JP2019511820A - 局所的に調光可能な導光板およびそれを含む表示装置 - Google Patents

局所的に調光可能な導光板およびそれを含む表示装置 Download PDF

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Abstract

本明細書において導光板(105)および少なくとも1つの光バルブ層(115)を含む導光アセンブリ(110)と、当該導光板に光学的に結合された少なくとも1つの光源(125)とを含むバックライトユニットであって、当該導光アセンブリにおけるある領域が、アクティブ状態と非アクティブ状態との間で切り替わるように構成され、アクティブ領域が、入射光の少なくとも約90%を透過し、非アクティブ領域が、入射光の約10%未満を透過する、バックライトユニットを開示する。さらに、そのようなバックライトユニットを含む表示装置が、画像を表示する方法と共に開示される。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条の下、2016年3月31日に出願された米国特許仮出願第62/316011号に対する優先権の恩典を主張するものであり、なお、本出願は、当該仮出願の内容に依拠し、ならびに当該仮出願の全体が参照により本明細書に組み入れられる。
本開示は、概して、導光板およびそのような導光板を含む表示装置、より詳細には、局所的に調光可能なエッジライト型導光板および装置に関する。
液晶ディスプレイ(LCD)は、様々なエレクトロニクス、例えば、携帯電話、ラップトップ、電子タブレット、テレビ、およびコンピュータのモニターなど、において一般的に使用されている。しかしながら、LCDは、他の表示技術と比較した場合、明るさ、コントラスト比、効率、および/または視野角に関して制限され得る。例えば、他の表示技術と競争するために、従来のLCDにおいて、電力要件および装置サイズ(例えば、厚さ)のバランスを取りつつ、より高いコントラスト比、色域、および/または明るさが、依然として求められている。
LCDは、光を発生させるためのバックライトユニット(BLU)を含み得、当該光は、次いで、所望の画像を生成するために、変換、フィルタリング、および/または偏光され得る。BLUは、例えば、導光板(LGP)の端部に結合された少なくとも1つの光源を含む、エッジライト型であり得るか、または、例えば、LCDパネルの背後に配置された二次元配列の光源を含む、バックライト型であり得る。ダイレクトライト型BLUは、エッジライト型BLUと比較した場合、向上したコントラストの利点を有し得る。例えば、画像における暗い領域を生成するために、ダイレクトライト型BLUにおける様々な光源を消すことにより、局所的調光を提供することができる。しかしながら、ダイレクトライト型BLUにおいて、所望の光均一性を達成するためおよび/またはホットスポットを回避するために、当該光源は、LGPからある距離に配置され得、結果として、ディスプレイ全体の厚さは、エッジライト型BLUより大きくなる。
したがって、1つまたは複数の上記の欠点に対処する表示装置用のBLUを提供すること、例えば、向上したコントラスト比を有するより薄いBLUを提供することは、有利であろう。バックライト型BLUと同様の局所的調光能力も提供しつつ、エッジライト型BLUと同程度にまで厚さの減じられた、表示装置用のBLUを提供することも有利であろう。
本開示は、様々な実施形態において、導光板および少なくとも1つの光バルブ層を含む導光アセンブリと、当該導光板に光学的に結合され、当該導光板内へと光を注入するように構成された、少なくとも1つの光源とを含むバックライトユニットであって、当該導光アセンブリがさらに、第一領域および第二領域を含み、当該第一領域が、アクティブ状態と非アクティブ状態との間で切り替え可能である、バックライトユニットに関する。いくつかの実施形態において、アクティブ状態では、第一領域の光放出面は、当該第一領域における対応するリアパネルに面した表面に入射した注入光の少なくとも約90%を透過し、非アクティブ状態では、第一領域の光放出面が、当該第一領域における当該対応するリアパネルに面した表面に入射した注入光の約10%未満を透過する。他の実施形態において、アクティブ状態では、光放出面に入射した注入光の少なくとも約90%が、第一領域によって透過され、非アクティブ状態では、光放出面に入射した注入光の約10未満が、第一領域によって透過される。そのようなバックライトユニットを含む表示装置および照明装置も、画像を表示する方法と共に開示される。
ある特定の実施形態において、当該光源は、LGPの1つまたは複数の端部に結合され得る。他の実施形態により、当該導光アセンブリの第二領域は、アクティブ状態と非アクティブ状態との間で切り替わることができる。当該LGPは、二次元配列において配置された複数のタイルを含み得、そのようなタイルの1つまたは複数は、LGPの第一または第二領域に対応する。光バルブ層は、LGPの光放出面またはリアパネルに面した表面のどちらかに接触または隣接し得る。
様々な実施形態において、当該BLUはさらに、アクティブ状態と非アクティブ状態との間で第一および/または第二領域を切り替えるように構成された切り替えメカニズムを含む。当該切り替え時間は、例えば、約10ミリ秒(ms)から約10秒(s)の範囲であり得る。当該切り替えメカニズムは、LGPと、当該LGPに隣接する光バルブ層の少なくとも一部との間の接触を誘導することができるか、または、LGPに接触している光バルブ層の少なくとも一部の物理特性を変化させることができる。ある特定の実施形態により、LGPに隣接する光バルブ層は、拡散材料または光散乱材料を含み得る。他の実施形態において、LGPに接触する光バルブ層の少なくとも一部は、偏光、屈折率、および/またはテクスチャ特性を変化させるように誘導することができる。
本開示は、画像を表示する方法であって、複数の光源を、光放出面上に逆プリズムフィルムを含む導光板の少なくとも1つの端部に、光学的に結合させるステップと、第二表示領域の第二光透過率より高い第一光透過率を有する第一表示領域を生じるように、当該複数の光源における少なくとも2つの光源のパルス幅を調節するステップと、を含む、方法にも関する。いくつかの実施形態により、当該複数の光源は、当該LGPの1つの端部に光学的に結合され得る。当該複数の光源における第一光源は、当該複数の光源における第二光源とは異なるパルス幅を有することができる。他の実施形態において、第一複数の光源は、当該LGPの1つの端部に結合され得、第二複数の光源は、当該LGPにおける隣接する端部に結合され得る。当該第一複数の光源における第一光源は、当該第二複数の光源における第二光源とは異なる第一パルス幅を有し得る。
本開示のさらなる特徴および利点について、以下の詳細な説明において述べ、一部、その説明から当業者には容易に明らかとなるか、または以下の詳細な説明、特許請求の範囲、ならびに添付の図面を含め、本明細書において説明されるような当該方法を実践することによって認識される。
上述の全般的な説明および以下の詳細な説明は両方とも、本開示の様々な実施形態を提示し、特許請求の範囲の性質および特徴を理解するための概説または枠組みを提供することを意図することは理解されるべきである。添付の図面は、本開示のさらなる理解を提供するために含まれており、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部をなすものである。図面は、本開示の様々な実施形態を例示しており、説明と共に本開示の原理および作用を説明する役割を果たす。
以下の詳細な説明は、以下の図面と併せて読むことでさらに理解することができ、当該図面において、可能な場合、同じ番号は、同じ要素を示すために使用される。
本開示のいくつかの実施形態による、アクティブ状態および非アクティブ状態の第一例示的バックライトユニットを示す。 本開示のいくつかの実施形態による、アクティブ状態および非アクティブ状態の第一例示的バックライトユニットを示す。 本開示の他の実施形態による、アクティブ状態および非アクティブ状態の第二例示的バックライトユニットを示す。 本開示の他の実施形態による、アクティブ状態および非アクティブ状態の第二例示的バックライトユニットを示す。 本開示の様々な実施形態による、アクティブ状態および非アクティブ状態の第三例示的バックライトユニットを示す。 本開示の様々な実施形態による、アクティブ状態および非アクティブ状態の第三例示的バックライトユニットを示す。 本開示のさらなる実施形態による、アクティブ状態および非アクティブ状態の第四例示的バックライトユニットを示す。 本開示のさらなる実施形態による、アクティブ状態および非アクティブ状態の第四例示的バックライトユニットを示す。 本開示のさらなる実施形態による、アクティブ状態および非アクティブ状態の第五例示的バックライトユニットを示す。 本開示のさらなる実施形態による、アクティブ状態および非アクティブ状態の第五例示的バックライトユニットを示す。 様々なパルス幅の光源を示す。 様々なパルス幅の光源を示す。 本開示のある特定の実施形態による、逆プリズムフィルムを含む導光板を示す。 本開示の様々な実施形態による、様々なパルス幅を有する光源の二次元配列を示す。
バックライトユニット
本明細書において導光板および少なくとも1つの光バルブ層を含む導光アセンブリと、当該導光板に光学的に結合され、当該導光板内へと光を注入するように構成された、少なくとも1つの光源と、を含むバックライトユニットであって、当該導光アセンブリがさらに、第一領域および第二領域を含み、当該第一領域が、アクティブ状態と非アクティブ状態との間で切り替え可能である、バックライトユニットを開示する。いくつかの実施形態において、アクティブ状態では、第一領域の光放出面は、当該第一領域における対応するリアパネルに面した表面に入射した注入光の少なくとも約90%を透過し、非アクティブ状態では、第一領域の光放出面が、当該第一領域における当該対応するリアパネルに面した表面に入射した注入光の約10%未満を透過する。他の実施形態において、アクティブ状態では、光放出面に入射した光の少なくとも約90%が、第一領域によって透過され、非アクティブ状態では、光放出面に入射した光の約10未満が、第一領域によって透過される。そのようなバックライトユニットを含む様々な装置、例えば、数例を挙げると、表示装置および照明装置、例えば、テレビ、コンピュータ、電話、タブレット、および他の表示パネル、照明器具、ソリッドステート照明、掲示板、および他の建築要素など、も本明細書において開示される。
