JP2019521622A - システム情報伝送方法、ユーザ端末、ネットワーク側機器、システムおよび記憶媒体 - Google Patents

システム情報伝送方法、ユーザ端末、ネットワーク側機器、システムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

本開示は、システム情報伝送方法、ユーザ端末、ネットワーク側機器、システムおよび記憶媒体を提供する。当該方法において、UEが、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信することと、前記UEから、前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することと、前記UEが、前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することとを含む。【選択図】 図2

Description

本願は、2016年7月22日に中国特許庁に提出された中国特許出願201610586055.4の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
本開示は、通信技術分野に係り、具体的にシステム情報伝送方法、ユーザ端末、ネットワーク側機器、システムおよび記憶媒体に係る。
無線通信システムのシステム情報SI(System Information)は、主にMIB(Master Information Block)と、複数のSIB(System Information Blocks)に分けられ、SIBにはSIB1〜SIB20といったシステム情報が含まれる。実際に応用シーンにおいて、システム情報の放送を必要とすることが多い。例えば、UEが新規に1つのセルにアクセスし、または放送メッセージに変化が生じると、システム情報が放送される。現在、毎回の放送において、MIB、SIB1、SIといったシステム情報を含む全てのシステム情報が放送される。SIにはSIB2〜SIB20が含まれるが、もちろんそれ以上の拡張が可能である。現在の無線通信システムにおいてシステム情報が周期的に放送され、かつ無線通信システムのサービスの多様化および端末種類の次々の改良によって、システム情報のコンテンツがますます多くなり、システム情報のオーバーヘッドがますます大きくなる。現在の無線通信システムにおいて、システム情報のオーバーヘッドが過大である問題が存在すると見られる。
本開示は、無線通信システムにおいてシステム情報のオーバーヘッドが過大である問題を解決するために、システム情報伝送方法、ユーザ端末、ネットワーク側機器およびシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の実施例は、システム情報伝送方法を提供する。
当該方法において、
ユーザ端末(UE)が、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信することと、
前記UEから、前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することと、
前記UEが、前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報(on−demand SI)のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することとを含む。
選択可能に、前記UEに必要なシステム情報は、前記UEが取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、
前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記UEが、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、
前記UEが、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含み、
前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む。
選択可能に、前記UEが、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、
前記UEが、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含み、
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
選択可能に、前記方法において、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記端末が、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することと、
前記UEが、前記ネットワーク側機器から送信される前記情報指示リストを受信することをさらに含む。
選択可能に、前記方法において、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することをさらに含み、
ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記UEが、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、
UEが、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含み、
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含み、
前記方法において、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することをさらに含み、
ここで、前記UEに必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である。
選択可能に、前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のUEに必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のUEに必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のUEに要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報の全て、および、他のUEに必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信することを含む。
選択可能に、前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在する場合、前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することを含み、
前記方法において、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在しない場合、前記UEが、前記ネットワーク側機器から送信されるシステム情報取得失敗メッセージを受信することをさらに含む。
選択可能に、前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報およびシステム情報変更タグ(systemInfoValueTag)を含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信することを含み、
前記方法において、前記UEが、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定することをさらに含む。
選択可能に、前記方法において、前記UEが、systemInfoValueTagを取得することをさらに含み、
ここで、前記systemInfoValueTagは、前記UEが前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報を受信する際に、前記ネットワーク側機器から周期的に放送されるシステム情報のうちsystemInfoValueTagであり、
前記方法において、前記UEが、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定することをさらに含む。
選択可能に、前記要求メッセージは、ビットマップ(bitmap)またはインデックスによって、前記UEに必要なシステム情報を示す。
選択可能に、前記UEから、前記ネットワーク側機器に要求メッセージを送信することは、
前記UEが、ランダムアクセス過程で前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することを含み、
前記UEが、前記ネットワーク側から送信される前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を受信することは、
前記UEが、前記ランダムアクセス過程で、前記ネットワーク側機器から送信される前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を受信することを含む。
選択可能に、前記UEから、前記ネットワーク側機器に要求メッセージを送信することは、
前記UEが、前記UEに必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記ネットワーク側機器に送信することを含み、
よって、前記ネットワーク側機器が、前記アップリンク信号によって、前記UEに必要なシステム情報を特定する。
選択可能に、前記方法において、前記UEが、前記ネットワーク側機器から送信されるアップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を受信することをさらに含む。
選択可能に、前記UEから、前記ネットワーク側機器に要求メッセージを送信することは、
前記UEが、無線リソース制御RRC(Radio Resource Control)メッセージまたは媒体アクセス制御MAC(Medium Access Control)制御エレメントCE(Control Element)によって、前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することを含む。
本開示の実施例は、さらにシステム情報伝送方法を提供する。
当該方法において、
ネットワーク側機器が、前記ネットワーク側機器の一部システム情報であるシステム情報をUEに送信することと、
前記ネットワーク側機器が、前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記UEから受信することと、
前記ネットワーク側機器が、前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することとを含む。
選択可能に、前記UEに必要なシステム情報は、前記UEが取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、
前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記ネットワーク側機器がシステム情報をUEに送信することは、
前記ネットワーク側機器が、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することを含み、
前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器がシステム情報をUEに送信することは、
前記ネットワーク側機器が、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することを含み、
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
選択可能に、前記方法において、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記ネットワーク側機器が、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記UEから受信することと、
前記ネットワーク側機器が、前記情報指示リストを前記UEに送信することをさらに含む。
選択可能に、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記UEによってオンデマンドのシステム情報として特定され、
ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記ネットワーク側機器がシステム情報をUEに送信することは、
前記ネットワーク側機器が、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することを含み、
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含み、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記UEによってオンデマンドのシステム情報として特定され、
ここで、前記UEに必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージを前記UEに送信すること、または、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージを前記UEに送信すること、または、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のUEに必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信すること、または、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のUEに必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のUEに要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信すること、または、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報の全て、および、他のUEに必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信することを含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、
前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在する場合、前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することを含み、
前記方法において、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在しない場合、前記ネットワーク側機器が、システム情報取得失敗メッセージを前記UEに送信することをさらに含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報およびsystemInfoValueTagを含む応答メッセージを前記UEに送信することを含み、
よって、前記UEが、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記方法において、前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信する際に、前記ネットワーク側機器が、systemInfoValueTagを含むシステム情報を放送することをさらに含み、
よって、前記UEが、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記要求メッセージは、bitmapまたはインデックスによって、前記UEに必要なシステム情報を示す。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記UEから送信される要求メッセージを受信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記UEからランダムアクセス過程で送信される前記要求メッセージを受信することを含み、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記ランダムアクセス過程で、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することを含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記UEから送信される要求メッセージを受信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記UEに必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記UEから受信することを含み、
前記方法において、前記ネットワーク側機器が、前記アップリンク信号によって、前記UEに必要なシステム情報を特定することをさらに含む。
選択可能に、前記方法において、前記ネットワーク側機器が、アップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を前記UEに送信することをさらに含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記UEから送信される要求メッセージを受信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記UEからRRCメッセージまたはMAC CEによって送信される前記要求メッセージを受信することを含む。
本開示の実施例は、さらにUEを提供する。
当該UEにおいて、
ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信することに用いられる第1受信モジュールと、
前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することに用いられる第1送信モジュールと、
前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することに用いられる第2受信モジュールとを含む。
選択可能に、前記UEに必要なシステム情報は、前記UEが取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、
前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記第1受信モジュールは、
システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することに用いられ、
前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む。
選択可能に、前記第1受信モジュールは、
システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することに用いられ、
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
選択可能に、前記UEは、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することに用いられる第2送信モジュールと、
前記ネットワーク側機器から送信される前記情報指示リストを受信することに用いられる第3受信モジュールをさらに含む。
選択可能に、前記UEは、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することに用いられる第1特定モジュールをさらに含み、
ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記第1受信モジュールは、
システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することに用いられ、
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含み、
前記UEは、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することに用いられる第2特定モジュールをさらに含み、
ここで、前記UEに必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である。
選択可能に、前記第2受信モジュールは、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のUEに必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のUEに必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のUEに要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報の全て、および、他のUEに必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信することに用いられる。
選択可能に、前記第2受信モジュールは、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在する場合、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することに用いられ、
前記UEは、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在しない場合、前記ネットワーク側機器から送信されるシステム情報取得失敗メッセージを受信することに用いられる第4受信モジュールをさらに含む。
