JP2019511867A - Wlanにおけるアップリンクマルチユーザ送信のためのクラス分けおよびサイレンシング - Google Patents

Wlanにおけるアップリンクマルチユーザ送信のためのクラス分けおよびサイレンシング Download PDF

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Abstract

アクセスポイント(AP)によって、複数のリソースユニット(RU)のうちの少なくとも1つのRUがサイレンシングされたことを示すインジケーションがその中に存在する、無線送受信ユニット(WTRU)のグループのためのアップリンク(UL)MU送信をスケジュールすることを含む、マルチユーザ(MU)送信のための方法、装置、およびシステムが、提供される。サイレンシングは、1つまたは複数の重なり合うアクセスポイントと調整を行うことに基づくことができ、またはAPと関連付けられたチャネルの状態を分析することによることができる。

Description

本発明は、WLANにおけるアップリンクマルチユーザ送信のためのクラス分けおよびサイレンシングに関する。
関連出願の相互参照
本出願は、その内容が参照によって本明細書に組み込まれる、2016年3月11日に出願された、米国特許仮出願第62/307143号明細書の利益を主張する。
いくつかの電気電子技術者協会(IEEE)802.11インフラストラクチャ動作モードにおいては、アクセスポイント(AP)は、プライマリチャネルと呼ばれる固定されたチャネル上において、ビーコンを送信する。このチャネルは、BSSの動作チャネルである。このチャネルは、APとの接続を確立するために、局(例えば、無線/有線送受信ユニット(WTRU))によっても使用される。802.11システムにおける基本チャネルアクセスメカニズムは、キャリアセンス多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)である。この動作モードにおいては、APばかりでなく、あらゆるWTRUも、プライマリチャネルをセンスする。チャネルがビジーであることが検出された場合、WTRUは、バックオフする。したがって、そのような構成においては、いずれの与えられた時間においても、1つのWTRUだけが、送信することができる。他の802.11インフラストラクチャ動作モードにおいては、同じシンボル時間フレーム内に、複数のWTRUへのダウンリンクマルチユーザ多入力多出力(MU−MIMO)送信が、存在することができる。
APとともにMU−MIMO送信に関与するWTRUは、同じチャネルまたはバンドを使用しなければならず、そのことが、動作帯域幅を、APとのMU−MIMO送信に含まれるWTRUによってサポートされる、最小チャネル帯域幅に制限することがある。加えて、MU−MIMO方式におけるWTRUは、異なる送信電力クラスに属することができ、異なる処理能力を有することができ、タイミングのずれを有することができ、そのことが、貧弱なアップリンクMU送信という結果をもたらすことがある。アップリンクマルチユーザ送信のためのクラス分け(classification)構成、サイレンシングプロトコル、タイミング同期、およびトリガパディングは、既存の802.11動作モードの短所に対処することができる。
マルチユーザ(MU)送信のための方法、装置、およびシステムに関連する、様々な実施形態が、本明細書において提供される。1つまたは複数の方法は、アクセスポイント(AP)によって、無線送受信ユニット(WTRU)のグループのためのアップリンク(UL)MU送信を、WTRUの送信電力クラスに従って、スケジュールするステップと、WTRUによって、クラスAおよびクラスBの少なくとも一方から選択されるWTRUのどちらのクラスが、UL MU送信について許可されているかを示すインジケーションを含む、トリガフレームを受信するステップとを含むことができる。方法は、APによって、WTRUのグループのうちの許可されたWTRUの送信電力を較正するステップをさらに含むことができる。方法は、APによって、WTRUのグループのためのUL MU送信を、WTRUのグループからのパケットが同時にAPに到着するように、スケジュールするステップをさらに含むことができる。APは、複数のリソースユニット(RU)のうちの少なくとも1つのRUがサイレンシングされたことを示すインジケーションを、WTRUに送信することもできる。
より詳細な理解は、添付の図面と併せて、例として与えられる、以下の説明から得ることができる。
1つまたは複数の開示される実施形態を実施することができる、例示的な通信システムのシステム図である。 図1Aに示される通信システム内において使用することができる、例示的な無線送受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図1Aに示される通信システム内において使用することができる、例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークのシステム図である。 1つまたは複数の開示される実施形態を実施することができる、例示的な通信システムのシステム図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、例示的な20MHzトーンプランの例を示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、異なる電力クラスを有するWTRUのためのアップリンク送信の例示的なプロセスを示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、高効率(HE)−SIG−B構造の例の図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、クラスAおよびクラスB WTRUのための送信電力(TxPwr)事前補正シグナリングの例を示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、クラスAおよびクラスB WTRUのための送信電力(TxPwr)事前補正シグナリングの例を示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、クラスAおよびクラスB WTRUのための送信電力(TxPwr)事前補正シグナリングの例を示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、クラスAおよびクラスB WTRUのための送信電力(TxPwr)事前補正シグナリングの例を示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、クラスAおよびクラスB WTRUのための送信電力(TxPwr)事前補正シグナリングの例を示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、異なる電力クラスを有するWTRUのためのアップリンク送信の例示的なプロセスを示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、例示的なリソースユニット(RU)割り当てテーブルを示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、RUサイレンシングのための例示的なHE−SIG−Bエンコーディングを示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、RUサイレンシングのための例示的なHE−SIG−Bエンコーディングを示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、RUサイレンシングのための例示的なHE−SIG−Bエンコーディングを示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、RUサイレンシングを伴うRU割り当てのための例示的なHE−SIG−Bエンコーディングを示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、RUサイレンシングを伴うRU割り当てのための例示的なHE−SIG−Bエンコーディングを示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、狭帯域干渉回避手順の例示的なプロセスを示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、RU割り当ての例示的なテーブルを示す図である。 図2に示される通信システム内において生じることができる、例示的な通信シナリオのシステム図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、干渉軽減手順の例示的なプロセスを示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、UL MU送信のためのタイミング同期およびトリガパディングの例示的なプロセスを示す図である。 1つまたは複数の実施形態に従った、UL MU送信のためのタイミング同期およびトリガパディングの例示的なプロセスを示す図である。
図1Aは、1つまたは複数の開示される実施形態を実施することができる、例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する、多元接続システムとすることができる。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共用を通して、そのようなコンテンツにアクセスすることを可能することができる。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)など、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を利用することができる。
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線/有線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104、コアネットワーク106、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことができるが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、有線または無線環境において動作および/または通信するように構成された、任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成することができ、ユーザ機器(UE)、移動局(STA)、固定もしくは移動加入者ユニット、ページャ、セルラ電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサおよび家電製品などを含むことができる。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bも含むことができる。基地局114a、114bの各々は、コアネットワーク106、インターネット110、および/または他のネットワーク112などの1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続するように構成された、任意のタイプのデバイスとすることができる。加えて、WTRU102a、102b、102c、102dは、アクセスポイント(AP)170a、170bと通信することができる。例として、基地局114a、114bは、基地送受信機局(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、および無線ルータなどとすることができる。基地局114a、114bは、各々が、単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることが理解されよう。
