JP2019534487A - 最適ストラテジーを決定するためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

本開示は、最適ストラテジーを決定するためのシステムおよび方法に関する。本方法は、最適化モデルを使用して1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類するステップであって、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとが、それぞれ2つのストラテジーに対応する、分類するステップを含む。本方法は、第1のユーザ・グループおよび第2のユーザ・グループ中の1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得するステップも含む。本方法は、最適化モデルを使用して第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値とを決定するステップをさらに含む。本方法は、第1の値と第2の値とに基づいてストラテジーを決定するステップをさらに含む。【選択図】図6

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年7月25日に出願された中国特許出願第201710613409.4号、および2017年7月26日に出願された中国特許出願第201710618381.3号の優先権を主張する。上記の出願の各々は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる。
本開示は、一般に、コンピュータ・ベース・データ管理システムに関し、より詳細には、ストラテジー評価システム(strategy evaluation system)において最適ストラテジー(optimal strategy)を決定するためのシステムおよび方法に関する。
ストラテジー評価システムは、オンライン・ツー・オフライン・サービス(たとえば、タクシー・サービス、配送サービス、オンライン・ショッピング・サービス)、製品研究および開発(R&D)、広告など、様々な分野で広く使用される。その中でも、ユーザの挙動データ(たとえば、ユーザ受入れ)に基づいて2つのストラテジーのパフォーマンスを評価し、最適ストラテジーを決定するために、A/Bテストがストラテジー評価システムにおいて頻繁に使用される。本特許出願は、ビジネス・ストラテジー・アセスメントの精度を効果的に改善するために、A/Bテスト・モデルを変更するためのシステムおよび方法を提供する。さらに、本明細書で使用されるA/Bテストは、1次元ではなく、多次元(たとえば、年齢、性別、または学歴)におけるものであり、それにより、より包括的なユーザのフィードバック分析とより信頼できる最適ストラテジーとを提供し得る。
本開示の一態様によれば、最適ストラテジーを決定するためのシステムが提供される。本システムは、命令のセットを記憶する少なくとも1つのストレージ媒体と、少なくとも1つのストレージ媒体と通信するように構成された少なくとも1つのプロセッサとを含み得る。命令のセットを実行するときに、少なくとも1つのプロセッサは、以下の動作、たとえば、最適化モデルを使用して1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類することであって、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとが、それぞれ2つのストラテジーに対応する、分類することと、第1のユーザ・グループおよび第2のユーザ・グループ中の1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得することと、1人または複数のユーザの挙動データに基づいて、最適化モデルを使用して第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値とを決定することと、第1の値と第2の値とに基づいて最適ストラテジーを決定することとのうちの1つまたは複数を実施するように指示される。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサは、システムが1人または複数のユーザからサービス要求を取得すると、1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類するために最適化モデルを開始するようにさらに指示され得る。
いくつかの実施形態では、1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類するために、少なくとも1つのプロセッサは、1人または複数のユーザの各々についてのランダム数を生成することと、1人または複数のユーザの各々についてのランダム数が、しきい値よりも大きいかどうかを決定することと、ユーザについてのランダム数がしきい値よりも大きいことに応答して、ユーザを第1のユーザ・グループに分類することとを行うように指示され得る。
いくつかの実施形態では、ユーザについてのランダム数がしきい値以下であることに応答して、少なくとも1つのプロセッサは、ユーザを第2のユーザ・グループに分類するようにさらに指示され得る。
いくつかの実施形態では、パラメータは多次元におけるパラメータを含み得る。
いくつかの実施形態では、多次元におけるパラメータはオンデマンド・サービスのオーダー情報に関係し得る。
いくつかの実施形態では、多次元は1人または複数のユーザの性別、都市、および/または端末の動作システムを含み得る。
いくつかの実施形態では、第1のユーザ・グループおよび第2のユーザ・グループ中の1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得するために、少なくとも1つのプロセッサは、Hadoop分散ファイル・システムを使用して、1人または複数のユーザの端末からの挙動データを含むユーザ・ログを取得するように指示され得る。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサは、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータのパラメータ差分を決定することと、パラメータ差分の信頼性レベルを決定することと、パラメータ差分とパラメータ差分の信頼性レベルとに基づいて最適化モデルを調整することとを行うようにさらに指示され得る。
いくつかの実施形態では、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータのパラメータ差分を決定するために、少なくとも1つのプロセッサは、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータの第1の差分値を決定するように指示され得る。
いくつかの実施形態では、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータの第1の差分値を決定するために、少なくとも1つのプロセッサは、第2の差分値を決定することと、第3の差分値を決定することと、第2の差分値と第3の差分値とに基づいて第1の差分値を決定することとを行うように指示され得る。
いくつかの実施形態では、第2の差分値を決定するために、少なくとも1つのプロセッサは、2つのストラテジーのうちの一方に関連する1人または複数のユーザの挙動データを取得することと、2つのストラテジーのうちの一方に関連する1人または複数のユーザの挙動データに基づいて、補正モデルを使用して、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第3の値と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第4の値とを決定することと、第3の値と第4の値とに基づいて第2の差分値を決定することとを行うように指示され得る。
いくつかの実施形態では、第3の差分値を決定するために、少なくとも1つのプロセッサは、第1の値と第2の値とに基づいて第3の差分値を決定するように指示され得る。
いくつかの実施形態では、パラメータ差分の信頼性レベルを決定するために、少なくとも1つのプロセッサは、あらかじめ設定された信頼係数において、第1の差分値の信頼区間を決定するように指示され得る。
いくつかの実施形態では、パラメータ差分の信頼性レベルを決定するために、少なくとも1つのプロセッサは、第1の差分値に基づいてP値を決定することと、P値を有意値と比較することと、P値と有意値との比較に基づいてパラメータ差分の信頼性レベルを決定することとを行うように指示され得る。
本開示の一態様によれば、最適ストラテジーを決定するためのシステムが提供される。本システムは、命令のセットを記憶する少なくとも1つのストレージ媒体と、少なくとも1つのストレージ媒体と通信するように構成された少なくとも1つのプロセッサとを含み得る。命令のセットを実行するときに、少なくとも1つのプロセッサは、以下の動作、たとえば、最適化モデルを使用して1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類することであって、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとが、それぞれ2つのストラテジーに対応する、分類することと、第1のユーザ・グループおよび第2のユーザ・グループ中の1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得することと、1人または複数のユーザの挙動データに基づいて、最適化モデルを使用して第1のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第2の値とを決定することと、第1の値と第2の値とに基づいて最適ストラテジーを決定することとのうちの1つまたは複数を実施するように指示される。
本開示の別の態様によれば、最適ストラテジーを決定するための方法が決定され得る。本方法は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのコンピュータ可読ストレージ媒体とを有するコンピューティング・デバイス上に実装され得る。本方法は、たとえば、最適化モデルを使用して1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類するステップであって、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとが、それぞれ2つのストラテジーに対応する、分類するステップと、第1のユーザ・グループおよび第2のユーザ・グループ中の1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得するステップと、1人または複数のユーザの挙動データに基づいて、最適化モデルを使用して第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値とを決定するステップと、第1の値と第2の値とに基づいて最適ストラテジーを決定するステップとを含み得る。
本開示の別の態様によれば、最適ストラテジーを決定するための方法が決定され得る。本方法は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのコンピュータ可読ストレージ媒体とを有するコンピューティング・デバイス上に実装され得る。本方法は、たとえば、第1のユーザ・グループおよび第2のユーザ・グループ中の1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得するステップと、1人または複数のユーザの挙動データに基づいて、最適化モデルを使用して第1のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第2の値とを決定するステップと、第1の値と第2の値とに基づいて最適ストラテジーを決定するステップとを含み得る。
本開示のさらに別の態様によれば、非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。本非一時的コンピュータ可読媒体は、最適ストラテジーを決定するための命令の少なくとも1つのセットを含み得、コンピューティング・デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、命令の少なくとも1つのセットはコンピューティング・デバイスに方法を実施させる。本方法は、たとえば、第1のユーザ・グループおよび第2のユーザ・グループ中の1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得するステップと、1人または複数のユーザの挙動データに基づいて、最適化モデルを使用して第1のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第2の値とを決定するステップと、第1の値と第2の値とに基づいて最適ストラテジーを決定するステップとを含み得る。
追加の特徴が、以下の説明において一部記載され、一部は、以下のおよび添付の図面の考察時に当業者に明らかになるか、あるいは例の生成または運用によって学習され得る。本開示の特徴は、以下で説明される詳細な例において記載される方法、手段および組合せの様々な態様の実施または使用によって実現および達成され得る。
例示的な実施形態に関して本開示がさらに説明される。これらの例示的な実施形態は、図面を参照しながら詳細に説明される。図面は一定の縮尺でない。これらの実施形態は、非限定的な例示的な実施形態であり、これらの図面の全体で、同様の構造は同じ参照番号で表してある。。
本開示のいくつかの実施形態による、例示的なストラテジー評価システムを示す概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による、コンピューティング・デバイスの例示的な構成要素を示す概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による、例示的なユーザ端末の例示的なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素を示す概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による、例示的な処理エンジンを示す概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による、例示的な処理エンジンを示す概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による、最適ストラテジーを決定するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、最適ストラテジーを決定するための例示的なプロセスを示す概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による、多次元における例示的なパラメータを示す概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による、1人または複数のユーザをユーザ・グループに分類するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、最適化モデルを調整するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、パラメータ差分を決定するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、第2の差分値を決定するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、信頼区間に基づいてパラメータ差分の信頼性レベルを決定するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、確率値に基づいてパラメータ差分の信頼性レベルを決定するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。