選択可能に、前記第2受信モジュールは、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報およびsystemInfoValueTagを含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信することに用いられ、
前記UEは、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断することに用いられる第1判断モジュールをさらに含み、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記UEは、systemInfoValueTagを取得することに用いられる取得モジュールをさらに含み、
ここで、前記systemInfoValueTagは、前記UEが前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報を受信する際に、前記ネットワーク側機器から周期的に放送されるシステム情報のうちsystemInfoValueTagであり、
前記UEは、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断することに用いられる第2判断モジュールをさらに含み、
一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記ネットワーク側機器は、
前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信する際に、systemInfoValueTagを含むシステム情報を放送することに用いられる放送モジュールをさらに含み、
よって、前記UEは、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記要求メッセージは、bitmapまたはインデックスによって、前記UEに必要なシステム情報を示す。
選択可能に、前記第1送信モジュールは、
ランダムアクセス過程で前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することに用いられ、
前記第2受信モジュールは、
前記ランダムアクセス過程で、前記ネットワーク側機器から送信される前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を受信することに用いられる。
選択可能に、前記第1送信モジュールは、
前記UEに必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記ネットワーク側機器に送信することに用いられ、
よって、前記ネットワーク側機器が、前記アップリンク信号によって、前記UEに必要なシステム情報を特定する。
選択可能に、前記UEは、前記UEがアップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を前記ネットワーク側機器から受信することに用いられる第5受信モジュールをさらに含む。
選択可能に、前記第1送信モジュールは、
RRCメッセージまたは媒体アクセス制御制御エレメントによって、前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することに用いられる。
本開示の実施例は、さらにネットワーク側機器を提供する。
当該ネットワーク側機器において、
前記ネットワーク側機器の一部システム情報であるシステム情報をUEに送信することに用いられる第1送信モジュールと、
前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記UEから受信することに用いられる第1受信モジュールと、
前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することに用いられる第2送信モジュールとを含む。
選択可能に、前記UEに必要なシステム情報は、前記UEが取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、
前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記第1送信モジュールは、
システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することに用いられる。前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む。
選択可能に、前記第1送信モジュールは、
システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することに用いられ、
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器は、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記UEから受信することに用いられる第2受信モジュールと、
前記情報指示リストを前記UEに送信することに用いられる第3送信モジュールをさらに含む。
選択可能に、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記UEによってオンデマンドのシステム情報として特定され、
ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記第1送信モジュールは、
システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することに用いられ、
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含み、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記UEによってオンデマンドのシステム情報として特定され、
ここで、前記UEに必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である。
選択可能に、前記第2送信モジュールは、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージを前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージを前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のUEに必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のUEに必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のUEに要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報の全て、および、他のUEに必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信することに用いられる。
選択可能に、前記第2送信モジュールは、
前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在する場合、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することに用いられ、
前記ネットワーク側機器は、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在しない場合、システム情報取得失敗メッセージを前記UEに送信することに用いられる第4送信モジュールをさらに含む。
選択可能に、前記第2送信モジュールは、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報およびsystemInfoValueTagを含む応答メッセージを前記UEに送信することに用いられ、
よって、前記UEが、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記要求メッセージは、bitmapまたはインデックスによって、前記UEに必要なシステム情報を示す。
選択可能に、前記第1受信モジュールは、
前記UEからランダムアクセス過程で送信される前記要求メッセージを受信することに用いられ、
前記第2送信モジュールは、
前記ランダムアクセス過程で、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することに用いられる。
選択可能に、前記第1受信モジュールは、
前記UEに必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記UEから受信することに用いられ、
前記ネットワーク側機器は、前記アップリンク信号によって、前記UEに必要なシステム情報を特定することに用いられる特定モジュールをさらに含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器は、アップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を前記UEに送信することに用いられる第5送信モジュールをさらに含む。
選択可能に、前記第1受信モジュールは、
前記UEからRRCメッセージまたはMAC CEによって送信される前記要求メッセージを受信することに用いられる。
本開示の実施例は、ネットワーク側機器とUEを含むシステム情報伝送システムをさらに提供する。
システム情報伝送システムにおいて、
ネットワーク側機器は、システム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報をUEに送信することに用いられ、
前記UEは、前記ネットワーク側機器から送信される前記システム情報を受信することに用いられ、
前記UEは、さらに、前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することに用いられ、
前記ネットワーク側機器は、さらに、前記UEから送信される前記要求メッセージを受信し、前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することに用いられ、
前記UEは、さらに、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することに用いられる。
本開示の実施例は、さらに、プロセッサと、前記プロセッサに接続し、前記プロセッサによる制御の下でデータを送受信することに用いられるトランシーバを含むUEを提供する。
ユーザ端末において、
前記プロセッサは、
ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信することと、
前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することと、
前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することを実行することに用いられる。
本開示の実施例は、さらに、プロセッサと、前記プロセッサに接続し、前記プロセッサによる制御の下でデータを送受信することに用いられるトランシーバを含むネットワーク側機器を提供する。
ネットワーク側機器において、
前記プロセッサは、
前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報をユーザ端末に送信することと、
前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ユーザ端末から受信することと、
前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することを実行することに用いられる。
本開示の実施例は、さらに、プロセッサによって実行されるコンピュータ読取可能なコマンドが格納されている不揮発性のコンピュータ記憶媒体を提供する。
不揮発性のコンピュータ記憶媒体にいて、前記コンピュータ読取可能なコマンドがプロセッサに実行されると、
前記プロセッサは、
ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信することと、
前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することと、
前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することを実行する。
本開示の実施例は、さらに、プロセッサによって実行されるコンピュータ読取可能なコマンドが格納されている不揮発性のコンピュータ記憶媒体を提供する。
不揮発性のコンピュータ記憶媒体において、前記コンピュータ読取可能なコマンドがプロセッサに実行されると、
前記プロセッサは、システム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報をユーザ端末に送信することと、
前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ユーザ端末から受信することと、
前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することを実行する。
本開示の実施例において、UEは、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信し、前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信し、前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信する。このように、本開示の実施例において、システム情報のオンデマンド送信が実現され、従来技術に比較し、全てのシステム情報が周期的に放送され、システム情報のオーバーヘッドを減少させることができる。
本開示の実施例のネットワーク構造図である。 本開示の実施例のシステム情報伝送方法のフローチャートである。 本開示の実施例の別のシステム情報伝送方法のフローチャートである。 本開示の実施例の別のシステム情報伝送方法のフローチャートである。 本開示の実施例の別のシステム情報伝送方法のフローチャートである。 本開示の実施例の別のシステム情報伝送方法のフローチャートである。 本開示の実施例のUEの構造図である。 本開示の実施例の別のUEの構造図である。 本開示の実施例の別のUEの構造図である。 本開示の実施例の別のUEの構造図である。 本開示の実施例の別のUEの構造図である。 本開示の実施例の別のUEの構造図である。 本開示の実施例の別のUEの構造図である。 本開示の実施例の別のUEの構造図である。 本開示の実施例のネットワーク側機器の構造図である。 本開示の実施例の別のネットワーク側機器の構造図である。 本開示の実施例の別のネットワーク側機器の構造図である。 本開示の実施例の別のネットワーク側機器の構造図である。 本開示の実施例の別のネットワーク側機器の構造図である。 本開示の実施例の別のネットワーク側機器の構造図である。 本開示の実施例の別のUEの構造図である。 本開示の実施例の別のネットワーク側機器の構造図である。 本開示の実施例のシステム情報伝送システムの構造図である。
以下、図面および具体的な実施例に関連し、本開示の解決しようとする技術課題、技術手段および利点を、より明確になるように詳細に記載する。
図1を参照する。図1は、本開示の実施例のネットワーク構造図である。図1に示されているように、1つまたは複数のUE11と、ネットワーク側機器12が含まれている。ここで、図1では1つのUE11を例示する。UE11は、携帯電話、タブレット型パソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップ型パソコン(Laptop Computer)、パーソナルデジタルアシスタントPDA(personal digital assistant)、モバイルインターネットデバイスMID(Mobile Internet Device)またはウェアラブルデバイス(Wearable Device)などの端末側機器である。なお、本開示の実施例において、UE11の具体的な種類が限定されない。UE11は、ネットワーク側機器12と通信を確立することができる。ここで、図面でのネットワークは、UE11とネットワーク側機器12との無線通信の確立を示す。ネットワーク側機器12は、eNB(evolved Node B)または他の基地局であり、またはアクセスポイント機器などのネットワーク側機器である。なお、本開示の実施例において、ネットワーク側機器12の具体的な種類が限定されない。
図1に示すネットワーク構造に基づき、本開示の実施例のシステム情報伝送方法は、図2に示すように、
UEが、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信するステップ201と、
前記UEから、前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信するステップ202と、
前記UEが、前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信するステップ203とを含む。
ステップ201において、UEは、ネットワーク側機器から周期的に放送される上記システム情報、すなわち周期的に放送されるシステム情報(periodic broadcast SI)を受信する。もちろん、ステップ201において、システム情報は、非周期的送信されてもよく、非放送形式で送信されてもよい。また、ステップ201において、UEが受信したシステム情報は、ネットワーク側機器の一部システム情報である。例えば、ステップ201でUEが受信したシステム情報は、UEがセルに滞在し滞在セルにアクセスすることに用いられるシステム情報であってもよく、例えばMIB、SIB1、SIB2のうちの全てまたは一部である。また、ステップ201でUEが受信したシステム情報は、UEがセルに滞在し滞在セルにアクセスすることに必要なシステム情報などであってもよいが、本開示の実施例ではこれについて限定しない。
UEは、ステップ201の実行後に、ステップ202を実行し、すなわち、上記要求メッセージをネットワーク側機器に送信して、UEに必要なシステム情報の取得を要求する。もちろん、一部のシーンでは、ステップ202がステップ201の後に実行されることに限定されない。例えば、ステップ201とステップ202とは、同時に実行されてもよい。また、上記UEに必要なシステム情報は、UEが自身のニーズに応じて必要なものとして特定したシステム情報であると理解される。例えば、SIB3〜SIB20の全てまたは一部である。
なお、本開示の実施例において、システム情報は、MIBおよびSIB1〜SIB20に限定されない。例えば、システム情報は、SIBn(n:20より大きい整数)であってもよい。または、システム情報は、将来の無線通信システムの発展に適応して拡張されるシステム情報であってもよい。
SIB1は、セルアクセスおよびセル選択の関連パラメータおよびSIメッセージを放送するスケジューリング情報を含み、1つまたは複数のSIB2〜13を含んでもよい。
SIB2は、セル内の全てのUEに共通の無線パラメータ配置および他の無線パラメータの基本配置を含む。
SUIB3は、セル再選択情報を含み、主にサービングセルの再選択パラメータおよび同期セルの再選択パラメータに関する。
SIB4は、同期隣接セルリストおよび各隣接セルの再選択パラメータ、同期ホワイト/ブラックリストセルリストを含む。
SIB5は、非同期隣接周波数点リストおよび各周波数点の再選択パラメータ、非同期隣接セルリストおよび各隣接セルの再選択パラメータ、非同期ブラックリストセルリストを含む。
SIB6は、UTRAFDD(UMTS Terrestrial Radio Access−Frequency Division Duplexing)の隣接チャネルの周波数点リストおよび各周波数点の再選択パラメータ、UTRA TDDの隣接チャネルの周波数点リストおよび各周波数点の再選択パラメータを含む。
SUIB7は、GSM(登録商標)とGERAN(GSM EDGE Radio Access Network)の隣接チャネルの周波数点リストおよび各周波数点の再選択パラメータを含む。
SIB8は、CDMA2000の前登録情報、CDMA2000の隣接チャネルの周波数帯域リストおよび各周波数帯域の再選択パラメータ、CDMA2000の隣接チャネルの周波数帯域の隣接セルリストを含む。
SIB9は、ホーム基地局(Home eNodeB)の名称を含む。
SIB10は、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)のプライマリ通知(primary notification)を含む。
SIB11は、ETWSのセカンダリ通知(secondary notification)を含む。
SIB12は、CMAS(Commercial Mobile Alert Service)通知(CMAS notification)を含む。
SIB13は、1つまたは複数のMBSFN(Multicast Broadcast Single Frequency Network)領域に関するMBMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)制御情報を取得する情報を含む。
SIB14〜SIB20は、それぞれ対応する特性を有するが、枚挙しない。
本開示の実施例において、ネットワーク側機器は、上記要求メッセージを受信すると、上記UEに必要なシステム情報を特定する。すなわち、上記要求メッセージに要求されるシステム情報は、SIB3とSIB4である。ネットワーク側機器は、UEに必要なシステム情報を特定すると、上記オンデマンドのシステム情報のうちUEに必要なシステム情報をUEに送信する。例えば、上記オンデマンドのシステム情報には、SIB3〜SIB20を含み、ネットワーク側機器は、SIB3とSIB4をUEに送信する。または、本開示の実施例において、オンデマンドのシステム情報は、on−demand SIと理解される。
