JP2019517211A - アップリンクccaの下でのマルチキャリアシステムにおける送信タイミング差分に関するシステムおよび方法 - Google Patents

アップリンクccaの下でのマルチキャリアシステムにおける送信タイミング差分に関するシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

セルのうちの少なくとも1つが、送信前にクリアチャネル評価(CCA)を課すマルチキャリアシステムにおける、セル間の送信タイミング差分に関するシステムおよび方法が開示される。いくつかの実施形態において、ユーザ装置(UE)の動作方法は、第1のキャリア上で動作する第1のセルと、第2のキャリア上で動作する第2のセルとの間の送信タイミング差分Δを判定することを含み、ここで、UE(18)が送信を許可される前に、第1のキャリアが位置する第1のチャネルと第2のキャリアが位置する第2のチャネルとのうちの少なくとも1つでCCAが実行されるよう要求される。方法はさらに、UEの1つ以上の動作タスクに対する送信タイミング差分を使用することを含む。送信タイミング差分は、第1のチャネルおよび第2のチャネルがUEにおいて利用可能である場合に判定される。

Description

本開示は、少なくとも1つのキャリアが送信前にクリアチャネル評価(CCA)(例えばListen−Before−Talk(LBT))を課すキャリアアグリゲーション(CA)を利用するマルチキャリアシステムにおけるアップリンクの送信タイミング差分を取得することおよび使用することに関連する。
[関連ケースの相互参照]
本出願は、2016年5月23日に出願された米国仮特許出願第62/340196号の利益を主張するものであり、その開示内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
<マルチキャリアシステム>
マルチキャリアまたはキャリアアグリゲーション(CA)の動作において、ユーザ装置(UE)は2つ以上のサービングセルからデータを受信および/または送信することができる。言い換えれば、CAが可能なUEは2つ以上のサービングセルと動作するよう設定されうる。各サービングセルのキャリアは一般にコンポーネントキャリア(CC)と呼ばれる。簡単な言葉で、CCはマルチキャリアシステムにおける個別のキャリアを意味する。用語「CA」は、「マルチキャリアシステム」、「マルチセル動作」、「マルチキャリア動作」および「マルチキャリア」送信および/または受信とも(例えば区別することなく)呼ばれる。これは、アップリンクおよびダウンリンク方向におけるシグナリングおよびデータの送信のためにCAが使用されることを意味する。CCの1つはプライマリCC(PCC)、または単純にプライマリキャリアであり、アンカーキャリアとも呼ばれうる。残りのCCはセカンダリCC(SCC)、または単純にセカンダリキャリアもしくは補助キャリアと呼ばれる。サービングセルは区別することなくプライマリセル(PCell)またはプライマリサービングセル(PSC)と呼ばれる。同様に、セカンダリサービングセルは区別することなくセカンダリセル(SCell)またはセカンダリサービングセル(SSC)と呼ばれる。
一般的に、プライマリまたはアンカーCCは必要不可欠なUE特有のシグナリングを搬送する。PCCまたはPCellとしても知られるプライマリCCはCAのアップリンクとダウンリンクの両方向に存在する。単一のアップリンクCCが存在する場合、PCellは明らかに当該CC上にある。ネットワークは同一のセクタまたはセル内の異なるUEに対して、異なるプライマリキャリアを割当ててもよい。
同時接続(デュアルコネクティビティ)(DC)動作において、UEはマスター発展型または拡張型ノードB(eNB)(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)と呼ばれる少なくとも2つのノードによってサービスを提供されうる。より一般的には、マルチコネクティビティとしても知られる複数接続動作において、UEは、例えばMeNB、SeNB1、SeNB2、およびそのような2以上のノードによってサービスを提供されうる。UEは、MeNBおよびSeNBの両方からPCCで設定される。MeNBおよびSeNBのうちのPCellはそれぞれPCellおよびプライマリセカンダリセル(PSCell)と呼ばれる。PCellおよびPSCellは通常、UEを独立して動作させる。UEは、MeNBおよびSeNBのそれぞれのうちの1つ以上のSCCで設定されてもよい。MeNBおよびSeNBによってサービスを提供される対応するSSCはSCellと呼ばれる。DCのUEは、典型的には、MeNBおよびSeNBの接続のそれぞれに対して個別の送信器/受信器(TX/RX)を有する。これによって、MeNBおよびSeNBが、例えば無線リンクモニタリング(RLM)、間欠受信(DRX)サイクルなど、PCellおよびPSCellのそれぞれにおける1つ以上の手順でUEを独立して設定することを可能とする。
マルチキャリアシステムはライセンスおよび/またはアンライセンススペクトラムのキャリアに関わりうる。
<License Assisted Access(LAA)およびフレーム構造タイプ3(FS3)>
LAA、またはLong Term Evolution(LTE)リリース13で導入された第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)技術仕様書(TS)36.211に指定されたFS3に基づく動作は、バンド46としてWiFiアクセスにも使用されるアンライセンススペクトルにおける少なくとも1つのキャリアにおけるUEの動作を指す。例えば、UEはライセンススペクトラムにあるバンド1のPCellと、アンライセンススペクトラムにあるバンド46のSCellとでCAを設定されうる。アンライセンスバンドで動作しているeNBはディスカバリ参照シンボル(DRS)と呼ばれるものを使用してUEの測定のために使用されうる信号を送信する。リリース8の共通参照シンボル(CRS)とは異なり、DRSはサブフレームごとには送信されず、代わりに定期的に送信される(例えば160ミリ秒(ms)ごと)。さらに、eNBは、DRSを送信する前に、別のeNBまたはWiFiアクセスポイントのような他ノードがアンライセンススペクトラムで送信していないかを確認するために、いわゆるListen−Before−Talk(LBT)手順と呼ばれるものを実行しうる。これは、UEの観点からは、eNBがいかなる特定のDRS送信も送信できなくてもよいということを意味する。特定の地域では、LBT機能は、アンライセンスバンド上の異なる無線およびアクセス技術の公平な共存を確かにするために規制の観点から必要とされている。
リリース14において、上述したようなアンライセンススペクトラムでのダウンリンク動作に加え、アップリンク動作もまた導入されている。これは、アンライセンススペクトル内の1つ以上のSCell上でアップリンク送信を用いてUEを設定し、必要に応じてアップリンクLBTを実行することができることを意味する。
<LBT>
LBT手順によれば、アンライセンススペクトラムの送信機(例えば下りリンクにおけるeNBもしくは基地局またはアップリンクにおけるUE)は送信を開始する前にキャリア上で聞き耳を立てる(リスニングする)必要がある。メディアがフリーである場合、送信機は送信でき、これはしばしばLBTが成功していると称される。反対に、メディアがビジーである場合、例えばある他ノードが送信している場合、送信機は送信できず、これはLBTが失敗または障害があると称され、この場合、送信機は後で再度試行することができる。従って、LBT手順は、チャネルを使用する前のクリアチャネル評価(CCA)チェックを可能にする。CCAに基づいて、チャネルがクリアであると判明した場合、LBTは成功したとみなされる。しかしながらチャネルが占有されていると判明した場合、LBTは失敗したとみなされ、これはLBT失敗としても知られる。LBT失敗はネットワークが同一および/または後続のサブフレームにおいて信号を送信しないよう要求する。送信が禁止されている正確なサブフレームおよびサブフレームの数はLBT方式の特定の設計に依存する。
LBTに起因し、アンライセンスバンドにおける送信は、メディアが再度フリーになるまで遅延されうる。送信ノード間の協調がない多くの場合、遅延はランダムに見えうる。
最も単純な形式では、LBTは所定の時間単位と等しい周期、一例としては、1つの持続時間単位、すなわち1つの送信時間間隔(TTI)、1つのタイムスロット、1つのサブフレームなどで定期的に実行される。LBTにおけるリスニングの持続時間は通常、数マイクロ秒から数十マイクロ秒(μs)である。通常、LBTの目的のために、各LTEサブフレームは2つの部分に分割される。チャネルがフリーであるように見える場合には、リスニングは第1の部分で行われ、データは第2の部分で送信される。リスニングは、現在のサブフレームの初めに行われ、データ送信がこのサブフレームと後続のいくつかのサブフレームで継続するかどうかを決定する。さらに、サブフレームPにおけるサブフレームP+nまでのデータ送信は、サブフレームPの始まりの間のリスニングの結果によって判定される。数nはシステムデザインおよび/または規制の要件に依存する。
図1はLBT手順に関する異なるステージの例示的なシーケンスを示し、ここで「s」はセンシング期間である。図1において、チャネルがビジーであると判定された場合、いくらかの繰り延べ時間の後、UEはチャネルが利用可能であるかどうかを判断するために、チャネル上で再度感知しようと試みてもよい。チャネルが利用可能であると判定された場合、いくらかのバックオフタイムの後、UEは、地域に応じて例えば最大10msであり得る最大チャネル占有時間(MCOT)より短い、UEのチャネル占有時間の間に、アップリンクバーストの送信を開始してもよい。
<LTEの一般的なCAにおける最大アップリンク送信タイミング差分>
UEは、ネットワークから受信したタイミングアドバンス(TA)コマンドに基づいてその送信タイミングを調整し、また自律送信タイミング調整を実行してもよい。
受信したTAコマンドに基づくタイミング調整が2つのTAグループ(TAG)(プライマリTAG(pTAG)とセカンダリTAG(sTAG)と、または任意の2つのsTAG)の間の過度の送信タイミング差をもたらす(すなわち、最大送信タイミング差分の要件を超える)場合、現在の規格の文章から以下に見られるように、UEはその送信を停止することが許される。2つのTAG間の最大送信タイミング差分の要件は、バンド間およびバンド内CAについては32.47μsである。
=====TS 36.133 V13.3.0 セクション7.9.2=====
pTAGおよびsTAGで設定されたUEは、受信されたTAコマンドに起因するタイミング調整後にPCellとSCellとの間のアップリンク送信タイミング差分が上述のようにUEが処理できる最大値を超える場合、SCellでの送信を停止してもよい。
...