本開示の実施形態に関係する技術的解決策を示すために、実施形態の説明で参照される図面の簡単な説明が以下で与えられる。明らかに、以下で説明される図面は、本開示のいくつかの例または実施形態にすぎない。当業者は、さらなる創造的な取り組みなしに、これらの図面に従って他の同様のシナリオに本開示を適用し得る。特段に記載されていない限り、または文脈から明らかでない限り、図面における同じ参照番号は同じ構造および動作を指す。
本開示および添付の特許請求の範囲において使用される単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別段に明確に示すのでなければ、複数形を含む。さらに、本開示で使用される「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含む(including)」という用語は、述べられたステップおよび要素の存在を明示するが、1つまたは複数の他のステップおよび要素の存在または追加を排除しないことを理解されよう。
システムのいくつかのモジュールは、本開示のいくつかの実施形態によれば、様々なやり方で参照され得るが、任意の数の異なるモジュールが、クライアント端末および/またはサーバにおいて使用および動作され得る。これらのモジュールは例示的なものであり、本開示の範囲を限定するものではない。異なるモジュールは、システムおよび方法の異なる態様で使用され得る。
本開示のいくつかの実施形態によれば、フローチャートは、システムによって実施される動作を示すために使用される。上記または以下の動作は、順番通り実装されることも実装されないこともあることを、明確に理解されたい。逆に、動作は、逆の順序でまたは同時に実施され得る。その上、1つまたは複数の他の動作がフローチャートに追加され得るか、または1つまたは複数の動作がフローチャートから省略され得る。
本開示の実施形態の技術的解決策が、以下で説明されるように図面を参照しながら説明される。説明される実施形態は網羅的でなく、限定するものではないことは、明らかである。本開示に記載される実施形態に基づいて、創造的な作業なしに当業者によって取得される他の実施形態は、本開示の範囲内に入る。
本開示の一態様は、最適ストラテジーを決定するためのシステムおよび方法を対象とする。本システムおよび方法は、最適化モデルを使用して1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類し得る。第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとは、それぞれ2つのストラテジーに対応し得る。また、本システムおよび方法は、2つのストラテジーに関連する1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得し得る。さらに、本システムおよび方法は、1人または複数のユーザの挙動データに基づいて、最適化モデルを使用して第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値とを決定し得る。したがって、本システムおよび方法は、第1の値と第2の値とに基づいて第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとからユーザ・グループを選択し、最適ストラテジーとして、選択されたユーザ・グループに対応するストラテジーを決定し得る。
本開示の別の態様は、最適化モデルを調整するためのシステムおよび方法を対象とする。本システムおよび方法は、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータのパラメータ差分を決定し得る。さらに、本システムおよび方法は、パラメータ差分の信頼性レベルを決定し得る。したがって、本システムおよび方法は、パラメータ差分とパラメータ差分の信頼性レベルとに基づいて最適化モデルを調整し得る。
本開示のさらに別の態様は、ストラテジー評価プロセスの精度および効率を改善するために、ユーザに対して多次元グループ化方法を適用し、ユーザ・フィードバックに対してビッグ・データ分析方法を適用するためのシステムおよび方法を対象とする。ユーザを1次元においてグループ化するのではなく、本システムおよび方法は、ユーザを多次元(たとえば、年齢、性別、学歴など)においてグループ化し得る。
図1は、本開示のいくつかの実施形態による、例示的なストラテジー評価システムの概略図である。ストラテジー評価システム100は、サーバ110と、ネットワーク120と、ストレージ・デバイス130と、ユーザ端末140とを含み得る。ストラテジー評価システム100は、最適化モデル(たとえば、A/Bテスト・モデル)を使用して2つまたはそれ以上のストラテジーを評価し得る。単に例示の目的で、ストラテジー評価システム100は、ユーザ端末140からサービス(たとえば、タクシー配車サービス、配送サービス、広告サービス、オンライン・ショッピング・サービスなど)に関連する1人または複数のユーザのいくつかの挙動を取得し得る。サーバ110は1人または複数のユーザを2つまたはそれ以上のユーザ・グループに分類し得、2つまたはそれ以上のユーザ・グループは、それぞれ2つまたはそれ以上のストラテジーに対応し得る。たとえば、第1のユーザ・グループは、サービスの価格を動的に調整するためのストラテジーに対応し得、第2のユーザ・グループは、サービスの価格が不変であるためのストラテジーに対応し得る。サーバ110は、1人または複数のユーザの取得された挙動に基づいて2つのストラテジーのパフォーマンスを評価し得る。いくつかの実施形態では、1人または複数のユーザは、仕事、年齢、学歴、収入などの複数のファクタに従って、グループに分類される。いくつかの実施形態では、ストラテジー評価システム100は、1人または複数のユーザの挙動に関連する信頼性レベルに基づいて最適化モデルを調整し得る。
サーバ110は、ストラテジー評価システム100のためのデータ処理を容易にし得る。いくつかの実施形態では、サーバ110は、単一のサーバまたはサーバ・グループであり得る。サーバ・グループは、集中型、または分散型であり得る(たとえば、サーバ110は、分散型システムであり得る)。いくつかの実施形態では、サーバ110は、ローカルまたはリモートであり得る。たとえば、サーバ110は、ネットワーク120を介して、ユーザ端末140および/またはストレージ・デバイス130に記憶された情報および/またはデータにアクセスし得る。別の例として、サーバ110は、記憶された情報および/またはデータにアクセスするために、ユーザ端末140および/またはストレージ・デバイス130に直接接続され得る。いくつかの実施形態では、サーバ110は、クラウド・プラットフォーム上に実装され得る。単に例として、クラウド・プラットフォームは、プライベート・クラウド、パブリック・クラウド、ハイブリッド・クラウド、コミュニティ・クラウド、分散型クラウド、インタークラウド、マルチクラウドなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、サーバ110は、本開示において図2に示されている1つまたは複数の構成要素を有するコンピューティング・デバイス200上に実装され得る。
いくつかの実施形態では、サーバ110は処理エンジン112を含み得る。処理エンジン112は、本開示で説明される1つまたは複数の機能を実施するために情報および/またはデータを処理し得る。たとえば、処理エンジン112は、1人または複数のユーザのユーザ端末140からサービス要求を取得し、ユーザ・グループ化方法に従って1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類し得る。第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとは、それぞれ2つのストラテジーに対応し得る。別の例として、処理エンジン112は、1人または複数のユーザの挙動データ(たとえば、ユーザ端末140の動作ログ)を取得し、1人または複数のユーザの挙動データに基づく1つまたは複数の次元において、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値(たとえば、ある期間(time period)中に終了されたサービス・オーダーの数)と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値とを決定し得る。第1の値と第2の値とは、最適ストラテジーを決定するための2つのストラテジーを評価するために使用され得る。さらに別の例として、処理エンジン112は、第1の値と第2の値とに基づいて、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータのパラメータ差分を決定し得る。さらに別の例として、処理エンジン112は、パラメータ差分の信頼性レベルを決定し得る。パラメータのパラメータ差分とパラメータ差分の信頼性とは、最適化モデルを評価するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理エンジン112は、1つまたは複数の処理エンジン(たとえば、(1つまたは複数の)シングルコア処理エンジンまたは(1つまたは複数の)マルチコア・プロセッサ)を含み得る。単に例として、処理エンジン112は、中央処理ユニット(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け命令セット・プロセッサ(ASIP)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、物理処理ユニット(PPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、マイクロコントローラ・ユニット、縮小命令セット・コンピュータ(RISC)、マイクロプロセッサなど、またはそれらの任意の組合せなど、1つまたは複数のハードウェア・プロセッサを含み得る。
ネットワーク120は、情報および/またはデータの交換を容易にし得る。いくつかの実施形態では、ストラテジー評価システム100中の1つまたは複数の構成要素(サーバ110、ストレージ・デバイス130、およびユーザ端末140)は、ネットワーク120を介して、ストラテジー評価システム100中の(1つまたは複数の)他の構成要素に情報および/またはデータを送り得る。たとえば、処理エンジン112は、ネットワーク120を介してストレージ・デバイス130および/またはユーザ端末140から1人または複数のユーザの挙動データを取得し得る。いくつかの実施形態では、ネットワーク120は、任意のタイプのワイヤードまたはワイヤレス・ネットワーク、あるいはそれらの組合せであり得る。単に例として、ネットワーク120は、ケーブル・ネットワーク、ワイヤライン・ネットワーク、光ファイバー・ネットワーク、電気通信ネットワーク、イントラネット、インターネット、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、公衆電話交換網(PSTN)、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、ZigBeeネットワーク、ニアフィールド通信(NFC)ネットワークなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、ネットワーク120は、1つまたは複数のネットワーク・アクセス・ポイントを含み得る。たとえば、ネットワーク120は、基地局および/またはインターネット交換ポイント120−1、120−2、...などのワイヤードまたはワイヤレス・ネットワーク・アクセス・ポイントを含み得、それらを通して、ストラテジー評価システム100の1つまたは複数の構成要素がネットワーク120に接続されて、データおよび/または情報を交換し得る。
ストレージ・デバイス130は、データおよび/または命令を記憶し得る。いくつかの実施形態では、ストレージ・デバイス130は、ユーザ端末140および/または処理エンジン112から取得されたデータを記憶し得る。たとえば、ストレージ・デバイス130は、ユーザ端末140から取得された1人または複数のユーザの挙動データを記憶し得る。別の例として、ストレージ・デバイス130は、処理エンジン112によって決定されたユーザのユーザ・グループを記憶し得る。いくつかの実施形態では、ストレージ・デバイス130は、本開示で説明される例示的な方法を実施するためにサーバ110が実行または使用し得る、データおよび/または命令を記憶し得る。たとえば、ストレージ・デバイス130は、ユーザ・グループ(たとえば、第1のユーザ・グループ、第2のユーザ・グループ)に関する1つまたは複数の次元におけるパラメータの値を決定するために処理エンジン112が実行または使用し得る命令を記憶し得る。別の例として、ストレージ・デバイス130は、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータのパラメータ差分を決定するために処理エンジン112が実行または使用し得る命令を記憶し得る。さらに別の例として、ストレージ・デバイス130は、パラメータ差分の信頼性レベルを決定するために処理エンジン112が実行または使用し得る命令を記憶し得る。いくつかの実施形態では、ストレージ・デバイス130は、大容量ストレージ、リムーバブル・ストレージ、揮発性読取りおよび書込みメモリ、読取り専用メモリ(ROM)など、またはそれらの任意の組合せを含み得る。例示的な大容量ストレージは、磁気ディスク、光ディスク、ソリッドステート・ドライブなどを含み得る。例示的なリムーバブル・ストレージは、フラッシュ・ドライブ、フロッピー・ディスク、光ディスク、メモリ・カード、ジップ・ディスク、磁気テープなどを含み得る。例示的な揮発性読取りおよび書込みメモリは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含み得る。例示的なRAMは、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブル・データ・レート同期ダイナミックRAM(DDR SDRAM:double date rate synchronous dynamic RAM)、スタティックRAM(SRAM)、サイリスタRAM(T−RAM:thyrisor RAM)、およびゼロキャパシタRAM(Z−RAM)などを含み得る。例示的なROMは、マスクROM(MROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、コンパクト・ディスクROM(CD−ROM)、およびデジタル多用途ディスクROMなどを含み得る。いくつかの実施形態では、ストレージ・デバイス130は、クラウド・プラットフォーム上に実装され得る。単に例として、クラウド・プラットフォームは、プライベート・クラウド、パブリック・クラウド、ハイブリッド・クラウド、コミュニティ・クラウド、分散型クラウド、インタークラウド、マルチクラウドなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
いくつかの実施形態では、ストレージ・デバイス130は、ストラテジー評価システム100中の1つまたは複数の構成要素(たとえば、サーバ110、ユーザ端末140など)と通信するためにネットワーク120に接続され得る。ストラテジー評価システム100中の1つまたは複数の構成要素は、ネットワーク120を介して、ストレージ・デバイス130に記憶されたデータまたは命令にアクセスし得る。いくつかの実施形態では、ストレージ・デバイス130は、ストラテジー評価システム100中の1つまたは複数の構成要素(たとえば、サーバ110、ユーザ端末140など)に直接接続されるか、またはそれらと通信し得る。いくつかの実施形態では、ストレージ・デバイス130は、サーバ110の一部であり得る。
