JP2019526037A - 空気中の粒子の質量濃度を計測するためのセンサシステム - Google Patents

空気中の粒子の質量濃度を計測するためのセンサシステム Download PDF

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Abstract

本出願は、空気流中の所定の閾値よりも小さい粒子の質量濃度を計測するためのセンサシステムであって、粒子を有する空気の総流量を受け入れるための入口であって、空気の総流量を主流と副流に分割するためであって、主流は所定の閾値よりも小さい粒子を含み、副流は所定の閾値よりも大きい粒子を含む、主流と副流に分離するための、主流を第1のダクトへ導くための、および副流を第2のダクトへ導くための第1のスプリッタに接続された入口と、第1のダクトと第2のダクトが一体になる接合部および接合部に結合された出口と、第1のダクト内に配置され、主流に含まれる所定の閾値よりも小さい粒子の量を測定するためのセンサと、を含む。センサシステムはさらに、総流量を引き込んでシステムに通すための第1のフローファンと、主流を引き込んで第1のダクトに通すための第2のフローファンとを含む。

Description

本発明は、空気中の粒子の質量濃度を計測するセンサシステム、センサユニット、および前記センサユニットを動作させる方法に関する。本発明はさらに、センサシステムおよびセンサユニットを備える車両に関する。
微粒子物質は、これらの粒子の増大した放出および健康に対する空気品質の有害作用に起因して、過去数十年間にますます注目されている。これらの粒子は、典型的には10μm未満(すなわちPM10)の空気力学的直径を有しており、より小さい粒子(例えば、2.5μm以下またはPM2.5、1.0μm以下またはPM1.0および0.1μm以下またはPM0.1)は、空気の品質に最も有害作用を有すると考えられる。一般的に交通において、特に交通渋滞、トンネルまたは信号機では、例えば排気量の増加および/または換気の制限に起因してこれらの環境における局所粒子濃度の増加のために、空気品質への影響がさらに悪化することがある。
固体および/または液体物質を含む粒子の質量濃度をリアルタイムで計測するためのセンサシステムは、当技術分野で知られている。既知のシステムの大部分は、移動する車両内またはその周りの様々な供与源からの空気(例えば、環境空気、HVACシステムからの空気または機室空気)のサンプリングなど、条件(例えば、振動、温度、湿度、圧力)が可変であり、他の制約(例えば、大きさ、重量、ノイズ)が当てはまる用途において使用するのに適していない。
例えば、国際公開第2009/021123号は、粒度偏析した粒子の質量濃度を測定するセンサシステムを開示している。このセンサシステムは、パルス高さおよび/またはタイム・オブ・フライトを測定することにより計測された粒子流の質量濃度、光学的粒径分布および空気力学的粒径分布の同時およびリアルタイムの表示を提供することができる。従って、実験室やその他の試験環境に理想的に適している。しかしながら、ほとんどの状況において、粒径分布の完全なスペクトルを決定する必要はない。従って、そのようなセンサシステムは、特定の閾値よりも小さい粒子の凝集した質量濃度のみに関心がある場合、求められる以上に複雑である。結果として、典型的には、様々な状況(例えば、車両内)において要求される以上に、および適する以上に、より高価であり、より脆弱であり、より重く、より大きい。さらに、このセンサシステムは、一定の流れを生成するために高い圧力勾配を生成することができるポンプまたはブロワを使用しており、これらは典型的には、いくつかの状況において許容範囲以上に、よりかさばり、より雑音があり、より多くの電力を消費する。