基地局114aは、RAN104の部分とすることができ、RAN104は、他の基地局、および/または基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示されず)も含むことができる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示されず)と呼ばれることがある、特定の地理的領域内において無線信号を送信および/または受信するように構成することができる。セルは、さらにセルセクタに分割することができる。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割することができる。したがって、一実施形態においては、基地局114aは、送受信機を3つ、すなわち、セルのセクタ毎に1つずつ含むことができる。別の実施形態においては、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を利用することができ、したがって、セルのセクタ毎に複数の送受信機を利用することができる。
基地局114a、114bは、エアインターフェース116上において、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信することができ、エアインターフェース116は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)とすることができる。エアインターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立することができる。
より具体的には、上で言及されたように、通信システム100は、多元接続システムとすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、およびSC−FDMAなどの、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を利用することができる。例えば、RAN104内の基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA)を使用してエアインターフェース116を確立することができる、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装することができる。WCDMA(登録商標)は、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
別の実施形態においては、基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を使用してエアインターフェース116を確立することができる、進化型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実装することができる。
他の実施形態においては、基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(すなわち、マイクロ波アクセス用の世界的相互運用性(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、暫定標準2000(IS−2000)、暫定標準95(IS−95)、暫定標準856(IS−856)、移動体通信用グローバルシステム(GSM)、GSM(登録商標)エボリューション用の高速データレート(EDGE)、およびGSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装することができる。
他の実施形態においては、基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、5G、Wi−Gig、ニューラジオ、低待ち時間マシンツーマシン通信、および他の関連技術などの無線技術を実装することができる。
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントとすることができ、職場、家庭、乗物、キャンパス、道路、および交差点などの局所的エリアにおける無線接続性を容易にするために、任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態においては、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立することができる。別の実施形態においては、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立することができる。また別の実施形態においては、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立することができる。図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接的な接続を有することがある。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスする必要がないことがある。
RAN104は、コアネットワーク106と通信することができ、コアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークとすることができる。例えば、コアネットワーク106は、呼制御、請求サービス、モバイルロケーションベースのサービス、プリペイド通話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供することができ、および/またはユーザ認証など、高レベルのセキュリティ機能を実行することができる。図1Aには示されていないが、RAN104および/またはコアネットワーク106は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを利用する他のRANと直接的または間接的に通信することができることが理解されよう。例えば、E−UTRA無線技術を利用することができるRAN104に接続するのに加えて、コアネットワーク106は、GSM無線技術を利用する別のRAN(図示されず)とも通信することができる。
コアネットワーク106は、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするための、WTRU102a、102b、102c、102dのためのゲートウェイとしての役割も果たすことができる。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイート内の伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスからなるグローバルシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される有線または無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを利用することができる1つまたは複数のRANに接続された、別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dのいくつかまたはすべては、マルチモード機能を含むことができ、すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンク上で異なる無線ネットワークと通信するための複数の送受信機を含むことができる。例えば、図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を利用することができる基地局114aと通信するように、またIEEE802無線技術を利用することができる基地局114bと通信するように構成することができる。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bに示されるように、WTRU102は、プロセッサ118と、送受信機120と、送信/受信要素122と、スピーカ/マイクロフォン124と、キーパッド126と、ディスプレイ/タッチパッド128と、非リムーバブルメモリ130と、リムーバブルメモリ132と、電源134と、全地球測位システム(GPS)チップセット136と、他の周辺機器138とを含むことができる。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、上記の要素の任意のサブコンビネーションを含むことができることが理解されよう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、および状態機械などとすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/またはWTRU102が無線環境で動作することを可能にする他の任意の機能性を実行することができる。プロセッサ118は、送受信機120に結合することができ、送受信機120は、送信/受信要素122に結合することができる。図1Bは、プロセッサ118と送受信機120を別個の構成要素として示しているが、プロセッサ118と送受信機120は、電子パッケージまたはチップ内に一緒に統合することができることが理解されよう。
送信/受信要素122は、エアインターフェース116上において、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成することができる。例えば、一実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。別の実施形態においては、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された放射器/検出器とすることができる。また別の実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送信および受信するように構成することができる。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信および/または受信するように構成することができることが理解されよう。
加えて、図1Bにおいては、送信/受信要素122は単一の要素として示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を利用することができる。したがって、一実施形態においては、WTRU102は、エアインターフェース116上において無線信号を送信および受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