図1A〜Bは、それぞれ、非アクティブ状態(100)およびアクティブ状態(100’)のバックライトユニット(BLU)の例示的一実施形態を示している。導光アセンブリ110は、導光板(LGP)105と、当該LGP105の表面に隣接する光バルブ層115とを含み得る。光源125、例えば、少なくとも1つの発光ダイオード(LED)など、は、光Lを当該LGP中に導入または注入するように、当該LGP105に光学的に結合することができる。
本明細書において使用される場合、用語「光学的に結合された」は、LGPに光を導入または注入するように、光源がLGPに対して位置されることを示すことが意図される。光源は、たとえLGPに物理的に接触していなくても、LGPに光学的に結合させることができる。図1に示されるように、BLUは、例えば、LGP105の端部101に隣接または接触して配置された光源225などを有する、エッジライト型であり得る。当然のことながら、必要に応じて、所望の光出力効果を実現するために、バックライト型BLU配置を含む、任意の光源の配置が可能である。光がLGPに注入されるとき、ある特定の実施形態によれば、当該光は、全内部反射(TIR)により、LGP内において反射光RLとして伝搬し得る。
全内部反射(TIR)は、第一屈折率を有する第一材料(例えば、ガラス、プラスチックなど)内を伝播する光が、第一屈折率より低い第二屈折率を有する第二材料(例えば、空気など)との界面において全反射され得る現象である。TIRは、異なる屈折率を有する2つの材料の界面での光の屈折を説明するスネルの法則:
sin(θ)=nsin(θ
を使用して説明することができる。スネルの法則により、nは、第一材料の屈折率であり、nは、第二材料の屈折率であり、θは、界面への垂線に対する、界面に入射する光の角度(入射角)であり、θは、当該垂線に対する反射光の屈折角である。屈折角(θ)が90°、例えば、sin(θ)=1、の場合、スネルの法則は、
Figure 2019511820
として表すことができる。このような条件下での入射角θは、臨界角θとも呼ばれ得る。臨界角より大きい入射角(θ>θ)を有する光は、第一材料内において、完全に内部反射されるであろうが、その一方で、臨界角以下の入射角(θ≦θ)を有する光は、第一材料によって透過されるであろう。空気(n=1)とガラス(n=1.5)との間の例示的界面の場合、臨界角(θ)は、41°として計算することができる。したがって、ガラス内を伝搬する光が、41°より大きい入射角で空気−ガラス界面に当たった場合、全ての入射光は、入射角に等しい角度で当該界面から反射されるであろう。当該反射光が、第一界面と同じ屈折率関係を有する第二界面に当たった場合、第二界面に入射した光は、当該入射角に等しい反射角において再び反射されるであろう。したがって、例えば、ガラスが、2つの対向する空気−ガラス界面を形成するような、2つの対向する平行な表面を有するガラス板である場合、当該ガラス板に注入された光は、当該ガラス板中を通って伝搬することができ、界面条件が変わらない限り、または変わるまで、平行な第一および第二界面の間で交互に反射し得る。
図1Aを再び参照すると、当該LGP105は、光放出面102と、リアパネルに面した表面103とを有し得る。本明細書において使用される場合、「光放出面」は、意図される使用者に面した、LGP(または導光アセンブリまたはBLU)の主要面、例えば、使用者に向かって光を放出する主要面、を示すことが意図される。同様に、「リアパネルに面した表面」は、使用者とは反対側を向いた主要面、例えば、存在する場合、装置のリアパネルに向いた、LGP(または導光アセンブリまたはBLU)における反対側の主要面、を示すことが意図される。
光バルブ層は、光放出面102(例えば、図3Aに示されるような)またはリアパネルに面した表面103(例えば、図1Aに示されるような)のどちらかに隣接または接触して配置され得る。様々な実施形態により、光バルブ層は、表面102または103のどちらかから離間され得るが、以下においてより詳細に説明されるように、1つまたは複数のメカニズムによって当該表面に接触するように誘導することもできる。あるいは、光バルブ層は、表面102または103のどちらかに接触していてもよく、ならびに、以下においてより詳細に説明される、1つまたは複数のメカニズムによってその構成を変化させるように誘導することもできる。いくつかの実施形態において、光放出面102に接触している光バルブ層は、構成を変化させるように誘導され得るが、その一方で、リアパネルに面した表面103に隣接する光バルブ層は、当該表面に接触するように誘導することができる。本明細書において使用される場合、用語「接触」は、特に明記されない限り、例えば、介在する層または構成要素など無く、2つ以上の列挙された構成要素の間での直接的な物理的接触を示すことが意図される。
ここで、図1〜5に関して、「アクティブ」状態および「非アクティブ」状態についてより詳細に説明する。明瞭化および説明のために、アクティブ化された構成要素および/またはユニットは、添付の図において(’)のシンボルを伴って示される。本明細書において使用される場合、用語「アクティブ」は、光バルブ層の少なくとも1つの部分または構成要素が、LGP内のTIRに影響を及ぼすように、「オン」に変えられるかまたは切り替えられるような構成を示すことが意図される。例えば、様々な実施形態において、当該光バルブ層は、光散乱材料を含み得、当該光散乱材料は、LGPに接触させた場合、当該光バルブ層によって接触されたLGPの当該領域におけるTIRを阻害し、入射光は、光放射面を向いた方向において前方散乱を受け、結果として、リアパネルに面した表面の当該接触した領域に対応する光放出面によって透過される光の量を増加させる。したがって、アクティブ状態の光バルブ層を含む導光アセンブリのアクティブ部分の場合、当該LGPにおける対応する領域の光放出面またはリアパネルに面した表面に入射した注入光の透過率は、約90%以上、例えば、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%を超え得、例えば、約90〜100%の範囲であり得る。
用語「非アクティブ」は、光バルブ層の少なくとも1つの部分または構成要素が、LGP内のTIRに影響を及ぼさないかまたは実質的に影響及ぼさない構成を示すことが意図される。したがって、非アクティブ状態の光バルブ層を含む導光アセンブリの非アクティブ部分の場合、当該LGPにおける対応する領域の光放出面またはリアパネルに面した表面に入射した注入光の透過率は、約10%未満、例えば、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約9%、8%、7%、6%、5%、4%、3%、2%、または1%未満であり得、例えば、約0〜10%の範囲であり得る。
光バルブ層のそれぞれの部分は、必要に応じて、所望の光出力を生じるように、「オン」(アクティブ)および「オフ」(非アクティブ)に切り替えることができる。そのため、当該光バルブ層の1つまたは複数の部分は、LGPと光学的におよび/または物理的に相互作用する「バルブ」として機能し得、ならびに導光アセンブリの特定の所望の領域に対して、光出力に影響を及ぼすために開閉することができる。ある特定の実施形態において、そのようなバルブの作動は、本明細書においてより詳細に説明されるように、LGP内でのTIRの原理に基づき得る。
図1Aは、非アクティブ状態の例示的BLU100を示している。例えば、リアパネルに面した表面103に隣接する光バルブ層115は、当該表面から離間されており、したがって、LGP105内のTIRに影響を及ぼし得ない。図1Bは、導光アセンブリ110’の第一領域111’がアクティブ状態であるようなBLU100’を示している。例示される当該実施形態において、当該光バルブ層115は、可動部120を含み、そのうちの1つは、アクティブ化されているか(120’)、または「オン」に切り替えられている。当該可動部120は、いくつかの実施形態において、電気機械システム、例えば、微小電気機械システム(MEMS)、の全てまたは一部を含み得、制御ユニット(図示されず)などのスイッチメカニズムによって制御され得る。当該可動部120は、機械的要素120aおよび光学的要素120b、例えば、拡散または散乱材料など、を含み得る。例示的拡散または散乱材料は、例えば、シリカ、チタニア、ポリメチル−メタクリレート球などを含有するポリマー樹脂などを含み得る。
電気信号の受信の際に、当該可動部120の機械的要素120aは、当該光学的要素120bとLGP105の当該リアパネルに面した表面103との間の直接的な物理的接触を誘導するようにアクティブ化することができる。このアクティブ状態において、アクティブ化された可動部120’によって実証されるように、第一領域111’における当該リアパネルに面した表面103に入射した注入光に対して、TIRが減じられ得(例えば、TIR<10%)、それにより、LGPを通って伝搬する光RLは、可動部120’において当該リアパネルに面した表面103から前方に散乱され、例えば、当該前方散乱光は光放出面に対して臨界角以下の角度を有するため、当該光は、透過光TLとして、当該光放出面102の当該対応する領域を通って透過される。例えば、当該前方散乱光の約90%以上が、当該臨界角(θ)未満の入射角(θ)を有し得る。対照的に、第二領域112における当該リアパネルに面した表面103の一部は、それと接触するアクティブ化された構成要素を含まず、よって、減少したTIRを示さず(例えば、TIR>90%)、当該光放出面102の当該対応する領域は、光を透過しないか、または実質的に透過しないであろう。したがって、いくつかの実施形態において、使用者によって見られるとき、第一領域111’に対応するディスプレイの一部は、照明されているように見え得るが、その一方で、第二領域112に対応するディプレイの一部は、暗く見え得る。