2つのsTAGで設定されたUEは、受信されたTAコマンドに起因するタイミング調整後に一方のsTAGのSCellと他方のsTAGのSCellとの間のアップリンク送信タイミング差分が上述のようにUEが処理できる最大値を超える場合、SCellでの送信を停止してもよい。
===================================
<DC>
DCにおいて、UEはpTAGおよびプライマリセカンダリTAG(psTAG)で設定される。pTAGはPCellを含むべきであり、設定された場合には1つのSCellを含みうる。psTAGはPSCellを含むべきであり、設定された場合には1つのSCellを含みうる。
UEは、同期DCが可能であることをUEが示している限り、PCellとPSCellとの間の少なくとも35.21μsの最大アップリンク送信タイミング差分を処理することができなければならない。同期DCに対する要求は、時分割複信(TDD)−TDD、周波数分割複信(FDD)−FDD、およびTDD−FDDのバンド間DCに対してのみ適用可能である。
UEは、非同期DCが可能であることをUEが示している限り、PCellとPSCellとの間の少なくとも500μsの最大アップリンク送信タイミング差分を処理することができなければならない。非同期DCに対する要求は、FDD−FDDおよびバンド間DCに対してのみ適用可能である。
UEが上位レイヤのパラメータpowerControlMode <1>で設定されている場合、アップリンク送信タイミング差分が35.21μsを超えると、UEはPSCellでの送信を停止することができる。UEが同期DCと非同期DCの両方をサポートし、UEが上位レイヤのパラメータpowerControlMode<2>で設定されている場合、アップリンク送信タイミング差分が500μsを超える場合、UEは新しいサブフレームペアを構成する必要がある。
セルのうちの少なくとも1つが、送信前にクリアチャネル評価(CCA)を課すマルチキャリアシステムにおける、セル間の送信タイミング差分Δに関するシステムおよび方法が開示される。いくつかの実施形態において、ユーザ装置(UE)の動作方法は、第1のキャリア上で動作する第1のセルと、第2のキャリア上で動作する第2のセルとの間の送信タイミング差分Δを判定することであって、UE(18)が送信を許可される前に、第1のキャリアが位置する第1のチャネルと第2のキャリアが位置する第2のチャネルとのうちの少なくとも1つでCCAが実行されるよう要求される、判定することを含む。方法はさらに、UEの1つ以上の動作タスクに対して送信タイミング差分を使用することを含む。前記送信タイミング差分Δは、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがUE(18)において信号の送信のために利用可能である場合に判定される。送信タイミング差分Δであって、第1および第2のチャネルが利用可能である場合に判定される送信タイミング差分を使用することにより、UEは、適切なタスクが実行されるように、送信タイミング差分Δがセル間の実際の送信タイミング差分を正確に反映したものであることを保証することを可能にする。
いくつかの実施形態において、UEの1つ以上の動作タスクのために送信タイミング差分Δを使用することは、送信タイミング差分Δが閾値より大きい場合は、第1のセルおよび前記第2のセルの少なくとも1つにおける送信を停止することを含む。
いくつかの実施形態において、UEが第1のセル上で送信することを許可される前に、第1のキャリアが位置する第1のチャネル上でCCAを実行することが要求され、UEが第2のセル上で送信することを許可される前に、第2のキャリアが位置する第2のチャネル上でCCAを実行することは求められず、UEの1つ以上の動作タスクに対して送信タイミング差分Δを用いることは、送信タイミング差分Δが閾値より大きい場合には第1のセル上での送信を停止することを含む。
いくつかの実施形態において、UEが第1のセル上で送信することを許可される前に、第1のキャリアが位置する第1のチャネル上でCCAを実行することが要求され、UEの1つ以上の動作タスクに対して送信タイミング差分Δを用いることは、送信タイミング差分Δが閾値より大きい場合には第1のセル上での送信を停止することを含む。
いくつかの実施形態において、第1のセルはUEのセカンダリセルとして設定され、第2のセルはUEのプライマリセル(PCell)として設定される。
いくつかの実施形態において、第1のセルはUEのセカンダリセル(SCell)として設定されて第1のタイミングアドバンスグループ(TAG)内にあり、第2のセルはUEのPCellとして設定されて第2のTAG内にある。
いくつかの実施形態において、第1のセルはUEの第1のSCellとして設定されて第1のTAG内にあり、第2のセルはUEの第2のSCellとして設定されて第2のTAG内にある。
いくつかの実施形態において、送信タイミング差分Δを判定することは、第1のチャネルおよび第2のチャネルが、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれでUEによって送信のために利用可能である場合に、送信タイミング差分Δを判定することを含む。
いくつかの実施形態において、送信タイミング差分Δを判定することは、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つに対するCCAの結果であって、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つがUEによる送信のために利用可能である、CCAの結果が既知になった後、送信タイミング差分Δを判定することを含む。
いくつかの実施形態において、送信タイミング差分Δを判定することは、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つに対するCCAの結果であって、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つがUEによる送信のために利用可能でないという、CCAの結果が既知になった後、送信タイミング差分Δを判定しないことを含む。
いくつかの実施形態において、送信タイミング差分Δを判定することは、CCAのための繰り延べ時間の間またはバックオフタイムの間に、送信タイミング差分Δを判定しないことを含む。
いくつかの実施形態において、送信タイミング差分Δを判定することは、第1のセルおよび第2のセルのチャネル占有時間の間に、送信タイミング差分Δを判定することを含む。
いくつかの実施形態において、送信タイミング差分Δを判定することは、送信タイミング差分Δが判定される時間を、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つに対するCCAの結果が、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つがUEによる送信のために利用可能である、1つ以上のサブフレームに適用されることを含む。
いくつかの実施形態において、UEの1つ以上の動作タスクに対して送信タイミング差分Δを使用することは、送信タイミング差分Δが閾値より大きい場合に少なくとも1つのタスクを実行することと、UEが少なくとも1つのタスクを実行したことをネットワークノードに通知することとを含む。
いくつかの実施形態において、方法はさらに、第1のキャリアの第1のセルおよび第2のキャリアの第2のセルを含むセルのペアに対して、送信タイミング差分Δのための少なくとも1つの要件および/または条件を取得することを含む。さらに、いくつかの実施形態において、送信タイミング差分Δを判定することは、第1のキャリアの第1のセルおよび第2のキャリアの第2のセルを含むセルのペアに対して、送信タイミング差分Δのための少なくとも1つの要件および/または条件に基づいて、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで信号の送信のために第1のチャネルおよび第2のチャネルが利用可能である場合、送信タイミング差分Δを判定することを含む。
いくつかの実施形態において、方法はさらに、第1のキャリアの第1のセルおよび第2のキャリアの第2のセルを含むセルの少なくとも1つのペアに対して、送信タイミング差分Δを判定する必要性を判定することを含む。
いくつかの実施形態において、第1のキャリアおよび第2のキャリアはバンド間のキャリアアグリゲーション(CA)のためのUEのために設定されたキャリアである。
セルラ通信ネットワークのためのUEの実施形態もまた開示される。いくつかの実施形態において、UEは、第1のキャリア上で動作する第1のセルと、第2のキャリア上で動作する第2のセルとの間の送信タイミング差分Δを判定することであって、UE(18)が送信を許可される前に、第1のキャリアが位置する第1のチャネルと第2のキャリアが位置する第2のチャネルとのうちの少なくとも1つでCCAが実行されるよう要求される、判定するよう適合される。UEはさらに、UEの1つ以上の動作タスクに対して送信タイミング差分を使用するよう適合される。送信タイミング差分Δは、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがUEにおいて信号の送信のために利用可能である場合に判定される。
いくつかの実施形態において、UEはさらに、本明細書で説明される実施形態のいずれかに係るUEの動作の方法を実行するよう適合される。
いくつかの実施形態において、セルラ通信ネットワークのためのUEは、1つ以上のプロセッサおよび当該1つ以上のプロセッサによって実行可能な命令を格納するメモリを備え、これによって、UEは(a)第1のキャリア上で動作する第1のセルと、第2のキャリア上で動作する第2のセルとの間の送信タイミング差分Δであって、UE(18)が送信を許可される前に、第1のキャリアが位置する第1のチャネルと第2のキャリアが位置する第2のチャネルとのうちの少なくとも1つでCCAが実行されるよう要求される、送信タイミング差分Δを判定し、(b)UEの1つ以上の動作タスクのために送信タイミング差分Δを使用する、よう動作可能である。送信タイミング差分Δは、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがUEにおいて信号の送信のために利用可能である場合に判定される。
いくつかの実施形態において、セルラ通信ネットワークのためのUEは判定モジュールおよび使用モジュールを備える。判定モジュールは、第1のキャリア上で動作する第1のセルと、第2のキャリア上で動作する第2のセルとの間の送信タイミング差分Δを判定することであって、UEが送信を許可される前に、第1のキャリアが位置する第1のチャネルと第2のキャリアが位置する第2のチャネルとのうちの少なくとも1つでCCAが実行されるよう要求される、判定するよう動作可能である。使用モジュールは、UEの1つ以上の動作タスクのために送信タイミング差分Δを使用するよう動作可能である。送信タイミング差分Δは、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがUEにおいて信号の送信のために利用可能である場合に判定される。
セルラ通信ネットワークにおけるノードの動作方法の実施形態もまた開示される。いくつかの実施形態では、ノードの動作方法は、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信に利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得することを含む。方法はさらに、送信タイミング差分Δが所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアのペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのCCAを課す場合、送信タイミング差分に、または1つ以上の要件もしくは1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御することを含む。
