JP2019509647A - ネットワークサービスを移行するための方法及びネットワークサービス装置 - Google Patents

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Abstract

一実施形態によれば、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を使用してネットワーク接続性サービスを提供するステップと、1つ又は複数のサービスアクセスポイントを介して1つ又は複数の通信装置に対して、上記ネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するステップと、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、上記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成するステップと、上記1つ又は複数のサービスアクセスポイントを、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された上記ネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成するステップと、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の少なくとも一部を、上記ネットワーク接続性サービスを提供することから割当て解除するステップとを含む、ネットワークサービスを移行するための方法が記載される。
【選択図】図9

Description

本開示は、ネットワークサービスを移行するための方法及びネットワークサービス装置(Network Service Arrangement)に関する。
ネットワーク機能仮想化(NFV;Network Functions Virtualization)は、IT仮想化の技術を使用して、ネットワークノード機能の分類全体を、通信サービスの生成のため共に接続又は連鎖し得る構築ブロックへと仮想化するネットワークアーキテクチャ概念である。NFVは、従来のサーバ仮想化技法に依存する。仮想化ネットワーク機能又はVNFは、各ネットワーク機能のためのカスタムハードウェア機器を有するのではなく、標準の大容量サーバ、スイッチ及び記憶装置、さらにはクラウドコンピューティングインフラストラクチャの上で、異なるソフトウェア及びプロセスを実行する1つ又は複数の仮想マシン又は仮想コンテナによって提供されてもよい。
仮想化ネットワーク機能を、例えば保守又はより強力な資源が必要であるために、他の資源、例えば他のハードウェアに移行することが必要になることがある。そのような移行への手法は、そのような移行のための労力を少なく保つのが望ましい。仮想化ネットワーク機能は、ネットワークサービスへと構成することができる。ネットワークサービスは、接続性サービスを履行するようにさらに特徴付けられ、したがって本明細書でネットワーク接続性サービス(Network Connectivity Services)とも呼ばれ得る。
一実施形態によれば、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を使用してネットワーク接続性サービスを提供するステップと、1つ又は複数のサービスアクセスポイントを介して1つ又は複数の通信装置に対して、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供されたネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するステップと、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成するステップと、1つ又は複数のサービスアクセスポイントを、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供されたネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成するステップと、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の少なくとも一部を、ネットワーク接続性サービスを提供することから割当て解除するステップとを含む、ネットワークサービスを移行するための方法が提供される。
図面において、同様の参照文字は、一般に異なる図を通して同じ部分を指す。図面は必ずしも一定の比率であるわけではなく、代わりに全体的に、本発明の原理を例示することに重点が置かれる。以下の記載では、様々な態様が、以下の図面を参照しながら記載される。
ETSI(European Telecommunications Standards Institute;欧州電気通信標準化機構)によるNFV管理及びオーケストレーションアーキテクチャを図示する。 ネットワークサービス(NS;Network Service)を例示する。 新たなNSを生成することによるNS移行を例示する。 移行されることになるNSを図示する。 第1のサイトから第2のサイトへのNS移行のための図4のNSの拡張を図示する。 NSの移行のためのNSの再配線を図示する。 NSの移行のためのNSのクロッピング(cropping;切り取り)を図示する。 部分的なNS移行から生じるNSを図示する。 NSを移行するための方法を例示するフロー図を図示する。 ネットワークサービス装置を図示する。
以下の詳細な記載は、本発明が実施され得る本開示の具体的な詳細及び態様を例示として図示する添付の図面を参照する。他の態様が活用されてもよく、本発明の範囲から逸脱することなく構造的、論理的及び電気的変更がなされてもよい。本開示の幾つかの態様が本開示の1つ又は複数の他の態様と組み合わされて新たな態様を形成することができるので、本開示の様々な態様は必ずしも相互に排他的であるわけではない。
従来の解決策では、事業者ネットワークアーキテクチャは、典型的に専有のハードウェアプラットフォームにわたり垂直的に統合される。ネットワーク事業者は、ネットワーク配備のライフサイクルプロセスに基づいて将来のトラフィック需要を推定することができ、それゆえネットワーク事業者は、ネットワーク機器調達及び配備を追跡することができる。幾つかの場合には、ネットワーク事業者は、幾つかの期待需要が実現しないと理解することがあり、以て能力の比較的大きなブロックを使用されないままにする。同時に、他の需要がネットワーク事業者の当初の推定を上回ることがあり、以てユーザ体験に大きな悪化をもたらす。したがって、従来のネットワーク事業者ビジネスモデルは、垂直的に統合されたハードウェアに基づくものであるが、より一層短いハードウェアライフサイクル、統合の増大する複雑さ、トラフィック需要に基づいて資源を拡縮する能力がないことなどといった、いくつかの問題を有する。
欧州電気通信標準化機構(ETSI;European Telecommunications Standards Institute)業界仕様グループ(ISG;Industry Specification Group)で形成されるNFV(ネットワーク機能仮想化)は、ネットワーク事業者によって直面される様々な欠点に対処するのを目的とする。NFVは、標準の情報技術(IT;Information Technology)仮想化技術を進化させて、業界標準の大容量サーバ、スイッチ及びストレージへネットワーク機器種類(例えば、MME(Mobility Management Entities;移動管理エンティティ))を統合することを含むものと見ることができる。NFVは、ネットワーク機能(例えば、MME機能性)を、各種の商用の既製の(COTS;Commercial Off-the-shelf)サーバハードウェアで実行することができるものであるソフトウェアで実装することを伴う。仮想化ネットワーク機能ソフトウェアは、次いで、必要とされるときに、新たな機器を設置しなければならないことなく、ネットワークにおける様々な位置に移動又はインスタンス化されてもよい。NFVは、ネットワーク機能(NF;Network Function)が実行されるインフラストラクチャとネットワーク機能実装が密結合されるものであるレガシーネットワークと対照的である。
図1は、ETSIによるNFV管理及びオーケストレーションアーキテクチャを図示する。
ネットワーク配備は、例えば従来の非仮想化3GPPネットワーク要素に対応するものである非仮想化部分を含むことができる。さらに、ネットワーク配備は、NFV原理に従って動作可能である仮想化部分を含むことができる。言い換えれば、非仮想化ネットワーク要素及び仮想化ネットワーク要素が、混合無線ネットワークにおいて同位置に設けられることができる。混合無線ネットワークにおいて、ネットワーク事業者は、物理ネットワーク機能(PNF;physical Network Function)と仮想化ネットワーク機能(VNF;Virtualized Network Function)の両方を運用することができる。