国際公開第2015/008519号では、空気中の粒子の質量濃度を計測するためのより単純なセンサシステムが記載されている。このセンサシステムは、慣性に基づいた分離によって特定の閾値より大きい粒子が奪われた検出ボリューム内で共同して空気の流れの生成を担当している、単一のファン、バーチャルインパクタ、および2つのダクトを備えている。それにより、センサシステムは、流れの中で関心のある粒子を選択することができる。この流れにおいて組み合わされた全ての粒子の質量濃度は計測することができ、特定の閾値よりも小さい粒子(例えば、PM2.5)の凝集した質量濃度を示している。さらに、流れを生成するためにファンを使用するシステムは、高い圧力勾配を作り出すポンプ(例えば、>100.000Pa)またはブロワ(例えば、500〜1000Pa)を使用するシステムと同じくらいにノイズを生成しないか、または電力を消費しない。しかしながら、開示されたセンサシステムの欠点は、バーチャルインパクタの幾何学的形状が固定されており、総流量を変化させることが結果的に、粒径の閾値を変化させるだけでなく、分離効率を変更することになるので、単一の(または小さな範囲の)閾値よりも小さい粒子の連続的なリアルタイム測定のために最適化されていることである。
国際公開第2009/021123号 国際公開第2015/008519号
従って、本発明の1つの目的は、環境、車両の機室または換気(例えば、HVAC)システムから抽出され得る周囲空気の試料流における粒子(例えば、PM2.5)の質量濃度をリアルタイムで計測するためのシステムを提供することである。この情報は、粒子の現在の質量濃度レベルに関して運転手に知らせるために使用されてもよい。さらに、車両の機室を換気するために使用され、それにより運転手に提供される空気のどの供与源を決定するか、または自動的に選択するために使用されてもよい。あるいは、フィルタ性能を示すか、メンテナンス要件を決定するために使用されてもよい。
本発明は、空気流中の所定の閾値よりも小さい粒子の質量濃度を計測するためのセンサシステムを提案しており、システムは、粒子を有する空気の総流量を受け入れるための入口であって、空気の総流量を主流および副流に分離するためであって、主流は所定の閾値よりも小さい粒子を含み、副流は所定の閾値よりも大きい粒子を含む、主流および副流に分離するための、主流を第1のダクトへ導くための、および副流を第2のダクトへ導くための第1のスプリッタに接続されている入口と、第1のダクトと第2のダクトとが一体となる接合部および接合部に結合された出口と、主流に含まれる所定の閾値よりも小さな粒子の量(例えば、質量)を測定するために第1のダクト内に配置されたセンサと、総流量を引き込んでシステムに通すための第1のフローファンとを含む。
センサによって計測される量は、計測されるべき質量濃度に相関され得る。センサは、有利には、主流に光ビームを照射するように構成された光学センサである。センサは、有利には、主流内を流れる粒子によって散乱された光を測定するように構成されている。
一態様によれば、センサシステムは、主流を引き込んで第1のダクトに通すための第2のフローファンを含む。
主流を引き込んで第1のダクトに通すための第2のフローファンを含むセンサシステムは、全ての流速(すなわち、総流量、副流および主流)を調整することができ、粒径のずっと広い範囲に対する分離効率の最適化を可能にするという利点を有している。例えば、1)主流と副流の比を一定に保ちながら総流量を増加させることができ(図6のS0→S1を参照)、より鋭いカットオフと粒径の閾値の低減をもたらすか、または2)主流の流量を低減させ、副流の流量を増加させながら、総流量を一定に保つことができ(図6のS0→S2を参照)、粒径の閾値の低減およびこの閾値よりも小さい粒子に対して第1のダクトにおける分離効率の低下をもたらす。これらの実施例から、多種多様な流量を達成することができるので、様々な粒径の閾値に対してフィルタ性能が強化され得ることは明らかである。
さらに、主流を引き込んで第1のダクトに通すための第2のフローファンを含むセンサシステムは、入口、第1のダクトおよび第2のダクト内の流量が非定常の環境条件に大きく独立しており、流量の制御をより正確にできるという利益を有している。従って、そのようなセンサシステムは、移動する車両内または車両のHVACシステム内のように、サンプリングされた空気が定常でない環境において正確に質量濃度を計測するのに理想的に適している。本発明によるセンサシステムの驚くべき利点は、第1のダクトおよび第2のダクト内の流量を変化させることによって閾値粒径を調節できることである。さらに、第1のダクトにファンを装備することにより、センサの汚染を制限するシース流を生成し、それにより、ダクト内に従来技術で説明したようなシース流を提供する追加のファンを必要とせずにその寿命を延ばすことが可能である。
