JP2019213656A - Clamp auxiliary device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、クランプ治具の被縫製物の保持作業を補助するクランプ補助装置に関する。 The present invention relates to a clamp assisting device for assisting a clamp jig in holding a work to be sewn.
環状の被縫製物を曲面状に沿わせた状態で縫製を行うために、曲面に沿ったクランプ部材を有するクランプ治具をミシンにセットして縫製が行われている。
このクランプ治具では、クランプ部材のクランプ面が曲面に沿って形成されており、上下のクランプ部材で挟持することにより、被縫製物を曲面に沿わせた状態で保持することができる。
また、クランプ治具に対する被縫製物の着脱作業を容易に行うために、クランプ治具にエアシリンダー等のアクチュエーターを連結してクランプ部材の開閉動作を行うクランプ補助装置が使用されている
(例えは、特許文献1参照)。
In order to perform sewing in a state where an annular workpiece is curved along a curved surface, a sewing machine is set with a clamp jig having a clamp member along the curved surface set on a sewing machine.
In this clamp jig, the clamp surface of the clamp member is formed along a curved surface, and the workpiece can be held along the curved surface by being clamped by upper and lower clamp members.
In addition, in order to easily perform the work of attaching and detaching the workpiece to and from the clamp jig, a clamp assisting device that opens and closes the clamp member by connecting an actuator such as an air cylinder to the clamp jig is used (for example, And Patent Document 1).
クランプ治具で保持する被縫製物は、クランプ治具を介してミシンに取り付けられることから、被縫製物をクランプ治具に対して正確に位置決めしてからクランプする必要がある。
しかしながら、クランプ補助装置は、被縫製物の位置決めの目印となるものがなく、被縫製物の位置決めは作業者の技量によるところが大きく、縫い品質を高く維持することが困難となっていた。
Since the workpiece to be held by the clamp jig is attached to the sewing machine via the clamp jig, it is necessary to accurately position the workpiece to the clamp jig before clamping.
However, the clamp assisting device does not serve as a mark for positioning the sewing target, and the positioning of the sewing target largely depends on the skill of the operator, and it has been difficult to maintain high sewing quality.
本発明は、縫い品質の向上を図ることをその目的とする。 An object of the present invention is to improve sewing quality.
請求項1記載の発明は、クランプ補助装置において、
被縫製物をクランプすることができるクランプ部材と当該クランプ部材をクランプ位置と解放位置とに切り替え可能に支持する支持機構とを有するクランプ治具を支持し、当該クランプ治具による被縫製物のクランプ作業を補助するクランプ補助装置において、
前記被縫製物の端部を当接させて位置決めを行う突き当て治具を有する位置決め装置を備えることを特徴とする。
The invention according to
A clamp jig having a clamp member capable of clamping a workpiece and a support mechanism for switching the clamp member between a clamp position and a release position is supported, and clamping of the workpiece by the clamp jig. In the clamp assist device to assist the work,
A positioning device having an abutting jig for performing positioning by bringing the ends of the sewing object into contact with each other is provided.
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のクランプ補助装置において、
前記位置決め装置は、
前記突き当て治具を、前記支持されたクランプ治具に対する前記被縫製物の位置決めを行うための位置決め位置と、前記支持されたクランプ治具から離間した退避位置とに移動させる移動機構を備えることを特徴とする。
According to a second aspect of the present invention, in the clamp assisting device according to the first aspect,
The positioning device,
A moving mechanism is provided for moving the abutting jig to a positioning position for positioning the sewing object with respect to the supported clamp jig, and a retracted position separated from the supported clamp jig. It is characterized by.
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のクランプ補助装置において、
前記突き当て治具は、前記被縫製物を当接させる部分が、当該被縫製物の端部の形状に合致する形状であることを特徴とする。
According to a third aspect of the present invention, in the clamp assisting device according to the first or second aspect,
The striking jig is characterized in that a portion to be brought into contact with the sewn object has a shape that matches the shape of the end of the sewn object.
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のクランプ補助装置において、
前記突き当て治具は、前記クランプ補助装置に対して着脱可能であることを特徴とする。
According to a fourth aspect of the present invention, in the clamp assisting device according to any one of the first to third aspects,
The abutment jig is detachable from the clamp assisting device.
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のクランプ補助装置において、
前記突き当て治具は、前記支持されたクランプ治具の前記クランプ部材のクランプ面に沿った曲面状であることを特徴とする。
According to a fifth aspect of the present invention, in the clamp assisting device according to any one of the first to fourth aspects,
The abutment jig has a curved surface along a clamp surface of the clamp member of the supported clamp jig.
本発明であるクランプ補助装置は、突き当て治具を備えているので、当該突き当て治具の端部に被縫製物の端部を当接させて配置するだけで、当該被縫製物を適正な位置に配置することができる。そして、これにより、被縫製物をクランプ治具に対して適正位置にクランプさせることができるので、ミシンにおける縫製後の縫い品質を向上させることが可能となる。 Since the clamp assisting device according to the present invention is provided with the butting jig, it is possible to properly position the sewing object only by placing the end of the sewing object in contact with the end of the butting jig. It can be arranged in any position. Thus, the sewing object can be clamped at an appropriate position with respect to the clamp jig, so that the sewing quality of the sewing machine after sewing can be improved.
[発明の実施の形態の概略]
以下、本発明の実施の形態であるクランプ治具30及びクランプ補助装置50について図面に基づいて説明する。
上記クランプ補助装置50はクランプ治具30に被縫製物Cを装着する作業を補助する装置である。
[Summary of Embodiment of the Invention]
Hereinafter, a
The
[クランプ治具:概要]
図1はクランプ治具30の正面図、図2は斜視図である。なお、図1は被縫製物Cの解放状態、図2は被縫製物Cのクランプ状態を示している(被縫製物Cは図示略)。
被縫製物Cは、複数(ここでは二つを例示する)のパーツC1,C2から構成され、クランプ治具30は、二つのパーツC1,C2からなる被縫製物Cをクランプして保持することができる。
このクランプ治具30は、後述するY軸方向に沿って並んで配置され、被縫製物Cをクランプする三つのクランプユニット40A,40B,40Bと、各クランプユニット40A,40B,40Bを支持するフレーム31とを備えている。
[Clamp jig: overview]
FIG. 1 is a front view of the
The sewing object C includes a plurality of (here, two are illustrated) parts C1 and C2, and the clamp jig 30 clamps and holds the sewing object C including the two parts C1 and C2. Can be.
