けられ、またそれを制御する、1つまたは複数の処理回路52を含む。処理回路構成52は、1つもしくは複数のデジタル処理回路、例えば、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSP、FPGA、CPLD、ASIC、またはそれらの任意の混合を含む。より一般には、処理回路構成52は、固定回路構成、または本明細書で教示される機能性を実現するプログラム命令の実行を介して特別に適合されたプログラマブル回路構成を含んでもよく、あるいは固定の回路構成およびプログラムされた回路構成の何らかの混合を含んでもよい。処理回路構成52はマルチコアであってもよい。
処理回路構成52はメモリ64も含む。メモリ64は、いくつかの実施形態では、1つまたは複数のコンピュータプログラム66と、任意に構成データ68とを格納する。メモリ64は、コンピュータプログラム66を非一時的に格納し、ディスク記憶装置、固体メモリ記憶装置、またはそれらの任意の混合など、1つもしくは複数のタイプのコンピュータ可読媒体を含んでもよい。非限定例として、メモリ64は、処理回路構成52内にある、ならびに/あるいは処理回路構成52とは別個であってもよい、SRAM、DRAM、EEPROM、およびフラッシュメモリのうち任意の1つもしくは複数を含む。一般に、メモリ64は、UE 50によって使用されるコンピュータプログラム66および任意の構成データ68を非一時的に格納する、1つもしくは複数のタイプのコンピュータ可読記憶媒体を含む。
したがって、いくつかの実施形態では、無線デバイス(UE 50)の処理回路構成52は、無線デバイスにサーブするサービングセルからのコマンドを受信するように構成され、コマンドは、ソースセルまたはターゲットセルどちらかの少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む、構成情報を含む。処理回路構成52は、少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示に基づいて、ソースセルのSFN値に関して、少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する時間を決定し、決定した時間に基づいて、ターゲットセルへの送信を開始するように、更に構成される。やはり、上述したように、このコマンドは、ターゲットセルへの無線デバイス50のRACHレスハンドオーバに対するハンドオーバコマンドであってもよく、したがって、ターゲットセルへの送信は、ターゲットセルへのRACHレスアクセスであってもよい。
図7は、最初は無線通信システムにおいてサービングセルによってサーブされる、UE 50などの無線デバイスで実現される、対応する方法700を示すプロセスフロー図である。ブロック702で示されるように、方法700は、サービングセルから構成情報を含むコマンドを受信することを含み、構成情報は、ソースセルまたはターゲットセルのどちらかに対する少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルのアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む。ブロック704で示されるように、方法700は、少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示に基づいて、ソースセルのSFN値に関して、少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する時間を決定することを更に含む。ブロック706で示されるように、方法700は、決定された時間に基づいて、ターゲットセルへの送信、例えばRACHレスアクセスを開始することを更に含む。このことは、ターゲットセルとのランダムアクセス手順を最初に実施することなく、決定された時間に基づいて送信することによって、ターゲットセルへのアクセスを試みることを意味する。
図7に示される方法700のいくつかの実施形態では、少なくとも1つのアップリンクグラント時間は、ターゲットセルの第1のSFN値に関して指定され、その場合、構成情報は、ソースセルのSFN値とターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセットを更に含む。これらの実施形態では、少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する時間を決定することは、SFNオフセット値をターゲットセルの第1のSFN値に適用することを含む。これらの実施形態のいくつかでは、構成情報は、ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、無線デバイスによって開始されるべきである、ターゲットセルの第2のSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む。方法700は、SFNオフセットを第2のSFN値に適用することによって、ソースセルのSFN値に関して、フォールバックを開始する時間を決定することを更に含む。これら後者の実施形態のいくつかでは、方法は、決定された時間においてターゲットセルに成功裏にアクセスすることの失敗に応答して、フォールバック開始の決定された時間に始まる、ターゲットセルに向けたランダムアクセス手順を開始することを更に含む。
他の実施形態では、少なくとも1つのSFN値はソースセルのSFN値に関して指定され、方法700は、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ソースセルのSFN値から直接時間を決定することを含む。図7に示される方法700におけるこの第2の主な変形例の異なる種では、ソースセルのSFN値に関して同様に指定されるが、構成情報は、ソースセルのSFN値に関して少なくとも1つのアップリンクグラントが指定されることの明示的な指示を更に含む。この異なる種では、方法700は、同様に、明示的な指示に応答してSFN値をターゲットセルから取得することなく、ソースセルのSFN値から直接時間を決定することを含む。
いくつかの実施形態では、構成情報は、ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、無線デバイスによって開始されるべきである、ソースセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む。方法700は、決定された時間においてターゲットセルに成功裏にアクセスすることの失敗に応答して、指示された時間に始まる、ターゲットセルに向けたランダムアクセス手順を開始することを更に含む。