従って、本発明は、自動車に使用するのに特に適したセンサシステムを提供する。ここでは、エアロゾルの質量濃度を計測することが特に関連している。
第1のフローファンは、様々な位置、例えば入口と第1のスプリッタとの間、または接合部と出口との間、または第2のダクト内、すなわち第1のスプリッタと接合部との間に配置することができる。第2のフローファンは、有利には、第1のダクト内、すなわち第1のスプリッタと接合部との間に配置され、センサの上流または下流に配置され得る。
ファンを使用して空気の流れを生成する利点は、高い圧力勾配を生成するポンプまたはブロワよりも、それらは、より小さく、より少ないエネルギーを消費し、より少ないノイズを生成することである。全ての種類のファン(例えば、軸、径)は、第1のファンまたは第2のファンとして使用することができる。好ましくは、径方向ファンは一般的に軸方向ファンよりも高い圧力勾配(例えば、≦150Pa)を生成し、それにより、より安定した流れを生成するので、径方向ファンを使用することが好ましい。典型的には、適切なフォームファクタを有しており、他の要件(例えば、ノイズ生成)を満たす径方向ファンは、60から120Paの圧力勾配を生成する。具体的には、100Paを生成する径方向ファンが十分に適している。
総流量は、任意の直径などの未知の物理的特性を有する粒子を含む。その目的は、例えばPM2.5であり得る所定の閾値未満の空気力学的直径を有する粒子を測定することである。これは、第1に、第1のスプリッタを用いて総流量を副流および主流に分離することにより達成される。第1のスプリッタは、有利には、閾値より大きい総流量内の粒子が実質的に全て副流に向けられ、閾値よりも小さい総流量内の粒子は実質的に全て主流に向けられるように、総流量を分割するように構成されている。続いて、主流内の粒子は、例えば、PM2.5の濃度を決定するために測定される。
第1のスプリッタの使用は、粒子の粒径分布に関する追加の情報を必要とすることなく組み合わされた主流に含まれる全ての粒子の質量濃度の計測を可能にするので、センサに達し、粒子の質量濃度が測定される主流は、粒子の一部としてすでに奪われ、測定を単純化するという利点を有している。さらに、センサのようなセンサシステムの構成要素を、その寿命が制限され得る主流中の汚染粒子へ暴露することを低減する。
選択された閾値よりも大きな粒子が主に奪われた主流を生成することができる全ての既知の種類のスプリッタは、第1のスプリッタとして適している。好ましくは、第1のスプリッタは、サイクロンフィルタまたはバーチャルインパクタのような慣性に基づいて選択された閾値よりも大きい粒子を主に分離する。これらの種類のスプリッタは、粒子を流れから除去するために粒子が使用の間に堆積されるインパクタまたは埋込表面を使用するフィルタなどのような分離デバイスと比較して、それらが改善された寿命を有するという利点を有している。一実施形態では、フォームファクタ(例えば、長さと幅の比)が適切な場合にサイクロンフィルタが使用されてもよい。好ましい実施形態では、第1のスプリッタはバーチャルインパクタを含む。バーチャルインパクタの利点は、それがサイクロンフィルタよりも柔軟なフォームファクタを有していることである。さらに、第1のスプリッタ性能は、粒子の再飛散または粒子の跳ね返りに悩まされることはなく、サイクロンフィルタのように大きな粒子が堆積する表面を有していない。第1のスプリッタとしてのバーチャルインパクタの主な構成要素は、総流量の方向を規定する軸を有する第1のスプリッタ入口(総流量)、並びに少なくとも第1のダクトに接続された第1の分岐部(主流)および第2のダクトに接続された第2の分岐部(副流)への分岐点を含む第1のスプリッタ出口を含む。第1および第2の分岐部は有利的に、総流量から第1の分岐部への流れ方向の角度変化が、総流量から第2の分岐部への流れ方向の角度変化より大きくなるように方向付けられている。