図1A〜Bは、可動部120の間にギャップを有するように示されているが、この図は、本開示の態様を単に例示するためのものであり、実際には、これらのギャップは存在しなくてもよいことは理解されるべきである。その上、図1Bは、アクティブ化された可動部120’を1つだけ示しているが、必要に応じて、所望の光出力を生じるように、任意の数の可動部120をアクティブ化することができることは理解されるべきである。さらに、可動部120を別々に制御可能とすることも可能であり、例えば、第一領域(111’)は、アクティブ/非アクティブの可動部を有し得、ならびに第二領域(例えば、112)は、アクティブ/非アクティブの可動部を有し得る。最後に、図1A〜Bに示される実施形態は単なる例示であり、添付の特許請求の範囲に対する制限であることを意図するものではないことは、理解されるべきである。光学的構成要素とLGP表面との間の接触を誘導するために、任意の好適な配置を使用してもよく、それは、本開示の範囲内であることが意図される。
図2A〜Bは、それぞれ、非アクティブ状態(200)およびアクティブ状態(200’)のBLUの別の例示的実施形態を示している。図1A〜Bと同様に、導光アセンブリ210は、LGP205と、当該LGP205の表面に隣接する光バルブ層215とを含み得る。光源225は、LGP、例えば、LGP205の少なくとも1つの端部201など、に光Lを導入するように、当該LGPに光学的に結合させることができる。図示されているように、光バルブ層215は、1つまたは複数のフレームまたはキャビティ235を含むことができ、それらは、荷電された材料230を収容し得る。当該荷電された材料230は、任意の物理的状態、例えば、固体または液体など、であってもよく、ならびに正電荷または負電荷を有してもよく、または、いくつかの実施形態では、正または負に荷電された材料の混合物を使用することができる。好適な荷電された材料230の非限定的な例は、例えば、顔料、ポリスチレンビーズ、高分子電解質、強磁性体、および同様の材料を含み得る。
図1Aと同様に、非アクティブ状態において(図2Aに表されるような)、リアパネルに面した表面203に隣接する光バルブ層215内の荷電された材料230は、当該表面から離間されており、したがって、LGP205内のTIRに影響を及ぼし得ない。当該非アクティブ状態において、層215の一部は、表面203に接触状態にあり得(例えば、キャビティ235の側壁)、その一方で、層215の他の部分は、表面203から離間され得る(例えば、キャビティ内の材料230)ことに注目されたい。図2Bは、導光アセンブリ210の少なくとも第一領域211’がアクティブ状態にある、BLU200’を示している。図示されている実施形態において、選択されたキャビティ235’内の荷電された材料230’は、LGP205の表面203にその材料を引き付けることによって、アクティブ化されているかまたは「オン」に切り替えられている。
例えば、1つまたは複数の正電極または負電極(図示されず)を含む切り替えメカニズムなどによる電場の適用において、1つまたは複数のキャビティ235内における荷電された材料230をアクティブ化することにより、当該荷電された材料230とLGP205のリアパネルに面した表面203との間の直接的な物理的接触を誘導することができる。このアクティブ状態において、アクティブ化された材料230’によって実証されるように、第一領域211’における当該リアパネルに面した表面203に入射した注入光に対して、TIRが減じられ得(例えば、TIR<10%)、それにより、当該LGPを通って伝搬する光RLは、移動部220’において当該リアパネルに面した表面203から前方に散乱され、例えば、前方散乱光は当該光放出面に対して臨界角以下の角度を有するため、当該光は、透過光TLとして当該光放出面202の当該対応する領域を通って透過される。例えば、前方散乱光の約90%以上は、臨界角(θ)未満の入射角(θ)を有し得る。対照的に、第二領域212におけるリアパネルに面した表面203の一部は、それと接触するアクティブ化された構成要素を含まず、よって、減少したTIRを示さず(例えば、TIR>90%)、光放出面202の当該対応する領域は、光を透過しないか、または実質的に透過しないであろう。したがって、いくつかの実施形態において、使用者によって見られるとき、第一領域211’に対応するディスプレイの一部は、照明されているように見え得るが、その一方で、第二領域212に対応するディスプレイの一部は、暗く見え得る。
再び、図2A〜Bは、ギャップによって均一に離間されているキャビティ235を有するように示されているが、この図は、単に本開示の態様を説明する目的のものであり、実際には、当該キャビティは、サイズおよび/または分布に関して異なる間隔を有してもよく、ならびに/あるいは当該ギャップは存在しない場合もあることは理解されるべきである。その上、図2Bは、アクティブ化された材料230’を収容する1つのキャビティ235’のみを示しているが、必要に応じて、所望の光出力を生じるように、任意の数のキャビティ内の材料をアクティブ化することができることは理解されるべきである。さらに、荷電された材料230を別々に制御可能とすることも可能であり、例えば、第一領域(例えば、211’)は、アクティブ/非アクティブの荷電された材料を有し得、ならびに第二領域(例えば、212)は、アクティブ/非アクティブの荷電された材料を有し得る。さらに、各キャビティ235は、2種以上の荷電された材料、例えば、正に荷電された材料と負に荷電された材料など、を含んでもよく、それらのいずれか1つは、所望に応じて、適切な電場を適用することによって、表面203に接触するように誘導することができる。最後に、図2A〜Bに示された実施例は、単なる例示であり、添付の特許請求の範囲に対する限定であるとは意図されないことは理解されるべきである。当該荷電された材料とLGP表面との間の接触を誘導するための任意の好適な配置を使用することができ、それらは、本開示の範囲内であることが意図される。例えば、層215は、図示されるようなキャビティを含むモノリシック層ではなく、1つまたは複数の荷電された材料230を収容する離散的フレームを含んでもよい。
図3A〜Bは、それぞれ、非アクティブ状態(300)およびアクティブ状態(300’)のBLUの別の例示的実施形態を示している。図1A〜Bと同様に、導光アセンブリ310は、LGP305と当該LGP305の表面に物理的に接触している光バルブ層315とを含み得る。光源325は、LGP、例えば、LGP305の少なくとも1つの端部301、に偏光された光PLを導入するように、当該LGP305に光学的に結合させることができる。示されているように、光バルブ層315は、LGP305の光放出面302に接触している、第一偏光(「A」)を有するフィルムを含み得る。本明細書において使用される場合、「偏光」は、フィルムに関連する場合、当該フィルムを通り抜けることができる光の偏光角に関連する。バルブ層315の偏光Aは、いくつかの実施形態において、偏光された光PLの第二偏光(「B」)と異なり得る。当該フィルムのための好適な材料の非限定的な例は、例えば、液晶または他の同様の材料を含み得る。
例えば、切り替えメカニズム(図示されず)などによる電子信号または電界の適用において、当該光バルブ層315の少なくとも一部をアクティブ化することにより、当該フィルムの一部の偏光を、例えば、AからBへと、変えることができる。このアクティブ状態において、アクティブ化された一部315’によって実証されるように、LGPに注入されそれを通って伝搬する偏光された光RPLは、透過された偏光された光TPLとして、第一領域311’の光放出面302によって透過され得る。対照的に、アクティブ化されていない、第二領域312の光放出面302は、光を透過しないかまたは実質的に透過しないであろう。したがって、いくつかの実施形態において、使用者によって見られるとき、第一領域311’に対応するディスプレイの一部は、照明されているように見え得るが、その一方で、第二領域312に対応するディスプレイの一部は、暗く見え得る。
図3Bは、アクティブ化された部分315’を1つだけ示しているが、必要に応じて、所望の光出力を生じるように、当該光バルブ層315における2つ以上の部分をアクティブ化することができることは理解されるべきである。さらに、アクティブ化された部分315’を別々に制御可能とすることも可能であり、例えば、第一領域(例えば、311’)は、アクティブ/非アクティブの光バルブ部分を有し得、ならびに第二領域(例えば、312)は、アクティブ/非アクティブの光バルブ部分を有し得る。最後に、図3A〜Bに示された実施例は、単なる例示であり、添付の特許請求の範囲に対する限定であるとは意図されないことは理解されるべきである。LGP表面に接触している、光バルブ層の1つまたは複数の部分を変えるために、任意の好適な配置を使用してもよく、それは、本開示の範囲内であることが意図される。
ある特定の実施形態において、光源325は、混合された偏光(「A/B」)の光をLGP305に注入するように構成された多色性のコヒーレント光源であってもよい。そのような場合、第一領域311’は、偏光Aの光がそこを通過できるように構成またはアクティブ化され得、その一方で、第二領域312は、偏光Bの光がそこを通過できるように構成またはアクティブ化され得、あるいは非限定的に逆も同様である。その上、いくつかの実施形態において、必要に応じて、所望の光出力を達成するために、注入された光の偏光状態を変えること、例えば、注入された光の偏光をAからBに変えること、も可能であり得、または非限定的に逆も同様である。その上、偏光された光は、1つの偏光状態において注入され得るが、そのような偏光状態は、「効果的な」偏光をもたらすために、TIRにより、シフトされた相であり得る。この相シフトは、アクティブ状態および/または非アクティブ状態の光バルブ層部分の偏光を構成する場合に考慮され得る。
図4A〜Bは、それぞれ、非アクティブ状態(400)およびアクティブ状態(400’)のBLUのさらなる例示的実施形態を示している。図3A〜Bと同様に、導光アセンブリ410は、LGP405と当該LGP405の表面に物理的に接触している光バルブ層415とを含み得る。光源425は、LGP、例えば、LGP405の少なくとも1つの端部401、に光Lを導入するように、当該LGP405に光学的に結合させることができる。