送受信機120は、送信/受信要素122によって送信されることになる信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成することができる。上で言及されたように、WTRU102は、マルチモード機能を有することができる。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11など、複数のRATを介して通信することを可能にするための、複数の送受信機を含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶表示(LCD)ディスプレイユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合することができ、それらからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力することもできる。加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130および/またはリムーバブルメモリ132など、任意のタイプの適切なメモリからの情報にアクセスし、それらにデータを記憶することができる。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ハードディスク、または他の任意のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、およびセキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。他の実施形態においては、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示されず)上などに配置された、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリからの情報にアクセスすることができ、それらにデータを記憶することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102内の他の構成要素への電力の分配および/または制御を行うように構成することができる。電源134は、WTRU102に給電するための任意の適切なデバイスとすることができる。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケル−カドミウム(NiCd)、ニッケル−亜鉛(NiZn)、ニッケル金属水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、および燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118は、GPSチップセット136に結合することもでき、GPSチップセット136は、WTRU102の現在ロケーションに関するロケーション情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成することができる。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116上においてロケーション情報を受信することができ、および/または2つ以上の近くの基地局から受信している信号のタイミングに基づいて、自らのロケーションを決定することができる。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の適切なロケーション決定方法を用いて、ロケーション情報を獲得することができることが理解されよう。
プロセッサ118は、他の周辺機器138にさらに結合することができ、他の周辺機器138は、追加的な特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続性を提供する、1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星送受信機、(写真またはビデオ用の)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、バイブレーションデバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、およびインターネットブラウザなどを含むことができる。
図1Cは、実施形態による、RAN104およびコアネットワーク106のシステム図である。上で言及されたように、RAN104は、エアインターフェース116上においてWTRU102a、102b、102cと通信するため、E−UTRA無線技術を利用することができる。RAN104は、コアネットワーク106と通信することもできる。
RAN104は、eノードB140a、140b、140cを含むことができるが、RAN104は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のeノードBを含むことができることが理解されよう。eノードB140a、140b、140cは、各々が、エアインターフェース116上においてWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数の送受信機を含むことができる。一実施形態においては、eノードB140a、140b、140cは、MIMO技術を実装することができる。したがって、eノードB140aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、WTRU102aから無線信号を受信することができる。
eノードB140a、140b、140cの各々は、特定のセル(図示されず)に関連付けることができ、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ならびにアップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成することができる。図1Cに示されるように、eノードB140a、140b、140cは、X2インターフェース上において互いに通信することができる。
図1Cに示されるコアネットワーク106は、モビリティ管理エンティティゲートウェイ(MME)142と、サービングゲートウェイ144と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ146とを含むことができる。上記の要素の各々は、コアネットワーク106の部分として示されているが、これらの要素のうちのいずれの1つも、コアネットワークオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営することができることが理解されよう。
MME142は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB140a、140b、140cの各々に接続することができ、制御ノードとしての役割を果たすことができる。例えば、MME142は、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期接続中における特定のサービングゲートウェイの選択などを担うことができる。MME142は、RAN104と、GSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を利用する他のRAN(図示されず)との間の交換のためのコントロールプレーン機能を提供することもできる。
サービングゲートウェイ144は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB140a、140b、140cの各々に接続することができる。サービングゲートウェイ144は、一般に、ユーザデータパケットのWTRU102a、102b、102cへの/からのルーティングおよび転送を行うことができる。サービングゲートウェイ144は、eノードB間ハンドオーバ中におけるユーザプレーンのアンカリング、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能なときのページングのトリガ、ならびにWTRU102a、102b、102cのコンテキストの管理および記憶など、他の機能を実行することもできる。
サービングゲートウェイ144は、PDNゲートウェイ146に接続することもでき、PDNゲートウェイ146は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にすることができる。
コアネットワーク106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク106は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN108との間のインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことができ、またはそれと通信することができる。加えて、コアネットワーク106は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができ、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線または無線ネットワークを含むことができる。
他のネットワーク112は、さらに、IEEE802.11ベースの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)160に接続することができる。WLAN160は、アクセスルータ165を含むことができる。アクセスルータは、ゲートウェイ機能性を含むことができる。アクセスルータ165は、複数のアクセスポイント(AP)170a、170bと通信することができる。アクセスルータ165とAP170a、170bとの間の通信は、有線イーサネット(登録商標)(IEEE802.3規格)、または任意のタイプの無線通信プロトコルを介することができる。AP170aは、エアインターフェース上において、WTRU102dと無線通信する。
図2は、1つまたは複数の開示される実施形態を実施することができる、例示的な通信システム200の図である。図2は、基本サービスセット(BSS)203用のアクセスポイント(AP)201aと、無線インターフェース216を介してAP201aと関連付けられた1つまたは複数のWTRU202a、202bとを備える、インフラストラクチャBSS203モードにある、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を有する、通信システム200の例を示している。AP201a、201bは、有線インターフェース(図示されず)を介して、WTRUに接続することもできる。AP201a、201bは、一般に、トラフィックをBSSに、およびBSSから搬送する、ディストリビューションシステム(DS)または別のタイプの有線/無線ネットワークに対するアクセスまたはインターフェースを有することができる。APは、基地局、ゲートウェイ、モデム、情報指向ネットワークゲートウェイもしくはアクセスポイント、コンテンツ指向ネットワークゲートウェイもしくはアクセスポイント、ソフトウェア定義型ネットワークゲートウェイもしくはアクセスポイント、トラフィックのソース、または他のネットワーク機能といった機能を実行することができる。DS機能は、AP201bによって、インターネットなどのネットワーク206への接続を有するビルドインモデムを用いて、容易にすることができ、またはAP201aは、モデム204を通したネットワークへのアクセスを獲得することができる。ネットワーク206は、他のネットワークまたはソース/デバイスへの接続を容易にする、インターネットまたは他のネットワークとすることができる。BSSの外部から発信されたWTRU202a、202bへのトラフィックは、AP201aを通して到着する。WTRU202a、202bから発信された、BSS203の外部の送信先へのトラフィックは、AP201aに送信されてから、それぞれの送信先に送信される。BSS203内のWTRU202a、202b間のトラフィックも、AP201aを通して送信することができ、送信元WTRU202aは、トラフィックをAP201aに送信し、AP201aは、トラフィックを送信先WTRU202bに配信する。BSS203内のWTRU202a、202b間のそのようなトラフィックは、類似したピアツーピアトラフィックとすることができる。WTRU202a、202b間のトラフィックは、802.11e DLSまたは802.11zトンネルドDLS(TDLS)を使用する、直接リンクセットアップ(DLS)を用いて、送信元WTRU202aと送信先WTRU202bとの間で直接的に送信することもできる。独立BSS(IBSS)モードにおけるWLANは、APを有さないことができ、WTRUは、互いに直接的に通信する。この通信モードは、「アドホック」通信モードと呼ばれることがある。別の実施形態においては、AP201a、202bは、無線インターフェース217上において、または有線接続を通して、通信することができる。
