JP2019504533A - 時間スロットチャネルホッピング型ネットワークにおける親ノードの選択 - Google Patents

時間スロットチャネルホッピング型ネットワークにおける親ノードの選択 Download PDF

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Abstract

時間スロットチャネルホッピング型(「TSCH」)ネットワークにおける親ノードを選択するために、システム及び方法が開示される。方法は、一次的TSCHネットワークのチャネルホッピングパターンとの通信を同期する、低エネルギーノードによる、ステップを含み得る。方法はさらに同期された通信を用いて、子ノードを受け入れる可用性を持ち、かつ少なくとも所定のリンクの質を伴うTSCHノードからの拡張ビーコンを要求する選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを送信する、低エネルギーノードによる、ステップを含み得る。方法はさらに、選択フェーズ拡張ビーコンをTSCHノードから受信する、低エネルギーノードによる、ステップを含み得る。方法はさらに、TSCHノードに採用リクエストを送信する、低エネルギーノードによるステップを含み得る。方法はさらに、TSCHノードが低エネルギーノードに代わって一次的TSCHネットワークジョインを管理していることを示すTSCHノードからの採用レスポンスを受信する、低エネルギーノードによるステップを含み得る。

Description

[関連出願への相互参照]
本出願は、発明者ジェフェリー・B.・シューダーク及びジェームズ・P.・ハンレーによる、発明の名称「ネットワークジョイン時間を改善し及びTSCHネットワーク内の低エネルギーデバイスをサポートするための方法」の、2015年11月30日出願の米国仮出願第62/261,046号(「’046出願」)に関連し、これに基づいて優先権を主張する。’046出願は、ここに参照の上全体として本明細書に組み込まれる。
[技術分野]
本開示は、概略にはネットワークに関し、特に時間スロットチャネルホッピング型ネットワークにおける親ノードの選択に関する。
時間スロットチャネルホッピング型(「TSCH」)ネットワークは、IEEE820.15.4により定義され得、(例えば公益事業会社、ホームオートメーションプロバイダ、工業オートメーションプロバイダ、又は科学及び環境アプリケーションプロバイダ等の)リソース提供者のために通信ネットワークを提供することができる。リソース提供者はTSCHネットワークを、(例えば電気計器、ルータ等の)TSCHデバイス、並びに、(例えば電気、熱、水及びリソースの他の種類の)リソースの消費を監視又は管理するのに用いられる低エネルギー(「LE」)デバイスの間の通信のために用いてよい。
ある様相において、TSCHデバイスは、本明細書では親ノード又はTSCHノードと称され、定期的に互いにビーコンを送信することにより、互いの同期を維持できる。ある様相において、LEデバイスはインターネット・オブ・シングズ(「IoT」)を実施可能なデバイスであって、スマート電力網及びスマートホームテクノロジーの中で使用され得る。LEデバイスは、本明細書では一次的ネットワーク又は一次的TSCHネットワークと称され得るTSCHネットワークにおけるエンドポイントとして使用されることがあり、A/C電源の親ノードとメッセージを通信できる。LEデバイス(本明細書ではLEノード、LEエンドポイント、又はLEエンドポイントノードと称される)は、バッテリ駆動デバイス、エネルギーハーベストデバイス、又はヴァンパイアタップデバイスを含み得る。LEノードは二次的TSCHネットワークにおける第二の低エネルギーホッピングパターンを用いて通信が可能である。LEノードにより使用される二次的TSCHネットワークはチャネルホッピングプロトコルを使用し、この中でチャネル周期は、TSCHデバイスにより使用される一次的TSCHネットワークよりもずっと遅い速さで切り替わり得る。二次的TSCHネットワークは、ここでは低エネルギー時間スロットチャネルホッピング型(「LE−TSCH」)ネットワークと称される。LE−TSCHネットワークにより使用される低速チャネルホッピングプロトコルは、低エネルギーチャネルホッピングプロトコルと称されることもある。電力消費をセーブしてバッテリの寿命を節約するために、LE−TSCHネットワークはLEノードがスリープ状態に入る(つまり、発振器といったより電力の高い電子機器を切るか、又はそれらを低電力モードに配置する)ことを許可することができる。LEノードは与えられたTSCH時間スロットの中で送信の可能な数が限られているため、LEノードは同期を維持するためのA/C電源の親ノードからの定期的なビーコンを受信し、又は送信することができない。
米国仮特許第62/261,046号明細書
本開示は、時間スロットチャネルホッピング型(「TSCH」)ネットワーク上の親ノードを選択するためのシステム及び方法を説明する。
いくつかの例では、低エネルギーノードは一次的TSCHネットワークのチャネルホッピングパターンとの通信を同期することができる。低エネルギーノードは同期された相互作用を使用して、子を受け入れる可容性を持ち、かつ少なくとも所定のリンクの質を伴うTSCHノードからの拡張ビーコンを要求する選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを送信することができる。低エネルギーノードはTSCHノードから選択フェーズ拡張ビーコンを受信し、TSCHノードに採用リクエストを送信することができる。低エネルギーノードはTSCHノードから採用レスポンスを受信することができ、その採用レスポンスは、TSCHノードが一次的TSCHネットワークへの参加を低エネルギーノードのかわりに管理していることを示し得る。
実例となるこれらの様相及び特徴は、発明を限定又は定義づけるためではなく、本出願で開示される発明概念の理解を介助するための例を提供するために言及されている。本発明の他の様相、利点及び特徴は、全体の出願を見直した後であれば明らかになるだろう。
本開示のこれらの及び他の特徴、様相及び利点は、以下の詳細な説明を、添付の図面を参照しながら読むことで、よりよく理解されるだろう。
一次的時間スロットチャネルホッピング型(「TSCH」)ネットワーク上で動く親ノード及び、本開示の1つの様相による低エネルギーTSCHプロトコル上で動く通信可能に結合された低エネルギーノードの間の同期通信を実装するための、ネットワークの例のブロック図である。 本開示の1つの様相によるTSCHノードの例のブロック図である。 本開示の1つの様相による低エネルギーノードの例のブロック図である。 本開示の1つの様相による時間スロットチャネルホッピングパターンにおける時間スロットの設定の例のブロック図である。 本開示の1つの様相による時間スロットの例のブロック図である。 本開示の1つの様相による、TSCHネットワークにおける親ノードを選択するためのプロセスの例の信号フロー図である。 本開示の1つの様相による、低エネルギーノード及び親ノードを再同期するためのプロセスの例の信号フロー図である。 本開示の1つの様相における、低エネルギーノードのための新たな親ノードを選択するためのプロセスの例の信号フロー図である。
特定の様相及び特徴が、一次的時間スロットチャネルホッピング型(「TSCH」)ネットワークにおける1つまたはそれ以上のTSCHノードから親ノードを選択する低エネルギー(「LE」)ノードに関する。LEノードは第一の拡張ビーコンリクエストをTSCHネットワークに送信すること及び第一の拡張ビーコンを受信することに基づいて、TSCHネットワークとの通信を同期することができる。拡張ビーコンは、LEノード及びTSCHネットワークの間の通信を同期するための情報を含み得る。LEノードは同期された通信を使用してTSCHネットワークに第二の拡張ビーコンリクエストを送信することで、1つまたはそれ以上のTSCHノードから潜在的な親ノードを決定することができる。LEノードは潜在的な親ノードから第二の拡張ビーコンを受信し、親子関係を形成するための採用プロセスを開始することができる。