NFVアーキテクチャ基準は、多様なNFVエンティティを管理及び組織化するためのプラットフォームの役目をするNFV管理及びオーケストレーション(NFV−MANO;NFV Management And Orchestration)要素101を含む。
NFVアーキテクチャフレームワークは、OSS(Operations Support System;運用支援システム)102、EM(Element Manager;要素マネージャ)103、VNF(仮想ネットワーク機能)104及びNFVI(Network Function Virtualization Infrastructure、ネットワーク機能仮想化インフラストラクチャ)105をさらに含む。
OSS102は、ネットワーク事業者のOSSを指す。OSS102は、障害管理、構成管理及び性能管理を含む、従来のネットワーク及びサービス管理を取り扱う。
VNF104は、NFVアーキテクチャの基本ブロックである。それは、仮想化ネットワーク要素である。例えばルータが仮想化されるとき、ネットワーク要素プロバイダは、それをVNFとして実装することができる。仮想化され得るネットワーク要素の別の例は、パケットゲートウェイである。ネットワーク要素は部分的に仮想化されることもでき、その場合には、ネットワーク要素の1つ又は複数の副機能が仮想化され、次いでVNFとして配信もされる。例えばルータの場合には、ルータの様々な副機能が、共に仮想ルータとして機能する別々のVNFであることができる。
VNF104は、或るネットワークタスクを行うエンティティの仮想化実装として見ることができ、ここで、そのようなエンティティは、専有で専用のハードウェアによってそのようなタスクを以前に実施していた。VNF104は、ネットワーク機能を専用のハードウェア装置からソフトウェアへ移動させる。これは、過去にハードウェア装置を必要とした特定の機能が標準の(例えばx86)サーバで動作することを可能にする。仮想マシン(VM;Virtual Machine)又は仮想コンテナの形態の計算資源を使用する実装方式では、VNF104は、ハイパーバイザの制御下のVMで特定のネットワーク機能を実施する。そのようなネットワークタスクは、ファイアウォール、ドメインネームサービス(DNS;Domain Name Service)、キャッシュ又はネットワークアドレス変換(NAT;Network Address Translation)を含み得る。
VNFの他の例は、GGSN(Gateway GPRS Support Node;ゲートウェイGPRS支援ノード、GPRS:General Packet Radio Service;汎用パケット無線サービス)、SGSN(Serving GPRS Support Node;サービングGPRS支援ノード)、RNC(Radio Network Control;無線ネットワーク制御)、EPC(Evolved Packet Core;進化型パケットコア)のS/P−GW(Serving/Packet Gateway;サービング/パケットゲートウェイ)などを含む。
EM103は、VNF104のための要素管理システムである。これは、VNFの機能管理、すなわちFCAPS(Fault, Configuration, Accounting, Performance and Security Management;障害、構成、課金、性能及び機密管理)を担う。これは、専有のインタフェースを通じてVNFを管理してもよい。VNF104毎に1つのEM103があってもよく、又はEM103は複数のVNF104を管理することができる。EM103自体がVNF104であることができる。
NFVI105は、VNF104が実行する環境である。これは、物理資源、仮想化資源及び仮想化層を含む。
−計算、記憶及びネットワーク資源(Compute, Storage and Networking Resources):これは、NFVI105における物理的部分である。仮想化資源は、これらの物理資源にインスタンス化される。任意の商品スイッチ又は物理サーバ/記憶サーバがこの部類の一部である。
−仮想計算、仮想記憶及び仮想ネットワーク資源(Virtual Compute, Virtual Storage and Virtual Networking Resources):これは、NFVIにおける仮想部分である。物理資源は、VNFによって最終的に活用される仮想化資源へ抽象化される。
−仮想化層(Virtualization Layer):この層は、物理資源を仮想化資源へ抽象化することを担う。この層に対する一般的な業界用語は、ハイパーバイザである。この層は、ソフトウェアがハードウェアから独立したライフサイクルを有することを可能にするハードウェアからソフトウェアを分離する。
MANO101は、例えば、新たなネットワークサービス(NS;Network Service)、VNF転送グラフ(VNFFG;VNF Forwarding Graph)及びVNFパッケージのオンボーディング、NSライフサイクル管理(インスタンス化、スケールアウト/イン、性能測定、事象相関(event correlation)、終了を含む)、大域資源管理、NFVI資源要求の確認及び認可、並びにNS(Network Service;ネットワークサービス)インスタンスのためのポリシー管理を行うNFVオーケストレータ106を含む。
NFVオーケストレータ106は、VNF104自体のネットワークサービスを作成、保守及び破棄する。複数のVNFがある場合、NFVオーケストレータ106は、複数のVNFにわたるエンドツーエンドサービスの生成を可能にする。
一例として、エンドツーエンドサービスを生成するために連鎖される必要がある複数のVNF104があると仮定する。そのような場合の一例が仮想化基地局、及び対応する仮想化コアネットワーク機能(例えば、MME、SGWなど)を持つ仮想化EPCである。それらは、同じ又は異なるベンダからであることができる。VNF104のこの集合を使用してエンドツーエンドサービスを生成する必要があるであろう。これは、ネットワークサービスオーケストレータに、エンドツーエンドサービスを生成するためにVNF104のこの集合のインスタンス化を調整するように話すことを要求するものである。
ネットワークサービスは、NS記述子(NSD;NS descriptor)109に従って管理及び組織化される。NS情報要素(NsInfo;NS information element)110は、ネットワークサービスの全ての構成要素(component)についての情報を含む。
MANO101は、例えばVNFインスタンスのライフサイクル管理を行い、且つNFVIと要素/ネットワーク管理システムとの間の構成及び事象報告のための全体的な調整及び適合役割を有するVNFM(仮想ネットワーク機能マネージャ;Virtual Network Function Manager)107をさらに含む。
EM103とVNFM107との間の差に留意されたい。EM103が機能構成要素(functional component)の管理を行う一方、VNFM107は仮想構成要素(virtual component)のための管理を行う。例として、移動コアが仮想化される場合には、EM103が機能部分(例えば移動シグナリングに関連した問題)の管理を行う一方、VNFM107は仮想部分(例えばVNF自体をインスタンス化することに関連した問題)のための管理を行う。
さらに、MANO101は、一事業者のインフラストラクチャサブドメイン内でNFVI計算、記憶及びネットワーク資源を制御及び管理することを行い、且つ仮想化資源に関連した性能測定及び事象の収集及び転送を担う仮想化インフラストラクチャマネージャ(VIM;Virtualised Infrastructure Manager)108を含む。
NFVによれば、ネットワーク機能は、VNFとして、ここでは例えば或る顧客(例えば移動ネットワーク事業者)に、顧客によって必要とされ(例えばルータ機能性、ファイアウォール機能性など)、次いで所謂ネットワークサービスの形態でネットワーク事業者によって共に配置されるVNFとして提供される。
図2は、ネットワークサービス200を例示する。
ネットワークサービス(NS)200は、複数の仮想ネットワーク機能(VNF)201を備える。各VNF201は、1つ又は複数の接続ポイント202を有する。ネットワークサービス200は、サービスアクセスポイント203として見られ、そして顧客がネットワークサービス200にアクセスすることを可能にし得るものである1つ又は複数の外部接続ポイント203を有する。言い換えれば、ネットワークサービス200は、外部接続ポイント(service access point;サービスアクセスポイント)203を介して提供される。接続ポイント202は、仮想リンク204を介して互いに及び外部接続ポイント203に接続されてもよい。外部接続ポイント203がVNF201で接続ポイント202に直接接続されるか、又は仮想リンク204を介して接続されてもよいことに留意されたい。ネットワークサービス200は、物理ネットワーク機能(PNF)も含んでもよい。