いくつかの実施形態では、ユーザ端末140は、モバイル・デバイス140−1、タブレット・コンピュータ140−2、ラップトップ・コンピュータ140−3など、またはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、モバイル・デバイス140−1は、スマート・ホーム・デバイス、ウェアラブル・デバイス、モバイル機器、仮想現実デバイス、拡張現実デバイスなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、スマート・ホーム・デバイスは、スマート照明デバイス、インテリジェント電気装置の制御デバイス、スマート監視デバイス、スマート・テレビジョン、スマート・ビデオ・カメラ、インターホンなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、ウェアラブル・デバイスは、ブレスレット、フットギア、グラス、ヘルメット、ウォッチ、衣類、バックパック、スマート・アクセサリなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、モバイル機器は、モバイル・フォン、携帯情報端末(PDA)、ゲーム・デバイス、ナビゲーション・デバイス、ポイント・オブ・セール(POS)デバイス、ラップトップ、デスクトップなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、仮想現実デバイスおよび/または拡張現実デバイスは、仮想現実ヘルメット、仮想現実グラス、仮想現実パッチ、拡張現実ヘルメット、拡張現実グラス、拡張現実パッチなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、仮想現実デバイスおよび/または拡張現実デバイスは、Google Glass(商標)、RiftCon(商標)、Fragments(商標)、Gear VR(商標)などを含み得る。
ストラテジー評価システム100は例示の目的で与えられたものにすぎず、本開示の範囲を限定するものではないことに留意されたい。当業者の場合、本開示の教示の下で、複数の変形または変更が行われ得る。たとえば、ストラテジー評価システム100は、データベース、情報源などをさらに含み得る。別の例として、ストラテジー評価システム100は、同様のまたは異なる機能を実現するために他のデバイス上に実装され得る。しかしながら、それらの変形および変更は、本開示の範囲から逸脱しない。
図2は、サーバ110、ストレージ・デバイス130、および/またはユーザ端末140が、本開示のいくつかの実施形態に従ってその上に実装され得る、コンピューティング・デバイスの例示的な構成要素を示す概略図である。コンピュータ・デバイス200は、プロセッサ210と、ネットワーク・インターフェース220と、コンピュータ可読媒体230とを含み得る。コンピュータ・デバイス200は、サーバ110の実際の機能に従って任意の他のハードウェアをさらに含み得る。プロセッサ210は、本開示で説明される1つまたは複数の機能を実施するために、コンピュータ可読媒体230中の、ストラテジー評価システム100に関連する命令を読み取り、実行し得る。コンピュータ可読媒体230は、実行可能な命令および/またはデータなどの情報を含んでいるかまたは記憶し得る、任意の電子、磁気、光学または物理的ストレージ・デバイスを含み得る。たとえば、コンピュータ可読ストレージ媒体230は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、フラッシュ・メモリ、ストレージ・ドライブ(たとえば、ハード・ディスク・ドライブ)、ソリッド・ステート・ディスク、ストレージ・ディスク(たとえば、CD、DVDなど)など、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
特定のシステムは、1つまたは複数のユーザ・インターフェースを含んでいるハードウェア・プラットフォームについて説明するために機能ブロック図を使用し得る。コンピュータは、一般的な機能をもつコンピュータまたは固有の機能をもつコンピュータであり得る。両方のタイプのコンピュータが、本開示のいくつかの実施形態による、特定のシステムを実装するように構成され得る。コンピューティング・デバイス200は、本開示で開示される1つまたは複数の機能を実施する任意の構成要素を実装するように構成され得る。たとえば、コンピューティング・デバイス200は、本明細書で説明されるようにストラテジー評価システム100の任意の構成要素を実装し得る。図1〜図2では、純粋に便宜目的で、1つのそのようなコンピュータ・デバイスのみが示される。当業者は、本明細書で説明されるストラテジー評価に関係するコンピュータ機能が、処理負荷を分散させるためにいくつかの同様のプラットフォーム上に分散様式で実装され得ることを、本出願の出願時に理解されよう。
コンピューティング・デバイス200は、たとえば、データ通信を容易にするためにそれに接続されたネットワークに接続され、ネットワークから接続されるCOMポートをも含み得る。コンピューティング・デバイス200は、プログラム命令を実行するために、1つまたは複数のプロセッサ(たとえば、論理回路)の形態の、プロセッサ(たとえば、プロセッサ210)を含み得る。たとえば、プロセッサは、その中にインターフェース回路と処理回路とを含み得る。インターフェース回路は、バス240から電子信号を受信するように構成され得、電子信号は、処理回路が処理すべき構造化データおよび/または命令を符号化する。処理回路は、論理計算を行い、次いで、電子信号として符号化された結論、結果、および/または命令を決定し得る。次いで、インターフェース回路は、バス240を介して処理回路から電子信号を送出し得る。
例示的なコンピューティング・デバイスは、様々なデータ・ファイルがコンピューティング・デバイスによって処理および/または送信されるために、内部通信バス240と、たとえば、ディスク、および読取り専用メモリ(ROM)、またはランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含む異なる形態のプログラム・ストレージおよびデータ・ストレージとを含み得る。例示的なコンピューティング・デバイスは、プロセッサ210によって実行されるべき、ROM、RAM、および/または他のタイプの非一時的ストレージ媒体に記憶されたプログラム命令をも含み得る。本開示の方法および/またはプロセスは、プログラム命令として実装され得る。コンピューティング・デバイス200は、コンピュータと他の構成要素との間の入出力をサポートする、I/O構成要素をも含み得る。コンピューティング・デバイス200はまた、ネットワーク通信を介してプログラミングおよびデータを受信し得る。
単に例示のために、1つのCPUおよび/またはプロセッサのみが図2に示されている。複数のCPUおよび/またはプロセッサも企図され、したがって、本開示で説明されるように1つのCPUおよび/またはプロセッサによって実施される動作および/または方法ステップは、複数のCPUおよび/またはプロセッサによって一緒にまたは別個に実施されることもある。たとえば、本開示では、コンピューティング・デバイス200のCPUおよび/またはプロセッサがステップAとステップBの両方を実行する場合、ステップAおよびステップBはまた、コンピューティング・デバイス200において、2つの異なるCPUおよび/またはプロセッサによって一緒にまたは別個に実施され得る(たとえば、第1のプロセッサがステップAを実行し、第2のプロセッサがステップBを実行するか、または、第1のプロセッサと第2のプロセッサとがステップAおよびBを一緒に実行する)ことを理解されたい。
図3は、ユーザ端末140が本開示のいくつかの実施形態に従ってその上に実装され得る、本開示のいくつかの実施形態による、例示的なユーザ端末の例示的なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素を示す概略図である。図3に示されているように、モバイル・デバイス300は、通信プラットフォーム310と、ディスプレイ320と、グラフィック処理ユニット(GPU)330と、中央処理ユニット(CPU)340と、I/O350と、メモリ360と、ストレージ390とを含み得る。CPU340は、プロセッサ220と同様に、インターフェース回路と処理回路とを含み得る。いくつかの実施形態では、限定はしないが、システム・バスまたはコントローラ(図示せず)を含む、任意の他の好適な構成要素もモバイル・デバイス300中に含まれ得る。いくつかの実施形態では、モバイル・オペレーティング・システム370(たとえば、iOS(商標)、Android(商標)、Windows Phone(商標)など)および1つまたは複数のアプリケーション380が、CPU340によって実行されるためにストレージ390からメモリ360にロードされ得る。アプリケーション380は、サービス要求に関係する情報、またはモバイル・デバイス300上のロケーション・ベース・サービス提供システムからの他の情報を受信およびレンダリングするための、ブラウザまたは任意の他の好適なモバイル・アプリを含み得る。情報ストリームを用いるユーザ対話が、I/Oデバイス350を介して達成され、ネットワーク120を介してストラテジー評価システム100の処理エンジン112および/または他の構成要素に与えられ得る。
上記で説明された様々なモジュール、ユニットおよびそれらの機能を実装するために、コンピュータ・ハードウェア・プラットフォームは、1つまたは複数の要素(たとえば、図2で説明されているサーバ(sever)110の構成要素)のハードウェア・プラットフォームとして使用され得る。これらのハードウェア要素、オペレーティング・システム、およびプログラム言語が一般的であるので、当業者がこれらの技法に精通していることがあり、当業者が、本開示で説明される技法によるルート・プランニングにおいて必要とされる情報を与えることが可能であり得ると仮定され得る。ユーザ・インターフェースをもつコンピュータが、パーソナル・コンピュータ(PC)、あるいは他のタイプのワークステーションまたは端末デバイスとして使用され得る。適切にプログラムされた後に、ユーザ・インターフェースをもつコンピュータは、サーバとして使用され得る。当業者が、このタイプのコンピュータ・デバイスのそのような構造、プログラム、または一般的な動作にも精通していることがあると考えられ得る。したがって、図についての余分の説明は示されない。
図4は、本開示のいくつかの実施形態による、例示的な処理エンジンを示す概略図である。処理エンジン112は、分類ユニット410と、取得ユニット420と、分析ユニット430と、送信ユニット440と、判定ユニット450と、応答ユニット460とを含み得る。これらのユニットは、処理エンジン112の少なくとも一部のハードウェア回路であり得る。また、これらのユニットは、処理エンジン112によって読み取られ、実行される、アプリケーションまたは命令のセットとして実装され得る。さらに、これらのユニットは、ハードウェア回路とアプリケーション/命令の任意の組合せであり得る。たとえば、これらのユニットは、処理エンジン112がアプリケーション/命令のセットを実行しているとき、処理エンジン112の一部であり得る。
分類ユニット410は、1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとにランダムに分類するように構成され得る。第1のユーザ・グループは第1のストラテジーに対応し得、第2のユーザ・グループは第2のストラテジーに対応し得る。
いくつかの実施形態では、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとは、ターゲット・プロジェクトの2つのストラテジー(たとえば、動的価格調整プロジェクトの2つのストラテジー)に対応し得る。いくつかの実施形態では、分類ユニット410は、ランダム・グループ化アルゴリズムを使用して1人または複数のユーザをユーザ・グループに分類し得る。たとえば、分類ユニット410は、ソルト付きハッシュ・アルゴリズムを使用して1人または複数のユーザを分類し得る。別の例として、分類ユニット410は、各ユーザにランダム数を割り当て、ランダム数をあらかじめ設定されたしきい値と比較することによって1人または複数のユーザを2つのグループに分類し得る。
取得ユニット420は、ストラテジー評価システム100に関係するデータおよび/または情報を取得するように構成され得る。いくつかの実施形態では、取得ユニット420は、1人または複数のユーザから複数のサービス要求を取得し得る。いくつかの実施形態では、サービス要求はサービスについての要求であり得る。いくつかの実施形態では、取得ユニット420は、1人または複数のユーザの挙動データを取得し得る。たとえば、取得ユニット420は、ユーザ・ログから1人または複数のユーザの挙動データを取得し得る。いくつかの実施形態では、1人または複数のユーザの端末(たとえば、ユーザ端末140)は、アプリケーションに対するユーザ・アクティビティに基づいてユーザ・ログを生成し得る。ユーザ・ログは、ユーザの基本情報(たとえば、ユーザ操作、ユーザID、ユーザのユーザ・グループ、ユーザの都市、ユーザの性別、ユーザの端末の動作システム)と、ユーザ端末140とのユーザの対話とを含み得る。
いくつかの実施形態では、取得ユニット420は、ユーザ端末(たとえば、ユーザ端末140)、ストレージ・デバイス130、および/または外部データ・ソース(図示せず)から、ストラテジー評価システム100に関係するデータおよび/または情報を取得し得る。いくつかの実施形態では、取得ユニット420は、ネットワーク120を介して、ストラテジー評価システム100に関係するデータおよび/または情報を取得し得る。
分析ユニット430は、1人または複数のユーザの挙動データを分析することによって、第1のユーザ・グループに関する1次元または多次元におけるパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第2の値とを決定するように構成され得る。いくつかの実施形態では、分析ユニット430は、それぞれ、多次元の観点から、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとから1つまたは複数のサブグループを決定し得る。分析ユニット430は、ビッグ・データ分析方法に基づいて、第1のユーザ・グループ中の1つまたは複数のサブグループに関する多次元におけるパラメータの1つまたは複数の第1の値と、第2のユーザ・グループ中の1つまたは複数のサブグループに関する多次元におけるパラメータの1つまたは複数の第2の値とを決定し得る。
分析ユニット430は、ストラテジー評価システム100に関係する情報および/またはデータを分析するように構成され得る。いくつかの実施形態では、分析ユニット430は、2つのストラテジーの性能を評価するためのパラメータを決定し得る。単に例として、パラメータはサービスのオーダー情報に関連し得る。タクシー配車サービスを一例として挙げると、パラメータは、サービス・オーダーの数、オーダー受付けレート、サービス・オーダーの平均応答時間など、またはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、パラメータは、1次元または多次元におけるものであり得る。いくつかの実施形態では、分析ユニット430は、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値とを決定し得る。たとえば、分析ユニット430は、ビッグ・データ分析方法を使用して、1人または複数のユーザの挙動データに基づいて、第1のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第2の値とを決定し得る。いくつかの実施形態では、分析ユニット430は、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとからユーザ・グループを選択し得る。単に例として、分析ユニット430は、第1の値と第2の値とを比較することによって、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとからユーザ・グループを選択し得る。いくつかの実施形態では、分析ユニット430は、選択されたユーザ・グループに対応するストラテジーを最適ストラテジーに指定し得る。
送信ユニット440は、第1の値と第2の値とを端末デバイスのビジュアル・インターフェースに送信するように構成され得る。たとえば、送信ユニット440は第1の値と第2の値とを端末デバイスのビジュアル・インターフェースに送信し得る。いくつかの実施形態では、端末デバイスのビジュアル・インターフェースは、第1の値と第2の値とをテキスト、グラフ、オーディオ、ビデオなど、またはそれらの組合せの形態で表示し得る。第1の値と第2の値とは、第1のストラテジーと第2のストラテジーとから最適ストラテジーを決定するために使用され得る。