また、上記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報は、上記要求メッセージに要求されるUEに必要なシステム情報である。例えば、上記要求メッセージに要求されるUEに必要なシステム情報がSIB3とSIB4であり、ネットワーク側機器のオンデマンドのシステム情報にSIB3とSIB4を含む。または、上記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報は、上記要求メッセージに要求されるUEに必要なシステム情報の一部である。例えば、上記要求メッセージに要求されるUEに必要なシステム情報がSIB3、SIB4、SIB21であり、ネットワーク側機器のオンデマンドのシステム情報がSIB3〜SIB20である。すると、上記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報は、SIB3とSIB4である。すなわち、ネットワーク側機器は、UEに必要なシステム情報の一部のみをUEに返している。
また、上記オンデマンドのシステム情報は、ステップ201で送信されるシステム情報以外のシステム情報と理解される。当該オンデマンドのシステム情報は、UEのニーズに応じて送信されるものである。このように、UEに必要のないシステム情報をUEに送信することを避けることによって、オーバーヘッドの無駄遣いが避けられ、伝送リソース節約の目的が達成される。
選択可能に、前記UEに必要なシステム情報は、前記UEが取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
当該実施形態において、上記要求メッセージに要求されるUEに必要なシステム情報として、前記UEが取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であることが実現される。ここで、上記情報指示リストは、上記UEによって予め取得されるものである。または、上記情報指示リストは、UEによるオンデマンドのシステム情報の取得が必要となる場合に、ネットワーク側機器から取得されるものである。または、上記情報指示リストは、UEによって推測して得られるものである。
選択可能に、当該実施形態において、前記UEがネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、前記UEが、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含む。前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む。
上記システムメッセージによって、UEは、上記システム情報と上記情報指示リストを取得することができる。かつ当該情報指示リストがネットワーク側機器から送信されるため、UEは、当該情報指示リストによって、どのオンデマンドのシステム情報がネットワーク側機器に含まれているかを特定することができる。よって、ステップ202においてUEからネットワーク側機器に要求するシステム情報が全てネットワーク側機器に含まれるものであることが実現され、UEからネットワーク側機器に要求するシステム情報がネットワーク側機器から提供不可能なものであることはない。例えば、ネットワーク側機器から周期的に放送されるシステム情報がMIB、SIB1およびSIB2であり、オンデマンドのシステム情報がSIB3〜SIB8である。すると、オンデマンドのシステム情報リストは、SIB3〜SIB8のインデックスリスト(index list)の{SIB3,SIB4,…,SIB8}であってもよく、SIBインデックス(index)を指示するビットマップ(bitmap)の{00111111000000000000}であってもよい。ここでbitmapは、SIB1〜SIBn(n:正整数、例えばn=20)がオンデマンドのシステム情報に含まれているかを指示し、含まれる場合に1で示すが、含まれない場合に0で示す。当該実施形態において、上記情報指示リストを明示的に取得することができる。よって、UEは、ネットワーク側のオンデマンドのシステム情報リストを正しく取得し、取得可能なオンデマンドのシステム情報を要求する。
選択可能に、上記実施形態において、前記UEがネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、前記UEが、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含む。前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
当該実施形態において、ネットワーク側機器は、上記システムメッセージによって上記システム情報および上記指示情報をUEに伝送する。例えば、ネットワーク側から周期的放送で送信されるシステムメッセージにオンデマンドのシステム情報リストが含まれないと、周期的放送で送信されるシステムメッセージの中の1ビットによって、オンデマンドのシステム情報が含まれているかを指示する。すなわち、当該システム情報領域(同一のシステム情報を有する領域、例えば1つのセル)にオンデマンドのシステム情報が含まれると、1で示すが、そうでなければ、0で示す。UEは、当該指示情報によって、オンデマンドのシステム情報がネットワーク側機器に存在するかを特定することができる。存在する場合、必要なシステム情報をネットワーク側機器に要求するが、存在しない場合、取得しない。また、ネットワーク側機器に上記オンデマンドのシステム情報が存在すると、UEは、上記情報指示リストを明示的または暗示的に取得することができる。
例えば、前記方法において、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記端末が、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することと、
前記UEが、前記ネットワーク側機器から送信される前記情報指示リストを受信することをさらに含む。
当該実施形態において、上記情報指示リストを明示的に取得することができる。よって、UEは、ネットワーク側のオンデマンドのシステム情報リストを正しく取得し、取得可能なオンデマンドのシステム情報を要求することができる。上記取得要求メッセージは、周期的放送で送信されるシステム情報の中のアクセス情報(例えばランダムアクセスの情報)である。または、ランダムアクセス過程によって上記取得要求メッセージを送信して、ランダムアクセス過程で上記情報指示リストを取得する。または、上記取得要求メッセージは、RRCメッセージの中の要求情報(例えばオンデマンドのシステム情報リストの取得を要求することに用いられる情報)またはスケジューリング情報などであり、要求と応答過程によって上記情報指示リストを取得する。
例えば、前記方法において、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することをさらに含む。
ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
当該実施形態において、上記情報指示リストを暗示的に取得することができ、オンデマンドのシステム情報リストを取得するには別途のシグナリングオーバーヘッドを必要としない。例えば、周期的放送で送信されるシステム情報では、オンデマンドのシステム情報が含まれていることを1によって指示すると、UEは、周期的に放送されるシステム情報以外の他のシステム情報が全てオンデマンドのシステム情報であると推測できる。例えば、周期的に放送されるシステム情報がMIB、SIB1およびSIB2であるが、オンデマンドのシステム情報は、SIB3〜SIBn(n=20)である。
上記実施形態において、UEがオンデマンドのシステム情報リストを明示的または暗示的に取得する2種類の方法を紹介した。明示的に取得する方法によって、UEは、ネットワーク側機器のオンデマンドのシステム情報の情報指示リストを正しく取得し、取得可能なオンデマンドのシステム情報を要求することができるが、オンデマンドのシステム情報リストを取得するには別途のシグナリングオーバーヘッドが必要となる。暗示的に取得する方法によって、UEは、ネットワーク側機器のオンデマンドのシステム情報の情報指示リストを推測し、オンデマンドのシステム情報の情報指示リストを取得するには別途のシグナリングオーバーヘッドを必要としないが、要求されるオンデマンドのシステム情報がネットワーク側機器から提供不可能なものである可能性があり、オンデマンドのシステム情報の取得に失敗することがあり、別途のシグナリングオーバーヘッドがかかる。したがって、本開示の実施例において、ネットワーク側機器から提供可能なオンデマンドのシステム情報が比較的少なく、例えばSIB3〜SIB8であれば、明示的に取得する方法によって上記情報指示リストを取得するが、ネットワーク側機器から提供可能なオンデマンドのシステム情報が比較的多く、例えばSIB3〜SIBn(n=20)であれば、暗示的に取得する方法によって上記情報指示リストを取得することによって、システム全体のリソース利用率とシステム性能を向上させる。
選択可能に、前記UEがネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、UEが、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含む。
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
前記方法において、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することをさらに含む。
ここで、前記UEに必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である。
当該実施形態において、ネットワーク側機器のオンデマンドのシステム情報を暗示的に特定することができ、オンデマンドのシステム情報リストを取得するには別途シグナリングオーバーヘッドを必要としない。かつステップ202で要求されるシステム情報は、UEが特定したオンデマンドのシステム情報のうちの一部または全てである。なお、当該実施形態において、UEが特定したオンデマンドのシステム情報は、UEが推測したネットワーク側機器のオンデマンドのシステム情報と理解される。すなわち、ここで特定したオンデマンドのシステム情報は、ネットワーク側機器のオンデマンドのシステム情報とは同一であってもよく異なってもよい。例えば、周期的放送で送信されるシステム情報では、オンデマンドのシステム情報が含まれていることを1で示すと、UEは、周期的に放送されるシステム情報以外の他のシステム情報が全てオンデマンドのシステム情報であると推測できる。例えば、周期的放送で送信されるシステム情報がMIB、SIB1およびSIB2であるが、オンデマンドのシステム情報は、SIB3〜SIBn(n=20)である。
選択可能に、前記UEが前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信することを含む。
当該実施形態において、ネットワーク側機器は、UEに必要なシステム情報の全てを上記応答メッセージによってUEに送信することができる。例えば、UEに必要なシステム情報は、SIB3、SIB4およびSIB10であり、ネットワーク側機器は、上記応答メッセージによってSIB3、SIB4およびSIB10をUEに送信する。
選択可能に、前記UEが前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信することを含む。
当該実施形態において、ネットワーク側機器は、必要なシステム情報の一部を上記応答メッセージによってUEに送信し、かつ別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示することができる。例えば、UEに必要なシステム情報がSIB3、SIB4およびSIB10であるが、ネットワーク側機器にはシステム情報SIB3〜SIB8しか有しない場合、ネットワーク側機器からSIB3、SIB4のみの提供が可能であり、SIB10の提供ができない。また例えば、UEが暗示的に取得したオンデマンドのシステム情報の情報指示リストが{SIB3,SIB4,…,SIB20}であるが、ネットワーク側機器からSIB3〜SIB8しか提供できない。すなわち、UEが情報指示リストを明示的に取得するのであれば、当該情報指示リストは、{SIB3,SIB4,…,SIB8}または{00111111000000000000}であるが、UEが暗示的に取得するため、UEから送信される要求メッセージは、{SIB3,SIB4,SIB10}または{00110000010000000000}を要求する。このように、ネットワーク側機器は、UEにシステム情報SIB3、SIB4を提供し、さらにシステム情報SIB10の提供不可能を指示する。
選択可能に、前記UEが前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のUEに必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信することを含む。
当該実施形態において、マルチキャスト方式で複数のUEにオンデマンドのシステム情報を提供し、伝送リソースを節約することができる。例えば、UE1に要求されるシステム情報は、{SIB3,SIB4}であり、UE2に要求されるシステム情報は、{SIB5,SIB6}であり、UE3に要求されるシステム情報は、{SIB3,SIB4,SIB5,SIB6}である。ネットワーク側機器は、3つのUEから送信されるオンデマンドのシステム情報の要求メッセージに応じ、自身から提供可能なオンデマンドのシステム情報を考慮し、マルチキャスト方式で3つのUEにオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを送信し、システム情報SIB3、SIB4、SIB5、SIB6が含まれる。具体的に、ネットワーク側は、オンデマンドのSI−RNTI(system information−radio network temporary identifier)(例えばOD−RNTI)でスクランブリングが行われたPDCCH(Physical Downlink Control Channel)によって、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージをスケジューリングし、3つのUEは、オンデマンドのSI−RNTIによってアドレッシングを行う。さらに、オンデマンドのSI−RNTIは、プロトコルで規定されているRNTIである。また、マルチキャスト方式でオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを送信することに対し、ネットワーク側機器がオンデマンドのシステム情報の送信を繰り返し、UEがHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の再送合併(ACK/NACKフィードバックがない)を行うによってシステム情報の受信性能を向上させる。
選択可能に、前記UEが前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のUEに必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のUEに要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信することを含む。
当該実施形態において、ネットワーク側機器は、マルチキャスト方式で複数のUEにオンデマンドのシステム情報を送信することができる。送信されるシステム情報は、複数のUEに要求されるシステム情報のうちの一部であり、別部分のシステム情報は、指示情報によって、指示不可能であることがUEに指示される。例えば、UE1に要求されるシステム情報は、{SIB3,SIB4}であり、UE2に要求されるシステム情報は、{SIB5,SIB10}であるが、ネットワーク側機器から提供可能なシステム情報は、{SIB3,…,SIB8}である。ネットワーク側機器は、2つのUEから送信されるオンデマンドのシステム情報の要求メッセージに応じて、自身から提供可能なオンデマンドのシステム情報を考慮し、マルチキャスト方式で2つのUEにオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを送信し、システム情報SIB3、SIB4、SIB5が含まれ、SIB10の提供不可能が指示される。
選択可能に、前記UEが前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報の全て、および、他のUEに必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信することを含む。
当該実施形態において、マルチキャスト方式で複数のUEに応答メッセージを送信し、かつ、あるUEから要求されるシステム情報がネットワーク側機器から提供不可能なものであれば、必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を応答メッセージに付帯する。例えば、UE1に要求されるシステム情報は、{SIB3,SIB4}であり、UE2に要求されるシステム情報は、SIB10であるが、ネットワーク側機器から提供可能なシステム情報は、{SIB3,…,SIB8}である。ネットワーク側機器は、2つのUEから送信されるオンデマンドのシステム情報の要求メッセージに応じて、自身から提供可能なオンデマンドのシステム情報を考慮し、マルチキャスト方式で2つのUEにオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを送信し、システム情報SIB3、SIB4が含まれ、UE2の取得失敗が指示される。
選択可能に、前記UEが前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在する場合、前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することを含む。
前記方法において、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、
前記UEに必要なシステム情報が存在しない場合、前記UEが、前記ネットワーク側機器から送信されるシステム情報取得失敗メッセージを受信することをさらに含む。
当該実施形態において、ネットワーク側機器から提供されるオンデマンドのシステム情報にUEに必要なオンデマンドのシステム情報が含まれなければ、ネットワーク側機器は、オンデマンドのシステム情報失敗メッセージをUEに送信する。
選択可能に、前記UEが前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
前記UEが、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報およびsystemInfoValueTagを含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信することを含む。
前記方法において、前記UEが、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定することをさらに含む。
当該実施形態において、応答メッセージにsystemInfoValueTagが含まれるため、UEは、当該systemInfoValueTagに基づいて、取得するシステム情報が有効であるかを特定することができる。例えば、systemInfoValueTagは、周期的に放送されるシステム情報で送信されるほか、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージでも送信される。UEがオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを受信する際に、応答メッセージに含まれているsystemInfoValueTagと、UEからオンデマンドのシステム情報の要求メッセージを送信する際に、周期的に放送されるシステム情報のsystemInfoValueTagとは、値が異なるのであれば、UEが取得したオンデマンドのシステム情報の無効を意味し、UEは、次回のオンデマンドのシステム情報の送受信過程を行う。
選択可能に、前記方法において、前記UEが、systemInfoValueTagを取得することをさらに含む。ここで、前記systemInfoValueTagは、前記UEが前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報を受信する際に、前記ネットワーク側機器から周期的に放送されるシステム情報のうちsystemInfoValueTagである。
前記方法において、前記UEが、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定することをさらに含む。
当該実施形態において、オンデマンドのシステム情報の受信時のsystemInfoValueTagに基づいて、受信したオンデマンドのシステム情報が有効であるかを判断し、オンデマンドのシステム情報を受信する際のsystemInfoValueTagと、要求メッセージを送信する際のsystemInfoValueTagとは一致しなければ、無効であると特定するが、逆の場合、有効であると確認する。例えば、systemInfoValueTagは、周期的に放送されるシステム情報で送信される。UEがオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを受信する際に、周期的に放送されるシステム情報のsystemInfoValueTagと、UEからオンデマンドのシステム情報の要求メッセージを送信する際に、周期的に放送されるシステム情報のsystemInfoValueTagとは、値が異なるのであれば、UEが取得したオンデマンドのシステム情報の無効を意味し、UEは、次回のオンデマンドのシステム情報の送受信過程を行う。