ETSI NFV IFA仕様によれば、
・VNF201は、「常に」NS200の一部である。VNF201が管理及び組織化されるためには、NFVO106は、VNF201がどのNS200の一部であるかを知る必要がある。
・VNF201は、NSインスタンス間で共有されてもよい。言い換えれば、VNFは、同時にNS1及びNS2の一部であることができる。
・NSライフサイクル管理インタフェース動作は、NS200のVNF201を「追加する(adding)」、「削除する(removing)」、「インスタンス化する(instantiating)」及び「終了する(terminating)」ことに対する支援を有する。
・NS200は、NS記述子(NSD;Network Service Descriptor)205に従って管理及び組織化される。NSD205は、VNF201、PNF(物理ネットワーク機能)、仮想リンク(VL;Virtual Link)204及びVNF転送グラフ(VNFFG;VNF Forwarding Graph)の種類/プロファイルを記載する。
ネットワークサービス記述子(NSD)109、205は、NS200のライフサイクル管理のためにNFVオーケストレータ(NFVO;NFV Orchestrator)106によって使用される情報から成る配備テンプレートである。
NS200は、それら間の不特定の接続性を持つ、又は1つ又は複数の転送グラフによる幾つかの特定の接続性を持つ機能の集合として構成されるネットワーク機能(NF;Network Function)の編成である。NSインスタンスを配備するためにNFV管理及びオーケストレーション(MANO)機能101によって使用されるようなNS200の記載は、その構成オブジェクトの記述子を含む又は参照する。
ネットワークサービス200は、或る(第1の)計算、ネットワーク及び/又は記憶資源206によって提供されてもよい。これは、或る地理的位置(例えば或るデータセンタ若しくは或るコンピュータクラスタ)での或るハードウェア資源、又は同様に1つ若しくは複数のコンピュータの計算、ネットワーク及び記憶資源の或る部分を含んでもよい。
ネットワークサービス200が移行されるべきである、すなわち他の(第2の)計算、ネットワーク及び/又は記憶資源207によって提供されるべきであることが生じることがある。これは、例えば、ネットワーク事業者によって(例えば所望の異なる位置のために)、或いは現在使用されている計算、ネットワーク及び/又は記憶資源に対して行われるべきである保守のため、それらの能力がもはや十分でないため、警告(alarm)又は故障があったためなどで所望されることがある。
そのため、ネットワークサービス200をどのように、顧客の観点からの他にネットワーク事業者の管理及び運用の観点からその使用を中断することなく、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源206から(例えば第1のサイトから)第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源207に(例えば第2のサイトに)移行するか問題が生じる。
図3は、新たなNSを生成することによるNS移行を例示する。
図2を参照して述べたようにVNF301、(内部)接続ポイント302、外部接続ポイント303及び仮想リンク304を含むネットワークサービス(NS1)300が、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源(例えば第1のサイト)305によって提供され、且つ第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶(例えば第2のサイト)306に移行されるべきである。
1つの手法は、第1のサイト305でのネットワークサービス(NS1)300の複製である第2のサイト306での新たなネットワークサービス(NS2)307を生成することである。
次いで、サービスは新たなネットワークサービス307に切り替えられ、そしてネットワークサービス300及びそのVNF301は終了される。
この手法のためには、しかしながら、新たなNSが生成されなければならず、そして各消費者(例えばネットワーク事業者又はネットワークユーザ、例えば移動ネットワーク加入者)は、ユーザ/制御プレーン接続性観点からだけでなく、サービス運用観点からも、新たなネットワークサービスに切り替えられなければならない。さらには、インスタンス化されることになる新たなNSのための全ての履行手順が行われる必要があり、したがって管理/運用複雑さを増す。
様々な実施形態によれば、ネットワークサービスは、この複雑さが増すことを回避するために(より詳細に下記されるように)使用されてもよいネットワークサービスを拡張することによって移行される。この手法について、以下に図4〜7を参照して述べられる。
図4は、移行されることになるネットワークサービス400を図示する。
ネットワークサービス(NS1)400は、図2を参照して述べたように、VNF401、(内部)接続ポイント402、外部接続ポイント403及び仮想リンク404を含み、且つ第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源(例えば第1のサイト)405によって提供され、そして第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶(例えば第2のサイト)406に移行されるべきである。
NS情報要素(NsInfo)407は、NS400の全ての構成要素についての情報を含む。構成要素は、NS404のインスタンス化されたVNF401及びVL404である。NsInfoに含まれる情報を使用する代わりに、NSに帰属する全てのVNF/VLについて問い合わせて、NS400の全ての構成要素について見つけ出すこともできる。加えて、NSD408は、その制約、ポリシー及び編成についての情報を提供するNS400の記載を含む。
図5は、第1のサイト505から第2のサイト506へのNS移行のための図4のネットワークサービスの拡張500を図示する。
拡張NS500は、図4のNS400に対応し、したがって、図4のVNF401、接続ポイント402、外部接続ポイント403及び仮想リンク404に対応するVNF501、接続ポイント502、外部接続ポイント503及び仮想リンク504を含む。
しかしながら、NS500は、同じNS500に、すなわち、例えば同じ名前及び外部接続ポイントを持つ同じエンティティに帰属する第2のサイト506で接続ポイント508及びVL509を持つ新たなVNF507が生成される(例えば生成されて、NS500に追加される)という点で図4のNS400に関して拡張される)。NS500は、したがって、拡張されるものと見ることができる。
第2のサイト506でのVNF507及びVL508は、第1のサイト505のVNF501及びVL504と同じ論理構成に従う(且つ、例えばNSのNSD511によって定義されるように)。
VNF507及びVL508が、NS500を移行するためにそれらの生成が必要でないように、第2のサイト506で(例えば部分的に)既に利用可能でもよいことに留意されたい。
いずれの場合にも、NS500は、第1のサイト505及び第2のサイト506で構成要素を包含するように拡張される。
図6は、ネットワークサービス600の移行のためのNS600の再配線(rewiring)を図示する。
ネットワークサービス600は、ネットワークサービス500に対応して、図5を参照して述べたように、第1のサイト605での構成要素(component)601〜604及び第2のサイト606での構成要素(component)607〜609を含む。
ネットワークサービス600(図4の構成)を第1のサイト605から第2のサイト606に移行するために、ネットワークサービス600は再配線される。外部接続ポイント(extCP;external Connection Point)又はサービスアクセスポイント603は、それらが当初連結されていた(linked)、第1のサイト605でのVNF601(この例ではVNF3に対しては仮想リンクVL4を介して)から切り替えられて、第2のサイト606での対応するVNF607に連結する(link)(この例ではVNF3’に対しては仮想リンクVL4’を介して)。
図6の例では、当初VNF1及びVNF3の接続ポイント602を指していた(この例ではVNF3に対しては仮想リンクVL4を介して)外部接続ポイント603は、第2のサイト606でのVNF1’及びVNF3’607の接続ポイント608を指す(この例ではVNF3’に対しては仮想リンクVL4’を介して)ように変更される。
したがって、外部接続ポイント603とVNF1’及びVNF3’607の接続ポイント608(VNF3’に対してはVL4’を介して)との間に接続610が確立される。
