JP2019507528A - Id情報処理方法、装置、基地局およびユーザ機器 - Google Patents

Id情報処理方法、装置、基地局およびユーザ機器 Download PDF

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Abstract

本発明は、ID情報処理方法、装置、基地局およびユーザ機器を開示する。当該方法において、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDのID集合の部分集合であるID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得することと、取得した前記少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定することと、サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択することとを含む。【選択図】図1

Description

本願は、2016年3月29日に中国特許庁に提出された中国特許出願201610188788.2(発明の名称:ID情報処理方法、装置、基地局およびユーザ機器)の優先権を主張し、その全ての内容が援用により本願に取り込まれる。
本発明は、無線通信分野に係り、特にID情報処理方法、装置、基地局およびユーザ機器に係る。
移動通信システムとは、事業者が無線アクセスネットワーク機器(例えば基地局)とコアネットワーク機器(例えばHLR(Home Location Register))などを配置することによってユーザ機器(例えば携帯電話)に通信サービスを提供するシステムである。
移動通信は、第1世代、第2世代、第3世代、第4世代を経ている。第1世代の移動通信とは、最初のアナログで音声通話のみのセルラー電話規格であり、主にアナログ技術とFDMA(Frequency Division Multiple Access)のアクセス方法が用いられた。第2世代の移動通信は、デジタル技術の導入によって、ネットワーク容量が向上し、音声の品質と秘密性が改善され、GSM(Global System for Mobile Communication)とCDMA(Code Division Multiple Access) IS−95がその代表である。第3世代の移動通信は、主にCDMA2000、WCDMA、TD−SCDMAの3種類の技術を指し、いずれもCDMAをアクセス技術としている。第4世代の移動通信は、その規格が国際的に相対的に統一されており、3GPPが策定したLTE/LTE−A(Long Term Evolution/Long Term Evolution−Advanced)であり、そのダウンリンクがOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)に基づき、アップリンクがSC−FDMA(Single Carrier− Frequency Division Multiple Access)のアクセス方式に基づき、順応的な帯域幅と適応的な変調符号化方式によってダウンリンクピークレート1Gbps、アップリンクピークレート500Mbpsの高速伝送が達成される。
MulteFireは、LTE R13 LAAダウンリンク伝送方法を基に新しく定義されるアップリンク伝送方法であり、しかもアンライセンスバンドで独立に動作できるLTE技術であり、すなわち、stand−alone LTE−Uである。MulteFire(MFと略称する)は、PLMN(Public Land Mobile Network)アクセス方式とNHN(Neutral Host Network)アクセス方式の2種類のアクセスネットワーク方式またはネットワークサービスをサポートする。
NHN方式のネットワークにおいて、例えばSIBMF1(SystemInformation BlockTypeMF1)でPSP−ID(Participating Service Provider ID)を放送することによって異なるビジネスプロバイダに指示する。1つのNHN方式のMFネットワークでは、複数のPSP−IDがサポートされることによって、複数のビジネスプロバイダが当該MFネットワークを共有してサービスを提供することがサポートされる。システム情報ブロックのサイズに制限されるため、放送されるPSP−ID(例えば短形式PSP−ID)の数が制限される。NHN方式のMFネットワークでより多くのPSP−IDがサポートされる場合、PSP−IDをすべて放送することができず、未放送PSP−IDの存在をSIBMF1の識別子で指示する必要がある。UEは、システム情報ブロックから対応するPSP−IDを見つけなくて未放送PSP−IDの存在が分かると、さらに未放送PSP−IDについて問い合わせ操作で基地局に問い合わせる可能性がある。基地局は、問い合わせ要求に応じて、未放送PSP−IDをユニキャストによってUEに通知する。同時に複数のUEアクセス希望先となるPSP−IDが基地局によるシステム情報ブロックの放送に存在しない場合、基地局は、未放送PSP−IDの問い合わせに応答し、問い合わせて得た残りの未放送PSP−ID情報を複数のUEにそれぞれ送信する必要があるが、大量のダウンリンクリソースを占有することになる。
本発明は、サービスプロバイダIDの放送数が少ないためユーザ機器による未放送サービスプロバイダIDの問い合わせが大量に発生してシステムリソースコストが大きすぎる問題を解決するID情報処理方法、装置、基地局およびユーザ機器を提供する。
本発明の一態様として、ユーザ機器に応用されるID情報処理方法を提供する。当該方法は、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDのID集合の部分集合であるID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得することと、取得した前記少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定することと、サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択することとを含む。
選択可能に、取得した前記少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定することは、取得した少なくとも1つのID部分集合の和集合を、前記サービスプロバイダ情報として決定することを含む。
選択可能に、ID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得することは、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、同一のアクセスネットワークに属する異なる基地局から取得することを含み、ここで、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされる。
選択可能に、ID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得することは、基地局から空きチャネルリソースを介して送信される少なくとも1つのID部分集合を取得することを含む。
さらに、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、現在の所属する基地局から異なる空きサブキャリアを介して受信することを含み、ここで、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされ、異なる空きサブキャリアに伝送されるシステム情報ブロックが異なる。
さらに、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、現在の所属する基地局から異なる空きサブフレームを介して受信することを含み、ここで、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされ、異なる空きサブフレームに伝送されるシステム情報ブロックが異なる。
選択可能に、前記サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択することは、前記ユーザ機器のアクセス予定となるサービスプロバイダが存在するか、前記サービスプロバイダ情報から検索することと、存在しない場合、放送されていないID情報の存在がシステム情報ブロックによって示されると、対応するサービスプロバイダを問い合わせるように現在の所属する基地局に要求してアクセスすることとを含む。
