JP2019215542A - ウィンドウおよびこれを含む表示装置 - Google Patents

ウィンドウおよびこれを含む表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】耐衝撃性が向上され、薄く且つ軽量なウィンドウおよびこれを含む表示装置を提供する。【解決手段】一実施形態によるウィンドウは、基材と、前記基材の第1面上に設けられた第1コーティング層と、前記基材の前記第1面とは反対側の第2面上に設けられた第2コーティング層と、を含み、前記基材は、前記第1面および前記第2面と直交し、前記第1面及び前記第2面を接続する垂直面を含み、前記第1コーティング層は、前記垂直面と重畳する。前記第1コーティング層は、メチルTポリジメチルシロキサンを含む。【選択図】図1A

Description

本発明は、ウィンドウおよびこれを含む表示装置に関する。
最近、液晶表示装置(liquid crystal display、LCD)または有機EL表示装置(organic light emitting display、OLED)を含む表示装置が適用された携帯電話、ナビゲーション、デジタルカメラ、電子書籍、携帯用ゲーム機または各種端末器のような多様なモバイル電子機器が使用されている。
このようなモバイル電子機器に使用される通常の表示装置は、表示パネルの前方で使用者が表示部を見られるように透明に構成されたカバーウィンドウ(以下、ウィンドウ)を備えることがある。このようなウィンドウは、表示装置の最も外部に位置する構成であるため、表示装置内部の表示パネルなどを保護できるように外部衝撃に強くなければならない。
また、スイッチやキーボードを入力装置として使用した従来の電子機器の代わりに、最近は表示画面と一体に構成されるタッチパネルを使用する構造が広く普及しており、従来のモバイル機器に比べてウィンドウの表面が指などで触れることが多くなり、これによって、より強い強度のウィンドウが要求されている。
韓国登録特許第1501682号 韓国登録特許第551135号
本発明は、薄く、かつ軽く耐衝撃性に優れたウィンドウおよびこれを備える表示装置を提供する。
本発明の一実施形態によるウィンドウは、基材と、前記基材の第1面上に設けられた第1コーティング層と、前記基材の前記第1面とは反対側の第2面上に設けられた第2コーティング層と、を含み、前記基材は、前記第1面および前記第2面と直交し、前記第1面及び第2面を接続する垂直面を含み、前記第1コーティング層は、前記垂直面と重畳する。
前記基材は、前記第1面に対して傾いた第1傾斜面を含み、前記第1傾斜面は、前記第1面と前記垂直面を接続してもよい。
前記第1コーティング層は、前記第1傾斜面と重畳してもよい。
前記第1コーティング層の端部は、前記ベース基板に対して傾いてもよい。
前記第1コーティング層は、前記第2コーティング層と直接接触してもよい。
前記基材は、前記第2面に対して傾いた第2傾斜面を含み、前記第2傾斜面は、前記第2面と前記垂直面を接続してもよい。
前記第2傾斜面は、曲面を含んでもよい。
前記第2コーティング層は、前記第2傾斜面と重畳してもよい。
前記第1コーティング層は、メチルTポリジメチルシロキサン(METHYL T POLYDIMETHYLSILOXANE)を含んでもよい。
前記第1コーティング層は、オクタメチルシクロテトラシロキサン(OCTAMETHYLCYCLOTETRASILOXANE)およびジメチルシロキサン(DIMETHYLSILOXANE)のうちの少なくとも一つをさらに含んでもよい。
前記第1コーティング層は、メラミン樹脂をさらに含んでもよい。
前記第1コーティング層の厚さは、7μm以上13μm以下であってもよい。
前記基材と前記第1コーティング層は、共有結合で結合してもよい。
一実施形態によるウィンドウは、第1面および前記第1面とは反対側の第2面を含む基材、そして前記基材の第1面上に設けられた第1コーティング層を含み、前記基材は、前記第1面および前記第2面と直交し、前記第1面および第2面を接続する垂直面を含み、前記第1コーティング層は、前記垂直面と重畳する。
前記ウィンドウは、前記基材の第2面上に設けられた第2コーティング層をさらに含んでもよい。
一実施形態による表示装置は、表示パネルと、前記表示パネルと重畳するウィンドウとを含み、前記ウィンドウは、基材と、前記基材の第1面上に設けられた第1コーティング層と、前記基材の前記第1面とは反対側の第2面上に設けられた第2コーティング層とを含み、前記基材は、前記第1面および前記第2面と直交し、前記第1面および前記第2面を接続する垂直面を含み、前記第1コーティング層は、前記垂直面と重畳する。
前記基材の第1面は、前記表示パネル側に向かう面であってもよい。
前記表示装置は、可撓性を有してもよい。
前記基材は、前記第1面に対して傾いた第1傾斜面を含み、前記第1傾斜面は、前記第1面と前記垂直面を接続し、前記第1コーティング層は、前記第1傾斜面と重畳してもよい。
前記基材の第1面はフローを含み、前記第1コーティング層は、前記フローを埋めてもよい。
前記第1コーティング層と前記表示パネルとの間に設けられた接着層および遮光層をさらに含んでもよい。
本発明によれば、ウィンドウの耐衝撃性を向上させることができる。また、薄い基材であっても十分な耐衝撃性を提供して、ウィンドウ自体の厚さおよび重量を減少させることができる。このようなウィンドウを含む表示装置の厚さおよび重量を減少させることができる。また、ウィンドウの厚さを減少させ、表示装置に含まれるバッテリーの厚さを増加させることによって、優れた性能の表示装置を提供することができる。