判定ユニット450は、ストラテジー評価システム100がユーザからサービス要求を取得すると、ユーザが第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとのうちのいずれか一方に属するかどうかを決定するように構成され得る。ユーザがユーザ・グループに属さない場合、分類ユニット410はユーザをユーザ・グループに分類し得る。ユーザが第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとのうちの一方に属する場合、応答ユニット460はサービス要求に応答し得る。
応答ユニット460は、ユーザが第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとのうちの一方に属する場合、ユーザからのサービス要求に応答するように構成され得る。タクシー配車サービスを一例として挙げると、応答ユニット460は、サービス要求を受け付けることができる複数のサービス提供者(たとえば、ドライバ)にサービス要求を送り得る。
処理エンジン112の上記の説明は例示の目的で与えられたものにすぎず、本開示の範囲を限定するものではないことに留意されたい。当業者の場合、本開示の教示の下で、複数の変形および変更が行われ得る。たとえば、処理エンジン112は、データ・ストレージを容易にするストレージ・モジュールをさらに含み得る。別の例として、判定ユニット450および/または応答ユニット460が省略され得る。しかしながら、それらの変形および変更は、本開示の範囲から逸脱しない。
図5は、本開示のいくつかの実施形態による、例示的な処理エンジンを示す概略図である。いくつかの実施形態では、処理エンジン112は、パラメータ取得ユニット510と、決定ユニット520と、出力ユニット530とを含み得る。これらのユニットは、処理エンジン112の少なくとも一部のハードウェア回路であり得る。また、これらのユニットは、処理エンジン112によって読み取られ、実行される、アプリケーションまたは命令のセットとして実装され得る。さらに、これらのユニットは、ハードウェア回路とアプリケーション/命令の任意の組合せであり得る。たとえば、これらのユニットは、処理エンジン112がアプリケーション/命令のセットを実行しているとき、処理エンジン112の一部であり得る。
パラメータ取得ユニット510は、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値とを取得するように構成され得る。いくつかの実施形態では、パラメータ取得ユニット510は、分析ユニット430から第1の値と第2の値とを取得し得る。いくつかの実施形態では、パラメータ取得ユニット510は、ストレージ・デバイス130および/または外部データ・ソース(図示せず)から第1の値と第2の値とを取得し得る。取得された第1の値および第2の値は、最適化モデルを評価および/または調整するために使用され得る。
決定ユニット520は、最適化モデルに関連する評価結果を決定するように構成され得る。いくつかの実施形態では、決定ユニット520は、第1の値と、第2の値と、最適化モデルの系統的誤差とに基づいて、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータのパラメータ差分を決定し得る。いくつかの実施形態では、パラメータ差分は、(「第1の差分値」とも呼ばれる)差分値または比値であり得る。単に例として、第1の差分値は、(「第2の差分値」とも呼ばれる)最適化モデルの系統的誤差、および(「第3の差分値」とも呼ばれる)第1の値と第2の値との間の差分に基づいて決定され得る。いくつかの実施形態では、補正モデルは、補正モデルが第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとを同じストラテジーに関連付けることを除いて、最適化モデルと同じまたは類似であり得る。たとえば、A/Aテスト・プロセスでは、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとは、A/Bテスト・プロセスにおける第1のストラテジーまたは第2のストラテジーに対応し得る。
いくつかの実施形態では、決定ユニット520はパラメータ差分の信頼性レベルを決定し得る。パラメータ差分の信頼性レベルは、測定が何回か繰り返されるときのパラメータ差分の再現性を指し得る。いくつかの実施形態では、決定ユニット520は、あらかじめ設定された信頼係数において、パラメータ差分(たとえば、第1の差分値)の信頼区間に基づいて信頼性レベルを決定し得る。別の例として、決定ユニット520は、パラメータ差分(たとえば、第1の差分値)のP値と有意値との比較に基づいて、信頼性レベルを決定し得る。さらに別の例として、決定ユニット520は、あらかじめ設定された信頼係数におけるパラメータ差分(たとえば、差分値、比値)の信頼区間とパラメータ差分のP値とに基づいて信頼性レベルを決定し得る。
出力ユニット530は、最適化モデルを調整するように構成され得る。いくつかの実施形態では、出力ユニット530は、最適化モデルに関連する評価結果に基づいて最適化モデルを調整し得る。いくつかの実施形態では、出力ユニット530は、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関する複数のパラメータ(たとえば、サービス・オーダーの数、サービスに対する費用、ユーザ・レーティングなど)に対応する複数のパラメータ差分を決定し得る。いくつかの実施形態では、出力ユニット530は、パラメータ差分とパラメータ差分の信頼性レベルとに基づいて最適化モデルに関係する最終スコアを決定し得る。本明細書で使用される、最適化モデルに関係する最終スコアは、複数のパラメータの観点からの最適化モデルの評価結果であり得る。ある実施形態では、最適化モデルに関係する最終スコアは、複数のパラメータについてのスコアと複数のパラメータの重みとに基づいて決定され得る。いくつかの実施形態では、パラメータの重みは、最適化モデルの評価におけるパラメータの重要性を示し得る。
いくつかの実施形態では、出力ユニット530は、最適化モデルに関係する最終スコアに基づいて最適化モデルを調整し得る。たとえば、出力ユニット530は、1人または複数のユーザが2つのグループに分類されるやり方を調整し得る。別の例として、出力ユニット530は、パラメータの第1の値と第2の値とが決定されるやり方を調整し得る。単に例示の目的で、最適化モデルの調整は、1つまたは複数の反復を含む反復的プロセスであり得る。各反復中に、出力ユニット530は、最適化モデルに関係する最終スコアに基づいて最適化モデルを調整し得る。いくつかの実施形態では、反復的プロセスは、最終スコアがしきい値以上であるとき、終了し得る。いくつかの実施形態では、反復的プロセスは、一定数の反復(たとえば、100回、300回など)が完了したとき、終了し得る。
処理エンジン112の上記の説明は例示の目的で与えられたものにすぎず、本開示の範囲を限定するものではないことに留意されたい。当業者の場合、本開示の教示の下で、複数の変形および変更が行われ得る。たとえば、処理エンジン112は、データ・ストレージを容易にするストレージ・ユニットをさらに含み得る。別の例として、パラメータ取得ユニット510は省略され得る。しかしながら、それらの変形および変更は、本開示の範囲から逸脱しない。
図6は、本開示のいくつかの実施形態による、最適ストラテジーを決定するための例示的なプロセス600を示すフローチャートである。いくつかの実施形態では、プロセス600は、ストラテジー評価システム100において実装され得る。たとえば、プロセス600は、命令の形態としてストレージ・デバイス130および/またはストレージ(たとえば、コンピュータ可読媒体230)に記憶され、サーバ110(たとえば、サーバ110中の処理エンジン112、またはサーバ110中の処理エンジン112のプロセッサ210)によって呼び出され、および/または実行され得る。
610において、1人または複数のユーザから複数のサービス要求が取得され得る。複数のサービス要求は、たとえば、取得ユニット420によって取得され得る。いくつかの実施形態では、取得ユニット420は、ネットワーク120を介して1人または複数のユーザの(1つまたは複数の)ユーザ端末140からサービス要求を取得し得る。
いくつかの実施形態では、ユーザ端末140は、たとえば、ユーザ端末140中にインストールされたアプリケーション(たとえば、図3中のアプリケーション380)を通してサーバ110との通信(たとえば、ワイヤレス通信)を確立し得る。いくつかの実施形態では、アプリケーションは、サービス(たとえば、オンライン・ツー・オフライン・サービス)に関連し得る。たとえば、アプリケーションはタクシー配車サービスに関連し得る。いくつかの実施形態では、ユーザは、アプリケーションにログインし、アプリケーションのインターフェース上で1つまたは複数のオプションを選択することによってサービス要求を開始し得る。いくつかの実施形態では、ユーザ端末140中にインストールされたアプリケーションは、ユーザからのサービス要求を連続的にまたは周期的に監視し、ネットワーク120を介してサービス要求を処理エンジン112に自動的に送信するようにユーザ端末140に指示し得る。
いくつかの実施形態では、サービス要求はサービスについての要求であり得る。単に例示の目的で、サービスは、タクシー・サービス、カープール・サービス、ヒッチ・サービス、配送サービス、オンライン・ショッピング・サービス、パーティ・オーガニゼーション・サービス、無人運転サービス、医療サービス、マップベース・サービス(たとえば、ルート・プランニング・サービス)、ライブ・チャット・サービス、クエリ・サービス、感覚体験サービスなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。タクシー配車サービスを一例として挙げると、サービス要求は、出発ロケーション、目的地、開始時間などを含み得る。出発場所は、要求者が自分の行程を開始する場所を指し得る。目的地は、要求者が自分の行程を終了する場所を指し得る。サービス要求は、ユーザの識別情報(たとえば、識別(ID)、電話番号、ユーザの名前など)をさらに含み得る。
620において、1人または複数のユーザは、最適化モデルを使用して第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類され得る。1人または複数のユーザは、たとえば、分類ユニット410によって分類され得る。いくつかの実施形態では、最適化モデル(たとえば、A/Bテスト・モデル)は、複数の機能を実施するように構成された論理コードの集合の形態であり得る。たとえば、最適化モデルは、1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類するために使用され得る。第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとは、ターゲット・プロジェクトの2つのストラテジー(たとえば、動的価格調整プロジェクトの2つのストラテジー)に対応し得る。最適化モデルは、2つのストラテジーを比較し、2つのストラテジーから最適ストラテジーを決定し得る。本明細書で使用されるストラテジーは、ターゲット・プロジェクトを達成するための方法またはプランを指し得る。ストラテジーは可視または不可視であり得る。たとえば、ストラテジーは、1人または複数のユーザの(1つまたは複数の)ユーザ端末140中のアプリケーションのある設計または機能を含み得る。別の例として、ストラテジーは動的価格調整アルゴリズムを含み得る。
単に例示の目的で、第1のストラテジーは、ピーク時間(たとえば、8:00〜9:00、17:00〜18:00など)においてサービスの価格に係数1を乗算することであり得、第2のストラテジーは、ピーク時間において価格に係数1.5を乗算することであり得る。いくつかの実施形態では、第1のユーザ・グループは介入群(treatment group)であり得、第2のユーザ・グループは対照群(control group)であり得る。いくつかの実施形態では、第1のユーザ・グループは対照群であり得、第2のユーザ・グループは介入群であり得る。
分類ユニット410は、ストラテジー評価システム100が1人または複数のユーザからサービス要求を取得すると、1人または複数のユーザを2つのグループに分類し得る。いくつかの実施形態では、判定ユニット450は、ストラテジー評価システム100がユーザからサービス要求を取得すると、ユーザが2つのユーザ・グループのうちのいずれか一方に属するかどうかを決定し得る。いくつかの実施形態では、判定ユニット450は、たとえば、サービス要求中のユーザ識別情報に基づいて、ユーザがユーザ・グループに属するかどうかを決定し得る。ユーザがあるユーザ・グループに属すると決定されると、分類ユニット510はユーザをユーザ・グループに分類し得る。ユーザがユーザ・グループに属しないと決定されると、分類ユニット410は、ランダム・グループ化アルゴリズムに基づいてユーザをユーザ・グループに分類し得る。たとえば、分類ユニット410は、ソルト付きハッシュ・アルゴリズムを使用して1人または複数のユーザを分類し得る。別の例として、分類ユニット410は、各ユーザのために割り当てられたランダム数とあらかじめ設定されたしきい値とに基づいて、1人または複数のユーザを分類し得る。ランダム数とあらかじめ設定されたしきい値とに基づく、2つのグループのうちの一方へのユーザの分類に関するより多くの説明が、本開示の他の場所(たとえば、図8およびそれの説明)において見つけられ得る。1人または複数のユーザを2つのユーザ・グループに分類した後に、処理エンジン112は、ユーザ・グループをストラテジー評価システム100のストレージ・デバイス(たとえば、ストレージ・デバイス130)に記憶し得る。分類ユニット410はストレージ・デバイスにアクセスし、ユーザ・グループを取り出し得る。
いくつかの実施形態では、ユーザがユーザ・グループに分類された後、応答ユニット460は、ユーザから取得されたサービス要求に応答し得る。タクシー配車サービスを一例として挙げると、応答ユニット460は、サービス要求を受け付けることができる複数のサービス提供者(たとえば、ドライバ)にサービス要求を送り得る。
630において、2つのストラテジーに関連する1人または複数のユーザの端末から挙動データが取得され得る。挙動データは、たとえば、取得ユニット420によって取得され得る。いくつかの実施形態では、1人または複数のユーザの端末(たとえば、ユーザ端末140)は、アプリケーションに対するユーザ・アクティビティに基づいてユーザ・ログを生成し得る。本明細書で使用されるユーザ・ログは、ユーザがアプリケーションを動作させたときにユーザ・アクティビティを記録する(たとえば、アプリケーションにおいてサービス・オプションを選択する)ファイルのセットを指し得る。ユーザ・ログは、ユーザの基本情報(たとえば、ユーザ操作、ユーザID、ユーザのユーザ・グループ、ユーザの都市、ユーザの性別、ユーザの端末の動作システム)と、ユーザの挙動データとを含み得る。単に例示の目的で、ユーザの端末は、ユーザ・ログ「JASON:{“event_id”:“fast_order_click”;“passenger_id”:“115116”;“test_group”:“介入”;“都市”:“北京”;“性別”:“男性”;“system_type”:“iOS”}」を生成し得、ここで、「event_id」はユーザ操作を指し得、「fast_order_click」は、ユーザ操作がオーダーを要求していることを指し得、「passenger_id」はユーザIDを指し得、「115116」は、ユーザIDが115116であることを指し得、「test_group」は、ユーザが属するユーザ・グループを指し得、「介入」は、ユーザが介入群に属することを指し得、「都市」は、ユーザがいる都市を指し得、「北京」は、ユーザが北京にいることを指し得、「性別」はユーザの性別を指し得、「男性」は、ユーザの性別が男性であることを指し得、「system_type」は、ユーザの端末の動作システムのタイプを指し得、「iOS」は、ユーザの端末の動作システムがiOSであることを指し得る。
取得ユニット420は、1人または複数のユーザの端末からユーザ・ログを連続的にまたは周期的に取得し得る。いくつかの実施形態では、1人または複数のユーザの端末は、ネットワーク120を介してユーザ・ログをストレージ・デバイス(たとえば、ストレージ・デバイス130)に連続的にまたは周期的に送信し得る。取得ユニット420はストレージ・デバイスにアクセスし、ユーザ・ログを取り出し得る。いくつかの実施形態では、取得ユニット420は、Hadoop分散ファイル・システムを使用してユーザ・ログを取得し得る。