選択可能に、前記サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択することは、前記ユーザ機器のアクセス予定となるサービスプロバイダが存在するか、前記サービスプロバイダ情報から検索することと、存在しない場合、取得したシステム情報ブロック数がシステム情報ブロックの送信総数より小さいとき、対応するサービスプロバイダを問い合わせるように現在の所属する基地局に要求してアクセスすることとを含む。
選択可能に、前記ID部分集合は、1つまたは複数のサービスプロバイダIDを含む。
本発明のもう1つの態様として、基地局に応用されるID情報処理方法を提供する。当該方法は、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合を取得することと、ID集合を複数のID部分集合に区分することと、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供することとを含む。
選択可能に、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供することは、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、空きチャネルリソースを介して前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することを含む。
さらに、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、空きチャネルリソースを介して前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することは、1つのID部分集合が1つのシステム情報ブロックにマッピングされ、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされるように、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、対応するシステム情報ブロックにマッピングすることと、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、空きチャネルリソースを介して前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することとを含む。
さらに、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、空きチャネルリソースを介して前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することは、占有されていない空きサブキャリアを決定することと、それぞれ異なるシステム情報ブロックが伝送される空きサブキャリアの1つに1つのシステム情報ブロックがマッピングされるように、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを対応する空きサブキャリアにマッピングし、前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することとを含む。
さらに、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、空きチャネルリソースを介して前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することは、占有されていない空きサブフレームを決定することと、それぞれ異なるシステム情報ブロックが伝送される空きサブフレームの1つに1つのシステム情報ブロックがマッピングされるように、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを対応する空きサブフレームにマッピングし、前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することとを含む。
選択可能に、前記システム情報ブロックには、システム情報ブロックの送信総数がさらに付帯されている。
選択可能に、前記ID部分集合は、1つまたは複数のサービスプロバイダIDを含む。
本発明のもう1つの態様として、ユーザ機器に応用されるID情報処理装置を提供する。当該装置は、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDのID集合の部分集合であるID部分集合を基地局から少なくとも1つ受信するための取得モジュールと、前記取得モジュールで取得した前記少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定するための決定モジュールと、前記決定モジュールで決定したサービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択するための処理モジュールとを含む。
本発明のもう1つの態様として、基地局に応用されるID情報処理装置を提供する。当該装置は、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合を取得するための取得モジュールと、前記取得モジュールで取得したID集合を複数のID部分集合に区分するための区分モジュールと、前記区分モジュールで区分した前記複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、チャネルリソースを介して基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供するための送信モジュールとを含む。
本発明のもう1つの態様として、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDのID集合の部分集合であるID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得するための受信機と、受信機に接続され、前記受信機で取得した前記少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定することと、サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択することとを実現するためのプロセッサとを含むユーザ機器を提供する。
本発明のもう1つの態様として、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合を取得することと、ID集合を複数のID部分集合に区分することとを実現するためのプロセッサと、プロセッサに接続され、前記プロセッサで区分した前記複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供するための送信機とを含む基地局を提供する。
すべてのサービスプロバイダIDを複数のID部分集合に区分し、1つまたは複数のID部分集合をユーザ機器に提供することによって、ユーザ機器がなるべく多くのサービスプロバイダIDを受信するようにする。それによって、サービスプロバイダIDの放送数が少ないためユーザ機器による未放送サービスプロバイダIDの問い合わせが大量に発生してシステムリソースコストが大きすぎる問題を回避する。
図1は、本発明の一部実施例のID情報処理方法のフローチャートである。 図2は、本発明の一部実施例のID情報処理方法のフローチャートである。 図3は、本発明の一部実施例のID情報処理方法のフローチャートである。 図4は、本発明の一部実施例のID情報処理装置の模式的ブロック図である。 図5は、本発明の一部実施例の基地局の構造的ブロック図である。 図6は、本発明の一部実施例のID情報処理方法のフローチャートである。 図7は、本発明の一部実施例のID情報処理方法のフローチャートである。 図8は、本発明の一部実施例のID情報処理方法のフローチャートである。 図9は、本発明の一部実施例のID情報処理装置の構造的ブロック図である。 図10は、本発明の一部実施例のユーザ機器の構造的ブロック図である。 図11は、本発明の一部実施例のID情報処理方法のやり取りのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の例示的な実施例をさらに詳細に記載する。本発明の例示的な実施例を図面に示しているが、本発明は、ここで説明した実施例に限定されることなく様々な形態で実現されうることが理解されるべきである。これらの実施例を示すことは、本発明をより徹底的に理解してもらい、本発明の範囲を当業者に全面的に伝えるためである。