一次的TSCHネットワークはメッシュネットワークの中に複数のTSCHノードを含むことができ、それらはリソース提供者との通信を提供する。TSCHノードはIEEE802.15.4によって定義されたもののような、TSCHプロトコルを使用して通信が可能である。TSCHプロトコルを使用して通信することで、TSCHネットワーク内のTSCHノードは、スケジュール化された周波数チャネルホッピングパターンによる時間スロットの一続きを使用して信号を送信及び受信することができる。TSCHノードはTSCH時間スロットの一次的部分の間他のTSCHノードと通信し、また、TSCHタイムスロットの二次的部分の間、LEノードからの通信をリッスンするように構成されてもよい。TSCHノードはTSCH時間スロットの一次的部分の間、TSCHチャネルホッピングパターンにより決定された周波数チャネルを使用して通信することができ、また、低エネルギーネットワーク周波数チャネル上で二次的部分の間リッスンすることができる。
LEノードは限られた電源(例えばバッテリ)により電力を供給され、エネルギーを節約するためにウェイク状態とスリープ状態の間で循環することができる。LEノードは低エネルギーチャネルホッピングプロトコル上で動くことができ、それはLEノードが一次的TSCHネットワークの周波数チャネルホッピングパターンよりも遅い速さで周波数チャネルを切り替える二次的TSCHプロトコルであり得る。TSCHにおける親ノードと通信可能に結合されることで、LEノードはウェイク/スリープ循環を維持しながらにしてリソース提供者と通信可能に結合することができる。いくつかの例では、TSCHノード及びLEノードの間の親子関係は公表された関係であり得る。TSCHノードは、それがLEノードの親であることを公表できる。LEノードへと向けられた通信を送信するデバイスは、TSCHノードにそれらの通信を送信することができる。追加の、又は代替の例では、親ノードはLEノードへと向けられた通信を受信して保存し、循環におけるウェイク状態の間にその通信をLEノードに送信することができる。
いくつかの様相では、LEノードは同期フェーズの間、低エネルギーネットワーク周波数を使用して一次的TSCHネットワークに拡張ビーコンリクエストを送信することができる。TSCH時間スロットの二次的部分の間に拡張ビーコンリクエストを受信すると、TSCHノードは、LEノードが一次的TSCHネットワークとの通信を同期するための情報を含む拡張ビーコンを送信することができる。いくつかの例では、LEノードの時計がスリープ状態の間にずれてしまうかもしれないが、その場合LEノードは拡張ビーコンに含まれた情報に基づいてクロックを再調整してもよい。情報は、スリープ/ウェイク循環における持続時間の情報である同期期間情報、及び、LEノードが時間スロットを再調整するための絶対スロット番号(「ASN」)も含んでよい。いくつかの例では、情報は、LEノードに送信されるべき保留パケットがあることをLEノードに示すフラグも含んでよい。
追加又は代替の様相では、一度同期されるとLEノードは、同期された通信を使用して一次的TSCHネットワークに別の拡張ビーコンリクエストを送信することができる。拡張ビーコンリクエストをTSCH時間スロットの一次的部分の間に受信するとTSCHノードは、TSCHノードが子ノードを受け入れる可容性があるならば、拡張ビーコンを送信することができる。いくつかの例では拡張ビーコンリクエストは、潜在的な親ノードとのリンクの質を特定することで、潜在的な親をフィルタにかけることができる。TSCHノードは、TSCHノードがLEノードとの、特定の値を超えるリンクの質も持っているならば、拡張ビーコンを送信してもよい。拡張ビーコンリクエストに反応して他のTSCHノードによって送信された他の拡張ビーコンとの衝突を避けるために、TSCHノードは、時間スロットの間のランダムなオフセット時点で拡張ビーコンを送信してもよい。LEノードは拡張ビーコンを送信したTSCHノードを比較し、TSCHノードにLEノードを子ノードとして採ることを要求する採用リクエストをTSCHノードのうちの1つに送信することができる。
これらの実例は、読者に本明細書で議論される概略の発明本旨を紹介するために提示されたものであり、開示される概念の範囲を限定することを意図するものではない。以下の節は様々な追加の特徴及び例を、図面を参照しながら説明する。その中で、例えば要素を示す数字等及び、説明の記載は実例になる様相を説明するために使用されているが、実例となる様相と同様、本開示を限定するために使用されるべきではない。
今図面を参照して、図1は一次的TSCHネットワーク100を示す。一次的TSCHネットワーク100は、TSCHプロトコルを使用して互いに通信可能に結合されているTSCHノード102a−dを含む。一部のTSCHノード102c−dは、LEノード104a−cと通信可能に結合されている。一次的TSCHネットワーク100は、ネットワーク115を通じてリソース提供者110と関連づけられたシステム等の、中央システムと通信可能に結合されている。いくつかの例では、ネットワーク115はワイヤレスネットワーク(例えばWi−Fiネットワーク又は携帯ネットワーク)であるか、中間デバイスを含むか、又はイントラネット若しくはインターネットを含み得る。
いくつかの様相では、TSCHノード102a−dは、定常的な電力供給を含み得る。例えば、TSCHノード102a−dは標準的なA/C電源により電力を供給されていればよい。追加又は代替の例では、TSCHノード102a−dは、Mains電力供給されていてもよいし、又はバックアップ電源(例えばバックアップバッテリ又はバックアップ大容量コンデンサ)を持って、電源が落ちている間もバックアップより許容される一定時間の間、一次的TSCHネットワーク100がバックアップにより動作し続けることができるようにしてもよい。
LEノード104a−cは、リソース提供者110と関連するリソース分配システムの1つ以上の特性に関する情報を管理、監視又は使用することに関する1つ以上のアプリケーションを実行するのに使用され得る。いくつかの例では、LEノード104a−cは、リソース消費を監視及び解析するための知的計測デバイス、リソース消費を管理するためのプログラマブルサーモスタット、又は、リソース消費に関する情報及びリソース消費のための関連する支払い情報を表示するためのインホームディスプレイデバイスを含み得る。LEノード104a−cは、ホームエリアネットワークにおいてスマートホームの能力を提供するための他のIoT実施可能なデバイスを含み得る。
LEノード104a−cは、持続的な電力使用には限られた能力しか持たないが、通信のバーストに対しては十分な電力を提供できる電源により電力を供給されていてもよい。通信のバーストは、同期、受信側主導通信(「RIT」)の命令応答、一方的なプッシュメッセージ、及びその他のバースト通信のために、LEノード104a−cが一次的TSCHネットワーク100と通信することを可能にすることができる。LEノード104a−cは、代替の低電力源も使用してよい。例えば、LEノード104a−cは、ヴァンパイアタップ、エネルギーハーベスト及び、持続的な期間の電力の利用が制限される他のプロセスによって電力を供給されていてもよい。
LEノード104a−cは、定期的にコンポーネントへの電力を切断又は制限し、従ってスリープ状態とウェイク状態を循環することによりエネルギーの使用を節約するように設定されていてもよい。いくつかの例では、コンポーネントは、温度補償水晶発振器(TCXO)及びトランシーバを含む高電力コンポーネントを含み得る。LEノード104a−cは、二次的ネットワークを形成して、低エネルギーTSCHプロトコルを使用して二次的ネットワーク上の他のLEノードと通信し得る。本明細書では二次的ネットワークは、低エネルギーTSCHネットワーク(「LE−TSCHネットワーク」)と称される。LE−TSCHネットワークで使用されるチャネルホッピングパターンは低エネルギーチャネルホッピングパターンと称され、その周波数チャネルは一次的TSCHネットワークで使用されるTSCHプロトコルのためのチャネルホッピングパターンよりも遅い速さで変更される。