640において、最適化モデルを使用して1人または複数のユーザの挙動データに基づいて、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値とが決定され得る。第1の値と第2の値とは、たとえば、分析ユニット430によって決定され得る。パラメータは、第1のストラテジーと第2のストラテジーとに対する1人または複数のユーザからのユーザ・フィードバックを示し得る。いくつかの実施形態では、パラメータは、第1のストラテジーと第2のストラテジーとについてのユーザ選好を反映し得る。単に例として、パラメータはオンライン・ツー・オフライン・サービスのオーダー情報に関連し得る。タクシー配車サービスを一例として挙げると、パラメータは、サービス・オーダーの数、オーダー受付けレート、サービス・オーダーの平均応答時間など、またはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、パラメータは、多次元におけるものであり得る。いくつかの実施形態では、多次元は、ユーザの複数の属性によって表され得る。たとえば、多次元は、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザが住んでいる都市、ユーザの端末の動作システムなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。単に例示の目的で、「北京」、「男性」、および「iOS」のような多次元におけるパラメータ「サービス・オーダーの平均数」は、iOS動作システムをもつ端末を使用する、北京にいる男性についてのサービス・オーダーの平均数を指し得る。いくつかの実施形態では、パラメータおよび/またはパラメータの多次元は、シナリオ・アプリケーションに従って選択され得る。多次元に関するより多くの説明が、本開示の他の場所(たとえば、図7Bおよびそれの説明)において見つけられ得る。
いくつかの実施形態では、分析ユニット430は、ビッグ・データ分析方法を使用して、挙動データに基づいて、第1のユーザ・グループに関する1次元または多次元におけるパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関する1次元または多次元におけるパラメータの第2の値とを決定し得る。タクシー配車サービスを一例として挙げると、パラメータは「サービス・オーダーの平均数」であり得、次元は「北京」であり得る。分析ユニット430は、第1のグループ中のユーザの挙動データと、次元とに基づいて、サブグループを決定し得る。サブグループ中のユーザは、第1のユーザ・グループ中の、北京に住んでいる人々であり得る。分析ユニット430は、ユーザの挙動データに基づいてサブグループ中のユーザのサービス・オーダーの平均数(すなわち、第1の値)をさらに決定し得る。同様に、分析ユニット430は、第2のユーザ・グループ中のユーザの挙動データに基づいて第2の値を決定し得る。別の例として、パラメータは「サービス・オーダーの平均数」であり得、多次元は「北京」、「男性」、および「iOS」であり得る。分析ユニット430は、第1のユーザ・グループ中のユーザの挙動データと、多次元とに基づいてサブグループを決定し得る。サブグループ中のユーザは、第1のユーザ・グループから、サブグループ中のユーザの端末中のIOS動作システムを使用する北京にいる男性を選択し得る。分析ユニット430は、ユーザの挙動データに基づいてサブグループ中のユーザのサービス・オーダーの平均数(すなわち、第1の値)をさらに決定し得る。同様に、分析ユニット430は、第2のユーザ・グループ中のユーザの挙動データに基づいて第2の値を決定し得る。
650において、第1の値と第2の値とが端末デバイスに送信され得る。第1の値と第2の値とは、たとえば、送信ユニット440によって送信され得る。本明細書の端末デバイスは、ストラテジー評価システム100に関連する情報(たとえば、第1の値、第2の値)をユーザ(たとえば、2つのストラテジーに関連する技術者、意思決定者)に表示するために使用され得る。いくつかの実施形態では、送信ユニット440は、ネットワーク120を介して第1の値と第2の値とを端末デバイスのビジュアル・インターフェースに送信し得る。端末デバイスのビジュアル・インターフェースは、第1の値と第2の値とをテキスト、グラフ、オーディオ、ビデオなど、またはそれらの任意の組合せの形態で表示し得る。
660において、第1の値と第2の値とに基づいて第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとからユーザ・グループが選択され得る。ユーザ・グループは、たとえば、分析ユニット430によって選択され得る。いくつかの実施形態では、分析ユニット430は、第1の値と第2の値とを比較することによって、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとからユーザ・グループを選択し得る。単に例示の目的で、パラメータが「サービス・オーダーの数」である場合、分析ユニット430は、サービス・オーダーのより大きい数をもつユーザ・グループを選択されたユーザ・グループに指定し得る。
670において、選択されたユーザ・グループに対応するストラテジーが最適ストラテジーとして決定され得る。最適ストラテジーは、たとえば、分析ユニット430によって決定され得る。最適ストラテジーはターゲット・プロジェクトに適用され得る。たとえば、ピーク時間(たとえば、8:00〜9:00、17:00〜18:00など)においてサービスの価格に係数1を乗算する最適ストラテジーが、タクシー配車サービスにおける動的価格調整プロジェクトに適用され得る。
上記の説明は、例示の目的で与えられたものにすぎず、本開示の範囲を限定するものではないことに留意されたい。当業者の場合、本開示の教示の下で、複数の変形および変更が行われ得る。いくつかの実施形態では、複数のストラテジーから最適ストラテジーを決定するために、プロセス600が複数回実施され得る。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のステップが追加または省略され得る。たとえば、ステップ650が省略され得る。別の例として、ステップ660およびステップ670は単一のステップに組み込まれ得る。しかしながら、それらの変形および変更は、本開示の範囲から逸脱しない。
図7Aは、本開示のいくつかの実施形態による、最適ストラテジーを決定するための例示的なプロセスを示す概略図である。いくつかの実施形態では、プロセス700は、図6中のプロセス600と組み合わせて最適ストラテジーを決定するためのプロセスを示し得る。図7に示されているように、710において、複数のサービス要求が複数のユーザから取得され得、720において、複数のユーザは第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類され得る。たとえば、複数のユーザは、区分関数(piecewise function)、機械学習モデルなどの分類アルゴリズムに従って2つのユーザ・グループに分類され得る。第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとは、それぞれ2つのストラテジーに対応し得る。730において、2つのストラテジーに関連する複数のユーザの挙動データが、複数のユーザの端末から取得され得る。次いで、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関する多次元におけるパラメータ(たとえば、1か月、北京にいる男性のサービス・オーダーの数)の第1の値と第2の値とが、それぞれ、決定され得る。740において、第1の値と第2の値とが、たとえば、図の形式で比較され得る。最終的に、第1の値と第2の値との比較に基づいて、2つのストラテジーから最適ストラテジーが決定され得る。
図7Bは、本開示のいくつかの実施形態による、多次元における例示的なパラメータを示す概略図である。図7Bに示されているように、3つの軸X、Y、およびZは、パラメータM(たとえば、サービス・オーダーの数、サービス・オーダーの負のフィードバックなど)の3つの次元を指す。たとえば、軸Xは、ユーザが住んでいる都市を指し得、軸Yはユーザの性別を指し得、軸Zはユーザの学歴を指し得る。Mは、第1のユーザ・グループに関するパラメータの値を指し得る。Mは、第2のユーザ・グループに関するパラメータの値を指し得る。M(Y,Z)およびM(X,Y,Z)は、それぞれ、第1のユーザ・グループに関する、2次元(すなわち、次元YおよびZ)および3次元(すなわち、次元X、Y、およびZ)におけるパラメータMの第1の値を指し得る。M(Y,Z)およびM(X,Y,Z)は、それぞれ、第2のユーザ・グループに関する、2次元(すなわち、次元YおよびZ)および3次元(すなわち、次元X、Y、およびZ)におけるパラメータMの第2の値を指し得る。単に例として、M(X,Y,Z)は、その人の学歴が学生(undergraduate)である、北京にいる男性からのサービス・オーダーの数を指し得る。
図8は、本開示のいくつかの実施形態による、1人または複数のユーザをユーザ・グループに分類するための例示的なプロセス800を示すフローチャートである。いくつかの実施形態では、プロセス800は、ストラテジー評価システム100において実装され得る。たとえば、プロセス800は、命令の形態としてストレージ・デバイス130および/またはストレージ(たとえば、コンピュータ可読媒体230)に記憶され、サーバ110(たとえば、サーバ110中の処理エンジン112、またはサーバ110中の処理エンジン112のプロセッサ210)によって呼び出され、および/または実行され得る。いくつかの実施形態では、プロセス800中の1つまたは複数の動作は、分類ユニット410によって実施され得る。
810において、1人または複数のユーザの各々についてのランダム数が生成され得る。いくつかの実施形態では、ランダム数は、任意の正の数、たとえば、0.8、1、5、12、88などであり得る。いくつかの実施形態では、ランダム数は、ある範囲、たとえば、1〜100中にあり得る。
820において、ユーザについてのランダム数がしきい値よりも大きいかどうかに関する決定が行われ得る。しきい値は、ユーザ(たとえば、2つのストラテジーに関連する技術者、意思決定者)によって、ストラテジー評価システム100のデフォルト設定に従って設定されるか、または異なる状況下で調整され得る。いくつかの実施形態では、しきい値は、第1のユーザ・グループ中のユーザの所定の数であり得る。いくつかの実施形態では、しきい値は、複数のユーザのすべてに関する第1のユーザ・グループ中のユーザの所定の割合(たとえば、40%、60%、または80%)に対応する値であり得る。たとえば、第1のユーザ・グループ中のユーザの割合および第2のユーザ・グループ中のユーザの割合が、それぞれ60%および40%である場合、しきい値は60として設定され得る。
ユーザのランダム数がしきい値よりも大きい場合、プロセス800は830に進み得る。830において、分類ユニット410はユーザを第1のユーザ・グループに分類し得る。
ユーザのランダム数がしきい値以下である場合、プロセス800は840に進み得る。840において、分類ユニット410はユーザを第2のユーザ・グループに分類し得る。
図9は、本開示のいくつかの実施形態による、最適化モデルを調整するための例示的なプロセス900を示すフローチャートである。いくつかの実施形態では、プロセス900は、ストラテジー評価システム100において実装され得る。たとえば、プロセス900は、命令の形態としてストレージ・デバイス130および/またはストレージ(たとえば、コンピュータ可読媒体230)に記憶され、サーバ110(たとえば、サーバ110中の処理エンジン112、またはサーバ110中の処理エンジン112のプロセッサ210)によって呼び出され、および/または実行され得る。いくつかの実施形態では、プロセス900中の動作は、決定ユニット520および/または出力ユニット530によって実施され得る。
910において、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータのパラメータ差分が決定され得る。いくつかの実施形態では、パラメータ差分は、最適化モデルが系統的誤差を有しない場合、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値との間の差分を表し得る。いくつかの実施形態では、最適化モデルの系統的誤差は、最適化モデルにおいて使用されるアルゴリズムに関係し得る。いくつかの実施形態では、パラメータ差分は、(「第1の差分値」とも呼ばれる)差分値または比値であり得る。いくつかの実施形態では、最適化モデルの系統的誤差が考慮される場合、第1の差分値は、(「第2の差分値」とも呼ばれる)最適化モデルの系統的誤差、および(「第3の差分値」とも呼ばれる)第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値と第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値との間の差分に基づいて決定され得る。たとえば、第1の差分値は、第3の差分から第2の差分値を減算することによって決定され得る。いくつかの実施形態では、第2の差分値は、補正モデル(たとえば、A/Aテスト・モデル)を使用して決定され得る。
いくつかの実施形態では、最適化モデルの系統的誤差が考慮される場合、比値は、最適化モデルの系統的誤差、および第1の値と第2の値との間の比に基づいて決定され得る。たとえば、比値は、第2の値を第1の値で除算し、次いで、第2の値と第1の値との商に、最適化モデルの系統的誤差に関連する補正係数を乗算することによって決定され得る。
920において、パラメータ差分の信頼性レベルが決定され得る。本明細書で使用される、パラメータ差分の信頼性レベルは、測定が何回か繰り返されるときのパラメータ差分の再現性を指し得る。決定ユニット520は、様々なやり方で信頼性レベルを決定し得る。いくつかの実施形態では、決定ユニット520は、あらかじめ設定された信頼係数において、パラメータ差分(たとえば、第1の差分値)の信頼区間に基づいて信頼性レベルを決定し得る。あらかじめ設定された信頼係数におけるパラメータ差分の信頼区間は、パラメータ差分(たとえば、第1の差分値)がその信頼区間に入る確率が、あらかじめ設定された信頼係数に関連することを指し得る。単に例示の目的で、あらかじめ設定された信頼係数(たとえば、95%)におけるパラメータ差分の信頼区間(たとえば、(50,80))は、パラメータ差分が(50,80)の範囲に入る確率が95%であることを指し得る。あらかじめ設定された信頼係数は、ユーザによって手動で設定されるか、またはデフォルト設定に従ってストラテジー評価システム100の1つまたは複数の構成要素によって決定され得る。たとえば、あらかじめ設定された信頼係数は、90%、95%、または99%であり得る。あらかじめ設定された信頼係数における差分値の信頼区間に基づく信頼性レベルの決定に関するより多くの説明が、本開示の他の場所(たとえば、図12およびそれの説明)において見つけられ得る。
いくつかの実施形態では、決定ユニット520は、パラメータ差分(たとえば、第1の差分値)のP値と有意値との比較に基づいて、信頼性レベルを決定し得る。差分値のP値と有意値との比較は、仮説検定と呼ばれることがあり、仮説検定は、パラメータ差分に関する帰無仮説および対立仮説を評価するために使用され得る。帰無仮説および対立仮説は、ユーザによって、またはデフォルト設定に従ってストラテジー評価システム100の1つまたは複数の構成要素によって提案され得る。単に例として、帰無仮説は、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値が、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値と同じであり(すなわち、第3の差分値が0である)得る。対立仮説は、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値が、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値とは異なる(すなわち、第3の差分値が0でない)ことであり得る。