選択可能に、前記要求メッセージは、bitmapによって、前記UEに必要なシステム情報を示す。
当該実施形態において、bitmapによって、UEに必要なシステム情報を示すことができる。例えば、UEに必要なシステム情報が{SIB3,SIB4}であると、上記要求メッセージには、bitmapの{00110000000000000000}を含む。ネットワーク側機器は、当該bitmapを受信すると、UEに必要なシステム情報が{SIB3,SIB4}であると特定できる。また、当該実施形態において、以上紹介した複数の実施形態に関連してもよい。例えば、上記情報指示リストの実施形態に関連して実現されてもよく、すなわちbitmapによって、情報指示リストに指示されるシステム情報を示す。以上紹介した情報指示リストのない実施形態に関連して実現されてもよく、bitmapによって、特定したオンデマンドのシステム情報を示し、すなわち、bitmapによってシステム情報のインデックスを示す。
選択可能に、前記要求メッセージは、インデックスによって、前記UEに必要なシステム情報を示す。
当該実施形態において、インデックスによってUEに必要なシステム情報を示すことができる。例えば、UEに必要なシステム情報が{SIB3,SIB4}であると、上記要求メッセージには、{SIB3,SIB4}のインデックスを含む。また、当該実施形態において、以上紹介した複数の実施形態に関連してもよい。例えば、上記情報指示リストの実施形態に関連して実現されてもよく、上記インデックスは、当該情報指示リストにおけるシステム情報のリストインデックスである。以上紹介した情報指示リストのない実施形態に関連して実現されてもよく、上記インデックスは、システム情報のインデックスであり、例えば情報機能または情報名のインデックスなどである。
選択可能に、前記UEから、前記ネットワーク側機器に要求メッセージを送信することは、
前記UEが、ランダムアクセス過程で前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することを含む。
前記UEが、前記ネットワーク側から送信される前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を受信することは、
前記UEが、前記ランダムアクセス過程で、前記ネットワーク側機器から送信される前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を受信することを含む。
当該実施形態において、UEに必要なシステム情報をランダムアクセス過程で取得し、アイドル状態または非活性化UEは、UEに必要なシステム情報をランダムアクセス過程によって取得することができる。例えば、上記要求メッセージは、ランダムアクセス過程のメッセージ3(Msg3)によって送信され、上記UEに必要なシステム情報は、ランダムアクセス過程のメッセージ4(Msg4)によって送信される。
選択可能に、前記UEから、前記ネットワーク側機器に要求メッセージを送信することは、
前記UEが、前記UEに必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記ネットワーク側機器に送信することを含む。
よって、前記ネットワーク側機器が、前記アップリンク信号によって、前記UEに必要なシステム情報を特定する。
当該実施形態において、アップリンク信号によって、UEに必要なシステム情報をネットワーク側機器に要求することができる。当該アップリンク信号は、プリアンブル(Preamble)またはシンク(Sync)などのアップリンク信号である。ネットワーク側機器は、上記アップリンク信号を受信すると、それに対応するシステム情報を特定することができる。例えば、ネットワーク側機器とUEの間で、アップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係が予め取り決められる。よって、UEは、当該マッピング関係に基づいてアップリンク信号を送信し、ネットワーク側機器は、当該マッピング関係に基づいて、UEに必要なシステム情報を特定する。
もちろん、当該実施形態において、上記方法において、
前記UEが、前記ネットワーク側機器から送信されるアップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を受信することをさらに含んでもよい。
例えば、ネットワーク側機器は、放送されるシステム情報によって、上記マッピング関係情報をUEに送信する。当該マッピング関係情報は、一対一のマッピング関係を含む。すなわち、1つのアップリンク信号に1つのシステム情報が対応付けられる。例えば、Preamble1は、SIB3に対応し、Preamble2は、SIB4に対応する。または、上記マッピング関係情報は、一対多数のマッピング関係を含んでもよく、すなわち1つのアップリンク信号に複数のシステム情報が対応付けられてもよい。例えば、Preamble3は、SIB3とSIB4に対応する。
選択可能に、前記UEから、前記ネットワーク側機器に要求メッセージを送信することは、
前記UEが、RRCメッセージによって、前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することを含む。
当該実施形態において、RRCメッセージによって、ネットワーク側機器にシステム情報を要求することができる。
例えば、当該RRCメッセージは、UEに必要なシステム情報のbitmapまたはインデックスを含む。
選択可能に、前記UEから、前記ネットワーク側機器に要求メッセージを送信することは、
前記UEが、MAC CEによって、前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することを含む。
当該実施形態において、MAC CEによって、ネットワーク側機器にシステム情報を要求することができる。
例えば、当該MAC CEは、UEに必要なシステム情報のbitmapまたはインデックスを含む。
なお、本開示の実施例で紹介した上記複数種類の選択可能な実施形態は、互いに組み合わせて実現されてもよく、単独で実現されてもよいが、本開示の実施例においてこれについて限定しない。
本開示の実施例において、UEは、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信し、前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信し、前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信する。このように、本開示の実施例において、システム情報のオンデマンド送信が実現され、従来技術に比較し、全てのシステム情報が周期的に放送され、システム情報のオーバーヘッドを減少させることができる。
図1に示すネットワーク構造に基づき、本開示の実施例の別のシステム情報伝送方法は、図3に示すように、
ネットワーク側機器が、システム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報をUEに送信するステップ301と、
前記ネットワーク側機器が、前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記UEから受信するステップ302と、
前記ネットワーク側機器が、前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信するステップ303とを含む。
選択可能に、前記UEに必要なシステム情報は、前記UEが取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記ネットワーク側機器がシステム情報をUEに送信することは、
前記ネットワーク側機器が、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することを含む。前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器がシステム情報をUEに送信することは、
前記ネットワーク側機器が、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することを含む。
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
選択可能に、前記方法において、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記ネットワーク側機器が、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記UEから受信することと、
前記ネットワーク側機器が、前記情報指示リストを前記UEに送信することをさらに含む。
選択可能に、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記UEによってオンデマンドのシステム情報として特定される。
ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記ネットワーク側機器がシステム情報をUEに送信することは、前記ネットワーク側機器が、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することを含む。
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記UEによってオンデマンドのシステム情報として特定される。
ここで、前記UEに必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージを前記UEに送信すること、または、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージを前記UEに送信すること、または、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のUEに必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信すること、または、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のUEに必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のUEに要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信すること、または、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報の全て、および、他のUEに必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信することを含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、
前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在する場合、前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することを含む。
前記方法において、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、
前記UEに必要なシステム情報が存在しない場合、前記ネットワーク側機器が、システム情報取得失敗メッセージを前記UEに送信することをさらに含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報およびsystemInfoValueTagを含む応答メッセージを前記UEに送信することを含む。
よって、前記UEが、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記方法において、前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信する際に、前記ネットワーク側機器が、systemInfoValueTagを含むシステム情報を放送することをさらに含む。
よって、前記UEが、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記要求メッセージは、bitmapまたはインデックスによって、前記UEに必要なシステム情報を示す。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記UEから送信される要求メッセージを受信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記UEからランダムアクセス過程で送信される前記要求メッセージを受信することを含む。
前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記ランダムアクセス過程で、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することを含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記UEから送信される要求メッセージを受信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記UEに必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記UEから受信することを含む。
前記方法において、前記ネットワーク側機器が、前記アップリンク信号によって、前記UEに必要なシステム情報を特定することをさらに含む。
選択可能に、前記方法において、前記ネットワーク側機器が、アップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を前記UEに送信することをさらに含む。
選択可能に、前記ネットワーク側機器が、前記UEから送信される要求メッセージを受信することは、
前記ネットワーク側機器が、前記UEからRRCメッセージまたはMAC CEによって送信される前記要求メッセージを受信することを含む。
なお、本実施例は、図2に示す実施例に対応するネットワーク側機器の実施形態であり、その具体的な実施形態について、重複な説明を避けるよう、図2に示す実施例の関連説明を参照してもよく、本実施例では繰り返して記載しない。本実施例において、同様にシステム情報のオーバーヘッドを減少させることができる。
以下、複数の例を挙げ、上記実施例で紹介した実施形態を例示的に説明する。
例1:
当該例は、アイドル状態または非活性化UEがランダムアクセス過程によってオンデマンドのシステム情報を送信することを例とし、図4に示すように、下記ステップを含む。
ステップ401において、UEは、周期的放送で送信されるシステム情報によってランダムアクセスの情報を取得し、ランダムアクセス過程を引き起こし、メッセージ1(Msg1)を送信する。Msg1にはPreambleが含まれる。
ステップ402において、ネットワーク側からUEにメッセージ2(Msg2)を送信する。Msg2には、RAR(Random Access Response)メッセージを含む。RARメッセージには、バックオフ(backoff)パラメータ、Msg1に対応するPreambleコード、UL TA、ULグラント、一時的C−RNTI(cell−radio network temporary identifier)などのパラメータを含む。UEは、ランダムアクセス応答ウィンドウ内でMsg2を受信する。
ステップ403において、UEは、自身のニーズに応じて、ネットワーク側にMsg3を送信する。当該Msg3は、オンデマンドのシステム情報の要求メッセージと理解される。
ステップ404において、ネットワーク側は、UEから送信されるオンデマンドのシステム情報の要求メッセージに応じ、自身から提供可能なオンデマンドのシステム情報を考慮し、UEにMsg4を送信する。当該Msg4は、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージまたはオンデマンドのシステム情報の失敗メッセージである。具体的に、ネットワーク側は、一時的C−RNTIでスクランブリングが行われたPDCCHによってMsg4をスケジューリングする。
UEは、オンデマンドのシステム情報の応答ウィンドウ内でMsg4、すなわちオンデマンドのシステム情報の応答メッセージまたはオンデマンドのシステム情報の失敗メッセージを受信する。具体的に、UEは、一時的C−RNTIによってアドレッシングを行う。
例2:
当該例は、アイドル状態または非活性化UEがアップリンク信号過程によってオンデマンドのシステム情報を送信することを例とし、図5に示すように、下記ステップを含む。
ステップ501において、ネットワーク側は、周期的放送で送信されるシステム情報によって、アップリンク信号(例えばPreamble、Syncなど)とオンデマンドのシステム情報とのマッピングテーブルをUEに送信する。例えば、Preamble1は、SIB3に対応し、Preamble2は、SIB4に対応し、または、Preamble3は、SIB3とSIB4に対応する。
ステップ502において、UEは、自身のニーズに応じて、ネットワーク側にMsg1を送信する。当該Msg1は、オンデマンドのシステム情報の要求メッセージを示すアップリンク信号を含む。例えば、UEに必要なオンデマンドのシステム情報がSIB3とSIB4であると、UEは、Preamble1、Preamble2またはPreamble3をネットワーク側に送信する。
ステップ503において、ネットワーク側は、UEから送信されるアップリンク信号に対応するオンデマンドのシステム情報の要求メッセージに応じ、自身から提供可能なオンデマンドのシステム情報を考慮し、UEにMsg2を送信する。当該Msg2は、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージを含み、システム情報SIB3とSIB4が含まれている。具体的に、ネットワーク側は、オンデマンドのSI−RNTIでスクランブリングが行われたPDCCHによってMsg2をスケジューリングする。
UEは、オンデマンドのシステム情報の応答ウィンドウ内でMsg2、すなわちオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを受信する。具体的に、UEは、オンデマンドのSI−RNTIによってアドレッシングを行う。
例3:
当該例は、接続状態UEがRRCメッセージまたはMAC CEによってオンデマンドのシステム情報を送信することを例とし、図6に示すように、下記ステップを含む。
ステップ601において、UEは、自身のニーズに応じて、必要なオンデマンドのシステム情報リストが含まれるオンデマンドのシステム情報の要求メッセージをネットワーク側に送信し、1つのRRCメッセージであってもよく、1つのMAC CEであってもよい。具体的に、RRCメッセージに含まれるオンデマンドのシステム情報リストは、index listであり、MAC CEに含まれるオンデマンドのシステム情報リストは、SIB indexを指示するbitmapである。ここでbitmapは、SIB1〜SIBnがオンデマンドのシステム情報に含まれているかを指示し、含まれる場合、1で示すが、含まれない場合、0で示す。
ステップ602において、ネットワーク側は、UEから送信されるオンデマンドのシステム情報の要求メッセージに応じ、自身から提供可能なオンデマンドのシステム情報を考慮し、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージまたはオンデマンドのシステム情報の失敗メッセージをUEに送信する。具体的に、ネットワーク側は、C−RNTIでスクランブリングが行われたPDCCHによって当該メッセージをスケジューリングする。
UEは、オンデマンドのシステム情報の応答ウィンドウ内でオンデマンドのシステム情報の応答メッセージまたはオンデマンドのシステム情報の失敗メッセージを受信する。具体的に、UEは、C−RNTIによってアドレッシングを行う。
例4:
当該例は、周期的放送で送信されるシステム情報にオンデマンドのシステム情報のシステム指示リストが含まれず、アイドル状態または非活性化UEがランダムアクセス過程によってオンデマンドのシステム情報を送受信することを例とし、下記ステップを含む。
ステップ1において、アイドル状態または非活性化UEは、ネットワーク側から周期的放送で送信されるシステム情報のMIB、SIB1およびSIB2を受信する。ネットワーク側から周期的放送で送信されるシステム情報にオンデマンドのシステム情報のシステム指示リストが含まれないが、オンデマンドのシステム情報が含まれていることを1ビットによって指示する。同時に、UE1は、周期的放送で送信されるシステム情報からランダムアクセスの情報を取得する。
ステップ2において、周期的放送で送信されるシステム情報にオンデマンドのシステム情報のシステム情報リストが含まれず、同時に、周期的放送で送信されるシステム情報においてオンデマンドのシステム情報が含まれていることを1で示すため、UE1は、周期的に放送されるシステム情報以外の他のシステム情報が全てオンデマンドのシステム情報であると推測できる。例えば、オンデマンドのシステム情報は、SIB3〜SIBn(n=20)である。
ステップ3において、UE1は、ランダムアクセス過程を引き起こし、Msg1、すなわちPreambleを送信する。
ステップ4において、ネットワーク側からUE1にMsg2、すなわちランダムアクセス応答メッセージを送信する。UEは、ランダムアクセス応答ウィンドウ内でMsg2を受信する。
ステップ5において、UE1が暗示的に取得するオンデマンドのシステム情報のシステム指示リストは、{SIB3,SIB4,…,SIB20}であるが、UE1必要なシステム情報は、SIB3、SIB4およびSIB14である。UE1は、自身のニーズに応じて、ネットワーク側にMsg3、すなわちオンデマンドのシステム情報の要求メッセージを送信する。オンデマンドのシステム情報の要求メッセージに含まれるオンデマンドのシステム情報リストは、{SIB3,SIB4,SIB14}である。