The
なお、中央のクランプユニット40Aの両側に配置されたクランプユニット40B,40Bは、お互いが左右方向について対称構造であるため、同一の符号を用いて説明し、重複する説明は省略する。
また、中央のクランプユニット40Aと両側のクランプユニット40B,40Bは、基本構造が一致するので、基本構造についてはクランプユニット40Aで説明し、クランプユニット40Bについてはクランプユニット40Aと異なる点のみを説明する。
Since the
Further, since the basic structure of the
なお、クランプユニット40Aに固有の構成については数字のあとにアルファベットの「A」を加えた符号を使用し、クランプユニット40Bに固有の構成については数字のあとにアルファベットの「B」を加えた符号を使用し、クランプユニット40Aとクランプユニット40Bとに共通する構成については数字にアルファベットの「A」と「B」の何れも加えない符号を使用して以下の説明を行う。
また、上記クランプ治具30のフレーム31は、所定形状の平板であり、その平板面に平行であって互いに直交する一の方向をY軸方向、他の方向をZ軸方向とし、Y軸方向の一方を「左」、他方を「右」とし、Z軸方向の一方を「上」、他方を「下」とする。また、フレーム31の平板面に直交する方向をX軸方向とし、その一方(図1紙面手前側)を「前」、他方(図1紙面奥側)を「後」とする。
In addition, the code | symbol which added alphabet "A" after the number is used about the structure peculiar to the
The
[クランプ治具:中央のクランプユニット]
各クランプユニット40A,40B,40Bは、いずれも、フレーム31の前面側に装備されている。
そして、クランプユニット40Aは、被縫製物Cの上側に配置される第一クランプ部材としての上側クランプ部材41Aと、被縫製物Cの下側に配置される左右一対の第二クランプ部材としての下側クランプ部材42A,42Aと、上側クランプ部材41A及び下側クランプ部材42Aをクランプ位置と解放位置とに切り替え可能に支持する支持機構43Aと、支持機構43Aを支持する支持ブロック44Aとを備えている。
[Clamp jig: Central clamp unit]
Each of the
The
左右の下側クランプ部材42A,42Aは、左右方向について対称形状であり、いずれも、X軸方向に沿った長尺の板状部材であって、支持ブロック44Aから前方に向かって延出されている。さらに、下側クランプ部材42A,42Aの前端部は、それぞれ左右方向外側に向かって張り出された形状となっている。
The left and right
左右の下側クランプ部材42A,42Aの前端上部のクランプ面421A,421Aは、いずれも、中心軸がX軸方向に平行な円筒形の同一の外周面に沿っている。そして、Y軸方向における両端部に位置する二つのクランプユニット40B,40Bのそれぞれの下側クランプ部材42B,42Bも、上述の円筒形の同一の外周面に沿ったクランプ面421B,421Bを有している。
つまり、これらのクランプユニット40A,40B,40Bの下側クランプ部材42A,42A,42B,42Bのクランプ面421A,421A,421B,421Bは、全て、同一の外周面に沿って並ぶように配置されている。
The
That is, the
また、クランプユニット40Aの左右の下側クランプ部材42A,42Aは、その後端部の上面を支持ブロック44Aの下面に当接させた状態で当該支持ブロック44Aにネジ止めされている。
さらに、それぞれの下側クランプ部材42A,42Aは、その前端部のZ軸方向からみた形状が被縫製物Cの前側縁部の形状に近似している。このため、縫製の際には、被縫製物Cの前側縁部に沿った針落ち位置の近傍を保持することができる。
Further, the left and right
Further, the shape of each of the
上側クランプ部材41Aは、X軸方向に沿った長尺の板状部材であって、支持機構43Aの可動ブロック45Aから前方に向かって延出されている。さらに、また、上側クランプ部材41Aの前端部は、左右方向外側に向かって張り出された形状となっている。これにより、上側クランプ部材41Aの前端部は、上から見て、二つの下側クランプ部材42A,42Aの前端部に重ね合わせることができる。
The
上側クランプ部材41Aは、その下面のクランプ面を下側クランプ部材42A,42Aの上面のクランプ面に接近又は当接させたクランプ位置と上方に離隔した解放位置とに切り替え可能となるように、支持機構43Aを介して支持ブロック44Aに支持されている。
上側クランプ部材41Aの下面のクランプ面411Aは、中心軸がX軸方向に平行な円筒形の内周面に沿っている。そして、Y軸方向における両端部に位置する二つのクランプユニット40B,40Bのそれぞれの上側クランプ部材41B,41Bも、上述の円筒形の内周面に沿ったクランプ面411B,411Bを有している。
つまり、これらのクランプユニット40A,40B,40Bの上側クランプ部材41A,41B,41Bのクランプ面411A,411B,411Bは、全て、同一の内周面に沿って並ぶように配置されている。
The
The
That is, the clamp surfaces 411A, 411B, 411B of the
さらに、クランプユニット40A,40B,40Bの上側クランプ部材41A,41B,41Bのクランプ面411A,411B,411Bの内周面と、対向する下側クランプ部材42A,42A,42B,42Bのクランプ面421A,421A,421B,421Bの外周面とは、径が等しく、個別に対向し且つ平行となっており、各上側クランプ部材41A,41B,41Bと各下側クランプ部材42A,42A,42B,42Bとによって挟持した被縫製物Cを、前述した内周面及び外周面に沿った円周面に沿った状態で保持することができる。
Further, the inner peripheral surfaces of the clamp surfaces 411A, 411B, 411B of the
また、クランプユニット40Aの上側クランプ部材41Aは、その上面を支持機構43Aの可動ブロック45Aの下面に当接させた状態で当該可動ブロック45Aにネジ止めされている。
さらに、上側クランプ部材41Aは、その前端部のZ軸方向からみた形状が被縫製物Cの前側縁部の形状に近似している。このため、縫製の際には、被縫製物Cの前側縁部に沿った針落ち位置の近傍を保持することができる。
The
Further, the shape of the
図3は支持機構の側面図である。
支持機構43Aは、図2及び図3に示すように、上側クランプ部材41Aを保持する可動ブロック45Aと、支持ブロック44Aの上面に固定装備された基部432と、回動操作により上側クランプ部材41Aを下側クランプ部材42Aと対向するクランプ位置と下側クランプ部材42Aから離間した解放位置とに切り替える操作レバー433と、可動ブロック45A及び支柱431,431を介して上側クランプ部材41Aを支持する回動腕434と、基部432と操作レバー433とを連結するリンク部材435と、クランプ補助装置50からの操作レバー433に対する切り替え操作の推力を入力する操作部材としての伝達体46とを備えている。
なお、上記「クランプ位置」とは下側クランプ部材42Aに対して上側クランプ部材41Aが被縫製物Cを挟持できる程度に近接した状態又はクランプ面411A、421A同士が接した状態をいい、「解放位置」とは下側クランプ部材42Aに対して上側クランプ部材41Aが離隔して被縫製物Cを解放可能な状態(本実施形態では90°近くまで開いた状態)を言うものとする。
FIG. 3 is a side view of the support mechanism.