詳細に上述したように、本明細書に記載する、例えば図4、5、および7のプロセスフロー図に示されるような技術は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるコンピュータプログラム命令を使用して、全体的または部分的に実現されてもよい。これらの技術の機能的実現は、機能的モジュールに関して表されてもよく、各機能的モジュールは、適切なプロセッサで実行するソフトウェアの機能的ユニット、または機能的デジタルハードウェア回路、または両方の何らかの組み合わせに対応することが認識されるであろう。
図8は、ソース基地局として動作する基地局30で実現されてもよい、一例の機能的モジュールまたは回路アーキテクチャを示している。実現例は、無線デバイスへ送信されるコマンド、例えばターゲットセルへの無線デバイス(50)のRACHレスハンドオーバに対するハンドオーバコマンドを取得する、取得モジュール802を含み、コマンドは、少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む。実現例は、送受信機回路構成を介してコマンドを無線デバイスに送信する、送信モジュール804を更に含む。詳細に上述したように、コマンドの構成情報は、無線デバイスが、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む。
図9は、ターゲットノードとして動作する基地局30で実現されてもよい、一例の機能的モジュールまたは回路アーキテクチャを示している。実現例は、無線デバイスへ送信されるコマンド、例えばターゲットセルへの無線デバイス(50)のRACHレスハンドオーバに対するハンドオーバコマンドを形成する、形成モジュール902を含み、コマンドは、少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む。実現例は、ターゲット基地局30およびソース基地局が異なる場合に、コマンドをソース基地局に送る、あるいはターゲット基地局30およびソース基地局が同じである場合に、コマンドを無線デバイスに送信する、伝送または送信モジュール904を更に含む。やはり、コマンドの構成情報は、無線デバイスが、SFN値をターゲットセルから取得することなく、ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む。
図10は、UE 50などの無線デバイスで実現されてもよい、一例の機能的モジュールまたは回路アーキテクチャを示している。実現例は、無線デバイスにサーブするサービングセルからのコマンド、例えばターゲットセルへの無線デバイス(50)のRACHレスハンドオーバに対するハンドオーバコマンドを受信する、受信モジュール1002を含み、コマンドは、ソースセルまたはターゲットセルのどちらかに対する少なくとも1つのSFN値に関して指定される、ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む。実現例は、少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示に基づいて、ソースセルのSFN値に関して、少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する時間を決定する、決定モジュール1004、ならびに決定した時間に基づいて、ターゲットセルへの送信、例えばRACHレスアクセスを開始する、開始モジュール1006を更に含む。
特に、上記お記載および関連図面に提示した教示の利益を有する、開示した発明の修正および他の実施形態が、当業者には想起されるであろう。したがって、本発明は開示した特定の実施形態に限定されず、修正および他の実施形態が本開示の範囲内に含まれることが意図されることを理解すべきである。本明細書において特定の用語が用いられることがあるが、それらは単に総称的で説明的な意味で使用され、限定の意味では使用されない。

Claims (72)

  1. ソース基地局(30)によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイス(50)のハンドオーバのための、ソース基地局(30)における方法(400)であって、
    前記無線デバイス(50)へ送信されるコマンドであって、少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、コマンドを取得すること(402)と、
    前記コマンドを前記無線デバイス(50)に送信すること(404)とを含み、
    前記コマンドの前記構成情報が、前記無線デバイスが、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む、方法(400)。
  2. 前記コマンドが、前記ターゲットセルへの前記無線デバイス(50)のランダムアクセスチャネルレス(RACHレス)ハンドオーバに対するハンドオーバコマンドである、請求項1に記載の方法(400)。
  3. 前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間が、前記ターゲットセルの第1のSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記ソースセルのSFN値と前記ターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセット値を更に含み、それによって前記無線デバイス(50)が、前記SFNオフセット値を前記ターゲットセルの前記第1のSFN値に適用することによって、前記ソースセルのSFN値に関して前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする前記時間を決定することができる、請求項1または2に記載の方法(400)。
  4. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ターゲットセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む、請求項3に記載の方法(400)。
  5. 前記少なくとも1つのSFN値が前記ソースセルのSFN値に関して指定され、それによって、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ソースセルのSFN値に関して前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする前記時間を決定できるようにするのに、追加情報が不要である、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法(400)。
  6. 前記少なくとも1つのSFN値が、前記ソースセルのSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記ソースセルのSFN値に関して前記少なくとも1つのアップリンクグラントが指定されることの明示的な指示を更に含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法(400)。