いくつかの実施形態において、送信タイミング差分に、または1つ以上の要件もしくは1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御することは、アップリンク送信のスケジューリングを適合させることと、第1のセルの第1のキャリアと第2のセルの第2のキャリア上での同時送信のスケジューリングを避けるようにアップリンク送信のスケジューリングを適合させることと、関連するアップリンク送信の時間を制御するようダウンリンク送信のスケジューリングを適合させることと、アップリンクCCA設定に関する少なくとも1つのパラメータを適合させることと、1つ以上の要件のうちの少なくとも1つの適用性に対する要件が適用不可能となるように、1つ以上のファクタを変更することと、のうちの1つ以上を含む。
いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークのためのノードは、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得するよう適合される。ノードはさらに、送信タイミング差分Δが所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアのペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのCCAを課す場合、送信タイミング差分または1つ以上の要件もしくは1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御するよう適合される。
いくつかの実施形態において、ノードはさらに、本明細書で説明される実施形態のいずれかに係るノードの動作の方法を実行するよう適合される。
いくつかの実施形態において、セルラ通信ネットワークのためのノードは1つ以上のプロセッサと当該1つ以上のプロセッサによって実行可能な命令を格納するメモリとを備え、これによってノードは、(a)第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得し、(b)送信タイミング差分Δが所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアのペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのCCAを課す場合、送信タイミング差分または1つ以上の要件または1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御する、ように動作可能である。
いくつかの実施形態において、セルラ通信ネットワークのためのノードは取得モジュールおよび制御モジュールを備える。取得モジュールは、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得するよう動作可能である。制御モジュールは、送信タイミング差分Δが所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアのペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのCCAを課す場合、送信タイミング差分に、または1つ以上の要件もしくは1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御するよう動作可能である。
当業者は、添付図面に関連付けて実施形態の以下の詳細な説明を読んだ後に、本開示の範囲を理解し、そのさらなる態様を理解するであろう。
本明細書に組み込まれてその一部を形成する添付図面は、本開示のいくつかの態様を例示しており、本明細書と共に本開示の原理を説明するのに役立つ。
Listen−Before−Talk(LBT)手順に関する異なるステージの例示的なシーケンスを示し、ここで「s」はセンシング期間である。
本開示のいくつかの実施形態に係るユーザ装置(UE)デバイスの動作方法を示すフローチャートである。
本開示のいくつかの実施形態に係るネットワークノードの動作方法を示すフローチャートである。
本開示の実施形態が実施されうるセルラ通信ネットワークの一例を示す。
ネットワークノードの例示的な実施形態のブロック図である。 ネットワークノードの例示的な実施形態のブロック図である。 ネットワークノードの例示的な実施形態のブロック図である。
UEの例示的な実施形態のブロック図である。 UEの例示的な実施形態のブロック図である。
以下に述べる実施形態は、当業者が実施形態を実施することを可能にし、実施形態を実施する最良の形態を示すことを可能にするための情報を表す。添付図面に照らして以下の説明を読めば、当業者は本開示の概念を理解し、本明細書では特に言及されていないこれらの概念の適用を認識するであろう。これらの概念および用途は、本開示および添付の特許請求の範囲内にあることを理解されたい。
<一般化>
本明細書で説明される任意の2以上の実施形態は、互いに任意の方法で組み合わせることができる。さらに、本明細書における例はLicense Assisted Access(LAA)の文脈で与えられるものの、本明細書で説明される実施形態はLAAに限定されない。説明される実施形態はLong Term Evolutionにも限定されず、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、LTE−Advanced、第五世代(5G)、次世代5G RAT(NX)、狭帯域Internet of Things(NB−IoT)、WiFi、Bluetooth(登録商標)などの、他の無線アクセス技術(RAT)に適用されることができる。
いくつかの実施形態では、限定的ではない用語「ユーザ機器装置(UT)」が使用される。本明細書においてUEはネットワークノードまたは他のUEと無線信号を介して通信する能力を有する任意のタイプの無線機器でありうる。UEは、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、Device−to−Device(D2D)UE、マシンタイプUEまたはMachine−to−Machine(M2M)通信が可能なUE、UEを備えるセンサ、iPAD(登録商標)、タブレット、移動端末、スマートフォン、ラップトップ組み込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ドングル、顧客宅内機器(CPE)などであってもよい。
また、いくつかの実施形態において、一般用語「ネットワークノード」が使用される。これは任意の種類のネットワークノードであってもよく、基地局、無線基地局、ネットワークコントローラ、ベース送受信ステーション、基地局コントローラ、ネットワークコントローラ、拡張または発展型Node B(eNB)、Node B、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、リレーノード、アクセスポイント、無線アクセスポイント、リモート無線ユニット(RRU)のリモート無線ヘッド(RRH)、コアネットワークノード(例えばモビリティマネジメントエンティティ(MME)、自己組織化ネットワーク(SON)ノード、協調ノード、測位ノード、ドライブテストの最小化(MDT)ノードなど)、または外部ノード(例えば第三者ノードもしくは現在のネットワークの外部にあるノード)などを含んでもよい。
いくつかの実施形態において、一般用語であるプライマリセル(PCell)、プライマリセカンダリセル(PSCell)、およびセカンダリ(サービング)セル(SCell)が使用される。これらの用語は、所定のUEが使用されるために設定されるサービング(サービス提供)セルの異なる種類を参照しうる。これらの用語のために使用されうる他の用語は、それぞれプライマリコンポーネントキャリア(PCC)、プライマリセカンダリコンポーネントキャリア(PSCC)、セカンダリコンポーネントキャリア(SCC)である。
本明細書で使用される用語「無線ノード」はUEまたは無線ネットワークノードを指すために使用されうる。
実施形態は、UEがデータを2つ以上のサービングセルから受信および/または送信できるマルチキャリアまたはキャリアアグリゲーション(CA)動作と同様に、シングルキャリアにも適用可能である。用語「CA」は、「マルチキャリアシステム」、「マルチセル動作」、「マルチキャリア動作」および「マルチキャリア」送信および/または受信とも(例えば区別することなく)呼ばれる。CAにおいて、コンポーネントキャリアのうちの1つはPCCまたは単純にプライマリキャリアもしくはアンカーキャリアである。残りのものはSCCまたは単純にセカンダリキャリアもしくは補助キャリアと呼ばれる。サービングセルは区別することなくPCellまたはプライマリサービングセル(PSC)と呼ばれる。同様に、セカンダリサービングセルは区別することなくSCellまたはセカンダリサービングセル(SSC)と呼ばれる。
デュアルコネクティビティ(DC)動作において、UEはマスターeNB(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)と呼ばれる少なくとも2つのノードによってサービスを提供されうる。より一般的には、複数接続(別名マルチコネクティビティ)動作において、UEは、例えばMeNB、SeNB1、SeNB2、およびそのような2以上のノードによってサービスを提供されうる。UEはMeNBおよびSeNBの両方からPCCで設定される。MeNBおよびSeNBからのPCellはそれぞれPCellおよびPSCellと呼ばれる。PCellおよびPSCellは典型的には個別にUEを動作させる。UEはMeNBおよびSeNBのそれぞれから1つ以上のSCCで設定される。MeNBおよびSeNBによってサービスを提供される対応するSSCはSCellと呼ばれる。DCのUEは、典型的には、MeNBおよびSeNBの接続のそれぞれに対して個別の送信器/受信器(TX/RX)を有する。これによって、MeNBおよびSeNBが、例えば無線リンクモニタリング(RLM)、間欠受信(DRX)サイクルなど、PCellおよびPSCellのそれぞれにおける1つ以上の手順でUEを独立して設定することを可能とする。この方法および実施形態はCA、DC、およびマルチコネクティビティ(MC)に適用可能である。
本明細書で使用される用語「シグナリング」は、上位レイヤシグナリング(例えば無線リソース制御(RRC)を介して)、下位レイヤシグナリング(例えば物理制御チャネルまたはブロードキャストチャネルを介して)、またはこれらの組み合わせ、のいずれかを含んでもよい。シグナリングは明示的であってもよいし暗示的であってもよい。シグナリングはさらに、ユニキャスト、マルチキャスト、またはブロードキャストであってもよい。シグナリングは、他のノードのへの直接であってもよく、第三ノードを介したものであってもよい。
ディスカバリ参照シンボル(DRS)または探索(またはディスカバリ)信号という用語は、1つ以上の測定を実行するための、UEによって使用されうる任意の種類の参照信号を含んでもよい。DRSの例は、共通参照シンボル(CRS)、チャネルステート情報参照シンボル(CSI−RS)、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク参照シンボル(MBSFN RS)などである。1つ以上のDRSは同一のDRS時間リソースで送信されてもよい。DRSの時間リソースの例は、シンボル、サブフレーム、スロット等である。