ステップ6において、ネットワーク側は、UE1から送信されるオンデマンドのシステム情報の要求メッセージに応じ、自身から提供可能なオンデマンドのシステム情報SIB3〜SIB13を考慮し、UEにMsg4、すなわちオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを送信し、提供可能なシステム情報SIB3とSIB4、および、提供不可能なSIB14の指示、例えばSIB14のindexが含まれる。具体的に、ネットワーク側は、一時的C−RNTIでスクランブリングが行われたPDCCHによってMsg4をスケジューリングする。
ステップ7において、UE1は、オンデマンドのシステム情報の応答ウィンドウ内でMsg4、すなわちオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを受信する。具体的に、UE1は、一時的C−RNTIによってアドレッシングを行う。UE1は、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージからシステム情報SIB3とSIB4を取得し、ネットワーク側からシステム情報SIB14の提供不可能が知らされる。
例5:
当該例は、周期的放送で送信されるシステム情報にオンデマンドのシステム情報のシステム指示リストが含まれ、アイドル状態または非活性化UEがアップリンク信号過程によってオンデマンドのシステム情報を送受信することを例とし、下記ステップを含む。
ステップ1において、アイドル状態または非活性化UE2、UE3は、ネットワーク側から周期的放送で送信されるシステム情報のMIB、SIB1およびSIB2を受信する。ネットワーク側から周期的放送で送信されるシステム情報にオンデマンドのシステム情報リストの{SIB3,SIB4,…,SIB8}が含まれる。同時に、ネットワーク側は、周期的放送で送信されるシステム情報によって、Preambleとオンデマンドのシステム情報とのマッピングテーブルを送信する。Preamble1は、SIB3に対応し、Preamble2は、SIB4に対応し、Preamble3は、SIB5とSIB6に対応し、Preamble4は、SIB7とSIB8に対応する。
ステップ2において、UE2、UE3は、ネットワーク側から周期的放送で送信されるシステム情報から直接的にオンデマンドのシステム情報リスト、および、PreambleとSIBとのマッピングテーブルを取得する。
ステップ3において、UE2に必要なオンデマンドのシステム情報がSIB3とSIB4であると、UE2は、オンデマンドのシステム情報の要求メッセージを示すPreamble1、Preamble2をネットワーク側に送信する。UE3に必要なオンデマンドのシステム情報がSIB3とSIB5であると、UE3は、オンデマンドのシステム情報の要求メッセージを示すPreamble1、Preamble3をネットワーク側に送信する。
ステップ4において、ネットワーク側は、2つのUEから送信されるオンデマンドのシステム情報の要求メッセージに応じ、自身から提供可能なオンデマンドのシステム情報SIB3〜SIB8を考慮し、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージをマルチキャスト方式でUE2、UE3に送信し、システム情報SIB3、SIB4、SIB5、SIB6が含まれる。具体的に、ネットワーク側は、オンデマンドのSI−RNTIでスクランブリングが行われたPDCCHによって、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージをスケジューリングする。
ステップ5において、UE2、UE3は、オンデマンドのシステム情報の応答ウィンドウ内でオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを受信する。具体的に、UE2、UE3は、オンデマンドのSI−RNTIによってアドレッシングを行う。UE2は、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージからシステム情報SIB3とSIB4を取得し、UE3は、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージからシステム情報SIB3とSIB5を取得する。
例6
当該例は、周期的放送で送信されるシステム情報にオンデマンドのシステム情報リストが含まれず、接続状態UEがRRCメッセージによってオンデマンドのシステム情報を送受信することを例とする。
ステップ1において、接続状態UE4は、ネットワーク側から周期的放送で送信されるシステム情報のMIB、SIB1およびSIB2を受信する。ネットワーク側から周期的放送で送信されるシステム情報には、オンデマンドのシステム情報リストが含まれないが、オンデマンドのシステム情報が含まれることを1ビットによって指示する。
ステップ2において、周期的放送で送信されるシステム情報には、オンデマンドのシステム情報リストが含まれず、同時に、周期的放送で送信されるシステム情報においてオンデマンドのシステム情報が含まれていることを1ビットによって指示するため、UE4は、要求と応答の方式でオンデマンドのシステム情報リストを取得する。具体的に、UE4は、RRCメッセージの中の要求情報またはスケジューリング情報によって、オンデマンドのシステム情報リストの取得を要求する。ネットワーク側は、RRCメッセージによって、オンデマンドのシステム情報リストを送信する。例えば、RRCメッセージには、オンデマンドのシステム情報リストの{SIB3,SIB4,…,SIB8}が含まれる。
ステップ3において、UE4が明示的に取得したオンデマンドのシステム情報リストが{SIB3,SIB4,…,SIB8}である。UE4に必要なシステム情報がSIB3、SIB4であると、オンデマンドのシステム情報の要求メッセージをネットワーク側に送信し、必要なオンデマンドのシステム情報リストの{SIB3,SIB4}が含まれる。
ステップ4において、ネットワーク側は、UE4から送信されるオンデマンドのシステム情報の要求メッセージに応じ、自身から提供可能なオンデマンドのシステム情報のSIB3〜SIB8を考慮し、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージをUE4に送信し、システム情報SIB3、SIB4が含まれる。具体的に、ネットワーク側は、C−RNTIでスクランブリングが行われたPDCCHによって当該メッセージをスケジューリングする。
ステップ5において、UEは、オンデマンドのシステム情報の応答ウィンドウ内でオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを受信する。具体的に、UEは、C−RNTIによってアドレッシングを行う。UE4は、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージからシステム情報SIB3、SIB4を取得する。
例7
当該例は、周期的放送で送信されるシステム情報にオンデマンドのシステム情報リストが含まれ、2つの接続状態UEがMAC CEによってオンデマンドのシステム情報を送受信することを例とする。
ステップ1において、接続状態UE5、UE6は、ネットワーク側から周期的放送で送信されるシステム情報のMIB、SIB1およびSIB2を受信する。ネットワーク側から周期的放送で送信されるシステム情報には、オンデマンドのシステム情報リストの{00111111000000000000}が含まれる。ここでbitmapは、SIB1〜SIBn(n=20)がオンデマンドのシステム情報に含まれているかを指示し、含まれる場合、1で示すが、含まれない場合、0で示す。
ステップ2において、UE5、UE6は、ネットワーク側から周期的放送で送信されるシステム情報から、オンデマンドのシステム情報リストの{00111111000000000000}を直接的に取得する。
ステップ3において、UE5に必要なオンデマンドのシステム情報がSIB3とSIB4であると、UE5は、オンデマンドのシステム情報の要求メッセージをネットワーク側に送信し、オンデマンドのシステム情報リストの{00110000000000000000}が含まれる。この場合,周期的に放送されるシステム情報において、systemInfoValueTagは、5である。UE6に必要なオンデマンドのシステム情報がSIB3とSIB5であると、UE6は、オンデマンドのシステム情報の要求メッセージをネットワーク側に送信し、オンデマンドのシステム情報リストの{00101000000000000000}が含まれる。この場合、周期的に放送されるシステム情報において、systemInfoValueTagは、6である。
ステップ4において、ネットワーク側は、2つのUEから送信されるオンデマンドのシステム情報の要求メッセージに応じ、自身から提供可能なオンデマンドのシステム情報のSIB3〜SIB8を考慮し、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージをマルチキャスト方式でUE5、UE6に送信し、システム情報SIB3、SIB4、SIB5およびsystemInfoValueTagが6であることが含まれる。具体的に、ネットワーク側は、オンデマンドのSI−RNTIでスクランブリングが行われたPDCCHによって、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージをスケジューリングする。
ネットワーク側は、オンデマンドのシステム情報を繰り返して送信する。UE5、UE6は、HARQ再送合併(ACK/NACKフィードバックがない)によってシステム情報の受信性能を向上させる。
ステップ5において、UE5、UE6は、オンデマンドのシステム情報の応答ウィンドウ内でオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを受信する。具体的に、UE5、UE6は、オンデマンドのSI−RNTIによってアドレッシングを行う。UE5は、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージからシステム情報SIB3、SIB4、およびsystemInfoValueTagが6であることを取得する。UE5がオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを受信する際に、応答メッセージ含まれているsystemInfoValueTagと、UE5からオンデマンドのシステム情報の要求メッセージを送信する際に、周期的に放送されるシステム情報のsystemInfoValueTagとは、値が異なるため、UE5が取得したオンデマンドのシステム情報の無効を意味し、UE5は、次回のオンデマンドのシステム情報の送受信過程を行う必要がある。UE6は、オンデマンドのシステム情報の応答メッセージからシステム情報SIB3、SIB5、およびsystemInfoValueTagが6であることを取得する。UE6がオンデマンドのシステム情報の応答メッセージを受信する際に、応答メッセージに含まれているsystemInfoValueTagと、UE6からオンデマンドのシステム情報の要求メッセージを送信する際に、周期的に放送されるシステム情報のsystemInfoValueTagとは、値が同一であるため、UE6が取得したオンデマンドのシステム情報の有効を意味する。
図7には、UEの構造が示されている。
UE700は、
ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信することに用いられる第1受信モジュール701と、
前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することに用いられる第1送信モジュール702と、
前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することに用いられる第2受信モジュール703とを含む。
選択可能に、前記UE700に必要なシステム情報は、前記UEが取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、第1受信モジュール701は、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することに用いられ、前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む。
選択可能に、第1受信モジュール701は、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することに用いられ、前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
選択可能に、図8に示すように、UE700は、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することに用いられる第2送信モジュール704と、
前記ネットワーク側機器から送信される前記情報指示リストを受信することに用いられる第3受信モジュール705をさらに含む。
選択可能に、図9に示すように、UE700は、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することに用いられる第1特定モジュール706をさらに含む。
ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記第1受信モジュール701は、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することに用いられ、前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
図10に示すように、UE700は、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することに用いられる第2特定モジュール707をさらに含む。
ここで、前記UEに必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である。
選択可能に、第2受信モジュール703は、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のUEに必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のUEに必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のUEに要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報の全て、および、他のUEに必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信することに用いられる。
選択可能に、前記第2受信モジュール703は、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在する場合、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することに用いられる。
図11に示すように、UE700は、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在しない場合、前記ネットワーク側機器から送信されるシステム情報取得失敗メッセージを受信することに用いられる第4受信モジュール708をさらに含む。
選択可能に、第2受信モジュール703は、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報およびsystemInfoValueTagを含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信することに用いられる。
図12に示すように、UE700は、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断することに用いられる第1判断モジュール709をさらに含み、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、図13に示すように、UE700は、systemInfoValueTagを取得することに用いられる取得モジュール7010をさらに含む。
ここで、前記systemInfoValueTagは、前記UEが前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報を受信する際に、前記ネットワーク側機器から周期的に放送されるシステム情報のうちsystemInfoValueTagである。
UE700は、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断することに用いられる第2判断モジュール7011をさらに含み、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記要求メッセージは、bitmapまたはインデックスによって、前記UEに必要なシステム情報を示す。
選択可能に、前記第1送信モジュール702は、ランダムアクセス過程で前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することに用いられる。
前記第2受信モジュール703は、前記ランダムアクセス過程で、前記ネットワーク側機器から送信される前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を受信することに用いられる。
選択可能に、第1送信モジュール702は、前記UEに必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記ネットワーク側機器に送信することに用いられる。
よって、前記ネットワーク側機器が、前記アップリンク信号によって、前記UEに必要なシステム情報を特定する。
選択可能に、図14に示すように、前記UEは、前記UEがアップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を前記ネットワーク側機器から受信することに用いられる第5受信モジュール7012をさらに含む。
選択可能に、第1送信モジュール702は、RRCメッセージまたはMAC CEによって、前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することに用いられる。
なお、本実施例における上記UE700は、本開示の実施例の方法実施例における任意の実施形態のUEであってもよい。本開示の実施例の方法実施例におけるUEの任意の実施形態は、いずれも本実施例における上記UE700によって実現され、同一の有益な効果を奏することができる。よって、ここでは繰り返して記載しない。
図15には、ネットワーク側機器の構造が示されている。
ネットワーク側機器1500は、
前記ネットワーク側機器の一部システム情報であるシステム情報をUEに送信することに用いられる第1送信モジュール1501と、
前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記UEから受信することに用いられる第1受信モジュール1502と、
前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することに用いられる第2送信モジュール1503とを含む。
選択可能に、UEに必要なシステム情報は、前記UEが取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、第1送信モジュール1501は、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することに用いられる。前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む。
選択可能に、第1送信モジュール1501は、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することに用いられる。
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
選択可能に、図16に示すように、ネットワーク側機器1500は、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記UEから受信することに用いられる第2受信モジュール1504と、
前記情報指示リストを前記UEに送信することに用いられる第3送信モジュール1505をさらに含む。
選択可能に、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記UEによってオンデマンドのシステム情報として特定される。
ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記第1送信モジュール1501は、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することに用いられる。前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記UEによってオンデマンドのシステム情報として特定される。
ここで、前記UEに必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である。
選択可能に、前記第2送信モジュール1503は、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージを前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージを前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のUEに必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のUEに必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のUEに要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報の全て、および、他のUEに必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信することに用いられる。
