JP2019522484A - 家畜銃 - Google Patents

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Abstract

家畜/食肉処理場作業で用いられる家畜銃は内方チャンバ内で摺動自在なピストンと、内方チャンバの後方または中央端部に隣接して配設された環状形状を有する発射圧力チャンバとを有する。スタニングロッドがピストンによって動物を失神させるように前方へそしてロッドを戻すように後方へ駆動される。ピストンを動かしてスタニングロッドを駆動するように発射加圧チャンバから内方チャンバの後方端部への加圧流体の流れをバルブシステムが交互に制御する。掛止部システムがスタニングロッドを保持および解放する。加圧流体供給が作業サイクル間にスタニングロッドを引き戻すように用いられる。トリガを用いるハンドルが家畜銃を保持しそしてバルブシステムを作動させるように作業者によって用いられ、家畜銃の作動中に衝撃を吸収するようにハンドルと家畜銃ハウジングとの間にクッションマウントシステムが取り付けられる。【選択図】図3

Description

本出願は、2016年7月1日出願の米国仮特許出願第62/357,566号、2017年2月2日出願の米国仮特許出願第62/453,579号、2016年9月1日出願の米国非仮特許出願第15/254,546号、2016年7月15日出願の米国非仮特許出願第15/211,524号、2017年2月2日出願の米国非仮特許出願第15/422,885号、2017年4月12日出願の米国非仮特許出願第15/485,346号、2017年3月2日出願の米国非仮特許出願第15/447,316号、および2017年6月29日出願の米国非仮特許出願第15/637,587号の優先権を主張するものである。
本発明は、概して、家畜/畜殺場の作業で用いられる空気式家畜銃に関し、より具体的には、動物を失神させるのに用いられるスタニングロッドと、スタニングロッドを保持しそして放つための保持システムと、作動周期間にスタニングロッドを後退させるように用いられる圧縮空気供給装置と、作業者が家畜銃を保持するのに用いられるハンドルに関する。
家畜生産プラントにおいて、動物を処理するために失神させて動けなくすることは重要なことである。動物を失神させるのに多くの方法が用いられてきたが、動物を動けなくするにはキャプティブボルト機構が最も能率的で、廉価で、そして人道的方法であることが証明された。特に、空気式キャプティブボルト装置がこの能力に用いられている。
本説明において参照事項として組み込まれる米国特許第6,135,871号および米国特許公開第2004/0209562の開示内容は、別のものとの間で、スタニングロッドを駆動するピストンのための物理的掛止部装置を備えた空気式家畜銃を開示している。
図1および2は従来の家畜銃の掛止部機構を示しており、ピストン2から右方(前方)に延びるスタニングロッド1が、掛止部4の端部4aで内方に延びる縁部によって交互に保持および解放される外方に延びる縁部3を含む左方(後方)端部を有する。掛止部4の本体中央部には、掛止部旋回ポスト6の外方に延びるフランジ6aの回りで枢動自在な内方に延びるフランジ4bがある。掛止部ピストン5は前方端に内側ボア5aを、後方端に内側ボア5cを、そして両者間に軽減部分5bを備える。図1の保持位置において、掛止部ピストン5は長手方向後方へ摺動され、それにより、前方の内側ボア5aは掛止部前方端部4aをスタニングロッド縁部3に向かって動かして係合し、同時に、後方の内側ボア5cは掛止部後方端部4cの外面に接合する。図2の解放位置において、掛止部ピストン5は長手方向前方へ摺動され、それにより、前方の内側ボア5aは掛止部前方端部4aの前方へ移動し、そして軽減部分5bは、掛止部4の縁部4aが掛止部ポストの枢動フランジ6aの回りで枢動するように、掛止部前方端部4aが外方に移動するのを許容しそしてスタニングロッド縁部3との係合を外す。同時に、掛止部ピストン後方の内側ボア5cは前方へ摺動し、掛止部ピストン後方端部4cの外面との接合を外れる。スタニングロッド縁部を解放すると、圧縮空気後背ピストン2は動物を失神させるようにスタニングロッド1を前方へ移動する。
このような従来技術の掛止部およびその他の構成要素は周知であるが、作業時、この構成要素の幾つかは別の構成要素と摺動結合させられており、それ故、それらの構成要素を引き摺らせたり、定期的な交換を必要としたりする障害や摩耗を生ずる。スタニングロッドもまた使用中に交換することを仮定している。
過剰な各スタニングサイクルに必要な空気量は作業コストを増加するので従来の家畜銃における圧縮空気の使用法もまた発行されている。加えて、作業者は家畜銃を繰り返し使用するときに各作業サイクルにおけるスタニングロッドの突出と後退の衝撃によって疲労させられる。
従来技術の問題よび欠点に鑑み、本発明の目的は、家畜銃の作動を制御する可動部品の摩耗を低減する解放システムを有する家畜銃を提供することにある。
本発明の別の目的は、作動中、掛止部と掛止部ピストンとの間の運動時に引き摺りを減衰された家畜銃を提供することにある。
本発明の別の目的は、掛止部および掛止部ピストンに繰り返される作業の結果として摩滅を減衰され、早期の故障を減衰された家畜銃を提供することにある。
本発明のまた別の目的は、より強力で改良された掛止システムによってより信頼性のあるスタニングを有する家畜銃を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、より強力な家畜銃の結果として改良された作業者の安全性を有する家畜銃を提供することにある。
本発明の別の目的は、各スタナーサイクル間でより低い圧縮空気を用いる家畜銃を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、改善された作業快適性および低減された傷害発生率を有する家畜銃を提供することにある。
本発明のまた別の目的は、スタニングロッドが回転することなく容易にかつ確実に摺動する家畜銃を提供することにある。
本発明のその他の目的および利点は、明細書から一部は自明であり、一部は明示されよう。
上述および、当業者にとって明白となるその他の目的は、動物を失神させるための家畜銃に指向される本発明において達成され、それは、先端部を有するハウジングと、前方端部と後方端部とを有するハウジング内の内方チャンバと、内方チャンバ内で摺動自在なピストンと、ピストンにより前方および後方に向かいかつハウジングの先端部から離れて駆動されるハウジング内のスタニングロッドとを含む。第1加圧チャンバが内方チャンバに隣接して配設される。第1加圧チャンバは内方チャンバの後方端部と連通して、ピストンの後方に加圧流体を供給する。第2加圧チャンバが内方チャンバに隣接して配置される。第2加圧チャンバは内方チャンバの前方端部と連通して、ピストンの前方に加圧流体を供給する。本家畜銃は、加圧流体を、動物を失神させるようにピストンを動かしてスタニングロッドを前方に駆動するように第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、そしてピストンを動かしてスタニングロッドを後方に駆動し、スタニングロッドを引っ込めるように第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へと交互に流れるように制御するバルブシステムをさらに備えることもできる。
第2加圧チャンバは内方チャンバの外方を取り囲むこともでき、そして環状円筒形体であってもよい。第2加圧チャンバは第1加圧チャンバよりも小さくすることもできる。
第1加圧チャンバは内方チャンバの中央部または後方端部に隣接して内方チャンバの外方を取り囲むこともでき、そして第2加圧チャンバは内方チャンバの中央部または前方端部に隣接して内方チャンバの外方を取り囲むこともできる。
バルブシステムは複数の通路を有するバルブ本体を含むこともできる。バルブ本体は、ピストンを動かしてスタニングロッドを前方へ駆動するように加圧流体をピストンの後方に供給する前に、第1および第2加圧チャンバを加圧流体で満たすように第1および第2加圧チャンバへの加圧流体の流れをさらに制御してもよい。
関連する観点において、本発明は、動物を失神させる方法を指向しており、それは、先端部を有するハウジングと、前方端部および後方端部を有するハウジングの内方チャンバと、内方チャンバ内で摺動自在なピストンと、ピストンによって前方および後方向かいそしてハウジングの先端部から離れて駆動できるハウジング内のスタニングロッドとを有する家畜銃を準備することを含む。家畜銃は、内方チャンバに隣接して、内方チャンバの後方端部と連結する第1加圧チャンバと、内方チャンバに隣接して、内方チャンバの前方端部と連結する第2加圧チャンバとを備える。家畜銃はまた、第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、そして第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ、加圧流体を交互に流すように制御するバルブシステムを備える。本方法は、第1加圧チャンバに加圧流体を供給し、そして第2加圧チャンバに加圧流体を供給することを含む。本方法はさらに、ピストンを動かしてスタニングロッドを前方に駆動し、動物を失神させるように、第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部に加圧流体を供給し、続いて、ピストンを動かしてスタニングロッドを後方に駆動してスタニングロッドを引き戻すように、第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部に加圧流体を供給することを含む。加圧流体は第1加圧チャンバと第2加圧チャンバとに同時に供給され得る。
本方法は、第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、そして第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体を交互に流すように制御するバルブシステムを準備することを含むこともできる。本方法はさらに、加圧流体を、第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、続いて第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ流すように、バルブシステムに制御させることを含むこともできる。
バルブシステムは、ピストンを動かしてスタニングロッドを前方へ駆動するように加圧流体をピストンの後方に供給する前に、第1および第2加圧チャンバを同時に加圧流体で満たすように加圧流体を第1および第2加圧チャンバに流すようにさらに制御することもできる。第2加圧チャンバは第1加圧チャンバよりも小さい加圧流体を含むこともできる。
本発明は別の観点において、動物を失神させるための家畜銃を指向しており、それは、動物を失神させるように前方へそして引き戻すように後方へ長手方向軸に沿って駆動できるスタニングロッドをその中に有するハウジングと、スタニングロッドを前方に駆動しそして引き戻すように加圧流体の流れを制御するためのバルブトリガを有するハンドルと、ハンドルとハウジングとの間のマウントを含む。マウントはハウジングに連結された第1部分と、ハンドルに連結された第2部分と、第1および第2部分間に配設された少なくとも1つの緩衝材とを有する。マウントはハウジングからハンドルに伝達される振動および衝撃を吸収するように作用する。
ハンドルはバルブトリガにより制御されるバルブを含み得る。マウントの第1部分は、ハウジングに接続される加圧流体の流れのための少なくとも1つの通路を含むこともでき、そしてマウントの第2部分は、ハンドルバルブに接続される加圧流体の流れのための少なくとも1つの通路を含むこともできる。マウントの第1および第2部分の少なくとも1つの通路は加圧流体がハウジングとハンドルバルブとの間を流動できるように接続され得る。マウントの第1および第2部分の各々の中に複数の通路と、マウントの第1および第2部分の通路に接続する複数のホースとを含むこともできる。少なくとも1つのファスナがマウントの第1部分をマウントの第2部分に固定する少なくとも1つの緩衝材を通って延びることもできる。
マウントの第1および第2部分の一方は中央フランジを有することもでき、他方のマウントの第1および第2部分は1対の側部フランジを有することもでき、そして中央フランジと側部フランジの各々との間に配設される緩衝材と、マウントの第1部分をマウントの第2部分に固着するように緩衝材を通ってフランジに延びる少なくとも1つのファスナとを含むこともできる。マウントは固定位置にハンドルを向かわせるようにハウジングに固着可能にしてもよく、そこにおいてトリガの動きは長手方向軸に垂直な方向である。ハウジングから伝達される振動および衝撃を緩衝するように緩衝材を有するハウジングに補助的ハンドルをさらに含むこともできる。
本発明はさらに、動物を失神させるように前方へそして引き戻すように後方へ長手方向軸に沿ってその中で駆動可能なスタニングロッドを有するハウジングと、スタニングロッドを前方に駆動しそして引き戻すように加圧流体の流れを制御するようにバルブおよび移動自在なバルブトリガを有するハンドルと、ハンドルとハウジングとの間のマウントとを含む、動物を失神させるための家畜銃を指向するものである。マウントはハウジングとハンドルバルブとの間に加圧流体を流すための少なくとも1つの通路を有することもできる。マウントは固定位置にハンドルを指向するようにハウジングに固着可能であり、そこにおいて、トリガの動きは長手方向軸以外の方向である。例えば、マウントは長手方向軸に垂直なハンドルトリガ運動方向に指向させ得る。
さらに別の観点において、本発明は、動物を失神させるように前方へそして引き戻すように後方へ長手方向軸に沿ってその中で駆動可能なスタニングロッドを有するハウジングと、スタニングロッドを駆動するように加圧流体の流れを制御するバルブトリガを有するハンドルと、ハンドルとハウジングとの間のマウントとを含む、動物を失神させるための家畜銃を指向するものである。マウントはハウジングに結合される第1部分と、ハンドルな結合される第2部分とを有する。第1および第2マウント部分はそれぞれ対向する端部を有し、第1マウント部分の端部は第2マウント部分の端部から離間される。第1および第2マウント部分は対向する端部間で相互に固定される。少なくとも1つの緩衝材が第1および第2マウント部分間に配設され、そして第1および第2マウント部分間の空間を密封するように対向側部を有することもできる。
少なくとも1つの緩衝材は第1および第2マウント部分の対向端部分の一方間の空間を密封するように端部を備えた第1部分を有し得る。緩衝材はまた、第1および第2マウント部分の対向端部分の他方間の空間を密封する端部を備えた第2部分を有し得る。マウントは第1および第2マウント部分間枢動運動を許容するように軸に沿って固定され得る。
ハウジングおよびハンドルの各々は、スタニングロッドを駆動するように加圧流体のための少なくとも1つの通路を有する。第1および第2マウント部分の各々は、第1および第2マウント部分が相互に固定される位置に近接してハウジングおよびハンドルの通路を接続する少なくとも1つの通路を含み得る。第1および第2緩衝材部分は別体でもよい。互換的に、緩衝材は、第1および第2緩衝材部分を共に接続するための第3部分をさらに含む単一体でもよい。
第1および第2緩衝材部分は第1および第2側部を有してもよく、第1および第2緩衝材部分の第1側部の厚さは第1および第2緩衝材部分の第2側部の厚さと同じまたは異なってもよい。緩衝材は単一体であってもよく、そして第1および第2緩衝材部分を結合する第3部分をさらに含むこともできる。第3部分はさらに、ハウジングおよびハンドルの通路を接続するための少なくとも1つの通路を含むこともできる。マウントは第1および第2マウント部分間の枢動運動を許容するように軸に沿って固定してもよく、そしてさらに軸に沿ってピンを含むこともできる。ピンはハウジングおよびハンドル通路を接続るために少なくとも1つの通路を含み得る。
また別の観点において、本発明は、家畜銃のハンドルにハウジングを結合するためのハウジングを指向するものであり、ハウジングは動物を失神させるように前方へそして引き戻すように後方へ長手方向軸に沿って駆動できるスタニングロッドをその中に有し、ハンドルはスタニングロッドを前方に駆動するように加圧流体の流れを制御するバルブトリガを有し、ハウジングおよびハンドルの各々はスタニングロッドを駆動する加圧流体のための少なくとも1つの通路を有する。マウントはハウジングに結合するための第1マウント部分と、ハンドルに結合するための第2マウント部分とを含む。第1および第2マウント部分はそれぞれ対向端部を有する。第1マウント部分の端部は第2マウント部分の端部から離間され、第1および第2マウント部分は対向する端部間で互いに固着される。第1および第2マウント部分の各々は、第1および第2マウント部分が相互に固着される位置に近接してハウジングおよびハンドルの通路を接続するための少なくとも1つの通路含む。