例えば、第1の分岐部は、第1のスプリッタ入口の軸に垂直であってもよく、第2の分岐部は、第1のスプリッタ入口の軸に平行であってもよい。第1のスプリッタは、粒子の主流および副流への良好な分離を達成するために、第1のスプリッタ出口で総流量の流速を加速するためのノズルを備えていてもよい。この加速ノズルは、第1のスプリッタ出口に及ぶように配置されてもよい。さらに、第1のスプリッタ出口は、粒子の分離効率を改善するように、ファンによって消費されるエネルギーの量を低減するように、および前記分岐部または連結ダクトの側壁の汚染を低減するように、加速ノズルから下流に、例えば一つまたは複数の分岐部において実装され得る減速または減圧ノズルを含み得る。
1つの実施形態では、センサシステムの総流量は、総流量の平均速度を増加させるために減少した直径(例えば直径約6mmから直径約3mmまで)を有する加速ジェットまたはノズルを介して加速される。以後、総流量はスプリッタによって、空気の平行な流れ(副流、例えば直径約6mmまで)および垂直な流れ(主流、例えば直径1.5mmまで)に分割される。空気チャネルの配置は、粒子の慣性が支配的であるときに、粒子がその初期の軌道を継続する傾向があるようにおかれる。この効果は、流れの加速および分割が流速の突然の減速によって続いて起こるときにより強くなる。より小さい慣性を有する粒子は、流れの平均方向を規定する流線に従う傾向がある。従って、スプリッタは有利的に、総流量を、第2ダクトを経て出口に導く副流と、第1のダクトを経て出口に導く主流に分割するために、平行分岐部および垂直分岐部を含む。
一実施形態では、システムは、第1および第2のファン速度を制御するコントローラを備え、コントローラは、第1および第2のファン速度を制御して、主流と副流との間で所定の比が得られるように主流および副流における流量を制御するように構成されている。閾値粒径が固定されている状況において、第1および第2のファン速度は一定になるように選択してもよい。典型的には、総流量の大部分は主流に通され、総流量の実質的により小さい部分(例えば10〜20%)は副流に通される。これは、関心のある粒子の大部分が測定するために主流に通され、ごく少数しか副流に入らないことを確かにする。本発明による実施形態では、主流の流量は、副流の流量よりも小さく(例えば、1:5から1:20)、好ましくは1:10である。絶対的な意味での主流における流量は、例えば0.1から1L/分の範囲であり、好ましくはおおよそ3L/分であり、絶対的な意味での総流量は、例えば1から10L/分の範囲であり、好ましくはおおよそ0.3L/分であり得る。副流の流量よりも小さい主流の流量を有する利点は、より大きい粒子はより小さい粒子よりも質量濃度においてより大きな効果を有しているので、主流に入る閾値よりも大きい粒子の量を低減させ、それにより測定を相当にゆがめることである。さらに、より少ない粒子がこのセンサに供給されるので、センサの汚染を制限する。さらに、より小さな圧力勾配を必要とし、それにより、より少ない電力を消費し、並びにより高価で、より容積が大きく、より雑音の多いポンプまたはブロワの代わりにファンの使用を可能にしている。バーチャルインパクタの近くの流れは、この実施形態において良好な分離効果を達成するために、乱流とする必要がないので、後者はさらに低減されさえする。
本発明によるシステムは、センサの寿命を制限し得る、センサの粒子への露出を低減するために、試料空気を少なくとも部分的に取り囲むシース空気を生成する第2のスプリッタユニットをさらに備え得る。そのような第2のスプリッタユニットは、センサから上流に第1のダクト内に配置されてもよく、第2のスプリッタユニットは、中心流(例えば、円筒状)である試料流と、同軸ジャケット(例えば菅状)であるシース流とを生成するように構成されている。それに加えて、このシステムは、第1の中空ダクト(例えば管状)と、第1の中空ダクトの少なくとも一部を取り囲む第2の中空ダクト(例えば管状)と、入ってくる空気に第1の中空ダクトへの本質的に妨げられない入口を提供し、および入ってくる空気にフィルタ(例えば、繊維状フィルタ)を介した第2の中空ダクトへの平行な入口を提供する、第2のスプリッタ入口とを含み得る。第1の中空菅は、シース空気と試料空気との間の所望の流量比を得るために設計された流量制御(例えば断面)を有していてもよい。