本発明の実施例において、ユーザ機器(User Equipment;UEと略称する)は、端末(Terminal)、移動局(Mobile Station;MSと略称する)、移動端末(Mobile Terminal)などと称されてもよく、例えば移動電話(またはセルラー電話)、移動端末を有するコンピュータなどであり、さらに携帯型、ポータブル型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵の移動装置であってもよい。
本発明は、NHN方式のMFネットワークでより多くのPSP−IDがサポートされる場合、PSP−IDをすべて放送することができず、未放送PSP−IDの存在をシステム情報ブロックの識別子で指示する必要があるという従来技術に対して為される。UEは、システム情報ブロックから対応するPSP−IDを見つけなくて未放送PSP−IDの存在が分かると、さらに未放送PSP−IDについて問い合わせ操作で基地局に問い合わせる可能性がある。基地局は、問い合わせ要求に応じて、未放送PSP−IDをユニキャストによってUEに通知する。同時に複数のUEアクセス希望先となるPSP−IDが基地局によるシステム情報ブロックの放送に存在しない場合、基地局は、未放送PSP−IDの問い合わせに応答し、問い合わせて得た残りの未放送PSP−ID情報を複数のUEにそれぞれ送信する必要があるが、大量のダウンリンクリソースを占有することになる。本発明の下記実施例において、ID情報処理方法、装置、基地局およびユーザ機器を提供し、すべてのサービスプロバイダIDを複数のID部分集合に区分し、1つまたは複数のID部分集合をユーザ機器に提供することによって、ユーザ機器がなるべく多くのサービスプロバイダIDを受信するようにする。それによって、ユーザ機器の問い合わせ確率を低くし、必要のないシステムリソースコストを回避する。図1に示すように、本発明の実施例によるID情報処理方法は、具体的に下記ステップを含む。
ステップ11において、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合を取得する。
ここで、アクセス中のネットワークは、具体的にNHNアクセスネットワークを指し、サービスプロバイダは、ビジネスサービスプロバイダを指し、事業者または他のタイプのビジネスサービスプロバイダである。異なるサービスプロバイダは、異なる身分情報を有し、異なるサービスプロバイダに異なるID情報を有すると言ってもよい。基地局のアクセス中のNHNネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDを1つのID集合に統合する。
ステップ12において、ID集合を複数のID部分集合に区分する。
上記ID集合を、所定のアルゴリズムに従い、複数のID部分集合に区分する。具体的なID部分集合の数および各ID部分集合におけるサービスプロバイダIDの数は、具体的なアルゴリズムに基づいて決定される。異なるID部分集合におけるサービスプロバイダIDの数は、同一であってもよく異なってもよい。本実施例において、部分集合の区分について、具体的なアルゴリズムを限定しない。ID集合を、それぞれサービスプロバイダIDが重ならず、和集合がなるべくID集合の全集合に近いNum(1より大きい整数)個のID部分集合に一定的に区分してもよい。または、ID集合を、それぞれサービスプロバイダIDが重なってもよい複数のID部分集合にランダムに区分してもよい。他の区分方式であってもよい。なお、ID部分集合における具体的なサービスプロバイダIDについて限定せず、すなわちサービスプロバイダIDリストにおける具体的なサービスプロバイダIDの組み合わせについて限定しない。
ステップ13において、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供する。
基地局は、ID集合の複数のID部分集合の少なくとも1つを、基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供する。ここでは、特に、複数のID部分集合のうちの2つ以上をユーザ機器に送信することを指す。このように、ユーザ機器の受信可能なサービスプロバイダIDの数がなるべく多くなり、ユーザ機器による問い合わせの発生確率を低くしてシステムリソースコストを節約する。基地局に放送されるサービスプロバイダIDの数が少ないことに起因してユーザ機器による未放送のサービスプロバイダIDの問い合わせが大量に発生してシステムリソースコストが大き過ぎるという問題を回避する。
図2に示すように、本発明の実施例によるID情報処理方法は、具体的に下記ステップを含む。
ステップ21において、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合を取得する。
ステップ22において、ID集合を複数のID部分集合に区分する。
ステップ23において、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、空きチャネルリソースを介して基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供する。
ここでいう空きチャネルリソースは、少なくとも、空き時領域リソース、空き周波数領域リソースまたはそれ以外の空きチャネルリソースを含む。なお、アクセスネットワークアーキテクチャー全体にとって、同一のネットワークには、複数の異なるエリアの基地局が存在する可能性がある。異なる基地局は、異なるID部分集合を放送し、すなわち空間分割多重化方式でID部分集合をユーザ機器に送信することができる。異なる基地局自身も、現在の空き時領域リソースまたは周波数領域リソースに基づいて異なるID部分集合を放送し、すなわち時分割多重化または周波数分割多重化方式でID部分集合をユーザ機器に送信することができる。単一の基地局にとって、現在の空き時領域リソースまたは周波数領域リソースに基づいて異なるID部分集合を放送し、すなわち時分割多重化または周波数分割多重化方式でID部分集合をユーザ機器に送信することができる。
本実施例において、単一の基地局は、自身の空きチャネルリソースを用いて複数のID部分集合をユーザ機器に送信することによって、サービスプロバイダIDの放送数を増やし、ユーザ機器による問い合わせのプロセスを減少させ、必要のないネットワークチャネルコストを節約することができる。
図3に示すように、本発明の実施例によるID情報処理方法は、具体的に下記ステップを含む。
ステップ31において、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合を取得する。
ステップ32において、ID集合を複数のID部分集合に区分する。
ステップ33において、1つのID部分集合が1つのシステム情報ブロックにマッピングされるように、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを対応するシステム情報ブロックにマッピングする。
ここで、異なるID部分集合は、異なるシステム情報ブロックにマッピングされる。すなわち、1つのID部分集合の放送に際し、当該ID部分集合を1つのシステム情報ブロックにマッピングするが、2つのID部分集合の放送に際し、当該2つのID部分集合をそれぞれ異なるシステム情報ブロックにマッピングする。このように、複数のシステム情報ブロックで複数のID部分集合を搬送することができる。なお、異なるID部分集合が搬送される異なるシステム情報ブロックに付帯されるほかのシステム情報は、同一であってもよく異なってもよい。さらに、異なるシステム情報ブロックのタイプは、同一であってもよく異なってもよい。
ステップ34において、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、空きチャネルリソースを介して、前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信する。
ここで、空きチャネルリソースは、空き時領域リソースと空き周波数領域リソースを含む。ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、空き時領域リソースおよび/または空き周波数領域リソースによってユーザ機器に送信する。以下、空き周波数領域リソースのみ、空き周波数領域リソースのみでID部分集合を送信する応用シチュエーションを説明する。
例1:
占有されていない空きサブキャリアを決定し、それぞれ異なるシステム情報ブロックが伝送される空きサブキャリアの1つに1つのシステム情報ブロックがマッピングされるように、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを対応する空きサブキャリアにマッピングし、基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信する。