いくつかの実施形態では、有意値は、ユーザによって手動で設定されるか、またはデフォルト設定に従ってストラテジー評価システム100の1つまたは複数の構成要素によって決定され得る。たとえば、有意値は、0.01、0.05、または0.10であり得る。単に例示の目的で、P値が有意値よりも小さいかまたはそれに等しい(たとえば、P≦0.05)場合、帰無仮説が棄却され得、対立仮説が採択され得る。P値が有意値よりも大きい(たとえば、P>0.05)場合、帰無仮説が採択され得る。第1の差分値のP値と有意値との比較に基づく信頼性レベルの決定についてのより多くの説明が、本開示の他の場所(たとえば、図13およびそれの説明)において見つけられ得る。
いくつかの実施形態では、決定ユニット520は、あらかじめ設定された信頼係数におけるパラメータ差分(たとえば、差分値、比値)の信頼区間とパラメータ差分のP値とに基づいて信頼性レベルを決定し得る。たとえば、決定ユニット520は、あらかじめ設定された信頼係数における比値の信頼区間を決定し、次いで、比値のP値を有意値と比較し得る。
930において、パラメータ差分とパラメータ差分の信頼性レベルとに基づいて、最適化モデルに関係する最終スコアが決定され得る。いくつかの実施形態では、出力ユニット530は、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関する複数のパラメータ(たとえば、サービス・オーダーの数、サービスに対する費用、ユーザ・レーティングなど)に対応する複数のパラメータ差分を決定し得る。出力ユニット530は、複数のパラメータ差分の複数の信頼性レベルを決定し得る。出力ユニット530は、パラメータのパラメータ差分とパラメータ差分の信頼性レベルとに基づいて、各パラメータについての最適化モデルに関係するスコアを決定し得る。本明細書で使用される、パラメータについてのスコアは、パラメータの観点からの最適化モデルの評価結果であり得る。出力ユニット530は、複数のパラメータについてのスコアと複数のパラメータの重みとに基づいて、最適化モデルに関係する最終スコアをさらに決定し得る。本明細書で使用される、最終スコアは、複数のパラメータの観点からの最適化モデルの評価結果であり得る。パラメータの重みは、最適化モデルの評価におけるパラメータの重要性を示し得る。単に例示の目的で、第1のパラメータについての第1のスコア、第2のパラメータについての第2のスコア、および第3のパラメータについての第3のスコアは、それぞれ、80、90、および95であり、第1のパラメータの第1の重み、第2のパラメータの第2の重み、および第3のパラメータの第3の重みは、それぞれ、20%、30%、および50%であり、最終スコアは90.5(80×20%+90×30%+95×50%=90.5)であり得る。
940において、最適化モデルは、最適化モデルに関係する最終スコアに基づいて調整され得る。いくつかの実施形態では、出力ユニット530は、最終スコアがしきい値よりも小さい場合、最適化モデルを調整し得る。たとえば、出力ユニット530は、1人または複数のユーザが2つのグループに分類されるやり方を調整し得る。別の例として、出力ユニット530は、パラメータの第1の値と第2の値とが決定されるやり方を調整し得る。いくつかの実施形態では、最適化モデルの調整は、1つまたは複数の反復を含む反復的プロセスであり得る。各反復中に、出力ユニット530は、最適化モデルに関係する最終スコアに基づいて最適化モデルを調整し得る。いくつかの実施形態では、反復的プロセスは、最終スコアがしきい値以上であるとき、終了し得る。いくつかの実施形態では、反復的プロセスは、一定数の反復(たとえば、100回、300回など)が完了したとき、終了し得る。
上記の説明は、例示の目的で与えられたものにすぎず、本開示の範囲を限定するものではないことに留意されたい。当業者の場合、本開示の教示の下で、複数の変形および変更が行われ得る。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のステップが追加または省略され得る。たとえば、ステップ930およびステップ940は単一のステップに組み込まれ得る。しかしながら、それらの変形および変更は、本開示の範囲から逸脱しない。
図10は、本開示のいくつかの実施形態による、パラメータのパラメータ差分を決定するための例示的なプロセス1000を示すフローチャートである。いくつかの実施形態では、プロセス1000は、ストラテジー評価システム100において実装され得る。たとえば、プロセス1000は、命令の形態としてストレージ・デバイス130および/またはストレージ(たとえば、コンピュータ可読媒体230)に記憶され、サーバ110(たとえば、サーバ110中の処理エンジン112、またはサーバ110中の処理エンジン112のプロセッサ210)によって呼び出され、および/または実行され得る。いくつかの実施形態では、プロセス1000中の動作は、決定ユニット520によって実施され得る。
1010において、第2の差分値が決定され得る。第2の差分値は最適化モデルの系統的誤差を指し得る。いくつかの実施形態では、決定ユニット520は、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第3の値と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第4の値とに基づいて、第2の差分値を決定し得る。第3の値および第4の値は、補正モデル(たとえば、A/Aテスト・モデル)を使用して決定され得る。たとえば、第2の差分値は、第3の値から第4の値を減算することによって決定され得る。第2の差分値の決定についてのより多くの説明が、本開示の他の場所(たとえば、図11およびそれの説明)において見つけられ得る。
1020において、第1の値と第2の値とに基づいて、第3の差分値が決定され得る。いくつかの実施形態では、第3の差分値は、第1の値と第2の値との間の差分であり得る。たとえば、決定ユニット520は、第2の値(または第1の値)から第1の値(または第2の値)を減算することによって、第3の差分値を決定し得る。
1030において、第2の差分値と第3の差分値とに基づいて、第1の差分値が決定され得る。いくつかの実施形態では、決定ユニット520は、第3の差分値から第2の差分値を減算することによって第1の差分値を決定し、これにより、システム・エラーをなくすかまたは低減し得る。たとえば、第2の差分値は0.4であり、第3の差分値は1.2である。第1の差分値は、0.8(1.2−0.4=0.8)であり得る。いくつかの実施形態では、決定ユニット520は、CausalImpactモデルを使用して第1の差分値を決定し得る。いくつかの実施形態では、CausalImpactモデルは、時系列上での設計された介入の因果的効果を推定するための構造ベイズ時系列モデル(structural Bayesian time−series model)を含み得る。
1040において、第1の差分値が、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータのパラメータ差分に指定され得る。
上記の説明は、例示の目的で与えられたものにすぎず、本開示の範囲を限定するものではないことに留意されたい。当業者の場合、本開示の教示の下で、複数の変形および変更が行われ得る。たとえば、ステップ1010およびステップ1020は1つのステップにマージされ得る。別の例として、ステップ1010および1020は、同時に、または任意の順序で実施され得る。しかしながら、それらの変形および変更は、本開示の範囲から逸脱しない。
図11は、本開示のいくつかの実施形態による、第2の差分値を決定するための例示的なプロセス1100を示すフローチャートである。いくつかの実施形態では、プロセス1100は、ストラテジー評価システム100において実装され得る。たとえば、プロセス1100は、命令の形態としてストレージ・デバイス130および/またはストレージ(たとえば、コンピュータ可読媒体230)に記憶され、サーバ110(たとえば、サーバ110中の処理エンジン112、またはサーバ110中の処理エンジン112のプロセッサ210)によって呼び出され、および/または実行され得る。いくつかの実施形態では、プロセス1100中の動作は、決定ユニット520によって実施され得る。
1110において、2つのストラテジーのうちの一方に関連する1人または複数のユーザの挙動データが取得され得る。いくつかの実施形態では、1人または複数のユーザの挙動データは、1人または複数のユーザのユーザ・ログから取得され得る。いくつかの実施形態では、1人または複数のユーザの挙動データを取得するための動作は、630における動作と同じまたは類似であり得る。1人または複数のユーザは、同じストラテジーに対応し得る。たとえば、1人または複数のユーザは、ピーク時間(たとえば、8:00〜9:00、17:00〜18:00など)においてサービスの価格に係数1を乗算するストラテジーに対応し得る。
1120において、補正モデルを使用して、2つのストラテジーのうちの一方に関連する1人または複数のユーザの挙動データに基づいて、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第3の値と、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第4の値とが決定され得る。本明細書で使用される、補正モデル(たとえば、A/Aテスト・モデル)は、最適化モデルの系統的誤差を補正するように構成され得る。いくつかの実施形態では、補正モデルは、補正モデルが第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとを同じストラテジーに関連付けることを除いて、最適化モデルと同じまたは類似であり得る。たとえば、A/Aテスト・プロセスでは、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとは、第1のストラテジーまたは第2のストラテジーに対応し得る。
1130において、第3の値と第4の値とに基づいて、第2の差分値が決定され得る。いくつかの実施形態では、第2の差分値は、第3の値と第4の値との間の差分であり得る。たとえば、決定ユニット520は、第4の値(または第3の値)から第3の値(または第4の値)を減算することによって、第2の差分値を決定し得る。いくつかの実施形態では、第2の差分値が0である場合、それは、最適化モデル中に系統的誤差がないことを示し得る。
いくつかの実施形態では、決定ユニット520は、P値と有意値との比較に基づいて、第2の差分値の信頼性レベルを決定し得る。P値の決定についてのより多くの説明が、本開示の他の場所(たとえば、図13およびそれの説明)において見つけられ得る。いくつかの実施形態では、P値が有意値以下である(たとえば、P≦0.05)場合、それは、補正モデルに関係する、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータのパラメータ差分が信頼できることを示し得る。この場合、決定ユニット520は、その最適化モデルを使用することをやめ、新しい最適化モデルを設計し得る。P値が有意値よりも大きい(たとえば、P>0.05)場合、それは、補正モデルに関係する、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータのパラメータ差分が信頼できない、すなわち、パラメータ差分が有意でないことを示し得る。この場合、決定ユニット520は、補正モデルを使用して最適化モデルを補正し得る。
上記の説明は、例示の目的で与えられたものにすぎず、本開示の範囲を限定するものではないことに留意されたい。当業者の場合、本開示の教示の下で、複数の変形および変更が行われ得る。たとえば、最適ストラテジーを決定するとき、プロセス1100はプロセス600の前に実施され得るか、またはプロセス1100とプロセス600とは同時に実施され得る。しかしながら、それらの変形および変更は、本開示の範囲から逸脱しない。
図12は、本開示のいくつかの実施形態による、パラメータ差分の信頼性レベルを決定するための例示的なプロセス1200を示すフローチャートである。いくつかの実施形態では、プロセス1200は、ストラテジー評価システム100において実装され得る。たとえば、プロセス1200は、命令の形態としてストレージ・デバイス130および/またはストレージ(たとえば、コンピュータ可読媒体230)に記憶され、サーバ110(たとえば、サーバ110中の処理エンジン112、またはサーバ110中の処理エンジン112のプロセッサ210)によって呼び出され、および/または実行され得る。いくつかの実施形態では、プロセス1200中の動作は、決定ユニット520によって実施され得る。
1201において、あらかじめ設定された信頼係数における第1の差分値の信頼区間が決定され得る。あらかじめ設定された信頼係数における第1の差分値の信頼区間は、第1の差分値がその信頼区間に入る確率が、あらかじめ設定された信頼係数に関連することを指し得る。単に例示の目的で、あらかじめ設定された信頼係数(たとえば、95%)における信頼区間(たとえば、(50,90))は、第1の差分値が(50,90)の範囲に入る確率が95%であることを指し得る。
いくつかの実施形態では、パラメータは、サービス・オーダーの平均数であり得る。単に例示の目的で、第1のユーザ・グループ中の各ユーザについてのサービス・オーダーの数は、(x,x,x,......,x,......,xn1)として表され得、ここで、nは、第1のユーザ・グループ中のユーザの数を指し、xは、第1のユーザ・グループ中のi番目のユーザについてのサービス・オーダーの数を指す。いくつかの実施形態では、第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの平均数は、式(1)に従って決定され得る。
ここで、mは、第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの平均数を指し、xは、第1のユーザ・グループ中のi番目のユーザについてのサービス・オーダーの数を指し、nは、第1のユーザ・グループ中のユーザの数を指す。第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの数の分散が、式(2)に従って決定され得る。
ここで、σ1は、第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの数の分散を指し、xは、第1のユーザ・グループ中のi番目のユーザについてのサービス・オーダーの数を指し、mは、第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの平均数を指し、nは、第1のユーザ・グループ中のユーザの数を指す。同様に、第2のユーザ・グループ中の各ユーザについてのサービス・オーダーの数が、(y,y,y,......,y,......,yn2)として表され得ることが仮定され、ここで、nは、第2のユーザ・グループ中のユーザの数を指し、yは、第2のユーザ・グループ中のi番目のユーザについてのサービス・オーダーの数を指す。いくつかの実施形態では、第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの平均数は、式(3)に従って決定され得る。
ここで、mは、第2のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの平均数を指し、yは、第1のユーザ・グループ中のi番目のユーザについてのサービス・オーダーの数を指し、nは、第2のユーザ・グループ中のユーザの数を指す。第2のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの数の分散が、式(4)に従って決定され得る。
ここで、σは、第2のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの数の分散を指し、yiは、第2のユーザ・グループ中のi番目のユーザについてのサービス・オーダーの数を指し、mは、第2のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの平均数を指し、nは、第2のユーザ・グループ中のユーザの数を指す。いくつかの実施形態では、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータの第1の差分値は、式(5)に従って決定され得る。