示されているように、光バルブ層415は、LGP405の光放出面402に接触している、第一屈折率(「n1」)を有する材料を含み得る。バルブ層415の屈折率n1は、いくつかの実施形態において、LGP405の第二屈折率(「n2」)とは異なり得、例えば、屈折率n2より高くまたは低くあり得る。いくつかの実施形態では、非アクティブ状態において、第一屈折率n1は、第二屈折率n2より、少なくとも5%、例えば、これらの間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約5%から約50%、約10%から約40%、約15%から約30%、または約20%から約25%の範囲など、においてn2より高くまたは低くあり得る。アクティブ状態において、第一屈折率n1は、第二屈折率n2の約5%以内、例えば、これらの間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約0.5%から約5%、約1%から約4%、または約2%から約3%の範囲など、においてn2より高くまたは低くあり得る。いくつかの実施形態において、第一屈折率n1は、非アクティブ状態の第二屈折率n2とは異なり得、ならびにアクティブ状態の第二屈折率n2と実質的に等しくあり得る。光バルブ層415にとって好適な材料の非限定的な例は、例えば、圧縮および/または膨張の際に屈折率を変え得る多孔質材料、ならびに他の同様の気体/液体または固体/液体不均一系を含み得る。
例えば、切り替えメカニズム(図示されず)などによる電子信号または電界の適用において、当該光バルブ層415の少なくとも一部をアクティブ化することにより、当該層の屈折率を変えることができる。このアクティブ状態において、アクティブ化された部分415’によって実証されるように、この領域での界面条件の変化(例えば、n1値の変化)により、第一領域411’の光放出面402に入射した注入光に対して、TIRが減じられ得(例えば、TIR<10%)、それにより、LGP中を伝搬する光RLは、第一領域411’からの透過光TLとして、光放出面402によって透過される。例えば、屈折率n1の変化は、当該光放出面に入射した光の約90%以上が、当該臨界角(θ)未満の入射角(θ)を有し得るように、光放出面での臨界角(θ)を増加させ得る。対照的に、アクティブ化されていない第二領域412は、同じ界面条件(例えば、同じn1値)を有し、光を透過しないかまたは実質的に透過しないであろう。したがって、いくつかの実施形態において、使用者によって見られるとき、第一領域411’に対応するディスプレイの一部は、照明されているように見え得、その一方で、第二領域412に対応するディスプレイの一部は、暗く見え得る。
図4Bは、アクティブ化された部分415’1つだけを示しているが、必要に応じて、所望の光出力を生じるように、当該光バルブ層415における2つ以上の部分をアクティブ化することができることは、理解されるべきである。さらに、アクティブ化された部分415’を別々に制御可能とすることも可能であり、例えば、第一領域(例えば、411’)は、アクティブ/非アクティブの光バルブ部分を有し得、ならびに第二領域(例えば、412)は、アクティブ/非アクティブの光バルブ部分を有し得る。最後に、図4A〜Bに示された実施例は、単なる例示であり、添付の特許請求の範囲に対する限定とは意図されないことは理解されるべきである。LGP表面に接触している、光バルブ層の1つまたは複数の部分を変えるために、任意の好適な配置を使用してもよく、それは、本開示の範囲内であることが意図される。
様々な実施形態において、光バルブ層415は、BLU400内における妨げられたTIR(FTIR)を変更および/または制御するためにも使用することができる。例えば、追加の層(図示されず)を、当該光バルブ層415の上部に位置してもよく、それにより、バルブ層415は、LGP405と当該追加の層との間に挟まれる。そのような構成において、当該LGP405および追加の層の両方は、それぞれ、屈折率n2およびn3を有するように選択することができ、当該屈折率は、光バルブ層415の屈折率n1より高い。次いで、当該光バルブ層415の1つまたは複数の部分を非アクティブ状態からアクティブ状態へと切り替えることにより、バルブ層の屈折率n1を高めることができ、それにより、LGP405内のTIRを妨げ、当該光バルブ層415を通る光の透過を可能にすることができる。あるいは、当該追加の層は、電子湿潤可能な(electrowettable)材料、例えば、フルオロポリマーなど、によってLGPから離間してもよく、それにより、当該追加の層とLGPとの間のギャップの厚さを制御することができる。2つの層の間の光の透過に対して十分に近くなるように当該追加の層とLGPとの間のギャップを減少させることによって、LGP内のTIRを妨げることができる。
図5A〜Bは、それぞれ、非アクティブ状態(500)およびアクティブ状態(500’)のBLUのさらなる別の例示的実施形態を示している。図3A〜Bと同様に、導光アセンブリ510は、LGP505と当該LGP505の表面に物理的に接触している光バルブ層515とを含み得る。光源525は、LGP505、例えば、LGP505の少なくとも1つの端部501、に光Lを導入するように、当該LGPに光学的に結合させることができる。
図5Aに示されているように、光バルブ層515は、LGP505の光放出面502に接触している、第一テクスチャ(例えば、表面の平滑性もしくは粗度および/または有孔率)を有する材料を含み得る。いくつかの実施形態では、非アクティブ状態において、当該光バルブ層515は、LGP505の光放出面502に接触している、無孔性の微細構造および/または実質的に滑らかな表面540を有し得、例えば、当該光バルブ層515は、非アクティブ状態において、実質的に光散乱部位を含み得ない。アクティブ状態において、図5Bに示されるように、光バルブ層におけるアクティブ化された部分515’は、光放出面502に接触している表面540’を有し得、これは、粗化されているか、および/または多孔性の微細構造であり、例えば、当該光バルブ層の一部は、アクティブ状態において、光散乱部位を含み得る。当該光バルブ層515にとって好適な材料の非限定的な例は、例えば、圧縮および/または膨張の際に有孔率および/または表面粗度を変えることができる材料などを含み得る。
例えば、切り替えメカニズム(図示されず)などによる電子信号または電界の適用において、当該光バルブ層515の少なくとも一部をアクティブ化することにより、当該アクティブ化された部分がLGPからの光を散乱させるように当該層のテクスチャを変えることができる。このアクティブ状態において、アクティブ化された部分515’によって実証されるように、第一領域511’の光放出面502に入射した光に対して、TIRが減じられ得(例えば、TIR<10%)、それにより、LGP中を伝搬する光RLは、当該光放出面502から前方に散乱され、透過光TLとして第一領域511’によって透過される。対照的に、アクティブ化されていない第二領域512は、光を前方に散乱しないかまたは実質的に前方に散乱しないであろう。したがって、いくつかの実施形態において、使用者によって見られるとき、第一領域511’に対応するディスプレイの一部は、照明されているように見え得、その一方で、第二領域512に対応するディスプレイの一部は、暗く見え得る。
図5Bは、1つだけアクティブ化された部分515’を示しているが、必要に応じて、所望の光出力を生じるように、当該光バルブ層515における2つ以上の部分をアクティブ化することができることは理解されるべきである。さらに、アクティブ化された515’を別々に制御可能とすることも可能であり、例えば、第一領域(例えば、511’)は、アクティブ/非アクティブの光バルブ部分を有し得、ならびに第二領域(例えば、512)は、アクティブ/非アクティブの光バルブ部分を有し得る。最後に、図5A〜Bに示された実施例は、単なる例示であり、添付の特許請求の範囲に対する限定であるとは意図されないことは理解されるべきである。LGP表面に接触している、光バルブ層の1つまたは複数の部分を変えるために、任意の好適な配置を使用してもよく、それは、本開示の範囲内であることが意図される。
様々な実施形態により、図1〜5のいずれか1つを参照すると、LGP105(205、305、405、505)の光放出面102(202、302、402、502)またはリアパネルに面した表面103(203、303、403、503)は、複数の光抽出特徴部によってパターン形成され得る。本明細書において使用される場合、用語「パターン形成される」は、複数の光抽出特徴部が、任意の所定のパターンまたはデザインにおいて導光板の表面上または表面内に存在し、それらは、例えば、ランダムであっても、もしくは配列されても、反復的もしくは非反復的であっても、一様もしくは非一様であってもよいことを示すことが意図される。他の実施形態において、当該光抽出特徴部は、当該表面に隣接して、例えば、当該表面の下方において、LGPのマトリックス内に位置され得る。例えば、当該光抽出特徴部は、例えば、粗化または隆起された表面を形成するテクスチャ特徴部として、表面にわたって分布され得るか、または、例えば、レーザー損傷特徴部として、LGP内または全体またはその一部に分布され得る。そのような光抽出特徴部を作製するための好適な方法は、印刷、例えば、インクジェット印刷、スクリーン印刷、マイクロプリント法など、テクスチャード加工、機械的粗化、エッチング、射出成形、コーティング、レーザー損傷法(laser damaging)、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。そのような方法の非限定的な例としては、例えば、表面の酸エッチング、TiOによる表面コーティング、およびレーザーの焦点をLGPの表面またはLGPのマトリックス内に合わせることによるLGPのレーザー損傷が挙げられる。光抽出特徴部は、同時係属中の共同所有される国際特許出願第PCT/US2013/063622号および同第PCT/US2014/070771号において開示される方法を使用して製造することもでき、なお、当該国際特許出願は、参照によりその全体が本明細書に組み入れられる。