いくつかの802.11インフラストラクチャ動作モードにおいては、APは、プライマリチャネルと呼ばれる固定されたチャネル上において、ビーコンを送信することができる。このチャネルは、20MHz幅とすることができ、BSSの動作チャネルとすることができる。このチャネルは、APとの接続を確立するために、WTRUによって使用することもできる。802.11システムにおける基本チャネルアクセスメカニズムは、キャリアセンス多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)とすることができる。この動作モードにおいては、APを含む、あらゆるWTRUが、プライマリチャネルをセンスすることができる。チャネルがビジーであることが検出された場合、WTRUは、バックオフすることができる。したがって、そのような構成の与えられたBSSにおいては、任意の与えられた時間に、ただ1つのWTRUが、送信することができる。
参考に、802.11nおよび802.11acは、2から6GHzの周波数において動作することができる。802.11nにおいては、高スループット(HT)WTRUは、通信のために、40MHz幅チャネルを使用することができる。これは、プライマリ20MHzチャネルを別の隣接20MHzチャネル組み合わせて、40MHz幅チャネルを形成することによって達成することができる。802.11acにおいては、超高スループット(VHT)WTRUは、20MHz、40MHz、80MHz、および160MHz幅チャネルをサポートすることができる。40MHzおよび80MHzチャネルは、上の例と同様に、連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって、形成することができるが、160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって、または2つの非連続な80MHzチャネルを組み合わせることのいずれかによって(80+80構成)、形成することができる。
「80+80」構成についての例として、データは、チャネルエンコーディングの後、それを2つのストリームに分割する、セグメントパーサを通過させられる。IFFTおよび時間ドメイン処理が、各ストリームに対して別々に行われる。ストリームは、その後2つのチャネルにマッピングすることができ、データは、送出される。受信側においては、このメカニズムは、逆転することができ、組み合わされたデータは、MACに送られる。
また、送信要求(RTS)−送信可(CTS)についてのショートインターフレーム間隔(SIFS)(すなわち、RTS−CTS SIFS)は、16μsとすることができ、ガードインターバル(GI)は、0.8μsとすることができる。100m以内のノードからの送信は、GI内に留まることができるが、100mを超えると、遅延は、0.8μsよりも長くなることがある。1kmにおいては、遅延は、6μsを超えることがある。
IEEE802.11afおよびIEEE802.11ahは、1GHz未満の周波数において、動作することができる。802.11afおよび802.11ahについては、チャネル動作帯域幅は、802.11nおよび802.11acと比べて、低減することができる。802.11afは、TVホワイトスペース(TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz、および20MHz幅バンドをサポートすることができ、一方、802.11ahは、非TVWSにおいて、1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、および16MHzをサポートすることができる。いくつかの実施形態においては、802.11ahにおいて使用されるWTRUは、限られた能力を有するセンサとすることができ、1および2MHz送信モードだけをサポートすることができる。
IEEE802.11n、802.11ac、802.11af、および802.11ahなど、複数のチャネル幅を利用するWLANシステムにおいては、BSS内のすべてのWTRUによってサポートされる最大共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有することができる、プライマリチャネルが、存在することができる。したがって、プライマリチャネルの帯域幅は、最小帯域幅動作モードをサポートするWTRUによって、制限されることがある。802.11ahの例においては、1および2MHzモードだけをサポートするWTRUが、存在する場合、BSS内のAPおよび他のWTRUが、4MHz、8MHz、および16MHz動作モードをサポートすることができるとしても、プライマリチャネルは、1または2MHz幅とすることができる。すべてのキャリアセンシング、およびNAV設定は、プライマリチャネル上のステータスに依存することができる。例えば、1および2MHz動作モードだけをサポートするWTRUが、APに送信しているせいで、プライマリチャネルが、ビジーである場合、利用可能な周波数バンド全体は、それの大部分がアイドルのままであり、利用可能であるとしても、ビジーであると見なすことができる。802.11ahおよび802.11afにおいては、すべてのパケットは、802.11ac仕様と比べて、4または10倍ダウンクロックされたクロックを使用して、送信することができる。
米国においては、802.11ahによって使用することができる利用可能な周波数バンドは、902MHzから928MHzまでの範囲にあることができ、韓国においては、それは、917.5MHzから923.5MHzまでとすることができ、日本においては、それは、916.5MHzから927.5MHzまでとすることができる。したがって、802.11ahについての利用可能な全帯域幅は、国コードに応じて、6MHzから26MHzとすることができる。
スペクトル効率を改善するために、802.11acは、同じシンボル時間フレームにおける、例えば、ダウンリンク直交周波数分割多重(OFDM)シンボルの間における、複数のWTRUへのダウンリンクマルチユーザMIMO(MU−MIMO)送信の概念を使用することができる。802.11ac MU−MIMOにおける、複数のWTRUへの波形伝送の干渉は、複数のWTRUについて、同じシンボルタイミングが使用されるので、問題としないことができる。しかしながら、APとともに802.11ac MU−MIMO送信に関与する、すべてのWTRUは、動作帯域幅を、APとともにMU−MIMO送信に含まれるWTRUによってサポートされる最小チャネル帯域幅に制限することがある、同じチャネルまたはバンドを使用しなければならない。ダウンリンクMU−MIMOは、802.11ahとも使用することができる。
上で言及されたように、802.11acは、最大8つの連続な20MHzチャネルを組み合わせることによって、または2つの非連続な80MHzチャネルを組み合わせることによって、チャネルを形成することができる。802.11acにおける送信手順は、送信および受信のために、割り当てられた帯域幅全体の使用を仮定することができる。比較すると、IEEE802.11axは、802.11acの性能を高めることができ、特に、それは、スペクトル効率、エリアスループット、ならびに衝突および干渉に対するロバスト性に対処することができる。802.11acの性能に対処するために使用することができる、1つの方法は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)とすることができる。OFDMAを、802.11acなどのWi−Fi規格に適用するときは、後方互換性問題が、考慮されることがある。協調直交ブロックベースリソース割り当て(COBRA)は、OFDMA方法を導入して、Wi−Fi後方互換性およびチャネルベースのリソーススケジューリングに対処することができる。例えば、COBRAは、複数のより小さい周波数−時間リソースユニット上における送信を可能にすることができる。したがって、複数のWTRUは、重なり合わない周波数−時間リソースユニットに割り当てることができ、同時に送信および受信することを可能にすることができる。サブチャネルは、APがWTRUに割り当てることができる、基本周波数リソースユニットとして、定義することができる。例えば、802.11n/acとの後方互換性の事例においては、サブチャネルは、20MHzチャネルとして定義することができる。
COBRAは、送信および符号化方式のための基礎として、マルチキャリア変調、フィルタリング、時間、周波数、空間、および偏波領域を含むことができる。
COBRA方式は、OFDMAサブチャネライゼーション、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)サブチャネライゼーション、および/またはフィルタバンクマルチキャリアサブチャネライゼーションのうちの少なくとも1つを使用して、実施することができる。
COBRA送信を可能にするために、以下の特徴を、すなわち、カバレージ範囲拡張のための方法、ユーザをグループ化する方法、チャネルアクセスのための方法、低オーバヘッドのためのプリアンブル設計、ビームフォーミングおよびサウンディングのための方法、周波数およびタイミング同期のための方法、ならびにリンクアダプテーションのための方法を導入することができる。
マルチユーザ並列チャネルアクセス(MU−PCA)、およびシングルユーザ並列チャネルアクセス(SU−PCA)方式も、企図することができる。MU−PCAは、対称帯域幅を用いる送信/受信を使用するマルチユーザ/シングルユーザ並列チャネルアクセス、および非対称帯域幅を用いるマルチユーザ/シングルユーザPCA送信/受信を含む、COBRAとともに導入されたものに対するいくつかの追加の方法に対処することができる。
対称帯域幅を用いる送信/受信を使用するマルチユーザ/シングルユーザPCAについての検討事項は、複数/単一ユーザのためのダウンリンク並列チャネルアクセス、複数/単一ユーザのためのアップリンク並列チャネルアクセス、複数/単一ユーザのための組み合わされたダウンリンクおよびアップリンクPCA、SU−PCAおよびCOBRAについての等しくない変調符号化方式(MCS)および等しくない送信電力をサポートするための設計、対称帯域幅を用いる送信/受信を使用するマルチユーザ/シングルユーザ並列チャネルアクセスをサポートするためのPHYレイヤ設計および手順、ならびに混合MAC/PHYレイヤMU−PCAを含むことができる。
非対称帯域幅を用いるマルチユーザ/シングルユーザPCA送信/受信についての検討事項は、ダウンリンクのためのMACレイヤ設計および手順、非対称帯域幅を用いる送信/受信を使用するマルチユーザ/シングルユーザ並列チャネルアクセスのためのアップリンク、および組み合わされたアップリンクおよびダウンリンク、ならびに非対称帯域幅を用いる送信/受信を使用するマルチユーザ/シングルユーザ並列チャネルアクセスをサポートするためのPHYレイヤ設計および手順を含むことができる。