本明細書で使用される用語Listen−Before−Talk(LBT)は、キャリア上で信号を送信することを決定する前にキャリア上でノードによって実行されるキャリアセンス多元接続(CSMA)手順またはメカニズムの任意の種類に対応してもよい。CSMAまたはLBTは、クリアチャネル評価(CCA)、クリアチャネル判定などと区別することなく呼ばれうる。LBTを課されるキャリア上での信号の送信は、コンテンションベースの送信とも呼ばれる。一方、LBTが課されないキャリア上での信号の送信は、コンテンションフリーの送信とも呼ばれる。
本明細書で使用される用語「時間リソース」は、時間の長さに関して表現された、任意のタイプの物理リソースまたは無線リソースに対応してもよい。時間リソースの例は、シンボル、タイムスロット、サブフレーム、無線フレーム、送信時間間隔(TTI)、インタリーブ時間などである。
本明細書で使用される用語「送信タイミング差分」は、セルの任意の2グループ、すなわちセルのセットのアップリンク送信タイミングの差分に対応してもよい。各グループは1つ以上のセルを含んでいてもよい。各グループは、グループ内の特定のセルのタイミングであってもよく、2つ以上のセルの送信タイミングの関数である1つの共通アップリンク送信タイミングを有することを想定される。関数の例は、最小値、最大値、平均、xパーセンタイルなどである。グループのタイミングは、典型的にはUEによって遂行されるアップリンクタイミング調整に基づく。UEは以下の原理、ネットワークノードから受信したタイミングアドバンス(TA)コマンド、他のUEから受信したTAコマンド、ダウンリンクセルタイミングに基づくUEによる自律調整、別のUEのダウンリンクタイミングに基づくUEによる自律調整、1つ以上の外部のタイミング参照ソースのタイミングに基づくUEによる自律調整など、のうちの1つ以上に基づいてタイミングを調整してもよい。外部参照ソースの例は、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)(例えばグローバルポジショニングシステム(GPS))のようなナビゲーション衛星、ビーコンなどである。共通送信タイミングを有するセルのグループの例は、プライマリTAG(pTAG)、セカンダリTAG(sTAG)、プライマリセカンダリTAG(psTAG)などのTAグループ(TAG)である。送信タイミング差分は区別することなく、例えば2つのsTAG間またはpTAGとsTAG間のようなTAG間の時間差分とも呼ばれる。
<既存のソリューションの問題>
既存のソリューションには、少なくとも以下の問題が想定されうる。UEが実行するアップリンクLBTに対して、例えこの場合には無線周波数(RF)に問題がなくても、アップリンクLBTの失敗(すなわち、UEがLBTの後にチャネルにアクセスできない)に起因してアップリンク送信が実際には送信されない場合であっても、現在、送信タイミング差分は計算される。さらに、アップリンクLBTの失敗に起因してアップリンク送信が実際には送信されていない場合に送信タイミング差分を計算することは、別のセルにおけるUEが送信を停止するよう導きうる(すなわち、アップリンクLBTに起因して一方のセルでは送信されず、送信タイミング差分の不適切な計算に起因して他方のセルでも送信されない)。UEにとって不要な場合に送信タイミング差分を推定することはリソースの消費である。
<提案するソリューションの概要>
本明細書には少なくとも以下の実施形態が説明される。
UEにおける方法は、
・ステップ100(選択的):f1およびf2の少なくともいずれかでCCA(例えばLBT)を実行する必要がありうる、キャリア周波数f1のセル1とキャリア周波数f2のセル2とを含むセルのペアについて送信タイミング差分Δのための少なくとも1つの要件および/または条件を取得することと、
・ステップ102(選択的):f1およびf2の少なくとも1つでCCA(例えばLBT)を実行する必要がありうる、キャリア周波数f1のセル1とキャリア周波数f2のセル2とを含むセルの少なくとも1つのペアについて送信タイミング差分Δの判定の必要性を判定することと、
・ステップ104:セル1およびセル2のそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に送信タイミング差分Δを判定することと、
・ステップ106:LBTを考慮しながら、判定された送信タイミング差分ΔをUEの1つ以上の動作タスクのために使用することと、
のステップを含む(図2参照)。
ネットワークノードにおける方法は、
・ステップ200セル1およびセル2のそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する要件または条件を取得することと、
・ステップ202送信タイミング差分Δが閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアの少なくとも1つがアップリンクのCCA(例えばアップリンクLBT)を課す場合、取得した要件の送信タイミング差分Δまたは適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御することと、
のステップを含む(図3参照)。
<提案ソリューションの利点>
説明される実施形態には少なくとも以下の利点が想定できる。UEがLBTを実行する場合に、送信タイミング差分Δの不適切な計算に起因する不必要な送信ロス。セルのうちの少なくとも1つにLBT障害がある場合、UEはセル間の送信タイミング差分Δを推定する必要がないため、UEの処理および複雑さが減少する。セルのうちの少なくとも1つにLBT障害がある場合、UEはセル間の送信タイミング差分Δを推定する必要がないため、UEの電力消費は低減される。
<UEにおける方法>
図2に示すように、UEにおける方法は、
・ステップ100(選択的)f1およびf2の少なくとも1つでCCA(例えばLBT)を実行する必要がありうる、キャリア周波数f1のセル1とキャリア周波数f2のセル2とを含むセルのペアについて送信タイミング差分Δのための少なくとも1つの要件および/または条件を取得することと、
・ステップ102(選択的)f1およびf2の少なくとも1つでCCA(例えばLBT)を実行する必要がありうる、キャリア周波数f1のセル1とキャリア周波数f2のセル2とを含むセルの少なくとも1つのペアについて送信タイミング差分Δの判定の必要性を判定することと、
・ステップ104セル1およびセル2のそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルが信号の送信のために利用可能である場合に送信タイミング差分Δを判定することと、
・ステップ106LBTを考慮しながら、判定された送信タイミング差分ΔをUEの1つ以上の動作タスクのために使用することと、
のステップを含む。
<ステップ100>
例示的な要件は、最大の送信タイミング差分Δまたは送信タイミング差分Δに関する閾値である。例示的な条件は、例えば、キャリアタイプ(例えばアンライセンス)、2つのキャリアのキャリアコンビネーションのタイプ(例えばバンド内またはバンド間)、送信タイミング差分Δに関するUEの能力、セル1および/またはセル2における送信のためのチャネルの利用可能性、チャネル占有時間(例えば、UEのチャネル占有率に応じて異なる要件が適用されうる)などである。
要件または条件は、例えば以下の1つ以上によって取得されうる。
・所定のルールに基づいて判定することと、
・UEの能力に基づいて判定することと、
・UEのCA設定に基づいて判定することと、
・UEがデュアル(またはマルチ)コネクティビティがあるか否かに基づいて判定することと、
・UEの選択に基づいて判定することと、
・UEの性能目標に基づいて判定することと、
・所定の要件または条件を使用することと、
・例えばルールに基づいて要件または条件のセットから要件または条件を選択することと、
・別のノードから受信することと、
・例えば所定の要件または条件にオフセットを適用することにより参照の要件または条件から導出すること。
<ステップ102>
本ステップにおいて、キャリア周波数f1のセル1とキャリア周波数f2のセル2とを含むセルの少なくとも1つのペアであって、UEはf1およびf2の少なくとも1つでCCA(例えばLBT)を実行する必要がありうる、少なくとも1つのペアに対する、送信タイミング差分Δの判定の必要性を判定してもよい。本開示を読めば当業者には理解されるように、CCAは特定の実施に応じてf1および/またはf2に対して実行される必要がある。この要件は、規制当局または期間、規格、および/または類似のものによってなされてもよい。しかしながら、この要件を満たすかどうかはUE次第である。言い換えると、UEはハードウェアの観点からは制限されないが、要件を満たすよう動作するようにプログラムされるか、そうでなければ設計されてもよい。セル1およびセル2は、各グループは個別であるが、各グループで1つの共通アップリンク送信タイミングに関連付けられる、異なるグループに属してもよい。例えば、セル1およびセル2は例えばsTAG1およびsTAG2などの異なるTAGに属してもよい。
ステップ100で取得された要件または条件はステップ102で使用されてもよい。
UEは、例えば、
・アップリンクLBT障害に起因して送信が明らかに不可能である場合に(すなわち、アップリンクLBTの結果が既知である)必要としないことと、
・UEが送信できるまでのバックオフまたはアップリンクLBT障害の後の繰り延べ時間に起因して送信が明らかに不可能である場合に必要としないことと、
・センシング時間の間、UEが同一のキャリアを送信およびセンシングできない場合に必要としないことと、
・アップリンクLBT障害に起因して送信が不可能であってもよい場合(すなわち、LBTの結果が不確定である場合)に必要としないことと、
・アップリンクLBT失敗(例えば、統計値に基づく予測、またはチャネル占有率の測定もしくは類似のものに基づいてLBT失敗の確率が閾値を超えているか、および/もしくはLBTの成功が閾値を下回るかという推定すること)に起因して送信が不可能である可能性が高い場合に必要としないことと、
・アップリンクLBTの後に送信が間違いなく可能である(すなわち、アップリンクLBTの結果が既知であり、例えば同一のサブフレームまたはチャネル保持時間全体にわたってアップリンクLBTが成功する)場合に必要とすることと、
・第1の要件または条件がステップ100で取得された場合には必要とし、第2の要件または条件がステップ100で取得された場合には必要としないことと、
・アップリンクLBTの後に送信が可能であってもよい(すなわち、アップリンクLBTの結果が不確定である)場合に必要とすることと、
・アップリンクLBT障害の後に送信が可能である可能性が高い(すなわち、アップリンクLBTの結果が不確定であるが、例えば統計に基づく予測、または、チャネル占有率の測定値または同様のものに基づいて、LBTの成功の確率が閾値を上回るおよび/またはLBT障害が閾値を下回ると推定したことから、アップリンクLBTの成功の可能性が高い)場合に必要としないことと、
・最大送信タイミング差分Δの要件は、アップリンクLBTに関して特定のサブフレームに適用可能ではなく(例えば、繰り延べもしくはUEが送信することが許可される時間までのバックオフタイムの間にアップリンクLBTが失敗したとき、少なくともセルまたはキャリアのうちの1つにおいてUEがチャネル利用不可能であるためにスケジュールされた送信であっても送信できないため)、更に送信タイミング差分Δを判定する必要としないことと、
・時間リソースの最後のX個内で2つの異なるグループのセルの送信タイミング差分ΔがUEによって推定された、あるいは推定される必要がある場合に必要としないことと、