  7. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ソースセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む、請求項5または6に記載の方法(400)。
  8. 前記コマンドを取得することが、前記ターゲットセルにサーブするターゲット基地局(30)から前記コマンドを受信することを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法(400)。
  9. 前記ソース基地局(30)が前記ターゲット基地局でもあり、前記コマンドを取得することが前記コマンドを形成することを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法(400)。
  10. ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局(30)によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイス(50)のハンドオーバのための、ターゲット基地局(30)における方法(500)であって、
    前記無線デバイス(50)へ送信されるコマンドであって、少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、コマンドを形成すること(502)を含み、
    前記コマンドの前記構成情報が、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む、方法(500)。
  11. 前記コマンドが、前記ターゲットセルへの前記無線デバイス(50)のランダムアクセスチャネルレス(RACHレス)ハンドオーバに対するハンドオーバコマンドである、請求項10に記載の方法(500)。
  12. 前記無線デバイス(50)に送信するため、前記コマンドを前記ソース基地局に送ることを更に含む、請求項10または11に記載の方法(500)。
  13. 前記ターゲット基地局(30)が前記ソース基地局でもあり、前記方法(500)が、前記コマンドを前記無線デバイス(50)に送信することを更に含む、請求項10または11に記載の方法(500)。
  14. 前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間が、前記ターゲットセルの第1のSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記ソースセルのSFN値と前記ターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセット値を更に含み、それによって前記無線デバイス(50)が、前記SFNオフセット値を前記ターゲットセルの前記第1のSFN値に適用することによって、前記ソースセルのSFN値に関して前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする前記時間を決定することができる、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法(500)。
  15. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ターゲットセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む、請求項14に記載の方法(500)。
  16. 前記少なくとも1つのSFN値が前記ソースセルのSFN値に関して指定され、それによって、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ソースセルのSFN値に関して前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする前記時間を決定できるようにするのに、追加情報が不要である、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法(500)。
  17. 前記少なくとも1つのSFN値が、前記ソースセルのSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記ソースセルのSFN値に関して前記少なくとも1つのアップリンクグラントが指定されることの明示的な指示を更に含む、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法(500)。
  18. 前記方法(500)が、前記ターゲット基地局(30)において、前記ターゲットセルのSFN値に基づくとともに前記アップリンクグラント時間に対応して、また、前記ソースセルのSFN値と前記ターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセットに基づいて、前記ソースセルの前記SFN値を決定することを更に含む、請求項16または17に記載の方法(500)。
  19. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ソースセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む、請求項16から18のいずれか一項に記載の方法(500)。
  20. 前記指示される少なくとも1つのアップリンクグラント時間にしたがって、前記無線デバイス(50)の前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースを残しておくことを更に含む、請求項10から19のいずれか一項に記載の方法(500)。
  21. 最初は無線通信システムにおいてサービングセルによってサーブされる、無線デバイス(50)における方法(700)であって、
    ソースセルまたはターゲットセルのどちらかに対する少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルのアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、コマンドを前記サービングセルから受信すること(702)と、
    前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間の前記指示に基づいて、前記ソースセルのSFN値に関して、前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する時間を決定すること(704)と、
    前記決定した時間に基づいて、前記ターゲットセルへの送信を開始すること(706)とを含む、方法(700)。