図3は、アップリンク(UL)マルチユーザ動作のために使用することができる、20MHzトーンプランの例を示している。802.11axにおいては、アップリンクマルチユーザ物理レイヤ収束手順(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU)を、MU−MIMOまたはOFDMAのために定義することができる。このPPDUは、APによって送信されたトリガフレームに対する応答として、送信される。トリガフレームは、異なるWTRUを、異なるリソース(OFDMAのケースにおいては、特定のリソースユニット)に割り当てる。BSSが20MHzチャネルから成る、図3の例においては、802.11ax仕様フレームワーク文書(SFD)は、以下のようなOFDMA構築ブロックを提案しており、301の行は、使用可能なトーンを表し、行302は、決定されることになる4つの残りのトーンを有する、26トーンRUを表し、行303は、決定されることになる4つの残りのトーンを有する、1つの26トーンRUを加えた、52トーンRUを表し、行304は、1つの26トーンを加えた、106トーンRUを表し、行305は、242トーンRU非OFDMAを表す。図3に示される例は、7つのDCヌルを表す306、および3つのDCヌルを表す307も示している。40MHz、80MHz、160MHz、および80+80MHzについても、同様の構築ブロックを、定義することができる。
一実施形態においては、クラスAおよびクラスBデバイスのための802.11ax規格は、アップリンクマルチユーザ送信のための要件を有することができる。送信(Tx)電力制御についての要件は、必要とされる最小Tx電力が、サポートされる少なくともMCS7について、TxEVMを伴う、max(P−32,−10)dBmであるとすることができる。RSSI測定正確性(Accuracy:精度)についての要件は、クラスA(Tx電力:+/−3dB、RSSI測定:+/−2dB)、クラスB(Tx電力:+/−9dB、RSSI測定:+/−5dB)とすることができる。キャリア周波数オフセット(CFO)についての要件は、@−60dBmを超えるRxを用いる場合、AWGMにおいて350Hzであることとすることができる。タイミングについての要件は、トリガフレームに関して+/−0.4μsecであることとすることができる。局部発振器(LO)漏れについての要件は、分解能帯域幅78.125kHzを使用して、RF LOのロケーションにおいて測定された電力が、max(P−32,−20)であることとすることができる。サンプリング周波数オフセットについての要件は、中心周波数およびシンボルクロック周波数が同じ基準発振器から導出されることとすることができる。これらの要件は、802.11に関連する規格において定義されたUL MUメカニズムに対する意味(implications)を有することができる。
図2に関連して説明されたものなどの通信システムから生じる状況においては、MU方式において、異なる電力クラスを有するWTRU(例えば、クラスAおよびクラスBデバイス)が含まれる、アップリンク送信が、存在することができる。そのような状況においては、タイミングずれ、ドップラ、発振器などに起因する、周波数誤差は、UL MU送信のためのリソースユニット(RU)間における、何らかのキャリア間干渉(ICI)をもたらし得る。直交性が失われると、より強い信号からより弱い信号への著しい干渉が、発生することがある。この干渉に対処するための1つの手法は、電力がAPにおいてほぼ同じになることを保証するように、WTRUからの電力を事前補正することとすることができる。事前補正は、ロケーション、エネルギーなどに起因する、WTRUの異なる到着電力(arrival power)を補償することができる。いくつかの事例においては、到着電力差は、より大きい差を許容することができないので、RU=26、64QAMについては、ICIからの制限されたマルチユーザ干渉のために、10dB以内とすることができる。さらに、アップリンククライアント間における電力差は、最も高いレートについては、約6dB、より低いレートについては、さらに大きいものとできる。しかしながら、キャリア間隔が312.5kHzであるUL MIMOについての結果は、キャリア間隔が78.1kHzであるUL MU OFDMAについては、タスクグループax(TGax)のほうが、より影響を受け得る(more sensitive)。
事前補正においては、デバイス能力の一部として情報が交換される、高効率(HE)トリガベースPPDUをサポートする、2つのWTRU送信電力クラス、クラスAおよびクラスBが、存在することができる。クラスAは、高能力デバイスであるWTRUを含むことができ、クラスBは、低能力のデバイスであるWTRUを含むことができる。
HEトリガベースPPDUを送信するWTRUは、2つのデバイスクラスのために、絶対送信電力要件、および受信信号強度インジケータ(RSSI)測定精度要件をサポートすることができる。絶対送信電力精度(accuracy)のためのパラメータから、クラスBは、18dBの差を有することができ、一方、クラスAは、6dBの差を有することができる。クラスB WTRUについては10dB、およびクラスA WTRUについては4dBにわたる範囲のRSSI測定精度と結合されるとき、到着電力の全体は、より大きい不一致を有することがある。
クラスAおよびクラスBデバイスの混合が存在するシナリオにおいては、異なる要件は、貧弱なアップリンクMU送信をもたらし得る。異なる電力クラスに属するWTRUが、アップリンクマルチユーザ送信に参加することができることを保証するための方法を、検討することができる。
1つまたは複数の実施形態によれば、UL MU送信は、特定のWTRUクラスに制限することができる。例えば、異なるクラスのWTRUが同時に送信することを制限することができる。そのため、同じUL送信において、クラスAデバイスをクラスBデバイスとともにスケジュールしてはならない。
ランダムアクセス(RA)アップリンク送信については、許可されるデバイスのクラスは、トリガフレーム内においてシグナリングすることができる。加えて、APによって使用される送信電力、およびAPにおいて望まれる目標受信電力も、RA WTRUが、APにおける目標受信電力に基づいて、使用する送信電力を推定することを可能にするために、トリガフレーム内においてシグナリングすることができる。
一実施形態においては、異なるクラスのWTRUは、いかなる制限もなしに、一緒にスケジュールすること(または、ランダムアクセス方式でリソースにアクセスすることを許可されること)ができる
別の実施形態においては、異なるクラスのWTRUは、いかなる制限もなしに、一緒にスケジュールすることができるが、ランダムアクセス方式でリソースにアクセスすることを許可されるWTRUは、特定のクラスに制限される。
図4は、UL MU送信を特定のWTRUクラスに制限するために使用することができる手順の例を示している。APは、401において、WTRU能力に基づいて、WTRUの電力クラスを識別することができる。一例においては、WTRU1、WTRU2、WTRU3、およびWTRU4は、クラスA WTRUであり、WTRU5、WTRU6、WTRU7、およびWTRU8は、クラスB WTRUであると仮定する。WTRUの識別された電力クラスに従って、APは、402において、送信のために、WTRUをスケジュールすることができ、ランダムアクセスのために、いくつかのリソースを確保することができる。403において、APは、送信を受信し、その後、送信の肯定応答をWTRUに返信することができる。
図5は、802.11axのためのHE−SIG−Bフィールド構造の例を示している。HE−SIG−Bフィールド501は、共通およびユーザ固有の要素またはサブフィールドを含むことができる。共通サブフィールド502においては、8ビットフィールドは、周波数領域におけるRU割り当て、MU−MIMOのために割り当てられたRU、および割り当てられたユーザの数を示すことができる。ユーザ固有のサブフィールドは、共通サブフィールドの後に続き、ユーザ毎の専用情報を有することができる。共通サブフィールド502は、共通ビットを含む、1つの2進畳み込み符号化(BCC)ブロック503を含むことができる。ユーザ固有サブフィールド503は、504a、504b、および505に示されるように、各々が、ユーザの数、巡回冗長検査(CRC)、およびテールについてのユーザ毎の専用情報を有する、複数のBCCブロックを含むことができる。ユーザ固有サブフィールド503は、末尾に、パディングブロックを含むこともできる。
図6A〜図6Eは、クラスAおよびB WTRUにおける、事前補正シグナリングのための送信電力に関連するシグナリングの例を示している。図6Aは、APが、クラスA WTRUが送信することだけを許可し、APが、UL MU送信のためにWTRU1およびWTRU2(すなわち、クラスA WTRU)をスケジュールし、同時に、ランダムアクセスのためのリソースを確保することができる、1つの例示的な構成を示している。APは、その後、リソース情報を有するトリガフレームを送信することができる。ここで、トリガフレームは、WTRU1およびWTRU2のために割り当てられたリソース、ランダムアクセスのために割り当てられたリソース、ならびに/またはランダムアクセスのために許されたWTRU(例えば、WTRU3およびWTRU4)のクラスを示すことができる。スケジューリングが、クラスA WTRUだけのためである場合、共通HE−SIG−Bフィールドにおいて、送信機電力制御(TPC)パラメータをシグナリングすることができる。これは、共通TPCシグナリングと呼ばれる。例示的な構成は、クラスA WTRUのためのUL MU送信だけを許可し、クラスB WTRUのためのUL MU送信を不許可とすることができる。
図6Bおよび図6Cは、APが、クラスB WTRUが送信することだけを許可し、APが、UL MU送信のためにWTRU5およびWTRU6(すなわち、クラスB WTRU)をスケジュールし、同時に、ランダムアクセスのためのリソースを確保することができる、例示的な構成を示している。ここで、トリガフレームは、WTRU5およびWTRU6のために割り当てられたリソース、ランダムアクセスのために割り当てられたリソース、ならびにはランダムアクセスのために許されたWTRU(例えば、WTRU7およびWTRU8)のクラスを示すことができる。クラスB WTRUが、スケジュールされる場合、TPCパラメータは、各ユーザに、各ユーザ固有のHE−SIG−Bフィールド内のその特定のユーザの送信電力およびRSSI測定正確性/不正確性を補償する方法で、別々に送信することができる。例えば、APは、各WTRUのために必要とされる補償を推定するために、較正を実行することをさらに必要とすることがある。追加的/代替的なシグナリング選択肢においては、共通TPCパラメータは、共通HE−SIG−Bフィールド内において送信することができ、APによって必要とされる目標受信電力を示すために使用することができ、一方、ユーザ固有のTPCパラメータは、測定における追加の変動性を補償するために、各ユーザ固有のHE−SIG−Bフィールド内において送信される。加えて、またはあるいは、シグナリング選択肢は、目標受信電力を識別し、測定における追加の変動性を補償するために、各ユーザ固有のHE−SIG−Bフィールド内において送信される、ユーザ固有のTPCパラメータだけを有することができる。
図6Dおよび図6Eは、クラスAおよびクラスB WTRUの両方が、送信することを許可され、APが、UL MU送信のためにWTRU1およびWTRU2、WTRU5およびWTRU6(すなわち、クラスAおよびクラスB WTRU)をスケジュールし、同時に、ランダムアクセスのためのリソースを確保することができる、例示的な構成を示している。ここで、トリガフレームは、WTRU1、WTRU2、WTRU5、およびWTRU6のために割り当てられたリソース、ランダムアクセスのために割り当てられたリソース、ならびにはランダムアクセスのために許されたWTRU(例えば、WTRU3、WTRU4、WTRU7、およびWTRU8)のクラスを示すことができる。クラスAおよびクラスB WTRUの両方が、スケジュールされる場合、TPCパラメータは、各ユーザに、各ユーザ固有のHE−SIG−Bフィールド内のその特定のユーザの変動性を考慮する方法で、別々に送信することができる。APは、各クラスB WTRUのために必要とされる補償を推定するために、較正を実行することを必要とすることがあり、クラスB WTRUのための較正は、APがクラスA WTRUを較正することを妨げないことができる。加えて、またはあるいは、1つのシグナリング選択肢においては、共通TPCパラメータは、共通HE−SIG−Bフィールド内において送信され、APによって必要とされる目標受信電力を示すために使用することができ、一方、ユーザ固有のTPCパラメータは、クラスAおよびクラスB WTRUの両方について、測定における追加の変動性を補償するために、各ユーザ固有のHE−SIG−Bフィールド内において送信される。別のシグナリング選択肢においては、共通TPCパラメータは、共通HE−SIG−Bフィールド内において送信され、APによって必要とされる目標受信電力を示すために使用することができ、一方、ユーザ固有のTPCパラメータは、クラスB WTRUだけについて、測定における追加の変動性を補償するために、各ユーザ固有のHE−SIG−Bフィールド内において送信することができる。別のシグナリング選択肢においては、ユーザ固有のTPCパラメータは、(クラスAおよびB WTRUの両方について)目標受信電力を識別し、(クラスAおよびB WTRUの両方について、またはクラスB WTRUだけについて)測定における追加の変動性を補償するために、各ユーザ固有のHE−SIG−Bフィールド内において送信することができる。