第2のスプリッタユニットによって達成されるこのシース流の概念は、光学室内の試料流およびシース流の混合の量が無視できる場合、試料流中の粒子は実質的に試料流中に残るという原理に基づいている。この目的のために、試料流は、粒子が試料流からシース流に逃げるのを防ぐ圧力勾配を提供している清浄な空気のシース流によって取り囲まれている。
シース流の清浄な空気は、例えば、フィルタに提供される主流の部分に含まれる粒子を濾過することによって生成される。試料流の静圧を犠牲にして試料流の動圧が増加するように、シース流の速度は試料流よりも低い(例えば、3倍から7倍低い、好ましくは約5倍低い)。これは、試料流の静圧よりも大きいシース流の静圧をもたらす。圧力勾配は、試料流中に存在する粒子が試料流の外に広がるのを避けることを目的とし、それにより、本発明によるシステムの動作中にセンサ構成要素の汚染を防止する。
システムにおいて、センサは、空気流が侵入することを可能にする光学室と、侵入する空気に対して光学室の領域を通る光ビームを生成するための電磁放射源、空気流を侵入させた後に放射源から光を受け入れおよび吸収するための光トラップ、侵入した空気流における粒子によって散乱された光を収集するための光子コレクタを含み、これは従来技術によれば、粒子の質量濃度に対して良好な測定となることが知られている。任意の光源(例えば、LED)を使用することができるが、好ましくはレーザが使用される。レーザは、粒子の質量濃度を確実に決定するために必要である小さなスペクトルを有している。さらに、安定性は温度変動の影響をより小さく受ける程度である。典型的には、可視領域、好ましくはより長い波長領域(例えば、赤、655nmまで)、または赤外線領域の光が使用される。
さらなる態様によれば、少なくとも2つの上述したようなシステムが一体化されたハウジングを備えたセンサユニットが提供され、それぞれ少なくとも2つの電磁放射源は全く同一の装置によって形成され、ユニットは、光源からの光ビームを受け入れ、それをそれぞれのシステムで使用される少なくとも2つのビームに分割するためのビームスプリッタを備えている。これは、少なくとも2つのビームの強度が常に相関されており、従って補償のための任意の追加の手段を必要とせずに即座に比較することができるので有利である。これは特に、例えば外部(例えば、車両の環境)および内部(例えば車両の機室)の両方のPM2.5濃度が測定され、後で比較される場合に有利である。ビームスプリッタは、例えば、受光領域と、受光領域に対向して配置された本質的にV字形のビーム分割ミラー面とを有するプリズムを含むことができる。
上述のようなセンサユニットは、有利には、二重光ビーム発生器を備える。二重光ビーム発生器は、レーザビームを発生させるためのダイオードレーザなどの電磁放射源と、レーザビームを少なくとも二つのビームに分割するように構成されたプリズムとを含む。プリズムは、例えば、共通のハウジング内に配置された、受光領域と、受光領域に対向して配置されたビーム分割ミラー面とを備えてもよい。ビーム分割ミラー面は、本質的にV字形であり得る。
好ましくは、センサユニットは、2つのシステムの各々において測定された粒子の量を比較するために構成された処理ユニットを含む。この情報は、換気のために使用される空気の供与源を選択するために使用され得る。本発明によるセンサユニットを備えた車両は、例えば、機室が環境から、または機室内から取り出された空気で換気されるか否かを自動的に選択することができる。また、換気またはHVACシステムの空気源から小さな粒子を除去することができる装置(例えば、フィルタ、バーチャルインパクタ、サイクロンフィルタ)をトリガするために使用することもできる。
本発明は、以下の図面を参照してより詳細に説明される。
本発明によるシステムの概略図を示している。 第1のスプリッタを詳細に示している。 第2のスプリッタを詳細に示している。 光学室を示している。 光源およびビームスプリッタを示している。 さまざまな流速に対する第1のスプリッタの特性を示している。