As shown in FIGS. 2 and 3, the
The “clamp position” refers to a state in which the
基部432は、その前端部において回動腕434の後端の下部をY軸回りに回動可能に支持し、基部432の後端部においてリンク部材435の一端部をY軸回りに回動可能に支持している。
操作レバー433は、その前端部が回動腕434の後端の上部とY軸回りに回動可能に連結され、後端部はクランプ位置と解放位置との切り替えを行うための入力部となっている。具体的には、操作レバー433の後端部には、Y軸方向に貫通し、X軸方向に沿った長穴433aが形成されている。
さらに、操作レバー433の前端部より幾分後方となる位置において、リンク部材435の他端部とY軸回りに回動可能に連結されている。
The
The
Further, at a position slightly behind the front end of the
これにより、基部432と操作レバー433と回動腕434とリンク部材435とが四節リンク機構を構成している。
この構成において、操作レバー433の入力部を下方に回動させると、操作レバー433と回動腕434との連結点aとリンク部材435と基部432との連結点bを結ぶ直線よりも、操作レバー433とリンク部材435との連結点cが下側となる。かかる状態で上側クランプ部材41Aと下側クランプ部材42Aとの間に被縫製物Cをクランプしてその復元力で操作レバー433が押し戻されても、連結点cがより下方に移動する方向に力が加わり、操作レバー433と基部432とが当接して上側クランプ部材41Aと下側クランプ部材42Aの開きが阻止され、クランプ状態を維持することができる。
つまり、操作レバー433の入力部の下方回動により、上側クランプ部材41Aと下側クランプ部材42Aとが被縫製物Cを挟んで保持するクランプ位置に切り替えることができる。
Thus, the
In this configuration, when the input portion of the
That is, by the downward rotation of the input portion of the
また、クランプ位置にある状態から操作レバー433の入力部を上方に回動させると、操作レバー433と回動腕434との連結点aとリンク部材435と基部432との連結点bを結ぶ直線よりも下側に位置していた操作レバー433とリンク部材435との連結点cが当該直線よりも上方に移動する。これにより、上側クランプ部材41Aと下側クランプ部材42Aの開きが阻止されなくなり、操作レバー433の入力部をさらに上方に回動させると、操作レバー433と回動腕434との連結点aがリンク部材435と基部432との連結点b側に引き寄せられて、上側クランプ部材41Aが上方に回動して解放位置となる。
つまり、操作レバー433の入力部の上方回動により、上側クランプ部材41Aを被縫製物Cの解放位置に切り替えることができる。
これらにより、支持機構43Aは、いわゆるトグル機構を構成している。
When the input portion of the
That is, the
Thus, the
伝達体46は、平板状の支持ブロック44Aにより上下動可能に支持されており、U字状の枠部461と、枠部461の底部に固定装備された丸棒状の直動軸462と、枠部461の内側に設けられた連結軸463と、直動軸462を通じて枠部461を下方に押圧する弾性体としてのコイル状のバネ464とを備えている。
The
枠部461の内側には、Y軸方向に平行な連結軸463が固定装備されている。そして、前述した支持機構43Aの操作レバー433の入力部の長穴433aに連結軸463が挿入されている。
直動軸462は、支持ブロック44Aの平板面の中心より幾分後方となる位置を貫通して設けられた図示しない滑り軸受けにより、その長手方向に沿って往動可能に支持されている。
支持ブロック44Aの平板面は、X−Y平面に平行であり、直動軸462はZ軸方向に沿って往動可能となっている。
A
The
The flat plate surface of the
直動軸462は、その一端部(上端部)が枠部461に固定連結され、他端部(下端部)は、支持ブロック44Aの下側において、後述するクランプ補助装置50の連結部材73Aに連結可能となっている。即ち、直動軸462の下端部の外周面には、当該外周面を一周する溝によってくびれた形状の被係止部462aが形成されている。
連結部材73Aは、一端部が開放された凹状の切り欠きからなる係止部734Aを備えており、当該係止部734Aの内側に被係止部462aを挿入することにより直動軸462との連結を可能としている。そして、当該連結状態において、クランプ補助装置50側からの直動軸462の上方への移動動作の入力を可能としている。
One end (upper end) of the
The connecting
コイル状のバネ464は、直動軸462を内側に通したバネであり、支持ブロック44Aの下側で直動軸462を下方に押圧している。これにより、直動軸462,枠部461を介して操作レバー433の入力部が下方に引き寄せられ、上側クランプ部材41Aが常にクランプ位置側に付勢されている。
The coil-shaped
つまり、外力を加えてコイル状のバネ464に抗して直動軸462を上方移動させることにより、枠部461の連結軸463が操作レバー433を上方に押し上げ、外力を加えることをやめてコイル状のバネ464のバネ圧に従って直動軸462を下方移動させることにより、枠部461の連結軸463が操作レバー433の入力部を下方に押し下げることができる。
これにより、伝達体46を介して、クランプ補助装置50側からの上側クランプ部材41A及び下側クランプ部材42Aのクランプ位置と解放位置との切り替え操作を可能としている。
That is, by applying an external force to move the
Thereby, the switching operation between the clamp position and the release position of the
支持ブロック44Aは、前述したようにX−Y平面に沿った矩形の平板であり、その上面側で支持機構43Aを介して上側クランプ部材41Aを支持し、下面側で下側クランプ部材42Aを支持している。
さらに、この支持ブロック44Aは、後端部にフレーム31の前面に当接する端面部を有しており、当該端面部を密接させた状態でフレーム31にネジ止めによって支持されている。
The
Further, the
[クランプ治具:左右のクランプユニット]
図4は上側クランプ部材41Bがクランプ位置にあるときのクランプユニット40Bの側面図、図5は解放位置にあるときの側面図である。
なお、図4及び図5はクランプユニット40Bの傾斜をなくした状態(伝達体46の直動軸462がZ軸方向に平行な状態)で図示している。
左右のクランプユニット40B,40Bについて説明する。前述したように、左右のクランプユニット40B,40Bは左右方向ついて対称構造なので、ここでは左側のクランプユニット40Bのみについて説明し、右側のクランプユニット40Bについては説明を省略する。また、クランプユニット40Bについて、既に説明した中央のクランプユニット40Aと異なる点のみについて説明する。
[Clamp jig: left and right clamp units]
FIG. 4 is a side view of the
4 and 5 show a state in which the inclination of the
The left and
各クランプユニット40A,40B,40Bの支持ブロック44A,44B,44Bは、前述した上側クランプ部材41A,41B,41B及び下側クランプ部材42A,42A,42B,42Bのクランプ面に倣う周面に対して外接する向きでフレーム31に支持されている。従って、Y軸方向の中央に位置する支持ブロック44Aは、X−Y平面に平行な向きとなり、左右両側に位置する各支持ブロック44B,44Bは、何れもX−Y平面に対してX軸回りに傾斜した向きとなっている。
従って、左右のクランプユニット40B,40Bは、その全ての構成が支持ブロック44B,44Bと同様に傾斜した向きとなっている。
The support blocks 44A, 44B, 44B of each of the