・2つの異なるグループのセルのうちの少なくとも1つにおける送信時間が、例えばY1ナノ秒(ns)またはX1マイクロ秒(μs)などの送信タイミング差分の最後の推定から所定のマージンだけ変化した場合に必要とすることと、
・2つの異なるグループのセルのうちの何れかのダウンリンク受信タイミングが、例えばY2ナノ秒またはX2マイクロ秒などの送信タイミング差分の最後の推定から所定のマージンだけ変化した場合に必要とすることと、
・UEが、2つの異なるグループのセルのうちの何れかのセルにおける信号の送信タイミングの調整のための新たなTAコマンドを受信した場合に必要とすることと、
のうちの1つ以上を判定する。
<ステップ104>
このステップでは、UEは送信タイミング差分Δを判定する。
ステップ100の結果はステップ104で使用されてもよい。
送信タイミング差分Δを判定することは、例えば、
・その必要性を判定することに応じて送信タイミング差分Δを判定すること(ステップ102を参照)と、
・アップリンクLBTの結果であって、UEがチャネルアクセスを得た、すなわちアップリンクLBTが成功したという結果を知った後に、送信タイミング差分Δを判定することと、
・アップリンクLBTの結果であって、否定的である結果を知った後に、送信タイミング差分Δを判定しないことと、
・繰り延べ時間の間またはバックオフタイムの間(チャネルが利用できない、またはUEが送信できないため)、送信タイミング差分Δを判定しないことと、
・アップリンクLBTの結果を知る前に、送信タイミング差分Δを判定しないことと、
・セルのペアのチャネル占有時間の間、すなわちUEがセル1およびセル2の両方でアップリンク信号の送信のためのチャネルへのアクセスを有している間の期間に、送信タイミング差分Δを判定することと、
・セルのペアのチャネル占有時間の間、およびUEがセル1およびセル2においてアップリンク信号を実際に送信する場合に、送信タイミング差分Δを判定することと、
・セルのペアのチャネル占有時間の間、UEが2つの異なるセルグループのうちのいずれかのセルにおける信号の送信タイミングを調整するための新たなTAコマンドを受信した場合、そしてUEがセル1およびセル2においてアップリンク信号を実際に送信した場合に、送信タイミング差分Δを判定することと、
・セル/キャリアのペアであって、それらの少なくとも1つがアンライセンスキャリアであり、LBTを必要とするペアに対して、UEは、送信タイミング差分Δが判定される時間を、アップリンクLBT(例えばチャネル保持時間の間)の既知の肯定的な結果をもつサブフレームに適合してもよい。ただ1つのセル/キャリアがLBTを課す場合、そのセルに関して適合が行われる。両方のセル/キャリアがLBTを課す場合、送信タイミング差分Δが両方のセル/キャリアに対するアップリンクLBT(例えば重複するチャネル保持時間の間)の既知の肯定的な結果をもつ時間の間に、送信タイミング差分Δが判定されるように、適合が行われる。適合はステップ100の結果に依存してもよく、例えば第1の要件が取得されたか否かまたは第2の要件が取得されたか否かに従って直接的に実行されうることと、
を含む1つ以上の条件が課されてもよい。
<ステップ106>
本ステップでは、UEは1つ以上のUEの動作タスクであって、例えば、
・判定した送信タイミング差分Δを、ステップ100で取得した要件および/または条件と比較することと、
・Δが閾値より大きい場合、UEはセル1における送信を停止してもよい、および/または、例えば以下の
・最大の送信タイミング差分Δの要件が適用可能であり、適用性はLBTに関連し、
・少なくともセル1はアンライセンスバンドであり、LBTを要求し、
・スケジュールされたセル2の送信は、アップリンクLBTによって占有されない、
のうちの1つ以上が適用された場合に、セル1のタイミングの更新を停止してもよいことと、
・Δが閾値より大きい場合、UEは、セル1の送信を停止するおよび/またはセル1のためのタイミングの更新を停止するが、セル1はLBTを課すがセル2は課さない場合にはセル2は停止しなくてもよいことと、
・送信タイミング差分ΔがアップリンクLBTの前に判定される場合、UEはΔを落とすまたは無視することと、
・Δが閾値より大きい場合、UEはセル1が設定されるまたは属するTAGに関連付けられるtimeAlingmentTimer(TAT)を停止しうる。TATの停止はタイマのリセットまたはタイマの初期化によって実現されうる。この場合、UEのメディアアクセス制御(MAC)エンティティは、このサービングセル(すなわちセル1)が属するTAGに関連付けられたTATが実行されていない場合に、ランダムアクセスプリアンブルの送信を除き、セル1でのいかなるアップリンク送信も実行しなくてもよいことと、
・Δが閾値より大きい場合、UEは、UEが上述したタスクのうちの任意の1つ以上を実行したこと、例えばセル1の送信を停止した、セル1のためのタイミングの更新を停止した、セル1を含むTAGのためのTATを停止したこと、などをネットワークノードに通知しうることと、
・Δが閾値より大きい場合、UEは例えばセル1およびセル2のための新たなサブフレームペアを構成し、セル1とセル2との間のタイミング関係を再設定しうることと、
のうちの1つ以上の動作タスクに対して、判定した送信タイミング差分を用いてもよい。
<ネットワークノードの方法>
図3に示すように、ネットワークノードの方法は、
・ステップ200:セル1およびセル2のそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルが信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する要件または条件を取得することと、
・ステップ202:送信タイミング差分Δが閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアの少なくとも1つがアップリンクのCCA(例えばアップリンクLBT)を課す場合、取得した要件の送信タイミング差分Δまたは適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御することと、
のステップを含む(図3参照)。
<ステップ200>
例えばバンド内およびバンド間またはDCの有無で、異なる要件があってもよい。
上述したUEの実施形態のステップ100におけるさらに例示的な要件および条件を参照されたい。
要件または条件は、例えば以下の1つ以上によって取得されてもよい:
・所定のルールに基づいて判定することと、
・UEの能力に基づいて判定することと、
・(例えばUEによって指示される)UEの選択に基づいて判定することと、
・UEの性能目標に基づいて判定することと、
・所定の要件または条件を使用することと、
・例えばルールに基づいて要件または条件のセットから要件または条件を選択することと、
・別のノードから受信することと、
・例えば所定の要件または条件に対するオフセットを適用することにより参照要件または条件を導出すること。
<ステップ202>
制御することは、例えば以下の1つ以上を含みうる:
・アップリンク送信のためのスケジューリングを、例えばf1およびf2上での同時送信のスケジューリングを避けるように適合させることと、
・関連するアップリンク送信(例えば物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で送信される肯定応答/否定応答(ACK/NACK))の時間を制御するためにダウンリンク送信のスケジューリングを適合させることと、
・(ネットワークがUEのLBTをある程度制御している場合に)アップリンクLBT設定に関する少なくとも1つのパラメータを適合させることと、
・満たすことが困難な要件を適用不可能にするために、1つ以上のファクタを変化することをさらに含みうる適用性を制御すること(例えば、最大送信タイミング差分Δは、LBTの結果としてチャネルが利用可能であり、実際の送信が同時に生じる場合に適用されてもよく、送信の時間的なずれは要件を適用不可能にし、より大きな送信タイミング差分Δでの異なる時間における送信は問題にはならなくてもよい)。
制御はまた、たとえば送信タイミング差分Δが閾値を超えないことを確実にするために、送信タイミング差分Δが最大送信タイミング差分Δに近づく、または閾値を超える場合にトリガされてもよい。
<例示的なシステムおよびノードアーキテクチャ>
図4は、本開示の実施形態が実施されうるセルラ通信ネットワークの一例を示す。しかしながら、図4は単なる例であることに留意されたい。図示するように、セルラ通信ネットワーク10は、この例では対応するセル16にサービスを提供する複数の基地局14(例えばeNB)を含む複数の無線アクセスノードを含む無線アクセスネットワーク(RAN)12を含む。セル16に位置するUE18は基地局14と無線信号を送受信する。基地局14は複数のコアネットワークノードを含むコアネットワーク20に接続される。コアネットワークノードは、例えば、1つ以上のMME22、1つ以上のサービングゲートウェイ(S−GW)24、および1つ以上のパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P−GW)26を含みうる。
図4の例では2つのみのセルが示されているものの、セルラ通信ネットワーク10は多数のセル16を含んでもよい。さらに、本明細書で説明したように、特定のUE18は、少なくともそのうちのいくつかがLBTを要求しうる(例えばアンライセンススペクトラムにある)複数セル上で動作してもよい。
図5は本開示のいくつかの実施形態に係るネットワークノード27の概略ブロック図を示す。例えば、ネットワークノード27は、例えば図4の基地局14のような無線アクセスノード、または例えば図4のコアネットワーク20のノードのようなコアネットワークノードであってもよい。図示したように、ネットワークノード27は1つ以上のプロセッサ30(例えば中央処理ユニット(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、Field Programmable Gate Array(FPGA)、および/またはそのようなもの)、メモリ32、およびネットワークインタフェース34を含む制御システム28を含む。加えて、ネットワークノード27が無線アクセスノードである場合、ネットワークノード27は、1つ以上のアンテナ42に結合される1つ以上の送信器38および1つ以上の受信器40をそれぞれ含む1つ以上の無線ユニット36を含む。いくつかの実施形態では、無線ユニット36は、制御システム28の外部にあり、制御システム28へ例えば有線接続(例えば光ケーブル)を介して接続される。しかしながら、いくつかの他の実施形態では、無線ユニット36および潜在的にアンテナ42は、ともに制御システム28に統合される。1つ以上のプロセッサ30は本実施形態で説明されるようにネットワークノードの1つ以上の機能を提供するよう動作する。いくつかの実施形態では、機能は、例えばメモリ32に格納されたソフトウェア内に実施され、1つ以上のプロセッサ30によって実行される。
図6は本開示のいくつかの実施形態に係るネットワークノード27の仮想化された実施形態を示す概略ブロック図を示す。この議論は他のタイプの無線アクセスノードに等しく適用可能である。さらに、他のタイプのネットワークノードは類似の仮想的なアーキテクチャを有してもよい。