様々な実施形態において、任意選択によりLGPの光放出面またはリアパネルに面した表面に存在していてもよい当該光抽出特徴部は、光散乱部位を含み得る。様々な実施形態により、当該抽出特徴部は、LGPの光放出面にわたって実質的に均一な光出力強度を生じるように好適な密度においてパターン形成され得る。他の実施形態において、当該光抽出特徴部は、LGPの光放出面にわたって不均一な光出力強度を生じるようにパターン形成され得る。ある特定の実施形態において、必要に応じて、LGPまたは装置全体にわたって所望の光出力分布を生じるために、光源に近接する光抽出特徴部の密度は、一方の端部から他方の端部への勾配など、光源からかなり離れた箇所での光抽出特徴部の密度より高くてもよく、またはその逆であってもよい。
当該光抽出特徴部は、LGP表面における当該特徴部の深さに応じて、光の表面散乱および/または体積散乱を生じ得る。当該光抽出特徴部のサイズも、LGPの光散乱特性に影響を及ぼし得る。理論に束縛されることを望むわけではないが、小さい特徴部は、光を後方および前方に散乱し、その一方で、より大きな特徴部は、光を主に前方に散乱する傾向を有すると考えられる。したがって、例えば、様々な実施形態により、当該光抽出特徴部は、約100nm未満、例えば、70nmなど、または約50nm未満の相関長を有し得る。その上、より大きい抽出特徴部は、いくつかの実施形態において、前方光散乱を提供し得るが、小さい抽出特徴部は、角発散を提供し得る。したがって、様々な実施形態において、当該光抽出特徴部は、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約20nmから約500nm、例えば、約50nmから約100nm、約150nmから約200nm、または約250nmから約350nmの相関長の範囲、ならびに階層的特徴部を形成するための範囲の組み合わせであり得る。当該光抽出特徴部の光学特性は、例えば、当該抽出特徴部を作製するときに使用した処理パラメータなどによって、制御することができる。
ある特定の実施形態において、LGPの光放出面またはリアパネルに面した表面は、例えば、エッチング、ダメージング、コーティング、および/または粗化などによって作製されたテクスチャを有していてもよく、それにより、当該表面は、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約10nmから約150nm、例えば、約100nm未満、約80nm未満、約60nm未満、約50nm未満、または約25nm未満など、の範囲の平均粗度Rを有する。例えば、当該LGPの1つまたは複数の表面は、約50nmの表面粗度Rを有し得、他の実施形態では、約100nmまたは約20nmの表面粗度Rを有し得る。
再び、図1〜5のいずれか1つを参照すると、光放出面102(202、302、402、502)またはリアパネルに面した表面103(203、303、403、503)は、ある特定の実施形態において、平面または実質的に平面であり得、例えば、実質的に平坦および/または水平であり得る。当該表面は、様々な実施形態において、平行または実質的に平行であり得る。当該LGP105(205、305、405、505)は、4つの端部を有し得るか、または5つ以上の端部を有し得、例えば、多面形ポリゴンであり得る。他の実施形態において、当該LGPは、4つ未満の端部を有し得、例えば、三角形、円または楕円形であり得る。非限定的な例として、当該LGPは、長方形、正方形、またはひし形の、4つの端部を有するシートを含み得るが、1つまたは複数の曲線部分または端部を有するものを含め、他の形状および構成も、本開示の範囲内であることが意図される。
当該LGPは、表示装置での使用のための、当技術分野において既知の任意の材料を含むことができる。例えば、当該LGPは、例を挙げると、プラスチック、例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)など、微細構造(MS)材料、またはガラスなどを含むことができる。例示的ガラスは、これらに限定されるわけではないが、アルミノケイ酸ガラス、アルカリ−アルミノケイ酸ガラス、ホウケイ酸ガラス、アルカリ−ホウケイ酸ガラス、アルミノホウケイ酸ガラス、アルカリ−アルミノホウケイ酸ガラス、ソーダ石灰ガラス、および他の好適なガラスを含み得る。ガラス導光体としての使用にとって好適な市販のガラスの非限定的な例としては、例えば、Corning社製のEAGLE XG(登録商標)、Lotus(商標)、Willow(登録商標)、Iris(商標)、およびGorilla(登録商標)が挙げられる。さらなる実施形態において、当該LGPは、ガラスおよびプラスチックの両方を含む複合LGPを含むこともでき、したがって、ガラスのみのLGPを参照しながら本明細書において説明される任意の特定の実施形態は、本明細書に添付される特許請求の範囲の範囲に限定されるべきではない。
いくつかの非限定的なガラス組成物は、約50モル%から約90モル%の間のSiO、0モル%から約20モル%の間のAl、0モル%から約20モル%の間のB、および0モル%から約25モル%の間のROを含み得、この場合、Rは、Li、Na、K、Rb、Csのうちの任意の1つまたは複数であり、かつxは2であるか、あるいは、Rは、Zn、Mg、Ca、Sr、またはBaのうちの任意の1つまたは複数であり、かつxは1であり、ならびに、当該ガラスは、2bB/500mm以下の吸収を生じる。いくつかの実施形態において、当該ガラスは、1ppm未満のCo、Ni、およびCrのそれぞれを含む。いくつかの実施形態において、Feの濃度は、<約50ppm、<約20ppm、または<約10ppmである。他の実施形態において、Fe+30Cr+35Ni<約60ppm、Fe+30Cr+35Ni<約40ppm、Fe+30Cr+35Ni<約20ppm、またはFe+30Cr+35Ni<約10ppmである。他の実施形態において、当該組成物は、約60モル%から約80モル%の間のSiO、約0.1モル%から約15モル%の間のAl、0モル%から約12モル%の間のB、および約0.1モル%から約15モル%の間のRO、ならびに約0.1モル%から約15モル%の間のROを含み、この場合、Rは、Li、Na、K、Rb、Csのうちの任意の1つまたは複数であり、かつxは2であるか、あるいは、Rは、Zn、Mg、Ca、Sr、またはBaのうちの任意の1つまたは複数であり、かつxは1であり、ならびに、当該ガラスは、2bB/500mm以下の吸収を生じる。いくつかの実施形態において、当該ガラスは、0.006未満、0.005未満、0.004未満、または0.003未満の色シフトを生じる。
他の実施形態において、当該ガラス組成物は、約65.79モル%から約78.17モル%の間のSiO、約2.94モル%から約12.12モル%の間のAl、約0モル%から約11.16モル%の間のB、約0モル%から約2.06モル%の間のLiO、約3.52モル%から約13.25モル%の間のNaO、約0モル%から約4.83モル%の間のKO、約0モル%から約3.01モル%の間のZnO、約0モル%から約8.72モル%の間のMgO、約0モル%から約4.24モル%の間のCaO、約0モル%から約6.17モル%の間のSrO、約0モル%から約4.3モル%のBaO、および約0.07モル%から約0.11モル%の間のSnOを含み得る。いくつかの実施形態において、当該ガラスは、<0.015の色シフトを生じ得る。いくつかの実施形態において、当該ガラスは、<0.008、0.005未満、または0.003未満の色シフトを生じ得る。
追加の実施形態において、当該ガラスは、0.95から3.23の間のRO/Al比を有し得、この場合、Rは、Li、Na、K、Rb、Csのうちの任意の1つまたは複数であり、かつxは2である。さらなる実施形態において、当該ガラス組成物は、1.18から5.68の間のRO/Al比を有し得、この場合、Rは、Li、Na、K、Rb、Csのうちの任意の1つまたは複数であり、かつxは2であるか、あるいは、Rは、Zn、Mg、Ca、Sr、またはBaのうちの任意の1つまたは複数であり、かつxは1である。さらなる実施形態において当該ガラス組成物は、−4.25から4.0の間のRO−Al−MgOを含み得、この場合、Rは、Li、Na、K、Rb、Csのうちの任意の1つまたは複数であり、かつxは2である。さらなる実施形態において、当該ガラス組成物は、約66モル%から約78モル%の間のSiO、約4モル%から約11モル%の間のAl、約4モル%から約11モル%の間のB、約0モル%から約2モル%の間のLiO、約4モル%から約12モル%の間のNaO、約0モル%から約2モル%の間のKO、約0モル%から約2モル%の間のZnO、約0モル%から約5モル%の間のMgO、約0モル%から約2モル%の間のCaO、約0モル%から約5モル%の間のSrO、約0モル%から約2モル%の間のBaO、および約0モル%から約2モル%の間のSnOを含み得る。
追加の実施形態において、当該ガラス組成物は、約72モル%から約80モル%の間のSiO、約3モル%から約7モル%の間のAl、約0モル%から約2モル%の間のB、約0モル%から約2モル%の間のLiO、約6モル%から約15モル%の間のNaO、約0モル%から約2モル%の間のKO、約0モル%から約2モル%の間のZnO、約2モル%から約10モル%の間のMgO、約0モル%から約2モル%の間のCaO、約0モル%から約2モル%の間のSrO、約0モル%から約2モル%の間のBaO、および約0モル%から約2モル%の間のSnOを含み得る。ある特定の実施形態において、当該ガラス組成物は、約60モル%から約80モル%の間のSiO、約0モル%から約15モル%の間のAl、約0モル%から約15モル%の間のB、および約2モル%から約50モル%の間のROを含み得、この場合、Rは、Li、Na、K、Rb、Csのうちの任意の1つまたは複数であり、かつxは2であるか、あるいは、Rは、Zn、Mg、Ca、Sr、またはBaのうちの任意の1つまたは複数であり、かつxは1であり、ならびに、Fe+30Cr+35Ni<約60ppmである。