選択可能に、前記第2送信モジュールは、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在する場合、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することに用いられる。
図17に示すように、ネットワーク側機器1500は、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在しない場合、システム情報取得失敗メッセージを前記UEに送信することに用いられる第4送信モジュール1506をさらに含む。
選択可能に、前記第2送信モジュール1503は、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報およびsystemInfoValueTagを含む応答メッセージを前記UEに送信することに用いられる。よって、前記UEが、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、図18に示すように、前記ネットワーク側機器は、前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信する際に、systemInfoValueTagを含むシステム情報を放送することに用いられる放送モジュール1507をさらに含む。よって、前記UEは、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記要求メッセージは、bitmapまたはインデックスによって、前記UEに必要なシステム情報を示す。
選択可能に、前記第1受信モジュール1502は、前記UEからランダムアクセス過程で送信される前記要求メッセージを受信することに用いられる。
前記第2送信モジュール1503は、前記ランダムアクセス過程で、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することに用いられる。
選択可能に、前記第1受信モジュール1502は、前記UEに必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記UEから受信することに用いられる。
図19に示すように、ネットワーク側機器1500は、前記アップリンク信号によって、前記UEに必要なシステム情報を特定することに用いられる特定モジュール1508をさらに含む。
選択可能に、図20に示すように、ネットワーク側機器1500は、アップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を前記UEに送信することに用いられる第5送信モジュール1509をさらに含む。
選択可能に、第1受信モジュール1502は、前記UEからRRCメッセージまたはMAC CEによって送信される前記要求メッセージを受信することに用いられる。
なお、本実施例における上記ネットワーク側機器1500は、本開示の実施例の方法実施例における任意の実施形態のネットワーク側機器であってもよい。本開示の実施例の方法実施例におけるネットワーク側機器の任意の実施形態は、いずれも本実施例における上記ネットワーク側機器1500によって実現され、同一の有益な効果を奏することができる。よって、ここでは繰り返して記載しない。
図21には、UEの構造が示されている。
当該UEは、
プロセッサ2100と、プロセッサ2100による制御の下でデータを送受信することに用いられるトランシーバ2110と、メモリ2120と、ユーザインタフェース2130と、バスインタフェースを含む。
プロセッサ2100は、
メモリ2120からプログラムを読み取ることによって、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報をトランシーバ2110経由で受信するプロセスと、
前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器にトランシーバ2110経由で送信するプロセスと、
前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ネットワーク側からトランシーバ2110経由で受信するプロセスを実行する。
図21において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続するバスとブリッジを含み、具体的に、プロセッサ2100をはじめとする1つ又は複数のプロセッサとメモリ2120をはじめとするメモリの各種類の回路が接続したものである。バスアーキテクチャは、周辺イクイップメント、レギュレーター、電力管理回路などの各種類のほかの回路を接続したものであってもよい。これらは、いずれも本分野の公知事項であり、本文においてさらなる記載をしない。バスインタフェースにより、インタフェースが提供される。トランシーバ2110は、複数の部品であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、伝送媒体でほかの各種類の装置と通信するユニットとして提供される。ユーザ端末によっては、ユーザインタフェース2130は、内部接続や外部接続する機器のインタフェースであってもよい。接続する機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限られない。
プロセッサ2100は、バスアーキテクチャと通常の処理を管理する。メモリ2120は、プロセッサ2100による操作実行に使用されるデータの記憶が可能である。
選択可能に、前記UEに必要なシステム情報は、前記UEが取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記のネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含む。前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む。
選択可能に、前記のネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含む。前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
選択可能に、前記プロセッサ2100は、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記ネットワーク側機器にトランシーバ2110経由で送信することと、
前記ネットワーク側機器から送信される前記情報指示リストをトランシーバ2110経由で受信することに用いられる。
選択可能に、プロセッサ2100は、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することに用いられる。
ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記のネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含む。前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
プロセッサ2100は、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することに用いられる。
ここで、前記UEに必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である。
選択可能に、前記の前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側機器から受信することは、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のUEに必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のUEに必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のUEに要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報の全て、および、他のUEに必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信することを含む。
選択可能に、前記の前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側機器から受信することは、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在する場合、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することを含む。
プロセッサ2100は、さらに、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在しない場合、前記ネットワーク側機器から送信されるシステム情報取得失敗メッセージをトランシーバ2110経由で受信することに用いられる。
選択可能に、前記の前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側機器から受信することは、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報およびsystemInfoValueTagを含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信することを含む。
プロセッサ2100は、さらに、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断することに用いられ、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、プロセッサ2100は、さらに、systemInfoValueTagをトランシーバ2110経由で取得することに用いられる。ここで、前記systemInfoValueTagは、前記UEが前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報を受信する際に、前記ネットワーク側機器から周期的に放送されるシステム情報のうちsystemInfoValueTagである。
プロセッサ2100は、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記要求メッセージは、bitmapまたはインデックスによって、前記UEに必要なシステム情報を示す。
選択可能に、前記の要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することは、ランダムアクセス過程で前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することを含む。
前記の前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記ネットワーク側機器から受信することは、前記ランダムアクセス過程で、前記ネットワーク側機器から送信される前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を受信することを含む。
選択可能に、前記の要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することは、前記UEに必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記ネットワーク側機器に送信することを含む。よって、前記ネットワーク側機器が、前記アップリンク信号によって、前記UEに必要なシステム情報を特定する。
選択可能に、プロセッサ2100は、さらに、アップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を前記ネットワーク側機器から受信することに用いられる。
選択可能に、前記の要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することは、RRCメッセージまたはMAC CEによって、前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することを含む。
なお、本実施例における上記UEは、本開示の実施例の方法実施例における任意の実施形態のUEであってもよい。本開示の実施例の方法実施例におけるUEの任意の実施形態は、いずれも本実施例における上記UEによって実現され、同一の有益な効果を奏することができる。よって、ここでは繰り返して記載しない。
図22には、ネットワーク側機器の構造が示されている。
当該ネットワーク側機器は、プロセッサ2200と、プロセッサ2200による制御の下でデータを送受信することに用いられるトランシーバ2210と、メモリ2220と、ユーザインタフェース2230と、バスインタフェースを含む。
プロセッサ2200は、メモリ2220からプログラムを読み取ることによって、
前記ネットワーク側機器の一部システム情報であるシステム情報をトランシーバ2210経由でUEに送信するプロセスと、
前記UEに必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記UEからトランシーバ2110経由で受信するプロセスと、
前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報を前記UEにトランシーバ2210経由で送信するプロセスを実行する。
図22において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続するバスとブリッジを含み、具体的に、プロセッサ2200をはじめとする1つ又は複数のプロセッサとメモリ2220をはじめとするメモリの各種類の回路が接続したものである。バスアーキテクチャは、周辺イクイップメント、レギュレーター、電力管理回路などの各種類のほかの回路を接続したものであってもよい。これらは、いずれも本分野の公知事項であり、本文においてさらなる記載をしない。バスインタフェースにより、インタフェースが提供される。トランシーバ2210は、複数の部品であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、伝送媒体でほかの各種類の装置と通信するユニットとして提供される。ユーザ端末によっては、ユーザインタフェース2230は、内部接続や外部接続する機器のインタフェースであってもよい。接続する機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限られない。
プロセッサ2200は、バスアーキテクチャと通常の処理を管理する。メモリ2220は、プロセッサ2100による操作実行に使用されるデータの記憶が可能である。
選択可能に、前記UEに必要なシステム情報は、前記UEが取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記のシステム情報をUEに送信することは、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することを含む。
前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む。
選択可能に、前記のシステム情報をUEに送信することは、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することを含む。
前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。
選択可能に、プロセッサ2200は、さらに、
前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記UEからトランシーバ2210経由で受信することと、
前記情報指示リストを前記UEにトランシーバ2210経由で送信することに用いられる。
選択可能に、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記UEによってオンデマンドのシステム情報として特定される。
ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである。
選択可能に、前記のシステム情報をUEに送信することは、システム情報を含むシステムメッセージをUEに送信することを含む。前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む。前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記UEによってオンデマンドのシステム情報として特定される。
ここで、前記UEに必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である。
選択可能に、前記の前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージを前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージを前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記UEに必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のUEに必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のUEに必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のUEに要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信すること、または、
前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報の全て、および、他のUEに必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記UEに送信することを含む。
選択可能に、前記の前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在する場合、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することを含む。
プロセッサ2200は、さらに、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記UEに必要なシステム情報が存在しない場合、システム情報取得失敗メッセージを前記UEに送信することに用いられる。
選択可能に、前記の前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報およびsystemInfoValueTagを含む応答メッセージを前記UEに送信することを含む。よって、前記UEが、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、プロセッサ2200は、さらに、前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信する際に、systemInfoValueTagを含むシステム情報を放送することに用いられる。よって、前記UEは、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記UEに必要なシステム情報が無効であると特定する。
選択可能に、前記要求メッセージは、bitmapまたはインデックスによって、前記UEに必要なシステム情報を示す。
選択可能に、前記の前記UEから送信される要求メッセージを受信することは、前記UEからランダムアクセス過程で送信される前記要求メッセージを受信することを含む。
前記の前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することは、前記ランダムアクセス過程で、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UEに必要なシステム情報を前記UEに送信することを含む。
選択可能に、前記の前記UEから送信される要求メッセージを受信することは、前記UEに必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記UEから受信することを含む。
プロセッサ2200は、さらに、前記アップリンク信号によって、前記UEに必要なシステム情報を特定することに用いられる。
選択可能に、プロセッサ2200は、さらに、アップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を前記UEに送信することに用いられる。
選択可能に、前記の前記UEから送信される要求メッセージを受信することは、前記UEからRRCメッセージまたはMAC CEによって送信される前記要求メッセージを受信することを含む。
なお、本実施例における上記ネットワーク側機器は、本開示の実施例の方法実施例における任意の実施形態のネットワーク側機器であってもよい。本開示の実施例の方法実施例におけるネットワーク側機器の任意の実施形態は、いずれも本実施例における上記ネットワーク側機器によって実現され、同一の有益な効果を奏することができる。よって、ここでは繰り返して記載しない。
図23には、システム情報伝送システムの構造が示されている。システム情報伝送システムは、ネットワーク側機器2301とUE2302を含む。
ネットワーク側機器2301は、前記ネットワーク側機器の一部システム情報であるシステム情報をUE2302に送信することに用いられる。
前記UE2302は、前記ネットワーク側機器2301から送信される前記システム情報を受信することに用いられる。