クラスA WTRUだけが許可される例においては、ひとたび、APが、送信されるWTRUをスケジュールし、トリガフレームを送信し、WTRU1乃至WTRU8が、トリガフレームを受信すると、WTRU1乃至WTRU4は、チャネルセンシングが必要とされる場合は、チャネル上において、空きチャネル判定(CCA)を実行することができる。CCAが、空きであるとき、WTRU1およびWTRU2は、それらに割り当てられたリソース上において、送信することができ、WTRU3およびWTRU4は、ランダムアクセスリソースを求めて競争することができ、勝利したWTRUが、リソース上において、送信する。そのような例においては、WTRU5乃至WTRU8は、この送信機会(TxOP)の間、送信しない。
クラスB WTRUだけが許可される例においては、ひとたび、APが、送信のためにWTRUをスケジュールし、トリガフレームを送信し、WTRU1乃至WTRU8が、トリガフレームを受信すると、WTRU5乃至WTRU8は、チャネルセンシングが必要とされる場合は、チャネル上において、CCAを実行することができる。CCAが、空きであるとき、WTRU5およびWTRU6は、それらに割り当てられたリソース上において、送信することができ、WTRU7およびWTRU8は、ランダムアクセスリソースを求めて競争することができ、勝利したWTRUが、リソース上において、送信する。そのような例においては、WTRU1乃至WTRU4は、このTxOPの間、送信しない。
クラスAおよびクラスB WTRUの両方が許可される例においては、ひとたび、APが、送信のためにWTRUをスケジュールし、APが、トリガフレームを送信し、WTRU1乃至WTRU8が、トリガフレームを受信すると、WTRU1乃至WTRU8は、チャネルセンシングが必要とされる場合は、チャネル上において、CCAを実行することができる。CCAが、空きであるとき、WTRU1、WTRU2、WTRU5、およびWTRU6は、それらに割り当てられたリソース上において、送信することができ、WTRU3、WTRU4、WTRU7、およびWTRU8は、ランダムアクセスリソースを求めて競争することができ、勝利したWTRUが、リソース上において、送信する。
WTRUが、トリガフレームを処理した後、APは、対応するWTRUから送信を受信し、その後、対応するWTRUに肯定応答を送信することができる。
別のまたは代替的な実施形態は、各WTRUのために必要とされる補償を推定するために、APに較正を実行させることによって、異なる電力レベルを有するUL MU送信に対処することができる。さらに、APは、WTRUを較正し、特定のWTRUをスケジュールするときに使用することができる、送信電力事前補正係数を推定することができる。事前補正係数は、トリガフレームによってシグナリングすることができる。これは、クラスAおよびクラスB WTRUが、同じUL MU送信において、スケジュールされること、またはクラスB WTRUが、単独で送信されることを可能にする。
図7は、較正のための例示的な手順を示している。703において、AP701は、TPC較正要求または較正フレームを、WTRUまたはWTRUのグループ702に、送信することができる。この要求は、応答型、または非応答型(すなわち、自律型)とすることができる。較正フレームは、APによって使用される送信電力を含むことができ、情報は、ビーコンフレームの一部として配置することができ、および/または情報は、バッファステータス要求の一部として配置することができる。
704において、較正フレームを受信したことに応答して、WTRU702は、受信された較正フレームのRSSIを測定し、その後、APまでの経路損失を推定する。
705において、1つまたは複数のWTRU702のうちの各WTRUは、次に、較正応答をAP701に送信することができる。各WTRUによって提供される較正応答は、以下のうちの、すなわち、AP701へのWTRU702の送信電力、較正フレームに起因してWTRUによって測定されたRSSI、AP701が較正応答をそれで受信するとWTRUが予想する受信電力のうちの1つまたは複数を含むことができる。応答は、専用較正応答フレームとして、送信することができ、および/または応答は、バッファステータス応答の一部として、送信することができる。
706において、較正応答フレームを受信したことに応答して、AP701は、較正応答フレームのRSSIを測定し、この値をAP701における予想されるRSSIと比較する。AP701は、測定されたRSSIと、較正フィードバックフレーム内において見出される予想されるRSSIとの間の差として、補償係数を推定することができる。707において、AP701は、任意選択で、このプロセスを反復して複数回実行し、結果の補償係数を平均することができる。
708において、AP701は、複数の電力クラスからユーザをスケジュールし、推定された補償係数によって、各ユーザについての送信電力を変更することができる。あるいは、AP701は、補償係数をWTRU702の各々に送信し、いずれのマルチユーザ送信についても、補償係数によって示された量だけ、推定された送信電力を変更するように、各WTRU702に求めることができる。補償係数は、各WTRU702について別々に計算し、各WTRU702に個々に提供することができる。あるいは、AP701は、1つまたは複数のWTRU702がその電力を一定量だけ増加/減少すべきことを示すパラメータを、WTRU702に送信することができる。これは、WTRU702に個々に提供することもできる。一例においては、量子化された一定量は、AP701によってシグナリングされた増分のセット(例えば、+/−0.25dBm、+/−0.5dBm、+/−0.75dBm、+/−1dBm))のうちの1つとすることができる。
図2に関連して説明されたものなどの通信システムから生じる状況においては、狭帯域干渉が、生じることがある。1つまたは複数の実施形態によれば、UL MU送信のためのRUサイレンシングが、干渉および/または貧弱な性能を回避または緩和することができるRUブランク化送信を可能にするシグナリングのために、検討される。
UL MU送信におけるRUサイレンシングのための1つまたは複数の実施形態においては、HE−SIG−Bの共通サブフィールドを普通通り送信することができる。しかしながら、サイレンシングすることができるいずれのRUについても、対応するユーザ固有のHE−SIG−Bは、APによって、1つまたは多数のRUがサイレンシングされることをWTRUに示すように、変更することができる。
RUサイレンシングは、以下のシナリオのうちの、すなわち稠密なネットワークにおいて、複数のAPが、それらの送信が20MHz未満レベルにおいて互いに直交することを保証するために、調整を行うことができるシナリオ、APが、あるRUが送信失敗を起こしやすいことを、バックオフをもたらすCCA閾値をトリガしないことがある狭帯域干渉源に基づいて、観測することができるシナリオ、および/またはAPが、物理レイヤセキュリティ手段として、ユーザ情報のスケジューリングおよび送信をランダム化することに決定することができるシナリオのうちの少なくともいずれか1つにおいて、使用することができる。
図8は、IEEE802.11ax WTRUのためのMU−MIMO割り当ての配置および数についての例示的な表を示している。「yyy」によって示されるエントリは、任意の数000乃至111に等しくすることができ、MU−MIMO WTRUの数を示すことができる。1つまたは複数の「x」を有するすべてのエントリは、規格によって決定されるべきビットを示している。図8においては、空のRU(すなわち、サイレンシングされたRU)を指定することを可能にするためのメカニズムが存在しないことに留意されたい。サイレンシングされたRUを有することは、上で説明されたように、あるRUが貧弱な性能を有すること、および/または干渉を経験していることを、APが認識することができたケースにおいて、役立てることができる。
図9Aは、共通部分およびユーザ固有部分を有する、HE−SIG−B構造の例を示している。別の例においては、図9Bは、図9Aのユーザ固有部分をより詳細に示している。ユーザ固有部分は、少なくとも1つのWTRUのためのRU割り当てを有することができる。また別の例においては、図9Cは、特定のシナリオについて、9AのHE−SIG−B構造をより詳細に示しており、具体的には、図9Cは、割り当てられた7つのRUが存在し、(左から)第2のRU901および第7のRU902がサイレンシングされる(すなわち、サイレンス信号)ことを、RU割り当てが示す例を示している。
一実施形態においては、サイレンシングされたRUに対応する、ユーザ固有のHE−SIG−Bサブフィールドは、ゼロになるように設定することができる。別の実施形態においては、符号化に悪影響を及ぼすことがあるゼロの長い連続を防止するために、サイレンシングされたRUに対応するユーザ固有のHE−SIG−BサブフィールドのWTRU識別(ID)要素は、特定のパターン(例えば、ゼロ)になるように設定することができ、ユーザ固有サブフィールドの残りは、ダミーデータを用いてパディングすることができ、加えて、またはあるいは、RUが占有されていないことを示すために、サイレンシングされたRUに対応するユーザ固有のHE−SIG−Bサブフィールドに、追加のフィールドを追加することができる。一実施形態においては、サイレンシングされたRUに対応するユーザ固有のHE−SIG−Bサブフィールドの空間時間ストリーム数(NSTS)フィールドは、ゼロになるように設定することができる。
例においては、RUサイレンシングを示すために、図9Dに示されるようなHE−SIG−B構造、図8の未使用8ビットインデックス#### ####を使用することができる。表1は、例えば、決定される図8の8ビットインデックスを示しており、されるならば、どのRUがサイレンシングされるかに相関するように定義することができ、どの8ビットインデックス組み合わせが1つまたは複数のRUに相関することができるかを示すために、任意の番号付けシステムを使用することができ、表において提供されるものは、例にすぎないことに留意されたい。図9Dの例においては、911において示されるような、新たに定義された8ビットインデックス0000 0000が、HE−SIG−Bフィールドの共通フィールドにおいてシグナリングされるとき、示されたRUサイレンシングに対応するWTRU固有のフィールドは、WTRU固有のフィールドについてのシグナリングオーバヘッドを節約することができるように、送信しないことができ、したがって、図9Dの例においては、サイレンシングなしの9つすべてのRU割り当てが、示されている。図9Eに示される別の例においては、921に示された8ビットインデックス0001 0010は、9つの26トーンRU割り当てについての第2の26トーンRUのサイレンシングをシグナリングするために、定義することができる。