いくつかの様相では、LEノード104a−cはそれぞれ一次的TSCHネットワーク100の親ノードと通信可能に結合されている。例えば、TSCHノード102dはLEノード104a及びLEノード104bの親ノードである。TSCHノード102cはLEノード104cの親ノードである。TSCHノード及びLEノードの間の親子関係は公表された関係であり得る。例えば、TSCHノード102cはそれがLEノード104cの親であることを公表してもよいし、又はLEノード104cがLEノード104cはTSCHノード102を通じて到達可能であることを告知してもよい。LEノード104cに向けられた通信を送信するデバイスは、それらの通信をTSCノード102cに送信することができる。TSCHノード102cがLEノード104cに向けられた通信を受信した時にLEノード104cがスリープ状態ならば、TSCHノード102cはメモリにその通信を保存することができる。TSCHノード102cはLEノード104cがスリープ状態を抜けて通信のリッスンを開始した時にその通信をLEノード104cに転送できる。
いくつかの例では、親ノード(例えばTSCHノード102d)は、親ノードが使用可能なリソースに基づいて複数の子ノード(例えばLEノード104a−b)をサポートしてもよい。各子ノードに対して親ノードは、二重のメディアアクセスコントロール(「MAC」)プロファイルを通じてLEチャネルホッピングパターンをサポートし、拡張ビーコンリクエストを処理し、ダウンストリームメッセージを復号化してバッファし、RITを使用してバッファしたメッセージを子ノードに送達し、かつアップストリームトラフィックを子ノードのかわりに暗号化することにより、子ノードをアシストしてもよい。
いくつかの様相では、TSCHノード102c−dはそれぞれ並列のMACを単一のインタフェースで実行できる。TSCHノード102c−dはそれぞれ一次的TSCHネットワーク100上の他のTSCHノードと通信し、単一のラジオトランシーバを通じてLEノードと通信可能に結合され得る。追加又は代替の様相では、並列MACは2つ以上のインタフェース上で実行されてもよい。
一次的TSCHネットワーク100は、一次的TSCHネットワークの100の内部及び一次的TSCHネットワーク100の外部にて情報を通信するために、TSCHプロトコルを使用できる。一次的TSCHネットワーク100の内部のデバイスは、TSCHチャネルホッピングパターンにより同期され得る。他のTSCHノード及び通信可能に結合された(低エネルギーチャネルホッピングプロトコルで動作する)LEノード104cと通信するため、TSCHノード102a−dは、一次的TSCHネットワーク100で使用されるTSCH時間スロットを下位分割することで、一次的TSCHネットワーク100及び通信可能に結合されたLEノード104cの間で通信の期間を切り替えることができる。
一次的TSCHネットワーク100では、時間スロット内部で使用されていない時間が存在するような場合が起こり得る。例えば、もし通信をリッスンしているTSCHノード102cが前もって定義された時間の期間内に他のTSCHノードから通信を受信しなかったならば、TSCHノード102cはその時間スロットの間に通信を受信することはないだろうと決定づけ、その時間スロットの残りを使用されないままにしてもよい。TSCHノード102a−dは、TSCH時間スロットの一続きにおいて受信期間を切り替え、一次的TSCHネットワーク100の時間スロットの使用されていない部分の間LEノード104a−cからの通信をリッスンすることにより、一次的TSCHネットワーク100及びLEノード104a−cの両方と通信することができる。LEネットワーク及び一次的TSCHネットワーク100との通信をインターリーブすることで、LEノード104a−cは、TSCHノード102a−dがリクエストを聞くことのずっと大きい可能性を伴って拡張ビーコンリクエストを始動することができる。
一次的TSCHネットワーク100における各時間スロットは、ミリ秒又は他の適切な時間単位で定義され得る持続「T」の時間的持続を持つ。一次的TSCHネットワーク100はネットワークにおいてTSCHノード102a−dの間を通信するための複数のチャネル周波数も使用できる。ホッピングパターンは、各時間スロットの間に通信に使用されるチャネルを定義する。図4は、一次的TSCHネットワーク100の時間スロット及びチャネルホッピングパターンを示した図である。
図2は、図1で示されたTSCHノード102cの例を示す。TSCHノード102cはプロセッサ202、メモリ204及びトランシーバデバイス220を含み、それらはそれぞれバス206を通じて通信可能に結合されている。TSCHノード102cのコンポーネントは安定A/C電力供給源により電力を供給され得る。TSCHノード102cは一次的TSCHネットワーク100の一部分であり得る。
トランシーバデバイス220は一次的TSCHネットワーク100内で他のTSCHノードと通信するために、アンテナ208を含む(か、又はそれと通信可能に結合される)ことができる。トランシーバデバイス220は子ノード(例えばLEノード104c)と通信するためのアンテナ210も含む(か、又はそれと通信可能に結合される)ことができる。いくつかの例では、トランシーバデバイス220は、無線で信号を送受信するためのラジオ周波数(「RF」)トランシーバ及び他のトランシーバを含み得る。いくつかの様相では、トランシーバデバイス220は、1つまたはそれ以上のインタフェース上で実行される並列のMACを処理し、アンテナ208を通じて他のTSCHノード及び通信可能に結合されたLEノード104cと通信することができる。例えば、TSCHノード102cは、トランシーバデバイス220により処理される複数のMACインタフェースのための、同一のアンテナ208を使用して、一次的TSCHネットワーク100上の他のTSCHノード及び二次的ネットワーク上のLEノード104cと通信してもよい。
いくつかの例では、プロセッサ202は、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、状態機械、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)、又は他の適切な処理デバイスを含む。プロセッサ202は、1つも含めた任意の数の処理デバイスを含むことができる。プロセッサ202は、メモリ204等の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体と通信可能に結合され得る。プロセッサ202はコンピュータ実行可能なプログラム命令を実行し、又はメモリ204に保存された情報にアクセスすることができる。
プログラム命令は同期モジュール212を含み、プロセッサ202により実行されて本明細書で説明される特定の操作を実行することができる。例えば操作は、TSCH時間スロットの一次的部分の間一次的TSCHネットワーク100上のTSCHノードからの通信をリッスンすることを含む。TSCH時間スロットの一次的部分の間に通信を受信しなかったときは、操作はさらに、TSCH時間スロットの二次的部分の間、低エネルギーネットワークチャネル上でLEノード104a−cのうちの1つからの同期フェーズ拡張ビーコンリクエストをリッスンすることを含み得る。操作はさらに、LEノード104a−cのうちの1つ及び一次的TSCHネットワーク100の間の通信を同期するための同期フェーズ拡張ビーコンリクエストを送信することを含み得る。