  22. 前記コマンドが、前記ターゲットセルへの前記無線デバイス(50)のランダムアクセスチャネルレス(RACHレス)ハンドオーバに対するハンドオーバコマンドであり、前記ターゲットセルへの前記送信が前記ターゲットセルへのRACHレスアクセスである、請求項21に記載の方法(400)。
  23. 前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間が、前記ターゲットセルの第1のSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記ソースセルのSFN値と前記ターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセット値を更に含み、前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する前記時間の前記決定(704)が、前記SFNオフセット値を前記ターゲットセルの前記第1のSFN値に適用することを含む、請求項21または22に記載の方法(700)。
  24. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ターゲットセルの第2のSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含み、前記方法(700)が、前記SFNオフセット値を前記第2のSFN値に適用することによって、前記ソースセルのSFN値に関して前記フォールバックを開始する時間を決定することを更に含む、請求項23に記載の方法(700)。
  25. 前記決定された時間において前記ターゲットセルに成功裏にアクセスすることの失敗に応答して、前記フォールバック開始の前記決定された時間に始まる、前記ターゲットセルに向けたランダムアクセス手順を開始することを更に含む、請求項24に記載の方法(700)。
  26. 前記少なくとも1つのSFN値が前記ソースセルのSFN値に関して指定され、前記方法(700)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ソースセルの前記SFN値から直接前記時間を決定することを含む、請求項21から25のいずれか一項に記載の方法(700)。
  27. 前記少なくとも1つのSFN値が前記ソースセルのSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記少なくとも1つのアップリンクグラントが前記ソースセルのSFN値に関して指定されるという明示的な指示を更に含み、前記方法(700)が、前記明示的な指示に応答して、前記ターゲットセルからSFN値を取得することなく、前記ソースセルの前記SFN値から直接前記時間を決定することを含む、請求項21から25のいずれか一項に記載の方法(700)。
  28. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ソースセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含み、前記方法(700)が、前記決定された時間において前記ターゲットセルに成功裏にアクセスすることの失敗に応答して、前記指示された時間に始まる、前記ターゲットセルに向けたランダムアクセス手順を開始することを更に含む、請求項26または27に記載の方法(700)。
  29. ソース基地局(30)によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイス(50)のハンドオーバに対応するように配置された、ソース基地局(30)であって、
    少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、前記無線デバイス(50)へ送信されるコマンドを取得し、
    前記ハンドオーバコマンドを前記無線デバイス(50)に送信するように適合され、
    前記コマンドの前記構成情報が、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む、ソース基地局(30)。
  30. 前記コマンドが、前記ターゲットセルへの前記無線デバイス(50)のランダムアクセスチャネルレス(RACHレス)ハンドオーバに対するハンドオーバコマンドである、請求項29に記載のソース基地局(30)。
  31. 前記ソース基地局が、請求項3から9のいずれか一項に記載の前記方法(400)を実施するように更に適合された、請求項29または30に記載のソース基地局(30)。
  32. 前記ソース基地局(30)によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイス(50)のハンドオーバに対応するように構成された、ソース基地局(30)であって、
    1つまたは複数の無線デバイス(50)と通信するように構成された送受信機回路構成(36)と、
    前記送受信機回路構成(36)を制御するように構成された処理回路構成(32)であって、
    少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、前記無線デバイス(50)へ送信されるコマンドを取得し、
    前記送受信機回路構成(36)を介して、前記ハンドオーバコマンドを前記無線デバイス(50)に送信するように構成された、処理回路構成(32)とを備え、
    前記コマンドの前記構成情報が、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む、ソース基地局(30)。
  33. 前記コマンドが、前記ターゲットセルへの前記無線デバイス(50)のランダムアクセスチャネルレス(RACHレス)ハンドオーバに対するハンドオーバコマンドである、請求項32に記載のソース基地局(30)。
  34. 前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間が、前記ターゲットセルの第1のSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記ソースセルのSFN値と前記ターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセット値を更に含み、それによって前記無線デバイス(50)が、前記SFNオフセット値を前記ターゲットセルの前記第1のSFN値に適用することによって、前記ソースセルのSFN値に関して前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする前記時間を決定することができる、請求項32または33に記載のソース基地局(30)。
  35. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ターゲットセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む、請求項34に記載のソース基地局(30)。