さらには、第1のサイト605の構成要素から第2のサイト606の対応する構成要素にアプリケーション及びサービス状態情報が転送されてもよい。
図7は、ネットワークサービス700の移行のためのNS700のクロッピング(cropping;切り取り)を図示する。
ネットワークサービス700は、第2のサイト706での構成要素だけを保って、第1のサイト705での構成要素を削除することによって、ネットワークサービス600から生じる。
すなわち、一旦ネットワークサービス700の機能(例えばユーザサービス)が、第2のサイト706での構成要素(component)707、708、709によって提供されるように動作可能となると、任意選択で、第1のサイトでの構成要素(VNF及びVL)は(完全に又は部分的に)終了されてもよく、すなわち対応する資源はこれらの構成要素を提供することから割当て解除され(de-allocate)てもよい。
結果として、ネットワークサービス700は、目下第2のサイト706で完全に実行しており、且つ接続710(図6の接続610に対応する)によって第2のサイト706の構成要素に接続される外部接続ポイント703によってアクセスすることができる。
以下では、移行手順の実現に関する、NS移行の形態に関する、及びNSの構成要素のインスタンス化及び終了に関する様々な実施形態が記載され、任意の様式で組み合わされてもよい。
実施形態が様々な様式で一般化されてもよいことにさらに留意されたい。
1.実施形態は、ETSI NFV定義のネットワークサービスにだけでなく、一般的な「ネットワークサービス(network service)」に適用されてもよい。
2.実施形態は、5G技術におけるネットワークスライシングなどの同様の概念に適用されてもよい。特に、ネットワークスライシングは、潜在的にNS使用を通じて実現することができる。
3.実施形態は、仮想化ネットワーク機能(VNF)にも物理ネットワーク機能(PNF)にも適用されてもよい。NSがPNFを含む場合には、ネットワーク機能が仮想化されないので、それらのPNFのためのネットワーク機能インスタンス化及び終了は、ネットワーク機能及びそのハードウェアへの一層の手動介入を必要とする。そのような場合には、新たなVNF/PNFをインスタンス化するステップを省略する及び/又は移行後のVNF/PNFを終了するステップを省略する実施形態が特に関連してもよい。
一実施形態によれば、NS移行は、Os−Ma−nfvo基準点(図1を参照)へのNSライフサイクル管理インタフェース動作を使用してOSS(例えばネットワーク事業者による)102を介して制御される。
これのために、OSS102は、必要とされる具体的な動作及びそれらの順序に関する決定をする。OSS102は、NFVO106に数個の動作要求をする。
NS LCM(Life Cycle Management;ライフサイクル管理)インタフェースのNS更新動作が、NSのVNF部分の「追加」、「削除」、「インスタンス化」及び「終了」の副動作(sub-operation)種類と使用されてもよい。
1.第一に、新たなサイトでVNFをインスタンス化する。
2.第二に、新たにインスタンス化されたVNFを移行されているNSに追加する。
3.最後に、古い(当初の)VNFが留まることができるかどうかに応じて、古いVNFを削除するか、又は古いVNFを終了する。
別の実施形態によれば、NS移行は、NFVO106が、Os−Ma−nfvo基準点への移行NS動作を使用し、そしてネットワークサービス記述子(NSD)に移行手順スクリプト及びポリシーを追加することによって制御される。
これのために、例えば、プロバイダ(ネットワークサービスの)は、NFVO106に対する命令を持つNSDにおけるNSライフサイクルスクリプト及びポリシーが移行プロセスを制御することを可能にする。OSS(例えばネットワーク事業者)は、Os−Ma−nfvo基準点へのNS LCMインタフェースにおける明示的なNS移行動作を要求する。
NFVO106は、OSS102による明示的な動作要求からよりもむしろNS移行スクリプト及びポリシーから導出される、VNFの必要とされる「追加」、「削除」、「インスタンス化」及び「終了」を行うことによってNS移行プロセスを制御する。
一実施形態によれば、図7の例でのように、既存のNSの第1のサイトの全ての構成要素が最終的に第2のサイトで利用可能であることを意味する完全なNS移行が行われる。
別の実施形態によれば、部分的なNS移行が、図8に例示されるように行われる。
図8は、部分的なNS移行から生じるネットワークサービス800を図示する。
ネットワークサービス800は、その移行前のネットワークサービス800の構成要素でもあった(すなわち第1のサイト803で依然利用可能であり且つ移行後の結果的なネットワークサービスの一部である)第1のサイト803の幾つかの構成要素(component)801を含む一方、当初のネットワークサービスのその他の構成要素802(component)は第2のサイト804で利用可能である。
例えば、以下の手法が移行のために可能である。
・第2のサイトの全ての構成要素(すなわち、VNF及びVL)のインスタンス化。これは、資源の割当て及びインスタンス化が行われることを意味する。
・第2のサイトで利用可能な幾つか又は全ての既存の構成要素(すなわち、VNF及びVL)の再使用、及びそれらを既存のNSにただ追加する。これは、第2のサイトのこれらの構成要素に対する新たなVNF及びVLの資源の割当て及びインスタンス化が必要とされないことを意味する。
・NS移行後、第1のサイトの全ての構成要素の終了。これは、VNF及びVLが終了され、そして対応する資源が割当て解除されることを意味する。
・NS移行後、第1のサイトの1つ又は全ての構成要素を利用可能に保つ。これは、VNF及びVLが終了されないことを意味する。
・上記項目の任意の組合せ。
要約すると、様々な実施形態によれば、図9に例示されるような方法が提供される。
図9は、ネットワークサービスを移行するための(特に、場合により他のサービス(上位層サービスなど)のうち、ネットワークサービスの一部であるネットワーク接続性サービスを移行するための)方法を例示するフローチャート900を図示する。
901において、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を使用してネットワーク接続性サービスが提供される。
902において、1つ又は複数のサービスアクセスポイントを介して1つ又は複数の通信装置に対して、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供されたネットワーク接続性サービスへのアクセスが提供される。
903において、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源が、ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成される。
904において、1つ又は複数のサービスアクセスポイントが、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供されたネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成される。
905において、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の少なくとも一部が、ネットワーク接続性サービスを提供することから割当て解除される。
様々な実施形態によれば、言い換えれば、ネットワーク接続性サービスを提供するエンティティ(例えばETSI NFV専門用語によるネットワークサービス)は、接続性サービスを提供するために使用される資源が変更される(すなわちネットワーク接続性サービスが移行される)ときにネットワーク接続性サービスがアクセスするためのサービスアクセスポイントの点に関して同じままである。これは、内部接続ポイントへの外部接続ポイント(サービスアクセスポイント)のマッピングを、第1の資源によって(移行前に)提供されるサービス構成要素の内部接続ポイントから第2の資源によって(移行後に)提供される(対応する)サービス構成要素の対応する内部接続ポイントに変更することによって達成されるものと見ることができる。さらには、第1の資源(の少なくとも一部)は、第2の資源がネットワーク接続性サービスを提供するために構成されたときに、ネットワーク接続性サービスを提供することから割当て解除されてもよい。言い換えれば、第1の資源は、第2の資源がネットワーク接続性サービスを提供するための準備ができているときに、ネットワーク接続性サービスを提供することを停止してもよい。これは、シームレスな移行を可能にすることができる。
計算、ネットワーク及び/又は記憶資源は、例えば物理計算、記憶及びネットワーキング資源から成ってもよい。