Therefore, all the left and
また、クランプユニット40Bは、上側クランプ部材41B、下側クランプ部材42B及び支持機構43Bを備えている。
また、クランプユニット40Bの支持ブロック44Bは下側クランプ部材42Bを支持している。
クランプユニット40Bの支持機構43Bは、前述した支持機構43Aとほぼ同一の構成であり、可動ブロック45Aがなく、支柱431,431が上側クランプ部材41Bの上面に直接連結されている点が支持機構43Aと異なっている。
The
The
The
また、上側クランプ部材41B及び下側クランプ部材42Bの前端部は、被縫製物Cの形状に倣った形状となっていることから、上側クランプ部材41A及び下側クランプ部材42Aとは異なる形状となっている。
Further, since the front ends of the
[クランプ治具:フレーム]
フレーム31は、図1及び図2に示すように、Y軸方向に長尺な矩形の本体部32と、本体部32のY軸方向の両端部からそれぞれ左斜め下方と右斜め下方とに延出された二本の腕部33,33とを有し、これらがY−Z平面に沿った一体的な平板状をなしている。
[Clamp jig: Frame]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
また、フレーム31の本体部32の上部後面側には、左右一対の治具把持機構35,35が設けられている。
クランプ治具30は、クランプ補助装置50が有する、後側支持板63(図11参照)に、本体部32の中央部の後面を接するように装着される。
左右一対の治具把持機構35,35は、上記後側支持板63の上端部の後面を前方に押圧することにより、当該治具把持機構35,35とフレーム31の後面との間で把持することにより、後側支持板63に対するクランプ治具30の固定を図るものである。
A pair of left and right
The
The pair of left and right
治具把持機構35は、図2及び図3に示すように、クランプ補助装置50の後側支持板63を把持する弾性部材からなる把持パッド351と、フレーム31の後面に固定装備された基部352と、回動操作により把持パッド351を後側支持板63を把持する把持位置と後側支持板63から離間した解放位置とに切り替える操作レバー353と、把持パッド351を支持する回動腕354と、基部352と操作レバー353とを連結する図示しないリンク部材とを備えている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
この治具把持機構35は、クランプユニット40A、40Bの支持機構43A,43Bとほぼ同一の構造を有しており、トグル機構を用いて把持パッド351による後側支持板63の把持状態と解放状態とを切り替える。
つまり、操作レバー353の入力操作部を前方に回動させると、操作レバー353と回動腕354との連結点とリンク部材と基部352との連結点を結ぶ直線よりも、操作レバー353とリンク部材との連結点が前側となる。かかる状態で把持パッド351が後側支持板63を前方に押圧してフレーム31との間で把持した状態(把持位置)となる。
また、把持位置にある状態から操作レバー353の入力操作部を後方に回動させると、操作レバー353と回動腕354との連結点とリンク部材と基部352との連結点を結ぶ直線よりも前方に位置していた操作レバー353とリンク部材との連結点が当該直線よりも後方に移動する。これにより、把持パッド351が後方に移動し、後側支持板63を解放した状態(解放位置)となる。
これにより、クランプ治具30を、クランプ補助装置50の後側支持板63に対して着脱可能としている。
The
In other words, when the input operation unit of the
Further, when the input operation unit of the
Thus, the
[クランプ治具:治具側調節機構]
図6はクランプユニット40Bの取り付け位置におけるフレーム31の断面図である。
上記フレーム31とクランプユニット40Bとの間には、フレーム31に対する二つのクランプユニット40Bの配置を調節する治具側調節機構47が設けられている。なお、中央のクランプユニット40Aは、フレーム31に固定的に装備され、位置調節は行われない。
[Clamp jig: Jig-side adjustment mechanism]
FIG. 6 is a sectional view of the
A jig-
治具側調節機構47として、フレーム31の各腕部33,33には、図1に示すように、左右のクランプユニット40B,40Bを個々に取り付けるために、湾曲した曲線としての円弧に沿った複数の直線からなる折れ線状の長穴である上側取付穴471と下側取付穴472とが上下に並んで貫通形成されている。
なお、左右の腕部33,33及び各腕部33,33に設けられた上側取付穴471と下側取付穴472は、左右方向について対称となる形状なので、主に、左側の腕部33及び上側取付穴471と下側取付穴472について説明を行う。
As shown in FIG. 1, the jig-
The left and
上側取付穴471は、三つの直線部からなる折れ線状であり、下側取付穴472は二つの直線部からなる折れ線状である。
そして、上側取付穴471の直線部は、フレーム31の下方に中心位置が設定された共通の円弧に沿って形成されている。
また、下側取付穴472の直線部は、フレーム31の下方に中心位置が設定された共通の円弧に沿って形成されている。
また、下側取付穴472の円弧は上側取付穴471の円弧と同心であって下側取付穴472の円弧は上側取付穴471の円弧よりも小径に設定されている。さらに、これらの円弧の中心は、前述したクランプユニット40A,40B,40Bの上側クランプ部材41A,41B,41Bのクランプ面411A,411B,411B及び下側クランプ部材42A,42A,42B,42Bのクランプ面421A,421A,421B,421Bがなす周面の中心線上に位置している(以下、この周面の中心線を「クランプ面の中心線」という)。
なお、上記上側取付穴471及び下側取付穴472は、複数の直線部からではなく、いずれか一方の円弧に沿った一つの円弧状に形成しても良い。
The
The straight portion of the upper mounting
The straight portion of the
The arc of the
The
図6に示すように、治具側調節機構47は、上記上側取付穴471及び下側取付穴472に加えて、クランプユニット40Bの支持ブロック44Bの後端面から後方に突出した二本のボス473,473と、支持ブロック44Bをフレーム31に締結固定する手回しハンドルを有するネジ474とを備えている。
As shown in FIG. 6, the jig-
二本のボス473,473は、上側取付穴471の円弧に沿うように並んで配置されており、これらのボス473、473は上側取付穴471に挿入される。
ネジ474は、支持ブロック44Bの後端面における下側取付穴472の円弧の線上となる位置に形成されたネジ穴476に対して、フレーム31の後面側から下側取付穴472に通されて座金475を介して螺入されている。
従って、クランプユニット40Bの位置調節の際には、手回しハンドルを回してネジ474を緩め、当該ネジ474とボス473,473により上側取付穴471及び下側取付穴472に沿って支持ブロック44Bを移動させることにより、前述した二つの円弧に沿って任意に位置を調節することができる。そして、位置を決めると、再び、手回しハンドルを回してネジ474を締結し、その位置にクランプユニット40Bを固定することができる。
The two
The
Therefore, when adjusting the position of the
また、治具側調節機構47は、クランプユニット40Bの位置調節を一定の位置変化量の単位で行わせる間欠移動機構48を備えている。この間欠移動機構48は、前述した円弧と同心の円弧に沿って一定の間隔でフレーム31の前面側に形成された複数の位置決め穴481(図6では一つのみ図示)と、支持ブロック44Bの後端面に形成された有底穴482内において進退可能に格納された球体483と、球体483を有底穴482から突出させる方向に加圧する弾性体としてのコイル状のバネ484とを備えている。