  36. 前記少なくとも1つのSFN値が前記ソースセルのSFN値に関して指定され、それによって、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ソースセルのSFN値に関して前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする前記時間を決定できるようにするのに、追加情報が不要である、請求項32または33に記載のソース基地局(30)。
  37. 前記少なくとも1つのSFN値が、前記ソースセルのSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記ソースセルのSFN値に関して前記少なくとも1つのアップリンクグラントが指定されることの明示的な指示を更に含む、請求項32または33に記載のソース基地局(30)。
  38. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ソースセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む、請求項36または37に記載のソース基地局(30)。
  39. 前記ハンドオーバコマンドを取得することが、前記ソースセルにサーブするターゲット基地局(30)から前記ハンドオーバコマンドを受信することを含む、請求項32から38のいずれか一項に記載のソース基地局(30)。
  40. 前記ソース基地局(30)が前記ターゲット基地局でもあり、前記ハンドオーバコマンドを取得することが前記ハンドオーバコマンドを形成することを含む、請求項32から38のいずれか一項に記載のソース基地局(30)。
  41. ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局(30)によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイス(50)のハンドオーバに対応するように配置された、ターゲット基地局(30)であって、
    少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、前記無線デバイス(50)へ送信コマンドを形成するように適合され、
    前記コマンドの前記構成情報が、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む、ターゲット基地局(30)。
  42. 前記コマンドが、前記ターゲットセルへの前記無線デバイス(50)のランダムアクセスチャネルレス(RACHレス)ハンドオーバに対するハンドオーバコマンドである、請求項41に記載のターゲット基地局(30)。
  43. 前記ターゲット基地局(30)が、請求項12から20のいずれか一項に記載の前記方法(500)を実施するように更に適合された、請求項41または42に記載のターゲット基地局(30)。
  44. ソース基地局(30)によってサーブされるソースセルからターゲット基地局(30)によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイス(50)のハンドオーバに対応するように構成された、ターゲット基地局(30)であって、
    1つまたは複数の無線デバイス(50)と通信するように構成された送受信機回路構成(36)と、
    前記送受信機回路構成(36)を制御するように構成された処理回路構成(32)であって、
    少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、前記無線デバイス(50)へ送信されるコマンドを形成するように構成された、処理回路構成(32)とを備え、
    前記コマンドの前記構成情報が、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む、ターゲット基地局(30)。
  45. 前記コマンドが、前記ターゲットセルへの前記無線デバイス(50)のランダムアクセスチャネルレス(RACHレス)ハンドオーバに対するハンドオーバコマンドである、請求項44に記載のターゲット基地局(30)。
  46. 前記処理回路構成(32)が、前記無線デバイス(50)に送信するため、前記コマンドを前記ソース基地局に送るように構成された、請求項44または45に記載のターゲット基地局(30)。
  47. 前記ターゲット基地局(30)が前記ソース基地局でもあり、前記処理回路構成(32)が、前記コマンドを前記無線デバイス(50)に送信するように構成された、請求項38に記載のターゲット基地局(30)。
  48. 前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間が、前記ターゲットセルの第1のSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記ソースセルのSFN値と前記ターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセット値を更に含み、それによって前記無線デバイス(50)が、前記SFNオフセット値を前記ターゲットセルの前記第1のSFN値に適用することによって、前記ソースセルのSFN値に関して前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする前記時間を決定することができる、請求項44から47のいずれか一項に記載のターゲット基地局(30)。
  49. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ターゲットセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む、請求項48に記載のターゲット基地局(30)。
  50. 前記少なくとも1つのSFN値が前記ソースセルのSFN値に関して指定され、それによって、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ソースセルのSFN値に関して前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする前記時間を決定できるようにするのに、追加情報が不要である、請求項44から47のいずれか一項に記載のターゲット基地局(30)。
  51. 前記少なくとも1つのSFN値が、前記ソースセルのSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記ソースセルのSFN値に関して前記少なくとも1つのアップリンクグラントが指定されることの明示的な指示を更に含む、請求項44から47のいずれか一項に記載のターゲット基地局(30)。