ネットワーク接続性サービスは、ネットワーク層接続性を提供する、すなわちネットワーク層(例えばインターネットプロトコル)接続を確立及び使用することを可能にするネットワーク層(例えばOSI(Open Systems Interconnection;開放システム相互接続)モデルによる)の機能を含むネットワークサービスとして理解されてもよい。
したがって、ネットワーク接続性は、例えばアプリケーション層に接続を提供するものと見ることができるものであるチャットプログラムより下位層に接続を提供すると見られてもよい。
第2の資源をネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成することは、第1の資源にサービスを提供するためのソフトウェアを第2の資源にコピーすることを意味してもよい。これは、例えば第1及び第2の資源に(例えば第1及び第2の(例えばハードウェア)資源を抽象化することによって)同じ仮想実行時環境又は仮想マシン/コンテナ(例えば同じ種類の又は同じ製品)を使用することによって実装されてもよい。VNFは、1つ若しくは複数のサーバコンピュータ、スイッチ及び記憶装置、さらにはクラウドコンピューティングインフラストラクチャの上で、異なるソフトウェア及びプロセスを実行する1つ又は複数の仮想マシン又は仮想コンテナによって提供されてもよい。
しかしながら、ネットワークサービスを移行することが、典型的にストレージにおける1つの位置から別の位置へのファイルの単なるコピーを越えることに留意されたい。ネットワークサービスを移行することは、例えばネットワーク接続性サービスを実装するプログラムにファイルが対応するとすれば、プログラムを実行するための実際の資源が変わること、例えば異なるプロセッサが使用されること、プログラムがロードされるランダムアクセスメモリが使用されることなどを伴ってもよい。
第2の資源をネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成することは、構成情報を第1の資源から第2の資源にコピーすることをさらに含んでもよい。それは、第1の資源から第2の資源に状態情報をコピーすること、すなわち第1の資源の状態を第2の資源に適用すること、言い換えれば第2の資源の状態を第1の資源の状態と同期させることも含んでもよい。これは、例えば移行されている1つ又は複数のVNF(資源層より上位である)の状態を含んでもよい。例えば、ネットワーク接続性サービスは、ネットワーク接続性サービスを移行するために第2の資源によって提供されるものであるルータ機能性などの機能構成要素(例えば仮想ネットワーク機能)を含む。これらの機能構成要素の構成/状態は、例えば機能構成要素の構成を表すパラメータ値を転送する形態で、第1の資源によって提供された機能構成要素から第2の資源によって提供された対応する機能構成要素に転送されてもよい。
様々な実施形態によれば、ネットワークサービスを第1のサイトから第2のサイトに移行する手順(例えば図9に従って)は、新たなNSをインスタンス化すること及び既存の(古い)NSを終了することを必要としない。例えば、ETSI NFV文脈では、第2のサイトでネットワーク接続性機能を提供するための新たなVNF/VLインスタンスは、同じNSの一部である。
実施形態は、例えば高可用性、資源容量管理などといったネットワーク事業者の要件を支援するために、例えば地理的位置間のネットワークサービスの移行の処理を促進することを可能にする。図9による手法は、NSのネットワーク事業者の管理及び運用への中断及び影響を回避することを可能にする。
新たなNSを生成する必要のないNSの移行は、移行の全体を通してネットワークサービスが存在し且つ新たなNSインスタンスのインスタンス化及び古いNSインスタンスの終了のための手順を必要としない、より「純粋な(pure)」NS移行という結果になるものと見ることができる。さらに、第2のNSの生成を管理するために労力及び複雑さが必要とされたものであり、例えばそのような第2のNSのための全てのサービス及び動作履行手順ステップが必要とされないので、必要とされる労力及び複雑さはより少なくなる。追加的に、外部接続ポイント(サービスアクセスポイント)が論理的観点から変化しないので、移行は、NSのユーザにとって透明である様式で実現することができる。実装に応じて、ユーザ(例えば、ルーティング機能性を利用する移動端末のユーザなど)にとってサービス中断がなく、例えばユーザ又は制御プレーン接続性中断又は再接続手順の必要がない場合がある。
移行は、例えばNS移行を制御するコントローラ(例えばOSS又はNFVO)が、例えばネットワーク接続性サービスを提供する事業者から又は、例えばネットワーク接続性サービスに基づく通信ネットワークの事業者でもよい、ネットワーク接続性サービスのユーザから、対応する命令を受信することに応答して始動されてもよい。
ネットワーク接続性サービスは、ネットワーク接続性サービスに加えて、追加のサービス、特に1つ又は複数の上位層(ネットワーク層より上のサービス、例えばIMS(Internet Multimedia Subsystem;インターネットマルチメディアサブシステム)などのアプリケーション層サービスを含むネットワークサービス(移行される)の一部でもよい。サービスアクセスポイントは、ネットワーク層アドレスに対応してもよいが、ネットワークサービスによって提供される機能及びサービスに応じて、例えばポートアドレス又はSIP(Session Initiation Protocol;セッション開始プロトコル)アドレスなどのさらなるアドレス部を含んでもよい。
第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の少なくとも一部を、上記ネットワーク接続性サービスを提供することから割当て解除することは、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の一部だけが割当て解除される一方、その他はネットワーク接続性サービスを提供するために依然使用されることを意味してもよい。これは、部分的な移行として理解することができる。代替的に、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源は全て、計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を提供することから割当て解除されてもよい。これは、完全な移行として理解されてもよい。したがって、例えば、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源は、ネットワーク接続性サービスを完全に提供するように構成されてもよい。
図9に例示される方法のステップが、必ずしもそれらが図9に図示される順序で行われるわけではないことに留意されたい。例えば、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源は、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供されたネットワーク接続性サービスへのアクセスが提供される前に、上記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成されてもよい。
図9の方法は、例えば図10に例示されるような装置によって実施される。
図10は、ネットワークサービス装置1000を図示する。
ネットワークサービス装置1000は、ネットワーク接続性サービスを提供するように構成される第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源1001、及び1つ又は複数の通信装置に対して、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源1001によって提供されたネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成される1つ又は複数のサービスアクセスポイント1002を含む。
さらに、ネットワークサービス装置1000は、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源1003、並びに第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成し(configure)、1つ又は複数のサービスアクセスポイントを、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供されたネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成し(configure)、且つ第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の少なくとも一部を、ネットワーク接続性サービスを提供することから割当て解除するように構成される(configured)コントローラ1004を含む。
ネットワークサービス装置は、ネットワークサービスを提供するための、例えばサイト間のネットワークサービスの移行を可能にする、計算、ネットワーク及び/又は記憶資源(場合により異なるサイトにおける)の装置として理解されてもよい。