また、有底穴482の開口部はかしめられており、球体483は、ある程度外部に突出するが、脱落しないようになっている。
Further, the jig-
The opening of the bottomed
上記球体483の外径は、位置決め穴481の内径よりも大きく、球体483の一部が有底穴482から突出した場合に位置決め穴481に嵌合する。これにより、クランプユニット40Bの位置調節の際に、支持ブロック44Bを上側取付穴471及び下側取付穴472に沿って移動させると、球体483が進退移動を行いながら複数並んだ位置決め穴481に順番に嵌合し、その都度、支持ブロック44Bを位置決めすることができる。
The outer diameter of the
なお、位置決め穴481は、前面側が開口していれば良く、図6のように前後に貫通してなくとも良い。
また、位置決め穴481に嵌合する部材は、球体483である場合に限らず、支持ブロック44Bの移動を許容する先端が丸みを帯びた突起でも良い。
また、複数の位置決め穴481を支持ブロック44Bの後端面に設け、有底穴482をフレーム31の前面側に設け、球体483とコイル状のバネ484を格納する構成としても良い。
The
Further, the member to be fitted in the
Further, a plurality of
[クランプ補助装置:概要]
図7はクランプ治具30を装着した状態のクランプ補助装置50の斜視図、図8はクランプ補助装置50の一部を示す斜視図である。
[Clamp assist device: Overview]
7 is a perspective view of the
クランプ補助装置50は、クランプ治具30のフレーム31を支持する基台60と、クランプ治具30のクランプユニット40A,40B,40Bに対応して個別に設けられ、各クランプユニット40A,40B,40Bの上側クランプ部材41A,41B,41Bのクランプ位置と解放位置との切り替え動作の動力を付与する駆動ユニット70A,70B,70Bと、被縫製物Cを構成するパーツC1,C2の一つ(パーツC2とする)について当該パーツC2の端部を当接させて位置決めを行う突き当て治具81を有する位置決め装置80とを備えている。
The
なお、中央の駆動ユニット70Aの両側に配置された駆動ユニット70B,70Bは、互いに対称構造であるため、同一の符号を用いて説明し、重複する説明は省略する。
また、駆動ユニット70Aに固有の構成については数字に「A」を付し、駆動ユニット70Bに固有の構成については数字に「B」を付し、共通する構成は何れも付さない。
また、クランプ補助装置50の各図におけるX軸方向、Y軸方向、Z軸方向については、クランプ補助装置50にクランプ治具30を装着した場合のクランプ治具30に定めたX軸方向、Y軸方向、Z軸方向を適用する。
The
In addition, the configuration unique to the
The X-axis direction, the Y-axis direction, and the Z-axis direction in each drawing of the
[クランプ補助装置:基台]
基台60は、図7及び図8に示すように、X−Y平面に沿った矩形平板状の底板61と、底板61の上面の前端部に立設された前側支持板62と、底板61の上面の後端部に立設された後側支持板63と、底板61の周囲に設けられた下枠64とを備えている。
[Clamp assist device: base]
As shown in FIGS. 7 and 8, the
前側支持板62及び後側支持板63は、何れも、底板61にネジ止めされる下部を除いて全体がY−Z平面に沿った平板である。前側支持板62と後側支持板63は、X軸方向について一定の距離を空けて対向配置されている。そして、前側支持板62と後側支持板63の間の領域に、各駆動ユニット70A,70B,70Bを配置している。
また、基台60の底板61の上面におけるY軸方向中央部と両端部には、駆動ユニット70A,70B,70Bの後述するエアシリンダー71A,71B,71Bが、プランジャーを上方に向けた状態で固定支持されている。
また、後側支持板63の上端部のY軸方向の両端部には、クランプ治具30のフレーム31を載置する載置台631,631が設けられている。
下枠64は、底板61の周囲に固定された矩形の枠体である。この下枠64は、位置決め装置80を支持している。
Both the
At the center and both ends in the Y-axis direction on the upper surface of the
At both ends of the upper end of the
The
[クランプ補助装置:駆動ユニット]
図8に示すように、基台60においてY軸方向における中央に配置された駆動ユニット70Aは、クランプ治具30のクランプユニット40Aの上側クランプ部材41Aのクランプ位置と解放位置との切り替え動作を入力するための駆動源となるアクチュエーターとしてのエアシリンダー71Aと、エアシリンダー71Aのプランジャーに装備された連結部材73Aとを備えている。
[Clamp assist device: drive unit]
As shown in FIG. 8, the
エアシリンダー71Aは、底板61上において、プランジャーを上方に向けて固定されている。
連結部材73Aは、下部がエアシリンダー71Aのプランジャーに固定され、上部にはクランプユニット40Aの直動軸462の被係止部462aを係止する係止部734Aが設けられている。
係止部734Aは、後方に向かって開口した凹状の切り欠きからなる。係止部734Aが上記構造であることにより、クランプユニット40Aの直動軸462の下端部に形成された被係止部462aを係止部734Aに対して相対的に前方に移動させることにより、被係止部462aが係止部734Aの内側に嵌合して直動軸462と連結部材73Aとの連結状態を簡単に形成することができる。
The
The connecting
The locking
基台60において駆動ユニット70Aの左右両側に個別に駆動ユニット70B,70Bが配置されている。
左右の駆動ユニット70B,70Bは左右対称構造なので、ここでは右側の駆動ユニット70Bについて説明し、左側の駆動ユニット70Bについては説明を省略する。
駆動ユニット70Bは、クランプ治具30の右側のクランプユニット40Bの直動軸462と連結可能な連結部材73Bと、連結部材73Bを介して右側のクランプユニット40Bの上側クランプ部材41Bの解放位置とクランプ位置の位置切り替え動作を付与するアクチュエーターとしてのエアシリンダー71Bと、直動軸462の動作方向に沿って連結部材73Bを滑動可能に支持するスライドレール72Bと、エアシリンダー71Bのプランジャーと連結部材73Bとを連結するリンク部材74Bとを備えている。
The
Since the left and
The
連結部材73Bは、下部がスライドレール72Bに支持され、上部にはクランプユニット40Bの直動軸462の被係止部462aを係止する係止部734Bが設けられている。係止部734Bは、後方に向かって開口した凹状の切り欠きからなり、クランプユニット40Bの直動軸462の下端部に形成された被係止部462aを係止部734Bに対して相対的に前方に移動させることにより、被係止部462aが係止部734Bの内側に嵌合して直動軸462と連結部材73Bとの連結状態を簡単に形成することができる。
The connecting
スライドレール72Bは、直線状であって前側支持板62の後面中央部において段ネジ721Bにより一端部が回動可能に支持されている。
スライドレール72Bは、その長手方向に沿って連結部材73Bを滑動可能に支持している。
段ネジ721Bの中心線は、クランプ補助装置50にクランプ治具30が装着された状態において、当該クランプ治具30の上側クランプ部材41A,41B,41Bのクランプ面411A,411B,411B及び下側クランプ部材42A,42A,42B,42Bのクランプ面421A,421A,421B,421Bがなす周面の中心線と一致する配置となっている。
これにより、クランプ治具30において、前述した治具側調節機構47によりクランプユニット40Bの位置調節が行われた場合であっても、連結部材73Bの位置及び移動方向を対応させることができる。
One end of the
The