基地局eNBは、複数のキャリア上の伝送をサポートする場合、N個のチャネル競争に成功したキャリアでシステム情報ブロック(例えばeSIBであり、すなわちSIBMF1である。)を送信する。ここで各システム情報ブロックに異なるID部分集合、すなわち短形式PSP−IDリストが付帯されている。各短形式PSP−IDリストには、最大でM個の短形式PSP−IDを含む。eNBがL(L≦N)個の空きキャリアをモニタリングすると、L個の空きキャリアで、当該eNBから放送されるL個のシステム情報ブロックを受信し、L個のキャリアで受信する短形式PSP−IDと組み合わせてアクセス中のネットワーク(同一なネットワークIDであり、NHN−ID。)にサポートされる短形式PSP−IDの集合を得る。ここで、L、M、Nは、いずれも1以上の整数である。
例2:
占有されていない空きサブフレームを決定し、それぞれ異なるシステム情報ブロックが伝送される空きサブフレームの1つに1つのシステム情報ブロックがマッピングされるように、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを対応する空きサブフレームにマッピングし、基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信する。
同一の基地局eNBは、異なる空きサブフレーム、すなわちシステム情報ブロックの送信時刻において、異なるID部分集合、すなわち短形式PSP−IDリストを付帯する。例えば、eNBからシステム情報ブロックeSIBの送信周期を40ms、サービスプロバイダIDのID集合(PSP−ID集合)を2つのID部分集合に区分すると、第n個の周期の送信タイミングでID部分集合1、すなわち短形式PSP−IDリスト1を送信し、第n+1個の周期の送信タイミングでID部分集合2、すなわち短形式PSP−IDリスト2を送信し、第n+2個の周期の送信タイミングでID部分集合1、すなわち短形式PSP−IDリスト1を送信し、第n+3個の周期の送信タイミングでID部分集合2、すなわち短形式PSP−IDリスト2を送信し、このように類推する。ここで、nは、正整数である。例えば、偶数周期でID部分集合1を、奇数周期でID部分集合2を送信する。
例3:
占有されていない空きサブフレームを決定し、当該空きサブフレームにおいて、占有されていない空きサブキャリアを決定し、それぞれ異なるシステム情報ブロックが伝送される空きサブキャリアの1つに1つのシステム情報ブロックがマッピングされるように、空きサブフレーム内で、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを対応する空きサブキャリアにマッピングし、基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信する。
同一の基地局eNBは、異なる空きサブフレーム、すなわちシステム情報ブロックの送信時刻において複数のキャリア上の伝送をサポートする場合、N個のチャネル競争に成功したキャリアでシステム情報ブロック(例えばeSIB)を送信する。ここで各システム情報ブロックに異なるID部分集合、すなわち短形式PSP−IDリストが付帯されている。各短形式PSP−IDリストには、最大でM個の短形式PSP−IDを含む。eNBによるシステム情報ブロックeSIBの送信周期を40msとし、第n個の周期の送信タイミング内にeNBがL1(L1≦N)個の空きキャリアをモニタリングすると、L1個の空きキャリアで、当該eNBから放送されるL1個のシステム情報ブロックを受信し、第n+1個の周期の送信タイミング内にeNBがL2(L2≦N)個の空きキャリアをモニタリングすると、L2個の空きキャリアで、当該eNBから放送されるL2個のシステム情報ブロックを受信し、このように類推する。このように、L1とL2個のキャリアで受信する短形式PSP−IDと組み合わせてアクセス中のネットワーク(同一なネットワークIDであり、NHN−ID。)にサポートされる短形式PSP−IDの集合を得る。ここで、L1、L2、Mは、いずれも1以上の整数である。
空きサブキャリアおよび/または空きサブフレームによって、異なるシステム情報ブロックをユーザ機器に送信することによって、なるべく多くのID部分集合(PSP−IDリスト)をユーザ機器に送信し、ユーザ機器による問い合わせの発生プロセスを減少させ、必要のないチャネルコストを節約する。
ユーザ機器が複数のID部分集合を正しく処理するために、基地局から送信されるシステム情報ブロックには、システム情報ブロックの送信総数がさらに付帯されている。さらに、システム情報ブロックによって、異なるID部分集合(PSP−IDリスト)を含み現在のネットワークで送信されるシステム情報ブロックの周波数領域および/または時領域での数を同時に指示することができる。当該指示に基づいて、ユーザ機器は、周波数領域および/または時領域において複数のシステム情報ブロック中のPSP−IDリストを統合し、現在のネットワークにサポートされるPSP−ID集合とする。ユーザ機器が指示個数より少ないシステム情報ブロックを受信すると、一部のPSP−IDが放送されていないと見なされる。UEが指示個数に等しいシステム情報ブロックを受信し、かつ未放送PSP−IDの存在を示すほかの指示(indicator)がない場合、すべてのサポートされるPSP−IDが放送されたと見なされる。仮に基地局がN個のチャネル競争に成功したキャリアでシステム情報ブロック(例えばeSIB)を送信し、eNBがL(L≦N)個の空きキャリアをモニタリングすると、L個の空きキャリアで、当該eNBから放送されるL個のシステム情報ブロックを受信し、システム情報ブロックには、システム情報ブロックの送信総数Lが付帯されている。以上、単に周波数分割多重化を例として説明したが、時分割多重化、または時分割多重化と周波数分割多重化の組み合わせの方式でも同様に適用する。
本実施例は、周波数分割多重化および/または時分割多重化の複数種類の異なる応用シチュエーションからID部分集合の送信方式をそれぞれ紹介した。なるべく多くのID部分集合をユーザ機器に送信することによって、サービスプロバイダIDの放送数を増やし、ユーザ機器による問い合わせのプロセスを減少させ、必要のないネットワークチャネルコストを節約する。
以上の実施例は、基地局側のID情報処理方法をそれぞれ紹介したが、以下の実施例は、図面とともに、対応するID情報処理装置をさらに説明する。
具体的に、図4に示すように、本発明の実施例のID情報処理装置40は、基地局に応用される装置であって、少なくとも、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合を取得するための取得モジュール41と、ID集合を複数のID部分集合に区分するための区分モジュール42と、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供するための送信モジュール43とを含む。
ここで、送信モジュール43は、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、空きチャネルリソースを介して基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供するための送信サブモジュールを含んでもよい。
ここで、当該送信サブモジュールは、1つのID部分集合が1つのシステム情報ブロックにマッピングされ、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされるように、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、対応するシステム情報ブロックにマッピングするためのマッピングユニットと、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、空きチャネルリソースを介して基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信するための送信ユニットとを含む。
ここで、当該送信ユニットは、占有されていない空きサブキャリアを決定するための第1決定サブユニットと、それぞれ異なるシステム情報ブロックが伝送される空きサブキャリアの1つに1つのシステム情報ブロックがマッピングされるように、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを対応する空きサブキャリアにマッピングし、基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信するための第1送信サブユニットとを含む。