図9Dおよび図9Eの例においては、共通フィールドにおけるRU割り当てシグナリングは異なるが、HE−SIG−B構造は、維持することができる。00010010である図9Eの共通フィールド921と比較して、00000000である図9Dの共通フィールド911を見られたい。共通フィールド911は、9つの26トーンRU割り当てを示しており、共通フィールド921は、WTRU固有フィールド内の第2のRUがサイレンシングされた、8つの26トーンRU割り当てを示している。構成可能なRUサイレンス構成と未使用8ビットインデックスとの間の対応付けは、以下の表1に示されるもののような、RU割り当てシグナリング表において、事前定義または指定することができる。全部で16+32+32=80の未使用エントリが、利用可能であるので、最大で80のRUサイレンシング構成をサポートすることができる。
Figure 2019511867
RUサイレンシングは、図10の例示的な手順に示されるような、1つまたは複数の実施形態において、狭帯域干渉回避を達成することができる。1001において、APは、図8において開示されたものなどの、RU割り当てに従って、26トーンRU粒度における、OFDMA送信(ダウンリンクまたはアップリンク)についてのパケット成功/失敗(例えば、ACK)を追跡することができる。
図11に示されるような一実施形態においては、各最小の可能なRUは、ストレージバケットなど、誤り追跡メカニズムに相関することができる。ストレージバケットは、ストレージバケット1がRU1に相関し、ストレージバケット2がRU2に相関し、以降も同様である、図11に示されるように、割り当てることができる。加えて、RU10は、ストレージバケット1および2を包含する。ストレージバケットの割り当ては、図8に示されるような、RU割り当てに類似する。図11の一例においては、RU1についてのパケットが失敗した場合、この実施形態における代替的な例においては、ストレージバケット1は、インクリメントすることができる。RU10が失敗した場合、ストレージバケット1および2が、インクリメントされる。ストレージバケットに対するこれらのインクリメントは、ネットワークについての誤り統計を提供することができる。
図10の例示的なプロセスに戻ると、狭帯域干渉を有するシナリオにおいては、ストレージバケットの誤り統計は、ネットワークにおける狭帯域干渉の存在を示すことができ、1002において、APは、これらのインジケーションを使用して、狭帯域干渉を有する特定のRUを識別することができる。1003において、APは、本明細書において説明されるようなトリガフレームのHE−SIG−BにおけるRUサイレンシングメカニズムを使用して、先に追跡された狭帯域干渉統計に対応するRUをサイレンシングした、OFDMA送信をスケジュールすることができる。
RUサイレンシングは、例えば、図12Aに示されるような状況において、干渉を緩和するために、使用することもできる。図12Aにおいては、AP201aの1つのBSS203が、別名オーバラッピングBSS(OBSS)と呼ばれる、AP201bの第2のBSS207と重なり合うカバレージを有し、さらに、WTRU202bおよび202aが、AP201aのBSS203に接続され、WTRU202cおよび202dが、AP201bのBSS207に接続される、例示的な環境が、示されている。
図12Aに示されるような例において、干渉を緩和するために、RUサイレンシングを使用することは、図12Bに示されるような手順によって、達成することができる。一実施形態においては、1201において、AP201aは、AP201bと無線217で調整を行うことができる。あるいは、AP201aおよびAP201bは、別の直接的または間接的な有線接続を通して、通信することができる。1202において、AP201aおよびAP201bは、稠密なネットワークにおける干渉緩和を可能にするために、送信のための好ましいRUを示すことによって、ネゴシエートすることができる。別の実施形態においては、3つ以上のAPが、存在することができ、調整およびネゴシエーションは、集中化または分散することができ、ならびに/または調整およびネゴシエーションは、ネットワーク上において接続されるが、関連するBSSの外部にある、別のWTRUまたはAPによって、実行することができる。
1203において、AP201aは、本明細書において説明されるような、トリガフレームのHE−SIG−Bにおける、RUサイレンシングメカニズムを使用することによって、互いに干渉する、203および207のOBSSのRUをサイレンシングするなど、1202のネゴシエーションに基づいてRUをサイレンシングした、OFDMA送信をスケジュールすることができる。あるいは、互いに干渉するAPが、互いに直交する好ましいRUを設定するような方法で、RUを選択することができる。
さらに、サブチャネライゼーションを使用する、DL HE−MU−PPDUにおけるRU抑制メカニズムは、異なるRU割り当てに異なる送信電力を割り当てて、与えられたリソース上において、より僅かなエネルギーが送信されることを可能にすることができる。各RUにおいて使用される送信電力は、(OBSSにおいて干渉を抑制するために必要とされる)閾値よりも小さいが、送信機と受信機との間で送信を成功させるために必要とされる送信電力以上である値になるように、設定することができる。
図2におけるものなど、MU−MIMO方式を使用する通信システムにおいては、異なる処理能力およびタイミングオフセットを有するWTRUのためのアップリンク送信が、生じることができる。複数のWTRUが、一緒に送信するとき、送信されたパケットは、異なる時刻に、受信機(例えば、AP)に到着することができる。これは、APが、すべてのWTRUとは異なるラウンドトリップ伝搬遅延および/または処理遅延を有することがあるために、生じることができる。WTRUの異なる処理能力およびタイミングオフセットに基づいて、パケットが限られた時間窓内において受信機に到着することを保証するための方法を、検討することができる。パケットがAPに同時に到着することを保証し、UL MU送信のためのタイミング同期およびトリガパディングに対処するために、少なくとも1つの実施形態は、トリガフレームの適切なパディングとタイミング調整との組み合わせを検討する。
図13Aは、1つまたは複数の実施形態において、トリガパディングに対処するための例示的な手順を示している。1301において、WTRUとAPとの間において、アソシエーションが、生じることができる。WTRUアソシエーションは、WTRUが、APにプローブ要求を送信することと、APが、WTRUにそれの能力を通知するプローブ応答を送信することと、WTRUが、認証を実行し、アソシエーション要求、それがBSSに参加することを望むことを示すインジケーションをAPに送信することと、APが、WTRUが承認されたかどうかを示すアソシエーション応答を送信することとを含むことができる。
1302において、WTRUがBSSに入るときに実行される、WTRUアソシエーションの間、APは、APがパディングレベルを推定することを可能にするために、各WTRUによって必要とされるパケット拡張の量を測定または推定することができる。あるいは、WTRUは、WTRUによって必要とされるパケット拡張の量を、アソシエーション応答の間に、パラメータとしてAPに送信すること、または能力情報として送信することができる。
1303において、APは、すべてのWTRUが、トリガフレームの処理を完了し、トリガフレームの終りのSIFS内において返答することができることを保証するために必要とされる、パディングを推定することができる。トリガフレームをより速く処理することができるWTRUに対しては、より小さいパディングを使用することができ、一方、より長い時間をかけてトリガフレームを処理することができるWTRUに対しては、より大きいパディングを使用することができる。したがって、WTRUの能力に基づいて、APによって、SIFSを決定することができる。
一実施形態においては、パディングは、HE−PPDUトリガのためのトリガフレーム上におけるパケット拡張として、実施することができる。あるいは、または加えて、パディングは、非HTベースのPPDUトリガのための集約されたダミーMACフレームとして、実施することができる。
1304において、APは、すべてのWTRUがそれらの送信をAPにおいて揃えることを保証するために、タイミング調整を推定することができる。大きい伝搬遅延を有するWTRUは、送信を早く開始することができ、一方、小さい伝搬を経験するWTRUは、送信をより遅く開始することができる。
先行するフレーム交換において、APは、WTRUが肯定応答(ACK)を返信するために使用する、WTRUについての送信時間および応答時間を測定することができる。APは、各WTRUについての伝搬遅延のリストを維持することができる。APは、後続する関連付けられたUL−COBRA送信のために一緒にグループ化するWTRUの識別のために、このリストを使用することができる。APは、各WTRUまたはWTRUのグループのために必要とされるタイミング進み、およびトリガフレームのために必要とされる全体的なパディングを推定するためにも、この情報を使用することもできる。したがって、MUグループ内のWTRUについて送信を揃えることは、パディングおよびタイミング調整の両方の関数とすることができる。
例においては、対応するパケット拡張パディングパラメータである(alpha_1、alpha_2、...、alpha_n)、およびタイミング調整である(t1、t2、...、tn)を有する、n個のWTRU(例えば、WTRU1、WTRU2、...、WTRU n)が存在することを仮定することができ、その場合、802.11axのタスクグループax(TGax)によって要求されるような、+/−0.4μsec以内の到着を保証するために、以下の式を適用することができる。
F(alpha_1,t1)≒F(alpha_2,t2)≒F(alpha_n,tn)
1305において、タイミング進みおよびパディング情報は、送信の開始のインジケーションを提供するアクションフレーム(例えば、トリガフレーム)内において、APによって各WTRUに送信することができる。
実施形態においては、APは、WTRUiのためのパラメータ(パディングパラメータalpha_iおよびタイミング調整ti)を合同で設計し、各WTRU毎に、パディングパラメータalphaおよびタイミング調整tの別々の値をもたらすことができる。このシナリオにおいては、トリガフレームは、HE−SIG−B WTRU固有のサブフィールドにおけるパラメータフィールドとして、パラメータalpha_iおよびtiを送信することができる。
APは、すべてのWTRUのためのパラメータalphaを合同で設計し、その後、各WTRU毎に、パラメータtiを別々に設計することができる。このシナリオにおいては、トリガフレームは、HE−SIG−B共通サブフィールドにおいて、パラメータalpha_iを、HE−SIG−B WTRU固有のサブフィールドにおけるパラメータフィールドとして、各パラメータtiを送信することができる。
例えば、alphaは、WTRUのグループにおける最悪ケースのWTRUに基づいて、選択することができる。このケースにおいては、各WTRUについてのパラメータtiの値は、1回推定され、タイミング調整は送信される任意のフレームのラウンドトリップ時間に基づくことができるので、いずれの送信においても使用することができる。加えて、または代替として、パラメータalphaは、基準レベルに基づいて、選択することができる。このケースにおいては、タイミング調整は、各パケット拡張(PE)レベル毎に、推定することができる。パケットは、受信機にデコードのための時間を与えるために、ダミーデータによって拡張することができる。PEレベルは、例えば、1/4、1/2、3/4、または1OFDMシンボルとすることができる。