第1マウント部分および第2マウント部分は、第1および第2マウント部分間に枢動運動を許容するように軸に沿って互いに固着され得る。第1マウント部分および第2マウント部分の第1端部間の間隔は第1マウント部分および第2マウント部分の第2端部間の間隔と等しくなくてもよい。マウントはハウジングおよびハンドルの通路を接続するための少なくとも1つの通路を備えるピンを軸に沿ってさらに含むこともできる。第1および第2マウント部分が固着される少なくとも1つのピンを軸に沿って配設してもよい。第1および第2マウント部分間に少なくとも1つの緩衝材をさらに配設することもできる。
少なくとも1つの緩衝材は第1および第2マウント部分の対向端部分の一方間の空間を密封する端部を備えた第1部分を有することもでき、また緩衝材は第1および第2マウント部分の対向端部分の他方間の空間を密封する端部を備えた第2部分を有することもできる。第1および第2緩衝材部分は別体であってもよい。緩衝材はまた単一体であってもよく、第1および第2緩衝材部分を互いに結合するための第3部分をさらに含んでいてもよい。緩衝材の第3部分は、ハウジングおよびハンドル通路を接続する少なくとも1つの通路をさらに含むこともできる。
別の観点において、本発明は、動物を失神させるために家畜銃のハウジングからハンドルへ伝達される振動および衝撃を吸収するための耐衝撃緩衝材に指向されている。ハンドルは家畜銃への加圧流体の流れを制御するバルブおよびバルブトリガと、ハンドルとハウジングとの間のマウントとを有する。マウントはハウジングに結合される第1部分と、ハンドルに結合される第2部分とを有し、第1および第2マウント部分はそれぞれ対向する端部を有する。第1マウント部分の端部は第2マウント部分の端部から離間され、第1および第2マウント部分は対向する端部間で互いに固定される。緩衝材は第1および第2マウント部分間に配設され、そしてマウント部分の一方の開口に受容される、そこから延びる突起部を有する。緩衝材は第1および第2マウント部分間の空間を密封するように上方および下方延びる縁部をその3つの側部に有する。
本発明のさらに別の観点では、動物を失神させるように前方へそして引き戻すように後方へ長手方向軸に沿って駆動できるスタニングロッドをその中に有するハウジングと、スタニングロッドを駆動するように加圧流体の流れを制御するためのバルブと第1可動バルブトリガとを有する第1ハンドルと、第2ハンドルとを含む、動物を失神させるための家畜銃を指向する。第2ハンドルは加圧流体の流れを制御するようにバルブと第2可動バルブトリガとを有する。第1および第2ハンドルのバルブは通路によって接続され、それにより、第1および第2バルブトリガの両者は、スタニングロッドを前方へ駆動するように加圧流体を供給するために押し下げられねばならない。ブラケットはハウジングから延び、そこには第2ハンドルと第2ハンドルの側部から外方へ延びる第2可動バルブトリガとを装着される。第2ハンドルはフラゲット内で回動自在でありそして複数の位置の1つに適所に固定され得る。第2可動バルブトリガは第2ハンドルから延びるように配置されそしてハウジングに関して複数の異なった固定位置で作動可能である。
ハウジングは、動物を失神させるようにスタニングロッドが前方へ突出する先端部と、先端部に対向する後端部と、先端部と後端部との間の側部とを有する。第1ハンドルはハウジングの側部から延びる主ハンドルであり、第2ハンドルはハウジングの後端部から延びる補助ハンドルである。ハンドルは実質的に長手方向軸と垂直に指向される。ブラケットおよび第2ハンドルの一方は突起部を有し、ブラケットおよび第2ハンドルの他方は突起部を受容するための開口を有し得る。突起部はブラケットに関して複数の位置に第2ハンドルを回転できるように開口から着脱自在である。突起部は複数の位置の適所な一つに第2ハンドルを固定するように開口内に戻すことができる。突起部は第2ハンドルの一端部にスプラインを含むこともでき、開口はスプラインを受容するためにブラケットに溝を含むこともできる。第2ハンドルは、第2ハンドルを回動できるようにブラケット溝からスプラインを離脱するようにブラケットに関して摺動自在であってもよく、スプラインは第2ハンドルを適所に固定するように溝内に再係合できる。第2ハンドルのバルブはスプラインに対向する第2ハンドルの端部でブラケットに配設され得、第2ハンドルバルブはスプラインをブラケット溝から離脱できるようにブラケットから着脱自在でありそしてスプラインが第2ハンドルを適所に固定するように溝内に再係合されるときにブラケットに戻すことができる。
別の観点において、本発明は、動物を失神させるように長手方向に沿って前方へそして引き戻すように後方へ駆動できるスタニングロッドをその中に有するハウジングと、スタニングロッドを前方に駆動するように加圧流体の流れを制御するバルブおよび第1可動トリガを有する第1ハンドルと、加圧流体の流れを制御するバルブおよび第2可動トリガを有する第2ハンドルとを含む、動物を失神させるための家畜銃を指向する。第1および第2ハンドルのバルブは通路によって接続され、それにより、第1および第2トリガの両者は、スタニングロッドを前方へ駆動するには加圧流体を供給するように押し下げられねばならない。第2ハンドルは第2ハンドルブラケットに配設される。第2ハンドルブラケットを取り付けられたハウジングから取付けブラケットが延びる。第1抗衝撃緩衝材が第2取付けブラケットと第2ハンドルブラケットとの間に配設される。
第1抗衝撃緩衝材はそこから延びる複数のボスを含むこともでき、そして第2ハンドルブラケットはこのボスを受容するための開口を含む。端部キャップを第2ハンドルブラケットに対向する側部で取付けブラケットに固定してもよく、第2抗衝撃緩衝材を取付けブラケットと端部キャップとの間に配設してもよい。
さらに別の観点では、本発明は、動物を失神させるための家畜銃のハウジングからハンドルに伝達される振動および衝撃を吸収するための抗衝撃緩衝材を指向する。ハンドルは、家畜銃への加圧流体の流れを制御するようにバルブとバルブトリガとを有し、ハンドルはハウジングから延びる取付けブラケットに取り付けられたハンドルブラケットに配設される。緩衝材は細長くそして取付けブラケットとハンドルブラケットとの間に配設される。緩衝材は、緩衝材の長さに沿ってそこから伸びそしてハンドルブラケットの開口に受容される複数の離間されたボスを含む。抗衝撃緩衝材から延びるボスは、相互に対面する凹形側部を有することもでき、そして緩衝材は、取付けブラケットとハンドルブラケットとを結合するようにボルトを受容するためにボス間に開口を有することもできる。
本発明の別の観点では、動物を失神させるための家畜銃の作動方法を指向する。本方法は、動物を失神させるように前方へそして元に戻すように後方へ長手方向軸に沿って駆動できるスタニングロッドをその中に備えたハウジングを有する家畜銃を準備する。第1ハンドルはスタニングロッドを前方に駆動しそして元に戻すように加圧流体の流れを制御するためのバルブおよび第1可動バルブトリガを有する。第2ハンドルは加圧流体の流れを制御するためのバルブおよび第21可動バルブトリガを有する。第1および第2ハンドルのバルブは通路によって接続され、それにより、第1および第2バルブトリガの両者はスタニングロッドを前方に駆動するように加圧流体を供給するように押し下げられなければならない。ブラケットは、第2ハンドルと第2ハンドルの側部から外方へ延びる第2可動バルブトリガとを取り付けられたハウジングから延びる。ハンドルはブラケット内で回動自在でありそして第1位置の適所に固定される。第2トリガは第2ハンドルから延びそしてハウジングに関して第1固定位置で作動可能である。本方法は、ブラケット内で第2ハンドルを第1位置と異なる第2位置に回動し、そして第2ハンドルを第2位置の適所に固定することを含む。第2トリガは第2ハンドルから延びそしてハウジングに関して第1固定位置と異なる第2固定位置で作動可能である。
ブラケットの一方および第2ハンドルは突起部を有してもよく他方のブラケットおよび第2ハンドルは突起部を受容するための開口を有する。本方法は、第2ハンドルを回動する前に、第2ハンドルがブラケットに関して回動できるように開口から突起部を離脱することを含む。本方法はさらに、第2ハンドルを第2位置に回動した後に、第2ハンドルを第2位置の適所に固定するように突起部を開口内に戻すことを含む。突起部は第2ハンドルの端部にスプラインを含みこともでき、開口はスプラインを受容するための溝をブラケットに含むこともできる。本方法は、第2ハンドルを回動する前に、第2ハンドルが回動できるようにスプラインをブラケット溝から離脱するようにブラケットに関して第2ハンドルを摺動することを含むこともできる。本方法はさらに、ブラケットに関して第2ハンドルを第2位置に回動した後に、第2ハンドルを第2位置の適所に固定するようにブラケット溝内にスプラインを再係合するようにブラケットに関してハンドルを摺動することを含んでもよい。
第2ハンドルのバルブは、第2ハンドルのスプラインに対向する端部でブラケットに配設されてもよい。本方法は、スプラインをブラケット溝から解放できるようにブラケットから第2ハンドルバルブを取り外し、そして、第2ハンドルを適所に固定するようにスプラインをブラケット溝内に再係合した後に、ブラケットのバルブを戻すことを含むこともできる。
さらに別の観点において、本発明は、先端部を有するハウジングと、ハウジング内にありかつハウジングの先端部に向かって長手方向軸に沿って前方へ駆動できるスタニングロッドとを含む、動物を失神させるための家畜銃を指向する。スタニングロッドの保持および解放を交互に行うために掛止部がハウジング内に取り付けられる。掛止部はスタニングロッド長手方向軸から離間する側部に配設された掛止部枢軸に枢動自在に取り付けられる本体部分と、ハウジング先端部に向かいかつ掛止部枢軸から遠くへ本体部分から延びる端部分とを有する。掛止部端部分は、スタニングロッドがそこから前方へ駆動されるのを阻止する長手方向軸に向かった保持位置と、スタニングロッドが前方へ駆動されるのを許容するスタニングロッド長手方向軸から離間された解放位置との間で移動自在である。掛止部ピストンが長手方向軸から離れた側部に掛止部端部分に隣接して配設される。掛止部ピストンは掛止部端部分に隣接して掛止部に接しかつ掛止部本体部分と接することなく摺動する。掛止部ピストンは、掛止部端部分をスタニングロッド長手方向軸に向かって保持位置へ押し進め、それにより、スタニングロッドを保持して前方へ駆動されるのを阻止する第1位置と、スタニングロッドを解放して前方へ駆動できる、スタニングロッド長手方向軸から離れた解放位置に掛止部端部分が移動できる第2位置との間で長手方向軸の方向に摺動するように適合される。バルブは掛止部ピストンを第1位置から第2位置へ移動させ、それにより、動物を失神させるようにスタニングロッドを長手方向軸に沿って前方へ駆動するように空気の流れを制御することができる。
掛止部枢軸は掛止部枢軸本体の端部から内方に延びる縁部を有してもよい。掛止部本体は、長手方向軸から離間する外方へ延びるフランジを含むこともでき、掛止部本体フランジは保持および解放位置間で掛止部が枢動できるように、内方に延びる掛止部枢軸縁部に係合する。掛止部枢軸は長手方向軸の回りに延びるリングを含むこともできる。複数の掛止部が長手方向軸の回りに配列されてもよく、各掛止部は長手方向軸の回りに弧状に湾曲され、掛止部は掛止部枢軸リングで枢動する。
本発明はまた、先端部およびスタニングロッドをその内部に備えたハウジングを有し、ハウジングの先端部に向かって長手方向軸に沿って前方へスタニングロッドを駆動できる家畜銃を準備することを含む動物を失神させる方法を指向する。家畜銃はスタニングロッドを交互に保持および解放するためにハウジング内に取り付けられた掛止部を含む。掛止部はスタニングロッド長手方向軸から離れた側部に配設される掛止部枢軸に枢動自在に取り付けられた本体部分と、掛止部枢軸からハウジング先端部および末端部に向かって本体部分から延びる端部分とを有する。掛止部端部分は、長手方向軸に向かってスタニングロッドを係合する保持位置と、長手方向軸から離れてスタニングロッドを解放する解放位置との間で移動自在である。家畜銃はまた、長手方向軸から離れる側部に掛止部端部分に近接して配設される掛止部ピストンを含む。掛止部ピストンはハウジング先端部に近接および離間する位置間で長手方向軸の方向に摺動するように適合され、そして掛止部端部分に隣接して掛止部と接合状態でそして掛止部本体部分と非接合状態で摺動する。さらに家畜銃は、掛止部ピストンを第1位置から第2位置へ移動させるように空気の流れを制御できるバルブを含む。本方法は、ハウジング先端部から離れた長手方向軸に沿った第1位置に掛止部ピストンを配置することを含み、掛止部ピストンは、掛止部端部分を保持位置へスタニングロッド長手方向軸に向かって押し進める間、掛止部本体部分と非接合状態であり、それにより、スタニングロッドを保持して前方に駆動されるのを阻止する。本方法はまた、バルブが掛止部ピストンを空気の流れで第1位置から第2位置へ長手方向軸に沿ってハウジング先端部に向かって移動させることができることを含む。第2位置にある掛止部ピストンは、スタニングロッドを解放する長手方向軸から離れた解放位置に掛止部端部分が移動できる間、掛止部本体部分と非接合状態にあり、それにより、動物を失神させるように長手方向軸に沿ってスタニングロッドを前方に駆動できる。
本方法はさらに、動物を失神させたのち、スタニングロッドが第1位置に戻るのを許容し、そこにおいて、掛止部ピストンは長手方向軸に沿ってハウジング先端部から離れて位置される。掛止部ピストンは、掛止部端部分をスタニングロッド長手方向軸に向かって保持位置に押し進める間、掛止部本体部分と非接合状態に残すこともでき、それにより、バルブ作動されるまでスタニングロッドを保持して前方へ駆動されるのを阻止する。
掛止部枢軸は掛止部枢軸本体の端部から内方へ延びる縁部を含むこともでき、掛止部本体は長手方向軸から離れて外方へ延びるフランジを含むこともでき、掛止部本体フランジは、掛止部ピストンが掛止部本体部分と非接合状態に残される間、掛止部が保持および解放位置間を枢動できるように内方へ延びる掛止部枢軸縁部に係合する。
掛止部枢軸は長手方向軸に沿って延びるリングを含むこともでき、各々が長手方向軸の回りに弧状に湾曲した本体部分を有する複数の掛止部を長手方向軸の回りに配列することもできる。掛止部は、掛止部ピストンが湾曲した掛止部本体部分と非接合状態に残される間、掛止部枢軸リングで保持および解放位置間を枢動する。
別の観点において、本発明は、先端部を有するハウジングと、ハウジングの先端部に向かって長手方向軸に沿って前方へ駆動できるハウジング内のスタニングロッドとを含む、動物を失神させるための家畜銃を指向する。ハウジングロッドを交互に保持および解放するために掛止部がハウジング内に取り付けられる。掛止部はスタニングロッド長手方向軸から離間する側部に配置された固定掛止部枢軸とスタニングロッド長手方向軸に向かう側部に配置された固定掛止部支持部との間に枢動自在に取り付けられた本体部分を有する。掛止部支持部はハウジング先端部に向かって延びる末端部を有する。掛止部は本体部分からハウジング先端部に向かって延びかつ掛止部枢軸から遠位の端部分を有する。掛止部端部分は、掛止部本体が固定掛止部枢軸と固定掛止部支持部末端部の両者に接合してスタニングロッドが前方へ駆動されるのを阻止する、長手方向軸に向かう保持位置と、掛止部本体が固定掛止部枢軸と接合しかつ固定掛止部支持部末端部との接合を外れてスタニングロッドを前方へ駆動できる、スタニングロッド長手方向軸から離間する解放位置との間で移動自在である。掛止部ピストンが長手方向軸から離れた側部に掛止部端部分に隣接して配設される。掛止部ピストンは掛止部端部分に隣接して掛止部と摺動自在に接合する。掛止部ピストンは、保持位置のスタニングロッド長手方向軸に向かって掛止部端部分を押し進め、それにより、スタニングロッドを保持して前方へ駆動されるのを阻止する第1位置と、スタニングロッドを解放して前方へ駆動できるようにスタニングロッド長手方向軸から離れた解放位置へ掛止部端部分を移動できる第2位置との間で長手方向軸の方向へ摺動するように適合される。掛止部ピストンを第1位置から第2位置へ移動させ、それにより、動物を失神させるようにスタニングロッドを長手方向軸に沿って前方へ駆動するようにバルブが空気の流れを制御できる。