The center line of the stepped
Accordingly, even when the position of the
リンク部材74Bは、いわゆるベルクランクであり、その中央部が後側支持板63によりX軸回りに回動可能に支持されている。そして、中央部から延出された一方の腕部はエアシリンダー71Bのプランジャーに連結され、中央部から延出された他方の腕部は連結部材73Bに連結されている。
リンク部材74Bのそれぞれの腕部には、その長手方向に沿った図示しない長穴が設けられ、いずれも図示しない段ネジによりプランジャー又は連結部材73Bに対してX軸回りに回動可能に連結されている。
この一方の腕部の長穴により、リンク部材74Bの一方の腕部とエアシリンダー71Bのプランジャーの異なる方向の移動成分が許容される。
また同様に、他方の腕部の長穴により、リンク部材74Bの他方の腕部と連結部材73Bの異なる方向の移動成分が許容される。
The
Each arm portion of the
The long hole of the one arm allows a movement component of the one arm of the
Similarly, the long hole of the other arm allows movement components of the other arm of the
[クランプ補助装置:位置決め装置]
図9(A)〜図9(D)は位置決め装置80を使用したクランプ治具30への被縫製物Cのクランプ動作を順番に示した説明図である。
位置決め装置80は、突き当て治具81と移動機構85とを備えている。
図7及び図9に示すように、突き当て治具81は、平面視で、支持されたクランプ治具30の前側に正対する位置において移動機構85に支持されている。
そして、移動機構85は、突き当て治具81を、クランプ治具30にクランプ保持された被縫製物Cとほぼ同じ高さとなる「位置決め位置」と、クランプ治具30の上方に離間した「退避位置」の二位置の間で昇降移動により位置切り替えを行う。
[Clamp assisting device: Positioning device]
FIGS. 9A to 9D are explanatory diagrams sequentially showing the clamping operation of the workpiece C to the
The
As shown in FIGS. 7 and 9, the abutting
Then, the moving
被縫製物Cは、大きな下側のパーツC1の上に小さな上側のパーツC2を重ねた状態でクランプ治具30に保持され、パーツC2の前側の端部に沿って縫製が行われる。
従って、被縫製物Cをクランプ治具30によりクランプさせる際には、下側のパーツC1に対して上側のパーツC2を正確に配置する必要がある。
突き当て治具81は、突き当て側の端部である後端部811がパーツC2の前端部の形状に合致する形状となっている板状の部材であり、左端部から右端部にかけて、クランプ面411A,411B,411B,421A,421A,421B,421Bと同じ曲率で上方に凸となる方向に湾曲している。
これにより、突き当て治具81を位置決め位置に配置すると、クランプ治具30の下側クランプ部材42A,42A,42B,42Bのクランプ面421A,421A,421B,421Bの上に置かれたパーツC1の上面に密着状態で載置される。
そして、突き当て治具81の後端部にパーツC2の前端部を突き当てるようにしてパーツC2をパーツC1の上に重ねて配置することで、パーツC2を適正に位置決めすることができる。
The workpiece C is held by the
Therefore, when the workpiece C is clamped by the
The butting
Accordingly, when the abutting
By arranging the part C2 on the part C1 such that the front end of the part C2 abuts against the rear end of the butting
なお、下側のパーツC1についても、下側クランプ部材42A,42A,42B,42Bのクランプ面421A,421A,421B,421Bの後部に位置決め用の突き当て部、例えば、段差等を設けることで、前後方向の位置決めを適正に行うことができるように構成することが望ましい。
The lower part C1 is also provided with a positioning abutting part, for example, a step, at the rear part of the clamp surfaces 421A, 421A, 421B, 421B of the
移動機構85は、基台60の下枠64のY軸方向両端部から立設された左右一対の支柱82と、各支柱82によって支持された左右一対のスライドレール83と、各スライドレール83に沿って滑動可能に支持された左右一対のスライドブロック84とを備えている。
各支柱82及び各スライドレール83は、いずれもZ軸方向に沿って配設されており、各スライドブロック84は、各スライドレール83によってZ軸方向に沿って滑動可能に支持されている。
The moving
Each of the
そして、各スライドブロック84は、突き当て治具81の左端部と右端部とを個別に支持している。
また、各スライドブロック84は、突き当て治具81をネジ止めにより着脱可能に連結している。
なお、突き当て治具81は、各スライドブロック84に対して着脱可能であれば、ネジ止めに限らず、他の構造で各スライドブロック84に連結してもよい。
例えば、突き当て治具81とスライドブロック84の間に凹凸の嵌合構造を形成し、嵌合によって着脱可能としても良い。
また、スライドブロック84側に段ネジを設け、突き当て治具81側には外縁部から長穴状の切り欠きを形成し、切り欠きに沿って段ネジを内側に挿入して着脱可能に連結しても良い。また、このような長穴状の切り欠き又は長穴を形成し、スライドブロック84に対して前後方向に沿って位置調節可能に連結しても良い。
Each
Each
Note that the abutting
For example, an uneven fitting structure may be formed between the butting
Also, a stepped screw is provided on the
なお、各スライドレール83には、図示しないエアシリンダーが内蔵されており、スライドブロック84を上下二位置に移動させることができる。
これにより、左右のスライドブロック84に支持された突き当て治具81を「位置決め位置」と「退避位置」とに切り替えることができる。
Each
Thereby, the butting
[クランプ補助装置の動作]
クランプ補助装置50を用いたクランプ治具30に対するパーツC1,C2からなる被縫製物Cの装着作業について説明する。
まず、図9(A)に示すように、被縫製物Cのサイズに応じて、クランプ治具30の治具側調節機構47により、ネジ474を緩めて上側取付穴471及び下側取付穴472に沿って、左右のクランプユニット40B,40Bの位置調節が行われる。
そして、クランプ補助装置50の基台60の左右の載置台631上にクランプ治具30のフレーム31を載置し(図8参照)、治具把持機構35により、基台60の後側支持板63に対してクランプ治具30を固定する。
そして、各クランプユニット40A,40B,40Bの直動軸462の被係止部462aと各駆動ユニット70A,70B,70B(図9では図示略、図8参照)の連結部材73A,73B,73Bの係止部734A,734B,734Bとを連結したら、クランプ予定位置であるクランプ治具30の下側クランプ部材42A,42A,42B,42Bのクランプ面421A,421A,421B,421B上にパーツC1を載置する。
なお、各クランプユニット40A,40B,40Bの上側クランプ部材41A,41B,41Bは、作業開始当初は解放位置に保持される。
また、クランプ補助装置50の突き当て治具81は、作業開始当初は上方の退避位置に保持される(図9(A)では図示略)。
[Operation of clamp assist device]