追加又は代替の例では、操作は、(例えばLEノード104a−c等の)LEノードと通信して、LEノードの親ノードとして選択されるためのプロセスを含み得る。トランシーバデバイス220はLEノードから選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを受信できる。プロセッサ202はTSCHノード102cが子ノードを受け入れる可容性を持つか否か、並びにTSCHノード102cがLEノードとの間のリンクが選択フェーズ拡張ビーコンリクエストで示されるしきい値を超える質を持つか否かを検査することができる。プロセッサ202はトランシーバデバイス220にTSCHノード102cが潜在的な親であるかを示す選択フェーズ拡張ビーコンを送信するよう指示する。トランシーバデバイス220は採用リクエストをLEノードから受信し、採用レスポンスをLEノードに送信することができる。TSCHノード102cは、LEノードにかわってジョインプロセスを管理することもできる。
メモリ204は、コンピュータ読み取り可能な命令をプロセッサに提供する能力を持った、電子、光学、磁気又は他のストレージデバイスといった(ただしこれらに限定するわけではない)コンピュータ読み取り可能な媒体であってよい。そういった光学、磁気又は他のストレージデバイスのいくつかの例は、読み取り専用(「ROM」)デバイス、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)デバイス、磁気ディスク、磁気テープ若しくは他の磁気ストレージ、メモリチップ、ASIC、調整されたプロセッサ、光学ストレージデバイス、又はコンピュータプロセッサが命令を読み取れるいずれの他の媒体をも含む。命令は、コンパイラ及び/又はインタプリタによっていずれの適切なコンピュータプログラミング言語で書かれたコードから生成された特定プロセッサ向け命令をも含んでよい。適切なコンピュータプログラミング言語の追加又は代替の例は、C、C++、C#(登録商標)、Visual Basic(登録商標)、Java(登録商標)、Python、Perl、JavaScript(登録商標)、ActionScriptを含む。
図2において、プロセッサ202、メモリ204及びバス206は互いに通信する個別のコンポーネントとして描かれているが、他の実装も可能である。例えば、プロセッサ202、メモリ204及びバス206はそれぞれ、対応する印刷済み回路基板のコンポーネント、又は、TSCHノード内に配置されてプログラミングコードを保存し実行することのできる他の適切なデバイスであり得る。
図3は、図2に示すTSCHノード102cと通信するための図1に示すLEノード104cの例を示す。LEノード104cはプロセッサ302、メモリ304及びトランシーバデバイス320を含み、それぞれバス306を通じて通信可能に結合されている。いくつかの様相では、プロセッサ302、メモリ304、トランシーバデバイス320及びバス306は、それぞれ図2を用いて上で説明したプロセッサ202、メモリ204、トランシーバデバイス220及びバス206と類似のものでもよい。追加または代替の様相では、プロセッサ302、メモリ304、トランシーバデバイス320及びバス306はバッテリ330により電力を供給され得る。
LEノード104cは、TSCHノード102cの子ノードであり得て、TSCHノード102cは親ノードと称されることがある。トランシーバデバイス320はLEノード104c及びTSCHノード102cを通信可能に結合するためのアンテナ308を含む(か、又はそれと通信可能に結合される)ことができる。プロセッサ302は、メモリ304のような、非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体と通信可能に結合され得る。プロセッサ302はコンピュータ実行可能なプログラム命令を実行し、又はメモリ304内に保存された情報にアクセスすることができる。
プログラム命令は、プロセッサ202によって実行されて本明細書で説明された特定の操作を実行することができる選択モジュール312を含み得る。例えばその操作は、同期フェーズの間にTSCHノード102a−dのうちの1つと通信することで、一次的TSCHネットワーク100のチャネルホッピングパターンとの通信を同期する操作を含み得る。プロセッサ202は選択フェーズの間、トランシーバデバイス320に命令して、同期された通信を用いて選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを送信させることができる。もしTSCHノード102a−dが子を受け入れる可容性を持ち、かつTSCHノード102a−dのLEノード104cとのリンクが少なくともある一定の質を持つならば、選択フェーズ拡張ビーコンリクエストは、TSCHノード102a−dからの拡張ビーコンを要求する信号であり得る。トランシーバデバイス320は選択フェーズ拡張ビーコンをTSCHノード102a−dのうちの1つ又は複数から受信することができ、かつプロセッサ202はTSCHノードのうちの1つを親ノードとして選択することができる。プロセッサ202はトランシーバデバイス320に、TSCHノード102a−dのうちの1つを親ノードとして選択することに基づいて採用リクエストを送信するように命令できる。プロセッサ202はさらにトランシーバデバイス320に、選択されたTSCHノード102a−dが一次的TSCHネットワークへのジョインをLEノード104cのかわりに管理していることを示す採用レスポンスをリッスンするよう命令できる。
図4は以下で、図1に示す一次的TSCHネットワーク100のための時間スロットチャネルホッピングパターンとして説明されているが、他の実装も可能である。時間スロットチャネルホッピングパターンは時間スロット411−415、421−425及び431−436を含み、それぞれが同一の時間スロット持続430を伴う。例として、時間スロット持続430は25ミリ秒であり得る。各スロットフレーム410及び420は7つの時間スロットを含む。図4は(チャネルホッピングパターン440a−cとして示された)チャネルホッピングパターン440も示す。チャネルホッピングパターンは、ホッピングパターンの各時間スロットに対してチャネル周波数又はチャネルを画定する。例えば、ホッピングパターン440aはチャネル4、チャネル6、チャネル3、チャネル5、及びチャネル7の順であり得る。ホッピングパターンはチャネル4を時間スロット1に、チャネル6を時間スロット2に、チャネル3を時間スロット3に、チャネル5を時間スロット4に、そしてチャネル7を時間スロット5に関係づけてよい。図4ではホッピングパターン440aは5のホッピングパターン長を持つ。ホッピングパターンは繰り返す。ホッピングパターンの第一に示された繰り返し440aは時間スロット1−5(411−415)を含み、ホッピングパターンの第二の繰り返し440bは時間スロット6−10(421−425)を含み、かつ、ホッピングパターンの第三の繰り返し440cは時間スロット11−15(431−436)を含む。1ホッピングパターン内の時間スロットの数は、スロットフレーム内の時間スロットの数とは独立であり得る。
TSCHプロトコルを使用して通信するTSCHノード102a−dがチャネル周波数を時間スロット持続430ごとに(例えば25ミリ秒ごとに)変更する一方、LEノード104a−cは低エネルギーチャネルホッピングプロトコル、すなわち低エネルギーTSCHプロトコル上で動作する。低エネルギーTSCHプロトコルは一次的TSCHネットワーク100のチャネルホッピングパターンよりも遅い速さでチャネル周波数が変わる。例えば、LEノード104a−cはチャネル周波数を1,024時間スロットごとに変更し得る(つまり25ミリ秒の時間スロットであれば、LEノード104a−cは25.6秒ごとに異なるチャネルへスイッチし得る)。
TSCHノード102c−dは親ノードであり得、通信可能に結合されたLEノード104a−cにより使用され得る低エネルギーチャネルホッピングパターンのパラメータを決定することができる。TSCHノード102c−dは通信可能に結合された任意のLEノード104a−cに低エネルギーチャネルホッピングパターンを通信することができる。例えば、LEノード104a−cが最初にジョインしTSCHノード102c−dと通信可能に結合された時、TSCHノード102c−dは、LEノード104a−cにLE−TSCHネットワーク内で使用されているそれぞれの低エネルギーチャネルホッピングパターンを通信することができる。その結果、TSCHノード102c−dは適切な低エネルギーチャネルへと切り替え、対応する低エネルギーチャネル上でLEノード104a−cと通信することが可能になる。上で言及したように、TSCHノード102c−dはTSCH時間スロット411−415、421−425、431−436を下位分割し、他のTSCHノード102a−dと、及び通信可能に結合されたLEノード104a―cと通信することができる。