関連した観点において、本発明は、先端部を有するハウジングと、ハウジングの先端部に向かって長手方向軸に沿って前方へ駆動できるハウジング内のスタニングロッドとを有する家畜銃を準備することを含む、動物を失神させる方法を指向する。家畜銃はスタニングロッドを交互に保持および解放するためにハウジング内に取り付けられた掛止部を含む。掛止部はスタニングロッド長手方向軸から離れる側部に配設される固定掛止部枢軸とスタニングロッド長手方向軸に向かう側部に配設される固定掛止部支持部との間に枢動自在に取り付けられた本体部分を有する。掛止部支持部はハウジング先端部に向かって延びる末端部を有する。掛止部は本体部分からハウジング先端部に向かって延びそして掛止部枢軸から遠位の端部分を有する。掛止部端部分は長手方向軸に向かう保持位置と、スタニングロッド長手方向軸から離れた解放位置との間で移動自在である。家畜銃はまた長手方向軸から離れた側部に掛止部端部分に隣接して配設された掛止部ピストンを含む。掛止部ピストンは掛止部端部分に隣接して掛止部と摺動自在に接合する。掛止部ピストンはハウジング先端部に向かう位置と離れる位置との間で長手方向軸の方向へ活動するように適合され、そして掛止部ピストンを第1位置から第2位置へ移動させるようにバルブが空気の流れを制御できる。本方法は、掛止部端部分をスタニングロッド長手方向軸に向かって保持位置に押し進める、ハウジング先端部から離れた長手方向軸に沿った第1位置に掛止部ピストンを配置することを含む。掛止部本体は固定掛止部枢軸と固定掛止部支持部末端部に共に接合され、それにより、スタニングロッドを保持して前方に駆動されるのを阻止する。掛止部ピストンは掛止部端部分に隣接して掛止部を摺動自在に接合する。本方法はさらに、空気の流れがハウジング先端部に向かって第1位置から第2位置へ長手方向軸に沿って掛止部ピストンを移動させるようにバルブを操作することを含み、そこにおいて、掛止部本体は固定掛止部枢軸と接合しそして固定掛止部支持部末端部との接合を外れる。第2位置は、動物を失神させるようにスタニングロッドを解放して長手方向軸に沿って前方へ駆動できる、長手方向軸から離れた解放位置に掛止部端部分が移動するのを許容する。
本方法はさらに、動物を失神させた後、スタニングロッドが第1位置に戻ることを許容することを含むこともでき、そこにおいて、掛止部ピストンは長手方向軸に沿ってハウジング先端部から離れて位置される。掛止部ピストンは保持位置のスタニングロッド長手方向軸に向かって掛止部端部分を押し進め、掛止部本体は固定掛止部支持部末端部と接合し、それにより、バルブが操作されるまで、スタニングロッドを保持して前方に駆動されるのを阻止する。
掛止部枢軸は掛止部枢軸本体の端部から内方へ延びる縁部を含んでもよく、そして掛止部本体は長手方向軸から離れて外方へ延びるフランジを含むこともできる。掛止部本体フランジは、掛止部本体が固定掛止部支持部末端部と接合および非接合状態にそれぞれ移動する間、掛止部が保持および解放位置間で枢動できるように内方へ延びる掛止部枢軸縁部に係合する。
掛止部枢軸は長手方向軸の回りに延びるリングを含むこともでき、そして固定掛止部支持部末端部は長手方向軸の回りに延びる円形であってもよい。複数の掛止部を長手方向軸の回りに配列してもよく、各掛止部は長手方向軸の回りに弧状に湾曲された本体部分を有する。掛止部は、掛止部本体は固定掛止部支持部末端部とそれぞれ接合および非接合状態へ移動する間、掛止部枢軸リングで保持および解放位置間を枢動する。
さらに別の観点において、本発明は、先端部を有するハウジングと、ハウジングの先端部に向かって長手方向軸に沿って前方へ駆動できるハウジング内のスタニングロッドとを含む、動物を失神させるための家畜銃を提供する。スタニングロッドを交互に保持および解放するためにハウジング内に掛止部が取り付けられる。掛止部は、スタニングロッド長手方向軸から離れた側部に配設された固定掛止部枢軸と、スタニングロッド長手方向軸に向かう側部に配設された固定掛止部支持部との間で枢動自在に取り付けられた本体部分を有する。掛止部支持部はハウジング先端部に向かって延びる末端部と、掛止部支持部末端部に隣接した弾性部材とを有する。掛止部は本体部分からハウジング先端部に向かって延びかつ掛止部枢軸から遠位にある端部分を有する。掛止部端部分は、スタニングロッドが前方へ駆動されるのを阻止する、長手方向軸に向かう保持位置と、弾性部材によって補助される、スタニングロッドを前方へ駆動できるスタニングロッド長手方向軸から離れた解放位置との間で移動自在である。長手方向軸から離れた側部に掛止部ピストンが掛止部端部分に隣接して配設される。掛止部ピストンは掛止部端部分に隣接して掛止部に摺動自在に接合される。掛止部ピストンは、掛止部端部分をスタニングロッド長手方向軸に向かって保持位置に押し進め、それにより、スタニングロッドを保持して前方へ駆動されるのを阻止する第1位置と、弾性部材によって補助される、スタニングロッドを解放して前方へ駆動できる、スタニングロッド長手方向軸から離れた解放位置へ掛止部端部分を移動できる第2位置との間で長手方向軸の方向に摺動するように適合される。掛止部ピストンを第1位置から第2位置へ移動させ、それにより、動物を失神させるようにスタニングロッドを長手方向軸に沿って前方に駆動するようにバルブが空気の流れを制御できる。
本発明の別の観点は、動物を失神させるための家畜銃に長手方向軸に沿って移動自在なスタニングロッドを捕獲および解放するために掛止部枢軸リングと係脱自在な掛止部枢軸を有する掛止部を提供する。掛止部は実質的に円筒形を形成する複数の弧状部分を含み、各弧状部分は前方端部と後方端部とを有する。掛止部は長手方向軸に向かう内壁部と長手方向軸から離れる外壁部とを含む。掛止部は、外壁部からから直接外方へかつ長手方向軸から離れて延びる弧状部分の後方端部のフランジと、内壁部から内方へかつ長手方向軸に向かって延びる弧状部分の前方端部の縁部とを含む。弧状部分フランジの各々は、その回りで弧状部分が枢動できる掛止部枢軸リングの内方縁部と係脱自在である。弧状部分は、弧状部分縁部が相互に近接する閉鎖位置から、弧状部分が掛止部枢軸リング内方縁部の回りに閉鎖位置から枢動するときに弧状部分縁部が長手方向軸から外方へ伸延される開放位置へ枢動自在である。掛止部は家畜銃の掛止部ピストンと係脱自在であり得、そこにおいて、各弧状部分前方端部は、弧状部分縁部がスタニングロッドに係合し、スタニングロッドが前方方向へ駆動されるのを阻止する、長手方向軸に向かう保持位置へ掛止部ピストンにより移動自在である。各弧状部分の外壁部は、外方へ延びるフランジに隣接して後方端部に実質的に直線部分を有していてもよく、外壁部の実質的直線部分は掛止部枢軸リング内方縁部に接合する。弧状部分は、弧状部分の後方端部の内壁部に沿って内部傾斜部を含むこともできる。
本発明の別の観点は、動物を失神させるための家畜銃の長手方向軸に沿って移動自在なスタニングロッドを捕獲および解放するための、掛止部枢軸リングに係脱自在な掛止部を提供する。掛止部は実質的に円筒形を形成する複数のクォーターシリンダを含み、クォーターシリンダの各々は前方端部と後方端部とを有する。掛止部はクォーターシリンダの後方端部から外方へ延びるフランジをクォーターシリンダの後方端部に含み、クォーターシリンダはフランジに隣接して実質的直線部分を有する。掛止部はクォーターシリンダの前方端部から内方に延びる縁部を含む。フランジは掛止部枢軸リングの内方縁部と係脱自在であり、掛止部枢軸リング内方縁部に接合する実質的直線部分の内方縁部の回りで枢動できる。クォーターシリンダは、フランジが相互に近接する閉鎖位置から、クォーターシリンダが閉鎖位置から掛止部枢軸リング内方縁部の回りで枢動するとき、フランジが長手方向軸から外方へ延びる開放位置へ枢動自在である。弧状部分の各々は、弧状部分の後方端部の内方壁に沿って内部傾斜部を含んでいてもよい。
さらに別の関連した観点において、本発明は、前方端部を有するハウジングと、ハウジングの前方端部に向かって長手方向軸に沿って前方へ駆動できるハウジング内のスタニングロッドとを有する家畜銃を準備することを含む、動物を失神させる方法を提供する。家畜銃は、スタニングロッドを交互に保持および解放するためにハウジング内に取り付けられた掛止部を含む。掛止部は、スタニングロッド長手方向軸から離れた側部に配設される固定掛止部枢軸とスタニングロッド長手方向軸に向かう側部に配設される固定掛止部支持部との間に枢動自在に取り付けられる本体部分を有する。掛止部支持部はハウジング前方端部に向かって延びる末端部と掛止部支持部末端部に隣接する弾性部材とを有する。掛止部は本体部分からハウジング前方端部に向かいかつ掛止部枢軸から遠位へ延びる端部分を有する。掛止部端部分は長手方向軸に向かう保持位置とスタニングロッド長手方向軸から離れる解放位置との間で移動自在である。家畜銃はまた、長手方向軸から離れる側部の掛止部端部分に隣接して配設された掛止部ピストンを含む。掛止部ピストンは掛止部端部分に隣接して掛止部と摺動自在に接合する。掛止部ピストンはハウジング先端部に向かう位置と離れる位置との間で摺動するように適合される。家畜銃はさらに、掛止部ピストンを第1位置から第2位置へ移動させるように空気の流れを制御できるバルブを含む。本方法は、保持位置のスタニングロッド長手方向軸に向かって掛止部端部分を推し進めるハウジング先端部分から離れた長手方向軸に沿った第1位置に掛止部ピストンを配置することを含み、それにより、スタニングロッドを保持して前方へ駆動されるのを阻止する。掛止部ピストンは掛止部端部分に隣接した掛止部と摺動自在に接合する。本方法はまた、空気の流れが掛止部ピストンを第1位置からハウジング先端部に向かう第2位置へ長手方向軸に沿って移動させるようにバルブを作動することを含む。第2位置は、弾性部材の助力により、長手方向軸から離れた解放位置へ掛止部端部分が移動するのを許容し、動物を失神させるようにスタニングロッドが解放されて長手方向軸に沿って前方へ駆動されるのを許容する。
本方法は、動物を失神させた後、掛止部ピストンがハウジング先端部から離れて長手方向軸に沿って位置される第1位置へスタニングロッドが戻ることをさらに含むこともできる。掛止部ピストンは掛止部端部分をスタニングロッド長手方向軸に向かって保持位置に推し進めそして掛止部本体は固定掛止部支持部末端部と接合し、それにより、バルブが作動されるまでスタニングロッドを保持して前方へ駆動されるのを阻止する。
掛止部枢軸は掛止部枢軸本体の端部から内方へ延びる縁部を含んでいてもよく、掛止部本体は長手方向軸から離れて外方へ延びるフランジを含むこともできる。掛止部本体フランジは、掛止部本体が固定掛止部支持部末端部に接合および非接合状態に動く間、それぞれ、掛止部が保持および解放位置間を枢動できるように内方に延びる掛止部枢軸縁部に係合し得る。
掛止部枢軸は長手方向軸の回りに伸びるリングを含むこともでき、固定掛止部支持部末端部は長手方向軸の回りに伸びる円形状であり得る。各々が長手方向軸の回りに弧状に湾曲された本体部分を有する、長手方向軸の回りに配列された複数の掛止部であってもよい。掛止部は、掛止部本体が固定掛止部支持部末端部と接合および非接合状態移動する間、それぞれ、掛止部枢軸リングで保持および解放位置間を枢動する。
さらに別の観点において、本発明は、家畜銃で使用されるスタニングロッドを指向する。ロッドは家畜銃の内方チャンバ内で移動自在なピストンに着脱自在であり、そして内方チャンバはスタニングロッドを交互に保持および解放するための掛止部を含む。スタニングロッドは長手方向軸を有する細長い本体を含む。スタニングロッド細長本体は前方端部と対向する後方端部とを有し、前方端部は動物の頭部を打撃(例えば、貫入)するように寸法付けられそして攻撃するのに適した硬化チップである。対向するスタニングロッドの後方端部は掛止部との係合に適した外方に延びる縁部を有する。前方および後方端部間の取付け部分は、フランジに対してピストンを摺動自在に受容できるように外方に延びるフランジを有する。取付け部分と前方端部との間のスタニングロッドは、第1半径および第1幅を有する第1対の対向側部と、第2半径および第2幅を有する第2対の対向側部とを有する。第2対の対向側部の半径は第1対の対向側部の半径と異なり、第1対の対向側部間の第1幅は第2対の対向側部間の第2幅より小さい。スタニングロッドは、動物を失神させるように、長手方向軸に沿って家畜銃内方チャンバ内へ前方に駆動できる。また、掛止部によってスタニングロッドを引き戻して保持するように長手方向軸に沿って後方へ駆動できる。
スタニングロッドの第1対の対向側部の半径は約0.50〜0.70インチ(1.27〜1.78cm)からであってもよく、第2対の対向側部の半径は約0.25〜0.45インチ(10.64〜1.14cm)からであってもよい。第1対の対向側部間の幅は約0.415〜0.625インチ(1.0795〜1.5875cm)からであってもよく、第2対の対向側部間の幅は約0.65〜0.85インチ(1.65〜2.16cm)からであってもよい。
スタニングロッドはさらに外方伸延フランジに隣接した取付け部分にピストンを含む。ピストンは取付け部分に摺動自在に取り付けられてもよく、スタニングロッドの細長本体と一体であってもよい。スタニングロッドはさらに掛止部と係合するために後方端部に外方へ延びる縁部を含むこともできる。外方伸延縁部は後方端部に摺動自在に取り付けることもでき、或いはスタニングロッドの細長本体と一体であってもよい。
さらに別の関連する観点において、本発明は、スタニングロッドを家畜銃に使用する方法を提供する。家畜銃は内方チャンバと、スタニングロッドを交互に保持および解放するための掛止部とを有する。スタニングロッドは長手方向軸を有する細長い本体を有し、細長い本体は動物の頭部を叩くように寸法付けられた前方端部を有し、対向する後方端部は掛止部に係合するための外方へ延びる縁部を有する。前方および後方端部間の取付け部分は、ピストンがフランジに対して摺動自在に受容できるように外方へ延びるフランジを有する。取付け部分と前方端部との間のスタニングロッドは、第1半径および第1幅を有する第1対の対向側部と、第2半径および第2幅を有する第2対の対向側部とを有する。第2対の対向側部の半径は第1対の対向側部の半径と異なり、第1対の対向側部間の第1幅は第2対の対向側部間の第2幅より小さい。
本方法は、家畜銃の内方チャンバ内で移動自在なピストンをスタニングロッドに用意することを含み得る。本方法はさらに、穴を有するハウジング突出部を家畜銃に用意することを含み得る。外方ハウジング突出部の穴はスタニングロッドの第1半径および第1直径並びに第2半径および第2直径よりも僅少大きく適合する。本方法は、次いで、家畜銃内方チャンバにスタニングロッドおよびピストンを取り付けることを含んでもよく、スタニングロッドは家畜銃ハウジング突出部の穴を通って延びる。本方法はさらに、ピストンを動かすように内方チャンバの後方端部に加圧流体を供給し、動物を失神させるためにスタニングロッドを前方へ駆動するように外方ハウジング突出部の穴を通って内方チャンバ内に長手方向軸に沿ってロッドを摺動することを含んでもよい。さらに本方法は、スタニングロッドを長手方向軸に沿って後方へ引き戻し、ロッドの後方端部で外方へ延びる縁部を有する掛止部と係合することによりスタニングロッドを内方チャンバ内に保持することを含むこともできる。ロッドは前述のように第1および第2の対向側部の半径を有し、長手方向軸の回りで回転運動することなしに内方チャンバ内に摺動することもできる。
さらに別の観点において、本発明は、動物を失神させるための家畜銃を指向する。家畜銃は、先端部を有するハウジングを有し、ハウジングの内方チャンバは前方端部および後方端部を有する。ピストンが内方チャンバ内で摺動自在である。ハウジング内のスタニングロッドは細長い本体を有する。スタニングロッドは、ピストンにより前方および後方へ駆動されて、ハウジングの先端部に向かったり離れたりできる。細長い本体は前方端部と対向する後方端部とを有する。前方端部は動物の頭部を叩くように寸法付けられ、対向する後方端部は掛止部と係合するために外方に延びる縁部を有する。少なくともその長さの部分に沿った細長い本体は第1半径および第1幅を有する第1対の対向側部と、第2半径および第2幅を有する第2対の対向側部とを有する。第2対の対向側部の半径は第1対の対向側部の半径と異なる。第1対の対向側部間の第1幅は第2対の対向側部間の第2幅よりも小さい。ロッドは、前述のように第1および第2対の対向側部の半径を有していてもよい。家畜銃は交互にスタニングロッドを保持および解放するちめの掛止部を有する。
新規と信ずる本発明の特色並びに本発明の特徴的構成要素は特に特許請求の範囲に記載されている。図は例示を目的とするだけのものであり、縮尺されたものではない。しかしながら、本発明自体は、機構および稼働方法と共に、添付図面と併せて以下に述べる詳細な説明を参照することで最も良好に理解されよう。