一実施形態によるウィンドウを含む表示装置の断面図である。 一実施形態によるウィンドウを含む表示装置の断面図である。 一実施例形態よるウィンドウを含む表示装置の断面図である。 一実施形態によるウィンドウの断面図である。 一実施形態によるウィンドウの断面図である。 一実施形態によるウィンドウの断面図である。 一実施形態例によるウィンドウの断面図である。 一実施形態によるウィンドウの製造工程を示す図である。 実施例および比較例による破壊エネルギーを示すグラフである。 実施例および比較例に対して落球試験を実施した結果を示すグラフである。 第1コーティング層の厚さに応じた破壊エネルギーを示すグラフである。 プラズマ工程の有無および工程順序に応じた破壊エネルギーを示すグラフである。 実施例および比較例による破壊エネルギーを示すグラフである。 図12の比較例および実施例に対して落球試験を実施した結果を示すグラフである。 比較例および実施例に対して明点が発生する高さを実験した結果を示すグラフである。 比較例および実施例に対して耐衝撃性の高さをテストした結果を示すグラフである。 比較例および実施例に対してクラック成長をテストした結果を示すイメージである。
以下、添付した図面を参照して本発明の様々な実施形態について本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳しく説明する。本発明は様々な異なる形態に実現でき、ここで説明する実施形態に限定されない。
本発明を明確に説明するために説明上不必要な部分は省略し、明細書全体にわたって同一または類似の構成要素については同一の参照符号を付与する。
また、図面に示された各構成の大きさおよび厚さは、説明の便宜のために任意に示しており、本発明が必ずしも図示されたものに限定されるわけではない。図面では様々な層および領域を明確に表現するために厚さを拡大して示している。そして図面において、説明の便宜のために、一部の層および領域の厚さを誇張して示している。
また、層、膜、領域、板などの部分が他の部分の“上に”あるというとき、これは他の部分の“直上に”ある場合だけでなく、その中間にまた他の部分がある場合も含む。逆に、ある部分が他の部分の“直上”にあるというときは、その中間に他の部分がないことを意味する。また、基準となる部分の“上に”あるというのは基準となる部分の上または下に位置することであり、必ずしも重力反対方向に向かって“上に”位置することを意味するものではない。
また、明細書全体で、ある部分がある構成要素を“含む”というとき、これは特に限定する記載がない限り、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
また、明細書全体で、“平面上”というとき、これは対象部分を上方から見た場合を意味し、“断面上”というとき、これは対象部分を垂直に切断した断面を側方から見た場合を意味する。
以下、図1Aを参照して一実施形態によるウィンドウおよびこれを含む表示装置について説明する。図1Aは、一実施形態によるウィンドウを含む表示装置の概略的な断面図である。
図1Aに示されているように一実施形態による表示装置は、表示パネル100および表示パネル100の上に位置するウィンドウ300を含む。表示パネル100とウィンドウ300の間には表示パネル100とウィンドウ300を結合させる接着層220が設けられる。
表示パネル100は、可撓性(flexible)を有し、伸縮自在(stretchable)であり、折り畳み自在(foldable)であり、折り曲げ自在(bendable)であり、丸めることが可能(rollable)である。上述したとおり、表示パネル100は、折り曲げ可能な可撓性を有することができるが、これに限定されず、フラットパネル表示パネル100であってもよい。
表示パネル100は有機EL表示パネルであってもよい。表示パネル100は、基板、基板上に設けられた複数の薄膜トランジスタおよび複数の電極などを含むことができる。
表示パネル100は、有機EL表示パネルである例を説明したが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態による表示パネル100は、液晶表示パネル、電気泳動表示パネル、電気湿潤表示パネルなどであってもよい。
接着層220は、表示パネル100とウィンドウ300との間に設けられ、表示パネル100とウィンドウ300とを結合させる。
接着層220は、透明な高分子樹脂層であってもよく、一例として、光学透明接着剤(optical clear adhesive、OCA)、光学透明レジン(optical clear resin、OCR)、減圧接着剤(pressure sensitive adhesive、PSA)およびスーパービューレジン(Super View Resin、SVR)のうちの少なくともいずれか一つを含んでもよい。
接着層220とウィンドウ300との間に遮光層210が設けられてもよい。遮光層210は、光を遮断できる物質を含む。遮光層210は、一例として、表示装置のベゼル領域に対応して設けられてもよい。また、遮光層210は、省略することもできる。
ウィンドウ300は、表示パネル100上に設けられ、接着層220によって表示パネル100に結合される。ウィンドウ300は、外部から表示パネル100を保護できる。