いくつかの様相では、LEノード104a−cにより使用される低エネルギーネットワークチャネルホッピングパターンは、TSCHノード102c−dにより制御される。追加又は代替の様相では、各LEノード104a−cは独立な低エネルギーホッピングパターンを実行してよく、その場合TSCHノード102c−dはメモリ内に異なるLEノード104a−cの低エネルギーチャネルホッピングパターンを保存できる(例えば、TSCHノード102dがメモリ内に、LEノード104a及びLEノード104bにより実行される異なるチャネルホッピングパターンを保存する)。
図5は時間スロット500のためのTSCH時間スロット構造である。いくつかの様相では、時間スロット500は図4の時間スロット411−415、421−425、431−436のうちの1つの構造を表現するが、他の設定も可能である。図5は以下で、図1に示された一次的TSCHネットワーク100と関連させて説明されるが、他の実装も可能である。この例では、示された期間は例示的なものであり、他の実装では他の値が使用され得る。例えば時間スロット500は25ミリ秒の持続を持ってよいが、他の期間も可能である。TSCH時間スロット構造において一次的TSCHネットワーク100におけるTSCHノード102cは、TSCHホッピングパターンにより決められたチャネル上で、時間スロット500の一次的部分504の間リッスンすることができる。
ある様相では、時間スロット500はRF固定期間502を含み得る。RF固定期間502の後、TSCHノード102cは、時間スロット500の一次的部分504と称される第一の期間(RX待機時間と示す)の間、チャネル上の信号を受信するためにリッスンすることができる。時間スロット500の一次的部分504は、(例えば4ミリ秒等)どのような時間長でもよい。もしTSCHノード102cが一次的部分504の終了に先行してメッセージを受信した場合、その後TSCHノード102cは、時間スロット500の持続の間メッセージの残った部分の受信に進み、受信したメッセージを処理することができる。しかしながら、もしTSCノード102cが一次的部分504の終了に先行してメッセージを受信しなかった場合、その後TSCHノード102cは、現在の時間スロット500の間一次的TSCHネットワーク100上の他のTSCHノードから通信を受信することはないだろうと判断してよい。
第二のRF固定期間506に続いてTSCHノード102cは、通信可能に結合されたLEノード104a−cからの通信のために、TSCH時間スロットの二次的部分508の間リッスンすることができる。この例では、TSCH時間スロット500の二次的部分508は17ミリ秒である。TSCHノード102cは通信可能に結合されたLEノード104a−cからの同期リクエスト(例えば、同期フェーズ拡張ビーコンリクエスト)のためにリッスンすることができる。LEノード104a−cが(TSCHチャネルホッピングパターンによって)TSCH時間スロット500に使用されるチャネルと異なる周波数チャネル上で通信し得るのと同様、TSCHノード102cはチャネル周波数を切り替え、時間スロット500の二次的部分508の間、対応する低エネルギーネットワークチャネル上の通信のためにリッスンすることができる。TSCHノード102cは低エネルギーチャネルホッピングパターンに基づいて低エネルギーネットワークチャネル上で通信をリッスンする正しいチャネル周波数を識別することができる。
一度TSCHノード102cが拡張ビーコンリクエストを受信すると、TSCHノード102cは低エネルギーネットワークチャネル上の次の時間スロットの一次的部分において拡張ビーコンを送信することができる。拡張ビーコンは、LEノード104cが一次的TSCHネットワーク100のより速いチャネルホッピングパターンと同期するのを可能にする同期データを含み得る。
LEネットワークと通信するために、一次的TSCHネットワーク100内のTSCHノード102a−dはLEノード104a−cからの通信のためにリッスンする時(例えば、図5に示された時間スロット500の二次的部分508の間)、LEネットワークホッピングパターンを使用できる。しかしながら、各TSCHノード102a−dは、固有識別子(例えば、TSCHノード102a−dのMACアドレス、UEI64、又は類似の固有識別子)に基づいた個別のチャネルオフセット上で動作できる。いくつかの様相では、親ノード(例えば図1のTSCHノード102c−d)は子ノード(例えばLEノード104a−c)からの通信を、チャネルオフセットに基づいた異なるチャネル上で同時にリッスンすることができる。各親ノードが異なるチャネル上でリッスンしているとき、子ノードからの通信はより受信されやすくなる。
一次的TSCHネットワーク100にジョインするために、LEノード104a−cは一続きの拡張ブロードキャストメッセージを始動でき、それにより一次的TSCHネットワーク100に登録して、親として理想的なTSCHノード102a−dを選択する。登録の際、LEノード102a−cの一次的TSCHネットワーク100へのクロック同期を維持するため、LEノード104a−cはTSCHノード102a−dからの拡張ビーコンを使用して、LEノード104a−cの内部クロックを一次的TSCHネットワーク100の時間スロット411−415,421−425,431−436と揃えることができる。
図6〜図8は、図1のTSCHネットワーク100と同期して、TSCHネットワーク100内のTSCHノード102c−dから親ノードを選択するためのプロセスを示した信号フロー図である。一次的TSCHネットワークへの初回登録は、同期フェーズ610で始まる。同期フェーズ610では、LEノード104cは一次的TSCHネットワーク100との通信を同期する。親選択フェ−ズ620は、同期フェーズ610に続き得て、LEノード104cが親を選択するステップを含み得る。
同期フェーズ610はLEノード104cがTSCHノード102c−dを探すための同期フェーズ拡張ビーコンリクエストを送信することで開始する。TSCHノード102c−dはTSCH時間スロットの未使用の部分の間、潜在的なLEノード(例えばLEノード104c)からの通信のためにリッスンすることができる。同期フェーズ610では、TSCHノード102dは同期フェーズ拡張ビーコンリクエストを受信する。TSCHノード102dはそれに応答して、同期フェーズ拡張ビーコンを送信する。同期フェーズ拡張ビーコンは、次の一次的ネットワーク時間スロットとスロット調整され、かつLEノード104cを一次的TSCHネットワーク100に同期させる情報を含み得る。いくつかの例では、もし同期フェーズ拡張ビーコンリクエストが現在の一次的ネットワーク時間スロットの終了間際に受信され、次の時間スロットへと溢れてしまうならば、同期フェーズ拡張ビーコンリクエストを受信したTSCHノード102dは、次のTSCH時間スロットの開始まで、同期フェーズ拡張ビーコンの送信を待つことができる。これは遅延を引き起こすため、LEノード104cは同期フェーズ拡張ビーコンリクエストを再送信する前に、TSCHノード102c−dからの同期フェーズ拡張ビーコンを待ってもよい。LEノード104cが拡張ビーコンを受信した後、LEノード104cは親選択フェーズ620へと進行してよい。
LEノード104cが一次的TSCHネットワーク100との通信を同期したのに応答して、親選択フェーズ620が開始できる。一度同期フェーズ拡張ビーコンリクエストが受信されると、LEノード104cは確実に一次的TSCHネットワーク100と同期し、親ノードを選択する。LEノード104cは親選択フェーズ620を、一続きの選択フェーズ拡張ビーコンリクエストにより開始することができる。