図1は、保持位置にある従来の家畜銃掛止システムの断面図である。 図2は、解放位置にある従来の家畜銃掛止システムの断面図である。 図3は、保持位置の掛止部と、中立位置のバルブと、射出前の加圧された空気供給部とを有する本発明による家畜銃の断面側面図である。 図4は、本発明による、解放位置の掛止部、射出位置のバルブを有する図3の家畜銃の断面側面図である。 図5は、本発明による、最終工程位置のスタニングロッドを有する図3の家畜銃の断面側面図である。 図6は、本発明による、スタニングロッドを戻すように蓄積位置にある主バルブの空気を有する図3の家畜銃の断面側面図である。 図7は、図3の保持位置で示される家畜銃掛止システムの拡大断面図である。 図8は、図4の解放位置で示される家畜銃掛止システムの拡大断面図である。 図9は、本発明によるスタニングロッドの一例の斜視図である。 図10は、図9のスタニングロッドの一例の断面図である。 図11は、本発明による掛止部ピストンの斜視図である。 図12は、図11に示す掛止部ピストンの側面図である。 図13は、図11に示す掛止部ピストンの断面側面図である。 図14は、本発明による掛止部の側面図である。 図15は、図14に示す掛止部の断面図である。 図16は、図14に示す掛止部の斜視図である。 図17は、スタニングロッドの長手方向軸の回りに保持位置で配列された図14に示す4つの掛止部の端面図である。 図18は、本発明による掛止部枢軸リングの平面図である。 図19は、図18に示す掛止部枢軸リングの断面側面図である。 図20は、図18に示す掛止部枢軸リングの斜視図である。 図21は、本発明による掛止部支持部の斜視図である。 図22は、図21に示す掛止部支持部の平面図である。 図23は、図21に示す掛止部支持部の側面図である。 図24は、図21に示す掛止部支持部の断面側面図である。 図25は、図3〜6の線25−25に沿った内方および復帰空気チャンバを示す、図3〜6の家畜銃のハウジングの長手方向軸に垂直な部分断面図である。 図26は、後方ハンドルに補助的トリガのない、本発明の家畜銃の別の実施形態の斜視図である。 図27は、図26の家畜銃のハンドルグリップの断面図である。 図28は、本発明の家畜銃の主ハンドルと主バルブ本体との間に用いられるマウントの実施形態の斜視図である。 図29は、図28のハンドルマウントの分解斜視図である。 図30は、抗衝撃部材を示す、図28のマウントの断面図である。 図31は、主ハンドルとトリガの異なった固定位置付けを示す、本発明の家畜銃の主ハンドルおよびマウントの実施形態の底面図である。 図32は、対向する側部の異なった半径および側部間の幅示す、本発明の互換的実施形態による、スタニングロッドの本体を通る断面図である。 図33は、図32の家畜銃の正面図である。 図34は、本発明の互換的実施形態による、ピストンを有する図32の家畜銃の正面図である。 図35は、図34のスタニングロッドおよびピストンの背面側斜視図である。 図36は、図34のスタニングロッドおよびピストンの正面側斜視図である。 図37は、共にネジによってロッドに取り付けられた硬化先端部および後方端部掛止部縁部を有する図35のスタニングロッドの分解側面図である。 図38は、ネジ山付き端部棒を介して取り付けられた後方端部掛止部縁部を有する図37のスタニングロッドの互換的実施形態の分解側面図である。 図39は、図35のスタニングロッドおよびピストンの長手方向断面図である。 図40は、組み立てられた図37のスタニングロッドの側面図である。 図41は、図35のスタニングロッドおよびピストンの背面図である。 図42は、本発明の家畜銃の外方ハウジング突出部内に前方端部を有する、図37のスタニングロッドおよびピストンの側面図である。 図43は、線A−Aに沿った、外方ハウジング突出部内の図42のスタニングロッドの正面の断面図である。 図44は、図32〜43のスタニングロッドの互換的実施形態の断面側面図である。 図45は、図44の互換的実施形態のスタニングロッドの斜視図である。 図46は、図37の互換的実施形体のスタニングロッドの硬化先端部の平面図である。 図47は、図46の硬化先端部の斜視図である。 図48は、図46の硬化先端部の長手方向断面図である。 図49は、本発明の家畜銃の首ハンドルと主バルブ本体との間に用いられる図28のハンドルマウントの互換的実施形態の平面側分解斜視図である。 図50は、図49のハンドルマウント実施形態の分解正面図である。 図51は、図49のハンドルマウント実施形体の底面側分解斜視図である。 図52は、図49のハンドルマウント実施形体の平面側斜視図である。 図53は、図49のハンドルマウント実施形体の平面図である。 図54は、図49のハンドルマウント実施形体の底面側斜視図である。 図55は、図49のハンドルマウント実施形体の底面図である。 図56は、図57の線56−56に沿った、家畜銃に組み込まれる図49のハンドルマウント実施形体の側面切欠図である。 図57は、図57の線56−56に沿った、家畜銃に組み込まれる図49のハンドルマウント実施形体の背面切欠図である。 図58は、図49のハンドルマウント実施形体の抗衝撃部材の平面側斜視図である。 図59は、図58の抗衝撃部材の底面側斜視図である。 図60は、図58の抗衝撃部材の実施形態の平面側斜視図であって、抗衝撃部材の平面側および底面側平面はハンドルマウントが90°以外の角度で家畜銃に組み込まれ得るように角度付けられる。 図61は、図60の抗衝撃部材の底面側斜視図である。 図62は、図60の抗衝撃部材を有する家畜銃に組み込まれる図49のハンドルマウント実施形態の側面図である。 図63は、図64の線63−63に沿った図62のハンドルマウントおよび家畜銃組立体の切欠側面図である。 図64は、図62のハンドルマウントおよび家畜銃組立体の底面側斜視図である。 図65は、図62のハンドルマウントおよび家畜銃組立体の平面側斜視図である。 図66は、本発明の家畜銃の主ハンドルと主バルブ本体との間に用いられる図28のハンドルマウントのさらに別の実施形態の平面側分解斜視図である。 図67は、図66のハンドルマウント実施形態の分解背面図である。 図68は、図66のハンドルマウント実施形態の底面側分解斜視図である。 図69は、図66のハンドルマウント実施形態の背面側分解斜視図である。 図70は、図66のハンドルマウント実施形態の平面図である。 図71は、図66のハンドルマウント実施形態の定論側斜視図である。 図72は、図66のハンドルマウント実施形態の底面図である。 図73は、家畜銃に組み込まれる図66のハンドルマウント実施形態の側面図である。 図74は、図75の線74−74に沿った家畜銃に組み込まれる図66のハンドルマウント実施形態の切欠側面図である。 図75は、家畜銃に組み込まれる図66のハンドルマウント実施形態の平面側斜視図である。 図76は、家畜銃に組み込まれる図66のハンドルマウント実施形態の底面側斜視図である。 図77は、再配置可能なトリガおよび抗衝撃緩衝材を用いた、図27の補助的ハンドルグリップの互換的実施形態の分解側面図である。 図78は、図77の補助的ハンドル実施形態の分解平面図である。 図79は、下方に向けて位置されたトリガを有する図77の補助的ハンドル実施形態の側面図である。 図80は、上方に向けて位置されたトリガを有する図77の補助的ハンドル実施形態の側面図である。 図81は、キー溝を可視にするためにバルブを取り除きそしてハンドルを取り出し、それ故にハンドルの回転を許容する、図77の補助的ハンドルの実施形態の側面図である。 図82は、家畜銃のための補助的ハンドルの実施形態に用いられる端部キャップ平面側斜視図である。 図83は、図82の端部キャップの底面側斜視図である。 図84は、家畜銃のための補助的ハンドルの実施形態に用いられる緩衝材の平面側斜視図である。 図85は、図84の緩衝材の底面側斜視図である。 図86は、図82の端部キャップおよび図84の緩衝材を用いる家畜銃のための補助的ハンドルの実施形態の斜視図である。 図87は、主ハンドルおよび補助的ハンドルのための緩衝材マウントを使用する、本発明の家畜銃の実施形態の斜視図である。
本発明の実施形態の説明において、図面の図3〜87における参照符号は本発明の同様な特徴に同様な参照符号が付されている。
典型的な家畜銃10の構造および操作が総体的に図3〜8に示されている。家畜銃10は、外方に延びる細長い中空ハウジング12と、外方ハウジング突出部または先端部14と、尾端部16と、スタニングロッド40と、スタニングロッド40を保持および解放するための掛止部20とを含む。掛止部を有する家畜銃の一部が図7および8に詳細に示されている。ここに述べる前方および後方の方向は家畜銃先端部14に関するものであり、ここに述べる内方および外方の方向は長手方向軸42に関するものである。Oリングシール66によって囲周されたピストン48が内方円筒形チャンバ180内で軸42に沿って前方および後方に摺動し、そしてスタニングロッド40を担持する。スタニングロッド40の後方端部は、掛止部20により交互に保持および解放される外方伸延縁部46で終端し、そしてスタニングロッドの前方端部は、掛止部がスタニングロッド46を解放したとき、動物の頭部に向かって駆動されるように頭部接触部18を通って延びる。
家畜銃10は、図示の例では圧縮空気などの加圧流体により作動され得る。図示のように囲周する内方チャンバ180の外方には、その中央部分および後方端部に隣接する環状円筒形の第1加圧または発射チャンバ170がある。圧縮空気は、主バルブ165の作動時に、ピストン48の背後の内方チャンバ180の領域へ発射チャンバ170との間に自由かつ迅速に移動できる。図25に示されるように、環状円筒形の第2加圧または復帰チャンバ175もまた内方チャンバ180に隣接し、そして図3〜6の例においてその中央部分および前方端部を図示のように囲周する。掛止部ピストンチャンバ188は、掛止部ピストンの回りに隣接して配置され、それ自身が掛止部20を保持および解放する。チャンバ170、175、180および188は、後に詳述するように、図示の家畜銃を作動するように加圧され得る。
主ハンドル136の第1叉は主トリガ146は、スタニングロッドを発射するシーケンスを開始するように、主ハンドルバルブが加圧流体、ここでは圧縮空気を制御するように用いられる。安全性のため、図示の典型的家畜銃を作動するために、スタニングロッドののための掛止部機構が解放される前に対応しなければならい2つの追加的状況がある。工具の正面に配置された頭部接合始動装置18は一撃を受けるように動物と接触されなければならず、そしてハウジン12の後部に軸42に垂直に取り付けられ得る補助的ハンドル110の第2または補助的トリガ114は手動でなければならない。これら3つのうちの1つだけを有する家畜銃を組み立てて作動することは可能であるが、少なくとも2つ、好ましくは3つすべてが安全ために用いられるべきである。
互換的に、補助的ハンドル110は、頂側(図87)のように、ハウジング12の側部から延びるブラケットアーム127を介してハウジング12に固定され得る。ブラケットアーム127はハンドル取付けブラケット123を添えて固定する。ハンドル取付けブラケット123は、ハンドルブラケット212がハンドル取付けブラケット123の平坦面に隣接して配置されたとき、補助的ハンドルブラケット212の開口と整列する複数の開口を含む。補助的ハンドルブラケット212がハンドル取付けブラケット123に直接取り付けられる、図87に示される構造の代わりに、1つまたはそれ以上の抗衝撃緩衝材を補助的ハンドルに設けてもよい。図77および82〜86に示されるように、ハンドルボルト125がハンドル取付けブラケット123およびハンドルブラケット212の開口を通って延び、ボルト125にロックナット126が組み付けられて締め付けられた後に、これら2つのブラケットを互いに保持する。家畜銃を作動したときの衝撃吸収特性を与えるために、ハンドル緩衝材124a、124bをハンドル取付けブラケット123の一側または両側に配置してもよい。端部板122もまたハンドルボルト125によってハンドル取付けブラケット123の底面側に付けられ得る。各緩衝材124はゴムまたはその他の可撓性ポリマで作成することもでき、所望の厚さを有する長方形であるように示されている。各緩衝材124は平坦な面を有し、緩衝材124aおよび124bの平坦な面はハンドル取付けブラケット123の対向側に対向して配置される。相互に対面する凹状側縁部を除いて正方形の複数の離間された突出部またはボスが各緩衝材124の対向面から延びる。本実施形態で示されるように、2つの完全な正方形のボスが中央部分に設けられ、2つの半分のボスが緩衝材の対向端部に設けられる。3つの開口130が隣接するボルト125のためのボス間に配置される。緩衝材124a、124bのこれらの完全および半分のボス129は、それぞれ、ハンドルブラケット122および端部板122の隣接する面の相補的に寸法付けられた開口131内に受容され、取付けブラケット123は、組み立てられたとき、緩衝材124a、124b間に挟まれる。
補助的ハンドルシステム110’の実施形態は、図78〜81に示されるように、ハンドルを回転することにより補助的トリガ114の位置を手動で変えることができる。円筒形の補助的ハンドル210’は、その側部から延び、ハンドルブラケット212の外側のアーム212aに取り付けられた補助的ハンドルバルブ112を作動するように押し下げられたときに枢動する。補助的ハンドル210’の対向する端部210a’および210b’は、平行なブラケットアーム210aおよび210bに固定される。ハンドル長手方向軸から外方へ放射方向に突出する複数の離間された軸方向キーを含むキー溝120がハンドル端部210b’から軸方向に延び、このキー溝はハンドルシャフト(図78)に機械加工または付着される。長手方向軸から外方へ放射方向に延びる離間された溝がブラケットアーム212bの穴に対応して形成され、それにより穴121はハンドル210’のキー溝120と結合する。キー溝120は、ハンドルブラケット212および家畜銃ハウジング12に関して補助的ハンドル210’と補助的トリガ114との相対的位置を固定するキーと同様な機能を遂行する。互換的に、補助的ハンドルおよびブラケットの一方の対応する開口と結合する補助的ハンドルおよびブラケットの他方のいかなる突出部も使用され得る。補助的トリガ114の位置を調節するために、まず、典型的に、ワッシャ118およびアーム212bを通り、バルブ112およびアーム212aを通って延びるボルトを外すようにアレンキーまたはネジ回しを用いることによって、バルブ112および補助的ハンドルワッシャ118が取付けブラケットアーム212a、212bの対向する外側縁部からそれぞれ取り外される(図77および78)。ワッシャ118およびバルブ112が補助的ハンドル210’から外されると、ハンドル端部210a’はブラケットアーム212a(図81)の開口211(図78)を通るその長手方向軸に沿って自由に摺動し得る。ハンドルシャフト210’をブラケットアーム212bから離れる方向へ摺動すると、キー溝120がブラケットアーム212bの穴121の溝から外される。ハンドルシャフト端部210a’は、ハンドルシャフト210’をブラケットアーム210bから離れる方向へ摺動したとき、ブラケットアーム212aの内側縁部内からブラケットアーム212aの外側縁部へと通過する。
ハンドル210’がブラケットアーム212bから引き出されそしてキー溝120が開口121から外されて露呈されると、ハンドルは、ブラケット212および家畜銃ハウジング12に関して異なった位置にトリガ114を再配置するように長手方向軸に沿って時計方向または反時計方向に回転され得る。末端利用者は、トリガ114が家畜銃10のハウジング12に向かって内方へ(図79)、またはハウジング12から離れて外方へ(図80)、或いはその他の所望の方向へ向くようにハンドルシャフトを調節し得る。トリガ114を所望の位置に位置するようにハンドル210’を回動した後、ハンドルキー溝120は、ブラケットアーム212bに向かう方向へハンドルシャフト210’を押すことにより、キー溝穴121の溝に再挿入されて再係合され得る。ブラケットアーム212b、212aの端部にワッシャ118およびバルブ112をそれぞれ再組立てすることは、ハンドル210’を適所に固定しそしてさらなる、いかなる回転運動をも阻止してトリガ114を所望の位置に維持する。
主トリガ146を用い、主ハンドルバルブ142を制御しそして頭部接触始動装置18を用いる本発明の実施形態が図26に示されている。この実施形態において、第2または補助的トリガは設けられておらず、代わりにグリップハンドル210がハウジング12の後端部16に配置される。グリップハンドル210は、図27に示されるように、取付けブラケット212と、1対の取付けブラケットアーム212a、212bから内方へ延びる1対の連結ロッド213により固定される内方ハンドルバー214とを含む。ゴムまたはその他のポリマからなる可撓性マウント216は、その上に配設されたが右方ハンドル管218に緩衝性を与えるように内方バー214を囲周する。この実施形態において、作業者は、片手でグリップハンドル210を保持する一方、他方の手で主ハンドル136を保持し得る。主ハンドル136のトリガ146を押し下げて保持する間、作業者は動物の頭部に向けて発射するようにスタニングロッドを頭部接触始動装置18を移動し得る。