A description will be given of an operation of attaching the workpiece C including the parts C1 and C2 to the
First, as shown in FIG. 9A, the
Then, the
Then, the locked
The
The abutting
次いで、図9(B)に示すように、クランプ補助装置50の移動機構85により、突き当て治具81が位置決め位置に下降移動する。
これにより、突き当て治具81は、下側クランプ部材42A,42A,42B,42B上のパーツC1の前端部の上面に載置された状態となる。
Next, as shown in FIG. 9B, the moving
As a result, the abutting
次いで、図9(C)に示すように、突き当て治具81の後端部にパーツC2の前端部が合致するように、パーツC1の上にパーツC2を載置する。
そして、図9(D)に示すように、各駆動ユニット70A,70B,70Bのエアシリンダー71A,71B,71Bを作動させて、各クランプユニット40A,40B,40Bの上側クランプ部材41A,41B,41Bをクランプ位置に切り換える。
これにより、パーツC1とパーツC2とは適正な位置でクランプ治具30にクランプされる。
なお、クランプ治具30から被縫製物Cを取り外す際には、上記と逆の動作が行われる(突き当て治具81の下降動作を除く)。
Next, as shown in FIG. 9C, the part C2 is placed on the part C1 such that the front end of the part C2 matches the rear end of the butting
Then, as shown in FIG. 9 (D), the
Thus, the parts C1 and C2 are clamped by the
When the work C is removed from the
その後、クランプ治具30の治具把持機構35を操作して、クランプ補助装置50の後側支持板63から取り外し、クランプ治具30をミシンにセットする。
ミシンは、例えば、クランプ治具30をクランプ面の中心線を中心として任意の回動角度に回動させると共に、クランプ面の中心線に沿った方向に任意に移動位置決め可能な移動機構を備え、クランプ治具30にクランプされた被縫製物Cに対して任意に針落ちを行うことが可能である。上記被縫製物Cの場合には、パーツC2の前端部を含む外縁部に沿って針落ちが行われる。
これにより、予め定められた縫製パターンに従ってパーツC1に対してパーツC2を縫着する縫製が行われる。
Thereafter, the
The sewing machine includes, for example, a movement mechanism that can rotate the
Thus, the sewing is performed in which the part C2 is sewn to the part C1 according to the predetermined sewing pattern.
[発明の実施形態の技術的効果]
上記クランプ補助装置50は突き当て治具81を備えているので、当該突き当て治具81の後端部にパーツC2の前端部を当接させて配置するだけで、当該パーツC2を適正な位置に配置することができる。そして、これにより、パーツC2をクランプ治具30に対して適正位置にクランプさせることができるので、ミシンにおける縫製後の縫い品質を向上させることが可能となる。
[Technical effects of the embodiment of the invention]
Since the
また、クランプ補助装置50の位置決め装置80は、突き当て治具81を位置決め位置と退避位置とに移動させる移動機構85とを備えているので、クランプ補助装置50に対するクランプ治具30の取り付け,取り外し作業やパーツC1をクランプ治具30にセットする作業の際に、突き当て治具81を退避させておくことができ、作業性の向上を図ることが可能となる。
Further, since the
また、突き当て治具81は、パーツC2を当接させる後端部が、当該パーツC2の前端部の形状に合致する形状であることから、突き当て治具81に対して形が合致するようにパーツC2を配置することで、より正確にパーツC2を配置することができ、ミシンにおける縫製後の縫い品質をさらに向上させることが可能となる。
In addition, the rear end of the butting
また、突き当て治具81は、移動機構85の左右一対のスライドブロック84に対して着脱可能であることから、突き当て治具81が劣化、破損、変形等が生じた場合に速やかに交換することが可能となる。
また、位置決め対象となるパーツが他の形状のパーツに変更された場合に、当該パーツの形状に合致する新たな突き当て治具81に交換することができ、種々の形状のパーツの位置決めに対応することが可能となる。
Further, since the abutting
Also, when a part to be positioned is changed to a part of another shape, it can be replaced with a new abutting
また、突き当て治具81は、支持されたクランプ治具30の上側クランプ部材41A,41B及び下側クランプ部材42A,42Bのクランプ面に沿った曲面状であることから、クランプ治具30に対して先にセットされたパーツC1に沿って重ねて配置することができ、パーツC2をより正確に位置決めすることが可能となる。
The abutting
[位置決め装置の比較例]
図10は比較例であるクランプ補助装置50Cの正面図である。このクランプ補助装置50Cは、前述した位置決め装置80と異なる位置決め装置80Cを備え、それ以外はクランプ補助装置50と同一なので、クランプ補助装置50Cにおけるクランプ補助装置50と同一の構成についてはクランプ補助装置50と同じ符号を付して重複する説明は省略する。
[Comparative example of positioning device]
FIG. 10 is a front view of a
クランプ補助装置50Cの位置決め装置80Cは、適正な取り付け位置にセットされたクランプ治具30のクランプ予定位置であるクランプ治具30の下側クランプ部材42A,42A,42B,42Bのクランプ面421A,421A,421B,421B上に載置されたパーツC1に対して、上方から位置決めマークMを照射する複数のレーザーポインタ81Cと、左右一対の支柱82と、一対の支柱82の上端部に懸架された支持材83Cと、支持材83Cに各レーザーポインタ81Cを取り付ける取付具84Cとを備えている。
各取付具84Cは、支持材83Cに対して、X軸回りに揺動可能に取り付けられており、各レーザーポインタ81Cの照射位置を調節することができる。また、各取付具84Cを支持材83Cに対してX軸回りとY軸回りに揺動可能とすることで、X軸方向とY軸方向のいずれにも位置決めマークMを照射可能としても良い。
The
Each
図11は位置決め装置80Cにより位置決めマークMを複数表示した状態のクランプ補助装置50Cの平面図である(但し、各レーザーポインタ81Cの図示は省略している)。
図示のように、パーツC2の適正な配置における前端部の外縁に沿って複数の位置決めマークMを照射し、これらの位置決めマークMに合致するようにパーツC2の位置を合わせることで、適正位置に正しく配置することが可能となる。
FIG. 11 is a plan view of the
As shown in the drawing, a plurality of positioning marks M are illuminated along the outer edge of the front end in the proper arrangement of the part C2, and the position of the part C2 is adjusted to match these positioning marks M, so that the proper position is obtained. It becomes possible to arrange correctly.