本明細書で使用されるように、「仮想化された」ネットワークノード(例えば仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)は、ネットワークの少なくとも一部の機能が、(例えばネットワークにおける物理処理ノード上で実行される仮想マシンを介した)仮想コンポーネントとして実施されるネットワークノードの実施である。図示するように、本例では、ネットワークノード27は、1つ以上のプロセッサ30(例えばCPU、ASIC、FPGA、および/または類似のもの)、メモリ32、およびネットワークインタフェース34を含む制御システム28、ならびにネットワークノードのタイプによっては、上述したように1つ以上のアンテナ42に結合される1つ以上の送信器38および1つ以上の受信器40をそれぞれが含む1つ以上の無線ユニット36を含む。制御システム28は例えば光ケーブルなどのものを介して無線ユニット36に接続される。制御システム28は、ネットワークインタフェース34を介してネットワーク46の一部として結合または含められた1つ以上の処理ノード44に接続される。各処理ノード44は、1つ以上のプロセッサ48(例えばCPU,ASIC,FPGA、および/または同様のもの)、メモリ50、およびネットワークインタフェース52を含む。
本例において、本明細書で記載されたネットワークノードの機能54(例えば図3に関して上述したネットワークノードの機能)は、任意の所望の方法によって、1つ以上の処理ノード44で実施され、または制御システム28および1つ以上の処理ノード44に分散される。いくつかの特定の実施形態において、本明細書に記載されるネットワークノード26のいくつかまたは全ての機能54は、処理ノード44によってホストされる仮想環境に実施される1以上の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実施される。当業者にとって、処理ノード44および制御システム28の間の付加的なシグナリングおよび通信は、所望の機能54のうちの少なくともいくつかを実行するために使用されることは理解されたい。なお、いくつかの実施形態において、制御システム28は含まれなくてもよく、そのような場合、無線ユニット36は適切なネットワークインタフェースを介して処理ノード44と直接通信する。さらに、ネットワークノード27が無線アクセスノードではない(例えばコアネットワークノード)実施形態において、ネットワークノード27は全体的に仮想化されてもよい(すなわち、制御システム28や無線ユニット36はなくてもよい)。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行される際に、少なくとも1つのプロセッサに本明細書で説明される実施形態の何れかに係る仮想環境におけるネットワークノードの1つ以上の機能を実施するネットワークノードまたはノード(例えば処理ノード)の機能を実行させる、命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、前述のコンピュータプログラム製品を含むキャリアが提供される。キャリアは電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(例えばメモリのような非一時的なコンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図7は本開示のいくつかの他の実施形態に係るネットワークノード27の概略ブロック図を示す。ネットワークノード27は1つ以上のモジュール56を含み、それぞれはソフトウェアに実施される。モジュール56は本明細書で説明されるネットワークノード27の機能を提供する。例えば、モジュール56は図3に関して上述したネットワークノード27の動作を実行する1つ以上のモジュール(例えば、ステップ200を実行する取得モジュール56−1およびステップ202を実行する制御モジュール56−2)を含んでもよい。
図8は本開示のいくつかの実施形態に係るUE18の概略ブロック図を示す。図示するように、UE18は、1つ以上のプロセッサ58(例えばCPU、ASIC、FPGA、および/または同種のもの)、メモリ60、および1つ以上のアンテナ68に結合される1つ以上の送信器64および1つ以上の受信器66をそれぞれ含む1つ以上の送受信器62を含む。いくつかの実施形態では、(例えば図2に関して)上述されたUE18の機能は、例えばメモリ60に格納され、プロセッサ58によって実行されるソフトウェアに全部または一部が実施されてもよい。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行される際に、少なくとも1つのプロセッサに本明細書で説明される実施形態の何れかに係るUE18の機能を実行させる、命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、前述のコンピュータプログラム製品を含むキャリアが提供される。キャリアは電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(例えばメモリのような非一時的なコンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図9は本開示のいくつかの別の実施形態に係るUE18の概略ブロック図を示す。UE18は1つ以上のモジュール70を含み、それぞれはソフトウェアに実施される。一例として、いくつかの実施形態において、1つ以上のモジュール70は、図2について上述した処理を実行するよう動作する1つ以上のモジュールを含む。例えば、モジュール70は、図2のステップ100を実行するよう動作する(選択的な)取得モジュール70−1、図2のステップ102を実行するよう動作する(選択的な)第1の判定モジュール70−2、図2のステップ104を実行するよう動作する第2の判定モジュール70−3、および図2のステップ106を実行するよう動作する使用モジュール70−4を含んでもよい。
それに限定されないが、本開示のいくつかの例示的実施形態が以下に提供される。
・実施形態1:ユーザ装置UE(18)の動作方法であって、
UE(18)において第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルが信号の送信のために利用可能である場合に送信タイミング差分Δを判定することと、
UE(18)の1つ以上のオペレーションタスクのために送信タイミング差分Δを使用すること(106)と、
を含む方法。
・実施形態2:実施形態1の方法であって、第1のセルのうちの少なくとも1つは第1のキャリア上にあり、第2のセルは第2のキャリア上にあり、クリアチャネル評価CCAは、UE(18)が送信することを許可される前に、第1のキャリアおよび第2のキャリアのうちの少なくとも1つで実行されなければならない方法。
・実施形態3:実施形態2の方法であって、第1のキャリア周波数上の第1のセルと第2のキャリア周波数上の第2のセルを含むセルの少なくとも1つのペアに対して、送信タイミング差分Δの判定の必要性を判定すること(102)をさらに含む方法。
・実施形態4:実施形態2または3の方法であって、第1のキャリア周波数の第1のセルおよび第2のキャリア周波数の第2のセルを含むセルのペアに対して、送信タイミング差分Δのための少なくとも1つの要件および/または条件を取得すること(100)をさらに含む方法。
・実施形態5:実施形態4の方法であって、送信タイミング差分Δを判定すること(104)は、第1のキャリア周波数の第1のセルおよび第2のキャリア周波数の第2のセルを含むセルのペアに対して、送信タイミング差分Δのための少なくとも1つの要件および/または条件に基づいて、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで信号の送信のために第1のチャネルおよび第2のチャネルが利用可能である場合、送信タイミング差分Δを判定すること(104)を含む方法。
・実施形態6:セルラ通信ネットワーク(10)のためのユーザ装置UE(18)であって、
第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルが信号の送信のために利用可能である場合に送信タイミング差分Δを判定し、
UE(18)の1つ以上のオペレーションタスクのために送信タイミング差分Δを使用する、
よう適合されるUE(18)。
・実施形態7:実施形態6のUE(18)であって、UE(18)は、実施形態2乃至5の何れか1つの方法を実行するようさらに適合されるUE(18)。
・実施形態8:セルラ通信ネットワーク(10)のためのユーザ装置UE(18)であって、
1つ以上のプロセッサ(58)と、
1つ以上のプロセッサ(58)によって実行可能な命令であって、これによってUE(18)は、
第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルが信号の送信のために利用可能である場合に送信タイミング差分Δを判定し、
UE(18)の1つ以上のオペレーションタスクのために送信タイミング差分Δを使用する、よう適合される前記命令を格納するメモリ(60)と、を備えるUE(18)。
・実施形態9:セルラ通信ネットワーク(10)のためのユーザ装置UE(18)であって、
第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルが信号の送信のために利用可能である場合に送信タイミング差分Δを判定するよう動作可能な判定モジュール(70−3)と、
UE(18)の1つ以上のオペレーションタスクのために送信タイミング差分Δを使用するよう動作可能な使用モジュール(70−4)と、
を備えるUE(18)。
・実施形態10:セルラ通信ネットワーク(10)におけるノード(14)の動作方法であって、
ユーザ装置UE(18)において、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得すること(200)と、
送信タイミング差分Δが所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアのペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのクリアチャネル評価(CCA)を課す場合、送信タイミング差分Δもしくは1つ以上の要件もしくは1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御すること(202)と、
を含む方法。
・実施形態11:実施形態10の方法であって、送信タイミング差分Δまたは1つ以上の要件もしくは1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御すること(202)は、
アップリンク送信のスケジューリングを適合させることと、
第1のセルの第1のキャリア周波数および第2のセルの第2のキャリア周波数における同時送信のスケジューリングを避けるようアップリンク送信のスケジューリングを適合させることと、
関連するアップリンク送信の時間を制御するようにダウンリンク送信のスケジューリングを適合させることと、
アップリンクCCA設定に関連する少なくとも1つのパラメータを適合させることと、
適用性を制御することと、
1つ以上の要件のうちの少なくとも1つの適用性のための要件が適用不可能にされるように、1つ以上のファクタを変更することと、
のうちの1つ以上を含むことを特徴とする方法。
・実施形態12:セルラ通信ネットワーク(10)のノード(14)であって、
第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得し、
送信タイミング差分Δが所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアのペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのクリアチャネル評価(CCA)を課す場合、送信タイミング差分Δに、または1つ以上の要件もしくは1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御する、