当該LGPは、例えば、イオン交換などによって化学的に強化されているガラスを含み得る。イオン交換プロセスの際、ガラス板の表面または表面付近のガラス板内のイオンは、例えば塩浴からの、より大きな金属イオンと交換され得る。ガラス中へのより大きいイオンの組み込みは、表面付近の領域に圧縮応力を生じさせることによって当該シートを強化することができる。当該圧縮応力とのバランスを保つために、対応する引張応力がガラスの中央領域内に誘起され得る。
イオン交換は、例えば、所定の時間において当該ガラスを溶融塩浴に浸漬することによって行うことができる。例示的塩浴としては、これらに限定されるわけではないが、KNO、LiNO、NaNO、RNO、およびそれらの組み合わせが挙げられる。当該溶融塩浴の温度および処理時間は変えることができる。所望の用途に従って時間および温度を決定することは、当業者の能力内である。非限定的な例として、溶融塩浴の温度は、約400℃から約800℃、例えば、約400℃から約500℃の範囲であり得、ならびに所定の処理時間は、約4時間から約24時間、例えば、約4時間から約10時間など、の範囲であるが、他の温度および時間の組み合わせも想到される。非限定的な例として、当該ガラスを、例えば、約450℃で約6時間、KNO浴に漬けることによって、表面に圧縮応力を付与するKリッチな層を得ることができる。
当該LGPおよび/または導光アセンブリ全体は、ある特定の実施形態において、透明または実質的に透明であり得る。本明細書において使用される場合、用語「透明」は、当該LGP(またはアセンブリ)が、可視領域のスペクトル(400〜700nm)において約80%を超える透過率を有することを示すことが意図される。例えば、例示的透明LGPは、可視光領域において、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約85%を超える透過率、例えば、約90%を超える、約95%を超える、または約97%を超える透過率など、を有し得る。ある特定の実施形態において、例示的LGP(またはアセンブリ)は、紫外線(UV)領域(100〜400nm)において、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約50%を超える透過率、例えば、約55%を超える、約60%を超える、約65%を超える、約70%を超える、約75%を超える、約80%を超える、約85%を超える、約90%を超える、約95%を超える、または約99%を超える透過率など、を有し得る。
いくつかの実施形態において、例示的透明LGPは、1ppm未満のCo、Ni、およびCrのそれぞれを含む。いくつかの実施形態において、Feの濃度は、<約50ppm、<約20ppm、または<約10ppmである。他の実施形態において、Fe+30Cr+35Ni<約60ppm、Fe+30Cr+35Ni<約40ppm、Fe+30Cr+35Ni<約20ppm、またはFe+30Cr+35Ni<約10ppmである。追加の実施形態により、例示的透明LGPは、<0.015の色シフト、またはいくつかの実施形態では、<0.008の色シフトを有し得る。当該LGPの光学的光散乱特性は、当該LGP材料の屈折率によっても影響され得る。様々な実施形態により、当該LGPは、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約1.3から約1.8、例えば、約1.35から約1.7、約1.4から約1.65、約1.45から約1.6、または約1.5から約1.55の範囲の屈折率を有し得る。
当該LGPは、必要に応じて、所望の光分布を生成させるために、任意の所望のサイズおよび/または形状を有することができる。ある特定の実施形態において、当該LGPは、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約3mm以下、例えば、約0.1mmから約2.5mm、約0.3mmから約2mm、約0.5mmから約1.5mm、または約0.7mmから約1mmの範囲の、光透過面とリアパネルに面した表面との間に広がる厚さを有し得る。いくつかの実施形態において、当該LGPは、任意の所望の寸法、例えば、1mm×1mm、5mm×5mm、10mm×10mm、50mm×50mm、100mm×100mm、200mm×200mm、300mm×300mm、400mm×400mm、500mm×500mm、600mm×600mm、700mm×700mm、800mm×800mm、900mm×900mm、1m×1m、2m×2m、3m×3m、4m×4m、5m×5m、6m×6m、7m×7m、8m×8m、9m×9m、10m×10mなど、を有する正方形を有し得る。当然のことながら、当該LGPは、任意の他の形状(例えば、長方形、菱形、三角形、円形など)も有してもよく、ならびに、上記の寸法は、これらの形状の1つまたは複数の寸法(例えば、幅、長さ、高さ、直径など)に対応し得る。いくつかの実施形態において、当該LGPは、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約1mmから約1m、例えば、約5mmから約500mm、約10mmから約300mm、約25mmから約200mm、または約50mmから約100mmなど、の範囲の少なくとも1つの寸法(例えば、長さおよび/または幅など)を有し得る。
さらに、図1〜5に示されるモノリシック構造とは対照的に、二次元LGP配列を形成するように整列された複数のタイルを含むLGPも、本明細書において開示される。そのような配列を採用するBLUは、いくつかの実施形態において、モノリシックLGPを採用するBLUと比べて、当該配列における複数のタイルを個別にアドレスする能力により、向上した局所的調光および/またはコントラストを提供することができる。例えば、上記において説明されるように、各タイルは、LGPの第一または第二(または第三、第四、第五、またはそれ以上)領域に対応させることができ、本明細書において開示されるメカニズムのいずれかを使用してオンとオフを切り替えることができる。その上、各タイルは、隣接するタイルの光バルブ層に影響を及ぼすことなくオンとオフを切り替えることができるような、および/または異なる光バルブ層を、異なるタイルに適用することができるような、離散的な光バルブ層と共に供給することができる。さらに、LGPを作製するために複数のタイルを一緒に整列させる能力は、異なるサイズ要件を有する複数の用途、例えば、小さい照明用途(例えば、1〜10mm)、モバイルおよびハンドヘルド用途(例えば、10mm〜20cm)、ディスプレイ用途(例えば、10cm〜200cm)、および掲示板(例えば、1m〜10m)など、のための照明装置の調製においてより高い柔軟性を提供することができる。ある特定の実施形態において、タイル張りの配列を含むLGPは、約50mmから約10mの範囲の少なくとも1つの寸法(例えば、長さ、幅、高さ、直径など)を有することができる。
本開示の様々な態様により、BLUは、青色光、例えば、UV光(およそ100〜400nm)または近UV光(およそ300〜400nm)など、を放ち得る、少なくとも1つの光源に結合された、当該開示されたLGPのうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの実施形態において、当該光源は、発光ダイオード(LED)であり得る。本明細書において開示される様々な実施形態によれば、光源のパルス幅を調節することにより、ディスプレイにおいて明るさの変更された領域を提供することができる。例えば、当該光源、例えば、LEDなど、のパルス幅は、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約1msから約10s、例えば、約2msから約5s、約3msから約2s、約4msから約1s、約5msから約0.8s、約6msから約0.6s、約7msから約0.5s、約8msから約0.3s、約9msから約0.2s、約10msから約0.1s、約15msから約50ms、または約20msから約30msなど、の範囲であり得る。いくつかの実施形態において、2つ以上の光源を、当該LGPの1つまたは複数の端部に結合させてもよく、以下においてより詳細に説明されるように、異なるパルス幅を有するように調節することもできる。当該光源のパルス幅の調節は、様々な明るい/暗いディスプレイ領域を提供するために、本明細書において開示される光バルブメカニズムのいずれかと組み合わせて使用してもよい。
本明細書において開示されるBLUは、これらに限定されるわけではないが、LCDなどの、様々な表示装置において使用することができる。例示的LCDの光学要素はさらに、数例の要素を挙げると、反射体、拡散体、1つまたは複数のプリズムフィルム、1つまたは複数の直線偏光子または反射偏光子、薄膜トランジスタ(TFT)アレイ、液晶層、ならびに1つまたは複数のカラーフィルターなど、を含み得る。
方法
さらに、画像を表示する方法であって、本明細書において開示される導光アセンブリ中に光を導入するステップと、当該導光アセンブリの第一領域をアクティブ状態と非アクティブ状態との間で切り替えるステップとを含む方法も、本明細書において開示される。本明細書において開示される当該方法において用いられるLGPおよび光バルブ層要素は、BLUに関して上記において説明したものと同じであり得る。同様に、例えば、制御ユニットまたは電気系統を使用する電子または電気機械信号(MEMS)の適用、電極を使用した電界の適用など、光バルブ層の一部をアクティブ状態から非アクティブ状態へと切り替えるためのメカニズムも、同じであり得る。様々な実施形態により、アクティブ状態と非アクティブ状態との間の切り替え時間は、採用される切り替えメカニズムに応じて変わりえる。例えば、当該切り替え時間は、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約1msから約10s、例えば、約2msから約5s、約3msから約2s、約4msから約1s、約5msから約0.8s、約6msから約0.6s、約7msから約0.5s、約8msから約0.3s、約9msから約0.2s、約10msから約0.1s、約15msから約50ms、または約20msから約30msなど、の範囲であり得る。