図1は、本発明によるシステム1の概略図を示す。システム1は、粒子を有する空気の総流量4を受け入れるための入口2を備えており、入口2は、空気の総流量を主流5と副流6に分離するために、並びに主流を第1のダクト7へ導くために、および副流6を第2のダクト8へ導くために第1のスプリッタ3に接続されており、主流5は所定の閾値よりも小さい粒子を含み、副流6は所定の閾値よりも大きな粒子を含む。両ダクト7、8は、出口10に結合された接合部9で一体になる。システム1はまた、主流5に含まれる所定の閾値よりも小さい粒子の量を測定するために第1のダクト7に配置されたセンサ11と、総流量4を引き込んでシステム1に通すための第1のフローファン12とを含む。システム1は、主流を引き込んで第1のダクト7に通すための第2のフローファン13をさらに含む。第1のフローファン12および第2のフローファン13は、主流と副流との間で所定の比が得られるように第1および第2のファン速度を制御するためのコントローラ14に結合されている。さらに、システムは、第1のダクト7内で、センサ11の上流に配置された第2のスプリッタユニット15を備える。
図2は、第1のスプリッタ3を詳細に示している。第1のスプリッタ3は、いわゆるバーチャルインパクタである。スプリッタ3は、流速を

総流量4を加速するための加速ジェット(ノズル)151と、総流量を、第1のダクト7を経て出口へ導く、流速

を有する主流5および第2のダクト8を経て出口へ導く副流6に分割するための平行分岐部16および垂直分岐部17とを含む。あるいは、副流6の流速を

まで低減させるために減速ノズルが平行分岐部内に配置されてもよい。流れの線の数は、流量と相関している。主流内の流量は、有利的に副流内の流量より小さい。
図3は、第2のスプリッタ15を詳細に示している。第2のスプリッタは、第1の中空管18と、第1の中空管18の少なくとも一部を包囲する第2の中空管19と、入ってくる空気に第1の中空管18への本質的に妨げられない入口を提供し、および入ってくる空気にフィルタ21を経て第2の中空管19への平行な入口を提供する第2のスプリッタ入口とを含む。第2のスプリッタ15は、円筒形状の中心流である試料流22および同軸の円筒形ジャケットであるシース流23を作り出すために配置されている。第1の中空管18および第2の中空管19は、シース空気と試料空気との間の所望の流量比を得るように設計された断面を有している。
図4は、空気流が侵入することを可能にする光学室を含むセンサ11を示している。チャンバは、光ビーム30を生成するための電磁放射源24と、侵入する空気26に対して光学チャンバの領域を通る光ビーム31を形成するための光学素子25と、空気流を侵入させた後に放射源から光を受け入れおよび吸収するための光トラップ27と、侵入する空気流26によって散乱された光を集める光子コレクタ28とを含む。光源24によって送られた光の量をコレクタ28によって受け入れられた光の量と比較することにより、粒子の量を決定することができる。
図5は、光源24およびビームスプリッタ29を詳細に示している。本発明は、上述したようなシステム1の2つが一体化されたハウジングを備えるセンサユニットにも関しているので、それぞれの2つの電磁放射源24は全く同一の装置であり、ビームスプリッタ29は、放射源24から光ビーム30を受け入れるために、およびそれぞれのシステムで使用される2つのビーム31、32に分割するために適用される。ビームスプリッタ29は、受光領域34および受光領域に対向して配置された本質的にV字形のビーム分割ミラー面35を有するプリズム33を備えている。分割されたビーム31、32は、反対方向に反射されて、統合されたシステム1の一つにおいて使用される。
図6は、第1のダクト内の様々な空気力学的直径を有する粒子の第1のスプリッタの第1のダクト内の分離効率に対する基準状態S0と、S0と比較して主流と副流との間の比を一定に保ちながら、総流量を増加して、より鋭いカットオフおよび粒径の閾値の低減をもたらしている状態S1と、S0と比較して主流における流量は低減され、従って副流における流量は増大されながら、総流量を一定に維持して、粒径の閾値の低減およびこの閾値より小さい粒子に対する第1のダクト内の分離効率の低下をもたらしている状態S2を示している。