前記UE2302は、さらに、前記UE2302に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器2301に送信することに用いられる。
前記ネットワーク側機器2301は、さらに、前記UE2302から送信される前記要求メッセージを受信し、前記ネットワーク側機器2301の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記UE2302に必要なシステム情報を前記UE2302に送信することに用いられる。
前記UE2302は、さらに、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記UE2302に必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することに用いられる。
本実施例において、ネットワーク側機器2301とUE2302は、図1〜図22に示す実施例で紹介したネットワーク側機器とUEであってもよい。その実施形態は、図1〜図22に示す実施形態を参照してもよく、同一の技術効果を奏することもできる。ここでは繰り返して記載しない。
本願で提供されるいくつかの実施例において、開示された方法および装置は、他の方式で実施され得ることを理解されたい。以上記載した装置実施例は、単に例示的なものである。例えば、記載したユニットの区分は、単に論理機能の区分であり、実際に実現する際に別の区分方式がある。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントは、組み合わせてもよく、別のシステムに一体化されてもよく、または、一部の特徴は、無視されてもよく、または実行されなくてもよい。また、示されておりまたは議論されている各配置部分の相互間の結合や直接結合や通信接続は、インタフェース、装置またはユニットを介した間接結合や通信接続であってもよく、電気的、機械的、または他の形式であってもよい。
また、本開示の各実施例における各機能的ユニットは、全て1つの処理ユニットに一体化されていてもよいし、別々に1つのユニットとしてもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに一体化されてもよい。上述した一体化ユニットは、ハードウェアの形態、またはハードウェアとソフトウェア機能ユニットの形態で実施することができる。
上述したソフトウェア機能ユニットの形態で実施される一体化ユニットは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。上記ソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に記憶され、本開示の各実施例の送受信方法のステップの一部をコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置であってもよい)に実行させるいくつかの指令を含む。前記の記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスクまたは光ディスクなど、プログラムコードを格納することができる様々な媒体を含む。
以上記載されたのは、本開示の選択可能な実施形態である。なお、当業者は、本開示に記載されている原理を逸脱せずに様々な改良や修飾をすることもできる。これらの改良や修飾も、本開示の保護範囲内として見なされるべきである。

Claims (69)

  1. ユーザ端末が、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信することと、
    前記ユーザ端末から、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することと、
    前記ユーザ端末が、前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報をネットワーク側から受信することとを含むシステム情報伝送方法。
  2. 前記ユーザ端末に必要なシステム情報は、前記ユーザ端末が取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、
    前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザ端末が、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、
    前記ユーザ端末が、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含み、
    前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記ユーザ端末が、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、
    前記ユーザ端末が、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含み、
    前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む請求項2に記載の方法。
  5. 前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記ユーザ端末が、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することと、
    前記ユーザ端末が、前記ネットワーク側機器から送信される前記情報指示リストを受信することをさらに含む請求項4に記載の方法。
  6. 前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することをさらに含み、
    ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである請求項4に記載の方法。
  7. 前記ユーザ端末が、ネットワーク側機器から送信されるシステム情報を受信することは、
    ユーザ端末が、システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することを含み、
    前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含み、
    前記方法において、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することをさらに含み、
    ここで、前記ユーザ端末に必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である請求項1に記載の方法。
  8. 前記ユーザ端末が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
    前記ユーザ端末が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
    前記ユーザ端末が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
    前記ユーザ端末が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のユーザ端末に必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
    前記ユーザ端末が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のユーザ端末に必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のユーザ端末に要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
    前記ユーザ端末が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全て、および、他のユーザ端末に必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信することを含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記ユーザ端末が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
    前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記ユーザ端末に必要なシステム情報が存在する場合、前記ユーザ端末が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することを含み、
    前記方法において、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記ユーザ端末に必要なシステム情報が存在しない場合、前記ユーザ端末が、前記ネットワーク側機器から送信されるシステム情報取得失敗メッセージを受信することをさらに含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ユーザ端末が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することは、
    前記ユーザ端末が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報およびシステム情報変更タグ(systemInfoValueTag)を含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信することを含み、
    前記方法において、前記ユーザ端末が、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が無効であると特定することをさらに含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記ユーザ端末が、systemInfoValueTagを取得することをさらに含み、
    ここで、前記systemInfoValueTagは、前記ユーザ端末が前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報を受信する際に、前記ネットワーク側機器から周期的に放送されるシステム情報のうちsystemInfoValueTagであり、
    前記ユーザ端末が、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が無効であると特定することをさらに含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記要求メッセージは、ビットマップまたはインデックスによって、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を示す請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記ユーザ端末から、前記ネットワーク側機器に要求メッセージを送信することは、
    前記ユーザ端末が、ランダムアクセス過程で前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することを含み、
    前記ユーザ端末が、前記ネットワーク側から送信される前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を受信することは、
    前記ユーザ端末が、前記ランダムアクセス過程で、前記ネットワーク側機器から送信される前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を受信することを含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ユーザ端末から、前記ネットワーク側機器に要求メッセージを送信することは、
    前記ユーザ端末が、前記ユーザ端末に必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記ネットワーク側機器に送信することを含み、
    よって、前記ネットワーク側機器が、前記アップリンク信号によって、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を特定する請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記ユーザ端末が、前記ネットワーク側機器から送信されるアップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を受信することをさらに含む請求項14に記載の方法。
  16. 前記ユーザ端末から、前記ネットワーク側機器に要求メッセージを送信することは、
    前記ユーザ端末が、無線リソース制御メッセージまたは媒体アクセス制御制御エレメントによって、前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することを含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  17. ネットワーク側機器が、前記ネットワーク側機器の一部システム情報であるシステム情報をユーザ端末に送信することと、
    前記ネットワーク側機器が、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ユーザ端末から受信することと、
    前記ネットワーク側機器が、前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することとを含むシステム情報伝送方法。
  18. 前記ユーザ端末に必要なシステム情報は、前記ユーザ端末が取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、
    前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである請求項17に記載の方法。
  19. 前記ネットワーク側機器がシステム情報をユーザ端末に送信することは、
    前記ネットワーク側機器が、システム情報を含むシステムメッセージをユーザ端末に送信することを含み、
    前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む請求項18に記載の方法。
  20. 前記ネットワーク側機器がシステム情報をユーザ端末に送信することは、
    前記ネットワーク側機器が、システム情報を含むシステムメッセージをユーザ端末に送信することを含み、
    前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む請求項18に記載の方法。
  21. 前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記ネットワーク側機器が、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記ユーザ端末から受信することと、
    前記ネットワーク側機器が、前記情報指示リストを前記ユーザ端末に送信することをさらに含む請求項20に記載の方法。
  22. 前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記ユーザ端末によってオンデマンドのシステム情報として特定され、
    ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである請求項20に記載の方法。
  23. 前記ネットワーク側機器がシステム情報をユーザ端末に送信することは、
    前記ネットワーク側機器が、システム情報を含むシステムメッセージをユーザ端末に送信することを含み、
    前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含み、
    前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記ユーザ端末によってオンデマンドのシステム情報として特定され、
    ここで、前記ユーザ端末に必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である請求項17に記載の方法。
  24. 前記ネットワーク側機器が、オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することは、
    前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージを前記ユーザ端末に送信すること、または、
    前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージを前記ユーザ端末に送信すること、または、
    前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のユーザ端末に必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記ユーザ端末に送信すること、または、
    前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のユーザ端末に必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のユーザ端末に要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記ユーザ端末に送信すること、または、
    前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全て、および、他のユーザ端末に必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記ユーザ端末に送信することを含む請求項17〜23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記ネットワーク側機器が、オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することは、
    前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記ユーザ端末に必要なシステム情報が存在する場合、前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することを含み、
    前記方法において、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記ユーザ端末に必要なシステム情報が存在しない場合、前記ネットワーク側機器が、システム情報取得失敗メッセージを前記ユーザ端末に送信することをさらに含む請求項17〜23のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記ネットワーク側機器が、オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することは、
    前記ネットワーク側機器が、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報およびシステム情報変更タグ(systemInfoValueTag)を含む応答メッセージを前記ユーザ端末に送信することを含み、
    よって、前記ユーザ端末が、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が無効であると特定する請求項17〜23のいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信する際に、前記ネットワーク側機器が、systemInfoValueTagを含むシステムメッセージを放送することをさらに含み、
    よって、前記ユーザ端末が、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が無効であると特定する請求項17〜23のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記要求メッセージは、ビットマップまたはインデックスによって、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を示す請求項17〜23のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記ネットワーク側機器が、前記ユーザ端末から送信される要求メッセージを受信することは、
    前記ネットワーク側機器が、前記ユーザ端末からランダムアクセス過程で送信される前記要求メッセージを受信することを含み、
    前記ネットワーク側機器が、オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することは、
    前記ネットワーク側機器が、前記ランダムアクセス過程で、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することを含む請求項17〜23のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記ネットワーク側機器が、前記ユーザ端末から送信される要求メッセージを受信することは、
    前記ネットワーク側機器が、前記ユーザ端末に必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記ユーザ端末から受信することを含み、