1つ又は複数のサービスアクセスポイントを、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された上記ネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成した後に、1つ又は複数のサービスアクセスポイントは、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供されたネットワーク接続性サービスへのアクセスをもはや提供しなくてもよい。言い換えれば、1つ又は複数のサービスアクセスポイントは、もはや第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を指していない。
1つ又は複数のサービスアクセスポイントが第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源から第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源に切り替えられてもよいのに対して、部分的な移行の場合には、(部分的な)移行後の第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を依然指している1つ又は複数の他のサービスアクセスポイントがあってもよいことに留意されたい。
計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアは、例えば、1つ又は複数のコンピュータメモリ及び1つ又は複数のプロセッサを含んでもよい。計算、ネットワーク及び/又は記憶資源は、仮想ネットワーク機能を提供してもよい。さらには、計算、ネットワーク及び/又は記憶資源は、物理ネットワーク機能に対応してもよい。
様々な例が以下に記載される。
例1は、図9に例示されるように、ネットワークサービスを移行するための方法である。
例2は、例1に係る方法であり、上記ネットワーク接続性サービスが、複数の機能構成要素であって、接続ポイントと、機能構成要素の接続ポイントを接続する通信リンクとを有する、複数の機能構成要素を含む。
例3は、例1又は2に係る方法であり、複数の機能構成要素であって、接続ポイントと、機能構成要素の接続ポイントを接続する通信リンクとを有する、複数の機能構成要素を追加させる命令に応答して、上記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、上記ネットワーク接続性サービスの一部を提供するように構成することを含む。
例4は、例1〜3のいずれか1つに係る方法であり、上記ネットワークサービスを移行させる命令に応答して、上記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、上記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成することを含んでいる。
例5は、例4に係る方法であり、上記ネットワークサービスを移行させる命令が、上記ネットワークサービスを部分的に移行させる命令である。
例6は、例1〜5のいずれか1つに係る方法であり、上記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、上記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成することが、上記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の状態を上記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源にコピーすることを含む。
例7は、例1〜6のいずれか1つに係る方法であり、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源、並びに第2の計算、ネットワーク及び記憶資源が、計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアを含む。
例8は、例1〜7のいずれか1つに係る方法であり、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源が、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアを含み、第2の計算、ネットワーク及び記憶資源が、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアと異なる、並びに/或いは、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアとは異なる地理的位置に設けられている、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアを含む。
例9は、例1〜8のいずれか1つに係る方法であり、上記ネットワーク接続性サービスが、1つ又は複数のネットワーク層機能を含む。
例10は、例1〜9のいずれか1つに係る方法であり、ネットワーク層機能が、インターネットプロトコル通信機能を含む。
例11は、例1〜10のいずれか1つに係る方法であり、上記ネットワーク接続性サービスが、ルーティング機能性(routing functionality)、ドメインネームサービス(domain name service)、ファイアウォール機能性(firewall functionality)、ネットワーク層パケットフィルタリング機能性(network layer packet filtering functionality)及びネットワーク層アドレス変換機能性(network layer address translation functionality)のうちの少なくとも1つを含む。
例12は、例1〜11のいずれか1つに係る方法であり、サービスアクセスポイントが、ネットワーク層サービスアクセスポイントである。
例13は、例1〜12のいずれか1つに係る方法であり、上記1つ又は複数のサービスアクセスポイントが、ネットワーク層アドレスである。
例14は、例1〜13のいずれか1つに係る方法であり、上記1つ又は複数のサービスアクセスポイントが、インターネットプロトコルアドレスである。
例15は、例1〜14のいずれか1つに係る方法であり、上記ネットワーク接続性サービスが、1つ又は複数の通信装置間に1つ又は複数の通信リンクを確立するためのサービスである。
例16は、例1〜15のいずれか1つに係る方法であり、1つ又は複数の通信装置が、1つ又は複数の通信端末である。
例17は、例1〜16のいずれか1つに係る方法であり、1つ又は複数の通信装置が、移動通信ネットワークの1つ又は複数の加入者端末である。
例18は、例1〜17のいずれか1つに係る方法であり、上記1つ又は複数のサービスアクセスポイントを、上記ネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成することが、上記サービスアクセスポイントのうちの1つ又は複数を、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を指すことから第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を指すことに切り替えることを含む。
例19は、例1〜18のいずれか1つに係る方法であり、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、上記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成することが、上記サービスアクセスポイントのうちの1つ又は複数を、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された機能構成要素に連結されることから第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された機能構成要素に連結されることに変更することを含む。
例20は、図例10に例示されるように、ネットワークサービス装置である。
例21は、例20に係るネットワークサービス装置であり、上記ネットワーク接続性サービスが、複数の機能構成要素であって、接続ポイントと、機能構成要素の接続ポイントを接続する通信リンクとを有する、複数の機能構成要素を含む。
例22は、例20又は21に係るネットワークサービス装置であり、コントローラが、複数の機能構成要素であって、接続ポイントと、機能構成要素の接続ポイントを接続する通信リンクとを有する、複数の機能構成要素を追加させる命令に応答して、上記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、上記ネットワーク接続性サービスの一部を提供するように構成するように構成されている。