図3は、保持位置の掛止部20と、中立位置のバルブと、加圧されそして発射する前の空気供給源とを有する家畜銃10を示す。空気ホース(図示なし)が主チャンババルブ本体166の供給ポート140に取り付けられ、主バルブ本体166は圧縮空気により加圧される。バルブ本体166内の主バルブ165は、バネ(図示なし)の圧力および空気通路158(供給ポート140に接続される)から主ハンドルバルブ142を介し、次いで通路156を介して案内される圧力により右方に配置される。この位置における主バルブスプール165は、通路135、162および164を介して発射チャンバ170並びにより小さな戻しチャンバ175を共により遅い充填率で同時に加圧する。スタニングロッドピストン48はチャンバ170からピストンの背後への空気の流れによって完全に加圧され、そして、以下にさらに説明されるように、スタニングロッド縁部46を保持する閉鎖掛止部20アセンブリによって動きを留められる。主ハンドルバルブ142は中立位置にあり、まだ主トリガ146によって動かされいおらず、そしてバルブ142は下方へ加圧するバネ(図示なし)により展帳され、それにより、通路184を介する頭部接触部18への空気通路は主ハンドルバルブ142を通って放出される。頭部接触部18は前方(右方)に加圧するバネ(図示なし)により延ばされる。チャンバ188の掛止部ピストン50の伸延側へのいかなる圧力も通路194を介して補助的ハンドル通気口116を通り放出され、通路192のいかなる空気圧も通路184を介して頭部接触通気口19を通り放出される。スタニングロッドピストン48下および背後の区域は主バルブ本体166を通って排気口190に放出される。家畜銃はこの位置では発射されず、そこにおいて主トリガ146、補助的トリガ114および頭部接触部18は押し下げられない。
図4は、解放位置の掛止部20、発射位置のバルブ142、165、112および18を有する家畜銃を示す。発射シーケンスを開始するために、主ハンドルバルブ142は作業者が一方の手で主トリガ146を押し下げることにより開始され、頭部接触部18は作業者が接触部を後方(左方)に動かすように動物の頭部に押し付けることにより開始され、補助的ハンドルバルブは作業者が他方の手で補助的トリガ114を押し下げることにより開始される。主ハンドルバルブが上方位置に移動したとき、主ハンドルバルブ142から主バルブスプール(バネ端部)への空気通路は通路を介して排気され、主ハンドルバルブ142から頭部接触部18への空気通路は通路182を介して加圧される。圧縮空気はまた、補助的ハンドルバルブ112を通る頭部接触バルブ18、通路184および通路192を通って流れた後に空気通194を介して掛止部ピストンシリンダチャンバ188に流れる。頭部接触部18が押し下げられそして補助的ハンドルバルブ112が加圧された結果、掛止部ピストン20はチャンバ188の圧縮空気により移動され、その限界まで前方(右方)に延びそして掛止部20を開く。その結果、スタニングロッド40は解放されて高速で前方(右方)へ移動される一方、チャンバ180下およびスタニングロッド48の前方の空気は通路195および主バルブ本体166を通って排気口190から排出される。
図5は、全前方、ストローク端位置にあるスタニングロッド40を有する家畜銃を示す。スタニングロッドストロークは、突出端ハウジング14に隣接した内側の環状緩衝材49により停止される。この位置において、スタニングロッドピストン密封部66は、主バルブ逆流通路196への空気の流れを主バルブスプール165の底(右方)端部に許容する、チャンバ180のライナー181の小さな開孔183を越えて前方へ延びる。主バルブ165が加圧されたとき、スプールは、空気の流れをスタニングロッドピストン48に逆走するように、バネの圧力に抗して上方(左方)への移動を開始する。
図6は、圧縮空気が逆転通路196(図5)から流れることによって主バルブ165の空気がスタニングロッドを引き戻すように逆走位置に移動された発射シーケンスの終わり近くの家畜銃を示す。主ハンドルバルブ142および補助的ハンドルバルブ112は共に押し下げられたままで作動されているが、頭部接触部18は動物の頭から離され、それにより接触バルブ18は前方(右方)位置に戻っている。主バルブ165逆転通路196は加圧されて主バルブスプールをバネの圧力に抗して上方(左方)へ移動させ、それにより、主バルブ本体の空気の流れは逆転される。このことが生じたとき、発射空気チャンバ170は主バルブ本体166を通って排出口190に排気され、そして空気の流れは、頭部接触部18が解放されたとき、開いた補助的ハンドルバルブ112、つうろ192および184を通り掛止部ピストン50チャンバ188から通路194を介して逆走され、頭部接触部18ベント19を通って外部へ逆走される。逆転チャンバ175からの直ちに使用可能な圧縮空気圧は、通路162(図6および25)、主バルブ165および通路195を介してチャンバ180(図6)の前方(右方)端部に流れるように、加圧された空気を自由にかつ迅速に移動させる。発射チャンバ170に比べ、逆転チャンバ175は容量的により小さくかつより少ない加圧流体を含むものであるが、ピストン48およびスタニングロッド40を逆走するのに十分な空気を提供するように寸法付けられる。この逆転チャンバ175付近からの圧縮空気を使用することは、ピストンを戻す空気が供給口から内部通路を介して供給される従来方法と比較して空気の必要量を少なくする。ピストン復帰サイクルが始動すると同時に供給口を通して短時間の圧縮空気のより高い圧力噴出に依存する代わりに、本発明は、発射チャンバが加圧されると同時に、作動サイクル間に使用可能なより長い時間中、圧縮されたピストン復帰空気を予め供給する。このことは、供給口140に用いられる所望の寸法の制限口を許容し、それにより家畜銃によって使用される総空気量を節約する。
チャンバ180前方端部の圧縮空気は、ピストン48が掛止部ピストン50の前方端部51に接触するまで、図6に示されるようにスタニングロッド40を後方(左方)に引き戻す。ピストンが衝突した結果として、掛止部ピストン50は掛止部シリンダ188内へ後方(左方)に戻され、スタニングロッド縁部46を捕らえるように内方へ押し進めることにより掛止部20を閉じ、それにより、図3に示されるように、スタニングロッド40は掛止部40によって保持される。
主トリガ146が解放されて非押し下げ位置にある(図3)ことの結果として、主ハンドルバルブ142が中立状態に戻されたとき、主バルブスプール(バネ端部)への空気通路は再び加圧され、バルブ165を元の場所に移す。発射チャンバ170および戻しチャンバ175は共に再び加圧され、突出部への通路はベント19を介して排気され、補助的ハンドルバルブ112は補助的トリガ114が解放された結果として中立に戻され、いかなる圧力も補助的ハンドルバルブ112の便と116を通って放出され、それにより、掛止部ピストン50への空気通路は安全性のために二様に放出され、そして発射シーケンスが再び開始されるまで再び発射することはない。発射シーケンスの指令は性能に影響することはなく、両トリガ146、114および頭部接触部18は本実施形態において発射が生じる前のいかなる指令にも作動されねばならない。
主バルブ本体166に直接固着された主ハンドル136が図3〜6示されている。スタニングロッドの発射によるいかなる衝撃をも軽減し、それ故、作業者の負傷を減少し、作業者の快適さを増強する緩衝材を提供するように、主ハンドル136のための緩衝材マウントを用意され得る。ハウジング12の下方端部で主ハンドル136と主バルブ本体166との間に挿着するためのこのようなマウント220が図28〜30に示される。緩衝材マウント220は、ハウジング12の下方側に結合または固着された第1または上方部分222と、主ハンドル136の上方端部に結合または固着された第2または下方部分226とを含む。上方部分222は、主バルブ本体166の下方端部から開口する(図3〜6)通路156、158、160と上方面222aでそれぞれ接続する通路156a、158a、160aを含む。通路156a、158a、160aは上方部分222を通って側面222bで接続具224a、224b、224cとそれぞれ結合する。下方部分226通路156b、158b、160bが主ハンドル136の上方端部から開口する(図3〜6)通路156、158、160と下方面226aでそれぞれ接続する。通路156b、158b、160bは下方部分226を通って側面226bで接続具228a、228b、228cとそれぞれ結合する。ホースまたはチューブ234a、234b、234cが接続具224a、224b、224cを接続具228a、228b、228cとそれぞれ結合する。
マウント上方部分222と下方部分226との間には、ゴムクッション材やその他の可撓性ポリマで作成される1対の抗衝撃部材230a、230bが設けられる。抗衝撃部材230a、230bは、上方部分222から下方へ延びる中央フランジ222cと、下方部分226から上方へ延びる1対の側部フランジ226c、226dとの間でいずれかの側に配設される細長いブロック形状(すなわち、平行六面体)またはその他の形状であり得る。1つ以上の留め具、ここでは3本のボルトとして示される、は、側部フランジ226c、抗衝撃部材230a、中央フランジ222c、抗衝撃部材230bおよび側部フランジ226dの対応して拙劣された開口を通り抜ける、長手方向軸42と同じ方向または垂直に伸び得る。部材230a、230bの主要面はハウジング12の長手方向軸42と平行な面に含まれる。留め具を除き、抗衝撃部材230a、230bはマウント上方部分222をマウント下方部分226から完全に分離し、家畜銃10の本体から主ハンドル136に伝達される振動および衝撃を吸収する。
抗衝撃部材付きまたはなしに、マウント220は、図面に示される従来のものとは異なった向きで主ハンドル136および/または主バルブ本体166に結合する、そこにおいてトリガ146機構部分は家畜銃ハウジング12の長手方向軸4と整合される、ように、通路156a、158a、160aおよび/または通路156b、158b、160bと異なったパターンで設けられ得る。図31に示されるように、このことはハンドル136およびトリガ146機構部分が異なった固定位置に取り付けられ、家畜銃長手方向軸42の向き以外の向き、例えば、軸42に90°の方向のハンドル136’およびトリガ146’機構部分を有する、に整合され得る。異なった主ハンドルの向きは、例えば、トリガを有するバルブの機械的起動の代わりに空気圧式起動により、工場操業または作業者の快適さにおいて異なったレイアウトを適合し得る。
ハウジング12の下方端部で主ハンドル136と主バルブ本体166の間に挿入するための、マウント220’の互換的実施形態が図49〜65に示される。反転して示されるこのマウント実施形態220’は、ハウジング12の下方側に結合または固着される第1または上方部分222と、主バンドル136の上方端部に結合または固着される第2または下方部分226とを有する。上方マウント部分222は、通路156、158、160とそれぞれ接続し、主バルブ本体166の下方端部から開口する通路156a、158a、160aを有する(図3〜6)。
下方マウント部分226には、通路156b、158b、160bが通路156、158、160とそれぞれ接続し(図57)、主ハンドル136の上方端部から開口する(図3〜6)。このクッションマウント実施形態220’において、上方部分222通路156a、158a、160aは、それぞれ、中央ピン236の通路156c、158c、160cを通って下方部分226通路156b、158b、160bに接続する(図49、56および57)。
中央ピン236は、上方マウント部分222と下方マウント部分226とを互いに固定するように上方マウント部分222と下方マウント部分226との間に中心軸に沿って配設され、そしてマウント部分222、226間の枢動運動を許容する(図49〜51)。ピン236は上方マウント222の対向縁部の円筒形フランジ221の開口に回動自在に保持される。通路156c、158c、160cは中央ピン236の長さに沿って離間され、各通路はその端部で、ピン236および下方マウント226のOリング238により、対応する上方および下方マウント通路に密封される(図51)。このことは、加圧流体の流れを提供するように、マウント上方部分222、中央ピン236およびマウント下方部分226(図49〜51)を通過する各通路156、158、160のための気密シールを創出する。マウント上方部分222とマウント下方部分226との間には、図58〜59に示されているように、ゴムクッションまたは適当な可撓性ポリマで作成され得る1対の抗衝撃部材230a’、230b’が設けられる。抗衝撃部材230a’、230b’は、中央ピン236のいずれかの側に配設された細長いブロック(すなわち、平行六面体)の形状またはその他の適当な形状であり得る。各抗衝撃部材はさらに、各抗衝撃部材230a’、230b’平坦面から延びる突出部またはボス233を介してクッションマウント220’に取り付けられる。このボス233は、クッションマウント下方部分226の内方平坦面に形成されたクッションマウント溝239にぴったりと適合するように寸法付けられる(図51)。各抗衝撃部材230a’、230b’は、側方平坦面から上方および下方へ延びる縁部231を備える。この縁部231は抗衝撃部材230a’、230b’の3つの外方側面及び縁部に沿って頂面および底面の回りを実質的に包む。
クッションマウント220’の全組立ては、溝239に適合するボス233により抗衝撃部材230a’、230b’をマウント下方部分226に固着し、次いで、マウント上方部分222を下方部分226の頂部およびクッションマウント230a’、230b’に配置することを含む。クッションマウントは、上方および下方部分222、226の縁部が互いに平行であるために、等しい高さである。次いで、上方マウント部分222、抗衝撃部材230a’、230b’および下方マウント部分226を互いに固着するように、中央ピン236が上方および下方部分222、226間に共通の中心軸に沿って配置される。ボルトまたは固着具232が下方マウント部分226に挿通されそして上方部分222の円筒形フランジ221のスロット223を通って垂直に延び、そしてマウント220’の共通の中心軸に沿って配設されるピン236の対向端部でネジ山付き開口235に固着される。下方マウント226は、ピン236の回りで上方および下方マウント部分間を枢動できるように円筒形フランジ223の外方凸状面に沿って摺動する凹状湾曲領域225を有する。
僅かなロッキング運動が、組立て後に、ピンのいずれかの側に抗衝撃部材230a’、230b’を交互に膨張および圧縮することにより、上方および下方マウント部分222、226間のピン236の回りに許容される。各抗衝撃部材230a’、230b’の1つの長手側および2つの短手側の縁部231は上方および下方マウント部分222、226の縁部に対して緊密に適合され、そして家畜銃の作動中に不必要な破片が通路およびマウント220’内部のその他の部品に入るのを防止することに役立つ。
クッションマウント220’の上方および下方部分222、226間の旋回運動結合は、各部材230a’、230b’の頂部および底部側縁部が楔形形状を形造るように相互に関して角度付けられるように形成される抗衝撃部材230a’、230b’を採用することにより、主ハンドル136の角度調節を許容する。図60および61に示されるように、楔形状の抗衝撃部材230a’、230b’は組み込まれるように対向端部で異なった高さであり、上方面のボス233および3つの側部の周りの上方および下方に延びる縁部231を保持したまま、テーパ付き上方および下方面を有する。図62〜66は、上方および下方マウント部分222、226間を角度α(図63)に形成された抗衝撃部材を示す。クッション220’にこの楔形抗衝撃部材230a’、230b’を用いることは家畜銃ハウジングの下方端部の主ハンドル136およびバルブ本体166間にいかなる所望の角度での結合を許容する。
ハウジング12の主ハンドル136およびバルブ本体166間に挿入するためのさらに別のクッション実施形態220”が図66〜76に示されている。本実施形態において、ゴムクッションまたは可撓性ポリマで作成された単一の抗衝撃部材230”が上方および下方マウント部分222、226間に配設される。前述の実施形態の分離形抗衝撃クッション230a、230bと同様な高さおよび構造を有するが、マウント220”の中央の共有中央部分により結合される抗衝撃部材230”の第1および第2部分はいずれかの端部に配設される。縁部231は実質的に抗衝撃部材230”の第1および第2部分の頂部および底部平坦面の外側縁部の回りに再び延び、家畜銃10の作動中、マウント220”の内側に破片が集まるのを防止する。抗衝撃部材230”の第3部分が第1および第2部分間に配設されて結合し、通路156a、158a、160aをマウント下方部分226の通路156b、158b、160bに接続するためにその中に形成された通路156c’、158c’、160c’を含む(図66〜68)。完全な通路156、158、160がかくして形成されると、組み立てられたクッションマウント220”は主ハンドル136とバルブ本体166との間に組み込まれる(図73〜76)。