上記の実施例は単なる例示であり、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲を限定するものではないことに留意されたい。
1 システム
2 入口
3 第1のスプリッタ
4 総流量
5 主流
6 副流
7 第1のダクト
8 第2のダクト
9 接合部
10 出口
11 センサ
12 第1のフローファン
13 第2のフローファン
14 コントローラ
15 第2のスプリッタ
16 平行分岐部
17 垂直分岐部
18 第1の中空管
19 第2の中空管
20 第2のスプリッタ入口
21 フィルタ
22 試料流
23 シース流
24 電磁放射源
25 光学素子
26 空気流
27 光トラップ
28 光子コレクタ
29 ビームスプリッタ
30 光ビーム
31 光ビーム
32 分割ビーム
33 プリズム
34 受光領域
35 ビーム分割ミラー面

Claims (21)

  1. 空気流内の所定の閾値よりも小さい粒子の質量濃度を計測するためのセンサシステム(1)であって、
    粒子を有する空気の総流量(4)を受け入れるための入口(2)であって、
    空気の前記総流量を主流(5)および副流(6)に分離するためであって、
    前記主流は前記所定の閾値よりも小さい粒子を含み、
    前記副流は前記所定の閾値よりも大きい粒子を含む、主流(5)および副流(6)に分離するための、
    前記主流を第1のダクト(7)に導くための、および
    前記副流を第2のダクト(8)に導くための第1のスプリッタ(3)、に接続されている入口と、
    前記第1のダクトと前記第2のダクトとが一体となる接合部(9)および前記接合部に結合された出口(10)と、
    前記主流に含まれる前記所定の閾値よりも小さい粒子の量を測定するために、前記第1のダクト内に配置されたセンサ(11)と、
    前記総流量を引き込んで前記システムに通すための第1のフローファン(12)とを含み、
    前記主流を引き込んで前記第1のダクトに通すための第2のフローファン(13)によって特徴付けられる、センサシステム。
  2. 前記第2のフローファンは、前記第1のダクト内に配置されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1および第2のファン速度を制御するためのコントローラ(14)を含む、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記主流の流量および前記副流の流量が一定である、請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記第1のフローファンおよび前記第2のフローファンは、前記主流の流量の前記副流の流量に対する比が1未満、好ましくは1:5から1:20、さらにより好ましくは1:10となるように、前記総流量および前記主流を引き込むように構成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記第1のスプリッタは、バーチャルインパクタまたはサイクロンフィルタである、請求項1から5のいずれかに記載のシステム。
  7. 前記第1のスプリッタは、バーチャルインパクタであり、前記総流量の第1の方向を規定する第1のスプリッタ入口と、少なくとも前記第1のダクトに接続された第1の分岐部および前記第2のダクトに接続された第2の分岐部への分岐を含む第1のスプリッタ出口とを含み、前記第1の方向から前記第1の分岐部への流れの方向における角度変化が前記第1の方向から前記第2の分岐部への流れの方向における角度変化よりも大きくなるように前記第1の分岐部および前記第2の分岐部が配向されている、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記第1のスプリッタは、平行分岐部(16)および垂直分岐部(17)であって、前記総流量を、前記垂直分岐部を経て前記第1のダクトに導く前記主流と、前記平行分岐部を経て前記第2のダクトに導く前記副流に分割するための平行分岐部(16)および垂直分岐部(17)を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記第1のスプリッタは、前記第1のスプリッタの入口に配置された、前記総流量を加速するための加速ノズル(151)を含む、請求項6から8のいずれか一項に記載のシステム。