さらに、画像を表示する方法であって、複数の光源を、光放出面上に逆プリズムフィルムを含む導光板の少なくとも1つの端部に、光学的に結合させるステップと、第二表示領域の第二光透過率より高い第一光透過率を有する第一表示領域を生じるように、当該複数の光源における少なくとも2つの光源のパルス幅を調節するステップと、を含む方法も本明細書において開示される。
図6A〜Bは、それぞれ、様々なパルス幅PWおよびPWにおいて作動する光源625を示している。この図は、中でも特に、パルス幅の変化が、当該光源によって照明されるLGPの特定のエリアを変化させないことを実証している。むしろ、より長いパルス幅PWは、結果として、より短いパルス幅PWと比べて、光源625によって点灯された領域655においてより明るい照明を生じ得る(例えば、図6Bを図6Aと比較されたい)。その上、図6A〜Bは、LGPにおける光分布についての単純化された表現であり、当該LGP内での光の漏れおよび反射は、結果として、特定の光源625に揃えられたLGPの「行」または「列」以外の領域での照明を生じ得る。したがって、光源のパルス幅を調節することによって、BLUの特定の領域のみを点灯することが可能でない場合もある。
図7は、光放出面702上に配置された逆プリズムフィルム750を有する例示的LGP705を示している。光プレートの端部701に導入された光Lは、反射光RLとして、LGP内で反射され得る。例えば、B地点およびC地点において臨界角θ未満の入射角でLGP−空気境界に当たる光Lは、当該表面に反射して、LGPを通って伝搬されるであろう。光Lは、例えば、A地点およびD地点などにおいて、LGP−プリズム境界にも当たり得、入射角にかかわらず、透過光TLとしてプリズム750を通って透過され得る。そのため、当該逆プリズムフィルムは、比較的高い光透過率を有する明るい領域652と、比較的低い光透過率を有する暗い領域651を提供し得る。
したがって、光源の二次元配列における逆プリズムフィルムとパルス幅調節との組み合わせにより、図8に示されるように、BLUの特定の領域をより明るく照らすことが可能になり得る。例えば、光源825aは、パルス幅PWを有し得、光源825bは、パルス幅PWを有し得、光源825cは、PWを有し得、ならびに光源825dは、パルス幅PWを有し得る。これらのパルス幅は、例えば、図示されるように、PW>PW>PW>PWなど、お互いに異なっていてもよく、または異なっていなくてもよい。当該配列における異なる光源のパルス幅を変えることによって、様々な明るさの領域W、X、Y、およびZを生じさせることができる。その上、逆プリズムフィルム(図示されず)は、LGPの光放出面に適用することができ、ならびに、望まない領域、例えば、暗いままの領域または比較的薄暗いままの領域など、において光透過を制限するように設計することができる。
様々な実施形態により、例えば、図6A〜Bに示されているように、光源625の配列は、LGPの単一の端部に光学的に結合させてもよい。そのような非限定的な構成において、当該複数の光源における第一光源は、当該複数の光源における第二光源のパルス幅とは異なるパルス幅を有するように調節され得る(例えば、図8における光源825a、825b、または光源825c、825dなどを参照されたい)。他の実施形態において、図8に示されるように、第一複数の光源は、当該LGPの1つの端部に結合され得、第二複数の光源は、当該LGPにおける隣接する端部に結合され得る。そのような非限定的な構成において、当該第一複数の光源における第一光源は、当該第二複数の光源における第二光源とは異なる第一パルス幅を有し得る(例えば、光源825a、825b、または光源825c、825dなどを参照されたい)。当該光源の例示的パルス幅は、その間の全ての範囲および部分範囲を含めて、約1msから約10s、例えば、約2msから約5s、約3msから約2s、約4msから約1s、約5msから約0.8s、約6msから約0.6s、約7msから約0.5s、約8msから約0.3s、約9msから約0.2s、約10msから約0.1s、約15msから約50ms、または約20msから約30msなど、の範囲であり得るが、他のパルス幅も可能であり、所望の光出力を達成するために適切であり得る。
当然のことながら、図8に示された実施形態は、単なる例示であり、添付の特許請求の範囲に対する限定として意図されない。当該ディスプレイの特定の領域の明るさを調節するための任意の好適な配置を使用することができ、それらは、本開示の範囲内であることが意図される。さらに、図8は、4つの異なるパルス幅を有する4つの特定の光源を示しているが、調節された光源はLGPに沿った任意の位置であってもよいこと、ならびに、必要に応じて、所望の光出力を生じるように任意の数の光源を調節することができるということは理解されたい。そのため、明るさ/暗さの特定の領域を有する図8に示される表示パターンは単なる例示であり、異なる光源を調節することによって、および/または異なるパルス幅を提供することによって、変えることができる。
様々な開示される実施形態は、その特定の実施形態に関して説明される特定の特徴、要素、またはステップを伴い得ることは理解されるであろう。特定の特徴、要素、またはステップは、特定の一実施形態に関連して説明されるが、様々な例示されていない組み合わせまたは順序において代替の実施形態と交換または組み合わせてもよいことも理解されるであろう。
本明細書において使用される場合、名詞は、「少なくとも1つ」の対象を指し、そうでないことが明記されない限り、「1つだけ」に限定されないことも理解されるべきである。したがって、例えば、「光源(a light source)」に対する言及は、文脈においてそうでないことが明確に示されていない限り、1つまたは複数のそのような光源を有する例を包含する。同様に、「複数の」または「配列」は、「2つ以上」を意味することが意図される。そのため、「複数の光源」は、2つ以上のそのような光源、例えば、3つ以上のそのような光源など、を包含し、ならびに、「複数の導光板」は、2つ以上のそのようなLGP、例えば、3つ以上のそのようなLGPなど、を包含する。
範囲は、本明細書において、「約」1つの特定の値から、及び/又は、「約」別の特定の値までとして表現することができる。そのような範囲を表現する場合、いくつかの例は、一方の特定の値から、および/または、他方の特定の値までを含む。同様に、値が、先行詞「約」の使用により概算値として表される場合、特定の値が他の態様を形成することは理解されるであろう。範囲の各々の終点は、他方の終点と関連して、および他方の終点とは無関係に、両方とも有意であることは理解されるであろう。
用語「実質的な」、「実質的に」、およびそれらの変形は、本明細書において使用される場合、説明される機能が、ある値または説明に等しいかまたはおよそ等しいことを言明することが意図される。例えば、「実質的に平面な」表面は、平面であるかまたはおよそ平面である表面を意味することが意図される。その上、上記において定義されるように、「実質的に同様の」は、2つの値が等しいか、またはほとんど等しいことを示すことが意図される。いくつかの実施形態において、「実質的に同様の」は、お互いの約5%以内、例えば、お互いの約3%以内、お互いの約2%以内、またはお互いの約1%以内など、の値を示し得る。
特に明記されない限り、本明細書において説明されるいずれの方法も、そのステップを特定の順序で実施することを必要とすると解釈されることは全く意図していない。したがって、方法のクレームが、そのステップが従うべき順序を実際には列挙していない場合、あるいは、ステップが特定の順序に限定されるべきであると請求項または説明において特に明記されていない場合、いずれの特定の順序も推察されることは意図されていない。
特定の実施形態の様々な特徴、要素、またはステップが、移行句「を含む(comprising)」を使用して開示され得る場合、同時に、移行句「からなる(consisting)」または「から実質的になる(consisting essentially of)」を使用して記述され得る実施形態を含めた代替の実施形態が含蓄されることは理解されるべきである。したがって、例えば、A+B+Cを含む装置に対する言外の代替の実施形態は、装置がA+B+Cからなる実施形態と、装置が実質的にA+B+Cからなる実施形態とを包含する。
本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、本開示に様々な変更および変形を行うことができることは、当業者に明らかであろう。本開示の趣旨および本質が組み込まれた、開示された実施形態の変更、組み合わせ、部分的組み合わせ、および変形は当業者が気付き得るものであるので、本開示は、添付の特許請求の範囲内の全てとその同等物を包含すると解釈されるべきである。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
導光アセンブリであって、
導光板、および
少なくとも1つの光バルブ層
を含む導光アセンブリと、
当該導光板に光学的に結合され、当該導光板内へと光を注入するように構成された、少なくとも1つの光源と、
を含むバックライトユニットにおいて、
当該導光アセンブリがさらに、第一および第二領域を含み、当該第一領域が、当該第一領域における対応するリアパネルに面した表面に入射した注入光の少なくとも約90%を当該第一領域の光放出面が透過するアクティブ状態と、当該第一領域における対応するリアパネルに面した表面に入射した注入光の約10%未満を当該第一領域の光放出面が透過する非アクティブ状態との間で切り替え可能である、
バックライトユニット。
実施形態2
導光アセンブリであって、
導光板、および
少なくとも1つの光バルブ層
を含む導光アセンブリと、
当該導光板に光学的に結合され、当該導光板内へと光を注入するように構成された、少なくとも1つの光源と、
を含むバックライトユニットにおいて、
当該導光アセンブリがさらに第一および第二領域を含み、当該第一領域が、光放出面に入射した注入光の少なくとも約90%が当該第一領域によって透過されるアクティブ状態と、当該光放出面に入射した注入光の約10%未満が当該第一領域によって透過される非アクティブ状態との間で切り替え可能である、
バックライトユニット。
実施形態3