クッションマウント220”の組立て全体は、抗衝撃部材230”を上方および下方マウント部分222および226間に挿着することを含み、それにより、通路156c’、158c’、160c’はマウント220”の共通の中心軸に沿って走行する。上方および下方マウント部分222、226の平坦な縁部は相互に平行に走行する。ピン236a、236bは、マウント上方部分222、抗衝撃部材230”およびマウント下方部分226を互いに固着するようにマウント組立体220”の対向側の下方および上方マウント部分の両者から延びるフランジ221’の開口に配設される(図66〜71)。各ピン236a、236bは、各ピン236a、236bの幅を通り下方マウント部分226のフランジボア237cに延びる留め具237bを受容するためにボア237aを有するフランジを備える(図66および71)。留め具237bは、上方および下方マウント部分がマウント組立体220”の第1および第2クッション部分に対して枢動自在に遥動できるようにピン236a、236bを適所に固着する。前述の実施形態と同様に、抗衝撃部材230”の第1および第2部分は、図60および62に示されるような楔形状クッションに形成することもでき、それにより、主ハンドル136はハウジング12に関して所望の角度で固着され得る。
本発明の家畜銃に有用なスタニングロッドの互換的実施形態が図32〜48に示されている。ここに表現される互換的実施形態のスタニングロッド40’は前述のスタニングロッド40の代わりに使用でき、ロッドの同等な部分に同様な符号が付けられるが、ダッシュを付されている。
40’で示されるスタニングロッド実施形態は、長手方向軸42’(図39)に沿って延びる細長い本体44’を有し、細長い本体44’は前方端部310および対向する後方端部312を有する。本体44’はその長さ全体または部分が中実(図39)であるか或いはその長さ全体または部分が中空(図44)である。前方端部310は細長い本体44’から長手方向軸40’と平行に外方に延びる縁部311を有する。前方端部310は動物の頭部を打撃する(例えば、貫入する)ためのスタニングロッド本体と同じ直径に寸法付けられる。互換的に、ロッド前方端部310は、失神させられる動物への貫入を防止するように十分に大きな直径に寸法付けられるか、アタッチメント(図示なし)を有し得る。図46〜48に示されるように、スタニングロッド40’の前方端部に硬化先端部330をまた取り付け得る。対向する後方端部312は、他の箇所で述べられているように、掛止部20と係合するための外方伸延縁部46’に形成される(或いは、図37、38および40に示されるように、別個の部品として受容される)。
図44および45に示されるように、スタニングロッド40’はまた、細長い本体44’に隣接して前方端部310と後方端部312との間に位置される取付け部分316を有する。取付け部分316はピストン48’を受容するために円形輪郭形状を有し得る。取付け部分316は、図44に示されるように、細長い本体44’と垂直に放射方向外方へ延びるフランジ317を有する。図41を参照すると、ピストン48’は、共に平坦な前面および背面を有する円筒形本体を有する。ピストン48’は、スタニングロッド40’に固着された円形内方ボア52’を有する。具体的には、内方ボア52’の寸法は、また円形形状である取付け部分316の半径方向寸法に一致する。ピストン48’は取付け部分316に軸方向に受容されて停止され、そしてフランジ317に対して固定される。
互換的に、ピストン48’は、図39に示されるように、1部品のロッド40’と一体に形成され得る。細長い本体44’はスタニングロッド40’のピストン48’部分に隣接した円形形状を有する。ピストン48’に対面する側の前方端部310には、細長い本体44’が半円形手段でフランジを付けられ、そこにおいてピストン48’の前方に対面する面および細長い本体44’は一体的に接合する。ピストン48’に隣接する後方端部312は、掛止部を係合するために、単一型縁部46’(図40)でその中に受容されて一体に形成され得る。
図32および33を参照すると、ピストン48’と前方端部310の間におけるスタニングロッド40’の本体44’の長さ全体または一部は、各々が第1半径R1および第1直径D1、並びにY軸方向のそれら間の幅W1を有する第1対の対向側部260と、各々が第2半径R2および第2直径D21、並びにX軸方向のそれら間の幅W2を有する第2対の対向側部270とを有するように構成される。第1対の対向側部260の第1半径R1は第2対の対向側部270の第2半径R2と異なりかつそれより大きい。第1対の対向側部260の第1幅W1は第2対の対向側部270の第2幅W2と異なりかつそれより小さくてもよい。ロッド40’は、さらに以下に説明する、家畜銃の突出部または突出部ガイドに共通の形状の開口内で家畜銃内を摺動する。第1半径R1は、約0.500〜0.700インチ(1.27〜1.778cm)、例えば、0.600インチ(1.52cm)のような、いかなる好適な寸法であってもよく、第2半径R2は、約0.25〜0.45インチ(0.635〜1.14cm)、例えば、0.375インチ(0.95cm)のような、いかなる好適な寸法であってもよい。第1幅W1は、かくして、約0.425〜0.625インチ(1.0795〜1.5875cm)のような、いかなる好適な寸法であってもよく、第21幅W2は、かくして、約0.65〜0.85インチ(1.651〜2.159cm)、例えば、0.750インチ(1.9cm)のような、いかなる好適な寸法であってもよい。その他の寸法および大きさも用いられ得る。
図42〜43を参照すると、外方ハウジング突出部14’は、スタニングロッド40’を取り囲み、スタニングロッドが通過する開口を有する突出部ガイド18’を備える。外方ハウジング突出部ガイド18’のボアは、スタニングロッド40’の長手方向への摺動を許容するために、スタニングロッド40’の半径R1、R2および幅W1、W2(図32及び33に示されるように)よりも僅少大きく適合する。前述したスタニングロッド40の本体44の円形断面と異なり、X軸およびY軸方向で異なる幅を有するロッド本体44’の非円形形状は、家畜銃を発射する際に突出部ガイドおよびハウジング内でロッドが長手方向軸42’の回りで回転運動するのを防止する。
スタニングロッド40に関する掛止部20の構造および作動は図7〜24により詳細に示されている。図7〜10は、長手方向軸42を有する細長い本体44を備えたスタニングロッド40を示す。スタニングロッド縁部46がスタニングロッド40の一端部に配設される。図11〜13は、平滑な内側ボア52と掛止部ピストンフランジ54を有する掛止部ピストン50を示す。スタニングロッド40は、ハウジング12内のピストン48に軸方向に配設され、そして、前述のように、圧縮空気またはその他の加圧流体がチャンバに入ったとき、ハウジング12の前方端部に向かって長手方向軸に沿って前方へ駆動できる。図示のスタニングロッド40は動物の頭部を打撃(例えば、貫入)するように寸法付けられた前方端部を有するが、失神させられる動物への貫入を防止するように十分に大きな直径の前方端部を含むその他のスタニングロッド構造および様式を用いることもできる。図7〜24に示される実施例40の代わりに互換的実施形態のスタニングロッド44’が用いられ得る。
図14〜17は、内方に延びる縁部を有する掛止部端部分が前方端部に、外方へ延びる掛止部フランジ24が後方端部付近にある、掛止部本体22を有する掛止部20を示す。掛止部20は、スタニングロッド40を交互に保持および解放するためにスタニングロッド長手方向軸42の外側でハウジング12内に取り付けられる。図3〜8に示される掛止部20は、図17にそれらの保持位置で示されるようにそして図面に描かれた例で用いられる、軸42の回りに配列される4つのうちの2つの弧状掛止部である。4つより少ないまたは多い掛止部を用いることもできる。掛止部本体22は掛止部枢軸または柱、ここでは掛止部本体の外側の回りに延びる掛止部枢軸リング60の形体で示されている、に関して回動する(図7および8)。掛止部フランジ24は、図18〜20に示されるように、軸42から離れて外方へ延びそして掛止部枢軸リング60の円筒形本体64の端部から内方に延びる掛止部枢軸内方縁部62と係脱自在である。
図7および8に示されるように、掛止部本体部分22は、軸42から離れた側に配設された固定掛止部枢軸リング60と、軸42に向かう側に配設された固定掛止部支持部30知の間で(共に、図21〜24参照)、内方縁部62に枢動自在に取り付けられる。掛止部支持部30は円筒形本体部分36を有し、ハウジング12の背後部分に隣接して配設された円形支持部ヘッド34と、4つの弧状掛止部20内に配設される円形係止部支持部末端部32とを備える。選択的Oリング(後に詳述される)を受容するように、外側溝33が端部32に隣接して本体36の外側の回りに配設される。掛止部本体部分22はスタニングロッド長手方向軸42から離れて掛止部支持部30の外側に配設される。掛止部20は本体部分22からハウジング先端部14に向かいそして掛止部支持部30から末端に延びる端部分26を備える。例示のものは長手方向軸42の回りに配列された複数(4つ)の掛止部を用いているので、各掛止部20は掛止部枢軸リング60と掛止部支持部30との間に構成されて保持され、それにより、それらの端部26は相互にかつ軸42から垂直に離れて伸延される。掛止部端部分26は掛止部ピストン50により長手方向軸に向かう保持位置に移動でき、そこにおいて、スタニングロッド縁部46に係合して、スタニングロッド40が前方へ駆動されるのを防止する。保持位置にあるとき、掛止部本体22は固定掛止部枢軸リング60と固定支持部末端部32とに共に接合する。
後述するように、掛止部ピストン50が長手方向に前方へ移動されたとき(図8)、掛止部端部分26における拘束は外され、端部分26はスタニングロッド縁部46から離れた解放位置へ外方に移動し、スタニングロッド長手方向軸42はスタニングロッド40が前方へ駆動されるのを許容する。掛止部端部分26の外方への運動は、スタニングロッド40が長手方向に前方へ移動するように、スタニングロッド縁部46の前方位置と掛止部端部分26の内方向き縁部の後方部分との間の角度または傾斜を摺動することにより発生される。掛止部端部分26は選択的に、掛止部支持部30の本体36の回りを取り囲む、溝33内の選択的な掛止部張力Oリングまたは弾性部材28によって外方へバネ付勢されることで助力され得る。保持位置にあるとき(図7)、Oリングまたは弾性部材28は掛止部本体22により圧縮され、それにより、掛止部ピストン50が前方へ移動するとき、部材28は膨らみ、それにより、掛止部本体22および端部26を軸42から離させ、そのときスタニングロッド46の外方前方テーパ面への摩耗の軽減を助力する。この軸42から離れた掛止部端部分解放位置において、掛止部本体22は固体係止部枢軸リング60と接合し、固定掛止部支持部末端部32と接合しない。掛止部フランジ24は掛止部枢軸リング内方縁部62と係合され、掛止部枢軸リング内方縁部62と掛止部支持部円筒形本体部分36との間に掛止部フランジ24を枢動自在に保持でき(図21、23、24)、図8に示すように掛止部フランジの回りで掛止部20が枢動できる。
掛止部20は内方掛止部端部26と外方フランジ24とを有する円筒形の弧状部分であってもよい。図16に示される掛止部20は図17に示されるような90°未満の円弧を有し、それにより、4つの掛止部20は長手方向軸の回りに、かつ相互に邪魔することなしに掛止部枢軸リング内方縁部62で回転するのに十分な掛止部20間の空間を有する掛止部枢軸リング60内に、円筒形状に配列される。4つの掛止部20は掛止部支持部30により相互に崩壊することから支持される。
掛止部ピストン50は、長手方向軸から離れる掛止部側部に掛止部端部分に隣接して配置される。掛止部ピストン50は、掛止部端部分26に隣接して掛止部20と摺動接合しかつ掛止部本体部分22との接合を外れる。掛止部ピストン50は、掛止部端部分26をスタニングロッド46長手方向軸42に向かって保持位置に推し進め、それによりスタニングロッド40を保持して前方へ駆動されるのを阻止する、図3に示された第1後方位置と、掛止部端部分26がスタニングロッド46長手方向軸42から離れて解放位置に移動でき、スタニングロッド40を解放して前方へ駆動できる、図4に示された第2前方位置との間を長手方向軸42の方向へ摺動するように適合される。
図6に関連して上述されたように、発射シーケンスの終わりにピストン48はチャンバ180内で方向を反転し、そして、図7に示されるように、掛止部ピストン50の前方端部51に衝突し、後方へ動かして掛止部20を内方へ押し進めるように、後方へ移動する。閉鎖または係止位置において、掛止部端部分26はスタニングロッド縁部46と完全に係合し、スタニングロッド40が前方へ動かされるのを制する。掛止部20は掛止部ピストン内方ボア52により完全に係合された位置に保持される。操業中、発射シーケンスが開始するとき、チャンバ188の空気圧は掛止部ピストン50をハウジング前方端部14に向かって前方(右方)へ動かす。図8に示されるように、内方ボア52が掛止部端部分26を過ぎて前方へ移動すると、掛止部20は掛止部枢軸リング内方縁部62の回りを枢動し、そこにおいて各掛止部端部分26は円筒形の向きから外方へ移動し、掛止部端部分26とスタニングロッド縁部46とを離脱させる。離脱位置において、掛止部本体部分22は掛止部ピストン50または固定掛止部支持部末端部32と接合しない。加圧空気の力はピストン48を前方へ駆動しそしてスタニングロッド40は圧縮空気またはその他の加圧流体の力でスタニングロッド長手方向軸42に沿ってハウジング前方端部14に向かって移動する。
本発明は、それ故、次の利点を1つまたはそれ以上有する、改良された家畜銃を提供する。スタニングロッドは容易にかつ確実に回転することなしに摺動し、スタニングロッド解放システムは家畜銃の稼働を抑制する可動部品の摩耗を低減する。家畜銃は作動中の掛止部と掛止部ピストンとの間の動きにおける抗力を低減し、そして繰り返される作業の結果としての掛止部および掛止部ピストンの摩耗を低減される。スタニングロッドのための掛止部システムはより強くそして長期間の激しい稼働においてもより少ない交換で済み、かくして作業者の安全性および動物を失神させる有効性を改善する。本発明の家畜銃は、最初の加圧サイクル中に戻りチャンバにピストン戻し空気を予め供給できるので各失神サイクル間においてより少ない圧縮空気を使用する。加えて、ハンドルの設計、向きおよび取付けの改良は改善された使用者の快適さおよび負傷の可能性の低減を提供する。
本発明は、特定の好適な実施形態に関連して特に説明されているが、当業者にとって上述の説明を参照して多くの置き換え、変形および変化を行えることは明らかである。それ故、添付の請求の範囲は、本発明の真なる範囲および主旨に入るいかなるこのような置き換え、変形および変化も包含するものであることを理解すべきである。

Claims (76)

  1. 先端部を有するハウジングと、
    前方端部と後方端部とを有するハウジング内の内方チャンバと、
    内方チャンバ内で摺動自在なピストンと、
    ピストンによってハウジングの先端部に向かって並びにそこから離れる前方および後方へ駆動できるハウジング内のスタニングロッドと、
    内方チャンバの後方端部と連結し、ピストンの後方に加圧流体を供給する、内方チャンバに隣接する第1加圧チャンバと、
    内方チャンバの前方端部と連結し、ピストンの前方に加圧流体を供給し、第1加圧チャンバよりも小さな、内方チャンバに隣接する第2加圧チャンバと、
    動物を失神させるためにピストンを移動させてスタニングロッドを前方へ駆動するように第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、そしてピストンを移動させてスタニングロッドを後方へ駆動してスタニングロッドを引き戻すように第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体の流れを交互に制御するバルブシステムと
    を含む、動物を失神させるための家畜銃。
  2. 第2加圧チャンバは内方チャンバの外方を取り囲む、請求項1に記載の家畜銃。
  3. 第2加圧チャンバは環状円筒形形状である、請求項2に記載の家畜銃。
  4. スタニングロッドはハウジングの長手方向軸に沿って駆動され、そして、
    バルブと可動バルブトリガとを有するハンドルと、