よう適合されるノード(14)。
・実施形態13:実施形態12のノード(14)であって、実施形態11の方法を実行するようさらに適合されるノード(14)。
・実施形態14:セルラ通信ネットワーク(10)のノード(27)であって、
1つ以上のプロセッサ(30、48)と、
1つ以上のプロセッサ(30、48)によって実行可能な命令であって、これによってノード(27)が、
第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得し、
送信タイミング差分Δが所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアのペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのクリアチャネル評価(CCA)を課す場合、送信タイミング差分Δに、または1つ以上の要件もしくは1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御する、
よう動作可能である命令を格納するメモリ(32、50)と、を備えるノード(14)。
・実施形態15:セルラ通信ネットワーク(10)のノード(27)であって、
第1のセルおよび第2のセルのそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得するよう動作可能な取得モジュール(56−1)と、
送信タイミング差分Δが所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアのペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのクリアチャネル評価(CCA)を課す場合、送信タイミング差分に、または1つ以上の要件もしくは1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御するよう動作可能な制御モジュール(56−2)と、
を備えることを特徴とするノード(27)。
以下の略語は、本開示を通じて使用される。
・μs マイクロ秒
・3GPP 第三世代パートナーシッププロジェクト
・5G 第五世代
・ACK 肯定応答
・ASIC 特定用途向け集積回路
・CA キャリアアグリゲーション
・CC コンポーネントキャリア
・CCA クリアチャネル評価
・CPE 顧客宅内機器
・CPU 中央処理装置
・CRS 共通参照シンボル
・CSI−RS チャネル状態情報参照シンボル
・CSMA キャリアセンス多元接続
・D2D デバイス間
・DC デュアルコネクティビティ
・DRS ディスカバリ参照シンボル
・DRX 間欠受信
・eNB 発展型または拡張型ノードB
・FDD 周波数分割多重
・FPGA Field Programmable Gate Array
・FS3 フレーム構造タイプ3
・GNSS グローバルナビゲーション衛星システム
・GPS グローバルポジショニングシステム
・LAA License Assisted Access
・LBT Listen−Before−Talk
・LEE ラップトップ組み込み機器
・LME ラップトップ搭載機器
・LTE ロング・ターム・エボリューション
・M2M マシン間
・MAC メディアアクセス制御
・MBSFN RS マルチキャスト−ブロードキャスト単一周波数ネットワーク参照シンボル
・MC マルチコネクティビティ
・MCE マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ
・MCOT 最大チャネル占有時間
・MDT ドライブテストの最小化
・MeNB マスター発展型または拡張型ノードB
・MME モビリティマネジメントエンティティ
・ms ミリ秒
・NACK 否定応答
・NB−IoT 狭帯域Internet of Things
・ns ナノ秒
・NX 次世代第五世代無線アクセス技術
・PCC プライマリコンポーネントキャリア
・PCell プライマリセル
・PDN パケットデータネットワーク
・P−GW パケットデータネットワーク・ゲートウェイ
・PSC プライマリサービングセル
・PSCC プライマリセカンダリコンポーネントキャリア
・PSCell プライマリセカンダリセル
・PSS プライマリ同期信号
・psTAG プライマリセカンダリ・タイミングアドバンスグループ
・pTAG プライマリ・タイミングアドバンスグループ
・PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
・RAN 無線アクセスネットワーク
・RAT 無線アクセス技術
・RF 無線周波数
・RLM 無線リンクモニタリング
・RRC 無線リソース制御
・RRH リモート無線ヘッド
・RRU リモート無線ユニット
・RX 受信器
・SCC セカンダリコンポーネントキャリア
・SCell セカンダリセル
・SeNB セカンダリ発展型または拡張型ノードB
・S−GW サービングゲートウェイ
・SON 自己組織化ネットワーク
・SSC セカンダリサービングセル
・SSS セカンダリ同期信号
・sTAG セカンダリ・タイミングアドバンスグループ
・TA タイミングアドバンス
・TAG タイミングアドバンスグループ
・TAT timeAlignmentTimer
・TDD 時分割多重
・TS 技術仕様書
・TTI 送信時間間隔
・TX 送信器
・UE ユーザ装置
・USB ユニバーサルシリアルバス
・UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
当業者は、本開示の実施形態に対する改良および修正を認識するであろう。そのようなすべての改良および修正は、本明細書に開示された概念およびそれに続く特許請求の範囲の範囲内にあると見なされる。

Claims (28)

  1. ユーザ装置(UE)(18)の動作方法であって、
    第1のキャリア上で動作する第1のセル(16)と、第2のキャリア上で動作する第2のセル(16)との間の送信タイミング差分Δを判定することであって、前記第1のキャリアが位置する第1のチャネルと前記第2のキャリアが位置する第2のチャネルとのうちの少なくとも1つで、前記UE(18)が送信を許可される前に、クリアチャネル評価(CCA)が実行されるよう要求される、判定すること(104)と、
    前記UE(18)の1つ以上の動作タスクのために前記送信タイミング差分Δを使用すること(106)と、
    を含み、
    前記UE(18)において前記第1のセル(16)および前記第2のセル(16)のそれぞれで前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルが信号の送信のために利用可能である場合に、前記送信タイミング差分Δが判定されることを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記UE(18)の前記1つ以上の動作タスクのために前記送信タイミング差分Δを使用すること(106)は、前記送信タイミング差分Δが閾値より大きい場合は、前記第1のセル(16)および前記第2のセル(16)の少なくとも1つにおける送信を停止することを含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、
    前記UE(18)が前記第1のセル(16)上で送信が許可される前に、前記第1のキャリアが位置する前記第1のチャネル上でCCAが実行されるよう要求され、
    前記UE(18)が前記第2のセル(16)上で送信が許可される前に、前記第2のキャリアが位置する前記第2のチャネル上でCCAが実行される必要はなく、
    前記UE(18)の前記1つ以上の動作タスクのために前記送信タイミング差分Δを使用すること(106)は、前記送信タイミング差分Δが閾値より大きい場合は、前記第1のセル(16)における送信を停止することを含むことを特徴とする方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、
    前記UE(18)が前記第1のセル(16)上で送信が許可される前に、前記第1のキャリアが位置する前記第1のチャネル上でCCAが実行されるよう要求され、
    前記UE(18)の前記1つ以上の動作タスクのために前記送信タイミング差分Δを使用すること(106)は、前記送信タイミング差分Δが閾値より大きい場合は前記第1のセル(16)における送信を停止することを含むことを特徴とする方法。
  5. 請求項2乃至4の何れか1項に記載の方法であって、前記第1のセル(16)は前記UE(18)のセカンダリセルとして設定され、前記第2のセル(16)は前記UE(18)のプライマリセルとして設定されることを特徴とする方法。
  6. 請求項2乃至4の何れか1項に記載の方法であって、前記第1のセル(16)は前記UE(18)のセカンダリセルとして設定されて第1のタイミングアドバンスグループにあり、前記第2のセル(16)は前記UE(18)のプライマリセルとして設定されて第2のタイミングアドバンスグループにあることを特徴とする方法。
  7. 請求項2乃至4の何れか1項に記載の方法であって、前記第1のセル(16)は前記UE(18)の第1のセカンダリセルとして設定され第1のタイミングアドバンスグループにあり、前記第2のセル(16)は前記UE(18)の第2のセカンダリセルとして設定され第2のタイミングアドバンスグループにあることを特徴とする方法。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法であって、前記送信タイミング差分Δを判定すること(104)は、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルの両方が、前記第1のセル(16)および前記第2のセル(16)のそれぞれで前記UE(18)によって送信のために利用可能である時に、前記送信タイミング差分Δを判定すること(104)を含むことを特徴とする方法。
  9. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法であって、前記送信タイミング差分Δを判定すること(104)は、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルのうちの前記少なくとも1つに対するCCAの結果であって、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルのうちの前記少なくとも1つが前記UE(18)による送信のために利用できるという前記CCAの結果が既知になった後、前記送信タイミング差分Δを判定すること(104)を含むことを特徴とする方法。
  10. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法であって、前記送信タイミング差分Δを判定すること(104)は、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルのうちの前記少なくとも1つに対するCCAの結果であって、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルのうちの前記少なくとも1つが前記UE(18)による送信のために利用できないという前記CCAの結果が既知になった後、前記送信タイミング差分Δを判定しないこと(104)を含むことを特徴とする方法。