=m−m±Δu、 (5)
ここで、Dは第1の差分値を指し、mは、第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの平均数を指し、mは、第2のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの平均数を指し、Δuは第2の差分値(すなわち、最適化モデルの系統的誤差)を指す。
いくつかの実施形態では、信頼区間の開始点が、式(6)に従って決定され得る。
ここで、Cは信頼区間の開始点を指し、Dは第1の差分値を指し、σは、第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの数の分散を指し、σは、第2のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの数の分散を指し、nは、第1のユーザ・グループ中のユーザの数を指し、nは、第2のユーザ・グループ中のユーザの数を指し、αは有意値を指し、1−αは信頼係数を指し、
は、数学におけるパラメータの分布に基づいて決定され得る。いくつかの実施形態では、取得ユニット420は、分布表を調べることによってパラメータの分布を取得し得る。いくつかの実施形態では、数学におけるパラメータの分布は、パラメータのタイプに従って決定され得る。たとえば、パラメータがサービス・オーダーの平均数である場合、数学におけるパラメータの分布はベルヌーイ分布であり得る。別の例として、パラメータがユーザの費用である場合、数学におけるパラメータの分布は正規分布であり得る。信頼区間の終了点が、式(7)に従って決定され得る。
ここで、Cは信頼区間の終了点を指し、Dは第1の差分値を指し、σは、第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの数の分散を指し、σは、第2のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの数の分散を指し、nは、第1のユーザ・グループ中のユーザの数を指し、nは、第2のユーザ・グループ中のユーザの数を指し、αは有意値を指し、1−αは信頼係数を指し、
は、数学におけるパラメータの分布に基づいて決定され得る。したがって、現在の信頼係数における差分値の信頼区間は、式(8)に従って決定され得る。
1220において、パラメータ差分の信頼性レベルは、あらかじめ設定された信頼係数における差分値の信頼区間に基づいて決定され得る。いくつかの実施形態では、信頼区間が0を含む場合、それは、第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに関するパラメータ(たとえば、サービス・オーダーの平均数)のパラメータ差分が有意でないことを示し得る。信頼区間が0を含まず、信頼区間の開始点と終了点の両方が0よりも大きい場合、それは、第2のストラテジーに関連する第2のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの平均数が、第1のストラテジーに関連する第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの数よりも大きいことを示し得る。信頼区間が0を含まず、信頼区間の開始点と終了点の両方が0よりも小さい場合、それは、第2のストラテジーに関連する第2のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの平均数が、第1のストラテジーに関連する第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの平均数よりも小さいことを示し得る。
図13は、本開示のいくつかの実施形態による、パラメータ差分の信頼性レベルを決定するための例示的なプロセス1300を示すフローチャートである。いくつかの実施形態では、プロセス1300は、ストラテジー評価システム100において実装され得る。たとえば、プロセス1300は、命令の形態としてストレージ・デバイス130および/またはストレージ(たとえば、コンピュータ可読媒体230)に記憶され、サーバ110(たとえば、サーバ110中の処理エンジン112、またはサーバ110中の処理エンジン112のプロセッサ210)によって呼び出され、および/または実行され得る。いくつかの実施形態では、プロセス1300中の動作は、決定ユニット520によって実施され得る。
1310において、P値は、第1の差分値と数学におけるパラメータの分布とに基づいて決定され得る。いくつかの実施形態では、パラメータは、サービス・オーダーの平均数であり得る。単に例示の目的で、統計値が、式(9)に従って決定され得る。
ここで、tは統計値を指し、Dは(たとえば、式(5)に従って決定された)第1の差分値を指し、σは、(たとえば、式(2)に従って決定された)第1のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの数の分散を指し、σは、(たとえば、式(4)に従って決定された)第2のユーザ・グループ中のサービス・オーダーの数の分散を指し、n1は、第1のユーザ・グループ中のユーザの数を指し、n2は、第2のユーザ・グループ中のユーザの数を指す。統計値は、たとえば、仮説検定中に、取得されたデータ(たとえば、ユーザの挙動データ)に基づいて決定される、標準化された値であり得る。P値は、式(10)に従って決定され得る。
P=2・p(z>|t|)、 (10)
ここで、PはP値を指し、p(z>|t|)は、サービス・オーダーの平均数がtよりも大きい範囲における正規分布曲線と横座標とによって囲まれたエリアを指し、tは統計値を指す。
1320において、P値は有意値と比較され得る。いくつかの実施形態では、有意値は、ユーザによって手動で設定されるか、またはデフォルト設定に従ってストラテジー評価システム100の1つまたは複数の構成要素によって決定され得る。たとえば、有意値は0.05であり得る。
1330において、パラメータ差分の信頼性レベルは、P値と有意値との比較に基づいて決定され得る。いくつかの実施形態では、帰無仮説および対立仮説は、ユーザによって、またはデフォルト設定に従ってストラテジー評価システム100の1つまたは複数の構成要素によって提案され得る。たとえば、帰無仮説は、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値が、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値と同じであり(すなわち、第1の差分値が0である)得る。対立仮説は、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値が、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値とは異なる(すなわち、第1の差分値が0でない)こともあり得る。いくつかの実施形態では、帰無仮説と対立仮説とは交換可能であり得る。いくつかの実施形態では、P値が有意値以下である(たとえば、P≦0.05)場合、帰無仮説は棄却され得、これは、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値が、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値とは異なることを示す。この場合、より小さいP値が、パラメータ差分のより高い信頼性レベルに対応し得る。P値が有意値よりも大きい(たとえば、P>0.05)場合、帰無仮説は採択され得、これは、第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値が、第2のユーザ・グループに関するパラメータの第2の値と同じであることを示す。この場合、パラメータのパラメータ差分は信頼できないことがある。
ここまで基本概念を説明してきたが、この詳細な開示を読めば、上記の詳細な開示は例として提示されたものにすぎず、限定するものではないことが、当業者には十分に明らかであり得る。本明細書では明確に述べられないが、様々な改変、改善、および変更が行われ得、当業者に意図される。これらの改変、改善、および変更は、本開示によって示唆されるものであり、本開示の例示的な実施形態の趣旨および範囲内にある。
その上、本開示の実施形態について説明するために、ある用語が使用された。たとえば、「一実施形態(one embodiment)」、「実施形態(an embodiment)」および「いくつかの実施形態(some embodiments)」という用語は、実施形態に関して説明された特定の特徴、構造または特性が、本開示の少なくとも1つの実施形態中に含まれることを意味する。したがって、本明細書の様々な部分における「実施形態」、または「一実施形態」、または「代替実施形態(an alternative embodiment)」への2つまたはそれ以上の言及は、必ずしもすべてが、同じ実施形態に言及しているとは限らないことが強調され、そのことを理解されたい。さらに、それらの特定の特徴、構造、または特性は、本開示の1つまたは複数の実施形態において好適なものとして組み合わせられ得る。
さらに、本開示の態様は、任意の新しく有用なプロセス、機械、製品、または組成物、あるいはそれらの任意の新しく有用な改善を含むいくつかの特許性があるクラスまたはコンテキストのいずれかにおいて、本明細書で図示および説明され得ることが、当業者によって理解されよう。したがって、本開示の態様は、完全にハードウェア実装されるか、完全に(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)ソフトウェア実装されるか、またはソフトウェア実装とハードウェア実装とを組み合わせて実装され得、それらはすべて、本明細書では一般に「モジュール」、「ユニット」、「構成要素」、「デバイス」、または「システム」と呼ばれることがある。さらに、本開示の態様は、コンピュータ可読プログラム・コードを具現した1つまたは複数のコンピュータ可読媒体中で具現されたコンピュータ・プログラム製品の形態をとり得る。
コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラム・コードがその中で具現された伝搬データ信号を、たとえば、ベースバンド内にまたは搬送波の一部として含み得る。そのような伝搬信号は、電磁信号、光信号など、またはそれらの任意の適切な組合せを含む様々な形態のいずれかをとり得る。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読ストレージ媒体ではなく、命令実行システム、装置、またはデバイスによってあるいはそれらに関連して使用するためのプログラムを通信するか、伝搬するか、または搬送し得る、任意のコンピュータ可読ストレージ媒体であり得る。コンピュータ可読信号媒体上で具現されたプログラム・コードは、ワイヤレス、ワイヤライン、光ファイバー・ケーブル、RFなど、または前述の任意の好適な組合せを含む、任意の適切な媒体を使用して送信され得る。
本開示の態様の動作を実行するコンピュータ・プログラム・コードは、Java(登録商標)、Scale、Smalltalk、Eiffel、JADE、Emerald、C++、C#、VB.NET、またはPythonなどのオブジェクト指向プログラミング言語、「C」プログラミング言語、Visual Basic、Fortran 2003、Perl、COBOL 2002、PHP、ABAPなどの従来の手続き型プログラミング言語、Python、RubyおよびGroovyなどの動的プログラミング言語、または他のプログラミング言語を含む、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せで書かれ得る。プログラム・コードは、全体をユーザのコンピュータ上で実行するか、一部をユーザのコンピュータ上で実行するか、スタンドアロン・ソフトウェア・パッケージとして実行するか、一部をユーザのコンピュータ上と部分的にリモート・コンピュータ上とで実行するか、あるいは全体をリモート・コンピュータまたはサーバ上で実行し得る。後者のシナリオでは、リモート・コンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)またはワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を含む、任意のタイプのネットワークを通してユーザのコンピュータに接続され得、あるいは接続は、(たとえば、インターネット・サービス・プロバイダを使用してインターネットを通して)外部コンピュータに対して行われるか、またはクラウド・コンピューティング環境で行われるか、あるいはサービスとしてのソフトウェア(SaaS:Software as a Service)などのサービスとして提供され得る。
さらに、処理要素またはシーケンスの記載された順序、あるいは数字、文字、または他の記号の使用は、したがって、特許請求の範囲において指定され得る場合を除いて、請求されるプロセスおよび方法をいかなる順序にも限定するものではない。上記の開示は、様々な例を通して、本開示の様々な有用な実施形態であると現在見なされているものを論じたが、そのような詳細は、単にその目的のためのものであることと、添付の特許請求の範囲は、開示された実施形態に限定されず、むしろ、開示された実施形態の趣旨および範囲内にある変更および等価な構成をカバーするものであることとを理解されたい。たとえば、上記の様々な構成要素の実装は、ハードウェア・デバイスで具現され得、それはまた、ソフトウェアのみの解決策、たとえば、既存のサーバまたはモバイル・デバイス上でのインストールとして実装され得る。
同様に、本開示の実施形態の上記の説明では、様々な特徴が、様々な実施形態のうちの1つまたは複数の理解を助ける本開示を合理化する目的で、単一の実施形態、図、またはそれらの説明において一緒にグループ化されることがあることを理解されたい。しかしながら、本開示のこの方法は、請求される主題が、各請求項において明確に記載されているよりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものとして解釈されるべきではない。むしろ、特許請求の範囲の主題は、単一の上記の開示された実施形態のすべての特徴よりも少ない。

Claims (33)

  1. 最適ストラテジーを決定するためのシステムであって、前記システムは、
    命令のセットを記憶する少なくとも1つのストレージ媒体と、
    前記少なくとも1つのストレージ媒体と通信するように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、
    命令の前記セットを実行するときに、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    最適化モデルを使用して1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類することであって、前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとが、それぞれ2つのストラテジーに対応する、分類することと、
    前記第1のユーザ・グループおよび前記第2のユーザ・グループ中の前記1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得することと、
    前記1人または複数のユーザの前記挙動データに基づいて、前記最適化モデルを使用して前記第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値と、前記第2のユーザ・グループに関する前記パラメータの第2の値とを決定することと、
    前記第1の値と前記第2の値とに基づいて最適ストラテジーを決定することと
    を行うように指示される、システム。