    ハウジングとハンドルバルブとの間に圧縮空気を流すための少なくとも1つの通路を有し、固定された位置にハンドルを向けるようにハウジングに固定可能であり、トリガの動きが長手方向軸に直角な方向である、ハンドルとハウジングとの間のマウントと
    をさらに含む、請求項1に記載の家畜銃。
  5. 先端部を有するハウジングと、
    前方端部と後方端部とを有するハウジング内の内方チャンバと、
    内方チャンバ内で摺動自在なピストンと、
    ピストンによりハウジングの先端部に向かって前方へそしてそこから離れて後方へ駆動できる、ハウジング内のスタニングロッドと、
    内方チャンバの後方端部と連結し、内方チャンバの中央部分または後方端部に隣接して内方チャンパの外方を取り囲み、ピストンの後方に加圧流体を供給する、内方チャンバに隣接した第1加圧チャンバと、
    内方チャンバの前方端部と連結し、ピストンの前方に加圧流体を供給し、内方チャンバの中央部分または前方端部に隣接して内方チャンパの外方を取り囲む、内方チャンバに隣接した第2加圧チャンバと、
    ピストンを動かして動物を失神させるようにスタニングロッドを前方へ駆動するように第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、そしてピストンを動かしてスタニングロッドを後方へ駆動してスタニングロッドを引き戻すように第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体の流れを交互に制御するバルブシステムと
    を含む、動物を失神させるための家畜銃。
  6. 先端部を有するハウジングと、
    前方端部と後方端部とを有するハウジング内の内方チャンバと、
    内方チャンバ内で摺動自在なピストンと、
    ピストンによりハウジングの先端部に向かって前方へそしてそこから離れて後方へ駆動できる、ハウジング内のスタニングロッドと、
    内方チャンバの後方端部と連結し、ピストンの後方に加圧流体を供給する、内方チャンバに隣接した第1加圧チャンバと、
    内方チャンバの前方端部と連結し、ピストンの前方に加圧流体を供給する、内方チャンバに隣接した第2加圧チャンバと、
    ピストンを動かして動物を失神させるようにスタニングロッドを前方へ駆動するように第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、そしてピストンを動かしてスタニングロッドを後方へ駆動してスタニングロッドを引き戻すように第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体の流れを交互に制御するバルブシステムであって、該バルブシステムは複数の通路を有するバルブ本体を含み、バルブ本体はピストンを動かしてスタニングロッドを前方へ駆動するようにピストンの後方に加圧流体を供給する前に第1および第2加圧チャンバを加圧流体で満たすように加圧流体の流れを第1および第2加圧チャンバへへさらに制御することと
    を含む、動物を失神させるための家畜銃。
  7. 先端部を有するハウジングと、
    前方端部と後方端部とを有するハウジング内の内方チャンバと、
    内方チャンバ内で摺動自在なピストンと、
    ピストンによりハウジングの先端部に向かって前方へそしてそこから離れて後方へ駆動できる、ハウジング内のスタニングロッドと、
    内方チャンバの後方端部と連結し、ピストンの後方に加圧流体を供給する、内方チャンバに隣接した第1加圧チャンバと、
    内方チャンバの前方端部と連結し、ピストンの前方に加圧流体を供給する、内方チャンバに隣接した第2加圧チャンバと、
    ピストンを動かして動物を失神させるようにスタニングロッドを前方へ駆動するように第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、そしてピストンを動かしてスタニングロッドを後方へ駆動してスタニングロッドを引き戻すように第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体の流れを交互に制御するバルブシステムと、
    バルブシステムのためのバルブトリガを有するハンドルと、
    ハウジングに結合される第1部分と、ハンドルに結合される第2部分と第1および第2部分間に配設されるクッションとを有し、ピストンが移動してスタニングロッドが前方および後方に駆動されたときにハウジングからハンドルに伝達される振動および衝撃を吸収するように作用する、ハンドルとハウジングの間のマウントと
    を含む、動物を失神させるための家畜銃。
  8. 先端部を有するハウジングと、前方端部および後方端部を有するハウジング内の内方チャンバと、内方チャンバ内で摺動自在なピストンと、ハウジングの先端部に向かって前方へそしてそこから離れる後方へピストンによって駆動できる、ハウジング内のスタニングロッドと、内方チャンバの後方端部と連結する、内方チャンバに隣接した第1加圧チャンバと、内方チャンバの前方端部と連結する、内方チャンバに隣接した第2加圧チャンバと、第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、そして第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体の流れを交互に制御するためのバルブシステムとを有する家畜銃を用意することと、
    加圧流体を第1加圧チャンバに供給することと、
    第1加圧チャンバよりも少ない量の加圧流体を第2加圧チャンバに供給することと、
    動物を失神させるようにピストンを動かしてスタニングロッドを前方へ駆動するように第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ加圧流体を供給することと、
    ピストンを動かしてスタニングロッドを後方へ駆動してスタニングロッドを引き戻すように第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体を供給することと
    を含む、動物を失神させる方法。
  9. 先端部を有するハウジングと、前方端部および後方端部を有するハウジング内の内方チャンバと、内方チャンバ内で摺動自在なピストンと、ハウジングの先端部に向かって前方へそしてそこから離れる後方へピストンによって駆動できる、ハウジング内のスタニングロッドと、内方チャンバの後方端部と連結する、内方チャンバに隣接した第1加圧チャンバと、内方チャンバの前方端部と連結する、内方チャンバに隣接した第2加圧チャンバと、第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、そして第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体の流れを交互に制御するためのバルブシステムとを有する家畜銃を用意することと、
    加圧流体を第1加圧チャンバおよび第2加圧チャンバに同時に供給することと、
    動物を失神させるようにピストンを動かしてスタニングロッドを前方へ駆動するように第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ加圧流体を供給することと、
    続いてピストンを動かしてスタニングロッドを後方へ駆動してスタニングロッドを引き戻すように第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体を供給することと
    を含む、動物を失神させる方法。
  10. 先端部を有するハウジングと、前方端部および後方端部を有するハウジング内の内方チャンバと、内方チャンバ内で摺動自在なピストンと、ハウジングの先端部に向かって前方へそしてそこから離れる後方へピストンによって駆動できる、ハウジング内のスタニングロッドと、内方チャンバの後方端部と連結する、内方チャンバに隣接した第1加圧チャンバと、内方チャンバの前方端部と連結する、内方チャンバに隣接した第2加圧チャンバと、第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、そして第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体の流れを交互に制御するためのバルブシステムとを有する家畜銃を用意することと、
    第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部へ、そして第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体の流れを交互に制御するためのバルブシステムを用意することと、
    加圧流体を第1加圧チャンバに供給することと、
    加圧流体を第2加圧チャンバに供給することと、
    ピストンを動かして動物を失神させるようにスタニングロッドを駆動するように加圧流体の流れを第1加圧チャンバから内方チャンバの後方端部に供給しかつ制御するようにバルブシステムを作動することと、
    続いてピストンを動かしてスタニングロッドを後方へ駆動しそしてスタニングロッドを引き戻すように第2加圧チャンバから内方チャンバの前方端部へ加圧流体を供給しかつ制御することと
    を含む、動物を失神させる方法。
  11. バルブシステムは、ピストンを動かしてスタニングロッドを前方へ駆動するようにピストンの後方に加圧流体を供給する前に、さらに第1および第2加圧チャンバを同時に加圧流体で満たすように加圧流体の流れを第1および第2加圧チャンバへ制御する、請求項10に記載の方法。
  12. 家畜銃に用いるように適合されたスタニングロッドであって、該ロッドは家畜銃の内方チャンバ内に移動自在なピストンに取り付け可能であり、内方チャンバはスタニングロッドを交互に保持および解放するための掛止部を有し、該ロッドは、
    長手方向軸を有し、動物の頭部を打撃するための突出部を受容するように適合された前方端部と掛止部と、係合するための外方へ延びる縁部を受容するように適合された対向する後方端部とを有する細長い本体と、
    ピストンを受容するように適合された外方に延びるフランジを有する、前方および後方端部間のマウント部分と
    を含み、
    マウント部分と前方端部との間のスタニングロッドの細長い本体は少なくとも長さの一部に沿って第1半径および第1幅を有する第1対の対向側部と、第2半径および第2幅を有する第2対の対向側部とを有し、第2対の対向側部の半径は第1対の対向側部の半径と異なり、第1対の対向側部間の第1幅は第2対の対向側部間の第2幅よりも小さく、
    スタニングロッドは動物を失神させるように家畜銃内方チャンバ内を長手方向軸に沿って前方へ、そしてスタニングロッドを引き戻して掛止部により保持するように長手方向軸に沿って後方へ駆動できる、
    スタニングロッド。
  13. 第1対の対向側部の半径は約0.50〜0.70インチ(1.27〜1.78cm)であり、第2対の対向側部の半径は約0.25〜0.45インチ(0.64〜1.14cm)である、請求項12に記載のスタニングロッド。
  14. 第1対の対向側部間の幅は約0.425〜0.625インチ(1.0795〜1.5875cm)であり、第2対の対向側部間の幅は約0.65〜0.85インチ(1.65〜2.16cm)である、請求項12に記載のスタニングロッド。
  15. 外方へ延びるフランジに隣接してマウント部分にピストンをさらに含む、請求項12に記載のスタニングロッド。
  16. ピストンはマウント部分に摺動自在に取り付けられる、請求項15に記載のスタニングロッド。
  17. ピストンはスタニングロッドの細長い本体と一体である、請求項15に記載のスタニングロッド。
  18. 係止部と係合するために後方端部に外方へ延びる縁部をさらに含む、請求項12に記載のスタニングロッド。
  19. 外方へ延びる縁部は後方端部に取り付けられる、請求項18に記載のスタニングロッド。
  20. 外方へ延びる縁部はスタニングロッドの細長い本体と一体である、請求項18に記載のスタニングロッド。
  21. スタニングロッドを交互に保持および解放するための、内方チャンバと掛止部を有する家畜銃においてスタニングロッドを使用する方法であって、該方法は、
    長手方向軸を有する細長い本体を有するスタニングロッドであって、細長い本体は前方端部と対向する後方端部とを有し、前方端部は動物の頭部を打撃するように寸法付けられ、そして対向する後方端部は掛止部と係合するための外方延びる縁部を有し、前方および後方端部間のマウント部分がピストンを摺動自在に受容できるように外方へ延びるフランジを有し、マウント部分と前方端部の間のスタニングロッドは第1半径および第1幅を有する第1対の対向する側部と第2半径および第2幅を有する第2対の対向する側部とを有し、第2対の対向する側部の半径は第1対の対向する側部の半径と異なり、第1対の対向する側部間の第1幅は第2対の対向する側部間の第2幅よりも小さいスタニングロッドを用意することと、
    家畜銃の内方チャンバ内で移動自在なピストンをスタニングロッドに用意することと、
    開口を有するハウジング突出部であって、外方ハウジング突出部の開口はスタニングロッドの第1半径および第1直径並びに第2半径および第2直径よりも僅少大きくかつ合致されるハウジング突出部を家畜銃に用意すること、
    スタニングロッドが家畜銃ハウジング突出部の開口を通って延びる状態で家畜銃内方チャンバにスタニングロッドおよびピストンを取り付けることと、
    ピストンを前方へ動かすように加圧流体を内方チャンバの後方端部に供給することと、
    動物を失神させるためにスタニングロッドを前方へ駆動するようにロッドを外方ハウジング突出部の開口を通って内方チャンバ内で長手方向軸に沿って摺動することと、
    スタニングロッドを長手方向軸に沿って後方へ引き戻すことと、
    ロッドの後方端部の外方へ延びる縁部と掛止部との係合によってスタニングロッドを内方チャンバ内に保持することと
    を含む、方法。
  22. ロッドは長手方向軸の回りで回転運動することなしに内方チャンバ内を摺動する、請求項21に記載の方法。
  23. 第1対の対向する側部の半径は約0.50〜0.70インチ(1.27〜1.78cm)であり、第2対の対向する側部の半径は約0.25〜0.45インチ(0.64〜1.14cm)である、請求項21に記載の方法。
  24. 第1対の対向する側部間の幅は約0.425〜0.625インチ(1.0795〜1.5875cm)であり、第2対の対向する側部間の幅は約0.65〜0.85インチ(1.65〜2.16cm)である、請求項21に記載の方法。
  25. 先端部を有するハウジングと、
    前方端部と後方端部とを有するハウジング内の内方チャンバと、
    内方チャンパ内で摺動自在なピストンと、
    細長い本体を有するハウジング内のスタニングロッドであって、ハウジングの先端部に向かう前方へそしてそこから離れる後方へピストンにより駆動可能であり、細長い本体は前方端部と対向する後方端部とを有し、前方端部は動物の頭部を打撃するように寸法付けられ、対向する後方端部は掛止部と係合するための外方へ延びる縁部を有し、細長い本体は少なくとも長さの一部に沿って第1半径および第1幅を有する第1対の対向する側部と第2半径および第2幅を有する第2対の対向する側部とを有し、第2対の対向する側部の半径は第1対の対向する側部の半径と異なり、第1対の対向する側部間の第1幅は第2対の対向する側部間の第2幅よりも小さいスタニングロッドと、
    スタニングロッドを交互に保持および解放するための掛止部と
    を含む、動物を失神させるための家畜銃。
  26. 第1対の対向する側部の半径は約0.50〜0.70インチ(1.27〜1.78cm)であり、第2対の対向する側部の半径は約0.25〜0.45インチ(0.64〜1.14cm)である、請求項25に記載の家畜銃。
  27. 第1対の対向する側部間の幅は約0.425〜0.625インチ(1.0795〜1.5875cm)であり、第2対の対向する側部間の幅は約0.65〜0.85インチ(1.65〜2.16cm)である、請求項25に記載の家畜銃。
  28. ピストンはスタニングロッドに摺動自在に散り付けられる、請求項25に記載の家畜銃。
  29. ピストンはスタニングロッドの細長い本体と一体である、請求項25に記載の家畜銃。
  30. 掛止部と係合するためにスタニングロッドの後方端部に外方へ延びる縁部をさらに含む、請求項25に記載の家畜銃。
  31. 外方へ延びる縁部は後方端部に取り付けられる、請求項30に記載の家畜銃。
  32. 外方へ延びる縁部はスタニングロッドの細長い本体と一体である、請求項30に記載の家畜銃。