一実施形態によるウィンドウ300は、基材310、第1コーティング層320および第2コーティング層330を含む。
基材310は、板状形態であってもよく、例えば、ガラス基板またはプラスチック基板であってもよい。本明細書では、基材310が単一層からなる構成を示したが、これに限定されず、基材310は複数の層からなることもできる。
基材310は、一例としてケイ酸塩を含むガラス材料を含んでもよい。ガラス材料は、耐久性、表面平滑性および透明度が優れるように追加材料をさらに含んでもよい。例えば、基材310は、アルミノシリケート、ボロシリケート、ボロアルミノシリケートなどを含んでもよい。基材310は、アルカリ金属やアルカリ土類金属およびこれらの酸化物などをさらに含んでもよいが、上述した物質に限定されるものではない。
基材310は、第1コーティング層320と対向する第1面311、および第2コーティング層330と対向する第2面312を含む。また、基材310は、第1面311および第2面312と直交する垂直面315を含む。
第1コーティング層320は、基材310と接着層220との間に位置する。一実施形態によると、第1コーティング層320は、基材310の第1面311および垂直面315と重畳してもよい。第1コーティング層320は第1面311全体と重畳し、垂直面315の一部と重畳してもよい。しかし、これに限定されず、第1コーティング層320は、垂直面315全体と重畳してもよい。
第1コーティング層320は、ウィンドウ300の耐衝撃性を向上させることができる。第1コーティング層320は、基材310に衝撃が加わると、衝撃によって基材310に発生する応力を相殺して基材310が破損することを防止できる。第1コーティング層320は、衝撃エネルギーを吸収することができ、基材310と良好な密着性を有する。
第1コーティング層320は、基材310と直接接触してもよい。また、第1コーティング層320は、接着層220および遮光層210とも重畳する。一実施形態によると、第1コーティング層320は、基材310と化学的に結合した状態であってもよい。一例として、第1コーティング層320は、基材310とSi−O結合で共有結合した状態であってもよい。第1コーティング層320と基材310の第1面311とは非常に強い結合力で結合した状態であるため、接着力に優れて互いに完全に固着した状態を有することができる。
第1コーティング層320は、基材310上に湿式コーティング方式を用いて形成することができる。一例として、第1コーティング層320は、スリップコーティング、バーコーティング、スピンコーティング、スプレーコーティングなどを用いて形成することができる。
第1コーティング層320は、約7μm以上約13μm以下厚さを有することができる。第1コーティング層320の厚さが約7μm未満であれば、ウィンドウに必要な十分な耐衝撃性を提供できない場合もある。第1コーティング層320の厚さが約13μmを超過すると、ウィンドウで黄変現象が発生する場合がある。本明細書では、第1コーティング層320が垂直面315に対して同じ厚さを有する例を示したが、これに限定されず、第1コーティング層320の端部に向かうほど第1コーティング層320の厚さが薄くなってもよい。
第1コーティング層320は、第1溶液が硬化した硬化体を含んでもよい。該第1溶液はメインバインダー、消泡剤およびレベリング剤(leveling agent)を含んでもよい。メインバインダーとしては、メチルTポリジメチルシロキサン(METHYL T POLYDIMETHYLSILOXANE)を含んでもよい。消泡剤としては、オクタメチルシクロテトラシロキサン(OCTAMETHYLCYCLOTETRASILOXANE)を含んでもよい。レベリング剤としては、ジメチルシロキサン(DIMETHYLSILOXANE)を含んでもよい。第1溶液は、溶媒をさらに含んでもよい。一例として、該溶媒は、ジエチレングリコールモノブチルエーテルであってもよい。
該第1溶液は、第1溶液全量に対して70wt%以上80wt%以下の含有量で含まれるメインバインダー、第1溶液全量に対して1wt%以上5wt%以下の含有量で含まれる消泡剤、第1溶液全量に対して0.1wt%以上0.8wt%以下の含有量で含まれるレベリング剤、および残量の溶媒を含んでもよい。
第1溶液は、メラミン樹脂をさらに含んでもよい。メラミン樹脂は、第1溶液全量に対して8wt%以上12wt%以下の含有量で含まれてもよい。メラミン樹脂は、ウィンドウの耐アルカリ性を向上させることができる。
第1溶液は、粘度が、約6cps〜約8cpsであってもよい。
第1溶液が硬化した硬化体を含む第1コーティング層320は、第1コーティング層320上に残留するメインバインダー、消泡剤およびレベリング剤を含んでもよい。一実施形態によると、第1コーティング層320は、メチルTティーポリジメチルシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサンおよびジメチルシロキサンのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
第2コーティング層330は、ウィンドウ300の外郭面に設けられる。第2コーティング層330は、基材310の第2面312と重畳してもよい。第2コーティング層330は、使用者のタッチが直接的に行われる第2面312上に設けられる。第2コーティング層330は、ウィンドウ300の表面硬度を改善することができる。