例23は、例20〜22のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、コントローラが、上記ネットワークサービスを移行させる命令に応答して、上記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、上記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成するように構成されている。
例24は、例23に係るネットワークサービス装置であり、上記ネットワークサービスを移行させる命令が、上記ネットワークサービスを部分的に移行させる命令である。
例25は、例20〜24のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、上記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、上記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成することが、上記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の状態を上記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源にコピーすることを含む。
例26は、例20〜25のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源、並びに第2の計算、ネットワーク及び記憶資源が、計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアを含む。
例27は、例20〜26のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源が、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアを含み、第2の計算、ネットワーク及び記憶資源が、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアと異なる、並びに/或いは、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアとは異なる地理的位置に設けられている、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアを含む。
例28は、例20〜27のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、上記ネットワーク接続性サービスが、1つ又は複数のネットワーク層機能を含む。
例29は、例20〜28のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、ネットワーク層機能が、インターネットプロトコル通信機能を含む。
例30は、例20〜29のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、上記ネットワーク接続性サービスが、ルーティング機能性、ドメインネームサービス、ファイアウォール機能性、ネットワーク層パケットフィルタリング機能性及びネットワーク層アドレス変換機能性のうちの少なくとも1つを含む。
例31は、例20〜30のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、サービスアクセスポイントが、ネットワーク層サービスアクセスポイントである。
例32は、例20〜31のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、上記1つ又は複数のサービスアクセスポイントが、ネットワーク層アドレスである。
例33は、例20〜32のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、上記1つ又は複数のサービスアクセスポイントが、インターネットプロトコルアドレスである。
例34は、例20〜33のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、上記ネットワーク接続性サービスが、1つ又は複数の通信装置間に1つ又は複数の通信接続を確立するためのサービスである。
例35は、例20〜34のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、1つ又は複数の通信装置が、1つ又は複数の通信端末である。
例36は、例20〜35のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、1つ又は複数の通信装置が、移動通信ネットワークの1つ又は複数の加入者端末である。
例37は、例20〜36のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、上記1つ又は複数のサービスアクセスポイントを、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された上記ネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成することが、上記1つ又は複数のサービスアクセスポイントを、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を指すことから第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を指すことに切り替えることを含む。
例38は、例20〜37のいずれか1つに係るネットワークサービス装置であり、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、上記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成することが、上記サービスアクセスポイントのうちの1つ又は複数を、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された機能構成要素に連結されることから第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された機能構成要素に連結されていることに変更することを含む。
さらなる例によれば、ネットワークサービスを第1の資源サイトから第2の資源サイトに移行する管理及びオーケストレーションエンティティのための方法であって、ネットワークサービスが、構成要素の集合で構成されており、構成要素が、例えばネットワーク機能及び仮想リンクであり、
−第1のサイトで実行するネットワークサービスの現在の編成について管理及びオーケストレーションエンティティによって情報を得るステップと、
−第2のサイトでの構成要素をネットワークサービスに追加するステップとを含む、
方法が提供される。
さらなる例によれば、ネットワークサービスを移行する管理及びオーケストレーションエンティティのための方法は、第2のサイトの資源を、第1のサイトでの既存の構成要素を複製する第2のサイトでの上記ネットワークサービスの構成要素に割り当てることを含む。
さらなる例によれば、ネットワークサービスを移行する管理及びオーケストレーションエンティティのための方法は、ネットワークサービスから第1のサイトでの(「古い(old)」)構成要素を削除することを含む。
例によれば、上記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、上記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成することが、上記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の状態を上記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源にコピーすることを含んでおり、コピーされた状態が、1つ又は複数の通信装置のパケットを処理するのに必要な情報を含む。
ネットワークサービス装置の構成要素(例えば計算、ネットワーク及び/又は記憶資源、サービスアクセスポイント並びにコントローラなど)は、例えば、1つ又は複数の回路によって実装されてもよい。「回路(circuit)」は、任意の種類の論理実装エンティティとして理解されてもよく、専用回路網若しくはメモリに記憶されるソフトウェアを実行するプロセッサ、ファームウェア、又はその任意の組合せでもよい。したがって、「回路」は、配線論理回路、又はプログラマブルプロセッサ、例えばマイクロプロセッサなどのプログラマブル論理回路でもよい。「回路」は、ソフトウェア、例えば任意の種類のコンピュータプログラムを実行するプロセッサでもよい。