  33. 動物を失神させるように前方へそしてスタニングロッドを引き戻すように後方へ長手方向軸に沿って駆動できるスタニングロッドをその中に有するハウジングと、
    スタニングロッドを前方へ駆動するように加圧流体の流れを制御するバルブトリガを有するハンドルと、
    ハウジングに結合される第1部分と、ハンドルに結合される第2部分と、第1および第2部分間に配設される少なくとも1つのクッションとを有し、ハウジングからハンドルに伝達される振動および衝撃を吸収するように作用する、ハンドルとハウジングとの間のマウントと
    を含む、動物を失神させるための家畜銃。
  34. ハンドルはバルブトリガによって制御されるバルブを含み、マウント第1部分はハウジングに結合される加圧流体の流れのための少なくとも1つの通路を含み、マウント第2部分はハンドルバルブに結合される加圧流体の流れのための少なくとも1つの通路を含み、マウント第1および第2部分の少なくとも1つの通路は加圧流体がハウジングとハンドルバルブとの間を流動できるように結合される、請求項33に記載の家畜銃。
  35. 各マウント第1および第2部分内の複数の通路と、マウント第1および第2部分の通路を繋ぐ複数のホースとを含む、請求項34に記載の家畜銃。
  36. マウント第1部分をマウント第2部分に固着する、少なくとも1つのクッションを通って延びる少なくとも1つのファスナを含む、請求項33に記載の家畜銃。
  37. マウント第1および第2部分の一方は中央フランジを有し、マウント第1および第2部分の他方は1対の側部フランジを有し、そして中央フランジと側部フランジの各々との間に配設されたクッションと、マウント第1部分をマウント第2部分に固着するようにクッションを通ってフランジに延びる少なくとも1つのファスナとを含む、請求項33に記載の家畜銃。
  38. ハウジングから補助的ハンドルに伝達される振動および衝撃を吸収するクッションを有する補助的ハンドルをハンドルに含む、請求項33に記載の家畜銃。
  39. トリガの動きが長手方向軸に垂直な方向である固定位置にハンドルを向けるようにマウントがハウジングに固定可能である、請求項33に記載の家畜銃。
  40. 動物を失神させるように前方へそしてスタニングロッドを引き戻すように後方へ長手方向軸に沿って駆動できるスタニングロッドをその中に有するハウジングと、
    スタニングロッドを前方へ駆動および引き戻すように加圧流体の流れを制御するようにバルブおよび移動自在なバルブトリガを有するハンドルと、
    ハンドルとハウジングとの間に設けられ、ハウジングとハンドルバルブとの間に圧縮空気を流すための少なくとも1つの通路を有し、長手方向軸以外の方向へトリガを動かす固定位置にハンドルを向けるようにハウジングに固着可能なマウントと
    を含む、動物を機失神させるための家畜銃。
  41. マウントはハンドルトリガの運動を長手方向軸に垂直な方向に向ける、請求項40に記載の家畜銃。
  42. マウントは、ハウジングに結合される第1部分と、ハンドルに結合される第2部分と、第1および第2部分間に配設される少なくとも1つのクッションとを有し、ハウジングからハンドルに伝達される振動および衝撃を吸収するように作用する、請求項40に記載の家畜銃。
  43. 動物を失神させるように前方へそして引き戻すように後方へ長手方向軸に沿ってスタニングロッドを駆動できるスタニングロッドをその中に有するハウジングと、
    スタニングロッドを前方へ駆動するように加圧流体の流れを制御するようにバルブトリガを有するハンドルと、
    ハンドルとハウジングとの間のマウントであって、ハウジングに結合される第1部分とハンドルに結合される第2部分とを有し、第1および第2マウント部分の各々が対向する縁部を有し、第1マウント部分の縁部が第2マウント部分の縁部から離間され、第1および第2マウント部分が対向する縁部間で相互に固着されるマウントと、
    第1および第2マウント部分間の空間を密封するように対向する側部を有する、第1および第2マウント部分間に配設される少なくとも1つのクッションと
    を含む、動物を失神させるための家畜銃。
  44. 少なくとも1つのクッションは、第1および第2マウント部分の対向する縁部部分の一方間の空間を密封する縁部を有する第1部分と、第1および第2マウント部分の対向する縁部部分の他方間の空間を密封する縁部を有する第2部分とを有する、請求項43に記載の家畜銃。
  45. マウントは第1および第2マウント部分枢動運動できるように軸に沿って固着される、請求項43に記載の家畜銃。
  46. ハウジングおよびハンドルの各々はスタニングロッドを駆動するように加圧流体のための少なくとも1つの通路を有し、第1および第2マウント部分の各々は第1および第2マウントが互いに固着される位置の最も近くにハウジングおよびハウジング通路を結合する少なくとも1つの含む、請求項44に記載の家畜銃。
  47. 第1および第2クッション部分は別体である、請求項44に記載の家畜銃。
  48. クッションは単一体であり、そして第1および第2クッション部分を結合する第3部分をらに含む、請求項44に記載の家畜銃。
  49. 第1および第2クッション部分は第1および第2側部を有し、第1および第2クッションの第1側部の厚さは第1および第2クッションの第2側部の厚さと異なる、請求項44に記載の家畜銃。
  50. クッションは単一体であり、そしてさらに第1および第2クッション部分を結合する第3部分を含み、第3部分はハウジングおよびハンドル通路を結合するための少なくとも1つの通路をさらに含む、請求項46に記載の家畜銃。
  51. マウントは第1および第2マウント部分間の枢動運動を許容するように軸に沿って固定され、そしてさらにハウジングおよびハンドル通路を結合するための少なくとも1つの通路を含む、軸に沿ったピンを含む、請求項46に記載の家畜銃。
  52. 家畜銃のハウジングをハンドルに結合するためのマウントであって、ハウジングは、動物を失神させるように前方へそしてスタニングロッドを引き戻すように後方へ長手方向に沿って駆動できるスタニングロッドをその中に有し、スタニングロッドを前方へ駆動するようにように加圧流体の流れを制御するようにバルブトリガを有し、ハウジングおよびハンドルの各々はスタニングロッドを駆動するように加圧流体のための少なくとも1つの通路を有し、該マウントは、
    ハウジングと結合するための第1マウント部分と、
    ハンドルに結合するための第2マウント部分と
    を含み、
    第1および第2マウント部分の各々は対向する縁部を有し、第1マウント部分の縁部は第2マウント部分の縁部から離間され、第1および第2マウント部分は対向する縁部間で互いに固着され、
    第1および第2マウント部分の各々は第1および第2マウント部分が互いに固着される位置の最も近くにハウジングおよびハンドル通路を結合するための少なくとも1つの通路含む、
    マウント。
  53. 第1マウント部分および第2マウント部分は第1および第2マウント部分間の枢動運動を許容するように軸に沿って相互に固着される、請求項52に記載のマウント。
  54. 第1マウント部分および第2マウント部分の第1縁部間の空間は第1マウント部分および第2マウント部分の第2縁部間の空間と等しくない、請求項52に記載のマウント。
  55. 軸に沿ったピンをさらに含み、該ピンはハウジングおよびハンドル通路を連結するための少なくとも1つの通路を含む、請求項53に記載のマウント。
  56. 第1および第2マウント部分が固着される軸に沿った少なくとも1つのピンをさらに含む、請求項53に記載のマウント。
  57. 少なくとも1つのクッションは第1および第2マウント部分間に配設される、請求項52に記載のマウント。
  58. 少なくとも1つのクッションは第1および第2マウント部分の対向する縁部部分の一方の間の空間を密封する縁部を有する第1部分と、第1および第2マウント部分の対向する縁部部分の他方の間の空間を密封する縁部を有する第2部分とを有する、請求項57に記載のマウント。
  59. 第1および第2クッション部分は別体である、請求項58に記載のマウント。
  60. クッションは単一体であり、そしてさらに第1および第2クッション部分を結合する第3部分を含む、請求項58に記載のマウント。
  61. クッションは単一体であり、そしてさらに第1および第2クッション部分を結合する第3部分を含み、第3部分はさらにハウジングおよびハンドル通路を結合するための少なくとも1つの通路を含む、請求項58に記載のマウント。
  62. 家畜銃のハウジングからハンドルに伝達される振動および衝撃を吸収するための抗衝撃クッションであって、ハンドルは家畜銃への加圧流体の流れを制御するバルブおよびバルブトリガとハンドルおよびハウジング間のマウントとを有し、マウントはハウジングに結合される第1部分とハンドルに結合される第2部分とを有し、第1および第2マウント部分の各々は対向する縁部を有し、第1マウント部分の縁部は第2マウント部分の縁部から離間され、第1および第2マウント部分は対向する縁部間で互いに固着され、クッションは第1および第2マウント部分間に配設されそしてマウント部分の一方の開口に受容される、そこから延びる穴を有し、クッションは第1および第2マウント部分間の空間を密封するようにその3つの側部に上方および下方へ延びる縁部を有する、クッション。
  63. 動物を失神させるように前方へそしてスタニングロッドをき戻すように後方へ長手方向軸に沿って駆動可能なスタニングロッドをその中に有するハウジングと、
    スタニングロッドを前方へ駆動するように加圧流体の流れを制御するバルブおよび第1可動バルブトリガを有する第1ハンドルと、
    加圧流体の流れを制御するバルブおよび第2可動バルブトリガを有する第2ハンドルであって、第1および第2ハンドルのバルブは通路によって結合されており、第1および第2バルブトリガの両者はスタニングロッドを前方へ駆動するように加圧流体を供給するように押圧されなければならないことと、
    第2ハンドルおよび第2ハンドルの側部から外方へ延びる第2可動バルブトリガを取り付けられるハウジングから延びるブラケットであって、第2ハンドルはブラケット内で回転自在でありかつ複数の位置の1つの適所に固定され、第2可動バルブトリガは第2ハンドルから延びるように配置されかつハウジングに関して複数の異なる固定位置で作動できること
    を含む、動物を失神させるための家畜銃。
  64. ハウジングは、動物を失神させるようにスタニングロッドから前方へ突出する先端部と、先端部に対向する後端部と、先端部と後端部との間の側部とを有し、第1ハンドルはハウジングの側部から延びる主ハンドルであり、第2ハンドルはハウジングの後端部から延びる補助的ハンドルであり、ハンドルは実質的に長手方向軸に垂直に指向される、請求項63に記載の家畜銃。
  65. ブラケットおよび第2ハンドルの一方は突出部を有し、ブラケットおよび第2ハンドルの他方は突出部を受容するための開口を有し、突出部は第2ハンドルがブラケットに関して複数の位置へ回転できるように開口から着脱自在であり、突出部は第2ハンドルを複数の位置の適所の1つに固定するように開口内に着脱自在である、請求項63に記載の家畜銃。
  66. 突出部は第2ハンドルの端部にキー溝を含み、開口はキー溝を受容するためのブラケットの溝を含み、第2ハンドルは第2ハンドルが回転できるようにキー溝をブラケット溝から外すようにブラケットに関して摺動自在であり、キー溝は第2ハンドルを適所に固定するように溝内に再係合可能である、請求項65に記載の家畜銃。
  67. 第2ハンドルのバルブはキー溝に対向する第2ハンドルの端部でブラケットに配設され、第2ハンドルバルブは第2ハンドルを適所に固定するようにキー溝が溝内に再係合可能であるときにキー溝がブラケット溝から離脱してブラケットに再配置可能であるようにブラケットから着脱自在である、請求項66に記載の家畜銃。
  68. 動物を失神させるように前方へそしてスタニングロッドを引き戻すように後方へ長手方向軸に沿って駆動できるスタニングロッドをその中に有するハウジングと、
    スタニングロッドを前方へ駆動するように加圧流体の流れを制御するためのバルブおよび第1可動バルブトリガを有する第1ハンドルと、
    加圧流体の流れを制御するためのバルブおよび第2可動バルブトリガを有する第2ハンドルであって、第1および第2ハンドルのバルブは通路により結合され、それにより、第1および第2バルブトリガの両者はスタニングロッドを前方へ駆動するように加圧流体を供給するように押し下げられねばならず、第2ハンドルは第2ハンドルブラケットに配設されることと、
    第2ハンドルブラケットを取り付けられるハウジングから延びる取付けブラケットと、
    第2取付けブラケットと第2ハンドルブラケットとの間に配設される第1抗衝撃クッションと
    を含む、動物を失神させるための家畜銃。
  69. 第1抗衝撃クッションはそこから延びる複数の突起部を含み、第2ハンドルブラケットは突起部を受容するための開口を含む、請求項68に記載の家畜銃。
  70. 第2ハンドルブラケットに対向する側部で取付けブラケットに固着される端部キャップと、取付けブラケットと端部キャップとの間に配設される第2抗衝撃クッションとをさらに含む、請求項69に記載の家畜銃。
  71. 家畜銃のハウジングからハンドルへ伝達される振動および衝撃を吸収するための抗衝撃クッションであって、ハンドルは家畜銃への加圧流体の流れを制御するためのバルブおよびバルブトリガを有し、ハンドルはハウジングから延びる取付けブラケットに取り付けられたハンドルブラケットに配設され、クッションは細長くかつ取付けブラケットとハンドルブラケットの間に配設され、クッションはクッションの長さに沿ってそこから延びてハンドルブラケットの開口に受容される複数の離間された突起部を含む、クッション。
  72. 突起部は相互に対面する凹状側部を有し、クッションは取付けブラケットとハンドルブラケットとを結合するように突起部間にボルトを受容するための開口を有する、請求項71に記載の抗衝撃クッション。
  73. 動物を失神させるように前方へそしてスタニングロッドを引き戻すように後方へ長手方向軸に沿って駆動できるスタニングロッドをその中に有するハウジングと、スタニングロッドを前方へ駆動しそして引き戻すように加圧流体の流れを制御するバルブおよび第1可動バルブトリガを有する第1ハンドルと、加圧流体の流れを制御するバルブおよび第2可動バルブトリガを有する第2ハンドルであって、第1および第2バルブトリガの両者がスタニングロッドを前方へ駆動するように加圧流体を供給するように押し下げられねばならないので第1および第2ハンドルのバルブが通路により結合され、第2ハンドルと第2ハンドルの側部から外方へ延びる第2可動バルブトリガとを取り付けられるハウジングから延びるブラケットとを有し、該ハンドルはブラケット内で回転自在でありかつ第1位置において適所に固定され、第2トリガが第2ハンドルから延びてハウジングに関して第1固定位置で作動可能である家畜銃を用意することと、
    第2ハンドルをブラケット内で第1位置と異なる第2位置に回転することと、
    第2トリガが第2ハンドルから延びそしてハウジングに関して第1固定位置と異なる第2固定位置で作動可能である、適所の第2位置に第2ハンドルを固定することと
    を含む、家畜銃の作動方法。
  74. ブラケットおよび第2ハンドルの一方は突起部を有し、ブラケットおよび第2ハンドルの他方は突起部を受容する開口を有し、そして、第2ハンドルを回転する前に、第2ハンドルがブラケットに関して回転できるように突起部を開口から外すことを含み、さらに、第2ハンドルを第2位置に回転した後に、第2位置の適所に第2ハンドルを固定するように突出部を開口内に置き換えることを含む、請求項73に記載の方法。
  75. 突起部は第2ハンドルの端部にキー溝を含み、開口はキー溝を受容するためにブラケットに溝を含み、第2ハンドルを回転する前に、第2ハンドルが回転できるようにキー溝をブラケット溝から離脱するようにブラケットに関して第2ハンドルを摺動することを含み、さらに、ブラケットに関して第2ハンドルを第2位置に回転した後に、第2位置の適所に第2ハンドルを固定するようにブラケット内のキー溝を再係合するようにブラケットに関してハンドルを摺動することを含む、請求項74に記載の方法。
  76. 第2ハンドルのバルブはキー溝に対向する第2ハンドルの端部でブラケットに配設され、キー溝をブラケット溝から外せるように第2ハンドルバルブをブラケットから取り外すことを含み、さらに、第2ハンドルを適所に固定するようにブラケット溝内にキー溝を再係合した後に、バルブをブラケットに戻すことを含む、請求項75に記載の方法。
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