いくつかの様相では、送信された選択フェーズ拡張ビーコンリクエストは、親に新たな子を受け入れる可容性を伴い、かつ高いリンクの質(例えば特定のしきい値を超えるリンクの質)も持つことを要求する拡張ビーコンフィルタを含み得る。もし選択フェーズ拡張ビーコンを1つも受信しなかったならば、LEノード104cは引き続き特定のしきい値を調整でき、それによりLEノードはリンクが最も強い質を伴う有効な親ノードを選択する。いくつかの例では、リンクが最も強い質を伴う親ノードは、LEノード104cの近傍に可能な限り近い親ノードである。しかしながら、もし複数の潜在的な親ノードが選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを受信し、拡張ビーコンフィルタを通過する特性を持っているならば、それらは一次的TSCHネットワーク100上で同期されているため、複数の潜在的な親ノードが同時に応答し得る。いくつかの例では、この同時の選択フェーズ拡張ビーコンの衝突を避けるため、潜在的な親ノードがランダムな時間スロットオフセットで応答することができる。
図6では、LEノード104cが選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを一次的TSCHネットワーク100に送信し、その選択フェーズ拡張ビーコンリクエストはTSCHノード102c及びTSCHノード102dの両方により受信される。ブロック622では、TSCHノード102dは新たな子を受け入れる可容性を持たず、ゆえに拡張ビーコンフィルタを通過しないため、TSCHノード102dは応答しない。ブロック624では、TSCHノード102cは拡張ビーコンリクエストにおいてリンクがある一定の値を超える質を持つことから拡張ビーコンフィルタを通過する。TSCHノード102cは、TSCHノードが潜在的な親ノードであることを示す選択フェーズ拡張ビーコンをLEノード104cに送信する。
この例では、LEノード104cはTSCHノード102cからの選択フェーズ拡張ビーコンのみを受信し、LEノード104cはTSCHノード102cを親として選択する。LEノード104cは採用リクエストメッセージを選択されたTSCHノード102cへと送信する。TSCHノード102cは採用レスポンスで応答することができる。この例では、もし成功すれば、TSCHノード102cが以降のネットワークジョイン(例えばアプリケーション登録)をLEノード104cにかわって管理する。追加又は代替の例では、LEノード104cが、採用レスポンスの受信に基づいて以降のネットワークジョインを管理してもよい。ブロック626では、LEノード104cは登録情報をTSCHノード102cに送信し、TSCHノード102cは一次的TSCHネットワーク100上のLEノード104cの登録を完了するために中央システム604と通信する。いくつかの例では、コレクタ(602、例えば、他のTSCHノード、又は、一次的TSCHネットワークと通信可能に結合されたデバイス)はTSCHノード102c及び中央システム604の間の通信経路を提供できる。LEノード104cは採用レスポンスを受信した後、前もって決められた期間の間スリープ状態628に入ってもよい。
LEノード104cは同期された通信を維持するために、ウェイクしてTSCHノード102cと通信してもよい。同期通信同士の間の時間は設定可能である。例えば、ウェイクの際、LEノードのクロックがずれている場合がある。LEノード104cは再同期のために、TSCHノード102cにメッセージを送信することができる。メッセージは専有同期リクエスト又は専用の拡張ビーコンリクエストであり得る。もしTSCHノード102cが現在のTSCH時間スロットのリッスン部分の間に同期リクエストを受信したならば、TSCHノード102cは同期レスポンス(例えば一次的TSCHネットワーク100の現在の時間スロットと時間合わせされた拡張ビーコン)を送信することができる。TSCHノード102cは、一次的TSCHネットワーク100の次の有効な時間スロットの開始まで待ってから同期レスポンスを送信してもよい。LEノード104cが同期リクエストを送信した後、LEノード104cは自動的に「リッスン」モードに移行し、TSCHノード102cからの通信のためにリッスンしてもよい。同期レスポンスは一次的TSCHネットワークの時間スロットに時間合わせされ、一次的TSCHネットワークのASNを含むため、LEノード104cは一次的TSCHネットワークに再同期することができる。同期レスポンスは、一次的TSCHネットワークのASN、一次的ネットワークホッピングインデックス、RIT情報及びグローバル時刻IEを含み得る。LEノード104cは内部クロックを合わせるために同期レスポンスメッセージを使用できる。通常の操作640の間、LEノード104cがスリープ状態628からウェイクするたびに、子LEノードは同期リクエスト及び上記の同期レスポンス通信を使用してクロックを同期させる。このプロセスはLEネットワーク及び一次的TSCHネットワーク100の間のクロック同期を維持でき、クロックのずれを減らす補助となり得る。
いくつかの様相では、親ノード(例えばTSCHノード102c)は、同期レスポンスに添えてRITメッセージを送信してもよい。RITメッセージは、親TSCHノートが子ノード(例えばLEノード104c)を待っているメッセージを持つことを示し得る。例えば、親ノードは子ノードに向けられたメッセージを受信していてよく、親ノードは子ノードがスリープ状態628からウェイクした時までそのメッセージを保存していてもよい。親ノードによって、LEノードのための暗号化及び復号化が管理されてもよい。親ノードは同期レスポンスに添えて、メッセージを含むペイロードを送信できる。RITが同期レスポンスに含まれているような場合、LE子ノードのチャネルは下り通信を受信する一次的ネットワーク時間スロットに従ってホップする。もし同期レスポンスにRITメッセージが1つも含まれていないならば、しかる後に子ノードは内部クロックを再調節して一次的TSCHネットワークと同期し、スリープ状態に戻ることができる。加えて、もし送信する上りデータがあるならば、子ノードは一次的ネットワークの時間スロットに従って、親ノードに上りデータ情報を送信することができる。親ノードは一次的TSCHネットワーク内の他のデバイス又は一次的TSCHネットワークと通信可能に結合されたデバイスに上りデータの情報を送信することができる。
図7は、スリープ状態628からウェイクするに際してLEノードのクロックがずれてしきい値を超えている場合の、再同期のためのプロセスの信号フロー図を示す。しきい値は、クロックのずれの、LEノードが同期調整を実行するに際し親ノードと通信不能になり得る量を表現することができる。ブロック750の間、LEノード104cは同期リクエストを送信し、レスポンスの受信に失敗している。前もって決められた数だけ同期リクエストに失敗した後、LEノード104cは再度同期フェーズ610を実行して親ノードと同期し、再度親選択フェーズ620を実行して親ノードを選択した後に通常の操作640に戻ることができる。
図8は新たな親ノードを選択するための信号フロー図を示す。ある期間の後、LE子ノードはより理想的な親ノードを探してよい。これは現在の親ノード102cに同期する通常の操作640を完了した直後に、上記のように親選択フェーズ620を再度走らせることで達成される。もしよりよいリンクの質の値を伴う有効な親ノード102dが新たに見つかれば、LEノード104cは新しい親ノード102dから採用レスポンスを受信したことを確実に確かめた後、現在の親ノード102cから解放する。
解放リクエストがLEノード104cから前の親ノード102cへと送られ、前の親ノード102cに子ノードが異なる親ノード102dを選択したことを知らせることができる。解放リクエストを受信した際、前の親ノード102cはLEノード104cを管理するのにそれまで使用されていたリソースを解放してもよい。前の親ノード102cは、解放リクエストが正常に処理されたことを知らせる解放レスポンスを送信することもできる。