上記少なくとも1つの光源が、上記導光板の1つまたは複数の端部に光学的に結合される、実施形態1または2に記載のバックライトユニット。
実施形態4
上記第二領域が、アクティブ状態と非アクティブ状態との間で切り替わるように構成される、実施形態1または2に記載のバックライトユニット。
実施形態5
上記導光アセンブリが、複数の第一領域と、任意選択により複数の第二領域とを含む、実施形態1または2に記載のバックライトユニット。
実施形態6
上記導光アセンブリが、二次元配列において整列された複数のタイルを含み、1つまたは複数のタイルが、上記第一領域または上記第二領域に対応する、実施形態1または2に記載のバックライトユニット。
実施形態7
上記第一領域が、約1mmから約500mの範囲の少なくとも1つの寸法を含む、実施形態1または2に記載のバックライトユニット。
実施形態8
上記光バルブ層が、上記導光板の(a)上記光放出面または(b)上記リアパネルに面した表面、に接触または隣接する、実施形態1または2に記載のバックライトユニット。
実施形態9
さらに、約15マイクロ秒から約10秒の範囲の時間間隔内において上記アクティブ状態と非アクティブ状態との間で切り替えるように構成された切り替えメカニズムを含む、実施形態1または2に記載のバックライトユニット。
実施形態10
上記切り替えメカニズムが、上記光バルブ層の少なくとも一部と上記導光板の少なくとも一部との間における物理的接触を引き起こすように構成される、実施形態9に記載のバックライトユニット。
実施形態11
アクティブ状態において、上記第一領域が、上記光バルブ層の第一領域と物理的に接触している上記導光板の第一部分を含み、非アクティブ状態において、当該導光板の当該第一部分が、当該光バルブ層の当該第一部分と物理的に接触していない、実施形態10に記載のバックライトユニット。
実施形態12
上記光バルブ層が、拡散材料または光散乱材料を含む、実施形態10〜11のいずれか1つに記載のバックライトユニット。
実施形態13
さらに、上記光バルブ層が機械的要素を含み、上記切り替えメカニズムが、電気系統を含む、実施形態12に記載のバックライトユニット。
実施形態14
上記光バルブ層が、正に荷電された光散乱粒子または負に荷電された光散乱粒子の少なくとも一方を含む、実施形態10〜11のいずれか1つに記載のバックライトユニット。
実施形態15
上記切り替えメカニズムが、電界を発生させるように構成された2つ以上の電極を含む、実施形態14に記載のバックライトユニット。
実施形態16
上記切り替えメカニズムが、上記光バルブ層の少なくとも一部のフィルター偏光を変えるように構成される、実施形態9に記載のバックライトユニット。
実施形態17
上記切り替えメカニズムが、電界を発生させるように構成された電気系統または2つ以上の電極を含む、実施形態16に記載のバックライトユニット。
実施形態18
上記光源が、偏光された光を上記導光板に導入する、実施形態16〜17のいずれか1つに記載のバックライトユニット。
実施形態19
アクティブ状態において、上記第一領域が、上記偏光された光の偏光に実質的に等しいフィルター偏光を有する上記光バルブ層の第一部分を含み、非アクティブ状において、当該光バルブ層の当該第一部分が、当該偏光された光の当該偏光とは異なるフィルター偏光を有する、実施形態18に記載のバックライトユニット。
実施形態20
上記切り替えメカニズムが、上記光バルブ層の少なくとも一部の屈折率を変えるように構成される、実施形態9に記載のバックライトユニット。
実施形態21
上記切り替えメカニズムが、上記光バルブ層の少なくとも一部の粗度または有孔率を変えるように構成される、実施形態9に記載のバックライトユニット。
実施形態22
上記導光板の少なくとも1つの端部に光学的に結合された複数の光源を含む、実施形態1または2に記載のバックライトユニット。
実施形態23
第一光源が、上記複数の光源における第二光源のパルス幅とは異なるパルス幅を有する、実施形態22に記載のバックライトユニット。
実施形態24
第一複数の光源が、第一端部に光学的に結合され、第二複数の光源が、隣接する第二端部に光学的に結合される、実施形態22〜23のいずれか1つに記載のバックライトユニット。
実施形態25
上記第一複数の光源における第一光源が、上記第二複数の光源における第二光源のパルス幅とは異なるパルス幅を有する、実施形態24に記載のバックライトユニット。
実施形態26
実施形態1または2に記載のバックライトユニットを含む表示装置。
実施形態27
実施形態1または2に記載のバックライトユニットに光を導入するステップと、
上記導光アセンブリの上記第一領域をアクティブ状態と非アクティブ状態との間で切り替えるステップと
を含む、画像を表示するための方法。
実施形態28
複数の光源を、光放出面上に逆プリズムフィルムを含む導光板の少なくとも1つの端部に、光学的に結合させるステップと、
第二領域の第二光透過率より高い第一光透過率を有する第一領域を生じるように、上記複数の光源における少なくとも2つの光源の上記パルス幅を調節するステップと、
を含む、画像を表示するための方法。
実施形態29
第一光源が、上記複数の光源における第二光源のパルス幅とは異なるパルス幅を有する、実施形態28に記載の方法。
実施形態30
第一複数の光源が、第一端部に光学的に結合され、第二複数の光源が、隣接する第二端部に光学的に結合される、実施形態28〜29のいずれか1つに記載の方法。
実施形態31
上記第一複数の光源における第一光源が、上記第二複数の光源における第二光源のパルス幅とは異なるパルス幅を有する、実施形態30に記載の方法。
100、200、300、400、500 BLU
101、201、301、401、501、701 端部
102、202、302、402、502、702 光放出面
103、203、303、403、503 リアパネルに面した表面
105、205、305、405、505、705 導光板
110、210、310、410、510 導光アセンブリ
111、211、311、411、511 第一領域
112、212、312、412、512 第二領域
115、215、315、415、515 光バルブ層
120 可動部
120a 機械的要素
120b 光学的要素
125、225、325、425、525、625、825a、825b、825c、825d 光源
230 荷電された材料
235 キャビティ
540 滑らかな表面
651 暗い領域
652 明るい領域
655 光源によって照らされた領域
665 領域
750 逆プリズムフィルム

Claims (12)

  1. 導光アセンブリであって、
    導光板、および
    少なくとも1つの光バルブ層
    を含む導光アセンブリと、
    該導光板に光学的に結合され、該導光板内へと光を注入するように構成された、少なくとも1つの光源と、
    を含むバックライトユニットにおいて、
    該導光アセンブリがさらに、第一および第二領域を含み、該第一領域が、該第一領域における対応するリアパネルに面した表面に入射した注入光の少なくとも約90%を該第一領域の光放出面が透過するアクティブ状態と、該第一領域における対応するリアパネルに面した表面に入射した注入光の約10%未満を該第一領域の光放出面が透過する非アクティブ状態との間で切り替え可能である、
    バックライトユニット。
  2. 導光アセンブリであって、
    導光板、および
    少なくとも1つの光バルブ層
    を含む導光アセンブリと、
    該導光板に光学的に結合され、該導光板内へと光を注入するように構成された、少なくとも1つの光源と、
    を含むバックライトユニットにおいて、
    該導光アセンブリがさらに第一および第二領域を含み、該第一領域が、光放出面に入射した注入光の少なくとも約90%が該第一領域によって透過されるアクティブ状態と、該光放出面に入射した注入光の約10%未満が該第一領域によって透過される非アクティブ状態との間で切り替え可能である、
    バックライトユニット。
  3. 前記少なくとも1つの光源が、前記導光板の1つまたは複数の端部に光学的に結合される、請求項1または2記載のバックライトユニット。
  4. 前記第二領域が、アクティブ状態と非アクティブ状態との間で切り替わるように構成される、請求項1または2記載のバックライトユニット。
  5. 前記導光アセンブリが、複数の第一領域と、任意選択により複数の第二領域とを含む、請求項1または2記載のバックライトユニット。
  6. 前記導光アセンブリが、二次元配列において整列された複数のタイルを含み、1つまたは複数のタイルが、前記第一領域または前記第二領域に対応する、請求項1または2記載のバックライトユニット。
  7. 前記第一領域が、約1mmから約500mの範囲の少なくとも1つの寸法を含む、請求項1または2記載のバックライトユニット。
  8. 前記光バルブ層が、前記導光板の(a)前記光放出面または(b)前記リアパネルに面した表面、に接触または隣接する、請求項1または2記載のバックライトユニット。
  9. さらに、約15マイクロ秒から約10秒の範囲の時間間隔内において前記アクティブ状態と非アクティブ状態との間で切り替えるように構成された切り替えメカニズムを含む、請求項1または2記載のバックライトユニット。
  10. 前記切り替えメカニズムが、前記光バルブ層の少なくとも一部と前記導光板の少なくとも一部との間における物理的接触を引き起こすように構成されるか、または前記切り替えメカニズムが、前記光バルブ層の少なくとも一部のフィルター偏光を変えるように構成されるか、または前記切り替えメカニズムが、前記光バルブ層の少なくとも一部の屈折率を変えるように構成されるか、または前記切り替えメカニズムが、前記光バルブ層の少なくとも一部の粗度または有孔率を変えるように構成される、請求項9記載のバックライトユニット。
  11. 前記導光板の少なくとも1つの端部に光学的に結合された複数の光源を含む、請求項1〜10のいずれか一項記載のバックライトユニット。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項記載のバックライトユニットを含む表示装置。
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