  52. 前記処理回路構成(32)が、前記ターゲットセルのSFN値に基づくとともに前記アップリンクグラント時間に対応して、また、前記ソースセルのSFN値と前記ターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセットに基づいて、前記ソースセルの前記SFN値を決定するように構成された、請求項50または51に記載のターゲット基地局(30)。
  53. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が、前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ソースセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含む、請求項5から52のいずれか一項に記載のターゲット基地局(30)。
  54. 前記処理回路構成(32)が、前記指示される少なくとも1つのアップリンクグラント時間にしたがって、前記無線デバイス(50)の前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースを残しておくように構成された、請求項44から53のいずれか一項に記載のターゲット基地局(30)。
  55. 無線通信ネットワークで動作するように適合された無線デバイス(50)であって、
    ソースセルまたはターゲットセルのどちらかに対する少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルのアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含むコマンドを、前記無線デバイス(50)にサーブするサービングセルから受信し、
    前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間の前記指示に基づいて、前記ソースセルのSFN値に関して、前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する時間を決定し、
    前記決定された時間に基づいて、前記ターゲットセルへの送信を開始するように適合された、無線デバイス(50)。
  56. 前記コマンドが、前記ターゲットセルへの前記無線デバイス(50)のランダムアクセスチャネルレス(RACHレス)ハンドオーバに対するハンドオーバコマンドであり、前記ターゲットセルへの前記送信が前記ターゲットセルへのRACHレスアクセスである、請求項55に記載の無線デバイス(50)。
  57. 前記無線デバイス(50)が、請求項23から28のいずれか一項に記載の方法(700)を実施するように更に適合された、請求項55または56に記載の無線デバイス(50)。
  58. 無線通信ネットワークで動作するように構成された無線デバイス(50)であって、
    基地局と通信するように構成された送受信機回路構成(56)と、
    前記送受信機回路構成(56)に動作可能に連結された処理回路構成(52)であって、
    ソースセルまたはターゲットセルのどちらかに対する少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルのアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含むコマンドを、前記送受信機回路構成(56)を介して、前記無線デバイス(50)にサーブするサービングセルから受信し、
    前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間の前記指示に基づいて、前記ソースセルのSFN値に関して、前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する時間を決定し、
    前記決定された時間に基づいて、前記送受信機回路構成(56)を使用して前記ターゲットセルへの送信を開始するように構成された、処理回路構成(52)とを備える、無線デバイス(50)。
  59. 前記コマンドが、前記ターゲットセルへの前記無線デバイス(50)のランダムアクセスチャネルレス(RACHレス)ハンドオーバに対するハンドオーバコマンドであり、前記ターゲットセルへの前記送信が前記ターゲットセルへのRACHレスアクセスである、請求項58に記載の無線デバイス(50)。
  60. 前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間が、前記ターゲットセルの第1のSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記ソースセルのSFN値と前記ターゲットセルの同時のSFN値との差を示すSFNオフセット値を更に含み、前記処理回路構成(52)が、前記SFNオフセット値を前記ターゲットセルの前記第1のSFN値に適用することによって、前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する前記時間を決定するように構成された、請求項58または59に記載の無線デバイス(50)。
  61. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ターゲットセルの第2のSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含み、前記処理回路構成(52)が、前記SFNオフセット値を前記第2のSFN値に適用することによって、前記ソースセルのSFN値に関して前記フォールバックを開始する時間を決定するように構成された、請求項60に記載の無線デバイス(50)。
  62. 前記処理回路構成(52)が、前記決定された時間において前記ターゲットセルに成功裏にアクセスすることの失敗に応答して、前記フォールバック開始の前記決定された時間に始まる、前記ターゲットセルに向けたランダムアクセス手順を開始するように構成された、請求項61に記載の無線デバイス(50)。
  63. 前記少なくとも1つのSFN値が前記ソースセルのSFN値に関して指定され、前記処理回路構成(52)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ソースセルの前記SFN値から直接前記時間を決定するように構成された、請求項58または59に記載の無線デバイス(50)。
  64. 前記少なくとも1つのSFN値が前記ソースセルのSFN値に関して指定され、前記構成情報が、前記少なくとも1つのアップリンクグラントが前記ソースセルのSFN値に関して指定されるという明示的な指示を更に含み、前記処理回路構成(52)が、前記明示的な指示に応答して、前記ターゲットセルからSFNを取得することなく、前記ソースセルの前記SFN値から直接前記時間を決定するように構成された、請求項58または59に記載の無線デバイス(50)。