第2コーティング層330は有機物、無機物および有機−無機複合化合物からなる群より選択される一つ以上を含む。有機物は、アクリル系化合物、エポキシ系化合物またはこれらの組み合わせを含んでもよい。無機物は、シリカ、アルミナまたはこれらの組み合わせを含んでもよい。有機−無機複合化合物は、ポリシルセスキオキサンを含んでもよい。
第2コーティング層330は、単一層または複数層であってもよい。第2コーティング層330の厚さは、約10μm以上約30μm以下であってもよい。
第2コーティング層330は、指紋防止層または反射防止層などを含んでもよい。指紋防止層を通してウィンドウ表面に指紋が付く問題を防止することができ、反射防止層を通して外光反射度が増加する問題を解決することができる。
一実施形態によると、ウィンドウを含む表示装置は、基材310に非常に薄い厚さの第1コーティング層320を設けることによって、十分な耐衝撃性および剛性を提供することができる。したがって、ウィンドウ300自体の重量および体積を減らし、ウィンドウ300を製造するのに要する費用を低減させることができる。ウィンドウ300が占める重量および体積が減少するので、このようなウィンドウ300を含む表示装置の重量および体積も減少させることができる。また、減少した厚さのウィンドウ300を通じて確保した空間に表示装置内に設けられるバッテリー容量を増加させることもできる。
以下、図1Bを参照して、一実施形態によるウィンドウおよびこれを含む表示装置について説明する。図1Bは、一実施形態によるウィンドウを含む表示装置の概略的な断面図である。図1Aで説明した構成要素と同一の構成に対する説明は省略する。
一実施形態によるウィンドウ300は、基材310および第1コーティング層320を含んでもよい。図1Bに示された実施形態によると、第2コーティング層330を省略することができる。一実施形態によるウィンドウ300は、基材310の第1面311上に設けられた第1コーティング層320のみを含んでもよい。
以下、図2を参照して一実施形態によるウィンドウを含む表示装置について説明する。図2は、一実施形態によるウィンドウを含む表示装置の断面図である。上述した構成要素と同一または類似の構成に対する説明は省略する。
一実施形態による表示装置は、表示パネル100とウィンドウ300とを囲むハウジング400を含む。ハウジング400は、図示された形態に限定されるものではなく、表示パネル100およびウィンドウ300を囲むどんな形態であってもよい。
一実施形態によるウィンドウ300は、基材310、第1コーティング層320および第2コーティング層330を含む。
基材310は、第1コーティング層320と対向する第1面311、第2コーティング層330と対向する第2面312、そして第1面311および第2面312と直交する垂直面315を含む。第1面311は基材310で表示パネル100側に向く一面であり、第2面312は基材310で使用者側に向く一面である。
基材310は、第1面311に対して傾いた第1傾斜面313を含み、第1傾斜面313は第1面311と垂直面315とを接続する面である。基材310は、第2面312に対して傾いた第2傾斜面314を含む。第2傾斜面314は、第2面312と垂直面315とを接続する面である。
第1コーティング層320は、基材310と接着層220との間に設けられる。一実施形態によると、第1コーティング層320は、基材310の第1面311、第1傾斜面313および垂直面315と重畳する。第1コーティング層320は、第1面311および第1傾斜面313全体と重畳してもよい。本明細書では、第1コーティング層320が垂直面315全体と重畳する例を示したが、これに限定されず、第1コーティング層320は垂直面315の一部と重畳してもよい。
第1コーティング層320は、基材310の第1面311だけでなく、第1傾斜面313および垂直面315と重畳することによって、ウィンドウ300の耐衝撃性を向上させることができる。第1コーティング層320は、基材310に衝撃が加わる場合、衝撃によって基材310に発生する応力を相殺して基材310が破損することを防止することができる。
また、一実施形態によると、基材310がガラス材質の場合、図2に示されているように、基材310の一面にはフロー(flaw)があってもよい。フローは、欠陥であり、ウィンドウ300の破損を引き起こす場合がある。
本実施形態によると、第1コーティング層320は、フローが形成された基材310の一面を埋めることができる。第1コーティング層320はフローを埋める形態を有することができる。第1コーティング層320は、フローを完全にカバーすることによって、ウィンドウ300の破損の可能性を低減させることができる。
第2コーティング層330は、基材310の第2面312と重畳する。また、第2コーティング層330は、第2傾斜面314の一部と重畳してもよいが、これに限定されるものではない。
一実施形態によると、ウィンドウ300を含む表示装置は、基材310の第1面311、傾斜面313および垂直面315を覆う第1コーティング層320によってウィンドウ300の耐衝撃性を向上させて、ウィンドウ300の破損を防止することができる。
以下、図3〜図6を参照して一実施形態によるウィンドウについて説明する。図3〜図6によるウィンドウは、図2に示されたウィンドウを代替できる。図3は、一実施形態によるウィンドウの断面図であり、図4は、別の一実施形態によるウィンドウの断面図であり、図5は、別の一実施形態によるウィンドウの断面図であり、図6は、別の一実施形態によるウィンドウの断面図である。上述したウィンドウと同一または類似の構成に対する説明は省略する。