ここで、当該送信ユニットは、占有されていない空きサブフレームを決定するための第2決定サブユニットと、それぞれ異なるシステム情報ブロックが伝送される空きサブフレームの1つに1つのシステム情報ブロックがマッピングされるように、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを対応する空きサブフレームにマッピングし、基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信するための第2送信サブユニットとを含む。
さらに、上記システム情報ブロックには、システム情報ブロックの送信総数がさらに付帯されている。
本発明の当該装置の実施例は、上記方法の実施例に対応する装置であり、上記方法の実施例におけるすべての実現手段がいずれも当該装置の実施例に適用し、しかも同一の技術効果を達成することができる。
上記基地局側に応用されるID情報処理方法に対応して、本実施例は、対応する基地局を提供する。図5に示すように、当該基地局は、具体的に、メモリに記憶されているデータまたは指令を実行することによって、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合を取得することと、ID集合を複数のID部分集合に区分することとを実現するためのプロセッサ51と、プロセッサに接続され、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供するための送信機52とを含む。
ここで、プロセッサは、上記装置の実施例におけるすべてのモジュールで実現される機能を実現するように配置され、上記装置の実施例による同一の技術効果を達成することもできる。ここでは繰り返して記載せず、具体的に上記実施例を参照されたい。
上記実施例は、基地局側から本発明のID情報処理方法、装置および基地局をそれぞれ紹介したが、以下の本実施例は、対応するユーザ機器側から本発明のID情報処理方法を紹介する。
図6に示すように、本発明の実施例によるID情報処理方法は、具体的に下記ステップを含む。
ステップ61において、ID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得する。
ここで、ID部分集合は、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合の部分集合であり、PSP−IDリストと呼ばれてもよい。当該ID部分集合には、複数のPSP−IDを含む。さらに、アクセス中のネットワークは、具体的にNHNアクセスネットワークを指し、サービスプロバイダは、ビジネスサービスプロバイダを指し、事業者または他のタイプのビジネスサービスプロバイダであってもよい。異なるサービスプロバイダは、異なる身分情報を有し、異なるサービスプロバイダに異なるID情報を有すると言ってもよい。基地局のアクセス中のNHNネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDを1つのID集合に統合する。
ステップ62において、取得した少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定する。
選択可能に、取得したID部分集合の和集合を、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報として決定する。
具体的に、取得したID部分集合を、所定のアルゴリズムに従い、和集合を取得することによって、より多くのPSP−IDを含む集合を得、当該集合を現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報として決定する。本実施例において、ID部分集合の和集合を得る具体的なアルゴリズムを限定しない。
ステップ63において、サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択する。
ユーザ機器UEは、同一ネットワークの複数のID部分集合におけるサービスプロバイダIDに基づいてネットワークの選択を行う。特にUEが受信したID部分集合の数が2以上である場合、複数のID部分集合の和集合を取得することによって、より多くのサービスプロバイダIDを含む集合を得ることができる。これによって、UEが基地局に問い合わせを要求するプロセスを減少させ、必要のないチャネルリソースの無駄使いを節約する。
図7に示すように、本発明の実施例によるID情報処理方法は、具体的に下記のステップを含む。
ステップ71において、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、同一のアクセスネットワークに属する異なる基地局から取得する。
ここで、異なるID部分集合は、異なるシステム情報ブロックにマッピングされる。すなわち、1つのID部分集合の放送に際し、当該ID部分集合を1つのシステム情報ブロックにマッピングするが、2つのID部分集合の放送に際し、当該2つのID部分集合をそれぞれ異なるシステム情報ブロックにマッピングする。このように、複数のシステム情報ブロックで複数のID部分集合を搬送することができる。なお、異なるID部分集合が搬送される異なるシステム情報ブロックに付帯されるほかのシステム情報は、同一であってもよく異なってもよい。
さらに、同一アクセスネットワークの異なるeNBは、システム情報ブロックの送信時刻が異なる可能性がある(例えばDTxWが異なり、または時間が非同期である。)。セルの境界に位置するUEは、隣接eNBから放送されるシステム情報ブロックを同時に受信し、すなわち異なるeNBから放送されるシステム情報ブロック中のID部分集合(短形式PSP−IDリスト)を受信することができる。
ステップ72において、取得したID部分集合の和集合を、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報として決定する。
異なるeNBから受信するID部分集合を、所定のアルゴリズムによって、より多くのPSP−IDを含む和集合を得、当該和集合を、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報として決定する。本実施例において、ID部分集合の和集合を得る具体的なアルゴリズムについて限定しない。
ステップ73において、サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択する。
ユーザ機器UEは、同一ネットワークの複数の基地局から送信されるID部分集合におけるサービスプロバイダIDに基づいてネットワークの選択を行う。特にUEが受信したID部分集合の数が2以上である場合、複数のID部分集合の和集合を得ることによって、より多くのサービスプロバイダIDを含む集合を得ることができる。これによって、UEが基地局に問い合わせを要求するプロセスを減少させ、必要のないチャネルリソースの無駄使いを節約する。
図8に示すように、本発明の実施例によるID情報処理方法は、具体的に下記ステップを含む。
ステップ81において、基地局から空きチャネルリソースを介して送信される少なくとも1つのID部分集合を取得する。
ここでいう空きチャネルリソースは、少なくとも、空き時領域リソース、空き周波数領域リソースまたはそれ以外の空きチャネルリソースを含む。すなわち、現在のID部分集合は、基地局が現在の空き時領域リソースまたは周波数領域リソースに基づいて放送され、すなわち、ユーザ機器が受信したID部分集合は、基地局から時分割多重化または周波数分割多重化方式で放送される。
例えば、UEは、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、現在の所属する基地局から異なる空きサブキャリアを介して受信する。ここで、異なるID部分集合は、異なるシステム情報ブロックにマッピングされ、異なる空きサブキャリアに伝送されるシステム情報ブロックが異なる。ユーザ機器がL(L≦N)個のキャリアで当該eNBから放送されるシステム情報ブロックを受信するとする。
または、UEは、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、現在の所属する基地局から異なる空きサブフレームを介して受信する。ここで、異なるID部分集合は、異なるシステム情報ブロックにマッピングされ、異なる空きサブフレームに伝送されるシステム情報ブロックが異なる。ユーザ機器は、複数の時刻で受信したPSP−IDリストと組み合わせて現在のネットワークにサポートされるPSP−IDの集合を得る。