  10. 前記第1のスプリッタの出口は、少なくとも1つの減速ノズルを含む、請求項6から9のいずれか一項に記載のシステム。
  11. 前記センサ(11)は、
    − 空気流(26)が侵入することを可能にする光学室と、
    − 侵入する空気に対する前記光学室の領域を通る光束(31)を生成するための電磁放射源(24)と、
    − 前記侵入する空気流中の粒子によって散乱された光を集めるための光子コレクタ(28)とを含む、請求項1から10のいずれか一項に記載のシステム。
  12. 前記センサは、前記空気流を侵入させた後に前記放射源からの光を受け入れ、および吸収するための光トラップ(27)を含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記センサの上流で、前記第1のダクト内に配置された第2のスプリッタユニット(15)を含み、前記第2のスプリッタユニットは、
    − 中心流である試料流、および
    − 同軸ジャケットであるシース流
    を作り出すように配置されている、請求項1から12のいずれか一項に記載のシステム。
  14. 前記中心流および/または前記同軸ジャケットが円筒形状である、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記第2のスプリッタは、
    − 第1の中空管(18)と、
    − 前記第1の中空管の少なくとも一部を包囲する第2の中空管(19)と、
    − 入ってくる空気に前記第1の中空管への本質的に妨げられない入口を提供し、および入ってくる空気にフィルタ(21)を経て前記第2の中空管への平行な入口を提供する第2のスプリッタ入口(20)とを含む、請求項13または14に記載のシステム。
  16. 請求項11または12に記載のシステムの2つが一体化されたハウジングを含むセンサユニットであって、それぞれの前記電磁放射源は全く同一の装置であり、前記ユニットは、前記放射源から光ビームを受け入れるための、および光ビームをそれぞれの前記システム内で使用する二つのビームに分割するためのビームスプリッタを備えている、センサユニット。
  17. 2つの前記システムの各々において測定された粒子の量を比較するために構成された処理ユニットを含む、請求項16に記載のセンサユニット。
  18. 請求項1から15のいずれか一項に記載のセンサシステムまたは請求項16または17に記載のセンサユニットを含む車両。
  19. 請求項16または17に記載のセンサユニットを備え、2つの前記システムの一方の入口が前記車両の外側に接続され、2つの前記システムの他方の入口が前記車両の内側に接続されている、請求項18に記載の車両。
  20. 2つの前記システムのうちの第1のシステムの入口において車両の外側からの空気流を受け入れるステップと、
    2つの前記システムのうちの第2のシステムの入口において前記車両の内側からの空気流を受け入れるステップと、
    2つの前記システムの前記空気流において測定された粒子の量を比較するステップとを含む、請求項16または17に記載のセンサユニットを動作させる方法。
  21. 請求項19に記載の車両を換気するために、2つの前記システムのうちの前記第1のシステムの前記入口において前記車両の外側から空気流を受け入れるステップと、2つの前記システムのうちの前記第2のシステムの前記入口において前記車両の内側から空気流を受け入れるステップと、2つの前記システムの前記空気流において測定された粒子の量を比較するステップと、前記車両を換気するために前記空気流の1つを選択するステップとを含む、請求項20に記載の方法。
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