図3を参照すると、第1コーティング層320の終端321は、基材310の垂直面315に向かって傾いた形態を有する。第1コーティング層320は、所定の粘度を有する溶液で形成することができる。溶液を塗布および硬化する工程で第1コーティング層320の終端321は、基材310の一面に向かってテーパ状の形状を有することができる。第1コーティング層320の終端321は、基材310の垂直面315に行けば行くほど厚さが薄くなってもよい。
本明細書では、第1コーティング層320の終端321が垂直面315の終端と一致する例を示したが、これに限定されず、第1コーティング層320の終端321は、第2傾斜面314上に位置してもよく、垂直面315上に位置してもよい。
図4を参照すると、第2コーティング層330は、基材310の第2面312だけでなく、第2傾斜面314にも設けられてもよい。第2コーティング層330は、本実施形態のように、第2傾斜面314を完全に覆うことができ、第1コーティング層320と接触してもよい。第1コーティング層320と第2コーティング層330とは、第2傾斜面314と垂直面315が当接する終端で接触してもよいが、これに限定されず、例えば、第1コーティング層320と第2コーティング層330との接触面は、第2傾斜面314上に位置してもよい。
また、本明細書では、第1コーティング層320の終端が有する一面と第2コーティング層330の終端が有する一面とが接触する構成を示したが、これに限定されず、第1コーティング層320の終端が第2コーティング層330の終端で覆われてもよく、第2コーティング層330の終端が第1コーティング層320の終端で覆われてもよい。
図5を参照すると、基材310の第2面312と垂直面315とを接続する第2傾斜面314は凸形状の曲面を含んでもよい。本明細書では凸状の曲面形状を有する第2傾斜面314について示したが、これに限定されず、凹形状の曲面を含んでもよい。
基材310の第1傾斜面313は平面であり、第2傾斜面314は曲面であるため、基材310はy軸方向に沿って非対称な形態を有する。
図6を参照すると、一実施形態による第2コーティング層330は、基材310の第2面312および曲面形状の第2傾斜面314と重畳する。第2コーティング層330は、第2傾斜面314を完全に覆ってもよく、本実施形態によると、第1コーティング層320と接触することができる。
第1コーティング層320と第2コーティング層330とは、曲面形状の第2傾斜面314と垂直面315とが当接する終端で接触する。ただし、これに限定されず、第1コーティング層320と第2コーティング層330とが接する境界は、第2傾斜面314上に位置してもよく、垂直面315上に位置してもよい。
また、本明細書では第1コーティング層320の終端が有する一面と第2コーティング層330の終端が有する一面とが接触する構成を示したが、これに限定されず、第1コーティング層320の終端が第2コーティング層330の終端で覆われてもよく、第2コーティング層330の終端が第1コーティング層320の終端で覆われてもよい。
本明細書では、図3〜図6を参照して一実施形態によるウィンドウ300について説明したが、上述した各ウィンドウ300が含む構成を組み合わせて実施できることは明らかである。
以下、図7を参照して一実施形態によるウィンドウの製造方法について、簡単に説明する。図7は、一実施形態によるウィンドウの製造工程を示した図である。図7は、基材が長方形の平板である場合を示したが、基材の形状は図3〜図6に示されているように多様に変更できる。
図7を参照すると、基材310の第1面311をプラズマ処理する。プラズマ処理は、Nまたはアルゴン気体雰囲気下で実施できる。
以降、プラズマ処理された基材310の第1面311上に第1溶液をコーティングする。プラズマ処理された基材310の第1面311と第1溶液とは結合力に優れている。コーティング方法は特に限定されないが、一実施形態によれば、スプレーコーティングを使用することができる。
その後、塗布された溶液を170度(℃)で30分間硬化して基材310の第1面311上に設けられる第1コーティング層320を形成することができる。
以下、図8〜図16を参照して、実施例および比較例によるウィンドウについて説明する。図8は、実施例および比較例に対する破壊エネルギー(break energy)を示すグラフである。図9は、図8の実施例および比較例に対して落球試験を実施した結果を示すグラフである。図10は、第1コーティング層の厚さに応じた破壊エネルギーを示すグラフである。図11は、プラズマ工程の有無および工程順序に応じた破壊エネルギーを示すグラフである。図12は、実施例および比較例による破壊エネルギーを示すグラフである。図13は、図12の実施例および比較例に対して落球試験を実施した結果を示すグラフである。図14は、比較例および実施例に対して明点が発生する高さを実験した結果を示すグラフである。図15は、比較例および実施例に対して耐衝撃性をテストした結果を示すグラフである。図16は、比較例および実施例に対してクラック成長をテストした結果を示すイメージである。
破壊エネルギーはウィンドウを破損するために必要なエネルギーを示しており、破壊エネルギーが大きいほどウィンドウの耐衝撃性が優れていることを意味する。図8において、比較例1は、約0.7Jの破壊エネルギーを有する基材である。同一の基材に一実施形態による第1コーティング層を形成した実施例1の場合、破壊エネルギーは約0.95Jであった。実施例1は比較例1に比べて約1.4倍増加した破壊エネルギーを有することを確認した。