図6−8はLEノード104cにかわって操作を実行するための親ノードを選択するLEノード104cを示しているが、LEノード104は操作を自身で実行することもできる。例えば、LEノード104cは中央システムとの通信を管理して、ネットワークへのジョインを管理することができる。
本目的課題をその特定の様相について詳細に解説してきたが、当業者は前述のものの理解を獲得する際、その様相の代替、変形及び均等を容易に製造することができることを理解する。従って、当業者が見てすぐにわかるように、本開示は限定ではなく例示の目的で提示されたものであり、本目的課題への変更、変形、及び/又は追加を除外するものではないと理解されるべきである。
さらに、ここで開示された実施形態はA/C給電のTSCHノード及びバッテリ給電のLEノードについて説明されている一方、これらの実施形態は限定ではなく例示の目的で提供されたものであることは理解されるべきである。本明細書で開示された実施形態は非A/C給電のTSCHネットワーク内のTSCHノード及び/又は非バッテリ給電のLEノードを除外するものではない。
100…一次的TSCHネットワーク、102a−d…TSCHノード、104a−c…LEノード、110…リソース提供者、115…ネットワーク、202…プロセッサ、204…メモリ、206…バス、208…アンテナ、210…アンテナ、220…トランシーバデバイス、302…プロセッサ、304…メモリ、306…バス、308…アンテナ、312…選択モジュール、320…トランシーバデバイス、330…バッテリ、411−415…時間スロット、421−425…時間スロット、430…時間スロット持続、431−436…時間スロット、440a−c…チャネルホッピングパターン、500…時間スロット、502…RF固定期間、504…時間スロット500の一次的部分、508…時間スロット500の二次的部分、602…コレクタ、604…中央システム、610…同期フェーズ、620…親選択フェーズ、626…ブロック、628…スリープ状態、640…通常の操作、750…ブロック。

Claims (20)

  1. 一次的時間スロットチャネルホッピング型(「TSCH」)ネットワークのチャネルホッピングパターンとの通信を同期する、低エネルギーノードによる、ステップと、
    子を受け入れる可容性があり、かつ少なくとも所定の質を持つリンクを伴う前記TSCHノードからの拡張ビーコンを要求する選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを、同期された通信を使用して送信する、前記低エネルギーノードによる、ステップと、
    第一のTSCHノードからの選択フェーズ拡張ビーコンを受信する、前記低エネルギーノードによる、ステップと、
    前記第一のTSCHノードに採用リクエストを送信する、前記低エネルギーノードによる、ステップと、及び、
    前記第一のTSCHノードから、前記第一のTSCHノードが前記低エネルギーノードに代わって前記一次的TSCHネットワークへのジョインを管理していることを示す採用レスポンスを受信する、前記低エネルギーノードによる、ステップとを含む
    方法。
  2. 前記選択フェーズ拡張ビーコンは第一の選択フェーズ拡張ビーコンであり、
    方法はさらに
    第二のTSCHノードからの第二の選択フェーズ拡張ビーコンを受信する、前記低エネルギーノードによる、ステップと、
    前記第一の選択フェーズ拡張ビーコンからのリンクの質の情報を、前記第二の選択フェーズ拡張ビーコンからのリンクの質の情報と比較するステップと、及び、
    その比較が前記第一のTSCHノードが前記第二のTSCHノードよりも高いリンクの質を提供することを示すときに、前記第一のTSCHノードを親ノードとして選択するステップとを含む
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記一次的TSCHネットワークの前記チャネルホッピングパターンと通信を同期するステップは、
    低エネルギーネットワークチャネルにおいて同期フェーズ拡張ビーコンリクエストを送信する、前記低エネルギーノードによる、ステップと、及び
    前記一次的TSCHネットワークの前記チャネルホッピングパターンと通信を同期するための情報を含む同期フェーズ拡張ビーコンを受信する、前記低エネルギーノードによる、ステップとを含む
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記一次的TSCHネットワークの前記チャネルホッピングパターンとの通信を同期するステップはさらに、
    前もって決められた長さの時間だけ、前記同期フェーズ拡張ビーコンのためにリッスンする、前記低エネルギーノードによる、ステップと、及び
    前記前もって決められた長さの時間の間に前記同期フェーズ拡張ビーコンを受信しなかったのに反応して、もう一つの同期フェーズ拡張ビーコンリクエストを送信する、前記低エネルギーノードによる、ステップとを含む
    請求項3に記載の方法。
  5. さらに、
    スリープ状態からウェイクする、前記低エネルギーノードによる、ステップと、及び
    前記一次的TSCHネットワークの前記チャネルホッピングパターンとの通信を再同期する、前記低エネルギーノードによる、ステップとを含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記選択フェーズ拡張ビーコンリクエストは第一の選択フェーズ拡張ビーコンリクエストであり、
    前記選択フェーズ拡張ビーコンは第一の選択フェーズ拡張ビーコンであり、
    前記採用リクエストは第一の採用リクエストであり、かつ
    前記採用レスポンスは第一の採用レスポンスであり、
    方法はさらに、
    子を受け入れる可容性を持ち、かつ少なくとも所定のリンクの質を伴うTSCHノードからのもう一つの拡張ビーコンを要求する第二の選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを、再同期された通信を使用して送信する、前記低エネルギーノードによる、ステップと、
    第二のTSCHノードから第二の選択フェーズ拡張ビーコンを受信する、前記低エネルギーノードによる、ステップと、
    第二の採用リクエストを前記第二のTSCHノードに送信する、前記低エネルギーノードによる、ステップと、及び、
    前記第二のTSCHノードが前記一次的TSCHネットワークに再ジョインする前記低エネルギーノードを低エネルギーノードに代わって管理していることを示す第二の採用レスポンスを、第二のTSCHノードから受信する、前記低エネルギーノードによる、ステップとを含む
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記第一のTSCHノードが前記低エネルギーノードを解放するように要求する解放リクエストを前記第一のTSCHノードに送信する、前記低エネルギーノードによる、ステップと、及び、
    解放レスポンスを前記第一のTSCHノードから受信する、前記低エネルギーノードによる、ステップとを含む
    請求項6に記載の方法。
  8. 一次的TSCHネットワーク内において互いに通信可能に結合された複数の時間スロットチャネルホッピング型(「TSCH」)ノードと、及び
    低エネルギーノードとを含むシステムであって、
    前記低エネルギーノードは、プロセッサと、非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体とを含み、
    前記プロセッサは、前記非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体上に格納された命令により、
    前記一次的TSCHネットワークのチャネルホッピングパターンで前記低エネルギーノードの通信を同期するステップと、
    子を受け入れる可容性を持ち、かつ少なくとも所定のリンクの質を伴う前記複数のTSCHノードの中のTSCHノードからの拡張ビーコンを要求する選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを前記同期通信を用いて送信するステップと、