図13Bは、時間同期に対処するための手順の例を示している。1311において、APは、送信するデータを有するWTRUを決定するために、グループに属するすべてのWTRUに対して、バッファステータス要求(BSR)を実行することができる。BSRフレームにおいて、APは、BSR応答フレームのタイムスタンプを報告するように、意図するWTRUに要求することができる。BSR応答フレーム内において、第kのWTRUは、自らのタイムスタンプT0kを報告することができる。
APは、第kのWTRUについてのBSR応答フレームの到着の時間を、T1kとして記録することができる。1312において、T0k、T1k、ならびにBSR応答フレームの送信順序および持続時間に従って、APは、第kのWTRUの伝搬遅延および処理遅延の合計を決定し、それをΔkとして記録することができる。加えて、またはあるいは、APは、WTRUアソシエーションの間に、この情報を要求することができる。
1313において、APは、すべてのΔk、k=1、...、Kを収集し、(合同推定のケースにおいては)WTRUの特定のパディング係数に基づいて、または(別々の推定のケースにおいては)UL MU送信についてのパディング係数の決定された値に基づいて、各WTRUについてのタイミング補正を決定することができる。正の値のTkは、タイミング遅れを表すことができ、負の値のTkは、タイミング進みを表すことができ、または反対とすることができる。
1314において、APは、パラメータTkおよびパラメータalphaを量子化し、それらをトリガフレーム内においてWTRUに送信することができる。WTRUが、パラメータTkを受信したとき、それらは、トリガパケット拡張(すなわち、パディング)を考慮した後に、タイミング遅れまたはタイミング進みを実行することができる。
1315において、APは、タイミング補正が、WTRUの現在のグループに関して満足することができるものでない(例えば、WTRU間の時間差が大きすぎる)ときは、UL COBRAグループを再定義することができ、または別のグループ化戦略を適用することができる。
上述の例示的な手順に従って、タイミング補正のために、遅延を利用することができる。別の例においては、タイミング補正を計算するために、ラウンドトリップ遅延を利用することができる。
本明細書において説明される実施形態は、802.11固有のプロトコルを考えているが、本明細書において説明されるソリューションは、802.11に制限されず、他の無線システムおよび規格(例えば、LTE、LTE−A、WiMAX、5Gなど)にも同様に適用可能であることを理解することができよう。
設計および手順の例においては、様々なフレーム間隔を示すために、SIFSが使用されるが、同じ実施形態において、縮小フレーム間隔(RIFS)または他の合意された時間間隔など、他のすべてのフレーム間隔を適用することができる。
特定の規格であるIEEE802.11プロトコルに対する言及がなされたが、本明細書において開示される実施形態は、いずれのIEEE802.11プロトコルとも独立して、または併せて、使用することができる。
上では特徴および要素が特定の組み合わせで説明されたが、各特徴または要素は、単独で使用することができ、または他の特徴および要素との任意の組み合わせで使用することができることを当業者は理解されよう。加えて、本明細書において説明された方法は、コンピュータまたはプロセッサによって実行される、コンピュータ可読媒体内に包含された、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施することができる。コンピュータ可読媒体の例は、(有線または無線接続上で送信される)電子信号、およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、それらに限定されない。ソフトウェアと連携するプロセッサを使用して、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数送受信機を実施することができる。

Claims (11)

  1. 干渉を最小化するためにIEEE802.11axアクセスポイント(AP)において使用される方法において、
    1つもしくは複数の近隣APと調整を行うことによって、または前記APと関連付けられた1つもしくは複数のチャネルの状態を分析することによって、複数の無線送受信ユニット(WTRU)に送信される直交周波数分割多元接続(OFDMA)信号の1つまたは複数のリソースユニット(RU)をサイレンシングすることに決定するステップと、
    前記複数のWTRUのうちのWTRUと関連付けられた識別子を含むとともに、前記1つまたは複数のRUがサイレンシングされたことを示すインジケーションを含む、高効率信号−B(HE−SIG−B)フィールドを生成するステップであって、前記HE−SIG−B構造は、対応するRUがサイレンシングされ、データを搬送しないことを示す、事前決定された値に対応する、WTRU−IDフィールドを含む、ステップと、
    前記1つまたは複数のサイレンシングされたRUを含む前記HE−SIG−Bフィールドを含む前記OFDMA信号を、前記複数のWTRUに送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記複数のWTRUのタイミング調整情報のためのパディングを決定するステップと、
    パディングおよびタイミング調整情報を、前記複数のWTRUに送信するステップと
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記決定は、前記APと関連付けられたチャネルの状態を分析することに基づき、前記方法は、
    前記1つまたは複数のRUのパケット失敗と関連付けられた少なくとも1つのストレージバケットをインクリメントすることと、
    前記少なくとも1つのインクリメントされたストレージバケットと関連付けられた前記1つまたは複数のRUをサイレンシングすることと
    を含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記決定は、前記APと関連付けられたチャネルの状態を分析することに基づき、前記方法は、
    26トーンRU粒度におけるパケット失敗率が閾値を満たすかどうかを評価することと、
    前記閾値が満たされたという条件において、前記パケット失敗率と関連付けられた前記1つまたは複数のRUのうちのRUをサイレンシングすることと
    を含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記近隣APと調整を行うことは、
    前記APの1つまたは複数の好ましいRUを選択することと、
    前記1つまたは複数の近隣APの1つまたは複数の好ましいRUを示すインジケーションを受け取ることと、
    前記1つまたは複数の近隣APが前記APの前記好ましいRUをサイレンシングすることを可能にするために、前記1つまたは複数の近隣APに、メッセージ、前記APの前記好ましいRUを示すインジケーションを送信することと
    を含む請求項1に記載の方法。
  6. 1つまたは複数の送受信機に動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサを備えるアクセスポイント(AP)において、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、1つもしくは複数の近隣APと調整を行うことによって、または前記APと関連付けられた1つもしくは複数のチャネルの状態を分析することによって、複数の無線送受信ユニット(WTRU)に送信される直交周波数分割多元接続(OFDMA)信号の1つまたは複数のリソースユニット(RU)をサイレンシングすることに決定することと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記複数のWTRUのうちのWTRUと関連付けられた識別子を含むとともに、前記1つまたは複数のRUがサイレンシングされたことを示すインジケーションを含む、高効率信号−B(HE−SIG−B)フィールドを生成することであって、前記HE−SIG−B構造は、対応するRUがサイレンシングされ、データを搬送しないことを示す、事前決定された値に対応する、WTRU−IDフィールドを含む、生成することと、
    前記1つまたは複数の送受信機によって、前記1つまたは複数のサイレンシングされたRUを含む前記HE−SIG−Bフィールドを含む前記OFDMA信号を、前記複数のWTRUに送信することと
    を行うように構成されるAP。
  7. 前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記複数のWTRUのタイミング調整情報のためのパディングを決定することと、
    前記1つまたは複数の送受信機によって、パディングおよびタイミング調整情報を、前記複数のWTRUに送信することと
    を行うようにさらに構成される請求項6に記載のAP。
  8. 前記決定することは、前記APと関連付けられたチャネルの状態を分析することに基づき、前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記1つまたは複数のRUのパケット失敗と関連付けられた少なくとも1つのストレージバケットをインクリメントすることと、
    前記少なくとも1つのインクリメントされたストレージバケットと関連付けられた前記1つまたは複数のRUをサイレンシングすることと
    を行うようにさらに構成される請求項6に記載のAP。
  9. 前記決定することは、前記APと関連付けられたチャネルの状態を分析することに基づき、前記1つまたは複数のプロセッサは、
    26トーンRU粒度におけるパケット失敗率が閾値を満たすかどうかを評価することと、
    前記閾値が満たされたという条件において、前記パケット失敗率と関連付けられた前記1つまたは複数のRUのうちのRUをサイレンシングすることと
    を行うようにさらに構成される請求項6に記載のAP。
  10. 前記近隣APと調整を行う際に、前記APは、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって、前記APの1つまたは複数の好ましいRUを選択することと、
    前記1つまたは複数の送受信機によって、前記1つまたは複数の近隣APの1つまたは複数の好ましいRUを示すインジケーションを受け取ることと、
    前記1つまたは複数の送受信機によって、前記1つまたは複数の近隣APが前記APの前記好ましいRUをサイレンシングすることを可能にするために、前記1つまたは複数の近隣APに、メッセージ、前記APの前記好ましいRUを示すインジケーションを送信することと
    を行うようにさらに構成される請求項6に記載のAP。
  11. 干渉を最小化するためにIEEE802.11axの無線送受信ユニット(WTRU)において使用される方法において、
    アクセスポイント(AP)から、WTRU固有の高効率共通信号−B(HE−SIG−B)を用いて、プリアンブルを含む直交周波数分割多重OFDMA信号を受信するステップであって、前記HE−SIG−Bフィールドは、少なくとも1つのWTRU−IDフィールドを含む、ステップと、
    前記WTRU−IDフィールド内の値が、対応するリソースユニットがサイレンシングされ、データを搬送しないことを示す、事前決定された値に対応するかどうかを決定するステップと、
    前記決定に基づいて、前記受信されたOFDMA信号を処理するステップと
    を含む方法。
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