比較例2は0.61Jの破壊エネルギーを有する基材である。同一の基材に一実施形態による第1コーティング層を形成した実施例2の場合、破壊エネルギーは約0.89Jであった。実施例2は比較例2に比べて約1.5倍大きい破壊エネルギーを有することを確認した。
比較例3は0.53Jの破壊エネルギーを有する基材である。同一の基材に一実施形態による第1コーティング層を形成した実施例3の場合、破壊エネルギーは約0.9Jであった。実施例3は比較例3に比べて約1.7倍大きい破壊エネルギーを有することを確認した。
比較例4は約0.59Jの破壊エネルギーを有する基材である。同一の基材に一実施形態による第1コーティング層を形成した実施例4の場合、破壊エネルギーは約1.20Jであった。実施例4は比較例4に比べて約2.0倍大きい破壊エネルギーを有することを確認した。
比較例1〜比較例4と実施例1〜実施例4とを比較した結果、第1コーティング層を含むウィンドウは第1コーティング層を含まないウィンドウに比べて1.4倍〜2.0倍程大きな破壊エネルギーを有することを確認した。つまり、実施例によるウィンドウは耐衝撃性が向上することを確認した。
図9は、図8の実施例1〜実施例4、比較例1〜比較例4によるウィンドウに対して落球(Ball drop)試験を実施した結果を示す。落球試験を数回繰り返して四分位数をグラフで示した。
落球試験は、151gの金属ボールを高さを変えてウィンドウに落下させ、ウィンドウに白化またはクラックが発生しない限界高さを記録したものである。落球試験はウィンドウの耐衝撃性を測定する実験であり、限界高さが高いほど耐衝撃性が高い。
図9によれば、比較例1は限界高さが約47.1cmであり、実施例1は限界高さが約64.3cmであることを確認した。比較例2は限界高さが約41.3cmであり、実施例2は限界高さが約60.0cmであることを確認した。比較例3は限界高さが36.0cmであり、実施例3は限界高さが61.1cmであることを確認した。比較例4は限界高さが40.0cmであり、実施例4は限界高さが81.3cmであることを確認した。実施例1〜4は比較例1〜4に比べて大きな限界高さを持つことが確認された。そのため、実施例のように第1コーティング層を含む場合、ウィンドウの耐衝撃性が優れていることを確認した。
図10をみると、第1コーティング層を含まない基材の場合、約0.59Jの破壊エネルギーを有する。この時、基材に数回コーティング工程を実施して第1コーティング層の厚さに応じた破壊エネルギー変化を観察する。1回コーティング工程(scan)を通して約2μm厚さのコーティング層が形成されるものとする。
まず、1回コーティング工程を実施することによって基材上に厚さ2μmの第1コーティング層が形成される場合、破壊エネルギーは約0.85Jに増加した。3回コーティング工程を通して基材上に厚さ6μmの第1コーティング層が形成される場合、破壊エネルギーは約0.92Jに増加した。5回コーティング工程を通して基材上に厚さ10μmの第1コーティング層が形成される場合、破壊エネルギーは約1.20Jに増加した。7回コーティング工程を通して基材上に厚さ14μmの第1コーティング層が形成される場合、破壊エネルギーは約0.85Jに減少した。
上述した内容によれば、単に第1コーティング層の厚さが厚いほど耐衝撃性が向上するのではなく、第1コーティング層の厚さが約7μm以上約13μm以下の場合、耐衝撃性が最も優れており、第1コーティング層による剛性効果が最も大きいことが分かった。
また、上記表1によれば、第1コーティング層を含まない状態の基材は0.23の黄変指数を有し、コーティング回数が増加するほどウィンドウの黄変指数が増加したことを確認した。特に、7回コーティング工程を実施した場合、5回コーティング工程を実施した場合に比べて黄変指数が非常に大幅に増加したことが分かる。
図10および表1によれば、第1コーティング層の厚さが薄すぎるかまたは厚すぎる場合、破壊エネルギーが低いことがある。また、第1コーティング層の厚さが厚すぎると、ウィンドウの黄変指数が非常に大きくなる。ウィンドウに要求される耐衝撃性と透明度を満足するためには、第1コーティング層は約7μm以上約13μm以下の厚さを有することを確認した。
次に、図11において、比較例1は基材だけを含み、破壊エネルギーが0.59Jの場合である。比較例2はプラズマ処理工程なしに基材上に形成された、第1コーティング層を含む場合である。比較例3は基材上に第1コーティング層を形成した後、プラズマ工程を実施した場合である。実施例1はプラズマ工程によって基材の一面を表面処理した以後に第1コーティング層を形成した場合である。実施例2は実施例1と同様であるが、第1コーティング層を形成した以後にプラズマ処理工程を追加的に実施した場合である。
比較例1の破壊エネルギーは約0.59J、比較例2の破壊エネルギーは約0.92J、比較例3の破壊エネルギーは約0.89Jであることが示された。一方、実施例1の破壊エネルギーは約1.20J、実施例2の破壊エネルギーは約1.15Jであることが示された。
実施例1および実施例2は比較例1〜3に比べて、優れた破壊エネルギー値を有する。したがって、第1コーティング層を形成するに先立って、基材の表面上にプラズマ処理工程を実施する場合、基材と第1コーティング層との結合力が向上してウィンドウが優れた耐衝撃性を有することが確認できた。