ステップ82において、取得したID部分集合の和集合を、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報として決定する。
同一eNBから空きサブキャリアまたは空きサブフレームを介して受信するID部分集合を所定のアルゴリズムに従い和集合を得ることによって、より多くのPSP−IDを含む集合を得、当該集合を現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報として決定する。例えば、ユーザ機器は、L個のキャリアで受信した短形式PSP−IDと組み合わせて現在のアクセスネットワーク(同一のネットワークIDがであり、NHN−ID。)にサポートされる短形式のPSP−IDの集合を得てもよく、時領域で隣接する複数のシステム情報ロックから受信するPSP−IDリストと組み合わせて現在のネットワークにサポートされるPSP−ID集合を得てもよく、L個のキャリアおよび複数の時領域で隣接する複数のシステム情報ロックと組み合わせてもよい。なお、本実施例において、ID部分集合の和集合を得る具体的なアルゴリズムについて限定せず、和集合が得られる各種類のアルゴリズムがいずれも本発明の実施例に適用することができる。
ステップ83において、サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択する。
ここで、当該ステップ83は、複数のアクセス方式を含む。
方式1:ユーザ機器のアクセス予定となるサービスプロバイダが存在するか、サービスプロバイダ情報から検索する。存在する場合、対応するサービスプロバイダを選択してアクセスするが、存在しない場合、放送されていないID情報の存在がシステム情報ブロックによって示されると、対応するサービスプロバイダを問い合わせるように現在の所属する基地局に要求してアクセスする。
すなわち、UEは、受信したID部分集合に基づいて、現在のサービスプロバイダ情報を決定した後に、まず自身にサポートされるPSP−IDに基づいて短形式PSP−IDを(例えばハッシュアルゴリズムによって)生成し、それから現在のネットワークにサポートされる短形式PSP−ID集合から、サポートされる短形式PSP−IDがないか検索し、すなわち対応するPSP−IDが存在するか当該サービスプロバイダ情報から検索する。存在する場合直接アクセスするように要求するが、存在しない場合、引き続き、システム情報ブロック中の識別子によって未放送のPSP−IDの存在を指示するかを検出する。システム情報ブロック中の識別子によって未放送のPSP−IDの存在を指示する場合、UEは、問い合わせ操作によって未放送のPSP−IDを基地局に問い合わせる。基地局は、問い合わせ要求に基づいて、未放送のPSP−IDをユニキャストによってUEに通知し、UEのアクセスを実現させる。
方式2:ユーザ機器のアクセス予定となるサービスプロバイダが存在するか、サービスプロバイダ情報から検索する。存在する場合、対応するサービスプロバイダを選択してアクセスするが、存在しない場合、取得したシステム情報ブロック数がシステム情報ブロックの送信総数より小さいとき、対応するサービスプロバイダを問い合わせるように現在の所属する基地局に要求してアクセスする。
すなわち、UEは、受信したID部分集合に基づいて、現在のサービスプロバイダ情報を決定した後に、まず自身にサポートされるPSP−IDに基づいて短形式PSP−IDを(例えばハッシュアルゴリズムによって)生成し、それから現在のネットワークにサポートされる短形式PSP−ID集合から、サポートされている短形式PSP−IDがないか検索し、すなわち対応するPSP−IDが存在するか当該サービスプロバイダ情報から検索する。存在する場合直接アクセスするように要求するが、存在しない場合、引き続き、現在受信したシステム情報ブロックの数とシステム情報ブロックの送信総数との関係を検出し、受信したシステム情報ブロックの数がシステム情報ブロックの送信総数より小さいとき、すなわち現在受信したPSP−IDがすべてのPSP−IDの一部であって必ず未放送のPSP−IDが存在することを示す。UEは、問い合わせ操作によって未放送のPSP−IDを基地局に問い合わせる。基地局は、問い合わせ要求に基づいて、未放送のPSP−IDをユニキャストによってUEに通知し、UEのアクセスを実現させる。
なお、方式1と方式2は、並列のアクセス方式であり、単独でアクセスネットワークシステムに応用してもよく、互いに組み合わせて同一のアクセスネットワークシステムに応用してもよい。基地局によるID部分集合の放送について、一つ前の所定時間内の1つまたは複数のUEによる未放送のサービスプロバイダIDの問い合わせ要求に基づいて、現在のID部分集合のグループおよび将来の時刻の放送方式を調整することが好ましい。具体的に、一つ前の所定期間内に、サービスプロバイダ1のID情報が放送されていなくて、複数のUEから当該サービスプロバイダIDの問い合わせをしたとすると、基地局は、当該サービスプロバイダ1のID情報の問い合わせ確率が高く放送価値が高いと見なし、次の放送で当該サービスプロバイダ1のID情報をUEに放送する。これによって、UEの問い合わせ確率をさらに低くし、より多くのチャネルリソースを解放する。
本実施例において、ユーザ機器UEは、同一または異なる基地局から異なるサブフレームまたは異なるサブキャリアで送信されるID部分集合中のサービスプロバイダIDに基づいてネットワークの選択を行う。特にUEが受信したID部分集合の数が2以上である場合、複数のID部分集合の和集合を得ることによって、より多くのサービスプロバイダIDを含む集合を得ることができる。これによって、UEが基地局に問い合わせを要求するプロセスを減少させ、必要のないチャネルリソースの無駄使いを節約する。
上記実施例は、ユーザ機器側のID情報処理方法をそれぞれ紹介したが、以下の本実施例は、図面とともに、対応するID情報処理装置をさらに説明する。
具体的に、図9に示すように、本発明の実施例のID情報処理装置90は、ユーザ機器に応用され、具体的に、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDのID集合の部分集合であるID部分集合を基地局から空きチャネルリソースを介して少なくとも1つ取得するための取得モジュール91と、取得した前記少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定するための決定モジュール92と、前記サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択するための処理モジュール93とを含む。選択可能に、取得した複数のID部分集合の和集合を、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報として決定する。
ここで、取得モジュール91は、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、同一のアクセスネットワークに属する異なる基地局から取得するための第1取得サブモジュールを含み、ここで、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされる。
ここで、取得モジュール91は、基地局から空きチャネルリソースを介して送信される少なくとも1つのID部分集合を取得するための第2取得サブモジュールをさらに含む。
ここで、第2取得サブモジュールは、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、現在の所属する基地局から異なる空きサブキャリアを介して受信するための第1受信ユニットを含み、ここで、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされ、異なる空きサブキャリアに伝送されるシステム情報ブロックが異なる。
ここで、第2取得サブモジュールは、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、現在の所属する基地局から異なる空きサブフレームを介して受信するための第2受信ユニットをさらに含み、ここで、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされ、異なる空きサブフレームに伝送されるシステム情報ブロックが異なる。
ここで、上記処理モジュール93は、前記ユーザ機器のアクセス予定となるサービスプロバイダが存在するか、前記サービスプロバイダ情報から検索するための第1検索サブモジュールと、前記ユーザ機器のアクセス予定となるサービスプロバイダが前記サービスプロバイダ情報に存在しない場合、放送されていないID情報の存在がシステム情報ブロックによって示されると、対応するサービスプロバイダを問い合わせるように現在の所属する基地局に要求してアクセスするための第1アクセスサブモジュールとを含む。