    前記方法において、前記ネットワーク側機器が、前記アップリンク信号によって、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を特定することをさらに含む請求項17〜23のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記ネットワーク側機器が、アップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を前記ユーザ端末に送信することをさらに含む請求項30に記載の方法。
  32. 前記ネットワーク側機器が、前記ユーザ端末から送信される要求メッセージを受信することは、
    前記ネットワーク側機器が、前記ユーザ端末から無線リソース制御メッセージまたは媒体アクセス制御制御エレメントによって送信される前記要求メッセージを受信することを含む請求項17〜23のいずれか一項に記載の方法。
  33. ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信することに用いられる第1受信モジュールと、
    ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することに用いられる第1送信モジュールと、
    前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報をネットワーク側から受信することに用いられる第2受信モジュールとを含むユーザ端末。
  34. 前記ユーザ端末に必要なシステム情報は、前記ユーザ端末が取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、
    前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである請求項33に記載のユーザ端末。
  35. 前記第1受信モジュールは、
    システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することに用いられ、
    前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む請求項34に記載のユーザ端末。
  36. 前記第1受信モジュールは、
    システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することに用いられ、
    前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む請求項34に記載のユーザ端末。
  37. 前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することに用いられる第2送信モジュールと、
    前記ネットワーク側機器から送信される前記情報指示リストを受信することに用いられる第3受信モジュールをさらに含む請求項36に記載のユーザ端末。
  38. 前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することに用いられる第1特定モジュールをさらに含み、
    ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである請求項36に記載のユーザ端末。
  39. 前記第1受信モジュールは、
    システム情報を含むシステムメッセージをネットワーク側機器から受信することに用いられ、
    前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含み、
    前記ユーザ端末は、前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報を、オンデマンドのシステム情報として特定することに用いられる第2特定モジュールをさらに含み、
    ここで、前記ユーザ端末に必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である請求項33に記載のユーザ端末。
  40. 前記第2受信モジュールは、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信すること、または、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のユーザ端末に必要なシステム情報の全てを含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のユーザ端末に必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のユーザ端末に要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信すること、または、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全て、および、他のユーザ端末に必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含み、前記ネットワーク側からマルチキャストで送信される応答メッセージを受信することに用いられる請求項33〜39のいずれか一項に記載のユーザ端末。
  41. 前記第2受信モジュールは、
    前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記ユーザ端末に必要なシステム情報が存在する場合、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することに用いられ、
    前記ユーザ端末は、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記ユーザ端末に必要なシステム情報が存在しない場合、前記ネットワーク側機器から送信されるシステム情報取得失敗メッセージを受信することに用いられる第4受信モジュールをさらに含む請求項33〜39のいずれか一項に記載のユーザ端末。
  42. 前記第2受信モジュールは、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報およびシステム情報変更タグ(systemInfoValueTag)を含み、前記ネットワーク側から送信される応答メッセージを受信することに用いられ、
    前記ユーザ端末は、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断することに用いられる第1判断モジュールをさらに含み、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が無効であると特定する請求項33〜39のいずれか一項に記載のユーザ端末。
  43. systemInfoValueTagを取得することに用いられる取得モジュールをさらに含み、
    ここで、前記systemInfoValueTagは、前記ユーザ端末が前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報を受信する際に、前記ネットワーク側機器から周期的に放送されるシステム情報のうちsystemInfoValueTagであり、
    前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断することに用いられる第2判断モジュールをさらに含み、
    一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が無効であると特定する請求項33〜39のいずれか一項に記載のユーザ端末。
  44. 前記要求メッセージは、ビットマップまたはインデックスによって、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を示す請求項33〜39のいずれか一項に記載のユーザ端末。
  45. 前記第1送信モジュールは、
    ランダムアクセス過程で前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することに用いられ、
    前記第2受信モジュールは、
    前記ランダムアクセス過程で、前記ネットワーク側機器から送信される前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を受信することに用いられる請求項33〜39のいずれか一項に記載のユーザ端末。
  46. 前記第1送信モジュールは、
    前記ユーザ端末に必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記ネットワーク側機器に送信することに用いられ、
    よって、前記ネットワーク側機器が、前記アップリンク信号によって、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を特定する請求項33〜39のいずれか一項に記載のユーザ端末。
  47. 前記ユーザ端末がアップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を前記ネットワーク側機器から受信することに用いられる第5受信モジュールをさらに含む請求項46に記載のユーザ端末。
  48. 前記第1送信モジュールは、
    無線リソース制御メッセージまたは媒体アクセス制御制御エレメントによって、前記ネットワーク側機器に前記要求メッセージを送信することに用いられる請求項33〜39のいずれか一項に記載のユーザ端末。
  49. ネットワーク側機器の一部システム情報であるシステム情報をユーザ端末に送信することに用いられる第1送信モジュールと、
    前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ユーザ端末から受信することに用いられる第1受信モジュールと、
    前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することに用いられる第2送信モジュールとを含むネットワーク側機器。
  50. 前記ユーザ端末に必要なシステム情報は、前記ユーザ端末が取得する情報指示リストに指示される一部または全てのシステム情報であり、
    前記情報指示リストは、前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである請求項49に記載のネットワーク側機器。
  51. 前記第1送信モジュールは、
    システム情報を含むシステムメッセージをユーザ端末に送信することに用いられ、
    前記システムメッセージには、前記情報指示リストをさらに含む請求項49に記載のネットワーク側機器。
  52. 前記第1送信モジュールは、
    システム情報を含むシステムメッセージをユーザ端末に送信することに用いられ、
    前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含む請求項49に記載のネットワーク側機器。
  53. 前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記情報指示リストの取得要求メッセージを前記ユーザ端末から受信することに用いられる第2受信モジュールと、
    前記情報指示リストを前記ユーザ端末に送信することに用いられる第3送信モジュールをさらに含む請求項52に記載のネットワーク側機器。
  54. 前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記ユーザ端末によってオンデマンドのシステム情報として特定され、
    ここで、前記情報指示リストは、特定した前記オンデマンドのシステム情報の指示リストである請求項52に記載のネットワーク側機器。
  55. 前記第1送信モジュールは、
    システム情報を含むシステムメッセージをユーザ端末に送信することに用いられ、
    前記システムメッセージには、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在するかの指示情報をさらに含み、
    前記指示情報によって、前記オンデマンドのシステム情報が前記ネットワーク側機器に存在すると指示するのであれば、前記システムメッセージに含まれるシステム情報以外のシステム情報が前記ユーザ端末によってオンデマンドのシステム情報として特定され、
    ここで、前記ユーザ端末に必要なシステム情報は、特定した前記オンデマンドのシステム情報の一部または全てのシステム情報である請求項49に記載のネットワーク側機器。
  56. 前記第2送信モジュールは、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージを前記ユーザ端末に送信すること、または、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の一部、および、別部分の必要なシステム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージを前記ユーザ端末に送信すること、または、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全て、および、前記オンデマンドのシステム情報のうち、他のユーザ端末に必要なシステム情報の全てを含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記ユーザ端末に送信すること、または、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報、前記オンデマンドのシステム情報のうち他のユーザ端末に必要なシステム情報、および、前記要求メッセージおよび/または前記他のユーザ端末に要求される一部システム情報の提供不可能を指示する指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記ユーザ端末に送信すること、または、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報の全て、および、他のユーザ端末に必要なシステム情報の提供不可能を指示する失敗指示情報を含む応答メッセージをマルチキャスト方式で前記ユーザ端末に送信することに用いられる請求項49〜55のいずれか一項に記載のネットワーク側機器。
  57. 前記第2送信モジュールは、
    前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記ユーザ端末に必要なシステム情報が存在する場合、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することに用いられ、
    前記ネットワーク側機器は、前記ネットワーク側機器の前記オンデマンドのシステム情報には、前記ユーザ端末に必要なシステム情報が存在しない場合、システム情報取得失敗メッセージを前記ユーザ端末に送信することに用いられる第4送信モジュールをさらに含む請求項49〜55のいずれか一項に記載のネットワーク側機器。
  58. 前記第2送信モジュールは、
    前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報およびシステム情報変更タグ(systemInfoValueTag)を含む応答メッセージを前記ユーザ端末に送信することに用いられ、
    よって、前記ユーザ端末が、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が無効であると特定する請求項49〜55のいずれか一項に記載のネットワーク側機器。
  59. 前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信する際に、systemInfoValueTagを含むシステムメッセージを放送することに用いられる放送モジュールをさらに含み、
    よって、前記ユーザ端末が、前記systemInfoValueTagと前記要求メッセージの送信時のsystemInfoValueTagとは一致するかを判断し、一致するのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が有効であると特定し、一致しないのであれば、前記ネットワーク側機器から送信される前記ユーザ端末に必要なシステム情報が無効であると特定する請求項49〜55のいずれか一項に記載のネットワーク側機器。
  60. 前記要求メッセージは、ビットマップまたはインデックスによって、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を示す請求項49〜55のいずれか一項に記載のネットワーク側機器。
  61. 前記第1受信モジュールは、
    前記ユーザ端末からランダムアクセス過程で送信される前記要求メッセージを受信することに用いられ、
    前記第2送信モジュールは、
    前記ランダムアクセス過程で、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することに用いられる請求項49〜55のいずれか一項に記載のネットワーク側機器。
  62. 前記第1受信モジュールは、
    前記ユーザ端末に必要なシステム情報に対応するアップリンク信号を前記ユーザ端末から受信することに用いられ、
    前記ネットワーク側機器は、前記アップリンク信号によって、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を特定することに用いられる特定モジュールをさらに含む請求項49〜55のいずれか一項に記載のネットワーク側機器。
  63. アップリンク信号とシステム情報とのマッピング関係情報を前記ユーザ端末に送信することに用いられる第5送信モジュールをさらに含む請求項62に記載のネットワーク側機器。
  64. 前記第1受信モジュールは、
    前記ユーザ端末から無線リソース制御メッセージまたは媒体アクセス制御制御エレメントによって送信される前記要求メッセージを受信することに用いられる請求項49〜55のいずれか一項に記載のネットワーク側機器。
  65. ネットワーク側機器とユーザ端末を含むシステム情報伝送システムにおいて、
    ネットワーク側機器は、前記ネットワーク側機器の一部システム情報であるシステム情報をユーザ端末に送信することに用いられ、
    前記ユーザ端末は、前記ネットワーク側機器から送信される前記システム情報を受信することに用いられ、
    前記ユーザ端末は、さらに、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することに用いられ、
    前記ネットワーク側機器は、さらに、前記ユーザ端末から送信される前記要求メッセージを受信し、前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することに用いられ、
    前記ユーザ端末は、さらに、前記オンデマンドのシステム情報のうち前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することに用いられるシステム情報伝送システム。
  66. プロセッサと、
    前記プロセッサに接続し、前記プロセッサによる制御の下でデータを送受信することに用いられるトランシーバを含むユーザ端末において、
    前記プロセッサは、
    ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信することと、
    前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することと、
    前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することを実行することに用いられるユーザ端末。
  67. プロセッサと、
    前記プロセッサに接続し、前記プロセッサによる制御の下でデータを送受信することに用いられるトランシーバを含むネットワーク側機器において、
    前記プロセッサは、
    前記ネットワーク側機器の一部システム情報であるシステム情報をユーザ端末に送信することと、
    前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ユーザ端末から受信することと、
    前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することを実行することに用いられるネットワーク側機器。
  68. プロセッサによって実行されるコンピュータ読取可能なコマンドが格納されている不揮発性のコンピュータ記憶媒体であって、
    前記コンピュータ読取可能なコマンドがプロセッサに実行されると、
    前記プロセッサは、
    ネットワーク側機器から送信されるシステム情報であって、前記ネットワーク側機器の一部システム情報である前記システム情報を受信することと、
    前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ネットワーク側機器に送信することと、
    前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ネットワーク側から受信することを実行する不揮発性のコンピュータ記憶媒体。
  69. プロセッサによって実行されるコンピュータ読取可能なコマンドが格納されている不揮発性のコンピュータ記憶媒体であって、
    前記コンピュータ読取可能なコマンドがプロセッサに実行されると、
    前記プロセッサは、
    ネットワーク側機器の一部システム情報であるシステム情報をユーザ端末に送信することと、
    前記ユーザ端末に必要なシステム情報を要求することに用いられる要求メッセージを前記ユーザ端末から受信することと、
    前記ネットワーク側機器の前記一部システム情報を除いた別部分のシステム情報であるオンデマンドのシステム情報のうち、前記ユーザ端末に必要なシステム情報を前記ユーザ端末に送信することを実行する不揮発性のコンピュータ記憶媒体。
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