具体的な態様が記載されたが、添付の特許請求の範囲によって定められる本開示の態様の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態及び詳細の様々な変更がなされ得ることが当業者によって理解されるべきである。範囲はこのように添付の特許請求の範囲によって示され、したがって特許請求の範囲の等価の意味及び範囲内に入る全ての変更が包含されるものと意図される。

Claims (15)

  1. ネットワークサービスを移行するための方法であって、
    第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を使用してネットワーク接続性サービスを提供するステップと、
    1つ又は複数のサービスアクセスポイントを介して1つ又は複数の通信装置に対して、前記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された前記ネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するステップと、
    第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、前記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成するステップと、
    前記1つ又は複数のサービスアクセスポイントを、前記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された前記ネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成するステップと、
    前記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の少なくとも一部を、前記ネットワーク接続性サービスを提供することから割当て解除するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記ネットワーク接続性サービスが、複数の機能構成要素であって、接続ポイントと、前記機能構成要素の前記接続ポイントを接続する通信リンクとを有する、複数の機能構成要素を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 複数の機能構成要素であって、接続ポイントと、前記機能構成要素の前記接続ポイントを接続する通信リンクとを有する、複数の機能構成要素を追加させる命令に応答して、前記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、前記ネットワーク接続性サービスの一部を提供するように構成するステップを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ネットワークサービスを移行させる命令に応答して、前記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、前記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成するステップを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ネットワークサービスを移行させる前記命令が、前記ネットワークサービスを部分的に移行させる命令である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、前記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成するステップが、前記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の状態を前記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源にコピーするステップを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源、並びに前記第2の計算、ネットワーク及び記憶資源が、計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源が、第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアを含み、
    前記第2の計算、ネットワーク及び記憶資源が、前記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアと異なる、並びに/或いは、前記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアとは異なる地理的位置に設けられている、第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶ハードウェアを含む、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. ネットワーク層機能が、インターネットプロトコル通信機能を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ネットワーク接続性サービスが、ルーティング機能性、ドメインネームサービス、ファイアウォール機能性、ネットワーク層パケットフィルタリング機能性及びネットワーク層アドレス変換機能性のうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記サービスアクセスポイントが、ネットワーク層サービスアクセスポイントである、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記ネットワーク接続性サービスが、前記1つ又は複数の通信装置間に1つ又は複数の通信リンクを確立するためのサービスである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記1つ又は複数のサービスアクセスポイントを、前記ネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成するステップが、前記サービスアクセスポイントのうちの1つ又は複数を、前記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を指すことから前記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を指すことに切り替えるステップを含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、前記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成するステップが、前記サービスアクセスポイントのうちの1つ又は複数を、前記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された機能構成要素に連結されることから前記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された機能構成要素に連結されることに変更するステップを含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. ネットワーク接続性サービスを提供するように構成される第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源と、
    1つ又は複数の通信装置に対して、前記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された前記ネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成される1つ又は複数のサービスアクセスポイントと、
    第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源と、
    コントローラであって、
    前記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源を、前記ネットワーク接続性サービスの少なくとも一部を提供するように構成し、
    前記1つ又は複数のサービスアクセスポイントを、前記第2の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源によって提供された前記ネットワーク接続性サービスへのアクセスを提供するように構成し、
    前記第1の計算、ネットワーク及び/又は記憶資源の少なくとも一部を、前記ネットワーク接続性サービスを提供することから割当て解除する、
    ように構成されるコントローラと、
    を含む、ネットワークサービス装置。
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