ここで、上記処理モジュール93は、前記ユーザ機器のアクセス予定となるサービスプロバイダが存在するか、前記サービスプロバイダ情報から検索するための第2検索サブモジュールと、前記ユーザ機器のアクセス予定となるサービスプロバイダが前記サービスプロバイダ情報に存在しない場合、取得したシステム情報ブロック数がシステム情報ブロックの送信総数より小さいとき、対応するサービスプロバイダを問い合わせるように現在の所属する基地局に要求してアクセスするための第2アクセスサブモジュールとを含む。
本発明の当該装置の実施例は、上記方法の実施例に対応する装置であり、上記方法の実施例におけるすべての実現手段がいずれも当該装置の実施例に適用し、しかも同一の技術効果を達成することができる。
上記のユーザ機器側に応用されるID情報処理方法に対応して、本実施例による対応するユーザ機器は、図10に示すように、具体的に、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDのID集合の部分集合であるID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得するための受信機101と、前記受信機に接続され、メモリに記憶されているデータまたは指令を実行することによって、取得した少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定する(例えば、取得したID部分集合の和集合をサービスプロバイダ情報として決定する。)ことと、前記サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択することとを実現するためのプロセッサ102とを含む。
ここで、プロセッサは、上記装置の実施例におけるすべてのモジュールで実現される機能を実現するように配置され、上記装置の実施例による同一の技術効果を達成することもできる。ここでは繰り返して記載せず、具体的に上記実施例を参照されたい。
上記実施例において、プロセッサは、信号処理力を有する集積回路チップである。実現過程において、上記方法の各ステップは、プロセッサ1001におけるハードウェアの集積論理回路またはソフトウェア形式の指令によって遂行される。プロセッサ1001は、CPU(Central Processing Unit)、NP(Network Processor)などを含む汎用プロセッサ、DSP(Digital Signal Processing)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)または他のプログラマブル論理デバイス、分離ゲートまたはトランジスタ論理デバイス、分離ハードウェアコンポーネントであり、本発明の実施例における各方法、ステップおよび論理ブロック図を実現または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサまたは任意の通常プロセッサなどである。
なお、本発明の装置および方法において、明らかに、各部材または各ステップの分解および/または新たな組み合わせが可能である。これらの分解および/または新たな組み合わせは、本発明の同等効果の手段と見なされるべきである。しかも、上記一連の処理を実行するステップは、自然的に説明の順番で時間順に実行されてもよいが、必ず時間順に実行されるという必要がない。一部のステップは、並行にまたは互いに独立に実行されてもよい。
例示的に、図11に示すように、以下、本発明の実施例によるID情報処理方法のやり取りのフローチャートである。
ステップ1101において、基地局は、アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダIDからなるID集合を取得する。
ステップ1102において、基地局は、ID集合を複数のID部分集合に区分する。
選択可能に、異なるID部分集合におけるサービスプロバイダIDの数は、同一であってもよく異なってもよい。異なるID部分集合におけるサービスプロバイダIDは、重なってもよく重ならなくてもよい。なお、本発明において、部分集合の数および各部分集合における元素(サービスプロバイダID)の数について具体的に限定しない。
ステップ1103において、基地局は、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つをUEに送信する。
選択可能に、基地局は、空きチャネルリソースを介して当該少なくとも1つのID部分集合を送信する。具体的に、基地局は、1つのID部分集合が1つのシステム情報ブロックにマッピングされるように、少なくとも1つのID部分集合を対応するシステム情報ブロックにマッピングし、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを空きチャネルリソースを介してUEに送信する。当該空きチャネルリソースは、空きサブキャリアおよび/または空きサブフレームである。
ステップ1104において、UEは、ステップ1103で受信した少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定する。
選択可能に、取得した少なくとも1つのID部分集合の和集合をサービスプロバイダ情報として決定する。
ステップ1105において、UEは、サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択する。
UEは、サービスプロバイダ情報からアクセス予定となるサービスプロバイダを見つけず、または未放送のID情報の存在が基地局から送信されるシステム情報ブロックによって指示されると、基地局に問い合わせ要求を送信する(ステップ1106)。基地局は、問い合わせて得たサービスプロバイダのIDをUEに送信する(ステップ1107)。
具体的な例は、上記実施例を参照されたく、ここでは繰り返して記載しない。
本発明の実施例は、上記基地局とUEを含むID情報処理システムをさらに提供する。
以上の記載は、本発明の好適な実施形態である。なお、当業者にとって、本発明に記載される原理から逸脱することなく、若干の改良や修飾を行うことができる。これらの改良や修飾も、本発明の保護範囲とみなされるべきである。

Claims (20)

  1. ユーザ機器に応用されるID情報処理方法において、
    アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDのID集合の部分集合であるID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得することと、
    取得した前記少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定することと、
    前記サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択することとを含むID情報処理方法。
  2. 前記のID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得することは、
    ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、同一のアクセスネットワークに属する異なる基地局から取得することを含み、ここで、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされる請求項1に記載のID情報処理方法。
  3. ID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得することは、
    基地局から空きチャネルリソースを介して送信される少なくとも1つのID部分集合を取得することを含む請求項1に記載のID情報処理方法。
  4. 基地局から空きチャネルリソースを介して送信される少なくとも1つのID部分集合を取得することは、
    ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、現在の所属する基地局から異なる空きサブキャリアを介して受信することを含み、ここで、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされ、異なる空きサブキャリアに伝送されるシステム情報ブロックが異なる請求項3に記載のID情報処理方法。
  5. 基地局から空きチャネルリソースを介して送信される少なくとも1つのID部分集合を取得することは、
    ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、現在の所属する基地局から異なる空きサブフレームを介して受信することを含み、ここで、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされ、異なる空きサブフレームに伝送されるシステム情報ブロックが異なる請求項3または4に記載のID情報処理方法。
  6. 前記サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択することは、
    前記ユーザ機器のアクセス予定となるサービスプロバイダが存在するか、前記サービスプロバイダ情報から検索することと、
    存在しない場合、放送されていないID情報の存在がシステム情報ブロックによって示されると、対応するサービスプロバイダを問い合わせるように現在の所属する基地局に要求してアクセスすることとを含む請求項1〜5のいずれか一項に記載のID情報処理方法。
  7. 前記サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択することは、
    前記ユーザ機器のアクセス予定となるサービスプロバイダが存在するか、前記サービスプロバイダ情報から検索することと、
    存在しない場合、取得したシステム情報ブロック数がシステム情報ブロックの送信総数より小さいとき、対応するサービスプロバイダを問い合わせるように現在の所属する基地局に要求してアクセスすることとを含む請求項1〜5のいずれか一項に記載のID情報処理方法。
  8. 取得した前記少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定することは、
    取得した少なくとも1つのID部分集合の和集合を、前記サービスプロバイダ情報として決定することを含む請求項1〜7のいずれか一項に記載のID情報処理方法。
  9. 前記ID部分集合は、1つまたは複数のサービスプロバイダIDを含む請求項1〜8のいずれか一項に記載のID情報処理方法。
  10. 基地局に応用されるID情報処理方法において、
    アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合を取得することと、
    前記ID集合を複数のID部分集合に区分することと、
    前記複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供することとを含むID情報処理方法。
  11. 複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供することは、
    複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、空きチャネルリソースを介して前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することを含む請求項10に記載のID情報処理方法。
  12. 複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、空きチャネルリソースを介して前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することは、
    1つのID部分集合が1つのシステム情報ブロックにマッピングされ、異なるID部分集合が異なるシステム情報ブロックにマッピングされるように、複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、対応するシステム情報ブロックにマッピングすることと、
    ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、空きチャネルリソースを介して前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することとを含む請求項11に記載のID情報処理方法。
  13. ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、空きチャネルリソースを介して前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することは、
    占有されていない空きサブキャリアを決定することと、
    それぞれ異なるシステム情報ブロックが伝送される空きサブキャリアの1つに1つのシステム情報ブロックがマッピングされるように、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを対応する空きサブキャリアにマッピングし、前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することとを含む請求項12に記載のID情報処理方法。
  14. ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを、空きチャネルリソースを介して前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することは、
    占有されていない空きサブフレームを決定することと、
    それぞれ異なるシステム情報ブロックが伝送される空きサブフレームの1つに1つのシステム情報ブロックがマッピングされるように、ID部分集合が搬送されるシステム情報ブロックを対応する空きサブフレームにマッピングし、前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に送信することとを含む請求項12または13に記載のID情報処理方法。
  15. 前記システム情報ブロックには、システム情報ブロックの送信総数がさらに付帯されている請求項12〜14のいずれか一項に記載のID情報処理方法。
  16. 問い合わせ回数が一定の閾値より大きいサービスプロバイダのID情報を前記ユーザ機器に放送することをさらに含む請求項10〜15のいずれか一項に記載のID情報処理方法。
  17. ユーザ機器に応用されるID情報処理装置において、
    アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDのID集合の部分集合であるID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得するための取得モジュールと、
    前記取得モジュールで取得した前記少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定するための決定モジュールと、
    前記決定モジュールで決定した前記サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択するための処理モジュールとを含むID情報処理装置。
  18. 基地局に応用されるID情報処理装置において、
    アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合を取得するための取得モジュールと、
    前記取得モジュールで取得した前記ID集合を複数のID部分集合に区分するための区分モジュールと、
    前記区分モジュールで区分した前記複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供するための送信モジュールとを含むID情報処理装置。
  19. アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDのID集合の部分集合であるID部分集合を基地局から少なくとも1つ取得するための受信機と、
    前記受信機に接続され、前記受信機で取得した前記少なくとも1つのID部分集合に基づいて、現在の所属する基地局にサポートされるアクセスのサービスプロバイダ情報を決定することと、前記サービスプロバイダ情報に基づいて、アクセス予定となるサービスプロバイダを選択することとを実現するためのプロセッサと
    を含むユーザ機器。
  20. アクセス中のネットワークにサポートされるすべてのサービスプロバイダのIDからなるID集合を取得することと、前記ID集合を複数のID部分集合に区分することとを実現するためのプロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、前記プロセッサで区分した前記複数のID部分集合のうちの少なくとも1つを、前記基地局のカバー範囲内のユーザ機器に提供するための送信機と
    を含む基地局。
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