上記表2は基材に対する超純水の接触角を示したものである。比較例1のように、別途の表面処理が実施されない基材は接触角が65度であり、基材の一面を洗浄した以降は接触角が25度であることを確認した。
一方、実施例1のように、基材の一面をプラズマ処理した以降、超純水の接触角が約5度であった。プラズマ処理工程によって基材の一面が親水性を示した。以降、第1コーティング層を形成した後では、超純水の接触角は80度であり、コーティング層にプラズマ処理をした場合、約5度の接触角を示すことを確認した。
表2によれば、親水処理された基材の一面は、第1コーティング層を形成する溶液との結合力に優れている。また、第1コーティング層を形成する溶液が基材上に均一に拡散できる。
次に、図12において、比較例1は基材の厚さが650μmの場合であり、実施例1は比較例1の基材と第1コーティング層とを含む場合である。比較例2は基材の厚さが750μmの場合であり、実施例2は比較例2の基材と第1コーティング層とを含む場合である。
図12を参照すると、比較例1は約0.59Jの破壊エネルギーを有し、実施例1は約1.2Jの破壊エネルギーを有することが分かる。第1コーティング層を含む場合、破壊エネルギーが約2倍ほど増加することを確認した。
比較例2は約1.09Jの破壊エネルギーを有し、実施例2は約1.63Jの破壊エネルギーを有することを確認した。実施例2の場合も第1コーティング層を含むことによって破壊エネルギーが増加することを確認した。
また、比較例1と比較例2のように基材の厚さが100μm増加する場合を比較すると、増加する破壊エネルギーは0.5Jである。一方、比較例1と実施例1を比較すると、10μm厚さの第1コーティング層をさらに含む場合、破壊エネルギーが約0.6J増加することを確認した。薄い厚さのコーティング層を含むことによって、より大きい耐衝撃性を提供できるので、ウィンドウの厚さおよび重量を減少させることができる。
図13は、図12の比較例および実施例に対して落球試験を実施した結果を示すグラフである。落球試験は前述の通りであり、本実験では130gのスチールボールを使用した。
図13から分かるように、破壊エネルギーが0.59Jの基材を含む比較例1の限界高さは約46.5cmである。比較例1に第1コーティング層を追加した実施例1の限界高さは約94.4cmである。破壊エネルギーが1.09Jの基材を含む比較例2の限界高さは約85.6cmである。比較例2に第2コーティング層を追加した実施例2の限界高さは約128.3cmである。
比較例1と比較例2のように基材の厚さが100μm増加する場合、限界高さは約40cm程度増加した。一方、比較例1と実施例1をみると、10μm厚さの第1コーティング層をさらに含む場合、限界高さは約48cm増加することを確認した。薄い厚さのコーティング層でより大きな耐衝撃性を提供できることを確認した。
図14では、基材だけを含む比較例と、基材および第1コーティング層を含む実施例に対する明点発生高さを示す。30gのドロップジグで衝撃を加えて明点が発生するかどうかを確認した。
比較例による場合、明点が発生する最大高さは約30cmであり、実施例による場合明点が発生する最大高さは約36cmであった。また、比較例および実施例に対して複数回反復実験した結果、明点が発生する枚数は10枚を基準にして比較例は6枚、実施例は3枚が発生することを確認した。実施例による場合、耐衝撃性が向上することを確認した。
図15では、図14の比較例および実施例によるウィンドウを模型パネルと結合させて自由落下させることによるウィンドウの破れが発生する高さを測定した結果を示している。ウィンドウと模型パネルを結合させた表示装置を50cm高さから花崗岩材質の基板上に落下させた。比較例の場合約90cmからウィンドウの破れが発生し、実施例の場合約110cmからウィンドウの破れが発生することを確認した。これによって、一実施例形態によるウィンドウを含む表示装置は、表示パネルとウィンドウの結合力に優れており、かつ耐衝撃性が向上したことを確認した。
図16では、図14の比較例および実施例によるウィンドウに発生したクラックの成長の有無を示している。
第1コーティング層を含まない比較例の場合、基材の破れと共にウィンドウ全体にクラックが伝達されることが分かる。比較例では、クラックが、ウィンドウの一定の領域に加わった衝撃が周辺に伸びる形状を示す。
一方、第1コーティング層を含む実施例の場合、一部領域でクラックが発生してもクラックが周辺領域に伸びないことが確認された。実施例の場合、ウィンドウの衝撃吸収が容易でクラックの成長を効果的に抑制できることを確認した。つまり、実施例によるウィンドウは一部領域が破損しても衝撃が周辺に伝達されないので、クラック自体の量、長さを抑制することができる。
下記表3に基材を含む比較例と、基材および第1コーティング層を含む実施例に対して3点曲げ試験を実施した結果を示した。
表3に示すように、比較例と実施例とを比べると、最大破壊強度は553.10Nから715.25Nに上昇し、最大曲げ伸び代は4.16mmから5.55mmに約1.3倍増加し、曲げ強度は843.53mPaから1097.30mPaに約1.3倍増加し、伸び率は1.14%から1.52%に1.3倍増加することを確認した。
下記表4に基材を含む比較例と、基材および第1コーティング層を含む実施例に対して4点曲げ試験を実施した結果を示した。