上述のように、位置決め装置80Cの場合もパーツC2を適正に配置することが可能となるが、正確に位置決めマークMが照射されたとしてもパーツC2の位置ズレは生じやすく、照射された位置決めマークMに対して正確にパーツC2を位置決めすることは困難である。
また、より正確に位置決めを行うためには、レーザーポインタ81Cの数も増やす必要があるが、レーザーポインタ81Cごとに配線も必要となり、装置が大型化する。
これに比して、前述した位置決め装置80の場合には、突き当て治具81にパーツC2を当接させるだけで、位置ずれなく正確にパーツC2を配置することができ、装置も大型化しないので、位置決め装置80及びこれを備えるクランプ補助装置50の方が作業性や正確性、装置小型化の面で優れていると言える。
As described above, even in the case of the
In addition, in order to perform more accurate positioning, it is necessary to increase the number of
On the other hand, in the case of the
[クランプ治具の他の例]
前述したクランプ治具30は、三つのクランプユニット40A,40B,40Bにより被縫製物Cの保持を行っていたが、クランプユニットの数はこれに限定されない。
例えば、被縫製物Cがより小さいものであれば、図12に示すクランプ治具30Dのように、クランプユニット40Aのみを備え、左右のクランプユニット40B,40Bを有しない構成としても良い。
この場合、クランプユニット40Aを支持するフレームも、前述したフレーム31から左右の腕部33,33を除いた構造とすることが望ましい。
また、クランプユニット40Aの下側クランプ部材は上側クランプ部材41Aと同様に一枚で構成しても良い。
[Other examples of clamp jig]
In the
For example, if the work C to be sewn is smaller, a configuration may be adopted in which only the
In this case, it is preferable that the frame supporting the
Further, the lower clamp member of the
Y軸方向幅が小さい被縫製物Cのクランプであれば、上記クランプ治具30Dでも所定の周面に沿わせた状態で被縫製物Cを良好にクランプ保持することが可能であり、良好な縫製を行うことが可能である。
また、Y軸方向幅が小さい被縫製物Cをクランプする場合、前述したクランプ治具30から左右のクランプユニット40B,40Bを取り外してクランプユニット40Aのみでクランプすることも可能である。
In the case of a clamp of the work C having a small width in the Y-axis direction, the work C can be satisfactorily clamped and held with the
When clamping the work C having a small width in the Y-axis direction, it is also possible to remove the left and
[その他]
なお、突き当て治具81は、その後端部形状がパーツC2の前端部の形状に合致する形状として当該パーツC2の位置決めを行っているが、前端部以外の部位、例えば、後端部や左右の両端部に合致する形状としてパーツC2の位置決めを行っても良い。
さらに、突き当て治具81は、より簡易な形状、例えば、パーツC2のX軸方向の位置のみを位置決め可能とする形状やY軸方向の位置のみを位置決め可能とする形状、或いはその両方を可能とする形状とし、より簡易な形状としてもよい。
また、前後両側或いは左右両側から位置決めを行う形状としてもよい。
また、移動機構85は、突き当て治具81をZ軸方向沿って昇降移動させているが、斜め方向の昇降移動を行ってもよい。さらには、移動機構85は、X軸回り又はY軸回りに回動可能に突き当て治具81を支持し、回動動作によって位置決め位置と退避位置とを切り替えてもよい。
[Others]
In addition, the abutting
Further, the abutting
Further, the positioning may be performed from both front and rear sides or both right and left sides.
In addition, the moving
30,30D クランプ治具
40A,40B クランプユニット
41A,41B 上側クランプ部材
42A,42B 下側クランプ部材
50,50C クランプ補助装置
70A,70B 駆動ユニット
73A,73B 連結部材
80,80C 位置決め装置
81 突き当て治具
85 移動機構
411A,411B,421A,421B クランプ面
C 被縫製物
C1,C2 パーツ(被縫製物)
30, 30D Clamp jigs 40A,
Claims (5)
前記被縫製物の端部を当接させて位置決めを行う突き当て治具を有する位置決め装置を備えることを特徴とするクランプ補助装置。 A clamp jig having a clamp member capable of clamping a workpiece and a support mechanism for switching the clamp member between a clamp position and a release position is supported, and clamping of the workpiece by the clamp jig. In the clamp assist device to assist the work,
A clamp assisting device, comprising: a positioning device having an abutting jig for performing positioning by bringing an end of the sewing object into contact.
前記突き当て治具を、前記支持されたクランプ治具に対する前記被縫製物の位置決めを行うための位置決め位置と、前記支持されたクランプ治具から離間した退避位置とに移動させる移動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のクランプ補助装置。 The positioning device,
A moving mechanism is provided for moving the abutting jig to a positioning position for positioning the sewing object with respect to the supported clamp jig, and a retracted position separated from the supported clamp jig. The clamp assisting device according to claim 1, wherein:
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018111844A JP2019213656A (en) | 2018-06-12 | 2018-06-12 | Clamp auxiliary device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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