    前記複数のTSCHノードの中の第一のTSCHノードからの選択フェーズ拡張ビーコンを受信するステップと、
    採用リクエストを前記第一のTSCHノードに送信するステップと、及び、
    前記第一のTSCHノードが前記低エネルギーノードに代わって前記一次的TSCHネットワークへのジョインを管理していることを示す、前記第一のTSCHノードからの採用レスポンスを受信するステップとを実行する
    システム。
  9. 前記選択フェーズ拡張ビーコンは第一の選択フェーズ拡張ビーコンであり、
    前記命令により前記プロセッサはさらに、
    前記複数のTSCHノードの中の第二のTSCHノードから第二の選択フェーズ拡張ビーコンを受信するステップと、
    前記第一の選択フェーズ拡張ビーコンからのリンクの質の情報を、前記第二の選択フェーズ拡張ビーコンからのリンクの質の情報と比較するステップと、及び
    その比較により、前記第一のTSCHノードが前記第二のTSCHノードよりも高いリンクの質を提供することが示されたときに、前記第一のTSCHノードを親ノードとして選択するステップとを実行する
    請求項8に記載のシステム。
  10. 前記プロセッサが前記一次的TSCHネットワークのチャネルホッピングパターンで通信を同期するステップは、
    低エネルギーネットワークチャネル上において同期フェーズ拡張ビーコンリクエストを送信するステップと、
    前記一次的TSCHネットワークの前記チャネルホッピングパターンとの通信を同期するための情報を含む同期フェーズ拡張ビーコンを受信するステップと、
    を含む
    請求項8に記載のシステム。
  11. 前記プロセッサが一次的TSCHネットワークのチャネルホッピングパターンにより通信を同期するステップはさらに、
    前もって決められた量の時間だけ前記同期フェーズ拡張ビーコンのためにリッスンするステップと、及び、
    前もって決められた量の時間の間に前記第二の拡張ビーコンを受信しなかったのに反応して、もう一つの同期フェーズ拡張ビーコンリクエストを送信するステップとを含む
    請求項10に記載のシステム。
  12. 前記命令により前記プロセッサはさらに、
    前記低エネルギーノードをスリープ状態からウェイクするステップと、及び
    前記一次的TSCHネットワークの前記チャネルホッピングパターンにより、前記低エネルギーノードによる通信を再同期するステップとを実行する
    請求項8に記載のシステム。
  13. 前記選択フェーズ拡張ビーコンリクエストは第一の選択フェーズ拡張ビーコンリクエストであり、
    前記選択フェーズ拡張ビーコンは第一の選択フェーズ拡張ビーコンであり、
    前記採用リクエストは第一の採用リクエストであり、かつ
    前記採用レスポンスは第一の採用レスポンスであり、
    前記命令により前記プロセッサはさらに、
    子を受け入れる可容性を持ち、かつ少なくとも所定のリンクの質を伴う前記TSCHノードからのもう一つの拡張ビーコンを要求する第二の選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを、前記再同期された通信を使用して送信するステップと、
    第二のTSCHノードから第二の選択フェーズ拡張ビーコンを受信するステップと、
    第二の採用リクエストを前記第二のTSCHノードに送信するステップと、及び
    前記一次的TSCHネットワークに再ジョインする前記低エネルギーノードを前記低エネルギーノードに代わって前記第二のTSCHノードが管理していることを示す第二の採用レスポンスを、前記第二のTSCHノードから受信するステップとを実行する
    請求項12に記載のシステム。
  14. 前記命令により前記プロセッサはさらに、
    前記第一のTSCHノードが前記低エネルギーノードを解放するように要求する解放リクエストを前記第一のTSCHノードに送信するステップと、及び、
    解放レスポンスを前記第一のTSCHノードから受信するステップとを含む
    請求項13に記載のシステム。
  15. 一次的時間スロットチャネルホッピング型(「TSCH」)ネットワークのTSCHノードによる、親選択フェーズにおけるTSCH時間スロットの間に低エネルギーノードからの選択フェーズ拡張ビーコンを受信するステップと、
    前記TSCHノードが子ノードを受け入れる可容性を持ち、かつ前記TSCHノードの前記低エネルギーノードとのリンクが前記選択フェーズ拡張ビーコンリクエストで示されたしきい値を超える質を持つと決定づけたことに基づいて選択フェーズ拡張ビーコンを送信する、前記TSCHノードによる、ステップと、
    前記低エネルギーノードからの採用リクエストを受信する、前記TSCHノードによる、ステップと、及び、
    前記一次的TSCHノードにジョインする前記低エネルギーノードを前記低エネルギーノードに代わって前記TSCHノードが管理していることを示す採用レスポンスを、前記低エネルギーノードに送信する、前記TSCHノードによる、ステップとを含む
    方法。
  16. 前記選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを受信するステップは、前記低エネルギーノードが前記一次的TSCHノードと同期されていることを示す前記選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを、前記TSCH時間スロットの一次的部分の間に受信するステップを含む
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記親選択フェーズの間に前記選択フェーズ拡張ビーコンリクエストを受信するステップに先行して、方法はさらに
    TSCH時間スロットの一次的部分の間、前記一次的TSCHネットワーク上の他のTSCHノードからの通信をリッスンする、前記TSCHノードによる、ステップと、
    前記TSCH時間スロットの前記一次的部分の間に通信を一つも受信しなかったとき、前記第二のTSCH時間スロットの二次的部分の間、低エネルギーネットワークチャネル上で、前記低エネルギーノードからの同期フェーズ拡張ビーコンリクエストをリッスンする、TSCHノードによる、ステップと、及び、
    前記同期フェーズ拡張ビーコンリクエストに反応して、前記低エネルギーノード及び前記一次的TSCHネットワークの間の通信を同期するための同期フェーズ拡張ビーコンを送信する、前記TSCHノードによる、ステップとを含む
    請求項15に記載の方法。
  18. 前記同期フェーズ拡張ビーコンを送信するステップは、前記複数のTSCH時間スロットのうち、前記第一のTSCH時間スロットに続く第二のTSCHスロットの一次的部分の間に、同期フェーズ拡張ビーコンを送信するステップを含む
    請求項17に記載の方法。
  19. 前記選択フェーズ拡張ビーコンを送信するステップは、前記選択フェーズ拡張ビーコンが前記一次的TSCHネットワーク上の別のTSCHノードにより送信された選択フェーズ拡張ビーコンと衝突するのを防ぐために、選択フェーズ拡張ビーコンを送信する前にランダムな量の時間だけ待つステップを含む
    請求項15に記載の方法。
  20. さらに、
    前記第一のTSCHノードに前記低エネルギーノードを解放するよう要求する解放リクエストを前記低エネルギーノードから受信する、前記TSCHノードによる、ステップと、
    前記低エネルギーノードを管理するために前記TSCHノードにより使用されていたリソースを解放する、前記TSCHノードによる、ステップと、
    解放レスポンスを前記低エネルギーノードに送信する、前記TSCHノードによる、ステップとを含む
    請求項15に記載の方法。
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