曲げ弾性率を測定した結果、比較例と実施例とを比べると、平均値(Avg)は933.43mPaから1273.94mPaに1.4倍増加し、下位10%値(B10)は約665.36mPaから1060.18mPaに1.6倍増加することを確認した。また、最大破壊強度は961.87Nから1312.76Nに上昇することを確認した。
上述した内容によれば、実施例によるウィンドウを含む表示装置は、基材の一面および垂直面を覆う第1コーティング層を通してウィンドウの耐衝撃性を向上させてウィンドウの破損を防止できることが分かる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明の権利範囲は、これに限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の様々な変形および改良形態も本発明の権利範囲に属するものである。
300:ウィンドウ
310:基材
320:第1コーティング層
330:第2コーティング層

Claims (24)

  1. 基材と、
    前記基材の第1面上に設けられた第1コーティング層と、
    前記基材の前記第1面とは反対側の第2面上に設けられた第2コーティング層と、
    を含み、
    前記基材は、前記第1面および前記第2面と直交し、前記第1面および前記第2面を接続する垂直面を含み、
    前記第1コーティング層は、前記垂直面と重畳する、ウィンドウ。
  2. 前記基材は、前記第1面に対して傾いた第1傾斜面を含み、
    前記第1傾斜面は、前記第1面と前記垂直面とを接続する、請求項1に記載のウィンドウ。
  3. 前記第1コーティング層は、前記第1傾斜面と重畳する、請求項2に記載のウィンドウ。
  4. 前記第1コーティング層の端部は、前記ベース基板に対して傾いている、請求項1に記載のウィンドウ。
  5. 前記第1コーティング層は、前記第2コーティング層と直接接触する、請求項1に記載のウィンドウ。
  6. 前記基材は、前記第2面に対して傾いた第2傾斜面を含み、
    前記第2傾斜面は前記第2面と前記垂直と面を接続する、請求項1に記載のウィンドウ。
  7. 前記第2傾斜面は曲面を含む、請求項6に記載のウィンドウ。
  8. 前記第2コーティング層は、前記第2傾斜面と重畳する、請求項6に記載のウィンドウ。
  9. 前記第1コーティング層は、メチルTポリジメチルシロキサンを含む、請求項1に記載のウィンドウ。
  10. 前記第1コーティング層は、オクタメチルシクロテトラシロキサンおよびジメチルシロキサンのうちの少なくとも一つをさらに含む、請求項9に記載のウィンドウ。
  11. 前記第1コーティング層は、メラミン樹脂をさらに含む、請求項9に記載のウィンドウ。
  12. 前記第1コーティング層の厚さは、7μm以上13μm以下である、請求項1に記載のウィンドウ。
  13. 前記基材と前記第1コーティング層とは、共有結合で結合される、請求項1に記載のウィンドウ。
  14. 表示パネルと、
    前記表示パネルと重畳するウィンドウとを含み、
    前記ウィンドウは、
    基材と、
    前記基材の第1面上に設けられた第1コーティング層と、
    前記基材の前記第1面とは反対側の第2面上に設けられた第2コーティング層と、を含み、
    前記基材は、前記第1面および前記第2面と直交し、前記第1面および前記第2面を接続する垂直面を含み、
    前記第1コーティング層は、前記垂直面と重畳する、表示装置。
  15. 前記基材の第1面は、前記表示パネル側に向かう面である、請求項14に記載の表示装置。
  16. 前記表示パネルは、可撓性を有する、請求項14に記載の表示装置。
  17. 前記基材は、前記第1面に対して傾いた第1傾斜面を含み、
    前記第1傾斜面は、前記第1面と前記垂直面とを接続し、
    前記第1コーティング層は、前記第1傾斜面と重畳する、請求項14に記載の表示装置。
  18. 前記基材は、前記第2面に対して傾いた第2傾斜面を含み、
    前記第2傾斜面は、前記第2面と前記垂直面とを接続し、
    前記第2コーティング層は、前記第2傾斜面と重畳する、請求項14に記載の表示装置。
  19. 前記基材の第1面はフローを含み、
    前記第1コーティング層は、前記フローを埋める、請求項14に記載の表示装置。
  20. 前記第1コーティング層と前記表示パネルとの間に設けられた接着層および遮光層をさらに含む、請求項14に記載の表示装置。
  21. 第1面および前記第1面とは反対側の第2面を含む基材と、
    前記基材の前記第1面上に設けられた第1コーティング層と、
    を含み、
    前記基材は、前記第1面および前記第2面と直交し、前記第1面および前記第2面を接続する垂直面を含み、
    前記第1コーティング層は、前記垂直面と重畳する、ウィンドウ。
  22. 前記基材の第2面上に設けられた第2コーティング層をさらに含む、請求項21に記載のウィンドウ。
  23. 前記基材は、前記第1面に対して傾いた第1傾斜面を含み、
    前記第1傾斜面は、前記第1面と前記垂直面とを接続し、
    前記第1コーティング層は、前記第1傾斜面と重畳する、請求項21に記載のウィンドウ。
  24. 前記基材は、前記第2面に対して傾いた第2傾斜面を含み、
    前記第2傾斜面は、前記第2面と前記垂直面とを接続し、
    前記第2コーティング層は、前記第2傾斜面と重畳する、請求項21に記載のウィンドウ。
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