  11. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法であって、前記送信タイミング差分Δを判定すること(104)は、CCAのための繰り延べ時間の間またはバックオフタイムの間に、前記送信タイミング差分Δを判定しないこと(104)を含むことを特徴とする方法。
  12. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法であって、前記送信タイミング差分Δを判定すること(104)は、前記第1のセル(16)および前記第2のセル(16)のチャネル占有時間の間に、前記送信タイミング差分Δを判定すること(104)を含むことを特徴とする方法。
  13. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法であって、前記送信タイミング差分Δを判定すること(104)は、送信タイミング差分Δが判定されるタイミングを、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルのうちの前記少なくとも1つに対するCCAの結果が、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルのうちの前記少なくとも1つが前記UE(18)による送信のために利用可能である、1つ以上のサブフレームに適用されることを含むことを特徴とする方法。
  14. 請求項1乃至13の何れか1項に記載の方法であって、前記UE(18)の前記1つ以上の動作タスクのために前記送信タイミング差分Δを使用すること(106)は、
    前記送信タイミング差分Δが閾値より大きい場合に少なくとも1つのタスクを実行することと、
    前記UE(18)が前記少なくとも1つのタスクを実行したことをネットワークノードに通知することと、
    を含むことを特徴とする方法。
  15. 請求項1乃至14の何れか1項に記載の方法であって、前記第1のキャリアの前記第1のセル(16)および前記第2のキャリアの前記第2のセル(16)を含むセルのペアに対する前記送信タイミング差分Δのための少なくとも1つの要件および/または条件を取得すること(100)をさらに含むことを特徴とする方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、前記送信タイミング差分Δを判定すること(104)は、前記第1のキャリアの前記第1のセル(16)および前記第2のキャリアの前記第2のセル(16)を含むセルの前記ペアに対する、前記送信タイミング差分Δのための前記少なくとも1つの要件および/または条件に基づいて、前記第1のセル(16)および前記第2のセル(16)のそれぞれで信号の送信のために前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルが利用可能である時に、前記送信タイミング差分Δを判定すること(104)を含むことを特徴とする方法。
  17. 請求項1乃至16の何れか1項に記載の方法であって、前記第1のキャリアの前記第1のセル(16)および前記第2のキャリアの前記第2のセル(16)を含むセルの少なくとも1つのペアに対する前記送信タイミング差分Δを判定する必要性を判定すること(102)をさらに含むことを特徴とする方法。
  18. 請求項1乃至17の何れか1項に記載の方法であって、前記第1のキャリアおよび前記第2のキャリアは、バンド間キャリアアグリゲーションのために前記UE(18)のために設定されたキャリアであることを特徴とする方法。
  19. セルラ通信ネットワーク(10)のためのユーザ装置(UE)(18)であって、
    第1のキャリア上で動作する第1のセルと、第2のキャリア上で動作する第2のセルとの間の送信タイミング差分Δを判定し、
    前記UE(18)の1つ以上の動作タスクのために前記送信タイミング差分Δを使用する、ように適合され、
    前記UE(18)が送信を許可される前に、前記第1のキャリアが位置する第1のチャネルと前記第2のキャリアが位置する第2のチャネルとのうちの少なくとも1つでクリアチャネル評価(CCA)が実行されるよう要求され、
    前記第1のセル(16)および前記第2のセル(16)のそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルが前記UE(18)において信号の送信のために利用可能である場合に、前記送信タイミング差分Δが判定されることを特徴とするUE(18)。
  20. 請求項19に記載のUE(18)であって、前記UE(18)は、請求項2乃至18の何れか1項に記載の方法を実行するようさらに適合されることを特徴とするUE(18)。
  21. セルラ通信ネットワーク(10)のためのユーザ装置(UE)(18)であって、
    1つ以上のプロセッサ(58)と、
    前記1つ以上のプロセッサ(58)によって実行可能な命令を格納するメモリ(60)であって、前記UE(18)は、
    第1のキャリア上で動作する第1のセル(16)と、第2のキャリア上で動作する第2のセル(16)との間の送信タイミング差分Δを判定し、
    前記UE(18)の1つ以上の動作タスクのために前記送信タイミング差分Δを使用する、よう動作可能であり、
    前記UE(18)が送信を許可される前に、前記第1のキャリアが位置する第1のチャネルと前記第2のキャリアが位置する第2のチャネルとのうちの少なくとも1つでクリアチャネル評価(CCA)が実行されるよう要求され、
    前記第1のセル(16)および前記第2のセル(16)のそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルが前記UE(18)において信号の送信のために利用可能である場合に、前記送信タイミング差分Δが判定されることを特徴とするUE(18)。
  22. セルラ通信ネットワーク(10)のためのユーザ装置(UE)(18)であって、
    第1のキャリア上で動作する第1のセル(16)と、第2のキャリア上で動作する第2のセル(16)との間の送信タイミング差分Δを判定するよう動作可能な判定モジュールであって、前記UE(18)が送信を許可される前に、前記第1のキャリアが位置する第1のチャネルと前記第2のキャリアが位置する第2のチャネルとのうちの少なくとも1つでクリアチャネル評価(CCA)が実行されるよう要求される、判定モジュール(70−3)と、
    前記UE(18)の1つ以上の動作タスクのために前記送信タイミング差分Δを使用するよう動作可能な使用モジュール(70−4)と、を備え、
    前記第1のセル(16)および前記第2のセル(16)のそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルが前記UE(18)において信号の送信のために利用可能である場合に、前記送信タイミング差分Δが判定されることを特徴とするUE(18)。
  23. セルラ通信ネットワーク(10)におけるノード(14)の動作方法であって、
    ユーザ装置(UE)(18)において、第1のセル(16)および第2のセル(16)のそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得すること(200)と、
    前記送信タイミング差分Δが所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアの前記ペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのクリアチャネル評価(CCA)を課す場合、送信タイミング差分Δに、または前記1つ以上の要件もしくは前記1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御すること(202)と、を含むことを特徴とする方法。
  24. 請求項23に記載の方法であって、前記送信タイミング差分Δに、または前記1つ以上の要件もしくは前記1つ以上の条件の前記適用性に影響を与える前記1つ以上のファクタを制御すること(202)は、
    アップリンク送信のスケジューリングを適合させることと、
    前記第1のセル(16)の第1のキャリアおよび前記第2のセル(16)の第2のキャリアにおける同時送信のスケジューリングを避けるようアップリンク送信のスケジューリングを適合させることと、
    ダウンリンク送信のスケジューリングを適合させて関連するアップリンク送信の時間を制御することと、
    アップリンクCCA設定に関連する少なくとも1つのパラメータを適合させることと、
    適用性を制御することと、
    前記1つ以上の要件の適用性のための要件が適用不可能にされるように、1つ以上のファクタを変更することと、のうちの1つ以上を含むことを特徴とする方法。
  25. セルラ通信ネットワーク(10)のノード(14)であって、
    第1のセル(16)および第2のセル(16)のそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得し、
    前記送信タイミング差分が所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアの前記ペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのクリアチャネル評価(CCA)を課す場合、送信タイミング差分Δに、または前記1つ以上の要件もしくは前記1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御する、よう適合されることを特徴とするノード(14)。
  26. 請求項25に記載のノード(14)であって、請求項24に記載の方法を実行するようさらに適合されることを特徴とするノード(14)。
  27. セルラ通信ネットワーク(10)のノード(27)であって、
    1つ以上のプロセッサ(30、48)と、
    前記1つ以上のプロセッサ(30、48)によって実行可能な命令であって、これによって前記ノード(27)は、
    第1のセル(16)および第2のセル(16)のそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得し、
    前記送信タイミング差分Δが所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアの前記ペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのクリアチャネル評価(CCA)を課す場合、送信タイミング差分に、または前記1つ以上の要件もしくは前記1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御する、よう動作可能である前記命令を格納するメモリ(32、50)ことを特徴とするノード(14)。
  28. セルラ通信ネットワーク(10)のノード(27)であって、
    第1のセル(16)および第2のセル(16)のそれぞれで第1のチャネルおよび第2のチャネルがアップリンク信号の送信のために利用可能である場合に、セル/キャリアのペアに対する送信タイミング差分Δに関する1つ以上の要件または1つ以上の条件を取得するよう動作可能な取得モジュール(56−1)と、
    前記送信タイミング差分Δが所定の閾値を超えるリスクを避けるまたは減らすために、セル/キャリアの前記ペアのうちの少なくとも1つがアップリンクのクリアチャネル評価(CCA)を課す場合、送信タイミング差分に、または前記1つ以上の要件もしくは前記1つ以上の条件の適用性に影響を与える1つ以上のファクタを制御するよう動作可能な制御モジュール(56−2)と、を備えることを特徴とするノード(27)。
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