  65. 前記構成情報が、前記ターゲットセルにアクセスするランダムアクセスチャネル(RACH)手順へのフォールバック手順が前記無線デバイス(50)によって開始されるべきである、前記ソースセルのSFN値に関して指定される、時間の指示を更に含み、前記処理回路構成(52)が、前記決定された時間において前記ターゲットセルに成功裏にアクセスすることの失敗に応答して、前記指示された時間に始まる、前記ターゲットセルに向けたランダムアクセス手順を開始するように構成された、請求項63または64に記載の無線デバイス(50)。
  66. ソース基地局(30)によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイス(50)のハンドオーバに対応するように構成された、ソース基地局(30)のプロセッサ(32)によって実行されるように構成されたコンピュータプログラムコードを備える、コンピュータプログラム製品(46)であって、前記コンピュータプログラムコードが、前記ソース基地局(30)に、前記無線デバイス(50)へ送信されるコマンドであって、少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、コマンドを取得させ、
    前記送受信機回路構成(36)を介して、前記コマンドを前記無線デバイス(50)に送信させるように構成された、命令を含み、
    前記コマンドの前記構成情報が、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む、コンピュータプログラム製品(46)。
  67. ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局(30)によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイス(50)のハンドオーバに対応するように構成された、前記ターゲット基地局(30)のプロセッサ(32)によって実行されるように構成されたコンピュータプログラムコードを備える、コンピュータプログラム製品(46)であって、前記コンピュータプログラムコードが、前記ターゲット基地局(30)に、
    少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、前記無線デバイス(50)へ送信されるコマンドを形成させるように構成された、命令を含み、
    前記コマンドの前記構成情報が、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む、コンピュータプログラム製品(46)。
  68. 無線通信ネットワークで動作する無線デバイス(50)のプロセッサ(52)によって実行されるように構成されたコンピュータプログラムコードを備える、コンピュータプログラム製品(46)であって、前記コンピュータプログラムコードが、前記無線デバイス(50)に、
    ソースセルまたはターゲットセルのどちらかに対する少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルのアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含むコマンドを、前記無線デバイス(50)にサーブするサービングセルから受信させ、
    前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間の前記指示に基づいて、前記ソースセルのSFN値に関して、前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する時間を決定させ、
    前記決定された時間に基づいて、前記ターゲットセルへの送信を開始させるように構成された命令を含む、コンピュータプログラム製品(46)。
  69. 請求項66から68のいずれか一項に記載の前記コンピュータプログラム製品(46、66)が格納された、非一時的であることができる、コンピュータ可読媒体(44、64)。
  70. ソース基地局(30)によってサーブされるソースセルからターゲット基地局によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイス(50)のハンドオーバのための、ソース基地局(30)であって、
    少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、前記無線デバイス(50)へ送信されるコマンドを取得する、取得モジュール(802)と、
    前記コマンドを前記無線デバイス(50)に送信する送信モジュール(804)とを備え、
    前記コマンドの前記構成情報が、前記無線デバイスが、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む、ソース基地局(30)。
  71. ソース基地局によってサーブされるソースセルからターゲット基地局(30)によってサーブされるターゲットセルへの無線デバイス(50)のハンドオーバのための、ターゲット基地局(30)であって、
    少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルにおけるアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含む、前記無線デバイス(50)へ送信されるコマンドを形成する、形成モジュール(902)を備え、
    前記コマンドの前記構成情報が、前記無線デバイス(50)が、SFN値を前記ターゲットセルから取得することなく、前記ターゲットセルのアップリンクリソースにアクセスする時間を決定できるようにするのに十分な情報を含む、ターゲット基地局(30)。
  72. 最初は無線通信システムにおいてサービングセルによってサーブされる、無線デバイス(50)であって、
    ソースセルまたはターゲットセルのどちらかに対する少なくとも1つのシステムフレーム番号(SFN)値に関して指定される、前記ターゲットセルのアップリンクリソースに対する少なくとも1つのアップリンクグラント時間の指示を含む構成情報を含むコマンドを前記サービングセルから受信する、受信モジュール(1002)と、
    前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間の前記指示に基づいて、前記ソースセルのSFN値に関して、前記少なくとも1つのアップリンクグラント時間に対応する時間を決定する、決定モジュール(1004)と、
    前記決定した時間に基づいて、前記ターゲットセルへの送信を開始する開始モジュール(1006)とを備える、無線デバイス(50)。
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