  2. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記システムが前記1人または複数のユーザからサービス要求を取得すると、前記1人または複数のユーザを前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに分類するために前記最適化モデルを開始するように指示される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記1人または複数のユーザを前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに分類するために、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記1人または複数のユーザの各々についてのランダム数を生成することと、
    前記1人または複数のユーザの各々についての前記ランダム数が、しきい値よりも大きいかどうかを決定することと、
    ユーザについての前記ランダム数が前記しきい値よりも大きいことに応答して、前記ユーザを前記第1のユーザ・グループに分類することと
    を行うために前記最適化モデルを動作させるように指示される、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    ユーザについての前記ランダム数が前記しきい値以下であることに応答して、前記ユーザを前記第2のユーザ・グループに分類する
    ようにさらに指示される、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記パラメータが多次元におけるパラメータを含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 多次元における前記パラメータがオンデマンド・サービスのオーダー情報に関する、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記多次元が前記1人または複数のユーザの性別、都市、および/または前記端末の動作システムを含む、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記第1のユーザ・グループおよび前記第2のユーザ・グループ中の前記1人または複数のユーザの前記端末から挙動データを取得するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    Hadoop分散ファイル・システムを使用して、前記1人または複数のユーザの端末からの前記挙動データを含むユーザ・ログを取得するように指示される、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに関する前記パラメータのパラメータ差分を決定することと、
    前記パラメータ差分の信頼性レベルを決定することと、
    前記パラメータ差分と前記パラメータ差分の前記信頼性レベルとに基づいて前記最適化モデルを調整することと
    を行うようにさらに指示される、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに関する前記パラメータの前記パラメータ差分を決定するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに関する前記パラメータの第1の差分値を決定する
    ように指示される、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに関する前記パラメータの前記第1の差分値を決定するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    第2の差分値を決定することと、
    第3の差分値を決定することと、
    前記第2の差分値と前記第3の差分値とに基づいて前記第1の差分値を決定することと
    を行うように指示される、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記第2の差分値を決定するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記2つのストラテジーのうちの一方に関連する前記1人または複数のユーザの挙動データを取得することと、
    前記2つのストラテジーのうちの前記一方に関連する前記1人または複数のユーザの前記挙動データに基づいて、補正モデルを使用して、前記第1のユーザ・グループに関する前記パラメータの第3の値と、前記第2のユーザ・グループに関する前記パラメータの第4の値とを決定することと、
    前記第3の値と前記第4の値とに基づいて前記第2の差分値を決定することと
    を行うように指示される、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記第3の差分値を決定するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第1の値と前記第2の値とに基づいて前記第3の差分値を決定する
    ように指示される、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記パラメータ差分の前記信頼性レベルを決定するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    あらかじめ設定された信頼係数において、前記第1の差分値の信頼区間を決定する
    ように指示される、請求項10に記載のシステム。
  15. 前記パラメータ差分の前記信頼性レベルを決定するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第1の差分値に基づいてP値を決定することと、
    前記P値を有意値と比較することと、
    前記P値と前記有意値との前記比較に基づいて前記パラメータ差分の前記信頼性レベルを決定することと
    を行うように指示される、請求項10に記載のシステム。
  16. 最適ストラテジーを決定するためのシステムであって、前記システムは、
    命令のセットを記憶する少なくとも1つのストレージ媒体と、
    前記少なくとも1つのストレージ媒体と通信するように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、
    命令の前記セットを実行するときに、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    最適化モデルを使用して1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類することであって、前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとが、それぞれ2つのストラテジーに対応する、分類することと、
    前記第1のユーザ・グループおよび前記第2のユーザ・グループ中の前記1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得することと、
    前記1人または複数のユーザの前記挙動データに基づいて、前記最適化モデルを使用して前記第1のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第1の値と、前記第2のユーザ・グループに関する多次元における前記パラメータの第2の値とを決定することと、
    前記第1の値と前記第2の値とに基づいて最適ストラテジーを決定することと
    を行うように指示される、システム。
  17. 1つまたは複数のプロセッサと1つまたは複数のストレージ・デバイスとを有するコンピューティング・デバイス上に実装される最適ストラテジーを決定するための方法であって、前記方法は、
    最適化モデルを使用して1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類するステップであって、前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとが、それぞれ2つのストラテジーに対応する、分類するステップと、
    前記第1のユーザ・グループおよび前記第2のユーザ・グループ中の前記1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得するステップと、
    前記1人または複数のユーザの前記挙動データに基づいて、前記最適化モデルを使用して前記第1のユーザ・グループに関するパラメータの第1の値と、前記第2のユーザ・グループに関する前記パラメータの第2の値とを決定するステップと、
    前記第1の値と前記第2の値とに基づいて最適ストラテジーを決定するステップと
    を含む、方法。
  18. システムが前記1人または複数のユーザからサービス要求を取得すると、前記1人または複数のユーザを前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに分類するステップ、請求項17に記載の方法。
  19. 前記1人または複数のユーザを前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに分類するステップは、
    前記1人または複数のユーザの各々についてのランダム数を生成するステップと、
    前記1人または複数のユーザの各々についての前記ランダム数が、しきい値よりも大きいかどうかを決定するステップと、
    ユーザについての前記ランダム数が前記しきい値よりも大きいことに応答して、前記ユーザを前記第1のユーザ・グループに分類するステップと
    を含む、請求項17に記載の方法。
  20. ユーザについての前記ランダム数が前記しきい値以下であることに応答して、前記ユーザを前記第2のユーザ・グループに分類する
    をさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記パラメータが多次元におけるパラメータを含む、請求項17に記載の方法。
  22. 多次元における前記パラメータがオンデマンド・サービスのオーダー情報に関する、請求項21に記載の方法。
  23. 前記多次元が前記1人または複数のユーザの性別、都市、および/または前記端末の動作システムを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1のユーザ・グループおよび前記第2のユーザ・グループ中の前記1人または複数のユーザの前記端末から挙動データを取得するステップが、
    Hadoop分散ファイル・システムを使用して、前記1人または複数のユーザの端末からの前記挙動データを含むユーザ・ログを取得するステップ
    を含む、請求項17に記載の方法。
  25. 前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに関する前記パラメータのパラメータ差分を決定するステップと、
    前記パラメータ差分の信頼性レベルを決定するステップと、
    前記パラメータ差分と前記パラメータ差分の前記信頼性レベルとに基づいて前記最適化モデルを調整するステップと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  26. 前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに関する前記パラメータの前記パラメータ差分を決定するステップが、
    前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに関する前記パラメータの第1の差分値を決定するステップ
    を含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとに関する前記パラメータの前記第1の差分値を決定するステップが、
    第2の差分値を決定するステップと、
    第3の差分値を決定するステップと、
    前記第2の差分値と前記第3の差分値とに基づいて前記第1の差分値を決定するステップと
    を含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第2の差分値を決定するステップが、
    前記2つのストラテジーのうちの一方に関連する前記1人または複数のユーザの挙動データを取得するステップと、
    前記2つのストラテジーのうちの前記一方に関連する前記1人または複数のユーザの前記挙動データに基づいて、補正モデルを使用して、前記第1のユーザ・グループに関する前記パラメータの第3の値と、前記第2のユーザ・グループに関する前記パラメータの第4の値とを決定するステップと、
    前記第3の値と前記第4の値とに基づいて前記第2の差分値を決定するステップと
    を含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記第3の差分値を決定するステップが、
    前記第1の値と前記第2の値とに基づいて前記第3の差分値を決定するステップ
    を含む、請求項27に記載の方法。
  30. 前記パラメータ差分の前記信頼性レベルを決定するステップが、
    あらかじめ設定された信頼係数において、前記第1の差分値の信頼区間を決定するステップ
    を含む、請求項26に記載の方法。
  31. 前記パラメータ差分の前記信頼性レベルを決定するステップが、
    前記第1の差分値に基づいてP値を決定するステップと、
    前記P値を有意値と比較するステップと、
    前記P値と前記有意値との前記比較に基づいて前記パラメータ差分の前記信頼性レベルを決定するステップと
    を含む、請求項26に記載の方法。
  32. 1つまたは複数のプロセッサと1つまたは複数のストレージ・デバイスとを有するコンピューティング・デバイス上に実装される最適ストラテジーを決定するための方法であって、前記方法は、
    最適化モデルを使用して1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類するステップであって、前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとが、それぞれ2つのストラテジーに対応する、分類するステップと、
    前記第1のユーザ・グループおよび前記第2のユーザ・グループ中の前記1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得するステップと、
    前記1人または複数のユーザの前記挙動データに基づいて、前記最適化モデルを使用して前記第1のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第1の値と、前記第2のユーザ・グループに関する多次元における前記パラメータの第2の値とを決定するステップと、
    前記第1の値と前記第2の値とに基づいて最適ストラテジーを決定するステップと
    を含む、方法。
  33. 最適ストラテジーを決定するための命令の少なくとも1つのセットを備える、非一時的コンピュータ可読媒体であって、コンピューティング・デバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、命令の前記少なくとも1つのセットが前記コンピューティング・デバイスに方法を実施させ、前記方法は、
    最適化モデルを使用して1人または複数のユーザを第1のユーザ・グループと第2のユーザ・グループとに分類するステップであって、前記第1のユーザ・グループと前記第2のユーザ・グループとが、それぞれ2つのストラテジーに対応する、分類するステップと、
    前記第1のユーザ・グループおよび前記第2のユーザ・グループ中の前記1人または複数のユーザの端末から挙動データを取得するステップと、
    前記1人または複数のユーザの前記挙動データに基づいて、前記最適化モデルを使用して前記第1のユーザ・グループに関する多次元におけるパラメータの第1の値と、前記第2のユーザ・グループに関する多次元における前記パラメータの第2の値とを決定するステップと、
    前記第1の値と前記第2の値とに基づいて最適ストラテジーを決定するステップと
    を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
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